【R18】黒薔薇姫のあのね ほたる編【モバマス】 (32)

エロ注意
今のイベントが元になってる世界観のため
実際のキャラの性格とは異なるのでご了承ください


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地下に響くのは嬌声と悲鳴と懇願だった
彼女、白菊ほたるは戦いに負け地下の拷問部屋で責め苦を受け続けていた
「うぅ…あっあっあ!いやぁ!たすけてぇ…」
かれこれ一日近い時間彼女はその部屋の主である鷹富士茄子に快楽のみを注ぎこまれていた
しかしただの一度もイカせたりはしない
ほたるはX字に横に拘束され腰には革製のベルト、首は輪っかで固定
手の指一本一本に鉄の留め具が施されており
足の方にも鉄の板に同様な仕込みがされていた
幾ら快楽を与えられようと彼女は指一本さえも動かせないでいた

その状態で羽によるくすぐり、敢えて性感帯を避けるように指をなぞり
おもちゃによる微量な振動
薬による快楽の増長
まだ使われていない道具は無数にあった
だが強い快楽は決して与えなかった
彼女はもどかしかった
動けないというのは勿論
ただやみくもに乱暴な快楽ではなく
丁寧に、愛しさを感じさせるような触り方に心が折れそうだった
「いかせて…いかせてください…」
なんど涙を流し頼んでも、何度大声で叫んでも茄子はただにっこりとして優しく愛撫をするのみだった
茄子の左手がほたるの左側の乳首を円でなぞるように焦らす
「あーっ…あ…うっ…」

初めは嫌悪感しか感じなかったのに…
どんどん気持ち良くなって行く身体に復讐という気持ちを殺されない為に
心は気がつかないように蓋をするだけだった
茄子は指を止めてクリを皮の上からそっと押さえる
「ひぐっ!」
一瞬で頭が飛ぶ
頭が馬鹿になりそうだ
押されると頭が真っ白になる
この天国にも地獄にも等しい感覚
どうにか快楽を伸ばそうとして腰を動かしてみようとしても
鉄の拘束具達がそれを許さなかった
「たすけて…たすけてぇ…誰か誰か助けて下さい…」
誰に言うでもなく泣きながらこの責め苦に耐えるのみだった
ここでは祈りが届かないだろう
でも彼女には共に戦った仲間が居た
格闘家軍曹や盗賊のなつきち、彼女達は最初は敵だったが戦う中で友情が芽生え共にナターリア姫を倒す誓いをした
彼女達が助けてくれることを祈って待つしか無かった
「ほたるちゃん、起きてください」
「ーーっ!!」
心臓が跳ねる
強制的に地獄に戻される
まだ終わりがないことに気づき心を折りたくなる
なのに
「あああああああ!茄子さんもうやめてぇ!許して!」
へそから首もとを指でなぞったあと下乳を五本の指でくすぐっていった
ほたるにとってはもうくすぐりではなくもどかしい拷問に過ぎないだろうが
「はーっ!はーっ…あ!うあああ!…」

そういったことを何度も繰り返す
飽きは来ない、満足という現象がなくなってしまったのかと思うほど
身体は触れられるたびに痙攣し
脳は快楽を求め唯一動かす事を許された口で懇願の意を示す
あまりに無意味な時間がどんどん心を磨耗させて行った
「ゆるしてぇ…たすけて、いやぁ…もう楽にさせて…」
何をしても何もしなくてもただただ苦しい思いで一杯だった
早く終わって欲しい、楽にして欲しいと思うだけだった


二人だけだった空間に新しい足音が響く
「茄子、首尾は上場かイ?」
「はい、ナターリア姫」
茄子は手の動きを止めてナターリアに頭を垂れる
「ーーーーー!」
折れかけていた心に火が灯る
「ナターリア!」
「久しぶりだネ、ほたる姫」
「許さない!皆を裏切って大勢の人達の心を奪って!ーーーー私を…ぐぅ!」
ナターリアがほたるの秘部に人差し指を入れる
突然の指の挿入に頭が止まる
それだけ蓄えられていた快感は大きかった
たったそれだけであまりの気持ち良さに爆発してしまいそうだった
悔しくて涙が止まらなかった
茄子はこの為に焦らして来たのかもしれない
この復讐心も一時の快感に心が爆ぜて何も考えられなくなる
なんて屈辱だろうか
「ふふっ、上出来上出来だネ」
満足げに顔をほころばせた後愛液のたっぷり付いた指で心臓付近に指を置いた
「無様だネ、ほたる姫…」
「くっ!」
精一杯睨みつける
「そんな顔しないでよ、仲良し姉妹だったロ、私達」
「誰が!」
「私達だヨ…」
「うっ!ふぅ!はああん!」
左手中指でほたるの膣をかき回す
やっと得られそうな強い快楽にほたるは少しばかり期待してしまう
「ダメ、いかせてあげないヨ」
「ーーっ!」
見透かされたように指を抜かれ逆に羞恥心と屈辱で満たされていく
「今にみてて下さい、大和ちゃんやなつきちさんがここに来るんだから!」

「ふふっ、ほたる姫、今捕まってからどれ位経ったか知ってる?」
「?」
何故いきなりそんな事を聞くのだろうか
わかるはずがない、ここには時計も陽の光さえ来ないのだ
「教えてあげるけド、まだ2時間も経ってないヨ」
「え…」
そんな馬鹿な
あんなに長く感じた責め苦がたったの2時間…?
「ここの地下室には魔女藍子の魔術が掛かっていてね、あっちとは時間の進行が激しく違うんダ」
「もしも、助けが来るとしてもあと最低一週間は掛かるだろうネ
でもここで待ってればもっと掛かるよネ
藍子を暴走させてやればこっちの2時間はここでは何十年とも出来ちゃうヨ?
一週間だとしたら、分かるかナ?」

嘘だ…こんなに長く感じた時間がこんなにも苦痛な時間がどれだけ続くというのか
「嘘…嘘ですよね…嘘だぁ!」
彼女の心は折れたも同然だった
仲間をあてにするのは自分らしくないとは分かっていても
復讐する相手がこんなに近くに居ると分かっていても
地獄はまだ始まったばかりだなんて…
真っ白になっていく思考
あの感覚に何百何千何万と
どれだけ耐えればいいのだろうか
なまじ希望が有った分、絶望はただただほたるを覆った
「いい顔だネ…捕らえても殺さない価値があっタ…」
「うぅ…あぁ…」
「ねぇ、ほたるちゃン、そこで交渉しなイ?」
交渉?この状態で?なんでもすると懇願したのに、なんでも喋ると泣きながら叫んだのにこれ以上何を欲しいというのか
どこまで貶めたら許してくれるのか
「私の仲間になれば辞めてあげていいヨ」
そんなこと、絶対…
ふとよぎる、このまま助けが来ず永遠にも近い世界にいるよりも
仲間になった方が楽なんじゃないかと
「その代わり、ほかの仲間はみーんなやっちゃうけどネ」
そんなこと…
「ふわっ!」
唐突に茄子が優しく胸に愛撫を始める
何をするつもり…?
茄子はそのまま人差し指だけで乳首まで到達させると
今まで触ってもくれなかった乳首に触れ快楽を教え込むように摘まんではなし、こねくりまわし、私はあまりの快感に我を忘れて叫びのたうちまわる
初めて与えられた感覚に顔は蕩け頭は何も考えられなくなって
「わた…あぁあ!しはわぁ!!あああああああ!」
今迄溜め込まれてたものが一瞬で吹き出すように身体全てに響き渡る
やっと与えられた絶頂だった

何度もこの時を待っていた分余韻がデカく焦点がまだ定まらない
あそこから溢れ出すものが未だ終わらないのも快楽の大きさを物語っていた
でも
まだ足りない、今度は中でいかせて欲しい…
仇の目の前でいった事より、潮を吹き笑顔で泣いてることを屈辱と思うより
まずそんなことを考えてしまった

「ふふふ、可愛いよ、ほたるちゃン…
そしたら条件を言うヨ…
この拷問は終わる代わりにもう快楽は望めない身体に成ることが条件ダ」
「えっ…そんな」
自分でも驚くほど、声が弱気だった
自分はこんな快楽望んでないのに
でも…
でも自分はそれ以上に復讐の相手の元につくほうが耐えられないんだ
そうだ、これは復讐のために仕方ないんだ
この責め苦に耐えれば復讐できるチャンスがあるかもしれない…
その為に耐えなきゃ、気待ちい…気持ちが負けないように
仲間を守る為に…
この気持ち良さを守らなきゃ…
「い、嫌、貴方の仲間には成らない、だから…」

「どんな責め苦にも耐えます…
だ、だから…は、早く続きを…」
「ふふっ、そうカ、残念だナ」
「んじゃ茄子、あとは可愛がってあげてヨ…」
「はい」
ナターリアが上の階に戻るまでの足音がほたるの心臓の脈を早める
「茄子さん、早く、早くしてください…もっと下さい…耐えますから…」
「ふふっ、ほたるちゃん焦らないでいいのよ…」
拘束は解かないまま、茄子はほたるの口の中によだれを垂らす
ほたるがそれを飲み込むのを見ると満足そうに微笑み
キスを始める
2人だけの世界に粘膜の接触音だけが響く
ほたるは今まで感じた事がないほど幸せだった
これ以上の幸せを貰えるなら悪くないと思ってしまった
「ほたるちゃん、もっと感じたい?」
「は…はい…」
「もっともっとイきたい?」
「はい!」
焦らされてるように感じて声に力が入ってしまった
「じゃあ…私が幸せにしてあげるね、ほたるちゃん…」
茄子は小瓶を取り出して丸薬をほたるに飲ませた

「ーーーーーっっっ!!!」
身体が高熱に浮かされるように熱くなり一気に気が遠くなった
「はぁはぁはぁ…なんですか?…これ?…」
茄子はにっこり笑って指で陰口をなぞる
「ふわあああああああああ!!」
快楽というには程遠い、激痛とも言っていい絶頂が支配する
今のだけで気を失っていい筈なのに未だにほたるは絶頂の感覚を味わっていた
あまりの感覚に呼吸が出来なくて声が出せない
やめてとも、まってとも言えないうちに
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…
陰口から膣内、Gスポットとどんどん奥へ凶悪な感覚を脳に送って行く
頭にガンガンと送られてくる絶頂にほたるの許容は限界を超えていた

「気持ちいいんですよね、ほたるちゃん
蕩けた顔して…幸せそう…
薬は一ノ瀬博士に作ってもらったんですよ…
ずっと気持ち良くなれるようにって
初めからこうなると思ってましたから
あと発狂なんてしたら可哀想ですよね
脳が壊れたら何も感じなくなりますもんね
だからあやめちゃんがほたるちゃんを倒した時から瞳術かけてもらって
ナターリア姫と2人でほたるちゃん幸せにするために沢山手間を掛けたんです
だから…沢山気持ち良くなって…
だから…沢山幸せになってね」

笑顔の死刑宣告だった
これがどれだけ続くのか考えたくもなかったし考えられなかった
「何度も同んなじ快感だと退屈しちゃいますよね?
飽きないように沢山手法ありますから安心して下さいね」
誰か、誰か助けて…
「誰かぁ!!たす…!!助けてぇ!もうやめてぇ!!
こんなの望んでない!いっそ殺してよおおおお!
あああああああああああああああ」
なまじ心を壊せないぶん、ほたるは延々と永遠と耐えるしか無かった
誰かがこの永遠を壊してくれることを願いながら



「ナターリア姫様」
「ン?あやめちゃんカ、終わっタ?」
「はい、もう反抗勢力は壊滅状態
相手騎士軍、格闘師団も盗賊一派も殆どを捕虜にしてあります」
「そうカ…ふふふふ」
「勝利を栄誉を捧げられて光栄です、ニン…」
「いや、勝つことは当然だと思ってたヨ
ただ…ふふっこれでほたるを縛るものは無くなって嬉しくてネ
なんて顔するかナ?調教が終わった後に全部話したラ…
楽しみだなァ~」
ナターリア姫は楽しそうに三日月に呟くのだった

くぅ疲
これにて閉幕です

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