千代田「千代田はやっぱり千歳お姉が心配だから……」提督「」 (134)

ケッコンカッコカリ
 
 先日導入されたシステム、このシステム。
 
多くの提督とレベルカンストの艦娘たちに喜びをもって受け入れられた。
だが、このシステムがある鎮守府を揺るがす騒動の発端になることを誰も知らなかった。



・初ssです。
 ・独自設定あり
 ・キャラ崩壊
 以上の要素が含まれます。ご注意ください。
 
 E-5に資源をすべてとかした。初風と三隈がでてきてくれない。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399124273



 提督が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮を執ります。
 
 某鎮守府 07:49
 
 隼鷹「ひゃっはー! 提督、おっはよーございま……ってあれ?」バン
 
 古鷹「隼鷹さん、おはようございます」ペコ
 
 隼鷹「古鷹じゃん、おっはよー、千代田じゃなくて古鷹が秘書艦ってめっずらしーね」バタン
 
 古鷹「ええ、今日は千代田さんが更なる改修を受けられるようになったので、本部で研修と装備改修のためにお休みのため、私が秘書艦です」
 
 隼鷹「えっ? もう五回も改造して能力も最大だったのに千代田また改造すんの? ああ、確か運が向上するまるゆか……って、うちってまるゆいなかった気がするけど」
 
 古鷹「いえ、通常の近代化改修や改造と異なる、特殊な改造だそうです」

隼鷹「特殊な改造?」

古鷹「はい。資料によれば、この改造を行った艦娘は能力値がすでに最大でも更に運と耐久、加えて燃費も向上する、とのことですね!」
 
 隼鷹「はぁ、そりゃいいねぇ、わたしもその特殊な改造って奴をしてもらおうかね?」


 古鷹「でも、この改造は条件があって、レベル99じゃないといけないみたいですよ」
 
 隼鷹「あー……それじゃあたしゃ無理だね」レベル67
 
 古鷹「それに……」
 
 隼鷹「それに?」
 
 古鷹「ちょっとお耳を拝借……」ゴニョゴニョ
 
 隼鷹「……ああ~なるほど」ナットク
 
 隼鷹「そういやほかの提督たちも一時期そわそわしてたし、別な提督のとこの99な連中が妙にうれしそうだったのはそういうことか、なるほどなるほど」
 
 古鷹「鎮守府内でものすごく甘い空気が流れてましたものね」


隼鷹「そうだったそうだった、やたらと酒をおごってもらって天国みたいな時期だった」シミジミ

 古鷹「私達の艦隊には実装当時提督が指輪を手に入れたけど、レベル99の子がいなくて、やっと三日前に千代田さんがうちの艦隊で初めてレベル99になったんですよ」
 
 隼鷹「で、ついでに提督が告白しちゃったってわけか、ま、確かに千代田はうちの艦隊じゃ最古参だし、提督も千代田好きだって誰の目からも明らかだったからね、それにしてもあの奥手な提督もやるじゃん、こりゃ今夜は提督のおごりで祝宴だねぇ!!」
 
 古鷹「あの、それが……」
 
 隼鷹「そういや、肝心かなめの提督は? クソ真面目すぎてこんな僻地に送られた提督が遅刻するなんて珍しいけど」
 
 古鷹「いや、だからそれが……」
 
 隼鷹「もしかして、飲みすぎてダウン中かなぁ~? ま、しゃーないねー、あのお堅い提督でも浮かれることぐらいあるもんね~」ニヤニヤ
 
 古鷹「隼鷹さん!!」
 
 隼鷹「うお!! びっくりした! いきなり大きな声だよなよ古鷹」ビクッ


古鷹「……提督ならもういらしてます。それと隼鷹さん、今日はその話題、これ以上は……」
 
 隼鷹「は? 提督来てるの? どこに?」
 
 古鷹「そこです」ユビサシ
 
 隼鷹「いや、だからどこ? いつも提督が座ってる椅子だけじゃん」
 
 古鷹「ですから、そこです。目を凝らして下さい」
 
 隼鷹「ん~~?」メコラシ
 
 提督「」ウスボンヤリ
 
 隼鷹「(い、いたあああああああああああ!! すっげーー薄い半透明状態の提督がいたあああああ!! てか、なんで透けてるの!?)」ヒソヒソ


古鷹「(ですから、提督はもういらしてるんですよ)」ヒソヒソ
 
 隼鷹「(やべーよ、あれ、千と千尋で千尋が消えかけてる一歩手前状態だよ、うちの提督。早くなんか食べさせないと消えるよ、あれ)」ヒソヒソ
 
 古鷹「(ええ、実は来てからずっとあの状態で、でも業務はちゃんとやってるんですよ、ほら)」ヒソヒソ
 
 隼鷹「(……本当だ、しみついた真面目根性のなせる技だねえ……書類に判子を押してるし、今中断のE-5再開のために資源貯蓄遠征考えてるよ)」ヒソヒソ
 
 古鷹「(しっかりと業務に励むのは立派ですね、ほら、書類にも判子を唯押すだけじゃなくてこの間、隼鷹さんの飲み会の経費の領収書、しっかりと弾いてます)」


すみません、ちょっと所用が入ったため、一時中断します。


 戻りました。実家に帰っているため牛のお産を手伝わされてました。眠いので少し更新して寝ます。


 隼鷹「(チッ!! 折角のチャンスが……でもまぁ、あの提督の様子じゃ……)」ヒソヒソ
 
 古鷹「(ええ、御察しの通りです……つまり、そういうことみたいですね)」ヒソヒソ
 
 隼鷹「(でも千代田、強化は受け入れるって、提督コテンパンじゃない?)」ヒソヒソ
 
                     ビ
 
 古鷹「(いえ、なんでも千代田さんも悪い気がしてたみたいですけど、提督がせっかくレベル99になったんだからって無理やり進めたらしいです。業務引き継ぐ際に千代田さんから聞きました)」ヒソヒソ
 
                          ビ    リ
 
 隼鷹「(そこは貧乏性というか、なんというか、クソ真面目通り越して馬鹿だね、うちの提督。だけど恋に破れてああなっちゃったわけか)」ヒソヒソ
 
                  ビ     リビリビ
 
 古鷹「(ええ、ですから今日はこの話題禁止ですからね、千代田さんが戻ってきてもしばらくは……)」ヒソヒソ
 
                     ビリ      ビ


 隼鷹「(分かってるよ~さすがに傷心の提督からかっても復活してからの逆襲がこわいからね~、ま、酒の肴くらいにはさせてもらうけどさ!)」ヒソヒソ
 
 古鷹「(勘弁して下さいよ、そんなふわふわした空気の中でって) なにか聞こえませんか?」
 
          ビ        リ        ビリビリ
 
 隼鷹「? …………ありゃ? なにか聞こえるね、何の音だろ、これ?」
 
                 ビリビ         リ
 
 古鷹「……右隣から聞こえますね、あ、そういえばうちと同じく、三日前に右隣の提督の秘書艦を長らく担当されている山城さんもレベル99に達したようですね、そういえば演習後にうちの提督と右隣の提督が何か話していたようでした」
 
 隼鷹「ああ~なんとなーく分かっちゃったわ、私、とにかく行ってみよう! 決してさぼりじゃないから! さぼりじゃないから! これは重要なことで、確かめに行くだけだから!」ダッシュ
 
 古鷹「あ、隼鷹さん待ってください!」ダッシュ





















 提督「」ポツン







 提督「」シゴトハ?
 


 
 右隣の執務室
 
 隼鷹「……うん、この扉からさっきの音が聞こえるね」ミミ トビラニアテテ
 
 古鷹「やっぱりやめませんか?」
 
 隼鷹「なにいってんのさ、古鷹だって気になるくせに」
 
 古鷹「うっ………それをいわれると」
 
 隼鷹「ま、入ってみようじゃん、問題なければそれでいいんだし、しょっちゅう遊びに来てるんだから問題ないって」
 
 隼鷹「じゃ、いくぜ、隼鷹出撃する!」ガチャ
 
 古鷹「こ、こんちには~」コソコソ

 
 
 あきつ丸「あ、隣の古鷹さんに隼鷹さん、おはようございますであります。それと、ちょうどいいところに。自分では力不足のため提督殿を縛るのに手を貸していただけますか?」


数レスかいて限界という体たらくですが、眠気がやばいので寝ます
続きは、今日の夜にでも更新します。この艦娘だしてほしいと御意見があれば、臨時秘書艦として出せるかもしれません。

あと数時間後には農作業が待っている、ふふ、怖い

支援です。
実家は牧場なんですか?

おつ

連絡手段を断って満喫に飛び込むんだ
いそげ


 うおおお!コメントありがとうございます。
 ちょっと時間ができたので少し投下します。
 

>>17
実家は農家ですが、近所が酪農をやっているため難産だと呼ばれるんですよ。若いのが皆でちゃってるから
>>18
満喫がいつからうちの村にあると、錯覚していた?図書館ですら車で30分、吉幾三の歌が実話だった、という村に

 右隣の提督執務室 07:57
 
 あきつ丸「あ、古鷹殿に隼鷹殿、おはようございますであります。それと、大変恐縮なのですが提督殿を縛りつけるのに手間取っているため、もう少しまっていただけないでありますか?」
 
 右隣の提督(以下右提督)「ンー、ンー!!」ジタバタ

 
 
 扉をあけると、そこは雪国だった。執務室の床に雪が積もっている。それどころか、窓枠や机、棚といったものにも雪が積もり、そして入った途端、隼鷹と古鷹を極寒の冷気が包む。思わず身震いし、思わず二人はガラス戸から向こうの、外を眺めるが5月上旬のさんさんとした陽気のもと、中庭に紅色の躑躅(つづじ)の花が心地よさそうに風に揺れていた。

 
 間違っても雪の季節ではなく、さらに此処は屋内であり、仮に季節外れに雪が降ったとしても執務室に積もることは皆無であろう。

 執務室は通常、そこで執務を執る提督のために各々カスタマイズされている。洋風にするも、和風にするもその提督の趣味である。だが、雪を積もらす家具や道具など聞いたことがない。もしかしたら自分の知らない所でそのような家具が実装されたのか? と古鷹は一瞬疑問への糸口を見つけたつもりがした。

 が、
 
 その雪が積もった床に簀巻きにして隣の提督を拘束している、陸軍のコートを着込み、頬がリンゴのように真っ赤に染まったあきつ丸が目に映った。
 
 「あまりの寒さに」コートを着込んだあきつ丸が。

 
 艦娘は通常、改造以外で服を着込むことも脱ぐこともない、否、必要がない、といった方が正しいであろうか?
 それは、艦娘の服装が常に最適化され、灼熱の海だろうと極寒の海であろうとも十全に動けるよう、設計運用されているからだ。例え南方海域から北方海域に遠征や出撃任務を帰還した途端に言われても燃料と弾薬を補給すればそれだけで再出撃は可能である。怪我をしていれば入渠しなければいけないが、無傷の場合は補給を受ければ一刻も待たずして出撃が可能なのだ。
 
 だから、よほど寒い場所――北極圏など運用を想定されていない場所では着込む必要がある。だが、それはよほどの場合、通常はあり得ないといっても過言ではない。
 
 元々陸軍所属とはいえ、あきつ丸は立派な艦娘だ。そのあきつ丸がコートを着ている。更には頬がリンゴのように赤く染まっている。その事実が示す所は、この部屋の気温は艦娘ですら環境適応できない極寒の地ということを如実に示しており、二人が反応できないのはあまりの寒さに脳までフリーズ(凍り)したためか、それは分からなかった。
 
 だが、一つだけ言えるのは、こんな紅蓮地獄のような執務室では通常業務ですら支障がでる、そんな家具を間違っても大本営は作り出すことはないだろうから、これは本来のものではないことだけは確実だった。


 隼鷹「」
 
 古鷹「」
 
 あきつ丸「? いかがされたのでありますか」
 
 隼鷹「」
 
 古鷹「」
 
 隼鷹「ハッ!! いけないいけない、つい昨日飲みすぎちったみたいだ。古鷹、なんだかあたしゃ幻が見えるよ」ガタガタ
 
 古鷹「奇遇ですね隼鷹さん、私も隣の執務室がめくりまくられた日めくりカレンダーで床が埋め尽くされ、更に簀巻きにされた上、猿轡かまされてあきつ丸さんに踏まれている隣の提督が転がっている幻影が見えますよ」ガタガタガタ
 
 隼鷹「なんだい? 古鷹、アンタ下戸なのに深酒しちゃったみたいだねぇ~あれほど酒は飲んでも飲まれるなっていってるのにさ~、そ、そうだよな~あれは雪じゃなくて日めくりカレンダーだよな~」ガタガタガタガタ
 
 古鷹「あはは、隼鷹さんに言われるって私も駄目かもしれないですね」ガタガタガタガタガタ
 
 あきつ丸「……あの、お二人はどうし」
 
 隼鷹「あーあ、やばいね、酒が切れたのか手まで震えてきやがったよ、提督に気をつけろって言われてたのにもう駄目かもしれないね、あっはははははは!!」
 
 あきつ丸「隼鷹殿、それは悴んだ寒さから来る震えでありま」
 
 古鷹「隼鷹さん、医務室にいくなら私も付き合いますよ、私も左目がおかしくなったみたいです。歯ががちがちいってます! はははははは!!」
 
 あきつ丸「いえ、ですからそれは身体機能が正常に働いている証拠であって問題は」
 
 隼鷹・古鷹「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」
 
 隼鷹・古鷹「………………………………………………………………………………………」
 


 隼鷹・古鷹「「なんでこげなことになってるんです!?」んだい!?」
 
 あきつ丸「おお! お二人とも朝から元気がいいですな、さすがは華の海軍であります。私も見習わなければいけません!」
 
 隼鷹「いやいやいやいやいや、いや、そんなことに感心してる場合じゃないよ、何この惨状! なにこの部屋、なんで雪が積もってるの!? なにその提督! なんで拘束されてるの!? ツッコミきれないよこの状況!」

 
 古鷹「……えーと、あきつ丸さん、この部屋の惨状はなんでしょうか? 
 
 あきつ丸「それが、自分もよくわからないのであります。本日は山城殿が本部で特別改修を受けられるために一日秘書艦を承ったのでありますが、朝来てみれば白装束の提督殿がひどく虚ろな目をして執務の机を様々な供物を捧げた祭壇に改造し、一心不乱に呪文を唱えていらっしゃいまして、そして部屋の中央にブラックホールのようなものが出現してそこから猛吹雪が吹き荒れておりました。これはいけないと思いカ号で祭壇となった机を破砕したのでありますが、提督が呪文をやめず一向に雪がブラックホールから消えることがありませんでした。ですから提督を拘束しようとしたのでありますが、拘束すると更に一心不乱に怪しげな呪文を唱え、更に雪が荒れ狂っていたため、なんとかして猿轡をはめておとなしくさせた次第であります。理解していただけたでしょうか?」

 
 隼鷹「ごめん、あたしゃ何一つ理解できない」
 
 古鷹「すみません、私も同じく」
 
 あきつ丸「ええっと、ですから……」
 
 隼鷹「ま、詳しい話はこの部屋出てからにしようぜ! 今更だけどこの部屋寒いからこのままくっちゃべってたら凍えちゃうからね、ここままじゃ。それにもう朝ドラ始まるし……」ガチャ
 


 あきつ丸「そうでありますね、この部屋じゃどの道テレビが雪で駄目になってしまったため朝ドラが見れないでありますし、隣の執務室に避難させていただいて、朝ドラを見ながら説明するであります」
 
 古鷹「朝ドラ始まっちゃいますし、そうしましょう……って、隼鷹さん? どうしたんですか、ドアノブを掴んだままたって」
 
 隼鷹「……やっべ、ドアノブに掌の皮膚がくっついて離せない、てか、このドアノブまわんないんだけど」ガチャガチャ
 
 あきつ丸・古鷹「「へ?」」
 
 古鷹「あら、本当だ、大変。あきつ丸さん、こういうときってどうすれば?」ガチャガチャ
 
 あきつ丸「ふむ、見事に肌がドアノブの金属に張り付いておりますから、お湯で暖めながら剥がさないと皮膚がもっていかれるであります」ガチャガチャ
 
 隼鷹「おいいいいい!! 心配する振りしてドアノブ回すなぁぁぁ! 下手すりゃあたしの掌がなくなる! もう物掴めなくなるから!!」
 
 あきつ丸・古鷹「「だって、朝ドラが間に合わない」のであります」
 
 隼鷹「あたしの掌より朝ドラ優先!?」
 
 あきつ丸「常日頃、パ~と行こうと申している隼鷹殿らしくない、ここはパ~といって一輪の花を咲かせましょう、であります」
 
 隼鷹「そんなパ~といく精神持ち合わせてないよ! てかそんな一輪の花は御免だよ!」
 
 古鷹「貴女の犠牲は忘れません、隼鷹さん、雷撃処分は私が。貴女の墓前には今期朝ドラのDVDをお供えしますので」クッ
 
 隼鷹「クッじゃないよ! 何諦めてんのさ! やれるって、あたしたち三人ならどんな困難だって乗り切れるって、だから諦めんなよ、ちょ、掌を重ねんな! 本当に持ってかれるから、あたしの掌がなくなるからああああああああ!!」ガシッ
 

 
 二人がドアノブに張り付いた隼鷹の掌に重ね、無理やり隼鷹の皮膚ごとドアノブを回そうとしたまさにその時であった。
 
 ふ、ふふふふふふふふふふふふふふふ
 
 あきつ丸「な、何でありますか、この不気味な笑い声は!?」
 
 隼鷹「!! 二人とも! 後ろだ!!」
 
 あきつ丸・古鷹「「!?」バッ

 
 


 
 右提督「ふっ、ふふふふふふふふ………」ユラリ
 
 まるで、幽鬼のごとく提督が立ち上がったのは

 
 <= To Be Continued 
 

はい、というわけで今からジャガイモ畑行ってきます。トラクターで爆走してきます。
続きは夜に

夜に更新だといったな、あれは無理だ。



すみません、ちょっと問題発生したために今日の更新は無理そうです。
明日多く更新しますので勘弁してください。
ですので、お詫びで↓3までなにか小話とか書いてほしいもの(こういうシュチュエーション)がありましたら書こうと思います。
おやすみなさい

こんにちは
今日も元気に畑仕事でした。低気圧のせいで畑仕事が半分に

これから更新しますが、まずはリクエストの【提督と千歳の逢引】と【陸奥と火遊び】から
【雪風と過ごす一日】はもう少し待っていただければ、もう少しで書き終わりますので




まず最初に言っておく、むっちゃん好きな提督のみなさん、ごめんなさい


 【(前)提督と千歳】
 
 数年前、某鎮守府 執務室 21:23
 
 提督(中将 以下中将)「……………」カキカキカキカキ
 
 千歳「……………」カタカタカタカタ
 
 中将「……………」オチャ ズズー
 
 千歳「……………」カタカタカタカタ
 
 中将「…………はぁ」
 
 千歳「…………どうしました? 提督?」
 
 中将「あきた、飽きたんだよ、千歳、なんか、東北の一県みたいに飽きた、もしくは、こう、なんというか、一言でいうなら暇なんだよ」
 
 千歳「あら? まだ書類は終わっておりませんよ。私は提督が終わるのを待っているんですから」
 
 中将「いやいやいや、今まで現場指揮してばっかりの人間を椅子にくくり付けてデスクワークさせる方が無理だろ、今までデスクワークなんて現場から帰ってきた後、千歳が書類書いてそれに判子押すだけの簡単な仕事しかしてないのにいきなり報告書を書けなんて猿に芸仕込むほうが簡単だ、手伝ってくれよ、千歳」

 千歳「ふふっ、では私は猿回しの方が天職ですね? でも今度栄転するんですし、ご自分のことはご自分で行ってください。千歳は提督を応援していますよ」
 
 中将「だいたい大本営も今更俺を呼びもどすなんて何考えてるんだか、問題児には相応の場所にいけってことでこの僻地に飛ばされたのに、戦果上げたらあっさりと掌返しやがって」
 
 千歳「それが組織っていうものですよ。そういえば後任の方は提督が推薦した御方とお聞きしましたが、どなたの推挙なさったんですか?」
 
 中将「ああ、今度くるのは俺の弟だ。そろそろ提督として赴任地が決まるってほざいていやがったから俺の後任ってことで本部に推薦しといた」ヒヒヒ
 
 千歳「……それって完全に嫌がらせですよね? この僻地の鎮守府って問題児ばっかりじゃないですか……」
 
 中将「いいんだよ、あの阿呆で真面目なアマちゃんにはこれくらいがちょうどいいんだ。あれほど軍人にはなるなって言ってたくせに軍学校に入りやがって、しかも卒業の成績が4位、品行方正、実直第一などこに出しても恥ずかしくない帝国軍人だとさ、俺に当てつけの如く好成績を収めやがった」
 
 千歳「あら、まぁ、それは本当に提督とは正反対な方ですね」


 中将「あいつはトップにはなれるがナンバーワンにはなれねえし、それに綺麗事を頭から信じる委員長タイプだ、クラスに空気の読めない委員長が一人ぐらいそういうのがいただろ? だからアマちゃんな弟のために俺は心を鬼にして俺の後任に推してやったんだよ」ケケケ
 
 千歳「……まったく、本当に嫌がらせが好きですね提督は。いつまでたっても大きいだけの子供なんですから」
 
 中将「それよか、艦隊の皆、陸奥と雪風は荷物をもうまとめたのか? ま、お前のことだから抜かりはないと思うが」
 
 千歳「ええ、もう荷物は皆まとめてあります。明日から内地だから皆喜んでましたよ」
 
 中将「この鎮守府周辺なにもなかったからな、あるのは鳳翔さんの店くらい、しかも鎮守府内だしな。内地にいけば、まあ娯楽はたくさんあるわけだからそら喜ぶわな」
 
 千歳「その代わり、妹には睨まれましたけど」
 
 中将「ああ、お前の妹さんか、確か近々艦娘として竣工を終えて……」ハッ
 
 中将「……千歳、そのあれか?」
 
 千歳「ええ、妹が、その、私と同じ鎮守府に着任したかったらしく、希望でこの鎮守府に着任希望を出したらしいのですが、その日が提督が本部栄転の決定通知が来た日でした」
 
 中将「見事に行き違いになったわけか……じゃあ、千歳は、その、ここに」
 
 千歳「いいえ、私は提督と御一緒させていただきます」ニコ

 
 中将「ハッ、ありがたいねえ、俺は公私ともにいいパートナーにあえて、雪風ほどじゃねえが、俺の幸運に感謝だ、はいよ、これで最後の書類だ」ペラ
 
 千歳「え~と、はい、これで大丈夫です! 鎮守府最後のお仕事、御苦労さまでした!」
 
 中将「……はぁ、やっと終わった……」フゥ
 
 千歳「では、提督、どこかに飲みにでも行きますか? 栄転だっていうのに提督ったらあんまり嬉しくなさそうでしたからお祝いの時期を逃してましたし」
 
 中将「はっ、そりゃ当り前だ! 本部つきってことはこれからもっともととんでもねえ戦場に駆り出されるってことだ! しかも下からつつかれて上からは抑えつけられる! そんな生活まっぴらごめんだっていうのに、気が付いたら断れねえ状況になってやがる! 嬉しくて涙がでてくるよまったく」
 
 千歳「まぁまぁ、いいじゃないですか、もしかしたら新しい出会いだって待ってるかもしれないですよ?」
 
 中将「女はここで十分足りてる」キシシ
 
 千歳「……それは、嬉しいですね」///
 
 中将「ま、冗談はそれぐらいにして、どっか飲みに行くにしてももうこの時間じゃどこも開いてねえぞ?」ジカンガ

 
 

 
 千歳「では、提督、ここで何かお飲みになりますか?」サカビン
 
 中将「用意がいいな千歳、てか、酒は太るぞ? せっかくダイエットしたのに」オチョコサシダシ
 
 千歳「だてに長年提督の秘書艦を務めておりませんから、それにお祝いだからいいんですよ」トクトクトク
 
 中将「無茶苦茶な理由だな、って、ほら、千歳も」ハイ、オチョコ
 
 千歳「ありがとうございます」トクトクトク
 
 中将・千歳「「乾杯」」カチャン
 
 中将・千歳「「……」」ゴクゴクゴク
 
 千歳「……ぷはっ、提督って結構いける口ですよね」
 
 中将「ま、昔から悪い遊びばっかり覚えてたからな」
 
 千歳「じゃあ、今日は限界まで挑戦してみません?」ニッコリ
 
 中将「お前も結構悪い女になったよな」カカカ
 
 千歳「何処かの誰かさんの所為ですよ」トクトクトク
 
 中将「いうねえ……」グビ


 ――三時間後――
 
 執務室前
 
 陸奥「提督ー?千歳ー? いるのー? さっきからうるさいって私の方に苦情がきてるんだけど……」コンコン
 
 扉<ギャハハハハ、ソレチトセ、オレガカッタゾ!!
 
 陸奥「……反応なしだけど、確実にいるわね、はあ……提督、はいるわよ」ガチャ
 
 陸奥「うわ、何この部屋お酒くさ!」ムワッ
 
 千歳「あら、陸奥さん、丁度いいところに、いっしょにのみましょうよ!!」バシバシ
 
 中将「そうだそうだ! 勝手に部屋に入りやがって! てかなんでお前船装つけてるんだよ! いつものへそ出しはどうした!」

 陸奥「千歳、第三砲塔叩かないで! てかなんで下着姿なの! 提督、私最後に艦装の点検してくるっていったでしょ!?て、提督もふんどし一丁だし、ああもう!」バン
 
 中将「ばっか、陸奥、窓開けんなよ! 寒いじゃねーか! あと二回勝てば千歳の全裸を合法的に見れるっていうのに! 見ろ! 寒くて千歳が着こみ……ハックション!」
 
 陸奥「提督、千歳! 野球拳をしないで! こればれたらまた始末書よ!」

 
 千歳「あら、大変ですよ提督、お風邪をひいたみたいですね、なら提督が商店街の福引で当てたけど結局使わなかった花火セットで暖をとりましょう!」チャッカマン カチ
 
 中将「おお、そりゃナイスアイディアだ! さすが俺の秘書艦」アーサミサミ

 
 陸奥「ちょ、それは! 花火じゃなくて私の第三砲塔! 火遊びはやめ」カチャ 
 
 

 

  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 チュッドーーーン!!!

 


 その日――ある中将が本部に栄転する最後のお勤めの晩、なぞの大爆発を起こしその執務室から執務棟もろとも吹き飛んだ。もうそれはきれいさっぱりと。
 
 だが、深夜ということもあり、艦娘は寮に戻っており、提督たちもおらず、無人であった為に死者がでることがなかったのは不幸中の幸いであった。
 
 本来ならば記録上、最後に仕事をしていた中将は聴取のために数日足止めを食らうはずだったが、本部に栄転ということもあり、敵の攻撃として処理され、その中将と艦隊の艦娘はそそくさと、次の日鎮守府を後にした。執務棟の爆破、本来ならば海軍そのものを揺るがす大事件のはずだが、敵が侵入し爆破したのではなく長距離からの射撃であり、また盗まれた物もなにもなく、さらにしょっちゅう敵が襲撃を駆けてくるために何もなかったように次の日には通常営業であった。なお、入渠施設では修復用の資源と高速修理材が二つほどなくなり、栄転した中将はなぜか怪我だらけであったが、爆発による怪我として処理された。
 
 数日後に後任として本部へ栄転した中将の弟が新米提督として、また、その中将の秘書艦を担当した艦娘の実の妹が艦娘として赴任し、その新米提督の秘書艦となるが、まず最初の二人の任務は執務棟の再建であった。なお、一番よく燃え、最初に直撃弾を受けたと思われる執務室から大量の酒瓶が見つかった報告されており、このアルコール類に引火したのも燃焼を大きくした一因とも考えられているが、どの提督も酒瓶の一本か二本もっているため、この事実は闇に葬られた。
 
 どっとはらい

はい、というわけで、いかがでしたでしょうか? 千歳と(前)提督の逢引(飲み会)
そして、陸奥と火遊びでした。書き終わり読み返してみて、陸奥と、じゃなくて、陸奥で火遊びじゃね? と気が付きました。すみませんでした。

 
 うん、むっちゃんと火遊び(夜戦ver)も一応考えましたが、私には難しかった。正直、すみませんでした。雪風は提督(灰)の後半に上げます。
とりあえず、更新していきます。

 
 これまでの登場人物紹介
 
 提督(灰) 長年苦楽を共にした千代田との恋に敗れ、真っ白な灰になってしまった。スレタイの提督だが、過去編でも本編でも依然としてセリフはない。士官学校では優秀な成績を収め卒業するが、実の兄による策謀によってこの鎮守府に着任した過去を持つ。
 好きな朝ドラ あぐり
 
 千代田 スレタイに登場しているが本編でも過去編でも直接の出番はない。シスコンで姉(千歳)のいる鎮守府に着任希望を提出し、受理されたが、着任数日前に姉が本部に提督ごと移動になってしまった過去を持つ。
 好きな朝ドラ 私の青空
 
 古鷹 スレタイ登場の提督臨時秘書艦。この鎮守府で一番の常識人に見えて時に非常識なことを平然とやってのける。だけど天使。
 好きな朝ドラ おんなは度胸
 
 隼鷹 ひゃっはー。テンションが高く、良くも悪くも艦隊のまとめ役にしてトラブルメーカー。つっこみ力は一番高いが、時にそのつっこみ力(いいひとっぷり)が仇になることも
 好きな朝ドラ さくら
 
 右隣の提督(右提督) 山城との恋に敗れ、執務室を雪国に変えた。何かを企んでいる。
 好きな朝ドラ ひまわり
 
 あきつ丸 故郷を深海棲艦に焼かれ、家族を失った所を助けに来た陸軍の一小隊に救助され、志願したところなぜか海軍所属の艦娘になってしまった。陸軍に恋人がいる。なんやかんやで他の艦娘よりこの鎮守府に一番なじんでいる。実は朝ドラよりも木曜時代劇派
 好きな朝ドラ てるてる家族


 これまでのあらすじ
 
 右隣の提督が完全復活を果たす!! はたして、隼鷹、古鷹、あきつ丸の三人は今日の朝ドラ放送に間にあうのか!?





 古鷹「な!?」
 
 あきつ丸「馬鹿な……提督殿が猿轡と拘束具を地力で解いた、で、ありますか?」

 
 

 
 右提督「ふふッ! さすが元憲兵として数多の変質者と化した提督を捉えたあきつ丸だ、あの拘束から抜け出すのは普段の私では不可能だったであろう……」
 
 右提督「だがッ!! 今の私には不可能はないのだああああああ!!」ジョジョダチ
 
 隼鷹「へぇ、あきつ丸って元憲兵さんだったんだ、初耳」
 
 古鷹「私も初めて聞きました、確か憲兵としての艦娘ってエリート中のエリートじゃないですか! すごいです、あきつ丸さん!」
 
 あきつ丸「も、元であります。それに着任当初、憲兵の人数が足りないとのことで補う形でありましたし、そんな大層なものでは……」
 
 古鷹「いやいや、それでも抜擢されることなんてないですよ、もっと自信持った方がいいですって」
 
 隼鷹「そうそう! こういうのは誇ってなんぼのものだしね~ そうだ、今度酒の席で憲兵してた時の話きかせてちょうだいよ、酒おごるからさ!」
 
 あきつ丸「い、いえ、ですから自分はそんなに大したことは……」
 
 ワイワイガヤガヤ、キャッキャウフフ
 
 右提督「」ポツーン


 右提督「無視をするなああああああ!! お前たち!」バンッ
 
 あきつ丸「あ、提督殿、いらしたんでしたねそういえば」
 
 古鷹「す、すみません! 影が薄くて忘れてました!」
 
 右提督「」orz
 
 隼鷹「いやいやいやいや、さすがにそれはかわいそうだって、ほら提督が落ち込んじゃってるじゃなん! 二人ともさらっと毒吐かないで、提督もすごいんだから墜ち込まなくていいよ、自信もちなって! えっと、ほら、今度宴会芸で拍手喝さいもんだよ! いけるぅいけるぅ! だから落ちこんでないで、お湯をもってきて! 手の感覚無くなってきたからさぁ!」
 
 右提督「ふふっ、こ、この私を涙目にさせるとは、やるな小娘たちよ……」グスグス
 
 古鷹「それで、その、提督は満足しましたか? 満足したならこの執務室から出してほしいんですけど」
 
 右提督「部屋からでる、部屋からでると申したか、小娘ども! だがその願いは永久に叶うまい! お前たちはこの部屋からでることはないのだ!!」
 
 古鷹「(……提督さん、失恋して頭にウジでも湧いたんですか?)」ヒソヒソ
 
 あきつ丸「(そうかもしれません。しかし今の提督殿の実力は本物、数多の提督を拘束した小官だからわかります。このままでは朝ドラが間に合わなくなってしまい、お昼なのに朝ドラを見ることになってしまうであります。どうしても出さないというのなら、こちらも最終手段として隼鷹殿ごとドアをカ号で爆破し、ドアと隼鷹殿という大きな犠牲を伴い)」ヒソヒソ
 
 隼鷹「提督うううううううううう!! 頼む! 頼むからこいつらを止めるか、部屋から出してくれ! こいつらあたしのことをナチュラルに切り捨てやがった!」
 

これ左隣には龍田とケッコンカッコカリした奴がいそうだな

>>54
なぜわかったし


 右提督「部屋からだす、という選択肢は最早ない! そもそもこの部屋からは誰ひとりとして外界との接触は不可能なのだ。なぜなら」スッ……
 
 あきつ丸「ああ!! 提督殿が懐から取り出したあの本、あれは!?」マサカッ
 
 古鷹「知っているんですか!? あきつ丸さん」バッ
 
 あきつ丸「ええ、あれは艦娘図鑑に画面左に登場する妖精さん殿が常日頃持ち歩かれている、あの時折虫っぽい何かが飛び跳ねているあの本であります。小官も何が書かれているのか知らされておりませんが、噂によれば工廠の妖精さん殿が艦娘や兵装を作り出す際に用いる知識を収めた秘伝の書とも、その深遠深淵の知識を用いれば人の身にして人ならざる技術を手中におさめることも可能と言われているであります。なるほど、提督殿はあの書を用いてこの部屋をこのような雪景色に変えたのでありましょう。小官がみたブラックホールらしきものはおそらく異界とこの執務室をつなげる門<<ゲート>>であったのだと今わかりました」ゴクリ
 
 隼鷹「((は、はてしなく胡散臭えええ~~~……てか、妖精さんの持ってる本、そげな怪しげなものだったとして信じるやつなんてい))」
 
 古鷹「そ、それは恐ろしいですね」ゴクリ
 
 隼鷹「((信じてる奴いたああああああああああ!!))」ガビーン
 
 右提督「ふっ……さすがはあきつ丸、その通りだッ!!」
 
 隼鷹「((そしてその通りだったああああああああ!!))」
 
 あきつ丸「……提督殿、貴方はその力を手に入れ、はたして何をするつもりでありますか?」
 
 右提督「ふふっ、知れたことを、私が望むのはただ一つ、ケッコンカッコカリ実装前の平等で誰も傷つくことのない世界よ!!」バーン

 
 
 右提督「そして、今の私に不可能はないいいいいいいいい!!なぜなら私には強い力に目覚めたからだあああああああああああ!」ジョジョタチパート2

 
 あきつ丸「」
 
 隼鷹「」
 
 古鷹「」


隼鷹「((散々どえらいことして望みがそれかいいいい!! 失恋したからって個人的すぎるだろ、提督の野望!! もっと、こう……なんというかどえらい事件考えろ、企め! この、馬鹿っ!))」

右提督「む、なんだその微妙そうな顔は?」

隼鷹「ああ~、提督、ちょっちごめん、時間ちょうだい?」バッ

隼鷹「(おい、前々から大分根暗だとは思ってたけど、失恋するとやばくなるタイプだぞおまえさんの提督、うちの提督も失恋したらああなる可能性あったけどさ、さすがに大本営が実装した待望のシステム戻すとか、謀反起きかねない以前に軍が瓦解するぞ)」ヒソヒソ

古鷹「(今まで誠実だった分きっと薬とかの方面にきれちゃったんでしょうね)」ヒソヒソ

あきつ丸「(え゙! 提督殿は失恋したのでありますか!? 気がつかなかったであります。所でこういう場合どうすればいいのでありますか? 隼鷹殿?)」ヒソヒソ

隼鷹「(いや、気付こうや! ヒントだらけだったじゃん! むしろヒントしかなかったじゃん!)」ヒソヒソ

右提督「その、な、なにを話して居るか!? さびしくて私は泣くぞ! すでに私は涙目だというのに、わんわん泣くぞ! 大の男が泣くって見苦しい物があるぞ!!」ウルウル

隼鷹「あ、ごめんごめん、それで、実際どうやってそれを起こすのか教えてもらってもいいかな?」

右提督「ふふっ! よくぞ聞いてくれた、この私が構想3分、実行に、え~と、十九分をかけた精密な計画を!」

隼鷹「((もう少し時間かけろおおおお!!))」

隼鷹の心の叫び(つっこみ)が響く中、明かされる衝撃にして恐怖の右提督の策略とは!?
次回を待て!(SD武者ガンダムの説明書についてる漫画風に)

今日の分はこれにて終了です。
雪風は前提督のお話として書きました。後篇の展開と合わせて出しますので、もう少しあとになるかもしれません。
あと、むっちゃんの火遊び(夜戦ver)需要ありますかね?

ちょっと駆け足気味です。
投下開始


 前回のあらすじ あきつ丸(25) 古鷹(22) 隼鷹(27)を小娘と呼び、蔑んだ右提督(20)の恐るべき計画が今、あかされる――!!























 え? 提督の年齢に無理があるって? ジョジョそれは無理やり辻褄を合せようとしたからだよ

 逆に考えるんだ、例え艦娘に手を出しても憲兵と例の条例がこないって


 はじまります。


 右提督「ふふっ……あきつ丸、一つ問うがケッコンカッコカリが実装されたのはいつだ?」

 あきつ丸「えっと、確か今年のバレンタインデーでありましたね」

 右提督「そうだ、そして今年のバレンタインデーの前日は大寒波が襲い、冬に逆戻りであった! 丁度この執務室の如くに」ニヤリ

 古鷹「……まさか!?」ハッ

 右提督「察しがいいな、古鷹ぁ……そのまさかよ! この部屋は2月13日に逆戻りしている! 否、戻ろうとしているのだ!」ババン!

 あきつ丸「そ、そんな馬鹿な! いくら人知を越えた英知の結集である妖精さん殿の本とはいえ、そのような馬鹿げた技術があるわけが」

 右提督「あるのだよ! あきつ丸! その証拠に……」ブツブツブツ

 ●<ビュオオオオオ!!

 あきつ丸・古鷹「「!!」」

 隼鷹「さむっ!!」ブルブルブルブル


 あきつ丸「馬鹿な、再びブラックホールが出現し、吹雪が!? しかし祭壇は破壊したためもう現れないはずでは!?」

 右提督「ふはははは!! もう私には贄を捧げずともこの力を手中に収めた! 私の力、侮ってくれるなよ! そして今はまだこの部屋の時間を戻すことで精いっぱいだが、いずれは世界そのものを2月13日に戻すことができる! そして13日の23時59分になれば再び我が力が自動的に発動し、再び2月13日、0時0分に戻り、永遠に世界は2月13日を繰り返し、永久にケッコンカッコカリが実装されることはない! これぞ私の計画『永遠の13日』!!」ドン

 隼鷹(うわぁ……くだなねえ……てか、自分が見れなくなってる人の典型的な例に陥ってるよ、この提督……さすがにこの乗りには古鷹とあきつ丸も)チラ

 古鷹「な、なんてことを……」ワナワナ

 あきつ丸「提督殿! 貴方は狂っている! 狂っているであります!」

 右提督「そうだ、狂っている! 俺は狂っている! だからこの計画を思いつき、実行に移したのだ! もう、俺の春何ぞ永遠に来ない、そうだ、来ないならば、春の前に戻してしまえばいい、ここは永遠の冬ならば、永遠にケッコンカッコカリなんぞ実装はされない、ふふ、そうだこの時間軸を繰り返してしまえば……」ブツブツブツブ

 隼鷹(なんか独特ののりになってきたあああ!! てかみんなこの空気に酔ってる! 酔ってるよ! あたしが悪いの!? 酒には酔えるけどこの空気に酔えないあたしが悪いのか?)

 右提督「そしてそれを知られたからにはお前たちをこの部屋から出すことはない! おとなしく寒さと前期朝ドラをみて外の世界がケッコンカッコカリ実装前に戻る世界になるのを指をくわえて見ているがいいわ、ふはははははッ」
 


 あきつ丸「提督殿! そんなことを絶対にさせないであります! 鎮守府の提督と艦娘の希望であり愛の証明であるケッコンカッコカリを否定するなど、提督の風上にも置けぬ暴挙! 秘書艦であるこのあきつ丸が、本来の秘書艦である山城殿に変わって貴方を撃ちます! であります カ号! 前機発艦であります!」ブーン

 古鷹「私も一艦娘として参戦させてください! 共に提督の野望を阻止しましょう」ジャキ

 右提督「私の野望を阻止しようというのか、面白いッ! 実に面白いッ!! かかってくるがいい小娘どもおお!! この私の力――『ザ・バックホーン』が相手になってくれるわ!!」ジョジョダチパート3

 隼鷹(ついに自分の能力に名前つけちゃったあああ! てかこれ最早何のss!? 確かにこの提督ジョジョ好きでジョジョ読むために古鷹と入り浸ってたけど、ジョジョの読みすぎだろ、右隣の提督!!)

 古鷹「ほら、隼鷹さんも行きますよ!」グイ

 隼鷹「え、ええ~あたしゃこの乗りについていけないんだけど! て、痛い痛い! まだ掌ドアノブにくっついてんだよ! って、ん? 前期朝ドラ?」

 右提督「ククッ……相変わらず目ざとい奴よ、隼鷹よ」ユビ パッチン







 TV<チャチャチャ、チャーチャ、チャ、チャ、チャ





 あきつ丸「な、勝手にテレビがついた! 雪で完全に故障していたのに! それにこのOPは、まさか!?」

 右提督「そうだ、あきつ丸、この部屋は寒さだけじゃない、すでに時間もそっくりそのまま過去に戻りかけている。そして、この部屋は繰り返す。ケッコンカッコカリが実装されない時間を、2月13日を! この部屋は永遠を繰り返すだろう。山城とみた前期の朝ドラのじか」


 古鷹・隼鷹・あきつ丸「「「ふざけるなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」ドゴーン
 
 右提督「ヒマワリッ!!」ゴギャ
 
 窓<バッシャアアアン
 
 隼鷹がドアノブごとドアを引きちぎり、あきつ丸と古鷹の三人が放ったその一撃によって、右提督は窓を突き破って、中庭に転がる。
 
 右提督「ごはっ!………馬鹿な、この私の『ザ・バックホーン』が破れただと……?……そんな、馬鹿……な………私の敗因は、なん……」ガク
 
 中庭に転がった右隣の提督をまるで養豚場のブタを見るような目で三人は見下ろした。
 
 あきつ丸「……提督殿、貴方の敗因はたったひとつであります」
 
 すでに、一種の要であった提督が敗れたことによってブラックホールは消失し、雪が急速に解けていく。
 
 古鷹「……たった一つのシンプルな答えですよ」
 
 その時、のりについていけなかった隼鷹も含めて三人の心は一つになっていた。
 
 隼鷹「艦娘(私達)から朝ドラを取ろうとしたことだ……」ドンッ

 
 
 
 
 
 
 隼鷹     ――勝利 朝ドラよりも掌にくっついたドアノブを優先し、間宮さんに頼んでお湯を用意してもらい、無事剥がすことに成功。

 
 あきつ丸・古鷹――勝利 普通に朝ドラに間に合った。
 
 右提督    ――敗北(リタイヤ)
 
 ドアノブ   ――死亡
 

 <= To Be Continued 
 
 

次回、比叡(提督)編スタート
お楽しみに!

なんで朝ドラにそこまでかけてんだよwww

朝ドラにそこまで掛ける程のものか…個人的にはそこまで面白いとも思わない

この時期の朝ドラはごちそうさんかな?
赤城さんも見そうだな

>>75,>>76
BS入らず、地元民放が同じ内容放送、もう娯楽がなくなるとどんなにつまらなくても朝ドラが貴重な活力源になりますよ、何もないド田舎だと
大学の友人が私の地元に泊まりに来て、あまりのなにもなさに発狂するっていってました。うん、都会に帰ってきて、改めて実感する便利性。この鎮守府は近所の本屋でジャンプが発売日に販売されたら衝撃を受けるというレベルの田舎です。
>>77
ごちそうさんが前期ですから、そうですね
赤城さんは大量の鯛をどうするかって話だと「食べちゃえばいいじゃないですか」っていいそう。むしろ「この三倍はもってこい」っていいそう

投下します。


 
 鎮守府 中庭に通じる廊下 08:24
 
 あきつ丸「と、まぁ、バトル漫画みたいに決着がついたところで馬鹿をやった提督はほっといて朝ドラを見終わったのでありますが」テクテク
 
 古鷹「よく考えてみれば右隣の提督が寝てたらあきつ丸さんの通常業務ができないってことで回収にむかっているんです」テクテク
 
 隼鷹「いきなりどうしたの……二人とも」テクテク
 
 あきつ丸「前回のことを軽く振りかえり、更に現状で自分たちが現状、何をしているのかも簡単に説明できるお手軽独り言であります」テクテク
 
 隼鷹「やめてくんない! 簡単に世界観を崩壊させかねない発言は!」
 
 古鷹「隼鷹さん、前回あれだけのカオスをやらかして何をいまさら、このssに世界観なんてもうすっ飛んでますよ」ニッコリ
 
 隼鷹(天使のような笑顔でとんでもないこといいきったああああ!!)ガビーン
 
 隼鷹「はぁ、そういやさ、うちらの所とあきつ丸の所だけなの? 恋に敗れた提督ってさ……」
 
 あきつ丸「隼鷹殿、またネタばれは早いでありますよ」
 
 古鷹「隼鷹さん、いくらこのss読んでらしてる方も大方予想と次回予告でネタばれしたからってそんな言い方はないのでは?」
 


 隼鷹「あんたらの物いいが一番酷いわああ!! いろんな意味で! てかあたしツッコミしかしてねええ!!」ガビーン
 
 あきつ丸「と、なんやかんや話していたら中庭に到着と……あれ? 何か聞こえるでありますね……」
 
 <♪~ ♪~
 
 古鷹「あら?……これってピアノですけど、どんな曲名でしたっけ?隼鷹さん」
 
 隼鷹「あ、あ~こりゃショパンの曲だよ……でもこれって」
 
 あきつ丸「ほぅ、詳しいでありますな、隼鷹殿は」
 
 隼鷹「いや、だからこれって……」
 
 古鷹「隼鷹さん、あそこに!」ユビサシ
 
 古鷹が指さしたのは、中庭の一角、色鮮やかな躑躅(つつじ)が咲き誇る中に、一台のグランドピアノが置かれていた。そして、鍵盤の上を指が滑り、美しい旋律を辺りに響かせていた。
 そのピアノの前に、青い軍服を纏った男がいる。
 
 一筋の光が、スポットライトが当たっているかのように、まるで中庭に降り注ぐ光が男に注がれているようだった。
 
 今日この鎮守府に新たに着任した提督なのだろか? これほど見事にピアノを奏でる提督はこの鎮守府にいなかったはずだ。だが、よほどのあれな人物と三人には見えた。
 いくら中庭が美しかろうともピアノを持ち出すなんて酔狂を通り越してばかばかしい。
 


 だが、あきつ丸と古鷹は思わず足を止めてしまった。あまりの曲の美しさに、そしてあまりの神秘的な曲の調べに
 
 だが、その隣でじーと隼鷹は見ていた。確かに男の座るピアノからは曲が流れ、素晴らしいものだが、グランドピアノの上に置かれた物を、それは
 
 ラジカセ<♪~
 
 ラジカセが音源だった。
 
 男の指は滑っているだけで弾いてはいない。ただ滑っているだけだ。
 
 隼鷹(いやいやいやいや、せっかくグランドピアノ持ってきてるんだから、弾けよ!)
 
 心の中でつっこみを入れるが、隣の二人にそれを言おうとすると、なぜかあきつ丸と古鷹は号泣していた。しかし、演奏を邪魔しないように唇をかみしめている。
 
 隼鷹(いやいやいやいや、確かにラジカセから流れる音楽は一流のピアニストが弾いてるんだろうけど、気付けや!!)
 
 心の中で更につっこみをするが二人は気付いていなかった。
 
 そんなつっこみを繰り返していると、曲は最大の山場を迎え、それに二人の艦娘は感極まったように落涙しながらも聞き入り、隼鷹はええ~と心の中で困惑の声を上げていた。
 
 ラジカセ<ジャン!
 
 ラジカセが最後の音を奏でるとあきつ丸と古鷹は拍手を送り、困惑して拍手をしていない隼鷹を睨む。
 
 ええ~と戸惑いながらも、拍手をすると、おもむろにピアノに座っていた(だけ)の青い軍服の男が立ち上がり、軍帽をとった。その顔をみて、三人は驚く。
 

 
 隼鷹「あれ、あれって?」
 
 あきつ丸「ああ!! 貴方は!」
 
 古鷹「長らく比叡さんを秘書艦にしていたけど、常日頃大切にするあまり実戦で使わなかったくせに比叡改二が実装されるやいなや狂ったように比叡さんを旗艦にして出撃と演習を繰り返し、この鎮守府の資源が常に渇渇だっていうのにそれに拍車をかけて大将に大目玉をくらった挙句、再びケッコンカッコカリがなされると上記のことがなかったかのようにゴーヤさんを筆頭にした潜水艦労働組合も真っ青になるほどの過密スケジュールで出撃と演習を繰り返し、その挙句死んだ目をした比叡さんにはお断りをうけ、それでやけ酒ならぬやけ食いをしようとしたけどその時たまたま比叡さんがつくった大量のカレーを食らってしまい、僅か一杯で食中毒を起こして入院していた上の階の提督、提督じゃないですか!」
 
 隼鷹(説明がなげー上に碌でもない提督だった!!)ガビーン
 
 あきつ丸「(隼鷹殿、古鷹殿、お気をつけください)」ヒソヒソ

古鷹「(……どうしたんですか、あきつ丸さん、改まって)」ヒソヒソ

隼鷹(真面目な話か?)ゴクリ

あきつ丸「(あの提督殿は……そのあまりの比叡殿出撃スケジュールに本来ならば艦娘に対して淫行を働こうとした提督にしか動かない憲兵ですら出撃する予定でしたが、本人が入院してしまったために有耶無耶になっていたでありますが、まさか復帰するとは)」ゴクリ
 
 隼鷹「(……まさか、比叡に復讐にでも来たって言いたいのかい?)」ヒソヒソ
 
 あきつ丸「(確定ではありませんが、その可能性は大であります。ですからくれぐれも比叡殿の居場所は御内密に)」
 
 隼鷹「(……まったく、だとしたら本当にろくでもないね)」マッタク
 
 古鷹「(!! こっちに歩いてきますよ!)」

 
 
 上の階の提督(以下 上提督)「……」ツカツカアツカ



 上提督「……」ツカツカツカツカ ピタッ!
 
 隼鷹「……な、なんだい!? あたしらとやり合おうってのかい!?」
 
 上提督「フッ」ビショウ
 
 隼鷹「な、なにがおかしいのさ!?」
 
 上提督「いや、お嬢さんたちに比叡の居場所をお尋ねしたいと思ってね」
 
 あきつ丸・古鷹・隼鷹「「「!!」」」
 
 上提督「おっと安心したまえ、私は君たちがいったような復讐など考えてはいないよ」
 
 あきつ丸「(聞いていたのでありますか)……じゃあ、なんで比叡の居場所を尋ねたのであります?」
 
 上提督「なに、今の私を見てもらおうと思ってね」
 
 古鷹「いまの?」
 
 上提督「ああ」マント バッ
 
 上提督「このエレガントかつ、敗者となった私を、ね」ドンッ


 次回ダーダーダーダ ダダーダーダダ
 突如として三人の前に現れた提督は上の階(二階)の提督だった。
 苦楽を共にし、信頼する比叡との恋に敗れた上の階の提督は自らを戒め、エレガントとなっていた。
 新機動戦記 艦隊これくしょんW 第5話「敗者となった提督」
 

はい、というわけで碌でもないブラック提督編です。
明日でイベント終了ですね、皆さんはどうでした? 私はやっと初風でました。くまりんこは出ませんでしたが、初風がやっとでましたよ。でも初風掘りが終わった途端、大型建造の幻惑に惑わされ、資源を全て、本当にすべて溶かしました)白目)なので現在オリョクルに潜水艦さんたちを行かせています。うん、ごめんね、でもビスマルクが欲しいの(白目)
次回まで少し時間がかかるかもしれないので、今日は再び安価でもやってみます。
↓3くらいまで出してほしい艦娘とシュチュエーションがありましたら、書きます。ただし、ギャク(らしきもの)になりますのでご了承ください。

それではまた

>>78
こっちも似たり寄ったりの田舎でその辺の事情は痛い程理解できるんだが、
今の時代はネットがあるだろ?ネット環境とPCさえあればTVよりもより有意義な情報に触れられるし、
アニメだって見れる。

>>87
まあ、そうなんですけどね。でも爺と婆しかいない集落だとPC使える人が少なく、インターネット回線通ってない家が普通にあるので最初にインターネット回線が実家に通った時は衝撃でした。今は仕事で使うのでネット環境必須ですけど、私の実家、携帯の電波通ってないんですよ、がんばれよ、携帯会社の基地局!!

今日は通常話投下で、リクエストは来週になるかもしれません。遅れてすみません。


 前回のあらすじ
 
 三人の前に現れた新たな提督はエレガントであり敗者と名乗った。はたしてエレガントといいつつも何がエレガントで敗者なのか? どうエレガントなのか? なぜエレガントなのか? そして、敗者の意味とは? 何一つ理解不能、予測不能、回避不能、不能だらけの新たな提督。
 そして、提督は三人の艦娘に長らく自らの秘書艦をしていた比叡の居場所を尋ねる。
 戦艦 比叡と上の階の提督との因縁とは? 戦艦 比叡の居場所は!!? 妖精さんの本を盗んだ右提督の運命は!? つーか、古鷹は秘書艦の仕事をさぼりまくっているがそれでもいいのか!?

 ガンダムはガンダムXが好きな作者が送るギャグシリアスなんてもう関係ねえ!! ハイテンション、愉快痛快喜劇悲劇惨劇物語♪

 提督語 第五話 戦艦「比叡(の提督)」
 
 はじまりはじま


 







 
 

 隼鷹「ちょっとまてえええええええ!!」
 
 あきつ丸「……なんでありますか、丁度いいところで」
 
 隼鷹「まるっきり●語じゃん! 散々我慢していたけどいわせてもらうよ! なんで刀●!? 前回の次回予告ガン●ムWだったじゃん!! そこは統一しようや!!」
 
 古鷹「隼鷹さん、●語じゃどの作品かわかりませんよ、西尾維新先生の~語がつく作品数はとんでもないことになってるんですから」ポンッ
 
 あきつ丸「全くであります。このssでは隼鷹殿からツッコミをとれば酒瓶しか残っていないのでありますからしっかりしていただきたい」ウンウン
 
 隼鷹「……あれ? おかしいな、あたしが悪いの、今の会話。そしておかしいよ、眼から水が止まらない、止まんないよ」グスッグスッ
 
 上の階の提督(以下 上提督)「レディ、これを使いたまえ」つハンカチ
 
 隼鷹「……あんがと」ハナ チーン
 


 上提督「さて、落ち着いたところでレディたち、先ほどの質問に答えていただきたいのだが?」ハンカチ ベチャー
 
 古鷹「比叡さんの居場所でありますか?」

上提督「ああ、そうだ、私の艦隊に所属している比叡の居場所を知りたいんだ。退院して執務室にいってみたんだがどこにも見当たらなくてね」

あきつ丸「ふっ、それは答えられないでありますな」
 
 上提督「……なぜ? と理由を問いても?」

 あきつ丸「貴方がエレガントであることは疑り用のない事実でありますが、貴方はかつて比叡殿の改二やケッコンカッコカリのために潜水艦殿たちも真っ青のレベリングを敢行、そして、それ以前にも数多の艦娘に対してのセクハラ行為などが確認されているのであります!」
 
 隼鷹「あ、あ~そういやうちらの提督って右隣の提督も含めてセクハラってしなかったな、確かに」
 
 古鷹「童貞ですかなね」ニコッ
 
 隼鷹(黒いんだけどおおおおおおお!! 古鷹がまっくろくろすけなんだけどおおおお!! >>49の紹介説明の天使が行方不明なんだけどおおおお!! 誰かこの古鷹を洗濯CMみたいに真っ白にしてくれええええ!!)
 

黒いが噛んでるぞ

 
 上提督「ふむ、確かに以前の私はしていたな、否定はしないよ」

あきつ丸「そんな貴方を比叡殿に会わせるわけにはいかないであります! もしも復讐に貴方が及ばないと決まったわけではありませんので」

上提督「ああ、私には復讐というか、逆恨みする要素はあるな。まず比叡にケッコンカッコカリを断れ、そしてその後に比叡のつくったカレー、通称ヒエーカレーと呼ばれ、処理に困った艦娘が海に遺棄したところ大量の魚の腹を浮かせた死骸、それとまさかの冬のE海域まで流れつき、霧の艦隊が壊滅したという代物をたべ、生死の境をさまよい、医者は私を見捨てたよ」フッ
 
 隼鷹(そこまでの劇物なの!? てか、うちの鎮守府にいつの間にかシオイが配備されてたのにはそんな事情が!!? あと通りで元々敵だったタカオとかハルナとかが真っ青になって腹抱えてた理由がわかったんだけど、そんな理由だったの!!)
 
 上提督「だが、私はその中でも生き延びた。まぁ、もっとも、もう一度食べろと言われても嫌だがね」クショウ
 
 上提督「しかしね、あきつ丸君、私は比叡に復讐も逆恨みもしないと確約しよう」
 
 あきつ丸「その言葉を証明となるものはあるでありますか?」
 
 上提督「ふっ」カミカキアゲ
 
 上提督「証明ならある。その証明は、私はエレガントだからだ!!」
 
 あきつ丸・古鷹「「!!」」
 
 隼鷹(証明になってねええええ!!)orz

短いですが、今日はここまで
すさまじく眠いから、ジョジョまで起きている自信がない。ジョジョまで仮眠をとってジョジョ見終わったあと気力があったら続きを書きます。

>>93
うおっふ、ご指摘あがりがとうございます

× 古鷹「童貞ですかなね」ニコッ


○ 古鷹「童貞ですからね」ニコッ

に変換お願いします

そのヒエーカレー俺に下さい!
5-5のレきゅんに殲滅するのに必要なんです!

 >>99
 俺も欲しいです。早く筑摩改二にしたいのになかなかできない


 遅くなってすみませんでした。ちょっとばかり仕事が立て込んでまして、遅れました。
 では、再開。


 隼鷹(証明になってないよ、証明に!! よしんばエレガントが証明されたとしてもそんなエレガントでそれまでの罪を清算して放置ってどんな判断基準だよ!! さすがにそれは)チラ
 
 あきつ丸「エレガントなら仕方ないでありますな、エレガントなら」ウンウン
 
 古鷹「ええ、仕方ないですね、エレガントなら」オナジク
 
 隼鷹(やっぱりかいいいいいい!! 流れ的にそんな気はしたけどこんなの絶対可笑しいよ!!)orz
 
 隼鷹(そもそもエレガントってなにさ!? 優雅ならなにさ!!? そんなんで証明になっちゃうわけないでしょうが!!)
 
 上提督(おっと、隼鷹くん、私はエレガントであって優雅ではないよ。優雅になったら弟子に予約などしてないですからといわれて刺されそうだ)
 
 隼鷹(直接脳内に語りかけてきたあああ!!)
 
 あきつ丸(エレガントなら仕方ないでありますよ、隼鷹殿)ウンウン
 
 古鷹(ええ、エレガントなら仕方ないです、隼鷹さん)オナジク
 
 隼鷹「いやあんたらもできてんじゃん!!」ガバッ
 
 あきつ丸「そんなツッコミキャラが定着してきた隼鷹殿は置いておき、でもどうしてエレガントになったのでありますか?」
 


 
 上提督「それはだね、あきつ丸君、ヒエカレーを食し、消えゆく意識の中で悟ったんだよ、私の愚かさと未熟さを」フッ
 
 ((回想))
 
 二か月前 鎮守府 食堂 22:45
 
 赤城・上提督「「ぐああああああああああああああああああ!!!」」バタン ベチャ
 
 如月「た、大変!! 誰か、誰かきてー!!」ワタワタ
 
 日向「どうしたんだ、如月、油虫でもでたのか?」
 
 如月「日向さん、違うの! 司令と赤城さんが冷蔵庫の中にあったカレーを温めて食べたら奇声をあげて、ホラ!!」
 
 日向「これは……? 赤城と提督がスプーンをもったままカレーに顔面を叩きこんでいるな」
 
 如月「だから大変なの! 司令も赤城さんもこのままじゃカレーで窒息しちゃう!」
 
 日向「なるほど、カレー洋に死す、というわけか」
 
 如月「日向さんが何を言いたいのかよくわからないけど助けようとしても持ちあがらないの! だから日向さんも手伝って!!」ウンショウンショ
 
 日向「なに、心配はいらないさ如月、赤城の奴をよく見てみろ」
 
 如月「えっ………!!?」
 
 日向「やっと気づいたか、如月」
 
 如月「な、これは!?」


 
 
 







 赤城「」モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ

 
 


 
 
 
 

 
 如月「カレーを食べてる!! カレーに顔面を叩きこまれた状態なのに、いや、状態だからこそスプーンを使わずに食べてる! まるで改造を終えたばかりのまるゆを山城さんがかぶりつくように!! でも、でもどうして!? 赤城さんの意識はなかったはずなのに!?」
 
 日向「そうだ、それこそが正規空母の真髄『5-3突破のためにコラボ期間中にメンタルモデルで何とかしようとしたが修復とかで資源が渇渇になってしまったがために正規空母の食費が99%カットの憂き目故の雑食』だ」
 
 如月「名前が長い!」
 
 日向「赤城は普段であればどんなものでも食する。しかし、赤城でも食えるものと食えない物は舌に触れた途端に分かるはずだ、それがわからないほど追い込まれていたんだな」
 
 如月「まぁ、それは、確かに……」
 
 日向「ちなみにこれを書いている奴は『蒼き鋼のアルペジオ』と同じ掲載雑誌つながりでナポレオンとコラボしてくれることを望んでいる」
 
 如月「どうやって大陸軍とコラボするの!!?」
 
 日向「まぁ、航空戦艦の時代がくるな」
 
 如月「産業革命以前の相手が無理ゲーすぎるわ!」
 
 ギャーギャーワーワー
 
 上提督(………あれ? オレ忘れられてる?)


 上提督(上司がカレー食って倒れてるってのに、無視して……そういうのは部下から尊敬されてる奴の台詞だもんな)
 
 上提督(陸戦隊指揮してたらある日突然指令がきて、艦娘指揮しろって……周りは士官ばっかりで士官学校出てないのに、野戦指揮官なのにいきなり綺麗な場所で綺麗な建物で指揮しろって方が無理なもんいわれて、それでストレスでセクハラしまくったからなぁ……当然だな)ハア
 
 上提督(その挙句に、よりにもよって一番信頼していた部下に毒を盛られるとは……そんなにオレのこと嫌いだったのか)
 
 上提督(……そういや、比叡の姉ちゃんって英国生まれらしいな。やっぱり英国っぽいのかな、英国っぽい奴が好きなのか、比叡は)
 
 上提督(……英国っぽい奴って、なにさ?)
 
 上提督(英国、英国ね………英国、インド、紅茶、ジャム、バッキンガム宮殿、J.Kローリング、ジャック・チャーチル、エドワード黒太子、なんとかストーン、二階建バス、時計塔、魔術協会、聖杯戦争、御三家、遠坂家)
 
 上提督(そうだ、優雅になろう……けど刺されそうだからエレガントになろう!)
 
 上提督(だから、早く誰か気付いて!! もうカレーで窒息し、あ、意識が…)
 
 ((回想終了))
 
 上提督「……ということがあったのさ」
 
 隼鷹「イギリス関係ないじゃん! Fate経由してんじゃん! アンタ遠坂家を指標にしただけでしょうが! なに? もしも金剛がエジプト産まれだったらアトラス院になってたの!?」
 
 上提督「ふっ……もしもそうだったら、パンツ、はかない、提督が誕生していたかもね」
 
 隼鷹「最悪だあああああああああああ!!」orz


 あきつ丸「ま、いきさつはどうあれ、比叡殿に乱暴狼藉を働かないと確約していただければ連絡ぐらいは入れますがいかがしますか、提督殿」
 
 上提督「ああ、約束しよう、比叡には」

 
 
 ???「フ、フハハハハハハ!! 甘い、甘いぞ小僧!!」

 
 あきつ丸「ムッ!! 何奴!!?」バッ
 
 突如、あきつ丸、隼鷹、古鷹、上提督の前に現れた謎の人物、それは執務棟の避雷針の上に立つ謎の影だった!
 
 この影の人物はなんなのか、次回「龍田にフラレタが故に愛を棄てた提督」にご期待ください!!

 
 
 
 
 
 隼鷹「次回予告でネタばれしたあああああ!!」

 はい、というわけでいかがでしたでしょうか?
 忙しく更新がおそくなってすみませんでした。リクエストの方はもう少しなので、明日投下しようと思います。
 今回もご覧いただきありがとうございますた。

>>1です。前回の更新のすぐ後、入社三年目にして新人研修の監督を任されました。
現在時間が取れず長らくお待たせしてすみません。時間が取れたらすぐに更新しますのでもうしばらくお待ちください。

いきなり6人の人間に同時に対応を教えるって大変ですね、家帰って目をつぶるといっつもタイムワープしてもう出勤時刻になってます。イベントが終わっていて本当に良かったです。ただ、苦労したのに酒匂がレベル2のまま止まってます。2-5やりたい。おやすみなさい。


 小劇場『右提督の疑惑!』
 
 チチッピーピー
 
 右提督「………………………」ショルイ カキカキカキ
 
 山城「…………………」オチャ ズズー
 
 右提督「そういえば、山城さん」カキカキカキ ピタッ
 
 山城「なんですか? 提督」センベイ パリッ
 
 右提督「この間旅行お姉さんとどこに旅行いったんだっけ?」ジショ ドコヤッタカナ?
 
 山城「……三朝温泉ですね」ハイ ドウゾ
 
 右提督「そうですか」センベイクダサイ
 
 山城「ええ」イヤデスヨ

 
 
 
 <<カーニバルダヨ!カーニバルダヨ!

 <<マテヤコラアアア!!!

 
 
 完!

 前回のあらすじ 次回予告でネタばれするというかつてない暴挙に隼鷹のツッコミが炸裂する!
 (要約 前回の次回予告で誰が登場するのかわかります)

 これまでの登場人物紹介 パート2
 上(の階の)提督 元陸戦隊の部隊長だったが、鎮守府の艦娘を指揮できる提督が圧倒的に足りていなかったため、無理やり陸戦隊から引き抜かれた。が、ストレスがたまり、多くの艦娘にセクハラをしまくった挙句、恋に敗れ、凶物(ヒエーカレー)に倒れる。
 好きな朝ドラ ちゅらさん
 
 比叡 上提督の秘書艦。四姉妹の艦娘として同時に竣工を終えたものの、姉妹がケッコンカッコガチで寿退艦してしまったため、一人鎮守府に残された。昨年めでたく叔母さんになり、姉妹の家事を減らそうと日々カレーを作り送り届けている。
 好きな朝ドラ どんと晴れ
 
 ??? 今回新登場。はたしてその実体は!? 話は変わるが、初雪とケッコンカッコカリし、通販をしないと明言された初雪の同人誌(薄い本)を求め、中国地方から関東まで鈍行でいき手にしたある奴は、某所で初雪が白雪になっていて泣いた。初雪はやればできる子かわいい。初雪はグテーとして猫みたいだけどそこが重要なポイント。初雪は出撃の際にちょっと鼻息を上げるのがチャームポイント。初雪は(ry
 
 結論、みんな、初雪を使いましょう。

 
 


 
 隼鷹「なんか、後半これ書いてる奴の願望だったねぇ……」
 
 あきつ丸「隼鷹殿、今はそれどころではありません! なぞの人影が執務棟の避雷針の上に立っているであります!」ユビサシ
 
 上提督「ふむ、君は一体?」
 
 ???「フハハハハハハ!! 私のことはドイツ帰りの男、と名乗っておこう!」バッ
 
 古鷹「本当に大変ですよ、避雷針はまっすぐたってるから避雷針なのに曲がりでもしたら弁償で大変なことになってしまいますよ」ゴクリ
 
 あきつ丸「避雷針って結構するらしいでありますから、恐ろしい限りでありますな」ゴクリ
 
 ???「フハハハハハハハハハ!! ……え゙?」
 
 隼鷹「……なんか、ずれてる気もするけど、ちなみにどれくらいなのさ?」
 
 古鷹「これくらいですね」デンタク カチカチ
 
 上提督「ふむ、結構な額だね」ウンウン
 
 ???「え?………えっ?」
 
 あきつ丸「で、ありますから降りた方がいいでありますよ」
 
 ???「……はい、そうします」ヨイショヨイショ

 
 
 しばらくお待ちください

 
 


 
 ???「はぁ、はぁ、はぁ……ゴホゴッツ、ふははははははは! 待たせたな諸君!」バッ
 
 あきつ丸「あ、やっときたでありますか?」ヤッタ コドモガヒトリウマレタ
 
 上提督「まあまあ、そういわないで上げましょう あきつ丸君」ア テンショクマスカ サッカーセンシュダッタノニ
 
 古鷹「遅いですよ、まったく」カブデモウケタカ
 
 隼鷹「容赦ないね、あんたら」ルーレットマワシ
 
 ???「のんきに人生ゲームをしてるんじゃない!」
 
 古鷹「で? 何をやってらっしゃるんですか? 左隣の提督殿、そんな格好で?」
 
 ???「!!?…………ふっ、ふはははははは 冗談はよせ! 私は通りすがりのドイツ帰りの男! この鎮守府に所属する提督では」
 
 あきつ丸「皆知っているでありますよ、左隣りの提督殿、龍田殿にフラれてそのまま奇声をあげながら海に飛び込み、近所の漁師様に保護されたって」アワレミノメ
 
 ???「え……………?」ジュンヨウ ミル
 

 
 隼鷹「……うん、皆知ってる」メソラシ
 
 ???(左隣の提督)「…………マジで?」フルタカミル
 
 古鷹「ええ、本当ですよ」ニコッ
 
 左隣の提督(以下 左提督)「……………………………………」ウソダトイッテヨ、バーニィ
 
 上提督「……まぁ、やってしまったのはしょうがない。大丈夫だ、キャラなんていくらでも変えられ」ハッ
 
 あきつ丸「どうなさったのでありますか、上提督ど、ハッ!?」
 
 隼鷹「どうしたんだい? 一体」
 
 左提督「………………………」モエタ、モエツキタ、マッシロナハイノヨウニ
 
 上提督・あきつ丸「「立ったまま気絶している」であります!」

 
 

 短くてすみません。眠気がやばいので今日はここまで






次回予告




 ……今世紀初頭、彼らはそれまで繁栄を極めた我ら人類を脅かせる恐怖として深海から出現した。
 
 現状において、人類は万物を通さぬ盾であり万物を射ぬく鏃である戦艦は彼らを貫けず、彼らの刃をやすやすと通してしまう。しかし、それに対抗しうる兵器がある。諸君らも存じているだろうが、その存在こそが艦娘である。そして、艦娘はある種を体現する存在であることは多くの士官の知るところである。

 
 
 艦娘――すなわち、日本帝国海軍の軍艦の魂を宿した艦娘こそが、外憂駆逐の具体的な形である。と、

 
 
 
 
 


 

 




 
 





 しかし、あえて言おう。人としての有り様を失い、語るべき未来の形も見えないこの人類の敵を駆逐することになんの意味があるのか?
 


 
 とある辺境の鎮守府。だが、この鎮守府から国家、人類をも揺るがす騒乱が始まろうとしていた。
 


 初風「あ、貴方達は一体どこか」バタッ


 4隻の艦娘ではないものたち

 
 
 初霜「15分以内にこの鎮守府から立ち去らない場合、超重力砲を撃ちこむと言っています」

 


 人質は艦娘
 
 アシガラ「内地のどこでもいいから侵蝕魚雷を撃ちこめ!」
 
 敵の標的は不明、目的は不明
 
 提督(元帥)「状況を分かっているのか! もう時間がないんだぞ!」
 
 錯綜する現場
 
 大淀「まだ現場に残って戦っている艦娘がいるかもしれません」

 
 
 『艦種--重巡洋艦 分類--妙高型三番艦

 
  艦名--足柄           』

 
 二人の艦娘
 
 秋雲「それが、私の任務なのよ」
 
 足柄「私はこの鎮守府と、人を守る、それが私の任務!」


 
 たった一度のチャンス


 足柄「いいこと、絶対に轟沈しないで」
 
 秋雲「……」

 
 


 
 軍部が葬り去った十五年前の事件とは?
 


 
 霞「わたしたちは捨てたんじゃない、わたしたちが捨てられたのよ!」
 
 妙高「ただ兵士として戦いたかっただけよ……」

 
 


 
 そして、ついに姿を現すその者たちは

 
 


 
 ヒエイ「よく見なさい、艦娘。これが戦争よ」

 
 


 艦隊これくしょん×蒼き鋼のアルペジオ

 
 
 『亡国の鎮守府』





 近日公開予定
 
 この夏、全ての戦いが明かされる。


 有給でたので、明日書いています。
 はたして、鎮守府はどうなるのか!?

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