勇者「僕が継承されし勇者?」微妙に安価あり (493)

・微妙に安価があります
・「退」は引退を表してます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405207525

少年「うおおお!」シュッ

退武闘家「む、その攻撃は予想出来なかった」

退武闘家「だがっ!」ガッ

少年「うわぁあ!!」ドテッ

退武闘家「面白い攻撃ができても、力がなくてわな...」

少年「父さんが強すぎるんだよ、まあ僕に力がないのは周知の事実だけど...」

退武闘家「そんなことでは、アレを守ることは出来ないぞ~」

少年「あれって、英雄の勇者さんが残した指輪とブレスレットの真珠?」

退武闘家「そうだ」

少年「あれって結局なんなのさ?なんか強大な魔翌力が込められてるのはわかるんだけど」

退武闘家「さあ、俺にもわからん。でもあれは守る必要がある」

退武闘家「そんなことより今日はやめにして、夕飯にするとしようか」

少年「そうだね、時間も時間だし」

退武闘家「今日はなんだ?」

少年「野菜炒めと肉じゃが」

退武闘家「肉じゃがか、いいな」

少年「本当に好きだね、肉じゃが」

~その夜~

カランカラン

退戦士「おおきたか、引退してからも相変わらずゴツゴツしてんな」

退武闘家「修行は欠かせない」

退女剣士「さて、みんな揃ったことだし、始めましょう」

退女剣士「知っての通り、あと3日で魔王が復活するわ」

マスター「はい、カルピスサワー」

退武闘家「おお、すまない」

マスター「そういう時は、ありがとうでいい。しかし本当なのか?その魔王が復活するっていうのは」

退女賢者「ええ、間違いないでしょう。昨日遺跡にいってみましたが封印石はもう限界でした」

退スナイパー「そこで、勇者が俺たちに渡したあの変なビー玉みてえのが鍵ってわけだな」

退武闘家「ああ、あの時、俺たちが魔王にやられ、勇者と魔法使いが命と引き換えに魔王を封印したときだ」

~回想~

武闘家「おい、しっかりしろ勇者!!」

勇者「...いや俺はもう限界 ゴホッ、ぐっ、女魔法使いは?さっきから声が...」

侍「女魔法使い殿は...先に眠っておられるよ」

賢者「うう、どうしてこんな...ひぐっ、うっ...」

勇者「そうか...」

勇者「なあ、みんな頼みがあるんだ」

武闘家「どうした?」

勇者「な、長い年月が経てば、多分魔王は復活するだろう...」

戦士「くそっ、無駄にしぶてーやろうだ」

勇者「だから俺...と女魔法使いでこれを作っといた...」ジャラ

トレジャーハンター「おい、これってお前が女魔法使いからもらった虹色ブレスレットと女魔法使いのエンゲージリングじゃねえか」

勇者「これしかなくてな...これにある魔法を...かけてある。魔王が復活した時に...力の継承ゴホッカハッ」

女剣士「無理しないで!」

武闘家「とにかくこれをもっときゃいいんだろ?」

勇者「ああ...頼む、ブレスレットはバラしていい」

勇者「はは、そんな顔するなよ...しばらくは平和なんだぜ?」

女剣士「そんなこと言ったって...」

勇者「この先もきっと大丈夫さ、なぜか俺は安心してるんだ」

勇者「俺の剣はお前が持っとけ、親友」

武闘家「...ああ」

勇者「・・・じゃあな」

武闘家「おい、勇者!勇者あああああああああ」



侍「拙者達は勇者殿と魔法使い殿を守る事ができなかった」

マスター「だからこいつらは守らないとな、俺もトレジャーハンターだった頃がなつかしい」

退戦士「対して宝は見つからなかったけどなww」

マスター「値上げ」

退戦士「そりゃないぜ」

退女剣士「なんかみんな大丈夫そうね、集まる必要なかったかも」

退スナイパー「まあ、みんなで酒飲むだけでもいいんじゃないか?」

退女賢者「そうですよ、私みんなに会えて嬉しかったです」

退スナイパー「それにしても魔王が復活したら、またこいつを使えると思うと多少ワクワクするな」

退女賢者「あ、不謹慎ですよ」

退スナイパー「だって使わなかったらこの銃も宝の持ち腐れだぜ?」

わいのわいの

退武闘家「なんかいいな」



退戦士「それじゃ引退組頑張るとしようぜ!!!」

一同「おおおおお!」

侍「拙者はまだ現役なんだが・・・」

~2日後~

グラグラグラ

少年「地震!?でかっ!」

退武闘家「真珠と指輪が光っている、むう復活したか魔王」

大剣士「魔王!?噂には聞いてたが」

少年「父さん、あれ!」

ダダダダダ

退武闘家「魔物の大群!!ええいこんな早く仕掛けてくるとは、大剣士、息子よ村人を避難させろ」

少年「うん!」

大剣士「はい!!」



少年「みんないるよね?」

長老「大丈夫じゃ、退武闘家さん以外はおる」

少年「父さんはまだかな・・・は!」

少年「家の様子が変だ!!父さん!」ダッ!

長老「これ!少年!」



退武闘家「はあはあ、この数は少しきつい・・・」

ゴーレム「ふはは、見ろよこのざまぁ、これが本当に勇者御一行の一人か?」

退武闘家「くっ」

少年「父さん!!」

退武闘家「来たか、真珠と指輪を持って逃げろ!!」

少年「真珠と指輪・・・」ガサガサ

ゴーレム「ふん、ひねり潰してくれ...」

退武闘家「邪魔をするなあああ!!」ブン

ゴーレム「ぐわぁ!・・・・この人間風情が!!!」ドン

退武闘家「があああ!!・・・」

少年「父さん!大丈夫?」

退武闘家「何をしている、さっさと行けえ」

ゴーレム「ふん」ブンブンブン

退武闘家「グッ、う、うが」

退武闘家「行けえ」

少年「行けるか!」(父さんを助けないと・・・)

少年(ん?これは英雄の勇者さんの剣、よしこれで)

少年「うおおお!!!」

ゴーレム「ふ、どこに向かっておる」

少年(変則的な攻撃で不意をつけば!!)

ゴーレム「何?ぐわっ」

少年「どうだ!?」

ゴーレム「・・・力がねえな、ふははは痛く痒くもないぞ!!」

少年「そんな・・・」

ゴーレム「ほらどうした?父さんが死んでしまうぞ!!魔物も他にもこんなにいるしな」

父さん「ぐううう」

少年(そんな僕が力不足なせいで・・・何も出来ないのか)

ピカァ

少年(光ってないで力を貸してくれよ!)

ピカァ!!!!!

少年(!?)



少年「ここは!?どこ?」

「ただいまより、力の継承を開始します」

少年「は?」

「今回の力は>>16から継承されます」

※さあ、安価です。
アニメ、ドラマ、歴史上人物など、なんでもの名前を書いてください。

魔法少女リリカルなのはStrikerS

ごめん説明不足でした、人物名でお願いします。
>>20

スバル・ナカジマ

スッ

スバル「ここは?」

少年「へ??あの~あなたは?」

スバル「・・・そっか、アタシ負けたんだね」

少年「負けた?」

スバル「うん、アタシの力、託すよ」

少年「え、何?」

パアアアァ



ゴーレム「[ピーーー]え!」

退武闘家「く(ここまでか)」

少年「プロテクション!!!」

ビィン

ゴーレム「何!?」

退武闘家「息子よ、お前!?」

少年「よくわからないけど、力を貸してくれたみたいだよ。これ」

退武闘家「発動したのか」

少年「休んでて父さん、僕が守るから」

退武闘家「ふん、言ってくれる・・・」ガク

タッタッタ

大剣士「武闘家さん!?」

少年「気絶してるだけです、手伝って下さい」

大剣士「お、おう」

少年「はあああ!!」

ゴーレム「くっ、なんだこいついきなり強く、それに速い」

少年(それにしても...これはどういうことだろう?なんかローラースケートまではいてるし、力が湧く、色んな技が浮かぶ)

大剣士「うおお!!!」

魔物達「「うわあああ」」

魔物「こいつも強い!」

少年「いけ!」
ダダダダダッ
魔物「うわあ!!」



ゴーレム「どうなってやがる!!!?」

少年「一撃で仕留める!!ディバインバスター」

ゴーレム「ぎゃああああああああ」



大剣士「終わったか、それにしてもお前?」

少年「うっ」バタッ

大剣士「おい、おい!」

退武闘家「気絶してるだけだろう、普段はでない力を使ったんだ。無理もない」

大剣士「そうかよかった、武闘家さん無事でよかったです」

退武闘家「ああ、こいつに守られたな」

~三日後~
大剣士「準備は出来たか?」

勇者「はい大丈夫です!」

勇者(ナレーション)「あれから、僕は勇者として旅に出ることになった。英雄の勇者さんが残した真珠をあと6つ回収し、魔王を倒しためだ」

勇者(ナレーション)「例の力は指輪をつける人を変えても発動しなかった。僕だけにしか使えないらしい。女賢者さんが何かわかるかもしれないってことで、まずは女賢者さんの元へ向かう事となった」

大剣士「よし、それじゃあ行こうか」

勇者「はい」

勇者(ナレーション)「大剣士さんも着いて来てくれることになった。とても心強い味方だ」

退武闘家「気をつけてな、「一つ色の勇者」」

勇者「なんだそりゃ?」

退武闘家「勇者なんて割といっぱいいるからな、何か称号が必要だ」

勇者「それにしても一つ色って」

退武闘家「その真珠は虹色ブレスレットについてたものだ。色が増えていくごとに二つ色、三つ色と名乗ればよい」

勇者「そんなもんかな?」

退武闘家「そんなもんだ、行ってこい」

勇者「うん、行ってきます」

勇者(ナレーション)「こうして僕の冒険は始まったのだ、なんてベタだけど。割とこの旅にはワクワクしていたりする」
第一章 旅の始まり 完



長老「心配じゃのう」

退武闘家「俺だって心配さ、だがアイツは男らしくはないが割と芯が強い。弱いのに俺を助けようとしてくれたほどだ」

長老「いや、あの少年が居ないとお前の生活がな」

退武闘家「おい!」

来週また更新します。

スバルについては元ネタを調べながらやったもので、多少違うかもしれませんがあしからず。

真珠はあと6つありますが、安価はあと5回です。

では次をおたのしみに

割と期待

A

>>28
ありがとうございます

>>29
A?

長く待たせてすいません、ちょっと手違いでこのスレが見つかりませんでした。
第二章貼っていきます

長く待たせてすいません、手違いでこのスレが見つかりませんでした。第二章貼っていきます

魔物「グルルルゥゥ...」

大剣士「ちぃ!魔王が復活したからか無駄に魔物が多いな!」

魔物共「ギャオオオオ」

勇者「なんか囲まれてますね、うーんどうしようかな」

大剣士「なんでお前はそんな冷静なんだ、そりゃ!」ザシュ

魔物「グォォ・・・」バタ

勇者「えい!」ポカ

魔物「・・・?」

大剣士「おい、効いてないぞ」

勇者「僕はまだまだ未熟だ・・・」

勇者「そうだ!、大剣士さんちょっとそこで動かないで下さい!」

大剣士「え?どうする気だ!?」

勇者「考えがあります」チリーン

大剣士「鈴?」



勇者「よし」

大剣士「・・・いや、よしじゃないだろ完璧に囲まれてるぞ!」

勇者「いえ、これでいいんです。構えて!僕の合図で回転切りを!」

大剣士「お、おう?」

勇者「すぅぅぅ・・」スッ

大剣士「おい、笛!?」

ピィィィィ!!!

バッ!!

勇者「今です!!大剣士さん!」

大剣士「くっ、あらよっと!!!」ブン!

魔物「ぎゃあああああ」

魔物「ギュオオオ・・・」

魔物「ギイいいいい」



大剣士「ふう、終わった・・」

勇者「魔王が復活してから、魔物の数は増えたけど、このあたりは知能の低い魔物ばかりだったのでうまくいきました!!」

大剣士「おいおい結構無茶だったぞ、失敗したらどうする気だったんだ?」

勇者「大丈夫ですよ、これは昔、獣の群れに襲われ窮地にたたされた剣士が使った方法なんです」

大剣士「へ、へぇ」

~その夜~

勇者「この辺でキャンプですかね?」

大剣士「ああ、退賢者さんがいる村までもう少しだな」

勇者「大丈夫ですか?僕が力不足なためにあの後の戦闘でも負担をかけてしまって・・・」

大剣士「ちとキツイけど、心配には及ばねえよ、お前の無茶だけど的確な指示にも慣れてきた所だ、お前もあの力少しは使ってみたらどうだ?」

勇者「いや、でも使用後また2日も寝込んだらシャレになりませんし、あの力の反動に耐えるにはまずは自分自身を鍛えないと、剣も使えるようになりたいし!」

大剣士「ま、そうだな。村についたら剣の手ほどきをしてやるよ」

勇者「はい!」

大剣士「・・・」

勇者「どうされました?」

大剣士「いや、もうタメ口で話してくれよ」

勇者「え?でも・・」

大剣士「まったく疑問だぜ、あの武闘家さんに育てられて、なんでお前がこんな理知的で行儀のいい奴になったんだか」

勇者「ははは、あの人に育てられたからですよ、そういう面ではあれにはなりたくないって思いません?だらしないし、ガサツだし」

大剣士「おいおい、本当の親じゃないとはいえ、ずいぶんだな」

勇者「いや、でもいい父さんなんですよ。僕もいつかは父さんみたいに
強くなりたいって思います」

大剣士「そうか・・・話は脱線したがこれから長い旅を共にする仲間なんだ、もっと親しみ易く行こうぜ」

勇者「・・・はい!えーと、分かったよ」

大剣士「それでいい、そういえば退賢者さんの村も俺たちの村みたいに襲われてるんじゃないか?ちょっと心配だな」

勇者「それなら大丈夫だと思うよ」

大剣士「?」

勇者「行ってみればわかるよ」

~次の日~

大剣士「へえ、こりゃ見事な結界だ」

勇者「うん、ここ月の村は、退賢者
の作った結界とその名の通りよく当たる月の光のおかげでそこらの魔物は入ってこれないんだ」

大剣士「へえ、すごいな」



退賢者「はい紅茶です、どうぞ」コトッ

勇者・大剣士「あ、お構いなく!」

退賢者「ふふふ、そこで口を揃えるんですか。長話になりそうだからおかわりが欲しかったら遠慮なく言ってね」

勇者「ありがとうございます」

退賢者「本題に入りましょう、あなたのその指輪と真珠を見せて」

勇者「はい」

退賢者「ふむふむ」

大剣士「なにか。わかるんすか?」

退賢者「正直言って詳しい事はあまりわからないわ、この指輪には」

勇者「普通の契約魔法ですか」

退賢者「あら、分かるの?」

勇者「少し魔法についても勉強したんです」

退賢者「そう、この指輪には守護霊や精霊、召喚獣などと契約を交わすための魔法がかかっているわ」

大剣士「じゃあその真珠は?」

退賢者「それが召喚魔法の応用?みたいな感じとしか・・・」

勇者「力を召喚したってことですかね?僕がこの力を使った時、なんか変な空間で知らない人に力を託すって言われたんです」

退賢者「その人が召喚されるなら、少しは分かるんだけど・・・やっぱりとても特殊ですね」

退賢者「そうだ、私の真珠でも試してくれない?何か分かるかも」

勇者「そうですね、それも目的ですし」



退賢者「はい、これですよ」

勇者(青い真珠だ、そういえば七色あるんだっけ)

大剣士「お、指輪が光ってるぞ」

勇者「うんやってみるよ、えい!」

パァアアア

勇者(ん、やっぱりここか)

「ただいまより、力の継承を開始します」

勇者(今度はどんな力が)

「今回の力は>>?から継承されます」

※補足のため安価はしません、例えばここで「バカボン」と入力されたとします、すると

「継承に失敗しました」

勇者「・・・しっぱい?」




大剣士「おーい、勇者~、起きろ~」

勇者「あれ?」

退賢者「どうかしら?変化はあった?」

勇者「えっと、失敗です・・」

大剣士「失敗!?」

勇者「なんか失敗って言われたんだよ、これに」

退賢者「もう一回やってみる?」

勇者「いや、一度やったらしばらくは出来ないみたいです。真珠も指輪も光ってないし」

退賢者「結局わからず終いですね・・」

※このように一定の戦闘力を持たない人物が指名された場合、弾かれます
あと設定上、一度指名された人物がいる世界の他の人物(つまり現在はスバルと同じ作品の人物)も弾きます。
あとこれは個人的な希望ですができれば主人公っぽい人物を指名してください。

スバルは主人公じゃないかな一応……

大剣士「ところで、真珠真珠って呼びにくくないっすか?」

退賢者「そうですね、何か名前があれば・・・」

勇者「継承石でどうでしょうか?」

大剣士「継承?」

退賢者「そういえば、英雄さんが最後にそんな事を言ってたような気がします。それでいいんじゃないかしらね」

続きはまた後で

>>46
いやスバルは主人公なので全然大丈夫です

???「ひぃ、おたすけ~!」

大剣士「何だ!?」

勇者「外からだね、行ってみよう!」

退賢者「私も、行きます!」
----------------------------------------------
盗賊長「オラ!金目の物を出しやがれ!!!」

村人「それは、母ちゃんの形見なんだ許してくれよ」

盗賊長「う、うるせえ!」ガッ

村人「ヒィ!」
----------------------------------------------
退賢者「盗賊、なんてことを!」

大剣士「こんなご時勢でも、悪人はいるもんだな」

???「ひぃ、おたすけ~!」

大剣士「何だ!?」

勇者「外からだね、行ってみよう!」

退賢者「私も、行きます!」
----------------------------------------------
盗賊長「オラ!金目の物を出しやがれ!!!」

村人「それは、母ちゃんの形見なんだ許してくれよ」

盗賊長「う、うるせえ!」ガッ

村人「ヒィ!」
----------------------------------------------
退賢者「盗賊、なんてことを!」

大剣士「こんなご時勢でも、悪人はいるもんだな」

勇者「だからだよ、村が壊滅しても魔物のせいにできるんだ」
----------------------------------------------
退賢者「おやめなさい!!!」

盗賊長「あ?」
----------------------------------------------
大剣士「退賢者さん、いつの間に!?」

勇者「大剣士さん、僕が気をひきつけるから、後ろからあの盗賊長を」

大剣士「ああ、分かった」

勇者「他にも下っ端がいるはずだから、臨機応変に動いてね、頼むよ」
----------------------------------------------
盗賊長「ああ、何だ?てめえは?」

退賢者「私は賢者です、あなた達の悪行、許しません!」

村人「賢者さん無理は・・・」

退賢者「大丈夫、安心してください」

盗賊長「ごちゃごちゃ、うるせえ!やっちまえ」

下っ端達「ヒャッハー!!」

勇者(やっぱり、あれだけ隠れていたか・・・)

勇者「待て!!!」

盗賊長「今度はなんだぁ?」

勇者「僕は一つ色の勇者、この剣が目に入らぬか!!」(一度言ってみたかった//)

大剣士(何やってんだあいつ・・)

盗賊長「勇者・・だと・・ええい、お前らあいつからやっちまえ!!」

下っ端A「バラバラにしてやるぜ!!

下っ端B「覚悟しやがれぇぇぇ!」

下っ端C「3人がかりだ相手にできるかな?」

勇者(うわっ、イカついな。でもまずい僕の腕じゃ倒せるかどうか・・・やはり力を解放するか・・・)

退賢者「バリアー!!!」

下っ端達「うわっ」

勇者「おお、助かります!!」

盗賊長「くそ、おいお前ら手分けし・・・」

大剣士「そこまでだ」

盗賊長「なっ!?」

大剣士「今すぐ、やめさせろ~、でないと・・・」

盗賊長「くっ、卑怯だぞ」」

大剣士「いや、あんたに言われたかねえよ」

盗賊長「畜生、こんなところで・・・」

勇者(なんとか終わったな、力を使わなくても済んだ、本当は早く慣れないといけないんだろうけど)

下っ端D「お頭~教会からこんなものが・・・ってお頭!?」タッ パリン

勇者(パリン?)

盗賊長「おい、逃げろ!」

大剣士「お、おい、お前動くな!危ない危ない早く縄にかけないと」

下っ端D「お頭ぁ・・・」

村人達 ガヤガヤガヤ

退賢者「あわわわわ」

勇者「いったいどうしたんですか?」

退賢者「まずいことになりました。今割れたのは結界の源の結晶なんです」

勇者「なんだって!?」

大剣士「盗賊はみんな縛り終えたぞ、あとはさっさと騎士を要請・・・どうしたんだ?」

勇者「大変だよ!この村の結界が消えちゃうんだ!」

大剣士「本当か!?でも、まあそんなすぐに魔物が攻めてくるわけじゃ・・・」

退賢者「そうだといいですが」

勇者「悪い予感がするんだ」

┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド・・・

大剣士「何!?なんで?」

勇者「やっぱり来た!くそ、大剣士さん村の門を守って、できるだけ長く」

大剣士「分かった、行って来る」タッ

勇者「退賢者さんは、村人を避難させてください!」

退賢者「分かりました、でも盗賊団の人たちは?縄で縛ってしまったまま」

勇者「もちろん助けます!そっちは僕に任せてください」

退賢者「分かりました、教会の地下に避難路があります」

退賢者「みなさんこっちです!」

勇者(予想してたけど、こんな早く来るなんて・・やっぱり原因は・・)
----------------------------------------------
下っ端A「どうするんだよ、お頭~」

下っ端B「魔物が来たって、いってますぜ」


盗賊長「わかってる!でもこう縛られてるんじゃ・・・」

勇者「あ、こんな所にいた!」

下っ端C「てめえ、何しに来やがった!?」

勇者「何しにって・・縄ほどきに来たに決まってるじゃないか」

下っ端B「は?」

盗賊長「に、逃がしてくれるのか?」

勇者「逃がすわけないだろ!今大剣士さんが、一人で魔物を食い止めてるんだ、そっちを手伝ってよ」

下っ端A「はぁ?何ふざけたこと言って?」

勇者「だって君達が結界結晶壊したんだよ当然じゃないか!!」

下っ端D「うっ・・・」

勇者「だから手伝ってよ、大剣士さんも心配だし、今縄解くからから」

盗賊長「おい待てよ、そんなにダチが心配なら俺達なんて放っておいて助けにいけばいいだろ」

勇者「・・・僕は勇者だけど、とても弱いんだ、僕だけじゃ足りないんだよ一応最終手段はあるけど、それに前に戦った魔物の集団よりも多かったし」

盗賊長「だからって、俺達を信用していいのかよ、縄解かれたら逃げ出すかもしれないぜ」

勇者「そんな盗賊なのに、村人から奪ったものが母の形見だって言われたときにひるんでた。それに自分に剣が向いているのに、教会から出てきた手下に迷わず逃げろって言ったよね?」

盗賊長「・・・」

勇者「そこに違和感を感じたんだよ、それに最悪逃げだす分には構わないよ、軽蔑するけど、さっきも言ったように最終手段があるしね」

勇者「さ、解けたよ手伝って」

盗賊長「・・・お前ら、言いたいことはわかるか?」

下っ端達「「「へい!」」」

盗賊長「行くぜ!」

下っ端達「「「ヒャッハ~!」」」

勇者「よし、さて僕も行かないと」
----------------------------------------------
勇者「遅くなりました!大丈夫?大剣士さん」

大剣士「大丈夫だけど、何したんだよ?さっきの奴らが魔物をばったばったと・・・」

勇者「へへ、ちょっとね。所であれは?」

大蛇「キシャアアアアアアア」

大剣士「ああ、厄介なのはあの大蛇だ、知性はないみたいだが、派手に暴れやがる、攻撃するのも一苦労」

勇者「う~ん」

大蛇「!?シャアアアアアアア!!!!!」バッ

勇者「えっ?」

大剣士「やばい、勇者あぶない」サッ

バキィ

大剣士「ぐあああああ」

勇者「大剣士さん!!」

大剣士「ぐう、くそぉ」

勇者(大剣士さんは動けなそうだ、あのままじゃ)

大蛇「キシャアアアアアア」

勇者(僕をねらってるのか!?)

勇者「だったら僕がやるしか!」

勇者「赤い継承石、スバルさん力を貸して!」

パァアアアア

勇者(よし、ローラスケートがついてる、腕の変なのも!)

大蛇「キシャアアアアアアアアアア!!!!」

勇者「こっちだよ!」

勇者(まずは村より離れた場所までこいつを誘導しよう)

勇者「おーい、盗賊のえーと、下っ端D!大剣士さんも守ってー」

下っ端D「D言うな、ちくしょう」
----------------------------------------------
勇者(よしここまでくれば)

大蛇「キシャシャア」

勇者(あれ?指輪と青継承石が光ってる・・・よし)

勇者「人頼みが続くようで悪いけど、力を貸して!」

パァアアアアア!!!
----------------------------------------------
勇者(・・・)

「ただいまより、力の継承を開始します」

勇者(考えてみればこの魔法すごいな、ナレーションまでついてるなんて)

「今回の力は>>より継承されます」

じゃあ安価>>68
人物と作品名もできれば願います

 

じゃあ御坂で、しばらくしたら書きます

じゃあ御坂で、しばらくしたら書きます

スッ

御坂「ここは・・・あ、アタシ・・・当麻・・」

勇者(この人も、なんだか悲しげな、いや言葉には出来ないそんな雰囲気がする)

勇者「御坂さん、あなたは何者ですか?どうしてこの自体が起こってるかを知っていませ・・あれ?なんで名前を知って?」

御坂「あんたなの?力を貸す相手って?」

勇者「・・・恐らくはそうです」

御坂「なんだか、イマイチパッとしないわね」

勇者「いや、そんな事言われても」ムッ

御坂「いいわ、貸してあげる超電磁砲、まあ返ってこないけど・・」

勇者(?)

勇者「あの、あなた達なんで力を貸してくれるんですか?この魔法のせい?」

御坂「はぁ?あんたがあの怪物を倒してくれるんでしょーが」

勇者「え?怪物?大蛇かな?」

パァアアア

勇者「ああ、ちょっと待って!まだ・・」

御坂「頼んだわよ・・・・」
----------------------------------------------
※戦闘描写がわかりにくいのでナレーションを入れます

大蛇「キシャアアア!!!」バッ

大蛇は勇者に尻尾を打ち付けようとしている!

勇者:バチバチバチバチ

勇者は電気を纏った!

勇者(御坂さん?に言われた事は気になるけど、まずはこいつを倒さないと・・・貰った力は電気かな?)

勇者「ええい!!」ビリビリ!!

勇者は電撃を放った!

大蛇「キシャアアアあああ」ヒュン

しかし攻撃は外れた!

勇者「それた!!!?え、ちょ、まずい!プロテクション!」

勇者はプロテクションを展開した!大蛇の尻尾攻撃は防がれた!

大蛇「キシャ!?」ビィン

勇者(ぐっ、さすがは大剣士さんを吹っ飛ばした程の威力、守り続けるのは得策じゃない!)

勇者「だったら一発突き放す!!」
ドン

勇者はリボルバーキャノンを放った!

大蛇「キシュウウウ!キ!キシャアアア」

大蛇は吹っ飛ばされた!

勇者(この間にもう一回電気を!難しいよ・・・この力さっきの感じだとちゃんと正確に計算しないと、まともに扱えすらしない!落ち着いて僕、考えるんだ!)

大蛇「キシャアアア!!!!」

大蛇は怒りに任せて飛びかかった!!

勇者「は!それなら、こういう使い方はどうだ!!」

勇者はプロテクションを展開した!

大蛇「ギシャアアアアアアアア!!!」

大蛇の飛びかかりはバリアを破ろうとしている!

勇者「よし今だ!流れろ電撃!!」

勇者は電撃をバリアに放った!
バリア伝いに電撃は大蛇に命中した!!!

大蛇「キヤアアああぁアアああ!!っ!!!」バタッ

大蛇は倒れた

勇者「終わったああ、ふう。電気の扱い方は難しいな、何か有効な手段と練習が必要だな~、とりあえず村にもど・・・そう・・いえば・・反動のこと・・忘れて・・た」バタッ

勇者「もっと強くならないと・・・」ガクッ

戦闘終了



勇者「う、ううん・・・ここは?」

退賢者「あ、よかった、目が覚めましたね」

勇者「・・・そうか気を失って、この様子だと村は無事みたいですね!結界は展開し直せましたか?」

退賢者「目が覚めたばかりなのに、察しが良すぎですよww無事この村は平和よ。結界も問題ありません!」

勇者「よかった、大蛇はあの後どうしました?」

退賢者「焼きました」

勇者「焼いた!?」

退賢者「二つ目の能力、発動したみたいね」

勇者「はい、結局分からないことだらけですが」グゥ~

勇者「あ」

退賢者「うふふ、丸1日寝てたからお腹空いてるでしょう?いま温かいスープを持ってきます」

勇者「ありがとうございます」

勇者(スバルさんは、負けたって言っていた、御坂さんは怪物がどうのこうの、そして共通するのは・・・・悲しげな雰囲気、一体どういうことだろう?)

大剣士「勇者!!起きたか!」

勇者「おわあ!?大剣士さん、びっくりしたよ、もうケガは大丈夫?」

大剣士「こっちのセリフだ!!!まあケガはなかったみてえだが・・」

勇者「えへへ」

盗賊長「よう」

勇者「・・・はあ!?」

盗賊長「なんだよ?さっきよりビビってんじゃねえか」

勇者「だってなんで、あなたがいるのさ?あのまま戦いが終わったら逃げてよかったのに!だって村に戻ってきたらそりゃあもう周りが・・」

大剣士「まあそのへんは丸く収まったんだよ、盗賊団で村の雑用とかいろいろやらしてたし、あとは退賢者さんの計らいで」

勇者「いいのかな?そんなんで・・・でも結局なんで戻って来たのさ?」

盗賊長「それは、話したい事と頼みがあってだな、後で言うよ」

ガチャ

退賢者「はい、スープ持ってきましたよ~」

勇者「ありがとうございます、ん~美味しい!」

勇者「それはそうと大剣士さん」

大剣士「なんだ?」

勇者「すぐに次の村に進んだ方がいいかもしれないんだ」

大剣士「どうして?」

勇者「あの魔物の大群は、きっとこの継承石を狙ってるんだよ!」

大剣士「なんだって!?」

退賢者「だから結界が消えた瞬間に魔物の群がやってきたわけですね」

勇者「はい、恐らく」

盗賊長「でも、だったらお前が身につけてるんだからまた来るんじゃ?」

勇者「なんであなたが事情を把握してるのかは置いといて・・・
恐らく発動前の継承石を狙ってるんだよ」

退賢者「なるほど、でもなんで発動前の?」

勇者「盗賊長さん、ちょっとこのブレスレットもってこの部屋から出てくれない?」

盗賊長「それ継承石じゃねえか」

勇者「いいから」

盗賊長「わ、わかった」ガチャ、バタン

勇者「・・・えい!」

パァアアア

勇者「ふう」

大剣士「ローラースケート!?」

退賢者「だって継承石はあっちに」

勇者「うんやっぱり、あの石、一回使えばあとは無くても使えるんだ」

退賢者「なるほど、だからこちらの石には用はないってことですね」

勇者「そういうことです、解除」

パッ

勇者「おっと」クラッ

大剣士「お、おい!?大丈夫か?」

勇者「うん大丈夫、盗賊長さん、もういいよ」

盗賊長「なんなんだ?」ガチャ

勇者「あともう一つは、その人がその技をどのように使ってたかまでは継承されないみたいです」

大剣士「どういうことだ?」

勇者「二つ目の能力、電気を扱えるようになるんだけど、凄く難しいんだ。計算に計算を重ねながらやらないと、まともに使うことができないんだ。なんとかできたけど、使い方があれであってたかどうかは分からない」

大剣士「なんだ難しいな」

勇者「つまり、僕が大剣士さんから何も教わらずにその大剣を使って戦うって感じ」

大剣士「うげ!そりゃ無茶だな」

退賢者(待って!それじゃあ使い方も分からない技を土壇場で使って戦えたってこと?そんなことできるの!?)

勇者「とにかく大剣士さん、明日にはここを発とう!」

大剣士「そうだな!」

~次の日~

勇者「なんかいろいろありがとうございました」

退賢者「いえいえ、こっちのセリフよ。村を救ってもらってるんですから」

大剣士「まあ、元はといえば盗賊・・・お、噂をすれば」

盗賊長「よう」

下っ端達「ういっす」

勇者「そういえば話したいことって?」

盗賊長「魔王を倒すのか?」

勇者「まあ最終目標としては・・・」

盗賊長「それなら、俺たちを仲間に入れてくれ!!お願いだ!」

勇者「まったく、そんな性格なのにどうして盗賊なんかになったのさ?」

盗賊長「わからねえ、みんな貧困で悩んでて、仕事もやることもなくて、気づけば生きるためにこんな事をやってた、でも今俺たちがやることが見つかった気がするんだ」

勇者「それが僕達の仲間になること・・・そっか」

退賢者「またこうやって仲間が増えていくんですね」

大剣士「英雄さんの仲間もこんなふうに?」

退賢者「まあ改心して入ったのは一人ですが」

大剣士「そうっすか、いや~いいなぁこういうの「ううん、いいや」

盗賊長「・・・・ん?」

退賢者「・・・・あら?」

大剣士「・・・・は?」

下っ端達「「・・・・え?」」

勇者「まだ2人でやっていけそうだし、いきなり同じ戦闘スタイルの人が5人も増えてもしょうがない、それに・・・」

大剣士「おいおいおいおいおい!!!!!!?????」

勇者「どうしたの?」

大剣士「どうしたの?じゃねえよ台無しだよ!!仲間に入れてやりゃいいだろ」

勇者「一概にそういう選択をするのはどうかと思うよ、仲間選びはもっと慎重にさ」

盗賊長「・・・見つかったっと思ったのによ~」

下っ端B「おい!お頭が可哀想だろ!」

大剣士「本当だよ!」

勇者「人の話を最後まで聞いてよ!
ちゃんとやるべき事は考えてあるから!」

退賢者「やるべきこと、ですか?」

勇者「はい、盗賊長さん、始まりの村を守ってくれないかな?僕の故郷
なんだけど」

盗賊長「故郷?」

勇者「うん、といってもここからは結構近いけどね、そこも前に襲われて、その時はなんとかなったけど、現在戦える人が僕の父さんしかいないんだ、しかもケガ人だし。もしまた魔物の大群が襲ってきたらと思うと不安でさ・・・」

盗賊長「なるほど」

勇者「だからあなた達5人で警備して欲しい。これ」スッ

盗賊長「これは?」

勇者「僕の父さん退武道家への手紙、盗賊団の事も書いといたから、これ渡せば分かってくれるはず」

盗賊長「おい、それって始めから俺たちにそうさせる気で・・・」

勇者「そうだよ改心したみたいだったから、まあ断られればそれまでだけど」

盗賊長「つくづくお前には驚かさせられるぜ、いいだろう受け取った!」

勇者「ありがとう!」

盗賊長「おう、じゃあ達者でな!行くぞお前ら!」

下っ端達「「へい!」」



退賢者「今更だけど、あなたは随分頭脳派の勇者ね」

勇者「こんな勇者だって1人ぐらいいたっていいと思います。それに僕は必ず強くなってみせる」

大剣士「ごもっともだ、期待してるぜ」

勇者「うん任せてよ」

第2章 月の村編 完

次回お楽しみに~
投稿ペースはちょっと乱れてますが完結までは絶対やりますので

今回からトリップつけます

第3章です

第3章 消えた子供達

勇者「えい!やっ!」

魔物「ピギャー!」

魔物の群れをやっつけた

勇者「お、やったー!」

大剣士「や、やっとか、魔物がまともに倒せるようになるまで、随分時間がかかったな」ゼェゼェ

勇者「いや、でもこれは僕にとって大きな一歩だよ、ちょっとは力もついてきたかな?・・・全然だ・・・」

大剣士「まあ、英雄の剣じゃなくて、軽い青銅の剣で戦ってたわけだからな。まったく、なんで戦闘センスはあるのに弱いんだよ、お前。そんなんじゃ退戦士さんに会った時笑われるぜ?」

勇者「ははは、面目ない。それはそうと退戦士さんのいる町、ストア町まではもうすぐだね」

大剣士「ああ、なんか人がいっぱいいて賑やかなんだっけ?」

勇者「もっというと、街全体が商店街みたいな感じ、買い物目的でそこまで行く人も少なくないとか」

大剣士「へえ、そりゃすげえ」

勇者「そして退戦士さんが率いるチームがいるおかげで治安も良いらしいよ、楽しみだね!」

大剣士「魔物の軍団来ても平気そうだな・・・」

勇者「そうだ!街ももうすぐだし、少し能力を解放してみようと思うんだ。」

大剣士「大丈夫なのか?」

勇者「とりあえずローラースケートだけだよ、この能力にも慣れたいし、それに今までの戦闘で僕にわずかについた力がどれだけ影響するかも知っておきたいしね、もし気絶したら頼むよ」

大剣士「お、おう」(わずかにってとこは自覚するんだな)

~ストア町~

大剣士#「で、こうなったわけだが・・・」

勇者「ムニャムニャ」

町についた大剣士は気を失った勇者を背負っていた

兵士「おい、そこの者!何者だ!」

大剣士「おう!?いや、旅の者で俺は大剣士、今背負ってる奴が・・・勇者だ」

兵士「勇者~?怪しいな」

大剣士「気持ちは分かる、勇者の腰にある剣を見てくれ」

兵士「やや!?これはあの英雄の剣!ということは本当にこの子が勇者なのか!?」

大剣士「そういうこった、ちょっとしばらく目を覚まさないだろうから、宿屋に案内してくれないか?」

兵士「分かった案内しよう、兵士2!問の警備は一旦任せるぞ」

兵士「了解、油打ってくんなよ~」




大剣士(ん?もっと賑やかな町なんじゃなかったっけ?店一つないが・・・)

大剣士「兵士さんよ、なんか静かだなこの町」

兵士「ああ、最近事件が多くてな。魔物の大群が来たり・・・」

大剣士「やっぱり来たのか!?」

兵士「ああ、だがその時は戦士さんと我々でなんとかなったんだ」

大剣士「ほうここのチームとかいうのは結構腕が立つみたいだな」

兵士「まあ毎日、厳しい訓練を重ねてるからな」

大剣士「ん?来たり・・・って言ってたが、まだあるのか?」

兵士「ああ、問題はその後だ。戦士さんは「きっとこれを狙いに来たに違いない、ということで俺は一人旅にでる。後は任せた!!」とか言って変な真珠持って町を出て行ってしまわれるし・・・」

大剣士「えっ、いないのか!!!!?退戦士さん!?」

兵士「ああ、そうなんだ。やはり戦士さんに用が?」

大剣士「あ、ああ、まあな」

兵士「後、最近「俺は復活するぞ!!!次の勇者の仲間になるつもりだ!これからは退戦士と呼ばないでくれ!」とか言ってたから、会ったら普通に戦士って呼ぶことを進めるぞ」

大剣士「ははは・・・・覚えとこう」

兵士「で、問題はその後の事件が起こってしまったんだ、最近夜になると子供が消えてしまうという事件が多発しててな・・・」

大剣士「また随分と不気味な事件だな」

兵士「それが原因でこの町がこうなったわけだ、我々も警戒を厳しくしているんだが、戦士さんはいないし、謎の現象の為にお手上げだ、一応ある人に調べて貰っているが解決するかどうか・・・」

大剣士「なるほどな、そりゃこんな状況になるわけだ」

兵士「さ、ここが宿屋だ、ゆっくりしてってくれ」

大剣士「おう!恩に着る」

兵士「あ、もしよければ君達にも日が沈んでから町の見回りをして欲しいんだが」

大剣士「ああ、考えとくよ」

兵士「すまない、では」

兵士は去っていった

大剣士「さてと・・・」



眠いのでまた明日

再開

スバル「動いて!!マッハキャリバー!!・・・そんな!」

???「・・・その程度か、つまらないものだな」

スバル「なんで!?なんでこんな事をするの!?この世界に何の恨みが!?」

???「恨み?フハハ、我はただ楽しむだけだ、貴様のような奴が抗い!そして絶望してゆく様を・・・だがそろそろ終わりにしよう」ゴゴゴゴ!!!

スバル「そんな・・・アタシは守るためにこの力があるのに・・・」

???「さらばだ、ディメイションデストロイヤー!!!」

スバル「・・・・!!!!」



勇者「!!!!!!」ガバッ

大剣士「うわっと!どうした?」

勇者「・・・夢?」

大剣士「なんだ夢見が悪かっただけか」

勇者「うん、だいぶ悪かった」

大剣士「どんな夢だったんだ?」

勇者「・・・よく、思い出せない」

大剣士「なんだそりゃ、まあでも夢って思い出せない時もあるか」

勇者「そういえばここどこ?」

大剣士「お前があの後、案の定倒れたから運んできてやったんだよ」

勇者「って事は、ここはもうストア町ってことだね、ごめんね運ばせちゃって」

大剣士「まあいいけどよ、それよりちょっと問題があってな」

勇者「問題?どうしたの?」

大剣士「いやそれが・・・」



勇者「戦士さんがいなくて、継承石もなくて。おまけにこの町で誘拐事件が多発してると・・・困ったね」

大剣士「で、どうする?」

勇者「誘拐事件っていうか子供が消えるだっけ?・・・なんとかして解決できないかな?」

大剣士「そうこなくっちゃな、今日この町の見回りを頼まれたんだ、夜になったら何か分かるはずだ、もし元凶がいたらぶちのめしてやるぜ」

勇者「でもまだ時間あるね、ちょっと自由行動にしようか、調べたいことがあるんだ」

大剣士「そうか?確か酒場があったな、じゃあ俺はそこでちょっと話を聞いてくるかな」

勇者「・・・飲む気?」

大剣士「ギク!・・・まあ、ちょっとだけならいいじゃんか?」

勇者「まあお金もあるし、飲む分には構わないよ、ただ見回りあるの忘れないでね?」

大剣士「お、おう。任しとけ!」



勇者(夢の中で戦ってた人・・・たしかスバルさんだよね?それにあの怪物は何だったんだろう?はぁ、変な夢だったな。
思えばなんで大剣士さんに隠したりしたんだろうか・・・)

勇者「あれ?書店が閉まってる?まだ昼間なのに」

町民「おう、あんたそこになんか用かい?」

勇者「はい、定休日ですか?」

町民「いや、その店の子供が昨日いなくなってね~、それから店主はすっかり廃人と化しちまったんだ」

勇者「子供がいなくなるって例の?」

町民「あんた、よそ者なのに知ってたのか?まあいい、今はそっとして置いてやってくれや」

勇者「はい、分かりました」

町民「すまねえな、じゃ」

勇者(うーん結構深刻みたいだな・・・、それにしてもどうしよう?そうだ!)

~図書館~

勇者(図書館があってよかった、スバルさんの力は武装的なもので、なんとなく使い方の予測はついたけど、

この前の電気の方は相当難しかったからなぁ、ちょっと電気について勉強しないと!

たしか御坂さんは「れーるがん」っって言ってたな、いやニュアンス的には「レールガン」なのかな?

とにかく、サンダー系統の魔術書を!!)




勇者(ふう、こんなものかな、サンダーにこんな性質があったなんて、僕は詠唱せずに放つ事ができたから結構応用が効きそうだ!

・・・気軽に試すことができないのが辛いなぁ)

~夕方・宿屋~

勇者「ただいま~」

大剣士「ぐがぁ~、ごぉ~、」zzz

勇者「・・・はぁ」

勇者(まあ、自分で戻ってきただけマシか、僕もここまで運んできて貰ったわけだから、人のこと言えないしな)

勇者(もうすぐ日が沈むし、例の事件について考えないと・・・)ボン

窓からボールが飛んできた

勇者「!?何これ?ゴム鞠?」

女の子「ごめーん、お兄ちゃん。返して~」

勇者「君の?はい」

女の子「わぁい、ありがとう!」

勇者「君、大丈夫なのかい?こんなとこで遊んでて」

女の子「本当はママにダメって言われてるけど、つまんないんだもん、それにお日様が見える時はだよ」

勇者「呑気だなぁ、もう日が沈むよ?」

女の子「うん、もう帰る」

勇者「うーん、なんか心配だから、お兄ちゃんが送ってあげるよ、待ってて」




訂正

女の子「本当はママにダメって言われてるけど、つまんないんだもん、それにお日様が見える時はだよ」

女の子「本当はママにダメって言われてるけど、つまんないんだもん、それにお日様が見える時は大丈夫だよ、たぶん」




女の子「アタシ、なんか寂しいんだぁ、いつもはみんな元気いっぱいなのに、最近シーンとしてるし、いつも遊んでた友達にも会えないし・・・」

勇者「・・・君はこの町好き?」

女の子「うん、だーい好き!!」

勇者「そうか、じゃあ僕がみんなを元気いっぱいにしてあげるよ!!」

女の子「ホント!?」

勇者「うん、任せてよ!!」

「あ!こんなとこに!」

女の子「あ、ママ!」

女の子の母「もう、危ないから外には出ちゃダメって言ってるでしょ!どうして言うことが聞けないの!!」

女の子「だぁって~」

女の子の母「もう・・あんたにいなくなられたら私・・・、は!ごめんなさいねうちの子が」

勇者「いえいえ、僕も心配だったので」

女の子「ねえママ!お兄ちゃんがね、みんな元気いっぱいにしてくれるんだって!!」

女の子の母「えぇ!?」

勇者「あ、それは・・・えっと、僕、こう見えて勇者なんです。だからここで起こってる事件をなんとかしたいなって思ってて」

女の子の母「勇者・・・なんとかできるのかい?」

勇者「まだできるって言うことはできませんが、できる限りの事はやってみようと思います。」

女の子の母「・・・お願いします、どうかこの町を救って下さい」

勇者「はい!」

~夜~

勇者「見回りだぁぁ!!!」

大剣士「おおう、えらく気合入ってるな、いつも冷静なのに・・・」

勇者「ちょっとあってね。許せないと思わない?この町から子供を奪い活気を奪い、そしてこの町の笑顔を奪って行くこの事件を」

大剣士「まあ思うけどよ・・・いや、そうだよな!そのくらい気合入れねえとな!!よおし、ぜってえ、解決すろぞ!!」

勇者・大剣士「「おお!!」」

勇者「とはいえ、僕たちはまだなにも知らないからね、油断せずにいかないと・・・」

ビュオーー!!!

大剣士「うお、凄い風だな」

勇者「・・・・・魔翌力?血の匂いもするような・・・」

???「きゃああああ!!!!」

大剣士「なに!?」

勇者「行ってみよう!」


あれ?なぜだろう?
まりょくって漢字がうまく表示されない
ため、これからマリョクでいきます

兵士「くそ!やられたか!もっとくまなく探せ!他の家もだ!!」

女の子の母「どこにいるの!?ねえ、返事をしてよお!!うう、グスッ」

女の子の父「くそう!なんでうちの子なんだ!ちくしょう!」


大剣士「そんな・・・、こんなあっさり・・・」

勇者「・・・大剣士さん、僕は、さらわれた子を知ってるんだ、さっき
会ったんだ・・・」

大剣士「そ、そうなのk」

女の子の母「ねえ!あんた!!うちの娘はどこにいるの??ねえ!?」

勇者「さっきの子のお母さん・・・ごめんなさい・・・」グイッ

女の子の母「謝らないでよ!!ねえ!!なんとかしてくれるんでしょ!!
じゃあうちの娘を・・うえええん!!」

女の子の父「お前、落ち着け、この人にすがったってしょうがないだろ・・」

女の子の母「だって、だって!!」

勇者(こんなことが起こるなんて、何もできなかった・・・どうすれば・・・)

バッサバッサ

勇者(ん?あれは、なんだコウモリか・・・)



兵士「ああ、あんたもいたのか」

大剣士「今まで、ずっとこれだったのか?」

兵士「ああ、いくら口で説明してもこの状況は分からないだろ?あえて言わなかった」

大剣士「確かにな、どうすりゃいいんだよ、こんなの・・・なぁ、勇者?」

勇者「・・・・・」

大剣士「おい?勇者?」

勇者「・・・今日は、戻ろう」スタスタ

大剣士「おい!勇者!!」

兵士「よせ、ショックだったんだろう、我々の中にも、ああなったのがいる。しばらくそっとしといた方がいい」

女の子の母「裏切りものおお!!裏切りものぉお!!!」

大剣士「おい!そんな風に言わなくたって・・・」

勇者(・・・くそう)

~翌日~

勇者:モクモク

大剣士「おい、朝からずっと何作ってんだよ」

勇者「・・・紙ヒコーキ」

大剣士「いや、気分転換するのは構わねえけどよ、いったい何個作ってんだ?」

勇者「・・・なるべく風に乗るやつを作りたいんだ」

大剣士「逃げたって、なにも変わらねえぞ?」

勇者「・・・逃げる?」

大剣士「そうだ、いくら現実逃避したって、あの子もこの町の活気も笑顔もなんも帰ってこねえぞ!!なにかやれることをするべきなんじゃねえのか!?」

勇者「・・・何を言ってるの?」

大剣士「お前・・・いい加減に」

勇者「やることなら今やってるよ」

大剣士「はぁ?」

勇者「あ、まだ話してなかったっけ?
コホン、この事件の犯人はバンパイア」

大剣士「バンパイア?吸血鬼?」

勇者「そう、なぜ子ども達が夜消えたのか、それは日光に弱い吸血鬼がでてこれなかったんだ」

大剣士「ほう、でもそれだけじゃ・・・」

勇者「手がかりはあの強い風、あの時僕はマリョクを感じて、さらに微妙にだけど血の匂いもしたんだ、そして女の子がさらわれたあと、僕はこの目で見たんだ飛び去っていく一匹のコウモリをね」


勇者「きっと吸血鬼は魔法を使って、風と共に子供を連れ去ってしまったんだよ」

大剣士「コウモリ・・・でも、若干こじつけじゃないか?」

勇者「そうだね、これはあくまでもただの推論だよ。でもあの風を辿る事ができたら何かこの事件の重要なことに繋がると思わない?」

大剣士「それで、紙ヒコーキを?」

勇者「そういう事!」

大剣士「なるほどなぁ、だけどそれだと、今日も一人はさらわれちまうんだな・・・」

勇者「それもさせないよ」

大剣士「え?どうやって?」

勇者「ここでクイズです大剣士さん、吸血鬼には苦手なものがあります。
一つは日光です。他には?」

大剣士「・・・おい、それってまさか」

今日はここまで、明日一つ安価をします。継承じゃありませんが

お楽しみに~

>>118
すいませんこの後、勇者っぽい展開やるつもりなので辛抱してください

続き書いていきます

~夜~

勇者「さあ、夜だね。上手くいくかな?」

大剣士「どうだろうな、紙ヒコーキは作れたのか?」

勇者「うん、強風にちゃんと乗れるようにヒコーキの先端に重りを付けて羽の方にも・・・・」

大剣士「長くなりそうだから、説明はいらねーや」

勇者「つれないな~」

大剣士「今日は冷静なんだな」

勇者「うん、僕は気合入れすぎると空回りするかもしれないからね、やっぱり冷静になにかを考えられる状態の方が僕らしいや」

大剣士「まったくだ、ところでそのヒコーキを強風に乗せることが出来たとして、追いかけることなんてできるのか?走っても追いつけないと思うんだが?」

勇者「それなら・・・あ!コウモリ!」

大剣士「おいでなすったか!!」

ビュオー!!!

勇者「いけ!」紙ヒコーキを投げた

大剣士「おし!風に乗った!だが相当速えぞ、どうする気・・・」

パァアアア

勇者「待てええ!!!!」シャー

大剣士「ローラースケート!?おい待て!俺は置いてく気かあああぁぁぁぁ!!!」



大剣士「なんだよそりゃ・・・そうだ、誰か消えなかったのか?」

大剣士「おい兵士!状況はどうだ?」

兵士「ああ、驚いたことに誰も消えなかった!みんな無事だ!!」

大剣士「って事は本当に吸血鬼だったのかよ、んでもってにんにくと十字架は本当に効果があったのか・・・ん?これは?」

~森の奥~

勇者(こんなとこに洋館があるなんて、なんか全部イメージ通りだ)

勇者(昨日、風が吹き去ったあとにコウモリも去って行った事を考えると、この速さで来たんだ、少なくともあのコウモリよりは早く着いたはず。コウモリが犯人本人であれば、帰ってくる前に子供を救出できるかも!)

ギィィィィ

勇者(うわ!ドアの音まで、ねらってんのかな、これ?)



勇者(ギロチンがあった・・・子供達無事だよね?なんか怖くなってきた・・・
しかし妙だな、魔物の一匹もいないなんて・・・)

勇者(ん?ここは監禁部屋!!)

ガチャ

勇者(いた!!檻にの中に子供達だ、こんなにいたのか?)

女の子「・・・」

勇者(!)

勇者「君!大丈夫かい?助けに来たよ!」

女の子「・・・」

勇者(くっ、反応なしか・・・死んでる事はないと思うんだけど・・・)

???「動かないで」チャキ

勇者(!)

???「とりあえず手を上げて」

勇者(油断した、女性か?まさか犯人が女性だなんて・・・)

???が勇者に向けている武器↓3

※武器の種類を書いてください
剣とか槍とか銃とか、あまりにも武器として成り立たないものはずらします

kskstしよう

引っこ抜いた大木

>>128
おお大木か・・・うーん、ちょっと考えます、彼岸島の丸太みたいな展開は避けたいところだがうーん

>>130
再安価か安価下にした方がいいよ
注意事項読まなかったみたいだし

勇者「君は何者?」

???「・・・通りすがりとでも、言っておきましょうか?」

勇者「なんだそりゃ、君がこんな事をしてたのかい?」

???「・・・私にそんな趣味はないわ」

勇者(・・・犯人じゃないのか?)

???「人に何者か、聞いておきながら自分がなんなのか言わないのかしら?」

勇者「僕は勇者、二つ色の勇者」

???「勇者?じゃあ、あなたはなぜこんな所にいるの?」」

勇者「子供達を助けに来た」

???「はぁ、あなたは違うわね。こっちを向いて」

>>131
いやなんとか展開します

勇者(?)おそるおそる

勇者「へ?木?」

少女「私もあなたと目的は大方同じよ、最初はあなたが犯人かと思ったけど、とんだ空振りね、向けられているものがこんなものとも気づけないような人が、こんな大掛かりな犯行はできないわ」

勇者「適当に拾って来たものに、ホールドアップされたのか、僕は・・・」

勇者(この人、同い年かな?なんだか美人な人だ)

勇者「君は結局なんなのさ?」

彼女が使う武器↓2

進まない・・・だと!?
Kskst

ジュル?ちょっとググってきます

少女「・・・!!」シュッ

勇者「いっ!?」

少女は何かを勇者の顔面に突きつけた

勇者「・・・これはジュル?」

少女「知ってるのね、あまりメジャーなものではないのだけど」

少女「私は探偵よ」

勇者「探偵・・・随分物騒なものを使うんだね」

探偵「あら、以外と使いやすいのよこれ、それに・・・!!」シュッ

少女はまた何かを勇者に突きつけた

勇者「うわっ!いちいち突きつけないでよ!」

探偵「私はレイピアも使う、リーチはある程度確保できるわ」

勇者「なるほどね」

勇者「それより、子供達を解放しよう・・・って思ったけど」

探偵「お出ましね」

???「ひとの屋敷を荒らし回っていたのは貴公らか・・・・」

探偵「あなたが本物ね、吸血鬼さん?」

吸血鬼「やはり、正体は割れているか、だが私はその名で呼ばれるのが嫌いでな、私のことは伯爵と呼ぶがいい」

勇者「じゃあ伯爵、これとこれは効くかい?」

伯爵「町で小細工をしたのは貴公か、だが残念ながらそんなものはどうということはない」

勇者「はは、何もかもイメージ通りにはいかないわけだね、じゃあなんで誰もここにさらって来なかったの?」

伯爵「私の正体を見破った者に興味が湧いた、なんの苦労もなく子供をさらってくるのにも飽き飽きしていた所だ」

探偵「あなた、なんで子供ばかりをさらっていたの?まさかそういう性癖でもあると?」

伯爵「私のような存在が新鮮な血を求めてなにか不自然なことでも?」

探偵「私たちには一生理解できない文化ってわけね」

伯爵「さて話はこのぐらいにしようか、場所を大広間に変えよう」

~大広間~

伯爵「さて貴公らにはあの、子供達の運命をかけて私と戦ってもらおう」

勇者「僕たちが勝ったら全員解放してくれるってこと?」

伯爵「それでいい、しかし私が勝ったら、貴公らの血を頂こう」

探偵「あら、子ども血が好みなんじゃなかったの?」

伯爵「私からみたら貴公らも子どもだ」

探偵「ぐっ」

勇者(だろうね・・)

伯爵「それに、戦いが終わってから頂く血は・・・」

伯爵「最高にうまいからな!!!!!」

伯爵の攻撃!!!
伯爵は噛み付こうとした

探偵「甘いわ!」

探偵は交わした!!

伯爵「ほほう、なかなかどうして楽しめそうだ」



伯爵「少年!!!貴様はどうだ!?」

伯爵の攻撃

勇者「え、うわっ!」

勇者は殴りとばされて壁に激突した

伯爵「どうしたそんなものか?」

勇者「うう、強い・・・」

探偵「勇者くん戦えないなら下がっていなさい!」

探偵の攻撃
伯爵はサーベルで受け流した

探偵「まだよ!」

探偵はレイピアで攻撃した

伯爵「ほほう、変わった戦い方だな」

激しい攻防が繰り広げられている!

勇者「うう・・・二人とも強いな、しばらく様子を見ておこうかな参考になりそうだし」

キン!カン!キン!

伯爵「フフフ・・・」

探偵(くっ、互角に戦えてるはずなのに、なんだか遊ばれてる気がする。少し本気を!)

探偵「はああ!!」

探偵の攻撃!
伯爵は切りつけられた!

探偵(あたった!)

伯爵「フヒヒ・・・フハハハハハハ!!!!!」

探偵・勇者(!?)

伯爵「血がでたか、興奮するなぁ?」

探偵「うっ!?はぁ・・・はぁ・・・」

探偵(なん・・なの?動けな・・い)

探偵「何を・・・したの・・・!?」

勇者(引っかかれてる、麻痺か)

伯爵「ふはは・・・今度お前の血がみたいな~?」チャキ

勇者(!?まずい!)

伯爵は銃を打った

探偵「~!」

キン、キン!

伯爵「?」

探偵「え?」

勇者は剣で銃弾を弾いた

伯爵「剣で?」

勇者「血を吸うきだったんなら殺しはしないだろうと思ってね、致命傷にならないけど動きをを封じる場所をと言えば膝、そこを守ったんだよ」

訂正

勇者「新鮮な生きた血を吸う気だったんなら殺しはしないだろうと思ってね、致命傷にならないけど動きをを封じる場所をと言えば膝、そこを守ったんだよ」

伯爵「・・・」

勇者「あーあ、今ので青銅の剣がボロボロだよ、練習用に大剣士さんがくれたのに・・・」

伯爵「ほほう、なぜそんななまくらを使っているのだ?」

勇者「僕自身の剣の腕はまだまだ未熟なんだよ、一応英雄の剣だって持ってるよ。まあ今日は使わないけど」

伯爵「ふふふ、面白い、面白いぞ!!」

伯爵の噛みつき攻撃!

勇者(こうだったかな?)

勇者は攻撃をかわした!

探偵(!)

勇者「さっきのお返しだよ!」

勇者はリボルバーキャノンを放った

伯爵「ぐおおおお!!!!」

伯爵は吹っ飛ばされた!

伯爵「ええい!」

伯爵は銃弾を放った!

勇者「ウイングロード!!!」

勇者は銃弾をよけている!

探偵(何あれ?あんなの見たことが・・・)

バチバチバチ!

勇者は電気を帯びた!

勇者(この銃弾ならいけるかもしれない!)

伯爵「くう!どういうことだ!なんなのだ!?」

勇者(投げると同時に・・・放電!!)

勇者は超電磁砲を放った!!!

伯爵「・・・・!」

ドオオオオオン!

戦闘終了

探偵(凄い威力、でも詠唱はしてなかった、魔法じゃないっていうの?彼は一体・・・?)

勇者「・・・・」ポカーン

探偵「勇・・者くん?」

勇者「威力高!?えっ?あんな広さで壁が消し飛ぶもんなの?」

探偵「は?今までやったことなかったって言うの?」

勇者「あはは、あははは」バタッ

探偵「え!?」

伯爵「ぐ、うう、くそぅ」ヨロ

探偵「生きてたのね、ちょうど麻痺が解けてきた所よ」

伯爵「いや、もうよい。今回は貴公らの勝ちだ。私に戦う力など残っていない」ボン!

探偵「コウモリになった・・?逃げるつもり!?」

コウモリ(伯爵)「さらばだ、また会おう!」バッサバッサ

コウモリは去っていった

探偵(逃がしてしまったわね・・・)

探偵「勇者くん?勇者くん!」ゆさゆさ

勇者「ムニャムニャ・・・」

探偵(寝てる・・・だけ?)

???「ローラースケートの跡辿ったらこんなとこに来ちまった」
???「おーい、だれかいるのかー?」



勇者「う、うーん」

大剣士「目が覚めたか?」

勇者「うん、毎度お疲れ?」

大剣士「お疲れじゃねえよ!!置いてけぼりにするし、さらわれた子供達とあの洋館の後始末全部投げやがって」

勇者「あはは、ごめんごめん一番大変なことやったんだから許してよ、兵士さん達も何人か連れてきたんでしょ?」

大剣士「そこまで読んでんのかよ・・・」

勇者「子どもはみんな無事だった?」

大剣士「ああ、まあ血が足りなそうな奴は結構いたが、誰も死んでなかった。外、騒がしいだろ?」

ワイワイガヤガヤ

勇者「盛況だね」

大剣士「それと・・・・」

勇者「?」

探偵「おはよう、勇者くん」

勇者「うわぁ!いたの?」

探偵「いては、悪いかしら?」

大剣士「こいつお前のなんなんだ?起きるまで居させてくれって」

勇者「な、なんで?」

探偵「聞きたいことが山ほどあったの!!
あなたは強いの弱いのどっち!?あの能力は何!?私見たことも聞いたこともない光景だったのだけど?」

大剣士「ああ、そう言うことか」

勇者「あれは・・・・僕にもよく分からなくて・・・」

探偵「は?・・・まあいいわ」

探偵「それと・・・・私が動けなくなった時なんで・・その・・守ってくれたの?あなたは銃弾が命中する場所を予測した、でも一歩間違えば即死だったかもしれないのよ。あんな思い切って行動できるものなの?」

勇者「・・・なんとなくかなぁ」

探偵「は?」

勇者「なんとなくだよ、なんとなく」

探偵「もう、あなたが本当に分からない」

大剣士「それは同感だ」

コンコン

大剣士「ん?どちら様?」

女の子「こんにちわ~、勇者のお兄ちゃんいますか?」

勇者「あ!やあ!」

大剣士「あ、そういうことか・・・」

探偵「?」

女の子「あ、聞いて聞いて!町のみんなが元気になったんだよ?」

勇者「それはよかったね!!」

女の子「うん、お兄ちゃんのおかげだよ!!それでね、剣壊れちゃったんでしよ?」

勇者「え?うん?」

大剣士(俺がおしえた)

勇者(何で?)

女の子「それでお礼にね?これを造ってみたんだ!」

勇者「おお、木細工の剣!!すごいや!」

女の子「パパが作り方教えてくれたから、ママと作ったの!」

大剣士「この子の家の店は木細工の店らしい」

勇者「それでか、もらっていいのかい?いやぁ嬉しいな~」

女の子「あのね?お兄ちゃん」

勇者「ん?」

女の子「町を救ってくれてありがとう!!」

勇者「はは、どういたしまして!」

第3章 消えた子ども達 完

探偵(私も「守ってくれてありがとう」って言うべきよね・・・)

勇者「どうしたの?」

探偵「な、なんでもないわ!」

勇者「?」

探偵(タイミングを逃したわ・・・)

こんな遅くまで読んでる人はいないかな?続きをお楽しみに~

3章に入る前に一つミニ安価

~2章 伯爵の屋敷にて~

大剣士「ローラースケートの跡追ってたらこんなとこに来ちまった」

兵士「おーい、誰かいるのか~?」

探偵「!、こっちにいるわ!」

大剣士「なんだ?女と・・・・勇者!」



大剣士(いや~、まさか本当に吸血鬼がいたとはな~)

兵士「大剣士!もう大丈夫だ子どもは全員いたぞ」

大剣士「おおそうか、よかったな!」

兵士「ああ!何しろ帰らぬ人だろうなと思っていたからな、村のみんなも喜ぶだろう・・・血は吸われていたが」

大剣士「まあ、でっけえ蚊にでも刺されたと思っとけ」

兵士「それは流石に楽観的なような・・・
そうだ、勇者も運んでもらっている、探偵も付き添っているぞ」

大剣士「マジか!?すまねえな、俺の役目なのに・・・」

兵士「気にしなくてもいい、我々はなにも出来なかったんだ、このぐらいさせてくれ」

大剣士「そ、そうか・・・」

大剣士(俺も何もしてないからキツイな・・・)

兵士「さあ、我々も戻ろうか」

大剣士「おう、先行っててくれもう少し探索するから」

兵士「分かった」

~しばらくして~

大剣士(ギロチンがあるよ・・・気味わりいなこの屋敷)

大剣士(ん?ここは・・・武器庫?)

大剣士(お、これは!?)

大剣士が見つけたもの、このレスから180秒後、一番早いレス
※大剣で何かそれっぽいもの、何かのゲームからとって来てもいいし、こんな剣がいいっていうアイデアでもどうぞ
採用するのが厳しいものはズラすこともあります。

ベルセルクの剣

>>159
ベルセルク!!!かっけえ
ちょっと設定考えます。協力ありがとう!

3章は頑張れば今日中に始められます

・・・無視?

あ、ほんとだ時間が
じゃあちょっと、転輪する勝利の剣を考えてみます

次第4章でしたね、今から投下します。

現在の状況

勇者(15)
装備:英雄の剣、青銅の剣
継承:赤 スバル:ナカジマ
青 御坂美琴
道具:ホイッスル、鈴

大剣士(19)
装備:謎の大剣
能力:大剣術(我流)

探偵(16)
装備:ジュル、レイピア
能力:探偵的調査、???

第4章 オオカミと熱血男

~旅路~

魔物の攻撃!

勇者「うわぁ!」

勇者は攻撃をかわした!

勇者「なんの!お返しだ!」

勇者の攻撃!命中!

魔物「・・・・・?」

勇者「・・・あれ?」

しかし、ダメージを与えられない!

魔物「グオオオ!!!」

勇者「うおおお!?」

大剣士「散々だな・・・おりや!」

大剣士の攻撃!

魔物「ギャアア!!」

魔物は倒れた!

戦闘終了

探偵「こっちも、片付いたわ」

大剣士「サンキュー」

探偵「ねえ?所で彼、本当に勇者なの?」

大剣士「ま、まあ肩書きはな・・・」

勇者(タイミングはバッチリだったんだけどな・・・)

勇者「うーん、うーん」

大剣士「あの通りあいつそのものの実力は並以下だ」

勇者「聞こえてるよ」

大剣士「げっ」

勇者「剣の腕だって前よりはマシなはずなんだ。それに勇者だからって強いっていうのは偏見だよ!こんな勇者だって一人はいてもいいはずだよ」

探偵「悔しかったら、さっさと強くなることね」

勇者「うっ」

大剣士「まあでもなんだ、俺もこいつを守りながら、魔物の相手するのはだいぶきつかった。お前が付いてきてくれて助かるぜ」

探偵「道が一緒なだけよ、ずっとはいられないわ、それに継承能力についても興味を持ったわ」

勇者「これについては謎だらけだけどね」

勇者「ところで、大剣士さん。その神秘的な剣は何?前のアイアンソードは?」

大剣士「ああこれか、アイアンソードはだいぶ刃こぼれが進んでてな、そんな時あの屋敷に武器庫があってなそこで見つけたんだ。なんか強そうだろ?」

勇者「・・・それ大丈夫なの?吸血鬼が居た屋敷だよ?」

探偵「何か呪いがかかってたりしてね」クスッ

大剣士「お、おいよせよそういうの・・・」

勇者「そういう探偵さんも、なんだか特殊な戦い方だよね、ジュルの使い方なんか凶悪な面影を感じるんだけど・・・」

探偵「ん・・・そういうとこに気づけるくらいの戦闘センスがあるならちゃんとそれを活かせるようになるべきね」

勇者「精進します・・」

勇者(ん?なんか一瞬戸惑ったような・・・)



~夜・キャンプ~

勇者「そういえば寝る時どうするの?」

探偵「一緒でいいわ、別に気にしないから」

大剣士「おいおい、流石に異性が一緒のテントで寝るのは・・・」

探偵「あら、私にその手のことをしようとした人がどうなったのか語ってあげてもいいけど?」ゴゴゴゴ

大剣士「いや、遠慮します・・・はい」

勇者「じゃあ明日に備えて休も・・・」

ウオオオオオン!!

大剣士「おう、なんだオオカミか?」

探偵「・・・・気をつけて、こっちに向かって来てる」

大剣士「なんだって!?」

勇者「困ったね、団結力の高いオオカミは場合によっては魔物なんかよりタチが悪い、寝る前だし惜しみなく解放できるけど・・・」

ガサガサ!!

探偵「囲まれたわね、結構数もいる」

大剣士「寝る前に、人暴れか?」

勇者「・・・ん?待って二人とも誰かいる!」

???「ごきげんよう!!!勇者御一行!」

大剣士・探偵「・・・・誰?」

勇者「戦士さん・・・・なんでこんな所に」

大剣士「戦士さん!?退戦士!?」

戦士「聞き捨てならねえな、俺は現役に復活するつもりだぜ?」

大剣士「あ、なんかそんなこと言ってたような・・・」

戦士「にしても、坊主!しばらく見ねえうちに立派にならなかったんだな」

勇者「余計なお世話です!それより、なんで町を離れちゃったんですか!?魔物の襲撃には普通に耐えられたんでしょ?あの後大変だったんですよ!」

戦士「ん?なんかあったのか?」



戦士「へぇ、吸血鬼ねぇ。物騒だな~世の中なにがあるか分からねえもんだな~」

勇者「まあ、結果的にはなんとかなりましたけど・・」

大剣士(っく、眠い・・・)グラッ

探偵「それより、この周りにオオカミ達が控えている物騒な状況を説明して欲しいのだけれど?」

戦士「ふっふっふ、いい質問だ!美人の嬢ちゃん、説明しよう!」

とりあえずここまでです、毎回投下量が違うんですが、これじゃ短いですかね?

じゃあ続きいきます

戦士「まずは、ストア外に魔物の軍団が来たわけだ。まあ魔物ぐらいなんてことはなかった。だが俺は気づいちまったのさ、狙われてるのはこの真珠だとな!!」

勇者「あ、継承石!」

戦士「ひょっとしたらまた魔物の軍団が来るかもしれない。今度は被害が出るかもしれない。俺はそれをよしとしなかった。だからこの真珠をもって町を離れたのさ!」

探偵「・・・あなた、それを口実に旅にでたかっただけじゃないの?」ジロ

勇者:ジロー

戦士「そそそ、そんなことはないぞ!そんなことはない!」

戦士「そして俺はこの山を登ってきた!ここなら修行もできるしな!」

戦士「そこで俺は出会ったのさ、こいつらとな!」

オオカミ達「・・・」

戦士「俺たちに戦いを避けるという選択肢なかった。俺はこのオオカミ達と全力でぶつかりあった!そしてその戦いの果てにあるものが生まれた。そう、絆だ!!」

探偵「縄張りに入ったのね」

勇者「とりあえず、敵対関係ではないんですね」

戦士「むしろ仲間だ!」

勇者「・・・とりあえず、その継承石を渡して、明日にでもに町に帰ってください、兵士さん達心配してましたよ」

戦士「おっと、今のお前にこの継承石?を渡すわけにはいかないな!」

勇者「ええ!?どうして?」

戦士「お前も勇者になったからには強くなくちゃいけねえ!お前がこれを渡すに値する存在なのか俺に証明してみせろ!」

勇者「・・・はは、昔から変わってませんね。よくそれ言って僕をコテンパンにして父さんに怒られてたでしょう?」

戦士「そうだな、だがここにお間の父ちゃんはいねえぞ?」

勇者「ええ、いいでしょう!僕も強くならなくちゃっていう自覚はあります!」

戦士「よーし、じゃあ稽古だ!!!お前らも一緒でいいか?」

オオカミ「バウ!」

探偵「いいの?勇者くん?」

勇者「うん、昔は耐えられなかったけど、今ならやれるかもって思うんだ」

探偵「ふぅん、まあ、頑張りなさい応援ぐらいはするわ」

勇者「ありがと!」

探偵「え、えぇ」(・・・素直ね)

戦士「では!早速行こ・・・」

勇者「明日からです!」

大剣士「zzzzzzz」

~翌日~

大剣士「ほらもっと腰を入れろ!!」

勇者「えい!やっ!」はぁはぁ

大剣士「形の統一感がなくなってきたぞ!!意識しろ!!」

勇者「はい!」



戦士「腕立て、スクワット、状態起こし1000回ずつだ!!!」

勇者「1000回!?」

戦士「どうした?それくらいは普通だぞ?普通」

勇者「うっ、やります!」



オオカミ「バウウ!!」

勇者「うわ!おわ!」(竹刀装備)

戦士「相手の動きは捉えられてる!いかによけて隙を付くかだ!体を戦いに慣れさせろ!!」

勇者「く、体がついていかない!!」

戦士「弱音を吐くな!!」

探偵「あの子、随分頑張るのね」

大剣士「ああ、不思議なやつだろ。昔っから体が弱くて、筋力体力もあまりつかない、背も小さくて、男らしさが全くない」

探偵「そうね、喋り方も柔らかいし、頭脳派だし、学者のほうが向いてるとすら思うわ、男らしい所って強いて言えば顔がいいくらいかしら?」

大剣士「お、これは失言か?」

探偵「あら、私は別にツンデレとかいう性格じゃないわ」

大剣士「なんだそうなのか?まあいいや。とにかくあいつは自分が弱いことは自覚してる、でも自分の限界を決めないんだ。

力がないのがわかってるから「まずは知識だ!」とか言って色んな事を勉強してたな、でも鍛えてもいた。

あいつの親父は元武道家で、今ほど厳しいのじゃないが毎日稽古に励んでたよ。とにかく頑張りやなんだよアイツは」

探偵「へえ、勇者になったきっかけはやっぱりあの真珠?」

大剣士「ああ、魔王を倒す方法手がかりがあれしかなくてな、土壇場で発動させたあいつに退武道家さんは「お前は勇者になれ、魔王を倒すのだ」って言ったんだ。」

大剣士「そしたらアイツ、何のためらいもなく笑顔で、「うん、わかった!!」って言ったんだぜ?笑っちゃうよな」

探偵「クスッ、変な人ね」

大剣士「だろ?」

大剣士「そういえばお前、見た感じレイピアの扱いはまだ板に着いてない感じだったが?」

探偵「・・・あら?よくわかったわね、まだ使い始めてそんなに経ってないの」

大剣士「じゃあ、手合わせぐらいはしてやろうか?」

探偵「いいの?本気でいくわよ?」

大剣士「もちろんだ!」





勇者「はあ、はあ、疲れた~」

戦士「今日はこのくらいだな、まだまだだ。」

勇者「はぁはぁ、早く、戦士さん、を町に返さなきゃいけないのに・・・」

戦士(どうしよ、帰る気ないんだがなぁ)

探偵「ふぅ、私もなかなか上手くはいかないものね」ゼェゼェ

大剣士「まあ勇者よりは全然上だけどな」

探偵「当然よ、そのくらい」

大剣士「じゃあ飯~」

勇者「む、むり、休ませて・・」

大剣士「ああ、まあそうだよな・・・どうするか、俺は料理なんて出来たもんじゃねえぞ・・・戦士さんあんたは?」

戦士「俺はその辺の草やら木の実やらを食えばなんとかなるぞ!」

大剣士「食料はあるのに、そんなもん食ってたまるか!」

大剣士「そうだ!探偵!なにか作れないか?」

探偵「え、私?」

勇者「探偵さん作ってくれるの?楽しみだな~♩」ぱああ

探偵「・・・」

探偵の料理スキル値↓のコンマで

わーおwww

しばしお待ちを




大剣士「・・・おい、これはなんだ?」

戦士「む、これは・・」

勇者「わーお・・・」

探偵「ピカルディー風フィセルよ、必要な材料が全てあったわけではないから、なんちゃってを付け加えるべきかしら?」

大剣士「いやいやいやいや、待て、なんでキャンプで聞いたこともないようなな料理がでてくるんだよ!?」

探偵「これぐらい普通よ」

大剣士「これが普通だったら俺はこれから普通って言葉を使わないぞ、あれかまさか残りの材料全部使ったのか?」

探偵「そんなことしないわ、ちゃんと使う量も考えたわよ、食料にはまだ余裕があるわ」

大剣士「んな、バカな・・・」

勇者「いただきまーす!!」

パクッ

勇者「美味しい!!!美味しいよ探偵さん!!いままで食べた中で一番!」

探偵「そんな、大袈裟だわ。あなたの料理だって美味しかったじゃない?」(嬉しいけど)

戦士「おう!こりゃ絶品だ!!料理のできる美女!たまらないね~」

探偵「なぜかこっちは嬉しさを感じないわ」

大剣士「う、美味い!確かに美味いぞ!どうなってんだこりゃ?」

探偵「料理の仕方なんて剣術なんかより遥かに多彩よ、限られた材料でもいかに調理するかで、なんでも作れたりするわ」

勇者「探偵さん、料理人目指した方がいいんじゃないの?」

探偵「いいえ、興味ないわ、私は不特定多数の人に料理を振る舞えるほど広い人間じゃないから」

勇者(絶対向いてると思うのにな・・・)

勇者「今度、僕に教えてくれない?料理」

探偵「クスッ、いいわよ」

大剣士(どうなってるんだ?どういう仕組みだ?)




勇者ナレーション「僕はこんな感じで特訓を重ねた。戦士さんの許しはなかなか出なくて、だいぶ苦労したけど少しは強くなっている気がする。そして一週間が経った・・・」

今日はここまでです。
次もお楽しみに~

勇者「はあ・・・もう一週間か、そろそろまずい気がするな~」

探偵「あら勇者くん、一人でぶつぶつ言いながらなにをしているの?」

勇者「あれ?聞こえちゃってた?まあ一人言とは関係ないんだけど、オオカミ達のおやつを用意してたんだ。」

探偵「おやつ?」

勇者「うん、正確にはこの周辺になってるベリーだよ、ベリーはオオカミの好物なんだ。でもなぜかこの辺のベリーはとても高い位置にあって、オオカミ達には届かなかったのかなって」

勇者「なんだかんだ言って、僕の訓練に付き合ってくれてるからお礼がしたくてさ、だから取って来たんだ」

探偵「へぇ、優しいのね」

勇者「そんな、このくらいは普通だよ」

探偵「そうかしら?あなただって背が小さいから苦労した筈よ」

勇者「届かなかったやつは登ってでもとったよ、これも訓練の一環と思えばいいかなって

勇者「そういえば、探偵さんはどこへ?」

探偵「水浴びに湖へ」

勇者「そっか」

探偵「・・・覗かないでね?」ゴゴゴ・・!

勇者「の、覗きなんて!しないよ!」

探偵「絶対よ、もし覗いたら命はないと思いなさい」スタスタ

勇者「しないってば!」






勇者「・・・こわっ!」



~湖~
バシャバシャ

探偵(まさか山に一週間も篭る事になるとは思ってなかったけど、たまにはこう言うのもいいのかもしれないわね)

探偵(私はわたしでレイピアの腕はまだ未熟だと気づかされたし・・・)

(勇者「ジュルの使い方なんか凶悪な面影を感じるんだけど・・・」)

探偵(!)

探偵(私も、もっと扱えるようにならなきゃいけない・・・こんな二の腕の焼印なんて絶対に断ち切ってやるんだから!)

???「キャウン!!」

探偵「何!?いまの鳴き声?まさかオオカミ達の・・・?戻らないと!」



~キャンプ~

戦士「くそ!おのれあいつら、俺の仲間を!」

オオカミ「クゥン・・・」

大剣士「無理に動くな!あんたは矢を受けているんだ。下手すれば死ぬぞ!」

大剣士「くそ、なんなんだ奴らは!?」

探偵「大剣士さん?何があったの?」

大剣士「探偵か!なんだか分からねえが、口調のウザいおばさんとその取り巻きのアーチャーがオオカミ達を襲い始めたんだ!」

探偵「・・・もしかしてそれって」

大剣士「ああそうだ!勇者がどこ行ったか知らないか?見当たらないんだ」

探偵「え!それはまずいわ!彼はオオカミ達にベリーを配りに行ってるの」

大剣士「なんだって!?」



~別の場所~

勇者「どうしてこんなことが・・・」

オオカミ「・・・」

勇者「なんで君の仲間達にがこんな姿に・・・!」

オオカミ「・・・グゥルルルル」

勇者「どうしたの?誰かいるのかい?」

???「・・・ベリー目当てで来たらとんでもない物にお目にかかれたザマスね~」

勇者「誰!?これをやったのはあなたなの?」

???「誰だっていいザマス、それに私のやることに文句を言われる筋合いもないザマス」

勇者「僕は勇者だ!私利私欲のためにこんなことをしたなら許さないよ!」

???「勇者!英雄の剣だけでなくそれを引き継いだ勇者まで!これはもう大収穫ザマスね!」

勇者「どういう意味?」

???「あんたはもう私のコレクションの一部ってことザマス!」

オオカミ「グゥルルルル・・・・バウ!」

勇者「あ!待て!ダメだ!」

オオカミの攻撃!

???:パチン

オオカミにどこからともなく矢が飛んできた!

オオカミ「キャウウ!!」ドサッ

勇者「そんな、ねえ!しっかりして」

オオカミ「クゥン・・・」

???「臭い動物ごときが私に近づくからこうなるザマス」

勇者「・・・お、お前達いいい!」

???「おっと、動かない方がいいザマス」

アーチャー「へっ、そういうこった!」

勇者は矢を向けられている!

勇者「・・・・!」

???「この状況じゃ勇者といえど何も出来ないザマスね!おっほっほっほ」

勇者「・・・なんでこんなことをするのさ?」

???「聞きたいザマス?じゃあ教えてやるザマス」

???「私は、ここにあるベリーが欲しかったザマス、ここのベリーは木より上になるとても珍しいベリー、品質も最高!とても価値のあるベリーザマス!」

???「でも、狂暴なオオカミが住みついてて中々収穫にいく人はいない、だから私が来たザマス」

勇者「そんな、オオカミ達を殺める理由なんかどこにもないじゃないか!!ここのオオカミは・・・」

???「邪魔、収穫の邪魔になる物はなんだって排除するザマス!」

勇者「邪魔?オオカミ達にとってお前の方がよっぽど邪魔だ!!!!!!」

???「もうなんでもいいザマス、さあ眠らすザマス!」

アーチャー「はいよ」

勇者(ダメか・・!)

シュウウウウ!!

アーチャー「何だ!?」

???「なんザマス!これは煙幕!?」

勇者(どう言うことだろ?)

「勇者!こっちだ!」

勇者「・・・!」ダッ



~洞穴~

大剣士「無事か!勇者!」

勇者「うん僕は無事だよ、だけど・・・」

大剣士「状況はなんとなく分かる、俺たちも攻撃を受けたからな」

勇者「攻撃・・・は!戦士さん大丈夫!?」

戦士「俺は大丈夫だ、だが今は役に立つことができない・・・不甲斐ないぜ」

大剣士「戦士さんは、オオカミを庇って矢を受けちまったんだ、キャンプも制圧されて・・・でこの洞穴に」

大剣士「探偵が煙幕を持ってなかったらお前を助けるのも難しかった」

勇者「煙幕なんて持ってたんだね、ありがとう」

探偵「たまたまよ、それより聞いて、あの口調がイラつくアイツは通称コレクターって言うの」

勇者「コレクター・・・」

探偵「ええ、コレクターは珍しい物を手に入れるためなら、手段を選ばないわ。アーチャー達は多分雇われただけでしょうね、あんなに大量に雇うなんて相当稼いでるはず」

探偵「・・・そしてその珍しいものの対象には人間だって入るわ」

勇者「だから僕を・・・!」

子オオカミ「クゥン・・・」

勇者「この子達は?」

戦士「ああ、そいつらはみんな奴らから逃げてきたんだ」

子オオカミ(ビクビク)

勇者(怯えてる・・・)

勇者「大丈夫だよ、君たちは絶対に守るから」

勇者「奴らをやっつけよう!僕ら3人で!」

大剣士「ああ!」

探偵「でもどうするの?」

勇者「・・・・戦士さん、継承石はありますか?」

戦士「ああ、ここにある」

勇者「お願いします!僕にそれを渡して下さい!!」

勇者「あなたに認めてもらうっていう約束があるのは分かってます!でも守りたいんです、この子達を!」

勇者「・・・・」

戦士「・・・・」

戦士「いや、立派になったよ、お前は・・・ほら」スッ

勇者「ありがとうございます!」

勇者「それ!」

パアアアアア



「ただいまより、力の継承を開始します」

勇者(お願い!僕に力を!)

「今回の力は>>206から継承されます」

安価はとりますが今回はここまでです

RAVEのハル

遅くなりました~

投下します

ハル「ここはどこだ!!!」

勇者(ビクゥ!)

ハル「認められるかよ・・・ちくしょう!」

勇者「・・・・ひょっとしてあなたも、誰かに敗れたんですか?」

ハル「ああ・・・あいつにやられて何もかも失った、エリーも・・」

勇者(それも僕が倒すべき相手なんだろうか?)

勇者「聞いて下さい、僕は今までここである二人と出会ったんです。その二人も何かに負けたって・・・あなたも怪物にやられたんですか?」

ハル「ああ、怪物と言えば怪物だ、多分だけど・・・」

勇者(多分?)

ハル「なぁ、お前は人を殺せるか?」

勇者「え?」

ハル「平和のためとか、相手が悪いやつだとか、そんな理由で人を殺せるか?」

勇者(・・・そうだ、今だって僕はコレクター・・・悪い奴と対峙しているんだ
この先だってあれくらい、もしくはあれ以上に悪い奴だって出てくるかもしれない・・・
でも僕はその人を殺すことまでできるのかな?)

ハル「・・どうだ?」

勇者「現実的に考えれば、悪人を殺してしまうこと・・・殺すこともやむを得ないことがこの先あるかもしれません。そうなったら僕は人を殺してしまうかもしれない」

ハル「・・・・そう「でも!」

勇者「僕はそれを望みたくはありません!できるなら殺しなんてしたくない!」

ハル「・・・!」

勇者「甘ったれてますよね・・・でもこれが僕なんです」

ハル「お前、良いやつだな!」

勇者「えっ?」

ハル「お前なら安心して渡せるよ」

勇者「力を貸してくれるんですか?」

ハル「ああ!お前はもうレイヴマスターだ!」

パァアアア



意識の戻った勇者は手に持った剣をおもむろに振るってみる

シュ!!

勇者「って、おも!」

大剣士「少し小さめの大剣だな、それが今回手に入れた力ってやつか?」

勇者「うん、でもこの形態は扱えないや・・・」

大剣士「おいおい諦めんなよ」

探偵「・・・この形態?」

勇者「うん、この剣は変化するよ」

勇者「エクスプロージョン!」

剣が変化した!

大剣士「おお!」

勇者「これは爆発の剣、あれ?この剣の扱い方が今までよりはっきりと分かる・・・」

勇者「シルファリオン!」

勇者「ルーン・セイブ!」

勇者「ブルー=クリムゾン!」

勇者「メル=フォース!」

勇者「グラビティ=コア!うわ!これも重い!」

勇者「ミリオンサンズ!」

勇者「サクリファー・・・うぐっ!」

勇者(これはヤバイ!)

勇者「元・・に・・元に戻れ!!」

勇者「はぁ・・はぁ」

大剣士「お、おい?」

探偵「大丈夫なの?」

勇者「うん・・大丈夫、9つ目のやつは使わない方が良いみたい」

勇者「・・でも、この状況を打破する算段はもうできたよ」

大剣士「へぇ、どうするんだ?」

勇者「正面突破だよ!!」



コレクター「ぐぬぬ、勇者め大人しく私のコレクションになればいいものをザマス」

アーチャー「いたぞ!あそこに3人で走っている!」

コレクター「バカザマスかwwwええい蜂の巣にしてやるザマス!勇者の原型はとどめるように」



アーチャー「放てぇ!」

アーチャー達は無数の矢を放った!



勇者「来た!プロテクション!」

勇者は矢をバリアで弾いた!



アーチャー「なに!?バリアか?」

コレクター「小癪な!でもバリアなんて限界があるはずザマス!他のとこ探しに行った人達も呼んでくるザマス!一斉射撃ザマス!」



大剣士「よし!その調子だ」

勇者「作戦通りに頼むよ!」

探偵「ええ、敵の位置を・・・」

~回想~

大剣士「正面突破ァ!?なに考えてんだ、その変に弓持った連中がウヨウヨいるんだぞ!」

勇者「うん、敵は僕たち探そうと散開してるはず、それをあえて集結させるんだ」

大剣士「はぁ?」

探偵「・・・どうする気?」

勇者「飛んでくる矢を僕がバリアで弾く、でもバリアには限界がある。だから敵は散開してる全員を集めて一斉射撃にかかるはず、この全員が僕たちに注目してる状況を逆に利用するんだよ」

勇者「二人には僕のバリアの限界がくるまでに、矢が飛んできた方向から、できる限り敵の位置を把握して欲しいんだ!」

探偵「なるほどね、私の煙幕からヒントを得たってとこかしら?」

勇者「えへへ・・・」

大剣士「お、おい?結局どうするんだ?」

勇者「うん、よく聞いて。僕のバリアが限界に来たところからが勝負だよ・・・」

~回想終了~

アーチャー「撃て、撃ちまくれ!」


勇者(意外と持ってる・・・そうか修行の成果だ!やっぱり関係してくるんだ!
敵はもうみんな揃ってるはず、なら!)

勇者「二人とも、準備はいいかい?」

探偵「ええ、いいわ!」

大剣士「こっちもバッチリだ!」

勇者「よし、目をつぶって伏せて!」



コレクター「何をするつもりザマス?」

勇者「ミリオンサンズ!!」カァアアア!!

アーチャー「ぐわぁ!目くらましか!?」

アーチャー「目がァ!目がァ!!」

コレクター「何も・・見えないザマス・・・」

勇者「いくよ!」

探偵「各個撃破!」

大剣士「お引き取り願うぜ!!」

「ぐわぁ!」

「がっ」

「ゴフッ」

コレクター「何が?何が起こってるザマス!?」

「ぐああああ」

「ぎゃあああああ」

「ヌッ」

コレクター「目が慣れてきた・・ザマ・・!?」

勇者「終わりだよ、お縄にかかって下さい!!」

勇者はコレクターを縛った!

コレクター「いやだぁ、捕まりたくない~放せぇ」

勇者「ふう、解決!継承解除っと」

クラっ

勇者「うっ、はぁはぁ。やったあ!見て二人とも!僕ついに反動に・・・」

アーチャー「この糞ガキがぁああああ」

探偵「危ない!」

ドクン

探偵「!?」

探偵(コロセ、タスケルタメダコロセ)

ドクンドクン

探偵「うっ」

アーチャー「死ねえ!」

勇者「やばい!」

大剣士「うおおおおお!!!!」

大剣士は謎の剣でなぎ払った

アーチャー「ぐぁ!」バタっ

勇者「うわぁ、あ、危なかった~」

大剣士「たく、最後まで油断すんなよほんと、そこんとこかけてるんだから・・」

勇者「ごめん、ありがとう・・・ところで今の何?」

大剣士「ああ、さっきからこの剣光だしてな。あんな派手な衝撃波まででるようになっちまった・・・」

勇者「なんだそりゃww」

大剣士「とりあえず他の奴らも気がつかないうちに縛っとこうぜ」

勇者「そうだね」

探偵「・・・はぁ・・・はぁ」

勇者「探偵さん?大丈夫?結構疲れてるみたいだけど?」

探偵!「な、なんでもないわ、大丈夫
少し先に行っててくれるかしら?」

勇者「う、うん・・・」





















とりあえずここまで

投稿ペースはほんと乱れますが、それでも読んでくれたら嬉しいです


今の所直接攻撃が多いから何か補助系がほしい
思い浮かぶのは、回復:東方仗助と命令系:ビックオーダーあたり

>>221
実は考えてあります
次章あたりでできるといいですが・・・

~洞穴~

勇者「戻りました!戦士さん無事ですか?」

戦士「こっちは無事だ!あのくそったれ共はどうなった!?」

大剣士「無事捕まえられたぜ」

勇者「無事が確認できて良かったです。さ、もう一回周辺を見てまわろ!」

大剣士「ん?何しに?」

勇者「一つは、ひょっとしたらまだ助かるオオカミがいるかも知れないってこと。一つは、コレクターの仲間がまだ残ってるかも知れないってことだよ!」

大剣士「おお、そうか!じゃあ行ってくる」



戦士「それくらいなら俺も・・・」

勇者「戦士さんは安静にしてて下さい、その傷に有効な薬草も探してみます!」

戦士「だ、だがっ!」

勇者「お願いです!」

戦士「・・・」



探偵「戻ったわ」

勇者「探偵さん、帰ってきて早々で悪いんだけど、ここで見張りをしててくれるかい?」

探偵「え?ええ」

勇者「それじゃあ、行ってくる!」



探偵「・・・はぁ」



勇者(ナレーション)「その後、騎士団を呼び、コレクター達は連れてかれていった。あのコレクターのおばさんがやたら騒いでたけど、気にしないようにした・・・
オオカミだけど、何匹か助けることができた、でもやはり何匹かは犠牲になったわけで・・・」



勇者「・・・・」(涙目)

戦士「・・・・」

探偵「・・・・」

大剣士「お、おいみんな元気だせよ!あんな状況だったんだ、全員を助けることなんてできっこなかったっていうか、なんというか・・・」

大剣士「ほら勇者、お前はあんな冷静に対処したじゃないか、戦闘が終わってから、お前がまだ助かるオオカミもいるかも知れないって言ったから、ここにいる奴らは助かったんだぜ、あの時の冷静さはどうした?」

オオカミ「・・・・」

勇者「でも、やっぱり死んじゃった子もいたから・・・グスッ」

大剣士「お、おい・・・泣くなよ・・」

戦士「他人や動物のことで涙を流せるのはいいことだ」

戦士「俺なんか、何も出来なかったからな、いくら修行を積もうが、それを発揮することが出来なきゃ意味ないよな・・・」

大剣士「あんただって、命をはって、そこのちびっこいのを、救ったじゃないか!」

一匹の子オオカミは戦士に寄り添っていた

大剣士「こいつだってあんたのことを信用してるみたいだぜ、それこそあんたの言ってた絆ってやつなんじゃないか?」

戦士「絆・・・絆か・・・はぁ」

大剣士(どうしろってんだ・・・)

探偵「・・・」

大剣士「探偵・・・お前まで落ち込むなよ」

探偵「違うわよ」

大剣士「え?」

探偵「私は、ただ・・その・・考えごとをしてただけだから・・・」

大剣士「そ、そうか・・・」

シーン

大剣士(大丈夫なのか?これ・・・)

勇者「明日になったら、この下山しようか・・・」

大剣士「え?」

勇者「この山にこもってからもう一週間もたったし、継承石も手に入ったし、この山にいる理由はもうないはずだよ」

大剣士「いいのか?」

勇者「いいんだよ・・・」

勇者「戦士さんも、ストア町に帰って下さい、みんな心配してるし、何よりあの町にはあなたが必要なはずです」

戦士「・・・わかった」

探偵「・・・」

~翌日~

大剣士「ホント、逃げるように下山してきたな」

勇者「これでいいんだよ、オオカミ達はなんとかこの先もうまくやっていくよ、僕たちは関わるべきじゃないのかも知れないし・・・」

戦士「・・・」

ウオオオオオオオオオン!!!

勇者(!)

ウオオオオオオオオオ!!!

勇者(ナレーション)「こんな朝早いのに、それは確かに僕たちの耳に届いた、オオカミ達の遠吠え。
子オオカミの声も混ざってるような気がする。絶え間無く聞こえてくるそれは
まるで・・・」

大剣士「見送りだ」

勇者「見送り・・・」

大剣士「あいつらも楽しかったんじゃねえか?俺らと同じようにさ。俺らとあいつらの間にはやっぱり絆ってもんがあるんだよ」

戦士「絆・・・」

探偵「それによく考えてみれば、私達がいなかったら、コレクターは捕まらずあの子達は全滅してた可能性だってあった。結果的には私達がいて良かったんじゃないかしら?」

勇者「そうかな・・・?そうかもね!なんか元気が出てきたよ!」

ウオオオオオオオオオ

戦士「・・・うおおおおおおおお!!」

大剣士「おう!?ビビった~」

戦士「よーし!スッキリした!決めたぜ、俺はストア町を守る!そしてたまにこの山にもくる!」

戦士「だから、すまねえがお前らの旅について行くことはできねぇ!」

勇者「はい、けっこうです」

戦士「おい!つれねえな・・・お前らこの先も頑張れよ!応援してるからな!じゃあな!」

戦士は叫びながら去っていった。()

勇者「さ、行こうよ、二人とも!」

探偵「クスッ、さっきまでしょぼくれてたのにね」

大剣士「お前人のこと言えんのかよww」

探偵「私は考えてごとをしてただけだから・・・」

勇者「まあ、がんばって行こうよ!」

大剣士「おう!」
探偵「ええ!」

第4章 オオカミと熱血男 完

大剣士「そういえば、俺のこの剣どうなってんだ?」

勇者「次は剣で有名な町だよ、何か分かるといいね」

探偵(・・・きっと、大丈夫)

今日はここまでです

ごめん…俺が考えないしハルなんて選んで……ルルーシュやビックオーダーの主人公にしておくんだった
てか、主人公以外呼べないんだよね?

>>234
まあできれば主人公希望してるだけで
別に主人公以外でも構いませんよ、ただ主人公だと裏設定によくマッチするな~ってぐらいで

ところで、ハル違和感ありました?

>>235
そうじゃなくて命令系ならうまくいけたんじゃないかと思って……
中々命令形の主人公がいない……俺の知識が浅いだけかもしれんが……

乙で~す。
大剣士の剣って安価でとったやつですよね?

>>236
ああ、なるほど
まあその辺はうまくフォローしますから
もっと気軽に指定してもらって構いませんよ

>>237
そうです。
それを元に設定はけっこう弄りましたが

再開します



御坂「ハァハァ・・・ふざけないでよ、あんた一体何が目的なの?」

???「目的?そうだなぁ・・・一言で表すならこの世界を壊すことかなぁ?」

御坂「壊す・・・?意味わかんない・・・」

???「僕の楽しみなんだ!でも君達も前回同様弱いね、もう終わらせようか」ゴゴゴゴ

御坂「なっ!」

???「ディメイションデストロイヤー!!!!!」

???「御坂!!危ない!」

御坂「当・・・」



勇者「うわあああ!!!」ガバッ

勇者「ハァハァ・・・」

大剣士「zzzZZZ」

勇者「・・・」

勇者(またこの夢か・・・今度は御坂さんの視点だった、気になる事と言えば前回と敵は違ったこと)

勇者(って、所詮夢じゃないか・・・・
でも、やっぱり僕の力と無関係には思えない・・・もし、もう一度みる事が出来たら)

探偵「勇者くん?」

勇者「うわっ!?た、探偵さんか・・」

探偵「あら、そんな驚かなくてもいいじゃない、それにしても大丈夫?随分うなされてたようだけど?」

勇者「ああ、うん夢見が悪くてね・・・」

探偵「どんな夢だったの?」

勇者「えっと・・・殺される系の夢かな?」

↓1 謎のコンマ、50以上か以下かで展開が変わります

探偵(!・・・いえ、所詮夢の話、気にする必要はない・・・)

探偵「それは、気の毒だったわね」

勇者「うん・・・そういえば探偵さんはどうして起きてるの?」

探偵「隣であなたが唸ってたから起きてしまったの」

勇者「え、それはゴメン」

探偵「気にする事はないわ、私も嫌な夢を見る気持ちは分かるわ」

勇者「ありがとう。次の町についたら、もう一つテント買おうかな?」

探偵「いいえ、その必要はないわ、私は次の町で離脱する予定だから・・」

勇者「え・・・」

探偵「さ、明日には次の町に着くんでしょ?もう休みましょ、おやすみ」

勇者「お、おやすみ」

第4章 自分

大剣士「おお!ここが剣や銃、武器で有名な町!ウェポンズストリート!
俺のこの剣の謎も解けるかも知れねえってわけだ!」

勇者「・・・」

大剣士「おい、どうした?なんか元気ねえみたいだが?」

勇者「あ、いやただ考えごとしてただけだよ」

大剣士「なんだそりゃ、まるで探偵みたいだな」

探偵「私が常に考え事してるみたいに言わないでくれるかしら」

???「あんたらが新勇者のパーティか?」

探偵「あなたは?」

マスター「ああ、俺はこの町のBARでマスターをしているものさ、英雄のパーティにいた元トレジャーハンターだ」

勇者「じゃあ、あなたが!!」

マスター「ああ、例の真珠も俺が持ってる、話したい事もあるから、後でBARに来てくれないか勇者くん」

勇者「はい、分かりました!」

マスター「じゃあ頼むぞ」



探偵「聞いて、私が一緒するのはこの街までよ」

大剣士「お、そうだったのか?もっとはやく言ってくれよ」

勇者「すぐに離れちゃうの?」

探偵「いえ、この街のある人から探し物の依頼を受けてて、それを届けてからは・・そうね、あなた達が出発するまではここにいるつもりよ」

勇者「そ、そう・・・」

勇者(うーん、とりあえずマスターに話を聞きに行こう。誰か連れていこうかな?)

↓1コンマ

1~25 一人で行こう
26~50 大剣士さんを連れて行こう
51~75 探偵さんについて来てもらおう
75~99 三人一緒にいこうかな

勇者(うん、一人で行こう)

勇者「それじゃあ、少し解散しようか?それぞれに目的があるみたいだし」

大剣士「それじゃ、俺はこの剣について調べてみるか」

探偵「私は仕事を済ませるわ、そうねすぐに済みそうだから、宿もとっておくわ」

勇者「うん、お願い」

勇者「それじゃ、解散!」



~BAR~

マスター「さて、何か飲むかい?旅の疲れもあるだろう一杯ならサービスするよ」

勇者「ありがとうございます、じゃあオレンジジュース」

マスター「あいよ」コト

勇者(速!)

マスター「さて、まずはこれだ。あんたの元に手紙が来てる、伝書鳩で」

勇者「手紙?・・・父さんからだ!」

ここまでにします、明日からはまた毎日更新出来そうです。
お楽しみに

忘れてたので現在の状況

勇者(15)
装備:英雄の剣、青銅の剣
継承:赤 シューティングアーツ
青 超電磁砲
黄 テンコマンドメンツ
道具:ホイッスル、鈴

大剣士(19)
装備:謎の大剣
能力:大剣術(我流)、謎の剣解放

探偵(16)
装備:ジュル、レイピア
能力:探偵的調査、煙幕など小道具の使用、超料理、???
道具:現在はなし

超料理www

しまった、途中で送信してしまった

超料理みたいにコンマによる新たな要素も追加して行く予定です

再開

手紙の内容

「息子よ元気でやってるか?戦士から話を聞いたが、少し強くなれたそうじゃないか。その調子で頑張ってくれ。
この手紙に旅の役に立つものを同封してある。一回使ったらしばらくは使えないから考えて使え

ところで、俺の元に盗賊団が来た。何やらお前の差し金のようじゃないか、村を守ってくれると言う話はありがたく受けておいた。
だが、どうして俺の身の回りの世話までされなきゃならんのだ?これについては長老も「いや~いい若者達が来たのう。あの汚い汚い部屋もどうにかしてやらないとのぉ」というし、そこまで俺の・・・・・」

勇者(あとは愚痴かな?もういいや・・・)

勇者(同封されているいる物って・・・これは賢者の石!そういえば回復手段が何もなかったんだっけ?)

マスター「どうだね?」

勇者「後半はどうでもよかったです。
あと、賢者の石がついてました」

マスター「どうりで鳩が重そうにしてたわけだ。そうだ俺からも渡すものがあるんだったな」

ッス

勇者「あ、緑色の継承石!」

マスター「ああ、これがあと3つあるわけだな」

勇者「はい」

マスター「いやぁ、しかし君がこれを発動するなんてあの時は思わなかった。」

勇者「あの時?」

マスター「ああ、武道家が君を見つけてしかも育てるなんて言い出した時だ、あの時は俺もやんちゃだったから何も考えずに後押ししてしまったが結構重大なことだったな」

勇者「そういえば僕は、魔王封印戦の後、崩壊した村で拾われたんでしたっけ?」

マスター「ああ・・・って君が一番よく知っているんじゃないのかね?」

勇者「いえ、その時の状況は聞いてますが、あまりそういう話はしなかった物で。僕は物心着く前だったみたいですし」

マスター「そうか、だが俺も君の素性は分からずじまいだった」

勇者「そうですか」

マスター「英雄と魔法使いが残したこの力を発動させたのが、素性も分からない君だった。ひょっとしたら君は英雄や魔法使いとなにか関係があるのかもしれないな」

勇者「うーん、どうでしょうか。考え始めるとキリがない・・・」

マスター「勇者くん、君は自分が一体何者なのか、知りたいかい?」

勇者「自分が何者なのか・・・・」

~一方その頃~

武器商人「いやあ分からないね~。なんだか凄い剣ってことは分かるんだが・・・鍛冶屋に聞いた方がいいんじゃないか?」

大剣士「そうっすか」



鍛冶屋「なんだこの剣は!!!こんな精巧に作られている剣は滅多に見ない。造った人は相当のプロだろう。私もこの道には自信があるが、まだ上がいることを痛感したよ」

大剣士「で、この剣は?」

鍛冶屋「この剣は・・・」

大剣士「ゴクリ・・!」

鍛冶屋「分からん」

大剣士 ドテッ!!



大剣士「おい、まったく分からねえよ・・・謎の剣よぉ、お前一体何者なんだ~?」

???「そこの方!」

大剣士「ん?」

武具学者「僕は武具学者と申します!貴方のその剣、見せて貰えますか!」

大剣士「お前、この剣が分かるのか?」

武具学者「いえ、ただ珍しそうだったので、それに鞘に収まってる状態だと流石に分かりません・・・」

大剣士「そりゃそうか、それじゃ鞘から・・・」

武具学者「あ、待ってください!僕の研究所に来てみませんか?そこなら詳しく調べられます」

~研究所~

大剣士「へえ、たくさんあるもんだな~」

武具学者「ええ、ここウェポンズストリートにはたくさんの旅人が来ますからね。僕は珍しい武器を見つけるたびにこうやってレプリカを造って記録しているんです。
それがこの街でハイレベルな武器が生まれることに繋がりますから」

大剣士「なるほどな~」

大剣士(お、これは探偵の持ってた武器だな、たしかジュルだっけか?・・・・・・!?)

武具学者「どうしました?」

大剣士「い、いや!なんでもない!」

大剣士(説明文に、暗殺集団って書かれてた気が・・・いや、気のせいだ)

武具学者「??」

大剣士「それより俺の武器だ!」スチャ

武具学者「ほほう、これはまたレベルが高い・・・このマーク!!」

ドタバタ!

大剣士「お、おい!どうした!」

武具学者「たしかこの資料に・・・」

パラパラパラパラ

武具学者「あった!!」

武具学者「・・・間違いありません!これは太陽剣ガラティーンです!」

大剣士「なんだって!?・・・・なんだそれ?」

今日はここまでです

遅くなってすいません、もうすぐ更新します

再開

太陽剣ガラティーン

光の聖剣、太陽の如き光はあらゆる悪を焼き払う。はるか昔伝説の戦士がこの剣で世界を覆いかけていた闇に打ち勝った・・・

武具学者「・・・と伝わっています」

大剣士「そんなすげえ代物だったのかよ、確かに光ってた時の威力は半端じゃなかった・・・」

武具学者「光ってる?扱えているんですか!?この剣の効果を発揮するようになるには、ここから遠くにある太陽の塔で激しい日光を浴びる儀式を行わなくては行けないんですよ!?」

大剣士「なんだそりゃ、じゃあニセモノなんじゃないのか?」

武具学者「いえ、間違いありませんこの完成度は本物です!どこで見つけたんですか?」

大剣士「あー、とある吸血鬼の屋敷にあった」

武具学者「な、なんで吸血鬼が持ってるんですか?太陽って天敵ですよね!?」

大剣士「し、知らねえよ・・・」

武具学者「・・・その吸血鬼どんな奴だったんです?」

大剣士「俺は実際は見てないからな・・・探偵か勇者に聞かないと・・・」

武具学者「勇者までいるんですか!?あなた一体何者なんです!?」

大剣士「さっきから、うるさくなったな!少し、落ち着け!」

武具学者「・・・申し訳ありません、取り乱しました」

大剣士「俺は、ただの勇者の仲間だよ。目的は魔王討伐だ」

武具学者「ま、魔王ぉ?その勇者の称号は?」

大剣士「えーと、今マスターさんに貰ってるんだっけ?・・・四つ色の勇者だ」

武具学者「聞いたことありませんね・・・」

大剣士「だろうな・・・ん?待てよ?」



(勇者「ミリオンサンズ!!」)



大剣士「そういや日光みてえのは浴びたな」

武具学者「・・・みたいの?」

大剣士「ああ、うちの勇者が最近そんな能力を手に入れたんだ」

武具学者「なるほど・・・」

武具学者「会わせて貰えませんか?その勇者さんに」

大剣士「ええ!?」

武具学者「その剣のことも、吸血鬼のことも、勇者さんの事も大変興味深いです!是非とも!」

大剣士「ま、いいけどよ・・・」

大剣士(今barにいるんだよな?しゃあねえ、連れてくか・・・)

~一方その頃~

依頼主「本当にありがとうございました!この書類を落とした時はどうしようかと、危うく店を閉めるところだった・・・」

探偵「どういたしまして、ただ気をつけることね、私みたいな人は偶然通りかかったからよかったけれど、貴方の店が閉店一歩手前だった事には変わりはないわ」

依頼主「はい、とにかく本当にありがとう!」



探偵(ふう、仕事は終わり。宿をとらないとね)

道具屋「へい、そこの人!なにか要るものはないかい?安くするよ!」

探偵(そういえばこの前使った煙幕で小道具は最後だったわね・・・)

↓1のコンマ

1~25 一種類
26~50 二種類
51~75 三種類
76~00 四種類

の道具を購入します

間違ってsageてた、一回あげます

コンマはこの下

探偵(まあ、今は一つあれば充分かしら)

↓2の※微安価で決めます
選択肢
1、煙幕
2、閃光玉
3、睡眠ガス
4、自由(小道具っぽいものを、俺が対応できなければ下にずらします)

すいません、昨日は寝落ちしました
再開します
安価は下

だれも来なかったのでとりあえず
>>274を取ります

探偵(まああの時役に経ったわけだし煙幕でも買っておこうかしら?)

道具屋「まいどー」



探偵(さてと、宿を・・・)

探偵(!)

???:スタスタ

探偵(あいつは・・・・追いかけなくちゃ!)



探偵(確かここの角を・・・)

???「や!久しぶりだネ」

探偵「・・・何しにこんなところへ来たの?」ギロッ

探偵の姉「まったくもう、心配して様子を見に来た良き姉をそんな風に睨まないでヨ」

探偵「そんな事ではないわ!貴方の目的は何?」

探偵の姉「探偵でもやってれば、逃げられると思ってるの?」

探偵「・・・もう、人は殺さない」

探偵の姉「ふふふ、それは無理だヨ。君は結局人を殺してしまう。私達の一族はそういう風にできてるんだヨ」

探偵「私は違うわ!」

探偵の姉「じゃあなんでまだ、そのジュルを身につけてるの?」

探偵「え・・」

探偵の姉「それは人を殺すための武器だヨ、時に一族の奴は殺傷力に特化している。知ってるはずだよネ?」

探偵「これは・・・戦い役に立つから・・・」

探偵の姉「君はアジトから脱走した時から今までの間に激しい殺人衝動に駆られた事がある。違うかナ?」

探偵「・・・!」

探偵の姉「のんきに探偵でもやってれば、忘れられるって思った?ハハハ、無理することないんだヨ?殺したい時は殺せば・・」

探偵「違う!私は・・・違う・・・」

探偵の姉「例の王様、死んだヨ」

探偵「 」

探偵の姉「分かりきってたことでしょ?何をどうようしているの?あ!」

探偵「まさか・・貴方が・・!」

探偵の姉「それはどうかナ?」

探偵の姉「まさか、自分の知ってる人が死んで悲しい?そんな感情はないよネ」

探偵の姉「君だって・・・アサシンなんだから」

探偵「違う!私をあなた達と一緒にしないで!」

アサシン(探偵の姉)「もう、強情だなぁ・・・あ、早々目的と言えばね、私はとある任務でここに来たんだヨ」

探偵「任務・・・」

アサシン「ターゲットは2人いて、一人は15歳、男。一人称は僕。冷静な判断ができ、普段の戦闘力はあまりない、が特殊な能力をもっている。能力か私も欲しいナ~」

探偵「・・!」

アサシン「もう1人は、19歳、男。一人称は俺。こっちはなかなか強いみたいだネ」

探偵「まさか・・やめて・・」



アサシン「ワタシコノユウシャとダイケンシヲコロシニキタンダヨwww」



探偵「そ、そんなことはさせないわ!絶対に・・・」

アサシン「私を殺してでも・・・?」

探偵「えっ・・」ドクン

アサシン「いいヨ~、私を殺してみなヨ、憎き私を殺してみようヨ、君は殺人マシンに逆戻り・・・でもいいヨネ
それでも。仮初めの仲間を救えるんだもんネ!」

探偵「はぁ・・はぁ・・」チャキ

???「探偵!!」

↓2 次の視点を 勇者か大剣士から選んで下さい

~勇者の視点、町のどこか~

勇者(自分が一体何者なのか、あまり考えたこともなかったな・・・)

勇者(結構重要なことかも、それを知れば、僕のやるべき事とか、この力の謎も解けるのかな?)



勇者「父さん、なんで父さんは僕を拾ってくれたの?」

武道家「なんだ?藪から棒に・・・」

勇者「いや、単に気になっただけだよ、その・・・やっぱり魔王関係の被害って僕のとこ以外にも出てたはずだし、僕みたいな状況の子も他にもいたんじゃないかな?」

武道家「ああ、確かにいたな、他は里親に引き渡した」

勇者「だから疑問なんだよ、なんで僕だけ育てるって決めたの?僕が小さな頃は慣れない料理やしたくもない掃除なんかもしてさ?」

武道家「なんだ?不満でもあったか?」

勇者「うん、料理は食べれたもんじゃなかった」

武道家「おう、そうか・・・」

勇者「で、結局どうなのさ?」

武道家「顔だ」

勇者「へ?」

武道家「表情のことだ、なんだか人間らしくない表情をしていた気がする。
俺がついていたいと思った」

勇者「なんだそりゃ」

武道家「・・・あと、あいつの面影を」ボソ

勇者「何?」

武道家「独り言だ」



勇者(父さん、僕を見つけた時、僕は一体どんな顔をしていたの?)

勇者(あれ?そういえば、魔王が復活してからの被害ってこんなものなのかな?なんだか少ないような気が・・・)

勇者「はぁ、新たな謎も出てくるし分からないものは分からないや・・・、宿に行こっと」

探偵:タッタッタ・・・

勇者(あれ?探偵さんだよね?あんなひと気のないところへ急いでどうしたんだろ?)

勇者(ちょっと追ってみよう・・・)



今日はここまでです

乙です

質問!大剣士は顔はイケメンですか?

>>288
再開しま・・・え、顔?
大剣士の顔は特に決めてなかった

じゃあ↓1のコンマで

トリップ忘れました
コンマは下

このパーティレベル高いww
じゃあイケメンで
ちなみに勇者は魔王が顔を賞賛していて
魔王は戦士に美人って言われてます

この設定どう使おうw

探偵の姉「君だって・・・アサシンなんだから」

探偵「違う!私をあなた達と一緒にしないで!」



勇者(聞いていてよかったのかな・・?でも僕が探偵さん戦闘中の立ち回りから感じたあの雰囲気はそういうことだったのか・・)



アサシン「ワタシコノユウシャとダイケンシヲコロシニキタンダヨwww」



勇者(僕達を殺しに・・・?)



探偵「はぁ・・はぁ・・」チャキ

勇者(まずいかも!)

勇者「探偵!!」

アサシン「あれ?」

探偵「あ、勇者・・くん・・」

勇者「落ち着いて、探偵さん」

アサシン「まさかターゲットが自分から出てくるなんてネ、殺しちゃうよw」

探偵「あなた・・「待って」

探偵「えっ」

勇者「・・・」ジ~

アサシン「ふふふ」

勇者「・・・違うね、ハッタリだよ」

アサシン「なにかな?」

勇者「あなたは僕を殺そうなんてしていない。探偵さんを動揺させるためのハッタリなんじゃない?」

アサシン「・・・ふぅ、つまんないな、なんでそう思ったの?」

勇者「ううん、分からなかったよ」

アサシン「?」

勇者「僕が言った事もハッタリだからね」

アサシン「・・・・へぇ」

勇者「ハッタリはこうやってやるんだよ」ドヤ

アサシン「ハッタリが外れてたらどうするつもりだったの?」

勇者「まだ知らないんでしょ僕の能力の詳細は、あなたに勝てる自信はないけど、負けない自信はあるよ」

アサシン「・・・覚えておくヨ、三つ色」

勇者「もう四つ色だよ」

アサシン「?まあいいや、バァイ」



ドサッ

勇者!「探偵さん大丈夫!?」

探偵「え、ええ気が抜けただけ・・・」

探偵「聞いてたの?」

勇者「・・・うん」

探偵「私はやっぱり今からこの町を出るわ、あなた達と一緒には・・・」

勇者「待ってよ、とりあえず全部僕に話してみない?」

探偵「・・・」

勇者「頼むよ、僕は探偵さんの事を知らなすぎる。こういうことでも教えてくれると嬉しいよ」

探偵「・・・分かったわ」



探偵「私の産まれた一族はいわゆるアサシン、殺し屋の集まり。殺しをして生活している。
そこで教育された人はなんの疑問も持たず、人を殺し、そこから産まれた人間もまた同じ道を辿るわ。
でも、私は洗脳的な教育に疑問しかなかった、人を平気で殺せるなんて狂ってる、人間じゃない、そう思いながら生きてきたわ。
でも、14歳になったら私にも仕事が来るようになった。私も殺した、有力者、罪人、スパイ様々な人を疑問を持ちつつも殺めた。
転機は15の頃・・・」

探偵(ターゲットはこの国の王)

王様「・・・」

探偵(ろくな警備も護衛も付けずに、
呑気に月なんか眺めて・・・あなたは今から殺されるのよ!それでいいの・・?)

王様「・・・」

探偵(せめて、苦しまないように・・・)シュッ

探偵、ジュルで攻撃!!!

カンッ!

探偵「えっ!?」

王様「きみの刃からは迷いを感じる、それじゃ私を殺す事はできんよ」

王様はレイピアで弾いた

探偵「やるみたいね、気づいていたの?」

王様「キミが弱いだけだがね」

探偵「なっ・・!」

探偵の連続攻撃!

王様「む」

カン!カン!カン!

王様は全て弾いた!

王様「はっ!」

王様の攻撃!

探偵(まずい!)

キィン!!!

探偵は状態を崩した

王様「分かったか?」チャキ

王様は探偵にレイピアを突きつけた

探偵「・・・」

王様「私を殺すこと、それは君自信が望むことなのかね?」スチャ

探偵(鞘に収めた?)

探偵「どういうことかしら?」

王様「そのままの意味だ。君からは実は私を殺したくないように感じる」

探偵「・・・」

王様「どうだね?」

探偵「ええ・・そうよ」

王様「そうか」

探偵「・・・」

王様「私は、王である以上、こうやって暗殺されることも覚悟している」

探偵「殺されてもいいっていうの?」

王様「いや、今はだめだ。私この国のためにはまだやり残した事がある。それが済めば、殺されるのも致し方あるまい」

探偵「そうまでして、なんで王様なんかに」

王様「それが私のやりたいことだからだ」

探偵(!)

王様「私は王になって、この国を豊かにしたい。それが夢だった!あと少しで叶うのだ!」

探偵「夢・・・」

王様「私の生きがいだ。」

探偵「生きがい・・」

王様「キミはまだ若い、やりたくないならそんな暗い仕事なんか捨ててしまえ」

探偵「でも、私はこれしか知らないの。これしかないのよ・・」

王様「なら世界を見てまわれ、知れ、見つけるんだ。君の力で」

探偵「私にもできるかしら?」

王様「無論だ」

探偵「・・・分かったわ、やってみる」

王様「なら、キミのこれを授けよう」

探偵「レイピア・・?なぜ?」

王様「キミの現状も分からなくはない。不安になったり、何かに飲み込まれそうなら、それに頼れ。私の言葉を思いだすのだ」



探偵「それから、とりあえずは探偵をやりながら、旅をしているの」

勇者「そうなんだ・・」




今日はここまで
この章終わったら少しあとがきっぽいの書きます

再開

勇者「・・・なんだかかっこいいね」

探偵「か、かっこいい?」

勇者「うん、探偵さんも、その王様も。僕なんか父さんに勇者になれって言われてなって、僕の力しか魔王を倒すための手がかりがないって分かってるから、旅に出たようなもんだし、もちろん好奇心もあったけど」

勇者「だからそういうドラマチックな理由があって旅してる人には憧れるっていうかなんていうか・・・王様もレイピアを譲るなんて最高にかっこいいよ!」

探偵「王様は死んだわ・・・ってそれだけなの!?わ、私は殺人鬼なのよ」

勇者「そうだね、でも僕は探偵さんが人を殺したとこなんて見たことないし、知らないよ」

探偵「・・・それってどうなの?」

ガシッ

探偵「ひゃ!?」

勇者「僕は今の探偵さんを見てるんだ!探偵さんは人を殺した、その事実は曲げられないよ、でも探偵さんはそこから飛びだしたんだ、自分で!それだけで充分なんだよ!」

探偵「・・・今の私?」

勇者「うん・・・あぁ!ごめん」

パッ

勇者「過去の肩書きなんてどうでもいいと思うよ。僕だって、本当の親は悪人の可能性だってあるし・・・なんて」

勇者「レイピア、王様が君を信じて譲ってくれたんでしょ?王様や僕が信じる君自身を君は信じるべきなんじゃないかな?」

探偵(レイピア・・・王様は死んだ。死んでなお見ず知らずの私を信じてくれているのかしら?)

勇者:ニコッ

探偵(少なくともこの人は、私を信じてくれて・・・)

探偵「・・・うっ、グスッ」

勇者「ちょ、え?どうしたの!?」

探偵「ぐす、ごめん・・なさい、急に涙が、ヒグッ」

勇者「・・・気にしなくていいよ、スッキリするまではとりあえず泣いておこうか?」

探偵「うっ、うわあああああん」



探偵「勇者くん」

勇者「あ、やっと喋った。いや~気まずかったよww」

探偵「ありがとう」

勇者「え?うん」

勇者「そういえば、探偵「15の頃」って言ってたけど、今何才?」

探偵「16よ」

勇者「同い年かと思ってた」


~その後~

大剣士「お、いたいた」

勇者「あ、大剣士さん」

大剣士「なんだぁ?二人揃って、デートか?ww」

勇者「ううん、違うよ?」
探偵「違うわ」

大剣士「そ、そうか」(やっぱこいつらおちょくっても面白くねえな)

探偵「そちらの方は?」

武具学者「武具について学んでる学者です」

学者「面倒なので、以下学者で」

勇者「?」

学者「さて勇者さん、聞きたいことが・・・!?」

勇者「うわっ!?」

学者「おおこれは!眩しい輝き!英雄の剣!あなたはその手の繋がりある勇者だったんですか!」

大剣士「ん?英雄の剣はレプリカがあったよな?」

学者「それは僕の師匠によるものです。
私が直接見たことはなかったんです!」

学者「おお!」

探偵「?」

学者「これは!このレイピアも名前は知りませんが相当精巧に作られたものです!」

探偵「このレイピアが?そういえば刃こぼれしないわね、これ」

学者「ん?そういえば、袖の中にも武器を装備してますね、そちらは・・・」

大剣士(げっ!)

探偵「え?あ、ちょっと!」

学者「どうしました?見せて下さいよ~」

ガツン!

学者「痛い!なにするんですか!」

大剣士「あぁあ、悪いちょっと時間をくれ!」



大剣士「探偵、一応だ、深い意味はない。お前、殺し屋関係に関わってないか?」

探偵「なっ!?」

勇者「よく分かったね~、どうして分かったの?」

探偵「ちょ!勇者くん!?」

探偵(分かってるの?みんながあなたみたいな感覚で生きてるわけじゃないのよ!)

勇者(大剣士さんなら大丈夫だよ)

探偵(えぇ!?)

大剣士「おう!?マジで殺し屋なのか?」

勇者「昔の話だよ、今は違う。ね?」

探偵「え、ええ・・・」

大剣士「たまげたぜ~。学者の研究所にお前のジュルと同じものがあって、そこに暗殺集団うんぬんって書いてあってな」

勇者「へえ、その研究所はちょっと行ってみたいな」

大剣士「だが、そうなると大丈夫か?あいつに見せたら探偵が元殺し屋だってことがばれちまうぜ?」

勇者「うーんどうだろうね?」

探偵(この人達はなんて能天気なの?????)

「あの~」

学者「いつまで僕を置いてけぼりにする気なんです?」

勇者「ねえ、僕に聞きたい事があるんだよね?」

学者「はい」

勇者「じゃあ研究所に行ってもいい、詳しい話はそこでしようよ!」

訂正

勇者「じゃあ研究所に行ってもいい?詳しい話はそこでしようよ!」

学者「そうですね、わかりました。ついて来て下さい」

大剣士「また、戻るのかよ」

探偵「先が思いやられるわ・・・」

大剣士「ん?そういえばお前、泣いた?」

探偵「うっ」

~研究所~

学者「ふむ、なるほど。なら、勇者さんは謎の能力を持っていて、その能力による剣で光を放つものがあり、それが原因で大剣士さんのガラティーンの真価が発揮されたと・・・考察できますね」

学者「探偵さんは元アサシンですか」

大剣士「結構な事情があったもんだな~」

探偵(こんな簡単に片付けられるなんて、このことで悩んで、さっきまで勇者くんに大きな信頼感感じてた私が馬鹿みたいだわ)

探偵「はぁ・・・」

勇者「どうしたの?」

探偵「なんでもないわ」

大剣士「しかしよ、結局この剣はなんで吸血鬼が持ってたんだ?」

探偵「察するに、伯爵にとって一番天敵だから、逆に自分の近くに置いておきたかったんじゃないかしら?誰にも使わせないように」

勇者「なるほど、今頃伯爵どうしてるかな?」

学者「しかし、聞けば聞くほど興味深い・・・」

学者「どうでしょう?僕をその旅に同行させてもらえませんか?」

勇者「ええ!」

探偵「あなた、ここは放っておいていいの?」

学者「さほど問題ありません」

学者「どうですか?僕の提案に乗っていただけませんか?」

勇者「どうしようか・・・」

※どうします?この前書き込みで学者が新しい仲間なんじゃないかって見かけたので、もともと仲間にする予定はないんですが、希望があれば仲間として設定を考えます

↓3まで多数決

いらない

>>318
どっち・・・?

安価は下

じゃあとりあえず連れてく方向にします
今日はここまで、明日は継承安価あります


そういえば、他になにか書いたことある?

継承者はボンバーマン狙い

>>322
正直あまり経験ないです。まともに書いたのは
コナン・日向「声が同じ!?」だけで

ボムって面白そう

今日の更新は9時から~

再開します

学者さんの顔ね↓1のコンマで

じゃあ中の上で

どうすればいいんだ、この設定・・・

学者「どうですか?」

大剣士「だけどな、仲間になるなら、戦えなきゃ・・・」

勇者「うん、いいよ」

探偵「あら」

学者「本当ですか!?」

大剣士「・・・勇者、お前俺の意見否定するの好きだろ?」

勇者「いや、別にそういうわけじゃないよ、ただ学者さんは魔法が使えるんじゃないかなって、しかも戦えるレベルで」

学者「ええ、僕は攻撃魔法を使えます。属性問わず色々覚えました・・・よくわかりましたね?」

勇者「君からマリョクを感じたんだよ」

学者「感じる?」

大剣士「なぁ、そのマリョクってどうやって測ってるんだ?」

勇者「なんとなくかな?昔からなぜか感覚分かるんだよ」

大剣士「やっぱりそれか」

探偵「そんな感覚があるなら、あなたも魔法使えるんじゃないの?」

大剣士「ああ・・・」

勇者「まあ使えないことはないんだけど・・・」

探偵「?」

勇者「僕が魔法を使うと過労で体調が悪くなるんだ」

学者「最初のうちはやはり疲れるものですよ、訓練を重ねるうちに・・」

大剣士「命に関わるくらいな」

探偵・学者(ポカーン)

学者「あなた、勇者に相応しいんですか?」

勇者「どうだろうね・・・」

探偵「そういえば、学者くん。あなた回復魔法は使えるの?」

学者「いえ、残念ながらそちらの魔法は一切使えません、賢者とかじゃないんで」

勇者(そういえば回復手段といえば、父さんから賢者の石を貰ったけど、これどうしようかな?)

1、父さんがくれたわけだし、やっぱり僕が自分で持っておいて、使い所を見極めよう
2、探偵さんに渡そう、理由は・・・
3、大剣士さんって一番ダメージを追いやすいはず、大剣士さんに持っておいて貰おう
4、魔法で後方支援ができる学者さんが一番使いやすいはず!

↓1

勇者「じゃあ、これを持っていてくれない?」

学者「これは・・賢者の石!」

大剣士「おお、いつの間にそんなものを?」

勇者「父さんが伝書鳩で送って来たんだ」

学者「でもなんで僕に渡すんです?」

勇者「魔法で遠距離から攻撃するであろう学者さんなら、いつでもこれが使えると思うんだ」

学者「なるほど」

勇者「一回使ったらしばらく使えないから気をつけて」

学者「ええ、任せて下さい」

探偵「回復手段については心配なさそうね」

なぜかsageてしまう症候群

学者「それじゃあ、しばらく時間を下さい。旅の準備をしますので」

勇者「うん」

~その夜~

勇者(ここが探偵さんの部屋だ、話を・・)

コンコン

勇者「探偵さん、僕だよ、今いいかい?」

・・・

勇者「あれ?」

~bar~

探偵「ゴク」

探偵(美味しいコーヒーね)

マスター「勇者くんのところにいたお嬢さん」

探偵「たまたま同じ道だっただけ、仕事を見つけて離脱する予定よ」

マスター「そうなのか、まあいい。なんだか浮かない顔をしているね」

探偵「・・・考えごとをしているだけよ」

マスター「なるほど、俺の経験上そう言ってた人は大抵何かに悩んでいたが・・・どうだね?」

探偵「まあ、悩みごとでもあるわ」

マスター「そうか、どうだ?話して見ないかね?」

探偵「いえ、そこまで気にする内容でもないわ」

マスター「本当にそうかね?」

探偵「そうよ、背中を押してもらえただけで充分なのだから」

マスター「向こうはそう思ってないみたいだがね」

探偵「えっ?」

カランカラン

マスター「いらっしゃい、勇者くん」

探偵「・・・」

勇者「あ、ここにいたんだ!探偵さん、話しがあるんだ!」

探偵「え、ええ・・・」

マスター「勇者くん、少しこれを飲んで落ち着くといい」

勇者「オレンジジュース!ありがとうございます!」

探偵(こういうところが妙にこども・・・)



勇者「探偵さん、この先どうするか決めてるの?」

探偵「ええ、新しい依頼を探して、それを遂行するつもり。でも前にも言った通り、すぐではないわ。あなた達がこの街を出るまではいるつもり」

勇者「そう・・」

探偵「・・・」

勇者「あのさ、それって僕が依頼することはできないかな?」

探偵「・・・私は探偵よ。魔王を倒すなんて大層なことは」

勇者「魔王は僕が倒すよ」

探偵「なら、何を依頼するの?」

勇者「その、探偵って護衛とかもしないかな?」

探偵「する人もいるみたいね、私はやったことがないけど」

探偵「そもそも探偵だって、例の教育で学んだ洞察力や考察力を別の形で活かせないかって思ってやり始めたことだし、そういう意味では私のしてることは探偵の真似事なのかも」

勇者「でもだからやりたい事を見つけるんでしょ?旅をするなら一緒にいこうよ!」

探偵「・・・あなたは、なんでそこまでして私を?」

勇者「それはね・・・」

探偵(私は、なんでこんなことを聞いたのかしら?)

勇者「探偵さんは強いから」

探偵「・・・?」

勇者「今の僕のパーティは、パワーのある大剣士さん、魔法で後方支援ができる学者さん。僕は結構いろんな攻撃ができるけど、限定的だし、身体能力上あまり頼りにできない」

勇者「機動力のある探偵さんがいればとてもバランスの整ったパーティになるんだ!!」

勇者「だから、お願・・」

探偵「ムスッ」

勇者「あれ?なんか怒ってる?」

探偵「なんでもないわ、続けなさいよ」プンプン

勇者「いや、続けるも何もだいたい話したんだけど・・・」

勇者「あ、もちろん今のは簡単な説明だけで、ちゃんとした戦術みたいなものも・・・」

マスター「勇者くん、ちょっと」

勇者「はい?」



マスター「違うんだ、違うんだよ勇者くん・・・」

勇者「え、でもなにがどうしてこうなったのか」

マスター「君が、パーティの事は関係なく、君自信の気持ちを伝えるんだ」

勇者「僕の気持ち?」

マスター「そうだ、君が探偵さんにいてもらいたいのはパーティの事だけじゃないはずだ」

勇者「・・・そうですよね、ありがとうございます。こんなことまで付き合って貰っちゃって」

マスター「酒が入って喧嘩した恋人をなだめるよりはマシさ、頑張りたまえ」

勇者「はい!」

勇者「探偵さん」

探偵「なに?」

探偵(この店のマスターさんが、何かしたようだけど、吹き込まれた事をそのまま言っても許さないんだから)

勇者「あ、あのさ」

探偵「・・・」

勇者「僕まだ探偵さんに料理教わってないんだよね、えへへ」

探偵(プチ)

マスター:ズコー!!

探偵「それくらいなら、明日気の済むまで教えてあげるけ・れ・ど?」ピキピキ

勇者「・・・やっぱり怒ってない?」

探偵「とにかく!私に仲間なんて柄じゃないわ。この話しはなかったことに」

勇者「え、ちょっと、探偵さん!」

探偵「マスター、美味しいコーヒーをありがとう。では」

カランカラン

マスター「ま、またのお待ちを・・・」

勇者「探偵さん!」

カランカラン

マスター「女心の分からなさで英雄の上がいるとはな・・・」



勇者「探偵さん、待ってよ!」

探偵「まだ、何か用事でも?」

勇者「こっちを向いてよ、悪いことしたなら、謝るから!」

探偵「あなたは別に悪いことなんかしてないわ」クル

勇者「じゃあどうすれば・・」

探偵「用がないなら、戻るわ。お休み、勇者くん」スタスタ



勇者「待ってよ、探偵さん!一緒にいてよ!!」

探偵「ピクッ」

勇者「そのわがままなのは分かってるし、何一つ合理的な理由になんかならないんだけど」

勇者「探偵さんが一緒にいて楽しかったんだ!それが、まだ続けばいいかなって、そう思って・・・」

探偵「・・・」

勇者「・・・ごめん、無理言って、ちょっと冷静じゃなくなっちゃった。探偵さんの事情もあるんだもんね、自分勝手でごめん」

勇者「でも、怒らせるつもりなんてこれっぽっちもなかったんだ・・・」

探偵「次はどっちへ向かうの?」

勇者「え?」

探偵「次の目的地」

勇者「次はスナイパーさんのいる集落だけど・・?」

探偵「よかったわね、私もたまたま、次の目的地がそこなのよ」

勇者「・・・」

探偵「?」

勇者「それは流石に無理があるんじゃないの?」

探偵「こういう時は細かいことは気にしないものよ」

勇者「えぇ・・・」

探偵「今日はもう遅いし、戻って休みましょ。おやすみ」

勇者「おやすみ~」

探偵(ルンルン~)



勇者(なんだか、期限良さそうだったな、やっぱりわからないや、探偵さん)

勇者(・・・いや、僕が変なのかな?)

~3日後~

勇者「いよいよ出発だね!」

大剣士「結局いるんだな、お前」

探偵「色々あってね」

学者「いやぁとても楽しみです、何しろ久々にこの街から出ますからね!」

大剣士「そんなに長い間この街にいたのか?」

学者「ええキッカケがなくて、あの研究所を弟子に丸投げすることがこんなに気持ちいいなんて知りませんでした!
今になって師匠の気持ちがわかります」

勇者「うわぁ・・・」

探偵「そういえば勇者くん、ここで手に入った継承石、使わないの?」

勇者「そういえばまだやってないや」

学者「あ、気になります!」

大剣士「景気づけにやってみるか?」

勇者「そうだね」

勇者(今度は緑色、あまり色は関係ないか)

勇者「それ!」



「ただいまより継承を開始します」

勇者(楽しみだなぁ~)

「今回は>>より継承されます」

じゃあこのレスから↓4までで一番高いコンマで

そんなに人いるかな?

来須蒼真(悪魔城ドラキュラ)

知らないキャラだったら再安価?

速ええ、しばし時間をもらいます

>>352の書き込みに決定しました

>>356
いいえ、調べてでもやります!

ああああ、やってしまったトリップのパスがwww

ちょっとこれからトリップを変更します

来須「・・・」

勇者「あの・・」

来須「いや、いい・・・大体分かってるんだこの状況を」

勇者「う」

来須「くそっ」

勇者(やっぱり、この表情を見るのは辛いな・・・)

勇者(あれ?この感覚、伯爵?)

勇者「吸血鬼?」

来須(!)

来須「なんでそれを・・?」

勇者「ああ、すいません!つい、感覚で」

来須「感覚で?」

来須「ん、ソウルがざわめいてる、あんたがそれなのか?」

勇者「ソウル?」

来須「俺の力だ、早い話がそれなんだろ?」

勇者(そっか、力か)

勇者「はい!」

勇者「そうだ、あの!」

来須「なんだ?」

勇者「自分が何者か分からない時どうしますか?変な事聞くようで悪いんですけど」

来須「・・・」

勇者「ゴクッ」

来須「まさか、こんなところで、そんな事を聞かれるなんてな」

勇者「え?」

来須「だけど、それは自分で見つけるべきだ。その方が絶対いい」

勇者「・・・そうですね!」

来須「頑張れよ」

勇者「はい!」


勇者「よし!」

大剣士「お、どうだ!」

勇者「新しい力はタクティカルソウル!!」

学者「それは一体どんな能力なんですか!?」

勇者「・・・よくわからないや」

学者「えぇ・・・」
大剣士「・・・」

探偵「あら、そんなこともあるの?」

勇者「そもそも今まで全部曖昧だからね、全部分かり切ってるのは、前回の剣ぐらいだし」

大剣士「なんだか、拍子抜けだな」

勇者「あ、でも!」

学者「でも!?」

勇者「なんだか凄く魔物が狩りたい」

学者「はぁ!?」

勇者「よーし、いこうよ!この力がなんなのか調べに!」タタタ!

学者「置いていかないで下さい!!僕も研究したいです」タタタ!

大剣士「やれやれ」
探偵「やれやれ」

第5章(だった) 自分 完

探偵「それは?なんの本かしら?」

学者「これは科学の本です」

勇者「科学って、魔道が盛んになってから影に隠れていったっていうあの?」

学者「ええ、そうです。しかしこれはこれで便利なものなんです。応用すれば色んなことができるかも!」

勇者「そういえば、僕も電気は少し調べたな~。あれも科学かな?」

学者「ええ、サンダー、電気は科学の面からも考察できるかもしれません」

学者「探偵さんは何か知ってます?」

探偵「例の組織で、触り程度なら」

学者「じゃあちょっと問題を出し合ってみましょうか!」

勇者「いいね!」

(ワイワイがやがや)

大剣士「なんか肩身が狭いんだが・・」

とりあえずこんな感じです。
少し解説っぽいものも書こうかと思ったけど、やっぱ明日書きます

じゃあちょっと
5章の判定の解説っぽいのを書きます

まず勇者が夢をみたところの謎のコンマ
で50以上が出た場合
勇者の夢に元殺し屋である自分が関係してるんじゃないかと焦り、勇者を押し倒して
夢の内容を問いただしていました
探偵「どんな夢を見たの!?教えて!」
勇者「えっ!?ええ!?」
こんな感じ
それだけ騒いだ結果大剣士が起きました

次のマスターに話を聞きに行く場面で
一緒連れていく人を決めたコンマで
誰を連れていってもそこまで展開に変わりはありませんでした。

探偵が道具を買う場面、この何種類か方はこの先話に使える道具が増えるだけで、あまり意味はありません。

が、何を買うかを決める安価は割と重要でした。簡単に言えば探偵の姉、アサシンの性格をこれで決めてたのです

煙幕→現在の語尾がウザい感じの人、この先の展開は伏せます

閃光玉→冷淡なエージェント系の人物、王様を殺した犯人。

睡眠ガス→魔王の手先

自由安価→実は良いやつ、7章あたりで仲間にしよう

まあ俺にとっても運要素です。

ここまでの旅は一見短いように感じますが、3ヶ月ぐらい経ってる設定でやってたりします。

さて、せっかく版権作品の能力を使うというのに僕の文章力の無さが災いして面白みがあまり出てない気がします。
なのでなんとか文章力磨き描写の仕方を変えようと思ってます。
これからの章では文章の形がだいぶ変わるかもしれません。
でも完結まで頑張るのでどうかよろしくお願いします。

ちなみに今日は諸事情により書けません

長らくお待たせしました~
再開します

勇者(15)
装備:英雄の剣、青銅の剣
継承:赤 シューティングアーツ
青 超電磁砲
黄 テンコマンドメンツ
緑 タクティカルソウル
道具:ホイッスル、鈴

大剣士(19)
装備:太陽剣ガラティーン
能力:大剣術(我流)、太陽剣者
道具:特にはない

探偵(16)
装備:ジュル、レイピア
能力:探偵的調査、煙幕など小道具の使用、超料理、暗殺術
道具:煙幕

学者(17)
装備:魔道書
能力:魔法を使える、武具鑑定
道具:賢者の石

男は戦っていた、様々に変化する剣を振るい男は戦っていた

ハル「エクスプロージョン!!」

ドカーン!!

???「・・・・・・」

爆発する剣、しかしそれが謎の人型に通用することはない

ハル「くそっ!!!シルファリオン!!」

春は様々な攻撃をくりだす、がどれも対したダメージを与えてる様子はなかった

ハル「どうしてムジカを・・・どうしてエリーを!!!」

???「」

ハル「なんとか言えよ!!!」

???「」ゴゴゴゴゴ

ハル「・・・なんだ?これは!?」

気がつくと謎の人型は何かとてつもない何かを繰り出そうとしていた

ハル「印空連携!!!」

???「ディメイションデストロイヤ」

謎の人型の放ったドス黒いオーラは全てを飲み込むようだった、だが・・!

ハル「ルゥウウンフォオオス!!!!」

ハルが放つ風がそのオーラを切り裂いていった。ハルには一切直撃しなかったのだ

ハル「ハァハァ・・・残念・・だったな・・」

???「・・・・・」

相変わらず、その人型が言葉発することはない。表情を変えることすらも

すると突然地鳴りがする

ハル「おい、なんだよこれ!?」

???「・・・・」

ハル「待て!どこへ行・・・」

ハルが言葉を発し終える前にそれは起こる。崩壊、その言葉が相応しいだろうかまさに世界は壊れていった・・・

勇者:ガバァ!!

勇者「・・・」

・・・もうただの夢とは言えないかも、この夢はなにかを意味している

敵は毎回違うけど、あのオーラは共通してて、「ディメイションデストロイヤー」次元破壊でいいのかな?

勇者「あれ?」

周りには大剣士さんと探偵さんしかいなかった
学者さんはどこだろう?

勇者「よっと・・」

テントの外にでてみると、綺麗な星空が広がっていた。そして・・

勇者「あ、学者さん。こんなところで何してるの?」

学者「何って・・・なぜあの状態で寝なきゃいけないんですか?」

勇者「???」

学者「探偵さんですよ!!異性と同じ空間で寝るんですよ!!なんて不健全な!」

勇者「ああ・・、僕も最初はどうかと思ったんだけど、探偵さんが全く気にしないみたいでさ、そういえば結局新しいテントを買うの忘れてたな」

学者「とにかく僕はあの中で寝る気はありません!!」

勇者「あまり気にしすぎると逆にどうかと思うよ?現状探偵さんの隣に寝てるのは僕なんだし・・・」

学者「あなたはなぜ気にしないんですか、まったく・・・」

呆れられた

勇者「で、結局なにをやってるの?」

みれば学者さんは何かを用紙にまとめていた

学者「皆さんの戦闘スタイルについてまとめていたんです、なかなかどうして興味深いですよ」

勇者「皆の能力?なんで学者さんが?」

学者「僕が研究したいからです。それに戦いの役に立つかもしれないし」

学者「ほら、魔物との戦闘や勇者さんの話からタクティカルソウルについてもまとめておきました」

僕は一枚の用紙を手渡された

勇者「おお、見やすい!」

タクティカルソウル

魔物を倒してから発動し、倒した対象によって効果が違うことから
魔物から魂のようなものを自分のものにでき、その対象の持ってる効果を自分が使用できる能力と推測される


様々な武具を呼び出し、それを使って攻撃できる物


使用者の身体能力を上昇させたり、召喚術、変身などが使えるようになる、いわば補助的な物


使用者に属性を付与したり、魔物の落とし物が何故か増えたりする物。継承能力を解除するまでは常に発動する模様

学者「もう一つあるみたいですが残念ながら詳しくは分かりませんでした」

勇者「いや、ありがとう。実は僕もこの能力の使い方はこんがらがっててさ・・・」

使用者の僕ですら理解できなかった能力をこんな風に書き留められるなんて、この人は凄い人かもしれない

学者「そう言えば、あなたが出てきたってことは、テントの中には・・・」

勇者「ん?大剣士さんと探偵さんがいるけど」

学者「二人っきりじゃないですか!!戻りましょう!」

学者さんはそういうと僕の手を引っ張った

勇者「ちょ、ちょっと落ち着いて!」

第6章 覚悟

始まって早々ですが、少々中断

~翌日~

僕たちの次の目的地、青ヶ集落に向かっていた

勇者「スナイパーさんがいる集落まであと少しだね」

学者「集落って聞くと少々治安的なものに不安が湧きますね」

勇者「どうだろ?父さんも良くは知らなかったみたいだから、僕には分からないんだ」

探偵「住民の殆どが武装してるって噂は聞いたことがあるわね」

大剣士「まあ、スナイパーさんが話をつけてくれてるんじゃねえか?」

そんなこんなで、集落は見えてきた
すると・・・

???「動くな!!!手をあげろ!!」

学者「うええ!?」

高台から銃が向けられていた。かなり警戒してるといった感じで

大剣士「殺気がやべえな・・・ストア町の時とは段違いに」

勇者「ストア町にもいたの?」

大剣士「あ~、お前寝てたんだっけ」

学者「あの!僕たちは別に怪しいものじゃ・・・」

学者さんがアタフタしている。

高台の人「動くなと言っている。それとも鉛玉ぶち込まれたいか?」

学者「えええ!!!」

探偵「死にたくなければ素直に従った方がいいわよ」

学者「は、はい!」

学者さんもしぶしぶ手を上げた。

高台の人「ボディチェックだ。行け」

すると、人が5人ほど足早に出てきた
1人は銃をこちらへ向け、他の4人が僕たちのボディチェックをする。随分と慎重なようだ。でもまあ英雄の剣を持ってることだし、これを見ればなんとか・・・ん?

高台の人「どうだ?」
兵「ボソッ・・」
高台の人「む・・・」

高台の人が降りてきた、遠目でみてから分からなかったけど女性だった
なにを話しているのだろう?
僕はなんだか不安になっていた

高台の人「貴様ら、何者だ?なんの目的でここに立ち寄った?」

勇者「あれ?あの僕が四つ色の勇者です。スナイパーさんに会いに来たんですが・・・」

高台「ああ、聞いている」

大剣士「え?じゃあ警戒を解いてくれないか、この状況結構キツイんだが」

高台「それはできない」

大剣士「はぁ?」

高台の人「貴様らが本当に勇者のパーティなのかの確証が取れない」

学者「それ、どうしようもないじゃないですか~」

高台の人「それだけではない」ギロッ

ん?まさか!?

探偵「なるほどね、私のことを疑っている・・・そうでしょ?」

高台の人「そういうことだ、アサシンをやすやすと侵入させるわけにはいかないのでな」

勇者「ちょっと待ってよ!探偵さんは違うんだ!そんな見かけだけで判断したりしないでよ!」

探偵「勇者くん、いいの」

勇者「だけど・・・」

学者「冒険が始まって早々こんな目に合うなんて・・・」



兵「ガンスリンガーどの、少々耳を拝借」

高台の人「どうした?」



また何か話してるようだ・・・このままじゃいけない!僕はこの状況を打破する策を考えようとしていた
だけど・・・



高台の人「今から貴様らを隊長のところへ連れていく、ただし見張りをつけてだ、妙な動きをしようものなら、死が待っていると思え」


今日はここまで、この先はこんな書き方でいくのでよろしくです


再開します~

僕たちはその隊長という人のところに連れて行かれた。銃を突きつけられたまま・・・



高台の人「隊長!連れて参りました!」

隊長「入れ」

高台「はっ!貴様ら入れ」

中に入ると、1人の男性が立っていた

隊長「よお、早速だが・・・」

その人は、勝手に僕の剣を抜いた。英雄の剣の方を

隊長「へー、間違いじゃねえみてえだな。銃を下ろせ」

高台の人「はっ!」

やっと向けられていた銃が下ろされた、この妙な緊張感が少し和らいだ気がする



「だが・・こいつはどうだ?」ボソ

あれ?いま何かつぶやいたような・・・

大剣士「あんたは・・・?」

スナイパー「俺は、英雄んとこでスナイパーやってた奴だ」

スナイパー「まずは失礼な扱いをしたことを詫びとく、すまなかったな」

ガンスリンガー(高台の人)「私はガンスリンガーをやっている。さっきは申し訳ない」

大剣士「あんな厳しく警戒するもんなのか?」

探偵「仕方ないわ、魔王が復活してここも襲われたんでしょう。今まで通りの雰囲気を保てるところもあれば、緊迫する場所があったっておかしくない」

学者「なるほど、確かに一理ありますね。ですが、なぜ人間にまで警戒の手を?」

スナイパー「それだけどよ、ここは他所もんを簡単には信用しないスタイルなんだ。今でこそボロっちい集落だが、昔はもっといいところだった」

ガンスリンガー「隊長!話していいのですか!?」

スナイパー「ここは昔、人の手によって滅ぼされたんだ。そこから復興する連れてここの奴らは武装し、警戒を怠らないようになったってわけだ。そもそもこんなとこに近づいてくる奴が滅多にいないからな。」

大剣士「人の手で・・・」

勇者「だからこそ、逆にここに来る人の目的はろくでもないものばかり・・・ですか?」

でもそれって・・・どうなのかな・・?

スナイパー「ま、そういうこった」

スナイパー「無駄話はこの辺にしとこうぜ、少しお前ら話が聞きたい。ここまでどんな旅をしてきたのかを教えてくれ」

勇者「・・・はい」

僕たちは話した。今までの旅、起こった事件、そして的との戦闘をありのままに・・・

勇者「それで、今の目的が継承石の回収なんです」

スナイパー「なるほどな、よくわかった」

スナイパー「だが、こいつをお前に渡すことはできねえ」

勇者「え?」

スナイパー「簡単に言っちまえばお前には勇者の風格ってもんを感じねえからだ、お前らが魔王に戦いを挑もうもんなら、例え継承石がそろおうが」



スナイパー「全員死ぬぜ?」

勇者・探偵・学者「!」



大剣士「・・・気に食わねえな」

僕たちが唖然としていたとき、
突然、大剣士さんがスナイパーさんの胸ぐらを掴んだ

スナイパー「あ?」

大剣士「なんだよ!?風格?結局さっきからなんも変わんねえじゃねえか!
見かけだけで判断しやがって!お前に勇者の何が分かるんだよ!!?」

スナイパー「黙れ!俺たちと魔王の戦いは血みどろの戦いだったんだ!!考える時間なんてねえんだよ!!そこの坊主からは、あの魔王と戦う自覚や、覚悟ってもんが微塵も感じられねえ!」

自覚や覚悟・・・

大剣士「お前・・!」

勇者「まって大剣士さん!その人の言ってること、間違ってないかも・・・」

大剣士「おいおい、勇者・・・」

勇者「お願い座って!」

大剣士「・・・わかったよ」

大剣士さんは渋々元の場所に戻った

スナイパー「さて、何をお考えで?」

勇者「確かに、僕はなんでも楽観的に判断してしまうほうだし、魔王と戦うっていうのもあまり実感が湧いてないんです。・・・覚悟や風格ってそういうことなんですよね?」

スナイパー「へえ、頭は悪くねえみてえだな」

探偵「それなら私達もね、みんな成り行きでついてきてるもの」

学者「はい、僕は珍しく武具が見られるかもしれないという理由、勇者さんが心配でついてきた。探偵さんは・・・なぜいるんです?」

探偵「流してくれていいわ」

スナイパー「それだけじゃねえ、お前らはどっちかっつうとみんな冷静な方だ。今まで何個も事件を簡単に解決しちまった。」

探偵「大剣士さんも?」

大剣士「おい、どういう意味だ?」

学者「とにかくだからこそ、今の状態で魔王に挑むのは危険だと?」

スナイパー「ああ、それがあいつに通用するとは限らねえ」

学者「でも、ある分析することができれば程度対策は可能かもしれないじゃないですか。魔王ってどんな奴なんです?」




スナイパー「残念だが、そいつも教えられねえ」



大剣士「はぁ?」

スナイパー「いや、こっちは"不可能"って意味だ」

勇者「不可能?」

スナイパー「俺たち英雄パーティは、誰も魔王の事をなに一つ思い出せないんだ」

学者「そんなことが?」

スナイパー「ああ、特徴・性格・攻撃方法・・・何もだ!」

大剣士「・・・にわかには信じられないな」

探偵「いえ、魔王が復活したのに魔王の情報は全然流れてない、流れているものは全て信憑性に欠ける恐らくは偽の情報。この人の言ってることが正しいとすれば、全て辻褄が合うわ」

勇者「・・・そうか!じゃあ今まで父さんも僕に魔王の事を話してくれなかったんじゃなくて、話せなかったんだ!」

スナイパー「そういうこった、お前らはそういう奴に挑むことになるんだぜ?」

勇者「でもだからこそ、その継承石が魔王を倒す手立てなんですよ?」

スナイパー「さっきも言ったが、これがあってもお前らに魔王を倒せるとは思わねえ」

勇者「うーん」

納得してる自分がいた。おそらく僕だけじゃないだろう、探偵さんや、学者さん、大剣士さんだって僕と同じ心境にいるはずだ。でも・・

勇者「でも、それじゃあ一方的すぎるよ!なにか・・・どうしたら認めて貰えるんですか?」

スナイパー「フッ、その言葉を待ってたぜ!」

ここまでです~

そう言えばなにかやって欲しい小ネタみたいのはありますか?

再開しますよ~

スナイパー「結局はお前らの力が、どれほど予期せぬ強敵に通用するのかを測りたいわけだ」

スナイパー「ここの近くに「呪われし洞窟」がある。そこへ行って「サターン」を倒してこい!」

スナイパーさんは力強くそう言った

学者「サターン?」

スナイパー「俺たちも初見で倒した事がある。相当の強敵だ。これ以上の情報は渡さねえぜ?」

勇者「その時に自分達の判断で戦えってことですね?」

スナイパー「話が早くて助かるぜ。ただし・・・」

スナイパー「死ぬ可能性があるぜ?」

学者「死・・・」

スナイパー「それでも行くか?」

「・・・」

沈黙が流れた。やっぱりみんな思うところがあるのだろう・・・



勇者「行きます!僕だけでも!」

沈黙を破ったのは僕だった



スナイパー「へぇ」

大剣士「ちょっと待て、お前だけでか?俺ははなっからお前が行くっていうなら・・・」

勇者「いや、魔王を倒すのは僕の使命なんだ、命のやりとりで関係ない人を巻き込む気はないよ。」

大剣士「関係ないって・・・」

探偵「そういえばあなた、前にもそんな事を言っていたわね」

勇者「うん、さっきも言ってたけど、大剣士さんは弱かった僕を心配して、着いてきてくれた。学者さんは研究のための同行、探偵さんは・・・目的地が同じ?だった?」

多分怪訝な顔で聞いたと思う

探偵「ええ」

即答

大剣士・学者(えぇ~・・・)

勇者「とにかく、この三人を戦いに巻き込める理由はないんだよ。今のところ」

大剣士「おいおい、そりゃ・・・」

探偵「待って、今のところ?」

探偵さんが遮った
さすがは探偵さん、察しがいいや

勇者「うん、だから聞きたいんだ大剣士さん」

大剣士「ん?」

勇者「僕が魔王を倒すのを手伝ってくれる?正直、大剣士さんはとても頼りになるから、助けは借りたいんだ。でもやっぱり命がかかってくる問題だし・・・」

大剣士さんはしばらく黙ったあと、呆れるように言った。

大剣士「はぁ、お前はつくづく馬鹿だなぁ・・・いや実際は馬鹿じゃないけどよ。そりゃお前のことも心配だったけどよ」

大剣士「俺の目的は今から、いや前から「魔王を倒す」ことだ」

勇者「うん、ありがとう」

大剣士「問題ねえさ」

勇者「後の二人は流石に巻き込むわけには・・・」

学者「僕の話も聞いてくださいよ!」

勇者「う、うん」

学者「魔王と戦う気がないなら、そもそも僕は着いてきたりしません。街を出てからすぐに別行動に移ってましたよ」

大剣士「そりゃそうか」

学者「はい、「珍しい武器を見る」はあくまでついでです。僕の目的は「魔王を倒す」ことです!覚悟はできてます!」

勇者「学者さん・・・はは、本当は逆なんじゃないの?」

学者「否定できる自信はありません」

勇者「ははは、なんだそりゃww」

そして

探偵「勇者くん」

勇者「うん?」

探偵「勇者くんの希望は?」

勇者「え?」

探偵「ええ、今はあなたの頼みを聞いてあげる。あの時守ってくれた借りを返せていないから」

あの時、伯爵の銃弾を弾いたあれのことだろう

勇者「気にしなくていいよ、そんなこと、とっさに動いちゃっただけなんだし。困った時はお互い様だよ」

探偵「なら、私にもあなたを守らせて、お互い様なんでしょ?」

茜忘れてた

勇者「・・・そうかな?でも、用事は?」

探偵「用事なら果たせているわ、気にしないで。今から私の目的は「魔王を倒す」これでいいかしら?」

そういうと探偵さんは、スナイパーさんに視線を向けた

スナイパー「へえ、みんなの意志はまとまったみたいだな。まあ、期待しないで待っとくぜ。出発は明日だ。案内はこいつがする、いいよな?」

ガンスリンガー「はっ!」

勇者「ところで、もしも僕たちが全滅したらどうするつもりです?」

学者「勇者さん!なんて事を!?」

勇者「ごめん、でも可能性はあるから」

スナイパー「そん時は・・・」

スナイパーさんは、銃を構えて言った

スナイパー「俺たちが奴を撃ち抜く、なんとしてもだ!」




今日の話はこれで大体終わった、出発は明日だ。宿泊用の部屋は用意してあるらしい。



学者「スナイパーさん」

スナイパー「あ?」

学者「その銃を詳しく見せて頂けませんか!!!!」キラキラ

スナイパー「お、おう・・・」

一人、すんなり出てこない人もいたけど

まあ何はともあれしばらく時間はある

勇者「自由行動にしよう」

※自由行動です。茶番ですが、場合によっては俺の中の設定がふくらみ、この後の展開に影響します。度を外れたものでなければなんとかやってみます。

まず誰の視点でやるかを選んで下さい

・勇者
・大剣士
・探偵
・学者

↓3までコンマが一番高いもの、あまりに時間が経ってしまった場合は切り上げます

始めます

探偵side

さて、自由時間ね。武器の手入れ、イメージトレーニング・・・
いえ、そのくらいは寝る前でも可能ね

何をしようかしら?

↓3までで一番高いコンマ
何かやらせてみたい事をどうぞ

※この安価は絶対ではありません。キャラ崩壊やあまりにも無理があるものは、ずらします

誰かと会話する

など簡単で構いません

ふみだい

>>424
「ふみだい」とは一体・・・

とりあえず、情報をまとめます

少し今まで出来事をまとめてみるのもいいかしらね

私は、あの国の王様からレイピアを譲り受けてから、その場から離れ、探偵を始めた。

人探し、山賊退治、様々にこなしてきた。いつか奴らが殺しにくると、恐れながら、でもそれはいつまで経ってもこなかった。

1年間そんな日々を送り、ストア町であの依頼を受けた。

探偵「子供が消える・・・?」

兵士「ああ、そうなんだ。戦士さんはいないし、こっちもだいぶ手が上がっててね・・・」

探偵「分かった、私が調査してみるわ」

兵士「ああ、よろしく頼む」

確かこんな感じのやり取りだった。
不自然な風、コウモリ・・すぐに吸血鬼の仕業だと分かった。
考えてみれば、あの時大剣士さんを町で見かけていたわね

そして勇者君と出会った。
一足先に屋敷を、そして監禁部屋を見つけていた私は、犯人に不意打ちを仕掛けようと潜伏していた。

あとは今まで通りね

一年も経って私は奴らが私なんか狙っていないんじゃないかと高を括っていたのかもしれない。我ながら大失態だわ・・
姉は私を見つけていた、もしかしたら現在も私を監視している可能性がある
とにかく油断は禁物ね

私を肩書きじゃなく、私そのものを見てくれた仲間達に・・・勇者くんに危害が及ぶのだけは伏せがないと


そのくらい書いて、これが情報をまとめるなんてものではなく、ただの日記になってしまっている事に私は気付き
その後は仲間の先方、周囲のモンスターなどをまとめた

探偵「まだ時間があるわね」

↓2 やりたいことをどうぞ、関係ないものが踏んでしまった場合は大剣士さんに恋の相談をしにいきます

>>432
訂正、×仲間の先方
⚪︎仲間の戦法

安価↓2

じゃあ恋の相談で

そういえばさっきから、勇者くんの事を考えるとなんだか・・・

(僕は今の探偵さんを見てるんだ!!)

まったく、なんだか悔しいわね、あの子にこんな感情を抱いてしまうなんて・・・

大剣士「フンフフ~ン」

私はちょうどそこで、鼻歌を歌いながら歩いている大剣士さんを見つけた。そうね大剣士さんに話してみようかしら

探偵「ねえ、大剣士さん」

大剣士「お、探偵か、どうしたんだこんなとこで」

探偵「いえ、少しあなたに話をしたくて」

大剣士「話?なんだ改まって?もしかして、俺に告白か?なーんてな」

1、あなたは恋愛をしたことがある?
2、私はどうやら勇者に恋をしているみたいだわ
3、ええ、あなたが好き(冗談で)
4、自由安価

※注意、探偵はツンデレではありません

あ、安価は↓3まで最高コンマで

探偵「私はどうやら勇者君に恋をしているみたいだわ」

大剣士「・・・こりゃまた偉く唐突だな、本当なのか?」

探偵「ええ」

大剣士「そっか~、ただあいつはその辺の事情に関してはトンチンカンだからな・・・頭かてえし空気読めないし」

探偵「そうね、思えば勇者君が私を引き止めに来てくれた時も、絶賛空気の読めない勇者君を眺めることができてもやもやしてたわ」

大剣士「へぇ、あいつ、引き止めに行ってたのか、しかしその様子を見るとやっぱ悲惨だったんだな・・・」

探偵「最終的には、一緒にいたいって言ってくれて嬉しかったけれどね」

大剣士「マジか!?あいつがそんなこと言うなんてな~、ちょっと驚いたぜ。ひょっとしたら脈ありかもな・・・」





大剣士「ところでなんで俺に?勇者に聞いてみて欲しいとか?でも年頃の恥じらいもないお前に限ってそれは・・・」

探偵「多少気に食わないけれど、そんな事を頼むつもりはないわ、私が思いを伝えることもきっとない」

大剣士「え?」

探偵「勇者君に私なんか釣り合わないわ、私は元殺し屋、私なんかを真っ当な人間として見てくれたあの人にはもっとお似合いの人がいるはずだって分かっているから」

私はカッターシャツの袖をまくって見せた

探偵「この二の腕の紋章が私にそれを許すことはない」

大剣士「・・・言いたい事は色々あるけど、結局なんで俺なんかに教えたんだ?」

探偵「ただ、誰かに知っておいて欲しかった。正直とてつもなく辛いの、この気持ちと私の出自せいで、勇者君と一番親しいあなたが知ってくれれば、多少楽だわ」

大剣士「まったく、俺には難しいことはわからねえし、恋愛も・・・悔しいがしたことはないし、お前の気持ちを完全には理解することはできないけどよ」

大剣士「お前は正真正銘真っ当な人間だ。自分を汚れた存在みたいに扱うのはやめてくれ、俺の仲間にそんな奴はいないからな」

探偵「ふふ、ありがとう大剣士さん」



大剣士side

探偵はそう言うと行っちまった。

俺の周りにはつくづく、変わった奴が多い

まったく、そんな気持ちを抱えたままでいいのかよ・・・結局辛いことには変わりないと思うぜ

今日はここまで

次から呪われし洞窟での話に移ります
戦闘の描写を頑張るのでお楽しみに!

再開します

勇者side<<<

さて、翌日
僕たちは、ガンスリンガーさんに連れられて、呪われし洞窟へと向かっていた

大剣士「・・・」

探偵「・・・」

なんだか、大剣士さんが探偵さんの事を気にしている気がするんだけど、気のせいかな?

そうこうしてるうちに

ガンスリンガー「ここだ」

学者「こ、ここに入るんですか?」

大剣士「こりゃまた、大層な・・・」

すでに入り口から、なんというか邪悪な雰囲気が漂う。僕たちはこれからここを進んでいくことになるのだ

探偵「あら、二人とも覚悟はできてるんでしょう?」

学者「もちろんです!ただこの洞窟に入るのは少し躊躇いますね」

勇者「多分誰だってそうだろうね、ガンスリンガーさんも怪訝な顔をしてるし」

ガンスリンガー「な!うるさい!余計なことをいうな!!」

大剣士「でもあんたは入らないんだろ?」

ガンスリンガー「当たり前だ!こんなところ・・・いや、私はあくまでここまでの案内人だからな」

探偵「ふぅん・・・」
勇者「へえ・・・」

ガンスリンガー「なんだその顔は!?」

あれ?顔に出てたかな?

ガンスリンガー「ああもう、さっさと行ってこい!!戻って来るな!」

大剣士「なんだか露骨にキャラ立ってきたなコイツ」

変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲-

変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲- - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409906850/)

大面白いSSと銘打って自信を持ってお送りする艦これSS!

その名も「変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲-」!

コメディタッチなほのぼの艦これSSでございます!

しかしまあ大面白いというと語弊がありますし、自信なんてものもさっぱりで。

ほのぼのってのもあんまりだし、でもコメディはホント。

つまりはただのコメディ艦これSSに過ぎないのであります!

わかりづらいパロ、妙ちくりんな独自設定やキャラ崩壊などございますので

お気を付けてお読み下さいませ!

探偵「さ、入りましょ」

大剣士「サターンってどんな奴なんだろうな?」

勇者「あまり、聞いたことないね。聞いた噂も信憑性があるかどうか・・・」

こうして僕たちはその洞窟に足を踏み入れた

???side<<<

???「行ったか?」

???「はい、皆入って行ったようです」

???「本当に行かれるのですか?」

???「まあ流石にほっとくわけには行かねえしな、見ておきてえし、じゃ行ってくるぜ」

???「行ってらっしゃいませ」

勇者side<<<

真っ暗だ・・・
割と本当に真っ暗だ

学者「予想以上に暗いですね」

大剣士「ああ、結構みえないもんだ。勇者、松明を」

勇者「うん、えと松明松明・・・」

そんな時だった。

ゴゴゴゴ

勇者「あれ?なんの音?」

探偵「・・・まずいわ!みんな伏せて!」

がたーん!!

そんな音だった、なにかが降りたといった感じ、僕が松明に火を灯すと・・・

学者「うわ、眩しいです!」

大剣士「な!?」

勇者「これは・・」

探偵「どうやら分断されてしまったようね」

そう、降りてきたのは柵だった。僕たちは見事に二手に分断されている
ちょうど、それぞれ道も違うようだ

※どのように分断された?

例 勇者探偵、大剣士学者
のように書いてください

↓2

凛「シロウ。こんな怪談を知っているかしら」

凛「シロウ。こんな怪談を知っているかしら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409994706/)

UBW(凛ルート)後。

ロンドンの時計塔へ留学する直前の、1ヶ月間の話です。

初SSなので拙い点もあると思いますが、

どうか大目に見てやってください。

それではよろしくお願いします。

凛「シロウ。こんな怪談を知っているかしら」

凛「シロウ。こんな怪談を知っているかしら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409994706/)

UBW(凛ルート)後。

ロンドンの時計塔へ留学する直前の、1ヶ月間の話です。

初SSなので拙い点もあると思いますが、

どうか大目に見てやってください。

それではよろしくお願いします。

もちろん安価下です

↓2

おおお、3対1か!予想していなかった
すいませんが明日になります
お楽しみに!

みんな向こう側にいた
進む方向の道は二手に別れていて
見渡すと帰り道も塞がれている

大剣士「探偵待ってろ!今なんとかしてそっち側に行くからな」

学者「ですが、そんなこと出来るんでしょうか?」

探偵「ええ、恐らく無理ね、隙間一つ見当たらないわ」

大剣士「じゃあ、柵を破ってみるか」

大剣士さんはそう言いながら剣を抜こうとする

勇者「それこそ、何が起こるか分からないよ。」

探偵「ええ、迂闊な事は出来ないわ」

勇者「僕らが出来ることは、この洞窟を進むことだけかな」

学者「でも、探偵さんの方の道にサターンが出て来たりしたら、探偵さんは一人で戦うことになりますよ」





探偵「いえ、それはないわ」

確信はなかったけど、私はそう言った

勇者「断言するね?」

探偵「この試練の主役は勇者くん、あなたのはずよ。勇者くんが強敵と戦わなくて済む可能性がある場所を選ぶとは思えないわ」

大剣士「...つまり?」

勇者「そうか、この洞窟は奥で繋がっているってこと?」

探偵「ええ、その通りよ」

勇者「だけど、やっぱり一人はやっぱり心配だよ、道中にも魔物はいるだろうし」

探偵「問題ないわ、いつもの事よ」

勇者「・・・」

こんな時だけど心配してる勇者くんの顔は少しかわいい気がする

探偵「ふふ...」

自分で思った事がおかしくて少し声が漏れてしまう

大剣士「おい、なんか楽しそうだな?」

探偵「いえ、なんでもないわ」

探偵「それより、そろそろ行きましょ。ここにいてもしょうがないわ」

私はそう言いながら奥へと歩き始めた

学者「え?ちょっと!明かり、松明いらないんですか~!?」

探偵「ええ、暗視は効くからむしろこのままの方がいいわ」

さて、どのくらい歩いたかしら
見える光景は変わらず洞窟の道
洞窟の特有の不気味な隙間風が聞こえる
魔物もチラチラ見えるけれど、襲ってくる気配はない
いや、私の殺気に耐えられず、襲って来れないのだろう

なにより気になっているのは、誰かがつけて来ていること
気配の消し方から、隠れることに関して相当知識がある
相手は人間で間違いない、長年の経験が私に確信を持たせていた


探偵「...!」


私は走った
後ろからの気配が騒がしくなった
私は石を一つ拾い、追って来た人影に投げる





ドギュン!!
石は砕ける

探偵「...流石はスナイパーって所ね」

私は少し大きめの声でそう言った
すると、だるそうに一人の男が姿を現した

スナイパー「なんだよ、ただの石ころかよ、投げナイフとか爆弾かと思ったのによ」

探偵「...どうしてついて来ているの?なんの用?」

スナイパー「おうおう、そう尖んなよ。俺はただの監視だよ」

私はどうやら睨んでたらしい

探偵「なぜ?」

スナイパー「俺んとこの奴らはお前が信用ならないらしい、まあ俺はどうでもいいんだがな」



探偵「ふぅん、まあウソは言っていないようだけれど」

私は歩き出した
スナイパーさんは隠れる意味が無くなったせいか普通について来ている

スナイパー「なぁ、一ついいか?なんでいつまでもそのジュル装備してるんだよ、マークですぐバレちまうぜ。珍しい武器とはいえ、探しゃ他の奴だってあるだろうよ?」

探偵「...まだ手放す時じゃないの」

スナイパー「は?」

探偵「私はレイピアも使ってるけど、まだ反射的にこの武器に頼ってしまうことがある。いつかレイピア一つで戦えるようになった時、人を[ピーーー]感覚を完全に忘れることができた時、その時になったらこれを断ち切るわ」

スナイパー「いや、だから別のジュル探してみりゃ・・・」

探偵「素性なんて調べられれば、どうせばれてしまうわ、私の二の腕にある紋章がそれを明らかにする。それにこれは私の決めたこと、そうね、あなたの言う「覚悟」って奴かしら?」

スナイパー「...へぇ、言うじゃねえか」

スナイパー「しかし、どうやって勇者達に仲間にしてもらったんだ?元とはいえ流石にアサシンを仲間にするのは、ちと考えものだろ」

探偵「何もしてないわ、むしろ隠そうとしててばれてしまったの、でも不思議なことに、彼らは私をアサシンとして扱わなかった。」

(学者「探偵さんは元アサシンですか」
大剣士「結構な事情があったもんだな~」)

まあ、2名ほど呑気すぎるだけのような気もするけれど

探偵「それだけでなく、勇者君は私について来て欲しいって言ってくれた。それが私が彼らといる理由の一つかもしれないわ」

スナイパー「まったく、勇者ってのはなんでみんなこうもお人好しなのかね~」

探偵「前任者も?」

スナイパー「ああ、重度のお人好しだった。ありゃ治らねえ」

そんな話をしながら進む、周囲の注意は怠っていないけれど、緊張感は抜けてしまっていた






そんな時

探偵「なんだか、変な匂いが...しない?」

スナイパー「匂いだぁ?俺にはわかんねえな」



いや、確かにする。
この神経にくるような匂いは・・・



魔物「「キャアアアアア」」

スナイパー「おっと!?」



さっきまで出てこなかった魔物達の一匹が飛びかかってきた

探偵「はぁ!」

私は飛び出してきた魔物に咄嗟にレイピアを突き刺す

魔物「ギャ!・・・・」

動きは止まった



スナイパー「なんだ?さっきまで大人しくしてたのによ」

探偵「狂化香、魔物を一瞬にして狂わせてしまうものよ!一体誰が!?」

見渡すと大多数の魔物が敵対心をむきだしにして威嚇声をあげていた

スナイパー「こんな数がいやがるのか!ちいっ!」

魔物達「「「キャアアアアア!!!」」」

探偵「くっ」

そのころ...

学者side<<<

大剣士「なぁ、どうしたんだよ勇者?」

勇者「うん、探偵さんは大丈夫かなって」

探偵さんと別れてから、勇者さんはなんだか元気がありません

学者「心配する必要ありませんよ、普段の勇者さんなら、「探偵さんは強いから大丈夫だよ!」って自信たっぷりで言いそうなもんじゃないですか」

勇者「探偵さんは確かに強いよ、でもなんかこう...うーん」

大剣士「うーん?」



魔物「キャア!」



学者「ほら、魔物もチラホラやって来ますよ!気をつけて!電気系の魔物です!」

勇者「うん!」

大剣士「おう!」

そんな感じで何回か戦闘を繰り返しながら進んで来ました

学者「へっくしゅ!」
大剣士「へっくし!」

勇者「どうしたの?風邪でもひいた?」

大剣士「いや、なんだ?急にくしゃみが...」

学者「僕も似たようなもんです」

勇者「?...誰か噂でもしてるのかな」

大剣士「お、見ろよ!広いとこに出るみたいだぞ」

勇者「これは...うーん、もうちょっと明るくならないかな?広すぎて松明じゃ見渡せない」



僕の出番ですね

学者「フラッシュ!!!」

魔法を唱えると、あたり一面が明るくなります

勇者「うわ!びっくりした」

大剣士「お前、明るくできたならもっと早くに唱えてくれよ」

学者「魔法なのでずっとつけてたら、マリョクが持ちませんよ」

勇者「それにしても、だいぶイメージが変わったね?」

あたりは何かお城の大ホールのような所で、ボロボロではあったけど所々豪華な所だった面影を感じます
ぽっかりと穴が空いているけど、大きいステンドグラスがあったり、劣化したグランドピアノや、破れたカーペット

なぜ洞窟がこんな所に繋がっているんでしょう?



大剣士「なぁ、なんだあれ?」

奥には大きな物体が...



???「グオオオオオオオオ!!!」



勇者「うわ!?」

学者「物体じゃなくて生命体!?」

その生命体はこっちを向きました
ブヨブヨな皮、大きな口と、一つしかない目は不気味さを引き立たせています



勇者「もしかして、あれがサターン?」

今日はここまで

長らくお待たせしてすいません

???「グオオオオオオオ!!!!」

学者「凄まじい雄叫びですね」

勇者「あれが、サターンなのかな?」


それはノッシノッシとゆっくりと歩きづらそうにこちらへ向かってきます


大剣士「・・・殺気はするな」

勇者「でもあれだけゆっくりなのも妙だね」

大剣士「とりあえず、一発かましてみるか!」

そう言うと大剣士さんはあの物体に向かっていきました

勇者「あ!大剣士さん!」


大剣士「うおおおおおお!!!」

大剣士さんは光輝くを振り下ろします
奴は止めようともしません




ガキィイン!!




大剣士「な!?硬え!刃が通ら・・・」

???「!!!」ヒュッ


その瞬間、大剣士さんは奴の太い腕で叩き飛ばされました

大剣士「あばら・・一、二本いったか・・」

学者「待ってて下さい!いま賢者の石で」


僕はすぐに賢者の石を掲げました
大剣士さんの傷が癒えていきます


大剣士「ふ~、生き返る、相変わらずすげえなそれ」

勇者「これでしばらく回復手段は薬草ぐらいしかないよ」


見れば奴、いやもうサターンでしょう
サターンはまたノッシノッシと近づいてきています
一つしかない目をギラつかせながら


学者「それにしても、大剣士さんの剣が通らないってどれだけ硬いんですか・・・」

勇者「・・・一旦後退しよう、幸いあいつはゆっくりだし、体制を立て直し作戦もたてないと」

大剣士「了解だ」

学者「じゃあ戻りましょう!」

僕はもと来た道を戻ろうとしましたが
洞窟への道は扉が閉ざしていました


学者「・・・扉なんてありましたっけ?」

勇者「ま、まさか!?」


勇者さんは扉に駆け寄り開けようとしました
開かないようですが


大剣士「開かないのか?」

勇者「うん、まさかとは思うけど・・・大剣士さんこの扉壊せる?」

大剣士「お、おう」


ドス・・・ドス・・・


学者「奴が近づいて来ますよ!早く!」

大剣士「そらよ!!!」


ビィイン!


学者「弾かれた?」

大剣士「な!?おいおいさっきもだが全力でいったぞ!」

勇者「やっぱり」

学者「やっぱり?どういうことですか?」

勇者「ここ、結界みたいなものが発生してて外に出られないようになってるみたい」

大剣士「なんだって!」

勇者「死ぬ恐怖って、ここから逃げられない状況のことを言ってたのかも・・」

学者「!」

そうこうしているうちに勇者さんの後ろに・・・・

学者「ゆ、勇者さん。後ろ・・」

勇者「?」

サターン「・・・・・」

勇者「いっ!?」

サターン「ガアアア!!!」

大剣士「あぶね!!」

大剣士さんは僕と勇者さんを抱えサターンの攻撃を避け、そこから離れました

勇者「あ、ありがと大剣士さん」

学者「なんて気迫でしょう」

大剣士「ああ、あの腕で殴られたら一溜まりもねえぞ」

勇者「どちらにしても、ここを出られない以上なんとかして倒すしかないよ!学者さん、魔法が効くか試してみて!」

学者「なるほどやってみます!」

学者「揺らめく焰よ焼き払え!ギガファイア!!」


僕は炎を放ちました
間違いなく命中したはずです
しかし、サターンは傷一つなくそこに健在していました


学者「効いてる様子はありませんね・・・」

勇者「・・・他の属性は?」

学者「やってみます!落ちろ雷よ・・・」


僕はやれるだけやってみました
炎、雷、風、水、光
なに一つ効いてる様子はなくて・・・


学者「そんな、僕の魔法がこんなにも・・・こうなったら気は進みませんが闇魔法も!」

勇者「お、落ち着いて!闇魔法は危険だよ!ていうか使えるの!?」

学者「ええ、こんなこともあろうかと意識失うほど訓練しました!!とくとご覧あれ!」

大剣士「いやいやいや、待て待て待て
ぶっ倒れるのは勇者だけで十分だ!それにもしお前が気を失ったらフラッシュが解けちまうだろ、真っ暗になっちまうと危険だ」








勇者「ねえ、さっきからあいつ・・・
よだれ垂らし始めてるんだけど・・・」

ここまでです、ではでは~

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