卯月「あの765プロとアイドルサバイバルです!」 (58)

初ssで本家とのクロスのつもりです
キャラには細心の注意を払っているつもりですが文章力等拙い所はお許しを

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399822549

LIVEバトル VS.ジュピター


天ヶ瀬 冬馬「ハァハァ…おらっ!」

バァン!

前川 みく「にゃにゃ!?ちょっと今のは危険すぎるにゃ…」

冬馬「ハッ!俺の“BANG×BANG”はアイドル力を銃弾にし、当たればまるで子供の頃の夢の様に無限大な爆発を起こす技!これでもお前らを認めたつもりなんだぜ覚悟しろよ!」

冬馬ファン「冬馬クンカッコいい!!逆転してー!!」

みく「褒めてくださってこーえいにゃ、でも冬馬チャン忘れてない?みくの”おねだりshall we~?”に囚われている事を、そのせいで狙いも定まっていないようだし」

みくファン「うぉおおお、みくにゃんうぉおおおお!!」

冬馬「…それはどうかな?ほら、お前の腕なら掴んだぜ」

みく「にゃっ!?”にゃんにゃんボイス”!」

冬馬「!?させるか“BANG×BANG”!」
……………
………..
…….

説明しよう!LIVEバトルとは、アイドル力を持ったアイドル同士の物理的な戦いの事である!相手を戦闘不能にしたら勝ちになるぞ!
そしてアイドル力とは!多くのファンを集め魅了することで得られる力である!

………


モバP「いやーよくあの天ヶ瀬冬馬に勝利した、みくにゃんのファンになります」

みく「もっと褒めてもいいんだにゃPチャン♪にゃんたってみくが勝ったんだから!」

卯月「みくちゃん凄いです!あのピピンさんを打ち破るなんて!」

未央「それにしても“おねだりshall we”破られちゃったねーそして何故みくにゃんの攻撃の方が早く決まったのか、勝利投手のみくにゃん!解答は!?」

みく「…まぁ知ってるとは思うけどおねだりshall weの効果は相手を誘惑する、つまり相手を視覚的に惑わすって技なんだけど…」

まゆ「だから鬼ヶ島さんもあんなに強力な技をそう簡単には使えなかったんですよねぇ」

凛「そこでみくが変に“今のは危険だった”とか喋っちゃうからみくの位置を特定されちゃったね、まぁみくらしいけど」

奈緒「でも冬馬さんみたいなトップアイドルが何故みくより攻撃が遅かったのかが分かんないよなぁ~」

みく「冬馬チャン、みくの“おねだりshall we“が解けた瞬間みくの胸をガン見してたからその隙に…ね?半分冬馬チャンの自滅なんだよ実はあれ…」

藍子「えっ?」

奈緒「あっ」

モバP「まぁそれは置いといてだ、これであのジュピター相手に“LIVEバトル”で2勝1敗。大黒星だ。俺もプロデューサーとして凄く誇らしい」

美波「私が北斗さんに勝てればもっと良かったんですけれど…美波次は決めます!」

加蓮「まぁ美波さんは強いけど仕方ないよ。ヴィーナスシンドロームじゃ北斗さんに氷付けにされちゃうし相性悪すぎたね」

茜「私は燃やします!!!!ボンバー!!!」

モバP「まぁ色々余韻に浸るのもいいがこれでやっと、あの“7 6 5 プロ”との対決だ!後もう一歩でてっぺんだ!」

皆「はい!」

ちひろ「でも次のLIVEバトル形式はどうなるんでしょう?今回は一対一の三本勝負でしたが…」

モバP「そこらはすぐ決定されると思うんだが…」

オ―ネガイ―シンデレラ―ユメハユ―メデオワレ-ナイッ

李衣菜「あっプロデューサー、メール来ましたよ」

モバP「おう……皆、次のLIVEバトル形式が決まったぞ、


アイドルサバイバル形式だ」

説明しよう!アイドルサバイバルとは!サバイバル形式のLIVEバトルでより多くの勝利ポイントを稼いだ方が勝ちなゲームだ!
アイドルに好きなようにポイントを振り、そのアイドルが倒されると相手にその分の勝利ポイントが入るようになっているのだ!
人数は30人制限!一回やられても何度でもLIVEバトルができるぞ!

愛梨「えっ!?それってつまり…」

ちひろ「えっ?765プロに比べ数の多いこちらに有利なバトル形式じゃないですか!こりゃもしかすると勝てますよプロデューサーさん!」

モバP「あぁそうだな、でこの場合のメンバーだがすまん、次の候補だった友紀と文香には休んでもらう」

友紀「えぇーユッキレボリューション咬ましたかったのにー」

文香「でも…仕方ないです。30人でしたら攻撃の幅が広くなるソロ曲持ちの方々がどう考えてもいいですので…」

友紀「えぇ~中継ぎのワンポイントにさぁ~」

楓「ふふっ、帰ったら鯖をツマミに一緒にお酒飲みましょうよユッキさーん、サバイバルだけに」

美嘉「楓さんダジャレ適当すぎない?」

モバP「楓さん酔ってませんか…まぁこの30人で765プロとの対決頑張るぞ!」

皆「はい!」

……
同時刻765プロにて



春香「聞きましたかプロデューサーさん!次の相手はCGプロですよCGプロ!あぁ久しぶりに卯月ちゃんに会えるかもなぁ…ワクワクしてきました!」

P「そうか、春香は一回最初の方に島村卯月とライブした事あるんだっけか」

美希「ミキも意外と楽しみかなー。CGプロのヒト最近キラキラしてるし新たなライバル登場の予感!ってかんじなの」

響「自分は完璧だからなー、不利なルールでもなんくるないさー」

貴音「でもどうしましょうか、あいどるさばいばる形式では数の少ないこちら側が不利なのは確実」

千早「30人制限でも13人しか765プロにはいないものね、想像以上の連戦を強いられる事になるわ」

やよい「リスク分散もできないです…」

真美「やよいっち難しい言葉知ってるねー」

雪歩「実際どうしましょう…」

律子「それなら私に考えがあるわ」

亜美「流石律っちゃん!伊達に眼鏡はかけてませんなー」

律子「それに何が関係あるのよ…まぁ始めるわよ作戦会議」

説明しよう!なぜこんな戦いが始まったのか!

世はまさに大アイドル時代!アイドルは膨大なファンの影響でアイドル力を手にし、もはやTVやイベントなどの出演者ではアイドルが殆どを占めるようになった!

しかしそれでは飽きてくる人が出てくる可能性があるのも事実!

そこでマンネリ化を恐れたテレビ会社の幹部達はアイドルライブをスポーツのように楽しむLIVEバトルを生み出したのだった!

黒星じゃだめじゃん

Jupiterとのライブの二日後
CGプロは765プロとの対決を15分後に控えていた!


モバP「そうそう、知っていると思うが今回のバトルではカメラさんは付かずにエリア中に設置された小型カメラから中継されているからな」

李衣菜「いいですねー誰にも邪魔されない所でこそ真の力が発揮できるっていうかー」

凛「李衣菜、それフラグ」

李衣菜「凛ちゃんそういう事言わないでよー」

モバP「実際李衣菜は一番最初にやられそうだし気を付けないとな」

李衣菜「プロデューサーぁ!」

蘭子「皆より溢れる生命の潤い!(皆さん元気ですね!)」

モバP「では最後の確認だ、まず蘭子とアーニャ、幸子と愛梨、裕子とまゆ、きらりと杏は前線でお願いする。相手はものすごく強いからもしキツいと思ったらすぐ引いて中間地帯に居るTP、ポジパ、ピンキュ、ロッキングガールを呼んでくれ。呼ばれた側は共闘してくれな」

TP、ポジパ、ピンキュ、ロッキングガール「はい!」

モバP「楓さん川島さん菜々さんは事務所近くで待機してください、皆さんには一番ポイントを振ったんであまり前線には出ないで欲しいです。それと小梅は1人で特別行動をお願いする」

小梅「うん…責任重大だから…………頑張る」

モバP「みりあ、輝子、みく、みりあ、茜、紗枝。最初は事務所待機で誰か厳しい状態になったらすぐ入れ替わってくれ」

卯月「ついに…始まるんですね」

未央「そうだよしまむー、しまむーはずっとこれを夢見てたもんね」

卯月「うん!」

モバP「さぁ皆頑張れ!でも無茶はくれぐれもするなよ!」

皆「はいっ!」

同時刻765プロ



美希「ハニーぃ!始まる前にぎゅってして欲しいな!」

のワの「ギロッ」

P「美希、もしするとしてもカメラがたくさんあるエリア内でしたらスキャンダルだぞ。で律子も本当に出るのか?無茶してないか?」

律子「私も一応765プロのアイドルですよ、人員が足りないときに休んでどうするんですか!プロデューサーは小鳥さんと一緒に事務所で指示出してください」

P「…わかった、じゃあ響!真!切り込み隊長は任せたぞ」

響「なんくるないさー!」

真「任せてくださいプロデューサー!」

千早「あずささんは大丈夫ですか?迷子になるべくならないで下さいね」

あずさ「大丈夫よ千早ちゃん、でももし迷ったら小鳥さんかプロデューサーさんお願いしますねー」

小鳥「何故私は一般人なのに戦場へ送り出される可能性があるのかしらピヨピヨ」

P「自分もですよ」

春香「あっ、もうそろそろですよ!じゃあいくよ!765プロ、ファイト!」

765「おーっ!」

慣れない事なんでこんな感じでゆっくり続けたいです
あといきなり>>12でミス
モバP「みりあ、輝子、みく、みりあ、茜、紗枝。最初は事務所待機で誰か厳しい状態になったらすぐ入れ替わってくれ」
のみりあ一つ目を美波に脳内変換おなしゃす

>>10
ミス指摘ありがとうございます
黒星じゃなくて金星でした

茜かぶってて姉ヶ崎がいない気がする

>>16
うぉっマジだすいません
次一時間以内に少し投下します、響子ちゃん可愛かった

アイドルサバイバル開始から2分後


事務所近く

美嘉「莉嘉…無事で居てね…」

楓「大丈夫よ、莉嘉ちゃんは強い子だしね?今回は前線に立ってないし大丈夫と思いましょう」

瑞樹「そういう楓も色々そわそわしすぎよ、わかるけど私達はとりあえずここで様子を伺うしかないのよね」

モバP「今回のアイドルサバイバルは三日間です、765プロは少人数なため一日目から短期決戦のつもりで勝負をつけにこられる可能性もあります。気をつけないといけません」

菜々「むしろその可能性の方が絶対高いです!いつこっちに人が来るかも分からないですよ…」

ちひろ「ジュピター戦に出たみくちゃん、美波ちゃん、みりあちゃんの三人は温存しますが…輝子ちゃん美嘉ちゃん紗枝ちゃんは念のためもうライブ衣装に着替えてすぐ出れるようにして下さい!」

美嘉輝子紗枝「「「はい!」」…フフ」

菜々「で何故私の立場は楓さん川島さんと一緒なんですか…」

瑞樹「それはもう大人だからよ、わかるわ」

前線先頭 開始から4分後

まゆ「…まゆの糸に触れました、誰か前方から来ますね。裕子さん、プロデューサーさんと皆に連絡を。……あれは響さんです」

裕子「了解!さいきっく意思伝達!」バッ!

まゆ「………裕子さん、そのポーズ可愛らしいですけどスマホ使ってくださいね」ニコッ

裕子「ヒッ……じょじょ冗談ですよ!!さいきっくスマホ取り出し!」ペカ―

まゆ「はいはい、でも…あれおかしいですねぇ反応が、あ、いやこれはまさか!」

ビュン!

裕子「今通り過ぎたのは…響さん!?高速の車くらい速かったですよ!?」

響「」ダダダダダダダダタタタタタタタッ
まゆ「やってしまいました!突入されました!」

裕子「どうしましょうか!?!?さいきっくボヤンスで居場所を...」オロオロ

まゆ「いえ私が捉えます!」

開始から4分半後

幸子「フフ―ンボクはカワイイですよねぇー」

愛梨「幸子ちゃんはかわいいねー」ナデナデ

幸子「もっと撫でてくれていいんですよ!……それにしても深い意味はありませんが何故愛梨さんとボクがタッグで前線なんでしょうか…」

愛梨「そうだよねぇー。プロデューサー、そこらへんあんまり理由詳しく教えてくれなかったなぁ……あっ関係ないけどあれ765プロの響ちゃんじゃないかなぁ?」

幸子「えっ!?あっ向かってきますね!LIVEバトル開始ですよ!あれでも凄く速くないですか!?ぶつかりますよ!?えっえっ!?フギャ――!!」

響「」スカッ

愛梨「………幸子ちゃん、響ちゃん通り過ぎちゃったよ?」

幸子「…はぁ良かったです、じゃないですすぐ追いかけヘブッ」

愛梨「どうしたの幸子ちゃん!…いきなり泥に埋もれて」

???「はぁはぁ、堀って予定地まで来たましたけど…ここ安全かなぁ…」ザクッザクッ

愛梨「えっ」

幸子「えっ」



雪歩「えっ?」


…………
………
……

律子「さて皆手筈通りに掻き乱してくれてるかしら、じゃあこの隙にいくわよ」

春香「律子さーん、あずささんがいませーん!」

千早「えっ」

美希「まぁあずささんなら大丈夫だってミキは思うな?何より強いし」

律子「……まぁそうねじゃあ皆も頼むわよ!」

春香「おー!」

そして開始から6分後


蘭子「我が友からの鐘の音があった。野獣を統べし者が拳を交わし始めたと(メールで連絡が来たんですがもう響さんがこちらに入ってきたようです!)」

アーニャ「シト―,シト―?...もう来たんですか?」

蘭子「あぁ、でも我らの前には刹那には現れんか13人の刺客よ(はい私達の前にはすぐは現れないですね765プロの方々)」

アーニャ「ダ―、でも警戒は…強めないと……?あれ?道が」

蘭子「如何がした雪の女王よ(アーニャさんどうしました?)…横ですアーニャさん!!」

アーニャ「?....!!」

真「”迷走Mind”!!!」ブン

アーニャ「はっ!」(不意を突かれた速い…ニェット、遅い手刀。これなら避けれッ!)

アーニャ「グッゥ!」ダン!!!

蘭子「アーニャさん!(右肩に直撃した!)…雪の女王に何をした!」

真「ボクの口からはごめんね答えられないよ!まっこまっこりーん!」ドドドドッ

蘭子「フッこの程度我に効くと思うのか!」

蘭子(これはまだ躱せる……アナスタシアさんは、あっちまでとばされてる。はやく助けないと)チラッ



真「さすが二代目シンデレラガール!動きはいいね!」ザッ

蘭子 (何故アーニャさんは避けられなかったんだろう、何かさっきの技にはあるんだ…あれを破らないといけない!)


蘭子 ババババッ…バッ!

真(今後ろから出したのはマイク?…いやステッキかな?)

蘭子「”真・地獄の業火!”」

真「うわっと!危ない危ない、炎を纏ったステッキなんて!」

蘭子「ふんっ…ふん!」

真(しかもバトン見たいに回転させてくるからこっちは通常の攻撃はしづらい。すぐにこっちから攻めないと主導権が奪われる!)

真「この…こっちもいくよ!”迷走Mind”!!!」ザァッ!!

蘭子(来た!よく見よう…そうすればどんな方向から来ても絶対躱せる!)

真(よし決まる!)ニヤッ

アーニャ「蘭子違います!!!!飛んで!」

蘭子「!!!“聖なる純白の翼!”」ビュッ!

スカッ

真「おっ!!」(あれ外した…って飛べるのか。千早と同じ様な感じかな)

蘭子「(あっ、チャンス!)アーニャさん掴まって!」

アーニャ「ダ―!!、スパシ―バ蘭子」ガシッ!

バサバサバサ



真「…あ」

真(逃げられる!しかもこの感じ…もうバレた?じゃあ攻め方を変えないと!)

ザッ!クルッ!ザバッ!

真「よしっ!”皆の王子様!”」ババ―ン!
……



……

………

蘭子(なんとか撤退できた、早く手筈通り皆を呼ばないと...)

蘭子「……雪の女王よ、右羽の付根は痛むか?(アーニャさん右肩大丈夫ですか?)」

アーニャ「ダ―、と言いたいですけどもう…правая рука…右腕は動かせる気がしません。主に蘭子に任せこちらは…サポートに徹します」

蘭子「承知した…因みに雪の女王、あの曲技の真理を知り得たのか(分かりました、ちなみにアーニャさんはあの技の仕組み分かったんですか?)」

アーニャ「ダ―でニェットです、あれはおそらく手刀の方向が見える所と関係ないところから来ています。まるで手刀自身が…迷っているかのように」

蘭子「では刹那に空を裂く音で方角を判断できるのでは!(じゃあ直前に手刀が風をきる音で何処から来るかわかりそう!)」

アーニャ「ア―…だからその対策が多分音が目立たないレベルまで遅くした手刀…なんだと思います」

蘭子「……理解した、厳しいな(成る程厳しいですね)、かの曲は迷った心で誘惑から未練を断ち切る曲…道理にかなっているな(迷走Mindの曲の意味ともきちんと被りますし多分その能力だと思います)」

アーニャ「!蘭子また来ます!早く皆に助けを!」


蘭子「えっ!?」

真「はぁぁぁぁぁっ!!!」

蘭子「!!」(えっ自転車?に乗ってて何か衣装がカッコよくなってる!?)

真「追いついた!へへっやーりぃー!」

アーニャ「ранний…速すぎます」

真「一応これでも765プロでは響の次に速いからね!」

蘭子(嘘、速すぎる。まだ助けを呼びに行く…?でもアーニャさんはサポートも辛そうだし放っとく訳には…



じゃあここは私が倒すしかない!)

ザッ!

蘭子「雪の女王一歩引いておれ!我が乙女な王子を狩る!(アーニャさんは後ろの方に下がっててください、私が真さんを倒します!)」

真(何か少女漫画の王子様みたいな口調だな…)「来い!」
……

.

開始20分後、とある中間エリアにて

美希「お相手よろしくなの!」




藍子「えっ…もうこんな所に?」

茜「いきなりの超強敵ですね!!!燃えてきました!!!」

未央「いや茜ちんまずは落ち着こうー。初日から飛ばす訳にもいかないしね☆」

藍子(多分未央ちゃんは気づいているけど美希さんがここに来ているという事は前線の皆はもうバトルに入ったって事。いつでもヘルプに回れるように温存しないと)

未央(765プロは初日から飛ばしてきますなーこりゃ茜ちんじゃないけどこっちも燃えてきたね!)

同時刻、別の場所で

凛「一度は戦いたいと思ってました、千早さん」

千早「ええ、私もです。CGプロの歌姫渋谷凛さん」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

奈緒「……おいおい凛がもう臨戦モードなんだが」

加蓮「凛だけに臨戦って?楓さんでもそんなこと言わないよ…」フフッ

奈緒「かれぇん!こんな所でまで馬鹿にしてぇ!」

凛「奈緒、加蓮!行くよ」

奈緒「そしておい凛!!他のヘルプの件はどうなった!!」

加蓮「こうなったら凛は止まらないよ奈緒、観念しないとね♪」

奈緒「…くそぉぉぉぉぉ!」




凛「”Never Say Never!”」ザキッ!

今日はとりあえずこんな感じで終了、これからもゆっくり行きます

久々に再開

開始から45分後……


愛梨「いっきますよぉー!」

幸子「はい!」バシッ

雪歩「へぇっ!?ALRIGHT!!」ビュッ!

幸子「!!そっち回りましたよ愛梨さん!」

愛梨「ふぅ!」ドカッ!

雪歩「グフッ!(足に擦った…!)まだ耐えます…!」

幸子(流石萩原さん、愛梨さんとこのボク相手でもここまで余裕を保っていられるなんて…あのALRIGHTはやっかいですね、ジェットの様な瞬発力を生み出す技なんて…)

幸子(でも二人掛かりなら!瞬発力も一瞬ですし止まった瞬間をもう1人が狙えば何とかなります!)

愛梨「そっち頼むね幸子ちゃん!」

幸子「!!はい!」

雪歩(どうしよう…alrightで逃げ切るのに精一杯で他の技を使うタイミングが…2人組というのもですけど、やはり十時さんが)

愛梨「はぁっ!ぴょんぴょんキック!」ドカァ!

雪歩「ヒッ!もう勘弁してくださいいいいいい!」(地面が思いっきりひび割れているよぉ!助けて真ちゃん!)

愛梨「“ふわふわなキモチ”になれば体もふわふわです!」フワッ

雪歩(あの尋常じゃないスピードと一発の破壊力。神崎さんが多彩な技を使う万能型シンデレラガールで、十時さんは近接戦に特化したシンデレラガール。律子さんに聞いた通りです。相性が悪すぎますぅ)

幸子「ボクもいますよ!」サッ!

雪歩「……平和的に行きたいですぅ…一時停戦なんてどうですか…?」

幸子「ボクの可愛さにに免じてでも駄目です!」サチコッ!

雪歩「もう嫌だよぉぉ!」

愛梨(とは言っても萩原さんは防戦一方だからこそ戦闘が長引いているんだよね、だから一回萩原さんに攻撃してもらってその隙をついた方が早いのかなぁ)

愛梨(でもプロデューサーさんが無理するなって言ってたし安全策の方がいいのかなぁ…)フラフラ

愛梨(うーんでも…)フラフラフラ

雪歩「!!」(今ならチャンス!!)

雪歩「てぇい!」ブン!

幸子「危ないですよ愛梨さん!」

愛梨「!?隙あり!はぁっ!ぴょんぴょんキック!」

雪歩「ウッ!」グッ

幸子「偶然隙ができた!今回は今までで一番いいあたりですよ!」

雪歩「でもまだ耐え…….ます!」(やっぱり私1人には手に負えない!こんなとき律子さんは何て言ってたか…)

雪歩「」クルッ

幸子「!逃げましたよ追いましょう!」

愛梨「えっ?あぁ…うん!」(可笑しいな、萩原さんはちょっと弱気でも逃げ出すような子じゃ無い筈…)

同時刻

アーニャ「はぁっ!」

真「うりゃあ!自転車!」

アーニャ(ェ体当たりですかッ!)ドン!

蘭子「よくもぉっ!」

真「感情が入って大振り過ぎだよ!迷走Mind!」ザァッ

蘭子「……ッ!効かぬわ!真・地獄の業火!」ブワッ

真「ぐあっ!……ふぅまだまだ!」

アーニャ(ダ―、2人とも持久戦で凄い…です。私は…片腕じゃやっぱり足手まとい…)ゴフッ

蘭子「雪の女王!もう下がっておれ!(私1人で大丈夫です!下がっててください!)」

真「よそ見の隙もーら一いっ!」ザッ

蘭子「えっ?」

真「迷走Mind!!」ザァッ!

蘭子「!!」

真(クリーンヒット!でも…)

蘭子「…ふっ、効かぬといっておるぞ!」

真(どういう事だろう。迷走Mindは自分の手刀を相手にランダムで異なる方向から来ると錯覚させる技…まさに迷う手刀…なんだけど、当たっても蘭子ちゃん丈夫なんて聞いてないですよプロデューサー!)

真「まっこまっこりーん!」ドカドカドカ

蘭子「効く筈が無かろう!」バッ!

蘭子(正直アーニャさんの助言でも迷走Mindが私には見えない攻撃ということしかわからない。なら自動回復の特技、“聖姫・再誕”で攻撃を喰らってもすぐ回復すればいい!でも変だな…)

蘭子「乙女な王子よ!何故我の攻撃がさほど通じない!」

蘭子(多分だけどあの王子様っぽい服が防具かなんかなのかな?もうわかんない!)

真「コッチの方が余裕ないんだから教えられないよ!」

蘭子「逃げ腰か乙女な王子!今なら貴女の空刀をも待つぞ!」ザッ!

真「でもどうせ効かないんでしょ!」シュタッ

真(くそぉーっこんな服着たくなかったのに…でも“皆の王子様”の防御力のお陰でなんとか攻撃を耐えられてる!)

アーニャ(こう見ていると2人とも…Небезопасный、とても慎重派?分析派?いや相手は性格的にそうではないはず…です…)

蘭子(このまま押していく!)

蘭子「ではこちらから…」

真(来る!)

蘭子「ハッ!」ザザザッ

真(右脇、左太腿、右肩への攻撃。これは躱せる)サササッ


クルッ!

蘭子(本命は上からです!)

真(オーバーヘッドシュートみたいに空中で回転した!?)

ボウッ

蘭子「炎を纏った我のサウザンドスクライドを喰らうがよい!(真・地獄の業火で乱れ突きです!)」


バババッババッバッバッバババババ


真「ぐぅっ!」ザザザザザザザザ

蘭子「あーっはっはー、このまま業に焼かれるが良い!」

蘭子(とは言ってもこれは決定打にはならない、どうにかしないと!)

アーニャ(何か変な感じがします…嫌な予感が…)

真「グゥッ、ふん!迷走Mind!」バシッ!

蘭子「ッ!上手く相殺したか……」

真(このままだとジリ貧だ!作戦とは少し違うけど一回逃げよう!)ササッ

真「“エージェント夜を往く!”」

蘭子「!?!?」(ここで新たな技!)

ドゥ―ン

蘭子(あたりが暗く…?)

真「ハァッ!」

蘭子(ただのパンチ?とりあえず一歩下がって様子見!……ってあれ?)

サァッ

蘭子「消えた……だと?」

蘭子(どこだろう、前?後ろ?右?左?上!…でもない…)

真「今のボクは乙女な王子様じゃない…そう」

蘭子「!!」(さっきまでいなかった筈なのにいきなり背後に!しかもあれは…)

真「“エージェント”さ」

蘭子(ピストル!)




バァン!


蘭子「ウッ!鋭い弾道が我を打ち抜いたが、すぐ復讐よ!」(攻撃喰らっちゃった、でも仕返しです!)

真 ササッ

蘭子「躱すか!何のもういっぱ…え…炎?」

ボワアアアアアア!

蘭子(銃痕から炎が!)

真「……ごめんね、この技は相手を一定時間その場にとどめ激しく燃やす技なんだ。上半身は動けても歩く事はできないよ」

蘭子「ッッッッッァァァッァァァァ!!!」(熱い!そして炎が全然衰えない!)

真「今のままじゃ勝てないし一時撤退させてもらうね。ボクの主義ではないんだけどもチームプレイってことでごめ…



グハッ!」グサッ

真「!」

アーニャ「ハァハァ…やりました」

蘭子「!雪の女王!」

アーニャ「ダ―、蘭子…そして真…。Небезопасный、油断……しすぎですよ…」フフッ

真(この、ボクの胸を貫いているキラキラ光ってる剣は何だ?………綺麗、じゃなくて!)

アーニャ「”you’re stars shine on me”……」ハァハァ

真「ごめんね逃げさせてもらうよ。迷走Mind!迷走Mind!迷走Mind!」ザザザツ

アーニャ「ゥッ!…そんなんじゃ…離れません!」ボタボタ

蘭子(凄い流血!しかもあんな近距離で迷走Mindを何発も!)

真「“エージェント夜を往く!”」バァン!

アーニャ「ウグッ…………あああああああああ!」

蘭子「アーニャさん!」

アーニャ「うぅ…ぅ」ボォォォォォォッォ!

真「…非情かもしれないけどこれも勝負だから先に行かせて…ってえ?」

真(!嘘だ今度はボクの体が動かない!)

真「何をしたんだ!」

アーニャ「ダ―……….この剣は…Звезда、星の煌めきで出来ています…この...剣を….グフッ刺しているときから貴女の体に…その煌めきを注入してます…」

真「えっ?」

アーニャ「そして今…体の中の…Звезда、星が体を貫き外へ出ます!」

ピカッ

蘭子「!!」

真「グハッ!!!ああああああああ!」キラキラキラキラキラッ

ドバァッ
………
……

………
……


アナスタシアの勝利!
………
……

………
……


アナスタシアの勝利!
………
……

蘭子「アーニャさん!!!」

アーニャ(…ふぅ何とか、でも体が…流石菊池真……不意打ちで2対1でもこんなに…)クラクラ

真「ぅっ…」

蘭子「動かないでください!お願いします!」

アーニャ「フフ…慌てすぎ…ですよ蘭子。私は大丈夫、それよりも…CGプロです」

蘭子「?」

アーニャ「多分、…Стратегия、まんまとハメられました…あの菊池真…あれほど好戦的と聞きましたが。今回はあんな戦い方でした、多分…持久戦狙い…です」

蘭子「つまりは…?まさか!」

アーニャ「何か…重大な多分作戦があるのだと思います…そのために時間稼ぎされたかもしれません」

蘭子「!!」(確かに言われてみれば…)

蘭子「ではすぐに連絡をして指示を待ち待機すべき」

ペシッ

蘭子「え?」

アーニャ「ア―…みくに教えてもらった、ねこパンチです。蘭子、それはいけません」

蘭子「??」



アーニャ「連絡はいれるべきです、でも…蘭子は…もっとそんなに小さくまとまらなくていいです。好きなように…暴れて下さい。なんたって蘭子は



Сильнейший、もの凄く強いんですから



私、良く知ってますよ」フフッ

蘭子「…」

アーニャ「チームプレイは…大事です。でも蘭子は調和を気にしすぎるアイドルでは…ないです。蘭子らしく…迷惑もかけて下さい。助けも求めてください。それを助けるのが…仲間です。私を、皆を、仲間として扱ってくれますか?」

蘭子「………」

遡る事15分、自陣地近く


裕子「さいきっく風起こし!」ブワッ

響「グッ…またよく分からない不意打ちかー!隠れてないで出てきてきなよ!」フゥ

まゆ(そんなことはまゆはしませんよぉ…絶対勝つんです。どんなこすい手を使っても。それにしても裕子さんとまゆの相性は悪くないですねぇ)

裕子(こんな感じで居場所特定した後さいきっく遠距離攻撃、の繰り返しでいいんですか?)

まゆ(いえ…もうまゆの糸と裕子さんの攻撃で十分弱らしましたと思います、後は行動を止めるだけ…近距離戦お願い出来ますか?)

裕子(ラジャー!)

響(たぶんあっちは自分の居る位置を正確に把握している!だからこそ弱った所に絶対出てくる!でも自分の体力持久力を舐めないで欲しいさー)ハァハァ

??「さいきっく風起こし!」

響「!そこだ!」ビョン

??(えっ??いきなり10m以上跳んでからのパンチですか!?えっえっ)

響「とらぁっ!」

裕子「えええッ」クルッスカッ!

響(躱された!いや偶然っぽいぞ。でも…来たぞ)

裕子「……さいきっくユッコ、参上です!まず手始めに“ミラクルテレパシー”!」

響(チャンス!)ニヤッ

響「“あなたの遺伝子が…呼んでる…”」

裕子「はぁっ!」

響「”Next Life”!」

スカッ

裕子「あれ?さいっきっく攻撃ミス!響さんはどこに?」

響「ここだぞー」ココダゾ―

裕子「!!あんなに遠くに!!瞬間移動!?」

裕子(落ち着きましょうエスパーユッコ、これは…むむっ!これは”Next Life”の能力が分かりました!でもこの能力は防ぎようが…ヤバい気がします!助けてください、まゆさん!)

裕子「ここに跳んでくるんだぁっ」ブォッ!!!

響「えッ?」サァッ

裕子「まずいですね…」

裕子(一番警戒していないところで外してしまいました…そしてあんなに攻撃されてまだこの速さ!多分”Brand New Day!”のお陰ですね…!)

響(何故ここに移動して来るとわかったんだ?)

響「また偶然なのかな?じゃあ次はこっちから行くぞ!」

裕子(又消えた…来る?….!!!!!!!!!)

響「ウラウラウラウラ!!!!!!」ドドドドドドドドドドドドド

裕子「ウググググググググゥ!」

裕子(色んな所に瞬間移動移動してのラッシュ!!さいきっくがーどが……)

響「まだまだ行くゾ!」ラッシュ!

裕子「ガハッ」ドバッ

………

まゆ(さて、裕子さんが心配ですし……少々、いやかなり近距離戦闘を押し付けてしまったのも申し訳ないと思っていますし、ちょっと速いですが行きましょうか)

まゆ(裕子さんのミラクルテレパシーの能力は相手の技のアナライズ、例えばあんなに響さんが早く移動出来たのもBrand New Day!の効果で体全体を活性させたから、でしたっけ…)

まゆ(一応裕子さんも中距離派で近距離では無いですがその点ではまゆよりは強いし、大丈夫な…!!!え?あそこに居るのは…)



裕子「うぅ……うぅう、さ、さいきっく強がり!」ボロボロ

響「裕子…だっけか、なかなかやるさー」ハ―ッハ―ッ

まゆ(裕子さん!かなりやられている!まずい!)

響(とは言ってもさっきまでのダメージが、ウッツラいぞ…残り何発Next Lifeが使えるか…)

裕子「油断大敵…」ボソッ

響「!!!」(いつの間にか懐に潜り込まれた!)

裕子「さいきっく…力技!」バァツ

響「ウグッ…グハッ!!」

裕子「ざまぁ見て…ください」

響「このッ」ザアッ

ビユッ

響「!!」(何かで裕子が引っ張られて行く!)

ピョ―ン

響「…まゆかー」

裕子「まゆ…さん……」

まゆ「裕子さん大丈夫ですか?もうまゆに任せてください」

裕子「まゆさん…響さんの技ですが、さっきまで居た場所に瞬間移動する、Next Life、というのがあります…気をつけて…」

響「能力、バレちゃったぞ………でも次も、相手になるぞ」ハ―ッ、ハ―ッ

裕子「気をつけ…て」

まゆ「大丈夫です裕子さん、裕子さんの戦いのおかげでもう勝負はつきました」フゥ

響「どういうこと…ッッ!」

まゆ「ふふっ…捕まえましたぁ…」ハァハァ

響(なんだか体が動かないぞ!)

まゆ「ここのエリアは…というより戦闘エリアほぼ全域にはまゆの張り巡らした赤い糸があります、その糸は本来感知用なんですが多少攻撃翌力を持ってまして…響さんに慢性的な攻撃を与えてました。張り巡らせた糸の2/3が響さんの走りのせいで切れてしまいましたけど」

響「……じゃあ、なぜ自分は動けないんだー…」

まゆ「その糸をまゆが近距離戦中にここら一体に集めてました♪近距離戦でないと移動されてしまうかもしれませんので。で、今いっきにここら辺の糸をまゆが響さんに絡めました」

響「じゃあこんなもの力で切ってやるさー!」

まゆ「そんなことをさせない為に…“エブリデイドリーム”」

響(うっ、意識が遠のく…)

まゆ「相手が動かない時にしか使えませんが…毎日夢のような白昼夢に浸ってください♪」

響(ごめん…765プロの皆、負けちゃったさー。でも最低限の仕事はしたよ…)

………
……

まゆの勝利!

……
………

今日はここまでで、読んでくれた人いたらありがとうございました

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