ウルトラマン80「絵理!!」 絵理「ひぅっ!?」 (32)

やよい「プロデューサー!!」 ウルトラマン「やよい」
やよい「プロデューサー!!」 ウルトラマン「やよい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402325312/)

伊織「プロデューサー!」 ウルトラセブン「伊織」
伊織「プロデューサー!」 ウルトラセブン「伊織」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402492778/)

千早「プロデューサー」 ウルトラマンジャック「千早」
千早「プロデューサー」 ウルトラマンジャック「千早」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402829763/)

涼「プロデューサー?」 ウルトラマンA「おう、よろしくな!」
涼「プロデューサー?」 ウルトラマンA「おう、よろしくな!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404106347/)

愛「ひだかダイナマイトー!!!」 ウルトラマンタロウ「ウルトラダイナマイトー!!!」
愛「ひだかダイナマイトー!!!」 ウルトラマンタロウ「ウルトラダイナマイトー!!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404703316/)

真美「兄ちゃん!」 ウルトラマンレオ「真美」
真美「兄ちゃん!」 ウルトラマンレオ「真美」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405334601/)


アイマスとウルトラマンのクロスです


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405941510

80「はぁ…」

タロウ「エース兄さん、80どうしたの?元気がないみたいだけど」

A「絵理に拒絶されたんだってよ。そりゃあそうだ、「僕が君のプロデューサーだ!!」なんて急に言われちゃ、そりゃ怖いだろ」

タロウ「確かに…80も相変わらずだな。教師やってた頃と変わんないね」

A「教師の血が騒ぐんだろうな。絵理を一目見て、「この子をプロデュースさせてくれ!!僕が彼女をトップアイドルにしてみせる!!」だったからな」

80「絵理、君はどうすれば心を開いてくれるんだ…」

タロウ「とりあえず、この前のお詫びに行った方が良いんじゃない?」

A「今のまんまじゃ、印象最悪のまんまだからな」

80「そうだね…わかったよ兄さん、行って来る!!」

タロウ「大丈夫かな?」

A「まぁ大丈夫だろ」

80「絵理!!部屋に閉じこもってばかりじゃ駄目だ!!僕と一緒にトップアイドルを目指そう!!絵理!!」

絵理「わたしは、トップアイドルなんてなれない。上手く歌えないし、それに…」

80「歌なんて、練習すればいくらでも上手くなれる!!なんだってそうだ、歌もダンスも演技も、なんだって頑張れば上手くなれるんだ!!それに、君には才能がある!!アイドルとしての才能が!!」

絵理「でも…」

80「…確かに今までネットの世界に居た君にとって、現実の世界に出る事は怖い事かもしれない。でも、誰だってそんなものさ!!誰だって最初は怖いし、失敗だってする」

絵理「…80さんも、怖かった?」

80「ああ、怖かった。でも、僕は戦えた。それは生徒達そして、UGMの仲間達が僕を支えてくれたから、僕は戦ってこれたんだ」

絵理「80さん、羨ましいな…」

80「羨ましい?」

絵理「80さんは、一人じゃないから…」

80「絵理、君も一人じゃないよ」

絵理「え?」

80「僕が居るよ。君が辛くなった時、挫けそうになった時は、僕が支えてあげるから」

絵理「80さん…」

80「うおっ!?ど、どうしたんだい!?」

絵理「ぐす…今までそんな風に言ってくれる人、居なかったから…」

80「涙を拭いて、君は弱くないはずだ…絵理、これからは二人でトップアイドルを目指そう。その大きな目的を達成するためには、その人が今居る所で、今やっている事に最大を尽くす」

80「『一所懸命』そういう事が必要なんだと僕は思うんだ」

絵理「80さん、一緒にトップアイドルになろう。一所懸命に、頑張ってみる…?」

80「よし!!その意気だ絵理!!よーしそうと決まったら、これから特訓だ!!」

絵理「え?…ちょっと気が早い…」

80「遅いも早いもない!!さぁ、行くよ!!」

絵理「ひうぅ!?ま、まだ心の準備が~」

80「シュワッ!!」



『泣くなネットアイドル』

80「絵理もだいぶ良くなってきたな。これなら次のオーディションも…」

?「オイ!」

80「ん?」

?「アンタデスよ!アンタ!」

80「僕の事か?君は確か、絵理の…」

ネリア「アタシの名前はサイネリア。アンタデスね、センパイをかどわかした宇宙人野郎は!」

80「かどわかしたとは人聞きの悪い…僕は絵理をアイドルとしてプロデュースしようと」

ネリア「それが問題なんデス!センパイはネットアイドルのクイーン『ELLIE』なんデスよ!」

80「…君は絵理を、ネットの世界に連れ戻す為に来たんだね」

ネリア「その通りデス!さぁ、大人しくセンパイを…」

80「悪いが、それは出来ない」

ネリア「なっ!?」

80「絵理はネットの世界だけで終わるにはあまりにも惜しい。彼女は現実の世界でも、クイーンになれるほどの才能があるんだ。だから、今更ネットの世界に戻すなんて」

ネリア「それはアンタの勝手でしょ!センパイはネットアイドルとして活動すべきなんデス!リアルなんて、疲れるだけで何の得もない…リアルアイドルなんてありえないデス!」

80「確かに君の言う通り、リアルは疲れるだけで何の得もないかもしれない。でも、そんな世界だからこそ頑張って頑張って、自分のやっている事が成功した時は、凄く嬉しいし生きてるって実感出来るんだよ」

ネリア「……そんなの、あんたが宇宙人だから言えるんデス!宇宙人なんかに、地球人の気持ちがわかるわけ無いんです!!」

80「わかるさ、宇宙人も地球人も関係ない。だって、僕も君と同じようにこうやって生きてるんだから」

ネリア「うるさいうるさい!!センパイは、アタシの…」

80「サイネリア君、絵理は今レッスン中なんだ。また日を改めて…」

ネリア「センパイは…センパイは必ずこのアタシが取り返してみせる!!首を洗って待ってなサイ!!」

80「サイネリア君!!」

ネリア「センパイ…なんで…なんでリアルなんかに行っちゃったんデスか?センパイが居ない世界なんて…アタシは、センパイの事が…」

~その夜~


ネリア「センパイ…センパイ…」

ネリア「センパイ!!」


「ウァアァアアア…」

80「!?」

絵理「80さん、どうしたの?」

80「…マイナスエネルギー」

絵理「マイナスエネルギー?」

80「人間の負の感情から生まれるエネルギーの事だ」


『緊急ニュースです。東京都近郊に、突如として怪獣が出現しました。速やかに避難を…』


80「マイナスエネルギーによって出現したに違いない…」

絵理「心当たりが、あるの?」

80「あぁ、もしかすると…絵理一緒に来てくれるか?」

絵理「うん」

ホー「ウアァアアァアア!!」

80「マイナスエネルギーの反応は…ここみたいだ」

絵理「あれ?ここって…」

80「絵理、ここにサイネリア君が居るんだ」

絵理「サイネリアが…」

80「詳しい話は後だ、今は…」

絵理「サイネリア、起きて」

ネリア「はっ!セ、センパイが!?ど、どうしたんデスか!」

80「サイネリア君」

ネリア「げっ!?お前は…」

80「サイネリア君、一緒に来てくれ」

ネリア「なんでアンタなんかと」

絵理「サイネリア」

ネリア「はいっ!行きマス!」

ホー「ウアァアアァアア…」

ネリア「か、怪獣!?」

80「あの怪獣は、君が生み出したものだ。君の絵理を想う気持ちが、あの怪獣を生みだしてしまったんだ」

ネリア「な、何を言って…」

80「マイナスエネルギーの発生している場所を調べたが、ほぼ間違いない」

ネリア「うそ…そんな…」

80「君が絵理を想う気持ちは、良くわかるよ。僕も昔、そういう経験をした事があるからな」

ネリア「え?」

80「僕も昔、大好きな人が居たんだ。初恋だった…彼女の欲しがってた楽器を買ってあげようと、一生懸命にバイトしてお金を貯めて…」

80「でも、その楽器をプレゼントしようとした時には、彼女は別の男と付き合っていた…」

ネリア「……」

80「悲しかった、憎かったさ…でも、僕は彼女にその楽器をプレゼントした。その楽器が、僕の本当の心を鳴らしてくれると思ったから…」

ネリア「80…」

80「今じゃ良い思い出さ…サイネリア君、あの怪獣が君の本当の心だなんて、僕は思わない」

絵理「サイネリア、ごめんね…なにも言わずに、離れたりして…」

ネリア「センパイ…」

ホー「ウアァアアア!!」

80「くっ!?暴れ出したか!」

絵理「きゃっ!」

ネリア「センパイ!?」

ネリア「…消えろ!お前はアタシの心なんかじゃない!消えろぉ!」



ナレ「だが時すでに遅く、怪獣ホーはサイネリアの心を離れ、憎しみに燃える巨大な悪魔となっていた!」


ネリア「消えろ!消えろぉ!」

80「サイネリア君、危ない!!」

ネリア「え?」

ホー「ウアアァアアァ!!」

ネリア「きゃあっ!?」

絵理「サイネリア!」

80「絵理!ブライトスティックを!」

絵理「うん!」



絵理「エイティッ!!」



「「シュワッ!!!」」


ネリア「うぅ…セ、センパイ…」

絵理「サイネリア、もう大丈夫…」

ホー「ウアァアアァア!!」

絵理「くっ!」

80「ぐぅ…」

絵理「こんな怪獣が、サイネリアの心であるはずがない…絶対に負けない!!」

80「その通りだ…行くぞ!」

「「たあぁーっ!!」」


ホー「ウアァアアァア!?」


「「でりゃあぁっ!!」」


ホー「ウアアァア…」


80「とどめだ!」

絵理「バックルビーム!!」


「「でりゃあぁあっ!!」」


ホー「ウアアァアア!!」

80「…終わったな」

絵理「うん…サイネリアは…」

ネリア「センパイ…」

80「気絶してるだけだ。大丈夫だろう」

絵理「…今度、サイネリアと一緒に遊んで良い?」

80「あぁ、休みを取っておくよ」

絵理「ありがとう、80さん」

~数日後~


絵理「おはよう、80さん」

80「おはよう絵理…ん?」

ネリア「……」

80「サイネリア君、どうしたんだ?」

ネリア「アタシも今度から、ここで厄介になる事になったから…」

80「え?」

絵理「今度から、サイネリアも876プロ所属の、アイドルになる?」

80「本当かい!?それはおめでたい事じゃないか!」

ネリア「めでたくなんかナイ!!…センパイの傍に居るには、こうするしかなかったし…」

80「サイネリア君、これからよろしくな!!」

ネリア「…よろしく、80」

A「この事務所も随分と賑やかになったもんだな」

タロウ「最初は三人だけだったけど、今度所属の鈴木さんを入れて五人かぁ」

ネリア「そ、その名前で呼ぶんじゃない!!」

80「鈴木…?」

A「知らねえのか?そいつの本名は鈴木彩音ってんだよ。しかし、19にもなってよくそんな格好が出来るな」

ネリア「うるさい!!この大仏野郎!!」

A「な、なんだってぇ!!」

ネリア「あんたみたいな奴は、あの砂糖振りまいてるバカップルの指にはまってる方がお似合いデスよ!」

A「鈴木の分際でうるせぇんだよ!!」

ネリア「だから鈴木って言うなぁ!!」

絵理「ふふ…サイネリア、楽しそう」

80「彼女も、一皮剥けたみたいだな」

絵理「80さん」

80「なんだい?」

絵理「これからは、サイネリアや、涼さん、愛ちゃん、夢子さんともども、よろしくお願いします…?」

80「ああ!一所懸命、トップアイドル目指して頑張ろう!!」

絵理「うん!」

君は誰かを 愛しているか

それは生きてることなんだ

君は勇気を 持っているか

どんなことにも 負けない心を

遠くの星から 来た男が

愛と勇気を 教えてくれる



「「シュワッ!!!」」


終わりです。拙い物ですが、読んで下さった皆様、ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom