【デレマス】日菜子「10年後」 (12)
初投稿。妄想・捏造垂れ流したいが為だけに書いたn番煎じネタなので色々酷いですがよろしくお願いします。
人によっては百合に感じるネタもあるので注意書きしておきます。
日菜子(25)「友紀さんのウエディングドレス姿、綺麗でしたねぇ...」
まゆ(26)「ええ、本当に…。でもまさか、Pさんと結婚するのが友紀さんだとは思いませんでした。
私も含めて、たくさんの人たちに狙われていましたし...。」
乃々(24)「Pさん自身は、端から見てても分かるくらいずーっと友紀さんにベタ惚れでしたけど…。
むしろよく友紀さんの引退まで告白を待ったと言うべきというかなんというか...。」
日菜子「一途なPさんもかっこよかったですよねぇ…むふふ♪
と、その前に乾杯しましょうか。...何に乾杯します?」
まゆ「では、Pさんと友紀さんの新たな船出に、そして3人の変わらぬ友情に。
それと、まゆの初恋のおしまいに...ってことで♪」
乃々(まゆさん、この10年でしたたかになりすぎですけど...)
日菜子「では...乾杯♪」
3人「乾杯♪」チンッ
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まゆ「結婚式ではあんまりお話しできませんでしたし、近況報告からしましょうか。
ということで乃々ちゃん、最近旦那様とはどうですか♪」
乃々「あぅ...やっぱりそうきますよね...
結婚して4年経ちますけど、相変わらず、その、あの人はかっこよくて、はい、あつあつですけど...」
日菜子「日菜子を差し置いて、ほんとに王子様みたいな方を捕まえちゃいましたもんね、乃々ちゃん♪
『少女漫画みたいな秀才男子なんかあり得ないですけど』っ
て言ってたのに♪」
まゆ「衝撃でしたよねぇ...乃々ちゃんが誘拐されかけたって知らされたときは気絶しちゃうかと思いましたけど...
そこにたまたま通りかかった人がたまたま警官で、たまたま柔道大会の優勝者で颯爽に助け出して...」
日菜子「たまたま大企業の御曹司で、とーってもかっこよくて、とーってもやさしくて...
そのままアイドルを引退して結婚しちゃうなんて...♪誘拐よりこっちのほうがびっくりで気絶しちゃいましたよ...」
乃々「そ、そんなに森久保をいぢめないでください...
急にアイドル辞めちゃってユニット解散しちゃうことになったことは反省しています...あぅ」
日菜子「昔の口癖が出てますよ、乃々ちゃん♪
それにそのことはたくさん相談してくれたじゃないですか。
乃々ちゃんも、まゆさんもいつまでたっても大事なユニットメンバーでお友達ですよ、むふふ♪」
乃々「あうあう...私ももちろんそう思ってますけど...
そ、そういう2人こそ誰かいい人いないんですか?
Pさんも結婚しちゃいましたよ...」
まゆ「そうですねぇ...久々にPさんに会って、Pさんの晴れ姿をみて、やっぱり好き…いえ、好きだったなと思いました。
まゆの運命の人はPさんなんだな…って。
でも、しっかり告白してしっかり振られて良かったなって今ではおもっています」
日菜子「まゆさん、強くなりましたね...6年前の振られてすぐのときは大泣きしててすごく心配でしたけどね♪」
まゆ「泣いて縋るだけのまゆじゃないですよ♪
それに実は...いま、お付き合いしてる方がいるんです♪」
乃々「ちょ、ええ!?あのまゆさんが!?誰ですか!?」
まゆ「うふふふ♪女優になってからのメイクさんなんです。
彼にもPさんのことが好きだったことは伝えています。
でも、それでもいいって言ってくれたんですよ♪」
日菜子「むふふ、それならお祝いしなきゃ♪
でもまゆさん、女優2年目で次の映画の主演が決まったばっかりで波に乗ってる時期ですよね?
スキャンダルとか、大丈夫ですか...?」
まゆ「それが、今度の映画が成功したら結婚してもいいよってマネージャーさんが言ってくれたんです♪
だからそれまで2人にもこれ以上は秘密です、うふふ♪」
乃々「もっと聞きたいんですけど...でもまゆさん、本当におめでとうございます」
日菜子「おめでとうございます、まゆさん♪」
まゆ「うふふ♪2人ともありがと♪
じゃあ最後は日菜子ちゃん!
『絶対王子様みつけるまでアイドル辞めません!』って、10年間Pさんとアイドル続けていますけど、どうですか?」
日菜子「それを言ったの、乃々ちゃんの引退のときじゃないですかぁ!もう忘れてくださいっ!」
まゆ「ごめんなさい♪
でも日菜子ちゃんの心配しているのは本当ですよ?アイドルのことも恋愛のことも...」
乃々「日菜子さんはPさんのこと、どう思ってたんですか?
王子様はPさんみたいな人がいいとか言ってましたけど...
それに、隠れてPさんと2人でお出かけも結構していましたよね...?」
まゆ「日菜子ちゃん、それって本当なんですかぁ♪」
乃々(まゆさん、10代の頃のプレッシャー戻ってきてるんですけど!?)
日菜子「ま、まゆさん、ハイライト戻しましょ、ね?」
まゆ「うふっ♪なーんて。これが女優の本気ってもんです!」
日菜子「さ、さすが主演女優ですね...日菜子も演技には自信ありますけどまだ敵いませんねぇ。」
乃々(どう見ても本気の目でしたけど...)
日菜子「そうですねぇ、10代の頃はPさんが王子様なのかなぁ、って妄想したこともたくさんありました。
でもあの頃って、身近に男の人なんてPさんしかいなかったじゃないですかぁ。だから単に妄想しやすかっただけなのかなぁって。
まあ、それに気付いたのも最近なんです。だからいい人は…いないですねぇ。
それでもPさんとのデートは...むふふ♪」
まゆ「日菜子ちゃん♪」
乃々(まずいですけど、話題変えないとですけど!)
乃々「そ、そういえば、日菜子さん、よくこんなお洒落なバー知ってましたね。
お酒はよく飲まれるんですか?」
日菜子「妄想を捗らせるためほんのちょっといただくくらいですよぉ♪
ここは765プロの事務員さんに教えてもらったんです。『ここはマスターの口も堅いしお客さんもいい人ばかりだから秘密のお話には最適ピヨ』って」
まゆ「日菜子ちゃん、765プロの方と仲良いんですか?
…って、事務員?」
日菜子「ええ。765プロの方と共演したときに『趣味は妄想なんですぅ』って言うと、『うちの事務員と一緒だ!』って言われて。
あんまりにも言うもんだから気になって突撃しちゃったんですよ♪」
乃々「日菜子さんはそういうところで行動力ありますよね...
その事務員はどうだったんですか?」
日菜子「噂に違わぬ妄想力の持ち主でした...!
カップリングがどうとか、コミケがどうとか言ってたんでどちらかというと日菜子より比奈さんや由里子さん寄りかな、って感じでしたけど...
そのご縁で今でもたまにご飯に行ったりしてますよぉ。独身妄想仲間です♪」
まゆ「そういえば日菜子ちゃん、比奈さんとは比奈日菜同盟ですーって仲良かったですよね。比奈さんって今何してるのか知ってますか?」
乃々「確か、私の引退前にアイドル辞めて漫画家さんになった、ってところまでは知ってますけど...」
日菜子「比奈さんは去年に結婚されましたよぉ♪旦那さんも比奈さんと同じ雑誌に連載されてて、競い合いながらもラブラブだって言ってました。」
まゆ「あら♪ということはその雑誌がご縁で?」
日菜子「いえ、引退直後のコミケで出会ったそうです。
なんでも旦那さんが比奈さんを一目見て、『君に一生、萌え萌え☆キュン!結婚してくれ』ってプロポーズされた..って披露宴で比奈さんが言って旦那さんは顔真っ赤にしていましたねぇ」
乃々「そ、それはちょっとドン引きなんですけど...
比奈さん、よく結婚しましたね...」
日菜子「日菜子としてはそういう王子様も面白くてアリですけどねぇ...むふふ♪
それに、何でも元ネタ?があるらしくて、詳しく知りたかったら飛鳥ちゃんに聞いてくれって、式が終わってから教えてくれました」
乃々「どんな作品なんですか、それ...逆に気になるんですけど。
飛鳥さん...はまだ事務所にいますよね?今度遊びに行こうかな...?」
まゆ「飛鳥ちゃんも数少ないアイドルを続けている子ですよね。
蘭子ちゃんと一緒にテレビに出てるのたまに観ますよ」
日菜子「未だに『ダークイルミネイトⅡ』として日本中の中二病のファンを魅了し続けているんだからすごいですよねぇ...
解散の危機を乗り越えた2人の絆と心は見習いたいです♪」
乃々「解散の...ああ、そんなこともありましたねえ
あの事件はまだ私がアイドルしてた頃だから...」
まゆ「7年前ですね、『傷ついた悪姫の乱心‐ブリュンヒルデのメザメ‐』は...」
日菜子「あのときのPさんは大変でしたね...まさか蘭子ちゃんが中二病から覚めるなんて...」
乃々「17歳にもなって顔真っ赤にしてクッションに突っ伏して足をバタバタさせる蘭子さんは正直かわいかったですけど...
というかわざわざ事務所には来てたんですよね、そういえば...」
まゆ「一月経ってもPさんが蘭子ちゃんを宥めることができなかったんですよね。
涙目になりながら必死に声をかけるPさんもかわいかった…いえ、なんでもありません。
お仕事もキャンセル続きで、蘭子ちゃんの方針転換か、最悪引退もって話も出てきてて…。」
日菜子「そこで手を差し伸べたのが、飛鳥ちゃんですよね♪
『蘭子、君がどんな姿であろうと愛してる』って。
あの飛鳥ちゃんが飾らずに言った台詞がこれですもんねぇ♪
どんな王子様でも敵いませんよ、むふふふ♪」
乃々「もちろん、親友として、って意味なんでしょうけど。
あのあとさらに顔を赤くした蘭子さんを鎮めるのにもアイドル総出で苦労しましたね...」
まゆ「その甲斐あって、その次のライブから新生『ダークイルミネイトⅡ』として元気な蘭子ちゃんがみることができて、本当に安心しました」
日菜子「それ以降Pさんが悪ふざけして、飛鳥ちゃんに男装のお仕事たくさん入れるようになって、ファンから飛鳥王子って言われるようになった...ってのも、昔の話ですね」
乃々「飛鳥さん、高校を出てからは中学時代の蘭子さんくらいに髪伸ばしてますし...」
まゆ「逆に蘭子ちゃんは昔の飛鳥ちゃんくらいにして、エクステつけてますね。
お互いに髪のお手入れしてるんでしょうか?」
日菜子「事務所だと毎朝飛鳥ちゃんが蘭子ちゃんのエクステ選んでますね♪」
乃々「仲良すぎなんですけど...付き合ってるみたいなんですけど...」
日菜子「2人とも未だにPさんにぞっこんですからそれはないと思いますよ
でも2人をみていると妄想が捗って...むふふふ♪」
乃々(765の事務員さんの悪影響受けてませんか、これ...)
まゆ「付き合ってるといえば、輝子ちゃんと高校上がってすぐの小梅ちゃんが一瞬だけ付き合ってたって知ってましたか?」
乃々「はぁ!?キノコさんと小梅ちゃんが!?キノコさんそんなこと一言も言ってなかったですけど!?」
まゆ「一か月も付き合ってませんでしたからねぇ。
それに私も、当時様子のおかしかった輝子ちゃんを無理やり問い詰めて聞き出しちゃいましたし...」
まゆ(Pさんと何かあったのかと思っちゃいましたから...)
日菜子「高校生になってからの輝子ちゃん、急に背が伸びてぐっとかっこよくなりましたもんね。
今でも、髪をまとめていると男の人と見間違えちゃいます」
乃々「170超えですもの...机の下に潜れないって嘆いてたのをよく覚えてます...」
まゆ「アンダーザデスクwithout輝子...ってユニット名もよくわからないことになっちゃいましたし。
幸子ちゃんも『カワイイボクと(平均)157s`…って原型とどめてないじゃないですか!』って言ってましたね」
日菜子「小梅ちゃんも背が伸びたのに、幸子ちゃんは変わりませんでしたもんね...胸は菜々さん並みになりましたが」
乃々「でも、なんで別れちゃったんでしょうか?
おふたりとも今でも仲良しさん...というかおんなじバンドですよね?」
日菜子「輝子ちゃんと小梅ちゃん、それに美玲ちゃんと涼さんでロックバンドやってますね。
Pさんも『パンクロックなんかわからねぇよ…』って言いながら楽しそうにプロデュースしてますよ♪」
まゆ「それが小梅ちゃん、高校生になって急に同級生に告白されるようになって若干男性不信になったみたいなんです。
それで、輝子ちゃんが何度も寮でお泊りして支えてあげたそうで...」
日菜子「それでかっこよくなっていた輝子ちゃんにときめいて告白したわけですか...王道ですねぇ...むふふ♪」
まゆ「ええ。でも輝子ちゃん自身はわけがわからないまま告白を受けちゃって、小梅ちゃんもそれには気付いていて...
それに小梅ちゃんもすぐに恋心じゃなくて甘える相手が欲しかっただけだって気付いたみたいなんです。
だから小梅ちゃんは謝って、すぐ別れたそうですよ」
日菜子「むふふ...少女漫画みたいなお話ですねえ♪
そういえば、小梅ちゃんが夏樹さんにギター習い始めたのもそのくらいの時期ですかね?」
まゆ「ええ、友達として輝子ちゃんともっと仲良くなりたいからーってことみたいです」
日菜子「それが今では武道館でライブするほどのギタリストですか...
友情ぱわー♪むふふ♪」
乃々「はあ、何にしろ今日一番の驚きでしたけど...
今度事務所に行ってキノコさんをとっちめてやるですけど...」
まゆ「あ、乃々ちゃん、グラス空ですね。
何か頼みますか?」
乃々「今日は酔いたい気分です...
何か飲みやすいカクテルないですか?」
日菜子「ココナッツミルクが大丈夫ならピニャ・コラーダとかどうでしょう?」
まゆ「ぴにゃこら太?」
日菜子「ピニャ・コラーダっていうのは...」
【終わり】
とりあえず書きたかった「輝子は成長したら背が伸びてイケメンになる」ってこと書いたからここで終わり。
続きは未定。
もし次回があるなら改行とか文字量とか気を付けます。
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