モバP「アイドルたちと仲良くなれるなんてこと、ありえない」 (164)


――事務所――

P「おはようございます」

凛「おはようございます。プロデューサー」

P「おう。まだ凛だけか?」

凛「……渋谷」

P「あ、ごめん……渋谷。他のみんなは?」


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おやこれは、期待

こういうの、嫌いじゃない


凛「……まだ学校じゃない。私は今日早く終わったから」

P「そうか……」

P「……」

凛「……」ペラ

P「……」ポリポリ

P「……さて、データまとめるか……」


P「……」カタカタ

凛「……」ペラ

P「……なぁ渋谷、最近はどんなものが高校生の間では流行ってるんだ?」カタカタ

凛「それ聞いてどうするの」ペラ

P「え、いや……そうだな。ごめん、なんでもない……」

凛「……」ペラ


ガチャ

卯月「おはようございますっ」

未央「おはようございまーす!」

凛「! 卯月、未央おはよう」スッ

卯月「凛ちゃん今日早いね!」

未央「珍しいですなぁ」

凛「学校、早く終わったから」

卯月「そうなんだ! 私のところはテスト勉強期間なんだよね……」

凛「ふふっ……卯月は勉強そんなに得意じゃないもんね」


未央「しまむーは駄目だなーははは」

凛「未央のほうが、もっと得意じゃないでしょ?」

未央「ぎくっ……えへへ、バレてた?」

卯月「未央ちゃん、一緒に凛ちゃんに教えてもらおう!」

未央「そうしよう! 凛先生、よろしくお願いします!」

凛「ええ? まあ……いいけど卯月の方は基礎しか教えられないよ」

卯月「十分だよ!」

凛「ふふっ……なら、いいけど」

卯月・未央「わーい!」

P「……」

年下に勉強押してる、教えられるって一見変だけど
高校のレベル差によっては普通にあるよね


P「……島村、本田。おはよう」

卯月「あ、プロデューサーさん……おはようございます」

未央「おざまーす」

P「ハハ……本田、もっとしっかり言わないと」

未央「あ、うん……ごめんなさい……おはようございます」

P「あ、いや怒ってるわけじゃなくてな。しっかりと言わないとアレだから……」

未央「うん……」

P「……」

これは・・・ツラい

以前あった仕事ができないせいでアイドルに嫌われるやつよりは遥かにマシだからへーきへーき

胃が痛くなる感じがいいな

この展開は……いやでも。

渋谷さんは現実のモバマスプレイヤーにはこういう反応しそう


凛「……さて三人揃ったし、レッスン場に行こうよ」

卯月「そうだね。ライブも近いし」

未央「じゃあレッスン場に出発しよー!」

凛「すぐ近くでしょもう……」スタスタ

未央「あ、すぐ近くと言えば最近この近くケーキ食べ放題のカフェ出来たんだよ」 スタスタ

卯月「えー! そうなの? どこ?」 スタスタ

凛「この辺なかったもんね。カフェ」

未央「あのねー……」

ガチャ

バタン

これが普通だろう。
クンカーとか気持ち悪いふざけた妄想するような奴にはもっと厳しい対応すると思う。

こうなったらもう事務員さんと仲良くするしかないですね!

これは間違いなくクズアイドル

>>18
いやみんな好きすぎてこうなのかもしれない可能性が微レ存


P「……中々仲良くなれないな……」

P「一回りくらい違う女の子だもんなぁ……仕方ないことかも知れないけど」

P「……」

P「嫌われてるわけではないと思うんだけどなぁ」ポリポリ

P「……はぁ」カタカタ


ちひろ「どうしたんですか?」ヒョコ

P「うわっ!」バッ

ちひろ「そんなにビックリしなくても……」

P「す、すみません。どこに居たんですか?」

ちひろ「給湯室ですけど……」

P「そうですか……」

アイドルがダメならちっひーは天使なはず!!

それはどうかな(反論)

たまにはこういうのもいい


ちひろ「またアイドルたちのことでお悩みですか?」

P「……はい」

P「あの、ちひろさん」

ちひろ「はい?」

P「俺って、やっぱり変なところありますかね……?」

ちひろ「え? うーん……」

こういうリアルな距離感のやつ好きだからもっとやれ

プロデューサーって名前なのに丁稚以下の扱いかよ

仲良くないのに名前で呼ぶとかwそりゃ何この人ってなるわな

アイドル(年齢的な意味で)と同じ目線で話そうとするからダメ うさみんを除く


ちひろ「別にないと思いますけど」

P「そうですか……」

ちひろ「ふふっそんなに彼女たちとの距離感が気になりますか?」

P「まあ……一緒にこれからもやっていく仲間ですしね」

ちひろ「そうですね……でも」

ちひろ「アイドルと物凄く仲良くなんて、そんなことは現実じゃありえませんよ」クス

P「それはそうですけど……でももうちょっとだけ距離が縮まっても……」


ちひろ「気持ちはわかりますけど……」

ちひろ「やっぱり年上の男の人とは、そんなに仲良くなりにくい、接しにくいというのはあると思いますよ」

P「確かに気まずい空気が話すときはあります……」

ちひろ「あんまり気にしないでください。嫌ってるわけではないと思いますから」

P「はい……」

>>26
これだってリアルでもないんだけどな
マネや事務所のアシスタントや雑用って訳じゃなくプロデューサーともなると、
所属アイドルからすりゃ完全に上司な訳だし、このSSの凛みたく小生意気な口訊こうもんなら
女だろうが下手すりゃ殴られるレベル   Pがご機嫌伺いでガキ相手に下手に出過ぎてウザいのは確かにあるが
まぁ、アイマス世界のプロデューサーはアイドルに好かれなきゃ
丁稚奉公や奴隷と扱いが大して変わらんから何とも言えんけどさ


ちひろ「アイドルとプロデューサーの距離感なんて、こういうものです」クス

ちひろ「逆に、これくらいに保たないと駄目なくらいですよ。間違ったことがおきては駄目ですし」

P「仲良くなりすぎても、問題もありますもんね」

ちひろ「はい。それにアイドルじゃないですけど、他の女性なら仲良くなれるかも知れませんよ?」

P「……」


ちひろ「え、スルーですか?」

P「ふふっ……それって、ちひろさんのことですか?」

ちひろ「え、まぁ……はい」テレ

P「あははっ」

ちひろ「な、なんで笑うんですか! 私はPさんのことを思って!」

P「はは……ありがとうございます。ちひろさん」ペコ

やち天


ちひろ「あ、いえ……どうも?」

P「そうですよね。俺には同僚の頼りになる事務員兼アシスタントさんがいるんでした」

P「なんだか楽になりました。だから、ありがとうございます」ペコ

ちひろ「い、いえ! そうですよ? 私も頼りにしてるんですから、Pさんもドンドン頼ってくださいよ」

P「はい」

ちひろ「えへへ……」

P「……よーし、やる気でてきた!」


ちひろ「それは良かったです♪」

P「……あ、ちひろさん」

ちひろ「はい?」

P「今日、良かったら飲みに行きませんか?」

ちひろ「! もちろんです! ご一緒させてください」

P「よかった。じゃあ仕事終わったらいつもの店に行きましょう」

ちひろ「はい♪ あそこ美味しいし安いですからね!」

P「ちひろさんはすぐお金のことになるなぁ」クス

ちひろ「ひ、ひどいですね!」

P「ははは……」


―――

――


確か製作者が曲やライブに口出してもいいように肩書プロデューサーにしたけどやってることはマネージャーですよね

みたいなことを言ってたとか聞いた


――――

ちひろ「Pさん、今日新しくスカウトされたアイドル候補生の方が事務所にくるみたいですよ」

P「了解です。名前は?」

ちひろ「高垣楓さんです」

P「わかりました。会って色々説明しますね」

ちひろ「忙しいのに、急にすみません」

P「いえいえ」

コンコンコン

期待

とても仲良くなれそうなアイドルがきたぞ
やったね、モバP!

ところでmaple poisonという同人誌があってだね・・・・

課金したくなっちゃうな~

嫌われ系のssは最後読者がスカッとしないとダメだよね…
取り敢えず期待しとく

流れ的には chihiro poison になりそうだけどな

Pが不当に嫌われるのも胸くそ悪いから、
もっとビジネスライクなのがいいな

嫌われでも胸糞でもないだろ
ちょっと距離を掴みかねてるだけで

外野が勝手に結末や方向性を決めるなよ。
バッドエンドでも俺は一向に構わんぞ。

とりあえずここまでちひろが天使な訳だがやっぱりちひろがNo.1だってことかな

そもそもアイマスはアイドルとプロデューサーの恋愛認めちゃってる時点で距離感も糞もないでしょう。アイマスの自称プロデューサーさんたちはそういう基本的なところを忘れるくらいアイマスに毒されてるんでしょ。実際にアイドルと仲良くなったら味わうのは背徳感以外にないでしょ。

「仲良くなった」アイドルによるんじゃないかな・・・

黙って見とけばいいんじゃないかな

俺の読みたい内容じゃないからクソ作品


バカの思考回路だよね

>>51
普通に上司とか仕事仲間として仲良くなる発想はないのかよ
仲良くなる=恋愛って…

>>55
ちょっと優しくされると自分に惚れてるとか勘違いするタイプの人なんじゃね


P「来たいみたいだ。はーい!」

ガチャ

楓「おはようございます」ペコ

P「おはようございます。高垣楓ですよね?」

楓「はい」

P「さっそく活動の説明をしますので、どうぞこちらに」

楓「ありがとうございます」スッ


P「……」スタスタ

楓「……」スタスタ

P「……」

楓「あの……」

P「あ、はい?」

楓「ネクタイ、曲がってますよ?」

P「え! あ、すみませんっ」スッ

楓「ふふっ……」スッ

論争するなら雑談スレに行ってやれよ


P「あ……」

楓「はい、直りましたよ」

P「ありがとうございます……お恥ずかしい限りです……」

楓「いえいえ。すこし抜けてるんですか?」

P「いや……まあ、はい。すみません。これから頼りないかも知れないですが……」

楓「ふふ……事務所の中ですし、気にしませんよ。それに……」


楓「すこしくらい抜けているほうが、なんとなく身近に感じますし、嬉しいですから」

P「! そういってもらえると……ありがたいです」

楓「ここの事務所に来るときに、どんな人がプロデューサーなんだろうって、少し緊張してたんですよ?」

P「そうなんですか?」

楓「はい」クス

楓「生真面目で厳しい人だったらどうしようって」

P「それは心配になりますよね」クス

>>55
早苗さんとか菜々さんとなら年下の上司と
年上の部下としていいタッグが組めると思う
人間力高そうだし

やだ、楓さんとすごくいい雰囲気…

日本語おかしい


楓「でもやさしそうな人でよかったです。私の想像してたプロデューサーとは違って」

P「はは」

楓「私、プロデューサーとならうまくやっていけそうな気がします。なんとなく」

P「なんとなくでも、嬉しいです」

P「僕も高垣さんをトップアイドルに出来るよう、一生懸命頑張ります」

楓「楓でいいですよ。これから一緒に活動するんですし……」


P「! え、いいんですか?」

楓「? はい」

P「……じゃあ楓さん。これからよろしくお願いします」

楓「はい♪ 説明、よろしくお願いします」ペコ

P「はい!」


――――

P「と、こんな感じです」

楓「なるほど……」

P「今日はレッスンの予定も、なにも入っていないので、本格的に動くのは明日になりますね」

楓「はい。わかりました」

P「説明はここまでなので、今日はこれで終了となりますが……」

楓「はい……あ、他の子っていまレッスンしてますか?」


P「はい。やっていますよ」

楓「帰る前に少し様子を見させてもらってもいいですか?」

P「全然大丈夫ですよ。じゃあ案内しますね」スッ

楓「あ、さっき説明してもらったのでわかります。プロデューサーがいない素の状態をみてみたいので」

P「あんまり変わらないと思いますが……楓さんがそういうなら、わかりました」


楓「ありがとうございます」

P「いえいえ」

楓「それじゃあ、また明日の朝来ますのでよろしくお願いします。お疲れ様でした、プロデューサー」ペコ

P「はい。お疲れ様です」

楓「では……」

ガチャ

バタン

さて

>>62 菜々さんは17歳だろいいかげんにしろ

ピヨちゃん最強説

楓「ちょろい」ニヤリ

これはダーク楓さんぽい

やめてくれよ……(絶望)

ちっひの嫉妬くるか

一部のアイドルの嫉妬も来てほしい

Pとちっひーが幸せになってもええやろ!

協定により無関心を装っていたアイドル達が動き出すな

まだか


P「……」

P「~♪」カタカタ

ちひろ「機嫌が良さそうですね、Pさん?」ヒョコ

P「!? 」ガタッ

P「びっくりした……」

ちひろ「そんなに驚かなくてもいいじゃないですか」クス


P「あ、すみません……」

ちひろ「いえいえ。なにかあったんですか?」

P「はい。楓さんと少し話が弾んで……」

ちひろ「楓、さんですか……」

P「はい。なんだか明日からのプロデュースに気合いが入ったというか……」

P「今までがなかった訳じゃないですけど」クス

P「少し仲良くなれた気がするだけですけど、頑張ろうって思えたんです」


ちひろ「そうですか……」

ちひろ「良かったですね♪ 前からアイドルとコミュニケーションが取りにくいって言ってましたもんね」

P「はい。だから嬉しくて」

ちひろ「でも、前も言いましたけどあんまり仲良くなりすぎちゃ駄目ですよ?」

P「それはもちろんです」

ちひろ「問題がでたら困りますからね。Pさんが嬉しいのはわかりますが」

P「はい!」


P「さて、渋谷たちとデータ整理もあるし、楓さんの準備もしないと」スッ

ちひろ「あ、お茶いれてきますね」

P「ありがとうございます」カタカタ

ちひろ「……」スタスタ

P「~♪」カタカタ


―――

――



P「おはようございます!

楓「おはようございます、プロデューサー」

P「今日はさっそくレッスン場で動きの様子をみますので、よろしくお願いします」

楓「はい」

楓「あ、プロデューサー」スッ

P「はい? どうしたんですか手挙げて……」

楓「わからないこととか、すぐ聞いてもいいですか?」

P「勿論ですよ。逆に聞きまくってください。それも僕の役目ですし」クス


楓「わかりました。困っちゃうくらい聞きますね?」

P「え、はい……」

楓「冗談ですよ♪ プロデューサー」

P「びっくりさせないでください……」

楓「ふふっ」

俺の楓に手を出すな


――レッスン場――

P「あ、渋谷お疲れさま」

凛「プロデューサー……お疲れさまです」ペコ

P「今日は隣で楓さんの動き見るから、邪魔になったらごめん」

凛「ううん。大丈夫」フリ

P「ありがとう。レッスン止めて悪かった。再開してくれ」

凛「はい」

>>88
お前には俺というものがあるじゃないか


P「まずDVDでダンスを流します。一回か二回見たら軽く映像と同じ動きをしてみてください」

楓「はい」

P「それじゃあ流しますね」カチ

楓「……」ジー

楓「……ここでDVD鑑賞もできそうですね」ジー

P「」ズコ

>>90
この泥棒猫……ッ(ギリッ


――――

P「今日はびっくりしましたよ! ダンスも悪くないし、なにより歌がとても素敵な歌声で……」

楓「ふふっ……ありがとうございます♪」ペコ

P「うん。これならアイドルとして人気もすぐ出ますよ!」

P「レッスンを重ねて、早く楓のファンがたくさん出来るよう、頑張りましょう」

楓「はい♪」


楓「あ……プロデューサー今日の予定って……」

P「僕ですか? 今日は事務処理して終わりですけど」

楓「そうですか……あの、もし良ければ……飲みに行きませんか?」

P「え、お酒ですか?」

楓「はい♪ 私、お酒結構好きなんですよ」

P「そうなんですか! 意外だなぁ」


楓「事務処理なら、私待ちますから」スッ

P「そうですか? すみません。じゃあすぐ終わらせますね」カタカタ

P「そうか、楓さんはもう成人してますもんね。お酒の席ってなかなか考えたことなかったな」カタカタ

楓「未成年の子が、ほとんどですもんね」

P「はい。ちひろさんとしか行ったことないですから、なんだか楽しみです」

楓「私もですよ♪」

P「よーし、早く終わらせなきゃ!」

楓「♪」


――――

アリガトーゴザイマシタ

ガララララ

P「ふう……楓さん結構飲むんですね。お酒もいろんな種類知ってましたし」

楓「ふふっ……焼酎なんかも、しっちゅう飲みますよ♪」

P「あははっ」

楓「♪」



P「じゃあ僕こっちなので、お疲れさまでした、楓さん」ペコ

楓「はい、また明日もよろしくお願いします」ペコ


P「じゃあ……」

楓「あ!」

P「?」

楓「また必ず行きましょうね? プロデューサー」

P「はい!」

楓「それでは」フリ

P「また明日」フリ


P「……」

P「……♪」スタスタ

P「楓さんとは、すごくいい関係で活動できそうだ」

P「早く渋谷たちみたいに大勢のファンの前でライブをさせてやりたいな」

P「楓さんは才能がすごくあるし、あとは俺がもっと頑張れば……」

P「よーし、明日からも頑張るぞ~!」

これは悪女
わるがき楓さんですわ




ちひろ「……へぇ」チラ


そっちでしたか

ちひろVS楓さんか ドロドロになりそうだな


――――

ガチャ

楓「おはようございます」

ちひろ「おはようございます♪ 楓さん」スタスタ

楓「? プロデューサーは?」

ちひろ「電車が遅延してるみたいです」

楓「そうなんですか……じゃあ、待ってますね」スッ

ちひろ「あ、楓さんに少し話があってですね……」

楓「……? なんでしょう」

ちひろ「……」ズイ

楓「……!」ビク

……おいまさか

ああ…そういう

ちひろさんは事務所をスキャンダルから守るのに必死なだけだよ?

天使ちひろ様が新人をいびるわけないから(震え声)

失望しましたもうガチャ回しません

ちひろさんには失望しました、モバP辞めてグリPになります。

あー、やっぱちひろさんアイドルのこと大事に考えてるわー

アイドルが道を誤らないように先手を打つ事務員の鑑

やめておけ
そんなんじゃ次のガチャ回してやんねーぞこら

やち天だったかー

やち糞

おおお落ち着け
まだあわわわわわわてる時間じゃあわわわ




ガチャ

P「すみません、遅くなりました!」



楓「……」

P「あ、楓さん。昨日はありがとうございました」

楓「……えぇ」

P「また、よろしくお願いします」

楓「……」フイ

P「……?」

鬼! 悪魔! ちひろ!


P「今日は昨日の動きをもう一回見ますね。それから曲を歌ってもらって……」

P「あ、先に朝のうちにやるデータ処理があるので、少し待っていてもらえますか?」

楓「……」

P「……? 楓さん?」

楓「すみません……私のこと名前で呼ばないでもらえますか……?」


P「え……」


P「え、あは……えと……?」ポリポリ

楓「高垣と、呼んでください……」

P「な、なんで……ですか楓さん?」

楓「お願いしますっ……名前で呼ばないでください……っ」ペコ

P「っ……」

P「は、はい……わかりました……」


P「じゃ、じゃあ……データ処理するんで待っていてください ……高垣さん」

楓「――私、先にレッスン場行ってますね! ここにいると迷惑かかってしまうかもしれないので……」

P「ちょ、ちょっと! 迷惑だなんて、」

楓「……っ すみませんでした! ……私、プロデューサーに二度と迷惑かけませんから……飲みになんて、誘いませんから……!」ペコ

P「そんな……!」


P「いや僕は――」

楓「それじゃあ――!」ダッ

ガチャ

バタン





P「……」ポリ

P「……はは。なんかしちゃったかな、俺……」


P「――っ」

P「データ処理、しないとな……」スッ

ちひろ「Pさん、どうしたんですか?」

P「っ……ちひろさん……おはようございます……」

ちひろ「おはようございます♪」

ちひろ「……なにかあったみたいですね?」

P「あはは……俺にもなにがなんだか……」




P「さっき楓さん……高垣さんに名前で呼ばないでって言われまして……」

ちひろ「……」

P「せっかく、仲良くなれたと思ったのになあ……」

ちひろ「ふぅん……そうなんですか」

ちひろ「逆に良かったじゃないですか?」

P「良かったって……」


ちひろ「Pさんはプロデューサーなんです。アイドルの子たちと関係をもって、なにか問題を起こしてしまったらまずいんです」

P「……」

ちひろ「もしかして、楓さんと昨日どこかにいきましたか?」

P「飲みに……」

ちひろ「あぁ、ダメですよPさん、飲みになんて」

ちひろ「アイドルと一対一で飲むなんて、スキャンダルになりかねませんよ」


P「でも、まだ」

ちひろ「今はアイドルに成り立てでそんなことないかもしれない。けどこれから人気がでて、一緒にいったらまずいでしょ?」

ちひろ「何回も行ってると習慣になりますし……一回でやめて正解ですよ」

ちひろ「これは、楓さんのこれからの為なんですよ」

P「これからのため……」

ちひろ「はい♪」

こいつ…


ちひろ「楓さんとも凛ちゃんたちみたいな距離感が丁度いいんですよ。プロデューサーとアイドルの関係としては理想的です」

P「……」

ちひろ「現に凛ちゃんたちは今人気がかなりありますが、スキャンダルになったことは一度もありません。これはファンたちからも絶大な信用を得ていることでもあります」

P「確かにそうですね……俺がやったことは、高垣さんの将来を潰しかねなかったかもしれない……」

千川ちひろ[ピーーー]

救いはないんですか??


ちひろ「でもPさんはこれからはそんなことはしない。高垣さんや凛ちゃんたちのためにも、ね」

ちひろ「そうですよね? Pさん」

P「……はい」

P「アイドルと仲良くなろうとしていたけど、それが彼女たちにとって邪魔になるのならしないほうがいい」

ちひろ「……♪」

P「はあ、なにしてたんだろう俺」

ちひろ「早めに気づけてよかったじゃないですか!」

救いがなければ困る!!あ、ちひろルートは無しで


ちひろ「それに……前も言いましたが、私ならいくらでも付き合いますから♪」

ちひろ「飲みにもプライベートで遊ぶのも♪」ズイ

P「あ、ありがとございます……」

P「……渋谷たちにも悪いことしたな。謝らないと」

ちひろ「ふふ……あ、Pさん今日飲みにいきますか?」

P「え? 別にいいですけど」

ちひろ「楓さんと飲んだところ行きましょうよ。良いところだったんじゃないですか?」

P「そうですね。凄く飲みやすいお店でした。じゃあ今日行きますか」

ちひろ「はい♪」

メギドラオン不可避

追い討ちも忘れないのが鬼の流儀


P「あ、そろそろ仕事やらないと……」

ちひろ「じゃあ私お茶いれてきますね」

P「お願いします」ペコ

ちひろ「はーい」タタ

P「……」

P「迷惑かけるかもしれない、か……」

P「高垣さんに迷惑かけそうになったのは俺なのに、どうしてあんなこと……」

P「気にしても仕方ないし、いいか……」


P「俺にはちひろさんみたいな良い同僚もいるんだよな」カタカタ

P「ちひろさんには毎回教えられるというか、俺の自覚が足りないせいで迷惑かけているけど……」カタカタ

P「 ……アイドルたちやちひろさんに迷惑かけないためにももっと頑張ろう」

P「……」カタ

P「……」




P「アイドルたちと仲良くなれるなんてこと、ありえない」ポロ


――――――

終わり

は?

こんな流れになるとは、全く想像してなかった

>>1の書きたいように書いてほしいが、このままちひろルートに行くのは何だか釈然としない……。

おつ
やりやがった
やち糞

こんなに胸糞悪い話は久々だった

おいおい、ここから分岐ルートだろ?
ちひろ大勝利エンド、楓さんも事務員になりましたエンド、凛たちの逆襲エンド…
ほら、まだ続けられるよ?



続けて下さい。お願いします!今年の夏は暑くて困ってるんです!

やっぱちひろって糞だわ

せめて千川がどんな手を使ったか教えてほしい

と思ったら終わってただと?
俺最初は皆牽制しあっててツンツンしてる中、新入りのまゆ(もしくは杏)が普通に接してて。
社長とちひろも雰囲気を見かねて、新しいPを雇って、本人はまゆ(か杏)の専属Pになってまゆ(か杏)大勝利!
最後に凛が「なんだこれ!」で終わりだと思ってた。

これ途中で飽きただろ

外野うっせーぞ

すぐにはできませんが、もう一つのルートでスレを建てようと思っているのでその時はよろしくお願いします
見てくださった方、ありがとございました

>>148

期待して待ちますわ

あーあ…
味方が卯月しかいなかったSSと同レベルの糞さだわ
次回に期待(切実

次にお前は「鬼!悪魔!ちひろ!」と言う

自分の希望通りいかなかったらボロクソ言う奴wwwwww

希望うんぬんよりこんな終わり方かつ胸糞も中途半端で良いとは言えん…

>>148
このスレでやっちくれー

でも言ってる事至極まとっとうだよなちひろ 認めたくないのは分かるけども

うるっせーなこんなくだらん女の屁理屈なんて知ったこっちゃねーよ
なんで個人的なつきあいまでお前なんかにぎゃあぎゃあ口出しされなきゃいけねえんだよ

ちっひが所謂リアル一般論の立場でモバPがアイマス界でのスタンダードの対比みたいな感じ
無論、ちっひ個人のモバPへの思惑込だろうけど。
ちっひがアイドル達にどう言う対応を取っていたのかその辺りの描写が不足してるだけでそこまで糞なSSじゃないと思うけどね

起承転結の転で終わった感じ
めっちゃ消化不良

ちひろさんが楓さんをどう説得したのか、他のアイドルも同じように説得されていたのか、
そのあたりの描写もほしかったな

ちひちゃんがアイドルの将来を見越して的確なアドバイスをしただけでしょ
やっぱ天使だわ

低脳なクソ文盲て扱いやすくていいよね
どんな糞な文章でも、シリアス気取っておけば勝手に得意気な顔でリアリティ(笑)リアリティ(笑)て騒いでくれるんだから
リアリティ(爆)

何で火病ってんの?

モバPはスルーが出来ないから

乙。
せめてもうちょっとちひろの思惑が見えれば…

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