男「ドラクエの世界観の異世界で暴れる」【安価】(501)

男「ここは,,,,,,?」

ーー男は目を冷ました。風が生ぬるく、とても気持ち悪い。見渡すとそこは薄暗い森の中で、とても不気味な気配に満ちていた。

ーー男は顔をしかめながら、昨晩のことを思い出した。

男「たしか、昨日は>>3にいって>>5をしたよな。それから>>7をしたっけか」

そう思いだし、男は状況を整理するのであった。

第0ビオトープ

SS深夜VIP

銀行強盗

男「確か昨日は、第0ビオトープに行って
  SS深夜VIPをやって…」

男「…ああ、そうだよ…思い出した…」

男「クソSS乙とか言って叩かれたんだよ…」


乗っとりおk?

男「それでむしゃくしゃして、銀行強盗したんだっけ。」

男「…うん、俺クズだろwww」

男「?」

男「銀行強盗したあと、どうなったんだっけ?」

男「逃走中に車に
  ひかれたような気もするんだけど…」

男「まあ、生きてるし気のせいでしょう。」

男「さて、じっとしていても仕方ないですし…」

男「ちょっと探索しますか。」

森を探索することにした。
どこにたどりついた?安価↓

ドラクエの世界観に合ってればぶっとんでても
おkだと思ふ。

男「…ん?これは…教会?」

<教会>
外道神父「おら!てめぇらさっさと金だせ!」

村人1「今の手持ちはこれだけなんです…」

村人2「これを払ったら、今後の生活費が…」

外道神父「おい…呪いといてやんねえぞ?」

村人1,2「!!」

外道神父「その変な装備の呪い…俺らみたいな
     職業しかとけないもんな?」

村人1「し…しかし、お金はもう…」

村人2「いつになったら、
    といてもらえるんですか…」

外道神父「……」






外道神父「俺の気分次第だなwww」ニヤァ…

男「なんだこのシリアス。」

男「軽い気持ちで覗いたらなんだコレ?」

男「あぁ…あいつら可哀想だなぁ…」

男「…どうしようかな?」

村人を助ける?助けない?
安価↓

男「さすがに、これを
  見て見ぬふりするのは鬼だよな。」テクテク…

男「あのー…ちょっといいですか?」

外道神父「あ?何だおめぇ…」

男「呪い…といてあげたらいいんじゃ
  ないかなー、って思うんですが…」

村人1,2「!」

男「見たところお金も、もう無いみたいですし…」

外道神父「…てめえ…」






外道神父「死にてえのか?」

男「…」

村人1「あなたのご厚意は有難いですが…」

村人2「逃げてください…私達の為なんかに
    死なないで下さい…」

外道神父「www村人たちのが賢いようだなwww」

男「……」

男「それでも俺は逃げませんけどね。」

外道神父「あ”?」イラッ

男(どっちみち銀行強盗するぐらいまで落ちたしな。)

男(死んでも良いし、
  死なないで村人を助けられたらラッキー。)


そう…男はその程度の軽い気持ちでその場に留まった。

外道神父「まとめて死ね。」
→ドルモーア

黒い塊が彼らに近付いてくる。

男「え…何だアレ…?…CG…?」

村人1,2「あ……あぁ…」

外道神父「じゃあなwww馬鹿共www」

男(はぁ…終わりか……)

男は目を瞑り、村人たちは必死に祈っている


しかし…黒い塊は彼らに触れようとした瞬間


何故か外道神父の方向へと動き始めたのである

外道神父「な…何故だ……どうなっている…」

男「…あれ?何がおこってるんだ?」

村人1,2「これは一体…?」


黒い塊は外道神父の目の前まで迫る。

外道神父「ち…ちくしょう…」ゴゴゴゴゴ…

外道神父「ちくしょおおおおお!!!」ズドオオオン……

男「…とりあえず、一見落着ってこと?」

村人1「…しかし…呪いをどうとけばいいのでしょう…」

村人2「この辺りには、もう教会はないのです…」

男「何に呪われてるんですか?」

村人1「私はこの腕輪です…」

男「へー…」サワサワ…

村人「あ!あまり触らないほうが…」

コトッ

男「…あれ?…割れちゃった…」

村人1「は…外れた…」

男「あ、村人2さんのも
  見せてもらっていいですか?」

村人2「わ…私はこの帽子です…」

男「ふむふむ…」サワサワ…

ファサッ

村人2「あ……とれた…」

男「おお…初めて人の役にたててる気分。」

村人1,2「本当にありがとうございました!」

男「いや…俺ほんと触っただけで
  何もしてないんですよね…マグレです。」

村人1「どちらにしろ、あなたのお陰で外道神父から
    解放されました!本当に感謝してもしきれません…!」

村人2「このご恩は、必ず返します!」

男「恩だなんて…じゃあ、
  俺行かなくちゃいけないんで、また。」

村人1,2「またお会いしましょう!」

<森>
男「いやー、めっちゃ気分良いなー。人助け。」テクテク

男「SSなんか立ててる暇あったら
  ボランティアでもやっときゃ良かったなー。」テクテク

男「…」

男「それにしても広い森だよなー。」

男「出口なんかあるのかなぁ…」

男「…………」






男「さっきの人達に聞けばよかったんじゃん!!」ガーン

男「いっちばん大事な事忘れてたよ…」

男「ちょっと人助けして浮かれると、すぐこれだよ…」

男「あー…どうしよー。」

1,さっきの場所に戻って村人に道を聞く
2,構わず探索

1か2で書いてください。
自分が戻ってくるまでの多数決ってことで。



乗っとりした自分に敬意を持ってこの言葉を送ります。
『クソSS乙。』

おやすみなさいちご。

おはようございまする。
2で行きます。

男「…多分あの人達もういないよな…」

男「このまま進むか……!?」

目の前には今まで見たことの無いような
生物がいた。


どんなモンスター?ドラクエに出てくる
ものの方がいいかな…安価↓

メタルドラゴン「」

男「なぜ森にこんな機械が……?」

男「竜をかたどってるのか?」ペタペタ…

メタルドラゴン「!」バッ

男「う…動いた!?」ビクッ

メタルドラゴン「グガアアアア!!!」

男「何だよこれ…意思を持ってるのか!?」ダッ

メタルドラゴン「キシャアアア!!」ガシャガシャ!!

男「!?……壁!?最悪だ…」バッ

メタルドラゴンと壁にはさまれる…

メタルドラゴン「グガアアアア!!」

俺は頭から咬みちぎられ……

…あれ?生きてるぞ俺。頭もあるし。


メタルドラゴンは後ずさりをしている…


…とにかく助かったんだ!逃げよう!

男「ハァ…ハァ…」タッタッタッ…

俺はとにかく走った。

走った末行き着いたのは…

男「ここは……」


どこにたどり着いた?安価↓

男「……城…か?」

目の前には城と呼ぶには少し物騒な
建物があった。

男「なんか嫌な雰囲気がするなー…」テクテク

それでもとりあえず進む。

男「…ん?椅子…じゃないな、玉座?」

赤色の絨毯の先には玉座が置いてある。

男「高そうだなー。」

男「…てか、結局何もなかったな。」

男「出るか…」テクテク…





『そのまま帰れるとでも思ったのか?』

男「!?」

竜王(人)「人間がこの城に入っておいて
     無事に出れる訳がないだろう?」

男(薄気味悪い顔してんな……)

竜王(人)「死ぬがいい…」
→メラゾーマ

竜王(人)が両手を頭の上に掲げると、
そこに巨大な火の玉があらわれた。

男「ほんと…この世界何なんだよ…!」ダッ!

竜王(人)「無駄な足掻きを…」ヒュンッ

巨大な火の玉は、速度をあげて男に迫る。

男「こんなのよけられな…い?」

まただ。さっきと同じだ。

巨大な火の玉は、
男に触れる直前で進行方向を変えて
竜王(人)へと迫る。

竜王(人)「な…何が起きた?」

竜王(人)「しかし…これをかきけすぐらい
     造作もない…」

竜王(人)「ふんっ!」ゴオッ!!

竜王(人)は巨大な火の玉を容易くかきけした。

竜王(人)「しかし…貴様は面白い能力を
    持っているようだな。」

竜王(人)「どうだ?世界の半分を貴様に
     やるから、私の側近になれ。」

男「…」

側近になる?ならない?
安価↓

男「いや、いいです。」

竜王(人)「?…なぜだ?」

男「いや…世界の半分貰ったとしても
  興味ないっていうか…」

竜王(人)「私からの誘いを断るとは……」ゴゴゴゴ…

竜王(人)の姿が、みるみる内に変わっていく。

竜王『殺サレテモ、文句ハ言エンゾ?』ドォン…

男「ここって夢の世界なのか…?」

目の前には大きな竜が立ちはだかる。

竜王『サッキハ何ヲシタカ知ランガ…』

竜王『コレデ終ワリダ。』ゴオオォォ…
→しゃくねつ

灼熱の炎が男を包みこもうとする。

男「ドラゴンって本当に火はくんだ…
  ってそんな場合じゃないか。」

男「とりあえず離れて…」

男の周りは全て炎で囲まれている。

男「っ!」

竜王『フハハ…今度コソ終ワリダ…』ゴオオォォ!

男「ーー!」

しかし、灼熱の炎は男に届く瞬間にか
きけされてしまった。

竜王『ナ…!?灼熱マデモ…』

男「あれ?…消えた…」

竜王『何ナノダ…キサマハ一体…』

男「いや、自分が聞きたいです。」

竜王『首ヲ食イチギッテクレル…!』

しかし竜王の歯は、男に触れる瞬間に
はじかれた。

竜王『!?』ガキイィン…

男「さっきと一緒だ……」

竜王『何故ダ……』

男(うろたえてるな…今のうちに!)

1,攻撃する(攻撃方法も)
2,逃げる
3,その他(内容を書いてね)

1は『殴る』など。無理のない範囲で。

3も無理のない範囲ならだいたいおk。
『話し合う』など。

あ、安価↓で。

ちょっと難しそうなので、
雰囲気的に『話し合う』の方でいきます。

男(ダメもとで……)

男「あのお…」

竜王『ナンダ…』

男「貴方は俺を殺したいのかもしれないけれど、
  何故か殺せない…」

男「んで、俺は別に貴方を倒そうなんて
  思ってない…」

男「そこで1つ提案があるんですけど…」

竜王『…』

男「…友達にでも、なりませんか?」

男(…って、何言ってんだ俺?)

竜王『…フ…フハハハハ!』

男「!?」

竜王『人間ノ分際デ我ト友ニ?』

男「ああ…駄目か。」

竜王『面白イ!ナッテヤロウ…友トヤラニ!』

男「…え?まじで?」

竜王の姿がみるみるうちに、小さくなっていく…

竜王(人)「ふう…やはりこの姿の方が話しやすい。」

男「本当に友達になってくれるんですか?」

竜王(人)「二度言わすな、我は王だ。
     つまらん嘘はつかん。」

男「ああ…えと、ありがとうございます。」

竜王(人)「お前を倒す方法を見つけたら
     すぐに殺してやるからな?忘れるなよ…?」

男「は…はい。」

男「とりあえず城から出た。」

男「ぁあ~…めっちゃ恐かった…
  寿命縮まるわ…。」

男「…」

男「俺の体には、どんな防御機能が
  ついてるんだ…?」

男「今までずっと無傷だし…
  呪いもとけるし…」

男「…」






男「まあいいか。」

男「…てゆーか、いつの間にか
  森を抜けてたんだな。」

男「遠くに町が見えるな…」

男「行ってみるか。」

<さびれた村>
魔物「食料をだせえ!」

魔物「早くしろ!
   死人をだしてえのか!?」

村人「もう私達が食べるものすら、
   残ってないんです…」

魔物「おいおい…別に俺らはいいんだぜ?」

魔物「お前らを食えばいいだけだからよっ!」

男「!」

魔物が村人に噛みつこうとした瞬間、
男がその間に駆け込む。

魔物「ぐあっ!?」ガキイィン…

村人「あ…あなたは…」

男「怪我は無いですか?」

男「…って、あれ?」

よく見ると、教会のときの村人だった。

村人「またあなたに助けられました…
   ありがとうございます!」

男「いや…まだ状況は変わってないです…」

魔物「ちくしょう…てめえ何しやがった…?」

魔物「もう許さねえ…全員皆殺しだ!」

男「…」

魔物がわらわらとあらわれる…

村人たち「どうしよう…」ガヤガヤ

男「さて…どうしたものかなー。」

村人「男さん…手伝ってくれますか?」

男「ん?」

村人「私は少しながら魔法が使えます…
   男さんに協力してもらえば倒せるかもしれません。」

男「なるほど…うん、こちらからお願いしますよ。」

魔物「無駄な抵抗はやめるんだな!」

魔物4匹との戦闘。
あらわれた魔物の名前を安価↓
(ドラクエにでてくるもので。)

1レスで4匹書いてもおk。

スライム
ぶちスライム
バブルスライム
ホイミスライム

で行きます。

村人→魔法使いに改名で。

スライムたち「ぷるぷる…覚悟しろ…」

男「じゃあ…俺攻撃はてんで駄目だから
  魔法使いは攻撃お願いします。」

魔法使い「はい!任せて下さい!」

男「んで、俺は…」

ぶちスライムの攻撃!
たいあたり→魔法使い

魔法使い「っ!」

男が間に飛び入る。

ぶちスライム「!?」バチィン…

男「こんな事しか出来なくて情けないけど…
  魔法使いの援助ってことで。」

魔法使い「心強いです!」
メラ→スライム

スライム「ぷるぷるっ!?」ボワッ!
スライムに26のダメージ。
スライムを倒した!

バブルスライム「くそ…これならどうだ!」
毒の息→全体

男「魔法使いさん、俺の後ろに…」

魔法使い「はい!」サッ

紫色の煙が男達の前まで詰め寄る…

しかし、男の目の前で消滅してしまった。

バブルスライム「な…なんだと!?」

男「フゥ…大丈夫ですか?魔法使いさん。」

魔法使い「ゴホッ…少し、吸い込んでしまった
     ようです…ゲホッ…」

男「大丈夫ですか!?」

男が魔法使いの肩に手を置いた瞬間。

魔法使い「?…あれ?苦しくない…」

男「ああ…良かった!
  きっと微量だったから毒がまわらなかったんですよ!」

バブルスライム「く…くそお…」

ぶちスライム「もう全員でとびかかるぞ!」

スライムたち「うおりゃー!!」バッ

男「うーんと…どうしよ。」

魔法使い「大丈夫です!」
イオ→全体

スライムたち「」ドカーン

男「おー…すげー。」

魔法使い「本当にありがとうございました!」

男「いや、俺は何もしてないですよ。
  魔法使いさんが頑張ったんです。」

魔法使い「いえ…男さんがいなかったら
     戦う勇気はでませんでした。」

魔法使い「それで…お礼といっては何ですが…」

魔法使い「私も男さんの旅に着いていって
     いいですか?」

男「…え?」

魔法使い「少しでもお役に立ちたいんです…
     見たところ旅をしているのでしょう?」

男「うーん…まあ似たようなものかな。」

魔法使い「お願いします!足手まといに
     ならないように頑張りますから!」

男「うん、むしろ大歓迎です。」

魔法使い「ほ…本当ですか!?」

男「宜しくお願いしますね。」ニコッ

魔法使い「はい!」ニコッ

村人たち「この村を救ってくれて、
     ありがとうございました…」

村人たち「これを持っていってください。」

魔法のじゅうたんを手に入れた。

男「これは?」

村人たち「空を飛べるじゅうたんです。」

男「おお!うれしい!
  ちょうど移動手段に困ってたんだ!」

魔法使い「良かったですね!」

魔法のじゅうたんで飛行中。

男「乗り心地最高ですねー。」フワフワ

魔法使い「そうですねー。」フワフワ

魔法使い「…あ、そうだ。敬語使わなくて
     いいですよ?」

男「いや、魔法使いさんも敬語じゃ…」

魔法使い「私はもともとこーゆー喋り方なんです。」

魔法使い「でも男さん、敬語に疲れてそうだから…」

男「…じゃあ、タメ語でいい…?」

魔法使い「はい!」

男(こっちはこっちで、話しづらいかも。)

男「はー…?……なんだろアレ。」

魔法使い「?」

アレの正体とは?安価↓
1,魔物
2,建物
3,その他(内容を書いてね)

3で、無理な内容の場合再安価。

男はスラ・ブラスターかなんかかw
あ、でもそれじゃ攻撃と魔法しかはねかえせないか……

研究所みたいな建物
でいきます。

>>74
近いです。
だいたいそんな感じですが、
実際には無い特性を追加してます。

男「研究所…とかかな。」

魔法使い「雰囲気はそれっぽいですね。」

男「とりあえず行ってみようか。」

魔法使い「はい!」


<研究所の様な建物>
男「おじゃましまーす…って誰もいないかな?」

魔法使い「広いですね…」

男「とりあえず進むー。」

ガシャンッ!

二人「!?」

ガラスケースが割れ、魔物がとびだしてきた!


あらわれた魔物の名前は?安価↓

男「うわあっ!」

男「……って…竜王?」

魔法使い「りゅ…竜王……!?」ガタガタ…

竜王『フン…マタ貴様ト出会ウトハ…』

男「友達になったからですかね。」

魔法使い「え?と…友達?」

男「あー、うん。色々あってね。」

男「…それより、どうしたんですか?」

竜王『コノ研究所ハ、魔物ヲ捕ラエテ
   実験台ニシテイル…』

男「人間たちが…ですか?」

竜王『ソウダ…』

男「それでお灸を据えにいく…と。」

男「うーん…でも、また似たような輩が
  出てくるのでは?」

竜王『ソイツラモ…殺セバイイ。』

男「…とりあえず、ついていっていいですか?」

竜王『……勝手ニシロ。』

魔法使い「お…男さん……大丈夫なんですか…?」

男「うん。…多分。」

魔法使い「多分……」

男「安心して?君は絶対守るから!」

魔法使い「!…はい!」

<地下室>
科学者「あの魔物は解剖し終わったか?」

手下「はい!」

科学者「そうか、じゃあ次はあいつだな。」

?「……」ガタガタ


解剖されそうな魔物の名前は?安価↓

ゾーマ「……」ガタガタ…

科学者「おい手下。鎖が外れかけているぞ。」

手下「すいません!すぐにとりかかりまーー」

ゾーマ「ハアッーー!!」バキイィン!!

科学者「!?」

手下たち「!?」

ゾーマ「ふぅ…随分と調子に乗ったな…人間共…」ゴゴゴ…

ゾーマは弱々しい魔物の姿から、
みるみるうちに本来の姿へと戻っていく。

科学者「あ……ああ…」ガクガク…

ゾーマ「さて…お前たちも解剖されてみるか…?」

-男たち視点-
男「ここは地下かな…?」テクテク

竜王『…嫌ナ気配ガスルナ…』

男「嫌な気配…?」



<地下室>
竜王『アノ嫌ナ気配…ヤハリオ前カ…』

ゾーマ「竜王か……お前の出番はないぞ…
    すでに皆殺しにした。」

科学者「」

手下たち「」

魔法使い「ひっ…」ガタガタ…

男「……」

竜王『…ナゼオ前ガイルンダ?』

ゾーマ「そんなものは、わたしの勝手だろう。」

竜王『…』

ゾーマ「それより…」チラッ

男「……」
魔法使い「!」ビクッ

ゾーマ「何だ?その人間は…?」

竜王『…コイツラハ、友ダ……』

ゾーマ「人間が友?笑わせる…」

ゾーマ「人間は全てほろんで当然!」
マヒャデドス→全体

巨大な氷山が男と、魔法使いの頭上にあらわれる。

竜王『無駄ナ事ヲ…』

もちろん、氷山は男に触れる直前で
進行方向を変えた。

ゾーマ「…?」

巨大な氷山がゾーマにおそいかかる!

ゾーマ「…」
メラゾーマ→氷山

ボワアッ!!

氷山は一瞬にして溶けてなくなった…

ゾーマ「成る程……面白い。」ニタリ…

ゾーマ「おいお前、名はなんだ。」

男「…俺ですか?男です…」

ゾーマ「男か……面白い!面白いぞ!」

ゾーマ「…わたしの城にもいずれ来るがいい…
    その体、調べつくしたいからな。」

男「あはは…できれば遠慮したいですね…」

ゾーマ「だいぶ生意気なのだな。」

竜王『俺デ慣レタンダロ…』

>>85訂正
竜王『俺デ慣レタンダロ…』
     ↓
竜王『我デ慣レタンダロ…』

結局なんだかんだで、ゾーマとも友達になった。

ちなみに、あの研究所では意味のない解剖や、
魔物へのウイルス人工的感染、
素材の剥ぎ取りなどが行われていたようだ。

魔物の配合も行われていたようで、
○と●を配合して作られた☆っていう魔物もいた。


>>88が○の名前。
>>89が●の名前。
>>90が☆の名前。

無理がある場合は、安価下か再安価。

人面樹

きりかぶおばけ

超キングはぐれメタルスライム

人面樹×きりかぶおばけ=超キングはぐれメタルスライム

ってことですね?

うーん…☆の名前にちょっと無理が…
>>90さんごめんなさい。

☆の再安価とります。安価↓指定なし
無理なものしかなかったら、
自分が勝手に決めちゃいます。

世界樹の守護神

暗黒大樹の番人

>>92さんの方が少し早くて、
名前も使えるものなので、世界樹の守護神で行きます。

>>93さん、折角考えてくれたのにごめんなさい。

>>87の続き


男「んで、その配合されたモンスターに…」

世界樹の守護神「♪」モコモコ

男「何故かなつかれた。」


世界樹の守護神の見た目は、
ドラクエ10の『おむつっこり』の深緑バージョンで。

竜王『チャント世話シテヤレヨ…ジャアナ…』バサバサ…

男「あ、もちろんです。それではー。」ノシ

魔法使い「…色々ありすぎて、未だに混乱してます…」

男「うん…しかも竜王みたいなのが
  他にもいるなんてね…」

世界樹の守護神「♪」モコモコ

魔法使い「その子…どうするんですか?」

男「うーん…まずは、呼び名を決めようか。
  今のままだと長いしね。」

世界樹の守護神「?」モコモコ


呼び名は?安価↓
あまりに酷い場合、再安価。

木のモンスターの掛け合わせだから『キキ』で

>>97のキキで行きます。

以降、
世界樹の守護神→キキでお送りします。

男「じゃあ、キキでいいかな?」

キキ「♪」モフモフ

魔法使い「喜んでますね!」

男「よかった。」

魔法使い「男さん…この後はどうするんですか?」

男「うーん…」

魔法使い「どこを目指してるんですか?」

男「特に決めてないんだ。」

魔法使い「?」

男「まあ、自分探し…とかかな。」
(違うけどね。)

魔法使い「へえ…すごいです!」

男「とりあえず適当に飛ぼうか。」フワフワ…

魔法のじゅうたんに乗り込む。

キキ「♪」

男「お、気に入った?」

男「さて、どこに着くかな~っと。」


行き着いた先は?
1,王国
2,宮殿
3,村

1は男主体の物語。
魔物にいけにえを捧げて生き延びる王国の話。

2は魔法使い主体の物語。
男女差別の凄い王女の悩みについての話。

3はキキ主体の物語。
人間語は喋れないが、心優しい魔物の集まる
村の話。


自分が戻ってくるまでの多数決で。

只今戻りましたー。

1でいきます。

男「お、お城が見えるね。」

魔法使い「おっきいです!」

男「立ち寄ってみようか。」

キキ「♪」モコモコ

男「あ、キキはぬいぐるみのフリしててね。
  魔物だ!って騒がれるかもしれないから。」

キキ「♪」コクコク

魔法使い「言葉も理解できるんですね。」

男「じゃあ、俺のカバンに
  入ってて貰ってもいいかな?」

キキ「♪」ピョーン

男「ごめんな、狭くて。
  人達の様子を見てから、出すか決めるから。」

魔法使い「じゃ、行きましょうか。」

<サクリフィス王国・城下町>
男「……」テクテク…

魔法使い「……」テクテク…

男「あまり活気がないね。」

魔法使い「何か問題でも起きているのでしょうか…」

男「とりあえずお腹空いたね。」

魔法使い「はい…あ、酒場ありますよ?」

男「入ろっか。」

~その頃~
<王の部屋>
王「奴隷はまだつかないのか!」

側近「はい…急がせてはいるのですが…」

王「早くしないと、またアイツらが来るぞ!」

兵士「失礼します!」

王「何用だ?今大事な話をしているのだ…」

兵士「旅の者が城下町に
   いるとの連絡が入ってきました!」

王「本当か!?」

兵士「はい!いかがいたしましょう!」

王「決まっている…捉えろ!」

兵士「はい!仰せのままに!」

<酒場>
男「お酒ばっかりだと思ってたら、
  食べ物もちゃんとあるんだねー。」

魔法使い「良心的な値段ですしね。」

キキ「♪」ガサゴソ

男「あ、キキ、ちょっとまって。」

男「カバンを開けて…はい、肉食べられる?」

キキ「♪」モグモグ

男「気に入ってもらえて良かったよ。」

魔法使い「お肉好きなんですね。」

男「…ごめん、ちょっとトイレ…」スタッ

魔法使い「いえ、お構い無く。」

男「…」テクテク

魔法使い(はー…それにしても、広い王国です…)

魔法使い(ここは魔物に
     狙われていないのでしょうか…)

兵士「いたぞ!捉えろ!」

魔法使い「…?えっ!?私!?」アタフタ

兵士「抵抗するな!おとなしく捕まれ!」

魔法使い「や…やめてください!!」ジタバタ

男(久しぶりに肉なんて食べたから、お腹壊した…)テクテク

男(えーっと、席はどこだったっけ?)テクテク

男「…あれ?」

男のカバンは置いてあるが、魔法使いの
姿は見えない。

男「…魔法使いもトイレかな?」

キキ「」ガサゴソ

男「ん?」パカ

キキ「!」バタバタ

男「んー…何を伝えたいんだろう…」

男「とりあえず、緊急事態?」

キキ「!」コクコク

男「魔法使いがどこにいったかわかる?」

キキ「…」フルフル

男「魔法使いは自分からどっか行ったの?」

キキ「」フルフル

男「連れ去られたとか?」

キキ「!」コクコク

男「どうしようか…」

キキ「!」バタバタ

男「あ、出ちゃ駄目……いや、今は
  そんなこと言ってらんないな。」

キキ「!」クンクン…

男「お、匂いで探せる?」

キキ「♪」コクコク

男「キキ、頼んだよ!」

キキ「♪」クンクン…

キキ「…」テクテク

男「…」テクテク

男(城の方向…)

平民「!?ま…魔物…」

男「っ…まずいかも…」

平民「みんなああ!!魔物がでたぞおお!」

平民たち「わああ!!早く家の中へ!!」ガヤガヤ…

男「…攻撃されるよりはマシだな、うん…」テクテク

キキ「…」テクテク

<サクリフィス城>
男「……」

キキ「……」

兵士「おい、この城の中には…って魔物!?」

男「やべっ、キキ!走るぞ!」
    ⊃キキ⊂

キキ「!」

兵士「おい!まて!止まれ!」

男「キキ!この先は!?」タッタッタッ…
    ('-')⊃

男「右…の次は!?」
   ⊂('-')

兵士「まて!武力で止めるぞ!」

男「やれるもんならやってみろ!!」ダッ

<牢屋>
男「ここは……」

魔法使い「男さん…?男さん!」

男「魔法使い!…よかった…」

魔法使い「助けにきてくれたんですね…」

男「この檻をどうにかしないとな…」

キキ「…」
 ⊃⊂

男「キキ?」

キキ「!!」⊃バキイッ!!

魔法使い「檻が…壊れた…」

男「でかした!キキ!」

キキ「♪」

兵士「あいつらを逃がすな!」

男「逃げよう!」

魔法使い「はい!」

キキ「!」コクコク

<城下町>
男「ハァ…ハァ…」

平民「魔物だー!!魔物がでたぞー!」

男「げっ、見つかっ……?」

自分達の事ではなかった。
平野の方から魔物の影が見える…

平民「今日のいけにえは、あるのか!?」

兵士「我々にきかれても…」

平民「俺はまだ死にたくねえよ!」

兵士「きっといまごろ、他の国から奴隷が
   送られてくるはずです!」

兵士「だから皆さんはおちついて…」

平民「さっきからその奴隷が
   姿を表さねぇじゃねえかよ?」

兵士「……」

男「なるほど…そういう事か…」

この王国は魔物に目をつけられたが、『いけにえ』
を捧げる事で難をしのいでいる。

その『いけにえ』は、もちろん人。

主に奴隷を使っていたのだろうが、
今日はたまたま到着が遅かった…

男「それで旅人の俺らが目をつけられた訳か…」

魔法使い「……」

この王国の人達を助ける?助けない?
安価↓

『助ける』で行きます。

出かけるので、投下は夜から開始します。

ちょっと早めに帰ってこれました。

投下開始します。

>>121の続き
魔物「…『いけにえ』がいないようだが?」

兵士「も…もうしばらくお待ちください!」

魔物「…お前を連れてってもいいんだがなぁ…」

兵士「……」ビクッ…

兵士2「兵士殿、今到着しました!」バッ!

兵士「本当か!」

奴隷たち「…」ヨロヨロ…

兵士「用意できました!」

魔物「やっとか…連れていくぞ…」

奴隷たち「…」







少年「…待て!」

人々「!?」

魔物「…何だ小僧。」

少年「その人達を…離せっ!」

兵士「き、君!馬鹿な真似はよせ!」

平民「自分の命が惜しくないのか!?」

少年「あの奴隷の人達だって、死にたくて
   ここにいる訳じゃないんだ!」

奴隷たち「…!」

魔物「…お前が変わりにくるか?」ニヤァ…

少年「…わかった…」

魔物「おう、随分威勢がいいな?」

~男たち視点~
魔法使い「どうしますか!?
     あの子…つれてかれてしまいます!」

男「もちろん、助けるよ!」ダッ

キキ「!」ダッ

魔法使い「はい!」ダッ

男「…その少年を離してもらえますか?」

魔物「…何だ貴様らは…今日は馬鹿が多いのか?」

兵士「あっ…お前たちは…」

魔法使い「今は私たちを追いかける
     場合では無いでしょう?」

兵士「……」

男「そんな子供に魔物がよってたかって…」

魔物「…そうか、それもそうだな。」

魔物「お前たちを連れていくとしよう!!」バッ…


魔物4匹の名前を安価↓
前回同様、1度に4匹でもおk。
無理なものは安価下もしくは再安価。

レス多かったら1レスから一匹ずつ…とかにします。

超キングはぐれメタルスライム

>>130 >>1がsage進行してるんだからあげない方がいいんじゃないか?
安価ならエルギオス

>>133-134
気遣い感謝です。
ageでもsageでも構いませんよー。


『超キングはぐれメタルスライム』は
オリジナルモンスターって事でいいですか?


あと、『エルギオス』は申し訳ありませんが
このあとのストーリー的に無理が生じるので
使えません…申し訳ないです。


超キング(以下略)
ネーレウス
テンツク

あと1体をお願いします。魔王系統は無しで。
安価↓

>>130はもしかしたら
はぐれメタルキングの事を言いたいんじゃ…

>>137
なるほど…>>130さん、はぐれメタルキングで
進行しますね?


では、一応次の4匹で行きます。
はぐれメタルキング
ネーレウス
テンツク
ワイバーン

>>129の続き


ネーレウス「先ずは小生意気な貴様から
      殺してやろう!!」
ドルクマ→男

男「あ、俺に呪文はー…」

ネーレウス「ぐはっ!?」
ネーレウスに98のダメージ!

ネーレウス「…何をした…?」

男「何も…」

魔法使い「もう…何ですかこいつ…」

テンツク「お嬢ちゃーん、
     俺と一緒に踊らない?」ワサワサ

魔法使い「踊りません。」
メラミ→テンツク

テンツク「ギャーー!!」
テンツクに137のダメージ!
テンツクは倒れた!

はぐれメタルキング(以降はぐキン)「ふわふわあ~。」

キキ「…」

はぐキン「からのダーイブ。」ヒューン…

キキ「!」
一閃突き→はぐキン

はぐキン「うわあ~~…」バキイッ
はぐキンに448のダメージ!
はぐキンは倒れた!

ワイバーン「あの餓鬼…旨そうだな…」ジュルリ…

少年「!」

ワイバーン「いただきまあーす!!」ガバッ!

男「!まずい!」

少年「…ザラキーマ。」ボソッ…
ザラキーマ→全体

ワイバーン「ぐはあっ!?」ドサ…
ワイバーンは倒れた!

ネーレウス「うぐうっ…」ドサ…
ネーレウスは倒れた!

男「す…すごいな…」

少年「…あ…使っちゃった…」

人々「…」ポカーン…

少年「…お兄さんたち…手伝ってくれる?」

男「…手伝う?」

少年「こいつらを倒しても
   意味ないんだ…ついてきて!」ダッ

男「…分かった!」ダッ

魔法使い「キキ!行きましょう!」ダッ
     ⊃キキ⊂

キキ「♪」

<魂の森>
少年「ここにあいつらのボスがいるんだ…」

男「ボス?」

少年「あいつらはボスによって生み出されてるんだ。」

少年「だから、そいつを倒さないと…」

男「いつまで立ってもラチがあかないのか…」

少年「…」コク…

???「ボスとはまた…随分魔物じみた扱いだな。」

全員「…!」

???「そうだな…私のことはこう呼べ…」

サクリ王「『サクリ王』…と…」

男「サクリ…王…?」

魔法使い「…あ…さっきの王国の名前…」

少年「そう…この人は前サクリフィス王国の王なんだ…」

男「なんで自分の王国をこんな目に…」


サクリ王の見た目は、
ドラクエ9のガナサダイ(人)の青色バージョンで。

サクリ王「憎しみだよ。」

男「憎しみ…?」

サクリ王「現王は私を裏切って、王位を乗っとった!」

サクリ王「汚名をきせられた私は、
     あてもなくこの森へと逃げ込んだ…」

サクリ王「そして、いつの間にか死に…
     この姿で生まれ変わった…」

男「……」

サクリ王「私はあいつが許せなかった…」

サクリ王「なんとしてでもアイツを王位から
     引きずり下ろしてやりたかった…!」

サクリ王「そこで私は考えたのだ…」

サクリ王「平民の命を、易々と魔物に渡すような王など、
     すぐに反乱が起きるだろうと…」

男「…しかし、予想通りには
  いかなかった…って事ですね?」

サクリ王「ああ、あいつは奴隷という
     汚ない手段を使ってきた。」

サクリ王「しかし、送られてきた奴隷の魂で
     私はさらに魔物を生み出した。」

サクリ王「もし『いけにえ』を出すのが遅れたら
     この軍隊で攻めいるぞ…と脅してな。」

男「……」

サクリ王「奴隷もいずれ尽きる…
     その時があいつの終わりだ …」

サクリ王「そう思って行動し続け、今に至る…」

男「……」

少年「奴隷の命を…そんな事に…」

サクリ王「…」

男「サクリ王…もうやめませんか?」

サクリ王「なんだと?」

男「確かに現王は悪者です。」

男「奴隷を使ってたのもひどいです。」

男「でも…平民を守りたい一心でやったんだと思います。」

サクリ王「……」

男「それに…サクリ王もこれ以上悪者に
  ならないでください。」

サクリ王「…なに?」

男「生きているときのサクリえ王は
  かわいそうな王様ですが…」

男「今はただの悪者じゃないですか。」

男「現に奴隷の命が、大量に奪われました。」

サクリ王「……」

少年「サクリ王…僕、あなたを尊敬しているんです。」

サクリ王「…?」

少年「僕のお母さんを、身を呈して魔物から
   守ってくれたんですよね。お母さんから聞きました。」

サクリ王「民が困っていたら助けるのは当然だ…」

少年「サクリ王…」

少年「…僕が王様になります。」

サクリ王「…なに?」

少年「今の王様は僕たちを守ってくれています。」

少年「でも、奴隷の命は易々と捨てます…」

少年「僕は…」

少年「全員を助けたいんです!」

少年「だから…僕が王様になって、
   サクリ王の無念をはらしますから…」

少年「もう『いけにえ』をとらないでください!」

サクリ王「……」

サクリ王「フ…フハハハハ!!」

少年「…?」

サクリ王「私は…なんでこんな
     簡単な事に気づかなかったんだ…」

サクリ王「君の様な優秀な人物を探して…
     王にすれば良かったんだ…」

少年「そ…それじゃあ!」

サクリ王「ああ、約束しよう。」

サクリ王「もう二度と『いけにえ』はとらない。」

少年「!!」パアッ…

<サクリフィス城>
王「…生きていたのか…」

男「生きてますよ?」

少年「王様!」

王「なんだ…」

少年「…僕が…」







少年「今日からは僕が王です!!」

王「なっ…!?」

男「王様…貴方は奴隷を殺した。」

男「でも、この子は奴隷を守った。」

男「災厄の元凶も断った。」

王「なに!?」

男「王は民の命を守る存在…」

男「奴隷でも、ここにきた瞬間に民ですよね?」

王「くっ…」

王のやり方に不満をもっていた兵士や平民は多かった。

みんな少年が王になることに賛成した。

政治関係のことで悩みがでたそうだが、
奴隷として連れてこられた元王や王女が
側近を勤めることで解決した。

今の兵士もほとんどが元奴隷。

奴隷たちは誰一人として『奴隷』として扱われていない。

少年王「皆さん…本当にありがとうございました!」

男「いや、この結果は君が
  自分でつくりだしたものだよ。」

少年王「名前を…教えてもらっても宜しいですか?」

男「うん。俺は男。」

魔法使い「私は魔法使いです。」

キキ「♪」モコモコ

男「その子がキキね。」

少年王「皆さんいい名前をお持ちですね。
    恩人の方々の名前は覚えておきたいと思ったので…」

男「君の名前は?」

少年王「僕は…」

ヒーロ王「ヒーロ…といいます。」

男(ヒーロ……英雄…か。)

<魔法のじゅうたん>
魔法使い「あの子…凄かったですね!」

男「あんな年でよく魔物に立ち向かえるよな…」

魔法使い「でもひとつ気になるのが…」

魔法使い「何故ザラキーマを使えたのか…」

男「あの子僧侶なんじゃないの?」

魔法使い「え?」

男「怪我してた奴隷、一気に全員治療してたし。」

魔法使い「ケタ違いですね…」

~その頃~
ヒーロ王「…」テクテク

元王(…あいつのせいで俺の人生が!)

元王(殺してや…)ザクッ

サクリ王「いけにえをとらない…という
     少年との約束を破ってしまったな…」

元王「!?…き…きさまは…がはっ…」

サクリ王「あの少年を殺そうとしなければ
     見逃してやったものを…」

サクリ王「まあ、おそらく私と貴様は
     一緒に滅びる運命なのだろう。」

元王「く……くそおおお!!!」


その後、魔物となったサクリ王と、
元王の姿を見たものはいないという…

ふー…
とりあえずここまででサクリフィスの
ストーリーが終わりです。

結構長々してしまった…

スレタイともあんまし合ってないし…

今後も多分こんな感じで進んでいくので、
御了承下さい。


じゃあ、ちょっと休憩してきます…

おはようございまする。
ちょびっと投下。

パラメータ表

(見方)
★★☆☆☆←上限5 現在2


【男】
HP★☆☆
MP★☆☆
攻★☆
防★☆
賢★☆☆
早★☆☆

(特性)


(特技)
無し

(呪文)
無し

【魔法使い】
HP★☆
MP★★☆☆☆
攻★☆
防★☆
賢★★☆☆☆
早★★☆

(特性)


(特技)
しゅくふくの杖

(呪文)
初級攻撃呪文全て
メラミ
ヒャダルコ

【キキ】
HP★★★★☆☆
MP★★☆
攻★★★★☆☆
防★★☆
賢★★☆
早★★★☆☆

(特性)


(特技)
一閃突き
せいけん突き
ばくれつけん

(呪文)
ホイミ

サクリフィス王国を救った男たち。

次の到着場所は?
1,宮殿
2,村
3, 町

1は魔法使い主体の物語。
男女差別がひどい王女の話。

2はキキ主体の物語。
人間語は喋れないが、心優しい魔物たちの話。

3はロボットだらけの町の話。


こっからの多数決で。

1

只今戻りました。

>>168まで、魔法使いの物語不人気だったので
廃止しようとしてました(笑)

一応全部やる予定ではあります。
ただ、順番を多数決で決めようと。

それでは1でお送りします。

>>159の続き


男「…ん?建物が見えてきた…」

魔法使い「城…いえ、宮殿ですね。」

キキ「♪」モコモコ

男「夜も近いし、あそこの宿にとまろうか。」

魔法使い「はい!」

キキ「♪」

<ウィム王国>
男「…外で寝てる人ばっかだ…」

魔法使い「全員男性ですね…」

男「とりあえず宿は…と。」

<宿>
宿主「あんたに貸す部屋はないよ!」

男「…え?」

宿主「野宿してな!!」

男「…」



魔法使い「え?宿借りれなかったんですか?」

男「野宿してな!って言われた…」

キキ「…」

男「…みんなが野宿してる理由はこれか…」

魔法使い「なんで泊めてくれないんでしょうね?」

魔法使い「泊めてもらえるよう…
     私も挑戦してきます!」

男「おお、なんか闘志に火がついてる。」

魔法使い「行ってきます!」ダッ…

男「頑張れー。」ノシ

キキ「♪」ノシ

-30秒後-
魔法使い「借りれましたよ?しかもタダで。」

男「え?本当に?」

魔法使い「でも…私の部屋だけでした…」

男「?」

魔法使い「男さんの部屋は、性別欄に

     『男』って記入した瞬間から、
     用意しようともしなかったんです…」

男「『男』…か…」

男「そうだね、とりあえず
  魔法使いとキキは宿屋の中で寝ててよ。」

魔法使い「いえ!男さんを置いて…なんて出来ません!」

キキ「!」バタバタ

男「あー、二人ともありがとね。でも宿屋で寝て?
  俺の事を気遣って風邪でもひかれたら辛いし…
  それに、物騒な輩が襲ってくるかもしれないしね。」

男「俺は守備面だけは大丈夫だからいいけどさ、
  二人に何かあったら俺悲しいもん。」

魔法使い「…わかりました。」トボトボ…
    ⊃キキ⊂

男「キキー、人がきたらぬいぐるみのフリだよ。」

キキ「♪」つ

申し訳ありませぬ…
眠いので続きは明日の朝か昼に投下します。

おやすみなさい…

<宿>
魔法使い「…キキ!寝ましょうか!」ニコ

キキ「♪」

魔法使い(男さん…大丈夫でしょうか…)

~その頃~
男「地味に寒いなー…」

男「俺の体、風邪ひくのかな?」

男「一応対策を…」

カバンから替えの服を取り出し、
自分にかける。

男「せめてもの保温対策です。」

女「…お前!何をしている!?」

男「…え?野宿ですけど…」

男「それに周りにも同じような人、
  いっぱいいるじゃないですか。」

女「そうではない!
  なぜ男のくせにそんな保温対策をしている!」

男「……え?」チラッ…

よく見たら、周りの男たちは何もかけていない…

それどころか上半身裸の者もいる。

女「貴様新入りか?
  3日の獄入りで済ませてやるからついてこい!」グイッ!

男「え?うわわっ…」

-次の日-
魔法使い「キキ、よく寝れた?」

キキ「♪」モコモコ

魔法使い「良かった!じゃあ、
     男さんのところに行きましょう!」

キキ「♪」

魔法使い「いませんね……」

キキ「?」

魔法使い「一体どこに…」

おじさん「もしかして…
     誰か男の人を探しているのかい?」

魔法使い「え?…はい。」

おじさん「多分…今牢獄に入ってると思うよ…」

魔法使い「!?な…なぜですか!?」

おじさん「彼はちょっとした
     ルール違反をしてしまったからね…」

魔法使い「ルール違反…?」

おじさん「まあ、3日で出してくれるっていってたよ。」

魔法使い「待てませんよ…
     牢獄はどこにあるんですか!?」

おじさん「宮殿内だよ。」

<宮殿前>
魔法使い「門がしまってますね…」

キキ「…」グググ…
   ⊃⊂←せいけん突きの構え

魔法使い「あ!キキ!まだ強行突破はしなくていいです!」

キキ「?」

魔法使い「どうしましょう…」

門番「…?はっ!失礼しました!すぐに
   開けますのでお待ち下さい!」

魔法使い「!ありがとうございます!」

キキ「♪」

<ウェム宮殿>
魔法使い「ここのどこかに男さんが…」

魔法使い「とりあえず牢獄を探しましょう。」

キキ「!」つ

魔法使い「え?キキ、分かるの?」

      ('-')⊃

魔法使い「右ですね?」テクテク…

      ('-')⊃

魔法使い「ここも右…」

魔法使い「…!着きました!すごいですキキ!」

キキ「♪」

<牢獄>
魔法使い「男の人がたくさん…」テクテク…

男「!魔法使い!?」

魔法使い「男さん!大丈夫ですか!?」

男「うん、別に酷いことされてる訳じゃないからね。」

魔法使い「どうしましょうか…」

男「今回は3日待てば出してくれるって言ってたし…」

男「波風立てず時間の経過を待とっか…」

魔法使い「…」

見張り「そこで何をしておられる!?」

魔法使い「わっ!?」ビクッ

見張り「すぐに出てください。」

魔法使い「この人…出してもらえませんか?」

男「……」

見張り「私たちで決められる事ではありません。」

見張り「女王の命令なので…」

魔法使い「…女王様はどこにいるんですか!?」

見張り「この宮殿の3Fにおられます。」

魔法使い「ありがとうございます!」

魔法使い「男さん、すぐ出してあげますからね!」ダッ…

キキ「…」

男「あ…ちょっと…キキ置いたまんま…」

男・キキ「……」

男「あの…よかったんですか?
  見逃してもらってしまって…」

見張り「…私だって、
    自ら男を捕らえてる訳ではありません…」

見張り「恋人だっていました…」

見張り「…殺されてしまいましたけど…」

男「……」

見張り「わたしの恋人は、兵士だったんです。」

見張り「そんな彼に魔物討伐の命令が出されました。」

見張り「1人で倒すのは難しいような魔物を
    頑張って彼は倒し続けたんです。」

見張り「しかし、彼は1匹だけ
    魔物を取り逃がしてしまいました。」

見張り「…その結果、殺されました。」

見張り「魔物にではなく…人間に…」

男「…すみませんでした…
  辛い話をさせてしまい…」

見張り「いえ、いいんです。
    私から話したのですから…」

見張り「あなたの様な人が捕まると
    心が痛むのです…早く出れるといいですね。」

男「…ありがとうございます。」

~その頃~
魔法使い「女王様!話があります!」

女王「…?誰?」

魔法使い「私は魔法使いと言います。
     捕まってる人を解放してほしくて、
     話しに来ました。」

女王「ふーん…興味ないわ。帰って。」

魔法使い「!?」

女王「…あ、待って。
   いま悩んでる事があるの。
   それを解決したら考えてあげるわ。」

魔法使い「…本当ですか!?」

女王「この宮殿、男は牢獄以外立ち入り禁止なのよ。」

女王「でも、夜中に
   男が宮殿内をうろついているという
   目撃情報がたくさん入ってきてるの。」

魔法使い「…」

女王「その男をひっとらえてくれる?」

魔法使い「私が…ですか?」

女王「そう。早速夜中、張り込んでね。」

魔法使い「…」

↑ここで言っている『男』は主人公ではないです。
ややこしくてすいませぬ。


-夜中-
魔法使い(男さんのために…頑張ろう!)

影「…」テクテク…

魔法使い(誰かいる…!)

影「…」テクテク…

魔法使い(今だ!)バッ!

魔法使い「つかまえ…?」

老人「……」

魔法使い「…ゆ…幽霊?」

老人「ああ…怖がらないでください。」

老人「私は前王のマールと申します。」

マール王「死してなお、
     悩みがあり成仏できずにいるのです…」

魔法使い「…悩み?」

マール王「私の娘…今の女王の事です。」

魔法使い「…」

マール王「娘の名前はウィムと言います。」

マール王「子供の頃は何事もなかったのですが…」

マール王「ある日をきっかけに、
     ウィムは変わってしまいました。」

魔法使い「…何があったんですか?」

マール王「国に魔物が攻め混んできたのです。」

マール王「魔物は強く…
     兵士ではうち勝てませんでした…」

マール王「男たちは奴隷として捕まりそうになったとき、
     何を思ったのか恋人を魔物に渡したのです。」

マール王「『かわりにこいつを連れていけ。』…と。」

マール王「私はそれ以上被害が大きくならない内に
     禁術を使い、魔物を滅ぼしました。」

マール王「まあ、その術によって私も滅び
     このような姿となりましたが…」

魔法使い「…」

マール王「しかし、そんな情景を見たウィムの
     心の傷は癒えませんでした…」

マール王「魔物に攻められたことより、
     男が軽々と女を引き渡していたことに
     ウィムはとてもショックを受けていました。」

マール王「そんなまま、ウィムは王女となり
     今のような国になってしまっているのです。」

魔法使い「男性への過度な差別ですね?」

マール王「…」コク…

マール王「…貴方に1つお願いしてもいいですか?」

魔法使い「お願い?」

マール王「ウィムを…どうにかしてほしいのです。」

マール王「ウィム本人は私が見えませんでした…」

マール王「それに、宮殿内で私を見つけた者たちも
     貴方のように中立的な考えを持つ人は
     いなかったので、相談出来なかったのです。」

魔法使い「…中立的な考え…ですか?」

マール王「ほとんどの女性は、
     男が下で当たり前だ…と考えているのです。」

マール王「まあ、それはこの国の掟が理由なのですが。」

マール王「なので、そんな偏った考えを持つ者に
     『女王をどうにかしてほしい』」

マール王「…なんて頼んでも無駄でしょう。」

魔法使い「…その通りですね。」

魔法使い「…でも、どうすればいいのですか?」

マール王「…私の遺書を…ウィムに見せてほしいのです…」

魔法使い「…遺書…」

マール王「滅びの神殿で禁術の儀式を行う前に
     書いておいたのです。」

マール王「この体だと、行くことはできますが
     遺書に触ることはできないので…」

魔法使い「わかりました!案内お願いします!」

マール王「!…ありがとうございます…」

<滅びの神殿>
マール王「少しだけ魔物がいますね…」

魔法使い「…」ゴクリ…

マール王「最悪の場合、私がなんとかします。
     呪い?みたいなものが使えるので…」

マール王「ただ、できるだけ逃げてください。
     成功率はそこまで高くありません。」

魔法使い「はい。ありがとうございます。」

魔法使い「…」ソロリ…

魔物「…」

魔法使い(物凄い緊張感…)

マール王「もう少しです…」

魔法使い「…」ソロリ…

魔物「…」


魔物に見つかる?見つからない?
安価↓

魔法使い「ふう…なんとか見つからずに
     儀式の間までこれました。」

マール王「そこに置いてある遺書です。
     それをウィムに…」

魔法使い「はい!」

魔法使い「…帰りもあの道を…」

マール王「その必要はありません。
     神殿内に入る時は結界が張られていて
     ワープすることは出来ませんが…」

マール王「神殿から外に出るときなら、
     あなたと共にワープすることが出来ます。」

魔法使い「本当ですか!お願いします!」

<ウィム宮殿>
ウィム女王「遅かったわね。
      男はひっとらえたの?」

魔法使い「男の正体は…
     ウィム女王の父、マール王でした。」

ウィム女王「…馬鹿にしてるの?
      父はもう昔に死んでるのよ?」

魔法使い「幽霊なんです。
     …信じてもらえないでしょうが…」

ウィム女王「下らない話に付き合ってる暇は無いの。
      今度こそ帰ってくださる?」

魔法使い「これを…読んでください!」

ウィム女王「…遺書…?」

魔法使い「マール王に案内され、
     儀式の神殿に行きました。」

ウィム女王「私たちしか道を知らないはず…
      いいわ、信じてあげる。」

ウィム女王「その遺書をかして?」

ウィム女王に遺書を渡す。

ウィム女王がその遺書を開いた瞬間、
辺りがまばゆい光に包まれる…

ウィム女王「…?私は何を…」

魔法使い「ウィム女王…?」

そんなとき、兵士の一人がやってくる。

兵士「女王!また一人馬鹿な男を捕らえました!」

ウィム女王「…?理由は…?」

兵士「男のくせに、果物を食べていたからです。」

ウィム女王「…!?そんなことで…」

ウィム女王「今すぐその人を解放するのです。
      他にも同じような人がいるなら
      全員解放してあげなさい。」

兵士「え?でも…」

ウィム女王「いいから行きなさい。」

兵士「は、はい!」ダッ…

魔法使い「…どうなってるの?」

マール王「…卑怯なやり方だとは思ったのですが…
     この様な時が来ると思い、あの遺書に
     術を仕込んでおいたのです。」

マール王「あの日の出来事を全て忘れるように…」

魔法使い「……」

ウィム女王「あら?旅のお方ですか?」

ウィム女王「申し訳ありませんが、
      今から少し忙しくなるので
      席を外しますね…」タッタッタッ…

魔法使い「あ…はい…」

マール王「……」

その後、男たちは皆解放された。

差別も、個人的にしている女を除けば
この国からは消えた。

男たちが兵士になったり、商人になったりして
王国はさらに潤っていきそうだ。


男「はー…やっと出れたよ。」

魔法使い「男さん!私、やりました!」

男「ありがとう。色々頑張ってくれたんだよね?
  マール王から聞いたよ。」

魔法使い「そうなんですか…
     って、男さんも見えるんですか!?」

男「うん。何か昔から見える体質なんだ。」

魔法使い「…」

マール王「この度は本当にありがとうございました。」

男「あ、マール王。」

魔法使い「ウィム女王…立派な女王になられて
     良かったですね!」

マール王「はい…手段は少し強引でしたが…」

男「あの状況じゃ、仕方ありませんよ。」

男「もっと落ち着いてきたら、本当の事を
  話せばいいんじゃないですか?」

男「多分、いまの女王なら王の事が
  見えるはずですよ。」

マール王「はは…そうだな。
     それまで成仏はお預けか。」アハハ

男「いや、笑っていいのかわかりませんって。」

全員「アハハ…」

ウィム王国のストーリー終わりです。


長くて読むの飽きられてる不安が…
なるべく短くまとめるので
これからもよろしくお願いしまする。

次は折角なので、キキ主体の物語でいきます。

ちょっと休憩してきますねー。ノシ

男「じゃ、出発しよっか。」
⊃魔法のじゅうたん⊂

魔法使い「はい!」

キキ「♪」モフモフ

男「さーて…次はどこにつくかな…」フワフワ…

魔法使い「……!」チラッ

魔法使い「男さん!
     あそこの村、魔物に襲われてます!」

男「!?どこ…?」

魔法使い「あそこです!行きましょう!」

<魔物の村>
魔法使い「あれ?確かここのはず…」

男「魔物いないね…」

魔法使い「でも、民家が荒らされてます。」

男「逃げたのかな?
  とりあえず人を探してみよう。」

?「」ゴソゴソ…

キキ「…?」テクテク…

?「…!?」ビクッ

キキ「?」

?「…」

魔法使い「キキ?どうしたの…って、魔物!?」

男「…魔物?」

キキ「?」

ドラキー「…」ブルブル…

男「…震えてる…」

魔法使い「人間が怖いのでしょうか…」

男「よく見たらここは、人間がいない…」

男「魔物たちの村なのかもね。」

魔法使い「だから私たちが来たときには、
     みんな身を隠してしまったんですね?」

男「多分。」

ドラキー「…」ブルブル…

男「ごめんな。俺ら、すぐ出ていくから。」

ドラキー「!!」パタパタ

男「…?何かを伝えたいのかな?」

魔法使い「うーん…分かりませんね…」

ドラキー「!」パタパタ

キキ「…?」フリフリ

ドラキー「!!」パタパタ!

男「キキは話せるみたいだね。」

男「キキ、なんていってるの?」

キキ「♪」フリフリ

男「…そうか…キキも喋れないんだったね…」

魔法使い「どうしましょうか…」

男「とりあえず他の魔物も探してみない?
  喋れる魔物がいるかもしれないしさ。」

キキ「♪」

男「それにしても、やっぱり人はいないね。」

魔法使い「完全に魔物だけの村なんですね。」

アルミラージ「!!」ビクッ

キキ「♪」フリフリ

アルミラージ「…♭…」

キキ「…?…」

アルミラージ「…?!」

キキ「!」

男「うーん…」

キキ「…ヒト…クル…ノ」

男「…!?」

魔法使い「キ…キキが喋った!?」

男「キキ…喋れたの?」

キキ「…」フルフル

男「俺たちに伝えようとして、
  頑張って話そうとしてくれてるのか。」

キキ「♪」コクコク

男「他の魔物たちにも聞きにいってみよう。」

魔法使い「はい。」

キキ「♪」


ゴースト「…!!」

キキ「…ワタシタチ…シナイ…」


いたずらもぐら「♭!」

キキ「…ヒトハ…オソウ…」


シーメーダ「?……!」

キキ「…マモノ…オカネ…」

男「うーん…」

男「『人が来る』
  『私たち、しない』
  『人は襲う』
  『魔物、お金』…か…」

男「人間がこの村にきて、
  私たちは何もしないのに襲ってくる。
  魔物はお金に換金できるから……」

男「…って事かな…?」

魔法使い「それなら、最初に私たちが来たときに
     隠れたのも説明がつきますね。」

男「まだ推測の範囲内だけどね。」

その時、入り口の方から声が聞こえてきた…

『今日は何匹狩るか?』
『3匹ぐらいでいいだろ。』

男「…推測は当たったみたいだ…」

魔法使い「…どうしましょうか…」

キキ「…」ダッ

男「…キキ?」

キキ「…」バッ…

『お、今日はコイツか。』
『見たことないな。』

キキ「…」グググ…

『ん?抵抗すんのか?』
『やめとけwww意味ないかr…』

キキ
ばくれつけん→全体

『ぐはっ!?』バキィッ!
『ごほっ!!』ボコッ!!

ごろつき共はとんでいった…

男「うん。よくやったぞー。」

魔法使い「キキって凄い強いですよね…」

キキ「ヨクヤッター♪」

ドラキー「…!リ…ト…」パタパタ

男「?」

ドラキー「ミナ…サ…ン……アリガ…ト…」パタパタ

男「おお、お前も喋れる様になったじゃん!」

魔物たち「アリガトウ…」

キキ「ドウ…タシマシテ…」モコモコ

男「あはは。」

魔法使い「…この後も人間たちは
     ここを狙いにきますよね…」

男「そうだね…
  強くなったとしても、討伐されそうだし…」

男「あ、そうだ。」

竜王(人)→りゅうおう でお送りします。


りゅうおう「それで私を読んだのか…」

男「仲間思いのりゅうおうさんなら、
  どうにかしてくれると思いまして。」

りゅうおう「いいだろう。
      この村のものたちは私がまもろう…」

りゅうおう「他の場所でも、ここの魔物のような
      者がいたら、ここに連れてきてくれ。」

男「はい。任せてください。」

魔法使い(やっぱり慣れない…)

キキ「リューオー♪」モコモコ

その後、魔物の村は『りゅうおう』によって守られ
人間はほとんど近寄らなくなった。

『りゅうおう』も、いつもいられる訳ではないので
『はくりゅうおう』や『神竜』を見張り番としているらしい。

そんな物騒な場所に近づく人間は
男たちだけとなったとさ。

<魔物の村>の物語は終わりです。


とりあえず今日はここまで。
おやすみなさい。

現在のステータス表
見方★★☆☆☆ ←現在2上限5
特性はDQジョーカー系統から引用してます。


【男】
HP★★☆
MP★★☆
攻★☆
防★☆
賢★☆☆
早★★☆

(特性)
つねにマホカンタ


(特技)


(呪文)

【魔法使い】
HP★☆
MP★★★☆☆
攻★☆
防★★
賢★★★☆☆
早★★☆

(特性)


(特技)
しゅくふくの杖
会心封じ

(呪文)
初級攻撃呪文全て
中級攻撃呪文全て
マホカンタ
ラリホー
メダパニ
マホトラ

【キキ】
HP★★★★★☆
MP★★☆
攻★★★★★☆
防★★☆
賢★★☆
早★★★★☆

(特性)


(特技)
一閃突き
せいけん突き
ばくれつけん
ギガスラッシュ

(呪文)
ホイミ
ベタン
バイキルト

次の物語について多数決とります。

1,今までのようなストーリー的な物語。
2,魔王クラスの敵と対決する物語。
3,その他(簡単な内容を。)

どれが良いか数字で書いてください。
(3は、その内容も。)

3
何か日常の小ネタ的なもの、普通の魔物と出会ったらどうしてるのか、とか

3 スラ・ブラスターとの闘い
 ちょっとだけ、男の能力の仕組みがわかる……的な

只今戻りましたー。

3は別の内容なので、2でいきますね。

>>236>>239
いつかやろうと考えています。

では、魔王クラスの魔物を安価↓で。
×大魔王クラス(ゾーマ・竜王・ネルゲル…)
×ザコモンスター(スライム・ドラキー…)

完全に自分の価値観で魔王・大魔王って分けてるので
却下受けたら、何回でもレスおkです。

魔王クラス→ハーゴン・バルボロス・ゲマ…など

ドルマゲス
それでドルマゲスの正体は男と深い縁のある人物

ドルマゲスで行きますね。

>>243
その設定は、ちょっと難しそうですね…
わざわざ書いてくれたのに申し訳ありません。

じゃあ、ドルマゲスの手下を2匹安価↓

【魔王】ドルマゲス

【手下】ブリザード


あともう一匹の手下を安価↓

【魔王】ドルマゲス

【手下】ブリザード
    フレイム

で行きます。

>>230の続き

男「次はどこにつくかな~…」

男「…あれは…?」

黒い竜巻が前方にそびえたつ…

男「なんかヤバイ…引き返そう!今すぐ!」

魔法使い「はい!…なんでしょう、あの竜巻…」

男「普通の竜巻では無さそうだけど…」

しかし、引き返すのが少し遅く竜巻にのみこまれる…

男「くそ…遅かったか…」

魔法使い「どうなってしまうんでしょうか…」

キキ「…」

<竜巻の中>
男「ん…ここは?」

魔法使い「竜巻の中…ですかね?」

キキ「?」

男「…とりあえず進もう…」

<魔王の間>
男「竜王の部屋みたいだな…」

魔法使い「…」


瞬間。
辺り一面が暗闇で覆われる…


???「おや…生きていたのか?しぶといな…」

男「魔物…」

ドルマゲス「そこら辺の魔物と一緒にするな?
      俺の事はドルマゲスと呼べ…」

魔法使い「ドルマゲス…」

男「あの…ここから出してもらうことは…」

ドルマゲス「ないな。なぜなら…」

男「…なぜなら…?」

ドルマゲス「お前たちはここで死ぬ運命だからだ!!」

戦闘開始!!

(戦闘のルール)
安価で攻撃方法を決定。

書き方は↓

こうげき→ドルマゲス

みたいな感じで。

レスが被る場合は、早い方優先。

3人分の攻撃方法が揃ったら、
1ターン目開始。
これを繰り返す。

覚えてない技を書いたり、
MPが足りない場合、別安価・再安価。

【男】
HP100/100
MP100/100

通常攻撃 MP0 1~10ダメージ

(特技)
かばう MP0 味方1人を1ターンかばう

【魔法使い】
HP50/50
MP150/150

通常攻撃 MP0 10~30ダメージ

(特技)
しゅくふくの杖 MP10 50回復
会心封じ MP5 会心の一撃を封じる

(呪文)
初級呪文 MP5 50~100
中級呪文 MP10 100~200
マホカンタ MP10 1人に魔法反射バリア
ラリホー MP5 秒数が奇数で成功
メダパニ MP5 秒数が奇数で成功
マホトラ MP0 MP10すいとる

【キキ】
HP250/250
MP100/100

通常攻撃 MP0 30~60ダメージ

(特技)
一閃突き MP10 秒数奇数で400ダメージ
せいけん突き MP5 300ダメージ
ばくれつけん MP10 全体に100ダメージ
ギガスラッシュ MP20 全体に200ダメージ

(呪文)
ホイミ MP5 50回復
バイキルト MP10 通常ダメージ2倍に
ベタン MP10 残り体力の1/4を削る

しつこくすいません。魔法使いではなくキキがバイキルトでお願いします

ドルマゲスは状態異常無効。

ドルマゲス
HP3000/3000

フレイム
HP500/500

ブリザード
HP500/500

>>261
了解です。

男と魔法使いの行動募集。
安価↓

ちなみにドルマゲスはいてつく波動や分身はしないんですか?

>>266
戦闘の進み具合で決めます。

同じ人しか安価取ってない・・・

>>269
申し訳ありません…
レスが多数ある場合は、その辺りも配慮致します。

男は、はやぶさ斬りを覚えてないので
男の行動を再安価↓

マホカンタ

>>272
>>258の表が見辛くてスミマセン…

男の選択肢は
通常攻撃 MP0 1~10ダメージ
かばう MP0 味方1人を1ターンかばう
です。


攻撃→ドルマゲス
とか


かばう→魔法使い

みたいな感じで書いてください。
再安価↓

【男】
攻撃→ブリザード

【魔法使い】
ヒャダルコ→全体

【キキ】
バイキルト→男

で行きます。

ちなみに行動順は毎ターン
キキ→ドルマゲス→魔法使い→ブリザード→男→フレイム
となります。

戦闘シーン考えてくるので
しばしお待ちを…

男は攻撃特技なんも覚えてないんだwww

>>277
そうなのです。
超守備特価なので、パラディンにすれば最強です。


では、1ターン目開始です。

>>254の続き


キキ「!!」モコモコ
バイキルト→男

男の通常攻撃ダメージが2倍になった!

男「あ、なんかパワーアップした気分。」

ドルマゲス「俺が動くまでもないな…」
ドルマゲスは様子を見ている…

魔法使い「この呪文で…!」
ヒャダルコ→全体

ドルマゲスに100のダメージ!
フレイムに200のダメージ!
ブリザードに効果は無いようだ…

ブリザード「そんなの効かんわ!」
こおりの息→全体

男はかきけした!
魔法使いに20のダメージ!
キキに20のダメージ!

魔法使い「くっ…」

男「これでもくらえ!!」
攻撃→ブリザード

ブリザードに15のダメージ!

男「俺よわっ!?バイキルトかかってんのに…」

フレイム「フハハ!何をやっている!」
火炎の息→全体

男はかきけした!
魔法使いに20のダメージ!
キキに20のダメージ!

キキ「…」モフモフ…

1ターン目 状況

男はHP/MP変化しないので、省きますね。

魔法使い
HP10/50
MP140/150

キキ
HP210/250
MP90/100


ドルマゲス
HP2900/3000

ブリザード
HP485/500

フレイム
HP300/500

では2ターン目の行動を安価で募集。

一応ルール>>255

男・魔法使いの選択肢>>258

キキの選択肢>>260


ちなみにHP0になっても、殺しはしないので。
気絶状態…みたいな感じにします。

1人何レスでもおkですが、
いっぱい人きてくれたら公平にとります。

一人で短時間に安価取りすぎでつまらん。

というか一人がずっと安価取りまくってるから、他の人が避ける。

サヨナラ。

後は>>1とID:nzk7gcmEの二人だけでやればいいんじゃないか……

>>287,>>289
申し訳ありません…
言われると思っていたのですが、
『読んでる人いないんじゃないか』って言う
簡単な気持ちで1ターン目の安価を取ってしまいました。

不快な気持ちにさせてしまい申し訳ありませんでした。

この様に書くとnzk7gcmEさんにも失礼ですね。
皆様、本当に申し訳ありませんでした。


今日の24:00まで安価受け付けてます。

では2ターン目は

かばう→魔法使い

魔法使い
祝福の杖→魔法使い

キキ
ばくれつけん→全体

で行きます。
戦闘シーン考えてきますので少々お待ちを!

【2ターン目】
『かばう』は最初に発動。

男「魔法使い、大丈夫か!?」
かばう→魔法使い

魔法使い「ありがとうございます!」


キキ「…」グググ…
ばくれつけん→全体

ドルマゲスに200のダメージ!
ブリザードに180のダメージ!
フレイムに170のダメージ!

ドルマゲス「ぐう…生意気に…」

ドルマゲス「死ねえ!!」
バギクロス→全体

男「あ、呪文はー…」

男は呪文を反射した!
キキに90のダメージ!

ドルマゲス「なに!?」

ドルマゲスに80のダメージ!

ドルマゲス「いつの間にマホカンタを…?」

男「いや、してないんです。」


魔法使い(今のうちに…)
祝福の杖→魔法使い

魔法使いはHPが50回復した!

魔法使い「ふぅ…」

ブリザード「一撃で仕留めてやるよ!」
ザラキ→全体

男は呪文を反射した!
キキには効かなかった!

ブリザード「やべえ。」

ブリザードには効かなかった!

ブリザード「危ねえ…」


フレイム「何をやっているのだあいつは…」
火炎の息→全体

男はかきけした!
キキに30のダメージ!

キキ「…アツイヨ!」バタバタ

【2ターン目 状況】
男は省略。

魔法使い
HP50/50
MP130/150

キキ
HP90/250
MP80/100


ドルマゲス
HP2620/3000

ブリザード
HP305/500

フレイム
HP130/500

ルール>>255

男・魔法使いの選択肢>>258

キキの選択肢>>260


3ターン目の行動を募集。
安価↓指定なし。

3ターン目で選ばれなかった場合、
その人達は次のターンで優先的に選びます。

魔法使いの選択肢で初級呪文ってのは別にドラクエの初級呪文(メラとかホイミ)が使えるわけではないんですね
勘違いしてました
安価はキキ→ホイミ→自分

>>302
すみません説明不足でした!
魔法使いは
初級『攻撃』呪文と
中級『攻撃』呪文のみ使えます。
申し訳ありませんでした。

3つ揃ったので、
とりあえず3ターン目を開始します。


攻撃→ブリザード

魔法使い
マホトラ→ブリザード

キキ
ホイミ→キキ

で行きます。

【3ターン目】
キキ「♪」
ホイミ→キキ

キキはHPが50回復した!


ドルマゲス「ふん…」

ドルマゲスは様子をみている…

魔法使い「それ!」
マホトラ→ブリザード

MPを10吸いとった!


ブリザード「氷づけになれ!!」
こおりの息→全体

男はかきけした!
魔法使いに10のダメージ!
キキに20のダメージ!

男「くそ…全体攻撃が…
  俺はくらわないけど…」

男「今度こそ!」
攻撃→ブリザード

会心の一撃!
ブリザードに25のダメージ!

男「会心で25かよ…」

ブリザード「痛くも痒くもない!」


フレイム「燃え尽きるがいい!」
火炎の息→全体

男はかきけした!
魔法使いに20のダメージ!
キキに20のダメージ!

【3ターン目 状況】
男は省略。

魔法使い
HP20/50
MP140/150

キキ
HP100/250
MP75/100


ドルマゲス
HP2620/3000

ブリザード
HP280/500

フレイム
HP130/500

ルール>>255

男・魔法使いの選択肢>>258
※魔法使いが使える(初級・中級)呪文は
攻撃呪文のみ。

キキの選択肢>>260


4ターン目の行動募集します。 
安価↓指定なし


かばう→魔法使い

男が庇って、魔法使いが延々とキキを祝福して、キキが爆裂拳してれば終わるのだから、適当にだらだらやる意味がよく分からないけど

>>312
もうすぐイベント起こすので、少しの間辛抱を…

そのイベントで男に技を追加させます。

まあ、その技を使うかどうかは
結局安価次第なので
使わずジリ貧になるかも知れませんが。

>>312
まずMP回復ができないからキキが爆裂拳しててもキキのMPが底をつきるし男もHP100だから
終わらないでそのままつむだろ
というかキキが強すぎて全体のバランスがとれてない。それに敵の行動も微妙すぎる
キキ→ギガスラッシュ

お待たせしました。
>>312さんと>>314さん
ご指摘ありがとうございます。

色々と失敗してしまっているのに、
安価も取ってくれて本当に感謝してます。


では

かばう→魔法使い

魔法使い
会心封じ→ドルマゲス

キキ
ギガスラッシュ→全体
で行きます。

もう少しの間、戦闘にお付き合いください。

【4ターン目】
男「かばうっ!」ドーン!
かばう→魔法使い

ブリザード「それしか出来ねえのか。」

男「うっ…一番気にしてる事を…」


キキ「!!」
ギガスラッシュ→全体

ドルマゲスに220のダメージ!
ブリザードに240のダメージ!
フレイムに230のダメージ!

フレイムは倒れた!

男「よし!」

ドルマゲス「それがどうした…」

【4ターン目】
男「かばうっ!」ドーン!
かばう→魔法使い

ブリザード「それしか出来ねえのか。」

男「うっ…一番気にしてる事を…」


キキ「!!」
ギガスラッシュ→全体

ドルマゲスに220のダメージ!
ブリザードに240のダメージ!
フレイムに230のダメージ!

フレイムは倒れた!

男「よし!」

ドルマゲス「それがどうした…」

連投スイマセン。


ドルマゲス「生き返らせればいいだけだ。」
ザオリク→フレイム

フレイムは生き返った!
(HP150の状態で。)

男「んなっ!?…反則だろ!」


魔法使い「はっ!」
会心封じ→ドルマゲス

ドルマゲスは会心の一撃を封じられた!

ドルマゲス「くだらん事を…」

魔法使い「…」

ブリザード「危ない危ない…」
ベホイミ→ブリザード

ブリザードはHPが100回復した!

男「くっそ…ジリ貧だな…このままじゃ…」

魔法使い「男さんがいる限り、全滅はしませんけど…」

キキ「…」

男「せめて俺も戦えれば…」

男「……」

男「位置かバチか…やってみるか…」



男の特技に
【魔物呼び】が追加された!

魔物呼び MP50 魔物を呼び出す。
         魔物の種類や攻撃方法は不明。

【4ターン目 状況】

HP100/100
MP100/100

魔法使い
HP20/50
MP135/150

キキ
HP100/250
MP55/100


ドルマゲス
HP2400/3000

ブリザード
HP140/500

フレイム
HP150/500

ルール>>255

男・魔法使いの選択肢>>258
魔法使いの(初級・中級)呪文は攻撃呪文のみ。
男に【魔物呼び】追加。
どの魔物が出てくるかは、こちらが決めます。

キキの選択肢>>260

このイベント2ターン目ぐらいで
いれれば良かったですね…

では5ターン目の行動を募集
安価↓指定なし


ちなみに(勝利・敗北)どっちも作ってあるので、
場合によっては、負ける様に選ぶのも…

…ただ、長引きますが…

男→魔物呼び
とりあえず主人公がスクルトやらべホイミを使えようにするか
もう少し強力な特技を覚えさせてみては?

>>326
そうですね…
今回はもうこのまま行きますが、
次にこの様な事をやるときはちゃんと準備しておきます。


一回、人目につくようにageます。

キキの行動を募集してます。

今考えたら本当に、
安価で戦闘やる意味無かったなって反省してます…

では、投下開始します。

(5ターン目)
キキ「?」
ベタン→ドルマゲス

ドルマゲスに600のダメージ!


ドルマゲス「調子に乗りやがって…」イラッ…
あんこくのはばたき→全体

男はかきけした!
魔法使いに140のダメージ!
キキに130のダメージ!

魔法使い「うぐっ…」ドサ…

キキ「…」ドサ…

男「!…くそ…」

ブリザード「もう帰れよwww」
ベホマラー→全体

ドルマゲス達のHPが150回復した!


男「はあ…一か八か…」

男「…竜王!!助けてくれ!!」

ドルマゲス「…竜王?何を言っている?
      気が狂ったのか?」

その瞬間

竜巻が切り裂かれ、その裂け目から竜が舞い降りた。

男「ふぅ…やっぱ仲間思いなんですね。」

竜王『…?我ハ何故ココニ…?』

男「え?」

ドルマゲス「…何が起きている…」

目の前では竜王と男が会話をしている。

男「…という訳なんです。」

竜王『ナルホド…』

竜王『マア…イイダロウ。手伝ッテヤル。』

男「え?いいんですか?」

竜王『我ダッテ、全テノ魔物ヲ好キナ訳デハ無イ。』
しゃくねつ→全体

ドルマゲス「な…裏切るのか…」

ドルマゲスに950ダメージ!
ブリザードに1420のダメージ!
フレイムに効果はないようだ。

ブリザードは倒れた!

ドルマゲス「ぐ…くそ……」

男「つええ……」

フレイム「無いよりはマシか…?」
フバーハ→全体

ドルマゲス達はブレス系の攻撃で受けるダメージを
半減するようになった!

男「…どうしましょうか…?」チラッ

隣に竜王の姿は無かった。

男「…?」

【5ターン目 状況】

HP100/100
MP50/100

魔法使い
気絶

キキ
気絶


ドルマゲス
HP1000/3000

ブリザード
瀕死

フレイム
HP150/500

もう安価取っても意味ないと独断と偏見で判断したので
最後のターンは


魔物呼び→?

で行きます。

(6ターン目)
ドルマゲス「戦況を立て直す…!!」
ザオリク→ブリザード

ブリザードは生き返った!
(HP150の状態。)


男(もう一度竜王を?)

男(いや…フバーハの効果が…)

男(……きてくれるかな…)

男「…」

男「ゾーマーー!!」

叫んだ途端、空中に魔法陣が描かれ、ゾーマがあらわれる。

ドルマゲス「何者なんだ…あの男は…」


ゾーマ「…お前何をした?」

男「いや、ちょっとゾーマさんの力を
貸してもらいたいんです。」

ゾーマ「そうではなく、どうやって呼び出し…」

ゾーマ(…なるほどな、コイツ…)

ゾーマ「…」チラッ

ドルマゲス「…」ジロッ…

ゾーマ「…愉快だな、嫌われドルマゲスか。」

ドルマゲス「てめえ……」

ゾーマ「?口の聞き方がおかしいが?」
イオグランデ→全体

ドルマゲスに980のダメージ!
ブリザードに820のダメージ!
フレイムに1140のダメージ!

ブリザードは倒れた!
フレイムは倒れた!

ドルマゲス「ぐあああああ!!」

男「魔王すげえ…」

ゾーマ「大魔王だが?
    …それと、借しは返してもらうからな?」

男「…わかりました…行きますよ。
  いつかあなたの城に…」

男(でも…正直やばい。)

男(これで倒せると思ったのに、
 まだアイツHP20残ってる…)

男(HP回復されて、ザオリクまで使われたら
 結局ジリ貧…俺の過労死だ。)

男(本当…どうしようか…?)チラッ


もうそこにドルマゲスの姿は無かった。


男「…俺のMP0だって知らなかったから逃げたのか…」

男「…って!こんなゆっくりしてる場合じゃない!」

男「早く二人を宿に連れていこう!」

竜王のお陰で竜巻は消えていたので、
そこは只の草原だった。

まほうのじゅうたんに二人を乗せ、一番近くの町に向かう。

男「…あれは宿か?
  宿さえあればなんでもいいや。」

町では無かったけれど、宿を発見したので立ち寄る。

<旅人の宿屋>
宿屋の主人「タダでいいよ。止まってきな。」

男「ありがとうございます!」

二人をベットに寝かせる。

男「うん。これで大丈夫かな…」

~翌日~
<魔法のじゅうたんの上>
魔法使い「また男さんに助けられちゃいましたね…」

男「いや、自分がもっとしっかりしてれば
  二人をこんな危険な目に合わせなくて
  済んだよ…ごめんね。」

魔法使い「そんな事言わないでください。
     男さんのお陰で助かったんですから!」

キキ「♪」

男「…うん、ありがと。」

次は折角なので
>>236>>239をやろうと思います。

戦闘では本当にご迷惑をおかけしました。

次からの戦闘は全て自動戦闘にします。

こんなにグダグダになっても尚、
参加して下さった方々ありがとうございました。

というか 魔法使い強くね?(魔法が)

少しなら出来ますっていってたけど
結構できてるやんww

皆様応援ありがとーございます!

>>352
男には遠慮してそう言ったんですね。
多分。

>>346の続き


男「…ん?あそこに魔物が…」

魔法使い「キキ、あの魔物はどうですか?」

キキ「♪」コクコク

男「優しい魔物だね?
  よし、魔物の村に連れてってあげよう。」

プチアーノン「…!?」ビクッ

魔法使い「安心して下さい!
     私達はあなたの味方です!」

<魔物の村>
男「この子を宜しくお願いします。」
   ⊃プチアーノン⊂

はくりゅうおう「ああ、わかった。」

神竜「お主も物好きだな。」

男「魔物だから…って理由で攻撃されたら
  可哀想ですからね。」

<魔法のじゅうたん>
キキ「♪」

魔法使い「キキがいなかったら、こんなこと
     出来ませんね。」

男「あー…キキが良い魔物と悪い魔物を
  見分けられるって知らなくて適当に
  魔物に近づいた時の思い出が…」

~とある日のこと~
男「あれは…魔物?」

イエティ「…」

魔法使い「もふもふしてますね。可愛いです!」

キキ「…?」ジー…

男「…」テクテク

魔法使い「♪」テクテク

キキ「…!!」バタバタ

魔法使い「?どーしたのキキ?」

イエティ「……」ムクッ…

イエティがこちらに、のそのそと歩いてくる…

男「…何か嫌な予感が…」

キキ「!!」バタバタ

イエティ「ウガアァァ!!」
ヒャダルコ→全体

男「うわっ!?攻撃してきた…」

男が二人をかばい、もちろん呪文は反射する…

イエティ「ガアッ!?」バキッ!

その様子を見ていた周りのイエティも、
仲間の仇とばかりに襲いかかってくる。

イエティたち「ウガアアアアア!!」

男「うわ……逃げよう!!」

~現在~
男「…って事があったからなぁ…」

魔法使い「1日中追われましたからね…」

キキ「…」ウンザリ…

男「…あ、町が見えてきたね。
  お腹空いたし、ご飯食べよっか。」

魔法使い「そうですね。」

キキ「♪」モフモフ

<旅人の中継地>
男「一応酒場はあるみたいだ。」

魔法使い「行きましょうか。」

<酒場>
~食事終了~
男「あー、おいしかったー。」

店主「3000Gです。」

男「はい。」⊃3000G

店主「ありがとうございました。」

魔法使い「…前から思ってたんですけど…」

男「ん?」

魔法使い「男さんってどーして、そんなにお金
     持ってるんですか?」

男「う"っ…えーと…それは……」

男「…旅に出るときに資金を色んな人に貰ったんだ。」

魔法使い「へー…そうなんですか。
     優しい人達ですね!」

男「う…うん。あはは…」

魔法使い「…?」

微妙に高いな

>>364-366
キキが大食いなのです。


男「…」

もちろん、旅の資金なんてのはウソ。

最初の頃にも言った通り…俺は銀行強盗をしたんだ。

これは、その金。

何故か円からGに変わってたけど…

男(…しょうがないよな。使わないと死んじゃうし…)

男(前の世界からの贈り物だと思えば…)

男「…」

男「…はぁ…本当に後の後悔だな…」

魔法使い・キキ「?」

~数分後~
男「…」

男「何か嫌な予感がする…」

その予感は的中した。

魔法使い「…城がみえてきましたね。」

男「…もしかして、あの城は…」






ゾーマ「遅かったな、人間。」

男「」

<ゾーマの城>
ゾーマ「早くお前の体の仕組みを解明したくて、
    待ちきれなかったところなのだ…」ニヤリ…

男「よし、皆引き返そう。」

魔法使い「あの…城に向けて吸い寄せられてます…」

男「まあ…無理だよな。逃げるのは…」

ゾーマ「おとなしくしていろ…」ククク…

>>369の<ゾーマの城>は間違い。
今から城内。


<ゾーマの城>
ゾーマ「こっちへこい…」

三人「…」テクテク…

<研究室>
ゾーマ「男、お前にはこいつと戦ってもらおう…」ニタリ…

男「戦う…?何と…」

スラ・ブラスター(以降スラブラ)「・・・」ビー…ビー…

男「…何だこれ…」

ゾーマ「ククク…楽しみだな…」

スラブラ「ピー・・・テキハッケン テキハッケン」

スラブラ「ハイジョモード ニ イコウ シマス」

男「!?…うわわわわ!」

スラブラ「コウゲキ・・・コウゲキ・・・」
シャイニングポウ→男

男「これ…大丈夫かな…」

男はかきけした!

男「あ、大丈夫だった。」

ゾーマ「ふむ……」

男「とりあえず俺も攻撃した方がいいのかな…」
こうげき→スラブラ

スラブラは攻撃を反射した!
男には効かない!

男「うおっ…こいつも反射できるのかよ…」

ゾーマ「…どういう事だ…?」

スラブラ「ハイジョ・・・ハイジョ・・・」
ギガデイン→男

男は呪文を反射した!
スラブラに139のダメージ!

ゾーマ(…試してみるか…)

ゾーマ「おい、男。お前に一度呪文を使わせてやる。
    その呪文をあいつに放て。」

男「…?」

男はメラゾーマを一時的に覚えた!

>>375
覚えた呪文をドルモーアに訂正。


男「とりあえず、うてばいいのか?」
ドルモーア→スラブラ

スラブラは呪文を反射した!
男にドルモーアが襲いかかる!

男は呪文を反射した!
スラブラに482のダメージ!

男「あいつ…呪文も反射すんのかよ…びびった…」

ゾーマ「…なるほどな…大分わかってきたぞ…」

魔法使い(…一体何を調べているのでしょう…)

ゾーマ「男、もういいぞ。戻れ。」

男「え?…はい。」スタスタ…

男「なんか分かりました?」

ゾーマ「ああ。詳しくは分からないがな。」

魔法使い「あ…あの、何が分かったんですか…?」

ゾーマ「こいつの能力の特殊性についてだ。」

男「能力の…特殊性?」

[現段階で分かる男の能力]
○つねにマホカンタ
常時マホカンタが発動している状態。
少し違う点が、相手に反射された呪文も反射できる事。

○つねにアストロン?
まだ定かではないが、マホカンタで反射できない
攻撃がきたときに発動すると推測される。
どんな攻撃も効かないと思われる。

ゾーマ「まあ、こんなものだろ。」

魔法使い「…改めて見ると、凄いですよね…」

男「守備だけなら無敵…か…」

ゾーマ「まあ、お前の能力は他にもありそうだがな。」

男「…他にも?」

魔法使い「……!」

魔法使い「そういえば、男さん
     私の呪いとか毒とかといてくれましたよね?」

男「あー…でも触っただけだよ?」

ゾーマ「…面白い、詳しく聞かせろ。」

ゾーマに教会での呪いのことと、
戦闘での毒の事について説明した。

男「…って訳なんですよ。」

ゾーマ「『光のはどう』のようなものか…?」

○つねに光のはどう?
触れた対象の状態異常をとける?
毒・呪いは確認済み。

男「まあ、役に立つならなんでもいいか。」

ゾーマ「…」

ゾーマ「男、お前は魔物を呼べるだろう?」

男「え?…ああ、やけくそでしたけど…」

男「でも…なんで竜王とゾーマさんを呼べたんですかね?
  自分でも全くわかんないんですよ。」

魔法使い「…そんな凄い事してたんですか…」

ゾーマ「…お前はおそらく魔物使い…」

ゾーマ「いや、それ以上の潜在能力を持っているはずだな。」

男「…魔物使い…?」

ゾーマ「試しに今何か呼んでみろ。」

男「ええーっと…す、スライムッ!」

シーン…

男「…あれ?」

ゾーマ「これも何か特殊な条件がありそうだな。」

男「うーん…全くわからない…」

○魔物使い?
魔物を呼んで戦わす事ができる。
竜王・ゾーマは確認済み。

その後も実験は続いた…が、めぼしい発見は無かった。

ゾーマ「ふむ…もっと種類をそろえておくか…」

ゾーマ「あと10回ぐらい日を変えてくるがいい。」ニヤァ…

男「お手柔らかにお願いしますね…」ハハハ…

~まほうのじゅうたんの上~
男「はあ…生きた心地がしなかった…」

魔法使い「よくあんなに話せますね…」

男「竜王で少し耐性がついたのかな。」

魔法使い「普通、耐性つかないですよ…」

次の目的地は?

1,機械だらけの町
ロボットの町と、人間の王国の対立の話。

2,魔物に支配される国
魔物に植民地にされている国の話。

3,オリジナル
おおまかな内容を書いてください。
内容によっては『すいませんできません…』
ってなる事もあるので御了承下さい。


>>388までの多数決で↓。
安価がこない。もしくは足りない場合、
自分の独断と偏見で決めまする。

2

ジョーカーで出てくる神獣の話

>>390-391
了解です。考えておきます。


では、ちょびっと投下。

>>384の続き


男「……魔物?」

遠くに見える国に、数多くの魔物が集結している…

人間の姿もぽつぽつと見える事から、
魔物の国ではないようだ。

魔法使い「襲われているのでしょうか…」

男「…一応行ってみよう。」

キキ「…テキ…」

…恐らくあの魔物たちが『敵』であると
伝えてくれたのだろう。

<スボロフォス>
男「着いた…」

男「…物陰に隠れて様子を見よう。」

魔法使い「はい。」



魔物「おら!さっさと運べ!」

奴隷「も、もう限界だ…」

魔物「早く運べ!変わりはいくらでもいるんだ!」バキィ!!

奴隷「うがっ!!……」ドサッ…

魔物「ほら、倒れてんじゃねえ。早く運べ!」ゲシッ!!

奴隷「う"…ぐぅ……」



魔法使い「…ひどいです…こんなの…」

男「…」

あの人を助ける?助けない?
安価↓

魔物「いつまでねっころがってんだよおっ!!」ガッ…



ガキイィィンッ!

魔物「…んなっ…!?」

蹴りを何者かによって阻まれる。




男「大丈夫ですか!」

奴隷「…ぅ……ぁあ…」

魔法使い「っ…ひどいケガです…」

キキ「!」
ベホイミ→奴隷

奴隷「…ぁ…ありが…とう…」

魔物「…勝手な事してんじゃねえぞ…」

男「…何故こんな事するんだ?」

魔物「今から死に行く奴等に教える義理はねえなあっ!!」

男「…!」

…いつの間にか取り囲まれてる…

魔物たち「奴隷が増えるなぁ。」

魔物たち「いや、殺すんだろ?」

男「…」

今回の敵一覧

アークデーモン
シルバーデビル
ギガンテス
ゴーレム

アークデーモン「まとめて死ねぃ!」
イオナズン→全体

男「二人とも!俺の近くに!」

魔法使い・キキ「!!」サッ!

男は呪文を反射した!

アークデーモンにイオナズン!
アークデーモンに148のダメージ!

アークデーモン「!?な…なんだとぉ!?」

キキ「ワルイテキ!」
ばくれつけん→全体

全体に平均188のダメージ!

アークデーモンは倒れた!

魔法使い「私も頑張らないとっ!」
メラゾーマ→ギガンテス

ギガンテスに248のダメージ!

ギガンテス「ウガアアアア!!」

ギガンテス「…アアア…」ギロリ

魔法使い「…!」ビクッ

ギガンテス「ガアアアアア!!!」
ぶんなぐる→魔法使い

魔法使い「きゃっ…!」

ガキィンッ!!

男「ふー…ギリギリセーフ…」

魔法使い「あ、ありがとうございますっ!」

ゴーレム「よそ見してる暇なんてないぞ?」
岩石落とし→全体

男「くそ…量が多すぎるな…」

魔法使い「大丈夫です!イオラ!」
イオラ→降ってくる岩石

ドカアァン!!

男「ふー…危機一髪…」

シルバーデビル「…これでどうだ?」ダッ!
ろうがのツメ→奴隷

男「なっ…!奴隷さんをっ…」ダッ!

シルバーデビル「もう遅い……ん?」

キキ「…」バッ!!
せいけん突き→シルバーデビル

シルバーデビルに299のダメージ!
シルバーデビルは倒れた!

シルバーデビル「な……なんだと…」ドサッ

男「残るはギガンテスとゴーレムか。」





ギガントヒルズ「残念だなあ?応援が駆けつけてるんだ。」

おにこんぼう「コロス…」

まおうのつかい「きりきざむ。」

男「…ハハ…ラチがあかないぞ…」

ごめんなさい眠いので、一旦休憩…

再開します。


奴隷「…ボスが…城の中にいるはずです…」

男「ボス…?」

奴隷「そいつが…魔物たちをつくりだしています…」

奴隷「なので…そいつを倒せば…」

魔法使い「男さん!ボスのもとへ行きましょう!」

男「ここを抜けられればね…」

魔法使い「…え?」

見ると、大量の魔物に取り囲まれている。

魔法使い「もうこんなに…」

男「仕方ない…ボスにとっておきたかったけど…」
魔物呼び→?

<城内>
男「竜王はやっぱり強いなー …」タッタッタッ

魔法使い「敵に回したくないです。」タッタッタッ

魔物呼びで竜王を呼び出して一掃してもらった。

今は城内でボスを探索中。

奴隷「おそらくこっちにいるはずです。」タッタッタッ

奴隷さんも、あそこにおいておくと危険…
いや、こっちに来ても危険だけど一応連れてきた。

今は道のりを案内してもらっている。

魔法使い「…強いのでしょうか…」

男「いざとなったら俺が囮になるから逃げてね。」

魔法使い「…」




奴隷「ここです。」

<開かずの間>
男「…」

魔法使い「おぞましい気配を感じますね…」

奴隷「…!皆さん、あそこです!」ニア




魔物「グググ……人間か…」ニタリ…

黒い体に、先端が尖った尻尾をぶらさげている…

男「あれがボス……」

奴隷「フォロボスという魔物です…」

フォロボス「我が名を知っているのか。
      まあ、どうでもいいがな。」

男「今すぐにこの国を解放してください。」

フォロボス「何故だ?」

男「何故って……」

フォロボス「人間同士でも、植民地などは腐るほどある。」

フォロボス「魔物が人間の国を植民地にして、何が悪い?
      むしろ妥当だとも言えるだろう。」

男「……」

フォロボス「どーせ人間など腐るほどいる。
      この国の人間が全て死のうが構わないだろう。」

男「それとこれとは、話が別ですよ。」

フォロボス「あくまで、引き下がらないのだな?」

男「…」コクッ…

フォロボス「なるほど…」

フォロボス「…興が冷めた。好きにしろ。」

男「……え?」

フォロボス「聞こえなかったのか?」

フォロボス「この国を植民地に
      するのをやめてやる、と言ったんだ。」

男「ほ、本当ですか?」

フォロボス「ここからお前たちの様子を見ていたが…」

フォロボス「貴様の能力への対抗策が
      思い浮かばなかったからな。」

男「…」

その後、本当に魔物たちは全て消え去った。

国は徐々に回復していき、
一応人が住める環境は整ったようだ。

王はいないが、国民全員で協力して毎日を送っている。



元奴隷「感謝してもしきれません…
    本当にありがとうございました。」ペコッ

男「今回はたまたま運が良かっただけだよ…」

魔法使い「次会ったら戦う事になるかもしれませんね…」

男「うん…」



フォロボス「…やはり彼が男だったか……」

フォロボス「次に会うときはどれほど育っているか…」

フォロボス「楽しみだ…グググ…」

お待たせしました。
少しだけ投下。

>>410の続き
<まほうのじゅうたんの上>
男「…えーと、あれは何だろう」

今は海の上を飛んでいる。

…しかし、海にあるはずのないものが…

魔法使い「……魔法陣?」

男「…ていうか、どんどん大きくなっtーー」

いつの間にか魔法陣の上をじゅうたんで飛んでいる。

真下を覗きこむ暇もなく、光に包まれる……

<???>
『何ですぐにキングスペーディオにしてくれないんだよ!』

『キングスペーディオになれるのは試練を乗り越えた者のみ…』

『4つの試練を乗り越えるのです…』

『…4つの試練……?』

『パートナーを見つけるといい。1人では厳しい試練だからな…』

『……1人で出来るさ!』

『…無理をしてはいけないぞ?
 危機を救えるかは君にかかっている…』

『……絶対キングスペーディオになってみせるさ!』

『まずはサンドロ島に行くのです…』

<まほうのじゅうたんの上>
男「……今の光景は…?」

魔法使い「夢…じゃなさそうですね…」

男「…気になるね…」

魔法使い「…あ、島が見えてきましたよ?」

<ヨッドムア島>
男「なんか不気味なところだな…」

キキ「…?アレハ?」

魔法使い「…アレ?」

キキの指差す先を見ると、
紫がかった雲が空の一部分を覆っていた。

男「ちょうどこの島の中心辺りだ。」

魔法使い「…近寄りたくないですね…」

男「……」

村人「そこの人達、この島には長居しない方がいいぞ。」

男「…あれですか?」

雲の方向を指差す。

村人「ああ…変な人間が訪れるようになってから、
   島のあちこちで異常が起きてるんだ。」

村人「もうこの島もおしまいだな…」

男「……」

※今更ですが注意書き。

神獣の話はDQMジョーカーの話を、
結構ネタバレすると思うので嫌な人はとばしてください。

男「助かる手段はないんですか?」

村人「…言い伝えで、神獣が災厄を祓うと聞いているが…
   なにしろ神獣なんて見たことがないからな…」

男「そうですか…」



男「神獣……か…」

魔法使い「どんな姿をしているかもわかりませんね…」

キキ「サッキノ シンジュウ」

男「え?」

魔法使い「…さっきの光景に出てきた獣が
     神獣…って事ですかね?」

男「…だとしたら…まだ救えるかも…この島を……」

魔法使い「確かサンドロ島に行けって言われてましたよね?」

男「サンドロ島か…あの、村人さん!」

村人「ん?なんだい?」

男「サンドロ島って知ってますか?」

村人「ああ、ここから北東の島だよ。」

男「ありがとうございます。…よし、みんな行こう!」

<サンドロ島>
男「暑い……」

魔法使い「まるで砂漠ですね……」

男「ここのどこかに…神獣が?」

キキ「アノ イセキハ?」

魔法使い「遺跡……?…あ…」チラッ

男「…こんなところに遺跡が……?」

古びた遺跡があった。
少し砂に埋もれている。

男「…とりあえず入ってみよう…」

ギィィィー……

鈍い金属音と共に開く扉……

男「…!」

目の前に獣が倒れている…

さっき見た獣だ…これが神獣なのか…?

魔法使い「!急いで手当てを…!」
しゅくふくの杖→獣

魔法使いが獣を手当てし始めた瞬間、
野太い声が聞こえてきた…

デザートデーモン「おいおい…何勝手なことしてんだぁ?」

男「…魔物か……」

デザートデーモン「俺の役目はそいつを殺すことなんだから
         さっさとそこをどきやgーー」

キキ「ワルイ マモノ キライ」バッ
せいけん突き→デザートデーモン

デザートデーモン「がっはあっ……!?」ドサッ

デザートデーモンに325のダメージ。
デザートデーモンは倒れた!

男「キキ…ほんと強いよな…」

キキ「?」

獣「…ぅう……」

魔法使い「あ!意識を取り戻しましたよ!」

男「!」

獣「…ここ…は……」ハッ!

目の前には2人の人間と、1匹の魔物がいた。

獣「近寄るな!」バッ!

男「……」

相当人間を警戒しているようだ……

獣「…何者だ、お前たち!」

男「俺たちは君に頼みがあるんだ。」

獣「…頼みだと?」

簡単な自己紹介をしたあと、
ヨッドムア島での出来事を伝える。


獣「…なるほどな。確かに僕は神獣だ。」

獣「スペディオって呼んでくれ。」

スペディオ「お前たちを信用した訳じゃないけど、
      確かに僕には魔物をくい止める使命がある。」

男「…それじゃあ…」

スペディオ「だけど、今はまだ駄目だ。
      成長してキングスペーディオになるまでは
      僕にはその島を助けることはできない。」

魔法使い「どうすればいいんですか?」

スペディオ「そのカギがこのほこらだ。」

歩きながら話していたら、大きな扉までたどり着いた。

スペディオ「この世界に4つあるほこらから
      力を授けてもらうのさ。」

スペディオ「そうすれば僕はキングスペーディオになれる。」

そう言ってスペディオは扉を開けた先へと進んでいく。



ドスン

重く低い音が響く。

ゴーレム「ワレハ コノヘヤヲ マモルモノ」

ゴーレム「チカラガ ホシケレバ ナンジ ワレタオサン」

スペディオ「あんなやつ…すぐに倒せるっ!」ダッ

ゴーレム「…」ブンッ

スペディオ「うわっ!?」バキッ

スペディオは床へと叩きつけられる。

スペディオ「うう……」

ゴーレム「……」グググ

かばう→スペディオ
メラゾーマ→ゴーレム
ばくれつけん→ゴーレム



スペディオ「……!」ハッ

男「大丈夫か?」

スペディオ「ゴーレムは…」

男「なんとかやっつけたよ。
  …まあ倒したのはあの二人だけど。」

スペディオ「…僕は一人でも倒せた!」ガバッ

男「うわわっ。」

急にスペディオが起き上がった。

スペディオ「……そうだ…儀式を。」

男「…儀式?」

スペディオはほこらの中央へと寄る…

スペディオ「…………」

スペディオ「…はっ!!」バッ

部屋一面がまばゆい光に包まれる……


男「……!」

そこにはスペディオの姿はなく、
変わりに赤い色をした鳥がいた。

???「…ふぅ、成功したみたいだな。」

男「……」

???「ああそうか、説明してなかったな。
    僕たち神獣は力を取り込むと姿も変わるんだ。」

???「今の姿はガルハートって呼ばれてる。」

男「ガルハート…」

ガルハート「…僕は次のほこらを探しにいく。
      次こそ、一人で戦える。」

男「……」

<デオドラン島>
ガルハート「…なんでついてくるんだ。」

男「頼んでおいて、何も手伝わないのは図々しいからさ。」

ガルハート「…勝手にしろ……」



いりくんだ道を進み、
不思議な形をした建物にたどりつく。

男「ここにほこらが?」

ガルハート「おそらくな。」

中に入ると奇抜な色合いに目をひかれる。

まるで芸術作品のようだ。

魔法使い「…なんか…すごいですね。」

男「こーゆーのは、よくわからないや。」

キキ「……?」

ガルハート「…今はそんなの関係ないだろ。」

中には様々な仕掛けがあった。

特に、フロア自体がエレベーターになっているのは驚いた。

たどたどしく進んでいき、
ようやく大きな扉にたどりつく。

ガルハート「…やっとついたか……」

中に入ると、やはり魔物がいた。

アンクルホーン「……」

ガルハート「次こそ…勝って見せる。」

男「………」

ガルハート「…たあっ!」ゲシッ

アンクルホーン「…!」

アンクルホーンに素早い足蹴りをたたみかける。

ガルハート(…よし、効いてる!)ダダダッ

アンクルホーン「……」
バギクロス→ガルハート



ズザッ!ズザッ!



…ドサツ

また…負けてしまった。

神獣という肩書きを持っていながら負けるなんて…

本当に僕なんかにこの世界が救えるのか…?



キキ「…オキタ?」モコモコ

ガルハート「……また僕は……」

ガルハート「…お前は何故そんなに強いんだ…?」

キキ「…シラナイ…」

ガルハート「もっと強くなりたいと思ったことはあるか?」

キキ「ウン、フタリ マモレル カラ」

ガルハート「…守るために…強くなりたいのか?」

キキ「ウン」

ガルハート「…わからない……」

キキ「…タスケテ ホシイトキハ ショウジキニ…」

ガルハート「…!助けてほしくなんかないっ!」

キキ「イキモノハ、ヒトリデ イキレナイ カラ…」

ガルハート「…………」



儀式を済ませる。

次の体はグラブゾンと呼ばれる体だ。

グラブゾン「……」スタスタ…

男「…また一人でいくつもりか?」

グラブゾン「黙ってろ…手伝ってくれなんて言ってない…」

男「その通りだよ。これはたんなるお節介だ。」

グラブゾン「……?」

男「俺はお節介で君を手伝ってる。
  君が俺たちに助けを求めた訳じゃない。」

グラブゾン「…そうだ。当たり前だろ。」スタスタ…

男「…………」

<レガリス島>
男「……塔が見えるな…」

島の中央には2つの塔がそびえ建っている。

グラブゾン「……」スタスタ…

男「……」

神獣はさっきからずっと黙りこんでいる。
何かを迷っている顔つきで…



塔の中に入った。

塔は二つあり、
仕掛けを解くには往復しないといけない。

その手段が鏡ということに驚いた。

鏡は優しい魔物で、
もうひとつの鏡(もうひとつの塔)へとワープさせてくれた。

男「…分からなくなってきた…
  魔法使いかしこさ高いよね?解いて…」

魔法使い「いや、関係ありませんって…」

キキ「…アシモトノ ヒカリ!」

男「え?…本当だ、光が道を作ってる…」

魔法使い「この光をたどればいいんですね?」

ガヤガヤ……



グラブゾン「助け合い……か…」

何とか大きな扉にたどりついた。

おそらく、ここにも魔物はいるだろう…

グラブゾン「…………」

男「……」



男「…あのさ、役割分担しないか?」

グラブゾン「…?」

男「俺さ、防御面は完璧なんだけど…
  攻撃面がてんで駄目でさ?」

男「俺が盾になるから、攻撃まかされてくれないか?」

グラブゾン「…それなら…そこのやつらに戦わせた方が早いだろ…」

グラブゾンは、魔法使いとキキの方を見る…

男「君が倒すことに意味があるんじゃないかな?」

グラブゾン「…僕が……倒すこと?」

男「自信をつけるんだ。
  ちょっとでも良いから、自信を。」

グラブゾン「……自信?」

男「ありすぎると厄介だけど、
  自信があるだけで大分変われる。」

男「君は神獣だろ?堂々としてないとっ。」

グラブゾン「……」

グラブゾン「……そうだな、僕は神獣だ…」

グラブゾン「魔物をくい止める使命を持った誇り気高き神獣だ。」

グラブゾン「そのためには、なんとしてでも
      キングスペーディオにならないといけない…」

グラブゾン「だから……」






グラブゾン「手伝ってくれるか?男。」

男「…ああ、もちろん!」

一旦中断……


過度な遅筆で申し訳ありませぬ。

グレイトドラゴン「…キタカ……」

グラブゾン「…今までは負けてたけど…
      今は男が…仲間がいる。」

グラブゾン「…勝てるかじゃなくて、勝つんだ!」

男(解決できたみたいだな。)

グラブゾン「いくぞ、男!」

男「ああ!」

グレイトドラゴン「……クルガイイッ!」




グラブゾン「……勝った…のか?」

今起きた出来事なのに、
無我夢中で戦っていたためはっきりと覚えていない…

男「うん、君は勝ったんだ、自分の手で。」

グラブゾン「……自分の手で……」

グラブゾン「…いや、今のは自分だけの力じゃない…」

グラブゾン「男がいたからこそ倒せたんだ。」

グラブゾン「助けてくれて…ありがとう、男。」

男「こちらこそ、ありがとう。」ニコッ

儀式を終える。
ディアノーグという形態になった。

ディアノーグ「…残るは1つ……」



僕たちはその後、モンボンバ島へと渡り
最後のほこらへたどり着いた。

中にはやはり魔物がいたけれど、
助けてもらいながら倒すことができた。

最後の儀式を終えて
遂にキングスペーディオになる……

キングスペーディオ「…やった……」

男「こっからが大仕事かな?」

キングスペーディオ「ああ…手伝ってくれるか?みんな。」

三人は当たり前のように返事を返してくれた。

よし、行こう。世界を救いに。




ヒュンッ



男「……あれ?」

魔法使い「これは…どういう…?」

キキ「?」

男「…………」

何が起こったのか全く理解できない。

俺たちはいま、まほうのじゅうたんに乗って海上をとんでいる……

魔法使い「キングスペーディオは…?」

男「……!」

何となく前方を見たら、視界に島が入ってきた。


あの島だ。
…ヨッドムア島が目の前にある。

魔法使い「…!男さん!確かあの島…」

男「うん、行こう!」

<ヨッドムア島>
男「…雲が無くなってる……」

紫色の雲や、魔物の姿は消えていた。

男「……」

魔法使い「…あ…この壁画……!」

男「…え?」チラッ

外壁の一部に壁画が描かれている。

そこには、紫色の雲に向かって
神獣が突進していく光景が描かれていた。

男「…あのときはこの壁画は無かったはず……」

村人「その壁画に興味があるのかい?」

村人「それは200年ぐらい前に描かれた壁画だよ。」

男「詳しく聞かせてもらってもいいですか?」

村人「ああ、構わないよ。」

村人「200年前、この島は災厄に見舞われたんだ。」

村人「その前にも1回、同じような事がおきてたらしいけどね。」

村人「それで、紫色の雲が現れるようになってから
   魔物まで現れはじめたんだ。」

村人「ここの人たちは諦めかけていてね。
   もうこの島は終わりだ…って。」

男「……」

村人「そしたら、旅人が訪れたらしい。
   真偽のほどはよくわからないけど、その旅人たちが
   この島を救う手助けをしたと伝わっている。」

村人「なんでも、神獣をこの島まで導いてくれたみたいだ。」

男(…俺たちのことなのか…?でも、200年前って…)

村人「でも不思議な話でね、神獣がこの島に来たとき
   旅人たちはいなかったんだってさ。」

村人「なんで村人たちのことが
   語り継がれているのかは正直な話わからない。」

村人「まあ、その壁画にも旅人たちらしき人物が描いてあるから
   誰かが目撃したりしてるんじゃないかな?」

村人「その壁画を描いた人物もわからないんだけどね。」

男「…そうなんですか。ありがとうございました。」

男(…この壁画に描かれてる旅人らしき絵……)

男(3人で…男性と女性と……小さな魔物……)

男(これは…やっぱり……)

<まほうのじゅうたんの上>
魔法使い「結局、よくわからないままですね……」

男「…過去の世界…」

魔法使い「…私達が過去に行ってた…ってことですか?」

男「あの変な魔法陣から過去にとばされたと考えれば…
  結構つじつまが合うんだよね。」

男「でも、わからないのは…自分たちが過去に送られた理由…」

魔法使い「こっちに戻ってきた理由もわからないですし…」

ー『…聞こえますか…?』ー

三人「!!」

ー『…気づいてもらえたようですね…』ー

ー『私はクインガルハートといいます…神獣をとりまとめる者です。』ー

男「クインガルハート…神獣をとりまとめるもの…?」

魔法使い「どこから話しかけてるんですか!?」

ー『私はあなたたちとは違う世界で生きていますから、
  テレパシー…とでも言うべきもので話しかけています。』ー

ー『先ずはヨッドムア島の件…ありがとうございました。』ー

ー『急にあなたたちに大役を任してしまいましたが…お許しください…』ー

男「…大役?それってスペディオのことですか?」

ー『はい。あなたたちにスペディオの成長を
  見守ってもらおうと思ったのです。』ー

ー『…多少強引な手段となりましたが。』ー

男「なんで俺たちだったんですか?」

ー『あの子…スペディオは肉体的にも精神的にも未熟でした…』ー

ー『私たちが手伝えればいいのですが…それはできないのです…』ー

ー『なので、実力もあり精神面も完成している人物を探していました。』ー

ー『しかし、天は二物を与えず…』ー

ー『強くても闇に飲まれた者…
  落ち着いていても力なき者…』ー

ー『あなたたちを見つけるのは簡単でした。この二つの
  条件が揃っている人物などなかなかいませんから。』ー

男「なるほど…」

魔法使い「私たちがこっちに戻って
     きた理由も教えてもらっていいですか?」

ー『それは、スペディオが心身共に成長しきれたからです。』ー

ー『元々あなたたちを呼んだのも最終手段…』ー

ー『あまり長くいると時空に
  歪みができ、歴史が変わってしまいます。』ー

魔法使い「そうだったんですか…」

男「…でも、スペディオ…」

男「いや、キングスペーディオは使命を果たせたんですよね?」

ー『ええ、あなたたちのお陰です…
  本当にありがとうございました。』ー

男「そんなお礼を言われるようなことは……」

ー『いえ、あなたたちのお陰でわた…スペディオは変われました。
  感謝してもしきれません…』ー

ー『あなたたちの旅…影ながら応援していますよ。』ー

男「…クインガルハート…もしかして君が……」

ー『……』ー

…もう声は聞こえなかった。

結局、色々なことがよくわからずじまいのまま
この一件は幕を閉じた。

でも、一つだけ確かなのは
ヨッドムア島は救われたということだ。




~~~~~~~~
キングスペーディオ「…?三人が…消えた?」

ヨッドムア島についた途端、先ほどまで隣にいた
三人が消えてしまった。

キングスペーディオ「一体どういう……幻だったのか…?」

キングスペーディオ「…それとも先代の神獣が
          呼んでくれた人間だったのか…?」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

キングスペーディオ「……っ」

地響きが起こる…
災厄の進行はかなり進んでいるようだ。

キングスペーディオ「…迷ってる暇なんてない…行こう!」ダッ!

紫ががった台地を駆けぬける…

キングスペーディオ(あの雲の中心部が一番邪気が高いな…)

キングスペーディオ(あれを……壊すっ!)



謎の男「にゃははっ!もうすぐで力が最高までたまるよ!」

謎の男「にゃはは…にゃはははははっ!!」

「そうはさせないっ!!」

謎の男「……?」

キングスペーディオ「…これをやったのはお前か…!」

謎の男「…そうだよ?どうするんだい?」

謎の男「僕のことを殺すかい?」

キングスペーディオ「…あの魔界とのゲートを閉じるだけだ。」

謎の男「…そんなことさせないよ!」

謎の男「モンスターだらけの世界……」

謎の男「やっと僕の夢が叶うんだ!!」

謎の男「邪魔なんか…………」

キングスペーディオ(……嫌な予感が…!)




謎の男「させないよおおおおおお!!」ドドドドドドッ!!

謎の男が右手を掲げると、
男の全身に紫色のオーラが大量に流れ込む……




???「…にゃは……にゃははははは!!!」

キングスペーディオ「…な…なんだと……」

目の前にいた男は……

???「最高!最高だよ、にゃはははははっ!
    自らが魔物になれるなんて!にゃはははははあっ!」

キングスペーディオ(…なんておぞましい姿だ……)

???「これならどんな神獣にも勝てる気がするな!」

キングスペーディオ「……くるっ!!」

???「にゃはははははははあっ!!!」ダッ!!

ガキンッ!バキッ!ドガッ!

???「それそれそれえっ!にゃはははっ!」ガッ!メキッ!

キングスペーディオ「ぐっ…」バッ…

完全に押されている……このままでは…

キングスペーディオ「……!」グラッ…

しまった…足がもつれ……

???「もらったよ!!」ガバッ!

キングスペーディオ(避けられないっ…!)




ガキイィンッ!!

???「っぐう……」アトズサリッ…

キングスペーディオ「……?何が起きた……?」

キングスペーディオ「…考えるよりもまず攻撃を…!」バッ!

キングスペーディオ(…どう攻撃すれば……)



『……ギガデイン…』



キングスペーディオ「……ギガデインッ!!」

???「ぎにゃああああっ!!?があああっ!」

キングスペーディオ(今…頭の中で誰かが……)

???「…調子に乗るなあ”っ!!」バババババッ!!

大きな竜巻がつくりだされる

キングスペーディオ「がはあっ!……ぐっ…う……」ヨロ…

???「にゃはは…もうそんなボロボロなの?
    もう諦めなよ!君じゃ止められないよ!」ダッ!!

キングスペーディオ「…ハァ……ハァ……」


『…テキ マッスグ…ミテ……』


キングスペーディオ「…はあっ!!」メキィッ!!

渾身のせいけん突きをくらわす

???「がっ………あ”っ…」ヨロ…

キングスペーディオ「…たたみかけるっ!!」ガッ!

???「ぐああっ!!」ドサッ!

???「……こんなところで……僕の……夢が……」

???「……にゃはは…僕は…あきら…め………ない…」

???「…………」

???「…やっぱり…JOKER……は…強いね…」

キングスペーディオ「…JOKER……?」

そう言い残して、魔物は塵のように消え去った……

キングスペーディオ「……」

キングスペーティオ「…感傷に浸ってる場合じゃないな…
          まだ大事な使命が残ってる……!」クルッ…

雲の中心部
魔界とのゲートを睨み付ける……

キングスペーディオ「……」


正直不安だ。

あそこにとびこんだら、どうなってしまうんだろう。

僕にできるのだろうか。

もし失敗したら?

とびこんでどうすれば?


…不安が山のように押し寄せる




『君は神獣だろ?堂々としてないとっ。』



キングスペーディオ「……」

キングスペーディオ「…そうだな、悩むなんて僕らしくない…」

キングスペーディオ「まずは悩むより行動だ!」ダッ!!

ゲートに向けて、空を駆ける…

キングスペーディオ「絶対に…成し遂げてみせる!」ダッダッダッ!!

角を生やした魔物が、紫色の雲にとびこむ

その瞬間

辺りに無数の光の刃があらわれた


時が止まったようにも

早く動いているようにも見える


本当に一瞬だった


一瞬で雲は跡形もなくなり


ヨッドムアの魔物も消え去った

~~~~~~~~
クインガルハート「……」

『…よかったのか、あれで……』

クインガルハート「?何がですか?」

『無理に正体を隠す必要はなかったんだぞ?どうせ記憶は3日もしないうちに消えるのだから…』

クインガルハート「…だからこそですよ。正体を明かしたら自分がお別れに耐えられないですから……」

クインガルハート「話せただけで満足です。」

『……そうか。』

スペディオ「……」トテトテ

クインガルハート「あ、起きてしまいましたか。」

『…この子もちょうど災いにあたるな。』

クインガルハート「この子の実力を信じていない訳ではないですが、いざという時はまた力を借りるかもしれませんね。」

スペディオ「…?」

クインガルハート「まだ難しい話ですね。もう寝てなさい。」ニコッ


神獣編 終

最後は残った『機械だらけの町の話』を、やって行きます。


これが終わったら、ラストに入っていきます。

※嘘つきましたスイマセン。
 ラストまでまだまだです。全然終われません。



ギギギ…ガシャン…ギギギ…ガシャン


ガシッ…ガシッ…ガシッ…ガシッ


ギ…ギギギ……グギッ…ピーー……


ガガガガンッ…ガガガガンッ…ガガガ…


そこらじゅうから聞こえてくる騒音…

男「一体この光景は……」

魔法使い「ここ…入ってもいいんですか…?」

キキ「……」モコモコ

~10分前~
男「はぁ…ここら辺、町とか全然無いな…」

魔法使い「3日連続野宿ですからね…そろそろ宿で寝たいです…」

キキ「 ネタイ! 」

男「キキまで…」アハハ…

男「…?あっちで何か赤く光んなかった?」

魔法使い「赤い光?」

男「焚き火とかかな?…町があるかもしれない。」

魔法使い「少しでも可能性があるなら行きましょう!」

男「よし、行ってみよう!」

キキ「♪」

光が見えた辺りに降りる…



キラーマシンたち「…」ギー…ガシンッ…

男「うわっ…」

魔法使い「!?」

キキ「 キカイ タクサン! 」

確かに町はあったけど…
キラーマシンとかが大量に住み着いてた…

そして今に至る……

男「町…なんだよね?」

魔法使い「あ、あのキラーマシン掃除してますよ?」

男「優しいのかな…?」

キキ「 タブン ヤサシイ! 」

男「多分…か…」

魔法使い「あんなにいっぱいいると…恐いですよね…」

男「とりあえず……入ってみようか…?」

魔法使い「そうですね…」

キキ「…」

恐る恐る町に足を踏み入れる…

男「…視線を感じる……」

魔法使い「…みんなこっち見てますね……」

キキ「♪」テクテク

男「あっ、キキ…」

一体のキラーマシンに近寄るキキ。

キキ「コンバンハ!」

キラーマシン「…コンバン……ハ…」ギギギ…

キキ「♪」

男「……ふぅ…ヒヤヒヤした…」

近くにプロトキラーが寄って来た。

プロトキラー「ヨウコソ、ワタシタチノマチヘ」

男「…私たちの町?」

プロトキラー「キカイノマモノ ミンナデ、コノマチヲ ツクッタノデス」

男「凄いな…わざわざ作ったのか…」

キラーマシン「ヒトガクルノハ、ヒサシブリデス」

キラーマシン2「ナニモナイデスガ、ドウゾ ゴユックリ オクツロギクダサイ」

魔法使い「…物凄く礼儀正しいんですね」

男「作った人の影響とかかな?」

やば…このスレのことすっかり忘れてた……

黒歴史だけど、最後までやりきるぞー

えいえいおー

男「とりあえず寝るところを確保したいから……」

男「宿ってある?」

メタルハンター「ワタシガ ヤドヲ タントウシテイマス」

男「今晩、止めてもらったりできるかな?」

メタルハンター「モチロンデス。アチラニアルノデ、アトデ キテクダサイ」

魔法使い「ありがとうございますっ!」

キキ「ヤド トマル♪」

キラーマシン「ヨルマデ、マダ ジカンガアリマス」

キラーマシン「ヨロシケレバ、リーダーノトコロヘ、イッテミテクダサイ」

男「リーダー?」

キラーマシン2「スコシ タカイトコロニアル、アノイエデス」

男「わかった。行ってみるよ」

魔法使い「機械のリーダー……どんな人でしょうね?」

男「人……なのかな?」

キキ「ロボ…」

<リーダーの家>
ガチャガチャガチャ…

ギギギギギ…

カタカタカタカタ…


魔法使い「あちらこちらから、歯車とかの音が聞こえてきますね」

男「さすが機械だらけの町の、リーダーの家だけある……」

魔法使い「…あ、あそこの部屋開いてますよ?あそこにいるんじゃ…」

男「とりあえず入ってみよう」




スーパーキラーマシン『…』カタカタカタカタ…

男「…」

魔法使い「…」

キキ「♪」




男・魔法使い「わあああっっ!!?」

スーパーキラーマシン『……?』




スーパーキラーマシン『オドロカセテ…スマナイ』

男「いや…こっちが勝手に訪れて勝手に驚いただけだから……むしろ、こちらこそごめん」

魔法使い「見た目がスゴくて………あ"」

男「…」チラッ…

魔法使い「あ……ええと…あはは……」

スーパーキラーマシン『キニシテハ、イナイ』

男「なら良かった……ハハ…」

男「…あ、自己紹介がまだだったな」

男「俺は男っていうんだ」

魔法使い「私は魔法使いです。それで、この子がキキです」

キキ「♪」ワタワタ

スーパーキラーマシン『ナルホド…』

スーパーキラーマシン『……』ジッ…

キキ「…?」

スーパーキラーマシン『…』

男「…?どうしたんだ?」

スーパーキラーマシン『…イヤ、ナンデモナイ……』

スーパーキラーマシン『ワタシノコトハ、「ギルガ」ト ヨンデクレ』

男「じゃあ、1つ聞いていいかな?」

ギルガ『ナンダ?』

男「この町は、ギルガも含めてみんな機械だけど……」

男「一体…ここは何なんだ?」

ギルガ『…クワシク ハナセバ、ナガクナルガ……』

ギルガ『カンタンニ イウト…キカイノ、モノオキダ』

男「機械の物置…か」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月01日 (日) 00:27:51   ID: piETQk93

ご拝見しました。つづきを見たいです。

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