【ポケモン】シロナ「何が何でもヒカリちゃんをゲットするわ」(22)

シロナ「ポケモンリーグで敗れて、もう半年か・・・」

シロナ「思えば、あっという間だったわね。今頃どうしてるかしら、ヒカリちゃん」

シロナ「ヒカリちゃんヒカリちゃんヒカリちゃん・・・あーもう!」

シロナ「我慢できないから探し出してゲット(意味深)しちゃいましょ」

シロナ「こんにちは」ガチャ

アヤコ「あら、チャンピオンさん。うちのヒカリがお世話になりました。ところで、今日はどんな御用ですか?」

シロナ「久々に手合わせをお願いしたかったけど、この様子だといないみたいですね」

アヤコ「はい。今はホウエン地方のラルースで修行していると思います」

シロナ「バトルタワーがある場所ですね。ありがとうございます」

シロナ(旅費がかさむけど、ヒカリちゃんに会えるなら別にいいかな)

ラルース バトルタワー

司会者「レントラーのかみなりが決まったぁ!優勝は、シンオウ地方のヒカリ選手!」

ヒカリ「やったー!ありがとうレントラー!」

レントラー「ギャウギャウ!」

ヒカリ「ポケモンセンターでゆっくり休んで、明後日からまた修行しよ!」

レントラー「ガウ・・・」

ヒカリ「どうしたの?」

レントラー「ウー!ギャウギャウ!」


シロナ「き、気付かれた・・・?」

ヒカリ「レントラーが客席に向かって・・・あっ」

ヒカリ「あ、あれはシロナさん・・・何でこんなところに?」

ヒカリ「それより、とにかく逃げなきゃ。出てきて、サーナイト!どこでもいいからテレポートよ!」

サーナイト「サー」ピュイン


シロナ「そんな、閉会式に出ないまま逃げるなんて!」

シロナ「テレポートで逃げた先はわからないし・・・振出ね」ハァ

暗い建物の中

ヒカリ「・・・ここは、どこかな?」タウンマップショウカン

ヒカリ「うそ、現在位置が表示されてない!」

ヒカリ「サーナイト、もう一度・・・」

緑髪の男「こんなところにお子様が乗り込んでくるとは、外の下っ端は何をしていたのですか?」

ヒカリ「だ、誰!?」

緑髪の男「ここに侵入した罪は重いですよ。下っ端たちよ、このお子様を捕えなさい」

シロナ「手がかりなし、か・・・」

シロナ「いえ、まだよ。ラルースから出たらわかるはずだし、中にいたら居場所を特定できるわ」

ゲーチス「そうです!ポケモンを解放することです!」

シロナ「?」

ゲーチス「そうしてこそ、人間とポケモンは対等になれるのです!」

シロナ「何かの宗教かしら。それよりセキュリティセンターはどこかしら」タッタッター

警視ジュンサー「彼女はサーナイトのテレポートを使ったんですね?」

シロナ「ええ。所在はわかるかしら?」

警視ジュンサー「テレポートで脱出した形跡はありません。まだ街の中でしょう」

シロナ「そう・・・お勤めご苦労さま」

警視ジュンサー「失礼します」ビシッ

シロナ「どこにいるのかしら、ヒカリちゃん・・・」

ガシャン

したっぱ「大人しくしてろよな」

ヒカリ「何で私がこんな目に・・・」

ヒカリ「でも、シロナさん対策に用意してあった糸のこぎりがあるから、牢屋に入れられても大丈夫!」


1時間後

ヒカリ「・・・」カリカリ ガシャン

ヒカリ「やった!開いた!誰もいない今のうちに逃げちゃお」タッタッター

したっぱ「~♪」

ヒカリ(やばっ)ササッ

ヒカリ(早めにポケモンを奪い返さないといけないのに、したっぱだらけで思うように動けない・・・)

「おや、こんなところにお客さんとは珍しいね」

ヒカリ「!?」

N「心配しなくていい。僕はN。君の味方さ」

シロナ「どこもかしこも調べたのに、もうここにはいないのかしら」

シロナ「だったら、もうこの街に用はないわ」フンス


N「あの人が君を狙っている人かい?」

ヒカリ「そう。チャンピオンなのに変態さんなの」

N「そうか。それじゃ、僕が彼女を倒してチャンピオンになろう」

ヒカリ「そんな、シロナさんはアデクさん以上に強いのよ!」

N「僕に任せて。僕はチャンピオンを超える男だ」

N「そこのお方、チャンピオンのシロナさんとお見受けします」

シロナ「何よ、あたしは忙しいのよ」プンスカ

N「僕と勝負してください」

シロナ「忙しいからダメって言ったでしょう」

N「この人を見ても、同じことが言えますか?」

ヒカリ「・・・」プルプル

シロナ「ヒカリちゃぁぁぁぁん!」

ヒカリ「!?」コソコソ

N「賭けです。あなたが勝負に勝ったら、この子を返してあげます。しかし、僕が勝ったら、彼女は僕のものにする」

ヒカリ「そんな、話が違うじゃないっ!ハッ!?」

シロナ「いいわ、受けて立ちましょう・・・」ゴゴゴゴゴ

シロナ「ゆけ、ガブリアス!」

N「ゆけ、ゼクロム」

ガブリアス「ガァ!」

ゼクロム「久々に出番か・・・」

シロナ「ガブリアス!逆鱗!」

ガブリアス「ガァァァァァッ!」ドゴォォ

ゼクロム「・・・ッ!」

N「やりますね」

N「クロスサンダー!」

ゼクロム「ダメだ、近づけん」

N「さすがチャンピオンのポケモン・・・」

ヒカリ「きゃ!」

シロナ「つっかまえたー♡」

N「なっ・・・まさか、ガブリアスは囮!?」

N「あなたは僕を怒らせた・・・!戻れ、ゼクロム」

シロナ「だから言ったでしょう。あたしは忙しいって」

N「ゾロアーク、ドククラゲに変化!」

偽ドククラゲ「ウギャウ」

シロナ「ゼクロムでさえ近づけなかったガブリアスの逆鱗に、ドククラゲが対抗できるわけがないわ」

N「2人を捕まえろ!」

シロナ&ヒカリ「!?」

~~

シロナ「……くっ、捕まってしまったわ」

ヒカリ「あ、あの~。ここは」

N「Nの部屋」

ヒカリ「で、どうしてシロナさんだけをはだかんぼに?」///

シロナ「うう~」

N「おしおき」

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