土曜日「ふぁあ…あ、おかえり~」 (17)

俺「ただいまっ…一週間ぶりだね」
土曜日「ふふ、もう、待ちくたびれちゃって先に寝てたよ」
俺「ああごめんな。一週間ぶりのお祝いにケーキ買ってきたんだが…」
土曜日「んもー、また私を太らせる気?」
俺「そんなこと……ってか!お前また痩せただろ?ちょっとこっち向け」
土曜日「えっ?…きゃ!」

俺「ああ~まったく、……しかもこれ、ストレス痩せだろ」
土曜日「や、痩せてないもん!」
俺「いーや痩せたね。俺にはわかる。ちゃんと栄養取れって言っただろ?」
土曜日「うー…だってえ…」
俺「いいわけ無用」
土曜日「だって、俺くんと会えなくてっ、さみしかったんだもんんぅ…」
俺「っ、!」

俺「おま、泣くこたねーだろ…」
土曜日「うぅ、だって、自分でご飯作ってもぜんぜん美味しくなくて、友だちにも…」
俺「…?」
土曜日「げ、月曜日ちゃんにも、美味しくないって笑われてからっ…なんだか自信なくなっちゃって…作りたくなくてぇ…」
俺「…はぁーもう。お前って奴は…」

土曜日「次第に食欲もなくなっちゃったの……本当にごめんなさいぃ…」
俺「あーもう、わかったよ!泣くな泣くな!っ…こっちこい!!」
土曜日「え?きゃ…俺くん?」
俺「その…辛い思いさせて悪かったな。でも栄養は取らなきゃだめだ。月曜日くらいになんか言われたって無視してろ」
土曜日「で、でも」
俺「お前は、自信をもっと持て。俺は逆に、お前が七人の中で一番可愛くてモテるからこの一週間ずっとハラハラしっぱなしでメシに手がつかなかったわ」
土曜日「そ、そんな…///」

俺「あーったく!ほらこっちこいメシ作るぞ!」
土曜日「え?い、今から?」
俺「今日は一週間分、いやもっと栄養があるめっちゃうまいメシの作り方おしえてやる!」
土曜日「う、うん。ありがと…?」
俺「そんで」
土曜日「そ、それで…?」
俺「……次会ったときは、お前のメシを食わせてくれ。」
土曜日「!!…うん!!!」


おしまい

まあ僕は明日フツーに仕事なんですがね

土曜日ハスハスってことで

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