貴音「765プロの皆の母乳、どれが一番美味か大変迷っておりまして」

響「」

貴音「おや？響、どうされたのですか？」

響「…いや、落ち着け響、これはきっと聞き間違いだぞ…ねえ、貴音、もう一度聞くけど」

貴音「はい」

響「問題って、何？」

貴音「ですから」

響「うん」

貴音「765プロの皆の母乳、どれが一番美味なのか」

響「ちーがーうっ！」

貴音「はて、わたくし何か変な事を」

響「突っ込みどころが多すぎてどうしようかって感じかな！」

貴音「？」ｷｮﾄﾝ

響「そんなに純粋な目で見つめないでよ！自分が何か変な事言ってるみたいじゃん！」

貴音「響、どうしたのですか？」

響「そっくりそのまま返すけど？！」

貴音「ふむ…」

響「首を捻るな！根本的におかしいぞ！」

貴音「本題に入りますが」

響「無視？！」

貴音「やよいの乳は、まるでやよいの姿性格を引き写したかの様に柔らかく優しい味わいなのです」

響「飲んだんだ、飲んじゃったんだ？！」

貴音「しかしあずさの乳は、まるで濃厚なミルクの様で」

響「ミルクだね、人間の！」

貴音「甘く、それでいて引き締まった味の」

響「母乳の引き締まった味とかわかんないよ！」

貴音「…はぁ、わたくしはどうすれば」

響「貴音、一つ言って良い？」

貴音「何でしょう」

響「…何で母乳が出るの、っていう」

貴音「響は…出ないのですか？」

響「出ないよ！そ、その、普通の人は、あ、あか…」

貴音「あか？」

響「その、にんし…」

貴音「どうしたのです響、顔が赤いですよ」

響「誰の所為だと思ってんの？！」

貴音「？」ｷｮﾄﾝ

響「だからその目は止めて！」

貴音「響、どうしたと言うのですか？」

響「うーがーっ！」

千早「おはようございま…す？どうしたの、我那覇さん」

響「聞いてよ千早！貴音がやよいとあずささんの母乳どっちが美味しいかなんて言い出したんだ！」

千早「…それは深い議論になるわ」ｷﾘｯ

響「千早もか？！千早もそうなのか？！」

貴音「ふむ、千早。あなたはどう思いますか？」

千早「甲乙つけがたいですね。高槻さんの母乳は高槻さんらしい、柔らかな味わい。あずささんは濃厚で、それでいて引き締まって」

響「同じ意見かよ？！第一飲んでんのかよ？！」

千早「え？飲んだことないの我那覇さん」

響「普通飲んだことないよ！」

千早・貴音「「…勿体無い」」

響「あーっ！」

春香「おはよーございまーす！」

響「春香ぁ～、貴音と千早がおかしいぞ～！助けてぇ！」

春香「どうしたの響ちゃん？」

響「実は―――――」

春香「うんうん、分かった」

響「良かった…」

春香「私は、千早ちゃんのが好き」

響「そっちかー」

春香「私は、千早ちゃんの母乳が好き」

響「繰り返すな！」

春香「また、千早ちゃんの母乳が呑めると思うと、すーっごく嬉しいんだ！」

響「止めろ！何かこう見たことある構図と表情と台詞で言うのは！」

春香「千早ちゃん、ちょっと飲ませて」

千早「駄目よ春香。今日は美希が一番の日だもの」

響「順番まで決まってるのかー」

春香「えーっ、千早ちゃんの一番搾り飲みたかったのにぃ～」

響「アイドルが一番搾りとか言ってるよ」

貴音「春香…そう言えば、あなたの乳、最近少し薄くなったような気がしますが」ﾁｭｳﾁｭｳ

響「ナチュラルに吸ってるしー」

春香「うぇぇ？ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾖ」

貴音「まさか、ダイエットをしてるのでは」

春香「…実は」

貴音「ふむ…いけませんね、乳質が落ちています。それに肌も少し荒れ気味ですね」ﾓﾐﾓﾐ

響「乳揉んで分かるのか」

春香「うう～、美希にも言われてたんだけど…」

響「変態だーっ！」

美希「おはようなの！千早さん、今日はミキの一番の日なの！」

千早「も、もうっ、大声で言わないの///」

美希「千早さん顔真赤なの、かわいい～」

千早「からかわないで頂戴っ！ほら///」

美希「はいなのー！」

春香「いいなーいいなー」

千早「春香は、後でね///」

春香「千早ちゃん///」

響「」



雪歩「おはようございますぅ…響ちゃん、どうしたの？」

響「雪歩ぉ～！雪歩は違うよね？！ね？！嘘って言ってよ？！」

雪歩「ど、どうしたの響ちゃん、落ち着いて」

響「皆が」

真「おっはよーございまーすっ！」ﾏｯｺﾏｯｺﾘｰﾝ♪

雪歩「あ、真ちゃん、今日も///」

真「う、うん///」

響「…一応聞くけどさ、仕　事　の　事　だ　よ　ね　？」

雪歩「ううん、胸が張っちゃって痛いから、真ちゃんに飲んでもらおうと」

響「」

真「最近、雪歩のお乳の出が良くて///」

雪歩「やん、真ちゃん、そんな///」

律子「はいはい、そこはそこでイチャイチャしない、授乳室はあっち。いつも言ってるでしょ」

雪歩「あ、はい、ごめんなさい///じゃあ、真ちゃん」

真「う、うん///」

響「」

律子「どうしたの？響」

響「いつもの事？」

律子「どうしたの？いつもの事じゃない」

響「」

伊織「ねえ、律子///今日は」

律子「あーさっき小鳥さんに吸われちゃったから…」

伊織「抜け駆けなんてズルいわよ！小鳥！」

小鳥「ピヨピヨピヨ…更衣室で見ていたら、つい」

律子「無理やりは止めて下さいっていつも言ってるじゃないですか」

小鳥「おほほほほ、ほら、伊織ちゃん、代わりにお姉さんの」

伊織「いやよ、昨日アンタしこたま呑んでるんでしょ」

小鳥「即答？！」ｶﾞｰﾝｯ

響「」

響「駄目だこの事務所何とかしないと」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

亜美「おっ、どーしたのひびきん」

真美「うんうん、何か元気ないよねぇー」

やよい「どうしたんですかぁ？響さん」

響「もう誰も信じられない」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

亜美「…何だか深刻そうだよ」

真美「うあうあ～、ひびきんの周りにカビが生えたみたいなエフェクト掛っちゃってるよー！」

やよい「えふぇくと？」

亜美「気にしなくていいよ」

やよい「？」

真美「ところでやよいっち～今日は」

やよい「駄目、今日は長介とかすみの日！」

真美「うぇ～楽しみにしてたのにぃ～」

亜美「お姉ちゃんは大変ですなぁ～」

響「…何なんだ…もう…」ｸﾞｽﾝｯ

???「だ～れだっ？」ｶﾞﾊﾞｯ

響「えっ？！ちょっ？！誰？！」

???「うふふっ、だーれだ？」ｷﾞｭｰｯ

響「あ、あずささん？！」

あずさ「正解～、よく出来ました」

響「何…」

あずさ「亜美ちゃんと真美ちゃんから、響ちゃんが元気がないって聞いたから」

響「だって…だってぇ…」ｼﾞﾜｯ

あずさ「あらあら…」

響「皆おかしいぞ！母乳なんか赤ちゃん以外飲まないぞ！？大体赤ちゃんも居ないのに母乳出るなんておかしいぞ！漫画みたいじゃん！？」ｸﾞｽｯｴｸﾞｯ

あずさ「あらあら、こんなに涙を流して…」

響「あずささぁん…！」ﾀﾞｷｯ

あずさ「あ、あらあら」

響「うわぁぁぁぁん！」

あずさ「あらあら…ほら、響ちゃん…」ｷﾞｭｰｯ

響「あずささん…」

あずさ「…ね、落ち着いた？」

響「うん…ねえ、あずささん」

あずさ「どうしたの？響ちゃん」

響「…おっぱい、飲みたい///」

あずさ「あらあら～良いわよ～」

響(あずささん…)



響(……何だか、凄く落ち着く……お母さん……)

ｺｹｺｯｺｰ











響「うわーーーっ！」



響「…夢…？」



響「そうだよな、そんな事、ある訳無いよね///あははははっ…」



響「わっ、もうこんな時間？！早くみんなのエサの準備して事務所に…！」

響「はいさーいっ貴音！…貴音？」


貴音「どちらも…難しい問題です」


響「」




お わ り