久「青学麻雀部?」手塚「油断せずに行こう!」 (35)

久「みんな、聞いて!」

和「何ですか部長?」

久「わたし達は昨日準決勝を2位抜け出来たわね」

まこ「そうじゃな、なんとか姫松を抜いての2位通過じゃがな」

久「ええ、臨海には3万以上差をつけ
られてるわ。このままだとわたし達は優勝出来ないでしょうね。
優希には悪いけど先鋒で恐らく決まってしまうかも知れないわ」

優希「うぅ、わかってるじょ....」

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久「わたし達は経験を積まないといけない!」

和「そうですね。なら長野の皆さんと練習を....」

久「いいえダメよ。天江さん、美穂子、龍門渕さんは確かに強いけれどわたし達は彼女達の打ち方を知っているわ」

咲「確かに衣ちゃんの海底には気をつけてしまいます」

久「だからこそ、レベルの高い男子麻雀部に練習試合を申し込んだわ!」

和「しかし、男子麻雀部も今は大会中なので時間は大丈夫なのですか?」

久「問題ないわ、インターハイが一週間前に終わった中学生とやるから」

まこ「中学生?久それは流石にうちらのことを舐めすぎと違うか?」

久「いいえ、牌譜を見た限り今年の中学生は宮永照レベルがゴロゴロいるわ」

咲(お姉ちゃんと....!)

久「それに申し込んだ相手は今回の優勝校青学よ」

和「それで日にちは?」

久「今日よ!早く準備をしなさい!」

―――青学麻雀部―――

久「失礼します。清澄高校麻雀部ですけど」

大石「あ、貴方達が清澄高校ですか。俺は副部長の大石秀一郎です。よろしくお願いします」

久「よろしく大石さん。私は竹井久よ」

大石「竹井さんか。後俺の方が年下だから大石さんはやめて欲しいな」

久「あら、でも初対面の人に呼び捨ては嫌だから大石くんでいいかしら?」

優希(中学生にはみえないじょ....)

大石「ええ構いません。それでは早速練習試合と言いたいのですが....もう部員同士で打っているので待ってもらっても良いですか?」

久「じゃあ、後ろから見させてもらうわ」

大石「すいません....適当に見てもいいですから」

久「卓は今二つね、じゃあ私と咲はあっちの卓。まこと和と優希は向こうの卓を観戦しましょう」

咲「分かりました」

優希「了解だじぇ!」

―――第一卓―――
メンバー
東 河村隆
南 桃城武
西 不二周助
北 菊丸英二

和「ではこっちの卓を私達は見ましょうか」

菊丸「にゃにゃ!女の子達が沢山来たぞ」

不二「そうだね、今日練習試合を組んでた清澄高校の皆さんかな?」

和「はい、よろしくお願いします」

不二「こちらこそ後ちょっとで終わるから待っててね」

桃城「不二先輩早く打ってくださいよ」

不二「ああ、ごめんね。はい」

菊丸「よーし、行っちゃうぞーほい」

河村「バーーーニーーーング!!!!」

菊丸「にゃにぃ!」

河村「役満上がりだぜ!これで俺の逆転勝利だ!」

桃城「流石たかさん!力強い麻雀だぜ」

優希「すごいじぇ、いきなり役満で猫っぽい人を飛ばしたじぇ」

桃城「タカさんはパワープレイヤーだからな、必ず倍満以上で上がるんだ」

和「そんな、効率の悪い....」

河村「うん、効率が悪いのは分かってるけど僕にはこれしかないからね」

和「でも、それじゃあ勝てる試合も落としてしまいますよ!」

河村「でも、中学1のパワープレイヤーの肩書きは捨てたくないんだ」

和「そうなんですか....」

まこ「わしは性格の変わりようの方が驚きじゃがの....」

―――第二卓―――
東 手塚国光
南 越前リョーマ
西 乾貞治
北 海堂薫

大石「ここは部長とウチの新エースが売ってるね」

久「あれ?顧問の方がいるようだけど....」

大石「....それが俺たちの部長手塚国光だよ」

久「あれで中学生なの!?もしかして帰国子女で留年してるとか」

大石「手塚は列記とした中学生だよ」

乾「ここで一筒がくる確率91%」

海堂「乾先輩、言っちゃったら意味ないっすよ」

乾「どうせ、捨てるから変わらないさ海堂」

海堂「なら、チーさせてもらうっす」

乾「ふっ、それも読めていたさ」

咲「あの人すごい!完璧に来る牌が分かってる」

大石「あれはデータの賜物だ。乾は何万局もの麻雀のデータをつかって読むことが出来るんだ」

咲「和ちゃんと同じデータ麻雀の使い手!」

乾「ウォーターフォール!」ズド-ン

乾「ツモだ!8000all」

リョーマ「でも山崩しちゃったから倍満支払いっスね」

乾「理屈じゃない…」

久「あの人馬鹿なのかしら」

大石「頭はいい筈なんだけどね....」

手塚「乾お客様がいるんだ油断するな」

乾「俺はたった今からデータを捨てる!」

手塚「海堂お前の親番だ」

海堂「フシュュー」トン

手塚「」トン

リョーマ「」トン

乾「ウオオオオオオオォォオオオォ!」

咲(あの人うるさいよー....ん?あの顧問の人さっきから有利なツモしかしてない)

大石「手塚ゾーンだ!」

咲「手塚ゾーン?」

大石「ああ!手塚ゾーンは自分のツモで良い牌しか引かないんだ」

久「人間技じゃないわね....」





手塚「」トン

海堂「部長ロンです6800っす」

手塚「ああ」

久「あらら、取られちゃったわね」

咲(ちがう!顧問の人の左手にオーラが集まってる)

海堂「」トン

手塚「ロンだ」

久「1打目で」

手塚「12300」

咲「さっきと点数が2倍!」

大石「あれは百錬自得の極みだ。片方の手に力を集めることによって直撃を食らったとき倍にして返すことができる」

手塚「9打目」

咲(次はオーラが頭に!)

手塚「ツモ」

久「本当に9打目で上がった!」

大石「それだけじゃない!」

久「ツモって飛ばした牌が着地したあと回転しながら戻ってきてるわ!」

大石「あれがゼロ式ツモだ!」



データ麻雀はまこだし、チョンボは満貫払いじゃないか?

>>17
ノリで書いてたから結構間違えてる
すいません

和はデータじゃなくてデジタルか

久「私ですらあそこまで綺麗な回転は出来ないわ」

大石「手塚は中学生で1番プロに近い男ですから」

リョーマ「流石部長....でもまだまだだね」

咲「雰囲気が変わった」ゾクッ

リョーマ「ツイストツモ!」

三人組「でた!リョーマ君のツイストツモだ!」

久「牌が回転しながら飛んだ!」

海堂「グハァ」

咲「大丈夫ですか?」

海堂「フシュュゥ」

咲(この人怖いよぉ)

リョーマ「どんどん行くよ」

咲「あの子にも左手にオーラが!!」

大石「越前も才気煥発の極み、百錬自得の極みを使える。あいつは青学を優勝に導いた立役者だ」

久「才気煥発の極みって?」

大石「ああ!無我の境地のその先手塚がさっきやっていた予測さ」

久「あの園城寺さんの上位互換みたいな物ねら、一年生にしてあれを使えるなんて恐ろしいわ」

大石「それだけじゃない、越前は更にその奥の扉を開けれる」

越前「サムライツモ!」

咲「全身をオーラが包んだ!」

久「それだけじゃないわ咲!」

咲「牌が半分に割れてる....!」

越前「俺はこの半分になった牌でカンをするよ....そして、嶺上開花」

咲「割れて二つになった牌でカン!!!」

越前「後、十本場いけるよ先輩方」

乾「甘いな越前!槍槓だ」

越前「乾先輩暗槓は....」

乾「国士無双だ」

越前「なっ....!」

乾「越前、お前ならここでサムライツモすると思ってたよ」

越前「乾先輩データは捨てたはずじゃ」
乾「俺がデータを捨てても長年連れ添ったデータが俺を離してくれなかったのさ」

乾「これで越前はトビ終了、俺が2位に浮上してお終いだ」

咲「すごい!もしかしたらこの人たちはお姉ちゃんを超えてるかも!」

手塚「待たせてすいません」

久「別に気にしないでそれよりも練習試合始めましょあっちはもう始めてるみたいだし」

菊丸「にゃにゃっ!和ちゃんから羽がはえてる!」

和「....」ポワァ

河村『バーニング!萌えるぜ!!!』

手塚「ならこちらも始めましょう」

咲「カン!もう一個カン!ついでにもう一つカン!嶺上開花です」ピカーン

越前「ねぇ、その牌が光るやつどうやってるの?教えてよ」

咲「これはね、牌をスーパースイートスポットで挟んで」

越前「ふーん、面白いじゃん」

咲「でも、やると相手をカタカタさせちゃったりするから気をつけてね」

越前「こんな感じ?」ピカーン....ドォン

久「雀卓が!」

手塚「越前、校舎100周だ!」

後日
久「あの練習の成果もあって優勝出来たわね」

優希「波動球をブチかましてやったじぇ」

まこ「シャープシューターのロンもジャックナイフと比べたら威力が足らんのう」

久「明華の風読みも不二くんに比べたら大したことなかったわね」

和「ボーリングやら、釣りやらデュエルなんて分身の術に比べたら全然オカルトじゃありませんでした」

咲「私は天衣無縫の極みにたどり着けなかったら淡ちゃんには勝てなかっただろうな」

久「うんうん、いい刺激になったわね。でも男子には手塚さんに聞いたところ
相手の牌を勘違いさせる詐欺師や三対一に持っていく交渉人、相手の五感を奪う
麻雀、それに空間を削って点数申告を無かった事にする人もいるそうよ」

咲「空間を削る麻雀ですか....でも、世界一になるために全員ゴッ倒す!」

取り敢えずお終いです
ノリで書いてたものは間空けないですぐに書ききるのが良いですね

ありがとうございました

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