佐天「皆、サッカーやろうぜ!!」(86)

佐天「超次元サッカーの技が使える能力かぁ」
佐天「超次元サッカーの技が使える能力かぁ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373209688/)←前作


今回はもう一人の超次元サッカーの持ち主が……!?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373470936

初春「佐天さぁん」

佐天「どうしたの初春」

初春「最近暑くて暑くて……どうにかならないんですか?」

佐天「仕方ないなぁ……」

アイスグラウンド

カッチーン

佐天「ほら、氷だよ」

初春「いや、凍ったサッカーボールを渡されてもですね……」

黒子「初春!!見つけましたわよ!!」

初春「ひぃ!!白井さん!」

黒子「全く、隙あらばサボりまくって……さぁ支部に戻りますわよ!!」ガシッ

初春「た、助けて下さい佐天さん!」

佐天「いや、今回は初春が悪いようん」

初春「そんなぁ……」

とうとう化身を出すのか……

―――――――――――――――

佐天「さてと……暇になったなぁ」

佐天「習練場に行くか……ん?」

御坂「アンタ!!今日こそサッカーバトルしてもらうわよ!!」

上条「だーかーらー!!野球派の上条さんはサッカーなんて興味無いの!!」

御坂「何ですって……」バチッバチッ

上条「ひっ!?」

御坂「サッカーを侮辱した事を……此処で後悔させてあげるわ!!」バチバチッ

上条「不幸だァァァァ!!」

うしろのしょうめん

御坂「ぐはっ!?」ヒュンッ

佐天「御坂さん、駄目じゃないですか」

上条「!?」

上条「(何だ今の膝カックン、御坂が吹っ飛ばされたぞ……)」

佐天「こういうのはきちんとサッカーバトルで蹴りをつけないと」

御坂「だってコイツがサッカーを……」

佐天「そして貴方も」

上条「えっ」

佐天「サッカーバトルに挑まれたら勝負しないと……野球派の人でもサッカーする人が居るんですよ?」

上条「……マジで?」

佐天「はい、ていうか私とサッカーバトルしませんか?」

御坂「えっ」

上条「はっ?」

佐天「サッカーに興味が無いなら興味を持たせますよ」

上条「……面白いな、やってやろうじゃないか」

御坂「ちょっと!!何で私の時は」

佐天「(御坂さん、大丈夫ですよ)」

佐天「(サッカーに興味を持ったら、真っ先に勝負を挑めば良いじゃないですか)」

御坂「ぐっ……分かったわ」

佐天「ならグラウンドに行きましょうか」

上条「おう」

グラウンド

佐天「ルールは私からボールを奪えば貴方の勝ち、タイムは三分でどうでしょうか」

上条「おういいぜ」

佐天「よし、スタートです!!」

ピピー

上条「いきなりだけど貰った!!」ズザー

佐天「!!」

イリュージョンボール

上条「ぼ、ボールが増えた!?」

佐天「よっと」ポスッ

上条「……どうなってんだ」

上条「今度こそ!!」ズザー

佐天「!!」

ニニンサンキャク

佐天「御坂さん!」

御坂「えっ!?体が勝手に」ザッ

御坂 佐天「えい!」ガッ

上条「(二人の内側の足にボールを挟んだ!?)」

佐天 御坂「おりゃー!!」ズダダダダ

上条「うわっ!」サッ

ピピー

上条「何なんだよコイツのサッカーは!!」

佐天「という訳で、サッカーやろうぜ!!」

上条「……ふっ」

上条「俺の負けだ、ていうかサッカーって楽しいな」

佐天「そうですか、なら御坂さんともサッカーを……」

上条「おうそうだな、ビリビリ!!サッカーやろうぜ!!」

御坂「ビリビリ言うな!!良いわよ!!」

佐天「そしてまた暇になった……」

佐天「はぁ……何か面白い事が無いかなぁ」

???「ゴッドハンド!!」

佐天「ん?今の声は……」

佐天「こっちだ!」

―――――――――――――――

浜面「よし、テメェのシュートを止めたから約束のねっけつポイントを出せ」

通行人「だ、だから持ってないって言ってるだろう!?」

浜面「じゃあジャンプしてみろよ」

通行人「……」ピョンピョン チャリンチャリン

浜面「持ってるじゃねえか」

通行人「こ、これは普通のお金だ!」

浜面「チッ、仕方ねぇな、普通の金でも良いから出せよ」

通行人「ほっ……」

佐天「(超次元サッカーの技を使っていた……?)」

佐天「(でも何で……まさかあの人も!!)」

佐天「(私と同じ能力者!?)」

佐天「(嘘……私以外の超次元サッカーの技を使う人って初めて見た……嬉しい!!)」

佐天「そこの貴方!」

浜面「あん?」

佐天「貴方も超次元サッカーの技を使うんですね?」

浜面「貴方も……つー事はお前も使えるのか」

佐天「はい、どんな技を持ってるんです?」

浜面「俺はキーパー技とブロック技だな」

佐天「へぇ……キーパー……」

佐天「なら私と一本勝負をしませんか?」

浜面「……良いな、乗った」

黒妻「俺の名は、黒妻綿流。名も無き小市民だ」

黒妻「名はあるが名も無き小市民…どうだ?」



声優的にこれが来るかと思ったけど気のせいだった……

佐天「ルールは、私が一点決めたら私が勝ち、貴方に止められたら貴方の勝ちって事で」

浜面「貴方とか呼びにくいだろ、普通に浜面でいいよ」

佐天「じゃあ浜面さん、行きますよ!!」

浜面「……あぁ」

佐天「いっけえええええええええええええ!!!!」

ゴッドノウズ

浜面「……!!」

ビーストファング

浜面「……こんなもんか」シュウウ

佐天「えっ……」


浜面「もう少し強力な技で来るかと思ったが……この程度か」

佐天「くっ……」

浜面「お前のねっけつポイントは貰っていくぞ」スッ

佐天「(私よりも強い人が居たなんて……凄い!)」

佐天「(私、浜面さんを超えたい!)」

ホワイトハリケーンなんと異常気象を引き起こすレベルなのに……

―――――――――――――――

佐天「てな訳だ初春、練習に付き合って貰うよ」

初春「いや、状況が飲み込めないと言いますか……ていうか佐天さんの練習に付き合える訳無いじゃないですか!!私が死にますよ!?」

佐天「大丈夫大丈夫、たまに死なないから」

初春「それって殆どの確率で死ぬじゃないですか!!?」

佐天「ちぇっ」

初春「多分、佐天さんの練習に付き合える人なんて居ませんよ……」

佐天「そうだ!御坂さんに付き合って貰おう!!」

初春「いやいや、あの御坂さんでさえ佐天さんのボールを止められなかったんですよ?」

佐天「仕方がない!こうなったらサッカーバトルだ!」

初春「えっ」

佐天「という訳で、白井さんと御坂さんを呼ぼう!!」

初春「(大丈夫かなぁ……)」

―――――――――――――――

御坂「……で?なんで私たちが呼ばれたの?」

黒子「そうですわよ!!折角お姉様と愛を育んでましたのに!!」

御坂「誰がするか!!」

佐天「いやいやー、呼んだのは他でも無く、サッカーバトルをしてもらおうと……」

黒子「サッカーバトル……とは何ですの?」

御坂「知らないの?街中とかでサッカーをしたりする事をサッカーバトルって言うのよ」

黒子「へぇ、それを私とお姉様がやるんですの?」

佐天「いや、私たち四人がやるんですよ!!」

初春「四人……?」

初春「まさか私も入ってる……?」

佐天「当たり前じゃん」

初春「いや、私体力無いですし……サッカーのルールも良く分からないし……」

佐天「大丈夫だって、サッカーのルールを知らないで補欠に入ってる商店街の人も居るんだし」

御坂「(誰よ……)」

―――――――――――――――

黒子「ところで、サッカーバトルとは突然に来るものですの?」

佐天「あぁそれは……」

ズバンッ

上条「さっきは負けたが今度こそは勝たせて貰うぜ!」

御坂「ちょっ!?」

佐天「……まーこんな感じですかね」

FW 上条

FW 土御門

DF 吹寄

GK 青ピ

クリア条件 ボールを奪え!!

御坂「ていうか私達、ポジション決めてなくない?」

佐天「あぁ、でしたら」

FW 佐天

FW 黒子

DF 御坂

GK 初春

佐天「これでどうですか?」

黒子「フォワードとは?」

佐天「簡単に言えば攻め中心のポジションですよ」

佐天「じゃあ始めます」!

佐天「よし!初春!!」ボンッ

初春「えっ?きゃっ!?」

土御門「貰ったにゃー!!」

御坂「それぃ!!」ビリビリ

土御門「うごっ!?」バチィッ

佐天「おぉ……ブロック版ジグザグスパーク……」

青ピ「行かせへんでぇ!!」

御坂「黒子!!」ボンッ

黒子「はい!お姉さま!!」シュッ

青ピ「な、何も無い所から出てきた!?」

佐天「とうめいフェイントだ!!」

佐天「いや、しっぷうダッシュ?うーん」

4

黒子「佐天さん!」ボンッ

3

佐天「はい!」

2

上条「させるか!!」

1

佐天「!!!」

ジャッジスルー2

佐天「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」ダダダダダダダダ

上条「あばばばばばばばばばばば!?」ドシャァ

0

勝利!

―――――――――――――――

佐天「みたいな流れですかねぇ」

佐天「……あ、そうだ!」

御坂「ん?」

佐天「折角だから11人でやりませんか?」

初春「……そんなに人数集まりますかね?」

佐天「大丈夫だって多分」

佐天「そうと決まればあつめましょうか」

御坂「(何だろう、この不安)」

―――――――――――――――

湾内「サッカー……ですか?」

佐天「はい!一緒に良い汗を流しましょう!」

湾内「しかし……私はサッカーをやった事は無いですし、水泳の方もありますから……すみませんけど……」

佐天「あー!!ならマネージャーで!マネージャーで良いですから!それで構いませんから!!」

黒子「(どんだけ人が欲しいんですの!?)」

湾内「あ、マネージャーでしたなら……」

御坂「マネージャーなら良いの!?」


―――――――――――――――

婚后「サッカーですって?」

佐天「はい!」

婚后「申し訳在りませんけど、私そのような娯楽は……」

黒子「あ~ら婚后さん、逃げるんですの?」

婚后「白井さん……?」

黒子「まぁ貴女が入って来られましてもコチラとしては足手まといにしかなりませんが」

婚后「……良いですわ」

初春「へ?」

婚后「私が足手まといでは無い事を証明させてさしあげますわ!!」

佐天「つまり、来てくれるんですね!」

婚后「えぇ」

御坂「(煽り耐性0か!?)」

―――――――――――――――

食蜂「サッカー?」

佐天「はい!」

食蜂「良いわぁ」

御坂「はやっ!?」

食蜂「だって私、あの時からサッカーに凄くハマったのよぉ」

初春「あぁ、佐天さんと初めてサッカーバトルした時ですか」

佐天「ありがとうございます!本当にありがとうございます!」

食蜂「ふふふ、宜しくねぇ」

御坂「(レベル5が二人も居るサッカーチームって……)」

―――――――――――――――

一方通行「あァ?サッカーだァ?」

佐天「はい!」

御坂「前の闘いで倒した相手を誘うの!?」

一方通行「くだらねェお遊びに付き合ってる暇はねェよ」

佐天「そんなぁ……」

御坂「はいはい、行きましょ佐天さん、こんな奴誘っても特になんかならないわよ」

一方通行「おいオリジナル、今なンつった?」

御坂「だからアンタ誘っても特になんかならないっつってんの」

御坂「何が第一位よ、アンタろくなこと喧嘩もした事無いでしょ?」

一方通行「おい、殺すぞ」

初春「み、御坂さぁん……」

御坂「なら、サッカーで証明すれば?」

一方通行「は?」

御坂「だからサッカー、アンタ佐天さんに負けたんならサッカーで佐天さんよりも強いって所を見せてみなさいよ」

一方通行「……チッ」

佐天「入ってくれますか?」

一方通行「……分かった」

黒子「(あれ?何か可笑しくありません?)」

―――――――――――――――

佐天「で、集めた人をまとめると」

FW
一方通行
食蜂
婚后
固法

DF
春上
泡浮
木山

マネージャー
湾内

佐天「てな感じですかねー」

佐天「因みに私と御坂さんはMFですよ」

御坂「誰に説明してんの?」

佐天「まぁまぁ良いじゃないですか」

初春「レベル5が三人も……」

黒子「初春、言ってはなりませんわよ」

てな感じで今回はここまで
次回からまた上条さん達と試合だお

―――――――――――――――
佐天「という訳で早速試合しましょう!」

上条「いや、こっちまだ11人揃ってねぇよ」

佐天「えー、じゃあいつ試合が出来ますか?」

上条「そうだな、今週末かな」

佐天「分かりました!では!!」


上条「……さて、神裂達をいつ呼ぼうかな」

―――――――――――――――

今週末

上条「よし佐天、今日こそは勝たせて貰う!」

佐天「へへ、今日も勝たせてもらいますよ!」

チーム上条

FW
ステイル
上条
アニェーゼ
土御門

MF
神裂
シェリー

DF
インデックス
吹寄
姫神
五和

GK
フィアンマ

フィアンマ「おい、俺様がチームに居るんだからな、絶対勝てよ」

ステイル「あまり僕の足を引っ張らないで欲しいけどね」

上条「そっちこそな」

禁書目録「絶対に勝つんだよ!!」

―――――――――――――――

チーム佐天

FW
一方通行
食蜂
婚后
固法

MF
佐天
御坂

DF
春上
黒子
木山
泡浮

GK
初春

マネージャー
湾内

初春「……やはり私がキーパーですか」

佐天「当たり前じゃんか」

木山「ふぅ、しかしここはやけに暑いな……」ヌギヌギ

固法「ちょっ!?脱がないでください!!」

御坂「……大丈夫かなこのチーム」

黒子「多分大丈夫なのでは?」

上条「行くぜ!」

佐天「はい!」

ズバンッ

食蜂「私達からねぇ、えいっ!」ボンッ

一方通行「よしっ!」スッ

ステイル「行かせるか!!吸血鬼殺しの紅十字!!」ボォ

一方通行「効くかァ!」キュイーン

ステイル「くっ!イノケンティウス!」

イノケンティウス「グガアアアアア!!!」

一方通行「!?」

一方通行「何だよ……この化物は……」

ステイル「今だイノケンティウス!!」

イノケンティウス「キエエエエエエエエ!!!!」ガッ!!

一方通行「しまった!ボール!!」

ステイル「よし、このままゴールに!」

御坂「させるかぁ!!!」ビリビリ

ステイル「ぐっ!?」バチィッ

御坂「あんまり舐めないでよね!」

御坂「ボールを真上に上げて……」トッ

御坂「レールガンで撃つ!!!」ズドォォォォォォォン

佐天「おぉ!ロングシュートだ!!」

フィアンマ「ふん」パシッ

御坂「なっ!?」

フィアンマ「つまらんな、あまり俺様を退屈させるな」

フィアンマ「そらっ」シュッ

姫神「よっ」スッ

ピッ

姫神「―――」

食蜂「私にボールくれるかしらぁ」

姫神「うん」ポスッ

食蜂「ありがとう」

食蜂「今!」ボンッ

佐天「行きますよぉ!!」

サンダービースト

佐天「御坂さぁん!!」ドォン!

御坂「いっけえええええええええええええええええええ!!!!!!!!」ズドォォォォォォォン!!!!

フィアンマ「ふん、そんなシュート……が!?」

ゴオオオオオオオル!!!!!

フィアンマ「(何だ今のシュートは……見えなかったぞ……)」

佐天「まずは一点!!!」

上条「なぁフィアンマ」

フィアンマ「どうした」

上条「俺にキーパーをやらせてくれないか?」

上条「佐天のシュートは確かに強力だけど……俺の右手なら打ち消せるかもしれない」

フィアンマ「……良いだろう」

上条「ありがとう」

―――――――――――――――

御坂「アイツがキーパーになった?」

佐天「何か秘策があるんですかねぇ」

御坂「(まさか……)」


―――――――――――――――

佐天「よし、もう一点だ!」

グングニル

佐天「いけえええええ!!」ズバァン!!!!

上条「行けるか……」スッ

上条「うおおおおおおおおお!!!!」ドオオオオオオオオオオオオオオオ

上条「(このまま行けるか!?行けてくれ!!!)」

シュウウウウ

上条「はぁ……はぁ……」

佐天「えっ!?」

御坂「やっぱりこの為か……!!」

御坂「佐天さん、私にも分からないけど、アイツには能力を打ち消せる何かを持ってるの」

佐天「じゃあ、私の能力は?」

御坂「多分通用しない、けど」

御坂「凄い破壊力のある技を出せば行けるかもしれないわ」

佐天「なるほど……」ズルズル

御坂「何故この状況下でラーメン食べてるのよ!?」

佐天「TPとGPが少し回復するんですよ!!!」

御坂「あ、本当だ……ていうかもうすぐ始まるわよ!?」

佐天「そんな!!」ズルズル

御坂「いいから早く食べて!!」

上条「もうすぐ始まるか、あんなシュート何発も止められねーぞ……」

ステイル「なら簡単な話だ、ゴールまでに潰せば良いさ」

上条「んな簡単に出来たら苦労しねぇっての!」

―――――――――――――――

黒子「佐天さん、次は私がシュートを決めてみますわ」

佐天「でもまた打ち消されるのでは?」

黒子「あら、なら触られないようにするだけですわよ?」

佐天「へ?」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom