スライム「よいしょ!よいしょ!」勇者「……ん?」【安価あります】(44)


勇者「スライムか、魔王城の近くだというのに低級の魔物とは珍しいものだ」

スライムはひたすら小石を積み上げている、勇者には気づいていないようだ。

勇者「どうしたものか……」

>>3 勇者は……

1、スライムのやることだ、放っておこう
2、低級とはいえ魔物、油断は禁物、観察しておくか
3、声を、かけてみようか……

ksk


安価の上下が3だったので3を選択します。

勇者(小さい魔物が懸命に小石を積む、何か意味があるのだろうか)

勇者「おーい、そこのスライムー何をしているんだー?」

勇者が声をかけるとスライムは小石積みを中断させて勇者の方へ振り向いた。

スライム「あのねー、魔王様に『お前は強くなる、だから経験を積め』って言われてねー、でも『けいけん』って何かわかんないからうんどーして、石をつんでるのー」

勇者「そ、そうか」

スライムの知力は高くないようだ、勇者はスライムの知力の低さに気が抜けた。

スライム「がんばって魔王様みたいなむきむきになるんだー!」ぴょんぴょん

スライムはそう言うとまた小石積みに戻っていった……。

>>13 勇者は……

1あの知力の低さは…経験について教えてやろう
2あのスライムは魔王に会ったことがあるようだ、道案内をさせてみるか…
3小石の山に光る何かが見えるな、スライムに確認してみるか…

1
あと可愛いから撫でる

なんか随分と伸びているな>>1は二回しか書き込んでいないのに

1、可愛いから撫でるも採用します。

勇者「スライムよ、経験というものを教えてやろう」

スライム「わーほんとー?教えて教えてー!!」

勇者「ああ、経験というのは……(幼子のようだ、素直で、純粋で……)」

勇者はスライムに経験についてや戦闘、魔法の知識などを教えた。
スライムはそれらを正しく覚え、知力が上がった!

スライム「なるほどー、小石積みだけじゃ強くならないんだー」

勇者「そうだな、えらいえらい」なでなで

スライム「わぁ……お兄さんの手、魔王様みたいー」

勇者はスライムを撫でた、戦いに荒んだ心が少しほぐれた。

スライム「がんばって強くなるぞー!!」

スライムは気合いを入れ、いずこかへと跳ねていった。

>>16 勇者は……

1魔物を強化することになってしまった……と落ち込む
2魔王城に侵入せんと試みる
3なんとなく自分も小石を積んでみる

自分でも予想外の事態です、安価は>>20でお願いします。




勇者(………)

勇者はなんとなく小石を積んでみることにした。

勇者(これは……)

勇者は無心に小石を積んでいる、背後に魔物がいることにも気づかず……。

>>24 魔物は……

1勇者に問いかけた
2勇者と石積みを始めた
3勇者を気絶させた(奇数・偶数秒で分岐)

1


魔物(>>27を採用)「人間がこんなところで何をしている!!ここは魔王城である!」

勇者「スライムが小石を積んでいたのでな、何とはなしに積んでみている
久しいなぁ……黙々と何かに無心で打ち込むのは……」

魔物(>>27を(略)「ああ、魔王様のお気に入りのあのスライムか……」

魔物(>>27(ry)(しかし……人間がなぜこんなところに?まさか勇者か……?
いや、勇者であるならあのスライムを殺そうとするはず、これまでの勇者がそうだった
大方、研究者とでもいったところか…?何にせよ魔王様に報告を)

魔物は姿を消した。

勇者「………」黙々

勇者は石積みを再開した。

それは紛れもなく~♪

やつ(デュラハン)さ~♪

というわけでデュラハンに決定

デュラハン、採用します。

デュラハン「魔王様!」

魔王「デュラハンか……スライムを殺そうしなかった人間のことであろう?」

デュラハン「見ておられたのですね、あ奴はどういたしましょうか?」

魔王「お前は観察が足らぬな、アレも勇者よ」

デュラハン「なっ……!?……気づかずにいたこと、謝罪します!勇者め…この剣の錆にしてくれようぞ……」

魔王「デュラハン、謝らずともよいあの勇者、これまでの野蛮なモノどもと違い話のできそうな奴だ…」

デュラハン「魔王様!まさか奴を城内へ入れるおつもりか!?」

魔王「そうだ、デュラハンも剣を収めよ納得はいかないだろうが、頼むぞ」

デュラハン「……解りました、城内の警備も解いて参ります」

魔王「頼むぞ、デュラハン」


勇者「日が沈んでしまったな、今日は野営をするか」

勇者は手早くテントと結界を張り、夕食を作り始めた……。

>>30 勇者は……

自由、何かすることをどうぞ

一人詰み将棋(ミクロコスモス)をしていた。ちなみに詰みにかかる手数は1000を超える。

ミクロコスモス、調べてきました、寝ないつもりじゃないですか、この勇者。


勇者「む、この動かし方では駄目か」

勇者「……魔王、どうなるのだろうか
この詰め将棋は先人が解いているが、魔王という問題は……誰も解いてはいない
各国からも勇者が送られているが全て返り討ちにあっている
わが国の王からは魔王の言葉を聞けとの命令を受けた
我が王は古代の文献から何かを掴んでいたのだろうか?
幾千の魔物を切り捨てて来た俺は魔王と会話することができるのだろうか?」

勇者「旅の間に詰め将棋も進めて来たがまだ、終わっていない……
この旅は……何が終わりなのだろうか」

勇者は思考の海へと沈んで行く……。


>>35

勇者サイドから変えてみようと思います、話の落としどころはどこだろうか………。

誰サイドにする?

>>31

遅くなりました、再開します、他の意見も無かったのでスライム視点で。

スライム「あのお兄さんに『経験』について教えてもらったよ!」ぴょんこぴょんこ

魔婆「ヒェッヒェッヒェ、あの男は勇者だよ?よく殺されなかったねえ、坊や」

スライム「勇者!知ってる!怖い人間だよねっ!でもあのお兄さんは怖くないから勇者じゃないよ?」

魔婆「ヒェッヒェッヒェ!アレが勇者じゃない?ヒェッーヒェッヒェッ!!アレは勇者だよぉ……ワシらに迷惑な魔物をたーくさん倒してくれた勇者サマさ」

スライム「魔物も怖いもんね…ここは魔王様がいるから大丈夫なんだよね」ぷるぷる

魔婆(人間はワシら魔族と魔物の違いがわからない、坊やさ
ワシら魔族は皆この地で静かに過ごしておる)

スライム「あ、そうだ!おばーちゃん!魔法を教えてよ!」

魔婆「ほー?坊やが魔法を、よしよし……じゃあ、最初は……」

魔婆の指導でスライムは少しの魔法を覚えた。

スライム「『経験』をいっぱい積むんだ!魔王様みたいなむきむきもいいけどお兄さんみたいなキリッともいいな~」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom