日菜子「親睦会ですか」 (16)

日菜子「犬ですか」 の続き 短いです

事務所にて

日菜子「親睦会をしてねという連絡ですねぇ……」

美穂「らしいですけど……」

肇「話が急過ぎて今ひとつ飲み込めません……」

日菜子「まぁ即興で考えたユニットをそのまんま組んでるだけですからねぇ」

美穂「その……わんわんわんって一体何なんですか?」

肇「わたし達これと言って犬アピールしてないというか……」

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日菜子「まぁ簡単にいうとPさんと犬らしいアイドルについて話をしてたんですぅ」

肇「その結果私たちに白羽の矢が立ったと……」

美穂「そ、そんな理由でユニットを組めるんですか?」

日菜子「まぁプロデューサーの売り込み次第で今後が決まるんですけどねぇ、そこまで深く考えないでも良いですよぉ」

美穂「でも確かに肇ちゃんは犬がにあいそうです……すごく柴犬っぽいというか」

肇「そ、そうですか? 確かに和風なイメージは自分でもあると思いますけど……」

日菜子「この中では一番犬っぽそうなのは肇ちゃんですからねぇ」

美穂「たしかにしっかりしててすごく忠犬っぽい雰囲気です……!」

肇「そう言われるとまんざらでもないですけど……Pさんの計画で小さな仕事から犬耳つけてやりましたけど……似合ってたかなぁ?」

美穂「和風総本家の豆助と一緒に散歩したんでしたっけ」

日菜子「下町で一緒に散歩してるところはなかなか様になってましたけどねぇ……」

美穂「豆助とじゃれてるところはすごく可愛かったよ!」

肇「確かに豆助はいい子でしたね、私より番組慣れしてたかもしれません……」

美穂「そういえばわたしはPさんに犬耳渡されれて握手会しました」

肇「皆にかわいい!って言われて照れてる姿が浮かびますね」

日菜子「いつもと反応の違うファンに戸惑いつつも頑張ってる姿ですねぇ……くぅーんくぅーんってないたりして……むふ♪」

美穂「た、たしかにファンの反応にちょっとは戸惑ったけど最後までやりきったよ……今思い出しても恥ずかしかったかも……」

日菜子「そこがまたファンの心に来るんですねぇ」

肇「美穂ちゃんは皆に愛されてますからね、わたしたちも癒されたりしてますよ」

美穂「あ、ありがとうございます……って日菜子ちゃんだけ何もしてないんじゃないんですか?」

肇「たしかに最近はワンダフルマジックの仕事で事務所とリハーサルしかしてなかったような」

日菜子「まぁ殆どお手伝い感覚でしたけどねぇ……まぁお休みはちょっとずつ貰えましたよぉ……その間は営業をしてました♪」

肇「営業……?」

美穂「プロデューサーさんと一緒にどこか行ってたっけ?」

日菜子「実はですねぇ……日菜子は事務所やリハーサルの休憩時間中も妄想をしてたんですよぉ……そしたらちひろさんかPさんのどちらが絶対妄想中の日菜子に犬耳をつけてるんですよぉ」

肇「なかなかやり手なんですね」

美穂「事務所のアイドルたちに売り込んでいくスタイルは新しいかも……」

日菜子「スタッフさんや事務所の人達はマスコット感覚でしたねぇ、でもみちるちゃんや法子ちゃんに餌付けと称されて色々貰えましたよぉ♪」

肇「日菜子ちゃんって雰囲気が柔らかいから確かに親しみやすいかもしれませんね」

美穂「通りで休憩中に色々貰ってましたね、カメラマンの人に写真も撮られたりしてたし……わたしはワンダフルマジックのライブレッスンとかで日菜子ちゃんとはあまり喋れなかったなぁ」

日菜子「写真は事務所で椿さんと藍子ちゃんにばっちり撮られてましたよぉ……プロデューサーいわく拡散希望なんで他の人達ももう知ってるかもしれませんねぇ」

肇「それなら私も藍子ちゃんから貰わないといけませんね」

美穂「わたしも貰おうかな、すごくぽわぽわしてそうだし……癒されるかも」

日菜子「日菜子としては真面目に妄想してたんですけどねぇ」

肇「たしかにイメージは大事ですよね、私もよくイメージトレーニングはしています」

美穂「わ、わたしも緊張をなくすのに一生懸命成功のイメージしてたかも……ただ、少しお昼寝が多かったり……」

日菜子「日菜子もそのまま夢の世界に行くことありますよぉ」

肇「私も夢の使者なんて衣装着たりしたけど、Pさんにお昼寝してるところ見られちゃったなぁ」

美穂「そうなるとわたし達の共通点って……」

日菜子「ちょっとボーッとしてる子という印象なんですかねぇ」

肇「私から見て二人ともそこらへんに魅力があるのかなとは思いますね」

日菜子「日菜子も同じですねぇ、優しいオーラというのが伝わってきますし」

美穂「でも、それでいてしっかり芯は通るところがまた魅力的というか」

日菜子「犬でいうと忠義ある愛玩犬みたいなものなんですかねぇ」

肇「Pさんから見て犬っぽいというのはあながち間違いでもないんですね」

美穂「わたしなら……そんないじらしい犬がいたら甘やかしちゃいそう……かな?」

肇「ふふっ、私からみて美穂わんこはしつけがいがありそうですけどね♪」

日菜子「日菜子は二人とも犬ならお昼寝タイムが捗ってしょうがないですねぇ、一日中ぽわぽわしちゃいそうですぅ♪」

美穂「ひどいなぁ、二人とも……でも話してたらなんだか犬耳つけてみたくなってきたかも」

肇「私もつけてみたくなったかも……気分転換にみんなでじゃれあってみるのもありかな……」

日菜子「確か犬耳はPさんの机にあったはず、あったあった……楽しみですねぇ、わんわーんなんて、むふふ♪」

美穂「美穂わんこはこの中で一番お姉ちゃんだわん!さぁさぁお姉ちゃんに甘えてくるわん!」

肇「実は結構ノリノリだわん♪たまにはこうやって遊ぶのもいいわん♪」

日菜子「日菜子は一番妹だからお姉ちゃん達に甘えたいわーん♪むふ♪」

ガチャ

P「ただいま帰りましたぁーっと、お前ら仲良くやってるなぁ」

日菜子「おかえりなさいだわん、Pさんはとりあえず日菜子たちをあまやかすわん」

肇「親睦会のおかげでなかよくなったわん、褒めてくださいだわん♪」

美穂「とりあえず年功序列ということでここはわたしから撫でるわん♪」

P「おーよしゃよしゃ、みんな年甲斐もなくはしゃいじゃって楽しそうだなこりゃ」

日菜子「やはり目に狂いはなかったわん、これは相性抜群だわん」

美穂「たまにははめを外してもいいわん、誰も咎めないわん」

肇「だけどこれからの活躍に期待してくださいだわん、インスピレーションが湧いてくるわん」

P「よーしよしよしよし……それじゃこれからのこともみんなで話したいしなんか食いに行くか!」

日菜子「Pさんがご馳走してくれるわん?」

P「財布なら心配ないさ、それよりどんなこと喋ったか教えてくれよ?」

美穂「とっても楽しかったわん」

肇「これからが楽しみですわん♪」

P「それはわかったけど、一般の人がいるから店の中では犬耳は外すんだぞ?」

日菜子「はーい、だわん♪」

今日のやつは終わりです

やっぱ犬が自分の好みです、あとは短いながらもまったりした日常とか書いていきたいです
拙かったりキャラの特徴を捉えきれてなくて申し訳ないです

喜多日菜子(15)
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小日向美穂(17)
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藤原肇(16)
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