ミカサ「パンツ職人」(111)

朝 食堂

エレン「あれ? ライナーの姿が見当たらないな・・・」

コニー「ああ、聞いてなかったのか? 営倉行きだってよ」

エレン「はぁ? 何しでかしたんだ、あいつ?」


クリスタ「・・・・・・・うぅ」グスグス

ユミル「お・・・おい、もう泣くなよぉ・・・かわいい顔が台無しだぞ」

サシャ「そ、そうですよ・・・元気出してください!」

アニ「・・・ライナーの奴」イライラ

コニー「・・・なんでもよ・・・あいつ、クリスタに夜這いかけたらしいぜ・・・」

エレン「は、はぁ!? そんな奴じゃないだろ、ライナーは!」

コニー「だよな、信じられないよな でもまぁ、人は見かけによらないってのか」

エレン「マジかよ・・・あの野郎」


アルミン「・・・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・・・」

ジャン「・・・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・・・」

夜 人気のない倉庫

~第23回 パンツ職人会議~

ミカサ「・・・・・・・ライナーがしくじったわ」

アルミン「・・・・・まさか、ライナーが失敗するなんて」

ジャン「あいつ・・・俺とやった模擬戦では上手く出来てたじゃねーかよ・・・」

ベルトルト「きっと・・・焦りすぎたんだ」グスッ

ミカサ「ちがう ベルトルト」

ミカサ「ライナーの腕は私も認めていた でも・・・実戦でも上手く行くとは限らない」

ミカサ「・・・・いい機会だから、もう一度初心を思い出しましょう」

ミカサ「アルミン パンツ職人とは?」

アルミン「ハッ! 対象に気付かれる事なく! 下着を脱がすエキスパートですッ!」

ミカサ「ベルトルト パンツ職人としての必須技能は?」

ベルトルト「ハッ! 対象の眠りを妨げない隠密性! 対象に気付かれず脱がす技術と忍耐力! そして性欲に負けない自制心ですッ!」

ミカサ「ジャン パンツ職人のモットーは?」

ジャン「ハッ! 相手は気持ちよく眠っててハッピー! 自分はアソコが見れてハッピー! win-winですッ!」

ミカサ「そして最も大切なことは・・・相手を慈しみ、アソコを見る・・・それは獣の性欲ではなく、聖母の愛」

アルミン「・・・・ライナーが言う台詞だったね」グスッ

アルベルト「うぅ・・・ライナー」グスッ

ジャン「勝手に・・・逝っちまいやがってよぉ」グスッ

ミカサ「そう 失敗したら死ぬ 社会的に」

ミカサ「ライナーはとても優秀だった」

ミカサ「ガタイの良さを感じさせない隠密性 メキメキと伸ばした技術と持ち前の忍耐 そして人一倍強い自制心」

ミカサ「貴方たちの中でも その実力はトップレベルだった」

アルミン「そうだよ・・・なんで失敗したのか、僕にはわからない」

ミカサ「・・・さっきも言ったように、彼は焦ったわけではなかった 実戦には・・・魔物が潜んでいる」

ベルトルト「魔物・・・」汗ダラ・・・

ミカサ「そう 意中の相手の布団にもぐりこみ、下半身を覆う衣服を脱がしていく」

ミカサ「・・・これは、普段の生活では到底ありえない状況 己の性欲を完全に押し込めなければ、耐える事の出来ない衝動」

ミカサ「どれだけ模擬戦の中で優秀でも・・・この感覚は本番でしか味わえない」

ミカサ「ライナーはそれに耐え切れず・・・雄たけびを上げてしまった」

ベルトルト「!?」

アルミン「お・・・雄たけびって・・・」

ジャン「あのライナーが・・・信じらんねぇ」ゴクリッ

ミカサ「見たところ、クリスタの衣服はほとんど脱がされてなかった ・・・潜り込んだ時点でおかしくなったのね」

ミカサ「・・・そこからは、本当に酷かった アニとユミルに朝までサンドバックにされ・・・」

ミカサ「ボロ雑巾のような状態で教官に突き出されたわ」

ジャン「うぅぅ・・・ライナー」グスグス

アルミン「惨い・・・惨すぎるよ」グスグス

アルベルト「ライナー・・・故郷はどうするんだ」グスグス

ミカサ「・・・ライナーは命をもってパンツ職人の危険性を教えてくれた 怖いのなら・・・足を洗ったほうがいい」

ミカサ「パンツ職人とはあくまで相手を思いやり、幸せな安眠を阻害してはならない それが出来なければ、死あるのみ」

ミカサ「誰も臆病者とは思わない ・・・これは遊びではないもの」

アルミン「・・・・・・」

ジャン「・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・次は僕が行く」

ミカサ「・・・・・・・・・本気なの?」

ジャン「ベ、ベルトルト!」

アルミン「き、君は怖くないのかい!?」

ベルトルト「怖い・・・とても怖いよ・・・でも、ライナーとは同郷の縁があるんだ」

ベルトルト「仇を・・・取りたい・・・ッ!」

ベルトルト「そして・・・何よりも・・・クリスタのアソコが見たいんだッ!!!」

ミカサ「・・・・・・・・・貴方の決意、しっかりと受け止めた 私の教えた技術、精神・・・全てを駆使して」

ミカサ「自分を見失っては駄目」

ベルトルト「うん ・・・三日後の深夜、決行する・・・!」

ジャン「・・・・・・しくじるなよ 絶対生きて・・・帰って来い」

アルミン「僕には・・・武運を祈ることしか出来ない・・・必ず、成功させてくれ・・・」グスッ

ベルトルト「ああ・・・二人とも、僕は必ず帰ってくるよ・・・!」

三日後 深夜 女子寮

ベルトルト(・・・・・・・みんな寝てるね)ガチャ

アニ「・・・」スースー
ユミル「・・・」グゥーグゥー
クリスタ「・・・」スースー
サシャ「・・・パァン、フヒヒ」スピースピー

ミカサ「・・・・・・」(幸運を、ベルトルト)親指グッ

ベルトルト(ミカサ・・・見ていてくれ!)親指グッ

ベルトルト(よし・・・音を立てず・・・ゆっくりと・・・クリスタのベッドへ・・・!)スリアシ

ベルトルト(はぁ、なんて美しい寝顔なんだ・・・この世のものとは思えないよ)ウットリ

ミカサ「・・・・・・んん」(ベルトルト 時間は無限ではない スピードも重要)クイッ

ベルトルト(了解、ミカサ よし、静かに・・・布団の中へ!)スッ バサッ

ベルトルト(・・・は、はぁぁぁぁぁぁ! なんて甘い香りなんだぁ!)スーハー スーハー

ベルトルト(息をするたびに・・・至福が押し寄せてくるよぉ! ああ、脳が痺れてきた・・・)ハァハァ・・・

ミカサ「・・・!」(まずい・・・あれではライナーの二の舞)

ベルトルト(・・・ハッ! そうか、ライナーもこれに・・・ 駄目だベルトルト、気を確かに・・・!)フゥー

ベルトルト(落ち着けベルトルト・・・! よし、まずはパジャマのズボンから・・・)ズリ・・・ズリ・・・

ミカサ「・・・」(・・・・・・持ち直した ベルトルト 勝負はここからよ)

ベルトルト(ゆっくりと・・・ゆっくりと・・・ 慎重に・・・)ズリ・・・ズリ・・・

ベルトルト(・・・よし、上手くできてる ライナー、見ていてく・・・ん、んん!?)ゴソッ!

ベルトルト(少しずり下がった隙間から・・・純白のパンツッ・・・!)ドキッ!

ベルトルト(あ、ああ! そして可愛らしい赤いリボンのワンポイントッ!)フゥーフゥーフゥーフゥー!

ベルトルト(清純な白い大地に、凛と咲き誇る一輪の赤い花! そして、そこから漂う濃厚な少女の香り!)ハァハァハァハァ!

ベルトルト「こ・・・こんなものっ!! 滅多にお目にかかれませんよっ! ええ!」


クリスタ「!?」パチッ!

ユミル「!?」パチッ!

アニ「!?」パチッ!

ミカサ「!・・・」(ベルトルト・・・! 声に出しちゃ・・・駄目でしょ・・・!)

クリスタ「き、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタ

ユミル「だ、誰だぁ!! またクリスタのベッドに誰かいるぞ、おい!」ガタッ!! バサッ!

ベルトルト「!!!! は・・・えぇ・・・・!!?」ビクッ!

アニ「・・・・・・・あんた」ギロリッ

ユミル「てめぇぇぇぇぇ・・・ ライナーの仲間か・・・・!」ギロリッ

アニ「・・・・・・・覚悟・・・出来てるね?」ポキポキッ!

ベルトルト「ぼ、僕は! 違うんです! 僕は違います!!」汗ダラダラ

ユミル「20cmくらい背ぇ縮めてやろうかぁぁぁ!? あああん!?」ゴキゴキッ!

ミカサ「・・・」(ベルトルト・・・・・・さようなら)



サシャ「ウェヒヒ・・・ハァム! グフッ」スピースピー

翌朝 食堂

エレン「あれ、ベルトルトがいないな」

コニー「ああ・・・営倉行きだってよ」

エレン「な・・・べ、ベルトルトまでか!?」

コニー「あぁ・・・見てみろよ」


クリスタ「うぅぅ・・・ううぇ」グスグス

ユミル「な、泣くなよぉクリスタ・・・! ベルトルトにはしっかりケジメ付けさせたからぁ」

サシャ「そ、そうですよぉ! おしりが二倍くらいに腫れてましたし」

アニ「・・・・・・あいつら、何考えてんの」イライラ

エレン「・・・まじかよ・・・ライナー以上に信じらんねぇ・・・」

コニー「なぁ 本当に何考えてんだか・・・」



アルミン「・・・・・・」

ジャン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

夜 人気のない倉庫

~第24回 パンツ職人会議~

ジャン「う・・・うぅぅ・・・あの馬鹿野郎・・・」グスグス

アルミン「帰ってくるって・・・言ってたのに・・・」グスグス

ミカサ「・・・」

ジャン「ミ、ミカサァ・・・あいつは最後・・・どんなだったんだ・・・?」グスグス

ミカサ「・・・聞かないほうがいい」

アルミン「僕たちは・・・聞かなければならない 聞く義務と責任がある・・・」グスグス

ミカサ「・・・ユミルにアイアンクローされながら、アニからケツキック ・・・それを朝まで」

ミカサ「おそらく・・・もう満足にトイレも出来ない体になってしまった」

ジャン「まじかよぉ・・・ベルトルトォ・・・」グスグス

アルミン「あんまりだ・・・あんまりだよ・・・」グスグス

ミカサ「・・・・・・二人に言いたい事がある」

ミカサ「もう・・・パンツ職人から足を洗うべき」

ミカサ「私も・・・もう弟子達のあんな姿を見たくはない」

アルミン「・・・」

ジャン「・・・」

ミカサ「貴方達が失敗するとは思っていない でも・・・リスクが大きすぎる」

ジャン「・・・・・・・・・・・・・・・何と言われようと、俺はやるぜ」

アルミン「ジャ・・・ジャン!」

ジャン「確かにリスクはでけぇ・・・だが、それは承知した事だろ!」

ジャン「ミカサ・・・! 以前言ったとおり・・・俺はお前のアソコが見たいッ! 何としても見てぇんだ!」

ジャン「その為に励んできた! ライナーと模擬戦だって何度もした!」

ジャン「俺は・・・この思いと・・・あいつらと歩んできた時間を・・・無駄にしたくはねぇ!」

ミカサ「・・・・・・・・・・・・・」

ミカサ「・・・・わかった 師匠として、受けなければならない」

アルミン「ミカサ・・・! いいの!?」

ミカサ「但し・・・私も全力で防衛する それでいい?」

ジャン「へっ! 望むところだぜ! 三日後の深夜、会いに行くぜ、ミカサ」///

ミカサ「・・・わかった」

アルミン「ジャ・・・ジャン! 考え直すんだ! 三人目となったら、どんな地獄が待っているかわからないよ!?」

ジャン「・・・アルミン 俺は失敗なんてしねぇ それに男には、戦わなきゃならない時があるんだ・・・それが今よ・・・!」

アルミン「・・・・ジャン・・・変わったね ・・・今のジャンは・・・すごくかっこいいよ」

ジャン「へっ・・・・・・・お前らのおかげだ」///

ミカサ「・・・・・・・・・・・・」

三日後 深夜 女子寮前

ジャン(ライナー! ベルトルト! ・・・見ていてくれよ・・・!)

ジャン(今夜、俺の持てる最高の技術で挑む・・・ミカサに・・・!)

ジャン(さぁ、ジャン・キルシュタイン! いくぞ!)ガチャ


ユミル「よぉ~~~~~~ 待ってたよぉ 変態くん」ニッコリ

アニ「・・・」シュッ シュッ

ジャン「」

ユミル「なぁに固まってんだよ さ、中でくつろごうぜぇ」

ジャン「は? え?」

アニ「ほら 入りな」グイ

ジャン「ちょ・・・え? あれ?」

アニ「・・・最近ムシャクシャしてたんだ キツめで行くから」

ジャン「え、なに? え?」

ユミル「夜は長いぞぉ 覚悟しとけよぉ」ククク

ジャン「ん? え? ・・・はい?」

ミカサ「・・・」(ジャン・・・どうか恨まないで)

ミカサ「・・・」(私の下着はおろか、下半身に触ることさえ、エレン以外の男性には許されないの)

ミカサ「・・・」(・・・というか、来る日時を相手に教えちゃ駄目でしょ)

ミカサ「・・・」(凡ミスよ ・・・ジャン)

翌朝 食堂

エレン「ジャンもかよ!?」ガタッ

コニー「ああ 今回はユミルたちが待ち伏せしてたらしくてよ 特に被害はなかったってよ」

エレン「はぁー・・・ どうなってんだよ」

コニー「なぁ 馬鹿の考えることはわかんねーわ」


クリスタ「・・・」

ユミル「うちの男子には変態しかいないのかねぇ・・・ったく」

サシャ「まぁ、さすがにもういませんよねぇ」

アニ「・・・・・・」


アルミン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

夜 人気のない倉庫

~第25回 パンツ職人会議~

アルミン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

アルミン「・・・・・・なんだか・・・広く感じるね」

ミカサ「・・・ええ」

アルミン「・・・正直、今回の事は予想できたよ」

アルミン「ミカサが本気になったら、だれもパンツずり下げるなんて出来ない」

アルミン「ジャンも・・・解っていたんだろう」グスッ

ミカサ「・・・」(ジャンは解っていなかったわ)

アルミン「・・・ジャンは・・・・どうなったの?」

ミカサ「・・・ユミルにキャメルクラッチを決められながら、アニから腹部へローキックの連打」

ミカサ「最後は簀巻きにされ・・・バックドロップの練習台 簀巻きのまま教官へ引き渡された」

ミカサ「ジャンの・・・ギブッ! ギブッ!・・・ と叫ぶ声が今も耳から離れない・・・」

アルミン「・・・凄惨・・・だね」グスッ

稲中で木下の家にお泊まりするときの話のリスペクトか

>>51
その通りです 知ってる人がいてくれて良かった

ミカサ「・・・・・・アルミン・・・貴方の考えていることはわかる」

ミカサ「やめるべき 貴方なら理解できるはず」

アルミン「・・・・・・ミカサのいう事は良くわかる」

アルミン「・・・でも・・・僕だって男なんだッ!」

ミカサ「!」

アルミン「クリスタの・・・クリスタの・・・ァ・・・ソコ・・・僕だって見たいんだぁ!」///

ミカサ「アルミン・・・」

アルミン「ライナー・・・ベルトルト・・・ジャン・・・ みんな散っていった・・・」グスッ

アルミン「みんなが見れなかったものを見ることが・・・最高の弔いになると思うんだ」

アルミン「僕は行くよ・・・・・・ みんなの為、そして何よりも自分の為に・・・!」

ミカサ「・・・アルミン 成長したのね」

アルミン「な・・・何を言うんだ」///

ミカサ「応援する アルミンなら必ず成功する」

アルミン「ありがとう・・・ 三日後の深夜 行くよ・・・!」

ミカサ「わかった・・・ これまでの全て、思い出して」

ミカサ「挫けそうになったら・・・初心に帰って」

アルミン「わかったよ・・・ミカサ ・・・必ず成功させてみせる!」

三日後 深夜 女子寮

アルミン(・・・・よし!)ガチャ


アニ「・・・」スースー
ユミル「・・・」グゥーグゥー
クリスタ「・・・」スースー
サシャ「・・・スゥープ、ムフ ムフフフ」スピースピー


ミカサ「・・・」(アルミン・・・がんばって)親指グッ

アルミン(ミカサ・・・行ってくるよ!)親指グッ

アルミン(音を立てずに素早く・・・クリスタの布団の中へ、忍び込むッ!)スススッ バサッ

アルミン(・・・蕩けるようなこの香り・・・ライナー、ベルトルト・・・僕にもよく理解できるよ)スゥーハァー

アルミン(あらかじめ10回くらい抜いてこなかったら、僕も叫んでいたかもしれない)フゥー

ミカサ「・・・」(・・・落ち着いてる その調子)

アルミン(まずは・・・パジャマの下から・・・ ゆっくり・・・ゆっくりと)ズリ・・・ズリ・・・

アルミン(ゆっくり・・・ゆっく・・・!・・・こ、これは・・・ああ!)ピタッ

アルミン(隙間から、あ、あらわになった、ピンク色のパンツっ! フリルがその可憐さを一層引き立てているッ!)ドキドキ

アルミン(そこに小ぶりなフリフリのリボンが付いていて、まるでクリスマスのプレゼントのようだっ!)ハァハァ

アルミン(細く繊細な腰を包む・・・この美しい包装紙! 中に何が入っているのか覗いきたくなる、掻き立てられるようなこの香り!)ムフ・・・ムフフ

ミカサ「・・・!」

アルミン(こ、こんなもの、滅多にお目にかかれませんよ! ええ!)ムッフー

アルミン(・・・・でも・・・・・・僕のお目当ては・・・その中身っ!)

アルミン(この包装紙を解いた・・・先にあるんだ! 待っていてくれ! クリスタのプレゼントッ!)ズーリ ズーリ

クリスタ「・・・」スースー

ミカサ「・・・」(・・・乗り越えたようね アルミン 常に平常心よ)

アルミン(・・・ふぅ ようやくズボンを足首まで下ろせた ・・・クリスタも良く眠っているね)

アルミン(・・・ここからが難関だ ・・・ぴったりとフィットしたこのパンツ)

アルミン(脱がすのは繊細な力加減と・・・体勢を維持する忍耐が必要だ)

アルミン(よし・・・ライナー、ジャン、アルベルト・・・共に行こう!)グッ ズッ・・・ズズッ・・・

ミカサ「・・・」(・・・下着にたどり着いた 焦っては駄目 慎重に)

アルミン(・・・・・・・・・おしりのバンクを越えるまでが勝負・・・そうだったね、ミカサ)ズ・・・ズズズ

アルミン(全ての感覚を指先に・・・クリスタの呼吸に合わせて・・・数ミリ単位で降ろしていく)ズズ・・・ズ

アルミン(・・・あと・・・あとちょっと・・・・・・行ける・・・・よし、やった! バンクを越えた!)ズ・・・・ズズ

アルミン(ここから先はおしりに引っかからないから・・・抵抗なく降ろしていける・・・)ズズズ・・・

アルミン(もうちょっとで・・・僕はやる遂げるよ! みんな・・・見ていてくれ!)ズズズズ・・・

ミカサ「・・・」(動きが軽くなった・・・ 山場は過ぎたようね)

ミカサ「・・・」(アルミン・・・存分に堪能して 弟子の初勝利・・・私も嬉しい)ジーン

サシャ「む、むぅぅぅ」ムクリ 


ミカサ「!!!」

アルミン「!!!」

ミカサ「・・・」(なぜ・・・起きたの? どうして今なの?)

アルミン(な、なんだ!? ・・・誰か起きた!?)ビクッ ビクビク

サシャ「・・・もうこんな時間ですか そろそろ行かねば・・・」ゴソゴソ

ミカサ「・・・」(・・・また食糧庫へ忍び込むのね ・・・! まずい、アルミンが動揺している)

アルミン(ど・・・どうしよう・・・! まずい・・・こんな所見られたら・・・僕は・・・!)ビクッ ビクビク

アルミン(落ち着け! 落ち着くんだ僕!)ガタガタガタガタ

サシャ「起こさないよーに 起こさないよーに」ソローリ ソローリ

ミカサ「・・・」(アルミン・・・! サシャ、早く行って!!)

アルミン(ヒッヒッフー ヒッヒッフー)

アルミン(よし・・・振るえが止まってきた・・・あとは息を殺して・・・静かに誰かが通り過ぎるのを・・・)

サシャ「・・・・・・・ん? クリスタの布団・・・なんか膨らんでますねぇ」

アルミン「」

ミカサ「」

サシャ「・・・・・・・・・・・・・ん~~~? ハッ! まさかクリスタッ!」

サシャ「何か隠し持ってますね! パァンとか! ハァムとか!」ジリジリジリ

ミカサ「・・・」(・・・もうだめアルミン! 逃げて!)

アルミン(・・・・・・・・・もうだめだ・・・・もうだめだ・・・・・・もうだめだ・・・これしかない・・・)ブツブツ

サシャ「それでは~~~拝見っ!」ジュルリ グフフ

布団「」ガタッ!!

サシャ「!? ひぃえ!! ひ、ひっ!! 布団が立った!?」ビクッ!

布団「」ダダダダダダダッ ガチャ! バタン!

サシャ「ひ、ひぃぃぃぃ!!! 布団が走った!!」ビクビクッ!

クリスタ「ん・・・・え? 何?」パチッ

ユミル「な、なんだぁ?」ムクリッ

アニ「・・・?」パチッ

ミカサ「・・・」(アルミン・・・)

ユミル「芋女! うるせぇんだよ!」

サシャ「ち、違うんです! 布団が! 布団が走ったんです!」

クリスタ「ふ・・・布団? ・・・なんか寒・・・って、え? い、いやぁぁぁぁぁぁあ!」

アニ「! ・・・」バサッ!

ユミル「まだ変態がいやがったのか! にがさねぇぞ!」ガタッ! ダダダダッ!

ミカサ「・・・」(アルミン・・・どうか・・・逃げて・・・世界の果てまで逃げて・・・)

翌朝 食堂

エレン「・・・・アルミン・・・・アルミンまで・・・・」

コニー「・・・・まさかなぁ・・・・一番そんな事する奴には見えなかったけどなぁ」


クリスタ「えっぐ・・・ひっく・・・」グスグス

ユミル「元気だしてくれよぉ・・・ほら! パンやるぞ、パン!」

サシャ「あ・・・ありがとうございますっ!」

ユミル「てめぇじゃねーんだよ!」ダンッ

アニ「・・・・・・・・・」

エレン「なぁ・・・何かの間違いだろ? アルミンはそんな奴じゃないぞ」

コニー「俺にいわれてもなぁ ・・・でも確かにあいつら、夜に見かけない時あったろ?」

エレン「・・・・・・くっそ 信じらんねぇ なぁミカサ、お前はアルミンから何か聞いてないのか?」

ミカサ「・・・何も聞いてない」

エレン「・・・はぁ・・・ アルミン・・・何考えてんだよ」


ミカサ「・・・・・・」

ミカサ(エレン・・・ごめんなさい アルミンをパンツ道に導いてしまったのは私)

ミカサ(全ては私の責任・・・)

夜 人気のない倉庫

~第26回 パンツ職人会議~

ミカサ「・・・」

ミカサ「・・・また、一人になってしまった」

ミカサ(・・・アルミン ・・・まさかあそこでサシャが起きてしまうなんて・・・)

ミカサ(結局捕まったアルミンは・・・ユミルに引きずられながら部屋まで連れて来られ・・・)

ミカサ(朝まで・・・アニとユミルからダブル電気アンマを食らわされ続けた・・・)

ミカサ(アルミン・・・最後は廃人のようになって・・・うぅ)グスッ

ミカサ(・・・ライナー、ベルトルト、アルミン、ジャン・・・みんな私のかわいい弟子たち)

ミカサ(貴方たちが未熟だったわけじゃない ・・・ただ運が悪かっただけ)

ミカサ(・・・・・・あなた達へはなむけする為にも、今夜も最高の技をもってエレンを攻める)

ミカサ(・・・みんな・・・夜空から、見ていて)グスッ

深夜 男子寮

ミカサ(・・・私ほどの達人になると、もう誰か起きているかなど確認しない)ガチャ

ミカサ(扉を開けた瞬間、エレンの寝床目掛けてジャンプ そのまま潜り込む)バッ ズサッ

ミカサ(ここまで1秒もかからない スピードの重要性はとても高いの)

エレン「・・・」グーグー

ミカサ(エレン・・・ 今日もぐっすりと眠っている・・・ 良い香り・・・)

>>83
それだけでなく何気に1人だけ営倉行きじゃないあたり女子陣の優しさを感じる

ミカサ(そして・・・ エレンの呼吸に合わせ ワンアクションでズボンとパンツを引き抜く)ザッ!

ミカサ(何百回と繰り返したこの行為 気付かれる要素などどこにもない)

ミカサ(ここまで2~3秒 ・・・流石にアルミンたちをここまで鍛え上げる事は出来なかった)

ミカサ(みんな・・・ごめんなさい 師匠が不甲斐ないばっかりに・・・)グスッ

ミカサ(・・・そして・・・私の目の前には・・・可愛らしいエレンのエレンが・・・あ? え?)ビクッ!


エレンのエレン「」ビンビン!

>>85
営倉行きです その描写入れてませんでした・・・

ミカサ(!!! エ、エレンのエレンが・・・エレンのエレン巨人に・・・!)ハァウッ!

ミカサ(嘘・・・初めて見た・・・! こんな大きくなってる所・・・初めて・・・///)

ミカサ(・・・思春期・・・思春期になったのね、エレン・・・! なんて逞しい・・・)ウットリ

ミカサ(布団を持ち上げる姿はまるで世界樹・・・神々しいほどのエレンの香り)ハァハァハァ

ミカサ「・・・っ!」

ミカサ(駄目・・・駄目よミカサ・・・! 触れては駄目・・・! パンツ職人の精神に反する行為)

ミカサ(性欲に負けては駄目・・・! 聖母の様に・・・見守るだけ・・・それしか許されない)スッ

ミカサ(師匠である私が・・・それを体現できなかったら・・・ あ、固い///  みんなが浮かばれない・・・)グニグニ

エレン「・・・ん ・・・んぅ?」///

ミカサ(そう・・・私は歴代最高のパンツ職人・・・ ん、すごく・・・熱い/// プライドがある・・・誇りがある・・・)スリスリ

エレン「んっ・・・/// え・・・!?」///

ミカサ(・・・これは己との戦い・・・負けるわけには・・・ ・・・ピクピクしてる/// かわいい/// ・・・いかない)シコシコ

エレン「ひぅ・・・!/// ちょ・・・なんだ!? おかしいぞ!!」ガバッ!

エレン「え」

ミカサ「あ」

翌朝 食堂

サシャ「・・・・・・あれ? ミカサの姿がないですねぇ」

コニー「ああ 営倉行きだってよ」




                                  おわり

営倉送り後が気になるなw
反省しなさそうだなあいつら

>>95

営倉

教官「アッカーマン訓練生! 入れ!」

ミカサ「・・・」

ライナー「・・・ミ・・・ミカサ!?」

教官「扉を閉めるぞ」ゴゴゴ・・・

ベルトルト「そんな・・・ミカサまで・・・!」棒立ち

ジャン「お、おい、どうしちまったんだミカサ・・・!」

アルミン「ふぇ/// ひっ/// ふぅ・・・ミ、ミカサ・・・!?」

ミカサ「みんな・・・・・・ごめんなさい」

ミカサ「私は・・・・・・負けてしまった」グスッ

ミカサ「あなた達の師匠とはもう・・・名乗れない」グスグス

一同「・・・」

ミカサ「・・・・・・みんな、体のほうは大丈夫?」グスグス

ライナー「あ・・・ああ! 俺はその・・・慣れてるからな!」

ベルトルト「僕は尻をやられすぎて、まだ座ることが出来ないけれど・・・この通り、元気だよ!」

ジャン「なーにあのくらい、どうってことねぇよ! ・・・っ痛っつつ」

アルミン「僕もたまにへんな所に意識が飛ぶけど・・・ひっ/// 平気さ!」

ミカサ「みんな・・・う・・・うぅ・・・ごめんなざい」グスグスグス

ライナー「・・・」

ライナー「なぁ・・・ミカサ・・・みんなで話し合ってたんだが また・・・一から教えてくれよ」

ミカサ「・・・え?」グスグス

アルベルト「・・・ここには全員いるんだよ」ニコッ

ジャン「ああ・・・俺たちパンツ職人がな・・・!」親指グッ

アルミン「またみんなで一から出直そうよ!・・・んん///」

ライナー「みんなもこう言ってる・・・頼むぜ ミカサ師匠!」ニカッ!

ミカサ(なんて・・・気持ちのいい連中だろう・・・ こんな私に・・・また着いてきてくれるというの?)ズズッ

ミカサ(私は・・・答えなければならない この弟子たちに・・・!)涙グイッ

ミカサ「・・・わかった またみんなで一から出直そう・・・!」

ミカサ「私たちはもう死んだも同然・・・ 恐れるものは何もない・・・!」

一同「おうっ!」



営倉の外

・・・オウッ!

教官「・・・筋金入りの変態どもだなっ!」

                       おわり

以上、蛇足になってしまうかもしれませんが・・・おまけでした

このSSまとめへのコメント

1 :  なぎ   2014年08月22日 (金) 23:57:17   ID: aOO-cgH3

パンツ職人達には頑張って欲しい(`・ω・´)

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