艦これSS投稿スレ2隻目 (1000)

ブラウザゲーム
『艦隊これくしょん ~艦これ~』
の、SSを投稿するスレです。
主に、一レスや少ないレス数で終わる短いSS、小ネタを投稿します。

※意見や感想はいいですが、他人の作品を煽ったりするのは控えましょう。
※誰でも投稿OKです。
※誰かがSSを投下している最中に割り込まないよう気を付けましょう。
※R指定や極端な鬱展開など、人を選ぶ内容のものは投下前に注意書きをしましょう。
※書き溜めをし、素早い投下を心がけましょう。
※安価作品はご遠慮ください。



前スレ
艦これSS投稿スレ
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/

関連スレ
艦これSS雑談スレ☆2
艦これSS雑談スレ☆2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398658226/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401381142

       _`こ〉__
     /.:/三二三ム:.ヽ
  -‐く7.:/.:!:.:.:.:.:.:.:ハ.:';.:.マ>‐ 、
 L.,_({j.:|{∧.:.:.:.:/´ V;.:.:V__」
   (:./.:从●ー ' ● |:.';.:.:ヽ)  前スレのURL間違ってたデース

    `く{⊃     ⊂|.:.{>'    前スレ
    j个: . _¬_ イ.:/:.',     艦これSS投稿スレ
   Vフ7\/|ト仆く_>‐rf_フ  艦これSS投稿スレ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380039074/) 
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夜 鎮守府の談話室にて

ある非番の夜、私と皐月と卯月はすることもないので怠惰な時間を過ごしていた

皐月「あはは! この芸人さん面白いね!」

卯月「肉襦袢がいい味出してるぴょん」

皐月「そこは別に……長月はどう思う?」

長月「まぁニクジュバンが半分、芸人の力が半分といったところか」

とは言ったものの……私は本を読んでいてテレビの画面を見ていなかった

咄嗟に適当な返事をしてしまった

……というかニクジュバンとは何だ? 響きからしてフランス語のようだが

皐月「えぇ? ほんとにそう思う? 肉襦袢てそんなに面白くないだろ」

卯月「違うぴょん! さっきの面白さは全部肉襦袢の力だぴょん!」

話を合わせる為に急いでテレビの画面を確認したが、何がニクジュバンか特定は出来なかった

卯月ですら知っている単語を今更知らんとは言えんし……

会話の流れから駆逐艦ブレインでスマートに察するに、ニクジュバーンはフランスの芸術家が生み出した映像による前衛的な表現技法なのだろう

誕生して間もない故に評価も別れるし、私が知らなくても無理はない

卯月「長月、もっと皐月に肉襦袢の良さを教えてやって欲しいっぴょん」

長月「さ、皐月はまだニクジュバーンの良さが分からないのか? まったく、子供だな」

卯月「そうぴょん! 子供ぴょん!」

皐月「えぇー……ボクがおかしいのかなぁ……」


終わり




ふと思い付いたネタ投下

※シリアス
※轟沈ネタ含む
※ちょい長い



「私ね、艦むすになる事になったんだ……」

幼なじみにある日突然言われた

深海淒艦と呼ばれる謎の存在が現れてから何年も立つ
それに唯一対抗出来る存在「艦むす」
艤装を付け艦むすになれるのは検査の結果適応性があると判明した者のみ、それも女性のみである

結果、今現在この国での女性が付く仕事での一番の花形とされている

そうテレビで言っていた事を鵜呑みにしていた僕は、幼なじみの彼女が艦むすに選ばれた事を誇りに思い
他人事のはずなのに自分の事のように有頂天になり、彼女を見送った

彼女が本当は不安でいっぱいだった事に気付く事もなく
そしてその結果、彼女と二度と会えなくなる事も
当時中学生になったばかりで、何も知らなかった僕は知るよしも無かった





ーー死亡

彼女を見送って一ヶ月後に届いた報せだった

遠征中に想定外の場所に現れた深海淒艦の部隊に襲われ轟沈したらしい
そう海軍の人から説明があったと幼なじみの母親から聞いた
彼女と幼なじみだった僕には伝えとかないといけないと、泣くのを耐えながら僕に話をしてくれた


数日後、近場の施設で沈んだ艦むす達合同の葬式が行われた
本人のいない形だけの葬式
未だに幼なじみがいなくなった事の実感のわかない僕は
彼女の両親や、他の一緒に沈んだ子の関係者のように涙を流す事も出来ずにただ式に参列していた

途中、お手洗いに行こうと一人会場から離れた僕は女性から声をかけられた


「今回亡くなった子の関係者の方ですか……?」


その女性は幼なじみが行った鎮守府の艦むすで
艦むす代表として軍関係者と来ていた
ーーという子の幼なじみだと名乗ったら
その女性は泣きながら本当にごめんなさいと謝った

そして少し落ち着いた所で


「こんな事を頼める立場ではありませんが、お願いがあります……」


そう言い、僕に少し大きな封筒と手紙を渡し
これをある所に届けて欲しい

そうお願いされた

そして、幼なじみは本当は事故ではなく殺されたと聞かされた

熟練の艦むすですら突破の難しい海域に無理やり出撃させて弾除け扱い
轟沈の危険があっても進軍させ主力を温存させる特攻隊として駆り出されたと

訴えようにもその提督と息のかかった者により揉み消され、鎮守府内では何も出来ない
だからこれを然るべき場所に届けて欲しいという事だった


手紙は自分の書いた嘆願書で
大きな封筒には証拠となる亡くなった艦むすが……
幼なじみが書いた日記等が入っている
本来なら処分されてしまう所だが何とか確保出来た分らしい

無理な出撃を止められなくてごめんなさい
助けられなくてごめんなさい

一式を受け取り別れ際に再度謝られたが
その目は虚ろで、何処を見ているのかよくわからなかった……



式が終わり帰宅出来たのは夜だったので、預かった物は翌日届ける事にし
自室へと戻った
預かる時に、日記ではあるが両親には見せたりしないように注意を受けた
もちろん、辛い気持ちになるだけだから貴方も見ない方がいいと



だけど、僕はそれでも読んだ
そこで初めて彼女が艦むすになった時に感じていた不安を知り

鎮守府に漂う不穏な空気
日に日に実態を理解し逃げたい、家に帰りたい、お父さんやお母さん、学校の友達や僕に会いたいという希望と
今日はあの子がいなくなった、次は私だという絶望

死にたくないと書かれた狂気


日記には彼女の無念が詰まっていた


翌日、朝一に家を出た僕は艦むすの人に教えられた場所へ向かい
入り口の守衛に簡単な説明をしたら中へ案内され、そこにいた担当の者と名乗る兵隊に事情の説明と預かった物一式を渡した

嘆願書と、証拠となる物品を一通り読んだ兵隊は

全ての提督がこのような事をする訳ではないが、中には非人道的な事をする輩がいる
事情により、表に情報は出ることは無いが
そういう者を捕まえるのが我々の仕事だと言い最後に

「ありがとう、辛い中よく届けてくれた。後の事は任せて欲しい」

肩に置かれたその兵隊の手と言葉からは頼もしさと一緒に怒りを感じた

それから数日後、その鎮守府の提督が変わったらしいと噂話を聞いた


表に話が出なかったが、あの人達が何かをしてくれた
それだけはわかった

そして、何気なく生きてきた僕はその日から明確な目標を見つけ、それに向かって全力で走った
もう二度と会えない幼なじみの分も一緒に



ーーーーそれから沢山の年月が過ぎた

今俺はある鎮守府にいる




ーー提督執務室

そこには一人の少女が提督へ叫んでいた

もう誰かを無駄死ににするような出撃はしたくないと

しかしその提督は動じるどころか笑っていた
「もう少しで敵の基地が叩けるんだ!今行かなくては奴等が直ぐに体勢を建て直してしまう、これは無駄死にではなく名誉の戦死だ!!」

提督は大事な人を深海淒艦のせいで失い狂っていた
ただただ深海淒艦を殲滅する事のみを目標としていた

誰の犠牲も問わない、敵への怨みだけの塊である




だが、それを俺は許さない




「どうも、提督さん。憲兵です。」


部屋に踏み込んだ俺はその狂気化した提督へ引導を渡す
部下に提督を連れていかせもう大丈夫だと駆逐艦と思われる少女へ話かける

その少女は少し幼なじみに似ていたせいか
普段なら他の者に任せるが、ありがとうございますと泣く少女を落ち着かせてからその鎮守府を後にした


成果が表に出ることはない
それでも、彼女のような存在をこれ以上増やさない為に
俺は今日もあの日目指した目標へ向けて自分の戦い続ける……

以上です



いつもスレの変態共のところへ唐突に現れる憲兵さん
彼らもきっと何かを思って職務を全うしてるのだと考えてたら
こんな文を思い付きました


みなも、憲兵さんに踏み込まれるような事をしたら駄目だぞ!

乙でした
よし、沈没艦ゼロの我が鎮守府には関係無いな!
でち公!オリョール行くぞ!

>>17
もしかして前艦これの安価もの書いてたりする?

ドロップ艦だけでバシー島行かせて大破等で出撃出来なくなったら改修素材にするのは憲兵的にセーフ?

>>19
疲労無視の和民鎮守府には憲兵さんむかっちゃうぞー

>>20
いいや、自分のスレは持ってないし立てた事もないよ
前スレなら何度か投下した事あるけど

>>21
個人的だが、それは日雇いやらバイト艦と思ってる
もちろん大破進軍してないならね
尚、我が鎮守府は正規雇用(ロック付き)のみで運営しとります

少しお借りします


諸兄らには最早言うまでもないことではあるが、艦娘とは兵器である。
則ち、工廠において大量生産される存在である、という事だ。

だがそれは同時に、ある一定の確率においてミスが生じる、
不良品粗悪品、或いは欠陥製品なる物が生産されてしまうという事でもある。

通常、そういった類は製造プロセスの中で排除され、出荷されることにはならないのだが、

極々稀に『諸々の事情』でそのまま出荷される物が、ある。

まあ兵器という特性上、当然そのまま運用、という訳にも行かないので
『欠陥品』は一ヶ所に纏められ、そこで『処理』する……となる訳だ。



あぁ、つまり何が言いたいのかというとだ、
俺が指揮しているのは欠陥品の寄せ集めで作ったジャンク艦隊、って事さ。

.


「あぁ……疲れた。筆を走らせる系の仕事は肩がな……」

一日の仕事を終わらせ、凝った肩を解していると、ドアをノックする音が聞こえた。

「お疲れ様提督、お茶でも入れましょうか?」

「陸奥か。とびっきり熱いやつを頼む」

戦艦陸奥。
俺の艦隊────艦隊と呼ぶにはあまりに歪だが────における、貴重な砲戦力だ。
41cm連装砲を4基装備し、圧倒的な火力で敵を薙ぎ払う姿は、嘗てBIG7と呼ばれ畏怖されたそれに相応しいと言える。

────ただし、それは41cm三連装砲を4基装備できる場合の話だ。

俺は煎茶を啜りながら今日の戦果を再確認する。

「第二海域、基幹艦隊と思しき艦隊に接触、交戦するも撃滅には至らず……か」

「ごめんなさい、私の火力があと少し足りていれば……」

そう。この陸奥が抱える致命的な欠陥、それは第三砲塔がまるで使い物にならないという事だった。
確かに陸奥、という艦娘は全体的に第三砲塔の調子を気にする傾向があるが、こいつはその調子がずば抜けて悪い。
あらゆる手段を講じたが、結局何をどうしても第三砲塔の爆発を避けられないと、着任の際に聞かされた。
仕方が無いので、俺は第三砲塔に何も搭載せずに運用している。

.


「お前が反省する必要はないだろう、陸奥。戦闘データを解析してみたが、相変わらずの命中率じゃないか。我が艦隊の旗艦に相応しい戦果だと思うぞ?」

「それでも……」

「それでも、じゃない。お前の第三砲塔が使い物にならないのは百も承知だ。その上で私は作戦を組んでいる。今回の戦果はむしろ予想以上の好成績なんだ」
「それとも、お前は私の立案した作戦に何か不満でもあるのかな?」

「そうじゃない!けど……」

「分かった分かった。要は自分の火力不足が不満なんだな?」

「えぇ……」

「成程。所で話は逸れるが、今回のMVPはお前にしようと思う。で、褒賞を与えねばならないと思ってな」

そう言って俺は、執務机の中にしまっておいた文書を取り出した。
【極秘】と判が押されたそれを、もったいぶるようにして渡す。

受け取った彼女の目が大きく見開かれた。

「これは……46cm三連装砲の開発許可書?!」

.


「使えるハードポイントが3つしか無いなら、その3つにより強力な火砲を搭載すればいい」
「……実に合理的な判断だと思わないか?」

「それはまぁ、そうだけれど。それにしたってこんな物をどうやって……」

彼女が驚くのも無理はない。
46cm三連装砲といえば、かの大和型戦艦に搭載された、最新鋭かつ最大そして最強の艦砲だ。

故にその開発には厳しい制限がかかっている。現時点でこれを所持している艦隊とは、横須賀や舞鶴、呉の第一艦隊くらい、
つまりは聯合艦隊の中核を成す大艦隊だ。

本来なら、俺のような辺境の一司令官が手に入れられる代物ではない。しかし、

「まぁ……私にも『諸々の事情』があるんだよ。上層部には少し顔が利いてね。」

そう、このジャンク艦隊は軍部の『闇』にあたる部分だ。

当然そのトップにある俺は、軍部に関わる様々な『事情』に関わっているし、それを何時でもバラ撒ける立場でもある。
そういう混み入った事情を抱えているお偉方は、何としてでも俺の機嫌を損ねる訳にはいかないのだ。


ある種綱渡りでもある。だが俺は、奴らの忠犬になる気は毛頭無い。因果応報とも言える弱みに、どうしてつけ込んでいけない理由があろうか。

.


「まぁ今は資材やその他の兼ね合いもあるし、1基くらいしか作ってやることもできないが、いずれは3基全てを換装できるようになるだろう」

「提督……ありがとう!」

予想外の褒賞を貰ったからだろう、今の彼女は何時になく上機嫌だ。
一対一の状況が状況でなければ一眼レフでも使ってこの笑顔を保存しておきたいが……流石にそれは出来ないかな、うん。
中々珍しいものを見ることが出来た、それだけで十分満足としておこう。

そんな彼女を見ながら、ふと考える。

────俺は軍人としては全く失格の部類に入るのだろう。
この艦隊だって元々、軍部の汚点のなるだろう欠陥品を秘密裏に『処理』する為の物だった。
それをわざと無視して、自分の好きなようにやっているのは何故か。一歩誤れば自分自身の安全も保証出来ないのに、それでもこの艦隊を運用するのは何故か。


やはり、不良品という烙印に絶望している彼女等に同情したからなのだろうか?

それとも小さな自尊心を満たす自己満足の為か?

或いはこんな辺境へ追いやった上層部へのささやかなる復讐心?


……いや、これだと断言出来る理由は無いのだろう。
そもそも、理由なんて必要無いのかもしれない。
重要なのは、欠陥品だと言われ続けた彼女らがここで活躍する事が、俺自身の喜びにもなるという一点のみ。
その為ならば、俺は綱渡りだろうが火の輪くぐりだろうが、何でもやってやろうじゃあないか。

.


「提督?どうしました?変な顔して……」

「いや、何でもないよ。少し考え事をね」



────適材適所、という言葉がある。
成程。軍人として欠陥品の俺は、欠陥品揃いのこの艦隊こそが相応しい場所という訳だ。

.

以上です。

本当は、「足の遅い」島風とか、「夜闇が怖い」川内とか、「装甲化が不十分な」大鳳とか、
書いてはいたんですが、ここをお借りする関係上あまり長くするわけにもいかないので

4人の中から一つ選ぶならこれかなーなんて、ここでお披露目に至った次第です。

乙なのです
つれづれの人に似てるね

叢雲「あー、疲れた、あ、艦これが始まる」

叢雲「あーよかった、間に合っtあああ、きゃあああ!、や、やだ、やめって 助けっwwてwwキャwwwwww」

提督「うはははは、まてぇい、私の名前はドクロ提督、今日からお前は私とカキタレ(仮)になるのだ」

叢雲「やだあああ、誰か助けてええええ!!」

???「まてぇええええい」


押入れから
暁「アカレンザッ!」

玄関から
雷「キレンジャイ!!」

タンスから
響「アカレンジャイ」

家の奥から
長門「アカレンジャイ!!!!!!!」ビックセブン


電「キレンジャイなのです!」


「「「「「五人そろって! ゴレンジャイ!!」」」」」ばばーん


提督「……ちがう…なんか、一人おかしい!!」

長門「え?」

提督「ほかも、おかしいけど一人だけ圧倒的におかしいやないか!!」

終わり

一発ネタ、誰か同じネタで書いてもいいのよ


押入れから
連装砲ちゃん(大)「アカレンソー!」(声:島風)

玄関から
連装砲ちゃん(中)「アオレンソー!!」(声:島風)

タンスから
連装砲ちゃん(小)「キレンソー」(声:島風)

家の奥から
連装砲くん「モモレンソー!」(声:天津風)

窓の外にぶら下がっているもの
連装砲の頭「連装砲ヘッド!!」(声:潮)


「「「「「五人そろって! ゴレンソー!!」」」」」ばばーん



提督「窓の外、怖いやろがっ!!」

連装砲ちゃん達www可愛い


いいよーいいよー


さて、自分も投下します

ーー提督執務室

金剛「…………」

金剛「えへへ……///」(お腹サスリサスリ



パタン

執務室の中をこっそり覗いた後部屋の中の金剛に気づかれないよう静かに閉められる扉
その外には提督と数人の艦むすがいた


摩耶「で、だ。金剛さんがここ暫く一人になった時にああしてるのは何なんだ?」

霧島「しかもた●ごクラブまで用意してますね……」

提督「言っておくが、俺は今まで一度も金剛とそういう事はしてないからな」

鈴谷「へー。っていうか、仮とはいえケッコンしてプライベートでも恋人なのに提督手出してないんだ…………不能?」

提督「黙れ処女ビッチ。手出してないのには色々事情があるんだよ」

鈴谷「事情って何さ? 後ビッチ言うな」

摩耶「(処女は否定しないんだ……)」

提督「霧島は知ってるが、うちと金剛達の両親が仲良くてな。俺が大学行く為に実家離れた時は一時的に疎遠になったけど、ここで会う以前、ずっと昔からの付き合いなんだよ。だから金剛達の本名も知ってるぞ、プライベートではそっちで呼んでるし」

霧島「指令には小さい頃よく遊んでもらいましたね。それで金剛お姉様が一番なついてて……『大きくなったら私がお嫁さんになりマース!』ってよく抱きついて」

摩耶「え?金剛さんの片言訛りって艤装の副作用じゃなくて素なのかよ!?」

提督「あー、アイツは本当に帰国子女だからな……後一時期留学もしてたはず」

鈴谷「ああ、どうりで……でそれが何で手出さない事になるわけ?」

提督「えーっとだな…………霧島、言っていいのか?」

霧島「あまり広められても困るのでここだけで留めて貰えれば……」

提督「……そのな、金剛達の親父さんってのがな……横須賀鎮守府の元帥、ーー提督なんだよ……」

摩耶「マジかよ!?」

鈴谷「ーー提督っていったら横須賀元帥でも無茶苦茶上の人じゃん!? 提督玉の輿?」

提督「そんなんじゃねーよ。むしろ、他より厳しめに見られて苦労が増える……」

霧島「先日年明けの挨拶で両家揃った時もお父様と指令のお父様にこっぴどく絞られてましたね……」

提督「でだ、その時に親父さんに言われたんだよ『ケッコンカッコカリも将来結婚する事もこのまま精進すればお前なら別にかまわん。だがな、結婚……いや、正式な婚約前に手出したら……わかってるな?』って……」

鈴谷「でも現在た●ごクラブってるよ?」

摩耶「正直に言っちゃえよー手出したって」


霧島「いえ、多分あれは金剛お姉様の勘違いの可能性大なの……うちは四姉妹で娘だけな結果、親バカで……その、性に関する知識から遠ざけさせてたのよ……」

摩耶「それってつまりコウノトリとかキャベツ畑みたいな?」

提督「アイツ、幼少期に英国文化に触れてたのもあってそういうファンタジー的なのを抵抗なく受け入れて、そっちの知識はそのまま箱入り娘に育っちゃったみたいでな……流石今はそんな事言わないけど、多分具体的に子供の作り方わかってない……あの親父さんの事だから確実に回避させてる……」

霧島「ちなみに私は、学生時代に医学方面の勉強中で調べてるうちに自力で……比叡姉様や榛名もそれぞれ知る機会があったみたいで今は知ってはいるみたいですが……」

鈴谷「でもああなるって事は何かしらはしたって事だよね?心当たりは?」

提督「……この前のアイツの誕生日の日の夜な、せがまれて一緒の布団で抱き合って寝た……物理的な意味であって寝間着もちゃんと着てたし性的な事はキス以外一切無しな」

霧島「あ?……中途半端な知識で勘違いしてそうですね……」

鈴谷「逆にそこまでやって何もしなかった提督がすごいんだけど……マジで不能なの?それとも意気地無しの童貞?」

提督「お前後で説教な、ついでにいうと大学時代に付き合ってた彼女で卒業済だ。後、その日は流石に耐えるに苦労してろくに寝れなかった……」

摩耶「提督も苦労してんな…………で、今の金剛さんになると……どうすんの?」

鈴谷「いい加減に本当の事教えるしかないんじゃない?」

提督「間違って親父さんの耳に入る前にどうにかはしたいな」

霧島「……指令、手遅れかもしれません……お父様から今からそっち顔出すから指令を捕まえておけとメールが……」

提督「………………\(^o^)/」





ーー1週間後『食堂:間宮』


摩耶「にしてもこの前はすごかったな。元帥が執務室に入ってきたと思ったらそのまま提督にぐーぱんかまして……その後金剛さんが直ぐ様元帥にぐーぱんかまして…………」

鈴谷「鬼の元帥って言っても結局は父親なんだね……娘に正座させられて説教か……」

摩耶「『papaとは暫く口も聞きたくないデース!!』 」

鈴谷「ハハハ♪似てる似てるww ぶちギレ金剛さん状態だったからな……あんなに怖い状態、特別海域に出た時でも見たことないかも」

摩耶「で、あの後は霧島の姉さん達になだめられて『お勉強』と」

鈴谷「そういえばさ……最近やけに金剛さん元気良いしずっとキラキラ状態だよね……」

摩耶「逆に提督は疲れた顔してるな……」


金剛「hi!摩耶、鈴谷。この前はお見苦しい物見せてsorryネ」(キラキラ

摩耶「いや、あたし等はたまたま居合わせただけだから」

鈴谷「気にしてないから大丈夫だよー」

金剛「お詫びに、今日のlunchは私が出しておくネー。たーんと、召し上がれ!」(ツヤツヤキラキラ

鈴谷摩耶「「あ、ありがとうございます……」」

金剛「それじゃあ私は提督と食べるから失礼するネー、see you!」(ツヤキラ


摩耶「今、雑誌持ってたよな……」

鈴谷「た●ごどころかひ●こもあったね……」


摩耶鈴谷「「まさかね……」」


ー艦ー

以上です


本当は、金剛の誕生日SS書きたかったのが
当日までにネタが出来ず、誕生日後日談って形でこんなんになりました

本当にどーしてこーなった……

すーぱー厨二病物語を衝動に任せて書き上げたので投下
お目汚し失礼しますと先に宣言しておきます、はい



疾く、ただ疾く――
        オリジナル
名を知られた真艦では無い量産型といえ、世に謳われる傑作艦、特型駆逐艦『吹雪』の名を関したその艤装を纏った男は、ただ疾走っていた。

蒼空を、雲一つ無い蒼空を。

それは敵を狩るためか?

否、敵から逃げるためである。

「なんだよ――なんだよ、アレはっ!?」

彼の背後の蒼空を駆ける、速度に優れているとは言えぬ戦艦型の艤装を纏った男。

そう、速度に優れているとは言えぬ――のだ。

少なくとも、一般的には『そう』なっている。

戦艦型艤装は長大な射程と、圧倒的な破壊力を持ち得る。

しかし、接近してしまえば―駆逐型艤装の射程に入りさえすれば。

それは単なる大きな的と化す。
       ロングランス                                         ショウコウケイレンソウホウ
蒼空を滑る酸素魚雷が、小さく、連射性に優れる故に接近戦では最高の武装と成り得る12.7cm連装砲が。

戦艦型の重甲であるが鈍な―厚いだけの装甲を貫く。いや、貫く筈だった。

「なのに、なのに、何故――!?」

『アレ』は、駆逐型艤装よりも早く蒼空を駆けられる!?

「く、そがっ――!」

逃げきれぬ。そう判断を下した男は振り向く。
                                                             セオリー 
正しい。艦娘艤装を纏った者同士の戦闘で、敵機が自機より素早く、かつ背後から追ってくる場合の常套手段――尤も、常は駆逐型艤装が戦艦型艤装に取る手段ではないが。

戦車の装甲すら易易と砕く12.7cm連装砲は、背後の艤装を正確に貫き、爆散し――

――それでもなお、それは変わらず、疵一つなくそこに在った。

「…はァ、あ、うァァ――!」

冷静であれるはずが無い。

男は優秀な兵士である。故に逃げない。殲滅させる。それが彼の判断。

特型駆逐艦艤装の生命線、61cm3連装の魚雷。

かつては海を滑っていたそれが、虚空の流れを掴み、真っ直ぐに標的へと殺到する。

どんな装甲でも貫き、内部で破裂し、艤装を喰らう雷。

大和の国が誇る、最強の兵器。



背後の男は、身動ぎすらせずにそれを受ける。

当然爆ぜる。一度ならず何度も爆ぜる。

目の前の敵の装甲を破り、完全に無力化するために。

爆炎が蒼空に犇き――やはり、その戦艦は、そこに在った。

『ふむ、いや―形だけか、吹雪に似ているのは』
          コピー
『…しょせんは贋艦、よな』
                       メタルエコー
無機質でありながら、感情の籠もった金打声。

「…長門、戯れるな」

『承知した、提督』

それに反応して、背後の男が初めて口を開いた。

歳相応とは言えぬ、よく落ち着いた声。

だが、彼にはそんなものは耳に入らない。
   コピー
「…贋艦!?ま、待て、じゃあ、もしかしてお前は――」

『…すまぬが』

零に傾けていた主砲の仰角が上がる。
 アルジ
『提督が急げと言うのでな、私としてはたまには世間話もしたいのだが、ね』

『この堅物に、機嫌を損ねられたのではたまったものでない』

食事が減っては敵わん―金打声は、まるで世界の危機だとでも言わんばかりに大仰にそう言って。

主砲―41cm連装砲を、男に向けた。

「…深海に与する者、生かしてはおけぬ」

『ま、そういうわけだ――』

恨むなよ、という声は、発射の際のあまりの爆音にかき消され。
        コピー
数瞬の後、贋艦―量産型艦娘艤装『吹雪』型の装甲が、弾けた。



「…これで最後か?」

その光景にさして何を思ったわけでも無さそうな男の声が問う。

ややあって、金打声が多分な、と応じた。
                      ドンガメ
『生憎ソナーは付けてないんでな、潜水型がいたら補足は出来ないが…電探には反応はないよ、提督』

「そうか」

『おいおい、もうちょっと労ってくれても良いじゃないか――』

「提督」

突如、金打声が、男が纏った艤装が掻き消える。

果たして蒼空から投げ出された男だが、その躰が海へと堕ちることは無かった。

男は、彼よりやや小さい女に抱えられていた。

――海の上に『立つ』女に。

「…勝手に艦娘艤装を解くんじゃない、長門」

「良いだろう、どうせ敵もおらん」

「しかし――」

抱えられた、ともすれば滑稽に映る態勢で不満を漏らす男を、女が制す。

「たまにはこうして潮風を直に感じるのも悪くは無い―と、思わんか?」

「…別に」

「……つまらんな、落とすぞ」

「やめろ」

「はっは、なに、冗談だよ、提督」

「貴様には使命を―あの深海棲艦の打倒を果たして貰うまで、死んで貰うわけにはいかんからな」

――なればこそ、私が守るのだ、その時まではな。

潮風に髪を靡かせた女が言う。まるでそれが当然の事だとでも言いたげに。

「…お優しいことで、重畳の至りだ」

「ははっ」

静かに、女は笑う。

これは、ある一人の男の物語。

男は、英雄では無い。

彼が行うのは救済でも施しでも慈悲でもなく。

ただの殺戮。ただの虐殺。

目的の為の、その為だけの勝手な殺人。

故に、男は英雄ではなく。

ただ一人の悪鬼で在った。



――『戦艦悪鬼長門』 

積極的に黒歴史を創造していくスタイル
いつか頑張ってこれを書き上げてスレ立てるんだ…

何言ってんだと思ったらそういうことか

日付が変わる前に投下だ

注意:一部の提督以外にとって意味不明かもしれません



「────よう。久しぶり、か?」

「ああ、久しぶり。ようこそ我が鎮守府へ」

「最近顔を見ないと思ったら、こんなところにいたとはな」

「肩書きは昔のままさ。それに、ここが本来の私の場所だからね」

「そうか、そういやそうだったな『提督』?」

提督「……まぁ今は君を呼んだ理由だ」

「そうだ。お前なら俺を呼ぶ前に、『鏃』がいるだろう?」

提督「確かにそうだが、今回はあいつらよりも君に頼みたくてね」
  「何より君が最も得意とする事だから」

提督「────他でもない、『銀鷹』。君に頼みたいんだ」




銀鷹「俺が得意とする?」

提督「これを見てくれ」

銀鷹「何だこれ……兵器の仕様書か何かか?この女の子は一体?」

提督「そいつが『大鯨』。今回の戦略目標だ」

銀鷹「…………おいまさか」

提督「話が早くて助かるよ。そう、君には『捕鯨』をして貰いたい」



銀鷹「……帰るわ」

提督「待ってくれ!頼む君の力が必要なんだ!!」

銀鷹「馬っ鹿じゃねぇの?わざわざ呼びつけといてやる事は女の子の誘拐かよ?!しかも明らかに戦力的不正じゃねーか!」

提督「誘拐じゃない救出だ!それに今は資材が足りないんだよ!頼むよ20年来の付き合いじゃないか!」




銀鷹「…………今回だけだからな?後で何か奢れよ」

提督「マグロの刺身を用意してるよ」

銀鷹「上等。それじゃ、『銀鷹』……出るぞ」






提督「…………ふぅ、やっぱ持つべき物は友達だな!」

この後、過剰戦力の使用その他の罪状でとにかく拷問にかけられた提督がいたとかいなかったとか


以上

うん、分かる人にだけ分かって貰いたいネタでした
でも、「大鯨」の文字を見たとき、これを連想せずにはいられなかったんだ
ほら……どっちも間接的に艦これと関わってるしさ……

あぁ、もし「何言ってんだこいつ」っていう方がいらしたら、大百科で「捕鯨」の項目を見て下さいな

そしてゲーセンに行きましょう

R-18 注意

電「早く抜けなのです」

提督「うっせ、抜けねーんだよお前こそ慣れてるんだから早く緩めろよビッチ」

電「はっ、このキッツキツのアレが見えねーのですか? 入れたからって調子のんなよ やりちんが」

提督「そのキツキツのせいで抜けねーんだろ、たく、ハメてアヘダブ決めさせようとしたのにこれだよ」

電「お前にそんな技術ないのです、早くその小さいのをもっと小さくしろ」

提督「あ? 何ならR-18Gぐらいのことやってもいいんだぞ俺は、なかにだーれもいませんよをリアルでやってやろうか」

電「そんなことしたら、お前死ぬのですよ、知ってる? お前他の艦むすから嫌われてるから」

提督「は? そんな見え透いた嘘が通ると思ってるのか? お前だって駆逐艦からは上司に媚び売る早さなら稲妻級だって言われてるぜ?」

電「ははは、そんなの気にしないのです、だいたい媚びうるのは出世の定石ですよ? やらないほうが悪いのです」

提督「それで体を売った結果コレだけどな」

電「はぁ、マジでないのです……」

提督「とりあえず緩めるか」

電「どこ触ってるのですか? そんな趣味とは知っていたのですけど改めて変態ですね」

提督「お前こそココゆるゆるじゃねーか、なに? 普段はこっち使ってるの? おむつプレイとかしちゃってるの?」

電「やろうと思えばできますけど?」

提督「……おう」

電「ふっ」

提督「で? いつまで締め付けるの? いい加減お前の臭い液で指がふやけてきたんだけど」

電「自分の穴でもいじってたらどうですか? 全然気持ちよくないのです」

提督「あ? じゃあ、弄ってくれよ、いつも自分の弄ってるんだろ?」

電「汚いからやだのです」

提督「はぁ」

電「あ、おしっこでそう」

提督「まじかよ……なんでやるって分かってたのにして来なかった」

電「イクと同時に出すと喜ぶと思って」

提督「いや、それまじで困るから叢雲の時は泣くやら掃除するやらでろくな思い出がないんだよ」

電「あーだから叢雲とは風呂場でやるのですか」

提督「あぁ、癖がついちゃったみたいでな……」

電「相変わらずの変態ですね、だからヤるのは嫌だったのです」

提督「お前が初期艦の癖に最後だからな、いつもその生意気なケツに突っ込もうと思ってたよ」

電「良かったですね夢が叶って、そして最大のトラウマが出来て」

提督「あぁ、最高最悪のプレゼントありがとな……」

電「あ、でる」

提督「え?」

電「司令官は浴びるの慣れてるから大丈夫なのです」

提督「いや困るって……あーあ」

電「おもらしプレイとかうける」

提督「うけねーよ……はぁ……」

電「あ、抜けました」

提督「もう、汚くなってもいいや、ケツ向けろ」

電「はいはいなのです」




提督「ケツ締めすぎだろ……」

電「ふふ、また抜けなくなりましたね」

終わり

空母系列は夜戦だと役立ずだよな?と思ったらなんか電波受信したんだが…

【夜戦】潜水艦の場合

伊168「夜は私達の世界よ!」

伊58「夜のゴーヤ達は無敵でち!」




伊19「イクイクイク~~!」



【夜戦】駆逐艦の場合

不知火「徹底的に追い詰めてやる…!」

電「下等生物は皆殺しなのです」




如月「さぁ提督…ベッドに行きましょう?」

【夜戦】軽巡の場合

神通「油断しましたね…次発装填済みです!」

大井「なんで生きてるのなんで邪魔するのねぇなんでなんでなんで」




龍田「天龍ちゃん…夜戦しよ…?」

天龍「ぇ?ちょっ…やめ……アァン」



【夜戦】重巡の場合

羽黒「これ以上、やらせません!」

足柄「お前達の所為だ…お前達の所為でまた婚期が……沈め!沈め!!沈めぇぇぇぇぇ!!!!!!」




愛宕「わたしが得意なのは…ンッ…コッチの夜戦よ…♪」

【夜戦】戦艦の場合

日向「面倒だな…ここで殲滅させてもらう!」

大和「実戦です!待ちに待った実戦!!この大和、全力で殺らせていただきます!!!」




山城「私…だいたいベットにいますよね……」



【夜戦】空母の場合

蒼龍「対空見張りも厳として、よろしくね」
コ コ
加賀「提督の隣は譲れません…」

鳳翔「お風呂よりご飯より、まず私ですか…ふふっ、いいですよ」




龍驤「ウチこんな体形やし…夜はなんもできひんし……提督満足できんやろ……?」



【夜戦】最後はこいつら

ヨ級「モウクチクカンモコワクナイ」

リ級「ワタシモヤセン、デキル」




ヲ級改「ヨルナラ犯レルトオモッタカ?」

レ級「ヒルニアレダケヤラレテ…マダタツノカ、タイシタモノダナ」

姫「アンアン…キシム…サウンドニ……オボレナサイ…」

提督がちょっとと言うかそれなりにと言うかかなり危険な状態だけど終わり

電波受信した所為か空母系列はベットでもされるがままだと思う

艦これSS雑談スレ2の877様が元ネタですが、6レスほどの短編を投稿させて頂きたいと思います。
超次元サッカーする艦娘です。
駄文ですが、よろしくお願いします。

【超次元サッカーする艦娘】

五十鈴「サイドラインは五十鈴にお任せ!」

五十鈴は素早くサイドラインを抉って行く。

時間はない。この攻撃が中断されれば、恐らく直ぐにでも後半終了の笛はなるだろう。

現在のスコアは1-1。

だが、こちらのチームはキーパーの蒼龍が負傷。既に交代枠を使い果たしている。

延長戦になれば、まず勝ち目はない。

つまり、この攻撃が失敗することは即ちウチのチームの敗北に等しいのである。

霧島「ここから先は通さないわ!」

五十鈴の前に相手サイドバックの霧島が立ちふさがる。

五十鈴「邪魔よ!」

時間がないと言わんばかりに、五十鈴は素早く抜き去ろうとする。

霧島「右と思わせといて――左!」

霧島の読みどおり、五十鈴は左へと動いていた。

――ただし、五十鈴のみ。

霧島「なっ、ボールは!?」

ボールが五十鈴の足元にないことに気を取られたのは一瞬。

五十鈴「……五十鈴には一瞬で十分よ!」

五十鈴は更に加速し、霧島の右に通したボールへと追いつき、ワンタッチ。

霧島「そんな……霧島のデータ以上の動きを!?」

五十鈴「さあ、決めてきなさい!」

そして、センタリングを上げた!

金剛「Wow! Goodなセンタリングデース!」

このセンタリングに合わせるのは私達のツートップの一人。

快速FWの金剛である。

赤城「やはり金剛さんですか――ですが、貴方の41cmキャノンはもう私には通用しませんよ!」

相手ゴールに立ちふさがる巨大な壁。一航戦、赤城。

一回目の金剛のシュートこそ不意をついて決めることが出来たが、それ以後は全て私達の攻撃をシャットアウトしている。

金剛の必殺シュート『41cmキャノン』も同様にだ。

赤城「――さあ、今度も止めて見せます!」

今回も今までと同じように止めてみせる。赤城からはその自信が垣間見えた。

金剛「――ですが、今回のMainCastは私ではありまセーン」

赤城「……なっ!?」

しかし、金剛は絶好のセンタリングをあえてスルーした。

そのこぼれ球に走りこむ小さな影。

それは――

金剛「頼みましたよ、電さん!」

電だった。

電「き、来たのです……!」

電が勢い良く、右足を振り上げる!

蒼龍「電さん、お願いします!」

雷「やっちゃいなさい! 電!」

暁「電! あんたならできるわ! 一人前のレディーたる、この暁の妹なんだから」

響「……信じるんだ、自分を」

北上「まー、電っちならやってくれるっしょ」

五十鈴「五十鈴が運んだんだから、しっかり決めなさい!」

熊野「電さん、頼みましたわよ!」

神通「電さん……あなたなら」

榛名「はい、電さんなら大丈夫です!」

金剛「Finishを決めてください!」

電「みんながつなげてくれたこのボール……絶対に決めるのです!」

そうだ……電はたしかに自分に自信の持てない、弱い女の子かもしれない。

提督「けれど、だからこそできることがある」

雷のようにひたむきでなく、響のように冷静でなく、五十鈴のように明晰でなく、熊野のように優雅でなく、金剛のように大胆でなく、赤城のような誇りもない、ただの少女でしかないのかもしれない。

――だからこそ、電は悩み、そして努力しつづけた。

提督「そんな電のシュートを、私は見たい!」

電「――あああああっ! 電の本気を見るのですっ!」

電の持てる全ての力を込めた、最後のシュートが放たれた!

バチッ! ――ジジジジッ!

雷光をまとい、シュートはゴール目掛けて飛ぶ。

赤城「――なるほど! これが電さんの全力ですね。素晴らしい」

赤城は不意をつかれたはずの、電のシュートに対しても。動揺も――そして油断も見せなかった。

電のシュートに尊敬と――そして必ず止めるという自信を持って。赤城は飛んだ!

赤城「止める!」

雷光の前に、全く恐れをなさず、赤城は両手を差し出す!

バチィ!

大きな衝撃音と、雷鳴がフィールドに鳴り響く。

赤城「――ッ! 一航戦の誇りに掛けて! 止めてみせる!」

赤城は耐えた。おそらくは自身の誇りを掛けて。そしてチームの誇りを掛けて。

電「――なのですっ!」

だが、それはシュートを放った電も同じ。

今まで流した汗と、そしてチームの想いを乗せて放ったシュート。

赤城「っああああ!?」

お互いの衝突の軍配は上がった。

赤城の両手は弾かれ、ボールはネットを焼き切り、裏の広告板を突き破る。

電のシュートが、あの赤城からゴールを奪った瞬間だった。

電のゴールを告げる、ホイッスルが鳴り響く。

電「……やった? やったのですっ!? みんな、電がゴールを決めることができたのです!」

雷「やったじゃない、電!」

金剛「Congratulations!」

五十鈴「ま、五十鈴が運んだボールよ、決めて当然でしょ」

北上「それより、電っちが撃ったシュートの威力が半端ない件について」

響「おめでとう、電」

蒼龍「やりましたね、みなさん!」

提督「……よくやったぞ、電」

電「み、みんな。その、ありがとう、なのです!」

――終了――


書けば出ると信じて……


提督「……ふぅ、一段落ついたし休憩にするか、雪風」

雪風「わかりました!」

提督「それにしても、最近暑くなってきたよな……」

雪風「もう6月ですから……ふぅー」パタパタ

提督「もう6月か、早いもんだな……そういや、たしか冷蔵庫に……あったあった……じゃーん、ハ○ゲンダッツ! ほれ、雪風。他のみんなには内緒だぞ?」

雪風「わぁ! ありがとうございます、しれぇ!」

提督「ちゃんと味わって食えよー……あー、うめぇ。やっぱ暑いときにはアイスだな」

雪風「はいっ! んー、おいしいですっ」

提督「うまうま……ところで、雪風。ウチに来てからどうだ? 何か困ったことはないか?」

雪風「いえ、特にありません! 陽炎姉さんや、不知火姉さん、黒潮姉さんは優しいですし、他の皆さんにも良くしてもらってますから」

提督「……そうか、それなら良かった。今はまだ4隻だが、お前たち陽炎型の他の姉妹も
、俺が必ず見つけ出すと約束する。だから、それまで待っていてくれ」

雪風「はい、ありがとうございます、しれぇ! 雪風も司令のため、全力で頑張りますっ!」

提督「ああ、頼りにしてる……っと、アイスが溶けちまう、やべやべ」

雪風「ああっ!」


提督「……あー、うまかった。高いけどたまに食べたくなるんだよな、これ」

雪風「しれぇ、ごちそうさまでしたっ!」

提督「おう、お粗末さん……ああ、そういえば、近々お前の力を借りることになるかもしれないぞ」

雪風「雪風の力をですか?」

提督「北方海域において、駆逐艦のみで遂行しなければならない作戦があってな……実戦経験の多い吹雪たち特I型の皆に行ってもらう予定だが、どうもかなり難しい作戦らしい。だから、もしかしたら基礎能力の高い、お前たち陽炎型や島風の力を借りることになるかもしれないんだ」

雪風「雪風たちの力を……わかりました! しれぇ、雪風はいつでも出撃できます! 雪風の力が必要になったら、いつでもお呼びくださいっ!」

提督「おう、もしものときは頼んだぞ……さて、それじゃ休憩も終わりにして、仕事にもどるとするか」

雪風「はいっ!」

提督「えーと、アレどこやったっけな……」

雪風「もしかして、コレのことですか?」

提督「おー、それだよそれ。ついでに、あの書類も……」

雪風「それなら……」

……
…………


終わり


3-2は初期艦の吹雪と特I型の子たちでクリアしてみたいなぁ → 陽炎ちゃんかわいい、不知火ちゃんかわいい、黒潮ちゃんかわいい → 吹雪を差し置いて陽炎を駆逐艦で初めて改造する。続いて不知火、黒潮も → なんか島風建造できた。これなら雪風って子も……? → そういえば2-2で陽炎型の浜風って子がドロップするらしい。それなら、陽炎型+島風で3-2挑戦してみたい。 → 陽炎、不知火、黒潮の近代化改修を進め、雪風建造と2-2で浜風ドロップを目指すも、まったく出ず → やっぱり吹雪たちで挑戦してみようかな←今ココ
……すまん、吹雪。

とりあえず、雪風ちゃんと浜風ちゃん、ついでに朝潮ちゃんは早くウチに来てくださいお願いします(土下座

提督「っぷはぁ……旨い!!」

雪風「司令、飲み過ぎじゃないですか」

提督「ははは、あの乱戦に生き残ったんだ、こんな時に飲まないでいつ飲む」

雪風「でっ、でも」

提督「大丈夫です!! 提督は沈みませんっ!」

雪風「雪風の真似しないでくださいっ! しれぇっ!!」

提督「大丈夫大丈夫、俺は酒で死ねるなら本望だよ」

雪風「もーっ」

提督「それにな、俺はお前に乗っている限り死ぬ気はないよ」

雪風「?」

提督「お前は皆の希望なんだ、そんなお前に乗ってる俺が死んだら色々と問題があるからな」

雪風「……」

提督「だから、戦時中でも、どんなに絶望的でも、お前に乗っている者はアホみたいに酒を飲んで騒ぎ倒し明るくしていないといけないんだ」

雪風「しれぇ……そんなっ」

提督「だから俺は酒を飲む、お前も沈まないように頑張ろうな!!」

雪風「はいっ!雪風、頑張り……?」

提督「よし、雪風も飲んでいいって言ったしもう少し飲むぞー」

雪風「あ、あれ?」

終わり

慣れてないキャラは難しいね

一発ネタだが長くなってしまった、取りあえず投下する

※謎シリアス注意


- 北太平洋海域中枢 -



提督 ≪ 離島棲鬼の撃破を確認!総員、良くやってくれた! ≫


矢矧「やった…これで戦いが終わるのね…!」


雪風「やりましたね、矢矧さん!」


矢矧「ありがとう、雪風も良く頑張ってくれたわ」
   「はぁ~、終わったと思ったら少し気が抜けちゃった」


提督 ≪ 帰投するまで気を抜くなよ、とにかく早く戻ってこいよ! ≫


矢矧「了解!」
雪風「了解しました!」

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- 北太平洋海域周辺 -


雪風「それにしても大変な戦いでしたねぇ」


矢矧「ええ、でも勝てた。これで提督との約束も果たせるわ」


雪風「司令との約束、ですか?」


矢矧「えぇ、実はこの海域を制圧出来たら彼とケッコンする約束をしてたの」


雪風「えぇっ!?そうなんですかっ!!」


矢矧「もう指輪も書類も用意してあってね」
   「きっと、帰ったら制式にプロポーズしてくれて──」



提督≪大変だッ!そっちに正体不明艦の砲撃が──!!≫





矢矧「なッ───」








ドオォォォォォッ!!!!


雪風「──えっ?や、矢矧さん?」


提督≪矢矧、応答してくれ!!雪風、矢矧はどうなってる!!≫


雪風「そんな…矢矧さんが…なんで…ッ!」


提督≪クソッ…畜生ォッ!どいつがやったんだ!≫


雪風「!!敵艦を確認!」

雪風「あっ、アレは…!?」







???「──戦う理由はできましたか?」








     戦艦棲姫・大和「──ねぇ、雪風」







.



大淀≪た、大変です!戦艦棲姫から核を搭載した戦略爆撃機がっ!!ああ、なんて数なの!?≫


提督≪こんな時に…!雪風、今から支援艦隊を緊急編成する!それまで持ちこたえてくれ!≫


雪風「そんな、大和さん…どうして…?」


大和「…矢矧には悪いことをしてしまいましたね」
   「ですが、彼女は私の計画の大きな障害となる存在、致しかたありません」


雪風「っ!矢矧さんを犠牲にしてまで成し遂げたい計画ってなんなんですか!?」


大和「…良いでしょう、貴女には教えてあげます」





大和「──但し、生き残れたらですけどねッ!!」 ドォンッ!!


雪風「くっ!!」 ササッ!!



大和「今のを避けるなんて、お互い腕は衰えていないようね」


雪風「や、大和さん…!!」


大和「──不沈艦っていうのは、戦場に長くいた者達の過信」


大和「あなたの事よ、雪風」 ドォンッ!!



提督≪たった今支援艦隊を送り出した!≫


提督≪そして解析した情報によると、核搭載爆撃機はその戦艦棲姫によって存在を維持されている!≫


提督≪爆撃までに支援艦隊が間に合うかわからん、ソイツを攻撃し、轟沈させてくれ!≫


雪風「司令!相手は大和さんなんですよ!?」


提督≪知っている!砲撃だけでは装甲は打ち破れない!接近して魚雷を叩き込め!≫


雪風「そういうことじゃありません!大和さんを沈めるだなんて──!」


提督≪だから『知っている』!俺だって好きで沈めたいわけじゃない!≫
   ≪だがな、アイツは矢矧を沈めただけじゃない、世界中の人間を皆殺しにする気だ!≫


雪風「ッ…!」 ジャキッ!!


大和「やっと私に砲を向けたわね、戦う覚悟は出来たのかしら?」


雪風「なんで…」
   「なんでこんなことをしたのか…」




雪風「教えて貰いますッ!」 ドォッ!!


大和「そうね…雪風、貴女は何故私と戦っているの?」


雪風「大和さんが、矢矧さんだけじゃなくていろんな人に酷いことしようとするからです!」


大和「そう、人のため…ね」


大和「ねぇ雪風、貴女が今守ろうとしている『人間』は私達に何をくれた?」


雪風「えっ?」


大和「深海棲艦と戦うために生み出された私達を、人は化け物と蔑んだ」
   「貴女だって、どんな目にあったか忘れた訳じゃないでしょう?」


雪風「そ、それは…!」


大和「核を使って全ての人類を滅ぼし、艦娘と深海棲海による世界を作る──」


大和「──それが私の目的よ」


大和「そうね…雪風、貴女は何故私と戦っているの?」


雪風「大和さんが、矢矧さんだけじゃなくていろんな人に酷いことしようとするからです!」


大和「そう、人のため…ね」


大和「ねぇ雪風、貴女が今守ろうとしている『人間』は私達に何をくれた?」


雪風「えっ?」


大和「深海棲艦と戦うために生み出された私達を、人は化け物と蔑んだ」
   「貴女だって、どんな目にあったか忘れた訳じゃないでしょう?」


雪風「そ、それは…!」


大和「核を使って全ての人類を滅ぼし、艦娘と深海棲海による世界を作る──」


大和「──それが私の目的よ」


雪風「…司令、一つだけ答えて貰って良いですか?」


提督≪…なんだ?≫


雪風「矢矧さんのことは、本当に愛していたんですか?」
   「世間には白眼視されす艦娘を、愛することができていたんですか?」


提督≪無論だ。艦娘だろうとなかろうと、矢矧だからこそ愛していた。≫


雪風「──わかりました。その答えだけで、雪風は戦えます!」


雪風「雪風は沈みませんっ!」


提督≪先ほども言ったが、接近して魚雷を叩き込むというのが一番勝率が高い≫
   ≪それに、46センチ砲は射程が長すぎる。懐に入れば副砲以外の射撃は受けない筈だ≫

提督≪無論、隠し玉がある可能性もある。だがあれだけの数の爆撃機を維持した上で隠し玉があったとすると──≫


雪風「──それはもう詰みと言っても良いでしょうね。」


提督≪ああ、だから考える必要は無い。バッと近づいてガツンと殴ってやれ≫


提督≪…大和を頼んだぞ。雪風、貴艦の『幸運』を祈る!≫


大和「作戦会議は終わった?」


雪風「はい、遠慮なくいかせてもらいます」


大和「どうあっても人間を守るのね。ええ、きっと貴女の方が『正しい』のでしょう」


大和「こうして見ると、私と貴女は鏡のような物ね」
   「向かい合って初めて、本当の自分に気づく」


大和「人に絶望し、滅ぼそうとする私と」
   「人に希望を見出し、護ろうとする貴女」


大和「かつては轡を並べて戦った仲だっていうのに、こうまで正反対とは思わなかったわ」


雪風「…でも、きっとどこか似ていたんでしょうね」
   「似ているからこそ、こうして向かい合った」


大和「…少し喋りすぎたわ、手早く仕切りなおしましょうか!」 ドォンッ!!


雪風「───」 ササッ!!


大和(早い…!ならば!) ドドドドォッ!!


雪風「!」(弾幕ですか!止むタイミングを見計らいます!)


大和(範囲が見切られている…!でも、もう砲身を休ませないと!)


雪風「…そろそろですか」 スッ


大和「!」 ババババッ!!


雪風(副砲に切り替えている内に接近しないと!)


大和(射線を見切って突撃してくる!マズい、接近戦!)


雪風「ハッ」 バンッ!!


大和「うっ!」(主砲で牽制された!もう魚雷が必中する射程内に──)


雪風「大和さん」


大和「っ!?何?」


雪風「この距離に入った時点で、雪風の勝ちです。」


大和「…そうね、いくら私でも酸素魚雷を同時に何発も打ち込まれたら沈むわ」


雪風「…雪風は」
   「雪風は自分が正しいのかどうかわかりません」
   「艦娘としては、大和さんの言い分も──」


大和「雪風!」


雪風「ッ!」


大和「忘れたの、ボサっとしてると貴女の負けになるわよ」




大淀≪爆撃機郡が防空識別圏に到達!数が多すぎて撃墜しきれていません!≫


提督≪…………≫


雪風「うぅっ──」



大和「良いから撃ちなさい、臆病者!」



雪風「うわぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」



大和「撃てッ!!」



バシュッ...


ドァォォォォォォッ!!




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雪風「司令…」


提督≪…なんだ?≫


雪風「雪風は正しかったのでしょうか…?」


提督≪さあな、それは俺にもわからん≫
   ≪だがな──≫


雪風「?」




提督≪──お前が撃ったから、正しかったかどうか悩む事ができる。それだけだ≫

終わり
元ネタは某戦闘機ゲー
矢矧を出落ちに使ってしまって申し訳ない
誰か大和ください


提督「っと、そろそろ昼休みか。何食べようかなぁ」


瑞鶴「て、提督さんっ!」


提督「ん、なんだ?」


瑞鶴「お弁当作ってみたんだけど、食べる?」


提督「えっ、マジで?食べる食べる!」


瑞鶴「そ、そう!」 ホッ


瑞鶴「あっ、でも勘違いしないでよね!」


提督「?」


瑞鶴「このお弁当は提督さんの為に作ったんじゃなくて」
   「提督さんのことが大好きだから作っただけなんだからねっ!」


提督「はいはいテンプレ乙……うん?あれ?」

終わり、瑞鶴ってツンデレなんですかね。ぼくにはわからない

曙「ねぇ、ちょっと聞いた? 最近近くで化物が出るってウワサ。」

朧「化物って噂はあるけど...多分見間違えじゃないかな...多分。」

漣「ネット見てみたけど噂レベルだし、写真の一枚でもあればいいんだけどね。」

曙「はっ。まぁ化物なんて居る訳無いけど。どこのどいつよ。そんな噂流したの。」

漣「...最近曙、夜一人怖いとか言ってたけど、もしかして...」ニマニマ

曙「ばっ! バカそんな訳ないししし!!」

潮「図星ですね...」

潮「ただ、聞いた話ですけど見えない何かが畑の作物を荒らしていた。とか、信号機を持っていった。とか。」

漣「あ~...その位ですよね。やっぱり。」

朧「畑は野生の動物かもしれないけど...信号機?」

曙「カラスでも持っていったんじゃないの?」

漣「いやいや。それは無いでしょう。あれ近くで見るとかなりデカいですよ。」

ワイワイ...

潮「...ん?」

????「なんでぇ...この時代の女はみ~んな変な臭いがしやがる...」フワフワ

潮「」

????「"かんむす"って言ったか。凄い臭いだよなぁ...」

潮「あ....あ....」

漣「どしたの? 潮?」

潮「た...居た...」プルプル

曙「...へ?」キョロキョロ

潮「あそこ...あそこ!! 浮いてる!!」

漣「何も見えませんが...そんな冗談曙でも引っかからないって。」ケラケラ

潮「」ソー...

潮「えいっ」ダキツキ!

朧「あれ。潮が浮いてる...なんで。」

曙「手品じゃ...ないよね。」サー....

3人「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダッシュ!

????「なんだ? かんむす。わしが見えるのか。」

潮「見え...ます」

????「ほ~...姿消してても時々見つかる事があったが。久々だな~...」

潮「あ、あなた。だれ?」

とら「ワシは、とら。長飛丸なんてよばれた事もあったか。」

潮「...とら?」

とら「ああ。昔、うしおがくれた名だ。」

潮「うしお...私と同じ名前...」

とら「おめぇもうしおってのか。つくづく縁があるな。」

潮「私は特型駆逐艦の潮、よろしく。」

とら「とくがた...? 取り合えず"うしお"でいいよな。」

とら「しっかし。おめぇはワシが怖くないのか。」

潮「ううん。とら、やさしい目をしてる。」

潮と聞いて真っ先に思いついたのが"うしおととら"でした。
"乗りてぇ波に乗り遅れた奴は、間抜けってんだ"この一言に心洗われた。

"波"じゃない、"風"だ俺の馬鹿orz

川内「ねぇ、提督……これやっぱり違うんじゃない?」

提督「何言ってるんだ、川内=夜戦=夜=忍者 だろう」

川内「そういうものなのかなぁ……?」

提督「そういうものだ」

川内「でも、このマフラー?スカーフ見たいの取ちゃってもいいよね、夜戦の時邪魔だし」

提督「それを取るなんてとんでもない!! そこがいいんじゃないかそこが」

川内「んー……じゃあ、この帯きついし元の制服でもいいよね? すぐに夜戦に入れないよ」

提督「ん? あー動きづらいのか、少し緩めるだけじゃダメなのか?」

川内「うん、こうもキツイと提督の好きな夜戦がしにくい」

提督「え? 夜戦は俺が好きじゃなくてお前が好きなんだろ」

川内「え? 提督私との夜戦好きじゃなかったの? 私だけ?」

提督「まぁ、別に嫌いって言う訳じゃないけど、どっちかと言えばめんどくさいしなー」

川内「……そ、そっか!! じゃ、私、夜戦に行ってくるね」

提督「お、おう、って早いな、そんなに急がなくてもいいのに……」

終わり

考えに考えたけどこれ以上書けない

※某戦隊の名乗りです。人選は自分の独断です。異論は認める。




「リュウカゲロウ!天火星、陽炎!」バーン!

「シシカゲロウ!天幻星、不知火!」バーン!

「テンマカゲロウ!天重星、浦風!」バーン!

「キリンカゲロウ!天時星、舞風!」バーン!

「ホウオウカゲロウ!天風星、天津風!」バーン!



「海に輝く、五つ星!」


「「「「「五星戦隊ダイカゲロー!!!!!」」」」」バァァァァァン!!ドカァァァン!!





提督「・・・・・・・・・すげぇ、戦隊至上最難関の名乗りをあそこまで再現するとは・・・!」キラキラ



提督「で、やってみた感想は?」

陽炎「自分の名前を3回もいう必要ってあるの?」

不知火「・・・・・・眼光というだけで選ばれたのだけは、いささか不満です」

浦風「色で決まった感がいなめんのじゃけぇ」

舞風「酔拳風に踊るのって難しいわね」

天津風「紅一点のピンクをやれたのは嬉しかったわ」


提督「思いのほか良かったってことね」



※キバレンジャー役はまだ未定です。

雷「わたし達は雷(かみなり)!」バーン!


電「雨の化身なのです!」ババーン!!


提督「……」

提督「鍛え直せ」ペシ


雷「イッターイ!」


電「ハニャー!」


響「…楽しそうだね」テキトウ

分かる人にだけ分かって欲しい小ネタ

長女を登場させるのを忘れていた提督の屑。
暁の単品書かなきゃ…(使命感)

※某アニメのワンシーンがやりたくて書いた。設定とかは気にしないでもらえるとありがたいです。

――――――――――――――――――――

=操舵室=

艦長「副長、状況はどうなっている?」

副長「現在、第1艦隊は現在応急修理中。第2、第3艦隊は現在敵深海凄艦と応戦中です」

通信兵「・・・艦長!」

艦長「何だ?」

通信兵「第2艦隊より入電!前方に敵艦隊発見。その内1つに『鬼』を確認との事!これより砲撃戦に移るとの事です!」

艦長「・・・・・・状況は思わしくないな」


=格納庫=

提督「・・・・・・どうした、そんなところで」

女性「・・・提督」

提督「なんだその顔は・・・いつものお前らしくないな」

女性「・・・・・・笑わないで聞いてくれるか?」

提督「・・・あぁ」

女性「・・・・・・・・・今更なんだがな、戦うのが急に怖くなってしまった」

提督「・・・・・・・・・」

女性「莫迦な話だろ。こんな戦いをしたかったのに、いざ敵の集中攻撃を受けてしまった途端・・・・・・」

「『昔』の記憶が頭をよぎったんだ・・・・・・」

「あの時の記憶が・・・・・・あの冷たい海へと沈んでいくあの感覚が・・・・・・!」

「そう思ったら、な・・・・・・」

提督「・・・・・・怖くなった、か」

女性「怒るか?こんな弱気な私を・・・・・・」

提督「・・・・・・・・・」

女性「・・・・・・・・・」



提督「だけど、『今』のお前は違うだろ?」

女性「え?」

提督「確かに、史実ではそうだったさ。でも、それは昔の話だ。今は『艦娘』だろ」

「自分の意思を持ち、時には自分の正しいと思った事をする事が出来る心がある」

「一緒に笑って、泣いて、喜んで、怒って、悲しむことが出来る。恐怖があって当たり前だ」

女性「提督・・・・・・」

提督「だから俺は君たち艦娘を兵器としてではなく、『人』として接しているのさ」

女性「・・・・・・フッ・・・フハハハハ・・・」

提督「な、なんで笑うんだ?」

女性「いやなに、やはり提督は提督だなと思ってな」

提督「はぁ・・・・・・いつもの顔に戻ったな」

女性「あぁ。まだ恐怖感は残っているが、問題はない」

提督「・・・・・・よし、じゃあ俺について来い」

女性「なんだ?」










提督「俺からの些細なプレゼントだ」











=操舵室=

通信兵「第2艦隊旗艦、大和中破!長門、金剛ともに大破です!」

副長「大鳳と加賀はどうなっている!」

通信兵「敵ヲ級改と応戦中!ですが状況は思わしくありません!」

副長「・・・艦長!」

艦長「・・・・・・もはやこれまでか!」


ピーピーピー


通信兵「・・・・・・ん?艦長!」

艦長「どうした?」














通信兵「第7ハッチが、開いています!」













艦長「なにぃ!?」







http://www.youtube.com/watch?v=MxKhhMdbU5I


デンドンデンドンデンドンデンドン



第7ハッチより現れるは、腕を組み、4基8門の巨大主砲を艤装に積み、仁王立ちのごとく立つ1人の女性



かつて、マルハチ計画によって造られた戦艦

過去の戦争で多くの攻撃を受け、それでもなお動き最後まで戦い、沈んでいった戦艦

まるで死に装束のごとき出で立ちで敵を睨む戦艦としての女性


その名を







大和型超弩級戦艦2番艦『戦艦武蔵改』Lv100







その女性の顔には恐怖はなく、むしろこの戦いを今か今かと待ち望んでいるかのように笑っていた。


艦長『武蔵くん!君はまだ修理中だ!戻るんだ!』

武蔵「安心しろ。修理なら先ほど終わった。もしもの時は、敵とぶつかってでも倒すまでだ」

艦長『武蔵くん!』

提督「武蔵、今は『鬼』を倒すことだけ考えろ。他には目をくれるな。後少しで援軍も来る。それまで持ちこたえろ!」

艦長『提督どの!』

武蔵「提督・・・まずは貴様に勝利を捧げるさ。それと・・・」

「貴様の大切な『私の姉』が窮地に立っているからな」

提督『頼む・・・!』

武蔵「応!」







武蔵「戦艦武蔵、抜錨!出撃する!」






激を自身に掛け、武蔵は出撃する。

その左手薬指には、出撃前に提督から受け取ったシルバーリング嵌められていた。


OPだけ適当に書いたので数レスお借りします



鈴谷:鈴谷とー

熊野:熊野の


二人:横須賀鎮守府放送局~


鈴谷:ちーっす。最上型重巡艦、鈴谷だよー。好きな食べ物はカレー!

熊野:(笑) それ言わないと駄目ですの?

鈴谷:早く(自己紹介)してよ

熊野:こんばんは。最上型重巡艦、熊野です。
    好きな食べ物は……そうね。最近のお気に入りはサンドイッチですわ

鈴谷:はい。この番組は鈴谷と熊野の二人がお便りを募集をしながら
    楽しくお喋りするラジオ番組です


熊野:はい。先週、プレゼントコーナーで見事当選された
   ペンネームキリマンジャロ提督さんから
   さっそく感想のお便りを頂きましたわ

鈴谷:ほう? 早いねー

熊野:「鈴谷さん、熊野さん、こんばんは。見事当選してみせた者です」

熊野:「お二人から頂いたペットボトル一本分に入ったスタジオの水道水ですが、
    毎回、お風呂に入った跡、身体に塗りたくっています」

鈴谷:(笑)

熊野:「気のせいでしょうか? 不思議なことに肌が綺麗になった気がします」

鈴谷:気のせいだよ!

熊野:「今後もお二方のラジオ楽しみにしてます」とのことでした。あの……

鈴谷:何よ


熊野:この方は河童か何かなんですの?

鈴谷:いやいや違うでしょう? まあ、もしかしたらだよ?
    もしかしたら河童っていう可能性は無くはないけど……

鈴谷:でもそう考えるとうちのラジオやばくない?

熊野:魑魅魍魎も聞き入るラジオということになりますわね

鈴谷:まあ大本営の提供だからね(笑)

熊野:さすがにそれは大本営もびっくりしますわよ

熊野:ちなみにわたくしもお風呂あがりはお肌のケアは欠かせないですが、
    鈴谷は何かしてるんですの?


鈴谷:えー? 何もしてないよ。私もカレー塗ればいいのかな?

熊野:そんな中年男性じゃないんですからやめてください

鈴谷:加齢臭ってか? やかまわしいわ

熊野:(笑)

鈴谷:(オヤジギャグ)好きだねーほんと

熊野:つ、次、行きますわよ! OP長いって出てますし

鈴谷:じゃあ行くかいねー。せーのっ

二人:これより抜錨します!


鈴谷:この番組は大日本帝国大本営の提供でお送りします





雑誌の対談の書き方を見て思いついた。
ラジオってこんなんじゃなかった気が……。お目汚し失礼致しました。

自分の妄想力に頼るとどうしてもワンパターンに....
ネタをください。

とあるゲームのレポートを改変して書いてるが…どこまで改変したらコピペじゃないのかがわかんない・・・ 

とりあえず投下してみる

私は長い間多くの知識を身につけてきた。

だが、私にもわからないことがある。

海の奥深くには闇が眠っている。

先日も謎の生命体によって船が沈められたという。

それは深海より現れ、再び深海へ去っていく。

この平和な世に異変をもたらしている。

「奴ら」は何を目的としているのか。

研究者の端くれとして、どうしても知っておかねばなるまい。

どんな手段を使おうとも。


海の底に潜む闇。

「奴ら」は既存の兵器では傷をつけることが非常に難しい。

「奴ら」に対抗するにはどうすればいいのか。

海に近いこの場所で実験を行なうことにした。

鹵獲した「奴ら」を、解剖する実験。

人間に、「奴ら」の細胞を移植する実験。 

ところが、細胞の移植に手を出したとたん、被験者の身体はことごとく崩壊してしまった。

強い肉体を持つと思われた者も例外ではない。

人間とは、なんと脆いものか。

治療を施したものの、彼らは回復するきざしを見せず、命を失った。

私は遺体を研究所の地下の水槽に移動させた。

それからしばらく後、研究所の地下で「奴ら」を発見した。

代わりに遺体はどこにもなくなっていた。

「奴ら」はいつの間にか研究所の地下に穴をあけ、そこから逃走をしていたらしい。

どうしてこの施設を破壊せずにただ逃走したのかはわからない。

しかし、研究所も広さに限度がある。

奴らのそのような習性を利用し、今後もそこを使っていくことにする。

「奴ら」が船だけを襲うのはなぜなのか。

「奴ら」には謎が多すぎる。

確かなのは、「奴ら」が感情を持っていることが確認できないことだ。

おそらく「奴ら」の正体や目的が判明すれば、深海の闇の謎を解く鍵が見つかるだろう。

さらなる研究を続けねばならない。幸いサンプルの数に不安はない。

「奴ら」は次から次へと発生おり、人間もコネがいくつもある。

しかし、いつまでも名前が無いと少々不便だ。

「奴ら」の呼称が必要だ。

よろしい。

深海から出でし者…深海棲艦と名づけよう。

研究所にあるもう一つの水槽を使い、鹵獲した深海棲艦の観察を行うことにする。

深海棲艦はある程度複数で行動し、陣形を組むことがあるようだ。

数種のサンプル(生物・無機物)を与えてみると、無機物、とりわけ鋼材・ボーキサイト・燃料・弾薬に強い反応を示した。

深海棲艦はそれらを吸収して、さらに成長。

さらに大量の資源を与えて検証しよう。

また、深海棲艦の行動原理についても研究を進めなければ。

感情を持たないと思われる彼らだが、知性はあるようだ。

しかしコミュニケーションの方法が分からない。

本日の実験では、孤児院で暮らしていたという年端もない5人の少女たちが使用された。

そこで私は驚くべきものを目にした。

なんと彼女らは、細胞を移植されても体が崩壊せず、安定した状態を維持しているのだ。

私は彼女らに吹雪・電・漣・五月雨・叢雲と名付け、私の養子として育てることにした。

さらに、この実験により、一つの仮説ができた。

今までは男性のサンプルばかりだったが、女性のサンプルを使ったらどうなるのであろうか。

明日から早速試してみよう。

女性のサンプルを使った実験、それは革新をもたらした。

ほとんどのサンプルが細胞に適応し、安定を保っていた。

成功したサンプルの多くが10歳~30歳までの年齢の女性が多く、それ以外の女性はことごとく失敗した。

失敗したサンプルは、例のごとく地下の水槽に入れておいた。

数日後、人としての外形を持った深海棲艦が確認された。

今まで確認されていた深海棲艦は、まるで魚のような形をしており、人型は確認されていなかった。

私が女性を実験に使い始めたことと何か関係があるのだろうか。

養子にした5人の子どもたちは、外見は人間と変わらない。

しかし、その身体能力や生活は異常なものがある。

例えば、彼女らに荷物を運ぶのを手伝わせているとき、吹雪が階段から落ち、頭を打った。

普通の人間ならば命に係わるであろう落下の仕方であったが、なんと彼女はほとんど無傷であった。

また、運動能力に関しても、走るのが異常に早い、力が異常に強いなど人間とは思えない点がいくつもある。

とりわけ異様なのが彼女らの食事である。

彼女らは深海棲艦と同じく燃料・弾薬・鋼材を食べることが出来るのである。

彼女らの細胞と深海棲艦の細胞が互いに影響し合っているのだろうか。

とりあえずここまでしか書いてない
初SS故、何か意見があったら欲しいです。

乙ありです
ああ、ちなみに参考にというかパクリ元はキングダムハーツのアンセムレポートです。
あのゲーム意外に裏設定ドロドロしてます。ディズニーなのに
心の扉辺りをどう艦これで解釈するか悩み中ですが、うまく思い付いたらスレ建てして続きを書こうと思います。

艦娘の指揮ってどうしてるんだろうという疑問から出発して、変なところに着地したssが書けたんで投稿してみます。



提督「む? 母艦の改造?」

任務娘「そうですね。各地の基地に向けての指令です」

提督「どらどら、指令書見しとくれ……ほ。予算がなんぼか下りんのか」ペラペラ

任務娘「はい。最近、深海棲艦が帰投中の艦装歩兵母艦を襲撃する事例が増加傾向にあります。それへの対策として、母艦に兵装を装備せよとのことです」

提督「成程のぅ……相承った。したら、関係の書類だけ寄越してんか? 工廠妖精さんらと追い追い話するきな」

任務娘「はい。此方になります」ドサッ

提督「(ボスッ)おいしょっと、有難うね。ほんだば、さいならさん」ガチャ

任務娘「御気を付けて」ペコッ



提督「さてさて、兵装っちゅうたかて色々あるやな。差し当たっては航空攻撃がいっちゃん怖いし、対空が最優先……魚雷防御でファランクスみたいのも欲しいなぅ。流石に神の盾は高過ぎ……ちゅうか多分開発出来んやろうから、砲弾だけ考えやなならんの。何かええもん無いかのー」ブツブツ

---一週間後---

吹雪「……」

提督「……」ヒヤアセ

吹雪「……司令官。何てことしてくれたんですか」

提督「……ぁー、いやー、な? 彼是考えとったら、どうも止まらんでね……やり過ぎてもうたんじゃ」

吹雪「だからって……だからって」バサッ

吹雪「一体これだけのお金如何するつもりなんですか!」バン!

提督「あ、そら大丈夫。使ってへん給金と貯金で賄えたから」

吹雪「じゃあ訂正します! この惨状如何するつもりなんですか!」バンッ!

大和「時代遅れ……そう、戦艦なんて旧世代の遺物なのよ」グスン

長門「あはははははははは」ケタケタ

赤城「えー? 航空機ー? 何それおいしいんですかー?」mgmg

古鷹「重巡重巡重巡重巡重巡重巡重巡重巡重巡(ry」ブツブツ

天龍「……燃え尽きたよ。真っ白にな……」フッ……

伊一六八「おk、ちょっと吊ってくるわwww」ワロエネェ

吹雪「母艦が全部出番取った所為で皆おかしくなっちゃったじゃないですか!」

提督「……それについちゃぁ、返す言葉もないな、うん」

吹雪「兎に角急いで何とかしてください! 伝染でもしたらこの基地潰れちゃいますからね!」

提督「……ぁぃ」

【……ハラリ】

《舞鶴鎮守府第六基地 艦装歩兵母艦 新艤装一覧》


魔翌力炉(艦娘の動力を発展・時空管理局船舶を参照)
螺旋衝角(螺旋兵器群を参照・形状の縁より強化・艦首装備←最重要)
対空光線砲(後世大和最終形態より流用・大和との縁で妖精さんに開発要請)
魚雷迎撃翌用貫通魔翌力砲(自作・普通の魔法使いを参照・術式は別紙)
砲弾迎撃翌用熱線砲(光子力兵器・大戦期のマイクロ波兵器を転用)
鬼姫迎撃翌用波動砲(自作・超兵器艦艇より・『得る者』の線を転用)
・・・
・・







工廠妖精さん’s「いやー、良い仕事したわー」キラキラ

少尉「出向....でありますか!?」

大尉「うむ。最近では深海棲艦と言う輩が出現していてな。」

大尉「陸軍としては海軍にばかり手柄を取られるわけにもいかん。」

大尉「よって、陸軍が所有する艦娘2名を連れ、呉へと出向せよ!」

少尉「は....はっ!」ケイレイ!

少尉「で、大尉どの。その艦娘と言うのは?」

大尉「ああ.....入れ!」

あきつ「揚陸艦、あきつ丸であります。」ピシッ!

まるゆ「こ、こんにちわぁ~~...」オドオド

大尉「我が陸軍の科学力を持って作られた、揚陸艦 あきつ丸と潜水艦 まるゆだ。」

大尉「海軍では新入りを駆逐艦1隻で鎮守府に向かわせるそうだが、我が陸軍は2隻を進呈する!」

少尉「はっ!! ありがとうございます!」

少尉「で、いつから出向でありますか!?」

大尉「今だ。」

少尉「...はい?」

大尉「今からだ。二度言わせるな。直ちに準備せよ!!」

少尉「は、はい! 失礼します!!」タッタッタッ!

まるゆ「あ、まってくださーい!!」

あきつ「大尉殿、失礼致します!!」

パタンッ

大尉「....大型建造と言う物を試して出来たやっかい者と、融通の聞かん新入り。」

大尉「両方一気に処分出来たが、痛い出費だったな。」ハァ...

-呉鎮守府-

提督「君が陸軍から出向してきた少尉君だね。」

少尉「は、はい! 若輩者でありますが、どうぞよろしくおねがいします!!」

提督「はは、そんな硬くならないでくれ。こちらとしてもやりにくい。」

少尉「はぁ...」

扶桑「失礼します。提督、お茶です。」コトッ...

提督「ありがとう。扶桑。」

扶桑「いえいえ。ごゆっくり。」

少尉「提督殿、この女性は?」

提督「ウチの鎮守府に在籍している、戦艦扶桑だ。」

少尉「あのような人まで...」

提督「見た目に騙されるなよ? 扶桑はウチのエースだ。」

提督「彼女に手を出したが最後...大口径主砲で吹っ飛ばされた馬鹿は数知れず...」

少尉「」

扶桑「ふふふ。私はそんな気はないのだけど。」

扶桑「ついつい主砲が当たっちゃうのよね。」

提督「つい。でブン殴られる奴の身にもなれと。」ズズ..

少尉「いや...その。確かに凄い艤装でありますが...重くないのでありますか!?」

扶桑「慣れました。ただ妖精さんの技術のお陰で意外と軽いのですよ?」

少尉「どうみても人が持てるサイズではないのでは。」

提督「ははは。まぁその疑問はもっともだ。陸軍には開示していない情報も結構あるからな。」

提督「正しくは開示しても信じてくれないだろうがね。なんせ、ウチの上層部でさえ信じてないから。」

少尉「え!?」

扶桑「妖精さんの存在とか、思い込みの激しい人だと私達の存在すら認めてくれませんから。」

扶桑「その最もな人が陸軍の人だったんですが...」

少尉「す、すいません!! 自分もあの...その....」

扶桑「構いませんよ。陸軍の方が来ると聞いて、私期待してるんです。」

扶桑「お互いを理解するチャンスだって。」

少尉「は、はい。よろしくお願いします。」ピッ!

>>194です。
陸軍が出向ってこんな感じですかね。
ダラダラと続けられそう....

ども。
ただあまりここで連投してもアレなので、しばし練りこんでからスレ立てるかもです。

ふとモンティ・パイソン見てたら思いついた
ちょっぴり不謹慎

勇敢な天龍

天龍「そうだ、俺のテーマソング作ってくれよ」

電「テーマソング、ですか?」

潮「そんな、曲なんて……」

天龍「いいんだいいんだ、適当でも。遠征中暇だろ?」

磯波「とりあえず、やってみます!」

そして、しばらくして……

天龍「お、できたか」

潮「中々うまいことできました!」

磯波「頑張りましたから!」

電「それじゃあみんなで歌います」

勇敢な天龍 横須賀を出る♪

死ぬことも恐れぬ おお、勇敢な天龍♪

天龍「お、いいな」

無残な殺され方をも恐れない♪

勇敢にして勇敢 勇ましく勇ましい天龍♪

天龍「おう!」

彼女は衝突で死ぬのを少しも恐れない♪

探照灯をくり抜かれて 砲を砕かれても♪

弾薬庫に引火して、その身を焼き尽くされて♪

艤装を引き裂かれてバラバラにされることも恐れない 勇敢な天龍♪

天龍「お、おう……」

艦首が砕け落ちて♪砲塔が爆発して♪

囲まれて十字砲火♪航行不能で射撃の的♪

貴金属部品を盗まれて♪救助中に狙い撃ちされ♪

魚雷と共に『消費』され♪原ば

天龍「ちょっと待て!」

潮「くの標的艦♪解体して…」



天龍「歌は、やめようか。なんかえぐいし」

レ級「止まれぃ!」

天龍「はいぃ!」ビクッ

レ級「貴様何者だ!」

潮「勇敢な天龍♪そう天龍♪」

天龍「黙れ!な、何者でもないんだ、ここをちょっと通ろうとしただけさ」

レ級「何が望みだ!」

磯波「戦って♪そして」

天龍「黙れって!なんでもない、なんでもないんだ本当さ。ただここを通り抜ける善良な輸送船団さ」

レ級「そうは思えんな!」

天龍「確かに俺たちは遠征してる水雷戦隊だけどさ」

レ級「水雷戦隊だって?」

天龍「そうだとも」

レ級「だとすると貴様は始末せねばいかんな」

レ級尻尾「私はそうは思わんな」

レ級「奴らを殺そう」

尻尾「彼らには親切にしてやろう」

レ級「黙れよ!」

尻尾「君こそ」

レ級「砲を準備しろ、貴様を吹っ飛ばしてやる」

尻尾「自分の頭でも撃てばいいだろ」

レ級「わかったわかったじゃあこいつらに親切にしてからそれから殺そう」

尻尾「じゃあそういうことで、行くぞ!」

シーン

レ級「あれ、連中どこ行った」

電「勇敢な天龍は逃げ出した♪」

天龍「違う!」

潮「勇敢に逃げて逃げた♪」

天龍「そうじゃない!」

磯波「危機が目前に迫ると彼女は勇敢にも尻尾を巻いて逃げ出したのだ♪」

天龍「しょうがないだろ!」

潮「そう、勇敢な天龍は方向転換して雄々しく尻込みしたのだ♪」

天龍「だから!」

電「彼女の足は勇ましく進み、とても勇敢な退却を刻む♪」

天龍「やめろ!」

磯波「勇敢の中の勇敢、天龍♪」

天龍「やめてぇーー!!」

おしまい



雑談の方見てたらビビッときた


ーーーー鎮守府・執務室
ソファーに座っているのはこの鎮守府の提督と、その秘書艦の金剛
今は22時過ぎで、やるべき仕事も片付いたので一息ついている所だった

提督「今日もこんな時間まですまないな」

金剛「問題nothing♪秘書として、妻としてテイトクを支えるのは当然デース!」

金剛の左手小指では、ケッコンカッコカリの指輪が輝いていた

提督「こんな良妻を持てて俺は幸福者だな」

金剛「んもー、そんなにおだてても何も出ないヨー」

楽しい夫婦での一時、ふと提督はイタズラを思い付いた

提督(そういえば、いつも金剛に甘えられたりふと甘い雰囲気になって「事」に及ぶことが多いけど、俺からガッツリと迫った事無かったな……たまには俺から行ってみても…………)

金剛「んー?どーしましたかテイトク……?そんな真剣な眼差しで見られたら恥ずかしいネー……///」

提督「金剛……」

金剛「……what!?」

金剛はソファーに優しく押し倒され、提督は金剛に覆い被さり、二人の顔はすぐ近くで見あっていた

金剛「テ、テイトクー、時間と場所もそうだけどタイミングとムードも……」

提督「時間はばっちり夜で、場所は今日はもう誰も来ない鍵のかかった執務室、タイミングは俺がこうしたいと思ったらからで、ムードは今の雰囲気……ダメか?」

金剛「…………///(noー!テイトクがいつもと違ってwildデース……///)」

提督「何故かわからないけど、お前を無性に愛おしいと思ったらこうせずにはいられなくなった……」

金剛「…………///(こんな風に言われるなんて初めてで……頭が沸騰してしまいマース……何も考えれないデス……)」

提督「(もう一押しかな?)・・・金剛、お前が欲しい」

金剛「テイトク・・・///(もうどうなってもいいデス・・・///)」(目瞑る


提督「・・・・・・」


金剛「・・・・・・」


提督「・・・っくっくっく」

金剛「・・・テイトク?」

提督「ハッハッハッハッ」(起き上がり

金剛「・・・え?え!?」

提督「ごめんごめん。ちょっとからかうつもりだったんだけど・・・」

金剛「じゃあ・・・今のは・・・」

提督「いや、たまには俺から迫ってみたらどんな反応するかなってね。いやーいつもと違った反応でこれはこれで・・・」

金剛「・・・・・・」

提督「・・・あれ?金剛?」



金剛「・・・さっき言ってくれた事は・・・冗談って事は嘘だったんデスか・・・?」(涙目


提督「金剛・・・」

金剛「ワタシの事を愛おしいって言ってくれたのも、欲しいって迫ってくれたのも全部嘘だったんデスか!!」

提督「いやそれは・・・」


涙目で訴える金剛に、提督はたじろいでしまう
その瞬間、ソファーに押し倒された時のまま横になっていた金剛はすかさず起き上がり提督をソファーへ押し倒した


提督「!?」

金剛「ふふーん、これで形勢逆転ネ」

提督「あ、嘘泣きしたな!」

金剛「本気で泣いてないだけデース!悲しかったのは本当なんだから・・・」


金剛はそう言うと、提督の胸板に顔を埋める


金剛「・・・本当なんだからね」



提督からは、金剛の表情を直接読み取る事はできなかった


提督「ごめん、悪かった。ただ、確かに冗談で迫ってみちゃったけど、言った事に嘘はないぞ。お前の事を愛おしいと思うし欲しいと思っているのも本当だ」


提督は右手でそっと金剛の頭をなでる


提督「何だかんだでヘタレだからさ、普段も金剛から甘えてもらったり何となくそういう雰囲気になった時にしかそういう事しなかった俺が悪い・・・」

金剛「・・・・・・」

提督「・・・許してくれないか?」


金剛「・・・許さないデス」



金剛「・・・今日、最後までさっきの強気で来てくれなきゃ許さないデース」


金剛「朝まで目を離したら、Noなんだからね・・・」



提督「わかった。でも流石に場所は寝室に移そうな」


金剛はいつもの笑顔で埋めていた顔を上げる






「テイトク、愛してるネ」

「俺も、愛してるぞ」




金剛「先にシャワーだけ浴びてくるネ」

提督「じゃあ一緒に浴びるか」

金剛「え!?」

提督「今夜はガッツリと迫って許してもらわないといけなしな、朝まで眠らせないつもりで行くぞ」

金剛「・・・不束者ですが、お手柔らかにお願いしマス///」



翌日、非番とはいえ珍しく昼過ぎに起き提督の私室を出て
少し遅めのランチを間宮食べに行く二人が青葉に激写され一悶着あったのは別の話である

雑談スレ>>598
冗談でいきなり押し倒して、一番いい反応をする艦娘って誰だろう。


で金剛で考えてて勢いで書きだしたのに、気付いたらただ夫婦でイチャラブしてる何かになった



反省はしても後悔はしない!いちゃコラ万歳!嫁万歳!

親戚に子供が産まれたと聞いて思い浮かんだ妄想ですが、一つ投下します。





提督「ダニィ!? 産まれた!?」 金剛「!?」ガタン



提督「おぅ……うん、うん……うん……で、どないって!? 親子特に難は……そうか、良がった……うん、連絡助かったわ。有難う。んじゃ、また今度顔出すわ!」ガチャ

金剛「……テ、てテててテテてテートク? 産まれたって、その、Babyが産まれたんデスか?」

提督「ん? おぉ、そうじゃそうじゃ! 儂の縁者が、今しがた赤ん坊産んだっちゅうて親父からん連絡じゃった。いやぁ、まっこと以って目出度い! そうかぁ、イトコ姉に和子かぁ! あっはっはっはっはっは!!!」バンバンバン

金剛「あ、そ、そうなんデスか……」

金剛(ほっ……テートクの子供のことじゃなくて良かったデス……)

提督「いやぁ、ええ気分じゃ! 金剛よ、間宮に言うて宴の準備さしといてくれ!」

金剛「!? この間、センダイとアヤナミのVersion Up祝いで凄いのやったばっかりデスよ!? またあんなのやるんデスか!?」

提督「おぉ、全然構へんわ! どーせ碌に物も買わんのや、こげんハレに使わんでどないすんねんか! 皆ロハで美味いもん食えんねんし、片付けも儂がやる! ええから盛大なん頼むわ!」ヒョホホホホホホ

金剛「そ、そうデスか……じゃあ、今から行ってきマス」ガチャ

提督「おぅ、行ってらっしゃいよ! しっかしまぁほんに愉快愉悦の極みよのぉ! だぁーっはっはっはっはっは!!!」

金剛(……相当嬉しいんデスね。こんな大笑いしてるの、初めて見まシタ)トトト





青葉「……青葉、良い事聞いちゃいました。この話を一寸だけ弄って皆に流せば……ふふふふふ」ニンマリ

---夕方---

提督「おぅ、金剛! 龍驤嬢! 皆集まっとるか!?」

金剛「……Yes」

龍驤「……ちゃんと集まってんで。集まるだけは」

提督「ほうかほうか! ほだら早速始めよか! あ、メガホン何処や?」

子日「……はい、どーぞ」っメガホン

提督「お、あんがとさん子日ちゃん! うーし、娘ッ子等ぁ! 今宵は宴じゃ、好きなだけ飲んで食うて騒いでやりたい放題や! 明日は休みにするき、思う存分楽しんどくれ! 以上! 始め!」ダァーッハッハッハッ!!

艦娘’s「……」シーン

提督「……ん? どーしたんや、宴席やで! 川内と綾波ん時みたいでええんやでー!」

艦娘’s「……おー」ズーン

提督「……うむ?」ハテナ

吹雪(……司令官、結婚してたんだ。子供まで産まれて……そっか。そうだったんだ)

酒匂(酒匂の司令が、取られちゃう。司令が、司令が、司れいが、し令がしれいがしれいガシれいがしレイガしレいがしれイがシレいガ)

足柄(……何でもない。そう、何でもないわよ。提督は唯の上司。一寸、私達を上手く使ってくれる、優しくて、頼りになる……それだけの、筈なのに)

鳳翔(……お店。提督とは、開けないんですね)

赤城(……今日位、自棄食いしたっていいですよね……あーあ、初恋だったんだけどなぁ)

長門(……何故だ。目出度いことじゃないか。何時もの様に、笑って祝ってやればいいじゃないか。どうして、こんなにも心が冷たいんだ)

伊一九(むー。子供が産まれたら、提督が構ってくれなくなっちゃうのね。つまらないの)



青葉(……あれ? 青葉、もしかして地雷原爆走しちゃいました?)

で、もやもやした艦娘と何も知らない提督とか金剛が食い違って話がどんどこ膨らんで……みたいなのを書きたいんですけど上手く書けない。

栄エンジンの音が響く「発艦よーい」「準備良し」「発艦始め!」ブウオオオオ、エンジンがブレーキから110%まで上げられる。1番機が発艦続いて各機が発艦し終えた「高度3000で編隊を組め」の信号が出される
組み終えた処で敵機を探すこう言う時は目が頼り「ん?2×2=4げっ!敵機発見!」(日本軍は2機で編隊を組まない)「なに!良し各機予定道理だやっちまえ!」「タリホー!」スロットル絞り突っ込んで行く「÷☆÷+×☆÷(敵機だ!)」先頭をよーく狙って カチッ タタタタタタタタン20mmと7・7mmの直撃で爆発、ボン!つぎつぎ落として行くだがこれからだ編隊に突入し格闘戦へ持ち込む(低速での機動性能の高さが特徴)有るものは左り練りこみを利用して撃墜し有るものはコブラ機動を行い後ろをとり正確に狙い済まして墜としたたが被撃墜も出始めた「ここら辺かな」各自編隊を組み直せと信号を出す「りょーかい」数で云うならこちらが優勢だが飛行機もタダじゃ無いんだ
金が無いのが負けるそれが戦争である、母艦に「掃除終了」と伝える次は制空権を守らなければならない、(酷いブラ鎮だ)そう愚痴りながら飛ぶ「ん?」1式陸攻がいるどうも雷撃隊だそうだ「マジかよ」「無茶だろ」「ヒエー」皆そう言いながら各自補給のため着艦した

子日「今日は何の日?」






子日「お前の命日だァ!!!」

>>247
どっかで見た文体なんだよなあ どこだったかな

時雨「雨だね……」

提督「そうだな」

時雨「提督は雨好き?」

提督「梅雨は嫌いだな、紙がふやけて保存しにくくなるから」

時雨「そっか……」

提督「でも、一時的に降る雨は好きだな、勢いがあるしすぐ晴れるから虹が見える」

時雨「……ふふ、うん僕も好きだよ時雨は」

終わり

時雨は本当に好き

五月雨「」

時雨「提督は僕のこと好きなんだってさ」

五月雨「べ、別にただ時雨って言う雨が好きなだけじゃないですか!!」

村雨「話聞いた限りじゃ、村雨のことも好きになるわね」

夕立「夕立のことも好きっぽい!!」

白露「いっちばーん……ふふふ」

五月雨「で、でも!!」

時雨「あ、そうだ、提督は梅雨が嫌いらしいよ」

五月雨「!?」

白露「……あ」

村雨「うわー……」

五月雨「……て、提督はやっぱりドジなごが……ぐすっ……き、嫌いなんだ…うぇ……」

白露「時雨」

時雨「うっ……」

村雨「苛めはカッコ悪いわよ」

時雨「……あー、ごめん、調子に乗りすぎたよ」

五月雨「べ、別に時雨は悪くない、私が……わだじがぁ~」

提督「ん? どうしたん」

白露「最悪なタイミング」

村雨「いや、実は……」

夕立「夕立も提督さんのことが好きっぽい!! 」 チュー

提督「んー!? ちょっ!! ゆうだっんぐっ……」

時雨「」

五月雨「」

村雨「」

提督「い、息がっ……んー!!」

五月雨「わ、私も!!」

時雨「えっ?……え?」

提督「ちょっ五月雨!?」

時雨「……僕らも?」

村雨「行けばいいのかしらね?」

提督「お、お前ら!?」

終わり

今度こそ

乙 五月雨泣かせるとか時雨ひどいな

古来男女の契りを「雲雨」と称するから白露型が積極的なのは仕方ないね

文書下手で御免、改行!そういうのも有るのか!文体とかはパクってないはずイメージは銀河英雄伝説の戦闘艇。
初めて書きました、他の改善点教えて下さい

栄エンジンの音が響く

「発艦よーい」

「準備良し」

「発艦始め!」

ブウオオオオ、エンジンがブレーキから110%まで上げられる。1番機が発艦続いて各機が発艦し終えた。

高度3000で編隊を組めの信号が出される。組み終えた処で敵機を探すこう言う時は目が頼り

「ん?2×2=4げっ!敵機発見!」(日本軍は2機で編隊を組まない)

「なに!良し各機予定道理だやっちまえ!」

「タリホー!」

スロットル絞り突っ込んで行く

「÷☆÷+×☆÷(敵機だ!)」

先頭をよーく狙って カチッ タタタタタタタタン20mmと7・7mmの直撃で爆発、ボン!つぎつぎ落として行
だがこれからだ

編隊に突入し格闘戦へ持ち込む(低速での機動性能の高さが特徴)

有るものは左り練りこみを利用して撃墜し

有るものはコブラ機動を行い後ろをとり正確に狙い済まして墜としたたが被撃墜も出始めた

「ここら辺かな」

各自編隊を組み直せと信号を出す

「りょーかい」

数で云うならこちらが優勢だが飛行機もタダじゃ無いんだ

金が無いのが負けるそれが戦争である、母艦に掃除終了と伝える

次は制空権を守らなければならない

(酷いブラ鎮だ)

そう愚痴りながら飛ぶ

「ん?」

1式陸攻がいるどうも雷撃隊だそうだ

「マジかよ」

「無茶だろ」

「ヒエー」

皆そう言いながら各自補給のため着艦した。

改行入れさせてもらいました

あ'あ'あ'あ'書いてたss消えたー!(深海側は英語じゃなくても良いじゃ無いかな)

外国艦って設定だろ

鎮守食堂
赤城「ムシャムシャ」加賀「いつもの定食美味しいですね」赤城「そうクチャでモグモグすね」ごっくん 加賀「はぁ(溜息)」
テレビ「今夕6時過ぎに通信所で火災が起き鎮火の目処は.....本土との通信不能に」「今日昼過ぎには米日間の通信ケーブルの破断が発生し...軍務省によりますと人事刷新を行い」赤城「凄いことになってますね」加賀「ですね」
その頃哨戒中の島雪
副長妖精「艦長!」島雪「何ですか深海の新兵器でもいましたか?」副長「ロケットです!こっちに来ます!」「えっ!」
更にその頃 哨戒中二式大艇
「ウェークの零式がやられたぞ」「敵機接近!」
グアムレーダーサイト
「フィジー沖で二式の反応ロスト!」「このフリップを見失うなよ!」「クック諸島ジョンストン諸島の応答無し」
「ジャービス ベーカー防空監視所が攻撃を受けてます!」「糞ったれ!最初から盲状態かよ」
鎮守府
隊員「国旗掲揚!」木曽「食後の運動しないか?」まるゆ「はーい」日向「伊勢、2級戦闘配置皆に伝えるんだぞ」伊勢「ダイハード2が見たいのにー」
第1話

さっきの方が良かった
一気に陳腐な文章になったゾ

少なくとも台詞を喋ってる人が変わったら改行しないとダメでしょう

幕僚会議
提督「集まって貰ったのは他でも無い連日いろんな事が起きているいや起き過ぎている、昨夜は航空隊隊長が失踪した変わりに最先任の副隊長を呼んだ、各自意見を聞かせて欲しい」
「呉港燃料集積所でボヤが発生原因は不明です」「陸軍から海底にキャタピラ痕ありの報告です」「ここの海岸にもありました例の海底戦車ですか」「ガタルカナルとミッドウェー基地に侵入の形跡有り警戒を強化しました」「ハワイに空挺部隊が配備されたと58から報告です」提督「要注意だ何か起こるぞ警報を!」
ウェーク 管制官「アップルジャック!アップルジャック!敵機低空侵入!迎撃せよ!」
整備妖精「やっつけろ!頑張れ」加賀「皆優秀な子たちですから」
ブォォォォオン離陸直後敵機が突入する!加賀「あっ」ドォン!ズーン!操縦士「聞こえるか!どーぞ!」「ザーー」操縦士「畜生!」
会議室
長門「提督たった今加賀が攻撃を受け大破し復帰絶望的です赤城でも現在交戦中」
霧島「ナウルレーダーサイト最後の報告です「大船団ツバル沖に有り現在空爆を受けている」
霧島「パプアニューギニアの彩雲が目視確認してます数100~150後続のレ級を探知し消息不明に」
長門「提督我々は戦わずにして負けるのですか」
金剛「提督!」
提督「全艦に通達総員戦闘配備!各基地に確認を取れ」

あっやってもうた

提督「ドイツ艦のみなさんになんとか来て貰えたけど…期待してたほどじゃなかったなあ」

Z1「一体何が期待していた程じゃなかったんだい?」

Z3「とっても興味深いわね」

Bismarck「聞かせてもらおうかしら?」

提督「ち、違うんだ。違うから、とりあえず三人ともこちらに照準を合わすのは辞めてくれ」

Z1「何が違うんだい?言ってくれないと分からないなあ」

Z3「私達の実力が分からないなら、分からせてあげても良くてよ?」

Bismarck「『設計図が無きゃZweiに出来ないとかカス』って言ったわね!」

提督「言ってないよ!それは絶対言ってないよ!それにその、ほら!人は戦闘力だけじゃないから、見た目も大事だから」

Z3「見た目以外はカスだと言いましたわね」

Z1「最低だね。僕、軽蔑しちゃうなあ」

Bismarck「そもそも私達は人じゃなくて軍艦よ、戦闘力が無きゃタダの燃費が悪い船よ!」

提督「いや、それも違くて、その」

Z3「まあ、今の状況では戦闘力が低いと勘違いされても仕方ないわね。でもね提督、ドイツの兵器は世界一…だった、のよ。少なくとも私達が作られた時は」

提督「あぁ、うん、そうだな」

Bismarck「提督も我が海軍の誇るUボートを見れば考えが変わるさ」


電波受信したので投下します。



提督「────どうしてこうなった!」

提督「海軍特別学校を主席で卒業し最低でも五年はかかると言われていた提督育成カリキュラムを一年で終わらせ最年少提督として世間に名を馳せていたこの俺が!」

提督「何故こんな港しかない無人島に飛ばされたのか!」

提督「納得いかねぇ!」

時雨「────提督提督」

時雨「怒りはもっともだけど、提督にももちろん非はあるからね?」

時雨「確かに提督は凄かったよ。周りからの期待や嫉妬に物怖じもせず着任してすぐに戦果を挙げて、未知の海域攻略のメンバーに名を連ねてそこでまた功績を叩き出した」

時雨「……でもそれをよく思わない人だっているんだよ? 分かるだろう?」

時雨「提督は少し自重するべきだったよね?」

提督「くそっ……!」

提督「人よりちょっと頑張っただけなのに……!」

時雨「うん、提督はそう言うけどさ、提督が挙げた戦果は元帥より多かったからね? 数年、あるいは十数年かけて磨いた知恵と判断力を一年未満で追い越しちゃってるからね?」

提督「え? あれくらい普通だろ?」

時雨「僕が思うにそういう態度が敵を作ったんだと思う」

提督「同じ海軍で敵も何も無いと思うけどなぁ……」

時雨「それは理想だよ。いつだって現実は残酷なんだ」

時雨「……今の僕達の状況みたいにね」

提督「んー、そうか? そこまでじゃないだろ?」

時雨「へぇ、どうしてだい?」

提督「だってほら、時雨がいるし」

時雨「──────へっ?」

提督「一人だけだったら流石に心折れかけてたかもしれないけど、二人、それも時雨がいるなら話は別だ」

提督「時雨が一緒で本当に良かったよ」

時雨「えっ、あうっ……そ、そのっ……」

時雨「つ、つまりあれかな? 提督も僕のこと────」

提督「────何たって一番付き合い長いしな! 気心知れた奴が居るとめっちゃ安心する!」

時雨「……………………ああ、うん」

時雨「分かってたよ、薄々ね」

提督「おいおいどうした時雨? 雰囲気暗いぞ?」

時雨「平気さ、雨はいつかやむからね……」

提督「あー、よく分からんがとにかく元気出せよ? これからやらなきゃいけないことたくさんあるんだからな?」

提督「────頼りにしてるぞ、時雨」

時雨「…………うん」

時雨「任せて、提督」

提督「────よしっ! それじゃまず何からやりますかねぇ!」





時雨「それじゃまずは鎮守府建てないとね」

提督「そこからっ!?」





提督指揮スペック

戦艦・空母無しの編成でレ級六隻の編成に完全勝利。
戦艦一隻のみの編成で潜水艦編成に完全勝利。
直感で近道させてボス直行。
着任一ヶ月で資源が飽和(六桁)。
艦娘が三日以内に改造可能レベルになる。
etc……


時雨戦闘スペック

昼戦四回攻撃。夜戦二回攻撃。
被弾回避記録224日。(未だ更新中)
弾薬が尽きた際、素手でレ級を撃沈。
敵の砲塔が爆発して勝利。(強運。三回に二回)
レベル141。五スロ装備。
etc……



ぶっとんだスペックの提督と艦娘達がその力を使うでもなく、ただただ孤島でいちゃいちゃほのぼのする話。多分そうなるはずです。

お目汚し失礼しました。

提督「ん? なんだこのDVD...」

-弥生 最後の舞台-

提督「弥生....最後の舞台?」

提督「ちょっとだけみてみようかな...」

-再生- ピッ

ワーーーワーーー!!

弥生「アーイタイトキハ ドウスル? ~~~~ ~~~~♪」

弥生「キミニ アーイタイトキハ ~~~~♪」

\セカイデイチバン カワイイヨォ~~!!/

提督「....なんだこれ。」

弥生「司令...官」ガシッ

提督「うわっ!? や、弥生。いつの間に。」

弥生「見ましたね。いえ、怒ってませんよ。怒ってなんて....」ゴゴゴゴゴ........

提督「待て。待て!! 話せば分かる!! 笑顔が、笑顔が怖いぃぃぃぃ!!」

-この後、滅茶苦茶謝罪した-


・普段無口&無表情
・紫髪
・小柄
・貧...控えめなバスト

弥生は私にはあの人にしか見えないのです。
見た目的に年はあちらの方が上でしょうが。


暁に耳かきしてあげたい。
雷に耳かきされたい。


暁「んんっ……こ、ころもあつかい……んぁ……しないれよぉ……」

雷「暁の次は私にもお願いね!」

提督「はいはい、一人でもちゃんと耳かき出来るようになってから言おうな。それと、雷。お前は暁と違って自分で耳かきくらい出来るだろ」

雷「そうだけど、私だってたまには司令官に膝枕されたーい!」

暁「あ、暁だってこのくらい……あっ、そこきもちいい……」

提督「男の膝枕なんてつまらんだろ……お、めっちゃデカいの取れたぞ。ほれ、見ろ暁」

雷「司令官の膝だからいいのに……って、ホントにすごいのが出てきたわね。耳掃除はちゃんとしなきゃダメよ、暁?」

暁「そ、そんなもの見せないでよ! 雷も見るなぁ!」

提督「……よし、これでオーケーかな」フーッ

暁「ひゃあっ!?」

雷「終わった? それじゃ、次は私もお願いね、司令官!」

提督「何言ってんだ、もう休憩時間は終わりだぞ。それに、お前らもこれから遠征だろ? だから、響と電をつれてさっさと行ってこい」

雷「えー……もう、仕方ないわね。そのかわり、戻ってきたら雷にもお願いよ? それと、そのあとは雷が司令官の耳掃除をしてあげるんだから! 約束よ?」

提督「はいはい、わかったから早く行きなさい」

雷「はーい! それじゃ、行ってきまーす!」タッタッタッ

提督「……で、暁? お前はいつまで俺の膝で寝ている気だ? 早く行かないと、集合時間に遅れるぞ」

暁「……べ、べつに力が抜けて立てないわけじゃないんだから!」

提督「はは、耳かきくらいで腰抜かすなんて、暁はお子様だなぁ」ナデナデ

暁「お、お子様言うなぁ! ……もう大丈夫みたいだから暁も行ってくるわね! もう、司令官のバカ!」タッタッタッ

提督「……あ、おーい! 帽子忘れてるぞ」

暁「ああっ!? ……うぅ、ぷんすか!」

提督「そうカリカリしてたら、せっかくのレディが台無しだぞ? ほれ、帽子」

暁「むぅ……あ、ありがと」

提督「それじゃ、気をつけて行ってこいよ。なんだかんだいって、お前たちには期待してるからな」

暁「ふふん、見てなさい! きっと大成功させてもどってきて見せるんだから! それでは、行ってきます、なのです」タッタッタッ



提督「……流石に気づくと思って黙っていたが、艤装もここに置き忘れてるんだよな、暁のやつ……はぁ」


おしまい

金剛「暁もまだまだデスネ」

霧島「そういうお姉さまだって先日ry」

金剛「あーあー聞こえないネ!」


恋心と葛藤する摩耶さまが見たいです。

誰か書いて欲しい。

摩耶様か....
題材にすると、大体提督を吹っ飛ばして終わるエンドになるんだよな....

すみません、初めてなもので。では自重致します。

>>314
あとちょっと改行を気にして...
一行空けると読みやすくなるよ。

書き溜めてしまったら自分でスレ立ててもいいんだよ。案外なんとかなるもので。

3レス程頂きます。

大淀「お疲れ様で~す」ガチャ

提督「あれ。大淀さん。どうかしました?」

大淀「この間の任務報酬をお届けに来たんですよ。これです」つ書類

提督「ああ、すいません。取りに行こうと思ってたんですがつい忙しくて。」

大淀「いえいえ。いつもお疲れ様です。失礼しますね。」ガチャ

提督「....ふぅ。大淀さんには悪い事をしたな。彼女も急がしいだろうに。」ビリッ

提督「で、この書類は~っと。」パラパラ

摩耶「おーい提督~。作戦が終わったぜ~。」ガチャ

提督「....。」

摩耶「おい提督! 無視すんなよな!!」ピッ!

提督「あ。」

摩耶「あ。じゃね~よ。そんな熱心に書類に向かうヤツじゃね~だろっての。」

提督「悪かった。で、戦果はどうだった?」

摩耶「楽勝。って良いたいんだけど、五月雨が中破しちまった。羽黒と神通も小破してる。」

提督「了解。ご苦労さん。」

摩耶「アタシもちょっと疲れたぜ。外暑いしよ。」パタパタ

提督「こら。書類で扇ぐな。返してくれ。」

摩耶「はいよ~。ってこれ何の書類なんだ?」ピラッ

書類「-ケッコンカッコカリについて-」

摩耶「......は!?」

提督「あ~....」

摩耶「ケッコン? ケッコンって....結婚!?」

提督「.....うん。その結婚。仮って事は正式な物じゃあないらしいが。」

提督「全く。上層部は何を考えているんだか。遊びでやって良い事と悪い事があるだろうに。」

摩耶「あ、あのさ提督。」

摩耶「これ、誰とするんだ!?」

提督「考えてない。するかも分からん。」

摩耶「そ、そうか....」

提督「だから、他のヤツには言うなよ。特に金剛。」

摩耶「わ、分かった。」

摩耶「な、なぁ提督。疲れてないか? 肩揉んでやろうか!?」

提督「なんだ急に....悪いがこの書類だけは終わらせないと。」

摩耶「この書類って、その積んでるこれ全部?」

提督「提督も案外楽じゃないんだよ。ハハハ。」

摩耶「お疲れ。アタシは部屋に戻るよ。」ガチャ

提督「....行ったな?」

提督「困った。どうしたものかな。」

-摩耶・鳥海の部屋-

摩耶(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいぃぃぃぃぃぃっ!!)枕に顔突っ伏してバタバタ

摩耶(まさかこんな話が出てくるなんて思わなかったぞ!? 艦娘と提督でけ、結婚なんて!!)バタバタ

摩耶(ど~せそんな展開にならないって思って今までアイツに....)バタバタ

鳥海(ね、姉さん...何したんだろ。)

摩耶(ああ....やっぱり本命は金剛か...もしくは最初から居た五月雨か.....)バタッ..

摩耶(アイツってロリコンの気があるからな...駆逐艦にもやさしいし....)

摩耶(いや。アイツは誰にでも優しいから。うん。大丈夫、正常、正常! ノーマルのはず!!)

鳥海「姉さ~ん? もしも~し?」

摩耶(あああぁぁぁぁ....アタシも高翌雄姉や愛宕姉みたいに言葉使いが良ければなぁ.....)ピクッ...ピクッ...

摩耶(ってか、アタシ達の中で口悪いのってアタシだけだし。塾とかサボらなけりゃ良かった。)

鳥海「姉さんってば~」

摩耶「んあ!? 何?」ガバッ

鳥海「さっきから一人で暴れてますが、何かあったんですか?」

摩耶「何もねぇよ...」パタッ

鳥海「提督」ボソッ

摩耶「」ピクッ

鳥海「言葉使い」ボソッ

摩耶「」バタバタバタバタ

鳥海「だから常日頃から言ってましたのに...言葉使いに気をつけないと嫌われますよって。」

摩耶「」グサッ!

鳥海「あんな良くしてくださるのにいつも...」

摩耶「」グサグサッ!!

鳥海「確かに深海棲艦にやられてイライラするのは分かりますが、提督にあたるのは筋が違いますって。」

摩耶「」チーン...

鳥海「えいっ」グイッ!

摩耶「んにゃぁぁぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

鳥海「とりあえず提督に謝って来なさいな。」

摩耶「ち、違うって!! 何も、何もしてない! だから離してくれぇぇぇぇぇぇ!!」

鳥海「愛宕姉さん直伝のタイ式足ツボマッサージです。効くでしょう。」

鳥海「さぁ、提督に謝って来ましょう。ほらほら。」グイグイ

摩耶「違う!!だから何も!!してなぁぁぁぁぁぁ゛あ゛あ゛!!!」バンバン

鳥海「....何も聞こえませんね。もっと痛い所行きますか。」ホアタァ!!

摩耶「いぎっ!」ピチューン!

鳥海「ん~? 間違ってしまいましたか...」

摩耶「」ピクッ...ピクッ...

-次の日-

摩耶「酷い目にあった。鳥海の奴~...あとで見てろ...」

摩耶「だけど、ウジウジ悩むんでても仕方無いし。やっぱ真正面から当たって砕けるのが摩耶様だよな!」

-司令室前-

摩耶「う~....でも緊張するな。」

<デスカラ、コレハオカエシシマス

摩耶「ん?」

<エエ、サスガニコウイウノハアソビデヤッチャアダメダトオモウンデス

<ハイ、スイマセン オツカレサマデス シツレイシマス

摩耶「まさか...」

摩耶「提督!」ガチャ

提督「あ、ああ。摩耶か。」

摩耶「さっきの電話....もしかして....」

提督「ああ。昨日の書類と指輪を上に返そうと思ってな。」

摩耶「やっぱり...」ガクッ

提督「それに。私には好きな人が居てな。もう指輪も買ってあるんだ。」

摩耶「」

提督「彼女には内緒でね。指のサイズもこっそり調べて、名前も彫って。」つ小箱

摩耶「あ...ああ。そうか。」

提督「気に入ってくれると思うかい? これ」つ指輪

摩耶「そんな...アタシに聞くなよ。そこまでセンスないぜ?」チラッ

指輪「- To MAYA -」キラッ

摩耶「......え?」

提督「提督と言う職業柄、みんな私とは一線を置いた。中には金剛の様にオープンな人もいたけど。」

提督「だから、率直に意見を言ってくれる存在はとてもありがたかった。」

提督「今はまだ戦時中だから無理だろうけど、もし、もし戦いが俺達の世代で終わったら...」

摩耶「」フリーズ

提督「摩耶さえ良ければ....その...」

摩耶「そこでつっかえるなって!」

摩耶「サンキュー。提督。すげぇ嬉しいよ!!」

提督「!! 良かった....はは。ここまでやって嫌われてたら。なんてビクビクしていたよ。」

提督「ただ、指に嵌めるのは全部終わってから。まだまだ頑張らないといけない。だから...」

-銀のチェーンに指輪を通して摩耶の首に掛ける-

提督「これで、我慢してくれ。」

摩耶「すぐ嵌めたいんだけど...まぁ、仕方ないか。」

提督「これからもよろしく。摩耶。」

摩耶「おう! どこまでもついていくぜ!!」

>>293
こんな感じになりました。摩耶さん可愛いです。
ただ恋心と葛藤とは違う....かな。

太平洋の何処かの島
大隊長「総員戦闘用意!」
4日前に上陸した深海陸軍がこの基地を狙うのは明白であるここの戦力は1式砲戦車2個中隊と97式1個中隊と89式1個大隊そして海防艦数隻であった
97式「おっかねぇなぁ、楽できると言うから戦車娘になったのに」
89式「ほら!行くよ」
海防艦占守(以下占守)「すいません、役にたてなくて」
艦娘は陸戦に向かないので戦車娘いわゆる戦娘が作られた(一応銃は効くけど威力が低い)
89式「いいの!いいの!でも砲撃支援手伝ってね?」
占守「はい!皆対地対空対艦戦闘よーい!」
海防艦「了解!」
するとヒューーーー............ドォン!ズーン!
大隊長「始まったな、行くぞ!」
戦娘達「はっ!」
1時間後
ゴォォォと音をたてながら火が燃える89式だった残骸だ
そこで激戦が繰り広げている
深海ロケット砲兵「吹っ飛べ!」
シューーと音を立て吸い込まれるように飛ぶ
バギャン!
97式「んっ?ワァッ!?」
ドン!一瞬で砲塔が吹き飛び続いて車体が吹き飛んだ
97式36番車「落ちろ!落ちろ!」
97式28番車「やたらめったら撃つな!目立つぞ!」
対地攻撃機「彼奴だ、やっちまえ!」
2番機「ダー」
3番機「了解」
対地攻撃機3機がカノン砲で攻撃を仕掛ける
ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!
36番車「グウッ!うぅぅ....」
防盾と砲身の間に直撃した
28番車「おいっ!しっかりしろ!死ぬんじゃな・・・・い?」
ふと自分の手を見ると36番車の血がべっとりと付いた手があった
28番車「ハ...ハハハハッ」
少し後にカノンが28番車に命中し爆発した
1式砲戦車「ヒッ!怖いよ」
89式「落ち着け、大丈夫だ」
するとドサッ!と何かが落ちて来た
1式「何だろ?」
89式「あっ!見るな!」
それは黒焦げになった人だったものだった
1式「うっ、あっあっワァァァァァ!」
89式「馬鹿!出るな!やられるぞ!.....ワアッ!?」
塹壕から飛び出た瞬間爆発した
(白銀の谷見終わったら続き書く)

1式8号車「さぁいい子だ.....よーしそこっ!」
ドッン!ヒューーン........バァン!
1式8号車「やったぁ!」
小隊長「陣地転換しろ!早く!」
すると1号車の無線機から通信が来る
無線機「敵が突っ込んで来る!白兵戦用意!」
小隊長「聞いたな着剣しろ!白兵戦だ!」
全車それを聞き着剣する(砲に着剣て何だよ)
深海師団長「総員突撃!」
既に深海側は2回突撃し2度撃退された、2度目に基地玄関付近まで侵入している3もしくは4回目には陥落すると思われている
占守「11時53分の方向に敵!迎撃急げ!」
国後「損耗拡大!既に中破艦と大破艦しか居ませんよ!」
占守「口動かすより手を動かせ!」
シャーー.....ドーン!
国後「えっ・・・・・・・」
占守「国後!おいっ!しっかりしろ!」
深海艦爆「行くぞ野郎ども!」
ドーン!
占守「畜生!・・・あれ?・・・・私の腕が・・・・・・」
主砲を撃とうと腕を敵機へ向けるがそこに有るはずの腕と主砲は無かった
占守「もうやだ・・・・・・怖いよ・・・誰か・・・」
海防艦艦隊は大破した2隻を除き全滅した
1式8号車「来やがれ深海め!」
ダン!
1式7号車「糞!装填中」
深海軽戦車「ypaaaaaa!」
1式8号車「オラァ!」
そう叫びながら砲を振り落とす
深海軽戦車「グウァ!」
小隊長「1歩も引くな!戦え!」
狂気の白兵戦が始まる少し前
深海連隊長「撃て!」
ボシュボシュとロケット砲が発射される
内数発がバリケードと外壁とドックへ命中する前線の観測車からの報告で修正されて行く
ドン!ズーン!
明石「わぁ!?」
明石の直ぐ近くに着弾する付近の工作員達は全滅するが腐っても艦娘である何とか耐えた
深海連隊長「突入!突っ込めー!」
更に確認に来た戦娘と戦闘が開始される
明石「やばっ!」
タタタタタタン ドン!
守備隊員「おいっ!危ないぞ!こっちには敵が侵入して ダダダダダダン グアッ!」
明石「ヒエー」
(今の明石の武装 拾ったM1ガーランドのみ)
深海側は鎮守府に突入したが手間どっていた白兵戦と想定外の人間の抵抗による損害は無視出来ない
深海連隊長「お前ら右へ回れ!」
深海小隊長「ダー!」
ガチャ タッタッタッタッ
明石(良し行ったな)
ガチャ パタン
明石(ここの通路を左に・・・・・・・・あっ!)
深海中戦車「動くな!大人しく両手を...
明石「ワァァァァァァァァ」
タンタンタンキーン
深海中戦車「グッ!.....貴様ぁ!」
明石「やめて!」
ドン!

事の発端は「鬼ごっこしましょう」この掛け声だった。
────それが、恐怖の幕開け。

提督「何故、こうなった?」

榛名「わ、わかりません」


『この付近に隠れているのは解っています。大人しく出てきて降参する事を薦めますが、出てこない、と言う事は多少の被害は覚悟するという事ですね?』


廊下に響き渡る凛とした声。
声の主は加賀。
そう、今回鬼を務めるのは『加賀』だ。
生真面目を地でいく加賀がこのような茶番とも呼べる行事に賛同したのはその報酬によるところが大きいだろう。


『ヒィィィィィィ』
『見つけました』


これで犠牲者は三人目。
今の声は恐らく天龍だ。
一人目の犠牲者、電は余りの恐怖に失神してしまった。
加賀は己の艦載機をフル活用し、多次元からの捜索を敢行している。
目が完全に獲物を見る目になっていたのを俺は覚えている。

提督「いいか、榛名。残り時間はあと15分…逃げ切れば俺達の勝ちだ」

榛名「け、けど…加賀さんの警戒網を潜り抜けるのは至難ですよ…」

提督「は、ははは…け、警戒網って、ただの鬼ごっこだぞ?」

榛名「執務室を艦爆隊に爆撃されたのを忘れましたか…?」

提督「…………」

榛名「さ、流石に模擬弾を流用はしてましたけど、あれは本気でヤりにきてますよ…」


『往生際の悪い人達です。既に他のフロアには居ないのは解っています。みんな優秀な子たちですから』


────優秀な子たち。
言わずもがな、加賀の操る攻撃隊だ。
捉まらなければどうという事はない。だってしまかぜは速いもん!
どこかのレッドカラー大好きな軍人の台詞を織り交ぜて逃げ回っていた島風は加賀の「頭にきました」の一言が聞こえた直後、
艦爆隊と艦攻隊によるアウトレンジからの攻撃に足下を掬われ「オゥッ!!」という小さな悲鳴と共に捉まった。

ガチャ ギィィ……


扉が開かれる音に俺と榛名は身を凍らせる。


コツコツコツ…


加賀「」チラッ

用具入れ「…………」


ギィィ……パタン


提督「行ったか……?」

榛名「た、多分…」


ガチャ…


恐る恐る、用具入れの戸を開いて一緒に隠れていた俺と榛名は外へ出る。

提督「はぁ…」

榛名「ふぅ…」

安堵のため息が俺達から漏れる。


『これで全員ですね。さすがに気分が高翌揚します』


その言葉が背後から聞こえて俺と榛名は同時に固まる。
ゆっくりと振り返った先には、薄っすらと笑みを浮かべる加賀。
榛名は既に気を失ってその場に倒れている。
ゆっくりと加賀の手が俺の肩に掛けられる。
そこで、俺の意識も闇の中へと溶けて消えた。


加賀「一週間の資材の上乗せ、食料の上乗せ、良い報酬ね」

赤城「加賀さんいいなぁ」

加賀「宜しければこれから私の部屋でどうですか、赤城さん」

赤城「えっ、いいの!?」

加賀「はい。たまにはこういった戯れにも興じてみるものです。思わぬ報酬が得られます」

提督「容赦なさすぎだ」

加賀「やるからには全力で臨みます。あ、そうです、提督」

提督「な、なんだ」

加賀「次回の戯れには是非これをやってみましょう」ピラ


THE 逃走中


加賀「それぞれの勝利条件次第ですが、こんな報酬なら、また参加したいものです」

提督「(加賀にハンターさせたら生存者ゼロになるだろうな)」


パッと思いつきで書きました。
鬼ごっこ、艦娘たちでやったら誰が鬼として一番恐ろしいのだろうか…

提督「Rebellion ~反逆の艦娘達~・・・? なんだこれ」

赤城「戦意高翌揚に作られた歌みたいですよ?」

提督「上の考えはよく分からんよ」

続かない

軽空母のみんなと飲みにいきたい。
おっぱいの大きい娘が腹筋してるとこを見ていたい。


隼鷹「ぷはぁ! 今日は提督もいることだしさ、久々に王様ゲームでもやろうぜ!」

龍驤「おっ、そいつは面白そうやね!」

千歳「うふふ、たしかにお酒の良い肴になりそうね」

千代田「ちょ、ちょっと待ってよ! 提督がいるのに王様ゲームなんて、もしも千歳お姉が変なことされたりしたらどうするのよ!?」

飛鷹「まぁ、それはそれで盛り上がりそうだし、いいんじゃない?」

提督「無茶ぶりさえなければ問題は無いだろ。それより、男が俺一人で盛り上がるのか?」

龍驤「いやいや、キミがいるからこそ盛り上がると思うで」

隼鷹「そーそー! いつものこのメンツじゃもうやりあきたしね」

提督「まあ、お前らがいいと言うなら俺は構わんが」

千代田「良くない! 全然良くない!」

千歳「こら、千代田? せっかく提督が私たちの飲み会に付き合ってくださったんだから、盛り下げること言わないの!」

千代田「で、でも、千歳お姉ぇ……」

飛鷹「どうせくじの引きさえよければ問題ないんだし、気軽にやれば?」

提督「少なくとも俺は変なことを命令するつもりはないぞ…………たぶんな」

千代田「問題なのは主に隼鷹なんだけど……はぁ」

隼鷹「だいじょーぶだいじょーぶ! 今日は軽めのにするから安心しなって」

千代田「……不安しかないわ」

龍驤「まあ、前回が前回やったからね……うん」

隼鷹「とにかく始めようぜ! ほら、くじなら用意してあるからさ」

飛鷹「そうそう、やるんならさっさと始めましょう」

千歳「うふふ、何が起こるか楽しみだわ」

提督「王様ゲームなんて学生のとき以来だな。まあ、お手柔らかに頼む」

……
…………

隼鷹「よし、みんなくじは引いたな? せーの!」

『王様だーれだ?』


千代田「やった! 私が王様よ!」

千歳「ふふ、よかったわね、千代田」

隼鷹「今回の一番手は千代田かぁ。ここは一つ盛り上がるものを頼むぜ!」

千代田「んー……それじゃあ、2番は腹筋10回すること!」

千歳「……あら、2番ってことは私ね」

千代田「えっ!?」

龍驤「腹筋10回て、あんま盛り上がるとは言えんやつやね」

飛鷹「でも、それを自分が大好きな千歳にやらせてしまうってのは、少し笑えるけどね」

隼鷹「まあ、ドンマイ千歳!」

千代田「……ご、ごめん千歳お姉」

千歳「ふふ、別に構わないわよ? あ、そうだ。提督、もしよろしかったら、腹筋をするので私の足を抑えておいていただけませんか?」

提督「別にそのくらい構わんぞ……こんなんでいいか?」ギュッ

千歳「はい、ありがとうございます♪」

千代田「ちょ、ちょっと千歳お姉、何も提督に頼まなくたって……」

千歳「ふふ、別に誰に手伝ってもらえとは命令されてないのだけど?」

提督「なんだ、代わった方がいいか?」

千歳「いえ、このままお願いします。それじゃまずは……んっ、一回目っ」プルンッ

提督「……ほう」

千歳「二回、目っ」プルン

提督「……ふむ」

千歳「三回っ」プルン

提督「……これはなかなか」

千代田「す、ストップ! 足を抑えるのは私がやるから、一旦やめて! さっきから提督が千歳お姉の見てる!」

千歳「四回目っ……何言ってるの千代田、王様の命令は絶対なのよ? それに、提督はただ私の足を抑えていただいてるだけよ?」プルルン

提督「そうだな」

千代田「千歳お姉ぇーっ!?」

龍驤「……これはまたなんとも千歳らしい千代田への嫌がらせっちゃ嫌がらせやね」

飛鷹「提督もまんざらではなさそうだしね」

隼鷹「ははっ、これは思ったよりは見てておもしれぇな!」

……
…………

千歳「十回目っ……ふぅ、これで終わりね。提督もありがとうございました♪」

提督「ああ、こちらこそ」

千代田「うぅ、千歳お姉ぇ……」


おしまい

さぁ もう一度 剣を取れ 暁の水平線の果てに

高く 勝利を刻みなさい!

多海域の海から 襲い来る深海棲艦

原曲から聞きながら書いたんで勘弁してくれ 後「牢獄の~」から思いつかん







      加賀「ケッコンカッコカリ、ですか」






.


加賀「私は赤城さんを愛してますから」 ドヤァ


提督「つまり俺のことは好きではないということか」


加賀「いえ、普通くらいには好きです」


提督「…普通、か。ならその指輪は大和用にしておこう。加賀、返してくれ」


加賀「…………」 ググッ


提督「…えーっと、返して?」


加賀「これは譲れません」 グッ


提督「…ちょっと待ってくれ」


加賀「はい?」


提督「俺は別に、無理にケッコンカッコカリしようとしてる訳じゃないんだ」


提督「仮ではあっても結婚だ、乗り気じゃない娘とするつもりはない」


加賀「はぁ」


提督「だからその指輪返して?」


加賀「これは譲れません」


提督「…俺のこと、あまり好きじゃないんだよな?」


加賀「いえ、五航戦の娘よりは好きですよ?」


提督「喜んでいいのか分からない評価だな…」


提督「…まあとにかく、普通くらいなんだろう?」


加賀「…普通よりは、少しくらい好きかもしれませんね」


提督「つまり、そんなにケッコンに乗り気じゃないんだろう?」


提督「だからソレ返して」


加賀「これは譲れません」


提督「…アレか?その指輪で赤城とケッコンでもしたいのか?」


加賀「赤城さんのことは愛していますが、ケッコンまでとは思っていません」


提督「…じゃあなんだ、とにかく指輪自体が好きとかか?」


加賀「別に興味はありません」


提督「じゃあその指輪返しなさい」


加賀「これは譲れません」


提督「…え、なに?もしかして俺とケッコンしたいの?」


加賀「そうとは言ってません」


提督「だよなぁ、俺の事そこまで好きじゃないって言ってたもんなぁ」


加賀「…二航戦の娘達よりは好きですよ?」


提督「普段言及しないからよくわかんないんだけど」


加賀「…普通よりけっこう好きかもしれません」


提督「とにかくそれ返して」


加賀「これは譲れません」


加賀「…ところで」


提督「なんだ?」


加賀「提督は私のことが好きなんですか?」


提督「そりゃあ、そうじゃなかったらケッコン申し込まないけど」


加賀「じゃあ、私も提督が好きです。愛してます」


提督「じゃあって何だじゃあって」


加賀「これで、指輪を返さなくていいんですよね?」


提督「…えっ、結局ケッコンするつもりなの?」


加賀「はい、これは譲れません」


提督「え、指輪のためだけにケッコンさせられるの、俺」


加賀「…………」


加賀「…あなたがくれたから、これは譲れません」

おわり

>>366
>>371の続きです

奴らは力を増し 人類(ひと)はただ震える

海域に封じこまれ 閉ざされたこの鎮守府に

反逆の狼煙を上げ出撃する 最後の望み(艦娘)がある

(大破を)恐れるな!

遠い海の果てに 蘇る艦娘達は

受けた運命(さだめ)に 立ち向かう

Anger Anger ここにいるぜ(CV天龍)

すべてを奪い去る 海の支配を崩せ

何も なすすべもなく 轟沈はゴメンだ

とりあえずここまで

秋雲「ネタがない!! もう〆切近いってのに!!」ウガー!!

秋雲「いつも薄い本ばっかり書いてたのバレたから皆私の事警戒して逃げていくし!!」

秋雲「はぁ....今回の入稿は諦め....」

秋雲「駄目!! 絶対に駄目!! ようやく名前が売れてきたのに!!」

秋雲「こうなったら....っ!!」

-司令室-

秋雲「提督!!」バンッ!!

秋雲「ネタをください!! なんでもしますからぁっ!!」

提督「秋雲、その言葉、二言は無いな?」

つ 【模様替え】ポチッ

E コンクリート壁
E コンクリート床
E 鉄格子の窓

提督「さて。覚悟は良いな。秋雲。」

秋雲「あの、提督。これは....」

提督「薄い本のネタだろう? だから協力してあげよう。」

提督「さっき、なんでもするって、言ったよね?」

秋雲「....自分で言った事だけど、もうちょっと言い方ってあったよねぇ~...」

提督「さぁ、どんなシチュをお望みか。酸素魚雷も46センチ砲も用意してあるぞ。家具コインもほら、こんなに。」フフフ

秋雲「流石に勘弁っ!」ダッシュ!

ガチャ....ガチャガチャガチャ.....

秋雲「嘘っ!!」

ドア「良かれと思って鍵掛けました」

提督「さぁ、諦めておいで~」コッチコッチ

秋雲「ええ~っと...そう、これだとどんな感じになってるか見れないから...」

秋雲「だから、これだと絵が書きにくいなぁ~....なんて。」

提督「なんだ。そんな事か。」パンパン!

青葉「お呼びですか? 提督。」シュタッ!

提督「ほら、カメラさんも来たぞ? まだ逃げるのかな?」

秋雲「だ、誰か!! 誰かぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

-この後、滅茶苦茶にされた-

本番シーンが書けません。皆さんどうやって書いてるのか....


雑談スレで話していたものです。
クオリティはお察し。




 『お祭りの醍醐味』



提督「花火に山車に出店……」

提督「それとこのうるさいくらいの喧騒」

提督「やっぱこういうのが祭りの醍醐味だよなぁ……」

時雨「そうだね」

時雨「かき氷にクレープに林檎飴にチョコバナナ……」

時雨「どれも美味しいものばかりだ」

提督「……食い意地張ってると太るぞ?」

時雨「……気をつけるさ」

時雨「────あっ、わたあめ!」

提督(……無理そうだなー)







やっぱり無理ですね(諦め)。

お目汚し失礼しました。

天龍「オイ! 俺を戦線離脱させるな!! 死ぬまで戦わせろよ!!」

提督「...またか。天龍、死にたがりもいい加減にしろ。いつお前が轟沈するか考えるとヒヤヒヤする。」

提督「違う意味で怖いわ。」

天龍「この程度の傷なんて事ねぇって!! 出撃させろよ!!」

提督「...。そんなに出撃したいか?」

天龍「ったりめぇだろ? 戦いあってこその俺達だ!!」

提督「よく分かった。一番過酷な海域に出してやる。覚悟は良いな。」

天龍「はっ! 元々その覚悟だよ。やっと話が通じたな。」

提督「しかし、今の艤装では無理だ。工廠の妖精に無理言って強力な魚雷を作ってもらうから、」

提督「今日の所は大人しく入渠しろ。」

天龍「了解だ。じゃあ失礼するぜ。」パタン

提督「........ふぅ。」

ピーンポーンパーンポーン....

提督「テステス。あ~...龍田、至急、工廠まで来るように。」

-工廠-

龍田「私を呼び出すなんて~...一体なんのご用ですか?」

提督「天龍が出撃させろと五月蝿いんでな。そんなに出撃したいなら思う存分出撃させてやろうと。」

提督「その為の艤装を作る為に協力してほしいんだ。」

龍田「あら~...それなら妖精さんにお願いすれば良いじゃない。」

提督「妖精さんだけだと無理だ。天龍の身体のサイズを知っている人が居ないとな...」

提督「その為の案が....これだ」つ設計図

龍田「.....提督、これ、本気で言ってますかぁ~...?」

提督「無論、本気だ。この艤装を作れば天龍は出撃が出来、鎮守府は潤う。一石二鳥以上のリターンをもたらすんだ。」

提督「その為には龍田の協力が必要なんだ!!」(力説

龍田「ふふふ....ええ、全力で協力しますわ~...うふふふふふふ....」キラキラ

-翌日-

天龍「お~い提督。新しい艤装とやらは出来たのか?」

提督「ああ。中々無理を言ったからな。今さっき手続きの書類も受領された。」

提督「上も馬鹿な話だと思ったらしい。結構反対されたが、押し切った。」

提督「だから天龍、拒否は許さんぞ?」

天龍「おう! どんな艤装も使いこなして見せるぜ!!」

提督「......言ったな?」

提督「ではお見せしよう、これが新しい艤装だっ!!」つ箱

天龍「どれどれ......................は?」 in スク水

提督「この鎮守府で一番出撃回数が多く、最も過酷な海域って言ったら一箇所だけだろう?」


提督「東 部 オ リ ョ ー ル 海 だ !!」ドドンッ!!


天龍「いやいやまて。俺軽巡だって!!」

提督「言っただろう。手続きの書類も受領されたとな。つまり今天龍は正式に潜水艦となっている。」つ書類コピー

提督「さぁ、そろそろオリョクルの時間だ。準備しろよ~」

天龍「まてって! 俺の話を聞け!!」

ガシッ!

天龍「ん?」

ゴーヤ「新入りでちね?」ハイライトOFF

イムヤ「ようこそオリョールクルージング、364泊365日の旅に。」ハイライトOFF

イク「さっそくイクの~!!」ハイライ(ry

天龍「......こいつらヤバイ......目が、目が怖いっ!!」

天龍「龍田! 助けてくれっ!!」

龍田「あらあら~? 天龍ちゃん早く着替えないと駄目じゃない。」

龍田「私も協力したんだから~....着てくれないと駄目ですよ?」

天龍「なん....だと.....」

ゴーヤ「ほら、さっさと行くでち。早くしないとオシオキされるでち。」

イク「"ショベルの達人"だけは絶対食らいたくないのね!!」

イムヤ「"千本ノック"もだけど、アレ食らったら死ぬわよ....」

キュラララララララララララララ.........カシャンッ!!

天龍「ちょ、まてやめろ、止めてくださいお願いします!! 助...助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」ズルズル

龍田「いってらっしゃーい」ヒラヒラ

-後日-

ゴーヤ「てーとく、ゴーヤ達ちゃんと言われた通りできたでち。」

イク「御褒美、欲しいの~!!」キラキラ

提督「もちろん。ご苦労様。」ナデナデ

イムヤ「だけど、天龍さん大丈夫かな?」

天龍「」

提督「オリョクル」ボソッ

天龍「」ビクゥッ!!

イムヤ「普通それ、嫌がるの私達よね...」

提督「今は休止って事で。ほら、間宮行くぞ。アイスでも食おう。」

ゴーヤ「いくでち~!!」

と、言う謎電波を受信した。

お目汚し失礼。

~大人しい子の甘え方~



睦月「てーとくー、えい!」ピョン

提督「おっと」ポスッ

睦月「えへへー、今日睦月ガンバったでしょー?」

提督「あぁ、そうだな」

睦月「でしょでしょー?もっともっと褒めるがよいぞー!」

提督「ははは、そうだな。じゃあご褒美に頭ナデナデだな」ナデナデ

睦月「ふふふふ~♪」

弥生「…………」

提督「お、どうしたんだ、弥生」

弥生「ん…別に」スタスタ

提督「?」

弥生「なでなで……」


提督「えーと、任務報告書っと…はいよ、ご苦労さん!おっ、なんだ今日一番活躍したの夕立か。やるじゃないか!」

夕立「えへへー、もっと褒めて褒めてー♪」

提督「おー、偉いぞ。よく頑張ったな。普段演習でも凄い頑張ってたしな。努力が報われたって奴だ」ポンポン

夕立「むふふ~♪」

弥生「…………」

提督「お、どうした、弥生」

弥生「いえ……別に。遠征が終わったから、その報告」プイ

提督「お、おお…そうか」

弥生「羨ましく、なんか……」

鈴谷「へいへいへーい♪今回の エム ブイ ピー 鈴谷が頂きましたー!」

提督「おっ、いつになくハイテンションだと思えば…」ニヤ

鈴谷「ま、当然の結果じゃん?鈴谷は褒められて伸びるタイプなんです」

提督「はは、そうだったのか?」

鈴谷「そそ、だーからー、うーんとほめてね♪って事で間宮さんのアイス~♪」

提督「ったく、ちゃっかりしてるよ、お前は…」

鈴谷「さっすが提督~。やるじゃーん、あざーっす♪」☆(ゝω・)v

弥生「…………」

提督「はいはいっと、弥生か。どうだ、弥生も一緒にアイス食べに行くか?」

弥生「いい……」トボトボ

提督「……」

弥生「あんなのは、無理……」

提督「哨戒任務ご苦労さん」

睦月「はいはーい!」

望月「んあ~、肩凝った」

提督「どんだけだよ!」

弥生「…………」

提督「えーっと…おっ、撃墜数7!やったな、弥生!今回の功労者はお前だ」

弥生「え…?」

望月「あー、はいはいおめっとー。てかあたしもう帰っていい?最近寝不足でさー」ガチャ バタン

提督「どんだけ自由人だよ…」

睦月「おりょ?弥生ちゃんやったー!凄いすごーい!」

弥生「うっ…うーん……」

提督「どうだ、弥生。うれしいか?」

弥生「えっと、えーと…」

提督「うん?」

弥生「うれしい…かな」

提督「ははっ、そうか!ま、それじゃ弥生にも何かご褒美やらないとな」

弥生「えっ」

提督「何がいい?」

弥生「えっと……」

提督「お?」

弥生「……褒めて、なでなで……」ボソッ

提督「へ?」

弥生「褒めて、なでなで、して欲しい。あと、アイス食べたい」

提督「ぶっ」

弥生「えっ?」

提督「はははは、ゲンキンな奴だなぁ、弥生は」ポンポン

弥生「はっ…///」

提督「まっ、普段から何も欲張らずに頑張ってる弥生だ。それくらい欲張った所でだ~れも文句なんて言わないよ」ナデナデ

弥生「……///」

睦月「あ~、弥生ちゃんいいなぁ~!」

提督「はは、今日は弥生が頑張ったんだから、当然だよな?」ナデナデ

弥生「…うん、当然///」

提督「よしっ、そんじゃ間宮さんのアイスでも食べに行くか!」

弥生「レッツ、ゴー…」



おしまい

こんな感じの弥生ちゃんでもいいと僕は思う
お目汚し失礼しました

─ヒトナナマルマル─


大淀「提督。大本営より命令書が」

提督「ん、ついに来たか……」

大淀「次回大型作戦への布石、航空戦力の増強。まあ、どうやら既にお察しのようですが」

提督「そりゃあね、こちらも多かれ少なかれ色んなつながり持ってるからな。無論準備は整えているさ」

提督「そうだろう? 蒼龍」

蒼龍「はい!」

大淀「うふふ、もういつでも大丈夫といった所ですね」

提督「そりゃこの時の為に秘書艦に戻ってもらったんだからな」


提督「では、行くぞ」

蒼龍「これで、これで私もついに……!」






シーン






提督「……あるぇ?」

蒼龍「」

提督「オーケーオーケー、落ち着こう。まずは命令系統の洗い直し(キャッシュ削除)をだな」 

大淀「提督」

提督「さーもう一度いくぞー」

大淀「提督。命令書にはちゃんと目を通してください」

提督「いやいやいやいや、何も問題はないはずなんだよ錬度だってちゃんと……」



命令書「Lv.78にて改装可能」オラ、メイレイショダチャントヨンドケヨー

提督「」

蒼龍「」←Lv.77

大淀「……言わんこっちゃ無いですねぇ」

提督「さーて蒼龍、最後のレベル上げ行こうかー」

蒼龍「……九九艦爆隊」

提督「待ーて待て待て待て、いやだって飛龍は77だったし蒼龍だって同じだと思うじゃん!?」

蒼龍「目標、母港執務室の提督」

提督「いや、それ瑞鶴の台詞……ってかいい加減その艦爆降ろしてくれません?」

蒼龍「散っ々飛龍達が慢心はダメって言ってたのに……全機発艦!!」

提督「落ち着け蒼龍、俺を倒しても経験値は1すら入らギャアアアアァァァ……」



大淀「これが慢心した提督の逝く末ですか……勿論、皆さんは慢心なぞしてませんでしたよね」


大淀「ね、画面前の提督さん方?」

 即興で失礼。
 
 今回慢心してた提督は少なくないはず。油断はダメですよー、でないと爆撃されても文句は言えません。


 てな訳で、私は演習前にちょっくら九九艦爆(乳)にのされてきますね。


提督(どういう事だろう……)

翔鶴「やっ……瑞鶴……やめなさい……!」

瑞鶴「しー……翔鶴姉、提督が起きちゃうよ」

翔鶴「……で、でも……んっ……あっ」

提督(寝ていたらドアが開き翔鶴と瑞鶴が入って来た、起きようと思ったのだが翔鶴の様子がなにかおかしい)

瑞鶴「でもまさか翔鶴姉がそういうプレイが好きだったなんて意外だなー」

翔鶴「べ、別にそう言うのが好きって訳じゃないのよ……」

瑞鶴「じゃあ、どういう意味でこんな格好で提督の部屋の前にいたの?」

翔鶴「そ、それは……あっ……そこは……だめっっ!!」

提督(チラッと見たが翔鶴は下着じゃないか……そして俺の部屋の前にいたってことは……瑞鶴もだいぶはだけて……)

瑞鶴「翔鶴姉のここ……ふふ、すごい濡れてる……」

翔鶴「だめよ、瑞鶴そんなこところ触っちゃ……」

瑞鶴「ねぇ、見て翔鶴姉こんなに濡れて……糸まで……妹に触れられて興奮しちゃったの?」

翔鶴「そんなこと、言わないでぇ……ああっ」

瑞鶴「いい感じ……胸もこんなに大きくなって……柔らかい」

提督(やばい立ってきた……)

翔鶴「んあ……んん……す、好きで大きくなった訳じゃ!! ああっ!!!」

瑞鶴「ほらほら、そんなに大きな声を出したら……」チラ

提督(!?……バレたか?)ビクッ

終わり

飽きた、誰か続きよろしく

加賀さん「提督達は荒れるだけでしょ。羅針盤は純粋すぎる子よ」

青葉「やりました・・・。やったんですよ!必死に!その結果がこれなんですよ!」

提督「二人共 何言ってるんだ」

赤城さん「例の海域で地獄見てる先輩提督を見た感想らしいです」


少しお借りします。



────出撃前夜


鈴谷「────おっ、いたいた♪」

鈴谷「探したよ、提督。こんなとこで何してんの?」

鈴谷「提督ってば夜空の星眺めるようなロマンチストだっけ?」

提督「……はぁ、鈴谷は変わらないな」

提督「その元気、俺にも分けて欲しいくらいだ」

鈴谷「んー、欲しい? 鈴谷パワー注入しちゃう?」

提督「鈴谷パワー……?」

提督「……なんだか急に欲しくなくなったな」

鈴谷「うわっ、何それひっどい!」

鈴谷「あははっ♪」

提督「ははっ……」

提督「………………」



提督「なぁ、鈴谷?」

鈴谷「ん、なーに?」

提督「鈴谷は……怖くないのか?」

鈴谷「……えーと、明日の出撃のことだよね?」

提督「そうだ」

提督「明日の出撃は今までのものとは全く違う」

提督「誰も足を踏み入れたことのない未知の海域の攻略戦だ。当然見たこともないような深海悽艦が現れる可能性も十分にある」

提督「こちらの艦隊の中にそれに対応出来る艦娘がいれば問題は無い。だがもしも対応出来る艦娘がいなければ……」

鈴谷「………………」

提督「……様々な可能性を考慮して現段階では最適の編成に仕上げたつもりだ」

提督「……それでも不安になる」

鈴谷「………………」

鈴谷「…………提督」

鈴谷「もしかして熱あったりする?」

提督「…………は?」

鈴谷「何てゆーか、提督らしくない」

鈴谷「いつもみたいにどっしり構えてさ、わるーい笑み浮かべててくれないとこっちも調子狂うんですけど?」

提督「……おい」

鈴谷「あ、あとさ────」





鈴谷「────怖くないわけないじゃん?」





提督「────っ!?」

鈴谷「だーかーらっ」

鈴谷「提督は弱音吐くの禁止!」

鈴谷「上が揺らぐと下の私達も揺らいじゃうからね」

鈴谷「……分かった?」

提督「……ああ」

提督「格好悪いところ見せてすまなかったな」

鈴谷「あはは、そうだよねー。こりゃ明日の指揮では名誉挽回してもらわないとねー」

提督「もちろんそのつもりだ」

鈴谷「おっ、期待してるからね♪」

提督「………………鈴谷」

提督「明日もよろしく頼む」




鈴谷「────りょーかい!」






お目汚し失礼しました。

安西先生……画力が欲しいです……。

一応書いておくけど鈴谷の絵だよ

ここに爆撃しようと一つネタを書いていたと思っていたら、いつの間にか二つ目のネタを書き終えていた
何を言っているのか(ry


はい、投下させていただきます
※露骨なエロネタ、キャラ崩壊注意

雪風「雪風!いつでも出撃出来ます!」

提督「よし、それじゃあ早速で悪いけど出撃してもらおうかな?」

雪風「はい!頑張ります!」ヌギヌギ



提督「うん。ちょっと待って。というかなんで脱ぐの」

雪風「あ、司令は着衣プレイがお好きでしたか?それは悪いことをしました!」

提督「いやいやいや!出撃だよ!?出撃!?出撃するのに脱ぐ必要なんてこれっぽっちもないじゃん!」

雪風「え?そうですか?」

提督「そうだよ!というか当たり前のことでしょ……」

雪風「……司令は着衣がとてもお好きなんですね。分かりました!プレイ用の服をもう少し繕っておきます!」

提督「待て待て待って!スルーしたけどなんで出撃でプレイとかそういう話になるのさ!分かってないし!」

雪風「分かっていますよ!出撃するんですよね!」

提督「絶対分かってないよね……」

雪風「むぅ…………もしかして、しれぇは童貞さんですか?」

提督「童貞とか関係なく、出撃するように言ったら脱ぎだす子がいたらこんな反応になるって」

雪風「だって、出撃ですよね?」

提督「君の言う出撃は明らかにおかしいよ。これじゃあまるで…………」

雪風「まるで?」


提督「…………」


雪風「まるで何ですか?しれぇ」

提督「………………ねぇ、もしかしてからかってる?」

雪風「はい!司令の可愛い顔が見れてよかったです!」

提督「はぁ…………じゃあ、改めて出撃しようか」



雪風「……やっぱり司令もしたいんですね!」

提督「ちょっ!ベルトに手を掛けないで!うわ!そこ触ったらダメだから!」

雪風「雪風はちゃんと出撃出来るように準備してきましたけど、しれぇの方は全然臨戦態勢じゃないですね…………」

提督「僕は純粋に出撃って言ってるの!なんでこうなるのかな……」

雪風「こうなる、じゃなくてセックスです!SEХ!」

提督「そう言うことを言いたいわけじゃないから!後微妙に左手を君のアレに誘導するのやめて!」

雪風「ま、まさか…………しれぇはロリコンさんじゃないんですか!?」

提督「ほぼ初対面でこんな暴走されたら誰でも戸惑うからね……ロリコンとか以前の話だよ」

雪風「うー……このままだとしれぇが取られてしまいます。せっかく秘書官に任命されたのに一番乗り出来ないなんて、皆の笑い話にしかなりませんし……」

提督「ねぇ、雪風。君は僕の話をちゃんと聞いて……」


雪風「仕方ありません!雪風としては襲われたかったですけれど、駆逐艦の良いところをしれぇに堪能してもらってロリコンさんになってもらいます!」

提督「え?ちょっ、まっ」

雪風「そしたら、いっぱい雪風を可愛がってもらって…………えへへへ」

提督「」


雪風「あ!しれぇ!どこに行くんですかー!」


提督(異動前に、この鎮守府の艦娘には問題があるとは聞いてたけど……まさかこういう意味だったなんて)


しれぇー…………


提督「…………よし、行ったか」ムニュ

鈴谷「んっ!……てーとくじゃん。ちーっす」

提督「うわあ!ご、ごめ……」

鈴谷「今雪風から逃げてるってことは、私にもチャンスがあるってことだよね……ほら、鈴谷のおっぱいはどう?」

提督「な、なんで無理矢理僕の手を胸に持っていくのさ。離してよ」

鈴谷「……ねぇ、てーとく。近くに私の部屋があるんだけど、どうする?ナニ、する?」

提督「どうもしないし、なにもしないから!だから離して!」

鈴谷「おやおやぁ?もしかして、ど・う・て・い?」

提督「童貞でもなんでもいいから離してよ!」

鈴谷「むっふっふ!提督が童貞でもヤリチンでも鈴谷にお任せー!」

提督「なんでここの子達はこんなに話を聞かないんだ…………」

鈴谷「てーとく一名、鈴谷の部屋にごあんなー」

雪風「鈴谷さんには譲りません!」


鈴谷「うわっとっとっと……何するのさー!危ないじゃん!」

雪風「鈴谷さんが司令を誘惑していたので邪魔しただけですよ!しれぇと一番最初に濃厚な時間を過ごすのは雪風です!」

提督(今の内に逃げよう…………)

鈴谷「ほぉう……雪風も言うねぇ。でも、提督が求めてるのは鈴谷だよ!ロリコンじゃなさそうだし!鈴谷の乳揉んでメロメロだったし!」

雪風「むー!そんなことないです!ね!しれ…………」



シーン…………



鈴谷「提督居ないじゃん。どうすんのさー…… 」




―――工廠の隅――――


提督(僕、この鎮守府でやっていけるのかなぁ…………)ズーン……

以上です
お目汚し失礼しました

ちなみに、雪風がこういう役回りになったのは>>71 を読んだ後、>>97 を読んだらこの二つが合体事故を起こした為です
だから俺は悪くねぇ!(責任転嫁)

鈴谷はちょいと思うところがあったから出しました
うん、そんだけ

私、高翌雄は中ノ鳥島鎮守府の○○提督に仕える秘書艦です。
けれども、この鎮守府では悩みが絶えません。この前もいろんなことがありました。

それをここでは、まとめてみようと思います。

事のきっかけは第二次サーモン海戦(5-5)道中のことでした。提督と私とで分析して、作戦の勝率7割である本作戦を「天祐ヲ確信シ全軍突撃セヨ」という電文とともに発起しました。

ところが、この作戦はうまく行かなくて―――。

提督「全速前進、敵艦隊に31ノットで猛進せよ!」

阿武隈「きゃああ、ウソでしょ!」ドゴォ

時雨「当たっ、た?」ドドン

天龍「フフ、怖いぜ」サッ

龍田「あらー天龍ちゃ、キャッ!」ドン

神通「狙い撃ちにするなんて酷いわ…」ドーン

高翌雄「敵艦隊、猛烈な射撃です。僚艦に小破4を確認」

提督「小破か、まだいけるな…距離を詰めるように、射撃命令はまだだ。」

日向(……航空甲板は盾ではないのだが…)

高翌雄「全艦の砲戦距離内に入りました、距離15000。提督、射撃命令を。」

提督「観測機からの座標観測状況は?」

高翌雄「はい、各敵艦三方向に配備されています。」

提督「よし、好機到来。二隻で一目標を集中射撃せよ!」

高翌雄「秘書艦・高翌雄から各艦に。一目標を二隻で猛撃してくださーい!」

日向「了解した」ドーン

那智「挟叉か、次は当てる!全門斉射!」ドーン

高翌雄「右舷の敵ヲ級、弾着2を確認。中破確実です!」

金剛「バーニング(ry」シャッ

比叡「お姉さま(ry」シャッ

榛名「勝手は、榛名が(ry」シャッ

霧島「距離、速度良し!全問斉射ァァ!!」ドーン

高翌雄「敵先鋒の三隻に複数の弾着を確認しました。撃沈確実です!」

提督「諸元入力を急ぎ、後方の随伴艦に集中射撃を急げ。」

高翌雄「はい!」

提督(良い状況だ。この調子なら、敵主力に会敵できるかもしれないな。)

高翌雄「提督、報告します!」
提督「戦果報告だな?」
高翌雄「それが……」
提督「大破2だと!?いったい、誰が?」ジーザスクライスト
加賀「頭にきました」ムスッ
青葉「青葉、やられちゃいました」テヘペロ
大井「ちっ、なんて指揮…」
那智「おい」
大井「反省してまーす」
提督「……ギロリ」ファック
高翌雄「……」ヒヤアセ
提督「……いや、砲戦に問題はなかった筈だが、原因は何だ?」
高翌雄「それが……」
提督「やはり、奴の所為なのだな?」
高翌雄「申し訳ありません、提督。」
レ級「ニヤニヤ」
レ級「ジダンソウテンズミ……イチバンカラゴバンマデ……チョウチョウキョリライゲキヲカイシ……」
愛宕「あっ、提督~、レ級ちゃんが雷撃を始めましたよ?」
愛宕「回避行動しなくていいんですかあ?」
提督「クッ、各艦、射撃計算を中断。すみやかに回避行動に移れ」
提督「あのニヤついたお口にいつかバンカーバスター食らわしちゃる…」
愛宕「提督、髪を掻き毟らないでください、いつか禿げちゃいますよ?」
提督「もう禿げて良いよ…」オオオオン
伊勢「どんどん撃って来なさいな!」
日向「くっ、敵の雷撃も侮れないな…」
高翌雄「航空戦艦2に浸水発生です。あの、提督…これ以上はもう…。」
提督「高翌雄、わかっているよ。全艦隊、当海域を離脱する……」オオオオン
日向「撤退か。この状況では仕方ないな…」
提督「各艦、体形を整えながら撤収する。一隻も沈めず変えることだけを考えろ!」
五十鈴「提督。撤退戦と戦艦の護衛なら私にお任せ!」
高翌雄「各艦に入電です。撤退します、私に続いてくださーい!!」
鳥海(私の地獄耳は聞き洩らしません。司令官さんが言ったオオオオンってなんでしょうか…)
霧島(艦隊きっての頭脳派、私、霧島の戦況分析では全艦撤退のことだと告げています。
 
ル級「……コノ戦果ナラ泊地ヲ…直接襲撃シテモダイジョウブ……」
 戦艦棲姫「ヤッテミルカ……」

高翌雄「提督、報告します!」
提督「戦果報告だな?」
高翌雄「それが……」
提督「大破2だと!?いったい、誰が?」ジーザスクライスト
加賀「頭にきました」ムスッ
青葉「青葉、やられちゃいました」テヘペロ
大井「ちっ、なんて指揮…」
那智「おい」
大井「反省してまーす」
提督「……ギロリ」ファック
高翌雄「……」ヒヤアセ
提督「……いや、砲戦に問題はなかった筈だが、原因は何だ?」
高翌雄「それが……」
提督「やはり、奴の所為なのだな?」
高翌雄「申し訳ありません、提督。」
レ級「ニヤニヤ」
レ級「ジダンソウテンズミ……イチバンカラゴバンマデ……チョウチョウキョリライゲキヲカイシ……」
愛宕「あっ、提督~、レ級ちゃんが雷撃を始めましたよ?」
愛宕「回避行動しなくていいんですかあ?」
提督「クッ、各艦、射撃計算を中断。すみやかに回避行動に移れ」
提督「あのニヤついたお口にいつかバンカーバスター食らわしちゃる…」
愛宕「提督、髪を掻き毟らないでください、いつか禿げちゃいますよ?」
提督「もう禿げて良いよ…」オオオオン
伊勢「どんどん撃って来なさいな!」
日向「くっ、敵の雷撃も侮れないな…」
高翌雄「航空戦艦2に浸水発生です。あの、提督…これ以上はもう…。」
提督「高翌雄、わかっているよ。全艦隊、当海域を離脱する……」オオオオン
日向「撤退か。この状況では仕方ないな…」
提督「各艦、体形を整えながら撤収する。一隻も沈めず変えることだけを考えろ!」
五十鈴「提督。撤退戦と戦艦の護衛なら私にお任せ!」
高翌雄「各艦に入電です。撤退します、私に続いてくださーい!!」
鳥海(私の地獄耳は聞き洩らしません。司令官さんが言ったオオオオンってなんでしょうか…)
霧島(艦隊きっての頭脳派、私、霧島の戦況分析では全艦撤退のことだと告げています。
 
ル級「……コノ戦果ナラ泊地ヲ…直接襲撃シテモダイジョウブ……」
 戦艦棲姫「ヤッテミルカ……」

高翌雄「提督、報告します!」
提督「戦果報告だな?」
高翌雄「それが……」
提督「大破2だと!?いったい、誰が?」ジーザスクライスト
加賀「頭にきました」ムスッ
青葉「青葉、やられちゃいました」テヘペロ
大井「ちっ、なんて指揮…」
那智「おい」
大井「反省してまーす」
提督「……ギロリ」ファック
高翌雄「……」ヒヤアセ
提督「……いや、砲戦に問題はなかった筈だが、原因は何だ?」
高翌雄「それが……」
提督「やはり、奴の所為なのだな?」
高翌雄「申し訳ありません、提督。」
レ級「ニヤニヤ」
レ級「ジダンソウテンズミ……イチバンカラゴバンマデ……チョウチョウキョリライゲキヲカイシ……」
愛宕「あっ、提督~、レ級ちゃんが雷撃を始めましたよ?」
愛宕「回避行動しなくていいんですかあ?」
提督「クッ、各艦、射撃計算を中断。すみやかに回避行動に移れ」
提督「あのニヤついたお口にいつかバンカーバスター食らわしちゃる…」
愛宕「提督、髪を掻き毟らないでください、いつか禿げちゃいますよ?」
提督「もう禿げて良いよ…」オオオオン
伊勢「どんどん撃って来なさいな!」
日向「くっ、敵の雷撃も侮れないな…」
高翌雄「航空戦艦2に浸水発生です。あの、提督…これ以上はもう…。」
提督「高翌雄、わかっているよ。全艦隊、当海域を離脱する……」オオオオン
日向「撤退か。この状況では仕方ないな…」
提督「各艦、体形を整えながら撤収する。一隻も沈めず変えることだけを考えろ!」
五十鈴「提督。撤退戦と戦艦の護衛なら私にお任せ!」
高翌雄「各艦に入電です。撤退します、私に続いてくださーい!!」
鳥海(私の地獄耳は聞き洩らしません。司令官さんが言ったオオオオンってなんでしょうか…)
霧島(艦隊きっての頭脳派、私、霧島の戦況分析では全艦撤退のことだと告げています。
 
ル級「……コノ戦果ナラ泊地ヲ…直接襲撃シテモダイジョウブ……」
 戦艦棲姫「ヤッテミルカ……」

高翌雄の名前が正しく反映されない
しかも誤って同じものを二回あげてしまった……
申し訳ない

>>444
読んだ?
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 ヲ級「ヲッ!ヲッ!」

こうして私たちの作戦が惨敗に終わったのですが、こういう時に私たちはいつも反省会を行うのです。

 時雨「それじゃ、第128回残念でした会を始めるね。」

 提督「艦娘の皆さんで、良い意見を出してくだちいね。拙者は、しばらく寝る!!」

 利根「提督よ、それは吾輩の台詞じゃ!」ボロボロ

 夕立「なんかみんな廃人状態っぽい?」

 RJ「ウチの出番やな!?ヨッシャ、まな板のモノマネかまして、みんな元気にしたる!」

 日向「誰もそんなもの見たくないぞ」

 伊勢「いいんじゃない?(棒読み)」

 RJ「なんや…!?うちはただ、提督を元気づけようと…!」

 日向「見てみろ、提督の様子を」

 夕立「だいぶ禿げているわ。このままだとスキンヘッドになるっぽい?」

 時雨「夕立、そんなこと言っちゃダメだって、あはは」

 提督(おれははげちらかしてない、おれはショタていとく、かんたいけっせんにつよい…)

 高翌雄「皆さん、静粛に!」

 高翌雄「提督と秘書艦の私で次の作戦立案に使います。どんな意見でもためらわずに…」

 金剛「コンゴーデーース、」シュピッ

 高翌雄「……では、金剛さん」ジトッ

 比叡(お姉さま、流石です)

 金剛「答えは簡単デース!テイトクが私とマリッジすればイイネ?!」

 金剛「マリッジすれば、燃費は良くなるデショウ?それから耐久も強くナルネ?!」

 金剛「それに戦果ディサスターなテイトクも幸せになれるデース!!」

 高翌雄「却下です」

 金剛「Oh…」

 高翌雄「そもそも、戦果ディサスターとは聞き捨てなりません。」

 比叡「お姉さま、私を置いてかないでぇ!」

 金剛「比叡もマリッジすれば、ずっと一緒デース!榛名も霧島もマリッジするネ?!」
 
 榛名「榛名は何人目でも大丈夫です…」チッ

 霧島(今、霧島の正確な戦況分析によると榛名お姉さまが舌打ちをしたような…)
 
 鳥海(空耳ですよね?)

 高翌雄「却下!とにかく提督は既婚者ですから、それは却下です!いいですね?」

 金剛「ウー、ケッコンカッコカリはマリッジじゃないのにィ…」

 比叡「でもお姉さまと一緒に居られて、私は嬉しいです!」

 榛名(榛名は、あんまり、大丈夫じゃないです……)

投稿確認の際は問題ない筈が表示された途端「翌」の字が入ってしまう
作品自体は完成しているのだが

>>445 有難うございます

高翌雄「金剛型のみなさんは入渠してきては如何でしょうか?提督も賛成ですよね?」

提督「高速修復材を使ってきても良いから、ゆっくりしてくると良い。」


霧島「賛成です。さすがは司令、冷静な観察眼ですね!」

金剛「ウー、テイトクが言うなら仕方ないデース!ティータイムも大事にしないとネー。」

比叡「それなら、私、張り切って料理しちゃいます!榛名も感想聞かせてね!?」

榛名「榛名は大丈夫です」

しばらくして…

加賀「騒がしい人たちが行きましたか…これで議論になると言うものです」

赤城「にぎやかでいいと思いませんか?」ムシャパク

加賀「赤城さんはいつも通りですね」

高翌雄「加賀さん達はどう思いますか?今回の大破は加賀さんらしくないと思いますが…。」

加賀「赤城さん共々、補給待遇の改善を要求します」

赤城「えっ、私?」ムシャムシャパクパク

赤城「私はそんなこと言ったつもりは」ムシャムシャパクパク

加賀「ありますね、赤城さん?」

赤城「ううん、そうかなあ」ムシャパクムシャパク

加賀「今日、私が大破したのは、赤城さんが私の燃料缶をガブ飲みした所為ですよ?」

赤城「ううん、そうかなあ」ムシャパク

加賀「それから赤城さん、食べるか話すかどちらかにしてください。」

赤城「では食べていることにします」ムシャ

加賀「はぁ、赤城さんらしいですね。」

加賀「……とにかく、補給が十二分に行きわたるようにすることが肝要だと思います」

初霜「それはどうかしら…」

初春「妾も反対じゃ、資源を温存せずしてイベント海域で戦えると思うかや?」

子日「ネノヒダヨー」

若葉「資源不足か、それも悪くない」

阿武隈「ちょっと!資源不足が良い訳ないでしょ!」

北上「誰かさんが突っ込んできた時に艦首直せないしねー。」

大井「私は北上さんなら大歓迎ですよ。」

三隈「くまりんこ!」

最上「那智さん、この前は本当にすみません、すみません。」

那智「いや、私は気にしていないが…」

高翌雄「資源は限りがありますから、ここは試行回数を増やせるように艦隊編成を工夫するというのが良い所かもしれませんね?では、その方向で議論を詰めてみましょう。」

それから、理想的な艦隊とはなにかが艦娘の間で話し出されたのでした。
 
伊19「提督、イクたちに期待しててなの!」
 
時雨「その編成でボスまでたどり着けるかな?裏技は何度も使えないと思うけど…。」
 
島風「それなら、超高速艦隊つくろうよ!!みんな五連装魚雷積んで、レ級ちゃんと、かけっこするの!天津風もしたいでしょ、かけっこ?だって島風ったら早いもん!」
 
天津風「いやよ。そんな編成、圧倒的に火力が不足するじゃない。弱点だらけよ。」
 
扶桑「戦艦で固めるというのはどうでしょうか?」
 
高翌雄「戦艦ばかりでは燃費がちょっと……」
 
大鳳「今回こそ、空母でアウトレンジを決めて見せます!ここは空母の集中運用です。」
 
日向「中破しても発艦できるのはお前だけな上に、大半の空母は錬成途上。無理だな。」
 
加賀「五航戦の子たちもまだまだです。ここはバランス重視で行きましょう。」
 
長門「一隻位は戦艦も入れてくれ、艦隊の攻撃のチャンスを増やして見せるさ。」
 
高翌雄「それから、出撃前のコンディション整備も必要ですね。」
 
提督「そ、そうだな。」
 
提督(高翌雄はキラ付け信者だったのか……なんか神経質そうだな)
 
高翌雄(提督がこちらを見ています。今夜はキラ付けに夜戦したいと言う事でしょうか?)

それから、結局、試行回数を単純に増やすよりは、育った艦娘の力を活かせるバランス重視の艦隊編成が良いということになって。
物資の消費量はそんなに抑えられないという結論に、私たちはたどり着いてしまうのでした。

 長門「艦隊決戦には弾薬と燃料、これは欠かせんな!」

 陸奥「私たちならともかく、大和や武蔵を使うのなら資源がとにかく必要ね。」

 長門「そのためには、みんなで資源を稼ぎに行くべきだ。全艦隊で遠征しよう!!!」

 提督(また極端な……戦艦は燃費が悪いから、遠征に出せるわけが……ん?)

 高翌雄「その、提督。残念なお知らせがあります。ヒソヒソ」

提督「…………」ゲッソリ

高翌雄「て、いとく?」

高翌雄「しっかりしてください、提督!」

時雨「提督?」ゴソゴソ

夕立「時雨、聴診器持ってたっぽい?」

時雨「しっ、静かに。……ふむ、これは死んでいるね」

初霜「もう、詰めが甘いんだから。任せなさい。」

若葉「看護婦コスの初霜は24時間寝なくても大丈夫。」

初春「どれ、妾が粥を作ってやろうかの…子日も手伝うのじゃぞ」

子日「ネノヒダヨー」

 時雨「冗談はともかく、急に提督がげっそりするなんて。いったいどうしたんだろう?」


 愛宕「ふふっ、私にはわかりますよぉ?どうやらこれはバケツが一桁になったうえ、資源が三桁を切ったせいです。ねっ、高翌雄?」

 高翌雄「今現在の資源とアイテム残存量について説明したら、提督が突然倒れられて…」
 
 高翌雄「資源がこんなに減ったのはどういう事でしょうか、陸奥さん?」ジロリ

 陸奥「私はしばらく入渠していたから知らないわ。…長門姉さんかしら?」アラアラ

 長門「なっ、そんな目で見るのはよしてくれ!……わ、私はだな、その駆逐艦たちが…」

 提督「くっ、駆逐艦のために何を浪費したんだ?正直に言ってくれ。」

 夕立「提督さん、生きてたっぽい?ぽい?」

 長門「済まない、私としたことが…。腹が減っていたので、燃料弾薬を15海戦ほど食らってしまった。それから間宮アイスも奢ってしまった…」

 伊勢(15海戦だって!ちょっと聞いた、日向?)

 日向(ああ。だが、それとは別に私たちも8海戦分は隠れて食べていたな…。)

 伊勢(日向、このことは絶対に黙っておかないとね。)

 日向(ああ、あとで最上のやつにも緘口令を敷かないとな…)

執務室の隅っこにて

 扶桑「どうして私たちの提案は、いつも取り入れられないのかしら……。」

 扶桑「私たちは燃料さえ届かないときがあると言うのに……ああ、こんなことって…」

 山城「私たちだけ、2週間以上補給が届かないことがあるんですけど…」

 扶桑「不幸ね…」フラッ

 山城「不幸だわ…」ガタッ

 扶桑「山城、大丈夫?」

 山城「扶桑姉様こそ。」

 扶桑「なんだか執務机の方が騒がしいわ。」

 扶桑「何があるのかしら……?」

 山城「でも姉様、私たちには関係ないことです。」

 扶桑「それもそうね。」

しばらくして、執務机傍にて

 時雨「あっ、提督が目を覚ましたよ。」

 提督「くっ、小破した気分だ。だが、この程度織り込み済みだ。」

 提督「おい、小破ってレベルじゃない位死んでただろって顔するのやめてくれないか!!」

 提督「駆逐艦ズにジト目で見られるの慣れてないんだよ!」

 提督「どうせなら、パパとかお兄様とか言って起こしてくれればいいのに!」

 曙「この、クソ提督が!」

 提督「ふぁっく!おまえなんか一生、珊瑚海でクルージングしてろぉ!!」

 
 高 雄「提督、落ち着いて!」

 提督「高 雄もそうだろう?!あの発言、なんか、こう、心に来るだろう!?」

 提督「高 雄も駆逐艦の暴言は許せないですよねぇ??!!」

 高翌雄「ええと……」ゴマカシタイ…

 電「高翌雄さんが困っているのです…」

 提督「うおおおおんんん!!貧乳の駆逐艦は黙っていてくれないかぁぁぁあああ!!!」

 雷・電・暁・響「「「「ひっ!」」」」ガクガクブルブル

 時雨(なんだか猛烈に頭に来るよ、どうしてかな?)

 若葉(元からこういう人だ、心配ない)

 初霜「お薬増やしておきましょうね~」プツッ

 提督「あれっ、なんだか眠く、なってきた?」

さらにしばらくして…

 提督「しばらく、平和な眠りに落ちていたような気がする」

 高 雄「提督、今の資源状態についてかくくしかじか」

 提督「なるほど、よくわかったよ。」

 提督「まあ、正直に説明を続けてくれ、長門?」

 長門「駆逐艦たちが一緒にお風呂に入りたいと言うものだから、高速修復材をとっかえひっかえ…。しかし、駆逐艦の肌はすべすべしていて最高だな?特に響ちゃんは私のお気に入りだ。実にあんな事やこんな事をしたくなる!」ぎゅっ

 響「……スパシーバ/////」

 雷「暁は私が後でしてあげるわ!」

 暁「暁は立派なレディだからなでなでして欲しいなんて言わないわ!」

 電「なでなでしてあげるのです。(本当は電もなでなでされたいのです。)」

 高 雄「話を反らさないでください。資源を浪費して、これからどうするのですか!」

 長門「いや、まあ、だから……皆で遠征に行こうかと……」

 夕立「でも、長門さんたちだと、遠征に失敗するっぽい?行ける遠征も少ないっぽいし。」

時雨「そもそも、遠征途中で被害が出たら修復費も高くついてしまうね。」

阿武隈「そう言えば、あたし達が最後にバケツを使ったのっていつだっけ?」

神通「私は、その、いつも明石さんに直してもらっていました…」

天龍「俺は中破しても遠征で活躍できるから気にしないけどな!行こうぜ、遠征!!」

龍田「あらあら、天龍ちゃんたらっ。お馬鹿さんなんだから、ふふふっ」

鬼怒「おにおこ!ぜつゆる!」

潮「あ、あの……阿武隈さん、入居するまでの間、雷撃の練習がしたいんです…」

阿武隈「わかったわ!バケツの話をするよりも大切よね!」

筑摩「筑摩もお供します。」

部屋の隅っこにまだ扶桑さんたちはいたようです。

 扶桑「軽巡洋艦の娘たちですら傷ついた後も遠征していると言うのに、私たちは……」

 山城「不幸だわ……」

 扶桑「空はあんなに青いのに……」ドタッ

 山城「姉様、大丈夫?!!」

 扶桑「山城、ちょっと眩暈がしただけよ、大丈夫。」

 山城「姉様、ドックに行きましょう?」

 扶桑「わかったわ、山城」

 時雨「扶桑?大丈夫かい?……顔色が悪いじゃないか!」

山城説明中

 時雨「それなら、ドックへ連れて行かなくちゃ!それに燃料に弾薬も!」

 山城「提督も今の姉様の様子を見たら、許可を出すはずよね…、あっ、痛い!」ステン

 扶桑「山城、どうしたの?きゃあ!」ズルッ

 時雨「あっ、扶桑の艦橋が提督に!!」

再び執務机です。

 提督「んん?」ドスウゥ

 提督「艤装が甘美に被弾!中破ァ!」ゲフゥ

 ??「超兵器厨はお帰りください」

 赤城「超兵器、いえ、知らない子ですね?」ムシャムシャ

 加賀「赤城さん、メタ発言は控えてください。」

 伊勢「でも、格好いいよね。超兵器が無茶な兵装を乗っけちゃうあたりはさ~。」

 日向「だが、我が艦隊に超兵器は存在しない。」

 鈴谷「ねー、聞いた?ウチの艦隊で魔改造して、超兵器にする子がいるらしいって!」

 鈴谷「そこんところ、兵装にうるさいくまのんが選ばれたら、どんな改造してみたいさ?」

 熊野「えっ、わたくし?ま、まあ……」

 熊野(これは期待されていますわね、あれをやるしか……)

 熊野「んんんwwwww主砲ガン積み以外にwwwやんたいでは役割が持てませんなwwww」

 鈴谷「おっ、いつものやつ来たねー。ヤルネェ↑」

 鈴谷「でも、実際ガン積みってアタマ悪い感じするよねー?!」

 熊野「そ、そうですわね…(少しショックですわ……)」

 熊野「三隈さんはどうですの?」

 三隈「み、三隈は30.5cm砲を積んでみたいですわぁ(キラキラ」

 最上「僕は反対。ガン積みしても強くなるとは限らないよ!」

 三隈「もがみん、深海棲艦に勝つためには火力は必要ですわ。」

 最上「それは違うと思うな。ボクみたいに航空巡洋艦という選択が、新しい時代にあっているのさ!!」


最上「レ級だって正確無比なボクの射撃にはかなわない筈だよ!」

神通(皆さん、司令官さんのことを忘れて兵装のことばかり……どうしましょう……)

高 雄(こういうときは私がしっかりしなくちゃ、ね。)

高 雄「初霜さん、すみませーん!もう一度お願いします!」

またまた扶桑姉妹の方では…

 山城「姉様、歩ける?」

 扶桑「歩けるわ……でも……」

 最上「僕は反対。ガン積みしても強くなるとは限らないよ!」

 三隈「もがみん、深海棲艦に勝つためには火力は必要ですわ。」

 最上「それは違うと思うな。ボクみたいに航空巡洋艦という選択が、新しい時代にあっているのさ!!」フフッ

 最上「レ級だって正確無比なボクの射撃にはかなわない筈だよ!」ドヤァ

 扶桑「いま、自慢の主砲の火力が否定されたような気がするのだけど…」

 山城「不幸だわ…」

 山城「あなたたち、重巡洋艦のくせに火力を否定するなんて生意気よ!!」

 最上「えっ?」

 時雨「扶桑、山城…。最上はもう少し空気を読まないとね?」
 
 最上「えっ?えっ?」

 伊勢「火力自慢の航空戦艦、いいんじゃない?!」アセアセ

 日向「6基12門の主砲は誰にも真似できないな。…純粋に憧れる。」アセアセ

 扶桑(貴女たちに言われても、褒められている気がしないの…あれ、気が遠く……)

 山城「姉さま!」ドン

 時雨「山城、君も艤装が大きいんだから気をつけなくちゃ!」

 山城「そうね……。あれ、姉様とお揃いの艦橋型の髪飾りがない……」

 時雨「えっ」

艦橋型の髪飾りは初速1500m/sで部屋の向こうへと飛んでいったようです。
これが山城さんの髪飾りだと皆さんが気付かなかったことが今回最大の不幸でした……。

 電「危ないのです!」ドスゥ

 雷「ちょっと、気を付けてよね!」ドン

 雷「って、なにか落ちてきたわ!」

 電「これ、敵さんの艦載機にそっくりなのです……」

 響「そうだね。」

 暁「敵襲ね!レディの腕の見せ所じゃない!響、対空射撃行くわよ!」ドーーーン

 電「……射撃には司令官さんか秘書艦の許可が必要なのです。」

 暁「でも、ここには二人ともいないじゃない!そうだ、長門お姉さんがいるじゃないの!」

幼女説明中。

 長門「なるほど。殴られたら、殴り返す。やるしかないな。撃て―!」バーーン

 雷・電・響「「「行きます!」」」ドーーン

 響「アゴーイ!」ドーーーン

 初春「白昼堂々の空襲とは!敵に目に物見せてやろうぞ!」ドーーーン

 子日「ねのひあたっーく!」ドーーーン

そのころ、医務室では更なる誤解が生まれていたのです。
 
 金剛「提督ゥー、大丈夫ですか?神通から提督が怪我したって聞いたネー?」

 榛名「ここは!榛名に!お任せください!!」ぎゅっ

 金剛「Oh!榛名はずるいネー。私も抱き着きたいデース!」

 榛名「提督の体温を保つためにしているので、ここは榛名にお任せください」ゴゴゴ

 比叡「ヒエー」

 金剛(これは近づけない空気があるネー、ちょっと様子を見る方が正解デース!)

 霧島「霧島の戦況分析では、榛名お姉さまは提督に単純に抱き着きたいだけのようです。」

 若葉「若葉だ」

 初霜「あの、邪魔になるのでどいて貰えませんか…」

 榛名「………(邪魔なメスガキがッ)」チッ

 榛名「……霧島、若葉それから、初霜、後で榛名の部屋に来てください」ニタァ

 比叡「ヒッ、ヒエーお姉さま、榛名、榛名がっ!!」

 霧島(榛名お姉さまの笑顔が尋常ではないです。)

 ??「ンオオオオオオ」

 霧島「今、何か聞こえませんでしたか?」

 比叡「へっ?何も聞こえてないですよね?ね?」

 金剛「比叡は臆病ですネー」

 ??「ンオオオオオオ」

 比叡「へっ!いやあああ!」ガタガタ

 金剛「NOooooo!!!クトゥルフの呼び声が聞こえるネー!!」ガクブル

 ??「ンオオオオオオ!!」

 榛名「お姉さま方、落ち着いて。提督のいびきですよ。」ウフフ

 金剛「なんだ―、びっくりしたネー!」

 比叡「お、脅かさないでくださいよー、司令!!もう!!」

 霧島(こんないびきってあるのかしら……)

ドーンドーンドーン
 
 霧島(何の音かしら、対空砲火……まさか、ね?)

 霧島(……でも、そう言えば、前にもこんなことがあったような……ああっ!!)

 霧島「お姉さま!大変です!ひょっとするとこの鎮守府にとんでもない危機がやってきているのかもしれません!!」

 榛名「霧島、いったいどういうことなの?」

 霧島「はい、お姉さま。提督はいびきをしているのではなく、全軍突撃の命令を出しているのです!!!」

 金剛・比叡・榛名「「「な、なんだってーーー!!!」」」

 初霜・若葉((ねーよww))

 霧島「提督は前回、雷撃による被害で撤退するときに、オオオオンと言っていました。」

 霧島「オオオンが撤退命令だとするなら、反対にしたンオオオは突撃命令とみるべきです。」

 霧島「それから、残るオの数が敵の位置を示しています。前回はオが一つだけ残っていましたが、これは雷撃・一次元の射線を描く攻撃でした。」

 霧島「なので、オオオと三つの場合は立体的な攻撃・すなわち航空攻撃を意味します。」

 霧島「つまりンオオオオオオとは空襲に備えて、全軍突撃せよという意味になるのです!」キリッ

 初霜「何を言っているかわからないわ」

 若葉「初霜、余計なことを言わず手を動かせ。」

 霧島「その証拠に今も、対空射撃の音が聞こえませんか!?」

ドーンドーン

 金剛・比叡・榛名「「「なるほどーー!」」」

 金剛「提督の言葉を分析するとは、さすが私の妹ネー!」←良くわかってない

 比叡「戦況分析に加えて、暗号解読ができるなんて自慢の妹です!!」←わかってない

 榛名「榛名、驚きました!」←呆れている

 霧島「とにかく、説明は移動しながらします。艤装を装着して全速力で執務室の射撃台へ向かいましょう!」

そのころお恥ずかしいことに、私は執務室に戻ってきているところでした。
何が起きているか知らないままに――。

 高 雄(医務室は初霜と若葉に任せたので、ひとまず提督は大丈夫かしら……)
 
 高 雄(まさか、艦橋型髪飾りが突き刺さるなんて……)

 高 雄(執務室に戻って、次の遠征計画を練らないといけないわね。)

 高 雄(長門さんたちのせいで資源がほとんどないから、しばらく決戦行動はお休みにするしかないかしら…本当に戦艦のみなさんと来たら……)ガチャ

ドアを開けると執務室では対空射撃をする艦娘と、倒れて伸びている扶桑さん姉妹が見えました。

 長門「次発用意は済んでいるか!行くぞ!!撃てー」ドーーーーン

 高 雄(うん?あれは長門さん!なんで艤装をつけて……ええっ!!あの子たち勝手に対空射撃をしているわ!!今すぐ止めさせないと!!)

 高 雄「打ち方やめ!!やめなさい!!!長門さん止めさせて!!」

 長門「仕方ないな…打ち方止めっ!」

 長門「高 雄、良い所に来た。提督に代わって秘書艦のお前に射撃命令を出してほしい。」

 高 雄「弾薬が無いのに、そんなことが出来ますか!」

 陸奥「でも、長門姉さんは敵襲だって言っていたわ。」

 高 雄「本当ですか?」

 長門「駆逐艦の娘共が空襲を受けた。これが証拠品だ。」

そこで私が見たのはなんと無くなっていた山城さんの艦橋髪飾りでした。

 高 雄「これ、山城さんの髪飾りですよ?」

 長門「そんな訳があるか!髪飾りが艦娘に刺さるか?!」

 高 雄「提督に扶桑さんの髪飾りが突き刺さって、ついさっき医務室に連れて行ったところだったのですが…」

 長門「………」アワアワ

 陸奥「姉さん、そんなこともあるわよ。」

 金剛「どうしたのデース?射撃が止まっているようデース。装填始め!」カシャ

 高 雄・長門・陸奥「「「ちょっと待て」」」

 金剛「バーニング(ry」ボーーーン

 比叡「お姉さまに続けーー!!」ボーーン

 高 雄「お願いですからやめてください」

 榛名「霧島から提督の命令が出たと聞きました、高 雄あなたも射撃翌用意をして!」

 榛名「勝手は!榛名が!許しません!!」ボーーン

 霧島「霧島組ィ、全門斉射ァアァァ!!!」センパーーファーーイ

 木曽・摩耶・鳥海・妙高「「「姐さんに続けェ!!」」」ドドドドドーーーン

 高 雄「そんなまさか!摩耶、鳥海、貴方たちまで!」フラァ

 高 雄「霧島さん、貴女、本当に提督の命令を聞いたのですか?」

 霧島「戦闘中は静かに!流れ弾が当たりますよ!!」

 鳥海「高 雄姉さんも射撃してください。霧島さんが提督の暗号文を解読したのです。」

 霧島「そうよ!私、霧島の暗号分析により、提督は対空戦闘を命令していることが分かったのよ!!」

 高 雄(さっき医務室を出たときに、提督の意識はなかったはず……)

 高 雄「提督の意識はなかった筈よ。どうして命令なんてできるの?」

ヒュルルルル

 高 雄「えっ?」

ところが、その瞬間、執務室の近くで今までよりも大きな爆弾がさく裂したのです。

 高 雄「あの威力は500ポンド爆弾。……まさか、本当に敵の襲撃が!」

 名取「きゃあああ!」

 阿武隈「な、なに?やっぱりあたしじゃダメなのかな?!」

 潮「阿武隈さん、しっかり!」

 筑摩「筑摩、敵襲を受けて着弾3。訓練中の艦娘が多数、中大破しました。利根姉さん、敵ヲ級が鎮守府近海にいるはずよ!探して!!」

 高 雄(信じられない……)

 金剛「霧島の言ったことが正しかったようだネー?」

 霧島「どうですか」エッヘン

 加賀「高 雄、提督不在の今、あなたが艦隊を指揮なさい。」

 高 雄「ええと、直掩機を飛ばして制空権を確保なさい!」

 瑞鶴「次は敵戦力の把握でしょう?任せて!」

 赤城「燃料補充完了しました!対空戦なら、わたくしにお任せください!!」キリッ

 翔鶴「偵察機の準備は出来ました!」テュン

 高 雄「敵位置を補足したら、抜錨するわ。被害の少ない艦は私に続いてください。」

 高 雄「愛宕は被害の大きい艦を率いて、地上から対空射撃をお願いね。」

 愛宕「はいはーい。みなさーん、敵航空機は私たちの手で落としましょうね。」

 日向「任せてくれ。」

 伊勢「12連30cm噴進砲は伊達じゃないよ!」

 加賀「甲板は使えないけれど、対空兵装で戦って見せるわ。」

 伊勢「ねえねえ日向、ちょっと改装してみた、どう?」ジャラリ

 日向「噴進砲弾を甲板に巻き付けるな。誘爆したらどうする。」ゴチン

 伊勢「いたぁい!」

 戦艦棲姫「練習中ノ艦艇ヲ炎上サセタ……反撃ハ殆ドナカッタ……」

 フラル級「マダマダ戦果拡張デキソウダナ……」

 レ級「鎮守府モタイシタコトナイナア……ニヤニヤ……」

 ヌ級「敵直掩機ガ迎撃ヲ始メタ……先発攻撃隊ニ大打撃…」

 フラヲ級「ヲッ!ヲッ!(敵艦隊が接近しています!!)」

 戦艦棲姫「敵ノ手ノ内モワカッタコトダ……ココハヒキアゲルカ……」

 利根「吾輩の偵察機によると、敵は戦艦棲姫1とレ級1が基幹の主力艦隊のようじゃ。」

 妙高「どうやら、撤退を始めているようです」

 那智「勝ち逃げとは許せないな!」

 赤城「制空権を制圧してしまえば、勝算もあります!追撃しましょう!」

 高 雄「もう勝ったつもりになっている敵に、馬鹿め!と言って差し上げますわ!!全軍、右舷の撤収中の敵を追撃して!!」

 赤城「烈風改行きなさい!」

 飛龍「行くわよ、多門丸!」

 RJ「ウチのヴァクセンも忘れんといてな!!」

 翔鶴「随伴艦の皆さんには負けません!!」

弓から打ち出された戦闘機や、お札から顕現した戦闘機が猛威を振るう敵の戦闘機をみるみる落としていきました。

 高 雄「全艦梯形陣を組んで!敵艦隊に私に続いてくださーい!」

 利根「制空権優勢は固いようじゃな。これなら我が観測機も活躍できそうじゃ!」

 鳥海「私の32号電探にも感ありです。行くわよ!」

 高 雄「距離、速度良し!主砲1番から5番、全門斉射!!」ドドーン

 霧島「それ、私、霧島の戦況分析によらなくても、私の台詞なんですけど……」ボーーン

 ヌ級「ツイテナイナ……」

 鳥海「ヌ級2を撃沈しました。」

 榛名「勝利を!提督に!!!」ボーーン

 金剛「榛名には負けられないデース!!」ドーーーン

 島風「五連装酸素魚雷↑行っ↑ちゃっ↓てーーー↑」

 那珂「五連装酸素魚雷↑行っ↑ちゃっ↓てーーー↑」

 三隈「三隈の立体的な砲雷撃戦行きますわ!!」

 利根「フラル級に直撃弾5!撃沈確実じゃ!」

 最上「残念だけど戦艦棲姫とレ級は取り逃がしたよ…もう、なんで逃げられるかなあ!」

 利根「しかし、ヲ級のやつが見当たらないのじゃ……いったいどこにいるのじゃろうな。」

 フラル級「クッ……ココマデダトイウノカ……ダガコノママデオワルトオモウナヨ……」

 フラル級「アノカタガ……ヲキュウヲノコシタイミヲ……フフフフ」

ふたたび鎮守府執務室跡……

 日向「敵を近づけるな!」ボーーー、ドーーーン!!!

 加賀「噴進砲の力、お見舞いするわ……陸上飛行場からは航空機を発艦させる!」ドーーン

 伊勢「甘い甘い!」バラバラバラ

 阿武隈「阿武隈、行きます!!」バババババ

 加賀「ヲ級の艦載機がこんな近くまで、高 雄たちは何をしているのかしら……」

 扶桑「まあいったいどうしたのかしら……」

 山城「姉様……敵の空襲です……」

 扶桑「私が気絶している間にそんなことが……」ガタン

 山城「不幸だわ……」ガクッ


 雷「も、もう、このままだと耐えきれないわ!」

 電「もう少しだけ頑張るのです!長門さんも必死なのです。」

 長門(駆逐艦たちに格好いい所を見せたい!格好いいところを!)ババババババ

 陸奥(真面目な顔して、動機は相変わらず不純ね。……あら、)バババハバ

 陸奥「第三砲塔何してるの?!弾幕が薄いわよ!」

ヒュルルルルルルル、ドーーーーン

 陸奥「ば、爆発!!対空砲火を続けて!!もう少しの辛抱よ!!」アババババ

 時雨「僕をこんな目に遭わせるとはね……」

 暁「響、撃っても、撃っても敵が出てくるんだけど、どうしたらいいのっ!!」

 響「出たら撃ち落とすだけさ、ウラーーーー!!」

ヒュルルルルル(ry

 響「危なかった……!」

 扶桑「直撃?!各艦は私に関わらず突撃……って、また?!」ドカーーーン

 山城「不幸だ…わ…?!」ドドドーーーーン

 提督「ふっ、ふう、間に合ったな。」

 艦娘一同「「「提督!!??」」」

 あたご「改装完了しましたー。データリンクシステムもすべて機能していまーす。」

 提督「資材をカラッ欠にしてしまったが、どうやらこの選択は正解だったようだな。」

 あたご「はぁい、提督。高 雄に連絡を取ってー。」

 提督「こちら提督。高 雄、あたごのデータリンクシステムに接続するように。」

 高 雄「はい、こちら高 雄です。データリンク?どういう事ですか?」

 提督「良いから、電探射撃を起動させるんだ!!急いで!!」

 提督「今から送る座標にヲ級がいる。ヲ級は光学迷彩を用いている!」

 高 雄「なっ!てっきり、取り逃がした物かと思っていました!」

 提督「そのヲ級の所為で、鎮守府は陥落まであと一歩と言った感だ。」

 提督「だから、外洋に居る高 雄の艦隊で、集中射撃して撃沈させてほしい。」

 提督「敵艦載機はあたごのイージス・システムで撃墜しているところだ。まあ母艦であるヲ級さえ葬り去れば大丈夫のはずだ。」

 高 雄「解りました!」

 提督「鎮守府の未来は君たちにかかっている!頼んだぞ!」

 利根「見えぬゆえに偵察機は、情報を送ってこれなかったか……なるほどのう」

 伊勢「光学迷彩が本当にあるとか信じられる?」

 日向「敵超兵器には早々にお帰り頂きたいが、今回はそう簡単ではないな。伊勢、遅れるなよ?」

 あたご「ふふふっ、生まれ変わった私、見ていてくださいねー?」

 提督「ほう」ふにょん


 利根「待て!!向こうに閃光弾が上がったぞ。」
 
 高 雄「提督から通信よ。閃光弾直下にヲ級あり、だって!諸元入力急いでください!」

 高 雄「位置がわかった以上、鎧袖一触ですよ!!」


 あきつ丸「お役に立ててうれしいであります、将校どの!いえ、提督殿!!」

 提督「赤外線探知機を積むにはカ号が最適だったからな。いくら光学迷彩を施しても、煙突から出る熱エネルギーまではごまかせるまい。」

 あきつ丸「海軍は陸軍に負けず劣らず科学的でありますな!」

 提督「だろう?提督の仕事はセクハラだけじゃないんだぞ!!?」

 あきつ丸「感服しました、提督殿!!」

 提督「よし、閃光弾も撃ったことだし、じきにヲ級も沈むことだろう。帰ろうか。」


 迷彩ヲ級「ヲッ!ヲッ!(直撃弾多数か……)」

 迷彩ヲ級「ヲッ!(くっ、殺せ!)」

 迷彩ヲ級「ヲッ!ヲッ!ヲッ!(最後の一斉射か…!偉大なる運営コンピューター様に栄光あれ!!)」

こうして鎮守府最大の危機は去ったのでした。今回も提督はやはり高 雄の理想の人だと確信させてくれたのでした、が……

 提督「大本営からお怒りの電文が来てしまったよ……」

 高 雄「特殊なプログラムを用いて「艦これ」ゲームサーバにアクセスすることは規約違反行為です。また、それらの一部は各サーバ群に極めて高い負荷をかけており、他の提督の皆さんのご迷惑となっています。 現在追跡作業を行っており、恐縮ですが該当アカウントの無警告停止措置を実施して参ります(公式抜萃)。」

 伊勢「ねえねえ日向、聞いた?」

 日向「わかっていたことさ。」

 伊勢「えー?」

 高 雄「えーっと、えっと。」

 高 雄「これって……」

 提督「いやー、5-5が攻略できなくて、困ったので手を出したとかそんな訳じゃないぞ!イージスシステムが高 雄の装備にどうしても欲しかったものだから、悪気はないぞ」

 高 雄「そうなると、医務室で提督はいったい?」

 提督「初霜と若葉に協力してもらって、イージスシステムと赤外線探知機を作ってた。」

 提督「運営の野郎も、まさか電探上位互換を駆逐艦が作れるとは思わなかっただろうな。」

 初霜「またしても納期がギリギリでしたが、楽しませてもらいました。」

 若葉「若葉だ。24時間寝なくても大丈夫。」

 摩耶「駆逐艦のくせに、こいつらSEみたいなこと言ってるな。おお、怖い怖い。」

 あたご「提督、そこは自前よっ!と言うより、戦闘中におさわりは禁止ですよ?めっ!」

 あたご「それよりも、高 雄の事が心配じゃないんですか?」

 提督「大丈夫さ。秘書艦の高 雄なら確実。それにもしもの時を考えて、手は打ってある。」

 提督「そんなことよりも、あたご。直上の敵機を何とかした方が良いぞ。」

 あたご「あらー、なんのことかしらぁ?」

ヒュードドドドーン

 あたご「敵戦闘機群、12機全機撃墜ですぅ!」

 鈴谷「ヤルネェ↑」

 あたご「後方の三個航空機群も順次、撃墜しますねー。」

 熊野「あたごのデータリンクに接続しましたわ!わたくしたちも!」

 鈴谷「ゲエッ、うねうねしてる気持ち悪いぃ!」

 熊野「敵機の群れですわ!すべて撃ち落してあげましてよ!!」

 提督(艦載機をすべて撃ち落とされたら、おそらくヲ級は奥の手を使う事だろう……)

 提督(そろそろ仕上げにかかるべきだな……)

 提督「少し、席を外す。後は任せたぞ。」

 熊野「よろしくってよ!」

 高 雄「あたごから入ってくる情報で、座標が解りました。全艦に座標を送ります。一斉射撃をお願いしまーす。」

 榛名「榛名は準備万端です!」

 金剛「任せてくださーい!」

 比叡「妖精のみんな、高 雄さんの入力した諸元に合わせて射撃しますよ!!」

 霧島「距離、速度良し。仰角修正完了!」

 高 雄「……あら、あたごからの情報が急におかしく……」

 利根「あそこを見るのじゃ!!敵位置の上空で何かが光っておるぞ!!」

 鳥海「あれはアルミ箔でしょう。あれが電探波を吸収して、精密射撃を狂わせているんです!!」

 高 雄「そんな!このままでは精密射撃も出来ないじゃない!」

 高 雄「この際、今の位置で急いで射撃よ!撃て!!」ドーン

 鳥海「たぶん、ヲ級は配置転換をしているでしょうから、直撃弾はほとんどないはず。」

 金剛「それでも、撃つしかないネ!!」テーー

 榛名「榛名も続きます!!」

 鳥海「水柱が上がりました!!弾着数は不明!!」

 利根「うむむ、弾着すら観測できないとな!!何たることじゃ!!」

 比叡「皆さん、諦めずに二斉射目も始めましょう!!」

 金剛「全艦、撃ち方始め!」


 利根「待て!!向こうに閃光弾が上がったぞ。」
 
 高 雄「提督から通信よ。閃光弾直下にヲ級あり、だって!諸元入力急いでください!」

 高 雄「位置がわかった以上、鎧袖一触ですよ!!」


 あきつ丸「お役に立ててうれしいであります、将校どの!いえ、提督殿!!」

 提督「赤外線探知機を積むにはカ号が最適だったからな。いくら光学迷彩を施しても、煙突から出る熱エネルギーまではごまかせるまい。」

 あきつ丸「海軍は陸軍に負けず劣らず科学的でありますな!」

 提督「だろう?提督の仕事はセクハラだけじゃないんだぞ!!?」

 あきつ丸「感服しました、提督殿!!」

 提督「よし、閃光弾も撃ったことだし、じきにヲ級も沈むことだろう。帰ろうか。」


 迷彩ヲ級「ヲッ!ヲッ!(直撃弾多数か……)」

 迷彩ヲ級「ヲッ!(くっ、殺せ!)」

 迷彩ヲ級「ヲッ!ヲッ!ヲッ!(最後の一斉射か…!偉大なる運営コンピューター様に栄光あれ!!)」

こうして鎮守府最大の危機は去ったのでした。今回も提督はやはり高 雄の理想の人だと確信させてくれたのでした、が……

 提督「大本営からお怒りの電文が来てしまったよ……」

 高 雄「特殊なプログラムを用いて「艦これ」ゲームサーバにアクセスすることは規約違反行為です。また、それらの一部は各サーバ群に極めて高い負荷をかけており、他の提督の皆さんのご迷惑となっています。 現在追跡作業を行っており、恐縮ですが該当アカウントの無警告停止措置を実施して参ります(公式抜萃)。」

 伊勢「ねえねえ日向、聞いた?」

 日向「わかっていたことさ。」

 伊勢「えー?」

 高 雄「えーっと、えっと。」

 高 雄「これって……」

 提督「いやー、5-5が攻略できなくて、困ったので手を出したとかそんな訳じゃないぞ!イージスシステムが高 雄の装備にどうしても欲しかったものだから、悪気はないぞ」

 高 雄「そうなると、医務室で提督はいったい?」

 提督「初霜と若葉に協力してもらって、イージスシステムと赤外線探知機を作ってた。」

 提督「運営の野郎も、まさか電探上位互換を駆逐艦が作れるとは思わなかっただろうな。」

 初霜「またしても納期がギリギリでしたが、楽しませてもらいました。」

 若葉「若葉だ。24時間寝なくても大丈夫。」

 摩耶「駆逐艦のくせに、こいつらSEみたいなこと言ってるな。おお、怖い怖い。」


 高 雄「そんな!提督はてっきり扶桑さんの髪飾りが刺さって致命傷だと思ってたのに!」

 提督「ははっ、まさか!愛する艦娘の艦橋で殉職するとでも!?」

 霧島「やっぱり、私、霧島の戦況いえ暗号分析は正しかったんですね?」

 提督「いいや。あれは榛名に窒息させられそうになって出たかすれ声だ。」

 霧島「ガーン、私の戦況分析が外れるなんて……」

 球磨「でも提督も変だクマ。物が刺さっても死なないのに、窒息死しそうだったなんてクマ。」

 提督「艦娘の腕の中で死ぬことが本望だからな。」

 榛名「榛名、感激です!」ちゅっちゅ

 高 雄「ひょっとして、迷彩ヲ級が出てきたのって……」

 提督「おっ、察しが良いな。大本営が公式に差し向けた実質的な垢消し要員と見て間違いないだろう。」

 提督「ちなみに、イージス・システムは一回使ったらぶっ壊れちまった。」

 長門「私は何にせよ、魂が燃え上がる戦いが出来ただけで満足しているがな。」

 提督「トリガーハッピーはお帰りください。」

 提督「なんにせよ、高 雄。イージスシステムの件なら落ち込む必要はないぞ。」

 高 雄「えっ?」

 提督「まあ、ケッコンカッコカリがシュッサンカッコガチになって、高 雄に娘が生まれてイージス巡洋艦たかおが登場したら、初霜たちにまた頑張ってもらうさ。」

 高 雄「……の、……の、」

 提督「おっ、いったいどうした?」

 高 雄「提督の馬鹿ぁああ!!!」ドンドンドン

 提督「ワレアヲバ!ワレアヲバ!」

 青葉「青葉、ようやく入渠が終わりました!!今日から取材、いや戦闘できます!」

 高 雄「提督!!大人しくなさい!!!」カシャ

 提督「ちょっ、その三号砲を置いてくれ、な?」

 青葉「青葉、見ちゃいました!!」パシャパシャパシャ

 提督・高 雄「「うるさい、黙れ!!」」

 青葉「青葉、また入渠からやり直しみたいです……」

今日も鎮守府は平和なのでした。このあと高 雄改二に改装するとき、魔改造したことがバレて公式猫爆撃と長門が殴り合うことになるだが、それはまた別の話。(終)

以上です
>>460は誤投でした。
読みにくいうえ、時間もかかってしまい申し訳ない限りですが、楽しんで頂ければありがたいです。

以上です
>>460は誤投でした。
読みにくいうえ、時間もかかってしまい申し訳ない限りですが、楽しんで頂ければありがたいです。

胸糞注意

提督「なぁ……」

電「はい?」

提督「最近、暇なんだけどなんでだと思う?」

電「それは、司令官さんがセクハラし過ぎて皆が出て行ったからなのです、マジでしね」

提督「おかしくね? セクハラどころかABCまで行って更には色々なプレイまでやって、何日経つと思ってんだ

よ」

電「愛想つかしたんじゃないんですか? そのプレイ内容を思い出してみてみるのです、そして古い」

提督「あー……色々やってほとんど忘れたなー、たしか最後にやったのが那珂に下着ポールダンスさせた時だっ

たかな、雰囲気に合わせて二つの穴に金突っ込んでやったら泣きながら喜んでたよ」

電「あー、あの後姉妹二人が乗り込んで来て返り討ちにした時ですか本当にクズですね」

提督「うん、姉妹のレズプレイは見飽きてたけど三人でポールダンスは楽しかったな、どの口が言うお前が二人

を連れてきて即裏切り、そして笑いながらダンス見てただろ」

電「お前の性欲に染まった頭を笑ってたんだよ」

提督「あ?」

電「ん?」

提督「え? 何? 喧嘩売ってんの? 全裸でリンボーダンスさせてやろうか?」

電「はわわ、怖いのです(笑)買う金も無いくせに何言ってんのですか? セックスしか頭にない煩悩の塊が、

百八回叩いてあげますよ軽い頭がもっと軽くなると思いますよ」

提督「おい、お前マジで解体するぞ、いい加減本当の事を言え」

電「はっ、やれるものならやって見るのです、……他の艦は皆で旅行に行きましたよ」

提督「……もう一度言ってみろ」

電「一回で理解もできないのですか? 旅行ですよ旅行、皆で都会に二泊だそうです」

提督「あいつら……帰って来たらスパンキングしてやる」

電「漣、金剛あたりは喜ぶだけなのです」

提督「で? なんでお前は一人ここにいるんだ? 提督独り占めってか、良かったな夜楽しみにしてろよ」

電「そんな訳ないのです、自意識過剰も過ぎると病気ですね」

電「ただ、ゲームに負けた罰ゲームなのですよ……はぁ……」

提督「ご褒美の間違いだな、皆悔しがってたろ」

電「喜びに満ちてましたよ、皆が嬉々として荷物積み込んでいるときの電の気持ちも考えて欲しいのです」

提督「なんだ? パンツでも濡れてたのか?」

電「しね」

提督「お前が死ね」

電「はぁ、もういいのです、そんな訳で今日はお休みなのです、二日間は右手が恋人で良かったですね」

提督「んー……」

電「なんでズボン脱いだ」

提督「いや、こんな時しか楽しめないかなって」

電「んっ……クチュ、チュッパ……うえ……くさい」

提督「うっせもっと苦しめ、はーーーー」

電「すぅーーーーっくさ……やっぱり変態ですね」

提督「逃げないで嗅ぐお前もな」

終わり

ひさびさに

隼鷹「へーい!!」

提督「やっほーーーーい!」

隼鷹「ほっほーーーーいいいい!!」

千歳「野球拳しましょーーーーー!!!!!」

提督・隼鷹「「いええええええいいいいいいい!!!」」

提督「脱がすぜ~脱がすぜ~」

隼鷹「はっはは!! 提督と千歳を真っ裸にしてやんよ!!」

千歳「提督、暑いから脱がせてください……ね?」

提督「任しとけ、素っ裸にしてあんあん言わしたる」

隼鷹「じゃあ~、いくぞー!!」

提督・隼鷹・千歳「最初はグーじゃんけーん、ほい(ぽい)!!」

提督グー 隼鷹 パー 千歳 パー

隼鷹「ははははは、提督の負け~ぬーげぬーげ!!」

千歳「ぬーげ、ぬーげ」

提督「ぐぬぬぬ、男ならまず、ここからじゃーーーーー!!!」

隼鷹「ぶはははは、いきなりズボンからかよぷはははは」

千歳「あらあら、はいはいお酒ものみましょーねぇ~」

隼鷹「ぱん」

隼鷹「つー」

隼鷹「まる」

隼鷹「みえ」

提督「古い、古いよ!! あへゃはははは」

千歳「ふふふ、じゃあ、次いきますよー」

最初はぐー、じゃんけーん

ぽい!!


提督「また負けた~!!」

隼鷹「提督弱い!!弱えよ!!!ぷははへへへへ」

千歳「じゃあお願いします♪」

提督「くそー、服がなんぼのもんじゃい!!」

隼鷹「ちょっ!! 提督どこ脱いでんだよ!!!」

千歳「おー」パチパチ

提督「どこってパンツだよパンツ!!! どうよ」

隼鷹「どうよって……いや~……」チラチラ

千歳「……」ジー

提督「よっしゃあああ!! 次いくぜー」

じ、じゃんけー……ん

ぽい!!

千歳「あら、私の敗けですね~」

提督「よっしゃーーーー!! 勝ったーーー!!」

隼鷹「……で、でどこ脱ぐんだい?」

千歳「ふふふ、勿論ここからです!!!」バサッ

隼鷹「ちょっ!!、何でパンツも脱ぐの!?」

提督「おー」

千歳「野球拳に何枚も脱いじゃいけないなんてルールはないはずですよ?」

隼鷹「いや、そうだけどさ……うん」チラチラ

千歳「どうですか?」

提督「眼福眼福」

千歳「ついでにワカメ酒なんてどうです?」

提督「いいねーいいねー……でも、まだ終わらせるわけには、いけないなー」チラ

千歳「そうですねー」チラ

隼鷹「え、えー……」

提督「よーし! やるぞー!!」

千歳「おー!!」

隼鷹「おー……」

最初はグーじゃんけーん

ぽい!!




提督「……」

千歳「……」

隼鷹「……」ガクガク

提督「ぬーげ」

千歳「ぬーげぬーげ」

提督「ぬーげぬーげぬーげ」

千歳「ぬーげぬーげぬーげぬーげ」

隼鷹「うっ、うっ、分かったよ!! 脱げば良いんだろ脱げば!!!!」バサッ

提督「ひゃっほーい!!」ハイタッチ

千歳「いえーい」ハイタッチ


隼鷹「う……うー……」

千歳「まぁまぁ、お酒でも飲んで恥ずかしいと思うから恥ずかしいのですよ……」

隼鷹「そう言うものかな?」

千歳「と言うわけで、もう裸になりましょう!!!」

隼鷹「なんで!?」

提督「よしきた!!」バサッ

隼鷹「もう裸!?」

千歳「いえ、さっきから暑かったんでさっさと脱ぎたかったんですよねー」

提督「そうそう、それでワカメ酒は?」

千歳「ふふふ、良いですよー 隼鷹さんも一緒にやりましょー」

隼鷹「えー……」

千歳「やらないんですか?」

隼鷹「……ええい!! 私も女だ!! やってやんよおおおお!!!!」



天龍「うわっ、死屍累々だな」

電「はわわわ、何で皆さん裸なんです!?!?!???」

暁「」←顔真っ赤

響「酒に飲まれた結果だよ、こうはなるんじゃないよ、ついでに電はわざとらしいよ」

電「朝から盛んですね、猿みたいです」

雷「ずっるーい!! 私も提督に膝枕してくる!!」

龍田「やめときなさーい、今行ったら絶対臭いで酔っちゃうわよ~」

天龍「はぁ、……とりあえず叢雲と加賀呼んでくるわ」

終わり

酔った勢い


少しの間、お借りします
※微シリアス


   【君と僕の青春アイデンティティー】


鎮守府内 食堂

ガヤガヤガヤ



時雨「いただきます」

夕立「ごっはんー♪ ごっはぁんー♪」

時雨「……夕立?」ニガワライ

夕立「は~い。いただきま~っす」

時雨「はい。よく出来ました」




夕立「いつもの事ながら、今日の晩ご飯は一段と美味しいっぽい!」パクパクムシャムシャ

時雨「あんまり急いで食べると喉につまらすよ。でも、それは僕も同感だね」

夕立「今日は一日中、他所の人達との合同演習だったんだもん。お腹と背中がくっつくかと思ったっぽい」

時雨「実を言うと僕もさ。最後の方は、何時お腹が鳴り出すんじゃないかって気が気じゃなかったなあ」

夕立「でもね! でもね! 聞いて時雨! 今日も夕立、けっこう頑張ったっぽい!」

時雨「人づてに聞いたよ。なんでも駆逐艦の子や軽巡の人だけじゃなく、重巡の人を相手に大破判定を獲得したらしいじゃないか」

時雨「夕立、君は本当にすごいなあ。僕にはとても出来ないよ」


夕立「んふふ~♪ 時雨が褒めてくれたら、夕立もっと頑張れるっぽい」ムフー

時雨「僕の賞賛くらいで夕立が活躍出来るなら、いくらでもしてあげる」

夕立「本当! ……でも夕立ばっかりが褒められててもつまんないかもだから、今度は夕立が時雨のこと褒めてあげるっぽい!」

時雨「無理に褒めてくれなくても、僕は大丈夫だよ?」

夕立「夕立、無理なんかしてないっぽい! あのね、さっきね、提督さんが時雨の事を褒めてた!」

時雨「僕のことを?」






 時雨たちから少し離れた席



モブA「……何あれ……女……僕とか…………なんで……の……」チラチラ ヒソヒソ

モブB「……ぶって……思って……痛い…………」クスクス チラチラ


時雨「…………」チラッ

夕立「でね! でね! 提督さんは……。 時雨、どうかしたっぽい?」キョトン

時雨「ううん、なんでもないよ。続けて?」

夕立「時雨の危険を察知する力はすごいって言ってたっぽい! 敵の砲弾が何処に着弾するか分かってるみたいだって」

時雨「そんなことはないんだけど。でも嬉しいな、提督がそう言ってくれたのなら」

夕立「今日の演習だって、一度も大破判定にならなかったんでしょ? それってすごいっぽい!」

時雨「ありがとう。こうやって言うのもなんだけど、僕もその点については上手くいったと思ってたんだ」

時雨「何しろ実戦だと隊の中の誰か一人でも大破してしまえば、たちまち撤退命令が飛んで来るからね。少なくとも僕達の鎮守府だと」


夕立「夕立たちの提督さんは石橋を叩いて渡るのが好きっぽい!」

時雨「たまに、いくらなんでも叩きすぎじゃないかな? って思うこともあるけどね」

夕立「そういう融通が効かないところが、いかにもあの提督さんっぽい!」

夕立「でもそんなところも引っくるめて夕立は、あの人は素敵な提督さんだと思うっぽい!」

時雨「もちろん僕だって知ってるよ。きっとこの鎮守府の艦娘なら、みんな知ってるはずさ」

夕立「だよね!」ムフー

時雨「うん」

夕立「♪~」




 時雨たちから少し離れた席


モブA「……何…………提督……媚……」チラチラ ヒソヒソ

モブB「……僕……きっと……なんでしょ…………」クスクス チラチラ


時雨「…………はあ」

夕立「? 時雨、どうかしたっぽい? ため息なんかついてらしくない」

時雨「大丈夫だよ、なんでもないから。それより夕立、ちょっとあそこ見てくれるかな」クイッ

夕立「なにー? ……席が空くのを待ってる人が、結構いるっぽい?」

時雨「うん。今日は他所から来た人たちも、ここを使ってるからね。仕方ないんじゃないかな」

時雨「でもあんまり待たせるのもあの人たちに悪いから、お喋りはこのくらいにして食べるのに集中しようか」

夕立「は~い。 お喋りは寮に帰ってからっぽい」パクパクムシャムシャ





 時雨たちから少し離れた席


モブA「……が…………なんで……ぽいとか……」チラチラ ヒソヒソ

モブB「……似たもの……だって……おかしい……ぽい!……」クスクス チラチラ




時雨「ッ! …………」ギリッ

夕立(やっぱり時雨、さっきからちょっとおかしいっぽい。何かあったのかな?)


駆逐艦寮  時雨・夕立の部屋

二段ベッド下段  カーテン内



時雨(なんで僕はあんなことで、こうも苛ついているんだ。ああいう手合には慣れてるはずなのに)

時雨(でも……、艦娘になってこの鎮守府に来てからは、こういう事はあまりになかったな)

時雨(ここは、ひどく居心地がいい……)

時雨(今日はこのまま寝ちゃおうかな? あんなこと、明日になればきっと忘れられる……)

夕立「しーぐーれっ!」ニョキ

時雨「うわあっ! ……夕立、カーテンの隙間から首だけ出してこないでよ。びっくりしたじゃないか」

夕立「食べてすぐ横になってると、牛になるっぽい?」

時雨「……その理屈通りなら、僕より普段の夕立の方が先に牛になるんじゃないかな?」

夕立「モーモーっぽい!」

時雨(可愛い)


夕立「……ねえ時雨、出てきて少しお話しよ?」シャー

時雨「確認も取らずにベッドのカーテンを勝手に開けてしまうのは、あまり感心しないよ、夕立。僕は構わないけど、他の人にはしないようにね」

夕立「大丈夫。こういうことは、時雨にしかやらないっぽい!」

時雨「……それは光栄に思うべきか、むしろ蔑ろにされてると嘆くべきか、ちょっと判断に迷うな」

夕立「もし本気で言われてるなら夕立、ちょっとへこむっぽい……」

時雨「もちろん冗談だよ。君がそんな子じゃないことくらい、僕はちゃんと知っているから」

時雨「……でもごめん、夕立。僕は思いの外、疲れてるみたいなんだ。出来ればお喋りの続きは明日にしてくれると嬉しいな」

夕立「でも明日じゃ、きっと遅いっぽい……」ショボーン

時雨「? 何か急ぎの用事でもあるの?」ムクリ

夕立「そうじゃなくって、ううん、そうなんだけど……。明日になってからだと、きっと時雨は、はぐらかして教えてくれないっぽい」

時雨「……夕立。君が何を言ってるか、僕にはよく分からないよ」

夕立「嘘。晩ご飯の時、時雨、ちょっとおかしかったっぽい。 何でそうだったのか、夕立にはよく分からなかったけど……」

時雨「…………」


夕立「時雨って、夕立よりずっと大人っぽいし真面目だから、いつも一人で何でも抱え込んじゃってる」

時雨「……うん」

夕立「それがいけないって言いたいわけじゃないの。時雨がそのほうが楽なら、そのままでもいいっぽい。でもね――」



時雨(夕立、君は……)

夕立「――悲しんでたり悩んでる時雨を見てるだけなのは、夕立、嫌っぽい」



時雨「本当に、優しい子だね……」ボソッ


夕立「だからね、あのね。お節介さんかもだけど、たまには夕立に相談してみたらどうかな~って思ったっぽい……」

時雨「…………」

夕立「…………」ドキドキ

時雨「……そうだね。たまには、いいかもしれない」ニコッ

夕立「!! うん! たまにはいいっぽい!」パァー

時雨「でも、聞いてもあまり面白くない話だよ?」

夕立「大丈夫! 夕立におまかせっぽい!」キラキラ


時雨「……ということがあったんだ、晩ご飯の時に」

夕立「そっか……。でも、ちょっと意外っぽい」

時雨「意外? 何がだい?」

夕立「時雨が、そういう人たちの言うこと気にしてることがっぽい。時雨、結構マイペースなところがあるから」

時雨「ひどいな夕立。僕だって傷つきやくて繊細な十代の女の子だよ? 高価な髪飾りみたく優しく扱ってほしいな」

夕立「時雨は鋼鉄製の髪飾りっぽい!」

                                 ダイヤモンド
時雨「……硬い材料で作られてるにしても、出来れば 金剛石 とかにして欲しかったよ」

夕立「それは金剛さんの石だから取っちゃダメっぽい? きっと比叡さんが怒るっぽい?」

時雨「なるほど、一理あるね。確かに金剛のお茶会にお呼ばれするたびに、彼女に睨まれるのは嫌だな」

夕立「時雨のお菓子だけ、カレー味っぽい?」

時雨「夕立、比叡の名誉の為に言っておくけど、彼女はカレーを嫌がらせの為に作ってる訳じゃないよ」

時雨「提督やみんなに喜んで貰いたくて、愛情を込めて作ってるんだ」

夕立「……愛情は最高の調味料じゃないっぽい?」

時雨「何事も物には限度があると言うことさ、夕立。またひとつ、大人の階段を登ったね」

夕立「夕立がその階段を登り切るのは、まだずっと先っぽい……」

時雨「いいんじゃないかな? 自分で言うのもなんだけど、実際僕たちはまだ花も恥じらう乙女な年頃さ。大人になるにはまだ少し早いよ」

時雨「――たとえ深海悽艦との戦いに、短い青春を捧げているとしてもね」

立「……戦いは大変だけど、夕立、ここでの暮らしけっこう気に入ってるっぽい!」

時雨「それは奇遇だね、夕立。僕もだよ」ニコッ



夕立「……ふふっ」ニコッ

時雨「どうかした?」

夕立「時雨、元気になったっぽい」

時雨「……うん、そうだね。もう、いつもの僕だ」

夕立「やっぱり時雨は、僕って言ってるのが似合ってるっぽい!」

時雨「ありがとう。僕も君のその語尾、嫌いじゃないよ。時々、本来の意味で言ってるのか、ただ癖で言ってるのか一瞬迷う時があるけどね」

夕立「……文章問題っぽい?」

時雨「君のルームメイトの僕としては、そのテストじゃ満点を取らないといけないな」

夕立「そしたら夕立、時雨に花丸あげるっぽい!」

時雨「素敵なご褒美をもらえるよう、頑張るよ。……お喋りをしていたら消灯時間が近づいてきた。さあ、パジャマに着替えておいでよ、夕立」

夕立「は~いっぽい!」トコトコトコ

時雨「……」


時雨(……さっきまでの憂鬱は、どこに行ってしまったんだろう?)

時雨(君に話を聞いてもらっただけなのに……。僕はずいぶん単純な女の子かもしれないなあ)

時雨(でもいいんだ、そんなことは。重要じゃない)チラッ

夕立「♪~」

時雨(僕って言ってるのが似合ってるっぽい、か……)

時雨(明日はきっと、僕は『僕』のまま。君も、変わらないままだと思う)

時雨(でも……三年先、五年先にはたぶん、いやきっとかな? 今の僕たちから卒業する日が来る)

時雨(正直なところ、そんな先のこと想像もつかない。明日にも深海悽艦との戦いで、この部屋に帰ってこられないかもしれないのに)

時雨(でもね、これだけは確かに思うんだ)

時雨(僕が『僕』でなくなる時、君が君の口癖を言わなくなる時)

時雨(そのきっかけは、今日起こったような取るに足らないような、つまらない出来事じゃなくって)

時雨(もっと素敵で、幸せなことであったらいいなって……)

時雨(人に面と向かって話したら笑われてしまうかもしれないけど、構うもんか)

時雨(花も恥じらう乙女な年頃の女の子には、ひどく素敵で身勝手な夢を見る権利ぐらいあるはずさ……)


夕立「ねー、時雨はまだパジャマに着替えないでいいっぽいー?」

時雨「……そうだね。今いくよ、夕立」



   




                                           ~おしまい~

以上で終了します。

コミカルなシーンとシリアスなシーンを両方楽しんでいただけるように意識して書きました。
コピペを一部失敗してしまったのが、ちょっと悔しかったですw

【榛名と提督】一発ネタ



榛名「ふふ…呉を守りきりましたよ…提督の元に帰ってきました…。」

榛名「榛名は…約束を守りました…。」

提督「……榛名…すまない…。」

榛名「榛名は…大丈夫です…。」

榛名「だから提督……そんな悲しい顔しないで…。」

提督「………」



提督(それが俺と榛名の最期の別れだった。)

提督(…あれから数十年)

提督(日本は戦後、世界も驚くほどの成長をとげ…)

提督(なにより、何事にも耐え難い平和を手に入れた。)

提督(榛名は戦後復旧にも活躍したんだよ。)

提督(他にも榛名に話したいことが、たくさんある。)

提督(俺も今からそっちに逝くよ。)

提督(…)




榛名『お久しぶりです、提督。』

提督『すまない、またせたな。』

榛名『はい、待ちくたびれて、榛名は寂しくて、大丈夫じゃありませんでした。』

提督『む…』

榛名『ふふ、じょーだんですよ。』

提督『、、、では、いこうか。』

榛名『はい! 榛名は提督の傍にいつまでも……』


おしまい
一発ネタです、榛名改二が楽しみ!!



【 浦 風 ち ゃ ん が 着 任 し た 鎮 守 府 あ る あ る 】


浦風「ん?どうしたんね電ちゃん」

電「あっ……浦風さん。その、棚の上の本に手が届かないのです」

浦風「あー、ここはちょっと電ちゃんの背ぇじゃたわんわいねぇ」

電「た、たわ……?」

浦風「んっ……しょ。この本でええんかいねー?」ノビッ

電「あっ、それの隣なのです……」

浦風「あ、ほうなん?ん……っと。はい、これじゃね」

電「あ、ありがとうございますなのです」

浦風「ええんよええんよ。んー、こがぁなかったら提督にゆーて
   こまい脚立でもこうといてもらおうかいねー?ほしたら電ちゃんもみやすいじゃろ」

電「えっ?……えっ?」

浦風「今度うちからゆーとくね。ほいじゃーね、電ちゃん」ヒラヒラ

電「あっはい」



電(……)



―― あくる日


鳳翔「ふぅ、さーてお夕飯のお支度お支度、っと」パタパタ

浦風「あ、鳳翔さーん!今日の晩ご飯はなんかいねー?」

鳳翔「あら、浦風さん。今日はさんまの塩焼きですよ」

浦風「さんま!ええねぇ、うちさんま大好きなんよ!」

鳳翔「あらあら、じゃあしっかり焼かなくっちゃね」

浦風「いっつもほんまにありがとうねぇ、鳳翔さん。
   ほいでもあれらぁシゴぉせんで塩して焼いちょいたらええ魚じゃけぇ、
   鳳翔さんら給養がたもやねこぉなくてええじゃろ?」

鳳翔「え、あ、うん?そ、そう……ね?」

浦風「毎食ようけこさえんにゃあいけんけぇねー、鳳翔さんらは。
   さんまらぁみたいに、こさえるんがみやすいんばっかりじゃったらええんじゃがねぇ」

鳳翔「……えっ?えっ?」

浦風「ほいじゃ!晩ご飯楽しみにしちょるけーね!」ヒラヒラ

鳳翔「あっはい」



鳳翔(……)


―― また別の日


浦風「夕張さーん!」

夕張「あ、浦風ちゃん」

浦風「新しい装備はどがいなかね?」

夕張「ど、ドガイ?あ、そ、そうそう。浦風ちゃん用に新しい水中聴音機が……」

浦風「ほんまに!?どれかいね!」

夕張「これよ」

浦風「ほわぁぁ……!///」キラキラ

夕張「つけてみる?」

浦風「うんうん!……んー、これで潜水艦の音もえーがーに聴こえるんかいねー」

夕張「い、イェーガー?え?」

浦風「ん?乗せるんはこがぁなでええんよね?」

夕張「あ、う、うん。……うん?多分、うん。
   あ、取り扱い説明書がここにあるから、次の出撃までに読んでおいてね」

浦風「ほうね、ありがとうねぇ夕張ちゃん。おーっし、はぁ次は見ときんさいよ潜水艦め、
   音が聴こえちょったらピンポイントで爆雷落とすんもいたしいことないんじゃけーね!」

夕張「そうそう、その意気よ!……今のはなんとなくわかった」ボソッ

浦風「え?なんかゆーた?」キョトン

夕張「う、ううん?何でもないわよ?」アセアセ

浦風「ヘンな夕張ちゃんじゃねぇ。ほいじゃ、また出撃んときねー」ヒラヒラ

夕張「あっはい」



夕張(……)


提督「……なるほど、お前たちの話はわかった」

電「……」

鳳翔「……」

夕張「……」

提督「実際のところどの程度わからないんだ、浦風の喋る内容は」

電「話す内容にもよりますが……半分以上なのです」

鳳翔「私たちの話は完全に通じているようなのですが……」

夕張「私の場合、兵装のことについて質問されるのが怖くて……」

提督「重症だな」

夕張「……提督はいいですね。廣島の出ですもんね」

提督「まぁな。あいつと話していると田舎に戻ったようで心地いいくらいだ」

電「す、すごいのです……あの言葉をそのまま理解できるなんて……」

鳳翔「その割には提督が訛っているところを見たことがないですが」

提督「海軍兵学校を出てから先、あちこちを転々としたからな。
   鈍ろうと思えばいつでも戻せるが、お前らはどうしてほしい」

夕張「ぱ、パスパス!提督はそのままでいてください!」


提督「しかし、これはどうしたものかな……。
   まさか、俺がそばについて逐一翻訳してやるわけにもいかんだろ」

電「……夕張さん、『広島訛りが標準語に聞こえる機械』なんていうのは」

夕張「そんなものつくれるわけないでしょ!?」ガビーン

鳳翔「……喋っていれば、言葉に悪意がないのはわかるんですけどねぇ」

提督「"全国で最も恐怖心を煽る訛りナンバーワン"らしいがな」

鳳翔「いい子なんですけどねぇ……」

夕張「ねぇ……」

電「なのです……」




浦風「へっくち。……んー、誰かうちの噂でもしょーるんかいね?」ズビ



                             ~ つづかない ~


浦風を方言セリフ付きで二次創作できるのは
広島県南西部民だけ!!…だと思う、多分。

――提督執務室

「今日からこの鎮守府を任せれた――というものだ。慣例に習って提督と呼んでくれ」

「はい。貴女が漣のご主人様ですね」

「そうだ。俺がご主人様だ」

「調子に乗らないでください。ブッ飛ばしますよ」

「いや、それは困る」

「……ぷはははは。貴女も中々の変人さんですね」

「ああ。初対面だけど君とは息が合いそうだ」

「それでは早速鎮守府の中を案内しましょうか? ご主人様」

「よろしく頼む」

――食堂

「ここが食堂です。今は漣しか居ないので後で期待してくださいね」

「漣が料理してくれるのか?」

「出前とかもありますけど、ご主人様が望むのならば朝昼晩漣はカレーを作りますよ」

「カレーはいいよね。一見簡単そうだけど個性が出る料理だ」

「辛さはどうします? 甘口? 甘口? それとも……甘口?」

「全部甘口じゃないか。でも甘口が得意みたいだからそれにしようかな」

「ちなみに――漣が一番得意なのは数々の激辛ソースを加えた漣スペシャルですよ?」

「その時はお礼に提督スペシャルを奢ることにするよ」

「うっ、今日のカレーは普通に甘口にしましょうかね」

――中庭

「中庭ですね。仕事に疲れたらここでサボりましょう」

「鎮守府の真ん中で堂々とサボるのか」

「漣にとっては見つけやすいからここでサボってくれると助かったりします」

「それなら早速サボるとするか。漣もサボるか?」

「そうですね。少しはベンチに座ってゆっくりしますか」

「……ねぇご主人様。ご主人様はなんで提督になったの?」

「唐突だね」

「ふと気になったもので。そんなに綺麗なら他の道もあったんじゃないかなって」

「確かに他の道もあったけどね。あと――」

「勘違いしてるようだけど俺は男だ」

「いやいやご冗談を。それこそ嘘乙ってやつですよ」

「なんなら触ってみるか?」

「セクハラですよ。ブッ飛ばしますよ」サワサワ

「と言いつつ触るのね」

「公にセクハラできるチャンスですから」

「むむむ……胸が無いなとは思ってたけど本当に」サワサワ

「言った通りだろ?」

「胸板大きくないけどそれなりに筋肉が付いていて……細マッチョと言うやつですか」

「これでも正規の軍人だからね」

「腹筋もいい感じについてますね。ふむふむ……」サワサワ

「そろそろいいんじゃないか? 服に手を入れるのはやめてくれ」

「いえご主人様。これはご主人様が本当に男なのかを確かめているだけですしおすし」

「それに初日から憲兵さんのお世話になりたくないですよね?」

「……好きにしてくれ」

「はい。恨むなら下手に挑発した自分を恨んでくださいね」

――工廠

「ここが工廠です。気になったんですけど実は施設について色々と知ってたりします?」

「実は着任する前に先輩達から教えてもらってたりする」

「なるほど。男の娘は漣の範囲外でしたが、なるほどなるほど」

「俺をからかうのは……まぁいいけど、先輩がいる時は自重しろよ?」

「ホイサッサー。後、一人称は俺じゃなくて私ですよ。はいリピートアフタミー――わ・た・し」

「これから私と一緒に頑張ってくれるか漣」

「よろしくお願いします。ご主人様♪」


続かない
ふと思いついたけどスレ立てるほどのネタじゃなかったので

――夜、鎮守府中庭

提督「やあ、榛名。隣いいか?」

榛名「ええ、どうぞ」

 彼女は立ち上がると提督が手に持っている荷物を受け取った。

 酒を嗜まないのに珍しいな――と思いながら受け取ったそれをベンチの脇に置き、ベンチに座るように彼を手招く。

提督「悪いな。酒は控え目にと忠告はしたんだが……それで止む無くな」

榛名「そう言う事でしたか」

榛名「……月が綺麗ですね」

提督「そうだな……月を見ながら一杯なんてどうだ?」

榛名「いいんですか?」

提督「酒は百薬の長と言って、たまには嗜むさ」

 無論強くはないがね――彼はそう言って笑いかけると彼女もそれに同調する。

提督「そこから適当に一缶いいか?」

榛名「わかりました」

 彼女はベンチの脇から缶を二つ取ると、片方を提督に手渡す。

 二人はプルタブを開けると、どちらともなく口を開いた。

「乾杯」

提督「改めておめでとう。榛名」

榛名「ありがとうございます」

提督「大分待たせたからな。今日は嬉しくて月をただ眺めていたってところか?」

榛名「そうですね。半分正解、半分不正解ってところですか」

榛名「もう半分は提督の――」

提督「――榛名。最初の件が件だ。ここでその物言いは不適切だろ?」

榛名「――提督、月が綺麗ですね」

提督「確かに綺麗だ。今度は皆で見よう」

榛名「はい。ええ、榛名はそれで大丈夫です」

提督「すまない」

榛名「……」

提督「榛名。もう一缶いいか?」

榛名「はい。でも――」

提督「細かいことは気にするな」

榛名「そんな! 一気に飲んだら!」

提督「ああ、酔っ払ってポロっと本音が出るかもな」

榛名「提督……?」

提督「鎮守府の外に妻がいるんだ」

榛名「え……?」

提督「だからこそみんなの気持ちには答えられないし、答えるつもりもない」

榛名「駆逐艦の子とよく遊んでいたのは……」

提督「ああ、ガキと戯わむれるのと同じ感覚――なんだろうな」

榛名「……?」

提督「そこの所は察してくれ」

榛名「わかりました。小さい子が好き――と言う訳じゃなかったのですね」

提督「出来れば子煩悩と言うことにしてくれ」

榛名「提督はロリコンなのかな? って噂でしたよ」

提督「榛名……怒っているのか?」

榛名「そうですね。怒っています。既に婚約していたなんて……とても惨めじゃないですか」

提督「……だからこそ口止めされていたんだ。モチベーションが下がるから――ってね」

榛名「そうですね。それが正解だったと思います」

提督「だから榛名にはもう一つ話がある」

榛名「……なんでしょう?」

提督「今度三人で月を見よう。俺と妻と榛名の三人で」

榛名「それって――」

提督「もしよかったらコレを受け取ってくれ」

榛名「…………榛名でいいのですか?」

提督「妻の許可は取った。話したら是非娘にしたいだそうだ」

榛名「榛名で……榛名で大丈夫なのですか?」

提督「ずっと機会を待っていた。たぶん今日がその日だと思う。だから――」

提督「コレを受け取ってくれないか?」

榛名「はい。榛名は大丈夫です」


――榛名とケッコンカッコカリしました



つまりだ。私が言いたいことは一つ。メンテはよ
まさか昨日漣と榛名で迷った挙句、先走り過ぎて投下したなんてまさか

提督「なあ、榛名」

榛名「はい、何ですか?」

提督「榛名って小さいよな」

榛名「えぇ!?そ、そうでしょうか……?」

提督「ああ、勘違いするなよ。あくまで戦艦の括りでの話だ」

榛名「あー……確かに戦艦の中では榛名は小さい方ですね」

提督「だよな。比叡より小さいのが気になってさ……」

榛名「え?流石に比叡お姉さまよりかは大きいですよ?」

提督「ははは。無理するなよ榛名。どう考えても比叡より小さいだろ」

榛名「む……!じゃあ確認してください!比叡お姉さまより大きいですから!」

提督「あ?良いのか?」

榛名「 ええ、榛名はそのくらい気にしませんよ」

提督「よっしゃ、榛名が許可したなら仕方ないな。うん、仕方ない」









この後榛名の悲鳴と共に、提督は執務室の窓から天に届かんばかりに打ち出されました

~後日~



提督「あー…………盛大に吹っ飛ばされたー。執務室に戻んのに結構時間がかかったぞ」

衣笠「あ、提督!昨日は空を飛ぶ訓練でもしてたの?」

提督「んなわけ無いだろう。ちょいと解釈の違いで榛名に思い切り打たれただけだ」

衣笠「相変わらずだねー。ところで、それについて詳しく教えてくれない?青葉と一緒にネタ探しをしてたんだけど、何もなくて困ってたんだ」

提督「大したことじゃないぞ?俺が榛名の胸は小さいよなって聞いて、許可貰って触ったら砲撃されたってだけだし」

衣笠「…………提督、絶対に紛らわしいこと言ったでしょ」

提督「な、なんのことやら」

衣笠「はぁ…………」

提督「まあ、榛名のは案外でかいと思う。さらし強めに巻いているのと服の構造上かなり押さえつけられてて分かりにくかったけど」

衣笠「あ、そういう話とかは青葉が好きそうだよね。他の提督に情報を渡す時『情報料、頂きますね!』なーんて要求できるし」

提督「ああ、青葉ならやりそうだな」


ガタンッ


提督「お、ただ……い……………ま」

衣笠「あわわ…………」

榛名「ドーモ、テイトク=サン。ハルナデス」

提督「は、榛名!?なんで居る!?今日の秘書官は榛名じゃないだろ!?」

榛名「いえ、少し用事がありまして……」

提督「な、なあ。なんで青葉を引きずってるんだ?」

榛名「提督、榛名は執務室から見える外の景色が大好きです」

提督「い、いきなり何を言い出すんだ」

衣笠「お、おーい。青葉、だいじょぶー?あ、ビクッとした」

榛名「理由ですけど…………」

衣笠「き、衣笠さんしーらないっと!」

提督「ちょっ!待て!」

榛名「窓から提督を打ち上げることが出来るからですっ!」ニコッ





アバー!!!

ナ、ナンデワタシマデー!?


今日も鎮守府は平和です

おかしいな……榛名改二おめでとー!ってノリで作ってたのに、いつの間にギャグっぽいノリになってるんだ

まあいいや、お目汚し失礼しました

7月28日 改装部屋前

???「待ちに待った時が来た…」

???「お姉様達の勇姿に追い付くために」

???「再び四姉妹で戦場に並び立つために」

???「MI作戦成就のために!」

榛名Lv77「ソロモンよ、私は帰ってきたっ!」ガチャ


妖精さん「れべるがたりてねーです。」

榛名「なんでぇーーー!?」

………

提督「何をやってるんだあいつは…」

夕立「楽しみすぎてテンション極めってるっぽい?」

初めて書かせて頂きました。
きっと、アプデ明けに絶望した人も多かった…はず?

10レス程お借りします
R-18注意

つかつかとひとりの人間が鎮守府の廊下を歩いている。
その歩く姿は背筋はピンッとしていて顔は凛としている。
そして目的地である提督室の前に来ると立ち止まりドアノブに手をかけ勢いよく開け放つ。

「憲兵だ! 失礼するぞ!」

「なっ……憲兵だと!? 来るとは聞いてないぞ!」

ソファに座っていた提督は突然入ってきた憲兵に対して驚きの声を上げる。

「貴様何をしている!」

憲兵の怒号が室内に響く。

何故なら提督は艦娘と性行為をしていたのだ。
今の海軍軍法では艦娘との性行為は禁止されている。
これを破ったのであれば軍法会議にかけられ極刑とはいかないまでも重い懲罰を受ける。

「軍法会議は確実だ。大人しく連行されてもらおうか」

「くっ……うぉおおおおお!!」

だが、提督の方も大人しく捕まるつもりはないのか憲兵に対して襲いかかる。

「はっ! ふんっ……!」

「ぐぁっ……!」

しかし相手は憲兵である。
軍所属である提督だとしても憲兵には敵わなかった。
あっという間に憲兵は提督を組み伏せる。

「無駄な手間をかけさせるものだ。ヒトヨンマルマル貴様を連行す──」

提督を連行しようとした次の瞬間背中に強い衝撃を感じる。
刹那強い電流を感じたのと同時に視界が真っ暗になっていく。

「あ……が……」

薄れゆく意識の中見えたのは何かを手に持ち笑う緑色の髪を持つ艦娘の姿だった。


「う、あ……」

目を開けるとそこは暗い部屋だった。
暫く使われていなかったのか金属の錆びた匂いがし、部屋には天井についている蛍光灯の灯りくらいだろうか。
しかし相当古いのか部屋の中心が分かる程度にしか照らせていない。

「何故……私はここに……」

憲兵が周りを確認しようとしたときジャララという音がし、何かに動きを邪魔される。

「っく、何だこれは!!」

自分の両手に拘束具をつけられ天井に吊るされているのを憲兵は理解した。
必死に拘束具を解こうとするも上手く力が入らず解くことは出来ない。

「もう目が覚めたのかい。いやはやこんなに早く起きるとは流石は憲兵様だよ」

突然ギイィと扉が開く音とともに男の声が聞こえる。
そして薄明かりに照らされながら男の顔が見えるようになる。

「お前は……!」


「どうも憲兵さん。気分はどうだい? 先程は呼び捨てして悪かったね」

それは先程の憲兵が組み伏せ連行しようとした提督だった。

「あら、もう起きたの? もう少し改良が必要かしら」

「なっ……!」

提督の後ろから女の声が聞こえる。
憲兵はその女の姿を見て驚きの声を上げる。

「君は……!」

「ふふ、初めまして。私は夕張よ」

「因みにその拘束具は私の特製なの。人間にも艦娘にも外せないように作ってるから外すのは無理よ」

自信満々といった声で夕張は提督の腕に抱き付く。

「貴様らの目的は何だ! 何が目的でこんな事をした!」

憲兵は声を荒げる。
対する提督は涼しい顔をする。

「何、大したことじゃないさ。ただ、憲兵さんに協力してもらいたくてね」

そういいながら提督は憲兵に近づく。


「貴様! 何をするつも──んぅ!」

「へぇ、随分と可愛らしい声をするんだね」

そういいながら提督は憲兵の背後から憲兵の胸を服の上から揉み始める。
憲兵は提督の手から逃れようとするが力が上手く入らずなすがままになる。

「っく、貴様……これがバレれば……んぁ! どうなるかわかってるのか……」

次第に息が荒くなるのを自覚しながら憲兵は提督に問う。
対する提督はというと落ち着いた声音で憲兵の質問に答える。

「大丈夫、バレる事なんかないさ。今は快楽の事だけを考えればいいんだよ。そろそろクスリも効き始めるころだしね」

「クスリだと……? うあっ!?」

提督に耳元で囁かれた途端全身が震え身体の奥が熱くなり、まるで何かに支配されたかのように自分の身体が何かを欲するのを憲兵は感じる。

「っく、はぁ……んぅ、私の身体に……何を……ふぅ、はぁ……」

息を荒くしながら必死に声を紡ぐ。

「別に人体に害はないさ。ただの即効性の媚薬だから安心するんだ」


そういいながら提督は憲兵の服の中に手を忍ばせる。

「へぇ、随分と綺麗な肌だね。触ってるこっちも気持ちよくなりそうだよ」

「んっ! ふぅ、んんっ……!」

ゆっくりと、優しく提督は憲兵の腹部に手を這わせる。
ただ手を這わされただけで憲兵はビクビクと身体を震わせる。

「はぁ……っふ、ん……くぁっ!」

ただ手を這わされただけで憲兵の身体に今まで感じた事のない感覚が襲う。
先程まで拘束具を外す方法や脱出方法を考えていた憲兵の頭の中はもうこの未知の感覚を耐える事しか考えられなくなっていた。

「ねぇ、提督。そろそろ服も脱がせてあげたら? 憲兵さんも苦しいでしょう?」

先程からずっと提督の行為を眺めていた夕張が憲兵に近づく。

「……それもそうだな。夕張脱がしてあげるんだ」

少し考える素振りを見せるもすぐに夕張に指示を出す提督。
そしてそのまま憲兵の身体から離れる。


「了解しました。ふふっ」

提督と入れ替わるように夕張が憲兵に近寄る。

「うぁ……何を……」

ボーっとする頭で憲兵は夕張に尋ねる。
それに対し夕張は囁くように答える。

「今楽にしてあげるわ」

そういって夕張の手には鋏が握られていた。

「っ……!」

思わず身を強張らせる憲兵。

「ふふ、安心して。傷はつけないわ」

そういって夕張は憲兵の服を鋏で切り裂いていく。
あっという間に憲兵はさらしと下着姿になってしまう。


「ホントに綺麗な肌ね。羨ましいわ」

そういいながら今度は夕張が憲兵の肌に指を這わせる。
ゆっくりと太ももから腹部、乳房へ指を這わせ肩までいったら背中へ指を這わせる。

「んんっ! んっ……くぅ! うぁ! ふぅん! んん!」

憲兵の口から嬌声が漏れる。
それを聞いた夕張は恍惚とした表情を浮かべる。

「ふふっ、とーっても気持ちよさそうね」

「っ……! ち、違う! 私はそんなこと──」

「夕張。俺は服を脱がせと言っただけだ。弄べとは言ってない」

憲兵の主張を遮るように提督が口をはさむ。

「そうだったわね。ごめんなさい提督」

残念そうな声で夕張は憲兵から離れていく。


「さて、憲兵さん。そろそろ本番といこうか」

憲兵の背後に立った提督は憲兵の耳元で囁く。

「本番……だと……?」

「憲兵さんだってもう準備万端のようだしね」

そういって提督は右手を憲兵の下着の中へ手を入れる。

「っ……! 貴様何処に手を──くぅうん! あぁああ!」

提督の指が憲兵の秘唇を拡げ憲兵の膣内に入り込む。
ただ指を入れただけで憲兵の口からは熱を持った声が漏れる。

「ほら、憲兵さん。こんなに糸を引いてるよ」

そういって提督は憲兵自身の愛液でべとべとになった指を憲兵に見せつける。

「っく、うぁ! くぅん! 見せつ……んん! ける……なぁ……!」

「それに、ここだって自己主張してるようだしね」

提督はキュッと左手で憲兵のピンと勃起した乳首を摘まむ。

「っんんんんんんんんん!!!!」

その瞬間憲兵の頭の中が真っ白になっていくのを感じ憲兵は強く目をつむる。
そしてビクビクっと憲兵の身体が震え一際大きな嬌声が部屋に響く。


「っく、はぁ……はぁ……」

「(なん……だ今の……感じ……。頭が真っ白に……)」

絶頂を迎えた憲兵は息を絶え絶えにしながらも必死に意識を保とうとする。
だが、先程の絶頂を身体がまだ覚えているのか憲兵は時折ビクビクと身体を震わせる。

「凄い絶頂だったね憲兵さん。気持ちよかったかい?」

「う、あ……っふ、ん……気持ちよくなんか……」

「嘘はいけないよ憲兵さん。さて、そろそろ私も限界だ──」

「うあっ……!?」

提督は憲兵の左ひざの後ろに左手を回し憲兵の左ひざを上げさせ憲兵を片足立ちにさせる。

「やめろ……っ! こんなはしたない体勢をさせるな!」

憲兵は声を荒げるが提督はそれを無視しズボンのチャックを右手で開けソレを取り出す。


「貴様何を……くぅん!」

何か熱く堅いモノが自分の股間に擦りつけられているのを憲兵は感じる。

「っく、これは……素股とかも期待出来そうだ」

「うあっ! っく、あ……な、なんだそれは!」

憲兵は自分の股間に擦りつけられているものの正体を目にし驚きの声をあげる。

それは提督の勃起したペニスだった。
先端は赤く充血し、憲兵の愛液まみれになったそれは何かを望むように脈打っている。

「そんなでかいの……んっ! 擦る、んん! あぁっ!」

ただ擦られているだけなのに憲兵の身体は快楽を感じ身悶える。


「さて、それじゃ挿れるよ」

ずっと擦り続けていたくなる衝動を押さえつけ提督は憲兵の膣口にペニスをあてがう。

「ま、待て! そんなの入るはずが──あぁあああああ!!」

グググッと憲兵のぐしょぐしょに濡れている膣内に提督の熱い肉棒が入っていく。

「あぁあ! っく、あ……ぐ、いっ……んんっ!」

「ふっ……!」

ズンッと提督の肉棒が憲兵の膣内を一気に押し進む。
その時プツッっと何かを突き破るのを提督は感じた。
その感覚に心当たりがある提督はいったん動きを止め憲兵に話しかける。

「まさか憲兵さん……初めてだったのかい」

結合部からは憲兵の愛液だけではなく真っ赤な血が流れていた。
それは紛れもなく憲兵が処女だったということを示す。

「あぐ、ふっ! っく、っつ……それが何だ……」

目尻に薄く涙を浮かべながら憲兵は肩で息をする。


「この程度の……痛みで私をどうこう出来るとは──んむっ……!?」

提督の質問に答えている途中で突然提督に口で口を塞がれる憲兵。

「(舌が入ってきて……んんっ!)」

提督の舌と憲兵の舌が絡まりあう。
最初は抵抗をしていた憲兵だがだんだんと抵抗は弱まっていき憲兵の方からも舌を絡ませてくるようになる。
その事に驚きを感じながら提督はゆっくりと腰を動かしていく。

「っ! んんっ、んん! ふっ、くぅん!」

「んぷっ、く、ふぅん! ん! んんんっ!」

提督がより激しく憲兵の口腔を犯していく。
憲兵は驚いて目を見開くがすぐに落ち着き自分からも求めていく。

「ん、ぷはっ……! んっ! うあっ!」

キスをやめ口を離すと二人の間には唾液の糸を引く。


憲兵の口から漏れる声からもう大丈夫と判断した提督はだんだんと動きを激しくしていく。
緩急などをつけたり突く角度を少しずつ変え憲兵の反応を感じ楽しんでいく。

「ひっ、ふぅん! だめっ! んんっ! こんなの、んんん!」

「っく、これはすごいな……っ! 気を抜いたらすぐ果ててしまいそうだ……」

「そういえばまだ……ここは弄ってなかったね」

そういって提督はさらに激しく腰をうちつけなががら憲兵の胸を揉みしだく。

「んんっ! あっ! だ、めぇ……そんなはげしっ! んあぁ! 胸、もぉ! くひんっ!」

「もうすっかり快楽の虜の……ようだねっ!!」

「っ……! ダメ! 頭が真っ白に……!」

「あ、あぁああああああああ!!」

ズンッっと強く突かれ憲兵の身体が強く震える。
憲兵の膣内も射精を促すように提督のペニスを痛いほど締め付ける。

「っく、うぁ! で、でるっ……!」

その締め付けに耐え切れず提督のペニスが憲兵の膣内の奥で一気に欲望を吐き出す。

「あ、熱いのが! 中にっ! んんんんんんんんんっ!!」

絶頂を迎えた二人。
息を荒くしながら提督は憲兵の膣内からペニスを引き抜く。
引き抜いた途端子宮に収まりきらなかった白濁液が──

────
───
──


提督「…………」パタン

提督「秋雲。これは何だ」

秋雲「何って秋雲自信作の薄い本だよ。タイトルはまだ未定だけど」

提督「タイトルなんかどうでもいい! 何書いてるんだよ!」

秋雲「えー、提督が喜ぶと思ったのにぃ」

秋雲「あ、お気に召さなかった? それなら他にも何冊かあるよ」

秋雲「オススメなのは加賀さんのと長門さんのなんだけどねぇ──」

提督「ちっがーう!!」

提督「何でR-18指定の物を書いてるんだよ!」

秋雲「いいじゃん別にー。私は艦娘なんだから年齢制限なんか問題ないんだし~」

提督「だいたいこれが憲兵さんに見つかったら怒られるのは──」

バァン!!

憲兵「先程からギャーギャーと煩いぞ! 何をしている!」

秋雲「あ、憲兵さん」

提督「」

憲兵「ん? 何だその本は」

提督「……! いえいえ、お気になさらず。憲兵さんには関係ないモノなので──」

憲兵「待て、何故隠そうとする」

提督「そ、そんな事はありませんよ」ダラダラ

憲兵「怪しいな。調べさせてもらうぞ!」バッ

提督「あ、ちょ……!!」

憲兵「どれどれ……」


憲兵「な、なんだこれは! 何故私がこんな……こんな──目にあっている!」

秋雲「実は提督が私にこういった本を描いてくれと……」

提督「秋雲! お前何を言ってる!」

秋雲「憲兵さんのは特に濡れ場で細かい注文が多くて大変でしたよ……。もう憲兵さん本人を襲えばいいのにと思ったくらいには」

提督「そんな事は一言も──」

憲兵「っ……! ええい、貴様! き、今日は解放されると思うなよ!」

提督「」ガーンッ

秋雲「提督ー。気を付けてねー」

提督「秋雲ぉおおおおおお!! 後で覚えてろよぉおおおおおお!!」

以上で終わりです。
初めてエロ書いてみましたが難しいですね。後半がかなりやっつけに…
誤字などあったら申し訳ないです。

赤城「暑いです……」

翔鶴「直射日光が凄いですね……」

瑞鶴「暑い暑い暑い!!」

加賀「うるさいですよ五航戦、夏だから暑いのは当たり前です」

赤城「ですがこの暑さは異常ですね、ほら雲ひとつありませんよ」

翔鶴「本当ですね……セミの音が心地良い……」

加賀「うるさいだけです」

赤城「ここまで暑いなか待つとラーメンが楽しみですね!!」

瑞鶴「これ私たちが頑張ったご褒美じゃなかったんですか……これじゃあ、拷問だ」

翔鶴「こら、瑞鶴!! 食べさせてもらうのに文句言わない!!」

加賀「いえ、ここまで暑いことを考えていなかった私たちが悪いです……行列を見たときにやめておけば……」

赤城「で、でもあと少しですよ!! 皆さん頑張りましょう!!」

瑞鶴「人気ラーメン屋ならもう少し空いているときを選んでおけば……」

翔鶴「暑いですね……」

加賀「考えない方が良いですよ、無心です無心」

瑞鶴「暑いものは暑い!!」

次の四名様どうぞ~

瑞鶴「!」

加賀「はい」

翔鶴「水を下さい……」

赤城「はい、赤城行きます!!」


あれ?お客様食券は……?

瑞鶴「」

加賀「」

翔鶴「」

赤城「」






普通に買って食べれました。

終わり

並んでいるときに書いた

これじゃない感が否めないが反省はしていない



提督「なあ、無理して残らなくても良かったんだぜ?」

山城「……残りたくて残った訳じゃないんですけど」

提督「扶桑と一緒に帰りたかっただろ、他の奴を残してでもさ」

山城「はぁ……うざ」

提督「うざって何だよ! 俺はお前の事を思って……」

山城「それで解決する訳ないじゃないし……大体、提督一人じゃ鎮守府守れないくせに」

提督「ぐっ……そうだよ、こんな俺の為に残ってくれてありがとうな!」

山城「はぁ……私、水浴びてきますから」

提督「え? いきなり何だよ」

山城「ここで口論しても仕方ないし……提督も、少し頭冷やした方がいいんじゃないですか?」

提督「ああ、そうだな……お前の次に浴びさせてもらうよ」

山城「……そう、それじゃお先に」

山城が水浴びに向かってから数分後……

「てーいーとーくー!」と俺を呼ぶ女性の声が聞こえた。

水浴び中の山城が俺を呼んでいるのだろうか? タオルでも忘れたのか?

それとも、早くも地元から帰ってきた子が居るのだろうか?

後者の可能性は薄い。俺はタオルを持って、声の聞こえる方へ向かう。

俺の足は鎮守府の裏へと向かっていく。

声の主は、俺を呼ぶことを止めはせず、何度も繰り返し呼んだ。

近づいていくにつれて、それが山城の声だということがはっきりする。

やはり、タオルを忘れてしまったのか。

裏口近くまで来ると、窓からぼんやりと山城の姿が見えた。

一糸纏わぬ姿で、局部も隠さず、俺を呼んでいる。

凝視しようものなら、後で何を言われるか分からない。

裏口を開けた俺は、目を伏せたまま山城を呼んだ。

「ほら! 目瞑ってるから、さっさとタオルとってけ!」

「え、じゃあ何で俺を呼んだんだよ?」

「……あら、やっぱりタオル持ってなかったわ。提督、早く下さい」

「どっちだよ……だから、ほら、取りに来いって!」

「嫌よ……ずっと提督を呼んでたから、疲れたもの」

「はぁ?」

「別に、恥ずかしがらなくていいですって、子供じゃないんだから……」

「……わかったよ、行けばいいんだろ」

視界を落としたまま、彼女の声の方へ歩く。

裸の山城がすぐ側に居ると思うと、足元がおぼつかない。

ふらふらと歩いて、ようやく視界の端に、山城の脚を捉えた。

「ほら、さっさと受け取れ」

>>572はミス

「タオル? タオルなら持ってきてるけど……」

「え、じゃあ何で俺を呼んだんだよ?」

「……あら、やっぱりタオル持ってなかったわ。提督、早く下さい」

「どっちだよ……だから、ほら、取りに来いって!」

「嫌よ……ずっと提督を呼んでたから、疲れたもの」

「はぁ?」

「別に、恥ずかしがらなくていいですって、子供じゃないんだから……」

「……わかったよ、行けばいいんだろ」

視界を落としたまま、彼女の声の方へ歩く。

裸の山城がすぐ側に居ると思うと、足元がおぼつかない。

ふらふらと歩いて、ようやく視界の端に、山城の脚を捉えた。

「ほら、さっさと受け取れ」

「……嫌よ」

「はぁ? ……つめてぇえ何すんだあほ!!!」

タオルを受け取らないどころか、首に水をぶっかけやがった!!

驚いて顔を上げてしまった。

いや、これは不可抗力だ、突然冷水をぶっかけられれば、誰だって……

状況を忘れて、感情に身を任せてしまうだろう。

肉体が、濡れた山城の肢体が、俺の視界を支配した。

「な、何じろじろ見てるんですか、変態」

「あっ……すまない……というかお前が水ぶっかけるからだろ!」

「……そ、それもそうね……それじゃ、見てもいいわ」

「そ、そういうことじゃなくて……何でこんなことを……」

「あら、偶にはふざけてもいいじゃないですか」

「よりによって、このタイミングでかよ! ……それじゃ、俺は戻るからな」

澄ました態度をとったつもりだったが、内心はそうではない。

暴力的なまでのエロさを目の当たりにした俺は、気が気ではなかった。

大きな乳房、桃色の乳首、むっちりした太もも、薄い陰毛。

水に濡れて、いっそう色気を帯びた肢体が脳裏に焼き付く。

一刻も早くこの場を立ち去るしかない。

でないと彼女を襲ってしまいかねない。

俺の足は、先ほど出たばかりの裏口へと急ぐ。

「待って!!」

あまりにも大きな声に、思わず足を止めてしまった。

「水を掛けたことは謝る……から……」

声が震えている。

そこまで罪悪感に苛まれることはないというのに。

「大丈夫だ、そんなに怒ってないから。びっくりしただけだ」

そう、山城らしからぬ行動に、面食らってしまっただけなのだ。

「だから、気にしなくていいぞ、ゆっくり水浴び……」

背中に感触がした。

腕を回して俺を抱きしめている。

背面に水が染みこんでいくのが分かる。

同時に、柔らかく温かい感触が、俺を包む。

「せ、せっかくのチャンスなのに……」

思考回路はいつの間にか停止してしまっている。

一体何が起きているんだ?

さっきの水掛けより、余程ショックが大きい。

「私……どうすればいいか……わからなくて……」

チャンスって何だ……どういうことだ……?

「す、素直になれないし……私を見てくれないから……」

なんだこの展開は……あの山城がまさか、そんな……

「わざわざ残ったんだからって……頑張ったのに……ごめんなさい……」

「お前、扶桑さんしか眼中にないんじゃ……」

「ね、姉様は一番に決まってるわよ……たった一人の家族だもの」

「……レズビアンとかそういうのじゃないってことか」

「あ、当たり前でしょ……家族をそういう目でなんか……しかも同性よ?」

「そうか……そうだったのか……てっきり俺は……」

「……まあ、そう思われてても仕方ないわ……」

そう思っていたが、実際には至ってノーマルだったということだ。

ただ、少し姉の事が気になりすぎる、健気な妹だったのだ。

「なあ、そっち向いてもいいか?」

「い、嫌です」

「なんでだよ!?」

「恥ずかしいからに決まってるじゃない、ばか……」

「散々大胆なことしといて今更……」

「う、うるさいわね……だ、だったら、提督も脱がないとズルいわ……」

「む……むしろ脱いでもいいのか?」

「そうじゃないと不公平ですし……言っとくけど別に、見たい訳じゃないし」

「……それじゃ、脱ぐぞ」

さっきの水でくっついて脱ぎにくくなっていた為、上を脱ぐのは若干手こずる。

何度か引っかかりながらも、上半身は曝け出した。

しかし、山城はこちらをみているのだろうか。

だとしたら、下を脱ぐのには少し抵抗があるが……

「て、提督、脱ぎ終わりましたか?」

確認するということは、見ていなかったようだ。

「もうちょっと待ってくれ、すまん」

下はベルトを緩めれば、すぐに脱ぎ終わった。

最後に、靴下も、靴も脱ぎ捨てた。

俺を隠すものは、もう何もない。

そしてそれは、山城もとうに同じだ。

「脱ぎ終わったぞ、山城」

「そ、そう……ど……どうしましょうか……」

俺が脱ぎ捨てたのは、衣服だけではなかったようだ。

理性、自制心、羞恥心。

俺は迷いなく振り向き、山城の背中を捉えた。

近づいて、ギンギンにそそり立ったモノを、股に擦りつける。

「ちょ……いっいきなり何するんですか!?」

「山城の所為だぞ、こんなになっちまったのは」

「わ、私の所為って、これのこと……?」

彼女の手が俺のモノに触れる。

しかし、手に対してアレがビクンと反応したのに驚いて、すぐに手を離した。

「普段はもっとヘナヘナしてるんだぜ、これ」

離れた手を、再びイチモツの方へと誘導する。

戸惑いながらも、優しく、くり返し撫でてくれる彼女の手。

「そうなのね……は、初めて見たけど、結構グロいわね……」

「初めてなのか」

「そ、そうに決まってるでしょ……私モテないし……」

「こんなに可愛いのにな」

彼女を抱きしめ、右の首筋に舌を這わせる。

「あっ、やっ……やだぁ……」

やだ、といいながらも、抵抗しようとは一切しない。

では乳房はどうだろうか。

両乳房を持ち上げるように、たぷんたぷんと揺らしてみる。

「は、恥ずかしいわ……」

そう言いながらも、少し体が縮まるだけで、嫌がってはいないようだ。

山城は完全に、俺を受け入れている。

寝落ちかな?

ふっくらしたコレをどうしてくれる?ん?

>>583
許してくださいなんでもしますから

まあ全部書くと長くなってしまうので……
一人でも反応もらえて良かったです、ありがとう

※夜明けのスキャット(由紀さおり)を聞きながらどうぞ※
https://www.youtube.com/watch?v=LCUS4eLoWUs



不幸提督「あぁ扶桑…今日はいい天気だね…」

扶桑「提督…外は大雨ですよ…」

不幸提督「…」

不幸提督「ねぇ扶桑…第二艦隊は遠征から帰投したかな…?」

扶桑「この鎮守府には遠征に出す資材もありませんよ…」

不幸提督「…」

不幸提督「ねぇ扶桑…資材は届いたかな…?」

扶桑「まだ届いてないですね…」

不幸提督「前回届いたのはいつだっけ・・・?」

扶桑「2ヶ月前でしょうか・・・?」

不幸提督「…」

不幸提督「ねぇ扶桑…お腹空いたね…」

扶桑「お腹空きましたね…」

不幸提督「この間届かなかった時はどうだったんだっけ…」

扶桑「間違って幸運提督さんの所に送られてました…」

不幸提督「今回も同じかな、でもうちには連絡手段がないよね…」

扶桑「電話も電気も止まってますから…」

不幸提督「そもそもこんな無人島のような島にある鎮守府にはやりようがないよね…」

扶桑「ふふふ…それもそうですよね」

不幸提督「あはは…」

扶桑「ふふふ…」

提督・扶桑「…」


提督・扶桑「空はあんなに青いのに…」

榛名の台詞からひとつ


榛名「提督は優しいのですね……榛名にまで気を遣ってくれて」

提督「……なあ、なんで俺が榛名に優しくするか、分かるか?」

榛名「それは……提督がお優しいから、です」

提督「俺が、他の奴を適当に扱うの、見てるだろ。隼鷹とか足柄とか特に。俺はそんなに優しい人間じゃない」

榛名「そんなことありません。提督はそう思っていらっしゃるのかもしれませんけど……隼鷹さんも足柄さんも、提督は優しいと言ってましたよ?」

提督「そうか……それは予想外だな……はは」

榛名「榛名、嬉しいです。提督のような人の元で、働くことが出来て……」

提督「……そうか。俺も、榛名みたいな良い子が来てくれて、嬉しいよ、本当に」

榛名「提督……ふふ、なんだか照れてしまいますね……」

提督「そうだな……はは……」

―――――――――――――――――――――――――


提督「はぁ~……」

金剛「提督、これでため息つくの何回目ですカー? こっちまで気が滅入るネー……」

提督「すまんな金剛……でもなぁ」

金剛「どーせまた榛名のことでショー? 最近、そればっかりだよネー」

提督「いい子すぎてな、下心があるから優しくしてる、なんて言い出せないんだよ……」

金剛「提督は気が多いネー。私だけじゃ満足できないなんて、贅沢デース!」

提督「うん……やっぱり似てるからかもな、金剛に……」

金剛「そ、そう? し、姉妹だから似てるのは当たり前ですけどネ!」

金剛(ちょっと複雑だけど……嬉しいこと言ってくれマース!)

提督「やかましいとこ以外は」

金剛「ひ・と・こ・と・余計デース!」

提督「ってえ! 冗談だって、ギブギブ!」

金剛「そういうのは大体ホンネだって相場が決まってマース!」

提督「悪かった! 俺が悪かった! ごめんなさいいいいいいいい!!」

提督「ところで榛名って、性知識とかあるのかな?」

金剛「さぁ、本人に聞いてみたらいいんじゃないデスかー?」

提督「もう許してくれよー……そもそも金剛の元気なトコは俺も大好きだって……」

金剛「……ごほん。は、反省してるようなので、特別に許してあげマース!」

提督「ありがとう……金剛はやっぱり女神だなぁ」

金剛「え、えへへ……もう、くすぐったいデース……」

提督「んー……でも金剛は知ってたよな、普通に」

金剛「わ、私は提督の為にスタディーしましたからネー……頑張ったヨー……(遠い目)」

提督「そうなのか……健気だよな、お前は……」

金剛「好きな人が好きなコトですからネ! 当然デース!」

提督「かわいいな、金剛は……」

金剛「そっ、そんなにハッキリ褒められると照れちゃうヨー……」

提督「姉の金剛がよく知らなかったんだから、榛名も知らない可能性が高いか」

金剛「そうネー……私が知ってる限りでは、榛名は浮いた話もないからネ」

提督「実は付き合ってる人がいるかもしれないな」

金剛「あり得なくはないかもネー(ないと思うケド……)」

提督「気になるなぁ……」

金剛「聞いてみましょうヨー、本人に聞くのがいちばん早いデース!」

提督「金剛が聞いてくれるのか?」

金剛「私も行くケド、聞きたい本人も行かないと駄目デース!」

提督「マジか……いや、腹を括ろう。行くぞ金剛」

金剛「その意気デース! 多分、この時間なら榛名はリラックス中ネー! Let's go!」

金剛「榛名とお酒飲むのも久しぶりダネー……ひっく」

榛名「そうですね……最近はあまり無かったですね」

金剛「大きな海戦も無かったからネー……榛名は祝勝会でもないと飲まないもんネー」

榛名「特別に好きという訳でもないので……あ、嫌いっていうこともないですよ?」

提督「お酒弱いってこともないよな? 見てる限り」

榛名「そういえば、潰れたことはないですね」

金剛「テートク、榛名のことよく見てるネー、むふふ……ひっく」

榛名「えっ?」

提督「お、おい、誤解を生みそうだからやめろって」

榛名「あの、気にしませんから、大丈夫ですよ」

提督「ごめんな榛名、その……」

金剛「ぜんっぜん、大丈夫じゃないデース!」

>>594の前にこれ


榛名「はーい……あら、お姉様、提督?」

提督「ごめんな、いきなりお邪魔して」

金剛「偶には榛名と一緒に飲みたいデース! 今、大丈夫ですカー?」

榛名「ええと……大丈夫ですけど……榛名がご一緒してもよろしいのですか?」

金剛「悪い訳ないデース! 可愛い妹ですからネー!」

榛名「あはは……提督、本当によろしいのですか?」

提督「ああ、榛名さえよければだけど……」

榛名「勿論です。お誘いくださって、ありがとうございます……榛名、感激です」

金剛「んもう、榛名は大げさネー!  ほら、グラス持って!」

榛名「は、はい、すみません……あ、もう大丈夫です」

榛名「お、お姉様?」

金剛「なぁ~にが、誤解を生みそうですカ? 格好付けてんじゃネーですヨ!」

金剛「正直に言っちまえばいいデース!!」

提督「お、おい金剛……」

金剛「榛名のことをずっと見てたって! 好きだから見てたって!」

金剛「そんで榛名が付き合ってる人が居るのか気になるって!」

金剛「榛名のコトをエッチな目で見てるって! いやらしいコトしたいって!」

金剛「下心があるから優しくしてるって、なんで言わないんデスカ!!」

榛名「……」

金剛「あっ……」

提督「」

金剛(や、やっちまったデース……)

金剛「て、提督が悪いデース! あまりにMr.irritating pantherだカラ……」

榛名「……あの」

金剛・提督「!」

榛名「榛名は、大丈夫ですよ?」

金剛「榛名、無理しなくてもいいヨ? ……ってワタシが言うのもおかしいケド……」

榛名「無理なんてしていませんよ? 本当です、大丈夫です」

提督「……榛名」

榛名「え、えっと……提督からそういう目で見られても……大丈夫です」

提督「本当に無理しなくていいんだぞ……」

榛名「本当です! 大丈夫なんです!」

提督「……」

榛名「榛名……知っていましたから」

金剛・提督「えっ?」

榛名「聞いちゃいましたから……その、金剛お姉様と比叡お姉様が話してるのを……」

―――――――――――――――――――――――――

金剛『提督ったらサー、最近榛名のことばっかりなのデース……』

比叡『お姉様というものがありながら……(殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス)』

金剛『でもネー、私を疎かにするわけでもないネ……構ってくれるし、夜も愛してくれるし……でも、ワタシと同じくらい好きなんだってサー』

比叡『私としては許せません……っていうか、榛名居るのにいいんですか、喋っても』

金剛『榛名は寝てるデショ? 大丈夫デース』

比叡『ですね!(なんかピクピク動いてるような……まあいっか)』

金剛『テートク、榛名とエッチしたいみたいだけど……このままじゃ無理ネ』

比叡『っていうか欲張りすぎですよ! 金剛お姉様だけでも十分欲張りなのに!』

金剛『そうネ……でも、榛名は大事な妹ですカラ……可愛い妹が誰かに想われるのは、嬉しいことデース……提督になら、なおさらネ』

比叡『そういう見方もありますけど……』

金剛『ま、妹以外だったら、容赦しませんけどネー!!』

比叡『そ、そうですね! アハハ……(お姉様の目が……ひええ……!)』

―――――――――――――――――――――――――――――――

榛名「知ってましたけど、知らないふりをしていました」

提督「どうしてそんな……」

榛名「金剛お姉様と同じくらい好きだなんて……榛名には勿体ないお気持ちだと思いました」

金剛「それは違うネ」

榛名「榛名が提督に愛してもらおうなんて、おこがましいです」

提督「んな訳……なんでだよ、なんでそこまで……」

金剛「榛名!」

榛名「は、はい……なんでしょうか」

金剛「貴女は、自分の気持ちに嘘をついています」

榛名「そんなこと……ありません」

金剛「それなら……どうして泣いてるのデスカ……?」

榛名「! やだっ……嘘っ……」

金剛「そこまで……自分を抑える必要が、どこにあるの!!」

榛名「う……うぅ……」

金剛「いい加減、本当の自分と向き合いなさい!!」

榛名「ううう……うわああああああああああああ……」

提督「榛名……なあ、金剛」

榛名「てえとくううううううううううううう……」

提督「おわっ!! ……泣くな泣くな、よしよし」

金剛「そう、それでいいのよ、榛名……」

榛名「しゅきならああ……どおしでおねえざまばがり……」

提督「落ち着け、何言ってるか分からないって」

榛名「うぐう……ずずず……」

金剛「子供の頃以来ですネ、こんな榛名見るの……」

提督「こういう榛名も可愛いな、はは……おいおい苦しいって」

榛名「もう離しませんっ……!」

金剛「OH、強力なライバルの出現ですネー! ワタシもうかうかしてられないネー!」

提督「こ、金剛まで……苦しいよ、はは……」

榛名「お、お姉様相手でも、負けませんっ!」

金剛「いい度胸ネ! ワタシも榛名には負けないんだカラ!」

この後、気を利かせてくれた金剛のおかげで榛名と二人きりになり
榛名の性格形成とか、性事情とかについて喋った後、いちゃいちゃしてHした。おわり。

スレ立てても続くかわからんので>>600から少しだけ


提督「なあ、そろそろいいだろ、くっつくのは」

金剛「なーに? 嫌なの? 両手に華だヨー?」

提督「いや、嬉しいよ、嬉しいけどな?」

アイコンタクトで、榛名と喋りたい意図を伝える。

金剛「uh……oh,ワタシ用事を思い出したネー! 比叡ちゃんを待たせてたヨー!」

提督「そ、そうなのか、そいつはいけないなぁ(棒読み)」

金剛「それじゃ、お暇するネ! テートク、榛名のコトよろしくネー!」

提督「おう、わかってるよ。あ、ちょっと待ってくれ」

金剛「何ですカー? んむっ……!」

提督「愛してるよ、俺の金剛」

金剛「……私も、I love youだヨ、sweetheart……じゃあネ!」

提督「いやー金剛もタイミング悪いなぁ……いいとこだったのにな、はは……」

榛名「……比叡お姉様は入渠中のはずですよ?」

提督「えっ? そ、そうだったか、あはは……」

榛名(お姉様、気を使ってくださったのですね……後でお礼を言わなくちゃ)

提督(金剛……もうちょい上手くやってくれ……まあいいか)

提督「榛名?」

榛名(せっかくお姉様がくれたチャンス、頑張らなくちゃ……!)

榛名「提督」

提督「ああ、どうした?」

榛名「榛名、素直になってみようと思います」

提督「素直に……」

榛名「お姉様の言う通りです……榛名、自分に嘘を吐いていました」

提督「……そうなのか」

榛名「はい……提督のお気持ちが勿体ないだなんて、ちっとも思ってませんでした……」

提督「どういうことだ?」

榛名「榛名だって、提督に愛されてもいいはずだって……そう思っていました」

提督「さっき言ってたのと全然違うなぁ……」

榛名「だって、榛名も提督を愛していますから……お互い想い合っているならば、通じてもいいはずだって……」

提督「うん……榛名は自分を卑下しすぎてたな」

榛名「……楽でしたから」

提督「楽だった?」

榛名「そうやって、自分には届かないものだって言い聞かせていれば、自分を騙すことが出来ましたから……」

提督「……」

榛名「だって、お姉様がいるのに、提督と恋仲になるなんて……そんな度胸はありませんでした」

提督「金剛が認めてくれるとは思わなかった?」

榛名「考えもしなかったです……その前に、自分が認められませんでしたし」

提督「まあ……二股は普通にイケないコトだしな」

榛名「でも、金剛お姉様なら許してくれるはずなんです」

提督「そう……だな、実際認めてたし」

榛名「自分より、私たち妹のことを大事に思ってくれてますから……」

提督「金剛は優しいもんな、ホント……」

榛名「私もああいう風になれたらって、ずっと……私の憧れです」

提督「は……」

提督(いかん危ない危ない危ない……榛名も十分素敵だよ、なんて歯の浮いた台詞を言いかけた……)

提督「榛名」

榛名「は、はい、なんでしょうか……?」

提督(榛名が欲しいのは、そんな薄っぺらい言葉じゃないだろう)

提督「俺も素直になるよ」

榛名「ええと、それはひょっとして……」

提督(もっともっと、圧倒的な手触りだ)

提督「我慢出来ない、榛名が欲しい」

榛名「……はい」

提督「素直な榛名を見たい。俺も素直になるから」

榛名「は、榛名も……提督が欲しいですっ」

抱き付いてきた彼女の頭を撫で、さらりとした髪を指で梳く。

提督「あげるよ……俺の榛名……」

と言っても、リビングのソファでするというのも、榛名の初めてには相応しくない。

いや待て、そもそも初めてなのか?

提督「無理に答えなくてもいいけどさ、榛名って経験の方は……」

榛名「お、お恥ずかしいですけど……初めてです……」

俺の腕の中で縮こまってしまった。

提督「恥ずかしくなんかない、俺は嬉しい、榛名が初めてで」

榛名の寝室のベッドへ、彼女をゆっくりと下ろす。

榛名「そう言って下さると、嬉しいです……で、でも頑張りますので!」

提督「うん、でも無理はしないでくれ。そのままの榛名がいいんだ」

榛名「分かりました……不束者ですが、よろしくんむっ!」

言葉は、これ以上は野暮だった。

榛名の唇に初めて触れる、誰かの唇。俺の唇。

いきなり舌は入れないで、唇をくっつけるだけの、形式的なキス。

だけど、特別なキス。すぐには離さない。

生温い吐息が当たる。榛名の吐息は、少し荒い。俺よりもペースが早い。

彼女が自分よりも興奮していると思うと、下の方の硬度も増してくる。

口を繋いだまま、ゆっくりと彼女を押し倒す。

唇が離れないように、慎重に、丁寧に、回した腕をクッションにする。

しっかり榛名を寝かせた俺は、彼女の下腹部に、自分のを押し当てる。

服は着たままだけれど、その硬さを伝えるために、何度もくり返し突く。

黙ってキスを受け入れていた榛名が、嬌声をあげ始める。

ノッてきたと思って、しつこく股を責めていた俺だったが、榛名が首を横に振っているのに気付いた。

「ぷはっ……嫌だったか?」

「嫌じゃないです……でも最初は、いっぱいキス……したい……」

榛名は蕩けすぎていて、今にも眠りそうな目にも見える。

すっかり、榛名は初めてだということを忘れていた。

スイッチが入ると、独りよがりに盛ってしまうのは駄目だな。

金剛相手だと、そんな気を使わないからなぁ……

いや、今は榛名を見なくては……この純情な少女だけを……

以上、おわり



妖精「艦隊これくしょんの世界へようk……あら??? 子供??」

しんのすけ「オラ、しんのすけだゾ。よろしくたのむゾ。」



しんのすけ「うほおおおおおおおおおお!!! きれーなお姉さんだらけだぞ!!」

しんのすけ「おら、幸せだぞおおお!!」

愛宕「ふふ、こぉんな可愛い子が提督さんになったのねー。」

長門「こ、、、こんな子供が提督に…(ワルクナイナ)」

しんのすけ「うひょーーーー!!」



しんのすけ「そこの綺麗なおねえさん! 納豆にナギいれるタイプ?」

羽黒「ぇ……えっと。」



龍驤「ぉ、かわいいなぁ~、キミィ~。」

龍驤「ふふーん、おねえちゃんの胸に飛び込んでも、良いんやでぇ~?」

しんのすけ「おら、、おねえちゃんにはワクワクしないぞ…。」

RJ「」




港湾棲姫「クルナ…ト………イッテイル…ノニ……」

しんのすけ「へへへ~、そんなこといってぇ、お姉さんのイ・ケ・ズ」



飛行場姫「ナンドデモ…ミナゾコニ…シズンデ…イキナサイ…」

離島棲鬼「ココマデ…クルトワ…ネ………イイ……デショウ…」

しんのすけ「お姉さん達のわからずや!!」

しんのすけ「みんな仲良くするべきだぞ!おいら怒ったぞ!!」

しんのすけ「カスタムロボーーーー!!!!」

カスタムロボ「ウルトラロケットパンチドゴーン」

飛行場姫「ギャフン」

離島棲鬼「ピャー」



しんのすけ「みんな、仲良くするんだゾ!」

飛行場姫「ワ……ワカッタ。」

離島棲鬼「シンノスケラブ。」

大和「ふふ、しんちゃんには敵いませんね。」


おしまい。一発ネタ
深夜だからだ、後悔はしてない。

しんのすけ提督面白そう
周り皆お姉さんだから強いな

>>615 そこはカンタムロボにしようよ…

>>616
面白そうですよね。
9割ギャグでたまに感動あるとなお良し、なんですが。
いつか書きたいなーと思ってたネタなんですが、誰かが書いてくも良いと思います。(チラッチラッ

>>621
指摘ありがとうございます。
書いてる時も、あれ?しんちゃんってカンタムロボって言ってた気がするんだけどなぁて思ったんですが、
カスタムロボで検索して普通にHITしたのでこっちかと思って採用してしまいました。
あれしんちゃんが言ってるのと正式名称?が違うんですね。反省です。
次書く機会があれば直します!

一発ネタ。


597 名前:水先案名無い艦娘[sage] 投稿日:2014/03/23(水) 18:20:54 ID:draGoNFeAR

英語使うって事は帰国子女とかって奴か。
トマトなんかを「トメイドゥ」、ポテトは「ポディドゥ」、
タマゴなんかも「タメイゴゥ」なんて言うんだろ、全然怖かねぇなおい。


598 名前:水先案名無い艦娘[sage] 投稿日:2014/03/23(水) 18:28:44 ID:dIaMondTeA

>597
卵は「エッグ」ネ。

diamong teaは金剛 お茶(紅茶)って言いたいんでしょ
つーかエア認定が流行ってんのか?

>>634diamondね

ダイアモンド=○○石
ティー=紅茶

説明無しに突発改変ネタぶっこむもんじゃなかったな、吊ってくる

管理
那珂「夫を朝送り出して昼は子供に悪戦苦闘するような生活して見たいなぁ~」
そう言いながら海岸で遊ぶ子供に手を振る
憲兵「暫く年数が無ければ内地勤務は無理だよ諦めろ、公務員なんだから全くもう...」
那珂「ちぇー、あっそこ右ね」
右に曲がると大きな鎮守府が見えた衛兵に手帳を見せ執務室に入る
提督「アイエエエエ!?憲兵!憲兵ナンデ!私問題無い、実際優秀!」
憲兵が無言で電の写真を渡す
提督「あの子まだ未成年ですよ!やめてください!」
憲兵「言わなくても分かるでしょう管理法に則り対応します」
提督「ですが・・」
憲兵が腰からM1911を取り出したのをみて黙り込む
電「どうかしたのです?」
部屋の外から声が聞こえ憲兵構えて発砲した
提督「あっ」
TAN!TAN!
車中
那珂「はぁ~何時もコレだよ...辞めたくなって来た」
憲兵「仕方ないだろ、こうやって管理しなきゃ崩壊するんだから仕方あるまい」
憲兵「無ければどうなるやら人口増加に物資不足になりそして向かうは内戦さ」
那珂「今度綺麗なとこが良いなぁー」
憲兵「選べる訳あるか無作為検査だぞ....お前..まさか!」
書類を見ると那珂の名前と所属が書いて有った
憲兵「最後に大和のビフテキでも食うか?」
那珂「ここ最近ベジタリアンに成りましてね」
那珂「はぁーあ少なくとも艦艇だった頃よりいい時代で良かったなぁ」
TAN!

管理

那珂「夫を朝送り出して昼は子供に悪戦苦闘するような生活して見たいなぁ~」

そう言いながら海岸で遊ぶ子供に手を振る

憲兵「暫く年数が無ければ内地勤務は無理だよ諦めろ、公務員なんだから全くもう...」

那珂「ちぇー、あっそこ右ね」

右に曲がると大きな鎮守府が見えた衛兵に手帳を見せ執務室に入る

提督「アイエエエエ!?憲兵!憲兵ナンデ!私問題無い、実際優秀!」

憲兵が無言で電の写真を渡す

提督「あの子まだ未成年ですよ!やめてください!」

憲兵「言わなくても分かるでしょう管理法に則り対応します」

提督「ですが・・」

憲兵が腰からM1911を取り出したのをみて黙り込む

電「どうかしたのです?」

部屋の外から声が聞こえ憲兵構えて発砲した

提督「あっ」

TAN!TAN!

車中

那珂「はぁ~何時もコレだよ...辞めたくなって来た」

憲兵「仕方ないだろ、こうやって管理しなきゃ崩壊するんだから仕方あるまい」

憲兵「無ければどうなるやら人口増加に物資不足になりそして向かうは内戦さ」

那珂「今度綺麗なとこが良いなぁー」

憲兵「選べる訳あるか無作為検査だぞ....お前..まさか!」

書類を見ると那珂の名前と所属が書いて有った

憲兵「最後に大和のビフテキでも食うか?」

那珂「ここ最近ベジタリアンに成りましてね」

那珂「はぁーあ少なくとも艦艇だった頃よりいい時代で良かったなぁ」

TAN!
(あれ?改行がおかしいゾ?(困惑)

>>644
タイトルと内容の意味が全く伝わってこない

あっ、2重投稿すいませんなすでもしますから!

>>646人口管理的な何か

考えさせられる内容ですね

扶桑「け、献血なんて始めてだわ……大丈夫かしら」

扶桑「四百と二百があるのね……せっかくだから四百コースを」

扶桑「え、薄くて四百はダメ? そうですか……じゃあ、二百でお願いします」

扶桑「カード作らないといけないのね……」

扶桑「体重……」

扶桑「同姓での性交渉って……身近にいるから……」

扶桑「血圧は……これは高いのかしら?」

扶桑「問診もあるのね以外と大変だわ」

扶桑「え、血圧低いのですか……そうですか…いけるかしら」

扶桑「へ、もう血を抜くの?」

扶桑「保険の方何度も血管探してたわ……」

扶桑「こんなにお菓子があると食べ過ぎちゃうかも……」

扶桑「飲み物は……コーヒ あら? これどうやって砂糖入れるのかしら?」

扶桑「本は……いろんなのあるのね……」

ぴろろーんぴぴぃろーんぴぴ~♪

扶桑「」ビクッ

扶桑「私のが鳴ったのかと思った……」


ピッ

扶桑「今度は私のね……」

扶桑「よろしくお願い致します」

扶桑「……テレビがついている椅子ハイテクね」

扶桑「あ、針が太い」

扶桑「……足が冷えていくのが分かるわ……ああ……血が抜けていく……」

扶桑「私より後に来た人が先に終わりました……私の血が少ないのかしら……」

扶桑「終わったわ、暫くは歩かない方が良いのね」

扶桑「飲み物をちゃんと摂らないと」

扶桑「ボリボリ、ゴグゴク」

扶桑「……太りそう」

扶桑「へ、記念品ですか? あ、カントリーマァムありがとうございます」

扶桑「ふう……本でも読んでいましょう」


くつろぎ~

扶桑「もうこんな時間? もう良いかしら……帰りましょう……」

扶桑「うう……外はまだ暑いわね……今日も良い天気だわ……」

終わり

献血しているとき暇だったから

クッソ久々に艦これss書いてみたぜ。数レスお借りします

電(秘書艦)「司令官!大型建造が実装されました!」

提督「大型建造?何だそりゃ」

電「通常より消費する資材は増えますが強力な艦が建造される特殊な建造なのです!詳細はこの資料を……」

提督「ふむふむ……はぁ」

電「? どうしましたか司令官?」

提督「鎮守府終わったな」

電「……は?」

提督「だってな、こんなのあったら皆資材全部ぶっ込むに決まってんだろ。それで枯渇してる間に深海棲艦の襲撃受け手即お陀仏だよ」

電「い、いやそれは考えすぎじゃあ……」

提督「とにかくだ。こんな破滅が確定してるところに居るつもりはねーぞ。俺提督辞めるわ」

電「はぁ!? 何を急に馬鹿げた事を……って何処行くのです司令官!辞めるってどういう事ですか辞めるって!」

ガチャ

天龍「ただいまー!遠征から帰ったぜー!大成功だ!」

提督「おぉ、お疲れ様天龍!他の皆も頑張ったな!」

提督「明日もよろしく頼むぞ!」

天龍「りょーかい、じゃあ補給行って来るぜー」

電「……明日?司令官、辞めるんじゃあ?」

提督「……? 何寝言言ってるんだ電? 仕事に戻れ」

電「えー……」

電「司令官、新海域が解放されたのです」

提督「ほう、ついにか。 で、どんな内容なんだ?」

電「新規海域では新しい深海棲艦が出現したみたいなのです。雷撃も艦載機も使いこなす強敵らしいです」

提督「レ級…・・・はぁ」

電「……どうしました司令官?黙っちゃって?」

提督「鎮守府終わったな」

電「は?」

提督「いやなんだよこのあざとかわいい敵。こんなのを攻撃しろってのかよ」

電「いや、不満はそこ以外にもあると思うのです……」

提督「兎に角だ、俺は幼女を虐めるゲスには成り下がらんぞ。提督辞める」

電「し、司令官!また急に辞めるなんてあんまりなのです!」

ガチャ バタン!

夕張「提督!ついに46cmの開発に成功しました!」

提督「何、本当か!? ……おい電、いつまでそこで突っ立ってる。仕事にもどれ」

電「えーっと、結局司令官は司令官を辞めないのですか?」

提督「……? 辞める?俺が? 冗談は仕事が終わってからにしろ」

電「あ、あはは……分かったのです」

提督「何、大鯨が実装されるも遭遇率極低?鎮守府終わったな」

提督「何、榛名に改二が実装されるも要求レベルが高い?鎮守府終わったな」

提督「何、MH4Gの発売日が近づいてる?鎮守府終わったな」
……

提督「よし、本日も提督業頑張るか!」

電「司令官は何だかんだで鎮守府が大好き、なのです?」



終わり
遊戯王シリーズの移り変わり見てるうちに思いついた


提督「Berkut(ベールクト)はやっぱりカッコイイなぁ!」


響「ヴェールヌイでは不満なのかい?」


提督「不満とかそういう問題じゃなくて、単純に見た目が良いなって話さ」


響 ムゥ...

                            イヌワシ
響「私も生前は不死鳥と呼ばれていたんだ、"Berkut"とは比較にならないよ」


提督「うーん、そういうことじゃないんだが…」


響「…それとも司令官は、そのイヌワシの方が私より信頼できるのかい?」


提督「そりゃあ信頼性でいえば戦闘経験があるヴェールヌイの方が上だろうに」


響「そう思うんだったら、航空機なんかに浮気しないでよ」


提督「でもカッコイイ物は仕方ないだろう」


響「…やっぱり司令官は浮気者だね」 ジトー


提督「俺は現代の戦闘機が好きなのに…」


響「司令官も海軍だったらもっと船のことを愛してよ」


提督「空母なら好きだが」


響「やっぱり浮気者じゃないかっ!」

終わり



夕張「二分で出来る、夕張先生直伝! めんつゆの作り方! いぇーい!」パフパフ


提督「ああ」


夕張「まず醤油とみりんを2:2、もしくは2:1で茶碗に注ぎます! お好みで醤油or砂糖等の追加OK!」ドダバー


提督「へぇ」


夕張「鰹節を一つまみ加えます! これもお好みで増やしてOK!」パッ


提督「ほう」


夕張「電子レンジで一分チン! アルコールを飛ばします!」バタン チーン!


提督「ふむ」


夕張「おろし冷凍ショウガと刻み冷凍ネギ! つゆが熱いうちに散りばめて溶かしておきます! 量はお好みで!」パサッパサッ


提督「成程」


夕張「冷水で二倍三倍に薄めまぁす! 氷を落として冷やすのも夏場にピッタンコでバッチリね!」ジョバー カランカラン


提督「ほお」


夕張「以上で出来上がり! 開発の合間はいつもコレ! 後で感想聞かせてね!」


提督「済まん夕張。これしか無かった」 つ揖保乃糸


夕張「」ガンッ

おわり
おなかすいた

しばった、山葵がすっかり抜け落ちてた
しかし薬味ってすごいよね、どれ入れても大概おいしいもの(小並)

~第七駆逐隊 待機室~

綾波「敷波ちゃんが司令官と仲良くなりたいそうです」

敷波「あ、いや別にそういう訳じゃないけど、その、何と言うか…」


朧「で、それを何故私たちに?」

綾波「隊は違いますが姉妹艦ですし、それに皆さん個性的ですから綾波たちの隊では出ないような意見が出るかと」

曙「遠まわしに馬鹿にされてる気分なんだけど。ってかクソ提督に直接言いに行けばいいじゃないの」

漣「んんwwwwwwwwご主人様はロリコンですからなwwwwwwww敷波姉なら十分役割を持てますぞwwwwwwww」

曙「あんたは黙ってなさい」




潮「そもそも、何で提督と仲良くなりたいと思ったんですか?」

綾波「ああ、それは……」

敷波「ストーーップ!!それは恥ずかしいから!!」

綾波「でもそれを言わないと的確な意見がもらえないかもしれませんよ?」

漣「なになに?色恋沙汰?」

敷波「いやべべべ別にそういうわけじゃなななないしししs」

朧「漣ってそういう食いつきやたらいいよね。青葉かよ」

漣「私は真実しか言わないからあのゴシップ野郎よりマシだよ?」

曙「ぶっちゃけ大して変わらないわ」

漣「ザッケンナコラー!」

綾波「はいはい、脱線するのもそこまで」

敷波「妹とは言え相談相手これで大丈夫なの…?」

朧「それで、本当に言いたくないの?」

敷波「う、うん。恥ずかしいし……」

潮「理由が分からないのでは、少し意見しかねます」

朧「って言うか恋にしろなんにしろそういう素直にものを言わないで隠したがる態度をまず改めるべきだと思うけど」

敷波「ぐっ…。あと恋じゃない」

曙「まあ確かにそれも一理あるわね。あともう悪い癖が出てるわ」

漣「あんたがそれ言う?」

曙「なっ!い、今は私は関係ないでしょ!」

漣「顔真っ赤wwwwwwww図星かな?wwwwwwww」

曙「違うし!あんなクソ提督の事なんか大っ嫌いだし!!///」

綾波「素直にならないといけないのは敷波ちゃんだけじゃないみたいですね」ホホエマー

敷波(自分見てるみたいで恥ずかしー……)




朧「まとめると『言いたいことははっきり言おう!』って所かな」

漣「ご主人様と仲良くなる以前の問題だと思うんですがそれは」

綾波「でも人付き合いをするうえで大事なことだと思います。綾波も難しいと思っていますし、それにみんな出来てないような」

敷波・曙・潮「……」

漣「メシウマwwwwwwwwwwww」

綾波「そういう漣ちゃんも、ですよ」

漣「」

朧(流石長女…。漣を一発で黙らせるなんて)

Knock!Knock!


綾波「はーい。あ、司令官」

提督「敷波いない?磯波から多分七駆の部屋にいるんじゃないかって聞いたんだけど」

敷波「な、何だよ……。」

提督「あ、いたいた。もうそろそろ夕食時だし、一緒に食べようかなって思って」

敷波「ふ、ふん。別に、好きにすれば?」

提督「OKってことかな…。じゃあ一緒に司令室に来て」

敷波「はーい」


バタン


漣「何だ、仲良いじゃん」

潮「そうですね。特に仲良くなりたいって意識する必要はないように思います」

曙「んで、なんで敷波姉はクソ提督と仲良くなりたいとか言い出したの?」

綾波「それが、敷波ちゃんはもうLv99なんですけど、自分はふさわしくないって思っているみたいで」

朧・曙・漣・潮「!?!?」




朧「えっちょちょ待って敷波姉がLv99って初耳なんだけど」

漣「ふさわしくないってやっぱカッコカリ!?ケッコンカッコカリ!?」

曙「ってかいつLv99になったのよ!聞いてないって!!」

潮「とってもとっても気になります!」

綾波「く゛る゛し゛い゛」


綾波「ええと、話をまとめるとですね」

綾波「昨日、敷波ちゃんは激務の甲斐あってかLvが99になったんです」

綾波「でも、Lv99になってすぐにはケッコンカッコカリを申し込まれなかったんですよ」

綾波「それで、自分はケッコンカッコカリされるような器じゃないのか、とかあの激務は何だったんだ、って自分を責めてしまって」

綾波「それで、司令官にもっと近づいたらいいんじゃないか、って思ったみたいなんです。でも、やり方が分からないらしくって」

朧「うーん、だいたいわかった」

朧「心配する必要ないと思う」

綾波「やっぱりそう思います?」

曙「ああ見えて敷波姉せっかちなのね」

潮「でも敷波お姉ちゃんの気持ちも分かります」

綾波「ええ。だからこうやって相談をして気持ちを和らげようとしたんですよ」

朧「まあ、あんまり効果はなかったみたいだけど」

漣「まあ経過を観察しましょ?と言う訳で早速後をつけ……」

綾波「確かに気になりますけど、首を突っ込むのはちょっと待ってください」


朧「ごめん、こればっかりは漣に賛成」

曙「右に同じくよ。クソ提督が手を出したら問題だし」

潮「私も、見に行ったほうがいいかなって」

朧「だってさ。綾波姉はどうする?」

綾波「…それなら、私も」

~司令室 バルコニー~


提督「たまにはこうしていつもと違う食事もいいね」

敷波「ま、まあ……」

提督「ひょっとして不満だったの?」

敷波「そ、そんなことない!いや、その、まあまあじゃない?」

提督「そうかぁ、まあまあかぁ」

敷波「……」

提督「……」


敷波「司令官さー、あのさー、言いたいことあるんだけどさー……」

提督「ん?何?やっぱり料理まずかった?」

敷波「いや、文句とかじゃないよ?」

敷波「あのね……」


敷波「やっぱ、いい」

提督「そうか…」




提督「素直じゃないね、敷波は」

敷波「えっ…」

提督「まあ、僕も人の事は言えないんだけどね」

提督「気持ちが抑えられなくて、それでも嫌われるのが怖くて、そうして自分の中で思いを溜めていって」

提督「そうして気が付かないうちに大きくなった気持ちが、爆発するのを恐れている」

提督「僕も、ずっとそうだったからさ」

敷波「それじゃあ、司令官…」


提督「うん、ここに来るまで言い出せなかったけど」

提督「僕と、『ケッコン』してほしい」


敷波「ひどいよ、司令官は…」

敷波「でも、一つだけ聞きたいことがあるんだ」

敷波「本当にあたしなんかで…いいの?」

提督「そんなこと言わないでほしかったけどさ」

提督「敷波は、ちょっと意地っ張りで、自分の事を上手く言えなくて」

提督「でも内に秘める思いは誰より強くて、いつも僕の事を考えてくれて」

提督「そんな敷波の事、僕は大好きだよ」


敷波「…!!し、司令官……」

敷波「あたしも、司令官の事……大好き」




~司令室の物陰~

漣「えんだあああああああああ」

朧「いやああああああああああ」

綾波「丸く収まってよかったですね」ホロリ

曙「でもあの二人、今後上手くやっていけるのかしら」

漣「そりゃあまあ今夜はこの後滅茶苦茶セッ」

潮「それ以上駄目ですっ!!」

~後日~

提督「うーん、どうもこの海域の敵が強くてなかなか攻略できそうにないなぁ」

敷波「大丈夫?ここのところずっと頭悩ませてるけど」

提督「まあね、ここは作戦上絶対押さえておきたい地点だからね」

敷波「でも、働きすぎも良くないよ。時間はあるんだし、ゆるゆる行こうよ!」

提督「分かったよ。無理をしてまでやるものじゃないし、それに僕には敷波がついてるから」

敷波「ちょっと恥ずかしいな……。でも、ありがと」




朧「ちょっとこれは流石にいちゃいちゃしすぎだと思う」

綾波「まあまあ、あの二人が仲睦まじいのは良いことですし」

曙「でもここ一週間、四六時中あんなの見せられてるのよ!あのクソ提督め…」

潮「曙ちゃん、落ち着いてください!提督に殴りかかろうとしないでください!」

漣「リア充爆発しろ」

おわり
同じ綾波型なのに綾波敷波と朧曙漣潮の絡みってあんまりないよね
と思って書き始めてたらいつの間にかこんなんになってたでござる
こんな感じの敷波ちゃんもアリだと思うんだ

あと思ったより絡ませられてなかったりキャラを結構壊してたのは反省点かな、特に漣

叢雲「働きなさい」

提督「めんどくせぇ……」

叢雲「良いから起き上がりなさいよ、今何時だと思っているの」

提督「…………」

叢雲「いい加減にしないと怒るわよ!!」

提督「いちいち怒鳴るなようっせーな、今日は働かないって言ってんだろーが」

叢雲「なにその言い方!! 沈めるわよ!!」

提督「お休み」

叢雲「おい、こら寝るなったらっ!!」

提督「……実はななんだか頭が痛いんだよ……咳も出るし寒気もひどいんだ、きっと無理して働いたから風邪を引いたんだよ、誰かさんのせいで」

叢雲「え、本当? 大丈夫? ……何て言うとでも思ったの?」

提督「ちっ」

叢雲「あんたさ、その仮病何回目だと思ってるのよ」

提督「えっと、1、2、3、4、5……」

叢雲「数えなくて良いわ」

提督「自分から聞いたんじゃん……はぁ」

叢雲「皮肉よひ、に、く!!」

叢雲「そんなに仮病したら流石に疑うわよ……普通は」

提督「おかしいなぁ、雷ちゃんのときや電のときはうまく言ったんだけどなぁ」

叢雲「あんたねぇ……電はただサボりたかっただけだろうから……雷はたっぷり叱ってやる」

提督「おいおい、差別はよくないよ、そういう小さなことが虐めへと繋がって行くんだから」

叢雲「電は相手をするだけ無駄だからよ、それに一応雷はあの悪魔の姉だから姉に注意しとくのよ」

提督「おいおい、悪魔とは酷いな確かにあいつはゲスくてグズで外道だけど悪魔と一緒にするなよ、悪魔さんが可愛そうだろ、虐めだよその発言から悪魔さんへの暴言だからな?」

叢雲「めんどくさいわねぇ……」

提督「そもそも、提督としては虐めなんて言う卑劣な行為は断固抹消させるべきなのだからそういう発言は今後許さんぞ」

叢雲「一個人としての本音は?」

提督「もっとやれ、主に駆逐艦軽巡艦狙いで、装備に落書きして服を燃やしトイレの個室に水をかけて窓から机を落とし皆で帰れコールしろ、そのあとは俺に任せろ心身弱った心と体を慰めてやるから」

叢雲「誰か秘書艦変わってくれないかなぁ……」

提督「お? なんだ疲れているのか? お茶でも飲んどけ落ち着くぞ」

叢雲「お気遣いありがとうでも、まずあなたが飲みなさい」

提督「え? まさか、叢雲ちゃん間接キス狙いですか? これはポイント高い」

叢雲「変な妄想しないでくれる? 早く飲みなさいよ」

提督「………」

叢雲「どうしたのかしら? 飲まないの? それは飲めないのよねぇ……それには睡眠y」

提督「ごくごく」

叢雲「え?」

提督「いや、普通のお茶だけど? 」

叢雲「でも、前のときは」

提督「人を疑いすぎるのも考えものだな」

叢雲「……悪かったわね疑って」

提督「ああ、分かれば良いよ、お茶飲むか?」

叢雲「……頂くわ」

提督「…………」

叢雲「ずず……」

提督「ところでさっきから体が火照ってしたかないんだが」

叢雲「ごほっ!!」

叢雲「やっぱり何か入れていたんじゃないの!! ちょっ手をつかむなっ……あっ……」

提督「これやったら働くよ」

叢雲「……本当?」

提督「ああ、俺を信じろ」

叢雲「…………」コクリ





天龍「今日も提督は休みなのか」

龍田「所詮、提督なんておかざりだからねぇ~ 天龍ちゃんもああなったらダメよ~」

天龍「俺はサボり魔にはならねぇよ」

龍田「そうじゃなくて叢雲ちゃんみたいにチョロくなっちゃダメよって言っているの」

天龍「それもないな、あの提督とそんなことできねーよ」

龍田「はぁ、叢雲ちゃんも早く目が覚めないかしら~」

終わり

叢雲はダメ男に騙されるタイプ

前スレ812の続きというか同じ世界観のものです。軽いR-18要素注意


「……ふぅ、ただいまっと」

 出張が思っていたよりも早く終わり、俺は予定より約半日ほど早く母港へともどった。

「こんなに遅くなるなら、予定通り向こうで一泊したほうがよかったかもな。しかも、連絡いれるの忘れたからお出迎えもなし……はぁ」

 本来なら予定よりも早くもどることを秘書艦である吹雪に連絡するべきであったが、さっさと帰ることだけを考えていたため、すっかりと頭から抜け落ちていた。
 まあ、遅れたわけでもないし別に問題はないだろうと気を取り直し、執務室へと向かう。
 そして、日付がかわるかどうかの時間だからか、道中で誰かとすれ違うこともなく、執務室へとたどり着いた。

『っ……ぁ……ん……』
「……ん? 誰か中にいるのか……?」

 執務室への扉に手をかけたとき、中から女の子と思われる微かな声が聞こえた。
 こんな夜遅く、しかも俺が出張でいないはずの執務室に、いったい誰が何をしているのだろうか?
 流石に泥棒ではないだろうと思いつつ、中にいる人物にバレないよう、ゆっくりと扉を少しだけ開けた。

「んあっ……しれい、か……んっ……はぁ……」

 ――その光景が目に入った瞬間、俺の思考が一瞬停止する。
 そこには、執務室に敷かれたカーペットの上に寝そべり、俺の予備のものであろう軍服の上着を抱きしめ、それに顔を埋めながらスカートの中へと手を伸ばしている吹雪の姿があった。

「しれいかんっ……はぁ……しれい、かん……はぁ」

 顔を上着に埋めているおかげで、吹雪はまだこちらには気づいてはいないようだ。
 俺のことを呼びながら、スカートの中へ伸ばした手を一心不乱に動かしている。
 吹雪の手が動かされる度、彼女の股のあたりから発するいやらしい水音が、こちらにまでハッキリと聞こえていた。

「……っ」

 着任当初からの付き合いであり、共に幾多の戦場を乗り越え、苦楽を共にしてきた少女のあられもない姿に驚きつつも、気づけば俺は股間を大きく盛り上がらせていた。
 最近は忙しくて性欲を発散させる時間も
なかったため、興奮が冷めることなく俺のペニスはさらに硬さを増していく。
 そして、同時に自分の中で、吹雪に対するどす黒い欲望が芽生え始めていることに気づいた。

 そう、彼女を滅茶苦茶に犯したいというどす黒い欲望が――


 そっと扉を開けて、静かに執務室内へと入る。
 そして、そのままゆっくりと吹雪の側へと近づき――抱きしめていた上着を強引に取り上げ、机の上へ放り投げた。

「えっ……? ……っ、し、司令官!?」
「よう、吹雪。ただいま」

 やっと俺の存在に気づいた吹雪は、目を大きく見開きながら、なんども口を小さく開閉させている。
 そして、みるみるうちに顔を赤く染めあげた。

「あ、え、な、なんで司令官が!? もどるのは明日のはずじゃ!?」
「予定よりも早く終わってな。だから、つい先ほど着いたばかりなんだが……それよりも、お前はこんな遅くにこんなところで何をしていたんだ?」
「っ、そ、それは……その……」

 何をしていたかなんてわかりきっていたが、吹雪の反応を楽しむために俺はあえてそれを問いかけた。

「どうした、吹雪? 言ってみろよ」
「あ、あの……ええと……」
「なんだ、言えないのか。だったら――」
「へっ? ……きゃあ!?」

 吹雪の腕を着かんで強引に立たせ、そのまま壁際へと連れて行き、左手で彼女の細い両手首を掴んだまま壁へと押しつけた。
 当然、俺よりも頭が低い吹雪が戸惑いの表情を浮かべたままこちらを見上げる形になる。
 そして俺は左手で吹雪を押さえつけたまま、空いている右手を彼女のスカートの中へと伸ばした。

「――身体に聞くしかないよな?」
「えっ!? そ、そこはっ……!? ……んっ……だ、だめぇ……」
「……ん? ……へぇ、下に何も穿いてなかったのか」
「んぁ……っ……いやぁ……」

 少し驚いたことに吹雪はスカートの下に何も穿いていなかった。
 拒むものがない吹雪のアソコへと手を伸ばし、割れ目のところを優しく撫でる。
 先ほどまで散々いじっていたせいか、吹雪のアソコは驚くほど熱く、溢れ出た愛液で濡れそぼっていた。

「それで、下着も穿かずにさっきまで何をしていたんだ?」
「んんっ……それ、はっ……ん……」
「まだ言えないのか? なら、『こっち』に聞いてみようか」
「へっ……? んあぁ!? ……あっ……んっ……そんな、らめれすぅ……っ!」

 割れ目をなでるのをやめ、中指を立たせると、それをゆっくりと吹雪の膣内へと挿入した。
 恐らく処女なのであろう吹雪の膣内(なか)はかなりキツキツで、愛液で溢れているとはいえ、中指を強く締め付けて動こうとするのを強く拒む。
 俺はそれをほぐすようにゆっくりと吹雪の膣内(なか)をかき混ぜ始めた。

「んはぁっ……しれいか、ぁんっ……のゆび……はぁ……なかでうごいてる……っ……」
「何度でも聞くが、いったいさっきまで何をしていたんだ? ん?」
「はぁ……ん、あ……も、もう……っ……ゆるして、ください……はぁ……」
「許すも何も、俺はただ吹雪に質問をしているだけなんだがな……でも、答えられないなら、もっと『こっち』に聞いてみないとな」

 一度中指を引き抜き、今度は人差し指も一緒に吹雪の膣内(なか)へと挿入する。
 ある程度中指でほぐしたおかげか、2本同時にも関わらず、思ったよりもすんなりと入った。

「はうっ!? ら、らめっ、にほんなんて、んあっ、むりれすぅ……っ!」
「何をしていたのか、ハッキリと言わないともう1本増やすぞ?」
「ぁんっ……わ、わかっ、りました、いいます……はぁ……だからぁ……んんっ……も、もう、やめっ……」
「別にこのままでも言えるだろ? 罰としてもう1本追加な」
「んああぁぁ!? ぁんっ、や、んんっ! はぁ、ん、っぁ」


 さらに薬指を加えて激しく吹雪の膣内(なか)を攻める。
 かき回す度に水音が執務室内へと響き渡り、吹雪の愛液が床に落ちて小さな水たまりを作っていた。

「ほら、どうした? 言わないのか?」
「……っ、わ、わらひは、んぁ、ここれぇっ、はぁ、んんっ、も、らめ、っ!」
「んー? ちゃんとわかるように言ってくれないか?」
「はぁ、も、むり、ぁんっ、これ、いじょ、はっ、らめ、あっ、あっ、あっ……――あああぁぁっ!」

 吹雪の膣内(なか)にいれていた指が強く締め付けられ、激しく痙攣している。
 少しやりすぎてしまったせいか、吹雪は絶頂したようだ。
 右手を引き抜き、押さえていた左手を放すと、絶頂したせいで力が抜けたのか、吹雪はその場に座り込む。
 そして、うつむいたまま荒い呼吸を繰り返していた。

「あっ……そんな、だめ、でちゃだめ……――いやぁ! みないでください!」

 ふと、座り込んだ吹雪から水が流れ出る音が聞こえたと同時に、彼女の股のあたりから黄色い液体が床に広がり始める。
 どうやら吹雪は絶頂と共に尿道のほう
も緩んでしまったようだ。

「とまって……とまってぇ……」

 ほのかにかほるアンモニア臭が執務室内へと広がる。
 そして、すべて出し切ったのか、吹雪の周りに広がっていた水たまりがそれ以上広がることはなかった。

「あーあ、執務室の床をこんなに汚して……これはお仕置きが必要だな」
「……えっ? ……ひっ!?」

 そして、俺は手早くズボンと下着を脱ぎ捨て、座り込んだ吹雪の頭を押さえ、いきり立ったペニスを彼女の口に――

……
…………

吹雪「って、なにこれ!?」

秋雲「あれ、もう読み終わったの?」

吹雪「ま、まだ途中までだけど、これっていったいなんなの、秋雲ちゃん!?」

秋雲「それは、秋雲が描いた吹雪先輩×提督の薄い本だよ」

吹雪「や、やっぱりこれって、私と司令官なんだ」

秋雲「それけっこー自信作でね、吹雪先輩がひたすら提督にいろんなプレイを強要されて、全身を調教しつくされちゃう、って感じの内容なんだけど、なかなかの出来でしょ?」

吹雪「いやいやいや、出来がどうこうの前になんでこんなの描いてるの!?」

秋雲「ああ、次のアレで『駆逐姦シリーズ 吹雪型編』の一つとして売ろうと思っててね。だから、是非とも本人である吹雪先輩の感想を聞いてみたくてもってきたんだけど、微妙だった?」

吹雪「う、売るつもりだったのコレ!? そんなの絶対に駄目! 出来が良いとか悪いとかの前にいろんな意味で駄目です!」

秋雲「えー、駄目ぇ?」

吹雪「駄目です! そ、それとこれは念のため私が預かっておくから! それじゃっ!」

ガチャッ、パタンッ

秋雲「ありゃ、いっちゃった……まあ、元のデータのほうはちゃんとあるから、別に問題ないんだけどね! さて、次は白雪先輩を連れてこよっと」

終わり





 ――どんなに深い闇の底でも

                          あなたの灯す火が皆を導く明かりになる






      鉄の躯(からだ)

                    灼熱の血潮

                                あなたは騎士





                       鉄血の騎士








『アイアンナイト?』

『ああ。ゴブリンって知ってるか?』

『愚問だね。『アレ』らの存在を知らない軍人なんているのかい?』

『ハハッ。違いねえ』




――――――――――――――――――――――




「君が丑鎮(うしずめ)鉄兵か」

「あ、ああ。君は?」

「私は暁型駆逐艦2番艦響だよ。その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ」

「へ、へえ……」

「そして私は長女の暁!一番お姉さんで立派なレディなんだから!」

「雷よ。困ったことがあったら私になんでも頼りなさい!」

「電なのです。あ、あの……よ、よろしくお願いします」

「慣れない場所で緊張してる?我々が君のサポートを担当するから、ゆっくり馴染めばいいよ」







『ゴブリン……1年前のあの夜、突如出現し一夜にして陸(おか)をこの世の地獄に変えたおぞましき怪物達』

『ざまあねえ話さ。海からいきなり湧いて出た侵略者にてこずってたら、陸からいきなり湧いて出てきた怪物どもに人類の文明をあっさりぶっ壊されちまった』

『我々艦娘の装備では陸上で機動力を発揮できず、アレら相手に思うように戦う事ができない』

『そうだ。戦艦や正規空母連中みたいな大火力の持ち主なら投入すればそこそこの戦果はあげれるだろうがな。それでもコストが合ってないってんで陸への実装はされてねェ』




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「違う違う。こいついきなり可愛い子らに囲まれたから格好付けてるんだよ」

「あ、おいカズモチ!」

「すっげえな鉄っちゃん!本物の艦娘だ!しかもなんかVIP待遇!親友として鼻が高いなぁ!」

「あ、わかったぞ!お前、なんか今日はやけに一緒に来たがると思ったらこれが狙いだったろ!おばさんとこ帰れ!」

「あ?翼ちゃんとユキちゃんに鼻の下伸ばしてたってチクられてェの?」

「おまっ!関係ないだろ!!?マジそれ!!」







『妥当な判断だと思うよ。戦場が戦場だけに、アレら相手には通常兵器も我々艦娘もそこまで変わらない。対して深海棲艦の脅威は我々にしか対応できない』

『…ま、軍人だらけのこの街にゴブリンがまだ入って来れねぇのがその証拠だわな』

『シーレン防衛の要でもあるからね。そう簡単にここを落とさせるわけにはいかないさ』




――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「ゴブリンだっていうから緊張してたのに、なんだか普通の男の子って感じで安心したのです」

「ああ。今日の顔合わせだけだと彼がゴブリンだとはとても信じられないな」

「そうね。悪いやつじゃなさそう。でもあのくらいの男子ってやっぱり子供っぽくってやんなっちゃうわ!」

「ほんとよほんと!同じくらいの身長のくせに暁のこと子供っぽいってコソコソ二人で言ってたの聞こえてたんだから!」

「それは仕方ないよ」

「これは仕方ないわね」

「あれは仕方ないのです」

「満場一致!?」







『深海棲艦との戦いは日夜激化の一途。ゴブリンの侵攻もどんどん進んでる。この間また野良ゴブリンに軍人が殺られたってよ』

『やれやれ。海からは深海棲艦。陸からはゴブリン。人類はまったくもってジリ貧な状況にあるね』

『艦娘は育てるのに時間と金がやたらにかかる。絶対に失うわけにはいかない。かといって軍人だって限りがあるし金はかかる。容易に失うわけにはいかない』

『兵器の我々のほうが兵士より大事にされるこの状況も皮肉なものだね。で、そのアイアンナイトとかいうのとゴブリンがどうしたって?』




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「君は身体から灼熱と鉄を生み出せるのか。凄いな」

「……艦娘でも、やっぱり怖い?」

「……大和って人と武蔵って人と、あと一応赤城って人にも気をつけるんだよ」

「へ?」







『おっと、すまんすまん。……アイアンナイトってのはゴブリンさ。なんでもうちの2つ隣にあ『った』街の勾玉町ってとこで人間を護ってる変わり者らしい』

『……へえ』

『詳しい話は省くがな。上はその街の生き残り連中をこの街に受け入れるのを条件に、その変わり者を我が鎮守府の守護者に据える気だ』

『……信用できるのかい?そんな怪物を』

『信用するかしないかじゃない。上手く御せるかどうか。もっと言えば上手く利用できるかどうか、さ』




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「無理!俺アルミは生み出せないって!!」

「そこをなんとか!気合で!!アルミに精製してなくていいですから!ボーキサイトでいいから!頑張ってみてください丑鎮少年!!!」

「赤城。無理を言ってはいけない。鉄兵は鋼材しか生み出せないと言っているだろう」

「鋼材ってなに!?武蔵さん!!」

「鉄兵君。大和お姉さん達の部屋に遊びに来ない?居心地は保証するわよ」

「……えっ」

「あー!大和さん達ったら小学生に色目使って……はないと思うけど長門さんに言いつけるわよ!?」

「あーあ。案の定だ」

「助けに行かないのです?」

「戦艦と正規空母相手じゃ無理でしょ」

「うん。無理」

「あと提督にも言いつけるんだから!あとあと憲兵さんとか鳳翔さんとか間宮さんとか明石さんとかあとえ~っと……」

「あらら~。とりあえずユキちゃんと翼ちゃん連れてこようかしら~」

「これ以上追い込んでやるなよ龍田……」








『やだな。そういうの、反吐が出る』

『珍しいな。お前がそんなことを言うなんて。だがそれくらい人類はヤバイんだ。立ってるものは親でも使え。猫の手も借りたい。戦力になるなら敵の逸れ者だって取り込んじまえってな』

『…』




―――――――――――




「鬼級と姫級が鎮守府近海まで来てるって!?」


「『アレ』ラハ滅ボサネバナラヌ。ソレダケノハナシ」


「桜山さん。軍人ってすげえよな。あんなちいさな女の子なのにあんなしっかりして」







『資料によるとソレは元人間らしい。戦闘時以外は人間の姿に戻る。その正体は小学…いや、今だと中学1~2年生ってとこか』

『我々と同じくらいってこと?』

『ああ。だからこそのお前たちへの命令だ』




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「私達とあなたが一緒に戦えば、きっと深海棲艦にだってゴブリンにだって負けやしないわ!」







『一般市民は無条件で受け入れる。だがアイアンナイトは別だ』

『お前らは『ソレ』が鎮守府に移送されてきたら、世話役をやれ。良好な関係を作ることに努めろ』

『有り体に言えば仲良くなるんだ。そういうの得意だろ?期待してるぜ、特に末の妹にはな。それがお前らに与えられた任務だ。そして……』




――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「大切な人たちのために戦う!!いつか勇気をくれた誰かのために戦う!!」







『お前にだけ密命がある。これができるのはお前だけだろうだからな』

『……聞こう』




――――――――――――




「ありがとうアイアンナイト。みんなに希望をありがとう」







『もし仮にアイアンナイトが人類の脅威となりうる兆候を示したと判断したら――』




―――――――――――――――――――――――――




「お前のせいだ」







『殺せ。響』

『了解。天龍』




―――――――――




「ヒーローの物語は終わりました」







「私もいつかそういう、みんなを守るヒーローになるんだ」





【艦これ×アイアンナイト】  響「鉄血の騎士?」

トレーラー風だが別に書く予定はない

アイアンナイト全巻一気読みしたのでカッとなって書いた
俺の中でライトウイングに並ぶ打ち切り無念漫画になったのでステマしたかった
無駄にレス浪費してすまんかった反省してまーす

既出かもしれないが二レス投下
元ネタ 世界のジョーク集

ある船に火災が発生した。船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、

島風には 「誰が一番に飛び込める人はいませんか?」

暁には  「ここで飛び込むのが一人前のレディーですよ」

長門には 「駆逐艦が溺れてる!」

加賀には 「五抗戦の子はもう飛び込みましたよ」

赤城には 「海に飛び込んだらボーキサイト食べ放題みたいですよ」

隼鷹には 「酒のビンが流されてしまいました、今追えば間に合います」

川内には 「そろそろ夜戦の時間だなー」

58には  「オリョクルと飛び込むのどっちがいい?」

吹雪には 「ここで飛び込むのが主人公です」

山城には……既に海に落ちていました。 「不幸だわ……」

またある船に火災が発生した。船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、

大井には 「北上さんはすでに飛び込みましたよ」

龍田には 「妹さんがさっき飛び込みましたよ」

筑摩には 「お姉さんはすでに飛び込みましたよ」

千代田には「お姉さんはすでに飛び込みましたよ」

山城には 「お姉さんはすでにry……」

比叡には 「おry……」



提督「同じ手にひっかかりすぎーっ!!」

「進撃進撃ー」

目の間の肥えた豚がほざいてる。死ねばいいのに

「テ、テイトクー……駆逐艦の娘達が可愛そうネー……」

またの西洋かぶれのアバズレがデブに媚び売ってるよ……雑魚にも優しい私マジ気が利く女ってかwww なめんじゃねーぞこのクソビッチがティーと言うザーメン飲んで溺れ死ね

「あ? 何言ってんだ駆逐艦なんて資材使わねーし、戦力としても弱いしかも勝手に増えて行くんだから、こうするのが一番効率いいんだよ お前も知ってんだろ」

「そ、そうだけどー……」

っち……デブの言うことも正論だから困る、むしろこの方法を取らないほうが馬鹿と見てもいい私でもそう思う。一応レア艦だけは取って置いているみたいだけど使わないからずっと練度は低いままだ、このままだといつ轟沈させられるかも分からないな

「ネー……漣も駆逐艦が可愛そうだと……そう思うネー?」

こっちに話を振るなよBBAが

「別に普通だよなー秘書艦?」

「テイトクはShut Up!! 漣はどう思う? 本当の気持ちを教えて欲しいヨ」

「……仕方ないことだと思います」

そうだ仕方ないことだ、デブの言う通りこうしないと戦いには勝てない……資源も残り少なくなる一方……全滅させるよりはこうするしか方法はないのです……仕方ないこと、姉妹艦や知った顔の奴らも分かってくれるのです。



それに……また出せばいいこと……


「なー? 言ったろ? 駆逐艦の意見もこんな感じだ……金剛、お前もいい加減現場に戻れ新しい使い捨ては用意出来てるぞ」

「……もういいネッ!! テイトクも漣も頭が可笑しい!! この金剛は皆を沈ませないから!!」

何言ってんだ? この戦艦はもう何度も沈んでんだよ……今更沈まなかったからってなんだって言うんだ

「……行ったか」

「いいんですか? 上官にあんな事を言いましたけど?」

アレはどう聞いても命令違反……しかも上官に向かってだ武器が人間に逆らうそれは絶対あってはならないことだ、私達艦娘は生きながらの武器……決して人間ではない

最近じゃそれを緩めようとする団体も上の方で活動しているが、通った案件が艦娘を性処理の道具にしようと縛り付けるものだろくな奴がいない、しかも艦娘に感情があるのをいいことに結婚なんていう契約をつけるのだ……

結婚すれば人間として認められる……そう思い今までどれだけの艦娘がそれを目標に努力し(仮)と言う言葉に絶望していったのかそもそもよく考えたら重婚が出来る時点でおかしいのに……それほど私達は夢に……人間に憧れているのだろう

「いいんだよ、どうせあいつも使い捨てだ」

「……はぁ」

そう言えばいつもの金剛さんと違かった……かな? 最近どうせすぐ居なくなるからって全然覚えてないな……

「おまえなー秘書艦なんだから少しは書類に目を通しておけよー」

そうなるとお前と顔を合わせなくてはいけないから嫌だ

「そうですね、すみませんご主人様」

「んー……本当に反省してるのかなー?」

うざっ

「んー? どうしたー? 誠意を見せないのかなー?」

しかたない……膝を折るしかないか……

「……申し訳ありませんでしたご主人様……漣はダメな秘書艦です」

「っぷ……そこまでやれって言ってないのに……ぷははははっ」

初めてこいつに出会ってから、これの繰り返しだ初めはぶっ飛ばすとかタメ口も言っていたが全てこいつに直された……今はもう慣れて気にしなくなった……涙も出ない……

最後に笑ったのはいつだったかな……?

終わり

鬼畜提督書きたかったけど微妙だな


ぼののかな?

天津風「今日は風が騒がしいわね……」

夕張「!? ……でも少し……この……風泣いています」

天津風「? 何言ってるの?」

夕張「!?!!?」

提督「急ぐぞ夕張、どうやら風が鎮守府に良くないものを運んできちまったみたいd」

夕張「!!!!!??????」

ドゴッ!

提督「何で!?」

終わり

一発ネタ

救い




『救い』はあると思いますか?

私は、あると信じたい。

けど、あの時の私達は差し伸べられた手を振り解いてしまった。

暖かい、優しい、裏表のない、純粋に差し伸べられた手。



大淀「────本日付でこちらの鎮守府に着任して頂く提督です。既存の艦娘の皆さん、並びに秘書艦の加賀さん、
こちらの鎮守府でのイロハの鞭撻はそちらにお任せしますので宜しくお願いします」

加賀「了解しました」

提督「宜しくな、えーっと、加賀?」

加賀「」ペコリ



きっと、最低な第一印象だったでしょう。

右も左もわからない。着任当日なのだから当たり前なのに、それを疎いと、面倒と感じていた私。

あの人ならそんな事もない。二言目には作戦指揮が飛び、遠征の任務から今日の第一艦隊に通達する任務、全てを

理解し、即座に私へ通達を促していた。

私はそれを然として受け止め、待機する他の子達へ通達する。

皆も戦意高翌揚し、提督の為にと獅子奮迅の働きをする。

けど、この人はどうだろう。

フワフワとした感じで緊張感もまるでない。

ソワソワしていて挙動も怪しい。

全てが癇に障る。

してはいけないと解っていても、比べてしまう。

前提督だったら……と。

加賀「本日の指示をお願いします」

提督「あー、えっと…うん、第二艦隊と第三艦隊は遠征に……」

加賀「お言葉ですが、提督。この鎮守府には現在、第三艦隊はもう存在しません」

提督「え…?」

加賀「はぁ、何の通達も無しにこちらへ配属されたわけではありませんよね?経緯は伺っているはずと、大淀さん
からは聞いているんですが?」

提督「あ、ああ…先月の、AL/MI作戦、敵の別働艦隊がこの鎮守府付近まで押し寄せて、待機していた前提督の指
揮の下、第三艦隊と非稼動だった艦娘で対応したが、大半を大破・ロスト…前提督も艦娘を庇って戦死されたと…」

加賀「」ギリッ…

提督「す、すまない。言葉を選ぶべき……」

加賀「自覚してるならはじめから間違わないで下さい」

提督「うん、了解だ。気をつけるよ!」



私達は最低だ。

提督は何も悪くないのに、ただ前提督の面影を引き摺ってるだけの私達。

それでも提督は私達を叱る事なんて一度もなかった。

私達の苛立ち、自分が疎外されてるのを感じ取ってるはずなのに、笑顔を絶やさない。

それが何より苦しく、辛い。

どうせなら、こんな辛いだけの思いを強いられるのなら、死にたい。

もう一度、深海棲艦が攻め込んでくれば、提督の指示を無視してでも前線に赴いて、そのまま戦死してしまえばいい。

提督「なぁ、皆!今日はもう任務もないし、どうだ、一緒に間宮さんのアイスでも食べに行かないか?」

加賀「私は遠慮します。演習で確認しておきたい事がありますから」

蒼龍「ゴ、ゴメンね、提督。私も今はちょっと…」

木曾「ねーよ。ご機嫌取りのつもりかよ。ったく、ウゼー…」

伊勢「私も別にいらないかなぁ。また今度ね、提督」

那智「不要だ。何かの戦術行動なら稚拙な出来だ」

島風「いっらなーい!いこっ、連装砲ちゃん!」

提督「そ、そうか。いや、すまないな。じゃあ、またの機会にしよう」



余所余所しいって言葉がしっくり来る。

それが尚更、癪に障る。

実際にそう思ってた訳じゃねぇのに、ご機嫌取りって……

違うって解ってんのに、どうしても重ねてる自分に尚更腹が立つ。

そうでもしないと気が狂いそうになる。もっと俺が早く戻れてれば前提督や他の皆は死なずに済んだかもしれない。

そうすりゃ、こんな胸糞悪い気持ちになる事もなかったんじゃないのかって……

今の俺を見たら、前提督はきっと言うんだろうな……ナシだなって。

提督「今回の任務の作戦だが、他に何か提案、もしくはこうした方がいいって案はないかな?」

加賀「特に何も」

蒼龍「まぁ、良いんじゃないですか。提督がそうしたいなら、私達は従うだけです」

木曾「近海の任務だろ。どうってことねぇよ」

伊勢「資材も今は少ないんだし、無理は出来ないもの。これ以上何かをする必要もないと思うわ」

那智「一々面倒な司令官だな。貴様がトップなのだから命令を下せば良いだろう」

島風「難しいのは私解んないからパース。適当に決めていいよー」



彼が新しい提督として着任して、初めて、かな……

怒鳴ったのは。

驚きもあったし、逆にそれが私達との溝を深めたようにも感じて、何だか少し、胸が痛んだ。

怒鳴ることないじゃない。

そう思うと同時に、そういう風に仕向けていたのが自分達だと皆解ってるから、押し黙って…

結局、また最初に戻る。

殻に閉じ篭るようにして提督が歩み寄ろうとしてるのは見て見ぬ振り。

彼は前に、未来に向かって歩んでいるのに、私達は過去に、前に向かず背を向けて、前提督の面影だけに追い縋っていた。

提督「いい加減にしろ!」

加賀「……!」

提督「何か言ってくれなきゃ、どんな小さな事も大きな事も解る訳ないじゃないか!何がダメで、何が良いのか、
そんな些細な事でもお前達がただそうやって適当に流してるだけじゃ解らないんだよ!頼むよ、前提督がどれだけ
優秀だったのか、俺にだって解ってるよ。それでも、彼の代わりにならなくても、俺はこの鎮守府の提督なんだ!」

蒼龍「…………」

伊勢「…………」

木曾「ちっ……」

島風「な、なによ…そんな、怒んなくたって…」

那智「…言葉が過ぎました。司令官の指示された方針に問題はありません。そのまま継続遂行して頂いて構いません」



正直言って面倒でしかありませんでした。

前司令官以外の司令官など、私にとってはありえない事実だったから。

ただの置物として存在してくれればいいものを、無駄に歩み寄ろうとし、あまつさえ前司令官の真似事をしようとする。

それが尚更、私には許せなかった。

面影だけを纏い、中身は違う。

それはただの偽善で幻でしかない。

だが最も、前司令官…如いては私達を纏め上げる彼等を、侮辱し軽蔑していた私達が、一番……最高に愚かだった。

その事に気付くのに、私達は遅すぎた。

ビー、ビー、ビー、ビー!


提督「深海棲艦がまた攻め込んできたのか!」

加賀「敵の規模は戦艦タ級のフラグシップ型を旗艦とし、戦艦ル級のフラグシップ型一隻、空母ヲ級フラグシップ
型が二隻、重巡リ級のフラグシップ型二隻です」

提督「精鋭部隊か…出払っている艦隊を至急呼び戻して、防衛ラインを形成…同じ過ちを繰り返させない!」



同じ過ち。

その部分には共感を覚えました。

私達にとっても、その言葉だけは共感せざるをえなかった。

前提督の弔いとも言うべき、この同じシチュエーション。

だからといって、どこまでも鏡映しに似せる必要が何処にあったのか。

それとも、これは私達に対する戒めだったのか。

加賀「てい、とく……」

提督「無事、だね。加賀……」

木曾「あんた、なんで…」

伊勢「どうして、私達より前に出てるの!」

那智「…………」

提督「油断、するなと…言っただろう…」

島風「て、提督……」

加賀「何を、しているんですか」

提督「息のあった、深海棲艦が、お前に砲口を向けていた…声で、知らせるより、早いかなって…」

加賀「違います!何故、どうして庇うような真似を…」

提督「迷惑、掛け通しだったからなぁ……最後くらい、役に立てて、良かった…」

木曾「最後とか縁起悪ぃ事いってんじゃねぇ!ざけんなっ!」

提督「そうだな、すまん。ごめんな…」

蒼龍「謝るの、私達なのに…」

加賀「もう喋らないで下さい。傷口に障ります」

提督「いやぁ……流石に、もう、無理ってのが、わかる…」

島風「そんな…私、今度はちゃんと言う事聞くから!だから……!」

提督「大丈夫……加賀や、那智は、しっかりしてる。蒼龍や島風は、機転が利くし……伊勢、木曾は部隊を鼓舞
して、士気を盛り上げる。君達なら、大丈夫……」

木曾「おいっ、寝るな!目ぇ閉じるな、提督っ!!」

提督「……救いは、きっとある。だから、腐るな…お前達なら、大丈夫だから……」

奇しくも、前提督と提督は、同じ形で亡くなった。

ただ一つ、違いがあるとすれば、提督をむざむざ死なせてしまった責任の一端が私達にある、ということ。

前提督から教えられた知識。

提督から学んだ歩むべき道。

もう二度と、迷わないと誓うために。

憂いだけを引いていても、仕方がない。

前を向いて歩かないと未来は見られない。

だから────



大淀「────本日付でこちらの鎮守府に着任して頂く提督です。既存の艦娘の皆さん、並びに秘書艦の加賀さん、
こちらの鎮守府でのイロハの鞭撻はそちらにお任せしますので宜しくお願いします」

提督「よろしく」

加賀「航空母艦、加賀です。あなたが私達の提督なの?それなりに期待はしているわ。宜しくお願いします」

提督「勝気だな。まぁ、よろしく頼むよ」



もう二度と、救いがないとは思わない。

差し出された手を放さない。

今度こそ、必ず……


救い  完

終わり


救いのない話って言うのはやっぱり書き始めて難しいと思った
書ける人は凄いね

提督「フフハハハ!次(の改二)は誰だ!?隼鷹か!?鳳翔か!?」

??「奢るな提督!貴様の求める秘密は運営が知っておるわ!」

提督「なにィ!?き、貴様は・・・祥鳳~!!」
  「し・・・しかしッ!お前はMI/ALには関係ないはず・・・!」

祥鳳「ふん・・・だがおれにはまだ改装が残っておるわ!」

提督「く、くるな~!(育成してない)」

元帥「ハッ!あれはまさか・・・絵師の都合!
   この元帥の目をもってしても見抜けなんだ・・・!」


おわり
改二一発ネタが浮かんだのでポイ


提督「喋れっつわれてもなぁ……書くのじゃ駄目なの? アンケートみたいにさぁ」

青葉「それはちょっと、私としても困るので……ほら、解釈の余地が無いでしょう? 司令官が書いちゃうと」

要するに、でっちあげさせろや、ということだ。ニコニコしてても、どす黒さは透けてんぞ。顔。

提督「……お前、ホント、マスゴミな。これだから新聞なんて取らねえんだよ……」

青葉「いやー、男のツンデレって心底気持ち悪いですけど、司令官のは嫌いじゃないんですよ、私」

寒い寒い寒い寒い寒い……媚てきても、どす黒さはそのまんまである。というか、ツンデレでもないし、話題が唐突だ。

青葉「そんなに顔を歪めないで下さいよぉ……いくら腹黒い青葉でも、傷付いちゃいます」

提督「自覚あったんかい! ……はぁ、ツンデレってなんだよ急に」

青葉「毎号毎号、きっちり目を通してくれて、意見もくれるじゃないですか。そんな顔でも」

提督「……『そんな顔でも』? そんな顔『しながら』でも、だろ、腹黒」

青葉「あはは……青葉、噛んじゃいました☆」

提督「よーし腹黒、『噛む』のなんたるかを教えてやる。『噛む』ってのはな、『すいらいせんたん』だ」

青葉「ちょっと辞書引きますね、えーと『噛む』は……」

提督「おい腹黒、そういうのいいから。これじゃ、インタビュー始まらねえよ」

提督「つーかな、嫌でも読むわ。執務室の机にも、自室の机にもいつの間にかあって、
   それを読んでないと答えりゃ、お前が音読し始めるじゃねえか」

青葉「こーんな腹黒美少女の読み聞かせがご不満ですか? あ、もっと耳元で囁きましょうか?」

提督「いや、やめてくれ、耳弱いから」

青葉「やー、ツンデレは許せる青葉でも、今のは吐きそうですね。耳が弱いとか、へそが弱いとか、○首が弱いとか、お○んこが弱いとか、
   そういうのは青葉レベルの腹黒美少女しか許されませんから。処刑ですよ、処刑!」

提督「そこまで言われる謂れはねえよ……つーかいいのか自分の発言は、マスコミさんよ」

青葉「こんな恥ずかしい事言うの……司令官の前だけなんですからねっ///」

提督「頬染めてまで腹黒さがにじみ出てるのなんて、世界広しといえど、青葉くらいだな」

青葉「ねえ、司令官さん、どうしたんですか? さっきから羽黒さんを何度も呼んで……」

提督「は? ……いや、人を巻き込むな。そんな腹黒さはお前しか持ってねえよ」

青葉「語るに落ちましたね……腹黒さんも羽黒だと思っている、と。メモしなきゃ」

提督「思っているも何も、事実だ。陰でぼろくそに貶されてたの聞いたから。だがオープン腹黒のお前の足元にも及ばん。
   所詮はムッツリ腹黒だ、レベルが違うよ」

青葉「いやぁ、お褒めに預かり恐縮ですぅ……」

提督「待って、本気で喜んでるようにしか見えん。今この瞬間だけ、暁ちゃんくらい純粋に見える! 腹黒さどこに隠したの?」

青葉「どんな形であれ、他の女を貶めて褒めてもらうのは至福なんですよぉ……」

提督「うわ、『純粋』って言葉が汚れるからやめろマジで。『純粋』ってのは暁ちゃんの為にある言葉だし、そもそも褒めてねえ」

青葉「それは、司令官の感情論ですよ。純粋悪、という言葉もあります死ね!」

提督「正論言われちゃったよ……ん? 語尾が荒くないか?」

青葉「気のせいですよぉ……でも、純粋なんて良い言葉じゃありません。純粋なお○んぽ、純粋なエ○ス、純粋な変態、純粋な○撮、純粋な○クハラ、純粋な援○少女、純粋な○ナホ、純粋な乱○……ね、そうでしょう?」

提督「とりあえず下品な言葉を足して並べるのやめろ。そんな説得は間違ってなかったとしても、納得したくない」

青葉「これは失礼しました! 美少女にあるまじき発言でしたね☆」

提督「腹黒を忘れてるぞ……いや、きょろきょろしなくても羽黒は居ねえよ」

青葉「散々言いましたが、司令官の考え方もいいと思います。『純粋』って、プラスのイメージを持ってる人、多いでしょう死ね!」

提督「……お前、俺の事嫌いだろ?」

青葉「何をおっしゃるんですか! 青葉は『純粋に』司令官をお慕いしていますよ!」

提督「……そう?」

青葉「……うぷぷぷ、司令官はちょろいですね! 腹黒と罵りまくった挙句、『腹黒さが透けて見えるぜ(キリッ』みたいに格好付けたくせに、ちょっと好意を向けられると、目が曇るくらいに喜んじゃうんですからね!」

提督「あー、腹黒うざいわーまじうざいわー……つーか喜んでねえし、勘違い乙」

青葉「罵倒を混ぜない司令官なんて、デレてるのと同じですよ! あと、青葉の腹黒さに負けないくらい、司令官のチョロさもにじみ出てますからね?」

提督「自分で言ってて悲しくならないか、それ……」

青葉「いいんですよ! 形はどうあれ、司令官といっしょっていうのは嬉しいのです!」

提督「……お前みたいな腹黒女が居るから、世の中の男子学生がイケると勘違いして告白して、玉砕するんだぞ。代表して詫びろ」

青葉「心外です! そんな全方面に腹黒さを向けている榛名と一緒にしないで下さい!」

提督「は、榛名?」

青葉「はっ!? 失礼しました、ビッチの間違いでした!」

提督「いや、間違ってな……間違ってるぞ、ちゃんと謝っとけ全国200万人の榛名ファンに」




青葉「司令官メモ、腹黒さんは羽黒、榛名さんはビッチと思っている……と」

提督「前者は確定だが、後者は違う! 榛名は純粋無垢な大和撫子なんだ! ビッチだったらいいなというのは俺の願望に過ぎないから取り消してやってくれ!」

青葉「え……司令官はビッチがお好きなんですか?」

提督「いや、その……興奮するだろ、ギャップがあって」

青葉「どうみても、黒髪ロングで、何故か向こうから話しかけてくれて、何でもそつなくこなせて、性格も天使かと間違うほど優しいのに、男の影はなぜか無くて、数年前からひそかに自分に好意を寄せているような儚い系美少女が好きそうなのに、ビッチが好きなんですか!?」

提督「なげえよ……性癖くらい俺の勝手だろ腹黒」

青葉「ちなみに、榛名さんは処女ですよ」

提督「……」

青葉「あれ? どうしました? あまりのショックにE○になっちゃいました?」

提督「いや、それ聞いたら無性に榛名に謝りたくなった。変な妄想しててごめんなさい」

青葉「お望みならば、謝罪会見の席を設けましょうか? この辺一帯に生中継しましょう!」

提督「それはさぞかし視聴率が取れるだろうよ。代わりに俺が憲兵にしょっぴかれて、榛名がトラウマを抱えることになるぞ」

青葉「ちなみに青葉は、司令官専用のビッチになら、なってあげてもいいですよ?」

司令官「腹黒のうえにビッチにまでなったら、もうどうしようもない気がするが……」

青葉「アオバビッチって、サノバビッチと似てません?」

司令官「なあ、自分で自分を傷つけるのはやめてくれ。性癖で俺をいじろうとしてるのかもしれんが、逆効果だ。聞いてるこっちが辛くなってくる」

青葉「腹黒ビッチな青葉のコトまで心配してくれるなんて司令官って優しいんですネ……心配してくれたお礼に、ビッチ、しよ?」

司令官「はい、この話やめ! 君、インタビュアー、OK?」

青葉「青葉、インタビューは飛ばして本番から見る派なんです」

司令官「……何の話かは分からんが、お前とは分かり合えそうにないな」

青葉「ふふ、ではインタビュー大好きな司令官、そろそろインタビューを始めましょうか?」

司令官「やっとかよ……毎回毎回、始まるまでが長すぎだよ」

青葉「前戯は大事ですよ、童貞司令官さん♪」

司令官「もうその手は食わん……始めてくれ、青葉」

青葉「ちぇっ……では、次のイベントの……」


面倒くさいインタビュアー おわり

また久々に思いついた小ネタでss書いたんで投下します

瑞鶴「提督さーん、出撃の報告に来たよー」

提督「おー、お疲れー ……ってどうしたその腕?怪我してるじゃないか」

瑞鶴「あー、これ? さっき工廠に寄った時に資材で切っちゃってね」

提督「また夕張が置きっぱなしにしたのか、全くアイツは…… 入渠する程でもなさそうだけど、消毒と包帯くらいしとけよー」

瑞鶴「はーい、じゃあ失礼しましたーっと」


翔鶴「瑞鶴、報告終わったのね? ……ってその腕どうしたの?」

瑞鶴「これ?さっき切ったみたい。 消毒と包帯しとけって言われたけど、どこにあったっけ?」

翔鶴「確か鳳翔さんが持ってたわね、一緒に行きましょう?」

瑞鶴「はーい あ、私怪我人だから丁重にねー?」

翔鶴「調子に乗らないの」デコピン

瑞鶴「痛っ」

山城「提督、報告に参りました」

提督「ああ、お疲れ。 ……山城もか」

山城「は?何がですか?」

提督「その腕の傷だよ、さっき瑞鶴も同じとこ怪我してさ」

提督「山城も工廠行っただろ? ……夕張め、説教が足りん様だな」


山城「あの後提督に消毒と包帯しておけと言われたけれど……どこに置いてあったかしら」

扶桑「山城、出撃お疲れさm……って、山城ッ!」

山城「ど、どうしたのですか扶桑姉様?そんなに声を荒げて」

扶桑「ごめんね……ごめんなさい山城、貴方の苦しみに気づいてあげられなくて……」

山城「えっ? あの、姉様……?」

扶桑「リストカットするまで思いつめてたなんて、何てことなの……妹一人守れないのかしら私は……」

山城「いや、これは工廠で切っただけで……」

扶桑「これからは悩み事があればなんでも相談して頂戴ね?約束して、山城?」

金剛「山城!辛いのは分かるけど自分を痛めつけるなんて絶ッ対にNo!なんだからね!」

伊勢「同じ航空戦艦のよしみで相談なら乗るから、さ……元気出して?」

長門「この馬鹿者!お前が傷つくことで悲しむ物がいると何故分からん!」

山城(駆逐艦の子まで…… なんで皆リストカットと勘違いするのかしら……ん?)


<確か、鳳翔さんが持ってたわね、一緒に行きましょう?

<はーい あ、私怪我人だから丁重にねー?

<調子に乗らないの

<痛っ


山城(どうしてこんなに扱いが違うのかしら……)

山城「不幸だわ……」


扶桑「や、やっぱり悩み事があるのね山城!」

金剛「一人で抱え込むのは良くないネー!」

伊勢「な、何があったの?落ち着いて話してみて?ね?」

長門「何でも言ってみろ!この長門が力になる!」


山城「ああぁぁぁ、もう!」

投下終わり
fufu...話を聞いてくれません 便!

雑談スレで瑞鶴の話題になってたから、可愛い瑞鶴書こうとしたらこうなってた

投下した後になって台詞抜けてることに気づいた、やべぇよ……

元々は


長門「この馬鹿者!お前が傷つくことで悲しむ者がいると何故分からん!」

山城「ま、待って これは本当に事故で……」

雷「や、山城にはこの雷様が付いてるわ!困ったことがあればなんでも頼っていいのよ!」

雪風「ゆ、雪風の幸運の女神を分けてあげますから元気出してください、山城さん!」

山城(駆逐艦の子まで…… なんで皆リストカットと勘違いするのかしら……ん?)


って流れだったはずなのに、こんなところで間違えるなんて不幸だわ……

【最上型・高雄型の飲み会】


「「「「「「「「かんぱーいっ!!!」」」」」」」」

摩耶「んぐ、んぐ……ぷっはぁぁぁあああ!!! この一杯だなぁ!!」

鈴谷「んく……っぷはぁ! これだよねぇ~! 生き返るよぉ~」

三隈「まあ、お下品ですわ鈴谷さん。摩耶さんの真似をしてはいけませんよ?」

摩耶「んだとぉくまりんこ! アタシのどこが下品なんだよ!?」

熊野「どこからどう見てもお下品ですわ。レディとして恥ずかしいですわよ?」

摩耶「けっ! 最上型はお上品で敵わねえなぁ!」

鈴谷「だよねー! 鈴谷って見るからに品があるっしょー?」

摩耶「あぁん? どの口が言うんだ? この口かぁ?」

鈴谷「ひたひー! ひっはららいでおー!(痛いー! 引っ張らないでよー!)」


最上「あははっ! 最上型みんながお嬢様な訳じゃないからね?」

鳥海「でも摩耶ちゃんに比べればみんなお上品ですよ」

摩耶「ほぉ~……いいのか鳥海、そんな事言ってよぉ……」

鳥海「キャー高雄姉さんタスケテー(棒)」

高雄「駄目よ摩耶、鳥海いじめたらお仕置きよ?」

摩耶「ぐっ、ずりーぞ鳥海! 高雄姉さん使うなっての!」

愛宕「あら、私もいるわよ~? ケンカはめっ、なんだから!」

摩耶「ぐぬぬ……鳥海、後で覚えてろよ!?」

最上「こーらっ! 妹は可愛がらなくちゃダメだぞ?」

摩耶「だああああ! 姉が多すぎんだよぉ! ずりぃぞ!」


愛宕「ふふ、もちろん摩耶ちゃんも大好きよ~?」

摩耶「んむむ! ひひはへひねー!(息が出来ねー!)」

鈴谷「うわー、提督が喜びそうなシチュじゃん?」

熊野「嫌ですわね、殿方は破廉恥で……」

三隈「美しい姉妹愛ですわ……ね、モガミン?」

最上「そうだね、ボクはしてあげられないけど……」

三隈「大きくなくてもよろしくてよ? わたくしにも、していただけます?」

最上「えー? 別にいいけど……ほら、おいで?」

三隈「はぁ……モガミンの胸……あったかいですわ……」


鈴谷「何これ……なんか高雄さん達もくっついてるし……」

熊野「皆さん酔いが回るのが早すぎではなくて?」

鈴谷「ねえ熊野……私たちも、しよっか?」

熊野「け、結構ですわ……無理に合わせる必要はないですし……」

鈴谷「んもー相変わらず照れ屋さんだねえ……たまには、お姉ちゃんに甘えてくれてもいいっしょ?」

熊野「……少しだけ、ですわよ」

鈴谷「お、デレくまのんいただきー! ほら、おいで?」

熊野「誰がデレくまのんですの……んぶっ!」

鈴谷「ふふーん! 鈴谷おっきいしょー? 提督めっちゃ見てくるんだよねー!」

熊野「はれんひへふわ……(破廉恥ですわ……)」

 ~上映中(録画:青葉)~

青葉「いやー、我ながらGJですね!」

提督「青葉……あんた、漢だよ……」

大井「なんて美しい姉妹愛……! ねえ、北上さん!?」

北上「そうだねえ、たまにはあたしも大井っちに甘えよっかなー」

大井「うふふ、好きなだけ甘えてくださいっ!」

北上「おおひっひやっはおっひーへー(大井っちやっぱおっきーねー)」

大井(はぁん……青葉さんに心から感謝します……!)

提督「……」

青葉「……え? 青葉と提督は姉妹じゃないですから駄目ですよ?」

提督「べ、別にいいし……夕雲ちゃんにしてもらうもん……」

おわり

すごく短いですが投稿させて頂きます


提督「一目惚れした相手に告白する」

青葉「なんと」

提督「告白するのは明日なんだけどな。それじゃ、指輪買ってくるわ」

青葉「待ってください!どなたにですか!?」

提督「それはちょっと……恥ずかしくて」

青葉「えぇ~、特徴だけでもお願いしますよ~」

提督「そうだなぁ……髪は黒くて長くてとても綺麗だ」

青葉「ふむふむ」メモメモ

提督「目もとても美しく、キラキラ輝いて見えるな」

青葉「ほぉほぉ」メモメモ

提督「スタイルも良く、スラッとした女性だな」

青葉「なるほどなるほど」メモメモ

青葉(私の予想では長門さん、那智なん、矢矧さんの誰かでしょうか?)

~次の日~

青葉「提督からのお話ってなんでしょうね?」

長門「さ、さぁ……なんだろうな?」ソワソワ

那智「あ、新しい…作戦についてなのでは」ソワソワ

矢矧「新しい任務が来たのかもしれないわ」ソワソワ

青葉(ふふふ、皆さん昨日の話でどこかぎこちないですね)

ガチャ

提督「おお、皆もう集まってたのか」

青葉「はい。それでお話とは?」

提督「新しく来た方を紹介しようと思ってな」

提督「今日から秘書艦兼俺の嫁の戦艦ル級さんだ!」

ル級「セ、センカンルキュウデス!コレカラガンバッテイキマスノデ、ドウゾヨロシクオネガイシマス!」

青葉・長門・那智・矢矧「」

提督「……あれ?皆どうした?」

おわり

提督「おーいぼのぼの!」

曙「誰がぼのぼのよ!このクソ提督!」

提督「ん?何を言ってるんだ曙?お前じゃないぞ」

曙「ふざけるんじゃないわよ!私以外にそんな呼び方のできる艦娘なんて……」

ぼのぼの「なーにー提督くーん?」

曙「……は?何よこのラッコは!?」

提督「何ってぼのぼのだよ。なあ?」

ぼのぼの「うん。僕はぼのぼの。よろしくね曙くん」

みたいなのが頭をよぎった


提督「ンアー、やーっと書類が片付いたわ!加賀ちゃーん、お茶ちょーだい、お茶」

加賀「……。その茶色い裏声を今すぐやめてください。でないとお茶は出しません」

提督「うっさいわね!地声で話すとそれはそれで怒るでショ、アンタ!」

加賀「当たり前です。何ですか、日本男児のくせに女々しいといったらありません」

提督「マッ、小憎らしい子!!覚えてらっしゃい、ご飯をみんなと同じ量にしちゃうんだから!」

加賀「それは困ります」スッ

提督「あら、素直。……んー、やっぱり仕事の後は梅こぶ茶に限るわー。
   アタシの好みをしっかり抑えてくれる加賀ちゃんはイイコねー」ニコニコ

加賀「……ハァ。どうして上層部はこんなのを提督に据えたのでしょう」


提督「アンタそんなの決まってるじゃなーい?艦娘がいる鎮守府のモラルハザードた・い・さ・く♪」

加賀「……未だに納得がいきません。貴方こそが最もモラルを破壊しているのでは」

提督「だってアンタも知ってるでショー?艦娘所属の鎮守府に着任した提督が
   1年のうちに艦娘に対してセクハラ以上の迷惑行為に及ぶ確率。実に73%よ」

加賀「……ぐぬぬ」

提督「ちなみにこれを3年に拡大すると、90%超えちゃうのヨ?
   艦娘とデキちゃって円満に退官する奴まで入れたら、ほとんど100%ですって」

加賀「……確かに、前任の提督は最悪でした」

提督「第六駆逐隊に手を出したんですってね?ざっけんじゃないワよ、
   あんなカワイイ人類の至宝を汚すオトコなんて、(ピー)に(バキューン)して(ピロピロピロ」

加賀「その下品な口を閉じてください」チャキッ

提督「ど、どうどうどう。加賀ちゃん、司令室で烈風はダメよ、烈風は!!」


提督「で、アタシが着任してもう1年半が経つわね」

加賀「そうですね」

提督「その間にアタシが誰かにセクハラで訴えられたことは?」

加賀「……ありませんね。実に不思議ですが」

提督「でショ?」

加賀「ただ、私が毎日"こいつを生かしておいていいのか"と思っていることは否定しません」

提督「あらやだコワイ。ほんとアタシ加賀ちゃんとは相性悪いわね」

加賀「なら何故私が秘書艦なんですか」

提督「ンー……。そういえばなんでかしらね?加賀ちゃん代わりたい?」

加賀「……。何も考えてなかったんですか」

提督「ウン♪」バチコーン

加賀「そのおぞましいウインクを今すぐやめてください」


提督「何よ、代わりたいなら善処するわよーぅ」ブーブー

加賀「コレと長時間接する苦行を他の子に強いるのは、正直良心が痛みます」

提督「アンタくらいよね、提督を"コレ"呼ばわりする子って!ムキー!」

加賀「ま、考えておきます」

提督「フンだ!……でもアンタ無理すんじゃないのよ?アタシのスタンスは譲れないけど、
   有休くらいは普通に申請していいんだからね?アンタ働きっぱなしじゃない」

加賀「心に留めておきます。では、書類を届けてまいりますので」スッ

提督「頼んだわよーぅ!アタシはこの後みんなの訓練を見に行ってるからネー!」

加賀「はいはい」バタン



加賀("コレ"呼ばわりされて怒らない提督も、貴方くらいのものですけどね)

おしまい

某デラックス見ててなんとなく浮かんできたネタだが
いまいち提督のキャラが固まらないので供養

でもなんだかんだ艦娘の純潔は守ってくれそうな気はする



こういう提督もいいな

ちょっと短めのを投下する

今日もまた、日が沈もうとしていた。

潮風が頬を撫でて通り過ぎ、大粒の宝石のような太陽は既に水平線へと消えかけている。

(……)

緑色の光のことを、洋上の艦艇の甲板上に立つ人物は思い出していた。

太陽が水平線へと沈むその瞬間、きわめてわずかな間だけ、太陽光が大気によって屈折し緑色に見える現象が生じる。

嘗ては、その日が無事終わった時に海岸線に出てその緑色の光を見ることが日課になっていた。

「提督」

背後から、声がした。

自分の耳をやさしく包む声。誰よりも愛おしく、永久に共に生きると誓った彼女の声。

だけど、もう人が彼女の声を美しいと感じることもないだろう。おそらく、ひどく不気味な、甲高い声に聞こえる。

振り向けば、彼女の姿が目に入って来る。

常人が彼女の姿を見れば、思わず目をそむけたくなるだろう。

無機的な青白い肌と、深淵を思わせる真黒な、巨大な砲塔と機銃とが組み合わさった生物的な艤装。

そして、こちらに向けられる真紅に染まった双眸。

生理的な嫌悪感というものが、いや、命ある者としての根源的な忌避感が彼女から放たれている。

「準備が、終わりました」

提督「御苦労、帰ろうか」


帰る場所、それは一体どこであったのだろうか。

提督は自問した。

人類が海洋に出没した深海棲艦との戦いに明け暮れるようになってから、長い年月が経っていた。

戦うために戦い、生きるために戦う。

人は艦娘という人智を超えた存在で戦い続けていた。

だが、終わりのない戦いは一進一退を繰り返し、やがては疲弊を生んでいく。

続いていく戦いの果てに、自分も自分の指揮下の艦娘達も例外なく疲弊し、摩耗していった。

そして、気が付けば自分たちは人ではなくなっていた。

その事実を受け止めるのも、長い時間が必要だった。

帰る場所と言っても、人のいない島を利用するだけだった。

もう、ヒトに交わって生きてはいけないのだから。

海底に潜水艦のように潜っても問題ない体を持ってはいるが、ヒトであった時の矜持から地上にこだわっていた。

だがそれも、ヒトに見つかる前に移転しなければならない。

長くて一か月。短いと一週間で新しい拠点を探さなければならなくなる。

そして今日も、輸送艦であるワ級を護衛しつつ、船団が移動していく。

そっと右手に彼女の手が重ねられる。

自分と同じくらいの体温。しかし、ヒトであった時よりははるかに低い。

ずっと海に近い生活をしているためか、それとも体が変わってしまったためか。

指と指を絡め合う。

「提督、いかがされましたか?」

提督「いや……なんでもない」

彼女の肌も、自分の肌も、まるで無機質でできているかのような灰色に染まっている。

何時の頃からか、両目も朱に染まっていた。

少し迷って、提督は呟くように言う。

提督「何時もすまないな」

「いつものことです、提督」

言葉など必要がないほど、彼女との仲は深い。

何に対して言ったのかはよくわからないが、彼女は察してくれる。

「空母棲姫と空母棲鬼が合流しました……」

視線を巡らせれば、強力な航空戦力を持つ姫と鬼がこちらの船団についてくるのが見える。

遠い記憶を振り返れば、あの二人は空母機動部隊の中枢であった二人だ。

今でもまだ、その面影を残している。

何時頃だったかまでは思い出せない、ただ、漠然とした記憶があるだけだった。

ヒトであったころ、帰る場所がまだあった時の、遠い遠い昔。

夕暮れをただ眺めていたあの頃を思い出す。

日に日に劣化を続ける記憶。既に思い出せないことがたくさんある。



提督(だが……)

提督は、自分の手に視線を落とす。

薬指にある、金色の指輪。

失われていく記憶と感情をつなぎとめる枷となっている指輪。

彼女と、そういう仲であったことはしっかりと覚えている。

ケダモノの愛と笑われるかもしれない。

それでも、まだ自分が魂までもヒトから離れたわけではないことの証だった。

その手を伸ばし、彼女の顔をこちらに向かせる。

困惑する彼女が何かを言う前に、口づけを交わす。

「もう……提督」

提督「もう一回だな」

周りから嫉妬の視線が来るが、気にせず提督はもう一度口づけを交わした。

まだ、この愛がある限り、自分たちがヒトであると信じたくて。





我々は深海棲艦。ヒトを守り、ヒトに追われたモノ。




夏の夕暮れ、我々を迎えるものは、ただ美しい海と海鳥たちだけだった。



終わり

何番煎じかわからないけれど夏の夕暮れエンド(もどき)を書いてみたかった

【夕雲型の飲み会】


「「「「「「かんぱーいっっっ!!!」」」」」」


巻雲「って、なんで秋雲がいるのっ!?」

秋雲「いいじゃんいいじゃん! 半分夕雲型みたいなもんでしょー?」

巻雲「む~……今日は夕雲型の飲み会なのに~……」

夕雲「駄目よ、巻雲さん。そんな意地悪を言っちゃ、ね?」

巻雲「夕雲姉さんがそう言うなら、いいですけど……」

長波「まぁ、盛り上げ役としては居た方がいいと思うぞ」

秋雲「でしょー? よく言われるんだよねー! 陽炎姉さんにはよく叱られるけどさー!」

清霜「私は霞ちゃんも呼びたかったなー! 酔った霞ちゃんを見たい!」

夕雲「あら、どうしたの早霜さん? 嫌な事でもあった?」

早霜「司令官が居ないと、嫌な事思い出してしまいます……」


夕雲「ふふ、それなら提督の話でもしましょうか?」

清霜「はいはーい! 司令官ったらね、私が秘書艦の時に限ってね! 大和姉さまと、武蔵さんと、大和姉さまとご飯行くの! ひどいよね!?」

長波「いま大和姉さまって二回言ったぞ……」

清霜「えっ! 嘘っ!?」

秋雲「おやおや~? そんなんじゃ戦艦クラスにゃなれないよ~?」

清霜「な、なれるもん! 司令官もなれるって言ってたもん!」

夕雲「うふふ、提督にはお仕置きが必要みたいね?」

清霜「えっ……私、戦艦になれないの……?」

巻雲「なっなれるから泣かないで! キャラメルあげますから!」

清霜「うう……ありがと、巻雲姉さん……」

早霜「巻雲姉さん、私にも頂戴……?」


巻雲「ご、ごめんね、最後の一個だったみたい……」

早霜「しょぼーん……」

長波「私、持ってるぞ。ほら、やるよ」

早霜「長波姉さん……ありがとう。はむっ……この味、嫌いじゃないです」

秋雲「なになにー? 夕雲型は皆キャラメル好きなの?」

夕雲「早霜さんが大好きだから、皆も影響受けてるの。私も好きよ?」

長波「皆いつも携帯してるくらいだからな。小腹がすいた時にちょうどいいし」

早霜「司令官も好きって言ってたわ……食べさせてあげた時に」

秋雲「おっ、その話詳しく聞きたいねー!」

巻雲「し、司令官さまに『あーん』したの!?」

早霜「ええ……司令官ったら、私の指も食べちゃったの……ドジよね、フフ、ウフフフ……」


清霜「ちがうよ! きっとわざとだよ!」

夕雲「あら、仲良しさんねぇ……私も今度やってみようかしら?」

巻雲「だ、駄目ですよ~! 夕雲姉さまも食べられちゃいますからぁ!」

秋雲「そうだよー? 夕雲姐さんの色気だと、そのまま『食べられちゃう』かもよー?」

長波「秋雲、自重した方がいいぞ。そういうのは大人な面子の時にしておこうぜ?」

夕雲「そうね、私は構わないけれど……また別の機会にしましょうね」

秋雲「そっかー……ま、お子様が居るところじゃ、やっぱ無理だよねー……」

巻雲「なっなんで巻雲の方見てるの!? なんかムカつく―!」

清霜「巻雲姉さんはそのままでいいんだからね!」

夕雲「そうね、そのままの巻雲さんが一番可愛らしいわ」

巻雲「ゆ、夕雲姉さまに褒められて嬉しいけど……素直に喜んじゃ駄目な気がします~……ひっく」


長波「……提督さ、ああ見えて可愛い所あるよな」

秋雲「ほうほう、実に興味深いですなー! もうちょい具体的に教えてよー?」

長波「あたしさ、提督と喋ってると、つい田中少将の名前出しちゃうんだよ。皆もこういうの分かるだろ?」

早霜「せっかく司令官と一緒に居る時に、なんで他の事を考えるの……?」

清霜「私は無いかなー? 司令官と話してると、司令官の事ばっかりだよ! あ、霞ちゃんはちょくちょく出るかも? 大和姉さまと武蔵さんもかな?」

長波「……そうか、それならそれでいい。あたしはそうなんだよ」

夕雲「私は少しわかるわ。でも、思っても言わないわね。提督、意外と嫉妬深いもの」

長波「そうなんだよ! 普段は全然動じない提督がさ、田中少将の話をすると、明らかに落ち込んでるんだぜ? ちょっと可愛く見えてくるだろ?」

秋雲「なるほどねー! そうやって提督の愛情を確かめてる訳かぁ……性格悪いなー!」

長波「せ、性格悪いとか言うな! ちゃんとフォローしてるから大丈夫だっての!」

早霜「どんなフォローしてるの……? 私すっごく興味あります……」


長波「お、おい、目が怖いぞ早霜……いや、凄まれても教えるつもりはないが……」

秋雲「そんなことされても長波を側に置いとくってことはさー、あっちのフォローってことじゃないの~?」

長波「こら! 巻雲が居るんだぞ!? 自重しろって言ったばかりじゃないか」

巻雲「……zzz」

夕雲「あらあら、巻雲さんはもうおやすみの時間ですか~」

清霜「ホントお酒弱いねー! 可愛いねー巻雲姉さんは……うりうりー」

巻雲「んう……もう食べられないかもぉ……zzz」

早霜「きっと夢の中でもキャラメル食べてるわね……」

秋雲「さーて長波、白状してもらうよ~? ここからはオトナの時間だからねえ……むふふ!」

長波「ぐっ……仕方ないな。酒の席だし、ぶっちゃけてやるか……」

秋雲「さっすが長波ぃ! そこに痺れる、憧れるぅ! それでそれで?」

長波「言っとくが、お前の想像してるようなもんじゃないぞ……ただ提督を甘えさせるだけだ」


清霜「甘えさせると言えば、夕雲姉さんの専売特許だよねー!」

夕雲「そうかしら? 雷ちゃんも相当だと思うけれど……まぁ提督は甘えん坊さんよねえ」

秋雲「ちょっと期待外れな感じだねー……ってかさー、長波ってそんなキャラだっけ? もっと男前キャラじゃなかったー?」

長波「……だからこそ、だろ」

秋雲「んー? どーゆーこと?」

長波「あたしは夕雲みたいには出来ないからさ……でも、こっちが提督をへこませたら、慰める口実が出来るだろ?」

秋雲「なーるほどねえ……『田中少将の話ばっかりしてごめんな。でも今のあたしにはあんただけだぜ……』とか言いながら慰める訳かー……」

秋雲「そのふくよかな胸で抱きしめちゃったりして!? いやー薄い本が厚くなりますなー!」

長波「か、勝手に妄想すんなよ! 外れちゃいないけど……」

秋雲「照れなくてもいいじゃんかー! いやー甘酸っぱいねー! 次は提督×長波本にしよっかなー?」


清霜「薄い本ってえっちな本でしょー? 駄目だよ秋雲姉さん! 長波姉さん恥ずかしくて死んじゃうよ!」

長波「いや、あたしは大丈夫だが……提督が嫌じゃなければ、いいぞ……」

早霜「駄目です……書くなら私と司令官を書いてください……見たいです、とても見たいです……」

秋雲「こ、怖いからそんな目で見ないでよ……夕雲型本でどっちも出してあげるからさー!」

夕雲「でも長波さん、うらやましいわねぇ……そんな立派な胸、私も欲しいわぁ」

長波「そ、そんなにいいものでもないぞ……汗かくと蒸れるし、痒くなっても人前だと掻けないし……なによりジロジロ見られるからな……」

清霜「ちっちゃい私には分からない悩みだねー……でもホントに戦艦クラスだよねー! うりうりー!」

長波「こっこら! 勝手に触るんじゃない!」

早霜「これがあれば司令官もっと構ってくれるのに……」

夕雲「凄いボリュームねえ……こんなにあったら、提督のアレも挿めるんじゃないかしら?」

秋雲「むむっ……でも秋雲さんはKENZEN路線だからねー……ちょっとネタとしてはボツかなー……しかしデカいねー!」

長波「お、お前ら……いい加減にしろよ……」


秋雲「そろそろ自重するかー……にしても長波が駆け引き上手とか面白いねー! 」

長波「お前、酒の席だからって失礼なこと言っていい訳じゃないからな」

夕雲「うふふ、長波さんが可愛らしく見えてきたわぁ……」

清霜「清霜知ってるよ! ギャップ萌えって奴だよね!」

長波「べ、別にそんなのを狙ってやってる訳じゃないぞ……ただ提督に甘えて欲しかったからやっただけだ」

秋雲「不器用な長波が提督にだけ見せる母性……あぁ^~はかどるわぁ^~」

長波「自重するんじゃなかったのかよ……どうしようもないなお前は……」

早霜「ねえ、この音……誰か来たみたいですよ?」

夕雲「誰かしら、こんな時間に……あら、珍しいお客さんですね」

秋雲「いや~これは珍しいメンバーですなー!」


満潮「なっなによ、あんたが呼んだんじゃない」

夕雲「あら、私ではないけれど……誰でしょう?」

曙「そこの無駄にテンション高い奴に呼ばれたのよ、このクソ作家!」

秋雲「やー、雁首揃えていらっしゃいませー! さー座って座ってー! もう待ちきれなかったんだよー?」

霞「いきなり呼び出しておいて何言ってんのよこのクズ!」

秋雲「いやー相変わらずきっついねー! 霞様もどうぞこちらへ~」

霞「な、何よ霞様って、気持ち悪いったら……あっ……」

清霜「霞ちゃん! 来てくれてありがとー! 会いたかったよ!」

霞「ちょ、ちょっと清霜、皆見てるったら……」

秋雲「いやいや~、見せつけてくれるね~! こりゃ清霜×霞もリアルにアリだね……!」

霞「なに訳分かんないこと言ってるのよ……馬鹿じゃないの」

清霜「霞ちゃん、私の隣でいいよねっ? 座って座って!」

霞「わ、分かったから引っ張らないでったら、もう……」



供養完了

ダカダッダッ、ダカダッダッ、ダー、ダカダッダッ、パッパパーパパパパー、パパパパー、パー、パー

KADOOOOOOOM!(爆発音)

(ダミ声)大海を旅するセクシー美女バンド軍団、我らが女神、ブーブス・セクシー・スクワドロン・バンド、BSSB!

空母棲姫!「アーハ?今日のターキーはアンタってわけ?」セクシー!ソー・セクシー・エクスプロイッティン・ブルネット・ビューティー!
知性とウィットと強い艦載機を備えた我らがリーダー!ギターリスト!

南方棲戦姫!「ねえ、いい事考えた!あなたが私のかわりにトイレに行ってくればいいのよ」ソー・テンプテイティン・ブロンド・エアーヘッド!
とにかく頭が悪いがブロンドで美女!白髪じゃないかって?プラチナブロンドもブロンドのうちだ!

離島棲鬼!「まだダメ……まだ降りてこないの……ボーキサイトちょうだい」ソー・エキゾティック・ダークヘアード・ゴシック!ゴス!ゴシカル!
ソー・ゴシック・キューティー・スプーキー・ビューティー・ベーシスト!小さいが年齢はリーガリー・ノープロブレム!

戦艦棲姫!「……ファック?」ソー・リアリスティック・ブラックヘアード・ミスティック・バイオレント・バトルシップ!
パンチりょくはメンバー最強!46cm三連装砲?アタイのマーシャルアーツにまかせな!その腕力でボーンナム並みのドラミング!

キューティービューティーハニービー!艤装(盗品)に砲塔(盗品)を詰め込み、四人のビューティフル・ガールズ・ソー・セクシーがトラベリング!
「空母棲姫!次の海域はどこ?」「ファック!」……ブーブス・バンド・シリーズ最新作! 「ブーブス・イン・A.L.!」(四人の背後で爆発!)


改変しただけでずのうしすうがいちじるしくていかしたのでつづきません

もとねた
ttp://togetter.com/li/281650

その時である!

>>859
……特に何も起こらない!!


『ビスマルクの服はロックンロールエネルギーによって張り裂け全裸に!「アーン!ペインリーッヒ!」頬を染め悶える!』
とか

『「動くなッ!動くと……いじめるよ!」「ヒルフェ!ヒルフェ!」レーベは泣き叫んだ。』
とかドイツ艦ともあいしょうばつぐんです

E-6攻略祈願で1レス

提督「しかし、あの空母棲姫強いよなぁ……大破撤退しまくりだもん」

長門「……すまない」

提督「長門だけの責任じゃないけどな……でも長門型の装甲は伊達じゃないんだろ?」

長門「ぐっ……返す言葉も無いです……」

提督「責めてる訳じゃないけどさ。まぁ旗艦で守って貰ってんだから、もう少し頑張ろうな?」

長門「ああ……皆には迷惑をかけているな……」

提督「……よっし、これでマッサージは終わり! どうだ?」

長門「……うむ、だいぶ楽になったようだ」

提督「そりゃ良かった。ほれ、これでアイスでも食って来い」

長門「……いや、活躍もしていない私が貰う訳には」

提督「いいから食って来いって。どーせ活躍したらアイスよりいいもんやる羽目になるんだから」

長門「……ありがとう」

提督「……なぁ、やっぱり俺も一緒に行っていいか?」

長門「? 構わないが……アイスを食べたくなったのか?」

提督「いや、アイスで喜ぶ長門を見てさ、疲れを癒してもらおうかなと思って」

長門「な、なんだそれは……私にそんな効果は無いぞ?」

提督「俺にとっては有るんだよ。ほら、行こうぜ!」グイッ

長門「あっ……うん……」

提督「この戦いが終わったらさ、ゆっくり温泉でも行こうな?」

長門「……ああ、それはいいな。その時は背中でも何でも流してやろう」

提督「言ったな? よーし、次の出撃で終わらせるか! アイス食ったら出撃だ!」

長門「うむ……絶対に負けられない戦いがここにはある!」

おわり

長めだけどスレ立ては躊躇したのでここに投下、初めてのSSでひねりも特にないけど青葉が頑張るSSです




青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ! 一言お願いします!」

提督「……僕が提督だ、これからよろしく」

青葉「はい! 索敵も砲撃も雷撃も、情報収集も青葉にお任せください!」

提督「頼もしい言葉だね。じゃあ早速お手並み拝見させてもらおうか。次の海域は南西諸島防衛線、旗艦青葉、加えて鳳翔、電、響、川内、那珂の編成で出撃だ」

青葉「いきなり旗艦ですか。青葉、活躍してみせます!」


1-4 南西諸島防衛線

鳳翔「索敵機、敵艦隊を発見しました」

青葉「単縦陣で迎え撃ちます、みなさん艤装を構えてください」

響「わかったよ」

電「なのです!」

川内「夜戦のウォーミングアップにはなるかな?」

那珂「センターとられちゃっても、路線変更しないんだから!」





鳳翔「航空戦、入ります!」

ヲ級1、2「ヲッ!」

~開幕航空戦~

鳳翔「さすがに正規空母二隻は荷が重いですね、航空劣勢です。攻撃機、爆撃機の攻撃が来ます!」

青葉「回避体勢に入ってください!」

……………………
…………
……


青葉「夜戦までもつれ込んでしまいましたね……」

川内「やった~! 夜戦だ!」

鳳翔「幸いにも敵艦はヲ級が大破、リ級が中破以外は撃沈してます。私は攻撃できませんが、みなさんなら簡単に倒せるはずです」

我、夜戦ニ突入ス!

青葉「さあ、追撃しちゃいますよ!」シャッ、シャッ、シャッ

ヲ級「」チュドーン

青葉「青葉、やりました!」

鳳翔「青葉さん、後ろ!」

青葉「へっ?」

リ級「リッ!」シャッ、シャッ、シャッ

青葉「きゃっ!」チュドーン

響「そこだ!」魚雷発射

リ級「」チュドーン


……
…………
……………………

~艦隊帰投~

青葉「……」大破

川内、那珂、響、電、鳳翔「……」無傷

提督「……青葉以外は部屋に戻っていいよ。入渠したい人は勝手にドックに入って」

青葉以外「「「「「わかりました」」」」」

ガチャ――パタン

青葉「司令官、あの――」

提督「青葉、初の実戦はどうだった?」

青葉「ふぇ? ――そっ、そうですね。ヲ級を仕留めて青葉、油断してしまいました。次は戦闘が終わるまで緊張を解かないようにしないと、と思いました」

提督「……うん、いいね。君にしよう」

青葉「な、なにがですか?」

提督「青葉、現時点をもって、君を僕の秘書艦に指名する」

青葉「えっ……えっー! 青葉がですか!?」

提督「もちろん」

青葉「で、でも青葉は今回唯一大破した艦ですよ?」

提督「でも君はその教訓をちゃんと身に刻んでいる。それに、君は……」

青葉「……提督?」

提督「いや、なんでもない。それで返事は?」

青葉「は……はい! 青葉、秘書艦の任、承りました!」

~数週間後~
提督「カムラン半島、バシー島沖、東部オリョール海と順調に攻略できて、戦力も整ってきたけれど……」

青葉「次の海域は最初の難関と言われている沖ノ島海域ですね。青葉の情報によると奥地には戦艦ル級が三隻から四隻待ちかまえているとか」

提督「いやそれ大本営から送られてきた書類を盗み見ただけでしょ」

青葉「てへっ、バレてましたか」

提督「まったく、曲がりなりにもジャーナリストのつもりなら自分の足で情報を集めてよ」

青葉「さしもの青葉も沖ノ島海域に単艦突入はさすがに……」

提督「だろうね、行かせる気もないけど。じゃあ編成を伝えるね」

青葉「……はい(さすがに重巡の中でもスペックの低い青葉では沖ノ島海域への出撃は……)」

提督「空母、赤城、加賀。戦艦、山城、比叡。重巡、愛宕、旗艦、青葉だ」

青葉「……! ……わかりました、みなさんに伝えておきます」

提督「頼んだよ」

2-4 沖ノ島海域

加賀「敵艦隊、発見しました。空母はいないようなので、制空権は確保、攻撃機、爆撃機で駆逐艦二隻を撃沈」

青葉「わかりました、では砲撃戦に入ります!」




愛宕「砲撃、行くわよー」

チ級1「」チュドーン

山城「主砲、よく狙って、てぇー!」

チ級2「」チュドーン

青葉「みなさんやりますね。だったら青葉も……主砲、撃ちます!」

リ級エリート1「」チュドーン

青葉「やりました! ……はっ! まだ敵艦は残ってます。注意を怠ってはいけません」

比叡「最後の艦……撃ちます、当たって!」

比叡「ひぇぇぇぇ! 外してしまいました!」

赤城「雷撃戦に入ります、注意してください!」

青葉「よーく狙って……発射!」ドシュ

リ級エリート2「ヨケラレナイ! ナラバ!」チュドーン

青葉「これで敵艦全滅です! 次の艦隊は……」

愛宕「……っ! 危ない!」

青葉「えっ……きゃぁぁぁぁ!」チュドーン



~出撃2回目~

青葉「青葉、今度こそ大破しません!」

リ級エリート「クラエオラァ」ドン

青葉「」大破




~出撃5回目~

青葉「青葉のせいで一マス目から進めません……今度こそ!」
イ級「クチクカンナメンナ」ギョライハッシャ

青葉「」大破




~出撃10回目~

青葉「こっ、今度こそは!」

敵艦六隻「テメェノセキネェカラ!」ドーン、ドーン、ドーン

青葉「」大破






提督「これで出撃二十回、全て一マス目撤退か」

青葉「……」

提督「さすがに最初の難関と言われているだけある、一筋縄ではいかないね」

青葉「……司令官、お話があります」

提督「なんだい、青葉?」

青葉「青葉は、重巡としては弱い部類に入ります。というかぶっちゃけ燃費以外は最低ラインです」

提督「……」

青葉「出撃の最中の建造で陸奥さんが出ましたよね。なんで青葉と入れ替えないんですか?」

提督「青葉、君は艦艇時代のことは覚えているかい?」

青葉「? ……はい、うっすらとですが記憶に残ってます」

提督「僕はね、重巡青葉にずっと憧れてたんだ」

青葉「!」

提督「何度も何度も大破し、味方の艦艇に曳航してもらって修復され、戦線に復帰する。倒しても倒しても立ち上がるその艦艇に、敵方からついたあだ名はソロモンの狼」

青葉「……」

提督「君は、少なくとも君を操っていた軍人たちは諦めたことは一度もなかっただろう。だからこそ重巡青葉は大破着底という形ではあるけど、海外の海で撃沈されず呉の港で生き残ったんだ」

青葉「青葉は……」

提督「それなのに君は、君を日本まで連れて帰ってくれた君の乗員と違い、諦めてしまうのかい?」

青葉「青葉は……青葉は、諦めません! もう一度出撃させてください!」

提督「……よし、頼んだよ青葉」

青葉「はい!」

~出撃21回目~

青葉「……重巡リ級エリート、撃ち漏らしました。雷撃戦に入ります」

リ級エリート「オチロォォォ」ギョライハッシャ

青葉「……今日の青葉はひと味違いますよ?」ヒョイ

エリリ「!?」

青葉「お返しです!」ドシュ

エリリ「」チュドーン

赤城「やっと一マス目突破ですね」

加賀「まったく、ずいぶん手間をかけさせてくれたわね」

青葉「恐縮です……」

比叡「ま、まあ突破出来たんですし、進撃しましょう!」




~ボスマス~

戦艦、フラル、エリル×3、駆逐艦、エリニ×2


青葉「随分手ごわい編成ですね」

加賀「昼戦で決着をつけてしまいましょう、艦載機発艦!」

フラル「アタンネェヨ」ヒョイ

加賀「くっ!」

青葉「砲撃戦に入ります!」


……
…………
……………………

フラル「フハハハハ、アットウテキダナワタシハ」無傷


青葉「……はぁ、はぁ」中破

赤城「結局落としきれませんでしたね」中破

加賀「そんな……バカな」大破

山城「はぁ……不幸だわ」大破

比叡「ひぇぇぇぇ!」大破

愛宕「ちょっと……やられちゃいましたね」大破

青葉「夜戦で動けるのは青葉だけですか……戦艦相手はきついものがありますが……青葉は諦めません!」

フラル「オマエジャムリムリ」


我、夜戦ニ突入ス!


青葉「何度大破されても立ち上がる、ソロモンの狼、青葉をなめないでください!」

青葉「いっけぇぇぇぇ!」シャッシャッシャッ

フラル「ナン…ダト…」チュドーン

勝利S!

青葉「青葉……やりま、した」





青葉「……ハッ、ここは……執務室?」

提督「おはよう青葉、よく眠れたかい?」

青葉「司令官……沖ノ島海域攻略は……?」

提督「青葉のおかげでS勝利をとれたよ。よく頑張ったね」

青葉「はい、青葉……頑張りました。ですからご褒美が欲しいです」

提督「なんだい? 僕の出来る範囲ならなんでもしてあげるよ」

青葉「でしたら……頭を撫でていただけますか?」

提督「……お安いご用さ」ナデナデ

青葉「司令官……」

提督「ん?」

青葉「いえ、なんでもありません。青葉これからも頑張ります!」


終わり

青葉は史実をみる限り、完全な主人公属性だと思うんだ
ヒロインしてる青葉は書けないから誰か書いてください

提督「皆、AL/MI作戦の成功ご苦労だった。これで奴らも暫くはおとなしくなるだr」

赤城「提督、あの」チラ

金剛「そこで優雅にティータイムを過ごしているのは誰デスネー?」チラ

戦艦棲姫「?」カチャ

提督「今この執務室には私と君達しか居ない、いいね?」

川内「…アッハイ」


E-6?無理…いえ、知らない子ですね

似たようなネタで


~鎮守府~


提督「くっそぉ!ALとMIに主力を送ったせいで迎撃できん…!!」

大淀「これは流石にマズいですね…」




元帥「安心したまえ!!」




提督「か、閣下!?何故ここに!??」

元帥「君達のように迎撃する能力がない鎮守府に説明に回ってるんだ」

大淀「説明、ですか」

元帥「ああ、我々には最後の切り札がある。そしてそれは決して破られることはない!」

提督「そ、その切り札とは一体!?」

元帥「ああ、それは君たちも良く知る──」


~深海側~


戦艦棲姫「フフフ…ガラ空キトナッタ鎮守府ヲ攻メル、コレガ我々ノ作戦ノ肝ヨ…」

空母棲姫「今マデ待チ構エルダケダッタ我々ガ、マサカ攻メコンデクルトハ思ウマイ」

ル級「コノ戦イ、我々ノ勝利ダッ!」




???「ちょっと待った!」




戦艦棲姫「!?何者ダ!!」




羅針盤妖精「ここから先は駆逐艦か軽巡洋艦のみの編成しか通せない!」




戦艦棲姫「フン、何ヲ馬鹿ナコトヲ──」

空母棲姫「ナ、ナンダ!?カ、体ガ勝手ニ!!?」

タ級「鎮守府ノ方角カラ反レテユク!?」




羅針盤妖精「もう一回遊べるドン!」




戦艦棲姫「コ、コンナ事ガ──ウ、ウワーッ!」








ポーン

【気のせいだった】


【出撃終了!】

ガシャン!

出撃童貞提督の話からのインスピレーション。話は書きながら考えた






電「司令官さん」

提督「なんだい、電?」

電「電は提督さんの初期艦なのです」

提督「うん、そうだね」

電「この鎮守府も駆逐艦や軽巡、重巡、さらには戦艦や空母の皆さんも建造されて賑やかになったのです」

提督「それで?」

電「なのに……なんで未だに1-1すら攻略してないのですか!」

提督「うーん、なんだか気乗りしないんだよね~」

電「曲がりなりにも軍人なのですから、出撃しなきゃ駄目なのです! 電なんか演習だけで実戦に参加したことないのにもうレベル98なのです!」

提督「おっ、もうそこまでいったの? じゃあ明日は出撃出来るかもしれないよ?」

電「ホントなのです!?」

提督「ホントホント、だからさっさと今日の分の演習消化しといて」

電「なんかはぐらかされてる気がしてならないのです……とりあえず行ってくるのです」

ガチャ――バタン

提督「そうか、やっと99レベルか。コネフル活用してここまで出撃しないでいたのもそろそろ無理あったしよかった」

電「電の本気を見るのです!」ドン

ながもん「駆逐艦の砲撃でやられるとは……だが悪くない」

電「やったのです!」MVP

98→99





電「艦隊帰投したのです、司令官さん」

提督「おかえり、演習どうだった?」

電「とうとうレベルキャップに達してしまったのです。きちんと出撃してる鎮守府の艦娘の皆さんには申し訳ないのです」

提督「まあそれも今日で終わり、明日からはちゃんと攻略を始めるよ」

電「ホントなのですか!」

提督「うん、そのためにこれを受け取ってほしいんだけど」

電「? ……こ、これはケッコンカッコカリの指輪なのです!」

提督「どう? 驚いた?」

電「むしろ呆れたのです。出撃を一回もしてない艦娘がケッコンするなんで前代未聞なのです」

提督「まあそうだろうね」

電「今まで出撃しなかったのは、まさかケッコンしてなかったからなのですか?」

提督「うん、どうしてもね、カッコカリでもケッコンしてから出撃させたかったんだ。『この戦いが終わったら電と結婚するんだ』なんて見え見えの死亡フラグ建てたくなかったし」

電「そんなくだらない理由で……」

提督「死亡フラグバカにしてると痛い目見るよ?」

提督「じゃあ早速出撃してもらおうか。旗艦電、加えて青葉、大和、武蔵、加賀、大鳳」

電「1-1攻略する艦隊ではないのです。深海棲艦もびっくりなのです」

提督「電以外も練度は軒並み90越えてるからね、大抵の海域は突破できると思うよ」

電「ここまでサボってた分、キチンと働かないと鎮守府おとりつぶしになるのです」

提督「そうならないように頑張って、電」

電「わかりました司令官さん……いえ司令官」

艦隊に青葉を入れたのは個人的な嫁艦だから

なお我が鎮守府は3-1、4-1までしか攻略してない中堅鎮守府、当然最高レベルは加賀の37くらいで、大鳳、大和、武蔵なんぞいません

出撃してない→戦果ゼロ→司令部レベル低い→つまりイベントは……?

艦これで航空戦艦が強化されたらこうなる(願望)





日向「やはり航空戦力と大型口径砲塔を兼ね備えた航空戦艦はロマンに溢れてると思わないかい、提督?」

提督「思わん。所詮水上機しか積めず、火力も普通の戦艦より落ちてるのにロマンもへったくれもあるか」

日向「なんだと……提督、それは航空戦艦への侮辱だ。取り消せ!」

提督「取り消さん。そんなに認めてほしかったら空母の艦載機を積んだ上で通常の戦艦と同数の砲塔を装備してみせろ」

日向「……いいだろう、やってやるさ。半年間修行させてもらう、いいな」

提督「構わんよ、貴様がいなくとも艦隊は運用できる」

日向「目にものを見せてやるから首を洗って待ってろ」

日向「それから私は様々な修行に取り組んだ。山籠もり、滝行、断食、死ぬかと思ったことは数知れず、だがとうとう私は航空戦艦として正規空母を上回る航空戦力運用能力、大和型戦艦に匹敵する火力を手に入れた。これで提督にぎゃふんと言わせられる!」







提督「くそっ、AL、MIを制圧出来たと思ったらまさか鎮守府を直接襲撃にくるとは……!」

鳳翔「提督、航空戦で太刀打ち出来ません!」

青葉「砲撃戦でもこっちは火力不足ですぅ!」

提督「主力の戦艦と正規空母は出払ってる。このままだと上陸されるのも時間の問題だぞ……!」





日向「困っているようだな、提督」

提督「お前は……日向! 頼む、あの時の言葉をまだ怒っていても、今だけは力を貸してくれ!」

日向「ふふっ、もう怒ってなどいないさ。今の私は深海棲艦が束になっても敵わないぞ?」

提督「なにを言って……」

日向「艦載機、発艦しろ!」ブーン

つ震電改60機

提督「なっ、陸上機だと!」

ヲ級「ツヨスギヲワタ」

日向「驚くにはまだ早いぞ?」ドンドンドーン

46cm三連装砲×4

提督「大和砲ガン積みだと!? なら航空機はどのスロットに仕舞ってたんだ!?」

日向「もはや私にスロット枠なんてものはない。回避能力すら駆逐艦よりも上だ。これぞあらゆる要素で他の艦種を上回る、航空戦力と火力を兼ね備えた最強の航空戦艦だ!」

提督「前言を撤回しよう。日向、お前こそ海軍最強の艦艇だ!」

勢いで書いた後悔はしていない。ちなみに航空戦艦では山城が一番好きです

あげ忘れた


伊58「やったー! お仕事じゃない海にきたー!」

提督「休暇が欲しいと言ったらまた海に来るとは……」

伊58「だって海好きなんだもん、お仕事じゃないときは海で遊びたいよぉ」

伊58「そうだ! てーとく、一緒に潜ろ?」

提督「潜ろう……って俺はお前達のように深くは潜れないぞ?」

伊58「心配ないでち! ゴーヤが連れて行って上げる」

伊58「ほらほら、こっちこっち」

提督「お、おいそんなに強く引っ張るなって!?」



伊58「これぐらい沖に出たら深く潜れるよ!」

提督「生身のままじゃ長く潜れないって」

伊58「準備はいーい? せーのっ、きゅーそくせんこー!」

提督「お、おい手を引っ張……ごぼっ!」



提督(ゴーヤに手を引かれてどんどん下に……耳抜きしつつ……)


提督(海面が遠くなってきて……10mぐらいになるか? もう少しいけそうだが……圧がかかってき始めたな)


伊58「…………」ニパッ


提督(本当に楽しそうな笑顔だな……もう少し頑張ってみるか)


伊58「…………」

伊58「……?」クイクイ

提督(指先を下に向けて……まだ潜ると聞いてるのかな、これは。戻りの事も考えてこれぐらいの深さにしておこう)


伊58(てーとく、首を横に振って……そっか、これぐらいがいっぱいなんだ)

伊58(あはっ、光はまだ差し込んでるけどお魚が居ないからそれでも二人っきり)

伊58(ずっと手も繋いでるし、水中でデートなのでち!)

伊58(水深そのまま、微速前進航行開始でち!)



提督(自力で泳ぐよりも早いなこれは……さすが潜水艦娘といったところか)

提督(だが俺のほうがそろそろついていけそうにないな、息が続かなくなってきた)

提督(こっちを向かせて……上を指差して……喉を触って)


伊58「…………?」

伊58「…………♪」ニパッ


提督(お、おい手を離してくれ)

伊58(いいこと思い付いたでち! てーとく、こっちにくっつけて……)

提督(逆に引っ張られて……まて早く上がりたいんd)


        ちゅっ   ふぅぅぅぅぅ

提督「……!? ごぼっ!?」

伊58「んー………」


        ふぅぅぅぅ…………


提督(ゴーヤの顔が目の前に……肺が空気で満たされて……いや、なんか甘い香りまで一緒に)

提督(殆ど抱きつかれてる状態に、その、色々感触が)

伊58(酸素きょうきゅー……えへへ)

伊58(このまま、ゆっくり浮上ーっ。一人じゃ味わえない海の中での暖かさ……これすっごく好きかも)


         ざばっ!  ざばぁっ!

提督「……おい、上がるならさっきのは要らなかったんじゃないか?」

伊58「……えへへ」

提督「誤魔化すな。……ったく」

伊58「てーとく、お顔真っ赤でち」

提督「ふん……ゴーヤ、お前も真っ赤だぞ」


伊58「えへへ……」ギュゥッ

-----------------
唐突に可愛いゴーヤを書いてみたくなった、特に理由は無い。


翔鶴『赤城さんが沈んだ? いったいどうして!?』

加賀「あなたたちがMI作戦を実施している間に本土近海に敵勢力が現れたのは知っているでしょう?赤城さんはその迎撃に向かって……」

翔鶴『…………』

加賀「本土防衛作戦発令時、提督は全空母にダメコンの装備を厳命したわ。それなのに赤城さんは沈んだ。つまり……」

翔鶴『……まさか、ダメコンを積み忘れて……?』

加賀「ええ、ほぼ間違いないわね。何度目の出撃だったのか、私でさえ曖昧だったし……」

翔鶴『…………それで、提督は?』

加賀「執務室に籠ってるわ。寝るとは言っていたけど、恐らく……」

翔鶴『…………』

加賀「兎に角、貴女たちは早く帰ってきて頂戴。秘書艦の貴女が居ないとこの鎮守府は回らないの」

翔鶴『分かりました。なるべく早く戻ります……』

翔鶴『…………加賀さん、提督と本土の事、よろしくお願いしますね』

加賀「言われずとも分かっているわ。それじゃ」

ブツッ…ツーツーツー…

加賀「…………赤城さん……」ギリッ

カチャ…キィィ……

提督「……加賀、居るか?」

加賀「!? はい、私は此処に」

提督「……加賀に頼みがある。鎮守府近海の敵を掃討後、烈風と彩雲のみを装備して一○三○までに第一埠頭まで来て欲しい」

加賀「……念の為に尋ねるけど、ダメコンはどうするの?」

提督「なしだ。基本に立ち返る。損害が出たら即撤退だ」

加賀「…………」

提督「無論、無茶を言っているのは分かってる。だから、今回の件は俺からの個人的なお願いだ」

加賀「…………」

提督「寧ろ俺はお前の相方を沈めた仇みたいなもんだ。断ってくれても構わな……」

加賀「嘗めないで貰える?」

提督「!」

加賀「赤城さん亡くとも私は誇り高き一航戦よ。忘れないで頂戴」

提督「…………」

加賀「…………一○三○ね?分かったわ」

提督「……悪いな。こんなどうしようもないバカが提督で……」

加賀「最初から承知していたことよ。今更気にしないで」

提督「ははは、手厳しいな。……頼んだぞ、加賀」

加賀「一航戦、出撃します」




今回のリアルE6で起こったことを文におこしました。
自己満ですが、ケジメと言うか区切りとして投下。

なおE6は最終的に無傷でボスまでたどり着いた加賀(と道中で中破していた大和)が敵の攻撃をダイソンして勝ちました。
加賀さんマジありがとう。
そして赤城さんマジごめんなさい。



      がちゃっ   すたすた……


雷(ふわぁ……まるふたまるまる……お手洗い……ぅー……)


      ぱたん  ざぁぁーっ


雷(……手を拭いて……)

      すたすた……

雷(……ん……執務室の明かりがついて……)


      かちゃり

雷「……しれいかん……?」

提督「ん、雷か。こんな時間にどうした?」

雷「ん、んぅーっ……ふぅっ。それはこっちの台詞よ司令官」

雷「秘書艦である私をおいて何お仕事してるの? それもこんな夜遅く」

提督「ちょっとな。明日に手配したいものを色々やってたらな」

雷「……まだかかりそうなの?」

提督「もうちょっと……かな」

雷「もう、そうやって言ってるけどいつも遅くなったりするじゃない!」


雷「どれだけあるの? 手伝うわよ」

提督「いや、大丈夫だって。雷は寝ておいで」

雷「だーめ、夜戦に比べればこれぐらい大した事ないんだから」

雷「椅子もってきて……よいしょっと」


雷「ていっ!」バッ

提督「あ、こら書類とるなっ」

雷「ふんふん……物資の支給要請と遠征の作戦計画書ね、なるほど」

提督「あー、まあ……大規模作戦の折に大分消耗したからな」

雷「それをこれだけの量やっていればそりゃあ時間かかるわね」

雷「いいわ、二人でちゃちゃっと片付けちゃいましょ!」


      かりかり  かりかり……


雷「司令官、私じゃ頼りない?」

提督「ん? 何を急に」

雷「ずっと私が秘書艦やっているけど、見てるとわかるのよ」

雷「どこか私に遠慮してる。って」

提督「そんなつもりは……」

雷「ある。今のこのお仕事だって、速いうちから手伝えればこんな遅くにならなかったわよ」

提督「…………」

雷「司令官のために秘書艦やっているんだから、何でも私に言って頂戴。ね?」

提督「なんというか、その」

雷「ん?」

提督「雷には傍に居てくれるだけで何か満足しちゃうんだよな」

提督「それ以上を望むのはなんか悪い気がしてしまうんだ、おかしいかな」

雷「何よそれ……艦娘を働かせない提督なんておかしいに決まってるじゃない」


雷「……でも、そっか。…………それならずっと傍に居てあげるわよ!」

雷「だけどこれからは私もちゃんと働かせるように! 私は勝手に手伝うけど」

雷「ちゃんと指示出せるようになりなさい?」

提督「ああ、わかった」


雷「ほら、二人でやればすぐに残りこれだけになったじゃない」

提督「…………」

         うつら……うつら……


雷「…………」

雷(もう! 一人で無理しようとするからそうなるんじゃない)

雷(私のひざ掛けだけど……何もないよりはマシね)


         そっ……ふぁさっ

雷(仕方ないわね……残りは私がやっつけてあげちゃいましょ!)


―――――
――――
―――


提督「…………ん……ふぁぁぁ……いつの間にか寝てしまっ……」

提督「書類が全部出来上がっている……」


雷「すぅ……すぅ……」

提督(雷が残りをやってくれたのか……なんだか悪い事してしまったな)

提督(ともあれ、雷は寝室に運んでやろう)


       すっ……ぐいっ

提督(擬装が無いとこんなにも軽いんだな……っと、揺らさないようにそっとそっと)

雷「……んぅ……」ギュッ


提督(よっ……と。うん、起きてこないな、大丈夫だ)

提督(今日の遠征計画、雷を派遣する予定だったが……まあいいか。代役は他に充てよう)

提督(やってもらった分に比べれば1枚書き直すくらいどうってことはないな)


提督「おやすみ。雷……」

         なでなで

雷「しれいかんは……わたしがいないと……だめ……なんだからぁ……すぅ……」

憲兵さん。俺です(両手首を差し出す音)

雷を旗艦にすると色々ダメになりそう

両乳首に見えたよ

>>921
憲兵さん、こいつです。


ふと思い付いた深海側目線の小ネタ


ー頑張れ戦艦棲姫さんー

<2013秋>初登場
戦艦姫「アイアンボトムサウンドニ……沈ミナサイ……」

提督「姫クラスの……戦艦だと!?だが、ここで引くわけには行かない!」

ーーE-5突破

提督「あー、疲れた……武蔵手に入ったけどここはもう掘りでも来たくないな……」(帰投

戦艦姫「痛い目にあったけど、私の怖さは見に染みたでしょうね。フフフ……」


ーー秋イベント延長

戦艦姫「あら?そろそろ深海鎮守府への帰投時期のはずだけど、連絡が……あら通信が」

深海提督『ごめーん、ちょっと派遣期間延期で。後、この箱送っとくんだけど、命の危機を感じた時に相手にわたすといいよ』

戦艦姫「はい?」


提督達「「おい!ねーちゃんでてこんかい!ここに矢矧があるのはわかってんやぞ!!」」
北上「あうおうおーうわかってんだぞー」


戦艦姫「ヒイッ!?」

ーーフルボッコ

戦艦姫「矢矧が何かわかりませんが、こちらの箱をお渡しするんで勘弁してください……!」

提督「おうおう、これだよこれこれ。すまんかったなーねーちゃん。ほな帰るわ」

戦艦姫「ほっ……」


戦艦姫「けど、私をここまでコケにしたツケ……いつか払わせてあげる……」





<2014春>再登場
提督「道中に戦艦姫……だと!?まぁ所詮秋でフルボッコにしたし今回m(ry」

戦艦姫「ナニカイッタ?」(艦むす1発大破

提督「て、撤退だー!!(ムサシヨンデコイ!」


ーーE-5ボスマス
提督「何とか戦艦姫をやり過ごして最深部につけたぞ……」

離島姫「ココマデ来ルトハネ……」
戦艦姫「逃ガサナイワヨ……」

提督「…………」


ーー命名、ダイソン
提督「今だ!撃て!!」(艦むすカットイン

戦艦姫「ヤラセナイ」(庇う

提督「くそ!!またトドメが刺せなかった!!!」

戦艦姫「(これが秋に私をコケにしたお前達への復讐だ!!)」

提督「このダイソンが!!覚えてろよ!!」(帰還

戦艦姫「え?ダイソンって…… まぁこの私に恐れを成したってことでいいのかしら…… 釈然としないけど」


ーーE-5クリア
提督「何とか追っ払ったぞ…… でも二度とダイソンに会いたくないわ……帰ろ」


戦艦姫「あーあー、ボロボロにやられちゃったわねー。にしても何よあの戦艦艦むす。ムサシ? 秋の魚雷女達じゃないけどまた厄介なのが増えたわね。ほら離島、帰って次に備えるわよ」

離島姫「痛い……帰りたい……引きこもる…… もう出たくない(ナツハコミケイキタイ……)」

戦艦姫「…………はぁ、提督に相談して違う子呼ぶしかないかしら……とりあえず次に備えましょ」



<2014夏>カウンターアタック ツインダイソン
戦艦姫「ALに陽動されたように見せかけて、MIを攻めさせる、更にそれすら囮で私が奴らの島へ乗り込む……流石提督だわ、完璧な作戦よ……」

戦艦姫(妹)「正規空母や戦艦もMIに来ていたようだし魚雷女の報告も来てる…………やつらの基地にはもうろくな戦力がいないはず! 私と姉さんの二人でいけばそんなのが掛かってこようと……フフフ」


戦艦姫「「ナンドデモ、シズメテ……アゲル……」」


武蔵「ん?またお前か。春ぶりか」
大和「提督に今回はお留守番がてらお休みを頂いていたとはいえ……」

戦艦姫「…………」

北上「来たなら追い返さないとダメだよねー」


戦艦姫「「ヒィッ…………」」


ヨンジュウモンノギョライ、ニカイイキマスヨ
http://kancolle.x0.com/image/89040.jpg

ギャー

ネエサーン!


戦艦姫の明日はどっちだ!

頑張れ戦艦姫、次回は空母姫とタッグだ!!(個人的予想)

まぁ、実際はE-6苦労したけどそこはネタと言うことで(笑)
本土攻めたら主力がごっそり残ってたとか、いくら強くても相手にとっちゃ悪夢よね(特に北上様は

一発ネタ。タイトルつけるなら"捨提督と撃沈姫"

――再建された鎮守府

提督「思えば、ここまで長かった」

空母棲姫「再びに提督になることが、か?」

提督「違う。君と公にイチャイチャできるのが、だよ」

空母棲姫「……自分の立場がわかってるのか?」

空母棲姫「一度は海軍に地位も艦娘も家族も奪われて、棄てられて」

空母棲姫「やっと見つけた拠り所が瀕死で漂流していた私」

空母棲姫「人で在りながら、私に肩入れする人の敵」

提督「なら君はどうなんだい?」

提督「人に助けられ、共にいることを選んだ深海棲艦さん」

空母棲姫「……不毛な争いね」

提督「君は何も気にしなくていい。俺が君を守るから」

空母棲姫「戯言を。今の貴方に何が出来る。せいぜいその書類を片づけるのが関の山」

空母棲姫「貴方には恩がある。私がお前を守ってみせる」

提督「いや、俺が守る」

空母棲姫「私が守る」

提督「俺が!」

空母棲姫「私が」


「「……」」


空母棲姫「……いいだろう。そこで見ているといい」

提督「ちょっと待て。どこに行くつもりだ」

空母棲姫「正面海域に決まっているだろう」

提督「駄目だ。君は――」

空母棲姫「それこそ愚問というもの。私の命は貴方のもの。牙を向く者はみんな敵」

空母棲姫「貴方はそこで見てるといい。私が貴方の矛となる所を」

空母棲姫「貴方の矛が全てを薙ぎ払う所を」



提督「違うんだ……」

提督「君は燃費が……極悪なんだ」

戦艦棲姫をプレイヤー側で使える動画を思い出し、ついカッとなってやった。
北方棲姫より空母棲姫を鹵獲したい


それでは数レス失礼いたします。タイトルは『北方棲姫「遊びにいくの!!」』とでも



 ~ 深海棲艦側 某拠点 ~

中間棲姫「うーん、どうしたものか…」ムムム

空母棲姫「あら、どうしたのそんなに考え込んじゃって。なんだったら相談に乗るわよ?」

中間棲姫「ありがとう。いや、私のことじゃなくて北方棲姫ちゃんのことなんだけど」

空母棲姫「あら、結果的には負けちゃったけど作戦自体は終了したから今はのんびりしてるんじゃないの?」

中間棲姫「いや、私ものんびりしようと思っていたんだけどね…」

 ~   ~   ~

北方棲姫「遊びにいくの!!」

中間棲姫「…はい?」

北方棲姫「だから艦娘たちのところに遊びにいくのー!!」ウガー!!


中間棲姫「えーっと、北方棲姫ちゃん。作戦は終わったのだからしばらくは休んでいたほうがいいと思うわよ。ほら、護衛要塞も疲れてるみたいだし」

護衛要塞「」イヤ、ワタシタチモソウイッタンデスケド

護衛要塞「」ドウモナットクシテクレナクテ…

北方棲姫「いくの!いくの!!遊びにいくのー!!」ジタバタジタバタ!

中間棲姫「ああ、確かにこれは諦めさせるのは難しいわね」

中間棲姫「いい、北方棲姫ちゃん?私たちがやっていたのは遊びではなく戦闘なのよ?今回は北方棲姫ちゃんにもお願いしたけど本当はとっても危険なの」

北方棲姫「大丈夫!私強いもん!!」フンス!

中間棲姫「…まあ、確かに強いけどさ」

北方棲姫「だからどこか遊べるいい場所教えてー!!」

中間棲姫「いや、そんなお勧め遊園地を教える感覚で言われても…」

護衛要塞「」イヤ、ホンオトネガイシマス

護衛要塞「」コッチモズットグチヲキカサレテツカレテマシテ…

北方棲姫「おねがい、おねがい、おねがーい!!!」


 ~  ~  ~

空母棲姫「…で、とりあえず仮受けして今に至ると」

中間棲姫「あれだけカエレカエレ言っていたからもう戦闘なんてしたくないなんて言い出すかとは思っていたんだけど、まさか逆のパターンが来るとは想定していなかったわ」

空母棲姫「あれじゃない、いやよいやよも好きのうちとかいう」

中間棲姫「どこの思春期の少年少女よ」

空母棲姫「アハハ…で、具体的にはどうするつもりなの?」

中間棲姫「あの態度を見た限り諦めるとは思えないし、どこか適当な海域に行ってもらおうと思ってるけど…」

空母棲姫「あまりいい場所がないと」

中間棲姫「だって北方棲姫ちゃんは遊びたいっていってるから、全く艦娘が来ない海域に派遣するわけにもいかないし」

空母棲姫「いっそのこと南方海域に派遣したら?なんだかんだいっても北方棲姫ちゃんも強いし戦闘も出来るわよ?まあ多少怪我するかも知れないけど」

中間棲姫「まあそれも考えたんだけど…反対意見が出まして」

空母棲姫「反対意見?誰から?」

中間棲姫「…港湾棲姫」

空母棲姫「あー、あの子北方棲姫ちゃんのお姉ちゃん代わりだしね」

中間棲姫「で、この話をしたら…」


 ~  ~  ~

中間棲姫「…というわけで、北方棲姫ちゃんには南方海域の最前線に行ってもらおうかとおm」

港湾棲姫「却下します」キッパリ

中間棲姫「いや、却下って決定権は北方棲姫ちゃんにあるんだけど」

港湾棲姫「駄目です、北方棲姫ちゃんは今回の作戦で何度となく撃墜されてるんですよ?その苦しみをこれ以上あの子に与えるわけにはいきません」

中間棲姫「えー、だけど北方棲姫ちゃん自身はノリノリだったんだけど…」

港湾棲姫「…分かりました。そこまで言うのならいいでしょう。ただ一つ条件があります」

中間棲姫「あ、護衛の事?その辺りはフラグシップ級で固めようと思ってるけど」

港湾棲姫「私も護衛として同行します」

中間棲姫「…はい?」

港湾棲姫「大丈夫です!出撃の際はヲ級さんの帽子を借りて変装しますので恐らく艦娘には気づかれません。これが私の出す条件です」

中間棲姫「     」


 ~  ~  ~ 

中間棲姫「…とまあ、こんな感じになりました」

空母棲姫「帽子で変装って…やったとしてもどうみてもバレバレだよね。特に胸が」

中間棲姫「間違いなくばれます。主に胸で」

空母棲姫「ヲ級もバストサイズは悪くないんだけどねぇ…」

中間棲姫「比較対象があれですからね。っていうかばれたら一部の艦娘から集中攻撃をくらいそうですよね」

空母棲姫「それ以前に北方棲姫+港湾棲姫+護衛艦隊ってどんな組み合わせよ。私が艦娘だったら間違いなく一度来て投げ出すわそんな海域」

中間棲姫「だからどうしようかなーって考えてるんです」

空母棲姫「つまり今までの条件をまとめると」

空母棲姫「北方棲姫ちゃんにほとんどダメージがいかず、なおかつ港湾棲姫が付いてくる必要がないぐらい安全で、なおかつそこそこ艦娘が来る海域…って所かしら」

中間棲姫「条件が多すぎですよね、流石にこんな条件を満たせる海域なんて…」

空母棲姫「…!!あるわ、一つだけそんな海域が」ピコーン!

中間棲姫「マジですか」


北方棲姫「カエレ………!!♪」ウキウキ!

護衛要塞「」イヤ、ナントイイマスカ

護衛要塞「」イロイロトホントウニスイマセン

リ級「」カジョウセンリョクカモシレナイデスガ

イ級「」マア、ココデアッタノモナニカノエントイウコトデ

イ級「」ドウカヨロシクオネガイシマス

168「えっ…なにこれ」

58「悪い夢…そう、これは悪い夢なんでち」

19「ゴーヤ、しっかりするの!!」

8「な、南西海域に北方棲姫(最終形態)がいる、何をいってるのかわからねーとおもうが私にも訳がわからない…」

401「と、とりあえず…報告しようか」



   ~ 東部オリョール海域 ~


大淀「提督、オリョール海域を制圧中の潜水部隊から連絡です」

大淀「オリョール海最深部にて、敵主力部隊と遭遇」

大淀「主力部隊は…北方、棲姫を含む艦隊!?」

大淀「なんで南西諸島海域に北方棲姫がいるのかはまったく不明」

大淀「とりあえず言えることは…」

大淀「なんなんだこいつら。とのことです」

提督「      」




こうして、多くの提督にとって癒しのはずの東部オリョール海はカオス入り混じる海域へと変貌して言ったのである…

以上になります
っていうか正直オリョール最深部が北方棲姫に変わっても潜水部隊だとあまり大差ないですけどね(S勝利はほぼ不可能になりますが)

それでは、また

三日月が可愛すぎるので2レスほど短いの投下。
睦月型と鳳翔さんは姉妹やお手伝いとして見るので二人ほどあまり見ない組み合わせを。


  【三航戦時代の随伴相手】


瑞鳳「三日月はこのぴょんと出た髪の毛が可愛いのよ、この髪の毛が」 後ろからアホ毛くりくり

三日月「なんだかむずむずします」 まんざらでもない困り笑顔


瑞鳳「金の瞳とか、きりっと引き締めた表情も可愛いけど」 頭頂ぐりぐり+超笑顔

三日月「わ、わ、わ……」 頭揺れ


瑞鳳「あーもう、九九艦爆の10倍可愛い」 抱き着き

三日月(その比較はちょっと複雑です)


瑞鳳「今度の作戦ついてっていい? いーよねー?」 頬ずり

三日月(また戦隊の中に無理やりねじ込む気だこれー!?)


※ミッドウェー海戦で第四水雷戦隊第九駆逐隊の欠員補充に三日月が臨時編入したとき、
※瑞鳳が一緒についてきて"水雷戦隊の指揮下に空母がある"状態だった。


  【ラバウルでの上司】


三日月「ふぅ……」 座り

川内「あれ、三日月ちょっとお疲れ?」


三日月「ええまあ……最近やたら神通さんの、というか二水戦組に編入されていて……」

川内「あー。慣れてないとあの訓練と雰囲気は厳しいよね」


川内「この間提督の前でコロンバンガラ島沖海戦のことが話題に上がってたから多分それだね」

三日月「参加したと言っても一度切りのお手伝いだったのにぃ……」 ぐったり


川内「今度提督に、三日月はその頃 三水戦(わたしの)だって教えとく」

三日月「ありがとうございます川内さん」 ふんにゃり抱き着き

川内「慣れない猛特訓で疲れたでしょ。よしよし」 なでりなでり


※当時の三日月は川内の三水戦所属。二次創作上で神通との絡みをちょこちょこ目にしてたり
※コロンバンガラに参加してたって情報から勝手に二水戦所属だと思ってたので当初はすごく驚いた。
※ほんの四か月程度の付き合いなので特別親しくはないだろうけど時折会話するイメージがある。

終わり。三日月の登場作品もっと増えろ!

三日月を轟沈させてしまった事に激しく後悔
次手に入れたら駆逐隊としてしっかり育ててみよう……

こちらも3スレちょい借り


大和「今日もお疲れ様です。提督」

提督「ふぅ~……今日の執務は一通り片付いたな、肩が凝った……」

大和「ふふっ、本当にお疲れ様です、ご休憩にラムネは如何ですか?」

提督「お、大和自慢のラムネか。一つ貰おうかな」

大和「食堂の冷蔵庫に作り置きがありますから、取ってまいりますね」

提督「ん、それなら一緒に行こうか。座りっぱなしというのもそろそろ飽きたんでな」

大和「ええ、それではご一緒に食堂に参りましょう♪」


       がたっ

提督「あー、体が硬くなっ……!」ガッ

         ぐらっ

大和「! 提督!」

提督(いかん! 足がもつれて大和の方に……!)

大和(提督がこちらに倒れてきて……お支えしないと!)


        がつんっ!

大和「きゃっ!」

提督「んがっ!?」


提督「――――~~……っつー……すまん大和、擬装にぶつかってしまったようだ」

大和「え、ええと……その」

提督「そっちは大丈夫か?」

 
大和「その……提督がぶつかられた所はその…………ね、です」

提督「……? すまんまだ目の前がちかちかしててよく分からないんだ、どこにぶつかった?」


大和「その……私の……胸に……」

提督「はぇ?」

大和「ですから、私の胸、です……」

提督「!? す、すまん! すぐ離れる!」バッ


       ぐらっ  がしっ

提督「ぅ、すまん、まだ頭がクラクラしてるみたいだ」

大和「い、いえ。こちらは何ともありませんので、そこに一旦座って下さいませ」

提督「ああ……」


大和「たんこぶは……できてないみたいですね……よかった」

提督「暫くすれば痛みも引くだろう……ところで」

提督「何故胸がそんな硬い音出すような状態に……?」

大和「え!? ええと……その……それは……」

提督「あ、いや。やっぱなんでもない、気にしないでくれ。こんな事を聞くのはまずかったな」

大和「うぅ……提督にお怪我を負わせてしまうような事になりかけた以上はご説明を……」

提督「い、いや無理にとは言わないんだ、無事だったし気にしていないから、な?」


大和「あの、少しあちらを向いて頂いてよろしいですか?」

提督「あ、ああ」クルッ


        ごそごそ  しゅるっ

提督(何やらごそごそとした音が……一体何があるんだ……?)

大和「そのままで居て下さいね……こちらをお持ち下さい」


         そっ

提督「……これは? 九一……九一式徹甲弾の被帽か? 少し暖かいようだが……」

大和「はい……それを、私の胸につ、つけていまして……」

提督「は!? な、何故に」

大和「それはその……うぅ……えいっ!」


         ぎゅっ

提督「!」

提督(この後頭部に感じる柔らかさ……暖かさ……そして微かに聞こえる鼓動……!!)

提督「や、大和何を」

大和「だって……他の皆さんはとてもすごいものをお持ちで……愛宕さんや妹の武蔵ですら……なのに」

大和「私は……こんな、なので少しでもと……」

提督「い、いやそう卑屈にならずとも」

大和「擬装は自慢の主砲を携えていても、私自身は皆さんと比べると……うぅ」

大和「提督にもこの大和の事をよくご理解して頂こうと!」

提督「わ、わかった! わかったから落ち着くんだ! 落ち着いて離れるんだ!」

提督「十分すごいから! 色々とても素晴らしいから! な!? そんな卑下しなくていいから!」


大和「本当ですか……?」

提督「ああ、ああ本当だとも!」

大和「……あぁ……嬉しい!」ギュッ!

提督「ピャッ!」

大和「私、知っているんですよ。皆さんが提督の前を横切る時に」

大和「提督の視線が皆さんのお胸に行ってしまわれる事を……」

大和「ならばと私も提督の気を引く事ができればと……色々頑張っていたんです」

大和「それが功を奏したのか、時折私の事を提督の熱い視線が捕らえて……きゃっ♪」ギリギリギリ

大和「このような事になった所でこんな事を申し上げるのも気が引けますが……」

大和「お慕いしております……提督」


提督だったっぽい「」


大和「……? 提督? 提督ーっ!?」


--戦艦大和 主機関出力 15万馬力で首をキュっと--

4レスだったっぽい

大型建造する物資まだ全然たんない、大和こない(血涙

三上「…………」

提督「…………」

 黙る三上。
 睨む提督。
 固唾を呑んで見守る榛名と、既に臨戦態勢の球磨と多摩。
 肝心の大淀……いや、大淀では無い何かは、相変わらずの笑顔を崩さぬまま三上の隣にいる。

球磨「多摩」

多摩「うん、分かってる」

 二人は小さく言葉を掛け合いタイミングを見計らう。
 無言の榛名も、二人の作戦を理解して艤装に神経を集中させた。
 この大淀擬きの中身が何であろうが構わない。
 三対一ならば――負けない!

三上「ははっ――参ったな」

 不意に、三上が口を開く。
 胡散臭さの抜けないあの笑みを浮かべ、糸のように細い眼から提督を見つめる。

三上「えぇ。お察しの通り彼女は大淀ではありません」

榛名「っ……!」

三上「更に言うなら、貴方の予想通り横須賀からの輸送船団の情報を正体不明の勢力に流したのも私です」

球磨「あぁ? 意外に簡単にゲロりやがったなコイツ……」

多摩「ニャ……」

提督「……何のつもりだ、貴様」

三上「バレてしまった以上、致し方ない。証拠まで掴まれているのです、無駄な言い逃れは時間の浪費で……」

提督「動くな」

 三上が一歩踏み出す。その眉間に、鈍く光る切っ先が突きつけられた。
 疾風の如き速さで抜き放たれた軍刀は、真っ直ぐ突き出された提督の左手に握られている。
 彼ならばこの位置からでも一足で間合いを詰め、彼を斬り伏せることが出来よう。
 大淀擬きはまだ動かない。笑っている。全く微動だにしない。
 何故? 誰もがそう感じていた。しかし、それに一層の不安を重ねていたのは、榛名だけだった。

提督「選べ。この場でお縄に付くか、我々に取り押さえられるか」

三上「おぉ……怖い怖い。外国人の貴方に刀で恫喝されるとは、些か奇妙な気分ですが……」

提督「冗談で刀を抜くほど、私は甘くないつもりだ」

三上「えぇ、重々承知しています。ですから…………」

三上「――我々は悠々堂々、真っ直ぐこのまま逃げさせて頂きます」

提督「ッ!」

榛名「提督!!」

 榛名が叫んだと同時に、三上以外の全ての存在が動いた。
 真っ先に動いたのは榛名。提督の襟首を掴み、一気に引っ張って自分の胸元に抱き込む。
 少し情けない体勢ではあったが……先ほどまで彼がいた空間には、大淀擬きの薙払う腕が通過していた。
 そこに代わりに置かれた軍刀は、残像すら残す一撃で粉砕され飛び散っていく。
 もし榛名が引き込まねば、ちょうど首から上がそうなっていただろう。

球磨「っ……めぇ!!」

多摩「ニャッ!!」

 一瞬遅れて動いたのは、球磨と多摩。
 右から多摩が身を屈め、二振りの抜きつつ突進。
 左からは球磨が指を鳴らし、そのまま大淀擬きをねじ伏せようと一直線に襲いかかる。
 流石のコンビネーション、二人が大淀擬きに接触したのはほぼ同時であった。
 そして――

球磨「……!!」

多摩「う……!?」

大淀「良い動きね。でも……遅い」

球磨「がっ?!」

多摩「にゅっ?!」

 二発の炸裂音がして、二人が彼女から弾き飛ばされるのも、ほぼ同時だった。
 防御した左腕を大淀擬きが大きく振り払った、その動きだけで二人の身体はビー玉めいて宙へと跳ね飛ばされる。
 球磨は数十メートル先の倉庫の屋根に叩きつけられ、多摩は積み上げられたカーゴの山にぶつかり転げ落ちた。
 軽巡はおろか、戦艦ですらここまではいくまい。
 榛名と提督の戦慄が、空気をひりつかせる。

榛名「球磨さん! 多摩ちゃん!」

多摩「にゃぅぅ……」

球磨「っくしょお……何だってんだ……!」

 力無く起き上がる二人。予測外の一撃に、中破とはいかずとも小破相応のダメージがあるようだ。
 だが大淀擬きの身体からは二筋の煙が上がっていた。
 二人は弾かれる瞬間、背の砲で一撃を見舞っていたのだ。
 流石は、かの鎮守府指折りの猛者と言うことか。
 三上が感心そうに二人を一瞥する。

三上「油断ですか。さしもの貴女も慢心とは、人の営みは実に業の深い……」

大淀擬き『あら、中身には全く損傷無しよ?避けるまでもない、ただそれだけのこと』

三上「自負と受け取っておきます。その調子で航空機のお相手も任せられますかね?」

大淀擬き『必要無いわ。迎えが来ているもの、そちらにやらせる』

大淀擬き『聞いたわね、ムスペルヘイム。艦載機発進、呉鎮守府の制空権を掌握なさい』

『ya(了解)』

提督「待て……!」

 埠頭に歩き出す二人を止めんと前に出る提督。
 それを制止しながら艤装を構え狙いを定める榛名。
 だがそんな二人の動きも、大淀擬きが顔を向けた瞬間、ぴたりと止まってしまう。
 二人は全く同じものを見ていた。
 球磨の砲撃を受けた顔の右側面、大淀の皮が剥がれ、中から違う何かが覗いていたからだ。

大淀擬き『せっかくだから殺してしまおうかとも思ったのだけど、今は生かしておいてあげる』

大淀擬き『だから、必ず来なさい。私達と戦うの。きっと愉しくなるわ……愉しい戦争になる。きっと』

三上「行きますよ、【摩天楼】。他の超兵器達が痺れを切らす頃だ」

摩天楼『えぇ、行きましょう三上。私達の戦場へ、私達の戦争へ』

榛名「…………!」

球磨「おい提督! どうすんだ、このままいかしちまうのか!?」

提督「撃つな球磨……これは命令だ!」

球磨「せめて三上だけでもやっちまわねえと……っ」

提督「撃つなといった!」

球磨「千載一遇のチャンスなんだぞッ! 」

提督「撃つなッッ!!」

提督「……撃っても、奴は殺せん……我々が皆殺しになる……だけだっ……!!」

榛名「…………っ」

球磨「ッ……クソが……!」

多摩「にぅ……」

 摩天楼、そう呼ばれた存在は、三上を乗せたボートの傍らで一度だけ提督に振り返る。
 彼女はやはり笑っていた。
 自分達に対し何も出来ないことへの侮蔑と、そんな弱い力しかないことへの憐憫。
 それでありながら力量差を鑑みて無駄な抵抗をしない判断力、彼女が知りうる彼等の今までの功労を踏まえ、ただ一言を、呟いて。

摩天楼『――良くできました。』


 悠々堂々、宣言通り鎮守府を脱した影を睨みながら、榛名は俯いていた。
 もし私が二人の突撃の後、一歩でも動いていたら……
 砲撃の余波で三上だけでも無力化しようと狙っていたら……
 ……きっと真っ先に私は轟沈し、提督も殺されていただろう。

提督「……情けないっ……!」

 その言葉は、彼自身に向けられているのだろう。結果的に人質となっていた自身に。
 違う。本当に不甲斐ないのは……何も出来なかったのは……怖くて、竦んでいたのは……!

榛名「弱い……私の方だ……!!」


いきなり浮かんだネタを今書いてるSSのキャラで当てはめて書いてみた。
書きため無くてすみません。今度からはちゃんと致します。

艦これ×鋼鉄の咆哮ネタ。
「深海棲艦は理由無き怨念ではなく、復活しようと目論む何かを封じ込めるために海域を封鎖している地球の抑止力なのではないか」
という仮説に興味を持った提督が事件を探っていたところ、真に危険な存在である「超兵器娘」が現れ鎮守府最大最凶の危機として立ちふさがる、という妄想のワンシーン。
本当はヴォルケンクラッツァーが大淀さんのガワを脱ぎ捨てて、ラヴォスみたいな中身(戦艦)とそれに座る中身(娘)を露わにし……みたいにしたかった。
やっぱり球磨ちゃんの違和感がぱねぇかも知れない。でも自分だと全く感じない。もうだめだな

大和と武蔵って武蔵のがおっぱいデカいのかな
気になります

島風は己のスピードを誰よりもと速いと自負している。


島風「私には……誰も、追いつけない」


しかし、ある時島風は気づいた。


島風「それは、いつからだったっけ……」


自分は速いから速さを自負していたのか、速さを自負しているから速いのか。


島風「私を抱きしめてくれる人は誰もいない」


本来は前者のはずである。当たり前だ、自分が速いと思えば速くなるなどくだらない精神論に過ぎない。


島風「それは、誰も私に追いつけないから」


しかし、島風に至っては逆だった。


島風「あの時の影が、私にくれたこのぬいぐるみ」


誰よりも速くなりたいという渇望が島風の速さを生み出している。


島風「これを貰ってから、私は誰よりも速く、そして誰にも抱きしめてもらえなくなった」


渇望から力を生み出す魔術、その名は……エイヴィヒカイト


島風「だったら、もう、全部壊しちゃえ」





島風「創造――Briah――」

島風「死世界・凶獣変生 Niflheimr Fenriswolf」






???「その筋書きは、ありきたりだが。」

???「役者が良い。至高と信ずる。」

???「ゆえに面白くなると思うよ。」





???「さぁ、今宵の恐怖劇を 始めよう」

わかる人にしかわからない小ネタ

艦これとクロスさせて合う気がしないのでこれで終わり


深雪「ああ゛ー……ちょーあちぃ……」

提督「……ああ、暑いな」カキカキ

深雪「こんな暑いのに執務室のエアコンが壊れるとか最悪すぎるだろ……あ゛ー!」

提督「壊れたもんは仕方ないだろ……一応、明日には工廠妖精が空いた時間にエアコンを直してくれるって言ってんだし、それまでは我慢してくれ」ペラッペラッ

深雪「いや、ほんとマジでこの暑さは無理だって! タダでさえめんどーな書類仕事だってのに、こんなんじゃやってらんねーよ!」

提督「……まあ、たしかにこの暑さは体にこたえるよな」

深雪「そーだぜ、司令官。だから今日はこのへんで仕事は終わりにしてさ、エアコンの効いた寮で、初雪もまぜて一緒にゲームでもしようぜ!」

提督「実に魅力的な提案だが、残念ながらそれはできない話なんだよなぁ……今日中に終わらせなきゃいけない書類がまだまだたくさんあるから、遊んでる余裕はないんだ……はぁ」

深雪「えぇー、まだあるのかよ……朝から執務室にこもりっきりでやってるのに、そりゃないぜ」

提督「すまん、本当ならもっと少ないはずだったんだが、いろいろあってな……だから、夕飯前には先にあがっていいぞ。そのあとは俺がなんとか終わらせるから」

深雪「えっ、マジで夕飯前には上がってもいいのか!? ……でも、それだと司令官が大変なんじゃないか?」

提督「なに、このくらいならすぐ終わるさ。それに、頭を使うのが苦手な深雪さまに、これ以上書類仕事をさせるのはかわいそうだからな」

深雪「なっ、言ったなー、このー! ……でも、サンキューな」

提督「ははっ……だが、それまではしっかりと働いてもらうからな?」

深雪「わ、わかってるってそのくらい」

提督「それじゃ、まずはこの書類を頼む」

深雪「うげぇ……まあ、あと数時間だし頑張るか!」

提督「おう、そのいきだ」

……
…………


提督「……ふぅ、これでやっと終わりだ。飯も食わずにずっとやってたってのに、結局、日付がかわるギリギリまで掛かったか……はぁ、疲れたし眠いし腹も減ったなぁ……」

コンコン

提督「ん、こんな時間に誰だ? ……入っていいぞー」

ガチャッ

深雪「よっ、司令官、深雪様だよ! もう深夜だってのに、やっぱりまだ仕事してたんだな」

提督「いや、それならちょうど今終わったところだ。それより、深雪こそこんな時間にどうした?」

深雪「ふふん、それはなー……じゃーん! こんな遅くまで仕事をしていた司令官のために、深雪様特製の夜食をもってきたんだよ! どうせ、夕飯も食わずにやってたんだろ?」

提督「お、おお、マジか! 夕飯を食ってなかったから、今すごく腹が減ってたところなんだよ」

深雪「へへ、それじゃあ、さっそく召し上がれ。この深雪様特製『深雪スペシャル丼』をな!」

提督「おー、これはなかなかうまそうだが……これってカツ丼か? いや、でも、天ぷらのようなものも入ってるような……んん?」

深雪「どうだ、豪華だろ? それは、今日の夕飯のあまりを間宮さんにもらって、全部まとめて卵で閉じたものだぜ。だから、その丼一杯でいろんな味を楽しめるお得な料理、それが『深雪スペシャル丼』だよ!」

提督「なるほどな……それじゃ、いただきます!」モグモグ

深雪「ふふっ、うまいか?」

提督「ああ、コレはなかなかイケるぞ……でも、深雪って意外と料理スキルあったんだな」モグモグ

深雪「おい、そればどーゆー意味だよ、司令官?」

提督「ああ、すまん。深い意味はないんだ」モグモグ

深雪「ふーん? ……ま、深雪様もこういう簡単なものくらいなら、普通に作れるんだぜ? どう、見直した?」

提督「ああ、これなら毎日食ってもいいくらいだ。流石、深雪様だな」モグモグ

深雪「へっ!? ま、毎日って……」

提督「……ふぅ、御馳走様でした。いやぁ、本当にうまかったし、おかげでもう満腹だ」

深雪「あ、ああ、お粗末さま! そ、それじゃ、これは深雪様が片づけておくから、ま、また明日な!」

ガチャッ
タッタッタッ

提督「おう、なんかいろいろとすまんな……って、もう行っちまったのか。なんか顔が赤かったように見えたが、どうしたんだろうか?」

……
…………

深雪「司令官の飯を毎日……そ、それってやっぱりそういう意味なのか? で、でも、鈍感な司令官のことだしどうせ……だけど、もしかしたら……うーん」

初雪「ちょ、深雪! このままだと座礁する! 舵きって!」

深雪「へへ、司令官にならそれでも……あー、でも、なぁ……」

初雪「あぁ、座礁した……これはやばい……っていうか、深雪? ……ちょっと聞いてる?」

深雪「……へっ? あ、ごめん。なんだって?」

初雪「深雪がぼーっとしてたせいで、吹雪が座礁したんだけど……」

深雪「げっ!? マジかよ!?」

初雪「あ、上空より敵機多数……これは……」

深雪「……うわああぁぁ!? 吹雪がぁ!?」


終わり


たまにはかわいい深雪様のことも思い出してください

深雪は犠牲になったのだ……電の本気、その犠牲にな……

若葉「若葉だ」

提督「……どうした、急にそんなわかりきったことを言い出して」

若葉「提督、あなたは電と雷と文月と私を区別できるか?」

提督「曲がりなりにも提督だからそれぐらいはできる」

若葉「ふむ、しかし私は彼女たちに比べて些か地味な気はしないか?」

提督「どういう意味だ?」

若葉「電は小動物のような性格からくる人気に加え、腹黒いイメージとしてプラズマという派生もいる」

提督「電としちゃ飛んだ風評被害だと思うがな」

若葉「雷はあの包容力のある性格からロリおかんの異名を持つ」

提督「ダメ提督製造機とも言われているな、雷を秘書艦にしてるときは甘えすぎないように気をつけてる」

若葉「さらに文月はあの甘ったるいボイスから文月教と言われる宗教紛いのファンの集まりがある」

提督「文月のあの声は脳がとろけそうになるほどに魅了されるからな」

若葉「それに比べて私は自己紹介時の『若葉だ』の一言くらいしか注目されない」

提督「ただ名前言ってるだけじゃねーか」

若葉「そうだ、だから彼女たちに負けない個性が欲しいのだが……」

提督「うーん、だったら――」


~キス島~

イ級「ギャース」つ魚雷

若葉「」チュドーン!

若葉「痛いぞ!だが…悪くない」中破


我、夜戦ニ突入ス!

若葉「24時間、寝なくても大丈夫」シャッシャッシャッ

イ級「」チュドーン!






提督「うん! いい感じにドMとしてキャラが立ってるぞ!」
若葉「これでいいのか……?」

終わり

若葉は提督のことをなんて呼ぶか決まってないので普通に「提督」にしました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月29日 (金) 10:10:02   ID: 2YJsktyd

変なの沸いてるな…キツイ

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