エレン「……俺のこと見てくれてるか……?」 (25)

……青い……


……目の前に広がる青く澄んだ世界……


……美しい青空……


……見つめていると心がとても落ち着く……


……そよ風が俺の身体を優しく包み込んでいく……







……緑が広がる草原に俺は大の字になり、空を見上げている……



エレン「……今日はいい天気だな……」


エレン「……きれいな空だ……どこまで広がってるんだろう……」


エレン「……なぁ……俺のこと見てくれてるか……?」









エレン「……母さん……」







エレン「……ミーナ……」

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>>1

エレン「……母さん……ミーナ……どの雲の上にいるのかな……」



……青空に漂う白い雲……天国はあるのだろうか……



エレン「……母さん……」



エレン「……ミーナ……」

……エレン……生き延びるのよ……








……行かないで……










エレン『やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』













……私、巨人に食べられるの……?







……逃げたいのに……身体が動かない……







……怖い……怖い……怖いよ……






……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……









……エレン……助けて……






……母さん……


……巨人が母さんを……喰らいやがった……餌のように……


……俺の大切な母さん……たった1人の母さん……





……ミーナ……


……俺と同じ班だった……


……彼女も巨人に食われた……


……ミーナと接していくうち、段々と彼女に惹かれていった……


……豚小屋出身家畜以下とかなんとか言った時は、何だこいつって思ったけど……ははは……


……俺は……


……ミーナのことが……

>>1

エレン「……母さん……ミーナ……」



エレン「……」



エレン「……ぐす……」



エレン「……うぅぅ……母さん……ぐすっ……ミーナ……うぅぅぅ……」

進まな過ぎわろた

>>8

良いストーリーにしてみせるので勘弁して欲しい(多分)

>>1

エレン「……うぅぅぅ……えぐっ……母さん……ミーナ……どうして……」




エレン「……ぐすっ……うぇぇぇぇ……」




エレン「……会いたい……会いたいよ……」

クリスタ「わぁ、すごいいい天気!」





クリスタ「ん? 誰だろう?」






クリスタ「……エレン……?」









エレン「……」








クリスタ「……泣いてるの……?」

>>1

クリスタ「……」



エレン「……うぅぅ……ぐす……ああ……うぅぅ……」



クリスタ「(……エレンが泣いてるの初めて見た……)」



クリスタ「(可愛い///)」



クリスタ「(……って違う違う!)」





クリスタ「……エレン……」



クリスタ「……エレンを元気にさせたいな……」



クリスタ「……そうだ!」

クリスタ「エレンと二人きりで遊びにでも行けば……」


クリスタ「よし! これで行こう!」


クリスタがエレンを誘った後のこと




エレン「二人だけじゃつまらないだろ。みんなも誘おうぜ」


クリスタ「……で、でも」


エレン「それじゃみんなのとこ行ってくる!」


クリスタ「あっ……ちょ……」

エレン「おーい、アルミン」


アルミン「エレン、どうしたの?」


エレン「ああ、さっきクリスタに一緒に出かけようって誘われてさ」


アルミン「え!?」


ミカサ「!?」


ライナー「なっ!?」


ジャン「よし!」

エレン「うわぁ!? お前らいつからいた!?」


ミカサ「エレンが言葉を発そうと呼吸をした時に、それよりどういうこと?」


ライナー「詳しく聞かせてもらおうか」


ユミル「私も詳しく聞きたいな。エレンよぉ」ガシ



エレン「痛ててて! 何だよユミル! いや……実は、クリスタから二人で遊びに行こうって誘われたんだ」



ミカサ「ちょっとクリスタの所へ行ってくる」



アルミン「ミカサァァァァ! ちょっと待ってぇ!」



ジャン「良かったなエレン行ってこいy」



ミカサ「フン!」ドガ



ジャン「……」ピクピク



ライナー「二人きりでだと……羨ましい……クリスタが」





>>1

エレン「(……あれ……? 今やばすぎる言葉が聞こえたような……?)」


ユミル「エレン? ライナーに襲われるのと私に殺されるのどっちにする?」ボソ


エレン「……な、何言ってんだよ!」


その後

エレン「な? みんなで遊びに行こうぜ」


アルミン「そうだね。大勢の方が楽しいし(クリスタと二人きりになんかさせないよ。まぁ、エレンの鈍感さが自ら引き起こしたけどね。)」



ミカサ「(クリスタは私からエレンを奪おうとしてる。守らなくては)」


ジャン「(ミカサとくっつくチャンス到来!)」


ライナー「(エレン。俺と遊びたいなら言ってくれれば良いのに……ハァハァ)」


ベルトルト「その顔はやめてくれ」


ユミル「クリスタを守る為に私も行くさ」


サシャ「美味しいものが食べれれば良いです!」


コニー「お前は食い物だけだな」

>>1

ミーナ「楽しみだなぁ」




エレン「……え……!?」





アルミン「エレン? どうしたの?」





エレン「えっ……あ、あれ……?」キョロキョロ




>>1

エレン「……」


ミカサ「エレン?」


エレン「……いや、何でもない……」

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