【艦これ安価】提督「職場環境を改善してみる」 (220)

提督は目頭を押さえて深く溜息をつき、その分厚い紙の束を乱雑に机の上に置いた。

「深刻な、問題だな……」

ランプの柔らかな明かりを見つめて、提督はつぶやいた。

「艦娘の大規模反抗によるーー鎮守府の陥落」

これは極秘情報であるもののすでに多くの鎮守府に伝わっている話だ。
以前から艦娘に対して過酷な扱いをして来たーー鎮守府が、艦娘の反逆行為と同時に深海棲艦の奇襲を受けて……文字通り『更地』になったというのだ。

「同情はしない……しかし」

窓の外を見ると、星がくっきり見えるほど暗い常闇の中にポツポツと小さな明かりが見えた。随分と見慣れた……遠征から帰還する第二艦隊の光である

「……我々は、彼女達の力に頼らなければ深海棲艦には勝てない、しかし……」



提督は立ち上がり、自前の古臭いコーヒーミルに手をかけた。傍らにおかれたカップは六つ。角砂糖は11個。そしてこの後遠征から帰還した報告に来る艦娘は六『人』である

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提督(……ふむ、こんなものでいいのだろうか)ペタペタ

提督(これくらいの大きさで……しかし、めだたないか?これでは……見逃してしまうということも)

提督(あまり飾り気がないと幼い感性の艦娘が扱い難い雰囲気があるかもしれんな……)

提督(最近流行りの……ゆる、きゃら?だったかな……そんなかんじのものを書いておけば……)サラサラ

提督(いやしかしそれでは精神の成熟したものが扱いずらいかもしれん)フキフキ

提督(無機質な白と黒ではなく明るめの色合いでそれをカバーするか)ヌリヌリ

コンコン、コン……

提督「ん、入ってくれ」

秘書艦>>5

ぷら...電

電「失礼しますのです司令官さ……ん?」

提督「うむ、すまんな、散らかっていて……」

電(い、今見たことをありのままに話すのです)

電(普段は無口でクールででもなんだかんだですごくデレデレな司令官さんが普段きっちりと着てる軍服じゃなくてタオルハチマキにカラフルに汚れた前掛けでなんか工作してるのです)

提督「ちょうどよかった。電の意見も聞きたい。いま意見箱というものを作っていてな……」

提督「デザインについて私は疎くてな……これで大丈夫だろうか」

電(そして差し出された箱は明るい黄色やピンクで彩られてなんかウサギさんが書かれてたりしてる少し大きな箱だったのです)

電「これ、し、司令官さんが作ったのですか?」

提督「うむ、そうだが」

電「一から?」

提督「あぁ」



電「……くっ」プルプル

提督「?」

電「と、とっても可愛いと思うのです!」

提督「そうか、よかった」ホッ

電(流石にギャップが激しいのです……)

提督「というわけなんだ」

電「その噂なら、電も聞いたことがあるのです……すごく、悲しかったのです」

提督「そのようなことはもう二度と起きてはならない……引いては先陣を切って私が」

提督「職場環境を改善してみる」

電「そのための意見箱、なのですか……」

提督「あぁ、匿名でどんな意見でも書き込めるから、彼女達のリアルな声が聞けるだろう」

電「は、はい……」

電(でもこのデザインだとお遊び気分で書くひともいそうなのです……)

提督「明日から早速設置してみよう。一週間後に回収して、その意見が可能なものならば検討して改善の参考にして行こう」

電(多分大真面目だからデザインのことは今更言いづらいのです……)



よくじつ

意見箱「」テーン

電(設置された場所が食堂だからすっごく目に着くのです……)

雪風「すごくかわいーです!」

弥生「……かわいい」

電「案の定なのです……」

提督「」チラッモグモグ

電(司令官さんと言うと、無関心にご飯食べてるように見えてご意見番にだれか紙を入れないかすごくチラ見してるのです……)

電(そして鎮守府中から注目を集めた意見箱は日が経つに連れてそのその重みをほんの少しづつ増して行ったのです……)



一週間後……執務室

提督「いよいよだな」ワクワク

電「なのです(司令官さんの口角があがってるのです)」

提督「どんなことが書かれていようともそれを厳粛に受け止めて、より良き鎮守府になるように努めてゆこう……」

電(緩んだ口角と弄られすぎて角がヘタレてるメルヘンな意見箱のせいで全然威厳はないのです……てか、段ボール製だったのです……)

提督「よし、早速一つ目を見てみるかな」ワクワク

提督「最初はこれだっ」バッ

意見の内容>>11

勝利定食を値下げしてほしい

『勝利定食を値下げして欲しい』

提督「食事に関するものか。確かに、艦娘に対しては幼いもの以外には給金は全額を支給し自分に管理させている以上、毎日食べる食事の値段は重要だな」

提督「しかし勝利定食か……カツや鯛の煮付けなど高カロリーなものが多くて男の私もあまり食べないのだが、値下げするほど頻繁に食べられるものなのだろうか……」

電(それはもう大好きな人がいるのです、しかも朝から)

提督「しかしこれはなかなか重要な課題だな……間宮さんと話し合いをして、これのみならず他のものも値段を下げることができないか最大限努力してみよう」

電「……司令官さん、そのついでなのですが……」

提督「ん?」

電「駆逐艦の私たちにでてくる献立からナスをなくして欲しいのです……」

提督「好き嫌いは良くないぞ……食べる努力をして、どうしてもダメだったら私のところに持って来なさい」

電「ナスの出る日は司令官さんの隣で食べるのです!」

提督「こらっ!」

電「はぅ……」

提督「まったく……さて、次の意見はと」

意見の内容>>16

>>13

『なんでこの鎮守府には金剛お姉様がいないんですか!!!』

提督「本当な……本当な……」

電車「どう考えても八つ当たりなのです」

提督「これは比叡が入れたんだろうな……以前相談されて、朝まで談義したことがあった」

提督「挑む時間帯が悪い、好物で釣ろう、駆逐艦一隻でレ級を倒すなどなど……」

提督「前二つは真っ先に試したし最後のも電がやってくれたがどれもダメだった」

電(あの作戦はそういう意図があったのですか……まぁ朝飯前なのですけど)

提督「私も様々な裏ルートを辿ったんだがな……業をにやした比叡が意見番に入れたんだろうな」

電「ここまで来てくれない鎮守府は珍しいのです」

提督「いつ来てくれるかな……」

コンコンッ

提督「む、入ってくれ」

鬼怒「おーい提督ー!艦隊帰投しましたー!」

提督「おお、ご苦労だった」

鬼怒「作戦海域で艦娘を見つけたから保護しておいたよー!」

提督「そうか、それは一体……」

金剛「ハァーイ!金剛デース!!」

提督「なんと!!」

電「御都合主義の極みなのです……」

金剛「エ?エ?what?」

鬼怒「多分歓迎されてるんだよー!」

いっしゅーかんご

提督「あれから大変だったな、比叡があそこまで喜ぶとは思わなかった」

提督「そしてそこから驚異の出撃ラッシュだったな、凄まじい勢いで金剛がLv70overになった……」

電「こんなに長い間秘書艦から外されたのは初めてなのです」プンプン

提督「すまなかった……」

電「別にいいのです……じゃあ、今週の週末も意見箱の中身を見てくのですか?」

提督「あぁ、まだ二つしか開いてないし、新入りの金剛の意見も入っているかもしれないな。新鮮な意見は重要だ……さて」パッ

ご意見内容>>31

>>12

提督「……おりょくる?」

いかん途中送信してしまった

提督「……おりょくる?」

電「おりょくる……?」

提督「すまん、横文字に疎くてな……語尾からして58か?そしておりょくる……オラクル(神託)なら聞いたことがあるのだが」

電「電もわからないのです。本人に聞いてみるのですか?」

提督「いや、こう言ったことはなるべく我々で解決したい、しかし、おりょくる、か……わからん。調べるよりかは誰かに聞く方が手っ取り早いか」

電「じゃあ情報通のあの人に聞いてみるのです!」



青葉「おりょくる、ですか?」

提督「ああ、何か心当たりはないか?」

青葉「んーと、何処かで聞いたような……たしか、>>42って意味だったかな?」

提督の一人夜戦

青葉「て、提督の、その、オ……ひ、一人夜戦のことだと///」ポッ

提督「……?夜戦?一人で?ますます意味がわからんが……」

電「ヒソヒソ……」

提督「……はぁ?自慰行為の事か?なんでまたそんなことをやめろと58は言うんだ???」

青葉「き、きっと提督の生産する燃料をちり紙なんかに取られたくない無機物への嫉妬ですよ!」ハァハァ

提督「うーむ、わからん……まあいいか、どうせ一月に一度程度だ」

電「タンパクすぎるのです」

青葉「提督は、恥ずかしくないんですか?」

提督「いや、別に……整理現象だろう?」ケロッ

青葉「うー……」

こうして提督の一人夜戦は行われなくなった。58はオリョクルの意味を理解されず、相変わらず普通の艦娘としての生活を送った



提督「よくわからん意見だったなぁ」

電「気にしなくても大丈夫なのです!」

電(提督は知らないのです……この意見が提督にではなく電に向けてのものだということを)

ぷらずま(なまいきな58ちゃんにはオリョクル3ヶ月の刑なのです)

提督「さて、次の意見は、と」

次のご意見>>48

求:ボーキサイト
出:私との結婚生活

提督「……? 本格的にわからん……このかっこに求とか出とか書いてあるのはなんだ?」

電「これは、ボーキサイトが欲しいです、くれるなら結婚しますという意味なのです」

提督「ケッコン?しかし、私の鎮守府には暁と雷と電とヴェールヌイしかケッコンカッコカリに届いた艦娘はいないはずだが」

電「漢字で書いてるので、本当の結婚のことだと思うのです」

提督「まったく、それはそれで問題だ……裏若き乙女がまるで援助交際のように自らの姓を売るなどと……」

提督「ボーキサイトなら10万ある。だれが送ったのかわからん以上ご意見箱のそばに二万ほど積んでおこう」サラサラ

ぷらずま(……性器脳空母どもめ、司令官さんは第六駆逐艦隊のものなのです)



加賀「!!」ゾクゾク

赤城「殺気……!?」



提督「さてさて、次の意見は、と」ゴソゴソ

ご意見>>54

ヲヲヲ

『ヲヲヲ』

提督「ん?これは電が救出……ゴホンッ、鹵獲したヲ級のものか」

電「そうなのです。とってもおとなしいので、いまは鎮守府の中を歩き回ってもみーんななんにも言わないのです」

提督「それどころか仲良く遊んでいるものな、敵とも心を通わせることができる、その証明となれば良いのだが……」

提督「しかしこれでは何を言いたいのかわからんな……ジェスチャーでしか交流できないのはいずれ解決策を見出さなくては……」

電「あ、電はヲ級ちゃんの字を読めるのです」

提督「そうなのか、では解読してくれ」

電「はいなのです!えーと……>>59

電ちゃんと司令官はいつ結婚するの?

電「え……///」

提督「どうした?頬を染めて」

電「え、えーと……その……あの……て、提督と……」

提督「うむ」

電「い、電はいつ結婚するのって……///」

提督「……?結婚?また結婚の話題か。やはり女の子はそういうものに興味があるのか?」

電「……むー」ムスッ

提督「おいおい、また膨れるのか?」

電「こういう時はタンパクなのは嫌いなのです!」プイッ!

提督「……」



提督「この争いが終わったら、とヲ級に伝えておきなさい」

電「え?」

提督「……」

電「……///」

電「さ、さ、さあさあ次のご意見なのです!」

提督「そうだな。この鎮守府をだれにでも誇れるものにするために、粉骨砕身務めなくてはな」

電「電も本気で頑張るのです!」

提督「うむ、では……」

次のご意見>>69

もっとアイスを食べさせて

提督「ふむ、確かに過酷な戦場においては食事が最大の娯楽とも聞く……駆逐艦の子達もやはり間宮さんの美味しいアイスが恋しかろう……」

提督「配備量をいまより少し増やして、様子を見て増減を調節するか……」サラサラ

電「うーん……」

提督「どうした?」

電「……これ、長門さんの報告書なのです」ピラ

提督「うむ」

電「ご意見書なのです」ピラ

提督「……」

電「もじがそっくりなのです。特にこのとの不思議な形は長門さんの癖なのです」

提督「……いや、駆逐艦も戦艦も関係ないさ、好物は好物なのだから……」

提督「長門はいつも身を呈して空母や雷巡の盾となり、その火力で的の旗艦を打ち破り、その強さを誇りとしながらもけして傲ることはなかった」

提督「そんな彼女の偶のわがままだ、喜んで聞くさ」

電(提督の口角が上がりっぱなしなのです)



長門「ーーーーーーー!!!!」←部屋の外を偶然通りかかり悶絶して転がり回るながもんさん

提督「ふむ、まだまだ意見書があるな」

電「今回はこれで最後にして、今回の意見を反映してからまた意見を読むのです!」

提督「それがいい。一度に全てをやるのは流石にな……では、本日の意見はこれで最後だな」パッ

ご意見>>81+82を足して2で割って3で掛ける

胸部装甲の増加
大至急

『電ちゃんのように強くなって近代化回収の余地がなくても胸部装甲を厚く出来る技術を大至急』




提督「……?……??」

電「つまりこれは電にはもう成長の余地はないと引き合いに出したつもりなのですか、この他人頼みのまな板は」

提督「電……?」

電「ちょっと出かけてくるのです」バタン



そして、それからひと月ほどをかけて、鎮守府は変わった……

食堂のメニューは仕入れルートの変更や仕入れ量の効率化を図り値段をよりリーズナブルにし、喜ぶものが多かった。

金剛型の四姉妹はついに迎えた長女金剛を筆頭に目覚ましい戦果をあげている

少しばかり食べる量が多い空母は体力に支給されたボーキサイトを分け合い、さらなる戦果を上げた。まるで何かの恐怖に押されるように、そしてそれを打ち倒さんと鬼気迫る勢いで

それに加え、趣向品、とりわけあいすが多く輸送されるようになり、多くのものが喜んだ。どういうわけか戦艦長門がアイスを食べる姿を見たことがあるものはいない。間宮は裏でこっそり長門に届けているので知っている

そして提督と電はさらにその信頼を深めて、ヲ級のはそれを仲の良い両親を見るような目で、眩しいものを見るようにしていた



しかし……

「ひい~!ごめんなさいでち!もうあれっぽっちの出撃で文句言わないからマジのオリョクルはかんべんしてほしいでちー!」

「うそや、こんなん、こんなん、改二になっても、うちは、うちは、あぁ」



全てがうまく行ったわけではなかった……

提督「むむむ、この一ヶ月で戦果は以前よりもかなり良くなった……やはりモチベーションというものは重要だな……」

提督「しかし58の出撃回数が多すぎる……休暇を設けなければ……それと龍驤の戦果はイマイチだな。スランプか?武装のチェックとともにメンタルケアを……」



提督「うむ、これで週末の書類は終わりだな」

雷「お疲れ様!司令官!」

提督「ああ、急に悪かったな雷。電が出撃している以上私一人で片付けるべきだったのだが」

雷「なにいってるの!司令官はとっても優しいから気疲れも多いでしょ?もっと頼っていいのよ?」

提督「あぁ、ありがとう」

雷「ところでそれやるの?」

提督「ん?あぁ、もちろん!まだまだ艦娘の意見はあるからな!」

雷「ふふ、これでますますいい鎮守府になっちゃうわね!」

提督「あぁ。まだ電が帰ってこないが、先にやってしまおうか。それでは一枚目だ」

ご意見>>88

不死鳥の通り名をもっと広めたい

提督「なんだ、Верныйか」

雷「みんな不死鳥って知ってるのに」

提督「もっと知らしめたい……ふむ、ではこれはどうかな」ピラ

雷「これは?」

提督「響きの活躍だ。これを見れば不死鳥の名も轟くというものだ。これを張り出す」

雷「ほかの鎮守府への自慢にもなるわね!流石提督!」

ー響の戦果ー

出撃した際、敵の砲撃で味方艦隊と寸断され戦艦二隻潜水艦一隻駆逐艦一石に包囲されるも全てを轟沈させ舞い戻る。赤く染まった体は返り血
「なぁ!心臓おいてけ!なぁ!お前生物だろ!心臓あるだろ!ねえ!」

演習の予定日、突如としてこちらの演習参加艦が体調不良で倒れ、響しか動けるものがおらず、相手の提督に嫌味を言われる。
それに対して6対1で挑み完勝、相手の指揮能力の低さを露呈させる
「糞のような提督だね。犬の糞になっちゃえ」

単身港湾棲姫と殴り合い、友情を芽生えさせ、以後メル友

素手で戦艦一撃轟沈

ハウリングで駆逐艦轟沈

フィンガースナップで潜水艦撃沈



提督「さすがだな、Верный」

雷「本当ね!」

雷「私も暁参番艦として負けられないわ!」

提督「うむ、わが鎮守府のエースのみんなに期待しているぞ」

提督「よし、あとはこれをイメージ映像と合わせてポスターにしよう」

雷「かっこいいと響きも喜ぶわね」

提督「まぁこの辺りの細かいとこはおいおいとして、次の意見を」

次の意見書>>98

格納庫をまさぐらないでほしい

提督「格納庫?格納庫って……?」

雷「……なにかしら?」

提督「それにまさぐるっていうのは?」

雷「わからないわ……?」

提督「……この二つの単語の組み合わせで何かの隠語になるのかもしれんな……そもそもだれがこれを送って来たのだろう」

雷「とりあえず意味を聞いて見ましょうか!」



青葉「で、また私ですか……情報屋ってわけじゃないし清く正しい文屋でもないですよ?」

提督「? まあいいとして、格納庫まさぐる、という言葉の意味を教えて欲しい」

青葉「へ?そりゃ……>>101

※真実になる

格納庫を勝手に整備するのやめてほしい。何処に何があるかわからなくなる。

疲れた!また明日なのね

提督「なるほど、表現は妙だが、そのままの意味だったのか」

青葉「ええ。提督が不要な装備を整理してくれるおかげで格納庫がスッキリしてるのは確かですが、たまーに欲しい装備が見つからないので」

提督「それは……すまんな」

雷「こんどからはみんなで整理すればいいのよ!」

提督「うむ、そうだな。こんどからはての空いてる人に手伝ってもらうことにしよう」

雷「私はいつでも手伝ったげるからね!」



提督「ふふ、どんどん鎮守府が良くなっていくきがするぞ。しかし、施設の整備が必要な要望というのは案外少ないのだな」

雷「この鎮守府はいい鎮守府だから、みんな細かいことしか意見はないのよ!」

提督「そうか……では次の意見だ」パッ

次のご意見>>114

大型建造をやるならやるで、もっと大胆にやってみてほしい

提督「大胆に、か?」

雷「大胆にってことはつまり、たくさんの資材を使ってドーンと派手にやっちゃえってことよ!」

提督「ふむ」

雷「こまかくちまちまやるよりも一回ドカンとやる方が効率がいいかもしれないわね」

提督「……よし、工廠にいく」

雷「え?」





提督「妖精さん、少しいいかな?」

妖精「はいはい?」

提督「大型建造を行いたいのだが、ドッグは空いてるかな?」

妖精「モチロン!いやぁー、久しぶりだなぁー、資材はどうしますかー?」

提督「全部9999の100だ」

妖精「は?」

提督「それを四つ全部のドッグで頼む」

妖精「」

大型建造ってMAX7000だったのか、大和レシピしか回さないから知らなかった……





雷「大胆すぎるわよ提督!妖精たちを見てみなさいよ!上限オーバーして積み重なった資材に呆然としているわ!」

妖精「なんだよこの量……」

妖精「使い切れませぇぇぇん!!」

妖精「俺が建造妖精だ」

提督「す、すまん、しかし意見に大胆に、と、書いてあったが」

雷「大胆にも程が有るの~!もう!そんなところがワイルドでかっこいいわ!そうじゃなくて!!!」

雷「もう、こんなにたくさん使っちゃって……これでろくな結果じゃなかったら怒っちゃうんだからねっ」チラッ

08:00:00
08:00:00
06:40:00
05:00:00

雷「」

提督「む、初めて見る時間だな、だれが来るのだろうか」ワクワク

雷「どういうことなのなの……」

提督「さて、大型艦がくるまで、もっとご意見箱の中身を見てみるか!」

雷「え、えぇ……」

提督「さあ見てみるか、どれ」パッ

意見>>137

46cm三連装砲をガン積みしたいデース!

創作だからこの結果でも文句なし。
だが実際にこの結果だったら許せないなんてもんじゃない

>>145
実話だ、資材は違うけどこれでビス子にホテルにたけぞうに大鳳さん全部揃った



俺のじゃないが、な……



『46センチ砲をガン積みしたいデース!』

提督「46センチか、大和型が来ないゆえに開発でしか手に入れたことがないな、あれはいいものだ」

雷(今に二隻くるわ)

提督「しかし、あれは重いだろう?この意見を書いたのはおそらく戦艦だろうが、適切な装備で負担をかけさせたくない」

雷(この文体でわからないのね)

雷「でも、46センチ砲ってそんなに重いかしら?わたしはもてるわよ?」

提督「雷はマスドライバーを搭載できるだろう、流石に別だ」

提督「ふむ、ではしばらくは倉庫の46センチ砲を四門、この意見者に装備するか、後でこれが誰か調べなければ」

雷「多分金剛さんよ」

提督「そうなのか!よくわけるな雷」

雷「えへへー……」

提督「この話は後で書類に書いて養成さんに渡しておこう、さて次の意見を」

次の意見>>148

幸せ過ぎて怖い

>>148
だれだかわからねぇ。雪風?瑞鶴?豪運のエイブラムス?とりあえず>>151で決める

扶桑

提督「幸せすぎて怖い……??幸せって怖いのか?」

雷「文字が少し滲んでるわね、これはきっと涙よ」

提督「泣きながらこれを書いたのか?しかし、ますますわからん、辛いことを堪えながら文字に起こすのならわかるが」

雷「これは嬉しい涙なのよ司令官!」

提督「嬉しい、涙?」

雷「そしてこの丁寧な字、これはきっと扶桑さんよ!」

雷「私、このまえ扶桑さんと一緒にお風呂に入ってお話ししたの。その時の扶桑さん、すごくいい笑顔だったわ」

雷「素敵な仲間に囲まれて、戦果を挙げられて、体を気遣ってもらえて、初めてであった人と、今でもお買い物に行ける仲で」

雷「とっても幸せですだって!」

提督「……そうか」



提督「そう……か……グズッ」ズビビッ

雷「もー、司令官、鼻水がきたないわよ!はい、チーン!」パッパッ

提督「ずま”ん”……」チーン

雷「ふふ、扶桑さんも司令官も泣き虫ね!」

提督「私はこの鎮守府をますますいいものにするぞ!だれだって明日を楽しみにして眠ることのできる鎮守府を!!」

雷「そのいきよ司令官!」

提督「こんどからは私も積極的に鎮守府内を見回って細かいことも改善しなくてはな、さて次の意見だ!」ババッ

意見>>159

ライブステージを作って欲しい

提督「……らいぶ……すてーじ?」

雷「アイドルが踊る舞台のことよ、司令官!」

提督「すまん、テレビを見ないから……しかし、アイドルか。これはもう那珂の意見で決まりだな、ううむ、しかし……」

雷「どうしたのよ」

提督「こればかりはなかなか難しいな……なんせ、那珂意外に使うものがいなさそうというのがなんとも」

雷「うん、確かに作ったからってだれもかれもがそこで踊りたいとは思わないわよね」

提督「うむ、そしてこのらい……それはおそらくそれなり以上の維持費もかかろう……長い目で見ると魚雷よりもさらに……まてよ?」

雷「どうしたの?」

提督「初期建設費はともかく維持費の方は……ふふ、そうか、アイドルの踊る舞台か……」



提督「この件は私が単独で進めよう、期待して起きたまえ……さて、今回はこれで最後にするか」

雷「はーい!じゃあ雷がひいちゃうんだからね!」

意見(すぺさる)>>165

>>17

……え、カタ艤装って……なに?用語?そんなのしらない!司令部レベル46のひよっこにはわからないのよ!

じゃあのじゃをつけてほしいのじゃこんなんちくわさんしか見抜けねぇのじゃ



提督「……カタ艤装?」

雷「また、なんかの暗号かしら?」

提督「んー……かた、肩につける艤装……」

雷「肩構えの艤装ってacみたいよね」

提督「カタ……ガンカタ」



浜風『うちか強ければ、ガンカタで活躍できるけぇね!』ドパタタタ



提督「違うな、カタ、かた……」



雷「あ、カタパルト!」

提督「ん?」

雷「カタパルトって書こうとしたけど、それでバカにされるのがやだったから慌てて書き直したのよ!」

提督「……カタパルト関連で不具合云々となると……利根か」

雷「うん」

提督「よし、今回はこんなところか、まとめてみよう」

1.響の活躍を広め、不死鳥の名を確固たるものにした
2.格納庫の整備をみんなで行い、また種類別に分けるようにして混乱を防ぐ
3.大型艦建造はやるなら大胆に、ただし限界突破はng
4.金剛に太くて黒いのをたくさん持たせた
5.艦娘の喜びの声を聞けた
6.艦隊M@ster
7.カタパルトをいじくってやる

雷「今月もまた忙しそうね!」

提督「しかし焦らず一つづつこなしてゆこう」



誰かの視点で変わった鎮守府を見ることができる

1.ノーライフキング響
2.づほ
3.建造妖精ちゃん
4.金剛
5.山城のフソウ
6.那珂ちゃん
7.利根姉さん

>>176

5

赤城さんてそんな大食いなのか……?まるで実感がないけども



扶桑型戦艦、扶桑……彼女の朝は早くない
軍に属するものとしては非常に遅い、マルハチマルマルの起床である

「んー、よくねた……」

ノビノビと筋を伸ばして隣を見ると、同室の山城がこちらの布団にすがりつくように寝入っていた

「今日は休日だし、寝かしといてあげましょうか」

布団からでて、顔を洗い、髪を整え、私服をチェックして、人前にでても恥ずかしくない格好になるための所要時間、約30分。
視線を山城に向けてみると、そこにはいない自分を求めて、布団を抱きすくめてスヤスヤと寝息をたてていた

「いってきます、山城」

疲れているだろうから起こさない方がいいだろう、およそ山城には無用な気遣いをして、扶桑は部屋から鎮守府の艦娘寮へと出でた

「あら」

中央廊下にずいぶんと目立つポスターが貼られている

http://i.imgur.com/PNgkZIZ.jpg

・全盛期(現在進行形)の不死鳥Верный伝説

・3戦闘6撃破は当たり前、3先頭15撃破も
・先制雷撃旗艦撃破は当たり前
・Верныйにとってのクリティカルは一撃撃破のやりそこない
・全攻撃一劇も日常茶飯
・5-5ボス野戦、艦隊全員中破の状況から1人で逆転
・敵爆撃もも余裕で反射
・一回の射撃で砲弾が3発に見える、てか撃ってる
・機銃で一撃轟沈が特技
・旗艦になるだけで深海棲艦が泣いて謝った、心臓発作を起こす潜水艦も
・全艦撃破でも納得いかなければ東京急行いってから帰ってきてた
・あまりに沈めすぎる1ダメージ受けただけでもでもB勝利扱い
・そのB勝利も敵を全て沈めてS
・敵を一睨みしただけで魚雷が機関部に飛んでいく
・戦闘の無い休日でも撃破
・砲を使わずに素手で沈めたことも

「……」

扶桑は、『なんでだれもが知ってることをわざわざポスターにするんだろう』と疑問に思いながらその場を去った

「お待たせしました」

扶桑がたどり着いた先は鎮守府にある格納庫。空母が普段は積んでいる艦載機も、普段はここで整備されている

そして今日は、航空戦艦扶桑も参加する格納庫整備の日なのだ

「攻撃機はこっちにまとめておきますね~」

「うん、よろしく」

流星などの高性能機をわかりやすい位置に置きながは、扶桑はちらっと瑞鳳をみる。
そこには、提督と協力しながら爆撃機の整備と整理をする姿があった

「……きゃっ!?」

横目でみながら作業したせいで手の中で天山がへし折れた



「ふぅ……」

格納庫から広い工廠に出ると、なにやら建造妖精たちが騒がしい

妖精A「やるぞ!この大量の資材でこんどこそまるゆをつくってやるんだ!」

妖精B「オールMAXから出来上がるまるゆ!どれほどの性能か楽しみだぜ!」

妖精C「俺がガンダムだ!!」

「……」

どんな資材から作ってもせいのうはおなじだー、とか、そういえば今月から月に一度大規模な大型建造をやるんだったなー、とか。
そんなことを考えながら、仕事を終えた扶桑は工廠から去った

「なんじゃ!?なんなのじゃこのカタパルトは!?」

「イエース!この火力で、敵の艦は木っ端微塵ネー!」

なにやら主港の方が騒がしい。
行ってみると、本日の出撃担当艦の金剛と利根が騒いでいた

「どうしたのですか?」

「oh!扶桑、聞いて欲しいネー!ルックミー!」

そういって金剛は背負った艤装を見せつけてくる。なるほど、これは……

「す、すごい火力ですね……」

「この火力で、薙ぎ払ってやりマース!ナデキリゾ!ネギリゾ!」

砲塔をブンブン振り回す金剛、あぶない。対して利根はなにやらくすぐったい表情をしている

「うーむ、前までダメなカタパルトをうまく使ってた分、こうも素直になられると、なんだか違和感が凄まじいのじゃ……」

贅沢な悩みである。しかし利根ならすぐに慣れるだろう
出撃がんばって、と一声かけてからその場を後にした

今日は楽しみにしていた、艦娘の初ライブなのだから、早めに行かないと席が埋まってしまう

身内の艦娘の特等席、ステージの裏側からこっそり客席を覗いてみる。
すると満員とまでは行かないが、物珍しさからたくさんの人が席を埋めていた。
特殊な建造技術で一月たらずで作られたこのホールに、興味があるというのもあるか。

「はーい!今日は那珂ちゃんの初ライブに来てくれてどーもありがとー!」

早速主役の登場だ。熱望していただけあって、やる気も見て取れる。


『このホールの維持費は、お客さんやな払ってもらうチケット代で賄う。それでもいいなら建設しよう』

提督の言葉を思い出す。彼女の実力を信頼しての言葉。この分ならば彼女に対して熱狂的なファンが増えるのもそう遠くあるまい

それに、歌って踊るのが好きな艦娘は彼女だけではない……



「ふぅ……」

そのあと飛び入り参加の艦娘や、途中から入って来たお客も含めて、初ライブは大成功におわった。金額の集計はまだだが、あの数なら維持費はたやすく稼いだだろう

「ふふ……」

今日という一日を振り返り、自然と笑みがこぼれる自分に気がつく。
以前では、考えられなかったことなのだが……

「……提督、私は、とても幸せです」

みんなが笑顔で過ごせる日常を、日々努力して造ってくれてる提督に感謝の思いを抱く

(こんど、料理でもご馳走しようかしら……)

毎日の次の日が楽しみで仕方がない、そんなことを考えながら、扶桑は帰って来た自分の部屋の戸を開いた



しかし、ここで起こさなかったことを山城に散々絡まれてしまうという、ちょっとした『不幸』をもって、扶桑の一日はおわったのであった

提督「……むむ、なにやら暁が凄まじい戦果をあげているな、この一週間で全部で132隻、内41隻が戦艦クラスか……」

響「こっちも負けてられないね、不死鳥の名にかけて」

提督「あまり無理はするなよ、お前たちは強いけど、それでも心配にはなるんだからな」

響「スパスィーバ、司令官」

提督「さてと、これで週末の書類は終わり、と……さてさて!!やって来ましたご意見箱タイム!」

響「このご意見箱を使い始めてからずいぶんと性格が変わったね、司令官」

提督「あぁ!ますます住み良い鎮守府になってくのが楽しくて仕方が無い!」

響(あー、口の中をねぶりまわしてやりたい)

提督「さて、今週もまた新たな意見も加わってるようだ……先月の意見も弾けるようにしっかりかき混ぜてから……これだ!」

意見>>200

提督「……これを書いたのは四人の誰かだろうなぁ……うーん……まいった……」

響「なにがだい?」

提督「いくのであれば全員連れて行きたい……しかしそうなると費用はともかく泊まる場所が、うう……どこかいいところないかな」

響「全員て、まさか艦娘全員かい?そりゃ無理だよ、個別に分けるとか、さ」

提督「うーん、それがいいんだろうが、やはりいくのならみんなで行きたいな。修学旅行の引率のような気分を味わえそうだな」ホンワカ

響(ねっとりキスをしたい)

提督「しかし流石に難しい……となると、今回は希望した第六駆逐艦隊を率いて、それいこうは適当に日程を組んで行こう」

響(よし)

提督「慰安旅行か、ありそうでなかった意見だな……さて次の案を」

意見>>204

提督「うーちゃん……ね」

響「うん……」

提督「友達か、この鎮守府には多くの艦娘がいるが……他の鎮守府で存在が確認されていながらもまだここに居ない艦娘もいる」

提督「それらの配備数を増やすのが近道だろうな」

響「うん、強いて言うなら駆逐艦が精神年齢的にも良さそうだけど」

提督「ふむ、では少しばかり試してみるか」



提督「と、いうわけでたのむ」

妖精「おれがガンダムだ」

響「ふーん、建造か」

提督「あぁ、低コストの資材なら駆逐艦が建造しやすい……うーちゃんさんの新たな友達を増やすためにも配備数を増やさねばな」

新着任した艦娘
>>207
>>208

>>206

望月

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