魔王「ふふ、見事だったぞ」
勇者「お前も十分強かったさ」
魔王「すまんな…」
勇者「何故謝る？」
魔王「せっかく私に勝ったところ悪いが、お前ももう動けまい」
勇者「ああ…そうだな」
魔王「なあ、キスしてくれ」
勇者「は？」
魔王「男と女で、するのだろう？」
勇者「お前何言って…」
魔王「お前と戦っているうちに私は恋に落ちたようだ」
勇者「え、あの」
魔王「大回復呪文！！」ｶｧｯ
勇者「え？」
魔王「これでいいだろう、さあ！私の部屋へ行こう！」
勇者「いやいやいやいやいや」
魔王「ん？なんだ？私の身体では不満か？人間のメスと比べても…」ﾎﾞｲﾝｯ
勇者「くっ…」
魔王「ふふ、正直者め」
勇者「いやだがこれでは勇者としての」
魔王「うーむ、困ったな、私はお前との子供が欲しい」
勇者「」
魔王「あ、固まってしまった…私は石化呪文など使えないはずなのだが…」
勇者「ゆ、勇者が魔王と子供を作るなんて…いかんでしょ」
魔王「せやろか？」
勇者「せやろ…」
魔王「だが…頼む！この通り！私を抱いてくれ！」
勇者「えぇ～…」
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