モバP「最近夕美の様子がおかしい」 (42)

遅くなりましたが相葉夕美ちゃん上位報酬記念モバマスSSです。
初スレ建てなので不慣れですがよろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394821656

モバP「去年のバレンタインイベントが大盛況だったこともあり、今年もまたやることになった。
『たくみんせんせー』のインパクトに負けないようにフレデリカや乃々、
清美を起用しつつ全体を泰葉と夕美にカバーしてもらう……
我ながら完璧な布陣だ」

P「よし、企画もだいぶ煮詰まってきたしここからが正念場だ!頑張るぞ!」

P「おはようございます!」

相葉夕美「おはよう……」

P「おう。おはよう夕美」

夕美「Pさん……今日の予定はなんだっけ……?」

P「あぁ、ええと、今日はバレンタインイベントに向けてのレッスンだな」

夕美「…あぁ、そっか。レッスンだったね……あの…」

P「ん?」

夕美「帰っちゃ、ダメかな……?」

P「どうしたんだ?どこか体調でも悪いのか?」

夕美「そ、そういうわけじゃないんだけど……ちょっと無理かなって…」

P「おいおい……今回のイベントでのライブの練習だし、体調が悪いとかじゃなければでてもらいたいんだが……何か理由
でもあるのか?」

夕美「うぅ…理由というか…バレンタインなんて恥ずかしいというか……私には似合わないと思うんだけど……」

P「いや、そんなことないぞ。夕美は可愛いんだからもっと自信を持て!」

夕美「そんなかわいいだなんて……ちょっと照れるけど……」

P「絶対成功して世の男たちを魅了できる!俺が保証するぞ!」

夕美「あうう……そんなに力説しないで……わかったよ……行ってきます……」

P「おう、いってらっしゃい」

ちひろ「すみません、遅くなっちゃって!」

夕美「あ…ちひろさん……おはようございます……」

ちひろ「うぇ!?お、おはよう夕美ちゃん」

夕美「ではレッスンに…うぅ…行ってきますので……失礼します」バタン

P「…………」

ちひろ「…………」

P「夕美、なにかあったんでしょうか……?」

ちひろ「いつもの明るさが九割減でしたね……びっくりしましたよ。
私は特に知らないです、プロデューサーさんのほうが先に来てたんですしなにかわかりませんか?」

P「俺もついさっき来たばかりです……あんなに陰気な夕美なんて初めて見ました」

ちひろ「うーん、まぁ夕美ちゃんでも気分が乗らない日くらいはたまにはあるんじゃないですか?
きっと明日になったらいつもの夕美ちゃんに戻ってますよ」

P「……そうですね。イベントも近いし少しナイーブになってるのかも。
よし!明日からは夕美のケアも気を配ることにして、頑張ってプロデュースしますか!」

ちひろ「そうそう、プロデューサーさんまで暗い顔することないですよ。
イベント成功に向けて今日も一日頑張りましょう!」

P「はい!」

P「ただいま戻りましたー」

ちひろ「お帰りなさい、プロデューサーさん」

P「……どうです、今日の夕美の様子は」ヒソヒソ

ちひろ「ええ、今日は特になんとも。昨日みたいなことはないですね……」ヒソヒソ

P「やっぱり一時的なものだったんですかねぇ」

ちひろ「あのネガティブなオーラは感じられませんしもう落ち着いたんじゃないでしょうか?」

P「…ちょっと夕美に声かけてきます」

ちひろ「はーい、頑張ってくださいね」

夕美「…………」チラ

P「お、おはよう、夕美」

夕美「…おはよう」

P(よかった、まだ少しいつもより静かだけど昨日よりはマシだ…
夕美も女の子だもんな。気分が乗らない日もあるか)

P「少しイベントの打合せをしたいんだがいいか?」

夕美「…うん」

P「次のイベントはアイドル達が本当にチョコを手作りして渡すのが肝でな……」カクカクシカジカ

夕美「…そう」

P「フレデリカとか乃々とか、癖のある娘と一緒だけど俺は夕美なら大丈夫だと思ってるよ」

夕美「…うん、わかった」

P「…ええと、夕美?」

夕美「…なにかな?」

P「怒ってる?」

夕美「…ううん?全然怒ってないよ」

P(何だろう、淡々としすぎてて怖い……でも怒ってたり不機嫌って感じでもないか)

P「そ、そうか。何か質問とかあったら聞いてくれ」

夕美「…フフっ、自己と他者との乖離というのは中々に難儀だよね。
でも大丈夫、私とPさんとの距離はそこまで悲観するほど遠くないからっ」

P「お、おう?」

夕美「溝を埋める作業は私たちには必要ないと思うよ…だって、もう十分、分かり合えているから…」

P「そ、そうか。ならよかった、のか……?」

夕美「…続きを私に聞かせて…?もっと深く通じ合える…そんな世界を作り上げるために、ね?」

P「(なんだこれ…)」

夕美「…期待してるよ、Pさん?じゃあ私はレッスンに行ってくるから」

P「あ、はい」

P「ちひろさん、俺はもうだめかもしれません……」

ちひろ「出勤早々何言ってるんですか?」

P「夕美が、夕美がいつもの笑顔を向けてくれないんです……」

ちひろ「そんなことで……でも昨日は長いこと話してたじゃないですか」

P「昨日のアレ聞いてたでしょ!?なんですかあの無表情は!
どこのクールキャラだよ!夕美は花もほころぶパッションだろ!?」

ちひろ「いきなり私にキレないで下さいよ!
ほら、夕美ちゃんなりにアイドルとしての新しい方向性を探してるんじゃないですか?
それかまだ本調子じゃないとか」

P「夕美は今のままでトップアイドルになれる素質があるんです!
『おはよう、Pさん♪今日も頑張ろうねっ!』って夏に咲く向日葵のような笑顔をむけてくれるだけで俺は十分なんです!」

ちひろ「そんなこと言われても…というか後半私欲じゃないですか?」

P「ああ、どうしたらいいんだ……夕美ぃ……」

ちひろ「うわ、ちょっとうざいです……」

夕美「おはようございますっ」

P「ゆ、夕美!」ガシッ

夕美「きゃっ!?」

P「……」ジー

夕美「え、あの、Pさん?いきなりそんなにくっつかれると、その……///」

P「お、おお!?いや、ごめん!」バッ

夕美「ううん、大丈夫っ。それでどうしたのPさん?」

P(この反応!いつもの夕美だ!いつもの夕美が戻ってきてくれたんだ!)

P「いや、いいんだ。何でもない。おはよう、夕美!」

夕美「うん、おはようっ。
ふふ、変なPさん♪今日は衣装合わせの後、会場に行ってチョコ作りだったよねっ」

P「あぁ。それであってるぞ。更衣室のロッカーに衣装があるから合わせてみてくれ」

夕美「はーい!」




ちひろ「今日は普通ですね」

P「はい、そうみたいです。いやぁ、いつもの夕美が帰ってきてくれてほっとしましたよ。
やっと本調子に戻ったって感じですね!」

ちひろ「だからそういったじゃないですか…振り回される私の身にもなってください」

P「いやぁ申し訳ない……ははは、安心したらお腹が空いてきました!
コンビニで何か買ってきますけど、なにか要ります?」

ちひろ「あ、じゃあ微糖のコーヒーをお願いしますね」

P「わかりました。じゃあ行ってきます!」

ちひろ「始業時間までまだ余裕がありますから急がなくてもいいですよー」ヒラヒラ

P「ただいま戻りましたー。気が変わったのでコンビニをやめて牛丼食べにいってました。
いやぁ、食った食った」

ちひろ「あ、お帰りなさい……」ゲッソリ

P「なんでそんなに浮かない顔してるんです?はい、これ缶コーヒーですよ、どうぞ」

ちひろ「ありがとうございます……」

P「ちひろさん、どうかしたんですか?まさか、俺の居ない間になにかあっt」タッタッタドンッ!

夕美「Pさんっ!どうかな、すっごく可愛いと思わない?」クルクル

P「うおっ、夕美!?あ、ああ。衣装着たんだな。いいじゃないか、
その衣装は夕美の魅力を最大限引き出せるように俺もデザインに拘ったかr」

夕美「やっぱりそうだよねっ!えへへ、可愛い私が、私の可愛さには及ばないけど
それでも十分に可愛い衣装を着たらもっと可愛くなっちゃうよねっ♪」

P「!?」

夕美「見とれちゃったかな?Pさんもあまりの私の可愛さに言葉が出てこないんだねっ♪」フフン

P「」

夕美「ふふっ、可愛いすぎるのも罪だね♪……鏡でもう少し眺めてくるねっ!」タタタッ

P「」

P「は!?いかん、意識が飛んでた……」

ちひろ「さっきからあの調子で鏡の前でポーズをとっては私に感想を求めてくるんですよ……」

P「それはお疲れ様でした……
うん、可愛いから言ってることは間違ってないけどなんだろうこの違和感。
まるで幸子を相手にしてるような」チラ

夕美「ふふっ♪やっぱり私は可愛いなぁ。ライブも大成功間違いなしだよ!
でも私がこんな衣装で出たら他の皆が目立たなくなっちゃうから、そこが問題かなっ?」ポーズ

P「いや、もっと酷いな……
ちひろさん、夕美になんか変なドリンクとか飲ませてませんよね……?」

ちひろ「大事なアイドルにそんなことするわけないじゃないですか。
そもそも飲ませるなら私に被害が出ないようにしますって……」

P「最後のは聞かなかったことにしてもそのあたりは信用できるのが悲しい」

ちひろ「プロデューサーさんにも心当たりがないとなると、
夕美ちゃんなりにイベントに合わせてキャラクターを変えようとしてるんじゃないですか?
ここ数日のブレっぷりもそれが原因とか」

P「いくらキャラづくりといっても流石にもうちょっとマシな選択があるでしょうに。
それに夕美が俺になんの相談もなしにそんなことするわけないですし」

ちひろ「なんですかその自信は……それに、さりげなく幸子ちゃんに失礼なこと言ってません?」

P「幸子はいいんです、幸子ですから。
とりあえずレッスンに連れていくついでに色々と聞いてみますよ」

ちひろ「そうしてあげてください」

P「よし、そうと決まれば……」

プルルルルル

ちひろ「はい、こちらCGプロダクションです……いつもお世話になっております。
はい、Pですか? ただ今変わりますので少々お待ちください」

P「俺宛ですか?」

ちひろ「はい、いつもお世話になってるディレクターさんからです」

P「ああ、あの人か。はい、お電話代わりました。はい、はい、いつもお世話になっております、
はい、あー、そうですか」

P(まずい、これ長くなるパターンだ……)

夕美「むぅ、可愛い私を待たせるなんて……でもお仕事だから仕方ないよねっ。
先に行ってくるね!」

P(し、仕方ないか……)イッテラッシャイ

夕美「はーいっ」

ちひろ「あ、夕美ちゃん!衣装!衣装は駄目ですよ!脱いでって!」

一時間後

P「長かった……あの人仕事してるのか?」

ちひろ「お疲れ様でした。夕美ちゃん先に行っちゃいましたねぇ。
今から現場に行きますか?」

P「いえ、もともと現場にはそう長時間いられなかったので、予定通りこのままテレビ局で打合せしてきます。
夕美が帰ってくるようなことがあったらそれとなく気をつけてあげてください。俺も急いで帰ってきますから。」

ちひろ「わかりました。何かあったら私からも連絡しますので。お気をつけてー」

P(この後ちひろさんからは連絡はこなかったものの、
局での仕事を終えて事務所に帰ると朝よりも更に疲れ果てたちひろさんが待っていた。
夕美はレッスンに関しては問題なかったものの一日中あんな調子であったために周囲の空気を悉くぶち壊していったらしい。幸いにも日ごろの行いの良さからか怒る人間は居なかったがそれでもちひろさんはその後のフォローに大忙しだったそうだ。明日こそはいつもの夕美に戻ってるといいが……)

幸子「おはようございます!可愛いボクが来ましたよ!」フフーン!

ちひろ「おはよう幸子ちゃん。早速で悪いんだけどもうおなか一杯だから少し静かにしてて欲しいな……?」

幸子「え、どうしたんですかちひろさん?体調でも悪いんですか?」

ちひろ「幸子ちゃんはいい子ねー……」ナデナデ

幸子「一体なんなんですか、もう……」

P「うう……こんなにも事務所の扉が重いと思ったことがあるだろうか……」

P「くそ、男は度胸だ!おはようございます!!」バターン

夕美「おっはようPさんっ!!今日も元気そうでよかったっ!!!」

P(よかった、今度こそ普通、だな……?)

P「も、もう大丈夫みたいだな。夕美、もし何か気分が優れなかったり、
何か思うところがあるならいつでも俺に相談してくれていいからな!」

夕美「?うんっっ、わかったよ!!ありがとう、Pさん♪」

P「これからいろいろと忙しくなるし元気出していこう!」

夕美「うんっ!!私もやる気百倍っ!元気千倍くらい頑張るねっっ!!!!」

P「(アカン)」

P「ゆ、夕美。そんなに頑張らなくてもいいんだぞ?
普通、そう、ニュートラルなテンションを維持するというのも大事なことで……」

夕美「私はいつもどおりだよっ!!それに気合いは大事だよっ!!
やる気と元気があればどんなことだって突破できるんだからっっっ!!!!」

P「」

P(全然大丈夫じゃなかったー!?)

乃々「おはようございます……早速ですけど今日はイベント準備しないで帰りたいです……」

夕美「おはよう乃々ちゃんっ!!今日も元気に頑張ろうねっっ!!」

乃々「え、なんですかいきなり……そんなグイグイ来られても困るんですけど……」

夕美「時間はあるし会場まで走っていくよっ!!さ、遅れないで私についてきてっ!!!」

乃々「朝から全力疾走とかもりくぼには無理です……いぢめですか……」

夕美「大丈夫っ!!身体を動かせば元気もでてくるよっ!!

じゃあ行ってくるねPさんっっっ!!!!」ガシ

乃々「いきなり掴まないでくださ……たすけ……むーりぃー……」

ダダダダダダダダダ……ムーリィー

P「……なんだろう、もうキャラの方向性とかじゃなくて単純に情緒不安定なのかなぁ……
そこで我関せずと仕事してるちひろさんはどう思いますか?」

ちひろ「……私のほうが長時間あの夕美ちゃんと接してたんですからプロデューサーさんより疲れてるんですよ?」グテー

P「それはご愁傷様です……夕美は入ってきた時からあんな調子でしたか?」

ちひろ「夕美ちゃんが来た時は私はちょうどお茶を淹れにいってたのではっきりとは確認してないですけど、あんなにうる
さくはなかったはずです」

P「謎だ、謎すぎる。気合いが空回りしてるとかそんな感じなんでしょうか?」

ちひろ「私にはなんとも言えませんねぇ。見ての通り体調は悪くないみたいですし、
現場で問題を起こしてるわけでもないようです」

P「幸か不幸かそこまで緊急性はないんですよね。レッスンとかはまともにこなしてるみたいですし」

ちひろ「とりあえず現場には年長者がいませんし、このままだと少し心配ではありますね」

P「メインで見ているのは今は夕美ですけど俺もいつも見てあげられるわけじゃないですし。ちひろさん、少し注意しておいてもらえませんか?」

ちひろ「仕方ないですね。わかりました、私も協力しますよ」
P「ありがとうございます。
単純に精神的な問題じゃなくて本人なりの努力や頑張りの可能性もありますし、
とりあえず暖かく見守ってなにか起こりそうになったら対処する感じでいいですか?」

ちひろ「はーい」

P「……ところで年長者ですけど現場には一応楓さんがいたはずじゃ」

ちひろ「あの人を年長者にカテゴライズしていいんですか?」

???「(年長者はいいねん、ちょー頼りになる…フフッ)」

P「……ちょっと厳しいですね…」

ちひろ「ね?」

P(少し朝に夕美がどんなキャラになってるか楽しみな自分がいる)

P「しかしこのまま手をこまねいているわけにはいかない……というわけでおはよう!」

ちひろ「おはようございます。毎日元気ですねぇ」

P「ははは、それが取り柄ですから!それはさておき今日の夕美は?」

ちひろ「今さっき来ましたよ」

P「……様子はどうでした?」

ちひろ「普通でしたよ?前回や前々回みたいにからまれなかったので助かりました」

P「ならよかった……昨日みたいなのは勘弁ですからね。じゃあいってきます」

ちひろ「御武運を」




P「お、おはよう、夕美」

夕美「あっ!おはようPさん!」パァ

P「おう、昨日はどうだ夕美「遅いよー!寂しかったよーっ!」うぉふ!?」ダキ

夕美「昨日すっごくがんばったんだよ?ね、えらい?わたしえらいっ?」

P「うお、ちょ、夕美、離れて!いろいろとやばい!」

夕美「えー、ほめてくれないの?」

P「褒める、褒めるから!ほら、とりあえず離れよう」

夕美「……はーいっ」シブシブ

P(今日の夕美はいつもとは別の意味でまずい。え、なにこれ誘われてるの?)

夕美「……」ソワソワ

P(上目づかいでそわそわしながら心なしか頭を差し出してる夕美可愛い)

P「よ、よく頑張ったなー、夕美はえらいぞー」ナデナデ

夕美「えへへっ♪わたし、もーっとがんばるから、いっぱい頭なでてくれるとうれしいなっ♪」

P「…よしよし!夕美は頑張り屋さんだなぁ!!」ナデナデ

夕美「~♪」

P(これもうこのままでいいんじゃないか)

ちひろ(いいわけないでしょ!なにアイドルといちゃついてるんですか!)

P(こいつ、脳内に直接…!?)

夕美「むぅ……」

夕美「…………」ションボリ

ちひろ(あらら、本当に寂しそうね)

夕美「……さびしいよぅ……Pさぁん……」

ちひろ「!」キュン

ちひろ「あー、そういえばおしごとがおわってちょっとさびしいなー。だれかはなしあいてがほしいなー」チラッ

夕美「!はい!はい!ちひろさんっ、わたしがおしゃべりあいてになってあげるっ!」

ちひろ「夕美ちゃん、ありがとう。じゃあお茶入れてくるから私とおしゃべりしてくれるかな?」ニコッ

夕美「うんっ、待ってるね♪」ニコニコ

ちひろ(……これもうこのままでいいんじゃないかしら……)

P(うーん、昨日の今日だ。多少のくっつきがあっても動揺しないようにしないと。
むしろああいうのだったらもっと来てほしいが…でも絶対違う気がするな…)

P「おはよう」オソルオソル

夕美「煩わしい朝顔ねっ!」(おはよう!)

P(やっぱり今日の夕美も変だった!)

P(今日は蘭子と似た系統だなぁ……大丈夫、解読はできるぞ)

P「なぁ夕美、ちょっといいか?夕美なりに色々考えてるとは思うけど、
俺は今の夕美のままで十分だと思う。とっても魅力的でかわいらしい子だと思ってるよ。」

夕美「ま、真かっ?狂言は朱色の鬱金香を咲かせよう///」(そ、そうかなっ?いきなりそんなこと言われると照れちゃうよ///)

P「だからもし今後の方向性とかで悩んでるならいくらでも相談に乗るし、
焦っていきなり変わろうとする必要なんてないんだからな?」

夕美「祝福を汝に♪我がハシバミに導かれ紡いだ、玉座で栄光を掴みし運命、偽りの黄泉路ではなかったと今、告げようっ」(ありがと♪うん、初めて出会ったとき私をもっと輝かせてくれる人だって感じた私の直観は間違ってなかったって今ならはっきりと言えるよっ)

P「ああ、ありが、とう……でいいのか……?」

夕美「恐れるな!フリージア咲き乱れし我が旅路を共に行こうではないか!」(どういたしまして!だからこれからもよろしくね、Pさん!)

P「は、はい(ちょくちょく花を入れてるあたり夕美っぽいな……)」

夕美「ふふ、血が滾るわ…!我は百合の姫君達と相まみえんっ。主よ、百花繚乱舞い踊る姫の姿、其の目に焼き付けよ♪」(ふふ、やる気がみなぎってきたよ!じゃあフレデリカちゃん達と合流してくるねっ。ちゃんとみんなが頑張ってるところ、見てあげて♪)

P「そうだ、な。うん、楽しみにしてるよ。俺も後から行くから……」

夕美「いざ参らん!」(いってきまーす!)

P「…………」

ちひろ「そんな目で私を見ないでください」

P「せめて助け舟を出すとか……」

ちひろ「わざわざ事故に会いにいく趣味はないです。というか本格的に夕美ちゃんまずくないですか?」

P「まさか蘭子への憧れがあったとは思わなかったです」

ちひろ「プロデューサーさんの目ってたまに恐ろしく節穴ですよね」

P「半分冗談ですよ。明日、夕美はオフですけど場合によっては個別面談に入ります」

ちひろ「そうしてあげてください。
でもここまでくるとアイドル主導のドッキリ企画なんじゃないかと思っちゃいますよね」

P「その可能性は無いとは思いますが……これ以上放置しておいていい問題でもないので明日決着をつけてきます!」

ちひろ「頑張ってください」

P「任せてください!」

ちひろ「……そしてこれ以上私の心労を増やさないようにしてくださいねぇ……」ニコォ

P「はい……(まゆより怖ぇ……)」

P「夕美になにが……面談するにしても翌日話してもしらばっくれてるというかなんというか自覚がない感じだし……
どうしたもんかな」ガチャ

晶葉「これでよし、と」

P「あれ、おはよう晶葉。こんなに早くになにやってるんだ?」

晶葉「おはよう助手。なに、新しい装置の実験だよ」

P「新しい装置ってその花瓶がか?」

晶葉「ああ。最近アイドルが増えすぎて助手も手が回らなくなってきたと思ってな。
助手のサポートのために開発したんだ。この花瓶に生けた花の香りや色によってアイドルのメンタルに影響を与える装置さ」

P「またすごいものを……つまりやる気を出させる色や香りの花を用意してこの花瓶にいれれば杏や乃々も元気に仕事に行ってくれるようになったりするのか?
そうだったらすごく助かるんだけど」

晶葉「流石にそんなに著しい効果は出せないな。でもオーディションの前にリラックスさせたりとかは出来るはずさ」

P「智絵里とかくるみとかに良さそうだな。
そういえばここの所毎日凛が花持ってきてくれてたっけ。毎日違う花を一輪ずつだったから少し不思議には思ってたけど」

晶葉「サンプルが欲しかったからいろいろな花を頼んでおいたんだ」

P(ん、待てよ?凛が花を持ってくるようになったのは一週間前からだったよな?
夕美がおかしくなったのも一週間前から。このあたりに何か原因があるのか?)

P(俺やちひろさん、ほかのアイドル達には効果がなかったのにしかしなんで夕美だけ……)

P(あれ、そういえば)ホワンホワン


夕美『Pさんのおかげで私も花開いて…輝けたかな?
ふふっ、紅葉葵の花言葉みたいな性格のプロデューサーだからだよ!』

P『へー、花言葉か。普段なじみがないからなぁ。どんな意味なんだ?』

夕美『それは自分で調べてみてね♪自分で教えちゃうのも恥ずかしいしさっ』

P『それもそうか。よしこれを機に色々と調べてみるよ』

夕美『色々な意味をそれぞれの花が持ってるのを知るのは楽しいし、気になった花の花言葉が知りたくなったら何でも聞いてね?』


P(花言葉か!!)ピキーン

夕美「おはようございますっ」

凛「おはよう」

P「二人とも!ちょうどいいところに来てくれた!」

凛「ちょうどそこで会ったから一緒に来たんだ。どうしたの?」

P「なぁ凛。最近いろいろな花を持ってきてたよな?」

凛「え、うん。晶葉に頼まれてたからね。ウチの店で売れなくなっちゃったやつだけど」

P「それってなにを持ってきたか覚えてるか?」

凛「えーと、晶葉に言われてメモってたはずだからちょっと待って。
初日がムスカリ。二日目がシコンノボタン。三日目がスイセン。四日目がカーネーション。
五日目がヒナギク六日目がオリエンタルポピーだね」

P「夕美、それぞれの花言葉わかるか?」

夕美「わかるよっ。順番に憂鬱、冷静沈着、自惚れ、情熱、無邪気、夢見がちだね」

P「あー……確かにそんな感じだったなぁ……」

凛「さっきから勝手に納得してないでちょっとは説明してよ」

夕美「さっきからどうしたの?」

P「いや、実はな」カクカクシカジカ





夕美「そんなことが……確かに普段見ないような花が飾ってあって不思議に思ってたんだけど。
凛ちゃんは知ってた?」

凛「私もまったく知らなかったよ。そもそも最近ほとんど事務所にいなかったしね」

P「やっぱり自覚がなかったか……
一時は誰かの生霊が憑りついたか、キャラづくりの失敗かと思って小梅か菜々に相談をしようと思ってたくらいだ」

凛「小梅ちゃんはともかく、今の例で菜々さんを出すのはやめてあげてよ……」

晶葉「ううむ……まったく予期してない効果だ。正式な稼働にはまだまだ改良の余地があるな……」

P「ん?でも必ずしも花言葉通りの性格になってたわけじゃないよな。晶葉、そのあたりどうなんだ?」

晶葉「おそらく知っている人物の中でその言葉から連想できる者の性格をトレースしたんじゃないかと」

P(自惚れで幸子、夢見がちで蘭子みたいになってたな……成る程)

晶葉「なにはともあれ一件落着だな!よかったよかった!」

P「待て晶葉。俺やちひろさんの許可なく無断で実験したんだ。
明日みっちり説教だからな?」ガシッ

晶葉「い、いや、私は助手のためを思って」

P「ふむ。確かに原因の一端が俺にあるのも事実だ。情状酌量の余地ありにしてやってもいいぞ」

晶葉「ホッ」

P「きらりと遊ぶか杏の子守か、愛海とマンツーマンレッスンか好きなのを選んでくれ」

晶葉「本当にごめんなさい反省してます助手からのお説教を受けるので勘弁してください」

P「よし」


凛「それにしても蘭子みたいな夕美かぁ。ちょっと見てみたかったかも」

夕美「えへへ……なんか自覚がなくても恥ずかしいねっ」

P「いろいろと戸惑ったけど普段見れない夕美が見れたから今思い返せばいい経験ができたのかな」

夕美「もうっ、恥ずかしいって言ってるのに!」

P「ははは、ごめんごめん」

夕美「……なら許してあげる♪」

P「夕美は優しいなぁ!」

夕美「あんまり調子に乗っちゃダメだよっ?」

キャッキャウフフ





凛「なにこの疎外感……。今回は私が持ってきた花が原因でもあるから強く言えないし」

晶葉「私にも何も言う権利がないな」

凛「晶葉に至っては元凶だしね。私なんて完璧に巻き込まれ損だよ」

晶葉「申し訳ない……」


P「おっと、こんな時間か。そろそろ行かないと。あいつらちゃんとラッピングとかしてるのかな……」

夕美「フレデリカちゃんとか乃々ちゃんとか普段はああだけど根はしっかりしてるから大丈夫だよ♪」

P「そうだよな。ちゃんと信用しないといけないな。よし、じゃあ行ってくるよ」

夕美「気を付けていってきてね♪」

凛「私もそろそろレッスンだから行くね。じゃあまた」

夕美「うんっ、凛ちゃんも気を付けてね!」



晶葉「さて、私も一度帰るとするか……助手にも迷惑をかけたし今回のことは猛省しないと」

夕美「失敗は誰にでもあるからあんまり気にしちゃだめだよ、晶葉ちゃん」

晶葉「ありがとう。
その、こんなことを言うのはずうずうしいとは思うのだが私に花について教えてくれないかな……?
どの花がどんな香りなのか、どんな色なのかとかそういう知識が欲しいんだ」

夕美「ふふ、いいよっ。じゃあ帰りにどこかによっていこうか♪」

晶葉「ああ!じゃあさっそくリラックス効果があるような花を教えてもらえないか!」

夕美「うーん、そうだね。じゃあ歩きながら説明するねっ!」





ちひろ「仕事していたとはいえ誰からも声をかけられないというのも寂しいもんですね……泣いてなんていませんよ、ええ、いませんとも」カタカタカタ、ターン





夕美「おはようございますっ!」

P「おはよう、夕美。昨日まで大変だったなぁ」

夕美「えへへ、そうだね♪でももう大丈夫だよっ」

P「無事におさまってよかった。うん、本当によかった……
よし、いよいよイベントも近くなってきたしそろそろ大詰めだぞ!」

夕美「みんな頑張ってるしきっと成功するよ♪」

P「そうだな。さて、しばらくしたら会場に向かって最後のリハーサルだ。準備はいいか?」

夕美「うん、ばっちりだよ♪」

P「ところで夕美、その花は?」

夕美「あ、気が付いた?」

P「そりゃ目立つ色だし手に持ってれば気が付くよ。きれいな赤色だな」

夕美「昨日いろいろあったから久しぶりにお花でも飾っておこうかと思って。
晶葉ちゃんみたいにはいかないけど花は見てる人の心を豊かしてくれるからねっ」

P「うんうん。ちなみにその花は?」

夕美「ダイアンサスっていうの♪ 結構珍しい花で偶然通りかかったお店で見つけたんだ」

P「うんうん。夕美は気の利くいい子だよ」

夕美「えへへ、ありがと♪それでPさん、何か活けておけるものあるかな?」

P「お、そうだな。ちょっと探してくるよ」

夕美「ありがと!」

P「うーん、ちょっと見当たらないな……」ガサゴソ

P「ごめーん、おーい、ゆm」

夕美「あ、テーブルの上にあった♪なにも入ってないしこれ使っちゃってもいいかなっ」

P「あ、ちょ、その花瓶だめ!」

終わり

ちなみにダイアンサス(ネロ)の花言葉は「あなたを熱愛しています」です。


レス分けるの忘れてました……
これで終わりです。ありがとうございました。
ダイアンサス(ネロ)の花言葉は「あなたを熱愛しています」です。
それではHTML依頼出してきます

起きて見直したら19と20の間が抜けているorz
以下挿入して読んでいただければ……



ピリリリ

P「うお!?(泰葉から?)はい、もしもし、どうし……乃々がいない!?机の下は?……ダメか!
とりあえず乃々は俺が探しに行くから清美もフレデリカもそこにいてチョコづくりを続けるように……フレデリカもいない!?奏も来てる?
ああ、もうすぐに行くからとりあえず様子を見といてくれ!悪い泰葉!」

夕美「どうしたの?なにかあったの?」

P「ごめん、夕美。ちょっとトラブルがあったみたいなんだ。このまま会場に様子を見に行ってくる」

夕美「わたしもっ!わたしも行くっ!」

P「この後マストレさんのレッスンがあるだろ?後は任せて夕美は夕美のするべきことをしてくれ」

夕美「むぅ……」

P「頼むよ、夕美。な?」

夕美「……はーい。がまんするねっ」

P「本当にごめんな夕美。気持ちはすごくうれしいよ」ナデナデ

夕美「……うんっ、おしごとがんばってね♪」

P「ああ、行ってくる!」

夕美「いってらっしゃーいっ!」

バタン

夕美
http://i.imgur.com/s5NoCP7.jpg
http://i.imgur.com/LwJOxES.jpg

輿水幸子(14)
http://i.imgur.com/4INI09n.jpg
http://i.imgur.com/4hPigaS.jpg

森久保乃々(14)
http://i.imgur.com/O5dHKie.jpg
http://i.imgur.com/qaRDjUq.jpg

池袋晶葉(14)
http://i.imgur.com/ut6RzOK.jpg
http://i.imgur.com/W4u2xZg.jpg

渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/5TL4Wko.jpg
http://i.imgur.com/beyGOj7.jpg

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