モバP「今日も元気にプロデュース!」 (50)

P「んー……」

ちひろ「どうかしましたか?」

P「いや、ずっとパソコン見てたら目が痛くなりません?」

ちひろ「そりゃあ4時間もぶっ続けなら仕方ありませんよ。ましてや寝不足なら尚更」

P「あ、もう午前になってたか」

ちひろ「どんなに忙しくても時間の確認は怠ったらだめですよ? 感覚無くなると普通の生活に戻れなくなっちゃいますから」

P「……普通の生活ってなんですか?」

ちひろ「私にそれを問いますか?」

P「ごめんなさい」

ちひろ「謝ってる暇があったら手を動かして下さい。2日続けて仮眠室にお泊まりなんて嫌ですからね私」

P「同感。じゃ、ぱぱっと終わらせますか」

ちひろ「はい」

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P「で」

ちひろ「はい」

P「ぱぱっと終わる量じゃない現実が帰ってくると」

ちひろ「200人以上のスケジュール組まなきゃいけませんもんね。私も同数の経費云々の整理してますけど」

P「大体無謀過ぎるんですよ。アイドルとプロデューサーの数が比例してないっ!」

ちひろ「経理の数もおかしいですよね。おかしいですよ!」

P「売れたら人員増やす約束はどこいった社長!」

ちひろ「増えるのはアイドルと私達の残業だけ!」

P「残業手当てなんて存在せず!」

ちひろ「休日出勤なんてお手のもの!」

P「気が付けば冷蔵庫の中の食品は賞味期間を過ぎ!」

ちひろ「自宅のテレビが最後に起動したのは2週間前!」

P「おかげで先月の電気代!」

ちひろ「2407円!」

P・ちひろ「あははははっ!」

ちひろ「気が済みました?」

P「そちらこそ」

ちひろ「私はほら、もう長くありませんし」

P「え?」

ちひろ「もうすぐ王子様が私を迎えにきてくれますから」

P「そんな相手いましたっけ」

ちひろ「……」

P「いたいっ! 無言でファイル投げないで!」

ちひろ「夢をっ! 見て悪いですかっ!」

P「悪くない悪くない! むしろ早く夢を見たい!」

ちひろ「どうせ見えませんけどね」

P「浅い眠りじゃないと見えないらしいですからね」

ちひろ「社長がにこやかな笑顔で領収書の束を差し出してきたのが最後に見た夢です。ちなみに初夢」

P「まさしく悪夢だなそれ」

ちひろ「プロデューサーさんは初夢見ました?」

P「まず年明けてまともに睡眠した覚えがありません」

ちひろ「それもそうですね」

P「いつまでこれ続くのかな……っと。ま行終了」

ちひろ「少なくともゴールデンウイーク過ぎるまでは。というか早いですね」

P「6月はジューンプライド。7月から9月にかけて海での撮影が増えるから出張連発。10月はお月見やらスポーツ祭やらの特番が」

ちひろ「やめてっ! 少しでも希望を見させて下さい!」

P「予め最悪を想像してたら裏切られずに済みますよ」

ちひろ「本当の最悪は想像を超えたところにありますけどね」

P「言わんとしてる事は分からんでもない」

ちひろ「この前の決算とかもう……う。思い出しただけで」

P「やめろ。終わった仕事は忘れるんだ」

ちひろ「終わったって言っても、また来年には」

P「くるー、きっとくるー♪」

ちひろ「きっと狂う♪」

P・ちひろ「あはははは!」

ちひろ「はあ……、こんな事ならドリンクの販売員なんて副業しなきゃよかったです」

P「いいじゃないですか。結構助けられてますよ」

ちひろ「ほんとですか?」

P「ほんとほんと。相変わらず聞き覚えの無いメーカーに不安はあるけど」

ちひろ「細々と経営してる会社ですからねぇ。あ、そうだ。試供品持ってきたんですけど、プロデューサーさん要りますか?」

P「有り難いですけど、ちひろさんの分が無くなるでしょ」

ちひろ「ご心配なく。2本ありますから」

P「そうですか? なら遠慮なく」

ちひろ「ちょーっと待って下さいよー……っしょ。はい、どうぞ」

P「ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ。さっ、これ飲んでちゃっちゃと終わらせましょう!」

P「りょーかい」

P「…………しゃあ! さらばエンターキー!」

ちひろ「うそ!? もうですか!?」

P「もうっつっても2時前ですけどね。あはは、今日も3時間寝れたらいい方かぁ……」

ちひろ「うー。私なんてこのままいったらまた仮眠室ですよ。プランターにお水あげなきゃいけないのにぃ……」

P「あとどれくらいですか?」

ちひろ「30人くらい……」

P「んじゃ半分回して下さい。打ち込みくらいなら俺も出来ますし」

ちひろ「だ、だめですよ! プロデューサーさんは早く帰って寝て下さい! 戸締まりは私がやっておきますから」

P「さっきのドリンクのお代です。ほら、こうしてるうちに時間は減りますよ」

ちひろ「うー……。すみません」

P「お気にせず。俺とちひろさんの仲じゃないですか」

ちひろ「……なんでそんな事躊躇いなく言えるかぁ」

P「え?」

ちひろ「なんでもありませんっ」

 
……………
 ………
  …

P「窓よし、ガスよし、電気よし」

ちひろ「最後に鍵も……よし!」

P「それじゃ帰りますか。送っていきますよ」

ちひろ「いいですよ方向逆ですし。タクシー拾って帰ります」

P「こんな時間に女性を1人にして帰らせるほど余裕が無い訳じゃありません」

ちひろ「……それじゃあ、お言葉に甘えて」

P「どうぞどうぞ」

ちひろ「……でも。やっぱり悪いですよ。プロデューサーさんの家遠いんですから」

P「往復で1時間くらいですからへーきへーき」

ちひろ「どこがですか。もう3時ですよ」

P「1時間ちょっとは寝れますから。なんとかなります」

ちひろ「…………」

P「ちひろさん?」

ちひろ「あ、あの。プロデューサーさんがご迷惑じゃなかったら……」

P「はい?」



ちひろ「うち、泊まりますか?」

P「……へ?」

ちひろ「そ、それなら私も送ってもらえるし、プロデューサーさんも長く寝れるじゃないですか!」

P「い、いやいやいやいや。こんなんですけど俺も男ですからね!?」

ちひろ「普段アイドルに囲まれて生活してるんですから大丈夫ですよっ!」

P「何を根拠に大丈夫だなんて言ってるんですか」

ちひろ「可愛いアイドルにも手を出さないプロデューサーさんなら、私なんかと同じ部屋で寝ても何も起きませんって」

P「どんな理屈だ!」

ちひろ「あ、車なら大丈夫ですよ。近くに駐車場ありますから」

P「いや、あのねちひろさん?」

ちひろ「それとも……、私と一緒に寝るのは。いや、ですか?」

P「――ッ!」

ちひろ「そ、それなら仕方ないですよね。えへへ、変な事言ってごめんなさい」

P「……ああもう! そんな事言われて断れる訳ないでしょ!」

ちひろ「へっ?」

 
……………
 ………
  …

ちひろ「うう。あんなに怒らなくても」

P「ちひろさんはもう少し自分を大事にして下さい。俺じゃなかったら襲われてましたよ?」

ちひろ「……いいのに」

P「何か言いました?」

ちひろ「な、なんでもありませんっ。あ、ここですよ」

P「しかし意外だな。ちひろさんの事だから高級マンションに住んでると思ったのに」

ちひろ「正直ここでも高いくらいですよ。親が最低限のセキュリティーのあるとこにしろってうるさいから……」

P「女性の1人暮らしなんですからそれくらい普通ですよ」

ちひろ「ほとんど居ない家なのに高いお金払うだけ無駄です」

P「それはそうかもしれませんけど、用心に越した事は無いですって」

ちひろ「そうですかねぇ」

P「へえー。可愛らしい部屋ですね」

ちひろ「そ、そうですか?」

P「ええ。もっと閑散とした部屋を想像してましたから」

ちひろ「どういう意味ですか」

P「ご想像のままにあいたっ」

ちひろ「もうっ! お風呂沸かせてきますから、適当に寛いでて下さい」

P「お気遣いなく」

ちひろ「いえいえ」

P(……しっかしまー。本当に女の子っぽい部屋だな。ぬいぐるみまであるし、ちょっと意外かも)

P「……ん?」

ちひろ「ふう。すぐに沸きますからちょっと待――って!?」

P「あ」

ちひろ「み、見ないで下さい! すぐに片付けますから!」

P「そんな投げ込むようにクローゼットに仕舞うとシワ出来ますよ」

ちひろ「うあああ……。これ忘れてたなんて……」

P「いいじゃないですか別に。何着か見覚えありましたし」

ちひろ「見せる覚悟があるのとないのじゃ意味が違うんです!」

P「そんなものですかね」

ちひろ「うう……。次のイベント用を選ぼうとして置きっぱなしにしてたんだった……」

P「いつもの服でいいじゃないですか」

ちひろ「趣味を楽しめる数少ない機会なんですよ!」

P「そういやコスプレが趣味でしたっけ。意外と濃い趣味ですよね」

ちひろ「悪かったですね。私みたいなのが年甲斐も無く制服とか着ちゃって」

P「いやいや、充分似合ってますって。アイドルとしてプロデュースしたいくらい」

ちひろ「お世話は結構です。ほら、もうお風呂沸いてますよ」

P「家主より先に頂く訳にはいきませんよ」

ちひろ「女性の後にお風呂入る気ですか?」

P「いってきます」

 
……………
 ………
  …

P「で」

ちひろ「はい」

P「人がトイレ行ってる間に、貴女は何故床に枕を置いてシーツを被ってるんですか」

ちひろ「同衾しろって言うんですか?」

P「ちげぇ。そこは俺のポジションでしょ」

ちひろ「手伝ってもらったお礼です。気にせずベッド使って下さい」

P「無茶言うな」

ちひろ「私が言うのもなんですが、ふわふわで疲れが取れますよ?」

P「尚更ちひろさんがベッドで寝て下さい。ほら、どいたどいた」

ちひろ「だめですこれは譲りません! プロデューサーさんの方が大変なんですから、これくらいさせて下さい」

P「やたら今日は俺を甘やかそうとしますね」

ちひろ「普段から優しくしてるつもりですけどね」

P「さいですか」

P「でもまあこればっかりは俺も譲りませんよ……っと」

ちひろ「ひゃっ!?」

P「あ、ちょ。危ないからじっとしてて下さい」

ちひろ(お、お姫様だっこ……!)

P「ん……と。はい、枕もお返ししますね」

ちひろ「え、あ。あう……」

P「ちひろさん軽すぎです。ちゃんとご飯食べなきゃ駄目ですよ」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさんは見掛けによらず力持ちなんですね」

P「そりゃあうちのアイドルの相手してたら嫌でも鍛えられますって。きらりとか茜とか真奈美さんとかきらりとか」

ちひろ「うー……」

P「それじゃあ電気消しまっと。なんで服掴むんですか」

ちひろ「……このベッド、結構広いんです」

P「どう見ても1人用ですけど」

ちひろ「つ、詰めれば2人は寝れます。だ、だから」

P「ストップ」

P「さっきあれだけ言ったのにまだ理解してないな」

ちひろ「そ、それでも! プロデューサーさんに少しでも休んで欲しいから……」

P「家まで帰る手間を省いてくれただけ助かってますよ。ほら、朝日が上がる前に寝ましょう」

ちひろ「……や、です」

P「ちひろさん?」

ちひろ「いっつも自分だけ辛い思いして、そのくせ他人は甘やかしてばっかりで……」

P「そんなつもりは」

ちひろ「少しは私を頼って下さい! 貴方がアイドルを支える立場なら、私はそれをサポートする立場なんですよ!?」

P「むう……」

ちひろ「離しませんから。床でなんか寝かせませんから」

P「……はあ。勝てませんね」

ちひろ「……えへへ。悪魔の皮を被った悪魔に勝てるわけないじゃないですか」

P「でしたね。じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」

ちひろ「はいっ」

本日しゅーりょー。

P「では……失礼します」

ちひろ「は、はい」

P「……おお。確かにふわふわだな」

ちひろ「ふふ、でしょ? それが気に入ったんで購入したんです」

P「あー……。この意識持ってかれる感じ最高ですねぇ」

ちひろ「……プロデューサーさんは横向きじゃないと寝れないタイプなんですか?」

P「いや、普段は仰向けですけど」

ちひろ「ならそうすればいいじゃないですか」

P「無茶言わないで下さい。背中向けてるとはいえ女性と同衾してるだけでいっぱいいっぱいなんですから」

ちひろ「変な意地ばっか張って」

P「紳士として当然です」

ちひろ「そうですか。じゃあ……その。おやすみ、なさい」

P「はい、おやすみなさい」

P「…………」

ちひろ「…………」

P「…………」

ちひろ「寝ちゃい……ました?」

P(起きてます)

ちひろ「おーい……、プロデューサーさーん……」

P(あ、背中つんつんするのやめて。弱いんだからそこ)

ちひろ「……よいっしょっ」

P(ぬあ。仰向けじゃなくていいって言ったのに)

ちひろ「えへへ、こっちのほうが寝やすいですよね」

P(確かに楽ですけど、今は寝づらいんですって)

ちひろ「……プロデューサーさん、最近クマが酷いの自覚してますか? とっても心配してるんですよ。みんなも……私も」

P「…………」

ちひろ「……もっと頼って下さい。貴方に頼られる事が、私の存在価値であり……幸せなんですから」

P「…………」

ちひろ「えへへ。私らしくない、か。おやすみなさい、プロデューサーさん」

 
……………
 ………
  …

ちひろ「……おはようございます」

泉「おはようございます」

留美「あら、おはよう。ちひろちゃんにしてはのんびり出勤ね」

ちひろ「ちょっと寝過ぎちゃって。プロデューサーさんは?」

留美「Pさんなら送迎に出てるわよ。はい、プレゼント」

ちひろ「へっ?」

泉「Pからの頼まれ事。とりあえず現状で把握出来てる経費は入力してるから」

留美「私は電話番兼スケジュールの調整をね。書類にまとめてあるから確認しておいて」

ちひろ「……凄い。分かりやすくまとめられてる……」

留美「ふふ。これでも元秘書なんだからこれくらい出来るわよ」

泉「私のも留美さんに確認してもらったからミスは無いと思うよ」

ちひろ「2人とも……。ありがとうございます!」

泉「お礼はPに言った方がいいかな」

ちひろ「え?」

留美「最近遅くまで仕事してたんでしょ? Pさんが言ってたわよ。ちひろちゃん疲れが溜まってるって」

泉「だから私たちに少しでも軽減させてあげてくれないかって頭下げたんだよ、P」

ちひろ「い、いつ?」

泉「今朝。まあ学校休みだから事務所に来てたけど、仕事があるわけじゃなかったし。ちょうどいい暇つぶしになったかな」

留美「私も夕方まで暇だったからね。ちひろちゃん?」

ちひろ「は、はい?」

留美「大変な時はちゃんと頼りなさいよ。私が持ってるスキルが役に立つなら遠慮せず使って」

ちひろ「あ、ありがとうございます」

泉「ま、どこかの誰かは他人ばっかり気にして自分を蔑ろにしてるけどね」

留美「同感。ふふっ」

申し訳ない。
>>24は本日(分)しゅーりょーって意味でした…。
もう少し続きます。

夕方には再開予定。

ちひろ「あーあ。もう。助けられてばっかりだなぁ私」

留美「私たちも普段助けられてるんだからお互い様よ」

ちひろ「でも……」

泉「まどろっこしいなぁ。そう思うなら早くPとくっついてよ」

ちひろ「……はい?」

泉「昨日ちひろさんちに泊めたんじゃないの? P」

ちひろ「ちょ、ちょっと待って泉ちゃん! 誰がそんな事を……」

留美「しかもちひろちゃんのベッドで一緒に寝たのよね。しちゃった?」

ちひろ「し、してませんしてません! ただ一緒に寝ただけですっ!」

留美「ほらね」

泉「すごい。留美さんの言ったとおりだ」

ちひろ「……へ?」

留美「ごめんなさい。Pさんからちひろちゃんの匂いがしたから」

泉「カマかけたってわけ。同衾なんて、やるじゃんちひろさん」

ちひろ「」

ちひろ「」

留美「はあー……。まあ勝ち目の薄い戦いだとは思ってたけど」

泉「私はもともと年端が離れてるし。プロデュース続けてくれるなら応援するよ」

留美「泉ちゃんはいいわよね。まだ時間があるんだから」

泉「留美さんだっていい人見つかるって。まだまだ若いんだし」

留美「お世話でも有り難く受け取っておくわ。ちひろちゃん?」

ちひろ「」

泉「……ありゃ」

留美「顔真っ赤にしちゃって。可愛らしいわね」

泉「それはいいけどどうするの。こんなになっちゃうなんて予測してないんだけど」

留美「気持ちが落ち着くまで待ってあげましょう。ほら、泉ちゃんは経理の続き」

泉「はーい」

留美「さて、Pさんの仕事も片付けてあげましょうか」

ちひろ「」

お世辞じゃないっスかね

 
……………
 ………
  …

P「日付が変わらないうちに終わったなんて何ヶ月振りだろうか……」

ちひろ「留美さんと泉ちゃんに感謝ですね」

P「ええ。今度改めてお礼しますよ」

ちひろ「……プロデューサーさん」

P「はい?」

ちひろ「終電、間に合わないかもです」

P「あ、そうですね。駅まで送りますよ」

ちひろ「…………」

P「ちひろさん?」

ちひろ「……家まで、あの。送ってくれませんか?」

P「え?」

ちひろ「昨日の駐車場まで、お願い出来ませんか?」

P「別に構いませんけど。どうかしました?」

ちひろ「特に理由は無い、です。無理も承知です」

P「……? 了解です。車回してくるんでちょっと待ってて下さい」

ちひろ「……はい」

>>38訂正


留美「お世話でも有り難く受け取っておくわ。ちひろちゃん?」


留美「お世辞でも有り難く受け取っておくわ。ちひろちゃん?」


>>39
ありがとう、助かった。
予測変換め…。

P「珍しいですね。ちひろさんが送ってくれなんて頼むの」

ちひろ「…………」

P「まあ1駅分くらいの距離ですし、頼まれたらいつでも送迎しますよー。なんちゃって」

ちひろ「…………」

P「…………」

ちひろ「…………」

P「……着きましたよ」

ちひろ「……プロデューサーさん。少しお話しませんか?」

P「え?」

ちひろ「ほら、エンジン切って下さい」

P「あ、はい」

ちひろ「…………」

P「で、話って?」

ちひろ「プロデューサーさん」

P「はい」

ちひろ「……ごめんなさいっ!」

P「え。あ、ちょ! 降りるのはいいけど車のキーは返して!」

ちひろ「これを返して欲しくば! 私の部屋まで来て下さいっ。でわ!」

P「でわ、じゃねーっ! 待って下さい!」

タイムアップ。
明日の昼には再開します。

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