アルミン「ジャンは意外と好かれている…だと?!」(12)

食堂

エレン「おい!誰だよ!!俺のペンとった奴…!出てこい!」

ユミル「ああ?なんだよ朝からうるせーなー…」

エレン「どうしたもこうしたもねーよ、俺のペンがない!」

アルミン「エレンはせっかちだなあ、ちゃんと探したの?」

エレン「もちろんだ!」


ユミル「どうせジャンあたりが盗ったんじゃねーのか?」ケラケラ

ジャン「はぁ?!」

ユミル「ああそっかお前が盗るのはミカサの…

トーマス「ユミル辞めろよ!!!」

ダズ「ジャンはそんな奴じゃない!!」

フランツ「全くもってその通りだよ!!」

ジャン「お、お前ら…!」


ユミル「?!」

ユミル「マジになんなよわたしは冗談で」

クリスタ「今のはユミルが悪いよ…」

ユミル「ジャン君すいませんでした」

ライナー「変わり身はえーな」

エレン「よく探したらペンあったぞ!!!!」

アルミン「そんなことだろうとは思った」

アルミン (それにしても意外だな…。マルコ以外にジャンを庇う人いたのか…)


トーマス「ジャン、行こう朝食が冷めるよ」

ジャン「おう」

ダズ「ジャン!今日の訓練、一緒に組んでくれるかい?」

ジャン「別に組んでやってもいいぜ?」ドヤァ

フランツ「俺もジャンと組みたかったなー…」

ジャン「明日まで待てって」

アルミン「本当にどういうことだ…?!」

エレン「どうしたんだ?」

アルミン「…ジャンって案外好かれてたんだね」

エレン「俺でもその発言は失礼だと分かるぞアルミン」

アルミン (うーん…なんでだろう?ジャンの性格的に同性から好かれるタイプとは思えない…)

アルミン (…知りたい調べたい探りたい…)ウズウズ

アルミン「ジャンにとても興味が湧いてきたよ」ボソッ

エレン「?!」

ジャン「それでよー」ペラペラ

フランツ「それはねーよジャン」ハハハ

ダズ「リア充は黙ってろよー」ハハハ

トーマス「ゲボダズは黙ってろよー」ハハハ

ダズ「言ったなトーマスゥ~」ハハハ

アルミン「…」ジィーッ

マルコ「アルミン、あっちの方がどうかしたの?」

アルミン「!マルコ、今日はジャンのところ行かないの?」

マルコ「今日はって、アルミン。僕とジャンはいつでも一緒にいるわけじゃないよ」ハハハ

アルミン「あっそれもそうか」

マルコ「それで、アルミンはなんでジャン達の方を見てたの?」

アルミン「いや、なんでもないよ」

マルコ「そっか、なら食べよう」

アルミン「うん。」

ーーアルミンはいくつかのマイルールを持っている。

その一つは何かを調べるときは自分1人でミッションコンプリートすること。誰にも目的は話さずこっそり調査するのが好きなのである。


アルミン「ふふふ…新しい調査対象ができたね…」

アルミン「ライナーはホモなのか?という調査と同じくらい面白い結果を得られそうだよ」

ーーそして人(エレン)は彼をこう呼ぶ。
リトルブラックアルミン教授、と…

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