モバP「もう嫌だ」 (29)


モバP「もう嫌だ」

ちひろ「急にどうしたんですか?アイドルも皆トップクラスになって、今がまさに稼ぎ時ですよ?」

P「俺はこの事務所、プロデューサー業をやめさせてもら..」

ちひろ「何か言いました?」ニコニコ

P「ああ!俺は、この事務所をやめ」

ちひろ「今までのドリンク代…イベント代を一括請求しますよ?」

P「俺が間違ってました。」



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ちひろ「プロデューサーさんはやっぱりこうじゃなきゃ♪」

P「なんて言うわけねえだろうがぁー!!」

ちひろ「…ちなみに利子を含めてこれだけの額ですよ?それに、その他にアイドル達の為の…」

P「金ならここにある!」

ドンッ!

ちひろ「なぁ!!」

P「とういうわけで、俺はこの事務所を」

ちひろ「ま、待ってください。これだけの額…強盗でもしないとプロデューサーさんのお給料じゃ絶対」

P「売ったのさ」


ちひろ「う、うったってまさか…」

P「もちろん俺の体だ」

ちひろ「ま、まさか…」

P「ああ、俺の給料じゃ絶対無理だ。けどな、体ならどうだ?」

ちひろ「け、けど」

P「ドリンクだけで馬車馬のように働けるこの体を売ったのさ!!」

ちひろ「そんな!(ドリンクが裏目に…)」

P「と言うわけで俺はもう行きます。俺を買った人が待っているので」

ちひろ「ま、まって!」

P「なんですか?」

アカウント売った訳じゃないんだな良かった…


ちひろ「そ、その…売るって…嘘ですよね、わ、私…ショックで泣いちゃいますよ」

P「何十人もプロデュースして年収400万以下、食事はドリンクのみの俺の方が泣きたいですよ。」

ちひろ「け、けど…」

P「しつこいですね。辞表はもう出しました。千川さんとはもう他人です」

ちひろ「そ、そんなぁ…「ちひろさん…なにしてるの?」」

ちひろ「何って、私のプロデューサーさんを引き留め…」

凛「プロデューサーは今、私のだよ。」

P「凛!」

凛「来るの遅いから迎えに来ただけ…ほら、早くいこうよ」ギュッ

P「ああ。」

ちひろ「行くって…まさか凛ちゃんが!?」

Pの体か...アイドル達が欲しがるな...

これは櫻井家が黙ってませんねぇ・・・


凛「ちひろさん、またね。プロデューサー、手…」

P「ほれ」

凛「ん…暖かいね」

P「凛もな」

凛「もう///」

ちひろ「ちょ、ちょっと待って!凛ちゃんが…プロデューサーさんを買ったの!?あんなに大金で!?」

ちひろ「ちょっと、答えてください!!」

凛「時間が惜しいのに…」

P「ココは説明しといたほうが良いんじゃないか?千川さんもしつこそうだし」

凛「プロデューサーがそういうなら…」

ちひろ「じゃあ話してくれるのね」


凛「買ったのは私であって私じゃないよ。私が買えたのは今日を含めて1週間」

ちひろ「1週間…じゃあ、1週間経ったらプロデューサーさんは戻ってくるのね?」

まゆ「次はまゆの番ですよ…まゆ、いっぱい…いっぱい、Pさんとリボンで繋がりたいです…うふ」

ちひろ「ま、まゆちゃん!?」

まゆ「その次は」

美優「わ、私です…すみません」

晴「その次はオレな。はやくPとサッカーしてぇなぁ~」

幸子「それよりカワイイボクとデートのほうが良いですよね!プロデューサーさん♪」

P「待てって、ちゃんと約束は果たすから。とりあえず、今週は凛。だろ?」

凛「そうだよみんな。順番守らないと私、後で邪魔するよ」


まゆ「それはまゆ...こまっちゃいます。だからまゆ…待ってますね」

ちひろ「ま、まさか…」

P「ええ。話を聞いた俺のアイドルたちが、俺を千川さんから解放してくれたんです」

ちひろ「そんな…だって、アイドルの子たちだって、プロデューサーさんが辞めればデメリットが」

晴「Pを1週間独り占めできるんだぜ?デメリットなんてねーよ」

ちひろ「け、けど」

まゆ「アイドルとプロデューサーじゃなくなる…うふ♪」

美優「これで…壁は無くなりました」

ちひろ「で、でも…」

あぁ…アイドル全員か!?


凛「ちひろさんしつこいよ。時間もないし、私たちもう行くね」

P「じゃあ、みんなまたな。」

晴「じゃーなー!新品のボール用意しとくぜ」

まゆ「Pさんを買ったの…まゆたちだけじゃないのが残念ですね。」

幸子「そうですね。次に会えるのが…だいぶ先なのが辛いです。まったく、カワイイボクを待たせるなんて」

美優「ココに来ていない人も、お金を出しているから」

まゆ「短時間でも…Pさんとはできます…うふ」

ちひろ「そ、そんな…じゃあ、Pさんはもう」

まゆ「お金ってすばらしいですよね…」

ちひろ「じゃあ私は50年分買います」


ちひろ「い、いきなりなにを」

まゆ「だって…ちひろさんのおかげで、今のPさんならお金で買えます…うふふ」

ちひろ「お金で、Pさんを…けどそれって」

美優「それがたとえ…歪んだ愛情だとしても」

幸子「ボクたちはPさんを愛してますから!」

まゆ「Pさんを奴隷のように扱うちひろさんは…もうPさんとは無関係、部外者ですよね?」

晴「だから外野は黙っててくれよ。あいつはもうあんたのものじゃないんだぜ?」

美優「これからはあの人を…私たちが守ります。」

ちひろ「そ、そんな…でもそれなら私」

美優「あ、ちひろさんはPさんを買うことはできませんよ。」

ちひろ「なんで…お金なら、ほらここに」

美優「あの人の…唯一のお願いですので」

まゆ「今頃…Pさん…何をしているかしら」


~~~~~~~~~~~~~~

凛「まずは買い物...ね?」

P「俺は何処へでもついて行くぞ。」

凛「じゃあ私、ペットショップがいい。」

P「ペットショップ?ああ、ハナコの買い物か?」

凛「ふふ、何買うか聞きたい?」

P「ああ、興味はあるよ」

凛「プロデューサー♪」

P「なんだ?ご機嫌だな」

凛「プロデューサーは何色が好き?」

終わり

ヒエッ

ガチブラックならこうなってもおかしくない

素晴らしい疾走感だ

どっちにしろ地獄か…


一年間=52週と一日だから
数年先まで予約で埋まってるってことだな

体売るって臓器的な意味かと思ってたぜ……

でも凛出し自分用なんじゃと思ってしまった

モバPの事を考えないちひろが悪い

渋谷凛(15)
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佐久間まゆ(16)
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三船美優(26)
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結城晴(12)
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輿水幸子(14)
http://i.imgur.com/KR4TXLu.jpg
http://i.imgur.com/KGTX3AH.jpg

現実のモバPには基本持ち出ししかないしなー

ざっと4年待ちかぁ…

全員終わったとしても、そこから先は2回目、3回目と予約してるだろうからなあ……

四年…!四年待ち…!
それ即ち、12歳の少女でも結婚できる年齢になるほどの時間…!

>>28の発想に目からうろこ

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