美穂子「上埜さん...愛しています」 (75)

全国大会も終わり、卒業したあと私は大学へ進学した

長野の一般の大学

久「ふぅ...入学したはいいけどやりたいこととか見つからないわねぇ」

私はいつもどおり授業を話半分に考えことをしていた

久(暇ねぇ?これ終わったら帰るだけだし...)

そこでふと思い出した

いや

思い出したんじゃない

ずっと憶えていたけど忘れたいと願っていことがまた頭をよぎっただけ

そう、あの美穂子の事件


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以下回想

美穂子「上埜さん!なぜですか!?どうして私ではだめなんですか!!??」

久「やめて!!美穂子!!!!」

池田「清澄の!こっちだし!!」

ダッ

美穂子「待って!上埜さん!!!」

池田「キャプテンは今正常じゃないし!正気に戻るまで会わせることはできないし!!」

美穂子「どいて華菜...上埜さんは私を求めてるのよ?」

美穂子「愛し合う私たちの邪魔をしないで」

池田「じゃあなんで包丁なんか持ってるし!」

美穂子「....料理を作っていただけよ?」

池田「私に嘘なんて通じないし」

池田「今からキャプテンには病院に行ってもらう」

美穂子「そんなことをしたら上埜さんに会えないじゃない」

池田「面会すればいいし」

池田「それとも来てくれないって思ってるんですか?やっぱりキャプテンの片おm美穂子「黙りなさい!!!」

池田「...とにかくキャプテンは怪我もしてるしほんとに病院には行ってもらうし」

美穂子「これは、、、上埜さんがつけてくれたキスマークみたいなものよ?なんでそれを消そうとするのかしら?」

池田「......っ」

池田「仕方ないし....キャプテン」

美穂子「?」

池田「すいません!!!」

パチン

ゴッ

バタッ

憩「これでええねんな?」

池田「すまん...世話かけるし」

憩「別にウチはええよこれが仕事やし」

ガタガタ 久| 木 |

池田「清澄の!もう大丈夫だし」

久「う、うん」

憩「......みっぽはウチの病院で治療しとくわ」

憩「落ち着いて整理ついたらみっぽに会いに来てくれへんか?」

久「今は即答できないけど...私に美穂子と向き合う勇気がでたら行くわ」

憩「ありがとうな」

回想終わり

久「ようやく整理ついてきたかな...ちゃんと向き合えるように」

春「久♪」

春「どうしたの?俯いて?」

久「なんでもないわ、春のこと考えてただけよ」

春「もぅ....//」

そう、今の私には春という恋人がいる

そのおかげかもしれない

彼女とは美穂子の事件の後つき合った

とにかく怖かった私は拠り所を求めた

そしてそんな私を春は優しく受け止めてくれた

ほんとに大好きな私の恋人

春「今日どうするの?私まだこれから授業あるんだけど」

久「私はちょっと用あるから先に帰ってるわね」

春「そ、、じゃまた明日ね」

チュ

久「////」

春「ふふっ久かわいい♪」

久「人前だってのにもう////」

春「じゃね?♪」

ドクン

ドクン

ドクン

久「まいったわ?ドキドキしちゃってるわね」

久「さて」

久(過去との決別に行きますか」

それがイイんです(笑)

?憩の病院?

ウィーン

ファミマミファミーマファミマミマー

久「なんでファ○マの入るときの音楽なのよ」苦笑

憩を探す

久(いたわね)

憩もこっちに気づいた

憩「あら?久ちゃんやないか?」

憩「お久しぶりですぅ?」

久「久しぶりね憩」

久「元気そうでなによりよ」

憩「そっちも覚悟できたんやな?」

久「ええ...会わせてくれるかしら?」

憩「もちろんやで」

憩「華菜ちゃん呼ぶわ?」ポチッ


イケダァァァァァァァ


久「今でもあのコーチの声の呼び鈴使ってるのね」フフッ

憩「これが一番おもろ...簡単やねん」

久「池田さんも大変そうね」ヤレヤレ

シュタッ

池田「華菜ちゃん参上だし!」

久「久しぶりね池田さん」

池田「おう清澄の!久しぶりだし!」

久「相変わらず元気みたいね」

池田「そうでもないし...憩が私のことこき使いすぎだし...」

憩「人聞き悪いこと言わんといてーな!」

憩「72時間ぶっとうし勤務くらい余裕でこなせるやろ?」

池田「基準がおかしいし」

憩「まぁ冗談はこれくらいでー」

池田「冗談じゃないし!!」

数分後


憩「じゃ..いくで...」


それまでの軽い雰囲気は消えていた


池田さんもいつの間にか拘束具を手にしてさっきまでの余裕が消えていた


久「....ええ」

ガチャ


ピピピ


アンショウバンゴウヲウチコンデクダサイ


ピピピピ


ダイイチロックカイジョ


カチャ


シモンニンショウヲシマス


テヲカザシテクダサイ


ピピピ


ダイニロックカイジョ


カチャ


久「ずいぶん厳重なのね...」


池田「キャプテンは一回脱走してるし」


久「そうなの?」


憩「その時はなんとか怜さん竜華さんセーラさんに協力してもろて抑えられたんやけど」


池田「私らだけじゃどうにもならなかったし」


池田「だから逃げられないようにしたんだし」


久「....」



ピピピ


イチメイズツオトオリクダサイ


ピッピッピ


アラカワケイホンニンカクニン


ドウゾ


憩「久ちゃんも登録済みやから大丈夫やで?」


ピッピッピ


タケイヒサホンニンカクニン


ドウゾ


ピッピッピ


イケダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァホンニンカクニン


久「・・・プッ」


デデーン


タケイ-アウトー


久「!?」


憩「この病院いろいろお茶目入っとるねん」ニコニコ


久「入り口の時から薄々気づいてたわ」


池田「もうなれたし」





?歩くこと数分?


憩「ここやで?」


久「・・・」


池田「入ったらガラス越しにキャプテンがいるし!声だけ通るようになってて何で殴っても壊れないような強度だから安心するし!」


久「いってくるわ」


ガチャ


カチッ


池田・憩「・・・・」


憩「一応念のためにウチらも用心しとかんとな」


池田「そうだな...目の前に会いたい人がいるから脱走した時みたいな馬鹿力はないはずだけど....」



?部屋?


美穂子「どうしたの華菜?ご飯にはまだ時間が....」


久「美穂子......」


美穂子「上埜さん!!!!!!!」バン


美穂子「あぁ...上埜さんっ上埜さんっ!上埜ざん゛!!」


美穂子「あ、、あいだがっだ」ポロポロ


久「ごめんなさいね...忙しくて....」ビクッ


美穂子「いいえ...グスッ....いいんですよ....上埜さんはなにも悪くありませんから」


久「今日はね...話があってきたの」


美穂子(・・・)


久「最初に...ほんとにごめんなさい」ペコ


久「あなたをこんな風にしてしまった」


美穂子「いいんですよ」


久「あと脱走とかしたんでしょ?」


久「それくらい寂しい想いさせてごめんなさい」ポロッ


美穂子「いいんですよ」


久「・・・・・あとね...新しい恋人ができたんだ...」


美穂子「・・・・・・・・・。」


美穂子「そんな気は....していました」


美穂子「とゆうことは今日は...」


久「ええ....」


久「別れを言いにきたの」



久「あの時からずっと止まったままだった私たちの時間」


久「それに終わりを告げに」


美穂子「そうですか...」


美穂子「行ってしまうのですね」


美穂子「新しい恋人さんは...なんて方ですか?」


久「滝見春って言う元永水女子の中堅で私と全国で戦った子よ」


美穂子「あの方ですか...そう....お似合いだと思いますよ」ニコッ


久「ほんとに裏切るような形になってごめんなさい...」


美穂子「いいんですよ...それがあなたの選択なら私に止める権利なんてありませんし謝る必要もないんです」


美穂子「それに...」


久「?」


美穂子「いえ..なんでもありませんよ」



美穂子「そしたら私はここからでられるのでしょうか?」


久「ええ..会ってわかったけど....あなたはもう大丈夫よ」


久「私への想いももう前ほどではなさそうだし」


久「いろいろ許してもらえたから...私からも池田さんと憩さんにはやく解放するように言っておくわ」


美穂子「ありがとうございます」ニコッ


美穂子「では...またどこかで会えるのを楽しみにしてます....滝見さんともお話してみたいですし」


久「そうね...まぁ春に説明するのも大変そうだからまだ先にはなっちゃうと思うんだけどできるだけはやく会えるようにするわ」


久「じゃあ...またね美穂子」


美穂子「はい!また....」


パタン


美穂子「すぐに...ね」クスッ



?外?


池田・憩「!?」


池田「だ、大丈夫だったか?」


久「ええ...もう美穂子は私に前ほど執着してないわ」


久「なるべくはやく出してあげてほしいの」


憩「せやけど」


久「ほんとに大丈夫よ...あの子はもう元の福路美穂子よ」


池田「そうか...やっぱりあんたが来てくれたことが良い方に転がったみたいだし」


憩「これで一件落着やね!」



?帰りのセキュリティキンクリで?


久「それじゃ世話になったわね」


憩「かまへんかまへん?なんや病気したらうちんとこきぃな」


池田「他の女たらしこんで同じこと繰り返すなよー!」


久「あっはは!ありえないわよそんなの」


久「私一途なのよ?」


ジャーネー


マタナー


バスガデルデー


セーラナニシトン?


オクレルデー


そして1年が経った...


春とは今まで以上に愛し合った


唇を重ね


体を重ね


体中に赤い斑点をいくつもつけて


そんなある日

そんなある日


「本日未明長野県の○○大学に通う2年生の滝見春さんの死体が長野の山で発見されました....


また死体は5体満足の状態ではなく.....」


久「・・・・」



?所変わって病院?


池田「あ....あぁっ!!!!!」ガタッ


憩「う、嘘やろ?」バン!!


池田「やっぱりキャプテンを解放するべきじゃなかったんだし」


憩「確かに精神鑑定は正常やった!!なのになんでや!?!?」


池田「とにかく!はやくキャプテンを探すし!!!」


憩「警察に探すよう電話しとくわ!華菜ちゃんは怜さん竜華さんセーラさんに連絡を!」


池田「キャプテン....」


?久side?


久「どうして....なんでよ.....」


久「また....なのね」


久「グスッ」


スタスタ


?春の死体が見つかった山とは違う山?


久「...................」


ザッザッ


奥に入ってく久


???「......みつけました」




病院


池田「憩!怜さんたちと連絡とれたし!あっちももう動いてるらしいし!!」


憩「ほんま頼りになるわぁ」


憩「ウチらも行くで!長野にいるはずや!まずはひっさの安全確保!!」


ダダッ


怜竜セside


怜「こんなことになるなんてな...」


竜華「しゃーないわ..なってもーたもんはしかたない!探すで福路を」


セーラ「体力なら任せろや!」


怜「無駄に体力使わんでもわかるで」


竜華「お!ほんまそれすごいよな?」


セーラ「ついに千里眼まで使えるようになるとはな?千里山だけに」


怜竜「セーラそれおもんないわ」


セーラ「(´・ω・`)」


怜「ほないくで」


キィィィィィ


怜「!?」


竜華「どないしたん?怜」


怜「これは...まずいで!!」


セーラ「何が見えたん!?」


怜「竹井が山の中に1人でおってん」


セーラ「こんなときにそないな危険なとこに1人で!?意味わからんわ!!」


竜華「でもそれだけやないんよな?」


怜「竹井の後ろから....福路が近づいとる!!!」


竜セ「!?!?!?」


竜華「それあかんやつやん!!」


セーラ「間に合うか!?」


怜「っっグッ」


怜「もう...無理や」


セーラ「とにかく行かなあかんわ!おれは走ってく!2人は華菜と憩と一緒にきーや!!」


竜華「セーラ!!!.....気ぃつけや」


セーラ「まかしとき!」ダッ

久side


久「なんで私ここにきちゃったんだろ」


???「それはここが私たちの思い出の場所だからです」


久「っっっ!!!美穂子!!!!!」


美穂子「1年ぶりですね...上埜さん」ニコッ


久「どうしてここに!?」


美穂子「あなたならここに来ると確信していたからです」


久「.......」


美穂子「さてどうしましょうか?」


美穂子「そういえば滝見さんを紹介してくださる約束でしたよね」ニコッ


久「春はもう....いない....」フルフル


美穂子「なぜでしょう?離縁なさったのですか?」


久「テレビ見てないの?」


美穂子「すいません....」


久「別れたわけじゃないわ」


久「春は...死んだのよ....いいえ.....」









久「私が殺たの」













美穂子「すべてを思い出したんですね」


久「えぇ...あの病院であなたに再会したとき」


久「すべてを思い出したわ」


久「私は壊れていたのね」


久「それを全部美穂子のせいにして目を逸らしてた」


美穂子「......」


久「ほんと私って最低ね」


美穂子「そんなことは....ないです.....上埜さんのためならなんでもできるし、やりたいんですから」


久「.......」


久「そして美穂子と話しながらすべてを思いだして...また美穂子がいとおしくなった」


久「あのガラスがあって助かったのは私じゃなくて美穂子の方」



美穂子「..............では....やはりまだ」


久「ええ....私も治ったと思ってた.....美穂子以上に想う人なんていない...春だって愛してたけど美穂子とは比べものにならないって思ったのに!!だから安心して春と愛し合ってたのに!!!!」


久「ちっとも治っちゃいなかった....」グスッ


久「人を愛するとその人が愛しければ愛しいほど.....殺したくなる悪魔みたいな病気」


美穂子「あのときもそうでしたね」

以下回想


まだ2人がつき合ってた頃


そしてそれは誰にも言っていない2人の秘密


美穂子「上埜さんっ....」チュ


ン...


レロ....


チュッ


ンアッ//


久「ハァハァハァハァ」


久「み、、、美穂子」


美穂子「上埜さん//」


ギュッ


スッ


ンッアッ


ベットに倒れ込む


チュッ


クチュ


ッハッアッ

久「ハァハァ美、穂子っっ!私のものに...」


久「ハァハァ」


久「私だけのものに....なって!」


美穂子「はいっ//」


久(スッ


そう言った久の手には包丁が握られてた




美穂子「!?!?」


美穂子「え??上埜さん???」


ブォン!!!!!


ヒュッ


ザクッ


その包丁は美穂子の顔の数センチ隣を刺した


美穂子「う、嘘、、、?」


美穂子「くっ!!!」


その包丁を久が抜く前に美穂子が久を押してベットから落として倒れさせた


そして包丁を抜いた美穂子


ちょうどその時扉が開いた

池田「キャプテーン!おいしいケーキがあるんですけd」


ストン


くしくもその瞬間だけを見たなら美穂子が久を倒して刺そうとしてるような形になってしまった


そして美穂子が異常な愛情を久に向けていることを惚気話を聞いていた池田は知っていた
久が浮気かなにかもしくは美穂子の気が変になったと勘違いしてしまうのも無理はない


そしてそこで池田は


池田「清澄の!!こっちくるし!!!」


久はこのとき病気により頭が混乱していた


そして自分が襲われていると錯覚した



久「み、美穂子?どうしてそんなものもってるの!?今なにしようとしたの???」


池田「いいからはやく!!」


ダッダッダッ


美穂子「上埜さん....一体なにが?」


美穂子「とにかく誤解をとかないと!!」スタタッ


池田「ちゃんとついてきてるか!?清澄の!!」


池田「っていねーし!!」


池田「やばいやばい!とにかく元来た道を戻るし!」


久「??????」


久「いったいなにが?私は美穂子に...刺されかけたの?恋人なのに」


美穂子「見つけました!」



久 ビクッ!!!!!


美穂子「安心してください上埜さん!あなたのその錯乱....なにかしらの理由があるはずです」


美穂子「私と一緒に原因を見つけましょう」


美穂子「きっとなにかの間違い...」


久「こっ...こないで!!!」プルプル


久「お願い!殺さないで!!」


美穂子(これは....なにかおかしい....どうしてこんな.....)


美穂子が考えるために一瞬思考を止めた


その隙に久は全力で走った


池田「いたし!よかった!はやくこっちにくるし!!」


そしてあの事件の冒頭へ続く


回想終わり



美穂子「あれから私は病院内で華菜にお願いしてあらゆる病気の本を調べました」


美穂子「結局原因はわかりませんでしたが」


美穂子「1冊だけ興味深い本をみつけました」


美穂子「人は自分の脳をうまく制御できず無意識で行ってしまうことがある」


美穂子「そうゆう人が世の中に少ないですがいるそうです」


美穂子「今のところほかの方も症状はでているものの原因、治療法がわからないため医者も困っているそうです」


美穂子「おそらく上埜さんもその1人だと思います」


久「そう、、、でもそんな絶望的な話を聞かされて私はとうすればいいのかしら?」


久「こんな誰も愛する資格のない殺人犯の私」


久「きっと私はここに死に場所を探しにきたのよ」


美穂子「それじゃあ私がここに来た理由もわかりますか?」


久「わからないわよ....」



久「ほんとなんでこんなとこにきたのよ」


久「惨めじゃないっ!!」


久「今更なんなのよ!」


久「あんたなんか私に捨てられたくせに!」


久「私のこと軽蔑しなさい!嫌いになりなさい!もう2度と私の前に顔を出さないで!!」


美穂子「そうやって私を遠ざけようとしてるんですね....」



美穂子「上埜さんは嘘をつくときいつも視線が少し斜め上に逸れるんですよ」


美穂子「今、逸れてましたよ?」


久(ビクッ!!!!!)


美穂子「上埜さんはそうやってすべてを拒否して孤独になるのですか?」


美穂子「向けられる愛情が怖いから!愛した人を殺してしまうから!失うのが怖いから!!」


久「もうやめて!!!!」


久「もう嫌なのよ....ヒグッ....あの春の最後の顔が今でも脳に焼き付いてる...」


美穂子「上埜さんが持ってるその箱....中身は滝見さんの頭部ですね?」


久「.....みてよ」


パカッ


スッ


美穂子は春の顔を見て言った


美穂子「嫉妬してしまいますね....」


久「はぁ?」


美穂子「だって滝見さんこんなに幸せそうな顔してる」


久「なんでそんなことわかるのよ」


美穂子「わかりますよこの人がどんな気持ちで最後を迎えたのかまで」


久「.....」


美穂子「さきほどのやりとりで確信しましたが」


美穂子「上埜さんはまだ私を好きでいてくれてますよね」


久「........やめなさい.....また殺しちゃうから」


美穂子「ふふふっ....それが私のここに来た理由です」


久「えっ!?」


久「まさか美穂子2年間もずっと?」


美穂子「はい....あなただけを想っていました」


久「.....」グスッヒグッ











美穂子「上埜さんお願いです」











美穂子「私を.....」












美穂子「愛してください」













美穂子「そしてあなたの手で」












美穂子「殺してください」









初投稿です(汗

ちょい時間空きます(^-^;




久「っっっ!どうして!ねぇ!なんでこんな私なんかのためにそんなことができるの!?」 


久「教えてよ!!!」





美穂子「どうして....ですか」



美穂子「そんなの【殺されたいくらい久を愛してる】からに決まってるじゃないですか」ニコッ


久「っっっっっっっっ!!!!!!」


久「うっぐっうわあああああああああ」


ポロポロ


泣き崩れる久


優しく抱きしめる美穂子




久「みほこっ!みほこっっっ!!」


久「大好きだよぉ!大好き!!」


久「愛してる」


そう言いながら久の手は美穂子の首に伸びる


美穂子「そのままゆっくり締めてください」


久「嫌だっ!!嫌だよぉ!!!!やめて!やめてよ!!!なんで自分の体なのに!!!!!!」


美穂子「いいんですよ」ニコッ


頭で考えてるのとは真逆に力はどんどん増していく


美穂子「ぐっ.....あぁっ!!!」


それでも美穂子は抵抗をしない


そして


一度苦しんでからは


優しい笑顔で


久に微笑み続けた


最後の瞬間が近づくのを感じる美穂子


せめて最後に久に伝えたい言葉


美穂子「っっ!ぅ..上埜....さんっ....」


久「ヒグッ...なぁに?美穂子.....」


























美穂子「上埜さん...愛しています」







































美穂子「上埜さん...愛しています」















美穂子「上埜さん...愛しています」




















美穂子の体から






力が抜けた













ドサッ




ミスですほんとすいませんw
大事なとこで改ページorz

スレタイの縛りのせいなんでご勘弁(T^T)






久「うっ.......」



久「あっ....あぁぁあぁああああぁぁああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


久「美穂子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」




泣き崩れた久は








その数分後自らの命を断った








凶器は














福路美穂子が懐に忍ばせていた





自殺用のカッターナイフ








そこには








手紙が一緒に入ってた










上埜さんへ


今の状態のあなたには手紙ではほとんどなにも伝わらないと思うので簡単に要点のみを記します


もし私を殺した後すべてに絶望し苦しくなったのなら


これを使って自殺してください






あなたには苦しんでほしくないんです





せめて最後は隣で







さようなら















カン!!!




これはけっこう叩かれることを覚悟してかきました(´・ω・`)

久呼びや病院行けなど途中で確かにwwと思ってしまうこともありましたwwww

みなさんみてくださってありがとうございます(*^^*)



わかりました!

まだくわからないことが多くルール違反もしてしまってるかもしれません....

指摘ありがとうございます!

池田w許してあげてくださいww

次はかじゅももか怜竜のイチャイチャかくと思われです

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