ことり「マジックメール in μ′s !!」 (165)

ことり「今回、ターゲットはこの三人です!」バン


海未

絵里

真姫


凛「ソルゲ組にゃー!」

ことり「普段クールな三人は仕掛人の誘惑にのってくるのでしょうか!」

花陽「三人ともしっかりした人だから大丈夫だと思うよ」

にこ「いやいや、わかんないわよ~」

にこ「真姫ちゃんなんて、絶対にこが誘惑したらすぐ落ちちゃう!」

希「ふふっ、えりちも押しに弱いからなぁ」

穂乃果「こんな騙すようなことしていいのかなぁ…」


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ことり「まずは海未ちゃんに間違いメールを扮したメールを送るよ!」

ことり「仕掛人は穂乃果ちゃん!」

穂乃果「う、うん」

ことり「ええっと…」ポチポチ

ことり「『ことりちゃん、お疲れ様!今日の練習では、穂乃果はずっと海未ちゃんばっかり見ちゃってたよ~』」ポチポチ

ことり「『海未ちゃんってば最近…本当に素敵になったよね、ことりちゃんもそう思うでしょ?』」ポチポチ

ことり「『ついつい見ちゃうんだ』」ポチポチ

ことり「『また、学校で相談にのってね。ことりちゃん…』っと…」ポチポチ

希「成る程、ことりちゃんに恋愛相談してもらってる感じなんやね」

にこ「で、そのメールを間違えて海未ちゃんに送ってしまったと…」

凛「うわぁ…」

花陽「いつもの冷静な海未ちゃんなら…」

ことり「じゃあ送信しまーす!」ポチッ

穂乃果「…」ドキドキ

ことり「次は絵里ちゃん!」

ことり「希ちゃんが仕掛人だよ」

希「まかしといて!」

ことり「それじゃあメールを早速…」ポチポチ

ことり「『了解やで~、あっ…そう言えば新曲のダンスの位置なんやけど…なんとえりちの隣になっちゃった(^o^)v』」ポチポチ

ことり「『笑顔で踊ってる横顔を見てるとなんだかキュンキュンしてくるんよ~、うちも乙女やね~…』」ポチポチ

ことり「送信…っと」

希「うぅ…何か気恥ずかしい」

にこ「反応が楽しみね」

デテッデーデーデーデー

ことり「おっと!返信があったみたい!」

ことり「絵里ちゃんだよ!」

凛「はやっ!」

花陽「送ってから、10分もたってないよぉ~」

ことり「ええっと…」

ことり「 『希、ちゃんとメールの宛先は確認してから送りなさい…』」

ことり「『見なかったことにしておくから…ね?』」

にこ「おお…冷静…」

花陽「やっぱり!絵里ちゃんはカッコいいなぁ…」

希「むぅ…」

絵里視点

ブブブブブ

絵里「あら、メールかしら」

絵里「希からだわ…」

絵里「?」

絵里「話がわからない…間違いメールみたいね…」

絵里「ええ…えりちの隣、胸がキュンキュン…」

絵里「!?」

絵里「~!/////」カァァ

絵里「何!?このメールは!」ドキドキ

絵里「うぅぅ!/////」ドキドキ

絵里「希…」ドキドキ

絵里「ドキドキする…」

絵里「そ、そうだ…返信しないと…」ポチポチ

絵里「何て返せばいいのよ!?」

絵里「と、とりあえず…間違いだって伝えないと…」ポチポチ

絵里「はぁぁ…希のバカ…」ドキドキ

絵里「ドキドキする…明日どんな顔で会えばいいの!?」

穂乃果「こんなに冷静な対応が出来るってことは…」

にこ「まったく動揺してないのかしらね」

希(少しくらい動揺してくれてもええやん…)

ことり「返事はどうするかな」

ことり「『ごめん、間違えて送ったみたい!恥ずかしいわぁ…』」ポチポチ

ことり「『でも…えりち』」ポチポチ

ことり「『隣にいるえりちを見てて…胸がキュンキュンなるのは間違いでもなんでもないんよ?』、送信…」ポチポチ

凛「大胆だにゃー」

希「ちょっとことりちゃん!?」

希「恥ずかしいよ…///」

ブブブブブ

絵里「返信…」ドキドキ

絵里「ええっと…」

絵里「…あ」

絵里「わわわわああああ!!」

絵里「希…私の事…」キュウウウウウン

絵里「希…希…」

絵里「会いたい…」

絵里「…」ポチポチ

ことり「よし、それじゃあ真姫ちゃんにも送ろう」

ことり「仕掛人はにこちゃんお願いね」

にこ「ええ」

ことり「『ええー、にこー?』」ポチポチ

ことり「『付き合うとしたら、にこは真姫ちゃんかなぁ…』」ポチポチ

ことり「『可愛いし、優しいし…ずっと側にいたいって思うよね』」ポチポチ

ことり「『ああ!でもこれ真姫ちゃんには絶対内緒だよ(>o<")』」ポチポチ

ことり「送信…」

にこ「ことりちゃん、あんた…」

凛「でも、そう思ってそうだよねー」

にこ「思ってないニコ!」


デデッデッーデーデーデー


ことり「絵里ちゃんから返信だ!」

希「!」

ことり「『希、今から時間はあるかしら…よかったらお茶でもしない?』」

凛「お誘いだ!」

花陽「ええっ!?あんなにクールな返信だったのに!」

穂乃果「やっぱりあの時、動揺してたんだよ!」

にこ「それで、さっきの返信で完全に…」

ことり「希ちゃん、お願いね」

希「うん…」

ことり「『ええよ、お茶しよ?早くえりちに会いたいよ…』」ポチポチ

希「…////」

凛「何か展開早くないかにゃー?」

花陽「他の二人はまだ返信すら来てないのにね」

ことり「じゃあ希ちゃん、いってらっしゃい」

希「い、いってきます」

デデッデッデデー

ことり「お?真姫ちゃんだよ!」

にこ「は、早いニコ」

ことり「『付き合うって!?私と!?ちょっといきなりそんなこと言われても…心の準備が!』」

凛「えっ…」

花陽「ていうか…間違いメールだって気づいてないの!?」

ことり「たぶん…」

穂乃果「どうするの?」

ことり「ここは慎重に行こう…海未ちゃんのもあるしね」

ことり「『あっ…ごめんニコ…間違えて送っちゃった…』」ポチポチ

ことり「『別の子と…ガールズトークしてたの…』」ポチポチ

ことり「『そ、その…付き合うなら真姫ちゃんとって言うのは本心だからね!』」ポチポチ

ことり「送信!」

にこ「真姫ちゃん…」

真姫視点

ブブブブブ

真姫「ん?メールね」

真姫「にこちゃん?何だろ?」ポチポチ

真姫「…」

真姫「でゅるわぁあああぶるわっひゃあひゃひゃ!!!」

真姫「にこちゃん!!////////」

真姫「にこちゃんから告白された!?!???!!!??」

真姫「なななななな」

真姫「ちょっと、いったん落ち着きましょう…」

真姫「はぁ…はぁ…」

真姫「へ、返事…」ドキドキ

真姫「はぁ…はぁ…」ポチポチ

真姫「ど、どどどどどどうしましょう!!!」

真姫「にこちゃんが私の彼女に!!!」

真姫「明日からにこちゃんを何て呼ぼうかしら…」ドキドキ

真姫「初デートは何処へ…」

真姫「ああ!その前にまだ告白の返事をしてないわ!」

真姫「セリフ考えなきゃ…」

真姫「う~ん…」

真姫「そうだわ!古典の物語を模倣して…」

ブブブブブ

真姫「きた、メール…」ドキドキ

真姫「準備は整った…さあ!にこちゃん!」

真姫「…」ポチポチ

真姫「へ…?」

真姫「あれ?」

真姫「私…早とちりしたの…?」

真姫「…」ズーン

デデッデッデデー

凛「きたにゃ!」

ことり「真姫ちゃんからだよ!」

ことり「ええ…なになに」

ことり「『ごめん…さっきのメールは忘れて…』」

穂乃果「めちゃくちゃ落ち込んでる…」

花陽「何か可哀想になってきた…」

ことり「うーん…」

ことり「『真姫ちゃん…謝らないで』」ポチポチ

ことり「『にこが変な間違いメール送ったのが悪いんだし…』」ポチポチ

ことり「『でもね!にこ…真姫ちゃんのメール見て、にこと真姫ちゃんが本当に付き合っちゃったらどうなるか』」ポチポチ

ことり「『想像しちゃったなぁ…』」ポチポチ

にこ「ちゃんと真姫ちゃんのフォローをしてる…」

にこ「ことりちゃんは一体…」

ブブブブブ

真姫「…」

真姫「にこちゃん…」ポチポチ

真姫「!」

真姫「にこちゃん!」

真姫「やったわ!!!!」

真姫「まだ脈はある!!!」

真姫「♪」ポチポチ

デデッデッデデー

ことり「真姫ちゃんだ、早いね」

にこ「何て?」

ことり「『仕方ないわね…間違いメールの事は許してあげるわ』」

ことり「『それで、よかったら今からお食事でもいかない?』」

ことり「『別に、にこちゃんとデートしたいとかそんなんじゃなくて!』」

ことり「『たまたま暇だったから、誘っただけよ!』…だって」

凛「真姫ちゃん…かわええにゃ~」

にこ「ことりちゃん、行ってくるニコ」

ことり「うん、メールしとくから」

ことり「そういえば、そろそろ希ちゃんが絵里ちゃんと会う時間だよ」ピッ

ヴォン


希『ごめーん!えりちー!待った?』

絵里『いいえ、今来たところよ』


穂乃果「映った!」

ことり「実はカメラで何時でも情報が入るようになってるんだよ」

凛「ええー!?」

ことり「しかも…」

ことり「えー…えー…聞こえますか?」

ことり「聞こえてたら、頷いてください」


希『…』コクッ

絵里『…?』


穂乃果「うわ!希ちゃんに聞こえた!」

ことり「実はあっちに指示が伝えられるようになってるんだよ!」

ことり「希ちゃん、絵里ちゃんの腕に抱きついて」


希『…』コクッ

希『えーりーち!』ダキッ

絵里『ひゃっ!の、希!』

希『今日はうちをエスコートしてね?』ギュゥゥゥ

絵里『かわいい…』ボソッ

希『え?』

絵里『何でもないわ!』

絵里『そう!エスコートでしょ?』

絵里『まかせなさい』

希『えりち…』


ことり「胸を押し当てて…」


希『!』

希『…』グイグイ

ムニュムニュ

絵里『!』

絵里(胸があたってる…胸が…)

絵里(柔らかい…希の胸…)


ことり「第一ボタンを開けて」


希『…』コクッ

プチプチ

絵里『!?』

希『はぁ…今日は暑いなぁ…』

絵里『そ、そうね…』

希『…』

絵里『…』チラッ


凛「あっ!今、胸をチラ見した!」

ことり「ふふふふ」


絵里『…』チラッチラッチラッチラッチラッ


花陽「めちゃくちゃチラ見してるよ…」

穂乃果「絵里ちゃん…エッチだなぁ」

今日は終わります…

絵里『…』チラッ


ことり「希ちゃん、ことりの言う通りに喋ってね」


希『…』コクッ


ことり「もぉー、そんなに胸ばっかりみんといてー!えっちやな~」


希『もぉー、そんなに胸ばっかりみんといてー!えっちやな~』

絵里『!?』

絵里『べ、べべべ別に見てないわ!』

希『ほんまにー?』

絵里『あ、あああ当たり前よ!』


ことり「なんや、残念」

ことり「うちの胸でえりちの視線を虜に出来るならって思ったのに…」


希『ふふ…なんや、残念』

希『うちの胸でえりちの視線を虜に出来るならって思ったのに…』

絵里『…////』カァァ

絵里『そ、その…実は』

希『実は…?』

絵里『少し気にはなったというか…』

希『何がー?』

絵里『ううっ…』

絵里『ああ!もう!白状します!』

絵里『私は希の胸元に夢中になってたわ!』


ことり「嬉しいわぁ…少しだけでもえりちの心…うちの色で染めることができたんやね」


希『嬉しいわぁ…少しだけでもえりちの心…うちの色で染めることができたんやね』

絵里『希…』

絵里『私の心はもうずっと、希一色に染められてるわ…』


凛「!」

花陽「うわ!これって告白じゃない!?」

ことり「ふふふ、ゴールは間近だよ」

ことり「あとは、事が起きる前にネタばらしをするだけ」


ことり「希ちゃん、絵里ちゃんを部屋に呼んで」


希『ねぇ、えりち』

希『今から、うちの部屋…くる?』

絵里『!?』

絵里『い、今から!?』アタフタ

絵里(そ、それって…)

希『あかん?』

絵里『そんな訳ないでしょ?』キリッ

希『ほんと!?』

希『じゃあ早くいこー!』グイグイ

絵里『引っ張らないで~!』

絵里(希の部屋には何度もいってるのに…)

絵里(心臓が壊れそうなほど、ドキドキする…!)ドキドキ



ことり「よーし!じゃあことりたちも移動しようか」

凛「うん!」

花陽「二人はどうなるんだろう…」ワクワク

―希の部屋

希『えりち、座って』

絵里『ええ、ありがとう』


ことり「これからどうしようか?」


希『これからどうしようか?』

絵里『こ、これから!?』

絵里『そ、それは…いつものように』

絵里『お喋りしたり…』


ことり「そんなのは何時でもできるやろ?」

ことり「うちが勇気を出して部屋に呼んだんやから…ね?」


希『…//』コクッ

希『そ、そんなのは何時でもできるやろ?』

希『うちが勇気を出して部屋に呼んだんやから…ね?』

絵里『…!』

絵里『そ、それは…いいってこと?』

希『うん…』

絵里『はぁぁ…』

絵里『希…』

希『えりち…』


ことり「希ちゃん、そこでネタばらし!」

希『…』

ことり「はやく!はやく!」

希『…』

プツン


ことり「あっ!小型通信機とった!」

凛「ええっ!?」


希『えりち…』

絵里『希…』

チュッ

早いけど今日は終わります

希『はむっ…ちゅっ…』チュッチュッ

絵里『のぞみ…んんっ…』チュッチュッ


ことり「あわわわわわわ!」

穂乃果「うわぁ!」

花陽「凛ちゃんは見ちゃダメ~!」

凛「うわ!かよちん何するにゃー!」

ことり「これはヤバい!」

ことり「これ以上はBPOに違反しちゃうよ~!」

ことり「もう映せません!」


プツッ

希「えりち……」ギュゥゥゥ

絵里「希…触ってもいい?」

ガチャッ

ことり「触っちゃだめー!」

ことり「二人とも!放送出来ないような事はしないで!」

絵里「!?」

絵里「ことり!?なんでここに!?」

希「あはは…」

絵里「というか放送ってなに!?」

ことり「えっ…」

絵里「希!何か知ってるの!?」

希「えー?」

絵里「穂乃果!あなたは!?」

穂乃果「ひぃ!」

絵里「答えないと…わかるでしょ?」

穂乃果「ひぃぃぃぃ!」

・・・・

穂乃果「というわけで…」

絵里「ふぅん…つまり私を騙してたのね」

ことり「ゆるしてぇ…」ガタガタ

希「で、でも…メールの内容は本当にうちが思ってたことやで?」

絵里「むっ…////」

絵里「そ、それなら…仕方ないわ」

絵里「許してあげるわ」

ことり「本当!?」

絵里「ただし!」

ことり「ひっ!」

絵里「罰として…の、希は私の側にいなさい!」ギュッ

希「あっ…えりち…」

希「ふふっ、罰なん…?」

希「こんな罰なら…何時でも受けるよ」ギュッ

絵里「希…」トローリ

希「えりち…」

イチャイチャ

ことり「絵里ちゃん…こわい」

凛「今更だけど、相当頭おかしい企画だよねこれ」

花陽「普通、関係がこじれるよ」

穂乃果「仕掛人が希ちゃんでよかったね」

ことり「まだ、真姫ちゃんと海未ちゃんが残ってるんだよね」

絵里「なに?真姫と海未にもしてるの!?」

ことり「ひっ!」

ことり「で、でも…このままじゃ撮れ高が…」

ことり「メールも送っちゃったし…」

絵里「まったく…それなら協力するわ…」

ことり「えっ?」

絵里「私と同じ事、二人にもしてるんでしょ?」

絵里「面白そうだわ」

穂乃果「えっ?」

絵里「私は希と一緒になれたし…」

絵里「以外といい企画かも…」

希「えりち…」

ことり「うん!じゃあ続きやっちゃおう!」

穂乃果「あのー…」

ことり「なぁに?穂乃果ちゃん?」

穂乃果「海未ちゃんの返事が帰ってきてないよ?」

ことり「あっ…そういえば…」

穂乃果「海未ちゃん、いつも穂乃果がメールしたら絶対に十分以内に返事くれるのに…」

ことり「う~ん…」

穂乃果「穂乃果心配だな…」

ことり「とりあえず追撃メール送ってみるよ」

ことり「『海未ちゃんごめん!』」ポチポチ

ことり「『さっきのメールは間違いなのー(;>_<;)!!』」ポチポチ

ことり「『実はことりちゃんに相談のメールを送るつもりで…』」ポチポチ

ことり「『そ、相談っていうのは…ううっ…』」ポチポチ

ことり「『恥ずかしいよ…穂乃果の気持ち…気付かれちゃった!?』」ポチポチ


絵里「…」

絵里「よくもまぁ、こんなメールを思い付くものね」

穂乃果「穂乃果、こんなメール送らないよぉ…」

海未視点

ブブブブブ

海未「ん?」

海未「メールですか…あっ!」

海未「穂乃果からです!」

海未「ふふっ…なになに?」

海未「!?」

海未「!?!?!?!????!!」

海未「穂乃果が私を素敵って…」

海未「穂乃果が私ばっかり見ちゃうって…」

海未「…」ガタガタ

海未「こ、これは夢ですね…」

海未「間違いない…」

海未「穂乃果がこんな、あざといメールを寄越すわけありません」

海未「夢の中で寝れば、目が覚めるんでしょう?」

海未「もう寝ます…」

・・・・

海未「眠れません…」

海未「ほむまんでも数えましょう…」

海未「ほむまんが一つ…ほむまんが二つ…ほむまんが三つ…」

・・・・

海未「ほのかが六千四人…ほのかが六千五人…ほのかが六千六人…」

海未「穂乃果…穂乃果…」

海未「穂乃果…好きです…」スースー


ブブブブブ


海未「…」Zzz

穂乃果「返事こないよー?」

ことり「うーん、海未ちゃんどうしたんだろ?」

穂乃果「穂乃果、心配だから見に行くね」

ことり「う、うん…」

ことり「あっ、そういえばにこちゃんが真姫ちゃんと会う時間だよ」

凛「見よう!見よう!」

ことり「にこまきで数字とるよ!」ピッ


にこ『おーい!真姫ちゃん待ったニコ?』

真姫『待ってないわ!い、今来たところよ!』

にこ『よかったー!』ギュッ

真姫『ちょ、ちょっと!抱きつかないで!』

にこ『いいの!今日はデートなんだから!』

真姫『そ、そう…///』

真姫『レストラン…こっちだから…』

にこ『ふふっ、ありがと』

真姫(何か話を…何か話を…)

真姫『ね、ねぇあのメールのことなんだけど…』

にこ『メール?』

真姫『あの付き合うなら私ってやつよ!』

にこ『ああ…』

真姫『そ、その…』

真姫『もし私と付き合ったら…何て呼んで欲しい?』

真姫(んなぁぁぁ!何て質問をするのよ!私はぁ!)

にこ『え、えっと…』


ことり「にこちゃん」


にこ『!』


ことり「そうだなー、私は他の人が使わない特別な呼び方がいいかなぁ…」

ことり「でも、真姫ちゃんに呼んで貰えるならどんなのでも嬉しいな…」


にこ『そうだなー、私は他の人が使わない特別な呼び方がいいかなぁ…』

にこ『でも、真姫ちゃんに呼んで貰えるならどんなのでも嬉しいな…』

真姫『!』

にこ『いつもと同じだって嬉しいよ…』

にこ『真姫ちゃんに名前を呼んでもらえるだけで胸が熱くなるんだから!』

真姫『に、にこちゃん…』キュン

真姫(この娘と結婚したい…)

今日は終わります
テンポ悪くてすいません

真姫『にこちゃん、ついたわ』

にこ『ここかぁ…素敵なお店ね』

真姫『でしょ?』

にこ『こういうお店…よく来るの?』

真姫『まあね』

真姫(本当は前々からにこちゃんを誘うために探したお店よ…)

カランカラン

真姫『にこちゃん、手を…段差があるわ』

にこ『あっ…ありがとう…』

にこ『…』ポー

にこ『真姫ちゃん、優しいね!』

にこ『さすがにこのマッキー!』ダキッ

真姫『…///』

真姫『べ、別に!当然の事よ…』

にこ『ふふっ、照れてるの?可愛いニコ!』

真姫『照れてないわよ!』


ことり「これ、ことり要らないなぁ…」

凛「にこちゃんの独断でいけるね」

絵里「本当ね、にこって普段からことりの文面みたいなセリフ言いそうだものね」

絵里「でもその分、真姫にドッキリだって伝えるのが辛いわね」

希「いや、大丈夫やない?」

希「うちらの時みたいに…」

絵里「え…?」

希「もー、わからんの?」

希「うちがえりちの事どう思ってるかと同じよ?」

絵里「は…?」

希「ポンコツ…」ボソッ


真姫『にこちゃん、どうぞ…』スッ

にこ『ありがとう』

にこ『やっぱり、マナーとかはお手のものね』

真姫『まあね』

真姫『親がうるさいから…』

にこ『ふふっ、いい親御さんね』

真姫『そうかしら』

・・・・

真姫『ごちそうさま…』

にこ『美味しかったニコ!』

にこ『ありがとう、真姫ちゃん』ニコッ

真姫『ううっ…///』

真姫(可愛いすぎる笑顔…)ドキドキ

真姫(もう堪らない…)ニヘー

にこ『真姫ちゃん?どうしたの?』

真姫『はっ!』

真姫『何でも無いわ!』

にこ『そうニコ?』

にこ『何かスッゴい幸せそうな顔してたよ?ふふっ』

にこ『何を考えてたの?』

真姫『な、ななな何でもいいでしょ!』


花陽「甘ずっぱいです…」

ことり「入り込む余地がない…」

ことり「もう本当ににこちゃんに任せようかな?」

にこ『ねぇ、真姫ちゃん』

にこ『この後…どうする?』

真姫『こ、この後!?』

にこ『まだ時間あるでしょー?』

真姫『え、ええ…』

にこ『にこのお家…来てくれる?』

にこ『今、妹達いないの』

真姫『!』


凛「きたにゃー!」

希「うちらの時と同じような流れやね」

絵里「そうね」


真姫『そ、それじゃあ…』

その頃、園田家

穂乃果「おばさん、海未ちゃんはいる?」

海未母「ええ、それが今日は早めに休んじゃって…」

海未母「具合でも悪いのかしら」

穂乃果「顔だけ見ていってもいい?」

海未母「ええ」


・・・・

穂乃果「失礼するね…」ソー


海未「…ほの…か…」Zzz

穂乃果「ぐっすり寝てる」

穂乃果「マジックメールは進められないけど…」

穂乃果「海未ちゃんに大事が無さそうで良かった…」

穂乃果「失礼しよう…」ソー

海未「んん…穂乃果」ギュッ

穂乃果「えっ?」

海未「こっちきて…ください…」グイッ

穂乃果「うわっ!」

海未「ふふっ、六千七人目の穂乃果です~」ギュゥゥゥ

穂乃果「ろんせん!?うわっ!」

海未「穂乃果~好きです~」スリスリ

穂乃果「う、海未ちゃん…/////」

穂乃果「そんな、いきなり大胆な…///」

穂乃果「照れちゃうよ…///」ドキドキ

海未「…むにゃ」Zzz

穂乃果「ん…?」

穂乃果「おーい、海未ちゃん?」

海未「んん…」スースー

穂乃果「…」

穂乃果「寝言だった…?」

穂乃果「むぅ…」

穂乃果「海未ちゃんのばか…」

穂乃果「スッゴくドキドキしたのに…」

海未「穂乃果…」Zzz

穂乃果「…仕方ないから許してあげるよー」ツンツン

海未「ううっ…」

穂乃果「海未ちゃん、離してくれないし、今日は泊まっていくか…」

イベントの追い込みをするので終わります

真姫『お邪魔します…』

にこ『どうぞ…』

にこ『真姫ちゃん、にこの部屋にきて』

真姫『ええ…』


にこ『適当に座ってね』

真姫『はいぃぃぃ…』ドキドキ

真姫(何なの…この緊張は!!)

にこ『ふふっ、マッキー汗かいてる…』

にこ『この部屋そんなに暑い? 』

真姫『あ、ああ暑くないわ!』ドキドキ


ことり「おーい!にこちゃん!」

ことり「もう任せるから、放送できる範囲で!!」

ことり「これ重要だから!」

にこ『ねぇマッキー…』

にこ『真姫ちゃんはにこの事…どう思ってるの?』

真姫『ど、どうって…』

真姫『μ'sの仲間として…信頼してるとか…』

にこ『もう…そんなんじゃないの!』

にこ『にこにーの事…一人の女の子として…どう思ってるの?』

真姫『お、女の子…!』

にこ『あのメール…実は間違いメールでも何でもないの』

にこ『鈍感なマッキーに気付いてほしくて…』

真姫『そ、そうなの…?』

にこ『にこはマッキーが大好きニコ』

にこ『世界で一番愛してるわ…』

にこ『言わなくちゃわかんないのね…鈍感…』

真姫『違うわ…』

にこ『えっ?』

真姫『私だって…にこちゃんがもしかしたら私のこと好きかもって思ってたし…』

真姫『薄々はわかるわ…そこまで鈍感じゃ無いつもり…』

真姫『だけど、もし違ったらって考えると…』

真姫『私だけ勘違いしてて、にこちゃんに告白なんてしてフラれたらって考えると…』


絵里「真姫~…そうよね~わかるわ…」ダバー

絵里「一歩…踏み出す勇気が出ないのよね…」ウルウル

凛「絵里ちゃん!?泣いてる…」

希「ヘタレ同士通じる所があったんやろ」

花陽「台無しです…」

真姫『今まで勇気をだせなかった…』

にこ『そうだったんだ…』

にこ『真姫ちゃん…』

にこ『じゃあ…今度こそ…』

にこ『勇気だして…』

にこ『にこだって勇気だして言ったんだから…』

真姫『にこちゃん…』ゴクリ

真姫『にこちゃん!』

真姫『わ、わたし!にこちゃんの事が…』

真姫『す、すすす』

真姫『すすすすす!…///』


絵里「頑張って!真姫ぃ!」

凛「真姫ちゃん!頑張れ!」

ことり「凄い!番組がいい感じに!」

真姫『にこちゃんがす、すすすすすす…!』

にこ『…』ドキドキ


花陽「真姫ちゃん…」

希「アカン、これは応援せな」

ことり「数字!数字!数字!」ニコニコ


真姫『す、すすす…』

真姫『スキ…』

にこ『!』ドキドキ

真姫『ンヘッドになった夢を見たわ…』

にこ『…』


一同「…」


真姫『待って!今の無し!』

にこ『はぁ…』

にこ(あと何時間かかることやら…)

園田家

海未「ん…」

海未「今…何時…」

海未「…」ボー

海未「まだ20時…」

海未「あれ?何時に寝ましたっけ…」

穂乃果「んん…」スースー

海未「気持ち良さそうに寝てますね…」ナデナデ

穂乃果「んふふ…」

海未「…って穂乃果ぁ!?」

海未「な、ななな何故ここに!?」

海未「しかも…と、隣で寝て…!」

穂乃果「うみ…ちゃん…」スースー

海未「昨日…泊まりでしたっけ…?」

海未「うう…記憶が混乱して…」

海未「…!」

海未「メール!」

海未「そうです、メール!」

海未「何か大量の穂乃果が胡散臭いメールを送ってきた夢を見たんでした」

海未「まったく…変な夢を見たものですね」

穂乃果「んぅ…」ゴロン

海未「穂乃果…制服のまま寝て…」

海未「しわになりますよ」

海未「服を脱がせないと…」

ヌギヌギ

穂乃果「うう~ …」

海未「着替えは…どうしましょうか」

海未「とりあえず、私のパジャマを…」

穂乃果「…海未ちゃん…?」パチッ

穂乃果「何してるの…?」

海未「あ、起きました?」

穂乃果「…」

穂乃果「!」

穂乃果「何で穂乃果、下着だけなの?」

海未「!?」

海未「あああああ、あの!制服を…」

穂乃果「ああ~、制服のまま寝ちゃってたか~」

穂乃果「脱がしてくれたんだ」

穂乃果「ありがとうね、海未ちゃん」

海未「い、いえ…」

真姫『…』

にこ(真姫ちゃん…)

真姫(うぅ…私のバカ…ヘタレ…)

真姫(どうして…たった「すき」の二文字が言えないの!?)

真姫(もう…嫌になっちゃう…)

にこ(どうしたら…)

にこ(どうしたら…今この娘に好きって言って貰えるんだろう…)


ことり「…」

凛「二人とも固まっちゃったにゃー」

絵里「これは…ダメね」

絵里「完全に言えないスイッチが入ってる…」

絵里「こういうときは待ってても何も始まらないわ」

ことり「よし…」

花陽「ことりちゃん?」

ことり「にこちゃん」


にこ『!』

にこ(ことりちゃん…!?)


ことり「今から言う通りに動いて」

ことり「絶対だよ」


にこ(言う通りに!?)

にこ(うぅ…ここはにこだけの力で頑張りたかったけど…)

にこ(ことりちゃん…お願い…)

にこ『…』コクッ


ことり「よし…まず手を真姫ちゃんのほっぺに」

にこ(手を…?)

にこ『…』スッ

真姫『!』


ことり「両手で…」


にこ『…』スッ


ことり「真姫ちゃんの目を見て…」


にこ『…』ジー

真姫『に、にこちゃん!』


ことり「『動かないで…』って言って」


にこ『動かないで…』

真姫『…!』ドキドキドキドキ

真姫(吸い込まれそう…)

ことり「そのまま…ストップって言うまでゆっくり顔を近づけて」


にこ『!』

にこ(えっ…それじゃあ…)

にこ(キス…しちゃうじゃない…////)

にこ(わかったわ)

にこ(勢いでひっくり返せってことね…)

にこ(やってやるニコ…)

にこ『…』スー

真姫『!?』

真姫(近づいてくる!!)

真姫(えっ!?何!?もしかしてキスする気なのかしら…?)

真姫(…キス)

真姫(したい…)

にこ(真姫ちゃん…にこのファーストキス…貰ってね)スー

真姫(唇が…触れそう…)

真姫(にこちゃん…!)


ことり「ストップ」


にこ『…!』

にこ(えっ…)

真姫『…!』

真姫(どうして…早く…してよ…)

にこ『…』ジー

真姫『…/////』

真姫(息が…当たっちゃう…恥ずかしい…)

真姫(やだ…そんなに目を見ないでぇ…)

にこ(真姫ちゃん…もうダメ…キス…したい…)

真姫(キス…したい…)

真姫(でも、顔を掴まれてて…)


ことり「言う通りに言ってね」

ことり「『真姫ちゃん…』」


にこ『真姫ちゃん…』

真姫(ダメ…もう何も考えれない…)


ことり「『にこの事…好き?』」


にこ『にこの事…好き?』

真姫『…好きよ』トローン

にこ『…』スッ

チュッ

真姫『…にこちゃん』

にこ『やっと言ってくれたね、真姫ちゃん…』

ことり「やった!」

凛「キスしたー!」

花陽「すごーい!言えたよ真姫ちゃん!」

絵里「グズッ…真姫…頑張ったわね…」

希「ことりちゃんの誘導のお陰やね」

花陽「あれはどういうことなの?」

ことり「真姫ちゃんは頭の中で色々考えちゃう娘だからね」

ことり「ああやって、固まっちゃったら、熱々のアクションで溶かしてあげないと」

希「へぇ…凄いなぁ」

ことり「でしょ?…おーい!にこちゃん!」

ことり「こっちに戻ってきてー」


にこ『わかったニコー!ありがとう!ことりちゃん!』

真姫『ねぇ…にこちゃん…誰と話してるの?』

真姫『…』

真姫『まあいいわ…キスの続きをしましょ?…』ガシッ

にこ『ちょ!真姫ちゃん!』


希「まだ、かかりそうやね」

ことり「だね…」

・・・・

にこ「おまたせー…」

花陽「おかえりー」

凛「くったくたにゃー」

真姫「にこちゃん…んっ…」チュッ

にこ「んんっ…」

真姫「はぁ…好きよ…にこちゃん…」

ことり「うわぁ…」

にこ「この調子でずっとキスを…」

真姫「ことりちゃん…話は聞いたわ」

真姫「私たちの事…ありがとう」

ことり「い、いや…」

真姫「にこちゃん…もう一回…」

にこ「またぁ?ふぇぇ…」

凛「ちょっと溶かし過ぎたんじゃない?」

ことり「そうかも…」

花陽「ところで穂乃果ちゃんはどうなったの?あれから随分連絡無いけど…」

ことり「そうだった!」ピッ

穂乃果『ありがとね、海未ちゃん』

海未『い、いえ…』


ことり「うわっ!」

絵里「何で穂乃果は下着なのよ!」

希「これって…そういうことやんね…?」

花陽「そんな…まさか」

凛「どういうこと?」

花陽「凛ちゃんは知らなくていいよ」

にこ「事後…」

真姫「にこちゃん…」チュッチュッ

ことり「もう!写せないじゃん!」

ことり「編集で隠すしか…」

海未『と、とりあえず!これを着てください!』

穂乃果『ん…ありがと』

穂乃果『これ、海未ちゃんのパジャマ…』

海未『そ、そうです…』

穂乃果『そっか…クンクン』

海未『なっ!嗅がないでください!』

海未『恥ずかしいですよ////』

穂乃果『好きだよ、海未ちゃんの匂い…クンクン』

海未『なっ…////』

海未『ちょっと!今の穂乃果はおかしいですよ…?』

海未『口が軽いと言うか…』

海未『何だか夢で読んだメールみたい…』

海未『!』

ポチポチ

海未『メール…!夢では無かった…?』

穂乃果『そうだよ、夢何かじゃないよ』

穂乃果『穂乃果が送った間違いメールのていで送ったんだ…』

海未『…間違いメールのてい?』

穂乃果『そう、読んでない?』

海未『二通目はまだです』

穂乃果『読んで』

海未『はい…』

海未『…』

海未『ごめんなさい…穂乃果…』

穂乃果『えっ…』

海未『なんと言うか…』

海未『この二通のメール…』

海未『本当に穂乃果が内容を考えたのですか…?』

穂乃果『…!』

海未『穂乃果らしくない…と思いまして…』

穂乃果『あはは…わかっちゃう?』

海未『なんと言うか…真っ直ぐじゃないです…』

海未『こういう風に意思を伝えるのは…あなたらしくない』

穂乃果『これはことりちゃんが書いたんだけど…』

海未『なぜ…そんな…』

穂乃果『そのメールの通り…海未ちゃんが好きだから』

海未『…!』ドキッ

穂乃果『ははは、やっぱり穂乃果らしく真っ直ぐ伝えればよかった』

穂乃果『ことりちゃんには申し訳ないけど、マジックメールは断ればよかった』

海未『マ、マジックメール?』

穂乃果『そのメールだよ』

穂乃果『でも、ずっとこのままじゃ駄目だと思ったから…』

穂乃果『海未ちゃん』

海未『はい…』

穂乃果『穂乃果、海未ちゃんが好き』

穂乃果『海未ちゃんは穂乃果の事好き?』

海未『ほ、穂乃果…』

海未『…好きですよ』

海未『好きに決まってます』

海未『ずっと結ばれたいと思ってました…』

穂乃果『海未ちゃん』

穂乃果『じゃあ…ちゅーして』

海未『なっ!』

海未『ちゅー…あわわわわわわ!/////』

海未『ダメです!』

穂乃果『なんで!?』

海未『破廉恥ですぅ!!!』

穂乃果『破廉恥ぃ!?』

穂乃果『ちゅーだよ!?キス!接吻!』

穂乃果『どこが破廉恥なの!?』

海未『うぅ~~!!!』

海未『そ、そういうのは…もっと後に…』

穂乃果『穂乃果はちゅーしたいの!』

海未『私はしたくありません!』


凛「何で海未ちゃんはこんなにキスを嫌がるのか」

花陽「破廉恥って…そこまで…」

ことり「まあ、本当の理由があるだろうね」

絵里「穂乃果も穂乃果で何故ここまでキスに拘るのよ」

ことり「二人ともめんどくさいからなぁ」

ことり「ことりはずっと近くにいたから分かるんだけど」

ことり「二人は多分、お互いが好きあってることに薄々気づいてたんだよ」

ことり「でも、ずっと一緒にいたから…今更関係を変えるのは怖いって思ってて、告白出来なかった」

ことり「そして今やっと告白できた…」

ことり「でも穂乃果ちゃんは…海未ちゃんと相思相愛だって知ってたから…」

ことり「好きだって言われただけじゃイマイチ結ばれたって実感が持てなくて」

ことり「だから結局、穂乃果ちゃんは海未ちゃんと結ばれたっていう証として、キスが欲しいんだよ」

希「なるほどなぁ」

にこ「じゃあ海未ちゃんがキスを嫌がる理由は?」

ことり「それはことりにもわかんないちゅーん(・8・)」

にこ「えっ…」

ことり「でも、思い当たることは…」

ことり「でも、これじゃあ海未ちゃんがあまりに…」


穂乃果『いいじゃん!ちゅーしてよ!』

海未『ダメ!ダメですぅ!』

穂乃果『何で…穂乃果の事好きじゃないの!?』

海未『そんな事言ってません!』

海未『大好きです!愛してます!』

穂乃果『海未ちゃん…//えへへ…』

穂乃果『って!じゃあちゅーしてよ!』

海未『だからダメです!』

穂乃果『何でよー!』

海未『それは…ああ!もう!うるさいです!』


ことり「じゃあ最後のマジックメールを送るよ!」

花陽「穂乃果ちゃん、海未ちゃんと一緒にいるのに?」

ことり「いいの、いいの!」

凛「えっ…どんなメールを?」

ことり「これは皆にも内緒!」

ことり「それじゃあ!」

ことり「マジックメール!送信!」

穂乃果『ほら!ちゅーして!』

海未『ダメですぅーーー!!!』グググググ

ブブブブブブブ

海未『…メール?』

海未『穂乃果、ちょっと…』

穂乃果『ああ、うん…』

海未『…』ポチポチ

海未『…!』

海未『!?』キョロキョロ

海未『!!!!!!!??????????????!!!!!』

海未『////////////////』カァァァァァ

穂乃果『ど、どうしたの…』

海未『穂乃果…』グイッ

穂乃果『えっ…』

チュゥゥゥゥ

穂乃果『!!』

海未『これで…いいですか?』

穂乃果『あ…うん…』

穂乃果『…』ポー

海未『穂乃果、大丈夫ですか?』

穂乃果『うん…えへへ』

穂乃果『ちゅー、してくれたね』

穂乃果『嬉しいな…』

穂乃果『これで穂乃果たち、恋人同士になれたね』

海未『え、ええ…』


凛「ことりちゃん!何てメール送ったの!?教えて!」

絵里「そうよ!気になるわ!」

希「めちゃめちゃ動揺しとったなぁ」

ことり「いや、これは海未ちゃんの名誉のためにも伏せておくね…」

海未『…』

海未『穂乃果、身体に異変とかはありませんか?』

穂乃果『え?』

海未『お腹が膨れたとか…酸っぱいものが食べたくなったとか…』

海未『コウノトリさんの声が聞こえたとか…』

穂乃果『な、無いけど…』

海未『そうですか…よかった』

海未『はぁぁぁぁ…』

穂乃果『…?』


ことり(海未ちゃんに送ったメールの内容はこう)

『海未ちゃん。
穂乃果ちゃんを悲しませないためにも…教えておくね
いい?
キスで妊娠することは絶対に無いから
万が一にも無いから
世界が終わりを迎えても無いから
だから早く穂乃果ちゃんを安心させてあげて。
それはことりには出来ないこと…海未ちゃんだけにしか出来ない使命なんだからね』

ことり(まったく…世話の焼ける幼なじみ達…)

ことり(…幸せになってね)

ことり「穂乃果ちゃん、戻ってきて」


穂乃果『うん!ことりちゃん、ありがとう』

穂乃果『穂乃果、ことりちゃんのおかげで海未ちゃんと一緒になれた!』

穂乃果『本当にありがとう!』


ことり「ふふっ、どういたしまして」

凛「ねぇねぇことりちゃん」

ことり「なに?」

凛「このマジックメールってさあ」

凛「ドッキリとかじゃなくてさ」

凛「本当は皆をくっつける為にやったんでしょ?」

花陽「あっ!花陽もそう思う…」

花陽「だって皆、カップルになったし!」

ことり「えー?」

ことり「ドッキリのためだよ?」

ことり「カップルが3組も出来ちゃって、この結果は失敗だし」

ことり「数字が心配~」

凛「クスッ…ことりちゃんも穂乃果ちゃんや海未ちゃんに負けないくらいめんどくさい人だにゃー」

花陽「ふふっ、確かにね!」

・・・・

理事長「ことり」

ことり「あっ、お母さん!」

ことり「どう?あのフィルム完璧だったでしょ?」

ことり「絶対に数字とれるはずだよ」

ことり「なんたって、アイドルカップル誕生の瞬間を集めたフィルムなんだから!」

理事長「それがね…」

理事長「学校物だし…接吻の描写はダメらしくて…」

ことり「えっ…」

理事長「半分ほどカットに…」

ことり「ええーーっ!?」

おわり

おわりです…
ほのイベやらなんやらでテンポ悪くなったのに、最後まで見てくれた人ありがとう…


穂乃果「海未ちゃんの座布団おっぱいに吸い込まれる~」
穂乃果「海未ちゃんの座布団おっぱいに吸い込まれる~」 - SSまとめ速報
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