【ゆるゆり】ゆるゆりな日常 (249)

ちなつ「お邪魔しまーす」

あかり「いらっしゃい、ちなつちゃん」アッカリアッカリ

あかね「あら、いらっしゃい」

ちなつ「は、はい!今日はお世話になります!」ビクッ

あかね「うふふ、そんなにかしこまらなくていいのよ?ゆっくりしていってね」

あかね(なんか怖がられてるような気がするわ……)

あかり「ちなつちゃん、部屋行こ」ギュッ

ちなつ「あ、うん」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394909513

ちなつ「あかりちゃんのお家にお泊り久しぶりだなぁ」

あかり「結衣ちゃんのお家にお泊りさせてもらうことが多いもんねぇ」

ちなつ「あ、お菓子持ってきたんだ。食べよ」

あかり「あ、うすしお!わぁい!ありがとう、ちなつちゃん!」

ちなつ「えへん!あかりちゃんの好きなものはお見通しよ!」

あかり「あ、なにか飲み物持ってくるね」

あかり「なにしよっか?」

ちなつ「ふふ、決まってるじゃない!リベンジよ!」

あかり「りべんじ?」

ちなつ「前にお泊まりに来た時怖い映画見たでしょ?それのリベンジよ!」

あかり「えぇっ!?ちなつちゃん、大丈夫なの?」

ちなつ「もちろん!」

あかり「でも今日はうちにはDVDないよ?」

ちなつ「事前に借りてきました」ゴソゴソ

視聴中

ヒュードロドロ

あかり「うぅ……」プルプル

ちなつ「あばばば……」ガタガタギュー

あかり「い、痛っ!ち、ちなつちゃん!?」

ちなつ「うぶぶぶ……」ギュー

あかり(聞いてないよぉ……)

視聴後

ちなつ「ふえぇ~……怖かったぁ……」

あかり「そ、そうだね……」

あかり(あんまり内容に集中できなかった……)ズキズキ

ちなつ「リベンジ失敗しちゃったぁ……」

あかり「あはは……怖かったからしょうがないよぉ」

ちなつ「まだ八時かぁ……」

あかり「そうだね、どうしよっか?トランプ?」

ちなつ「……えい!」チョン

あかり「ひゃっ!ち、ちなつちゃん?」

ちなつ「それそれ!」コチョコチョ

あかり「ちょっ、あははは!だ、だめぇっ!くふふふ!」

ちなつ「ふふ、あかりちゃんここ弱いんだぁ……えいえい」コチョコチョ

あかり「きゃっ!あはははは、くすぐったいよぉ!あはは!」

ちなつ「まいった?」コチョコチョ

あかり「ま、まいりましたぁ!あははは!」

ちなつ「ふふ、よろしい」パッ

あかり「はぁ……はぁ……苦しかったぁ……」

ちなつ「あかりちゃんびんかーん」クス

あかり「む~……」

あかり「おかえしだよ!」

ちなつ「きゃー!あかりちゃんにおそわれるーっ!」キャッキャッ

あかり「知らないもん!えーい!」コチョコチョ

ちなつ「んフヒッ!!あははは!」

あかり「えいえい!」

ちなつ「あはは!だめ!あかりちゃん!降参降参!あははは」

あかり「えへへ、終わり」パッ

ちなつ「はぁ……はぁ……疲れた……」ゴロン

あかり「あかりもなんか疲れたよぉ……」ゴロン

ちなつ「……」

あかり「……」

ちなつ「まだ早いけど寝る?」

あかり「いいの?」

ちなつ「うん。明日も休みだからいっぱい遊べるし」

あかり「そうだね、じゃあ寝よっか」

消灯

ちなつ(うぅ……やっぱり暗いと怖い)ブルブル

ちなつ(リベンジなんてやめて見なければよかった……)グスン

あかり「……ちなつちゃん?」

ちなつ「!な、なぁに、あかりちゃん?」

あかり「……ちなつちゃん、こっちで一緒に寝ない?」

ちなつ「だ、大丈夫よ!怖くなんか……」

あかり「あかりさっき見たDVD思い出しちゃって怖いんだ。一緒に寝てくれないかな?」

ちなつ「……」

あかり「だめ?」

ちなつ「……いい、よ」

あかり「えへへ、よかったぁ」

あかり「ちなつちゃんあったかい」

ちなつ「あかりちゃんも」

あかり「これなら怖くないよぉ」

ちなつ(……うそばっかり)

ちなつ「あかりちゃん……」

あかり「ん……なぁに?」ウトウト

ちなつ「……ありがと」

あかり「えへ……おやすみぃ……」

ちなつ「おやすみ、あかりちゃん」ナデ




あかり「ンフフフフフフフ……」←寝言

ちなつ(や、やっぱり眠れないーー!)

こんな感じで短編をポツポツと
エロなしなるべく原作の感じでいきます

期待
前に結京の書いてた人?

【いつぞやの】

京子「お、きみは」

花子「あ……ファミレスで会った……」

京子「そうそう!」

花子「不真面目な方のおねーさんだし」

京子「歳納京子だよん!」

花子「はぁ……」

京子「その荷物はお遣いかい?」

花子「うん、晩御飯の買い物だし」

京子「偉いね。晩御飯なんだろうね」

花子「はんぺんのフライと肉じゃがとほうれん草のお浸しにしようと思ってるし」

京子「へー……」

京子「………え?」

花子「?」

京子「……きみが作るの?」

花子「うん。今日花子の当番だから」

京子「……今いくつ?」

花子「8歳だし」

京子「……はっはっは。真面目な子かと思ったら意外と冗談もうまいんだね」

花子「別に冗談なんか言ってないし」

京子「……うん、まぁいいや、荷物もったげるよ」ヒョイ

花子「あ……そんな、別に大丈夫だし」

京子「まぁまぁ」

花子「あ……ありがと」

京子「それにしてもその年でご飯作れるなんてすごいねー」

花子「料理なんて慣れだし。花子のお家はお父さんとお母さんがお仕事忙しいから姉妹の当番制だし。前はお姉ちゃんの手伝いだけだったけど慣れてきたら一人で作れるようになったし」

京子「ほほう、偉いな君は」ナデナデ

花子「あぅ……//そ、そういえば、パジャマ、ありがとう」

京子「パジャマ?」

花子「牛のパジャマ櫻子からもらったし。おねーさんが一緒にとってくれたって櫻子から聞いたし」

京子「あー!いやいや、私はとり方教えただけで取ったのはさくっちゃんだから、お礼ならさくっちゃんにね!」

花子「うん。でもおねーさんにもありがとうだし」

京子「はっは、なんのなんの」ナデナデ

花子「あの……撫でるのは恥ずかしいから……//」

京子「じゃあ手つないでいい?」

花子「なんでそうなるし!?」

京子「お嬢ちゃん髪綺麗だねー」

花子「急になんだし!?」

京子「ちなつちゃんの言った通りだ」

花子「!」

花子「ちなつって、もふもふの人!?」

京子「お、おう」

京子(なんか食いついてきた……)

花子(もふもふ……)

京子「!」ピコーン

京子「もしかして花ちゃん、ちなつちゃんのもふもふに触りたいの?」

花子「ち、ちがっ……ていうか花ちゃん!?」

京子「あ、ちなつちゃんだ」

花子「えっ!?」

京子「うっそーん☆」

花子「」イラッ

花子「なんかおねーさん、櫻子に似てるし……」

京子「なんか知らんがよくいわれる」テヘッ

花子「ふんっ」プイッ

京子「よし、じゃあちなつちゃん呼ぶか」ピッピッ

花子「ええっ!?そんないきな……」

京子「もしもしちなちゅ?」

花子「行動はやっ!」

京子「今ちょっと時間あるー?」

京子「そう言わずにぃ。ちなちゅにあわせたいゲストがいるんだよ」

京子「それはひ・み・つ」

京子「あぁん、嘘じゃないってば!ほんとほんと!」

京子「さっすがちなちゅ!じゃあ2丁目の公園に来て!」

京子「愛してるよん!」

プツッ

花子「も、もふもふのお姉さん来るし?」ウズウズ

京子「ちなつちゃん電話つながらなかった」ショボーン

花子「今の会話なんだったし!?」

京子「うーん、残念。まぁまた今度だねー」

花子「いや……花子は別に……はぁ……あ、もうすぐお家つくし……」シュン

京子(目に見えてがっかりしてらっしゃる)

花子「あ、ここだし。袋、家まで持たせちゃってごめんなさい」

京子「いいってことよ、てやんでぃ」

花子「よかったらあがってくし?お礼にお菓子出すし」

京子「ほう、お菓子となっ!」ジュル

花子(……ほんとに櫻子みたいだし)ガチャ

花子「ただいま」

花子「あ、ポスト確認するの忘れてたし」

ドタドタ

櫻子「おかえりー!なんか食べ物ちょーだい!って……」

櫻子「あれ?としのー先輩!」

京子「やぁやぁ、さくっちゃん」

櫻子「え、でも今花子の声が……花子がとしのー先輩になっちゃった!?」

花子「なにバカなこと言ってるし」

櫻子「あ、いるじゃん花子。なんか食わせろー!」

京子(私がいることに興味無し!?)

花子「櫻子に食べさせるものは無いし!おねーさん、行こ」グイッ

京子「わっとと……」

櫻子「なにぃ!……あれ?そういえばなんでとしのー先輩がうちに?」

京子「花ちゃんがお菓子くれるっていうからお邪魔しました!」

櫻子「お菓子!?花子、私にも!」

花子「おねーさんは買い物の荷物持ってくれたからお菓子あげるんだし。だから櫻子にあげるお菓子はないの!おねーさん、櫻子がうるさいから花子の部屋いこ!階段登って右奥の部屋だから先行ってて」

京子「ほーい」



櫻子「ふーん、いいもん!勝手に食べてやる!」ゴソゴソ

花子「やめろし!」



京子(仲いいな~)

撫子「ん?」

京子「あ」

撫子「あれ?確かファミレスで会った……」

京子「こんにちは!歳納京子です!」

撫子「京子ちゃんね。いらっしゃい。あ、櫻子の部屋はあっちだよ」

京子「いえ、今日は花ちゃんと用があるんです」

撫子「花子と?へぇ……(花ちゃん……)」

京子「そんなわけで、失礼しまっす!」ペコ

バタバタ

撫子(リビングが騒がしい……)カチャ

櫻子「あ、これ食べよーっと」

花子「それ花子のヨーグルト!」

撫子「こらこら」ゴツン

櫻子「いたっ!ね、ねーちゃん!」

撫子「人のおやつをとらないの」

櫻子「ちぇー」

花子「ありがとだし」

撫子「ん。花ちゃんも早く部屋行きな」

花子「!?」

撫子「京子お姉ちゃんが待ってるよ」

花子「わ、わかってる!あと花ちゃんゆーなし!」

撫子「かわいいじゃん、花ちゃん」

花子「もー!」

花子「おまたせ」

京子「あ」シャキーン

花子「……なにしてるし?」

京子「いやぁ、ミラクるんの変身ポーズをね。おお、チョコレート!食べていい?」

花子「どうぞ」

京子「いただきます!……うめぇ!」

京子「ほれにひても姉妹仲良さそうでいいね」モグモグ

花子「食べながら喋っちゃだめだし」

京子「おぉ……しっかりしてらっしゃる……ゴクン……でへへ、すいやせん」

花子「おねーさんは兄弟とか姉妹いないし?」

京子「私一人っ子なんだよねー。姉妹みたいな幼馴染はいるけど」

花子「なら櫻子あげるし。似てるからきっと相性いいと思うし」

京子(それは褒められてるのか?)

………

……



花子「はぁ……」カチャ

撫子「あれ?京子ちゃんは?」

花子「帰っちゃったし」

撫子「そっか」

花子「……」

撫子「……ところで花ちゃん、今日の夕飯なに?」

花子「だから花ちゃんゆーなし」



【いつぞやの】終

>>15
多分違う
約束がなんたらってやつかな?
あれよかったね

面白い

結京って言い方が悪かったかもしれんが
結衣がすっとぼけててしょっちゅう寝てるやつ

結衣(今日は夕飯何にしようかな……)

結衣(まぁスーパーついてから考えればいいか)

結衣(チラシとかあればこれって決めてから買い物これるんだけど……そういえばスーパーのチラシが見られるアプリがあるって隣のおばさんが言ってたな、帰ったら調べてみようかな)

結衣(ん……?あれって……)

結衣「千歳?」

千鶴「ん?」

結衣「あ、ごめん千鶴だったか。千歳かと思った」

千鶴「あぁ……」キョロキョロ

結衣「はは、京子はいないよ」

千鶴「そうか」ホッ

>>33
タイトル忘れ

【素顔】

結衣(今日は夕飯何にしようかな……)

結衣(まぁスーパーついてから考えればいいか)

結衣(チラシとかあればこれって決めてから買い物これるんだけど……そういえばスーパーのチラシが見られるアプリがあるって隣のおばさんが言ってたな、帰ったら調べてみようかな)

結衣(ん……?あれって……)

結衣「千歳?」

千鶴「ん?」

結衣「あ、ごめん千鶴だったか。千歳かと思った」

千鶴「あぁ……」キョロキョロ

結衣「はは、京子はいないよ」

千鶴「そうか」ホッ

結衣「いつもごめんね、京子が騒がしくて」

千鶴「別に……船見さんが謝ることじゃない」

結衣「結衣でいいよ」

千鶴「ん……あんまり人を下の名前で呼んだことないからちょっと……」

結衣「そっか。まぁなんでもいいや。本読んでたの?」

千鶴「あぁ」

結衣(なんで公園で読んでるんだろ?)

結衣「そっか、邪魔してごめんね」

千鶴「別に……船見さんは?あいつのところにでも行くところ?」

結衣「いや、夕飯の買い物にね。別に私だっていつも京子といるわけじゃないよ」

千鶴「それもそうか」

「千鶴おねーちゃーん」トタトタ

結衣「ん?」

楓「会えたー」ギュッ

千鶴「こんにちは、楓ちゃん」ナデ

結衣(あれ?この子確かまりちゃんの……)

楓「……」ジー

結衣(なんか見られてる……)

結衣「こんにちは」

楓「……まりちゃんがおっきくなった」ボーゼン

結衣「あはは、まりちゃんは私の親戚の子なんだ。私は結衣。よろしくね」

楓「楓は楓です。よろしくなの」ペコ

楓「今日はネコさんの本じゃないの?」

千鶴「うん、でもネコさんの本もあるよ」ゴソゴソ

楓「ほんと?見るー」パァ

結衣(あぁ……だから公園で……)

千鶴「な、なんだよ」

結衣「ううん、なにも」

千鶴「と……歳納には言うな」

結衣「どうして?」

千鶴「どうしてもだ!」

楓「千鶴おねーちゃん!えがおえがお!」

結衣「ふふ、わかったよ。私はそろそろ行くよ」

楓「バイバイ、ゆいおねーちゃん」

千鶴「ふん……」フリフリ

結衣(私もちょっと嫌われたかな……)

結衣(でも千鶴……)

…………………………

千鶴『こんにちは、楓ちゃん』

千鶴『ネコさんの本もあるよ』

…………………………

結衣(あぁいう顔もできるんだな)

結衣(いや、あれが素顔……かな)


ガチャ

結衣「ただいm………」






結衣(買い物忘れてた……)ズーン

【素顔】終

>>31
あれは俺だわ
キャラ崩壊は難しいと思いましたまる

【ケーキとお団子】

めぐみ「ふんふ~ん♫」

めぐみ(バイト終わりに店長にケーキおごってもらっちゃった~♫)

めぐみ「ん?」

あかり「すぅ……すぅ……」

めぐみ(公園のベンチで女の子が……寝てる?)

めぐみ(最近日が長くなって来たとは言え……もうすぐ日が沈むんだけどなぁ……)

あかり「すぅ……ンフフフフフフフ……」

めぐみ(寝言こわっ!いや、それより時間が時間だし起こした方がいいよね)

めぐみ「おーい」

あかり「んん……むにゃ……」

めぐみ「もしもーし」ユサユサ

あかり「ん……ふぁ……えへへ、おはよぉ、おねぇちゃん……」ゴシゴシ

めぐみ「え?」

あかり「……んぇ?」

めぐみ「……」

あかり「……」

めぐみ「……お、おはよ」

あかり「……//」カアァ

めぐみ(なにこの子かわいい)

めぐみ「もう暗くなるしこんなとこで寝てたら風邪ひくよ?」

あかり「あ……はい……でも……」

めぐみ「どうかしたの?」

あかり「あの……家の鍵忘れちゃって……お姉ちゃんが帰ってくるまで家に入れないんです」

めぐみ「お姉さんの帰りは何時?」

あかり「えっと……六時くらい?」

めぐみ「まだちょっと時間あるね、お姉さんと連絡とれないの?」

あかり「お姉ちゃんバイト中なので……」

めぐみ「そっかー、じゃあお姉さんが帰ってくるまで私と一緒にいよっか!」

あかり「そ、そんな!大丈夫です!悪いですし……」アタフタ

めぐみ「いいのいいの!暗くなってきたし一人じゃ危ないでしょ?」

あかり「で、でも……」

めぐみ「私、園川めぐみ!よろしくね!」

あかり(ふえぇ……全然聞いてないよぉ)アセアセ

あかり「あ……赤座あかりです」

めぐみ「あかりちゃんは中学生?」

あかり「はい。そ……園川先輩は大学生ですか?」

めぐみ「んーん、まだ高校生」

あかり「はぁ……」チラッ

めぐみ「ん?」ボイン

あかり(……お姉ちゃんよりおっきい)

めぐみ「……ふふ、あかりちゃんも大きくなるよ」

あかり「ふぇっ!?」

めぐみ「今胸見てたでしょ?」

あかり「はわわ……す、すいません//」カアァ

めぐみ「それに私と同級生でも今のあかりちゃんと変わらないくらいの子もいるし」

あかり「そう……ですか。でもお姉ちゃんもだけど、園川先輩も大人っぽくて羨ましいです。あかりよく子供っぽいって言われるので……いまだにカニさんパ……」

めぐみ「カニさん?」

あかり「な、なんでもないです!//」

めぐみ「?あ、そうだ、ケーキ食べる?」

あかり「えぇっ!?そんな、わ、悪いです!」

めぐみ「私も貰い物だから。バイト先のケーキなんだー。プチケーキの六種詰め合わせだから一個どーぞ」

あかり「い、いいんですか?」オズオズ

めぐみ「うん!」

あかり「じゃあ……いただきます」ムグムグ

めぐみ(口ちっちゃくて可愛いー!)

あかり「わぁ……おいしい……」パァ

めぐみ「ふふ、よかったー」

ティロリンティロリン

あかり「あ、お姉ちゃんから……ちょっとすいません」


あかり「もしもし」

あかり「だ、大丈夫だよぉ、家の鍵忘れちゃってね、外で時間つぶしてたの」

めぐみ(ん、お姉さん帰ってきたのかな?)

あかり「あ、うん。最初は一人だったんだけど、高校生のお姉さんがね、一人じゃ危ないからって一緒にいてくれて……」

あかり「え?うん、いるけど……」チラッ

めぐみ(ん?)


あかり「あの、お姉ちゃんが代わって欲しいって……」

めぐみ「へ?私に?」

あかり「はい」

めぐみ(うわ、なんか緊張する……)

めぐみ「もしもし、お電話代わりました」

あかね『もしもし、あかりの姉の赤座あかねと申します。申し訳ありません、あかりがお世話になってしまったみたいで』

めぐみ「い、いえ、お気になさらず」

めぐみ(すごい優しそうな声……)ホッ

あかね『何か失礼なことはなかったでしょうか?』

めぐみ「とんでもないです!すごく可愛くて優しそうな妹さんで……私も妹に欲しい位でした」

あかね『うふふ、自慢の妹なんです。でも……あげないわよ?』

めぐみ「」ブルッ

めぐみ(な、なんだろ、一瞬悪寒が……)ダラダラ

あかね『ありがとうございました。もう一度あかりに代わっていただけますか?』

めぐみ「はい」

あかり「もしもし」

あかり「はーい。うん、大丈夫。ありがとう、お姉ちゃん」プツッ

めぐみ「いいお姉さんだね」

あかり「えへへ、自慢のお姉ちゃんなんです」

めぐみ「お家まで送ろうか?」

あかり「いえ、すぐ近くなので……」

めぐみ「そっか」

あかり「あの!ありがとうございました!」ペコ

めぐみ「んーん。そうだ、私○丁目の△△ってケーキ屋さんでバイトしてるんだ。よかったらお姉さんと一緒に来てね」

あかり「はい」

めぐみ「じゃあ、気をつけてね」フリフリ

あかり「ありがとうございました、さようなら!」ペコ

めぐみ「はぁ、あんな妹ほしいなぁ……」


…………………………



めぐみ「ってことがあってねー」

撫子「へぇ……」ズーン

めぐみ「え?どうしたの、撫子?」

撫子「いや……胸がその子と変わらない同級生って誰なのかなーって……ははは……」ズーン

めぐみ「あ」

【ケーキとお団子】終

【りせっつ】

ちなつ「向日葵ちゃんに借りた本返しにちょっと生徒会室行ってきます」

あかり「あかりも行こうか?」

ちなつ「んーん、大丈夫だよ。ありがと、あかりちゃん」

京子「私も行こうか、ちなちゅ?」

ちなつ「来ないでください」

京子「扱いの差!?」

結衣「お前はさっさと課題を終わらせろよ……」

ちなつ「すぐ戻りますね」

コンコン

シーン

ちなつ(あれ?誰もいないのかな?)カチャ

ちなつ(ドアは空いてる……)

ちなつ「失礼しまーす……」

ちなつ「はぁ……やっぱり誰も……」

「……」

ちなつ「ひっ!?」

りせ「……」

ちなつ「ま、松本先輩っ!?」

ちなつ(気づかなかった……)

りせ「……?」

ちなつ「あ、えと……向日葵ちゃんに用があったんですけど……いないみたいですね」

りせ「……」コク

ちなつ「すいません、出直します」ペコ

ちなつ(ビックリしたー……)ドキドキ

クイ

ちなつ「え?」

りせ「……」クイクイ

ちなつ「えっと……ここで待ってもいいってことですか?」

りせ「……」コクコク

ちなつ「邪魔じゃないですか?」

りせ「……」フルフル

ちなつ「そうですか、じゃあ……」

りせ「……」パァ

ちなつ(これは喜んでる……のかな?もしかしたら一人で寂しかったのかも)

ちなつ(松本先輩と二人って初めてだなぁ。そもそもあんまり関わりないし……何話せばいいんだろ?)

ちなつ(って私松本先輩の声聞こえないから会話できないじゃん!)

ちなつ(ど、どーしよ!会話できないんじゃ話掛けても意味ない!?でもコミュニケーションを放棄するのもなんか失礼な気が……)

モフ

ちなつ「うぇっ!?」

りせ「!」ピクッ

ちなつ(髪もふもふされた……)

りせ「……」シュン

ちなつ(あ、なんとなくわかるかも……)

ちなつ「あの、急に触られてビックリしただけなので……触ってもいいですよ」

りせ「……!」パァ

りせ「~~♫」モフモフ

ちなつ(楽しそう)

ちなつ「松本先輩も髪サラサラで綺麗ですよね」

りせ「……?」

ちなつ「私もちょっと触らせて貰ってもいいですか?」

りせ「……」コク

ちなつ「えへへ、じゃあ失礼しますね」

サラ

ちなつ「すごい……サラサラ……」

りせ「~~♫」

ちなつ(気持ちいい……ずっとこうしてたい……)サラサラ

ちなつ「先輩は髪型変えたりとかは興味ないんですか?」

りせ「?」

ちなつ「編んだりとか、ゴムでしばったりとかしたことあります?」

りせ「……」フルフル

ちなつ「ちょっとやってみませんか?私のヘアゴム貸すので」シュル

りせ「……?」

ちなつ「?」

りせ「……、…………?」モフモフ

ちなつ「あ、私の髪ですか?大丈夫です。こうやって……」

ちなつ「よっと。一つにまとめちゃえば」パッ

りせ「……」

ちなつ「どうですか?やってみませんか?」

りせ「……」コク

ちなつ「じゃあ私がやってあげますね」フンス

ちなつ「まーずーは、オーソドックスに……」イジイジ

ちなつ「ポニーテール!」パッ

ちなつ「うん、かわいい!」

りせ「……//」

ちなつ「ちょっと位置を変えて……」イジイジ

ちなつ「サイドポニーとか」パッ

ちなつ「これもいいですね」

りせ「……、……」

ちなつ「次は……」イジイジ

ちなつ「じゃん!三つ編み!」パッ

ちなつ「ふんふん、これもなかなか……」

ちなつ「これなんてどうですかね?左右の髪を編んで後ろで束ねて……」イジイジ

ちなつ「はい、ティアラ風です」

ちなつ「わぁ!これすごくいいですよ!」

ちなつ(お姫様みたい……!)

りせ「……?」

ちなつ「とってもかわいいです!」

りせ「……//」

ちなつ(なんとなく読めるようになってきた)

ちなつ「せっかくですしそのヘアゴムあげます」

りせ「……?」

ちなつ「いいですよ。他にも持ってますし。安物ですけど……」

りせ「……、………」ニコ

ちなつ「!」ドキ

ちなつ「えへへ、どういたしまして!」

ちなつ「あ、そろそろ戻らないと……」

りせ「……」シュン

ちなつ「すぐ戻るって行って来ちゃったので……また遊びに来てもいいですか?」

りせ「……!」パァ

ちなつ「ふふ、ではまた」ペコ

りせ「……」フリフリ




ちなつ(笑った顔、綺麗だったなぁ……)

ちなつ「戻りましたー」

あかり「おかえりー。わぁ、その髪型かわいいねぇ!どうしたの?」

ちなつ「えへへ、ちょっとね」

京子「ポニテのちなちゅもかわいいよ」ハァハァ

ちなつ「もー、はーなーれーてー!」グググ

結衣「あれ?その本……」

ちなつ「あ」




りせ「~♫」

【りせっつ】終

【苦くて甘い】

あかり「結衣ちゃんと二人って久しぶりだね」

結衣「そうだな」

あかり「今日はあかりがお茶いれるね」

結衣「ありがとう」

コポコポ

あかり「はい、どうぞ」

結衣「いただきます」ズズッ

結衣「ん、おいしい」

あかり「えへへ、よかったぁ」

………

……

あかり「……」ペラ

結衣「……」ペラ

あかり「……」ペラ

結衣「……」ペラ

あかり「……ふぅ」パタン

結衣「……」ペラ

あかり「……」チラッ

結衣「……」ペラ

あかり「ゆーいーちゃん」

結衣「んー?」ペラ

あかり「えへへ、呼んだだけっ」

結衣「ふーん……」ペラ

あかり「……」ムー

結衣「……」ペラ

あかり「結衣ちゃん、あかりとお話ししない?」

結衣「んー……」ペラ

あかり「本はお家でも読めるでしょ?」

結衣「あかりも読んでたじゃん」

あかり「読み終わっちゃったんだよぉ」

結衣「読み終わっちゃったから私と話す、か。つまり読む本が無かったらあかりは私より本なんだね」

あかり「あぁん、そう言うことじゃなくてぇ……」

結衣「ふふ、冗談だよ」パタン

あかり「もー!からかわないでよぉっ!」プンプン

結衣「ごめんごめん」

あかり「ねえ、結衣ちゃん、隣にいっていい?」

結衣「いいよ」

あかり「わぁい!えへへ」ピト

結衣「今日は随分甘えてくるな」

あかり「だめ?」

結衣「別にいいけどさ」

あかり「結衣ちゃんって、あったかくって優しくて落ち着くんだぁ」

結衣「優しさはあかりにはかなわないよ」

あかり「そんなことないよぉ」

あかり「ねぇ、結衣ちゃん」

結衣「なに?」

あかり「結衣ちゃんってちなつちゃんと二人で映画行ったことあったよね?」

結衣「あぁ、マフラーのお返しにね」

あかり「京子ちゃんともよく二人で遊んでるよね」

結衣「あいつはいきなりうちに来たりするからな」

あかり「ふーん……」

結衣「……今度二人で遊ぼうか」

あかり「うん!」パァ

結衣「あかりが同い年だったらなぁ……」

あかり「結衣ちゃんがそういうこと言うのって珍しい」

結衣「昔はそうやってだだこねるのは京子とあかりだったもんな」

あかり「あはは、そうだったね」

結衣「あかりは思わないの?」

あかり「うーん……あかりは……確かに思ったこともある、かなぁ」

あかり「でもね、結衣ちゃんと京子ちゃんはいつもあかりを待っててくれるでしょ?」

あかり「二人は一つ先を行っちゃうけど、行った先であかりの居場所を作っておいてくれる。あかりはそれがすっっっごく嬉しいんだぁ」

あかり「それにちなつちゃんともお友達になれたし、あかりたちには今の関係がぴったりで、一番で、きっと神様もこうなることを知っててあかりを一つ年下にしたんだよぉ」

結衣「ふふ、なんか大人だな」

あかり「あかりだっていつまでも子供じゃないんだよぉ!」プンプン

結衣「コーヒー飲めないのに?」

あかり「いつか飲めるようになるもん!」

結衣「そうか、じゃあいつかコーヒーで乾杯だな」

あかり「えへへ、任せてよぉ!」

結衣「楽しみに待ってるよ」

あかり「うん、待っててね」








結衣「でもゆるゆりって、サザエさん時空なんだよな」

あかり「台無しっ!?」ガーン

【苦くて甘い】終

【カップルごっこ1】

♠︎

綾乃「……」ドキドキ

綾乃(髪……変じゃないかしら……?)ナデ

綾乃(服も大丈夫よね……)

綾乃「……」チラッ

綾乃(時間まであと15分ね……)ドキドキ

綾乃(うぅ……来るの早すぎたかしら……待つ時間が長いと緊張しちゃう……)

30分後

綾乃「……」ドキドキ

「あやのー!」タッタッ

綾乃「!」

綾乃「ちょっと!遅いわよ!としのーきょーこ!」

京子「はぁ…はぁ…ごめーん!今日の予定考えてたら寝るの遅くなっちゃって」

綾乃「しょ、しょーがないわね」

京子「おー!綾乃服可愛いね!」

綾乃「っ~~!//当然でしょ!生徒会副会長なんだからっ!」

京子「それ関係あんの?まぁいいや、行こっか。お手を拝借~」ギュッ

綾乃「ちょっ!//」カァ

京子「いーじゃん!今日はカップルなんだし!」

綾乃「っ!しょーがないわねっ//」ギュウ

京子「よっしゃー!レッツゴー!」

♣︎

結衣(5分前か……千歳ならもう来てるかもな~)タッタッ

結衣(あ、やっぱりいた)

結衣「千歳ー、待たせてごめ……」

千歳「あはぁ~……」ドクドク

結衣「ちとせーーー!?」



……

………

千歳「いやぁ、驚かせてごめんなぁ、船見さん。待ってる間に妄想してたらつい」

結衣「びっくりしたよ……私もごめん、またせちゃったみたいで」

千歳「ええよええよ~、まだ約束の時間より前やったし、うちが早く来すぎただけやから。それより、今日はどうしよかー?」

結衣「んー、どっか行きたいとこある?」

千歳「特にないなぁ。船見さんは?」

結衣「私もかな……とりあえずぶらぶらしようか」

千歳「せやな」

♥︎

ちなつ「おじゃましまーす」

向日葵「いらっしゃい、吉川さん」

ちなつ「やっほー」

向日葵「すみません、せっかく歳納先輩が提案してくださったカップルごっこなのにうちに来てもらって……楓を家に一人に出来ないので……」

ちなつ「んーん、全然いいよー。向日葵ちゃんの妹さん見てみたかったし」

向日葵「それなら良かったですわ」

向日葵「楓ー!」

楓「はーい」トテテ

向日葵「妹の楓ですわ」

楓「楓です。初めましてなの」ペコ

ちなつ「こんにちは、楓ちゃん。向日葵ちゃんの友達の吉川ちなつです」ナデナデ

楓「えへへ~」

ちなつ「向日葵ちゃんにそっくりだねー、礼儀正しいし」

向日葵「ふふ、ありがとう。では部屋に行きましょうか」

ちなつ「うん」

♦︎

櫻子「ふぁ~……」

櫻子「おはよ~……」ガチャ

あかり「おはよー、櫻子ちゃん」

花子「やっと起きたし……櫻子、寝過ぎ。あ、見て見てあかりおねーちゃん。これ花子のお気に入りのチューリップのシール!」

あかり「わぁ、かわいいねー!」

櫻子「お腹すいた~……」

撫子「おい」ベシ

櫻子「ったぁ!なんだよねーちゃん!」

撫子「問題。なぜあかりちゃんがうちにいるでしょーか」

櫻子「んぇ?あかりちゃん……?」

櫻子「…………………あ」



……

………

京子『カップルごっこやりまーす!』

~~~~~

櫻子『わーい!あかりちゃんとだー!』

~~~~~

櫻子『あかりちゃん!うちにおいでよ!』

………

……



櫻子「………………」

櫻子「花子!なんでお前があかりちゃんと遊んでんだ!あかりちゃんは私と遊びに来たんだぞ!」

撫子「もっと他に言うことあんでしょーが!」ゴス

花子「櫻子が馬鹿でごめんなさい……」

櫻子「すいませんでしたぁっ!」ゲザァ

あかり「あはは、あかりは気にしてないよぉ。お休みの日はお寝坊したくなるよねぇ。それに花子ちゃんと話せて楽しかったよぉ~」ポワポワ

撫子(天使だ……)

花子(眩しい……)

櫻子「わーい!あかりちゃん大好きー!」ギュー

撫子花子(こいつ……)

【カップルごっこ1】終

【カップルごっこ2〈♠︎〉】

京子「最初はここー!」

綾乃「花博……?」

京子「うん!最初は桜見に行きたいなーって思ってたんだけど、ここなら桜の他にも色んな花あるし、デートっぽいっしょ?」

綾乃(デート……//)

綾乃「と、歳納京子にしては良いチョイスね!てっきりゲームセンターとか連れ回されるかとおもってたわ」

綾乃(それでも全然良いんだけど)

京子「それも後で行くけどね!でも荷物増えちゃったらめんどくさいし、手も繋げなくなるかもしれないし!さぁ、いこー!」ギュッ

綾乃(ちゃんと考えて来てくれてるんだ……//)

………

……



京子「すげー!じゅうたんみたい!」

綾乃「ほんと、すっごく綺麗……」

京子「この上に寝っ転がって昼寝してー」

綾乃「柵の中は立ち入り禁止って書いてあるでしょ!そんなことしたら罰金バッキンガムよ!」

京子「ちぇー……この花地面に咲いてるけど、形が桜みたいだね」

綾乃「ここに名前書いてあるわ。シバザクラって言うそうよ」

京子「綾乃の髪見たいな色してるね」

綾乃「わ、私のはこんなに綺麗じゃないわよっ!」

京子「えー、さらさらで綺麗じゃん!匂いもいいし」スンスン

綾乃「ちょっ!//」カァ

京子「くんかくんか」

綾乃「歩いてちょっと汗かいてるんだからやめてっ//」

京子「えー、いい匂いなのにー……そうだ!使ってるシャンプー教えてよ!私もこれ使いたい!」

綾乃「!」

綾乃(と、歳納京子とお揃い……//)

綾乃「しょ、しょうがないわね……//」

京子「やりー!後で買いにいこーぜー!」

【カップルごっこ2〈♠︎〉】終

【カップルごっこ2〈♣︎〉】

千歳「あ、船見さん!あそこ入らへん?」

結衣「ん?ゲームセンター?千歳ゲームセンター好きなの?」

千歳「んーん、一度も行ったこと無いから行ってみたかったんよ」

結衣「い、一度も……」

千歳「ほら、行こ!」フンス

結衣「あ、うん」

千歳「うわー、色々あるなぁ。目移りしてまうわ。船見さんはよく来るん?」

結衣「京子が好きだからたまに連れて来られる程度かな」

千歳「もう……デート中に他の女の子の話するなんて……船見さん酷いわぁ」モジモジ

結衣「え?いや……え?」

千歳「ふふ、冗談冗談。船見さんかわええなぁ」

結衣「か、からかうなよ//ほら、どれやりたいの?」

千歳「せやなぁ……うーん……あ、あれやってみたいわ」

結衣「ん、これ二人で協力プレイできるな。一緒にやろうか」

結衣「千歳!頭狙って!」バンバン

千歳「頭な!……うわぁっ!なんかちっちゃい虫みたいなんだしてきよる!」バンバン

結衣「虫は私が倒すから千歳はボス狙って!」バンバン

千歳「よっしゃ!任せて!あ、あれ?弾出ぇへん!なんで!?」

結衣「お、落ち着いて!リロードリロード!」

千歳「あ、忘れとった……よっしゃ!わぁ!今度は体変形しよった!」バンバン

結衣「ここまで来たらもうすぐだよ!」バンバン

千歳「もうちょっと……!あ、倒したんちゃう?」

結衣「ふー、千歳うまいな。初めてなのにコンティニューせずにこのボスクリアできるなんて」

千歳「うちと船見さんの愛の力やね」

結衣「そ、そうだな」

千歳「……船見さん結構照れ屋さんやな」

結衣「う、うるさいな……千歳こそプレイ中ちょっとキャラ崩壊してただろ」

千歳「う、うちかて楽しかったらテンションあがんねんで?」

結衣「ふふ、まぁ楽しかったんなら良かったよ」


【カップルごっこ2〈♣︎〉】終

【カップルごっこ2〈♥︎〉】

ちなつ「向日葵ちゃんの部屋っていい匂いするね」スンスン

向日葵「にお……!?洗濯とか掃除は欠かしてないはずですけど……」

ちなつ「そうじゃなくって、人の部屋ってなんか独特の匂いとかあるじゃない?」

向日葵「それでも匂いがするとか言われるのは少し恥ずかしいですわね……」

楓「お紅茶もってきたの」

向日葵「ありがとう、楓」

ちなつ「楓ちゃんありがと~」ナデナデ

楓「えへへー」

ちなつ「いいなー、私も妹欲しいな」

向日葵「吉川さんはご兄弟はいらっしゃらないんですか?」

ちなつ「お姉ちゃんがいるよー」

楓「楓とおそろいなの!」

向日葵「姉妹っていいですわよね」

ちなつ「向日葵ちゃんはお姉ちゃん欲しいとか思わない?」

向日葵「どうでしょうね。いたら楽しいとは思いますけど、撫子さんが……あ、櫻子のお姉さんなんですけど、その撫子さんが昔からよくしてくださってるので、私にとっては撫子さんが姉みたいな存在ですわ」

ちなつ「そっかー、櫻子ちゃんちとは家族ぐるみの付き合いなんだね。櫻子ちゃんのお姉さんは私も見たことあるけど、すごい綺麗で大人っぽい人だったなー」

ちなつ(胸はあんまり大きくなかったけど……)チラ

向日葵「ええ、とっても優しくで素敵な方ですわ。それに比べて櫻子は……」ボイン

………

撫子「クシュン」

………

向日葵「それにしても、こんなんでいいんでしょうか……」

ちなつ「なにが?」

向日葵「いえ……せっかく歳納先輩が企画してくださったカップルごっこなのにただ部屋で話をしてるだけでいいのかと……」

ちなつ「いいんじゃない?京子先輩の言うことだし適当でいいんだよ」

向日葵「そう………ですか……」

ちなつ「どうかした?」

向日葵「その………吉川さんは私より他の方と一緒の方が良かったのかなと……」

ちなつ「え!?違うよ!そう言う意味で言ったんじゃ無いの!」

向日葵「そうですか、なら良かったですわ」ホッ

ちなつ「でも確かに向日葵ちゃんと二人ってあんまりないから何かしたいよね……そうだ!私向日葵ちゃんに料理教えて欲しいな!」

向日葵「料理ですか?ええ、構いませんわよ。ちょうどお昼になりますし一緒に作りましょうか」

ちなつ「ありがとー!」





ちなつ「っていうか、向日葵ちゃんこそ櫻子ちゃんと一緒が良かったんじゃないの?」ニヤニヤ

向日葵「そ、そんなことありませんわよっ//」ウガー

【カップルごっこ2〈♥︎〉】終

【カップルごっこ2〈♦︎〉】

櫻子「あかり……君は美しいね……」

あかり「え?そ、そう?」

櫻子「特にその二つのお団子。今日も決まってるよ」キリ

あかり「櫻子ちゃん、急にどうしたの?」

櫻子「えー、今日私とあかりちゃんはカップルでしょ?恋人ならこういうこと言ったりするんじゃないの?」

あかり「え?えーと、どうなんだろうね」




花子「どうなんだし?」ボソ

撫子「黙ってな」

あかり「でもあかりは何時もの櫻子ちゃんの方が好きだなぁ」

櫻子「よかったー!さっきの喋り方窮屈なんだもん」

あかり「うん、やっぱりその元気な喋り方の方が櫻子ちゃんらしくてかわいいよぉ」

櫻子「えへへ、私もあかりちゃんの喋り方優しい感じがして好きー!」



花子(なんだろう……この空間……なんか癒される……)

撫子(マイナスイオンとかでてそうだな……)

グー

櫻子「あ、お腹空いちゃった」

あかり「もうお昼だもんね」

櫻子「どっか食べ行こー!」

撫子「おいこら、今日は櫻子当番……だけど、あかりちゃんいるししょうがないか。いいよ、行ってきな」

櫻子「さんきゅー、ねーちゃん!」

あかり「当番?」

櫻子「うん。うち姉妹で順番にご飯当番やってるんだー」

あかり「ほぇ~……すごいね!櫻子ちゃん!」キラキラ

櫻子「んふふー、まーね!」

かり「あかりなんてお母さんのお手伝いしかしたこと無いよぉ」

櫻子「んっふっふー!」

あかり「あかり、櫻子ちゃんの料理食べてみたいなぁ」

櫻子「え?」

あかり「あかりもお手伝いするから……ダメかな?」

櫻子「……」

撫子「……」

花子「……」

櫻子「任せて!あかりちゃんのために、作るよ!」

あかり「わぁい!」




撫子&花子(あーぁ……)


【カップルごっこ2〈♦︎〉】終

【幼き頃の】

櫻子「ねーちゃん」

撫子「んー?」

櫻子「押入れからこんなの出てきた」

撫子「あー、ビデオカメラか。多分私たちが小さい頃のをお父さんとかが撮ったやつだろうね」

櫻子「見たい!」

花子「櫻子……部屋の片付けの途中でしょ」

櫻子「いいじゃん!第一私ががんばって掃除してるのに二人ばっかサボっててずるい!」

花子「花子と撫子お姉ちゃんは普段から綺麗にしてるから掃除も短時間で終わるんだし。自業自得だし」

櫻子「んだとー!」

撫子「はいはい、喧嘩しないの。私もちょっと気になるし見てみようか」

花子「お姉ちゃんがそう言うなら……」

櫻子「よっしゃー!ねーちゃん見方わかる?」

撫子「多分……せっかくだしテレビに繋ぐか」

━━━━━

父『はーい、とりますよー』

櫻子『わーい』

━━━━━

櫻子「おお!私ちっちゃい!」

撫子「多分櫻子が小一か小二あたりの頃だね」

櫻子「この頃から私は美少女だったみたいだな」フフン

花子「何言ってるし」

撫子(確かにかわいい)

花子「撮ってるのはお父さんみたいだし」

櫻子「なんかデレデレな声で気持ち悪!」ケラケラ

撫子「それは言ってやるな……お父さん泣くよ」

━━━━━

櫻子『いえーい!』

ガタガタ

父『こ、こら、櫻子!レンズに触るんじゃない!』

━━━━━

花子「さっきから櫻子しか映ってないし……」

櫻子「それだけ私が魅力的だと言うことだ」

撫子「いや、どう見てもあんたがカメラの前陣取って他映せないだけなんだけど……」

━━━━━

櫻子『私の妹!』

花子『これなーに?』

櫻子『これはかめらだよー』

父『お名前言えるかなー?』

花子『花子ー』

櫻子『あっちが姉ちゃん!』

撫子『!』サッ

母『ふふ、撫子は恥ずかしがりね』

撫子『もう!私は撮らなくていいよ!』

父『一番上の撫子は本で顔隠しちゃいました』

撫子『お父さん!』

━━━━━

花子「花子だし!」

櫻子「今と違ってかわいいじゃん」

花子「だまれし」

櫻子「ねーちゃんは何恥ずかしがってんの?」

撫子「うるさいな、そういう時期だったんだよ」

━━━━━

父『花子ー、お父さんのこと好きか?』

花子『好きー!でもお酒飲むとヒゲじょりじょりしてくるしお酒臭いからきらいー』

父『』ズーン

━━━━━

櫻子(うわぁ……)

撫子(櫻子デリケートな時期なのにこれは……お父さん……ドンマイ)

花子「なんか恥ずかしいし……」

━━━━━

櫻子『花子ー!私は?』

花子『櫻子お姉ちゃんは好きー!』

━━━━━

花子「!?」

━━━━━

花子『花子、大きくなったら櫻子お姉ちゃんと結婚す』

ブチッ

━━━━━

花子「っ~~//」プルプル

櫻子「はーなーこー」ニタァ

花子「な、なんだし……」

櫻子「消すことないじゃんかぁ。ほら、花子のだぁいすきな櫻子お姉ちゃんと続き見ようぜ」ニマニマニマニマ

花子「死ねっ!」ベシッ

櫻子「ヘブンっ!?」

櫻子「なにすんじゃー!」

花子「うるさいし!そうやってすぐ花子のことからかうから櫻子は嫌いだし!ばか!」

櫻子「んだとー!いいからリモコンよこせ!」

撫子「こらこら、喧嘩するなって。櫻子もからかい過ぎ。花子、続き見よう」

花子「撫子お姉ちゃんまで……」

撫子「まぁまぁ……」ポン

撫子「続き見て櫻子がビデオとめようとしたら二人で止めるよ」ボソ

花子「!」

撫子「」ニヤ

花子「……」コク

櫻子「続き再生~♫」

━━━━━

花子『花子、大きくなったら櫻子お姉ちゃんと結婚する!』

━━━━━

櫻子「んふー」ニヤニヤ

花子「くっ……//」

撫子「もうちょっと我慢しな」ボソ

━━━━━

櫻子『そうかー!おいで花子ー』

花子『うんー』トテトテ

櫻子『よしよし』ナデナデ

櫻子『でもね、花子。わたし……』





櫻子『ひまちゃんと結婚するから』




━━━━━

櫻子「!?」

ガシィ

櫻子「!?」

花子「」ニヤ

撫子「」ニヤ

櫻子「ちょっ!はなせー!」

撫子「まぁまぁ、仲良く三人で大人しく見ようじゃないの」ニヤニヤ

花子「花子と同じ恥ずかしさを味わえし」ニヤニヤ

櫻子「や、やめっ」

撫子「櫻子がうるさくてよく聞こえなかったなぁ。花子、ちょっと巻き戻してくれる?」

花子「がってん!」

━━━━━

櫻子『ひまちゃんと結婚するから』

母『櫻子はひまちゃんと仲良しね』

櫻子『うん!ひまちゃん大好きー!』

━━━━━

櫻子「うがあああああああああああ//」







櫻子「」チーン

【幼き頃の】終

カップルごっこはネタ思いつかないのでいい感じのが思いついたら続き書きます

【はなさくひまで】

花子「……」カリカリ

花子「……ん?」

花子「んー……」

花子(わかんない……)

花子(撫子お姉ちゃんはいないし……)チラッ

櫻子「zzZ……」スピー

花子(櫻子に聞くのはありえないし……)

花子(ひま姉いるかな?)

ピンポーン

向日葵「はい。あら、花子ちゃん。こんにちは」

花子「こんにちは」

向日葵「ごめんなさい、今楓出かけてますの……」

花子「今日はひま姉に用があって来たし」

向日葵「あら、私に?なんでしょうか?」

花子「勉強わからないところがあって……ちょっと見て欲しいんだけど……」

向日葵「いいですわよ。どうぞ、上がってください」

花子「ありがと、ひま姉」

向日葵「先に部屋で待っててください。飲み物持って行きますわ」

花子「あ、ちょっと聞きたいだけだから大丈夫だし」

向日葵「そうですか……久しぶりに花子ちゃんとゆっくりお話したいと思ったのですが……お勉強の邪魔はできませんものね」

花子「……やっぱりいただくし」

向日葵「ふふ、ありがとう、花子ちゃん」

花子「ひま姉と櫻子はすぐ二人の世界に入っちゃうからたまには花子もひま姉とお話したいし」

向日葵「そ、そんなことありませんわよ//」

向日葵「コホン……花子ちゃんは牛乳が好きでしたわよね?」

花子「好きというか……」チラッ

向日葵「?」ボイン

花子「……牛乳いただきます」

向日葵「部屋の場所わかりますわよね?」

花子「うん」

花子(遺伝には負けないし……)

向日葵「おまたせしました」コト

花子「ありがと」

向日葵「さて、どこがわからないのかしら?」

花子「えっと……この問題なんだけど……」

向日葵(……!?)ギョッ

向日葵(これ四年生の教科書……?)

向日葵(花子ちゃんが勉強わからないなんて珍しいと思ったら……二年先まで予習してますの!?)

花子「ひま姉?どうしたし?」

向日葵「あ、いえ、なんでもありませんわ。おほほほ……」

向日葵(花子ちゃん……恐ろしい子……)

向日葵「この問題はですね━━」

花子「それでね、なんかいつの間にか花ちゃんってあだ名つけられてたし」

向日葵「ふふ、花ちゃんって可愛らしいあだ名ですわね」

花子「なぜか撫子お姉ちゃんにまで呼ばれて大変だったし」

向日葵「私もひまっちゃんって呼ばれてますわ」

花子「そういえば櫻子もさくっちゃんって呼ばれてたし。京子お姉さんってなんか櫻子みたいだった」

向日葵「でも歳納先輩はテスト学年一位ですのよ」

花子「……からかおうとしたって無駄だし。花子は騙されないし」

向日葵「嘘じゃありませんわよ。ふざけているようで、とてもしっかりした先輩ですわ」

花子「うーん……ひま姉が言うならそうなのかも……」

向日葵「あら、もうこんな時間でしたのね。そろそろ楓迎えに行かないと」

花子「花子も一緒に行っていい?」

向日葵「ええ、じゃあ一緒に行きましょうか」

花子「ねえ、ひま姉」

向日葵「なあに?」

花子「手……つないでいい?」

向日葵「ええ」ギュ

花子「ありがと」

向日葵「……昔よく三人でこうして歩きましたわね」

花子「うん」

向日葵「花子ちゃんを間に挟んで、手つないで」

花子「いや、真ん中はいつも櫻子だったし」

向日葵「そうだったかしら?」

花子「うん。花子、櫻子、ひま姉って。だから、ひま姉と手をつなぐのって新鮮だし」

向日葵「そうですわね。花子ちゃんの手ちっちゃくて可愛いですわ」

花子「む……子供扱いしないで欲しいし」

向日葵「ふふ、ごめんなさい。でも、花子ちゃんはいつもしっかりしててあんまり甘えてくれないから少しさみしいですわ」

花子「そうなの?」

向日葵「ええ。姉は妹に甘えられたいものですわ」

花子「じゃあ……またひま姉と遊びたい」

向日葵「ええ、いつでもいらっしゃい」






花子「そんなこといって、どうせひま姉は櫻子につきっきりだし」

向日葵「だからそんなことありませんって!//」

【はなさくひまで】終

【結誕】

ちなつ「結衣先輩!」

あかり「誕生日!」

京子「ハッピーバースデー!」キリッ

結衣「合わせろよ」ビシッ

パァン

ちなつ「おめでとうございます、結衣先輩!」

あかり「結衣ちゃんおめでとう!」

結衣「ありがとう。なんか恥ずかしいな」

京子「結衣ちゃんは今年でいくつになったんかいのぉ」

結衣「お前はなんなんだよ」

京子「ふむ、ツッコミのキレも増してるようですな」

あかり「あかりがジュース注いであげるね」トポトポ

結衣「ありがとう、あかり」

京子「なーんで持ってんの?ハイ!なーんで持ってんの?ハイ!飲みたりないから持ってんの?ハイ!飲んで飲んで飲ん」

結衣「逆に飲み辛いわ。つーかそんなコールどこで覚えたんだよ」

ちなつ「くっ……!あかりちゃんに先を越されたっ!結衣先輩!チーナがお菓子食べさせてあげます!」

結衣「いや、それはちょっと恥ずかしいかな……」

京子「ちなつちゃん!」アーン

ちなつ「あぁ、はいはい」グイッ

京子「んがっ!ちょっ!ポリッツ歯茎に刺さってますちなつさん!」

あかり「えへへ、京子ちゃんもちなつちゃんも楽しそうだねぇ」

結衣「いつも通りな気もするけど……」

結衣『さて、そんなことよりさっさとプレゼントをだしてもらおうか』

結衣「私の後ろでセリフ言うのやめろ」

結衣(cv.京子裏声)『プレゼントー!プレゼントよこせー』

ちなつ「強欲な結衣先輩も素敵です!」

結衣「ん!?それって褒めてるの!?」

京子「さて、プレゼントのお披露目は誰からいく?」

結衣「え?ほんとにみんな用意してくれてるの?」

あかり「もちろんだよぉ」

結衣「そうなんだ……なんか悪いな」

ちなつ「では私から行きます!」フンス

京子「お!ちなつ選手やる気まんまんですね!」

ちなつ「どうぞ、結衣先輩!」

結衣「ありがとう、ちなつちゃん。開けていいかな?」

ちなつ「はい!」

京子「これは……」

あかり「お茶っ葉と急須だね」

結衣「な、なんだか高そうなお茶……いいのかな……」

あかり「ちなつちゃんらしいプレゼントだねぇ」

ちなつ「私が好きなものを結衣先輩にも好きになって欲しかったので」

結衣「ありがとう、ちなつちゃん。すごく嬉しいよ」

ちなつ「キャーッ!私も喜んでもらえて嬉しいですぅ!」

結衣「せっかくだから今みんなで飲みたいんだけど、いいかな?」

ちなつ「もちろんです、じゃあ私淹れますよ」

結衣「いや、私が淹れたいからちなつちゃんにお茶の美味しい淹れ方教えて欲しいんだけど」

ちなつ「え?」

結衣「一人で飲みたいってなったとき美味しく淹れられなかったらせっかく貰ったお茶がもったいないからさ」

ちなつ「なるほどです。わかりました!」

あかり「あ、じゃあねぇ、せっかくだからあかりのプレゼントも使ってみてよ」ゴソゴソ

京子「おっとここであかり選手が乱入ー!」

あかり「はい、結衣ちゃん!」

結衣「ん、これはエプロンかな?」

あかり「うん!結衣ちゃん一人暮らしでお料理もいっぱいするから、いいかなって!」

結衣「ありがとう。でもお茶淹れるのにエプロンはちょっと大げさじゃないかな……」

あかり「そっか……そうだよね……」シュン

結衣「……あー、やっぱりせっかくだから使おうかな」

あかり「!」パァ

結衣「んー、でもやっぱり大げさかな」

あかり「あぅ……」シュン

結衣「でもせっかくだから着てみるよ」

あかり「!」パァ

結衣(かわいいな……)

京子(あかりかわゆす)

ちなつ(私も結衣先輩にからかわれたい)

結衣「うん、色も落ち着いてて結構いいかも」

あかり「えへへ、よかったぁ。他にもすっごくかわいいのがあって悩んだんだけど、結衣ちゃんにはこっちの方が似合うかなぁって思ったんだぁ」

結衣「ありがとう、あかり」

あかり「えへへ、結衣ちゃんなんだかお母さんみたいだよぉ」

ちなつ「やーん!結衣先輩に育てられたいですぅ!」

結衣「え?うーん、それはちょっと……ちなつちゃんのお母さんに悪いかな……それよりお茶淹れるの手伝ってもらっていい?」

ちなつ「はい!」

あかり「喜んでもらえてよかったぁ」ホッ

京子「いやー、あかりって案外壺押さえたチョイスするよなぁ」

あかり「そ、そうかなぁ、えへへ」テレテレ

京子「私の時もよろしく!」

あかり「一ヶ月前に祝ったばっかだよねぇ!?」

京子「うーん、でもこの世界線ではどうも祝われなかったような気がするんだよなぁ……」

あかり「せかいせん……?ってなぁに?」

京子「んー、まぁ気にしなくていいよ」

あかり「?」

ちなつ「お茶はいりましたよー」

京子「さて、一息ついたところで」

結衣「みんな、今日はありがとう」

京子「おいこら」

結衣「冗談だよ。京子はなにをくれるんだ?」

京子「ふっふっふ、驚くなよ?」ゴソゴソ

結衣「早よせんか」

京子「そーら驚けー!」バーン

ちなつ「どっちですか……ってなんですか?これ」

京子「ミラクるんの抱き枕」

ちなつ「……」

結衣「……」

あかり「……わ、わぁ~」

京子「え、なにこの空気」

結衣「お前だよ。っていうかこんなでかいのどっからだしたんだ?」

京子「それはお答えできません」キリッ

ちなつ「これ自分が欲しいもの選んだんじゃ無いですか?」

京子「いや、私もう持ってるし。ただ結衣んち泊まりきた時これが無いと落ち着かないなーって思って」

結衣「それ結局自分用じゃねーか」

京子「なんだよー、嬉しく無いのかよー」

結衣「あ、いや、嬉しいよ。寝るときって、なんか脚の間に挟みたくなるんだよね」

あかり「あ、それちょっとわかる」

京子「私のミラクるんを脚の間に……結衣いやらしい……」

結衣「なんでだよ……まぁとにかく、ありがとな」

京子「おう!」

結衣「今日はありがとう」

ちなつ「いえいえ、私たちも楽しかったです」

あかり「また学校でね!」

結衣「気をつけて帰ってね」

京子「じゃーなー」

パタン

結衣「さて……」






結衣「やっぱりお前は帰らないのな」

京子「はい!」

【結誕】終

結衣ちゃん誕生日おめでとう!

【髪嗅い】

京子「綾乃ー!」

綾乃「と、歳納京子……っ、おはよ」

京子「おはよー!昨日今まで使ってたシャンプー切れたから綾乃に教えてもらったシャンプー使ったんだー!嗅いでみ嗅いでみ!」

綾乃「嗅っ……!?は、はしたないわよ!」

京子「いいじゃんいいじゃん!ほれほれ!」ピロピロ

綾乃「きゃっ!ちょっと!く、くすぐったいじゃない!」

京子「こしょこしょ」

綾乃「わ、わかったわよ!嗅ぐから!やめてー!」

京子「どうぞどうぞ」

綾乃(うぅ……//)

サラ

綾乃(歳納京子の髪……)

綾乃「か、嗅ぐわよ?」

京子「うん」

綾乃(綺麗な髪……)

クンクン

綾乃「……//」

京子(あ、なんか思ったより恥ずかしい)

綾乃(同じシャンプーのはずなのに……すごい……)クンクン

京子「綾乃?」

綾乃(すごく……良い匂い……//)ホゥ

京子「綾乃ー?」

綾乃「なにかしら?」クンクン

京子「いや、そんなじっくり嗅がれるとさすがの京子ちゃんもちょっとはずかしいかなーって」

綾乃「」

綾乃「ご、ごごごごめんなさい!つい!//」

綾乃(夢中で嗅いでしまったわ……//)カァ

京子「やっぱこのシャンプーいいよねー!綾乃の髪もっかい嗅がせて!」

綾乃「いぃ!?いやよ!自分の髪嗅げばいいじゃない!同じシャンプーなんだから!」

京子「そうだけどさー、自分の髪じゃよくわかんないんだよー!私の髪もうちょっと嗅いでもいいからさ!」

綾乃「!」

京子「ねーねー、いいでしょ?あーやーのー!」

綾乃「しょ、しょうがないわねっ!別に歳納京子の髪をもう一回嗅ぎたいとかじゃないんだからね!」




千歳「おはようさんー」




京子「ん~、やっぱ綾乃の髪いいなー」クンクン

綾乃「と、当然でしょ!歳納京子の髪も……その……いいじゃない……//」クンクン





千歳「」





「きゃー!池田さんが倒れた!」
「鼻血!誰かティッシュ!」

【髪嗅い】終

最近早くもネタ切れ気味なんで更新ペース落ちるかも

【さくらこーるど】

向日葵「櫻子、起きなさい」

櫻子「んー……」

向日葵「櫻子!遅刻しますわよ!」

櫻子「んー、あと一日……」

向日葵「」イラ

ベシ

櫻子「んが!?」

向日葵「起きなさい」

櫻子「ふぇ?なんで向日葵がいるの?」

向日葵「あなたが来ないから起こしに来たんでしょう」

櫻子「げ!?時間やば!もっと早く起こせよおっぱ……はれ……?」フラ

ペタン

向日葵「ぶっとばしますわよ……櫻子?」

櫻子「向日葵……なんかくらくらする……」

ピピピ

向日葵「38.6℃……学校行くのは無理ですわね」

櫻子「うぅ~……頭重い……向日葵のおっぱいみたい……」

向日葵「軽口叩けるならまぁ大丈夫でしょう」スクッ

櫻子「……学校いくの?」

向日葵「私は元気ですもの」

櫻子「薄情者ー……それでも私の下僕かー……」

向日葵「口は元気そうで何よりですわ」

櫻子「ぶー……」

向日葵「……」

向日葵「ご飯……軽く作っておきますわ。お腹すいたら食べなさい」

櫻子「……褒めて遣わす」

向日葵「はいはい。大人しく寝てますのよ」

櫻子「んー……」

放課後

向日葵(この時間なら花子ちゃん帰って来てるかしら)

ピンポーン

ガチャ

花子「あ、ひま姉」

向日葵「こんにちは、花子ちゃん。櫻子は?」

花子「部屋で寝てるし。あがっていいよ」

向日葵「お邪魔しますわ」

向日葵「あら……?櫻子ご飯食べなかったんですのね……」

花子「それやっぱりひま姉が作ってってくれたんだ?」

向日葵「ええ、今朝……」

花子「櫻子、食欲ないって言ってたし……」

向日葵「そうですか……」

コンコン

ガチャ

櫻子「zzZ……」

向日葵(ちゃんと寝てますわね……)

ピト

向日葵(まだ熱は引いてないみたい……汗かいてますわね。見えるところだけでも拭いときましょうか)

フキフキ

櫻子「ん……?」

向日葵「あ、すみません。起こしてしまいましたわね」

櫻子「向日葵……?」

向日葵「ご飯食べられますか?」

櫻子「いらない……食欲ない……」

向日葵「ゼリー買ってきましたわ。これなら食べられるでしょう?」

櫻子「うん……食べさせて……」

櫻子「あむ……んー、ぬるい……」

向日葵「冷たいとお腹壊すでしょう。我慢なさい、ほら」

櫻子「へーい……あむ……」




櫻子「なんかゼリー食べたらご飯も食べられそうな感じになってきた」

向日葵「じゃあ温めてきますわね。待ってる間に服着替えときなさい」

櫻子「はーい」

向日葵(随分素直ですわね……)

櫻子「もぐし……そういえばさ」モグモグ

向日葵「食べながら喋らないの」

櫻子「む……ゴクン……そういえば向日葵生徒会は?」

向日葵「」ギク

櫻子「休んだの?」

向日葵「ええ、まぁ……」

櫻子「そっか……」

向日葵「櫻子が休んでるときにポイント稼ぐのはフェアじゃないですからね!それだけですわよ!」

櫻子「ふーん……まぁなんでもいいけど、ありがと」

向日葵「」






向日葵「気持ち悪いから早く風邪治してくださる?」

櫻子「ひど!?」

【さくらこーるど】終

【ペット】

京子「うーっす」ガラ

あかちな「こんにちはー」

結衣「あ、みんな一緒だったんだ」パタン

京子「部室来る途中に会ってねー。運命だね、ちなちゅ!」

ちなつ「ありえません。あとちなちゅゆーな」

あかり「あかりもいるよぉ!」

ちなつ「何読んでたんですか?」

結衣「あぁ、ちょっと雑誌をね」

ちなつ「『ペット特集』……ですか?」

あかり「わぁ!わんわんとかねこさんがいっぱい載ってる!」

ちなつ「ほんとだ、かわいい~!」

京子「結衣ー、家に一人で寂しいんだろ~」

結衣「寂しいというか……帰ったときに迎えてくれたらなんかよさそうだなって」

京子「そんな……かわいいペットだなんで……//」

結衣「なぜお前が照れる」

ちなつ(結衣先輩をお迎え……)

━━
━━━━

結衣『ただいまー』

ちなつ『にゃーん』

結衣『あぁ、かわいいよティナトゥ』ワシャワシャ

━━━━
━━

ちなつ(いいかも……)ギラギラ

あかり「ひぃっ!ちなつちゃんなんか目が怖いよ!?」

あかり「飼うならどんなペットがいいの?やっぱわんわんとか?」

結衣「犬かぁ。でも散歩とか大変そうなんだよね」

ちなつ「ねこ!ねことかどうですか!散歩いりませんよ!チーニャンお買い得です!」ニャーン

結衣「お、おう……猫かぁ……かわいいけど壁紙とか引っ掻いて爪とぐらしいからなぁ」

あかり「じゃあハムスターさんとか?」

結衣「うーん、簡単そうでいいけど短命らしいから、すぐ死んじゃうのは寂しいな。まぁそんなこといったら犬とか猫も人間よりよっぽど早く死んじゃうんだけど……」

京子「京子ちゃんとk」

結衣「却下で」

子「あぁん!散歩必要ないよ?部屋汚さないよ?エサはラムレーズンがあればいいし寿命も同じくらいだからずっと一緒にいられる!すごい!いまならラムレ一年分で手を打とう!」

結衣「……動物より遥かに面倒そうだな」

結衣(ずっと一緒にってのは……いいかもしれないけど)

京子「よし、じゃあ今日の活動はペット選手権だ!」

あかり「なんか楽しそう!」

京子「このBOXの中に動物の名前が書いてある紙が入ってるから、ひいた紙に書かれた動物になりきって今日の部活動の間結衣のペットになります。ほい、あかりからどうぞ」

あかり「わーい!」ゴソゴソ

『もぐら』

あかり「もぐら!?」

京子「おお、レアカードだよ。よかったなあかり」

結衣「意味わからん」

京子「もぐらは地中で生きてるくせに地中を進むスピードはカタツムリ並らしいぞ」

あかり「どうでもいいよ!?」

ちなつ「というか、結衣先輩のマンションってペット飼えるんですか?」

結衣「いや、ペット禁止だよ」

京子「ダメじゃん!」

結衣「まぁもともともし飼えたらっていう、妄想だし……」

帰り

結衣「今日も泊まってくのか?」

京子「あたぼうよ」

結衣「なんで誇らしげ……」カチャカチャ

京子「お先!」

ガチャ バタン

結衣「あ、こら」

結衣「なんで家主より先に入る……」ガチャ

京子「お帰り!結衣!」

結衣「はいはい、ただい……」

━━
━━━━

結衣『寂しいというか……帰ったときに迎えてくれたらなんかよさそうだなって』

━━━━
━━

結衣「……」

京子「結衣?」

結衣「なんでもないよ、ただいま、京子」クス

京子「へへっ、お帰り!」






京子「お風呂にする?ご飯にする?それとも私?」キャルン

結衣「ご飯で」

京子「よしきた!今日のご飯なにー?」

結衣「お前は作らないのかよ」

【ペット】終

【雨宿り】

ザー

綾乃「はぁ……」

綾乃(まさか雨が降るなんて……待ってたらやむかしら?)

パシャパシャ

「わー!」

「待ってー」

綾乃(小学生かしら?あんなに濡れちゃって……あら、こっち来た)

「うー!こんなに雨降るなんてきいてないよー」

「天気予報では雨ってなかったから、待ってればやむかも」

綾乃(あぁ……びしょびしょ……た、タオルかしてあげた方がいいかしら?でも急に話しかけて変な風に思われたら……)

「クシュンッ!うー、ちょっと寒いね」

綾乃(!)

綾乃(………)グッ

綾乃「あの……」

「「?」」

綾乃「風邪ひいちゃうから、これ使いなさい」

「わー!いいの?ありがとう、お姉ちゃん!」

「ありがとー」

綾乃「いえいえ」

綾乃(なによ、簡単じゃない)

「お姉ちゃん、櫻子ちゃんと同じ学校の人?」

「服おんなじだー」

綾乃(櫻子ちゃん……?って大室さんよね……?この子達とも友達なのかしら……あ、大室さんたしか小学生の妹がいるって……)

綾乃「二人はおおむ……櫻子ちゃんの妹さんのお友達かしら?」

「うん!」

綾乃「お名前は?」

未来「相馬未来だよ!」

こころ「小川こころです」

未来「ねーねー、お姉ちゃんも『せいとかい』って言うのに入ってるの?」

綾乃「え?えぇ……」

綾乃(大室さん、そこまで話してるのね)

未来「じゃあ櫻子ちゃんと一緒に学校の悪と戦ってるんだ!」

こころ「すごい」

綾乃(どんな説明してるの!?)ガーン

未来「私たちの学校にもせいとかいってあるのかなー?」

綾乃「小学校にはないんじゃないかしら?」

未来「そっかー。こころ、花子様とせいとかい作ろうよ!みさきちも誘お!」

こころ「がんばれー」

未来「いや、誘ってるんだけど!?」

綾乃(花子って確か大室さんの妹よね……?みさきちもお友達かしら?)

未来「あ、止んだ!」

こころ「ほんとだー」

未来「お姉ちゃん、タオルありがとー!」

こころ「ありがとー」

綾乃「ええ、風邪ひかないようにするのよ?」

未来「はーい!ばいばい、お姉ちゃん!」

こころ「ばいばーい」

綾乃「ふふ」フリフリ






綾乃(そういえばあの子たち花子ちゃんのこと様付けしてたわよね……)


o

~~~~~~~~~~
花子様『おーほっほっほ!私のことは様付けで呼びなさい!』
~~~~~~~~~~

綾乃(大室さんも生意気な妹って言ってたし……)

綾乃(ってどんな小学生よっ!?)ブンブン

綾乃(大室家……謎だわ……)

【雨宿り】

【掃除】

めり「今日も掃除早く終わったねー」

ゆき「ほとんどあの二人がやってくれたけど……」






櫻子「どうだ!今回は私の方が多いだろ!」

向日葵「いいえ!私ですわ!」

ギャーギャー

めり「たまには仲良くしたらいいのにね」

ゆき「仲悪いわけじゃないでしょ?二人はあれが普通だよ」

めり「そうなんだけど……」

ゆき「ふむ……そうだ!」ピコーン

ゆき「めりちゃん!耳かして!」

めり「え?うん」

コショコショ

めり「……面白そう」

ゆき「じゃあ、明日決行ね!」

翌日

櫻子「向日葵!今日も勝負だ!」

向日葵「のぞむところですわ!」

「「ちょっとまったー!」」

櫻子「ゆきちゃん?めりちゃん?」

向日葵「どうしました?」

ゆき「まぁまぁ、たまにはチーム戦でもしない?」

向日葵「チーム戦……ですの?」

めり「二人ずつに分かれてどっちがゴミを集められるか勝負しない?」

櫻子「面白そー!」

向日葵「いいですわね、受けてたちますわ」

櫻子「ゆきちゃん、私と組もー!」

向日葵「じゃあ私は━━」

ゆき「いや!ここは平等にぐっぱーだよ!」

櫻子「向日葵、私と同じの出すなよ」

向日葵「そっちこそ、櫻子と同じチームなんてごめんですもの」

ゆき「」チラッ

めり「」コク

チーム

櫻子向日葵チームVSゆきめりチーム

櫻子「なんで向日葵と同じチームなんじゃー!」

向日葵「なんで櫻子と同じチームなんですの!」

ギャーギャー

櫻子「やり直し!」

向日葵「やり直しを要求しますわ!」

ゆき「えー、生徒会副会長候補ともあろうものがルール破るの?」

櫻子「」ピクッ

向日葵「」ピクッ

ゆき「学校の治安を守るべき生徒会役員がこのくらいのルールも守れないなんて残念だなぁ」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「べ、べぇつに向日葵とチームでも全然いいけど?」

向日葵「あ、あら、私も構いませんわよ?ルールですものね。うふふふ」



ゆき「」グッ

めり(ゆきちゃんすごい……)

ゆき「じゃあ、よーい……スタート!」



ゆき(さて、これで……)

めり(わざと負ければ……)

ゆきめり(二人にチームの絆が生まれるはず!)

ゆきめり(っていうか普通にやっても勝てなさそう……)チラッ



櫻子「うおおおおおおおお!」バササササ

向日葵「ぐぬぬぬぬぬ」バササササ

数分後

ゆき「えー、勝者、さくひまチーム」


櫻子「よっしゃー!ナイスおっぱい!」

向日葵「やりましたわね、櫻子」



ゆき「おー、いい感じだね!」コショコショ

めり「うん!」コショコショ



櫻子「まぁチームの勝利はほとんどこの櫻子様のおかげだけどな!」

向日葵「……はい?」





ゆきめり(……あれ?)

向日葵「寝言は寝て言ってくださいな。私の方が多く集めてましたわ」

櫻子「はぁっ!?どう考えても私だろ!」

向日葵「どう考えてもって、二人のゴミはまとめてるからわからないじゃありませんの」

櫻子「じゃあ向日葵の方が集めてたって証拠も無いだろ!」

ひまさく「ぐぬぬぬぬぬ……」

櫻子「ゆきちゃん!めりちゃん!」

向日葵「私と櫻子どっちが勝利に貢献してましたか!?」



ゆきめり(け、結局こうなるの!?)



【掃除】終

自分の妄想では

ゆきちゃん→金髪お団子性格は活発

めりちゃん→茶髪おさげ性格はちょっとおとなしめ

【続・ケーキとお団子】

あかり「お姉ちゃん、早く早く」

あかね「うふふ、そんなに急がなくても大丈夫よ」

あかり「だってお姉ちゃんとお出かけ久しぶりなんだもん」

あかね「そうね。最近あかりがお友達とばかり遊んで、お姉ちゃんと遊んでくれなくてさみしいわ」

あかり「うぅ……」

あかね「ふふ、冗談よ。あかりがお友達と楽しそうにしているのを見るだけでもお姉ちゃん幸せだわ」

あかり「でもでも、あかりはお姉ちゃんも大好きだよ!」

あかね「私もあかりが大好きよ」

あかり「えへへ」

あかね「ついたわよ、入りましょう」

あかり「先輩いるかなぁ……」

カランカラン

めぐみ「いらっしゃいませー!」

あかり「園川先輩、こんにちは!」

めぐみ「わっ、あかりちゃん、ホントに来てくれたんだ!」

あかり「はい!お姉ちゃんも一緒ですよ!」

めぐみ「え?」

あかね「はじめまして、あかりの姉の赤座あかねと申します」

めぐみ「はははじめましてっ、園川めぐみと申します!」アセアセ

めぐみ(うわー、めっちゃ美人じゃん!)

あかね「先日はあかりがお世話になりました」

めぐみ「め、めっそうもございません!」アセアセ

あかね(しかも物腰も穏やか……これが女神か……藍とか大人になったらこんな感じになりそうだな)

めぐみ「ご来店いただきありがとうございます」

あかり「園川先輩、制服可愛いですね」

めぐみ「ほんと?ありがとう、あかりちゃん。あかりちゃんも洋服可愛いよ!」

あかり「子供っぽくないですか?」

めぐみ「んーん、バッチリ!」グッ

あかり「えへへ……//」

めぐみ(そしてあかりちゃんは天使か)

━━
━━━━



めぐみ「って感じで、バイト先まで来てくれてさー」

撫子「ふぅん」

めぐみ「あかりちゃんみたいな妹と、あかねさんみたいな姉が欲しいなぁ……」

撫子「めぐみって結構年下の面倒見良さそうだからめぐみが姉だったら楽しいかもね」

めぐみ「そうかなー」テレテレ

めぐみ(撫子が私を褒めるなんて珍しいな)

撫子「でもめぐみが妹だったらうるさくてめんどくさそう」

めぐみ「ひどいっ!」ガーン

【続・ケーキとお団子】終

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