上条「おっ、待っててくれたのか」黒子「当然ですの」(29)


上条「風紀委員の仕事は良いのかよ」

黒子「野暮なことを聞くのですわね。お兄様に会うために時間を調整したに決まってますの」

上条「そんな気を遣わなくても…」

黒子「嬉しくないんですの?」ジッ

上条「そりゃあ嬉しいよ。何たって学園都市に来てからずっと一緒の妹分が待っててくれてんだから」

黒子「ならいいんですの」ニコッ

黒子「今日の学校はいかがでしたの?」

上条「週末補習になったぜ」

黒子「相変わらずですのね……」

上条「やめろその目は」

黒子「これ以上補習で時間を潰されたくないですの。こうなったら私が教えますの」

上条「まさか3こ下の幼馴染に勉強を教えてもらう日が来ようとはなぁ……」

黒子「つべこべ言わずにさっさと勉強ですの。今日も部屋にお邪魔しますわね」

上条「どうぞどうぞ」

黒子「具体的にどこが分からないんですの?」

上条「何処が分かんないか分かんない」

黒子「そこまでですのね……」

上条「言うなって」

黒子「ホント、お兄様はいつまでたっても私がいないとダメダメなんですのね」クスッ

上条「いつかはお前の助けなしでも色々こなせるようになりたいもんだ」

黒子「え……いや、お兄様はそのままで……いてほしいですの……」ボソボソ

上条「?」

初春「あ、白井さ~ん」

佐天「上条さんもいるっっ!」

上条「初春さんに佐天さん!久しぶりだなぁ!」

佐天「なーに言ってんですか上条さん。私とはつい三日前に会ったばかりじゃないですかー!」

上条「あ!そうだったそうだった!あの時はどうもな!」

佐天「いえいえ」ニコニコ

黒子「……ちょっと佐天さん?それ、何のお話ですの?私の知らないところで何を……」

佐天「あっ」

初春(佐天さんったら……浮かれすぎですよぅ)

黒子「うーいーはーるー?貴方も何か知っている顔ですわねぇ~」ニコニコ

初春「ひっ!?ち、違いますよ!?私は上条さんとは一週間ぶりですからっ!」

黒子「私の知る限りでは九日ぶりのはずですの~。何をしていたんですの~?」ニコニコ

初春「ひいいいぃぃ!?」

上条「おい黒子。何を怒ってるんだよ」

黒子「止めないで欲しいですのっ!!」

上条「何を勘違いしてるかは知らねえけど、初春さんは俺が道端でぶちまけたプリント拾うの手伝ってくれたんだぞ?」

黒子「ぶっぶちまけたぁ!?お兄様、道端でぶちまけたってどういうことですの!?」

上条「プリントだって言ってんでしょうが!思い込み激しいなぁ相変わらず!!」

黒子「何だ、プリントでしたのね。まぎらわしいですわよ初春」

初春「えぇ~……」


黒子「で?佐天さんは?三日前にお兄様と一体何を?」ジロッ

佐天「秘密」ニコッ

黒子「こぉんの清純派気取りの糞ビッチがぁ……!!」

上条「なんつー言い草だよ!佐天さんも困ってた俺を助けてくれただけなんだってば!」

黒子「お兄様はどんだけいつも困ってるんですの!?」

初春「仕方ないですよぅ、上条さんは不幸体質ですから」

佐天「うわ、ストレートに言うなぁ……」

上条「いや、いいんだけどさ」

黒子「で、佐天さんはお兄様をどう助けたんですの?」

上条「あれは三日前の放課後ことだった……」

――――――――――――

―――――

三日前


上条「よし!今日は特売に間に合った!さっそく……あれ?財布が無い?」

上条「嘘だろ!?せっかく間に合ったってのに……」

上条「昼休みには確かあったはずだよな……とするとどこかで落としたか?」

佐天「あっ!上条さんじゃないですか!どうしたんです?スーパーの前でそんな冷や汗掻いて……」

上条「お、おぉ……実は財布を落としたみたいでさ」

佐天「えっ!」


黒子「なるほど。それで佐天さんはお兄様にお金を貸した……と」

佐天「え?違う違う」

黒子「では一体何を?」

佐天「えーっと……」


―――――――――

―――――


上条「ポケットに入れていたはずなんだけどなー」

佐天「私、今から警備員に届けようとしてた拾いものの財布があるんです!もしかしたら……」スッ

上条「……お、俺のだ!ありがとう佐天さん!!」

佐天「いいんですよ別に」

上条「御礼と言っちゃ何だけど今日は時間空いてるか?晩飯ご馳走するよ」

佐天「えっ!?い、いいんですか!?」

上条「ああ、もちろん!どうせ帰っても一人だしさ」

佐天「ぜひ!」


上条「さて、無事材料も買えたし行こうか」

佐天「上条さん、それ重そうですね……は、半分持ちましょうか?」

上条「ん?いいってそんなの。女の子に、しかも財布を見つけてくれた恩人だぜ?」

佐天「じゃー恩人としての命令です!荷物を半分ずつ持ちましょう!」

上条「な、なんだそりゃ……」

佐天「つべこべ言わない!はい、貸してください!」

上条「お、おぉ……」

佐天(んふふ~~///夫婦持ちだぁ~~////)ニコニコ

上条(なんかよく分かんねえけど楽しそうだなぁ)


―――――――――――

―――――


佐天「……と、いうことがあったんだよ~」タハハ

上条「あの時はホントに助かったよ。ありがとう佐天さん」

佐天「もー聞き飽きましたって!」ニヨニヨ

黒子「………………ゆ、許せませんの!!私を差し置いてお兄様と夫婦持ち!!??一緒に晩ごはん!!?羨ましいですの!!」

初春「し、白井さん落ち着いて……周りの人たち皆見てますよ」

黒子「知ったことじゃないですの!!私のお兄様なのに!!」

佐天「まーまー白井さん。そう興奮しないでよー」

黒子(この余裕……腹立たしいですのッッ!!!)


黒子「わーん!私もお兄様といちゃいちゃしたいですのー!もっとあれやこれやとしたいですのー!」ジタバタ

上条「暴れんなって!子供か!」

黒子「はっ!!私にはまだいちゃいちゃイベントが残されてましたわ!!二人きりのお勉強タイム!!」

上条「おお、そうだよ。早いとこ帰って勉強を教えてもらわないと……」

黒子「ですわね!!!ではそういうわけでお二人とも、ごきげんよう」

上条「じゃあなー初春さんに佐天さん!」

初春「はい、また」

佐天「また晩ごはん食べましょうねー上条さーん」ブンブン

上条「おう。今度は初春さんも一緒にな」

初春「はっ、はい!ありがとうございます!!」

黒子「お兄様、私は?私は呼んでくださらないんですの?」

上条「呼ぶに決まってんだろ?」

黒子「ですわよねー!!ぐふふ……」

上条「怪しい笑い方すんなって」ビシッ

黒子「あぅ」

こんな感じで行きます
出来るだけ早く更新はするつもりです
読んで下さった方々ありがとうございました

あ、別スレと間違えましたすみません

すいませんこのSSは終了します
いつか気が向いたらまた立てるかもです

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