千早「キャラ設定間違えた」 (275)

千早「どうしよう……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399457134

いつぞや断念した話をのんびり書いていきます

~事務所にて~


律子「はーい、みんな注目!」

P「今日から新しい仲間が入ることになったぞ」

春香「わあ、本当ですか!?」

やよい「また賑やかになりますね!」

響「なあなあ、どんな人が来るんだ?」




  
千早(どどどうしよう……緊張してきた…)

千早(おちちつくのよ如月千早!)

雪歩「男の人だったらどうしよう……」

伊織「それはないと思うけど」

亜美「きっと、チョ→美人さんだよ!」

真美「いやいや、チョ→せくち→さんかもよ!」


千早(ハードルが上がってるしぃ!)

千早(もうやだ、帰りたい)



あずさ「ふふっ、どんな子がくるのか楽しみね」

真「プロデューサー!焦らしてないではやく会わせて下さいよ!」

P「わかったわかった よし、入って来ていいぞー」

千早「し、失礼します……」ゴニョゴニョ


スタスタスタスタ


千早「……」



シーン




美希(すごいプレッシャーなの……!)

貴音(面妖な……!)

真美「わ、わー」パチパチ

亜美「い、いえーい……」

真美(すっごくマジメっぽいYO!)

亜美(この人、プロの人だ!)

千早(死ぬほど空気が重い……)

千早(流れを変えるためにも!)



千早『やっほー☆わたし如月千早!』

千早『歌うことがすっごく好きです!』

千早『私のことは「ちーちゃん」って呼んでねっ』



千早(なーんて)

一同「………ゴクリ」ジー



千早(なんてふざけた挨拶できる空気じゃない)


P「おーい、大丈夫か?」

千早「……から」

P「ん?」







千早「歌にしか、興味ありませんから」







千早(やっちゃったあぁぁぁぁぁ!!!)




……




千早「そんなことがあって……」

優『自業自得じゃないか』

千早「うう、そうだけどぉ」クスン

優『本当に人見知りが激しいね』

千早「明日からどんな顔で事務所に通えばいいのかわからないよ……」

優『知らないよ』

千早「ひどい! 昔のやさしかった優はどこへいっちゃったの!?」

千早「もうお姉ちゃん挫けそうだよ!」

優『はいはい』

優『母さんも、辛くなったら帰っておいでねってさ』

千早「ううん、トップアイドルになるまで家には帰らないんだから!」

優『そっか』

優『無理だけはしないようにね』

千早「うん、じゃあ切るね」

優『うん、おやすみ』



pi



千早「よし、明日から頑張ろっ」

続きはまた明日になりそうです
優くんはバッチリ生きてます

P「よーし、今日は午後からダンスのレッスンだぞ」

一同「「おー!」」


千早「……」

千早(うう、ちゃんと踊れるかなぁ)


真(すごく集中してる……)

響(歌にしか興味ないって言ってたけど……)

貴音(歌以外にも全力で挑むとは……流石です)

……




トレーナー「はい、今日はここまで」

春香「なんか今日は調子良かったかも!」

伊織「あら、所々ずれてたけど?」

春香「へ?」

美希「春香もまだまだなの」

春香「なにをー!」

千早「……ふふっ」

美希「!!」



美希(千早さんが笑った→春香もまだまだなんて言ってるミキもまだまだ未熟→笑ってられるのも今のうちだぞ、ということ……!)


千早(疲れたけど、ちゃんと踊れたしすっごい楽しかった……!)

美希「千早さん!」

千早「ひゃい!?」

美希「ミキも頑張るね!」

千早「??」

雪歩「あのー」

千早(あぁ、あんな自己紹介しなきゃよかった)

雪歩「ち、千早ちゃん?」

千早(歌にしか興味ないカタブツキャラまっしぐらじゃない……)

雪歩「その、お茶を」

千早(あー!もう私のバカ!)ブンブン

雪歩「ひぃぃ!?」


ガシャン


千早「きゃあ!?」

雪歩「ごごごごめんなさいぃぃぃ!!」

千早「え!?ま、待ってぇ!!」




ワーワー




小鳥(千早ちゃん、馴染めている……のかしら?)

真美「ねーねー」

亜美「千早お姉ちゃん」

千早「千早…お姉ちゃん……?」

真美「あ……ご、ごめんね!」

亜美「イヤだった?」

千早「嫌では、ないのだけど……」

真美(どうしよう亜美ぃ!地雷踏んだっぽいよ!)

亜美(でも、ちーちゃんなんて呼んでたらもっとタイヘンだったかもだよ!)


千早(千早お姉ちゃんもいいけど、ちーちゃんって呼ばれたいなーなんて」


真美「へ?」

亜美「え?」

千早「……いえ、なにも」

千早(心の声が漏れてた、危ない……)

P「よし、今日はボーカルレッスンだぞ」

一同「「お、おー」」チラ


千早「……ふふっ」ゴゴゴゴゴ

律子(ものすごいオーラが……!)

響(話しかけ辛いぞ……)

千早(やった! 楽しみだなぁ)


あずさ「ふふっ、千早ちゃん気合十分ね」

千早「へ? あ、はいっ!」

あずさ「いっしょに頑張りましょう」

千早「ええ!」


律子(さ、さすがあずささん)

響(平然と話しかけにいったぞ……)




小鳥「聞いたわよ、すっごく歌が上手だったって」

千早「え?」

小鳥「思わず聞き惚れちゃったって、みんな言ってたわ」

小鳥「本当に歌が大好きなのね」

千早「あー…………はい」

千早(あの自己紹介の影響が……過去に戻りたいよぅ)



小鳥「千早ちゃん、事務所の雰囲気にはだいぶ慣れた?」

千早「ちょっとだけ、ですが」

小鳥「ふふっ、そっか」

小鳥「千早ちゃんは、もっと自分を出していいとおもうわよ」

千早「え?」

小鳥「違ってたらゴメンね?」

小鳥「千早ちゃん、みんなともっと仲良くなりたいように見えるんだけど」

千早「!!」

千早「……じつh」


prrrr



小鳥「あ、ちょっとゴメンね? はい765プロ……って社長!」

千早(邪魔しちゃ悪いかな、相談はまた今度にしよう)

千早「失礼します」ペコリ

小鳥「ま、待って千早ちゃん!」

小鳥「たるき亭で飲んでるって、それどころじゃないです!空気読んで下さい!今から行きます!」

今日はここまでです
次は土曜日くらいになりそうです




伊織「……」

千早「……」


シー.....ン


伊織(なんで今日は事務所に誰もいないのよ!)

千早(なにこの空気、気まずい)

伊織(朝から喉の調子悪いし……)

伊織(はぁ、厄日だわ)

千早(なにか会話の切っ掛けを……)ゴソゴソ



千早「あっ」

伊織「??」

千早「あの……のど飴、いる?」

伊織「へ?」

伊織「あ、ありがと……///」

千早(ああぁもう私のバカ!さらに気まずくさせてどうするのよ!)

千早「じ、じゃあ私自主練習に行ってくるわね!」


タタッ


バタン


伊織「……」

伊織「冷たいヤツじゃない、のよね」

伊織「……美味しい」コロコロ

~レッスンスタジオ~


キュッ  キュッ



千早「ふっ……はっ!」



千早「はぁ、上手くいかない」

真「サビのところは、もう少し腕の振りを大きくした方がいいね」

千早「わっ!?」

真「あ、やっぱり入ってきたの気付かなかった?」

千早「も~、いるならいるって言ってよね」

真「夢中で練習してたから……って」

千早「びっくりしたぁ」

真「!?」

真「よし!うん、ちょっと疲れてるみたいだから休憩してくるね」

千早「えー、来たばっかりなのに?」

真「」


真「わあぁぁぁぁ!!気のせいじゃなかったぁぁぁ!!」


ダダダッ


バタン






千早「……あれ、今普通に会話できてた?」

千早(千載一遇のチャンスが)ズーン

いつも冷たい人から突然フランクに話しかけられたらビックリするだろ

ゴルゴで想像してみろ

千早「もっとあそこで……」ブツブツ

春香「あのー」

千早「そうすればきっと……」

春香「もしもーし?」

千早「わぁ!?」



ドンガラガッシャーン



春香(あ、私みたいに転んだ)

千早「うう、いたた」

春香「大丈夫?」

千早「うん、えっと……天海さん?」

春香「はい!天海春香です!」

千早「ふふっ、なにそれ」

春香「えへへ」

オチは決めてるけど思ったより長くなりそう……
ちまちま書き溜めて木曜日にまた始めます

ワンフォーオールに夢中になってました
仕事が終わり次第再開します

>>45

ゴルゴ「びっくりしたぁ」

ゴルゴ「いるならいるっていってよね」

なるほどわかりやすい

春香「千早ちゃんも、ダンスの自主練習?」

千早「え、ええ……なかなか上手くいかなくて」

春香「だからあんなに落ち込んでたんだね」

千早「ええ……」

千早(違う意味で自己嫌悪してたとは言えない)




春香「私もいっしょに練習してもいいかな?」

千早「え?」

春香「二人でやれば効果も二倍!だよ」

春香「ダメかな?」

千早「いえ、いっしょに頑張りましょう」

春香「うん!」

………

……




春香「今の、だいぶいい感じだったかも!」

千早「ええ!」

春香「えっへへ~、ぶいっ!」

千早「ぶいっ!」



春香「!?」

千早「天海さん?」

春香「え!? うん!なんでもないよ!」

千早「そう?」

春香(なに今の!?すっごくかわいい!)

千早「そういえば天海さん」

春香「……むー」

千早「??」

春香「私のことは『春香』でいいよ、千早ちゃん」

千早「じ、じゃあ」



千早「は……春香」

春香「はい!天海春香ですっ」

千早「……ふふっ」

春香「えへへ」

春香「ところで、何を言おうとしてたの?」

千早「随分と遅くまで練習してたけど、時間大丈夫?」

春香「あっ」

~事務所~


小鳥「はぁ~あ」

P「幸せが逃げますよ」

小鳥「いやね、千早ちゃんのことです」

P「あ~」

小鳥「もっと皆と仲良くなりたいと思ってるみたいなんですが」

小鳥「暖かく見守ってやってくれたまえ……なーんて社長に言われまして」

P「つまり手助け禁止令が出た、と」

小鳥「はい」

P「なるほど」

P「まあ大丈夫でしょう」

P「うちの子たちは皆いい子ばかりですから」

小鳥「ふふっ、それもそうですね」

P「俺たちが気付かないうちに打ち解けてるもんですよ」

P「……っと、例の打ち合わせに行かなきゃ」

小鳥「こんな遅くにお疲れ様です」

P「いえいえ、一大プロジェクトですからね」

小鳥「みんな驚きますよ、きっと」



prrrrr



P「あれ、春香からだ」

P「もしもし?どうした?」

P「……は?」

春香『だから、終電の時間が過ぎちゃったんですよぉ!』

P「マジか」

P「送ってやりたいのは山々だが、これから打ち合わせだし……」

春香『千早ちゃんと練習に熱中してたら、つい……』

P「え?」



春香『…………え、千早ちゃん?』

春香『そんな、悪いよ』

P「千早?」



春香『あのー、プロデューサーさん』

P「お、おうどうした?」

春香『千早ちゃんが、泊めてくれるって』

P「!?」

P「千早に代わってくれ」

春香『はい……千早ちゃん、プロデューサーさんが代わってって』

千早『はい、プロデューサー』

P「その、なんだ……春香をよろしく頼む」

千早『はいっ』


pi


P「……」

小鳥「どうした?」

P「春香が千早の家に泊まるそうです」

小鳥「え!?」




P「仲良くなるの、早かったですね」

小鳥「そうですね……」

律っちゃんに呼ばれた気がする
会ってきます

………

……




春香「へぇ~、千早ちゃんここで一人暮らししてるんだ」

千早「ええ」

春香「すごいなあ……私はさみしいの苦手だから難しいかも」

千早「……」

千早(私も寂しくて死んじゃいそうだけど)

千早(一人暮らし初のお泊り会!楽しみだなぁ)



千早「この部屋よ」

春香「おじゃましm」

千早「あ!!  ちょっと待ってて!」

春香「え、うん」

千早(部屋散らかったままだったぁ!)

ドタバタ


千早「えっと、洗濯物はしまって……」

千早「くまさんのぬいぐるみも……恥ずかしいから隠して」

千早「お気に入りの可愛いパジャマも……うん、やめておこっと」



ガチャ



千早「どうぞ」

春香「おじゃましまー……す」

春香「……!」

春香(すごく殺風景な部屋……)

千早(あれ?微妙な反応)

千早(ひょっとしてかなり綺麗好きなのかな)

千早「……散らかってるけど、どうぞ」

春香(これで散らかってるって……)

千早「晩御飯、どうしましょうか」

春香「私が作るよ! 泊めてもらってるんだし」

千早「じゃあお願いしてもいいかしら」

春香「うん、任せて!」エッヘン

千早「冷蔵庫の中の物は勝手につかっていいから」

千早「私はお風呂の用意をしてくるわね」

春香「うん」


ゴソゴソ


春香「白菜、鶏肉、人参、ネギ、しめじ、豆腐……あ、豆乳がある」

春香「アレしか思い浮かばない」

春香(でも、ちゃんと料理はしてるんだなぁ)

千早「よし、アヒルさんのおもちゃも片付けたし、あとはスイッチを」ポチ


prrrrr


千早「あ、お母さんから……」


pi


千早「もしもし」

千種『もしもし、久しぶり』

千早「うん」

千種『元気にしてる?一人暮らしは寂しくない?』

千早「大丈夫だよ、今日は事務所の子も泊りに来てるし」

千種『まぁ!』

千種『あなた、さっそく千早にお友達ができたみたい!』

千早「ちょ、やめてよ! もう……」

千種『ふふっ、すぐに諦めて帰ってくると思ってたけど』

千早「そんなことないってば!」

千種『その調子なら大丈夫そうね』

千早「……うん」


春香「千早ちゃーん?」

春香(あれ、電話中だ)


千種『お父さんも寂しがってるから、たまには家にも顔を出してね』

千早「うん」

千種『あと、来週おじいちゃんのお墓参りは来れそう?』

千早「行ける、と思う」

千種『それじゃ、また来週ね』

千早「うん……またね」


pi



千早「……」

春香「千早ちゃーん、晩御飯できたよー」

千早「え、ええ」

春香(きっと、お母さんと話してたんだよね)

春香(……)

今日はこの辺でさようならです

春香「じゃじゃーん」


グツグツ


春香「豆乳鍋にしてみたよ」

千早「わ、すごく美味しそう!」

春香「えへへ、そうかな」

千早「ええ……それじゃあ早速だけど」

春香「うん! せーの」



春香・千早「「いただきます」」

千早「!!」

春香「どうかな?」

千早「美味しい……!」

春香「やたっ!」

千早「こんなに美味しい晩御飯、久しぶり!」

春香「そっかぁ」




春香「ねぇ、千早ちゃん」

千早「ん?」モグモグ

春香「あ、飲み込んでからでいいよ」

千早「んん」モグモグ

千早「……どうしたの?」

春香「千早ちゃんは、どうしてアイドルになろうと思ったの?」



千早「……弟がね、私の歌が大好きで」

春香「うん」

千早「いつも歌って歌ってって言われてて」

春香「うん」

千早「……」ジワッ

春香「!?」

千早(そういえば最近言ってくれない)

春香「ご、ごめんね!変な事聞いちゃって」

千早「ううん、大丈夫……」

春香「あ……その、お鍋食べちゃわないとね!」

千早「うん」



千早「……本当に美味しい」モグモグ

春香「えへへ」




……

………

チュンチュン



春香「今日は本当にありがとうね」

千早「いえ、私こそお鍋もご馳走になっちゃったし」

春香「また今度作りに来るね」

千早「ほんとに!?」パアァ

春香(すごい気に入られたみたい)

春香「じゃあ、また後で事務所でね」

千早「うん」

>>106-107
トリつけ忘れてた……



……


真美「ねーねー、千早お姉ちゃん!」

亜美「亜美たちにもアメちょうだい!」

千早「え?」

真美「いおりんが貰ったって言ってたよ」

亜美「いおりんばっかりズルいっしょ!」

千早「今日は飴持ってないのよ」

亜美「えー」

真美「ざんねんムネン……」

千早「フエラムネならあるけど」



亜美「これでガマンしてやりますか」ピー

真美「やりますか~」ピー

千早「はいはい」

律子「あー……なつかしいわね、それ」

千早「どう?」

律子「ん、ありがと」ピー

ガチャ


P「み、みんな!」

小鳥「おかえりなさい、プロデューサーさん」

亜美「やっほ」ピー

真美「はろはろー」ピーピー

P「お、おちちついて聞いてくれよ?」

千早「ついてます」ピー

律子「まずその前にあなたが落ち着いてください」ピー

P「そうだな……っていうかピーピーうるさいな!」

小鳥「!?」






P「ライブだ」

P「765プロ感謝祭ライブが決定したんだ!」


亜美「ホントに!?」

真美「やたっ! にーちゃんやるじゃん!」

律子「な、ななな……いつの間にそんな」



ガチャ


春香「おはようございま」

千早「春香!ちょっと聞いて聞いて!」

春香「!?」

千早「すごいの!!」

春香「え……えっ!?」

春香「ライブが決まったんですか!?」

千早「ライブだよ、ライブ!」

真美「やる時はやるんだね~兄ちゃんも」

P「おうよ」

P「まだ大きな会場じゃないけど、これが成功したら」


亜美「全国ツアーとかやっちゃったりできる?」

P「そりゃもう」


ワーワー



小鳥「このためにずっと走り回ってましたからね」

律子「あー、最近やけに忙しそうだったのはそういうことだったんですね」

……




千早「ライブだよ!ライブ!」

優『それはさっき聞いたよ』

千早「見に来……!」

優『ん?』

千早(やっぱり私の歌はもう興味ない……のかな)

千早(あんまり嬉しそうじゃないし……)

千早「ううん!何でもない!」

優『そっか』

優『事務所のみんなとは仲良くなれた?』

千早「クールなキャラとして……うん」

優『また似合わないことをするね』

千早「仕方ないじゃん!あんな自己紹介しちゃったら!」

優『そのうち打ち明けられればいいね』

千早「うん、頑張る」

優『それじゃ、またね』

千早「うん」


pi






千種「ねえ、ライブ決まったんですって?」

優「そうみたい」

千種「まぁ! 家族全員で応援に行かないと!」

優「チケット取るの、むずかしいんじゃないかな」

千種「そ、そんな……!」

千早「……」

千早「誘うだけ誘ってみたほうが、よかったのかな」

千早「……あ、春香からメール」


from:春香

ライブ楽しみだね!
お仕事の合間に練習するのは大変かもだけど、頑張ろうね!



千早「……えへへ」

千早「やるぞー!」オー

明日また書きます
ろくに更新出来なくて本当にすいません

……






~♪


キュッ キュッ


雪歩「あう…!」

雪歩「あうぅ……何回やってもうまくいかない」グスッ



千早「あ、あの」

雪歩「ひぁい!?」

雪歩「ど、どどどうしたの!?」

千早「私もいっしょに練習してもいいかしら」

雪歩「え?」

千早「二人でやれば効果も二倍!……かも」

雪歩「!!」

千早「ダメ…かしら」

雪歩「ううん!お願いしていいかな?」

……





千早「高槻さんは、兄弟がたくさんいるのよね」

やよい「はい!」

やよい「とーっても賑やかで楽しいですよ」

千早「そう……」

やよい「あの、千早さん?」



千早(最近会ってないなぁ……)

千早「優……」

やよい「??」

千早(この前電話で話したばっかりだし、しつこいと思われちゃうよね)

やよい「あのー、ちはやさーん?」

千早「……え!?」

やよい「もし良ければ、今夜はもやしパーティをするので私の家に来ませんか?」

やよい「千早さんが来てくれれば、弟たちも喜ぶかなーって」

千早「その……お邪魔しちゃっても、いいの?」

やよい「はい! 大歓迎です!」

……





アオイートリー


美希「わぁ……」

千早「……ふう」

美希「やっぱり千早さんは歌がすっごく上手なの!」

千早「そ、そうかな……」テレテレ

千早(私の曲ってなんか壮大な感じの曲が多いなぁ)

千早(春香や高槻さんのような楽しくなっちゃうような歌も歌いたいんだけど)


美希「でも、なんて言うか」

千早「??」

美希「んー、よくわかんない」

美希「モヤモヤする…の…zzz」




千早「何が言いたかったのかよくわからないけど……」

千早「もう、風邪ひくわよ」ファサ


美希「んゅ……えへへ…zzz」

……




あずさ「今日の歌番組収録、楽しかったわね~」

千早「姉妹みたいだって言われちゃいましたね」

あずさ「あら、私がお姉さんだと不満かしら~?」

千早「いえ!そんなことは……わぷ!?」


ギュム


あずさ「うーん、私もこんな可愛い妹が欲しかったわ」

千早「もうっ、からかわないで下さいよ」

あずさ「ふふっ」




あずさ「でも、甘えたい時は素直に甘えてもいいのよ」

千早「あずささん……」

あずさ「それじゃ、事務所に帰りましょうか」



千早「ちょ、そっちは逆方向です!」

また明日書きます

……




響「千早って、最近よく笑うようになったよね」

千早「へ?」

響「最初に会ったときはクールビューティかと思ってたけど」

千早「う……」



響「でも、笑ってたほうが可愛いから好きだぞ」ニカッ

千早「!!」

千早「あ、ありがと……」

響(言わないけど、照れてる時もすっごく可愛い……)

……




貴音「……」

千早「……」ジー

千早(四条さん、勘が鋭いからばれてそうだし)

千早(打ち明けちゃっても……)

貴音「はて、私の顔になにかついていますか?」

千早「い、いえ! そういう訳じゃ……」

貴音「ふむ、そうですか」



貴音「千早」

千早「?」

貴音「貴女の胸の内、いつか明かせる時が来るといいですね」

千早「四条さん……」



千早(やっぱり四条さんはわかってくれてた!)ジーン

貴音(やはり、過去につらい出来事があったのですね……)ホロリ

……




真美「ねぇ千早お姉ちゃん!」

亜美「今日は神社でお祭りがあるんだけど、行こ!」

やよい「いっしょにどうですか?」

千早「あー……ごめんなさい、用事があるの」



春香「そっか、なにかお土産かっておくね!」

千早「ううん、あなたたちだけで楽しんで来て」

春香「千早ちゃん……」


千早(私も行きたかったぁぁぁ)

春香(すごい思いつめた顔してた……)




千早(お墓参りに行かなきゃ)トボトボ

悪徳記者「……ん? あれは765プロの」

千早「りんごあめ……ばななチョコ……やきそば……」ブツブツ

悪徳記者(あんな暗い顔してブツブツ呟いて……あやしいな)

また明日です

千早「……」

千早「おじいちゃん、久しぶり」

千早「私ね、アイドルになったんだよ」



悪徳記者「なんだ、墓参りかよ」

悪徳記者「……ん?」





千早「……でね、こんどライブに出ることになったんだ」

千種「あら」

千早「あ」

千種「久しぶり、千早」

千早「うん……あれ、お母さんだけ?」

千種「お父さんは優を連れて神社のお祭りに行ったわよ」

千早「」


千早「な……っ!!」ワナワナ

千種「お墓に手を合わせてすぐ飛び出して行っちゃった」

千早「そんなのってあんまりだよ!!」

千早「せめて私を待っててよ!」

千種「男はせっかちだもの、仕方ないわ」






悪徳記者「なにやら言い争ってるみたいだな」

悪徳記者「ぐへへ……いいスキャンダルになりそうだ」カシャカシャ

千種「はい、これお小遣い」

千早「……え?」

千種「さ、遊んできなさい」

千早「こ、こんなに受け取れないよ」

千種「いいからいいから、受け取っておきなさい」

千早「うん……ありがとう」



千種「たまには家に顔を出して、元気な姿を見せてちょうだいね」

千早「うん」

千種「三食しっかり食べること」

千早「うん」

千種「……あと」

千早「?」

千早「お友達は大切にね」

千早「うん」

>>150ミス


千種「はい、これお小遣い」

千早「……え?」

千種「さ、遊んできなさい」

千早「こ、こんなに受け取れないよ」

千種「いいからいいから、受け取っておきなさい」

千早「うん……ありがとう」



千種「たまには家に顔を出して、元気な姿を見せてちょうだいね」

千早「うん」

千種「三食しっかり食べること」

千早「うん」

千種「……あと」

千早「?」

千種「お友達は大切にね」

千早「うん」

千早「じゃあ、行ってくるね」

千種「行ってらっしゃい」





千種「うまくやっていけるか心配だったけど」

千種「大丈夫みたいね」

千種「……あっ」



千種「ライブのチケット、お願いしておけばよかった」

……




千早「まだみんないるかな……」



ヒュルルル


ドーーーーーン


千早「あ、花火」



春香「あ!千早ちゃーん!」

響「おーい、こっちこっち!」

伊織「ほらね、やっぱり来たじゃない」

千早「みんな……」

真美「いおりんが一番心配してたクセに~」

伊織「な……っ!」

亜美「相変わらず素直じゃないんだから~」

伊織「う、うるさいわね! それよりあずさの監視はどうしたのよ!」

真美「あっ」

亜美「目標、ロストしました……」

雪歩「あ、あの千早ちゃん」

千早「?」

雪歩「これ、ばななチョコ」

千早「え?」

やよい「はい、やきそばどうぞ!」

美希「りんごあめあげるの」



伊織「みんな千早のためにとっておくんだーって」

千早「みんな……」ジーン


ピトッ


千早「ひんっ!?」ビクッ

伊織「にひひっ、食べ物ばかりだと喉が渇くでしょ?」

伊織「ラムネ、だったかしら……それの飲み方わからないからあげるわ」

千早「水瀬さん……」

長いこと書けなくてすいません
明日の夕方ごろに再開します

……




悪徳記者「へへへ……旦那、イイものが撮れやしたぜ」

黒井「ん?」


ピラッ


黒井「765プロの……如月千早か」

悪徳記者「どうです?」

黒井「墓参りしているだけだろう」

悪徳記者「よく見てください、母親と言い争ってますぜ」

黒井「痴話喧嘩かなにかだろう。下らん」

悪徳記者「甘いですぜ旦那」

悪徳記者「あっしのプロとしての経験が言ってます、これは一大スキャンダルになると」

黒井「ふん、言っておくが私は関わらんぞ」

悪徳記者「へへ、わかってますよ」

黒井「なにがあっても知らんからな」

悪徳記者「へいへい」



黒井(いらん濡れ衣を着せられる悪寒がする……)

悪徳記者「ではこれで……」


バタン






ガチャ


冬馬「おう、おっさん」

黒井「む、お前らか」

北斗「いま胡散臭いカメラマンとすれ違いましたよ」

翔太「まーた悪巧み?」

黒井「ノン!」

冬馬「ならいいけど……ほら」

黒井「ん?」

北斗「フランクフルトとわたあめと缶ビールです」

翔太「黒ちゃんにお祭りのお土産だよ」

黒井「ええい!祭りなんぞにかまけてる暇があるならレッスンに励め!」

冬馬「いらないのか?」

黒井「よこせ!」

翔太「素直じゃないなぁ」

北斗「じゃあ俺たちはちょっと練習してから帰ります」

黒井「ふん」



バタン




黒井「……庶民の味だ」モシャモシャ

~後日~


春香「お祭り、楽しかったね」

やよい「またみんなで行きたいですね~」

貴音「ふふ、そうですね」

響「今度は店の物全部食べちゃダメだからな」

千早「ふふっ」


千早「……?」

千早「この雑誌……!?」

春香「どうしたの、千早ちゃ……!!」

響「な……っ!!」




瑠璃の歌姫の呪われた素顔
如月千早が抱える闇とは



千早「」

……




響「弟の事故、家庭崩壊……彼女は周りに不幸を振りまいている……って!」

真「なんだよ、これ!」

貴音「なんとも悪意のある記事です……」

やよい「春香さん、千早さんの弟さんって」

春香「うん……」




千早『弟がね、私の歌が大好きで』

千早『いつも歌って歌ってって言われてて』




春香「千早ちゃん……」

ガチャ


律子「……」

美希「律子、さん!千早さんは!?」


律子「ショックで混乱してるみたい……歌うのも無理だって」

小鳥「無理もないですよ……こんなの、辛すぎます」

P

>>212
すいません途中で送信してしまいました




ガチャ


律子「……」

美希「律子、さん!千早さんは!?」


律子「ショックで混乱してるみたい……歌うのも無理だって」

小鳥「無理もないですよ……こんなの、辛すぎます」

P「とにかく、しばらくはゆっくり休ませないと」

真美「千早お姉ちゃん、いなくなったりしないよね?」

亜美「きっと、戻ってきてくれるよね?」

あずさ「ええ、きっと大丈夫よ」


伊織「あいつ……ずっとひとりで抱え込んだりなんかして」

雪歩「きっと私たちに迷惑かけちゃうって思ってたんじゃないかな」

雪歩「千早ちゃん、やさしいから」

伊織「ほんと、ばかなんだから……!」

伊織「迷惑だなんて、思うわけないじゃない!」

……




冬馬「おい!これどういう事だよ!!」

黒井「なんだ騒々しい」

北斗「この記事ですよ」

黒井「ああ、これの事か」

翔太「この前胡散臭ーい人と話し合ってたからさ」

黒井「ふん、これが私の差し金だと?」

黒井「私はこんな悪趣味な捏造などしない!」


冬馬「おっさんが……って、あれ?」

黒井「まあ、これで如月千早が潰れたらそれはそれで……」

冬馬「きっちり実力で勝たないと意味がないだろ!」

黒井「ええい!ならば私に下らん濡れ衣を着せに来ないで練習しろ!」

翔太「ごめんなさい」

北斗「すいません」

冬馬「悪かったな」

黒井「ふん」




黒井「放っておいてもいいのだが」

黒井「……高木に貸しをつくるのも悪くない、か」



pi



黒井「私だ」

黒井「……ああ、よろしく頼む」

なんか変な人がいる……

>>223
気が狂ってるんだ・・・そっとNGしといてやれ

……




春香「千早ちゃん」

千早『……なに』

春香「これからいっしょにダンスの練習しない?」

千早『しない』

春香「体動かすと気持ちいいよ」

千早『やだ』

春香「あ……あ、そうだ!みんなから差し入れ、もらってきたよ!」

千早『!!』

>>223
やつは色んなスレにパンツパンツ書き込みしてたらしきやつだからパンツマンと俺は呼んでる

>>224
NGってガラケーでもできるの?

名無しNIPPER
2014/07/02(水) 10:57:41.11 ID:jxivKUO80
パンツ

229:名無しNIPPER
2014/07/09(水) 22:20:49.08 ID:vM48hP680
ここまできて物事がいい方向にいくわけないだろ!

バッドエンドになるのはもう分かってるからどんなエンドになるか楽しみだヴァイ!

バッドエンドこそが私が求めているものなのだよ


ID同じじゃね?パンツマン

春香「お茶とかお菓子とか、みんなこれもこれも~って」

春香「私サンタさんみたいになっちゃって」


ガチャ


春香「あ」

千早「……その、ありがとう」サッ


バタン

ガチャリ


春香「ちょ、もう一回!もう一回開けて!」ガチャガチャ

千早『やだやだやだ』

春香「……ねぇ、千早ちゃん」

千早『なに』

春香「弟さんのために歌ってるって、言ってたよね」

千早『??』

春香「もっと簡単じゃだめなのかな」

春香「私は歌いたいから歌うんだ、って思ったほうが気持ちが楽だよ」

千早『え?』

春香「それで、また一緒に歌えたら私たちも嬉しいし」

千早『え、え!?』

春香「そうしたら、天国の弟さんだってきっと……」

千早『やめて!』

春香「……っ!!」ビクッ



千早『やめてよ……』

春香「ご、ごめんなさい……っ」


タタッ





千早「死んでないもん」グスッ

春香「……千早ちゃん」

春香「……」グスッ


千種「あの~」

春香「は、はい!?」

千種「天海春香さん、ですよね」

春香「はい」

千種「まぁ! やっぱりテレビで見るよりずっと可愛いわね~」

春香「あ、ありがとうございます」

千種「旦那も娘も……あ、ごめんなさい」

春香「??」



千種「如月千早の母です」

春香「え!?」

またしても長いこと書けなくて申し訳ないです
ちょっと寝てまた後で書き始めます

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