男「でたなゴキブリ」 (7)

家の中には一匹のゴキブリがいた

男「待ちやがれ」

男「クソッどこ行きやがった」

ゴキブリを見失った男
辺りを見渡すと冷蔵庫の近くにいた

男「見つけたぞ」

男「殺してやる」

そう言うと男はキンチョールを噴射した
ゴキブリはみるみるうちに動きが鈍くなる

男「よし捕まえた」ポイッ

男「疲れたわ…」

男「もう寝るか」

男は深い眠りについた

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 田 / | /|ヽー|‐ヽ |  |   __|__  / ―  / .l ヽ | ̄| |二|
 土 / 亅/ | 人乂」 ∨ ○ヽ ._/|\_ / 、_    |      ̄ ノ _|

男「うっ…ここは…どこだ」

ゴキ娘「ここはゴキブリランドだよ」

男「ゴ、ゴキブリランド!?」

ゴキ娘「そうです」

ゴキ娘「ここにくるのは初めてですか?」

男「う、うん」

ゴキ娘「じゃあ案内してあげます」

ゴキ娘「ついてきてください」

男「えっ、ちょっと」

男は困惑しながらもゴキ娘についていく

男「うわっゴキブリ」

男「気持ち悪い…」

ゴキ娘「人間の方はみんなゴキブリを嫌っていますよね」

男「ま、まぁね」

男「あ、あの名前は?」

ゴキ娘「ゴキ娘です」

男「あなたもゴキブリなんですか?」

ゴキ娘「はい、ゴキブリですよ」

男「そ、そうなんだ…」

男「でも何で人間見たいな姿なの?」

ゴキ娘「これは擬人化って言って」

ゴキ娘「人の姿みたいになれるんです」

男「そうなんだ」

ゴキ娘「あの…」

ゴキ娘「あなたゴキブリ殺しましたよね?」

男「え?」

ゴキ娘「私知ってるんですよ」

そう言うとゴキ娘は怒り出した

ゴキ娘「ゴキブリの気持ち考えたことありますか?」

ゴキ娘「ゴキブリだって好きでこんな姿になったわけじゃない」

ゴキ娘「必死に生きているんですよ」

ゴキ娘「それなのに…なんで…」

泣き出すゴキ娘

男「で、でも気持ちが悪いから…」

ゴキ娘「どうしてそんなひどいことが言えるんですか」

ゴキ娘「あなた」

ゴキ娘「あなたにゴキブリが何したって言うんですか」

ゴキ娘「あなたに危害なんか加えたりしたんですか?」

ゴキ娘「してないでしょ」

男「うるせぇ」

男「見た目がキモいんだよ」

男「殺されたくなかったら可愛くなりやがれ」

男はゴキ娘を殴った

ゴキ娘「ひどい…」

男「ひどくて結構だ」

そう言うと男は立ち去った

ゴキ娘「呪ってやる…」

男は目を覚ました
部屋から出てみると
そこには…

男「な、なんだよ…これ」

ゴキブリが大量に沸いていた
100匹はゆうに越えている

男「多すぎる…」

男「これはゴキブリの呪いだ…」

男は部屋に戻ろうとした瞬間
ゴキブリたちはこっちに飛んできた

男「や、やめろ」

男「くるな」

ゴキブリたちは男に襲い掛かった
男はショック死を起こし死んだ

ゴキ娘「フフッ」

ゴキ娘「ゴキブリを殺すからこんなことになるんです」

そう言ってゴキ娘はどこかに消えていった



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