サトシ「こっちが相棒のピカチュウだ!」(111)

サトシ(2.2m)「宜しくな!シトロン!ユリーカ!」ゴゴゴゴ…

ピカチュウ(1.8m)「ピッカ!」ゴゴゴゴ…

シトロン「よ、宜しく……」

シトロン「(凄い迫力です…こんなに大きい人やピカチュウって存在するものなんですね……)」

ユリーカ「怖い…」

サトシ「なぁシトロン!お前もポケモン持ってるんだよな!?見せてくれよ!」キラキラ

ユリーカ「うわ…」

シトロン「いいですよ、最近捕まえたばかりですが」スッ

サトシ「おぉ!早く見せてくれよ!」

ケロマツ「…」ジー

シトロン「出て来て下さい!ホルビー!」シュッ

ポン

ホルビー「ホッビ!!」

サトシ「おぉ!初めて見るポケモンだぜ~!」ゴゴゴゴ…

ピカチュウ「ピカ~」ゴゴゴゴ…

ホルビー「!?」ビクッ

シトロン「すみません…ホルビーが怖がっているみた

サトシ「なぁシトロン!そのホルビーと俺のピカチュウでバトルしようぜ!」

シトロン「え」

ホルビー「」

サトシ「いいだろ?ピカチュウのカロス地方での初陣にもなるんだよ!」

ピカチュウ「ピカチュウ!」ムキッ

ユリーカ「ダメだよ!ホルビーが死んじゃうよ!」

サトシ「えー?ピカチュウがポケモンを死なせてしまう事は少ないから大丈夫だよ」

シトロン「(冗談じゃない…かくとうタイプのポケモンですら歯が立たない程に発達した筋肉を持つあんなピカチュウと戦うなんて……)」

ホルビー「ホッビ…」

シトロン「申し訳ありませんが、バトルはお断りします。命に関わる事なので……」

ユリーカ「うん、それがいいよ」

サトシ「おいおい逃げるのか?情けない奴らだな…戦ってみないと結果は分からないだろ?」

ホルビー「」ピクッ

シトロン「そんな安い挑発には乗りませんよ、ホルビーは嫌がっているんです」

シトロン「ポケモンの気持ちや考えも尊重してあげるべきです」

サトシ「つまんねーの…行こうぜピカチュウ」ズシンズシン

ピカチュウ「ピカ…」ズシンズシン

ホルビー「ホッビ!!」ザッ

サトシ「ん?」

シトロン「ホ、ホルビー!?」

ホルビー「ホッビホッビ!!!」

シトロン「(まさか…)」

サトシ「もしかしてそいつ、バトルがしたいんじゃないか?」

ユリーカ「ダメだよホルビー!危険だよ!」

ホルビー「ホッビ!!」ブンブン

シトロン「やめて下さいホルビー!」

サトシ「シトロン、ポケモンの気持ちも考えてあげるべきなんじゃないのか?」

サトシ「そう言ったよなお前」

シトロン「確かにそうですけど…」

ホルビー「ホッビホッビ!!」

シトロン「ホルビー…」

シトロン「(こんなに怒って…馬鹿にされた事がよっぽど悔しかったんですね…」

ホルビー「ホッビイイイイイイ!!!」

シトロン「(そうですよね…馬鹿にされっぱなしは悔しいですよね…!!)」

シトロン「分かりました!バトルを受けましょう!」

ホルビー「ホビ!!!」

ユリーカ「えっ!?本当にやるの!?」

サトシ「そうこなくっちゃ!」

ピカチュウ「ピカ!」

…………

シトロン「ルールは1対1でどちらかが戦闘不能になれば試合は終了でいいですね!」

サトシ「おう!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ホルビー「ホビ!!!」

サトシ「よーし!突っ込めピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」ダッ

ユリーカ「走る姿が気持ち悪い……」

シトロン「考え無しに突っ込んで来るとは甘いですね!ホルビー!あはをほるです!」

ホルビー「ホビ!!!」ズシャッ!!

サトシ「ピカチュウ!地面に向かってアイアンテールだ!」

ピカチュウ「ピカ~」ズゴゴゴゴゴ…

ユリーカ「え?なに?」

ピカチュウ「チ"ュウ"ッッ!!!」ブォンッッ!!!!!!!

ズドオオオオォォオオオオォン!!!

シトロン「うわああぁああ!」グラグラ

ユリーカ「わぁぁあああああ!」グラグラ

バキバキ……ドカーン!!

ケロマツ「ケロッ!?」ボトッ

サトシ「よぉし!いいぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」ズシン

シトロン「な…何ですか今の威力は!!!?」

ユリーカ「物凄い地震だったよ!木が倒れてる!!」

ホルビー「」

シトロン「ホルビー!大丈夫ですか!?」ダッ

ユリーカ「お兄ちゃん!」ダッ

サトシ「おいおい平気か?」

ホルビー「…」ピクピク

シトロン「何とか生きてます…よく頑張りましたねホルビー……」

サトシ「あぁ、早くポケモンセンターに連れて行こう」

パシュッ

サトシ「」ピクッ

ピカチュウ「」ピクッ

サトシ「危ない!」グイッ

シトロン「うわっ!」

ユリーカ「なに!?」

ピカチュウ「ピカ!」ヒュン

バサァッ

シトロン「ネット…?ですか?」

サトシ「何だこれは一体!」ゴゴゴゴ…

ムサシ「何だかんだ(ry」

コジロウ「答えて(ry」

ニャース「にゃーんてな!」

サトシ「お前ら…ロケット団!」ドンッ!!!

ピカチュウ「ピカッ!」ドンッ!!!

シトロン「(サトシとピカチュウから何らかのオーラが…)」

ムサシ(2.4m)「ジャリボーイ!今日こそピカチュウをいただくわよ!」ゴゴゴゴ…

コジロウ(2.5m)「無駄な抵抗はやめておけ!」ゴゴゴゴ…

ニャース(2m)「さぁ覚悟するニャ!」ゴゴゴゴ…

ソーナンス(2.2m)「オ"ォ"ナンス……」ゴゴゴゴ…

ユリーカ「ひいぃ……」

シトロン「(あの人達からも凄いオーラが……)」

サトシ「ロケット団!今はお前達の相手をしてる場合じゃないんだ!」

ピカチュウ「ピカッ!」

サトシ「ピカチュウ!10万ボルトだ!」

ピカチュウ「ピ~……」バチバチバチバチバチ

ピカチュウ「カア"ァ"ッッ!!」ズギャギャギャギャ!!!!!!!

シトロン「うっ…凄い10万ボルトです」

ムサシ「無駄よ!」

ソーナンス「オ"ォ"ッ!!」ヒュン

ソーナンス「オ"ォ"ナンスッ!!」バチバチバチバチ

シトロン「あれはソーナンスのミラーコートです!」

サトシ「チィッ…!」

シトロン「(ん…?あの威力の10万ボルトが更に倍になって跳ね返って来たら…)」ゾクッ

シトロン「逃げますよユリーカ!辺り一帯が消し飛びます!」ダッ

ユリーカ「わあぁッ!」ダッ

サトシ「危ないピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカッ…!」

ドッカアアアアァァアァァアアン!!!!!!!!!!

シトロン「うわあああぁぁぁーー!!」ピュー

ユリーカ「飛ばされるーー!!」ピュー

サトシ「くっ…」

ムサシ「さすがソーナンス、やれば出来る子」

ソーナンス「オ"ォ"ナンス…」

サトシ「ピカチュウ!大丈夫か!」

ピカチュウ「ピカァ…」

サトシ「お前…わざと避けなかったのか?」

ピカチュウ「ピッカ!!」

シトロン「(そうか…避けていたら辺り一帯が消し飛んでいた…ピカチュウはそれを防ぐために……)」

サトシ「ピカチュウ!まだやれるか!?」

ピカチュウ「ピカチュー!」ドンッ!!

サトシ「よぉし!じゃあ…」

ケロマツ「ケローッ!!」ピョーン

ケロマツ「ケロッ!」スタッ

サトシ「あれ?何だこいつ?」

シトロン「あれは…」

ユリーカ「ケロマツだよ!」

サトシ「ケロマツ?」

ムサシ「何よ!あんたもやる気なの!?」

コジロウ「こうなったらお前も纏めてゲットしてやるぜ!」

ケロマツ「ケロッ!」ピョン

>>13

×あはをほる
○あなをほる

ケロマツ「ケロ~…」ブチッ

ケロマツ「ケロッ!ケロッ!!」シュババババ

サトシ「何だあの技は?」

シトロン「成る程、粘着性のあるケロムースを使って敵の動きを封じる作戦ですね」

サトシ「でも……」

ムサシ「スピードが無いわね~」ヒュンヒュン

コジロウ「こんな攻撃が俺達に当たると思ってんのか?」ヒュンヒュン

ニャース「舐められたもんだニャ」ヒュンヒュン

ソーナンス「オ"ォ"ーナンスッ!」ヒュンヒュン

ケロマツ「…」

サトシ「なにやってんだケロマツ!あんな遅い技が当たるわけないだろ!!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ケロマツ「…」

シトロン「次元が違いますね……」

サトシ「もういい!ピカチュウ!でんこうせっかだ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ヒュッ

シトロン「え?消え……

ドッカアァァーーン!!!

ロケット団「やな感じー!」ピュー

ソーナンス「オ"オ"オ"ォ"オ"ナンスッッ!!!」ピュー

キラン

サトシ「やったぜピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」ドスン!!

シトロン「(今のでんこうせっか…全然見えなかった……)」

サトシ「よし、早くホルビーをポケモンセンターへ…」

シトロン「待って下さい、ここからならポケモンセンターよりプラターヌ博士の研究所の方が近いです!」

サトシ「プラターヌ博士?」

シトロン「カロス地方のポケモン博士です。ポケモンの事なら何でも知ってる筈です!」

サトシ「よし分かった!方角は?」

ユリーカ「あっちの方だよ!着いて来て!」

サトシ「オッケー!行くぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

ビュンッ!!!!!!!!!!!

ユリーカ「え?」

シトロン「あ……」

ギュオオオォォォォ!!!!

ユリーカ「行っちゃった…」

シトロン「ホルビーのモンスターボールは僕が持ってるのに…」

ユリーカ「とにかく追いかけようよ!」

シトロン「そうですね」

…………

サトシ「すいませーん!!」バキィッ!!

ピカチュウ「ピカッ!」バキバキ

サトシ「雰囲気が研究所っぽいからこの建物で合ってる筈だ!」ズシン…

サトシ「プラターヌ博士はいませんかー!!」

プラターヌ「何の音だね…」スタスタ

サトシ「あぁッ!貴方がプラターヌ博士ですか!?」

プラターヌ「僕がプラターヌですが…」

サトシ「お願いします!ホルビーが怪我を負ってしまっているんです!治療してあげてください!」

プラターヌ「あー…治療ですね、分かりました……」

プラターヌ「(扉が粉々だ……)」

サトシ「じゃあ今ホルビーを………あっ……」

10分後

ユリーカ「サトシー!」

サトシ「ユリーカ!遅かったじゃないか!」

ユリーカ「サトシの足が速すぎるんだよ……」

プラターヌ「貴方は、この子の保護者ですか?」

サトシ「そんな事いいからホルビーの治療をお願いします!!」ゴゴゴゴ…

ピカチュウ「ピカピカ!」ゴゴゴゴ…

プラターヌ「分かった。ソフィー!来てくれ!」

ソフィー「はい!」タッタッタ

サトシ「あれ?シトロンは?」

ユリーカ「もう少しで来ると思うけど…」

シトロン「すいませーん…遅れました……」ヨロヨロ

ケロマツ「ケロッ!」

ユリーカ「お兄ちゃんおそーい!」

シトロン「ホルビーは無事ですか…?」

サトシ「今、治療中だ!」

プラターヌ「ん?ケロマツじゃないか!」

ピッピッ

ウイーン

シトロン「ホルビー……」

プラターヌ「大丈夫だよ、彼女の腕はピカイチだから」

シトロン「…」

サトシ「ごめんなシトロン、俺のせいで……」

ピカチュウ「ピカピ…」

シトロン「いいんですよ、バトルで怪我は付き物ですから」

プラターヌ「そのポケモンとバトルしたのかい?」

シトロン「はい」

ピカチュウ「ピッカ!」

プラターヌ「(何だこのポケモン…)」

……

プラターヌ「僕はプラターヌ、カロス地方のポケモン研究科だ」

サトシ「俺、マサラタウンのサトシって言います!こっちは相棒のピカチュウ!!」

ピカチュウ「ピカ!」

プラターヌ「ピカ……チュウ……?」

ユリーカ「私はユリーカ」

シトロン「シトロンと言います」

サトシ「今日、カントーから着いたばかりなんです」

プラターヌ「カントーから来たのですか…」

ケロマツ「ケロケロ」

ガブリアス「ガブガブ」

サトシ「おぉッ!ガブリアスじゃないか!」ガタッ

プラターヌ「とても気のいい奴ですよ」

シトロン「カッコいいですね~」

ユリーカ「触ってみたーい!」

プラターヌ「いいよ、触ってごらん」

ガブリアス「ガブ?」

サトシ「こんにちはガブリアス!お前ケロマツと仲いいんだな~」ゴゴゴゴ…

ピカチュウ「ピカピカ~」ゴゴゴゴ…

ガブリアス「」ダラダラ

シトロン「(凄い汗が…)」

プラターヌ「ポケモンはガブリアス以外にも沢山いるよ」

ユリーカ「本当!?」

プラターヌ「コメット、ガブリアスを頼んだよ」

コメット「うーっす」

プラターヌ「着いて来てごらん」スタスタ

ユリーカ「わーい!」タタタ

シトロン「僕はホルビーと一緒にいます」

サトシ「俺も一緒に居るぜ!」ドンッ!!

ピカチュウ「ピッカ!」ドンッ!!

ピシッ…

ピシピシッ……パリーン!!!

シトロン「わああッ!!」

ケロマツ「ケロッ!!?!」

ソフィー「何事なの!!」

シトロン「サトシ!気を静めてください!」

サトシ「あ、ごめん」スゥ…

ピカチュウ「ピカ……」スッ

シトロン「僕達が危ないからサトシ達は離れていてください」

サトシ「わ…分かったよ……」



プラターヌ「今、凄い音がしたような」

ユリーカ「わーい!ポケモンがいっぱーい!」

マリル「マリー」

ジグザグマ「ジグジグ」

サトシ「おぉ!すげー!」ズシンズシン

ピカチュウ「ピカチュー!」ズシンズシン

ポケモン共「」

ワー

キャー

ユリーカ「あっ!?ポケモン達が!」

プラターヌ「逃げて行っちゃったね……」

サトシ「え~?どうしてだよ」

ピカチュウ「ピカピ~?」ムキッ

シトロン「皆さーん!」

プラターヌ「ところで君達、ポケモンに進化にもう一段階、別の進化があると言ったら信じるかい?」

サトシ「もう一段階?」

シトロン「まさか、ガブリアスも更に進化が出来るというわけですか?」

プラターヌ「その可能性があるんだよ」

サトシ「へぇ~」

プラターヌ「各地でその進化の報告が相次いでいてね、研究者達の間ではメガ進化と言われてたりうんたらかんたら…」

……

コジロウ「へぇー、メガ進化ね」

ニャース「何だかカッコいいニャー」

ムサシ「私、決めた!ここのポケモン全部ゲットしちゃいましょう!」

コジロウ「ついでにメガ進化の情報もゲットだ!」

ニャース「全てはサカキ様(2.7m)のためニャ!」

ソーナンス「オ"オ"ォ"ーーナンス!!」



ムサシ「すいませーん!」ズシン

コジロウ「メガ進化研究科の者ですがー!」ズシン

ソフィー「ひっ…」

コメット「どうしました?」スタスタ

ガブリアス「ガー」スタスタ

ケロマツ「ケロ?」スタスタ

ニャース「研究のお手伝いに来ましたニャー」ゴゴゴゴ…

ガブリアス「…」ダラダラ

ケロマツ「ケロッ!」

サトシ「」ピクッ

ピカチュウ「」ピクッ

サトシ「感じる…」

シトロン「え?」

プラターヌ「どうかしたのかい?」

サトシ「この研究所に悪者がいる…」

ユリーカ「何も感じないけど…」

サトシ「行くぞピカチュウ!」ヒュン

ピカチュウ「ピッカ!」ヒュン

ムサシ「ちょっと大人しくしてて下さいねー」トンッ

ソフィー「」バタッ

コジロウ「すぐに終わりますからねー」トンッ

コメット「」バタッ

ニャース「ガブリアスも大人しくするニャ」ギュウウゥゥゥ…

ガブリアス「………ゲホッ…………!!」バタバタ

ケロマツ「ケロッ!ケロッ!」

コジロウ「よーし、後はこのリングを首にはめるだけだぞ」ガシャッ

ガブリアス「ガッ…!」

ニャース「さぁ、一緒に来るニャ!」グイッ

ムサシ「何言ってんの!?もっとポケモンゲットして行くって言ったでしょ!!」

ニャース「無理ニャ!今、ジャリボーイがこっちに接近中だニャ!」

ムサシ「あ……そう言われたら大きな気が近付いて……」

サトシ「ピカチュウ!でんこうせっかだ!」

ピカチュウ「ピッカ!」ヒュッ…

ニャース「ほら来たニ

ドッカアアアアアァァアァァアン!!!!!!!!

ロケット団「やな感じー!」ピュー

キラン

サトシ「やったぜ!」

ピカチュウ「ピッカァ!!」

ケロマツ「ケロッ!」

プラターヌ「サトシ君、一体何が…」タッタッタ

サトシ「研究員やガブリアスが気絶してます…ロケット団の仕業です…!」

シトロン「またあいつらですか…」

ユリーカ「ねぇ、ガブリアスの首に付いてるの何?」

サトシ「本当だ、輪っかみたいなのが…」

ガブリアス「」パチッ

ガブリアス「ガアッ!!」ズオッ!!!!

ユリーカ「きゃあ!」

サトシ「!!?」ドッ

ズドオォォオン!!!!!!

シトロン「サトシ!!!」

ユリーカ「サトシ!?」

プラターヌ「サトシ君!!?」

ケロマツ「ケロッ!!」

ピカチュウ「ピカ」

ガラガラガラ…

ガブリアス「ガアアアアア!!」タッタッタッ

シトロン「ガブリアスが外に!!」

プラターヌ「大変だ…サトシ君がガブリアスのはかいこうせんをまともに受けてしまった…」

ユリーカ「サトシ!大丈夫!?……だよね?」

ドォンッ!!!!!!

サトシ「あぁ!もちろんだぜ!」ゴゴゴゴ…

シトロン「ですよね」

プラターヌ「何故、無事でいられるんだ君は」

サトシ「少し油断しちまったぜ!!」

ピカチュウ「ピカ~」

サトシ「それよりガブリアスが心配だ!早く追いかけようぜ!」

プラターヌ「僕は気絶した2人の様子を診ているよ」

サトシ「分かりました!」タッタッタ

シトロン「ガブリアスは何処に行ったんでしょう…?」タッタッタ

ユリーカ「全然見当たらないよ…」ザッ

サトシ「大丈夫だ、あっちからガブリアスの気を感じる!」

ピカチュウ「ピカ!」

サトシ「急ぐぞ皆!」ギュオッ!!!!!!

ピカチュウ「ピッカァ!!」ギュンッ!!!!!!

シトロン「あ…」

ユリーカ「また行っちゃった」

ケロマツ「」

キャーキャー
ワーワー

チュドーン

ガブリアス「ガアアア!!!」ドオッ!!

ドッカーン

ジュンサー「住民の皆さん!危険ですので避難して下さい!」

ガブリアス「ガブ…!」バサッ

ギュオオオォォォ…

レポーター「現在、ガブリアスはプリズムタワーへ向かっています!」

ガブリアス「ガアッ…」スタッ

ガブリアス「ガアアアアアア!!」ドオッ!!!

レポーター「くっ…プリズムタワーに着いた現在でもガブリアスは暴れ続けています!」

ヒュンッ

レポーター「ん?あの影は何でしょう?」

サトシ「ガブリアスーー!!」ピョーン

ピカチュウ「ピカー!!」ピョーン

スタッ

サトシ「ガブリアス!しっかりしろ!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ガブリアス「ガアアッ…」バサッ

サトシ「あっ!おい!」

ギュオオオォォォ…

レポーター「今度はタワーの頂上まで飛んで行くようです……それにしてもあの男は…?」

サトシ「待てッ!!」ダッ

ピカチュウ「ピッカ!」ダッ

レポーター『突如現れた謎の男とポケモン!垂直なタワーを走って登って行きます!』

セレナ母「見てー、これ凄い事になってるわよ」

セレナ「私の顔も凄い事になってるんですけどー」

セレナ母「こんな超人って存在するものなのね」ズズッ

レポーター『男が頂上まで登って来ました!一体、何者なのでしょう?』

セレナ「えっ…?この人って……」

ヒュオオオォォォォ…

サトシ「落ち着けガブリアス、俺達はお前を助けに来たんだ」スタスタ

ガブリアス「ガアッ!!」ドオッ!!

サトシ「そのリングが原因なんだよな?今、取ってやるから安心しろ!」ヒュン

ガブリアス「ガアッ!!」ドオッ!!

ピカチュウ「ピカピカァ…」ヒュン

レポーター「謎の男とポケモン…華麗な動きでガブリアスのはかいこうせんをかわしています……」

ガブリアス「ガアァァ…」ガクッ

サトシ「今だ!」シュンッ!!!!!!

シュバババババ!!!!!!

パリーン!!

サトシ「よし!リングが割れたぞ!」ザザッ

ピカチュウ「ピカッ!」パチパチ

ガブリアス「ガアッ……ハアッ………」

サトシ「よくやったなガブリアス、偉いぞ」

ガシャーン!!

ピカチュウ「!?」

ピカチュウ「ピカー」ヒュー…

サトシ「あぁ…ピカチュウの奴何やってんだよ……」

レポーター「た…!?大変です!ポケモンが足場を崩して落下中です!」

プラターヌ「あんな所から落ちたら一溜まりもないぞ!?」

シトロン「ピカチュウ!?」

ユリーカ「危ない!!?」

ヒュウウゥゥゥ…

ピカチュウ「ピカッ!」ガシャアアアァァァァン!!!!!!!!

ピカチュウ「ピカ~」ポリポリ

シトロン「え…?」

ユリーカ「だ……大丈夫なの?」

ケロマツ「…」

ピカチュウ「ピッカ!」

ヒョオオオォォォォ……

サトシ「全くドジだなぁ、ピカチュウは」

ガブリアス「」

仮面「来てみたらもう終わってたぜ」

メガバシャ「バシャ」

セレナ「よかったぁ…」

セレナ母「凄いってレベルじゃなかったわね」

セレナ「間違いない…あれはサトシだ……」

翌日

プラターヌ「昨日はぐっすり眠れたかい?」

サトシ「はい!」

ピカチュウ「ピカ!」

ユリーカ「全然ぐっすりだったね!」

シトロン「お世話になりました」

プラターヌ「サトシさんはこれから最初のジム戦に向かうんですよね?」

サトシ「はい!俺、カロスリーグに出場したいんです!」

プラターヌ「時にサトシさん、貴方はカロス地方のポケモン図鑑は持っていますか?」

サトシ「いえ、持ってないです…」

プラターヌ「ではこのポケモン図鑑を渡します」スッ

サトシ「えぇ?!ありがとうございます!」

プラターヌ「これからの冒険、頑張って下さいね」

サトシ「よーし!じゃあ行っくぞー!!」ズシン

ケロマツ「ケロッ!」

サトシ「あれ?ケロマツ?」

ケロマツ「ケロッ!」

シトロン「きっと、サトシと一緒に冒険がしたいんですよ!」

ユリーカ「うん!そうだよ!」

サトシ「そうなのか?ケロマツ」

ケロマツ「ケロケロ!」コクッ

サトシ「分かった!じゃあバトルだ!!」

ケロマツ「ケ」

サトシ「ゲットするならまずはバトルだ!」

ケロマツ「…」ブルブル

シトロン「サトシ、ケロマツはバトルしたくない様ですが…」

サトシ「何言ってんだシトロン!ポケモンはバトルで弱らせてからゲットするもんだぞ!」

サトシ「そんなの基本だろ?」

シトロン「ケロマツ、バトルしたいですか?」

ケロマツ「ケロッ!」ブンブン

シトロン「嫌だと言ってますよ、別にバトルしなくてもポケモンのゲットは可能なんですよ。ポケモンが本心でトレーナーに着いて行きたいと言うのなら」

サトシ「甘ったれてんじゃねぇ!!」ドンッ!!

ピカチュウ「ピッカァ!!」ドンッ!!

シトロン「うわぁ!!」

ユリーカ「きゃあ!」

ケロマツ「ケロ…」

サトシ「さぁ来いケロマツ!バトルだバトル!」ガシッ

ケロマツ「」



サトシ「よーし!行くぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ケロマツ「ケロオオォォォ!!!」

シトロン「もうヤケになってますね」

ユリーカ「ケロマツ…どうか死なないで……」

サトシ「ピカチュウ!アイアンテール!」

ピカチュウ「ピカッ!」シュッ!!!!!!

ズドオオオオォォオオオオォン!!!

グラグラグラ…

シトロン「また地震ですか!?」グラグラ

ユリーカ「それに凄い土煙…」グラグラ

サトシ「いいぞピカチュウ!」

シトロン「ケロマツは…?」

ケロマツ「」

シトロン「やっぱり…」

サトシ「よーし!チャンスだ!」

ピカチュウ「……ピカァ?」

ケロマツ「…」チラッ

シトロン「ん?」

ユリーカ「サトシ!今だよ!」

サトシ「任せろ、行くぞッ…!」ゴゴゴゴ…

シトロン「(ケロマツ…アイアンテールをかわした後に死んだふりですか…)」

サトシ「モンスターボール!」ブォンッ!!!!

ギュオオォオォォォォオッッ!!!!!!!!!!!!!

シトロン「え、はや」

ケロマツ「ケ



サトシ「よーし!ケロマツゲットだぜ!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」ムキッ

シトロン「ケロマツは生きてるんですか…?」

ユリーカ「あんな速度でモンスターボールぶつけられて……」

サトシ「出てこいケロマツ!」ポンッ

ケロマツ「………ケ…」ピクピク

サトシ「ケロマツ!!?」

シトロン「瀕死じゃないですか…」

ユリーカ「早くポケモンセンターに連れて行かないと!」

サトシ「そうだな…コイツはきっと強くなるぜ…」

新たな仲間を手に入れたサトシ。
彼等の旅は、まだまだ続く。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月18日 (水) 16:41:32   ID: -5O5Y8OI

平均身長がワンピース並かwww

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