ロリババアといちゃりたい。 (875)

真っ白なさらふわヘアー。
水色に澄んだジト目。
白いワンピース。
幼い小さなからだ。

俺は明晰無でついに!ロリババアを作り上げた。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394643322

俺「はじめまして…」

ろり婆「…」ジーッ

俺「たまらねぇー!!!」

もう、ギュってして胸に顔うずめてスリスリしちゃうーーー!!!
甘い匂いだーふふふ。

ろり婆「…」

俺「さぁ、なでなでしておくれ!」

ろり婆「ふっ」

微笑を浮かべるろり婆。
俺はその姿を逆さまに見ていた。
逆さま…?

俺「ぐはっ…!」

ろり婆「ふふっ…」

俺「馬鹿な!ここは俺の世界…!」

ろり婆「甘いわ小僧」

俺「!?」

ろり婆「礼儀を知らぬのか?」

…!
そう、だよな!確かにいきなりはまずいよな!

俺「失礼しました!ぎゅってしてなでなでしてほしいです!お願いします!」

ろり婆「や」

俺「え?」

ろり婆「嫌じゃ」

俺「なぜ…?」

ろり婆「わしがなぜそんなことせんといかん?」

俺「いや…それは…ここは」

ろり婆「いや…等と否定の言葉を口にする立場か?」

俺(ここは俺の世界なんだ!好き放題して当たり前だろ!)

ろり婆「ふぁ~あ」

俺「あの…どうしたらいいんでしょうか?」

ろり婆「はよ目ぇ覚ましてわしを二度と…」

俺「隙あり!」ぎゅうっ!!!

それっ☆髪の毛はむはむしちゃうよー!

ろり婆「ふっ」

俺「残像…!?」

俺「なぜだあああああ!!!」

本来なら…

ろり婆「もぅ、おまえさんは本当に甘えんぼうさんじゃのう」

なーんて感じだったのに!!!

ろり婆「ふふ…」

俺「わかりました。10分肩揉みますので10分胸揉ませてください」

ろり婆「…最っ低なやつじゃの。あほか」ヤレヤレ

俺「ふふ…」

ろり婆「…っ!」

一瞬にして両手両足を紐に縛られたろり婆。

俺「仕方ないので、少し荒くいかせて…っ!?」

ろり婆「ふふ…」

俺「馬鹿なっ!なぜ俺が亀甲縛りに!!!」

ろり婆を捕縛していた紐は消えている。
どういうことだ?

俺「全身を凶器に変える『死神のラブソング』を習得していなければ詰んでたな…」

ろり婆「はよぅ目ぇ覚まさんとしぬことになるぞ?」

くーっ!こけにしちゃって!悔しい興奮しちゃう!
…しかし、本当にどうしよう。
残像に創造。能力は互角か…

俺「あっ!そっか…!」

ろり婆「?」

俺「裸になぁれ☆」

まるでポップコーンが弾けるようにろり婆のワンピースは弾けとんだ。
白く透き通った裸体が…

俺「現れ…ない!?」

ろり婆「水着…わしはあまり好かんな、ピッチリで」

俺「くっ!まぁいいだろう…マイクロビキニまで追い詰めてやったわ」

まるでシャワーを浴びているかのごとく男のパジャマはするりと消え、その下には新たな服が着せられていた。

俺「はうあっ!スーツを着せられただと!?」

ろり婆「似おうとるぞ」

俺「うへへ、そっかな?」

って!ろり婆着物着てるやんっ!

俺「マイクロビキニはあああああ!?」

何を焦っている俺?
落ち着け、まずは合体よりもイチャイチャが目的だったろ。
そう、イチャイチャするために…

俺「参ったな、はは!ちょっと休憩にしませんか?」

ろり婆「いや、いらぬ」

俺「ほら、畳と座布団と丸いちゃぶだいと和菓子にお茶!全部一瞬でこの通り!ね?」

ろり婆「いらぬとゆーとるじゃろ」

俺「いいから座って」

ろり婆「やれやれ…」

座ってくれた!!!

ろりばぁ「なぜ隣に座る?」

俺「別に?膝枕とか期待してないですよ?」

ろり婆は大きく深呼吸した。

ろり婆「むむ…これじゃあ あーん し辛いのぅ」

俺「!?」サッ!

ろり婆「はい、あーん」

俺「あーんっ!」

ろり婆「ふふ、うまいか?辛子の中にワサビを入れた特製饅頭は」

俺「うん!すっごく美味しいよ!」

ろり婆「!?」

ろり婆が作ってくれたんだ!
あーんしてくれたんだ!
美味しくないわけがない!

俺「うまああああい!!!!!」

ろり婆「っ!」ビクッ

俺「もっかいあーんして!」

ろり婆「あー全部食ってしもうたわ。すまん」

俺「作ってよ」

ろり婆「ふぇ…」

俺「作れるだろ?余裕で」

ろり婆「無理じゃ」

俺「なんで?」

ろり婆「材料」

ドン!

俺「はい、材料と調理器具」

ろり婆「…」

俺「あれれー?どうしたんですか?」

ろり婆「わしはいかんせん料理が下手での」

ろり婆の手をぎゅっと握る。

俺「一緒に作ればよくね?」

ろり婆「は、離せ…膝枕してやるから、な?目が怖いぞ?」

俺「えへへ!」

そう。精神攻撃。
これなら勝てる。
ただ攻めるんじゃない。
じわじわと…心を奪えばいい!

俺「まず膝ぽんぽんして、おいで?をお願いします」

ろり婆「…おいで」ぽんぽん

俺「もう、しょうがないな!結構恥ずかしいんだよ!」

これは!?

俺「う、うさぎだと!?」

ろり婆「ふふ…」

諦めていなかったのか!

俺「だが、俺はこれを利用する!!!みんなは真似しないでね!」

うさぎぽーい

ろり婆「ば!ばかもん!」

うさぎはろり婆の力で消えた。
しかし

俺「後ろはもらった」

うひょおおお!!!!!
後ろから ぎゅっ たまんねぇ!

体重を後ろにかけることにより、二人は座る形となった。

俺「好き」

足の間にろり婆を座らせ、頭の上に顎を乗せ、優しくも愛を込めて抱き締める。

俺「これが幸せっ!」

ろり婆「…」

俺「ついに諦めたか…まったく柔らかくて温かくていい匂いだぜ。」くんかくんかすーはーすーはー

ろり婆「や…」

俺「小さい胸も可愛いよ」さわ…

ろり婆「もぅ…」

俺「キス、しよっか?」

俺「…!?」

ろり婆「どうした?」

俺「卑怯な!!!」

ろりばぁ「ふふ…」

俺「男になっている…!?」下をさわさわ

ええい!和服に直接手を突っ込む!

男「これは…本物!?」

ろり婆「ば、馬鹿者…!」

俺「しかし下は男!?確かめようにも!ああ!和服めんど!脱がすか!」

ろり婆「な、何をする!やめんか!」

男「ははははは!」

ろり婆「…さて」

男「上!?」

男の頭上に逆さまに立つろり婆。
ふっと再び姿が消える。

ろり婆「それは質量をもった残像じゃ」

俺「残像すげぇ!」

ろり婆「いい加減諦めてはよぅ…て、お前さん!何をしておる!?」

俺「え?これ消えないしとりあえず脱がして」

ろり婆「解除じゃっ!」

俺「やれやれ、俺は普段から妄想に育てられてきたんだ。本物じゃないとわかったところで諦めはしないぜ?」

ろり婆「ここまで病的とはな…」

俺「なぁ、さっき、お前さんって呼んだよな?」

ろり婆「覚えておらん」

俺「やれやれ…いいか!あんたはこの状況を楽しみ、俺に心を開きつつあるってことだ」

ろり婆「…!!!」

俺「ふふ…」

ろり婆「わしは…」

俺「!!!」

ろり婆「わしはな…」ぐすっ

俺「な、泣かないでくれよ、ごめんなさい!相次ぐ変態行為をした俺が悪かったです!」

ろり婆「わしは泣いてなどおらん…」ぐす…

俺「本当にすみませんでした!」

頭をなでなでして涙を指で拭う。

ろり婆「…いいか、よくきけ」ズズッ

俺「はい」

ろり婆「抱きしめようとするな」

俺「はい」

ろり婆「お前さんはな、もう時期死ぬ」

俺「はあああああああ!?」

ろり婆「嘘ではない!わしは神様よりちょっとばかし下の神様じゃ」

俺「はぁ?」

ろり婆「お前さんは確かに変態じゃ。しかしの、優しい心をもっておる」

俺「うへへ」

ろり婆「犬のフンを踏み、立ち止まったところを車にはねとばされ小川に落ちたお前さんを、日頃の行いに免じ、お偉い神様の使いで助けてやろうとしたわけじゃ」

俺「壮絶な交通事故だな。で、何でそれを先に言ってくれなかったの?」

ろり婆「お前さんが助けるに値する人間かお話にきたんじゃが…」

俺「じゃあ…」

ろり婆「明晰夢と勘違いし、いきなり襲ってきては子作りまでしようとしたの?」

俺「いや…」

ろり婆「ん?」

俺「えーと…」

ろり婆「こんな幼子に」

俺「ロリババアな」

ろり婆「…」

俺「なんでもないです。ごめんなさい」

ろり婆「どうしたもんかのぅ…ちなみに今、現実でのお前さんは霊安室じゃ」

俺「死んでるじゃねえか!!!」

ろり婆「無駄な時間かけるからじゃ。わしは一度、死ぬぞ?と忠告したじゃろ」

俺「気付くか…」ガクッ

頭なでなで

俺「え…?」

ろり婆「いいか、約束しろ」

俺「何を?」

ろり婆「一万歩譲って妄想は許す。じゃが、二度と!明晰夢を利用して幼子にイタズラするでないぞ」

俺「じゃあ今イタズラして死ぬか…」

ろり婆「…」キッ!

俺「はい。ごめんなさい」

ろり婆「じゃあ元気での」

ほっぺにちゅっ

俺「!?」

ろり婆「お前さんはこれから一生女子に嫌われ孤独に死ぬ。あまりにも可哀想じゃから、最後に神様からのサービスじゃ」

俺「え!?ちょ…!」

ろり婆「さらばじゃ…」スッー

い、愛しのロリババアアアアア!!!!!

俺「はっ!」

ここは…確かに霊安室…

俺「とりあえずトイレで抜くか…いてて…」ヨイショッ


おわりじゃ。

第2部
現実にだって夢はある。

私立ガールフレンド高等学校(仮)
この学校には素敵な、魅力的な先生がいる。
腰まで伸びた黒髪、少し垂れた目、薄い唇、小ぶりな胸。
そして…身長が小学生!!!

その情報を高校どこ行こっ…てひまつぶし程度に色々な高校のHPを見ていたときに見つけた俺は、必死に勉強したかいあって無事入学したのだった。

それから2年、その先生と随分親睦を深めた。
そして高3も終わりに近づきはじめた今日、俺は大学受験の為にその先生に二人きりで勉強を教えてもらう権利を手に入れた。
担任で良かった。結婚もしてなくて良かった。
俺は神に感謝した。

ありがとう!

ちなみに先生は27らしい。
みえねーよ!!!ふぅっ!

先生「どうしたの?ぼぉっとして」

たん…く…さんで声を再生したらきっとウルトラハッピィ!

俺「いや、なんでもないっす」

先生「最近ぼっーとしてない?」

俺「いやぁ!先生があまりにも綺麗だから!ははは」

先生「もぅ、褒めたってなにもでないよ?」

だして!中に!とか逆に言ってほしいです。

先生「ほら、はやく宿題だして」

俺「見てください!この完璧な宿題!」

先生「自信たっぷりだね。よーし!じゃあチェックするね」

その間俺はあなたをチェックします!

あーたまらんなー。
とろけるお声。
子供扱いされないように授業中だけメガネかける背伸びもたまらんです。

あー手も指も本当にちっせぇなぁ。
俺のスティックノリをノリノリで遊んでほしいわ。
あとそれな。その下向くとき片側だけ髪かきあげてちょこ耳だすやつ。
いいわー。
はむはむちゅぱちゅぱしてー!!!

先生「終わったよ?」

俺「あ、どうでした?」

先生「んー昨日よりは良いけど、もちっと頑張ろ!」

もちっとて何だよ!
そのほっぺをもちもちしたいよ!
もっちもちーきな

俺「もちっと頑張りまあーす!」

先生「そこはね…」

いやーそれにしても、今日はゲリラ豪雨に感謝やな。
めちゃくちゃタイミングよく降ってきて去ってったもんなー。
あいつ絶対変態紳士やわ。
今日は女の子達透け透けで猿どももわいてたし。
なにより、先生ジャージ。
ありがとう。妄想捻る。
でも、あー朝のスーツ透けてたん他の先生達見たんやろなー。
羨ましいけど、はらたつのりまさです!
悔しいーーー!

先生「もぅ、聞いてる!」

俺「はい、すいません」

先生「本当に?」

俺「はい」

先生「じゃあこれ、答えてみて?」

俺「わかりません」

先生「もう!嘘つき!」

ほっぺた膨らますのイイネ!
俺、本当に良いねと思った時しかイイネしないから。

俺「こうですか?」

先生「だから…それはπを使って」

俺「パイ使うんですかっ!?」

先生「どうしたの急に!?」

俺「まさかパイを使うとは、大学受験で」

先生「うん。使うよ?」

頑張って!必死に!そのぱいで!
俺の恋心の問題を解いてくれええええ!!!

先生「そろそろ休憩にしよっか?」

俺「そっすね」

先生「あのね、内緒だよ?」

俺「マジっすか!?」

先生「まだ何も言ってないよぅ…」

落ち着け!落ち着つくんだ!

先生「今日、俺君誕生日でしょ?」

俺「はいっ!」

まさか…まさか!!!

先生「シュークリームがあります!!!」

俺「かわいっ!!!」

先生「むぅ…先生を馬鹿にしてる?」

俺「いえ、心から純粋に可愛いなと。まるでネザーランドドワーフのように」

先生「ふふ、ありがとう。俺君、本当に動物が好きだね」

俺「はい!」

先生「動物の学校に行けばいいのに」

俺「ははは。僕の夢は先生のような立派な教師ですから」

そう、この学校の先生になれば!
職場結婚も夢じゃない!!!
そして学校で…おうふ

先生「もぅ、俺君ってば…じゃあ、シュークリームとってくるね!」

照れる先生マジかわえーーー!!!
そしてこの残り香!めっちゃ甘口!!!

くんかくんかすーーーーはーすーーーーはー

俺「美味しいっす!」

先生「良かったー手作りなんだよ?それ」

俺「ふぇえええええ!?」

先生「驚いた?ふふ、先生ね。お菓子作り得意なの」

ありがとう!!!世界よ!!!
あと、ほっぺたのクリームペロペロしていいですか!?
ついでにその苺のような唇も!

俺「 」ポケー

先生「どうしたの!?」

俺「せ、先生の手作りシュークリーム食べれて俺、幸せです!!!」

先生「内緒、だよ?」ウィンク

誰かコンタクトカメラ作ってくれよー。
映画のあれ、あのスパイのやつな。
あーもったいない!この瞬間を心にしか納められないなんて!!!

俺「先生、ほっぺた」

先生「ん?」ぺろっ

俺「…ごほっぐはっ!」

先生「大丈夫!?」

俺「の、喉にちょっと」

ペロペロという言葉が詰まりました。
あっぶねー。

先生「はい、お茶」

俺「え」

かかかかかかか間接チッス!?
いや、え?マジ!?
母ちゃんこの世界に産んでくれてマジ感謝!

先生「あ」

俺「いただきます!」ゴクッ!

先生「もしかして間接キスとか気にするタイプだった?」

俺「ぶー!!!」

先生「大丈夫!?ごめんね!変なこと言って!」

俺「いえ、ありがとうございました」

先生「???」

先生「じゃあ、今日はおしまい」

俺「ありがとうございました!」

先生「えとね」

俺「はい?」

先生「お願い!手伝って欲しいことあるんだ」

俺「構いませんよ?」

下のお手伝いですか?

先生「実は体育倉庫の掃除当番で…たまにね、先生達代わりばんこでしてるんだけど、重いのがあったりして」

俺「シュークリームのお礼、させてください」キリッ

今日記念日にしよ。

先生「ありがとー。他の先生に見つかったら怒られるかもしれないから」

俺「内緒、ですね」

部活を終え学生は帰宅。
他の先生にさえ見つからなければ…
あれ?これもしかしていけんじゃね!?

先生「じゃ、行こ!」

はーい!どこまでもいきまーす!
いやー本当、ぐへへ。



先生「二人っきり…だね」

俺「はい」

先生「いいよ?」

俺「え?」

先生「好き、なんだよね?私のこと」

俺「…」

先生「わかるよ、私先生だもん」

俺「ゆき…」

先生「ん?」

俺「愛してる!!!」

先生「やん!」



先生「さ、初めるよ!」

俺「まずはキスから…」

先生「き…?」

俺「き、キツいのから終わらせましょう!」

せーふ。

第3部
真心を君に





後でかくのじゃ!

あれ!?オチ消えてる!?
ロリババアに規制された!

先生「おっとっと」フラッ

俺「大丈夫ですか?」ガシッ

当たってる!当たってる!大当たり!
てゆーか後ろから抱いてる感じに…
あ、しかもジャージですごい柔らかー…ヤバっ!

俺「重いのは俺がやりますって!」

先生「これくらい大丈夫!」

俺「もしまた倒れそうになったら」

先生「俺君が助けてくれるよね?」

俺「いぇす」

先生「イェスって!…ふふ、ありがとう」

たまんね。押し倒したいわマジで。

先生「さて、もうちょっとで終わりだね」

俺「そっすね」

先生「俺君…」

俺「はい」

先生「内緒にしてね?」ぎゅぅ

俺「え?」

うおおおおおお!!!ちょ、これは!
俺のポールがマックスマックス!ばれてるやろこれ!

俺「先生…」ぎゅぅ

先生「ごめんね」

俺「いえ」

先生「俺君が初恋の人に似ててさ、思い出したらついドキドキしちゃって」

俺「はぁ…」

先生「ごめんなさい!私の気持ち俺君に押しつけたりなんかして」

俺「押しつけたりだなんてそんな…誰にだってあると思いますよ?俺高校生だからまだわかんないけど」

先生「…ありがとう」

これって勝ち組だよね?初恋の人に似てるとか…
あれ?もしかしていける、これ!?

俺「先生!実は俺…!」

先生「好き、なんだよね?私のこと」

俺「え?」

先生「わかるよ、私先生だもん」

俺「ゆき…」

先生「こら、先生を呼び捨てにしないの!」

俺「すいません」

先生「俺君が立派な大人になったら、考えてあげる」

俺「初恋の人より?」

先生「うーん…もっともっーとかな!」

俺「えー」

先生「がんばれ!」

こうして俺の恋は加速した、秒速5mくらい。おわり。

改行エラーとか知らんのじゃ!
書き溜めもしとらんし大変じゃったぞ!

さ、気をとりなおして第3部
True heart for you

とある動物と植物の専門学校。

俺はどこにでもいるロリコンで、そこの二年生だ。
二年にあがると、一年の時の友人とクラスが別れることになった。
二年のクラスは俺を含め男二人、あとは女だった。
普通の男は喜ぶところであろう。
が、あいにく俺はロリコンだ。
いいか?ペドではなくロリコンだ。
虹はいい。参次はダメ。
俺はそう自分に言い聞かせて生きてきた。
天の道を往く人も「子供は宝物。この世で最も罪深いことはその宝物を傷つけることだ」って言ってたしな。

さて、そんな俺が友人のクラスに遊びに行ったときのことだ。
めっちゃ小さい女の子がいた。
驚いたよ、俺の理想そのものだったんだ。
俺は頑張って頑張って頑張った。
その甲斐あってか、今では昼食を共にする仲になれた。

それでわかったこと、驚いたことがひとつある。
彼女、年上。リアルロリババアだったんだよ。
無口でさ、端から見りゃ可愛げもないけどさ。
俺にとっては本物の宝物だ。

「ほら、苺ミルク」

朝一番、彼女に苺ミルクを届けるのが俺の日課になっていた。

「よくできました」

彼女がそう言葉を返すようになり、仲良くなれたのかな?
なんて思っていたある日の事件を今回は語ろう。
いいか、とにかくヤバイ事件だ。

「ほい。苺ミルク」

いつものように苺ミルクを届ける俺。
しかし彼女は窓の景色を見たまま答えない。
聞こえていないのだろうか?
彼女の頬に苺ミルクをひっつけた。

「冷たい」

冷たい声が返ってきた。
冷めた視線も返ってきた。

「どうした?」

「あたし、今日から苺ミルクは飲まない」

そう言って彼女がカバンから取り出したのは牛乳であった。ありえない。
なぜなら彼女は牛乳が嫌いなのだ。
驚きよりも否定が先に喉を通過した。

「ないない、それはない」

彼女はムッとした後、見せつけるように牛乳を飲み干した。

「ふふ」

とりあえず、自慢に満ちたドヤ顔を台無しにするように口元についた牛乳を拭いてやり、理由を聞いた。

「秘密」

その後、回数にして十三回同じ質問をしたところ怒られたので、教室を後にした。

そして昼。彼女に断りを入れ、俺は友人と久しぶりに昼食を共にした。
理由を聞き出すためだ。
ちなみに、友人は男一人。泣いてないからな。

「なぁ、彼女が牛乳飲んでるんだけど」

「知らね」

意味なかった。
仕方ないので夕方、彼女に帰りのバス亭で土下座してお願いしたところ、チョップの後に答えを頂けた。



乳だった。
俺は許せなかった。
泣いて怒ってできる限り走って帰った。

夜、メールが届いた。
彼女からのいつもと変わりない簡素なメールだった。

「ごめんなさい。あたしも君のことが好き。胸が大きくなれば喜んでくれると思った。」

俺は泣いて怒りながら好きということを彼女に伝えていたようだ。
しかもオマケつきで。

「追伸。ロリコンでも多分大丈夫です」

俺はまた泣いた。

なんやかんやあって彼女が本当の彼女になり、はや1ヶ月がたった日の事件を次に語ろう。

俺は朝からサテンで、彼女にロリババアについて熱く語っていた。
記念すべき一ヶ月記念デートにてこれである。
しかし、大丈夫。その頃には彼女もロリやロリババアに少しは萌えるようになっていたので、彼女はとても親身に話を聞いてくれた。
そんな幸せなモーニングに事件は起こった。

「朝からきめえんだよ!」

突然の裏返った怒鳴り声。声の主は俺の背中にいた。
振り向くとオタ…仲間がいた。
見た目で判断するのは良くないと天の道を往く人に教わっていた。
しかしだ、丸い顔に丸い体、なによりその服、萌えT。
まるで魚眼レンズで撮影したように丸く伸びた可哀想な魔法少女が全てを語っていた。
せめて見えないようにしろ!

「どうしました?」

トラブルは漫画だけで充分。
リアルはどうしても避けたかったので丁重に答えた。
しかし、彼はあろうことか無理矢理俺の隣に座った。
そして彼女に一度熱い視線を送ると、俺に説教をはじめた。

「お前は彼女の気持ちを少しは考えろ。いいか、趣味なんてのは人それぞれだ。でもな、押し付けるのはどうかと思うぞ。彼女はきっと辛い思いをしてる」

彼は止まらない。
まるで蒸気機関車のようだ。

「お前にひとつ良いこと教えてやる。女の子はな、恋と夢と魔法でできてるんだ。その花を、綺麗に咲かせてやるのが男の努めだ」

全く意味がわからない。
彼は彼女にウィンクと、俺の肩を二度叩き満足そうに席に帰った。
背中では数人が

「シンクサンサスガッス!」
「オレモシンクサンミタイニナリタイ」
「フフヒ」

なんて言葉が聞こえたが聞こえなかったことにした。
やれやれ、オタクの集う神聖なるオタロードから離れたつもりだったんだがな。
俺が彼女にごめん、と小さく謝るとウィンクを返してくれた。
嬉しかった。でも、事件は終わらなかった。

それは帰り、ホームで電車を待っていた時のこと。
俺達がまた幸せに談笑していると、ドスのきいた怒鳴り声が耳を突き刺した。
またか!?
声のした方を向くと、シンクさんが金髪に胸ぐらを掴まれていた。
が、誰も助けようとはしない。

とりあえず聞き耳をたててみると、シンクさんが金髪のながらスマホを注意したようだった。
やるじゃん。俺は見捨てられない仲間の元へ駆けつけた。
勘違いするな、彼女にカッコつける為じゃない。

それで、結果として俺は殴られた。
鼻血でた。痛い。
そしてすぐに駅員や警察が来て、事態は収まった。

彼女は一言「えらいね」て頭を撫でてくれた。
別れ際に初めてキスもした。
一生懸命背伸びする彼女が愛しくてたまらなかった。


…最後に、俺を殴ったシンクさんを一生俺は許さない。

殴られたのかよwwwww

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この子みたいなのもみたいです先生!

いつからだろう…
俺は虹よりも三次を愛していた。
待ち受けのロリババアもいつの間にか三次になっていた…

さて、今日は夏休みの話をしよう。

それはセミたちが元気に歌う真夏のある日のこと。
その日、俺は彼女の独り暮らしの部屋にお邪魔していた。
とても女の子の部屋とは思えないほど質素で、唯一、ロリババアのフィギュアが一体、大切に飾ってあった。

「今日も暑いのう」

夏の暑さにやられた彼女が気だるそうに呟く。
彼女は最近、二人きりの時は『のじゃロリ』になった。
「わふー」とか「ロリババアだにゃん!」とかアニメ口調も増えてきていた。
もちろん凄く嬉しいことなんだが、同時に、心のモヤモヤも増えていた。

「どうしたんじゃ?」

俺の気持ちを察したのか、彼女が心配そうに聞いてきた。

「いやー暑いなーて」

そう誤魔化して俺は横になった。
すると、彼女も隣に来て横になった。

「暑いのじゃー」

「隣にくるからだろ」

そういえば、とても無口な彼女がよく喋るようになった。
彼女のクラスメイトが、楽しく話す彼女を見て驚くくらいに。

「よいではないかー」

「ぐあーひっつくなー暑いー」

そんな馬鹿みたいなことをしている内に二人とも眠ってしまったらしく、目を覚ますと、外はすっかり夕焼けに染まっていた。
俺は慌てて彼女を起こした。そう。
今日俺は、彼女と一緒に花火を観るためにここへ来たのだ。

>>32さんごめんなさい。
そのキャラ…わからない。
いやーロリババアの世界は広いですね!勉強になります!

それから慌てて浴衣に着替えた俺たちは、お祭りに出かけ、目一杯出店を楽しんだ。
お祭りの料理って美味しいよね、大好きな人と一緒ならなおさら。
それとここだけの話。金魚すくいで跳ねた金魚が彼女の浴衣にスルリと入った時は、俺も店のオジサンもめっちゃ興奮した。

そうして待ちに待った花火の時間が、遂にやって来た。
隣で目を輝かせる彼女は星空よりも綺麗だ。
やがて花火がうち上がると、彼女は小さな手でたくさん拍手した。
俺は花火よりも無邪気な彼女を見つめていた。

「花火ちゃんとみてる?」

その一言を聞くまで。
それから俺は彼女を抱き抱え、花火に集中した。
彼女の髪が少しくすぐったかった。

しばらくして、最後の花火が夜空に散った。
帰り道、彼女は花火の余韻に浸り、とても上機嫌。
一方俺は、なんだか寂しさ、それとも虚しさだろうか?
ひどく曖昧な感情に不安を抱いていた。
それに、今夜は彼女の背中がやけに恋しく感じる。

「また、一緒に花火みようね」

突然振り向いて彼女は言った。
俺は彼女の手をとり、笑顔でかえす。

「これからずっとな」

彼女は照れくさそうに俺に寄り添った。

お互い内定も決まり、のんびりとした冬休みを俺達は過ごしていた。

彼女の家にお邪魔するのもこれで何回目だろうか。
実は、来年からここに一緒に住む…予定ではある。

「それで話ってなんじゃ?」

ハッと彼女の言葉で現実にかえった俺は、これから話すことを思い溜め息をついた。

「まさか…」

「ち、違う!別れ話じゃないぞ!俺は別れたくない!」

彼女はほっと胸を撫でおろした。
俺は深呼吸ひとつして続ける。

「実は悩みがあるんだ」

「ん?言ってごらん」

「俺がさ、○○を好きになった、一目惚れした理由はロリババアだ」

彼女は頷く。

「そんな恥ずかしい理由でもさ、○○は俺を受け入れてくれた。本当にありがとう。感謝でいっぱいだ」

彼女は微笑む。

「でもさ、それって○○を好きになったってよりも、単にロリババアが好きな俺の自己満足だと思う。それでさ…最近不安なんだよ。俺が本当に好きなのは、好きになったのはロリババアなのか?○○なのか?って」

「どっちも、なんじゃない?」

「え?」

「ロリババアも好きで、あたしのことも好き」

「それはそうだけど…」

「どっちがより大切なのか。それよりも、どれだけ大好きなのかが大切なんじゃないかな?」

「○○は俺がロリババアの方が好きだ!てゆっても平気なのか?」

「あたしはあなたを信じてる。世界で一番、あなたを愛してるから」

その一言で俺はやっと気付いた。
彼女は俺のことを誰よりも大切に想ってくれていて、誰よりも理解しようと努力してくれていたことに。
ロリババアについての熱弁を楽しそうに聞いてくれたのも、突然ロリババアになりきり初めたのも、オタク趣味に付き合ってくれたのも全部!俺の為だったんだ…
俺に対する、彼女の愛情だったんだ。

一方で俺は彼女よりも、ずっと自分のことだけを考えていた。ロリババアにこだわっていた。
ふと、憎きシンクさんの言葉を思いだす。

「お前は彼女の気持ちを考えたことがあるのか!」ドャァ

「押し付けるな!」ズバァシュ!

…ありがとう、シンクさん。
あんたのこと大嫌いだけど、俺、やっとわかったよ!

音をたて、一瞬にして俺の世界は生まれ変わった!

友人「おめでとう!」パチパチ

シンク「ふひゅ、おめでとう」ヒューヒュー

作者「めでたいなぁ」ウンウン

ロリババア「おめでとうなのじゃ!」ゲンキー

彼女にありがとう。
過去の俺にさようなら。
全ての同志達よ、おめでとう。

「ほら、泣かないで」

再び彼女の言葉で現実にかえる俺。
彼女は俺の涙をそっと拭ってくれた。
いつの間にか泣いていたようだ。

「○○、今まで本当にありがとう。俺も世界で一番愛してる!これからもこんな俺ですが、改めてよろしくお願いします!」

彼女は優しく抱き締めてくれた。
小さな彼女の大きな優しさが俺を包み込んだ。

「落ち着いたら、クリスマスケーキ買いに行こうね」

そうだ!今日クリスマスだ!
俺はポケットから小さな箱を取り出す。

「本当に大事な話、こっちだった」

彼女は驚いた後、すぐに溜め息をついた。

「もぅ…本当にお馬鹿さんなんだから」

俺と彼女は一緒に笑った。
きっとこれからも、大好きな、ダイスキな、だいすきな瞬間が、増えてゆく。
窓の外、ふわりと降り始めた雪を見て、俺はそう思った。

おわり。

第4部
ふぶき姫、可愛いくね?

>>32 くやしく

道楽 宴(『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している。』より)
主人公・甘草奏の悩みの種、
脳内に浮かんだ選択肢の行動を強制される「絶対選択肢」の秘密を知る唯一の人物で、
奏にとっては貴重な理解者。三十路手前で容姿は幼児、口にはいつもロリポップ。
不機嫌そうなつり目がちと、やさぐれた口調が超キュートで、思わず抱きしめたくなる可愛さ。だけど、絞め技が得意な先生には逆立ちしても敵わない。第9話の絶対選択肢で奏に
「たかいたか~い」されたときの赤面ぶりもよかったけど、「わ~い、宴ママー♪」と
抱きつかれた場合のリアクションも見たかった!

アニメだけど照れるのが最高だよ!

むかーしむかし。
かもしれないそんなある日のどこかの村の若い男が一人、命を絶とうと村の近くにある有名な雪山を訪れていた。

その雪山は一年中雪が積もっており、村では雪女がいる。近づいたらやられる。
などと噂されており、男はそれを望んでいた。

そして、しばらく歩き続けていた男は、やがて寒さにやられ気を失った。
これで死ねる。安堵して目を閉じた男であったが、男が死ぬことはなかった。まだその時は。

さて、その後しばらくして男がぼんやりと目を覚ますと、とても温かい心地のよい部屋にいた。
ここが天国か、なんて思ったが、意識がハッキリすると、小さな小屋の中であることがわかった。
側の囲炉裏では焚き火がパチパチと燃え上がっている。

「目、覚ましたか?」

突然の声に驚いて振り向くと、奥の少し開いた引き戸から、ちいさな女の子がこちらを覗いていた。

淡い水色の髪と瞳、そして白く透き通った肌。
あ、雪女だ。男はすぐに感づいた。

「雪女の娘さんかい?」

「んにゃ、わしが雪女じゃ」

「マジか」

つい男は村で流行りの言葉を口にした。

「いやしかし幼い」

「永久に凍てつかせるぞ」

「そうしてもらえると助かる」

雪女はたいそう驚いた。

「さぁこい!」

これが二人の出会いだった。

>>41さん、ありがとう。
後にチェックしよう。

あれからはや一週間がたった。
二人は共同生活していた。
雪女は長い時間温かいところにいると溶けて消えてしまうらしく、常に奥の部屋にいる。

「じゃあ魚とってくる」

「肉がよい」

雪女は出会った時と変わらず、奥の部屋から少し顔を覗かせて答えた。

「泥棒しろというのか」

「熊か猪と闘えばよい。死にたいのじゃろ?」

「わかった」

「まてまて、嘘じゃ!魚でよい」

「わかった」

数時間後…

「ただいま」

「おお!大量じゃな!よし、待っておれ!」

ご飯はいつも、奥の部屋で雪女が作ってくれる。
温かいのと冷たいのにわけて。
ご飯は出来上がると奥の部屋から渡され、男は一人部屋で食べる。

「なにしてんだろ俺…」

魚の骨が喉に刺さり男は泣いた。

半年がたった。

男の日常は主に魚とりと、山菜摘みである。
最近は暇潰しに雪女と雪遊びをすることも多くなっていた。
ある日、雪玉の中に石を入れる雪女に怒りを覚えることもあった。
ある日、一緒に作ったカマクラに閉じ込められて怒りを堪えることもあった。

そして今日は小さな木の船で雪滑りをしている。

「この小船は」

「盗んでおらんぞ!」

「………」

「なぜそうもお前さんはわしを疑う」

「いや、村でさ、よく商品が盗まれてたんだよ」

「それで職を失ったのか?」

「それだけじゃないよ。昔からよくみんなに苛められてたから」

「…わしが村を壊滅させてやろうか?」

「関係のない人達を傷つけるのはよくない」

「お前さん、優しいの」

「どうかな」

「ま、気をおとすな!今を楽しめ!」

「おすな、死ぬ」

「死にたいのじゃろ?」

「うん。さようなら」シャー!

「やー!!!行かないで!!!」

男は盛り上がった雪に乗り、高く跳ねて落ちた。痛かった。

一年がたった。
変わったことと言えば、食事を共にするようになった。
ただ、雪女は急いで食事を済まし部屋にかえってゆく。
最初から部屋で食べればいいのに。こちらが落ち着かない。

翌日。

「牧取りに行ってくる」

「わしも行こう」

「なんで?」

「獣を倒せるのはわしだけじゃ!」

「この山、獣いないだろ」

「…気づいておったか」

「じゃ」

「わしも行くったら行く!」

二人はしばらく山を進み、森に入った。
男が昔からよく来る場所でもある。

「おい」

「なんじゃ?」

「ん」

男は小さな白い花を雪女の髪に添えた。

「おぉ、ありがと…」

白い頬が淡い桃色に染まる。

「わし、白い花大好きじゃよ!」

男の心がチクリとした。

「知ってる」

十年たった。
相変わらず二人の生活は変わらなかった。

「おーいお前さん」

「なんだ?」

「見て!」

「その服盗」

「違う!これはお魚と替えてもらったんじゃ!」

「昨日こっそり小屋出たのはそれか」

「む、気づいておったのか、さすがじゃの」

「村人に気づかれなかったか?」

「ギリギリまで厚着したからの、大丈夫じゃ!」

「そうか」

「なんか懐かしい感じがしたわい。わしは昔、あの村に行ったことがあるかもしれん」

「覚えてないのか?」

「うむ、昔のことはあまり思い出せん!」

「自慢気に言うことか」

「ふふん!」

「とりあえず着てやるよ、貸してみ」

「ふふ、どうじゃ?」

「温かい」

「じゃろー!!!」

「ひっつくな、冷たい」

「ふーーー」

「やめろ、霜焼けになる」

「死にたいのじゃろ?」

「そうだったな」

「わしはお前さんに生きてほしい。ずっと」

「そう…だな」

「おぉ!ついにその気になったか!」

「今は、生きたい…かもしれん」

男は久しぶりに笑った。

「んじゃ記念に…子作りする?」

「何の記念だ。どこでそんなの覚えた。やらんぞ。下手したら折れる」

「折れるって、ふふふ。ほうじゃの、ありえなくもないな!」

「あとお前溶けそう」

「だ、大丈夫じゃもん!」

彼女の座る床はびしょびしょだった。

二十年たった。
男の体に異変が起きた。

三十年たった。
男は立てなくなった。

四十年たった。
男はよく眠るようになった。

しかし雪女の体に変わりはなかった。
ただ、よく泣くようになった。

「大丈夫か?」

「あぁ」

「こんなに禿げて、しわくちゃになって、ガリガリになって…ぐす」

「笑えよ、笑えるじゃないか。俺もいよいよじいさんだ」

「笑えるか…あほ」

「なぁ…」

「ん?」

「あの日、俺が死のうと思った理由を聞いてくれないか」

「今さら別に聞きとうない…」

「頼む。聞いてほしい」

男は語る。
昔、俺の産まれた村では借金を返すのに、お金の代わりに人が使われることがあった。
その人がどう使われ、どこへ行くのか、その行方を知るものは誰もいなかった。
ある日突然隣人が消える。恐ろしくも、その村では当たり前のことだった。

そしてその頃まだ子供だった俺は、借金を背負うことのないよう、家の仕事を毎日手伝っていた。
山に登り、山菜や魚を採ったり、薪を拾った。
とても穏やかな山だったので、子供一人でも大丈夫だった。

そんなある日のことだ。
俺は偶然にも、仲の良かった女の子が殺されるところを見てしまう。
静かに、急いで山をおりた。
しかし俺はそれを誰にも言わなかった。いや、言えなかった。
なぜか家は村の嫌われものだったから。

…それから時がたち、遂に俺は一人になった。手元には僅かな金だけ。
これで生きろなんて無理がある。
だから俺は、昔助けられなかった女の子への罪滅ぼしも兼ねて、この山で死のうと思ったんだ。

「はじめは気が付かなかったよ。でも、一緒に過ごして少しずつわかった」

男は雪女の髪を優しく撫でた。
雪女はまた泣いていた。

「ごめん。助けられなくて」

雪女は首を振る。

「毎日楽しかった。ありがとう」

「うん…」

「嬉しいこともたくさんあった。ありがとう」

「うん…!」

「ずっと君と生きたい…」

「もちろんじゃ!」

「君と…」

「君と?」

俺はまた眠った。

いつしか山は、穏やかな顔を取り戻していた。

そして、近くの村には温泉が沸き、今ではたくさんの人達がこの山を訪れるようになった。
山仕事にくる人もいれば、観光に来る人もいる。
とても賑やかになった。

しかし、真っ白な花に囲まれた小さな小屋だけは、今も人知れずひっそりと残っている…

おわり。

さて、次は初心にかえろうかな。
ロリババアちゅっちゅっ。

第五部
ロリババアちゅっちゅっ!

ー王城

王「勇者よ、よく参った」

勇者「はっ」

王「良いか。必ず魔王を倒してくれ、頼んだぞ」

勇者「承知しました」

王「よし、では旅立つお前にこの装備と金貨、そしてロリババアをやろう」

ろり婆「がおっしゅ!」

勇者「結構です」

王「なぜじゃ?」

勇者「俺最強なんで」

王「そうか、では頼んだぞ勇者よ!」

ー街

ろり婆「うちに任せとけば、余裕のよっちゃんじゃ!どーんと構えろ!」

勇者「は?ガキは帰れよ。何でついてきてんの?」

ろり婆「こわっ!勇者よ、性格変わっとるぞ!」

勇者「は?あれは社交辞令だ。めんどくせーけどな」

ろり婆「なんというやつじゃ!裏表激しいとモテんぞ!」

勇者「すいませーん」

ブッキオフ「はいよ」

勇者「これ買い取りで」

ろり婆「この装備は呪われている!売れません!」

ブッキオフ「いやーさすがに人は買い取れないな。しかもまだ子供だし、いや…ちょっとまて」ジッー

勇者「なるべく高くな」

ろり婆「まてまてまてこいつ変態じゃぞ!いたいけな幼女を変態に売るつもりか!?」

勇者「ババアなんだろ?黙って売られろよ」

ろり婆「ひどいっ!」

ー秋葉野原

勇者「ちっ!」

ろり婆「こっーちを向いて、好きだと言って♪」

勇者「あーうるっせぇ!」

ろり婆「ふぇ…」

勇者「お前とっとと帰れよ…!ん?」

【ネルネルスライムが現れた!】

ろり婆「おぉ!敵がきたぞ!」

勇者「そうだな」ニヤリ

【勇者はロリババアを投げつけた!】

ろり婆「ふにゅう!」ポヨン

【ネルネルスライムはロリババアにおそいかかる!】

ろり婆「ふぁ…や!入ってくる!勇者様ぁ!」ニュルリニュルリ

【勇者は逃げだした!うまく逃げきれた!】

ろり婆「あっ…やぁ…らめぇ…!」ビクンビクン!

ー秋葉野原中部

ろり婆「ぐぬぬ…!」ハァハァ

勇者「まだついてくんのか」ヤレヤレ

ろり婆「お前さんはロリババアをなんじゃと心得ておる!」

勇者「ロリババアとか今日初めて聞いたからしらね」

ろり婆「こほん。ロリババアはな、見た目はロリじゃが中身はババアという素敵なギャップ萌え、人類の理想の究極体じゃ!可愛らしさの中にも大人の魅力溢れる、まるで…」

勇者「はいはい、わかったわかった」

ろり婆「理解したのなら礼儀として、年上を敬うが良いわ!」

勇者「じゃあ危険なんでお帰り下さい」

ろり婆「ぐぬぬ…!」

ー秋芳の洞穴

勇者「うわ…行きたくねー」

ろり婆「怖いのか?ん?怖いのか?うちが手を繋いでいたたたたた!!!」

勇者「黙ってついてくるなら許してやる。そう言ったよな?」

ろり婆「ばかもん!女の子になんてことするんじゃ!」

勇者「知るか。とっとと抜けて次の街いこ。あー…湿気多くてきめー…」

ろり婆「ぷんぷん!」

【億足ムカデ達が現れた!】

勇者「うあああああ!!!!!」ダッ

ろり婆「ちょまっ!置いてくなうちを!」

【勇者は逃げだした!しかし囲まれてしまった!】

勇者「キモいキモいキモいキモいキモい…!」

【勇者は魔法を使った!】

勇者「蝕導裂穿!(しょくどうれっこう)」ズバシュゥ!!!

【億足ムカデは全滅した!】

ろり婆「ほぅ!強いではないか勇者よ!」

勇者「勇者かお前さんかハッキリしろ!うぜえ!」

ろり婆「あ・な・たたたたたた!」ホッペツネー

勇者「このまま走ろうか?」

ろり婆「ごめんなさいーごめんなさいー」グスッ

勇者「やれやれ…」カラノ ダッシュ!

ろり婆「あ!ふえええええ!!!!!待ってよおおおお!!!」スタタタタ!

勇者「はっはっはっは!」

ー月の街ルナルナの一番高い宿屋の一人部屋にある温泉。

勇者「ふー…温泉付きの一人部屋とか勇者待遇すげー」

ろり婆「こらー!!!」ガララ!

勇者「きゃーえっち」

ろり婆「なぜうちをおいていく!」

勇者「楽しそうに出店見てたじゃん?邪魔したら可哀想じゃん?」

ろり婆「一人ぼっちでおいてかれる方が可哀想じゃん!?」

勇者「一人が好きなやつならいいじゃん?」

ろり「うち別に一人が好きとか言ってないじゃん!?ふぇぇぇぇっくちっ!」

勇者「幼女の裸そろそろ見飽きたし、とっとと入れようぜぇ」

ろり婆「いやんっ!」クネッ

勇者「とっとと入れやあああああ!!!」

ろり婆「すーぐ怒る」チャプ

勇者「寄るな。殴るぞ」

ろり婆「いい湯じゃなー。今日は満月じゃし、紅葉も綺麗じゃ」

勇者「ちっ…」

ろり婆「えへへ、ロマンチック…だね!」

勇者「頭洗お」

ろり婆「あ、うちも!」

勇者「肩まで浸かって一万数えたらでていいぞ」

ろり婆「いーちー、まんっ!」

勇者「ずるしないでねー」アタマオシツケー

ろり婆「溺れる溺れる!」ぎゅぅ

勇者「ばか!ひっつくな!おま、ちょ、そこは!あーーーーー!!!!」

ー穏やかな丘チィパイ

ろり婆「ここは一見平和に見えるが恐ろしく強いモンスターがおる。見渡しが良い分…」

勇者「さりげに手ぇ繋ごうとするなやあああああ!!!」ドグシィヤヤヤヤ!

【カオウライオンは倒れた!】

勇者「ひっついて寝られたら暑いんだよ、うぜえええええ!!!」ズバラシュアアアア!

【ビィルキリンは倒れた!】

勇者「人前であーんもやめろやあああああ!!!」グチャボギドグォォォ!

【タイガーンペットは倒れた!】

ろりばぁ「いつにも増して荒れとるの」

勇者「ババア!お前のせいだよ!」

ろり婆「めっ!汚い言葉は使わないの」

勇者「あーうぜええええ!」

ろり婆「うぜぇが口癖とはやれやれ…」

勇者「黙れうぜぇ殴るぞ蹴るぞ投げるぞ」

ろり婆「ちゅっ」

勇者「っ!」

ろり婆「はじめて…だった?」エヘヘ

勇者「おま…」

ろり婆「ほら、落ち着いて」ナデナデ

勇者「…って、調子乗るなよ!マジで何した!めっちゃ和むじゃねーか!」

ろり婆「恋の魔法?」

勇者「うぜええええええええ!!!」

【バクニュウバイソンが現れた!】

ろり婆「もぅ、お前さんが大声だすから」

勇者「はんっ!今日の晩飯にしてやるぜ!」

【勇者は詠唱をはじめた!】

ろり婆「よし!時間はうちが稼ぐ!」ダッ!

【バクニュウバイソンのシボリタテスプラッシュ!】

ろり婆「やんっ!謎の白い液体が全身にっ!」ベチャァ!

勇者「天駆ける星達よ、地を統べる命達よ、勇者が命じる。我に未来を委ねろ!開け夢の扉!ソムニア・フォリス!」

【勇者のソムニア・フォリス!】
敵の足元に巨大な魔法陣が描かれ、大地が激震する!
魔法陣の輝きは次第に増し、天空に召喚されし扉から無数の閃光が降り注ぐ!
敵を貫き塵も残さぬその輝きはまるで破壊と創造を象徴していた。

【バクニュウバイソンは消滅した】

ろり婆「ほぇ~…べとべとー。それに変な臭いがするよぅ…」ネトネト

ー闘いの街ラウンド・ワン

ろり婆「良いか、今日はうちの実力を見せてやる」

勇者「焼きそばください」

ろり婆「おいっ!年寄りのはなしはちゃんと聞かんか!」

勇者「俺はお前が勝つって信じてるから」ア、ソレモヒトツ

ろり婆「もぅ…」テレテレ

勇者(あーめんど)

ー闘技場コード・ダ・ジュール

司会「会場のみんなおまたー!さぁ、遂にこの時がやってまいりましたぁ!第二千十四回目、ラウンド・ワンのデスマッチ大会!ワタシノオハカノマエデナカナイデェェェェ!いやっふぅ!司会は私、ハゲが務めさせて頂きます!」

わーわーきゃーきゃーぴぃゅいっ!
すてきーかっこいー!こっちむいてー

司会「ルールは至ってスィンプル!何でもあり!相手が降参するか気絶するまで闘うのみ!それではっさっそくはじめようかぁ!」

わーわーぱちぱちー
チョットヤダコンナトコロデ…

司会「太陽の間より!山田ジェイソン選手の入場どぅあああああああ!」

山田「あ、どーも」ブインブイン!ドルルルルル…

司会「細マッチョだけど恐ろしいマスクとチェインソゥで次々と不戦勝を勝ち取ってきた今大会優勝候補のひとりっだぁ!いぇあ!」

わああああああ!ひゅーひゅー!!!

司会「続いて月の間より!ロリババア選手の入場どぅっわあああああ!」

ろり婆「がぁおっしゃー!!!」

司会「愛らしい幼体に秘められた無限の魅力!その戦闘能力は未知数!ここの猛者達は手加減なしだぜ?」

いいのかーかえったほうがいいぞーあぶないよーきゃーかわいー

勇者「帰れー」

司会「それではさっそくはじめようっ!よーい?」

会場「どんぐりわっしょーい!」

ゴワーン!!!

今、闘いの鐘は鳴らされた!

山田「全裸にしてペロペロしてやるぜ…」ビイイイイイイン!

司会「おぉっと!山田選手さっそく変態だああああ!下のチェインソゥも唸りをあげているぅぅぅ!」

会場:ぶーぶーかえれー

ろり婆「ふんっ、駆け抜けるは流星が如く…」スッ

低く構えるロリババア

山田「ふひひ…キィエアアアアア!!!」ギュィィィン!

司会「うおおおっとあぶなあああああい!!!」

ろり婆「ハム…スタアアアアアアア!!!!!」

刹那、山田は闘技場の壁にめり込んでいたっ!

ここで説明しよう!ろり婆の【覇☆夢星】とは!?
まず、低く構えRLE(ロリババアラブリーエネルギー)を溜める。
次に一瞬で加速、敵の懐に潜り込み、そのまま勢いよく全力でぶっとばす!

ろり婆「ふぅ…やりすぎたかの」

勇者「は?」ハシポロリ

司会「な、なんということだあああああ!嘘だろおおおおお!一体何が起こったんだぁ!?キャメラァ!!!」

ーリプレイ映像ー

司会「一切みえない…だと?バカな、彼女は一体何者だ!?まさに、今大会に現れた新星、いや、ひときわ輝く一等星!ふおおおお!!!」

会場:いえあああああ!!!!ふー!!!!わーわー!!!!山田帰れー!!!!いいぞー!!!!可愛いくて強ーい!!!

ろり婆「いやぁどうもどうも」オテテフリフリ

好きだけど飲酒やタバコがひっかかりますねwww
しかし車の運転がたまらないですなwww
ちなみに映画にもロリババアがひとりおりましたぞwww

司会「さぁ!いよいよ決勝戦!!!」

会場:うおおおおおお!!!!!!

司会「初戦から圧倒的な強さで勝ち進んだロリババア!!!ブァースァス!我々の、勇者だあああああ!!!」

会場:いやっふううううう!!!

勇者「は?」

ろり婆「なんと」

司会「勇者はその姿を見せることなく、この大会を連覇し続けてきた漢っ!果たして今回はその勇姿を拝めるのか!?」

会場:勇者!勇者!勇者!勇者!

司会「うううううわっお!!!きたああああああ!!!」

偽勇者「ふふふ…」テヲフリフリ

ろり婆「ブサイク!明らかな偽者ではないか!」

偽者「そう、俺は偽者だ」

司会「ななななななんとぅ!?我々の勇者はあっさり偽者だったああああああ!!!!」

会場:ざっけんなよ!まじかよ!ひきょうもの!ずるしてかってたんじゃね!?ないわー。

偽勇者「ふふ、聞け!俺の中には勇者に劣らない力が確かにある。安心しろ、退屈はさせない」

ろり婆「いきがるな小僧。初の死人がでることになるぞ?」

司会「これは盛り上がって参りましたああああああ!!!それじゃあみんな!いっくよおおおお!!!よーい!?」

会場「どんぐりわっしょっしょーい!!!」

ゴワーンゴワーンゴワーーーン!!!

偽「こいよ」

ろり婆「のぞむところじゃ!」

偽「ん、どうした?」

ろり婆「か、体が動かん」

偽「さらに、俺の情熱を感じて熱くなってきたろ?」スタスタスタ

ろり婆「くっ!しかしこんなも、ひゃうっ!!!」ビクンッ!

偽「ファニーボーンでここまで感じるとはなんていやらしい子だ。とりあえず女の子座りでもして楽にしたまえ」カタグィ

ろり婆「んっんあああ!」ビクンビクン!

司会「ごくり…」

ろり婆「んっやっ、やめて…」ビクンビクン…

偽「やれやれ、髪を撫でるだけでこれか、ほんと、女は快感に弱いなぁ!」

ろり婆「んああああっ!」ビクンッ!

偽「気持ちよかったかい?服の上からお腹をさすっているだけなんだがね…次は生ふとももを楽しもうか」サスサス

ろり婆「くぁっ…んんっ!」ビクンッビクビクン!

偽勇者「お耳はむはむ」

ろり婆「ハァ…ハァ…んっ、あ…!」ゾクゾク…

偽「あらら泣いちゃったの…ま、いいや。そろそろ会場の皆を楽しませようか?」

偽勇者はワンピースの裾をゆっくりと捲りはじめる。

会場:おぉ、もう少しで下着が…!!!ザワザワ

ろり婆「ゆう…しゃぁ」グスッ

勇者「待てやおらああああああ!!!」

勇者「てめこの【ワッショイワッショイワッショイワッショイワッショイワッショイワッショイ】野郎があ!!!」

偽「誰だ!この美しい俺に罵声を浴びせるやつは!」

勇者「本物の勇者だぁ!」トウッ!

司会「なんとぅ!!!本物の勇者が乱入うううううう!?」

会場:ザワザワッショイ

勇者「選手交代だハゲ!」

司会「誰がハゲだあああああああ!!!確かにハゲって名前だけどぅ!!!!ていうか、認められませんよ!ルール違反、敗けです!!!」

勇者「構わん、こいつぶっ飛ばすだけだから」

司会「貴様、神聖な闘技大会を汚すつもりかああああ!!!!!」

勇者「今充分ヘドでるほど汚ねぇじゃねか」

会場:勇者かえれー!!!邪魔するなー!!!ロリババアの裸みせろおおおおお!!!

勇者「文句があるやつは全員かかってこいやあああああ!!!」

会場:シーン…

偽「ふふ、ハゲ、構わないよ。俺からもお願いする」

司会「誰がハゲ…!まぁいい。そこまで仰るなら、二人とも、最高の決勝戦を我々に見せてください」

勇者「上等だくそ野郎ども」

ろり婆「勇者勇者勇者ぁ!!!」オテテパタパタ

勇者「大丈夫か?」ダキカカエ

ろり婆「ふああああっ!!!」ビクンビクンビクン!

勇者「てめぇっ!」

偽「魔法は解いた、余韻を楽しんでるのさ」ヤレヤレ

ろり婆「もぅ…らめぇ…はやく…おろしてぇ」ビクンビクン…

勇者「悪い。頑張ってできるだけ離れてろ」

ろり婆「うん、ありがと」

勇者「ふんっ、うぜぇ」

偽「そろそろいいかな?皆が退屈してる」

俺「いいぜ。俺は今、猛烈にがおっしゅおこカタストロフぷんぷんデウスエクスマキナだ…覚悟しろ!!!」

偽「くらえ、美しき最強魔法!アブソリュートエクスタシー!」キラッ

勇者「これがあいつにかけた魔法か」

偽「勇者よ!俺の情熱を感じろ!」

勇者「死者よ嘆け、鬼よ怒れ、勇者が命じる。地獄の王よ、我に裁きの力をよこせぇ!」

空には暗雲が立ち込め、大きな地響きと共に無数の亀裂が地面にはしる!
その裂け目からは死者の嘆きや断末魔、鬼の咆吼が紅い光とともにかけ上がってきた!
紅い光は勇者の右手に集約し、禍々しい大剣となる!

偽「ひぎぃ…!ドス黒いオーラが逆流してくる!!!」ビクンビクン!

勇者「閻魔獄烙焦土(えんまごくらくじょうど)」チャキ

偽「ひいいいいいい!!!」

勇者「死んで詫びるか、詫びて死ぬか、選ばせてやる」

偽「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」

勇者「正義の鉄蹴、勇者キィッーーーク!!!」

偽「ぐぼええええええ!!!」ドシュゥゥゥゥゥ、パリーン!!!

偽勇者は司会席へと叩き込まれた。

司会「うあああああああっお!!!偽勇者が蹴り飛ばされてきたあああああ!!!!」

会場:ザワザワザワザワ…!!!

司会「これは…ノオッーーークアウトォォォ!勝者、勇者ああああああ!!!!!」

会場:うおおおおお!!!やるじゃん!惚れたかも!つえええ!!!ぱないの!!!

勇者「さ、行くぞ。立てるか」スッ

ろり婆「うん!」ズテッ

勇者「はんっ」

ろり婆「ちょ!なぜ手をひく!お前さんというやつは!!!」

勇者「じゃあな、ババア」アデュゥ!

ろり婆「これ!ま、待たんかー!!!」

身長は138~150あたりがベストかな。
プレセア(嫁)、クレア理事長、忍ちゃんがだぁいすきです!

プレセアは12、14(28、30)歳。
可愛いんだからね!

乙を乙

ー迷わない森クロスロード

ろり婆「あん!触手が…!らめぇー!」

勇者「…」

ろり婆「やぁ!変な液飛ばさないで!服だけ溶けちゃうー!」

勇者「……」

ろり婆「ふぇ?この果物たべたら…ん、なにこれ?…ふぁ…頭がおかしくなっちゃうよぉ…」

勇者「お前の頭は最初からおかしい。さっきからわざとか?」

ろり婆「違うもん!」

勇者「正直足手まといなんだけど」

ろり婆「うちの強さはあの時わかったじゃろ!」

勇者「めっちゃ快感に溺れてたな」

ろり婆「そ、そこじゃないわい!もちっと前!」

勇者「でも快感に」

ろり婆「やめろやめろ恥ずかしい!」ゴロゴロ

勇者「それ」

ろり婆「ふぇ?」

勇者「何で今は恥ずかしくないんだ?」

ろり婆「そりゃあ、二人きり…じゃから」テレッ

勇者「うっぜえええええ!!!殴るぞ!」

ろり婆「なぐっ、もぅ!言葉がひどいぞ!」

勇者「いいか、お前のせいでな!迷ったんだぞ!迷わない森で!」

ろり婆「ほぅ、いつの間に…」

勇者「あああああ!うぜえええええ!!て、やめろっ!」

ろり婆「ぷぅ」

勇者「二度と俺の唇、いや、俺に近づくな」

ろり婆「がーん!!!」

勇者「このババアをイケニエに捧げるから、ここからだせええええ!!!」

ろり婆描いた。

ー遊園都市 T・ファマミリアランド
のホテル・ソリオ70階特別VIPルーム

ろり婆「明日は勇者と遊園地~♪」

勇者「うぜぇ…」

ろり婆「勇者とでぇとー♪ふふふっ」

勇者「うぜええええ!!!」

【数時間前…】

勇者「次は、遊園都市か」

ろり婆「遊園都市と言えば!?」

勇者「うぜぇ」

ろり婆「ぶー!正解はファミリアランド!遊園地じゃ!」

勇者「ふーん」

ろり婆「遊園地とは!誰もが憧れる一度は行ってみたい夢の場所!」

勇者「お、金落ちてた」

ろり婆「そして遊園地と言えば!はぅぅ…愛する人とロマンチックな一時を過ごせる観覧車…」

勇者「ジェットコースター…これは…」

ろり婆「そこから見える夜景はなんとも美しく、二人の距離は自然と縮まる!」

勇者「………」スタスタスタ

ろり婆「そして…誰にも邪魔されることなく…ちぅ…」

勇者「………」スタスタスタ

ろり婆「やーん恥ずかちぃー!」クネクネ

勇者「おいてくぞ」

ろり婆「ふぇ!?お、お前さんがうちを気にかけてくれるなんて…!」

勇者「さらに明日は遊園地だ」

ろり婆「なんと!」

勇者「行くぞ」

ろり婆「やったー!!!」

ーVIPルーム

勇者「ジェットコースターなんてものに心を揺さぶられた俺が馬鹿だった…」

ろり婆「お前さん!お風呂入ろ」

勇者「殴るぞ蹴るぞ投げるぞ殴るぞ」

ろり婆「何、前にも裸の付き合いはしたではないか」

勇者「鍵壊してまで不法侵入して無理矢理な。それに、この話何回する気だ、うぜぇんだよ!いいか、何度言われようと…」

ろり婆「うぅ…」グス

勇者「嘘泣きやめろ」

ろり婆「ぷぅ」

勇者「そうだな、お前が大人になったら考えてやる」ニヤリ

ろり婆「なんじゃお前さん!ボンキュッボンが良いのか!」

勇者「めんど…」ガクッ

>>79
絵はよ!

>>81
多くの人の夢や理想と引き換えにこのサービスは利用できます。
よろしいですか?

よろしければ明日、載せさせて頂きたいと思います。

ろり婆「遊園地、きたーーー!!!」クルクル

勇者「やめろ恥ずかしい」

ろり婆「見た目子供だから大丈、ふにゅ!」ズテ

勇者「はぁ…」

ろり婆「痛い…」

勇者「そら血でてるからな」

ろり婆「絆創膏ない?」

勇者「生憎な。はんっ!遊園地を前に出血とはお前、遊園地に嫌われてるな、ははははは!」

ろり婆「がーん!!!」

ーア・コバヤシセイヤク

店員「あ、いらっしゃいますー」

ろり婆「痛い…水凄いしみた…」

勇者「仕方ないことだ、ババアなんだろ?我慢しろ」

ろり婆「都合よくババアを使うでない!」

勇者「お前もな」

店員「あ、一点で、あ、138ロリになりまそ」

ろり婆「待って!これも!」

勇者「うぜぇな…お菓子か?」

ろり婆「うんにゃ、夜の絆創膏」

店員「あ、国内警備及び国民生活観察組織、あ、略して警察呼んでいいでそか?」

勇者「戻してこい、死にたくなければな」

ろり婆「ちっ!」

>>82
YESUUUUUUUUUUUUUU
FOOOO?????????

ーファミリアランドパーク

ジェットコースター

ろり婆「いやっふうううう!!!」

勇者「ふっ、こんなものか…」

お化け屋敷

ろり婆「やん、怖ぁい」ダキツキー

ミイラ(お前)「///」

勇者「それ俺じゃない」

メリーゴーランド

ろり婆「ゆーしゃー!!!」オテテフリ

勇者「今のうちに帰るか…」

ろり婆「やあああああ!!!」

スタッフゥ「お客様!危険ですので降りないでください!!!」

急流滑り

ろり婆「くるぞ、くるぞ…!」ワクドキ

シャアーバシャアンッ!

勇者「はっはっはっ!」

ろり婆「うちの分までビニール被るなんてひどいぞ!」ビッショリ

勇者「びしょびしょ!はっはっはっはっ!腹いてぇ」

氷の世界、とかいうただ寒い部屋

ろり婆「し、死ぬ!!!」

勇者「びしょびしょだからな」

迷路

ろり婆「あれ?勇者?おーい」

てくてく

ろり婆「いたっ!くぬー鏡め!」

てくてく

ろり婆「ふぇぇ…ゆーしゃー…」グス

とぼとぼ…

>>84
では、画像ののせかた、教えて頂けないでしょうか?
なにぶんまだまだ初心者なものでして。

お外のベンチ。

ろり婆「勇者は本気で帰ってしもうたのか…」グス

勇者「それはどうかな?」

ろり婆「勇者あああああ!!!」ダキツキー

勇者「ひっつくな!ほら、風邪ひかれたら後々うぜえからこれ着ろ、あと一応タオル」

ろり婆「わぁ!可愛い服!」

勇者「ババアが可愛い服着るなんて、とんだ辱しめだろ?ざまぁみろだ」

ろり婆「うん!ありがとう!!!」

勇者「…とっとと着替えてこい」

ろり婆「うむ、しばし待っておれ!」タタタ!

勇者「ふっ…」

【数分後】

ろり婆「じやじゃーん!どうじゃ!ぷりちーじゃろ!」

勇者「あー可愛いすぎるわー誰か誘拐してくれないかなー」

ろり婆「ふふっ!これ、特別な日用にするから!うちの一生の宝物じゃー!」クルクル

勇者「また転ぶぞ」

ろり婆「よーし!日も暮れてきたしメインイベントじゃ!行くぞ!」テヲグイッ

勇者「うぜぇ…」トボトボ

ー観覧車

ろり婆「夕焼けに照らされて、海が綺麗だね」

勇者「夜景見るんじゃなかったのか」

ろり婆「細かいことはいいの!ほら、隣においで」

勇者「パス」

ろり婆「もぅ!じゃあ私がそっちに行こうっと」ヒョイ

勇者「あーうぜえ…」

ろり婆「ふふ、大好きだよ」

勇者に寄り添うろり婆。

勇者「離れろ加齢臭」

ろり婆「ほら、こっち向いて?」

勇者の顔に両手を添えるろり婆。

ろり婆「ちぅー」

勇者「甘い。残像だ」

ろり婆「もぅ!台無しではないかー!!!はっぷっぷー!!!」プンプン

ほっぺにちゅっ

ろり婆「ふぇ…?」

勇者「水攻めした詫びだ、二度とやらんからな」

ろり婆「はにゃあ~ん」

ー恋桜の街 チェリードゥーティ

ろり婆「わー!!!上も下も桜満開じゃー!!!」

勇者「目が可笑しくなりそう」

ろり婆「そして周りはカップルだらけ!」

勇者「男同士…うわー…」

ろり婆「ここはカップルだけじゃなく、たくさんの人が恋人探しにくることでも有名じゃ。なんでも両想いになる、一生結ばれる、というような噂が色々あるみたいでの、ぐふふ…」

勇者「ふーん、じゃあ誰かこいつあげるよー」

ろり婆「あほー!!!」

勇者「うぜぇ」

警察「おい君」

勇者「はい?」

警察「この子は君の家族か?」

勇者「いえ、迷子です」

ろり婆「な!お前さん!」

警察「そうか。じゃあこちらで預かるよ」

勇者「どうぞよろしくお願い致します」

警察「では」ダッコ

ろり婆「な!やめ!離さんか!うちと勇者は…!」

勇者「たまには一日ゆっくりさせてくれ、明日には迎えに行くから」ノビー

アーアダイジョウブカナー
カワイソー、ネー

勇者「あ?」

左京「君」

勇者「なんだよおっさ…こほん。なんでしょうか?」

左京「あの子は本当に家族や知り合いではないのですか?」

勇者「どうしてそれを確認する必要があるんですか?」

左京「実は私こういうものでして」

勇者「探偵?」

左京「えぇ。あなたは、旅の方ですか?」

勇者「そうですけど」

左京「実はこの街、表向きはとても華やかなのですが、裏では人身売買が行われているという噂があるんですよ」

勇者「はぁ」

左京「その中心となっているのが、この街を守る警察だということを私達は突き止めましてね。街中には彼等の配下にあたる人達がカップルや独り身を演じ、特に、旅人などの部外者を狙っていることもわかったのです!」

勇者「じゃああいつ、今ヤバイのか…」

左京「やはりお知り合いでしたか…」

勇者「ありがとうおっさん。めっちゃ色々話してくれてちょっと怪しいけど」

左京「それでも信用して頂けたのなら光栄です」

勇者「俺は勇者だから、自分でなんとかする。おっさんも頑張れ、じゃな」

左京「お気をつけて」

とある交番の奥の部屋。

ろり婆「すや…」

警察「こいつはなかなかの上物だな…」

脇腹から胸を覗きこむ。

警察「可愛いちぃぱいだね!」

警察はろり婆を抱き抱え、その後ろに座ると、一度ぎゅっと抱き締めた。
そして、脇腹から手を入れふにふにふにふに…

警察「た、たまんねーぜこりゃあ!!!この行為が直接見えないのが余計興奮するんだよなー!」

扉ドーン!!!

勇者「あ、いた」

警察「な!貴様はっ!」

パシャッ

勇者「はい、とりあえず証拠写真とったからね」

警察「なぜこの交番だと…!」

勇者「なぜって12個あるって聞いて、片っ端から探した。それだけ」

警察「無理だ!街一つの交番をこんなにはやく」

勇者「俺、勇者だから」

警察「は?」

勇者「お前より偉いし強いし凄いの。とりあえず膝まずけクズ」

警察「大人を見下すのやめろおおおおおおおお!!!」ダッ!

勇者「勇者背負い投げぇ!!!」

勇者は警察を向かいの民家まで投げ込んだ。
壁には大きな穴が空き、砂煙が立ち込める。

亀海「てめ!何やってんだ!」

勇者「制裁です」

亀海「制裁ってやりすぎだろ!」

勇者「失礼ですが、あなたは誰ですか?」

亀海「警察だ!」

左京「亀海君!」タタタ!

亀海「あっ!左京さん!」

左京「…なるほど、そうでしたか。とにかく無事でなによりです」

勇者「ありがとうございます。しかし、あなたは警察の方だったんですね」

左京「騙すつもりはなかったのですが、すみません」

勇者「いえ」

亀海「さぁこい!」

警察「く!同じ警察だろ!離せ!」

亀海「てめぇと一緒にすんな!」

警察「いたたたた!」

勇者「やれやれ。そうだ、左京さんこれ」

左京「これは?」

勇者「あいつがあの子の生乳をふにふにした証拠写真です」

亀海「生乳をふにふにぃ!?」

勇者「はい。脇腹から手を入れて」

亀海「お、おぉ…左京さん!これでしばらくオカズに困ることはなさそうっすね!」

左京「亀海君っ!!!」

亀海「すいませんっ!!!」

左京「シッー」

亀海「っす」

左京「何はともあれ、これでこの街を救うことができます。ありがとう勇者!」

勇者「うっせぇロリコンジジイ。いいか、その写真広めたり悪用したら世界の果てだろうとぶっ飛ばしに行くからな!」

こうして勇者は街をひとつ救った。

勇者「にしてもまだムカつくなー!あん時みたいによぉ!あー!何だこの気持ちは…うぜぇー!!!」

ー宿屋 チェリーパイパパイ

ろり婆「ふにゅ…」

勇者「起きたか」

ろり婆「ふぇ?ここは…?」

勇者「迎えに行ったら疲れて寝てたから、宿屋に連れて帰ってきた」

ろり婆「…思い出した!お前さんというやつはいつもいつも…!!!」

勇者「今回ばかりは正直に謝るよ。ごめん」

ろり婆「むぅ…やけに素直じゃな。ま、今回だけは許してやる。じゃから、もう二度とあんなことするんじゃないぞ!」

勇者「はいはい、わかりました」スッ

生乳ふにふにふにふにふに…

ろり婆「ななななななにを!!!!」

勇者「いや、何でもない。とりあえず疲れたから寝させろ」オナカヲマクラニ

ろり婆「ゆゆゆゆゆゆうしゃあ!?」

勇者「おやすゃ…」スヤスヤ

ろり婆「いつか絶対に責任とらせてやるからの…」

なでなで。

書き込み増えててワロタ、ありがとうございます!

pixiv…怒られます?

下準備を終えた瞬間ネットおちたwww
ネットつかないwwwなんというタイミングwww
この3DSじゃ無理だろうし…orz

俺、よく物や空気壊すから友達にコールドブレイカーて呼ばれてるんだ…
うあああああちきしょおおおお!!!!!

俺は勝ったぞ!!!
ふふふ…はーはははは!!!

ロリババアでも、自分がロリコンかそうでないかで好みも色々だよね。
奥が深いぜ。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42254061

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42254606

どなたかここに画像直貼りしてくれたら嬉しいです。

http://i.imgur.com/xovkxhI.jpg
http://i.imgur.com/m4ZFYMB.jpg
http://i.imgur.com/hmCe4sq.jpg
ほい

>>103さん、誠にありがとうございます!
わっちは嬉しいぞ!

※一番下は別のオリキャラです(笑)
 しろさん、はるさんだよ。
 確かに二人ともロリババアだけど。

ーチェリードゥーティにあるイナイイナイBAR

カランカラン…

ろり婆「がおっしゅ、マスター」

マスター「お久しぶりです。どうぞ」

ろり婆「うむ。いつもの頼む」

マスター「かしこまりました。今日は何だかご機嫌ですね」

ろり婆「いやーわかるか?今日、嬉しいことがあったんじゃよ」ヨイショ

マスター「どうぞ、こちら桜ミルクです」

ろり婆「おーこれこれ、いやぁ懐かしいのう。んくんく…ぷはー!うむ、うまちぃじゃ!」

マスター「ありがとうございます」

ろり婆「うちな、勇者と少し親密になれてご機嫌なんじゃよ」

マスター「珍しいですね」

ろり婆「まぁの。しかも向こうからうちにな?…ふふふ」

マスター「こちら、サービスです」

ろり婆「いつも悪いの。ありがとう」

マスター「いえ、これぐらいしか私にはできませんから」

ろり婆「充分じゃ。お、このプリンもうまちぃじゃな!」

マスター「当店自慢の新メニュー桜プリンでございます。」

ろり婆「これは大繁盛間違いなしじゃ!うちが保証する!」

マスター「ありがとうございます。それで、今勇者はどちらに?」

ろり婆「勇者か?宿で寝とるよ。それよりも、この街、だいぶ治安悪くなったの!うち大変な目にあったぞ!」

マスター「時と共に、街も人も変わっていきますからね。お怪我はありませんか?」

ろり婆「うむ。大丈夫じゃ。どうやら薬で眠らされたみたいでの…目が覚めたら勇者に助けられとった。で、そのあと勇者の記憶を覗いてみてびっくりしたわい!」

マスター「すみません」

ろり婆「よい、謝るな。お前さんに責任はない」

マスター「しかし…」

ろり婆「お前さんはここのマスター、それだけじゃ」

マスター「…ありがとうございます」

ろり婆「うむ。マスター、もう一杯頼む!」

マスター「かしこまりました」

ー桜山 モモイロクローバー登山道入口

勇者「で?」

ろり婆「この山の頂上にある一番大きな桜の木の下で告白すると、両想いになれて一生幸せになって虫歯にもならんとある人に聞いての」

勇者「誰だ!そんな余計なこと吹き込んだやつは」

ろり婆「まぁまぁ、とにかく行くぞ!」テツナギー

勇者「うぜぇ、離せ!行かねーよ。俺には虫歯にならない以外メリットがない」

ろり婆「ほぅ、昨日うちの名前を寝言で呼んでたのはどこのどいつかな?」

勇者「あーそういえば昨日すごい悪夢見たな。起きて吐いたわ」

ろり婆「ひどすぎるぞ!」

勇者「うっ…思い出したらまた吐き気が…」

ろり婆「もぅ!どちらにせよこの山を越えんと」

勇者「次の街に行けねーんだよなー…」

ろり婆「つ・ま・り?」

勇者「ちきしょおおおおお!!!」

ろり「では、しゆっぱーつ!ふんふんふーん♪」テクテクテク

勇者「くそ…」トボトボ

ろり婆「そうそう!お弁当も作ったからね!」

勇者「いつの間に」

ろり婆「お楽しみに!」ウィンク

勇者「俺、腹の調子悪いから遠慮するわ」

ろり婆「鬼っ!」

勇者「鬼勇者、かっけぇじゃん!はっはっはっ!」

ろり婆「勇者のばーかばーか!」

≫103

うきゃあああああ
かわいいいいいい!!!!

おつおつ

ー山の中腹

ろり婆「ふぅ…ここらで休憩にするかの」

勇者「ババアは体力ねーな」

ろり婆「うちはお前さんに気を使ってやっとるんじゃ!」

勇者「はいはい」

ろり婆「それと」

勇者「なんだよ」

ろり婆「だぁい好きな人の名前を叫んで、山びこが返ってきたら、想いは必ず届くんだってー!!!きゃー!!!うふふ」

勇者「頂上に行ったら両想いになって幸せコースなんだろ」

ろり婆「いいの!うちはこの初恋を大切にしたいの!ぜっーたいに叶えたいの!」

勇者「初恋!?お前ババアなんだよな?何年、生きて初恋なんだよ」

ろり婆「内緒!」

勇者「うぜぇ」

ろり婆「スッー…ゆーーーーーしゃーーーーー!!!」

山びこ「ゆーーーーー「ロリババアくたばれえええええ!!!」

山びこ「ロリババアくたばれえええええ!!!」

勇者「っしゃあ!!!見事フラグ折ってやったぜ!!!」

ろり婆「今、ロリババア言うたの。ふっふっふっ」

勇者「俺お前嫌いだからセーフ」

ろり婆「もぅ、うそつきさん」オナカツンッ

勇者「うぜぇ嫌い臭い」

ロリババア「臭い!?」スンスン

勇者「加齢臭くせー」

ろり婆「バカ言え!この愛らしい幼体から加齢臭などするか!クンカクンカしてみぃ!」

勇者「やだよ。うっ…吐き気が…」

ろり婆「勇者のあほあほあほーーー!!!」

山びこ「勇者のあほあほあほーーー!!!」

勇者「あ」

ろり婆「がおっしゃあ!やったやったー!」ピョンピョンッ

>>107さん、ありがとうなのじゃ!

ー山頂、伝説の桜 ラクサゲンタ

ろり婆「ふぁぁ…おっきぃ…」

勇者「さ、飯だ飯。弁当よこせ」

ろり婆「先にすることがあるでしょ!」

勇者「お前を殴ることか」

ろり婆「こほん。私…あなたのことが…ずっと…ずっと!!!」

勇者「ごめんなさい!!!」

ろり婆「もー!!!」

勇者「わかったわかった、とっとと終わらせろ」

ろり婆「私、あなたのことがずっと好きでした。もしよろしければ、私と付き合って下さい!」ペコリ

勇者「はい」

ろり婆「やったぁ!勇者ー大好きじゃ!愛しとるぞー!」ダキツキー

勇者「よかったね。弁当くれ」

ろり婆「もぅ!なんでそんな淡白なんじゃ!」

勇者「だってーどーでもいいんだもーん」

ろり婆「ぐぬぬ…!勇者の大バカ者っ!うちは真剣じゃったのに!もうよいわ!勝手にせい!」

勇者「うおっ弁当投げんなよ!て、おい待て!どこ行くんだ!おい!」

ろり婆「………」タタタ…!

勇者「泣くなよ…」

ー小川

ろり婆「グス…」

【モリノクマサンが現れた!】

くまさん「どないした?お嬢ちゃん」

ろり婆「なんじゃ、くまさんか」グス

くまさん「ほれ、魚ちゃん食うか?」

ろり婆「生は…やじゃ」クビフリフリ

くまさん「あーお嬢ちゃんに生はキツイかー」

ろり婆「それに…」

くまさん「なんや?」

ろり婆「なんでもない」グス

くまさん「なんや、言いたいことあるんやったらハッキリゆうてみ!悩みあるんやったらくまさんが相談のったるで!」

【ろり婆は逃げ出した!】スタコーラサッサッサーノサー

くまさん「最近の子供はよーわからんわ」ムシャムシャ

ー桜咲く森の中

ろり婆「はぁ…」トボトボ

ガサガサッ!

ろり婆「なんじゃ、またくまさんか?ひつこいのう」

【偽勇者が現れた!】

ろり婆「貴様は!!!」

偽「やっと見つけた。愛しの姫」

ろり婆「同じ手には…!」

偽「遅い」

ろり婆「な!はやい!すでに体が…!」ビクン…

偽「そして、分身魔法」

【偽勇者は3人になった!】

ろり婆「くっ、なぜここに貴様が…!」

偽「ずっとずっとずっーと君たちの後を追ってきたのさ。見失っても魔力で追跡できる。君の強い魔力のおかけでね」ちゅ、ぺろぺろちゅぱっ

ろり婆「んゃあっ!」ビクンビクン!

偽「キスははじめてだったかい?お姫様」

ろり婆「残念、初めては勇者じゃ…」ハァハァ

偽2「じゃあ下はどうかな?」スカートビリビリ!

ろり婆「あっ!」

偽3「可愛いモコモコおパンツでちゅねー」

偽「さぁ!思う存分楽しもうか!ここなら誰の邪魔も入らないしね!」

ろり婆「勇者が…うちにプレゼントしてくれた…大切な服…」グスッ

偽2「とりあえずまっぱにするかー」

ろり婆「ううううう!!!」ゴゴゴゴ…

偽2「!?」

偽「バカな!魔法が解けただと!?」

ろり婆「うがあああああああ!!!」ゴゴゴゴ!!!

勇者「ロリババアーーーーー!!!!!」
山びこ「ロリババアーーーーー!!!!!」

ろり婆「はっ…!勇者!?」

偽「またあいつか!」

勇者「一人じゃ多すぎんだよーーーーー!!!!!」
山びこ「一人じゃ多すぎんだよーーーーー!!!!!」

ろり婆「スッー…当たり前じゃバカーーーーー!」

勇者「全然聞こえねーよーーーーー!!!!!!」
山びこ「全然きこえねーよーーーーー!!!!!」

偽3「俺が後ろから押さえてるうちにやってしまえ!」ガシッ

偽勇者「わかった、アブソリュートエクスタシーテクノ!!!」キランッ

ろり婆「ん、んやあああ!!!」ビクンビクン!

偽2「へへ、とりあえずまっぱにするぜ!!!」

ろり婆「夢花火ーーー!!!」カッ!

ヒュ~~~ドーーーン!!!パチパチパチ…

ー頂上
勇者「あれは…ろり婆か!?」ダッ

ー桜咲く森の中

偽3「お尻やわらけーなー!くんかくんかすーはーすーはー」スリスリ

ろり婆「あっあっ…やぁ…!」ビクンビクン!

偽「とりあえず生ちぃぱいを!!!」フニフニフニ

ろり婆「んんっ!…ら…めぇ…」ビクンビクン!

偽2「ふふ、俺はつるつるお」

ズザザザザ…!!!桜の木にドカーン!!!バキバキ…ズシーン…!

勇者「いってえええええ!!!」

偽2「くっ!とりあえずワンタッチ!」ツンッ

ろり婆「んにゃっー!!!」ビクンビクンビクン!!!

偽「きたか、やれ!」

偽2「うおおおおおおおお!!!」

偽3「ああああらああああ!!!」

勇者「うおっ!おまっぐあっ!!!」ドカッ!バキッ!

偽「そこで眠っててねお姫様」ちゅ

ろり婆「はぁ…はぁ…」ガクガク…

勇者「くそっ!!!貴様あああああ!またやりやがったなあああああ!!!」

偽「悪いな、君は対策済みだ!戒めの蛇神、メデューサ召喚!」

【分身は消え去りメデューサが召喚される!!!】

勇者「っ!?右足が石に!!!」

偽「徐々に体は石化していくぞ…くっ、魔力が喰われる…」

ボキッ

偽「なっ…貴様正気か!?」

勇者「っああああああああ!!!…右足ぐらい…くれてやらああああ!!!」ブンッ!

偽「あぶなっ…!ははっ相変わらず楽しませてくれるね。いいだろう!こうなったらメデューサ!一気にやれ!俺を喰らってでも奴をを殺せええええええ!!!!!!」

メデューサ「グオオオオオオ!!!」

勇者「失せろおおおおお!!!」カッ!

メデューサ「!?」ドシュゥ!

【メデューサは消滅した!】

偽「化物…いや、まるで伝説の魔王!!!俺では貴様に勝てんというのかああああああ!!!」フラ…

勇者「吹き荒れろ…!全てを飲み込め…!山の精達よ!勇者が命じる!我の正義の矢となりて罪を穿て!桜華一閃!!!」

勇者の真下に魔法陣が描かれ、桜が竜巻のように舞い上がる!
そして勇者が右手を敵につき出すと、桜の竜巻は敵を飲み込み、多くの木々をなぎ倒しがら真っ直ぐに風を切り裂いた!

偽「ゆうううううしゃああああああ!!!!!!」

【偽勇者を倒した】

ー夜

勇者「んん…はっ!」

ろり婆「大丈夫?」ナデナデ

勇者「俺…あれ、右足あるじゃん」

月明かりに照らされる一直線に倒された木々たち…

勇者「夢じゃ…ないのか。なんで」

ろり婆「いいから、うちの膝枕でねんねしてなさい」オデコポンッ

勇者「ろり婆」

ろり婆「ん?」

勇者「ごめん」

ろり婆「こっちこそプレゼントの服、ごめんね」グス

勇者「泣くなよ泣き虫」ナミダヌグイ

ろり婆「だってぇ…!服は破られるし、体はいっぱい汚されちゃうし、勇者は血まみれになるしで…!」ポロポロ

勇者「お前の泣いてる顔、見たくない。全部俺が悪かった。本当にごめん」

ろり婆「勇者ぁ…」グス…

俺「これからは態度も改める。俺はお前の笑顔を守りたい」

ろり婆「ありがとう…でも、かっこつけすぎぃ…」グス…

勇者「悪かったな…」ムス

ろり婆「にひひ」ニコッ

勇者「いい笑顔だ」ナデナデ

ろり婆「ふにゅう…」

勇者「さってっと、頂上に戻るぞ」ガバッ

ろり婆「ふぇ?なんで?」

勇者「何でって、お前の着替えと野宿する為の道具は【ろり婆の愛の魔法のかかったキラキラお星さまポーチ】に入ってるからな」

ろり婆「よく言えました」パチパチパチパチ

勇者「お前が飽きもせずしょっちゅう口にするからな。それと弁当」

ろり婆「食べておらんのか?」

勇者「まだ一口もな」

ろり婆「よくできました」パチパチパチパチ

勇者「うぜぇ」

ろり婆「さっそく口悪いぞ!!!」

勇者「いいから早く行くぞ。パンツ丸出し婆さん」

ろり婆「またー!!!」

勇者「口を改めるとは言ってない」

ろり婆「ひねくれ小僧!!!」

勇者「はいはい。俺も頂上のおまじないやってみたいから」

ろり婆の小さな手をギュッと握る。

勇者「とっとと行くぞ」

>>103 ろり婆イラスト

ー耳なり峠 キーンナルワイヤー

ろり婆「しっあわーせーはーあーるいてこない」

勇者「うぜぇ」

ろり婆「だーから走ってつっかみっとれー!」

勇者「うぜぇ…」

ろり婆「一日一個!三日で三十個!」

勇者「うぜえええええええ!!!」

ろり婆「なんじゃどうした」

勇者「どうしたじゃねえよ!ただでさえ耳キーンなるのにうるせえよ!!!」

ろり婆「そのキーンに耐えきれず発狂し、骸になるものもおるらしい。さらに、キーンは死者が生者を呼ぶ声ともいわれておるぞ。じゃからうちがこーして」

勇者「余計狂気が加速するわ!やめろ!」

ろり婆「うーん次は」

勇者「やめろ!!!」

お婆ちゃん「おや、こんにちは」

ろり婆「がおっしゅ!」

爺「ほほ、元気がいいね~」

お婆ちゃん「兄妹でハイキングかい?」

ろり婆「お婆ちゃんや、うちらは夫婦じゃ!」

勇者「とんでもない嘘つくな」

爺「ほほ、若いっていいのー」

ろり婆「うちはロリババアじゃがの!」

婆「そうかいそうかい。それじゃ、気をつけてね」

ろり婆「うむ!お二人も気をつけて!」

勇者「えらく涼しい顔だったな」

ろり婆「きっとなれておるのじゃろ」

勇者「ふーん…ん!?」

ろり婆「どうした?」

勇者「後ろ見ろ、婆さん爺さん消えたぞ」

ろり婆「まさか二人は…!!!」

勇者「そういえばどこからでてきた…?」

ろり婆「幽霊…!!!きゃー!!!」ダキツキー

勇者「ここで転がしたらどこまで転がるかなー」

ろり婆「勇者、恐ろしい子…!!!」

がおっしゅ!

ー雪と温泉の町 アリマ・グレイシア

ろり婆「ささささささぶい…!!!」

勇者「いくら俺の上着着てるとはいえ、ワンピースだからな」

ー服屋ユニシロ ウィン

店員「いっしゅやっせー」

ろり婆「あったかぽかぽかー」

勇者「なぁ。雪の町ってここだけなんだよな」

ろり婆「ほうじゃ」

勇者「で、一泊するだけだよな?別に防寒服いらなくね?部屋にこもって」

ろり婆「バカ者!今日は雪合戦に温泉!明日はこの町の名物!スケートじゃ!」

勇者「やだ。しんどい」

ろり婆「何をー!」

勇者「お前、昨日丸裸にされてエッチなことされてたわりには元気だな。なんて強靭な精神なんだ、さすがロリババア!」

ろり婆「店ん中でやめい!それにトラウマじゃから二度とその話はするな…うぅ…」グス

勇者「あームカつくな!!!」

ろり婆「なんでぇ!?」

勇者「よし…やるか、雪合戦」

ろり婆「マジか!!!」ニパァ!

勇者「手加減はしない」

ろり婆「ふふふ、それはこっちの台詞じゃ!」

店員「命がけでかかってこい!!!」

勇者「お前誰だよ」

>>116さん、がおっしゅ!

ー公園

ろり婆「おー!!!雪積もっとるー!!!」キャッキャッ

勇者「さすがに公園の雪かきはしないだろう。ま、雪合戦には痛っ!!!!」

ろり婆「はーははははは!!!隙間ありじゃ!せい!」ヒュ!

勇者「隙ありだろ!うぜぇ!」ビシュ!

ろり婆「痛ー!!!もぅ、子供に向かって本気で投げないでよぅ!!!」

勇者「うぜぇ。ババアに本気で投げたんだよ!てかさっき本気でや」ドシュアー!!!

ろり婆「はっはっは!油断したな!落雪注意じゃ」

勇者「偶然じゃねーか!!!くそ!」

ろり婆「ほれほれどーしたどーした?」ポイポイポイノポーイ

勇者「雪の…った!精霊達よ…っと、勇者が…つめてっ!勇者が命じる!とりあえずあのババアつぶせえええええ!」

ろり婆「雪の精霊さんになんてことお願いするんじゃ!いたたたたたた!!!」コンコンコンコン…

勇者「はっはっはっ!まーニット帽があるから平気だろ。とりあえず、お前の上だけ今日の天気は霰だ」

ろり婆「いたいいたいいたい!ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」タタタタタ…!!!

勇者「ばっ!やめろ!こっちくるな!!!」タタタタタ…!!!

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ!!!!!ふにゅ!」ズテッ

勇者「はっはっはっ!!!腹いてぇ!」

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ!!!」コンコンコンコン…

ろり婆「できたー!!!雪だるまー!!!」テテーン!

勇者「へったく」カオニバシュ!

ろり婆「これでよいのじゃ!」

勇者「ふんっ…俺のを見ろぉ!」

ろり婆「こ、これは…」

勇者「地獄の番犬ケルベロスだ!!!」ドーン!!!

ろり婆「やだ…芸術的!」

勇者「だろ?」

ろり婆「いやぁ意外な才能じゃな」

勇者「しかも見ろ!小さいお前がのっている」

ろり婆「ふおおおおお!!!」ヒョイ

勇者「おま」

ドシャア

ろり婆「ありゃ」

勇者「乗ったら壊れるに決まってんだろ!!!」

ろり婆「作りが甘い、70点!」

勇者「殴るぞ」

ろり婆「さて、次はカマクラじゃ!」

勇者「いや、そろそろ帰ろう」

ろり婆「えー!!!」

勇者「さすがにしんどい」

ろり婆「やじゃやじゃやじゃやじゃー!!!」ゴロゴロバタバタ

勇者「うぜぇ!」

ろり婆「ちべたー!!!」ガバッ

勇者「そりゃ服に染みるわな」

ろり婆「うぅ…帰るか」ブルブル

勇者「やれやれ、子供のお守りも大へ」カオニバシュゥ!

ーホテル・N・アワジの一番お高いお部屋のお温泉。

ろり婆「勇者と温泉~♪」

ろり婆「…お前、綺麗な背中してるな」ぎゅ

ろり婆「やんっ!どうしたの勇者?」

ろり婆「ごめん、つい」

ろり婆「もぅ、恥ずかしいよぅ…」

ろり婆「ふふ、可愛いな。愛してるよろり婆」

ろり婆「うちも…」ちゅー

勇者「一人で何やってんだ」

ろり婆「だって勇者が近づくなって言うんじゃもん!」

勇者「男と女だからな」

ろり婆「とくと見よ!この美しき裸体!いかなる美術品にも勝るぞ!」ガオー

勇者「昨日見た」

ろり婆「だからやめろー!!!うぅ…勇者以外の人に…ぐす」グス

勇者「ほら、頭洗ってやるからとっととあがれ」チャポ

ろり婆「ふぇ!?ま、マジでかー!?うおーマジかー!!!マージマジマジー」

勇者「うぜぇ!!!とっととこい!!!」

ろり婆「いくいくー♪」バシャ

勇者「とっとと座れ」

ろり婆「ふふ、やったぁ」アシパタパタ

勇者「シャワーかけるぞ」シャアアア

ろり婆「あつっ!熱いわっ!」

勇者「すまんすまん、次は…と」ワシャワシャ

ろり婆「ふひひひひ」アシパタパタ

勇者「あ、ボディソープだこれ」ワシャワシャ

ろり婆「あほー!!!」

勇者「まいっか」ワシャワシャ

ろり婆「やめい!ギシギシになるわ!はよう流せ!」

勇者「嘘だよ」ワシャワシャ

ろり婆「ぷぅ!後で背中洗いっこの刑じゃからな!」

勇者「はいはい」ワシャワシャ

ろり婆「ま、マジでかー!!!ま」アシパタパタパタパタ!!!

勇者「うぜぇ!!!ほら、流すぞ」シャアアア

ろり婆「ふふ、次はうちがお前さんの頭を洗ってやる!」

勇者「はいはい、お好きにどうぞ」

ースケートリンク・マヤササバンタ

ろり婆「あいたっ!」ズテ

勇者「何回目だ、いい加減ちゃんと立て」

ろり婆「お前さんがうちの手をちゃんと握らんからじゃ…」フラフラ

勇者「離すぞ」

ろり婆「う、うむ…」フラフラ

勇者「じゃ、後は頑張れ」スイー

ろり婆「こ、これ、待たんか!」

勇者「はっはっはっ!ほら、ここまできてみろ」スイー…ピタッ

ろり婆「うお、うおぉ…!」コツッコツッ…

勇者「滑れよ」

ろり婆「ふにゅ!」ズテ

勇者「はぁ…」ヤレヤレ

一時間後

ろり婆「おー!」スイー

勇者「あー滑りずれー」スイー

ろり婆「良いか!絶対手を離すなよ!」

勇者「そう言われるとなぁ…行ってこい!」シヤッ

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ!!!」スイー!

勇者「おー」パチパチ

ろり婆「ふにゃ!」カベニドーン

勇者「滑れた滑れた、えらいぞババア」

ろり婆「勇者の…ばかーーー!!!」

ーさらに一時間後

ろり婆「見よ!この滑り」スイースイー

勇者「しんどいなー…」

ろり婆「とぅっ!」ジャンプクルクルー

監視員「スピンはおやめっ!!!」ピー!!!

ろり婆「ちっ!おねぇめ…」ブツブツ

勇者「コーヒーのも…」ヨイショ

ろり婆「お前さん、一緒に…あれ?」キョロキョロ

ろり婆「もーーー!!!」

ー休憩所

勇者「はー落ち着く…」ズズ…

ろり婆「あほ勇者!置いてくなと出会ったときから何度も何度も…!」

勇者「これ飲んで落ち着けよ」スッ

ろり婆「ココアー!!!」

勇者「ロリババアってよりも、ただの子供だな…」

ろり婆「ふーふー」

おつおつ

ナンデモナイヨウナコトガシアワセダッタトオモウ草原

ろり婆「んー良い天気じゃな!」

勇者「うん」

ろり婆「どうした?」

勇者「なんでお前成長してんの?」

ろり婆「ん?子供の成長というのは早いもんじゃぞ」

勇者「いや、早すぎだろ!身長が俺の顎下まで伸びてるぞ!」

ろり婆「確かにお胸も」

勇者「それは聞いてない」

ろり婆「ちゅーかお前さんも成長しとるぞ?」

勇者「え?」

ろり婆「ほい、鏡」

勇者「う、うあああああ!!!」

ろり婆「どうした?」

勇者「じいさんじゃねーか!!!髪の毛真っ白で顔はしわだらけになってるじゃねーか!!!」

ろり婆「なに、安心せい。それでもうちは変わらず、お前さんを愛しとるよ」

勇者「あああああ…手も、手もしわくちゃになってる…」

ろり婆「勇者」

勇者「なんだよ!いらーねよお前の愛なんか!俺の若々しさを返してくれ!!!」

ろり婆「ゆーしゃー」

勇者「…!?」

ろり婆「ゆううううしゃあああああ!!!」グアアアッ!

勇者「うあああああ!!!なんだどうした!?」

ろり婆「ゆゆゆゆゆゆししししし」ガクガク

勇者「落ち着け落ち着けどうしたんだよ!」

ろり婆「ゆしゆししゆゆししゆしゆゆ…」ガクガクガクガク

勇者「落ち着けって、な?」

ろり婆「うがあああああああ!!!」ガバァ!

勇者「うああああああ!!!!!」ビクッ

はっ!

ろり婆「勇者!勇者!」

勇者「うおおおおお!よるな!化け物!」ズテ

ろり婆「もう大丈夫じゃ、落ち着け」

勇者「くるな!くるな!」アトズサリー

ろり婆「じっとせい…ちゅ」カオツカンデキス

勇者「!?」

ろり婆「ね。もう大丈夫」ニコッ

勇者「ろり…婆…」

ろり婆「今お前さんは、幻覚を魅せられていたんじゃ」

勇者「幻覚…?」

ー数時間前

勇者「通行止め?」

警備員「はい。今の季節、中心部の湖にだけ咲くホントウニアッタコワイ花が、強力な幻覚を魅せる花粉をまいているんですよ」

勇者「ふーん」

ろり婆「ちゃんとマスクせぇよ」ジトー

勇者「いや大丈夫!余裕余裕!俺勇者だからきかねーよ!!!」ハハハ!

ー現在

ろり婆「というわけじゃ」

勇者「俺の…自業自得…」ズーン

ろり婆「お前さんは攻撃特化の勇者じゃ。自分の弱点くらい把握しとらんといつか死ぬぞ!」

勇者「はい。ごめんなさい…」

ろり婆「これからはうちの話、ちゃんっと聞くんじゃぞ!」メッ!

勇者「はい。ごめんなさい…」

ろり婆「よしよし。じゃあマスクしよーね」
   (どんだけ怖いもん見たんじゃ…?)

人生も1.2.3!!!

>>123さん、ありがとうございます。
自分の夢物語を見てくれている人がいる、それだけでこんなに安心するとは…有り難き幸せ。

ー水の都 オスラ・ティアス
 宿のベランダ。夜。

勇者「………」ぼー

ろり婆「がおー!!!」ガバッ!

勇者「うおっ!」ビクッ

ろり婆「ふふふ…」クスクス

勇者「くっそババア…」ワナワナ

ろり婆「くそババアとはなんじゃ!」

勇者「ふんっ!」

ろり婆「よーっぽど堪えたみたいじゃのう」ニヤニヤ

勇者「うぜえ…」

ろり婆「風よ!俺を自由の果てに誘え!」ビシッ!

勇者「なっ!それは…!!!」

ろり婆「ん?どした?」ニヤニヤ

勇者「なぜ俺の黒歴史を…」ボソ

ろり婆「じゃ、うちお風呂入るけど覗かないでね?それとも…一緒に入る?」

勇者「その間に出発するわ」

ろり婆「ロリババア腹パン!」

勇者「ぐはっ!てめこのやろ…!」

ー翌日。商店【モウカリマッカ】

おっさん「オメットー!特等だよ!!!」カランカラン!

ろり婆「やったー!!!」

ザワザワ…スゴーイ…ウラヤマー…ドンダケー…

勇者「マジかよ」

おっさん「なんと!今回の特等はリゾー島アミスコット、ホテル宿泊券付き往復チケットだよー」

ろり婆「ふおおおおお!!!!!」

勇者「へー」

ろり婆「もっと喜ばんか勇者よ!アミスコットは高級リゾート地じゃぞ!」

おっさん「そうだよー。しかも豪華客船チンボツ・ロストパラダイスに乗って行けるんだよ!」

勇者「なんだその不吉な名前は、沈む気満々か」

ろり婆「やったやったー!!!」クルクル

勇者「うお、やめろ!恥ずかしい!離せ!」クルクル

ろり婆「いやーおっさん!太っ腹じゃの!」クルクル

おっさん「実は行く前に妻と離婚しちゃってさーははは…」

勇者「うわー行きづれー…」クルクル

ーリゾー島 アミスコット

ろり婆「透き通る海!愛らしいロリババア!白い砂浜!愛しのロリババア!どこまでも広がる青空!可愛いすぎる水着ロリババア!照りつける常夏の太陽!煌めくロリババアの髪!」

勇者「うぜえええええ!!!」

ろり婆「ふふん、喜べ!うちの水着姿じゃぞ!」バーン!

勇者「どーでもいいわ」

ろり婆「あのお姉さんが良いのか?あの幼女が良いのか?あの人妻が良いのか?あの少女が良いのか?それともわ・た・し?」

勇者「今お前の墓穴ほってやるから待ってろ」

ろり婆「もぅ、ひどいぞ!ほら、もっとお前さんも浮かれんか!」ヘヘヘイ

勇者「あーお前のテンションマジうぜえええええ!!!」

ろり婆「まーまー。じゃあ、日焼け止め塗ってもらおうかの?」レジャーシートニネコロビー

勇者「目に?」

ろり婆「この・せ・な・か・に」ヒモホドキ

勇者「うおらああああああ!!!」クリームタタキツケ!ピチャアン!

ろり婆「ひゃうっ!やめんか!地味に痛いぞ!」

勇者「あーめんどい…」ヌリヌリ

ろり婆「ん…」

勇者「くそ…みんな犯罪者を見る目じゃねーか…」

ろり婆「ん…前も…してー!!!」

ごろんして、勇者の両手をちぃぱいに。

勇者「あ」ふに

ろり婆「やん、お前さんったらこんなところで!ふふ、くすぐったい…」ヌリヌリ

勇者の目の端には、全力で走ってくる監視員達の姿が見えた。

勇者「お前一生恨むからな!」

ろり婆「ごめんなさい」ペコリ

勇者「危うく勇者逮捕の巻きだ」

ろり婆「ふふっ」

勇者「笑い事じゃねーよ!!!」

ろり婆「ほらっ!行くぞ!」グイ!

勇者「引っ張るな!」

ろり婆「海ー!!!」キャッキャッ

勇者「おぉ…」パシャパシャ

ろり婆「そぉれ!」バシャアン

勇者「ぷぷっぷっ!てめこのやろ!」バシャアン!

ろり婆「うわー!ぶふぅ、しょっぱあ!」フルフル

勇者「お」

ろり婆「ん?」

勇者「ほら見て、綺麗な貝殻みっけ!」ニッ!

ろり婆「子供か」ジトー

勇者「うっせぇ!お前にやろうと思ったのに…」

ろり婆「ちょうだいちょうだいちょうだい!!!」

勇者「落ち着け。少しここで待ってろ」

ろり「?」

ー数十分後

ろり婆「退屈ー」浮き輪でぷかー

勇者「ぷはっ!できたぞ!」

ろり婆「おかえり…おぉ!これは!」

勇者「海の精霊達と共に作り上げた真珠と貝殻のネックレス!」キラン

ろり婆「すごいの!さすがじゃ!」

勇者「だろ?この俺の輝かしいセンスは」

ろり婆「はいはい。はよう首にかけておくれ!」

勇者「しょうがねーなー」ヨイショ

ろり婆「うわぁ…!」キラキラ

勇者「あの服の代わりっていうかまぁ、そのーなんだ」

ろり婆「ありがとー大好きー!!!」ダキツキー

勇者「ブクブクガボガボ…!!!」バシャバシャ!

ろり婆「あ、すまんの」

勇者「ぷはっ!殺す気なりか!」

ろり婆「落ち着け」

アナウンス「最強のカップルよ!今ここに集え!最強のカップルを決める大会がはっじっまっるよー!!!」

ろり婆「なに!いくぞ!」バシャバシャバシャバシャ!

勇者「めんどくせーから行かね…はや!!!」

ー特設会場

爆乳「みんなー!こーんにーち?」

会場「わっしょおおおおおい!!!」
ろり婆「わ、わっしょおおおおい!!!」

爆乳「爆乳お姉さんだよー!大好物は、スイカとメロンだよー!!!」ボインボイン

男たち「うおおおおおお!お姉さーん!!!」

ろり婆「お前さんも好きじゃのう」ヒジツンツン

勇者「うぜえ、どーでもいいわ」

爆乳「今大会は、様々な競技で競いあい、お互いの愛を深めながら!最強のカップルを目指す大会でーす!!!」ボインボイン

女たち「いえええええええ!!!」

爆乳「そして今大会の優勝商品はこちら!どんな災厄もぶった斬り、幸せをもたらす【惚波凄威剣】(こっぱすごいけん)となっておりまーす!!!」ボインボイン

ろり婆「ふおおおおお!!!お前さん!目指すは優勝じゃ!!!」ピョンピョン

勇者「うわーいらねー…」

爆乳「さらに今回は!参加賞として皆さんに、珊瑚で作られた幸福の亀さんのペア指輪をプレゼントしますので!ぜひぜひ!多くのカップルがご参加くださあああああい!」ボイン!

ろり婆「にゃんとおおお!!!」キラキラ

勇者「さすが高級リゾート。ま、いらんけど」

爆乳「ちなみに、ざーんねん!今大会は男女ペアだけとなりますぅ…ごめんね?でも、参加賞はプレゼントしますよ!」ボイーーーン!

ホモ、レズ「ほっ…」
オタク「僕たちももらえるかな?桜たん!!!」

爆乳「では!参加希望の方はこちらで登録をお願いしまーす!みんなー!おいでー!」

男たち「いくいくー!!!!!」ドドドド…!

ろり婆「いくいくー♪」タタタ

勇者「マジで嫌だ…」ズーン

爆乳「さぁ!第一回戦は定番のスイカ割り!!!」ボインボイン

会場「おおおおおお!!!!!」

爆乳「ルールは簡単!目隠ししたダーリンをスイカに導いてあげて!少しでも割れたら一回戦突破だよ!」ボイン

会場「おおおおおおお!!!!!」

爆乳「それでは!よーい?」ボイン?

会場「どんぐりわっしょーーーい!!!!!」

熱い戦いが今始まった!

チャラ男「うおおおおおお!!!!」スカッ

髪金ちゃん「こうくん!!!右いいいいい!!!!!」

メガネ男子「まゆこおおおおおお!!!!!」ズバコーン!

根暗女子「きぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ハゲ親父「いやああああああん!!!」ズドバキャア!

戦いは激しさを増した!
そして…

勇者「しょうがねーな…」

ろり婆「勇者発進!」

勇者「俺はロボか」

ろり婆「よーし!そのまままっすぐじゃ!」

勇者「いらん、すでに俺には見えている…!」タタタ!

ろり婆「迷うことなくスイカの前に移動した…!?」

勇者「勇者西瓜割梨いいいいい!!!」ドシュウウウウアアアアア!!!

爆乳「なんとおおおおおお!!!!!スイカが消しとんでしまったあああああ!!!!!もったいないやん!」ボインボインボイーン

勇者「すまないな、スイカ…」

ろり婆「食べ物には常に感謝を。ありがとう、スイカ!」

ありがとう、スイカ!!!
さようなら、スイカ!!!
君のことは一生忘れない!!!

爆乳「第二回戦!それは…ポロリもあるよ!ドキッ!女の子だらけの相撲大会!」ボイーン

男達「きたあああああああ!!!!!」

爆乳「ルールは簡単!キックパンチビンタは禁止!その他目潰しや髪の毛掴みなど卑怯な手段も禁止!それだけ!」ボイン

女達「こいやああああああ!!!」

爆乳「この競技の見所はなんといっても!揺れる乳!食い込むビキニ!そしてまさかのポロリ!?女の子達の恐ろしい一面も見られる!男達にはたまらない競技となっておりまーす!!!!!!」ボイーンボイーンボイーンボイーン

男達「っざああああああす!!!!!」一礼

爆乳「あ、か弱い女の子は辞退していいからね?それでは夢の時間のはじまりだ!よーい?」

男達「どんぐりわっしょーーーい!!!!!」

ここから少しダイジェストでお送り致します。

金髪ねえちゃん「いやん!ビキニが食い込む!やーん」グイ

大人しめの黒髪「ふやぁ!見ないで!小さいからみないでー!」ポロリーン

おねえさん「見たきゃ見ろおおお!!!男共おおお!!!」ズパーン!

お婆ちゃん「いやん」クネ

背の小さい女の子「あっ!あっ!あっ!あっ!降参っ!降参っ!あっ!らめぇ!!!」グイグイグイグイ…

そして…

ろり婆「よいしょー!!!」スポーイ

ろり婆「おおおりゃあああ!!!」スパーン

ろり婆「ぽーーーい」ポーン

ろり婆「さよならー」バーイ

爆乳「強い!!!この子強すぎるうううううううう」ポロリーン

男たち「うおおおおおおお!!!!!!」

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおつ

いくつもの競技、試練を乗り越え、激しい戦いはついに終わりを迎える!

爆乳「いよいよ決勝戦!!!最後まで勝ち残ったカップルはこの二組だあああああ!!!」ボイーーーン!

ろり婆「愚民共よ、我らの前にひれ伏せ!!!ふははははは!!!!!」

勇者「すみません。普段はとてもいい子なんですよ」

イケメン「可愛い彼女さんですね!」

美女「よろしくお願いします」

爆乳「決勝戦のルールは至ってシンプル!!!相手の彼女の亀の指輪を奪うこと!!!漢と漢の真剣勝負だあああああ!!!あ、ずっーと言い忘れてたけど、魔法は使わないでね♪」ボイーン

男達「大丈夫、気にしないで!!!」

爆乳「ありがとうみんな!それじゃあいっくよー!よーい?」ボインボイン?

会場「どんぐりわっしょっしょーい!!!」

勇者「いくぞおおおお!!!」ダッ!

イケメン「ふっ」ヒョイ

爆乳「なんとースルーしたあああ!!!」ボイーン!?

勇者「は?戦えよ!おい!」

ろり婆「やれやれ、喧嘩っぱやいのう」

美女「はい、いいよ?」

勇者「は?」

爆乳「なんとー!左手を差し出したー!!!まさかここにきて降参、辞退する気かあ!?」ボイン!

勇者「ちっ!まぁ…俺もとっとと終わらせたか」ふにゅう

美女「ふふ?」

ろり婆「なななななな!!!」

婆乳「いやん!なんとおおおおお!パイタッチトラップだあああああ!!!!!」ボインボインボインボインボイン!!!

勇者「てめっ!!!」サッ

イケメン「おっと、このまま落ちてもらうよ?」

爆乳「イケメンがすかさず後ろから首を絞める!ずるううううい!!!!!」ボイーーーン

>>133さん、ありがとうございま!ボイン

勇者「っ!」ガッ!

イケメン「ぐふっ!」

爆乳「勇者の肘がイケメンの脇腹を突いたあああああ!」ボイン

イケメン「ふふ、やるね…だが」

美女「うふん」ダキツキ

勇者「あ?」

婆乳「なんとおおおおお!美女が背後から勇者に熱い抱擁だあああああ!!!!!これは…セーフ!セーフです!ルール違反ではありません!!!」ボイーン!!!

男達「羨ましいぞこのやろおおおおお!!!」

イケメン「ふふふ、いい体してるだろ?僕の彼女」ニヤリ

美女「彼と同じくらい、あなたも良い体してるじゃない」ふにゅう、さわさわ

ろり婆「勇者のあほー!!!ばかー!!!女ったらしー!!!」

勇者「何で俺に罵声を浴びせんだよ!」

イケメン「さて、指輪を頂くよお嬢ちゃん」スタスタ

勇者「ちっ!」

美女「逃がさないんだから」ぎゅう

ろり婆「この浮気ものおおおお!!!すかぽんたーーーん!!!ドスケベ変態犯罪者ーーー!!!」

勇者「いい加減にしろ、くそババアアアア!!!」タタタ!

爆父「なんと勇者あ!美女を背中に乗せたまま走り出したあああ!!!」バイーン!!!

美女「そんな!?うそうそうそ!!!」

勇者「ああああらあああああ!!!!!」ドガアアアアア!!!

イケメン「ひでぶっ!!!」ドシャア!

爆乳「決まったあああああ!!!勇者の拳がイケメンをノッククアウトオオオオ!!!そして指輪もとったああああああ!!!君たちが、優ーーー勝ーーーだあああああ!!!!!」バイーンボイーン!!!

ろり婆「がおっしゃー!!!」ピョーン

勇者「相手にならん。もっと強いやつと戦いたかったぜ」

美女「太郎くん!しっかりして!」

イケメン「さちこ…」チーン

ろり婆「ゆーーーしゃーーー!!!」タタタ!

勇者「あ?」アタマワシヅカミ

ろり婆「いたたたたた!!!!!」

勇者「何で俺を罵ったのかな?」ギリギリ

ろり婆「いたいいたい!うちが悪かった、すまん!ごめんなサイクリング!」

勇者「うぜえええええ!!!」ブン!

ろり婆「ふぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」ヒューーーーボチャアン!

ー夜、グランドホテル カルミア・ラティフォリア
 最上階特別VIPルーム、テラスにて食事する二人。

ろり婆「んー!どれもこれもうまちぃじゃ!!!」シアワセー

勇者「あーん」オニクアーン

ろり婆「ぶー!!!」

勇者「おま、なんてことしやがる!!!きたねーな!!!」

ろり婆「げほっごほっうぇ…ゴクゴクぷはー…お前さんが急にあーんなんてするからじゃろ!!!」

勇者「嫌ならいい」フキフキ

ろり婆「あーんしてあーんして!!!」

勇者「うぜ…今日だけな、あーん」

ろり婆「あーん!」

勇者「ぱくっ。うん!うまい!」テーレッテレー

ろり婆「もー!!!お前さんはいつもいつもいっーつもー!!!」

勇者「はっはっはっ!!!」

ろり婆「笑い事では」あむ

勇者「隙あり」

ヒュ~…ドーン!

勇者「お、花火はじまったぞ!最高の特等席だなここ」

ろり婆「もぐもぐ…」テレテレモジモジ

勇者「………」フフ

ろり婆「隙あり!」シュバ!

勇者「は?」

ろり婆「あむっ。ここ、ついておったぞ!」

勇者「そうか、ありがとう」

ろり婆「お前さんはまだまだ子供じゃのー」

勇者「はいはい」モグモグ

ヒュ~…ドーン!ヒュ~…ドドーン!

ろり婆「たーまみーけくーろーーー!!!」

勇者「なんだよそれ、ははは」

ろり婆「にひひひ!」ニコー

ヒュ~…ドーン!ヒュ~…ドドーン!

ーぴちょぴちょ湿原

ろり婆「あっいっしーてるー♪」ピチャピチャ

勇者「雨うぜぇ…雨嫌いなんだよな…」

ろり婆「見よ!うちのカッパと長靴スタイルを!」

勇者「何度見せられようと、何度言われようと、俺の口から可愛いという言葉はでない」

ろり婆「でたぞ」

勇者「うぜえ」

ろり婆「ふふ、まだまだじゃの」ヤレヤレ

勇者「…………」

ろり婆「どうしたお前さん」

勇者「あ……あ……」ユビサシ

ろり婆「ん?」フリムキ

【モザイクミミズギガントが現れた】

ろり婆「で、でかー!!!」

勇者「うぅ…気持ちわりぃ…」

ろり婆「しょうがないのう、うちが何とかしてやろう!」

勇者「う、うおえええ…はきそ…」

【ヌメリガエルの群れが現れた!】

ろり婆「うぇ…あの体についてる緑のカエル達じゃったのか…」

【ヌメリガエルの群れが一斉に襲いかかってきた!!!】

勇者「うおあああああ!!!」ダダダ!

ろり婆「ちよ、ま…はう!」ズル、ビチャ!

勇者「ああああああ!!!」ダダダ!

ろり婆「お前さん、待たんか!ひゃうっ!また服の中に!」ゲロゲロ

勇者「…………!!!」タタタ…

ろり婆「気持ち悪いー!!!助けて勇者ー!!!」ゲロゲロ

勇者「……」タ…

ろり婆「やーーー!!!とってーーー!!!」ゲロゲロ

ー数分後

勇者「はぁ…はぁ…」

勇者「大丈夫か…はぁ…」

勇者「ん?あれ…?」

勇者「おいて…きた?」

ーそして

ろり婆「うぅ…」トボトボ

勇者「おーい!!!」タタタ!

ろり婆「勇者!」パァ!

勇者「大丈夫か…?」ハァ…ハァ…

ろり婆「ロリババアッパー!!!」ドカッ

勇者「いった!てめ」

ろり婆「ばかばかばかばか大ばか者ー!めちゃくちゃ気持ち悪かったぞ!トラウマじゃ!!!」ポカポカポカポカポカポカ

勇者「痛い痛い!ごめん、悪かった。もう置いていかねえよ」ぎゅう

ろり婆「うぅ…約束じゃぞ!破ったら針を喉に刺すからな!」

勇者「こえよ!!!」

ーそしてそして

【モザイクミミズギガントが現れた!!!】

勇者「うぷっ…」

ろり婆「ファイトじゃ!」

勇者「燃え盛る太陽よ!聖なる光の剣をもって、全ての闇を斬り裂け!天照の輝き!!!」

暗雲に巨大な穴が開き、眩い太陽光線が一気に敵を蒸発させた!
その爪痕には焼き焦げた焦土と美しい虹が残っている。

【モザイクミミズギガントを倒した!】

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ!!!」ピチャピチャ

勇者「ん?」

【ヌメリガエルの群れが襲ってきた!】

勇者「ふっ…」ダッシュ!

ろり婆「あ!うそつきー!!!」ピチャピチャピチャピチャ…!!!

勇者「はっはっはっはー!!!」タタタ!

ろり婆「束縛魔法っ!」カッ!

勇者「うお!?」ズシャア!

【ヌメリガエルの群れが勇者に襲いかかる!!!】

勇者「あ、ああ…ああああああ!!!!!」ゲロゲロ

ろり婆「ふふん、年寄りを甘く見るでないわ!はっーはっはー!」

勇者「いやーーーーー!!!」ゲロゲロゲロゲロ

ー夢と平和の国境街塔 フューチャーアカデミア

勇者「こ、これが有名なフューチャーアカデミアか…でけぇ!」

ろり婆「ここは両国が知恵と技術を結集し、未来と平和に貢献する塔型の都市じゃ。ショッピングモールや娯楽施設もあり、多くの人が訪れるぞ」

勇者「長い説明ありがとう」

ろり婆「よいよい。さぁ行くぞ!」

勇者「やっと隣国か…長かった…」

ー1Fエントランス

ろり婆「奥のエレベーターがここで働く人達用。左のエレベーターは研究施設や図書館へと続く勉強する人達用。そして右のエレベーターが宿泊施設や娯楽施設用じゃ。下20階、上100階となっており…」ペラペラ

勇者「はいはい、えらいえらい。まるで隠しダンジョン」ナデナデ

ろり婆「うむ。ほいじゃあさっそく行くか!遊びに!」

勇者「いや、とっとと休んでとっとと行く」

ろり婆「なぜじゃ!映画を観るぞ!お買い物デートするぞ!」

勇者「遊びすぎだ。王様がくれるお金をなんだと思ってる」

ろり婆「国民の税金」

勇者「リアルな答えはやめろ。あくまで旅の費用だ」

ろり婆「俺最強とか言っておきながら、後でお金なくなって王様に頼んだのは誰じゃったかなー」

勇者「…………」

ろり婆「しかもーうちがー王様に連絡してー」

勇者「あーそれにだな。こうして平和なのも、きっと魔王が待ってくれてるからだ。キレる前に潰しに行く」

ろり婆「冷酷な子…!まぁ、魔王もきっと休暇中だから大丈夫じゃ!」

勇者「さすがにないない」

ろり婆「もーーー!いいから行くぞ!」グイー

勇者「はぁ…めんどくせー」ズルズル…

ーエレベーター

ろり婆「おおおお…はやい、はやいぞ!」

勇者「たっけぇ…世界は広いなー」

ー80F 映画館 シネマシマネ

ーー勇者「俺は世界を敵にまわしても、君と愛しあいたい!」

魔王「しかし勇者よ…私たちは」

勇者「大丈夫。二人だけの世界を見つければいい!」

魔王「勇者…!!!」ーー

ろり婆「ふぉぉぉぉ…」ウルウル

勇者(寝ちゃダメだ寝ちゃダメだ寝ちゃダメだ…)ウトウト

ー喫茶 HTT

ろり婆「お前さん、途中から寝てたじゃろ」

勇者「すごくいい話だったな」

ろり婆「問題。オチは?」

勇者「まさかの続報発表」

ろり婆「それ、最後の予告ではないか!!!」

勇者「いやーははは」テレ

ろり婆「ぷぅー」ムス-

勇者「ごめん」

ろり婆「ふん!このあとしっかり、買い物に付き合ってもらうからな!」

勇者「はぁぁぁ…あんま買いすぎるなよ」

ろり婆「うちはロリババアじゃからな、基本見るだけじゃ。安心せい」

ーショッピングモール

ー帽子屋 スリザリン
ろり婆「見てみ!この帽子うちに似合うじゃろ!可愛い?うふ」

ー福屋 シマシマ
ろり婆「お前さん、こっち来てみ!…ふむ、似合うとるぞ!よっイケメン!」

ーアクセサリーシャバドゥビ
ろり婆「いやーなかなか良い指輪じゃ。勇者、うちとの結婚の時は…だから置いてくなー!!!」

ー本屋 ねくろのみこん
ろり婆「ふふ。えっちぃ本をお読みかな?あいたっ!年寄りは労らんか!…こ、子供も大事にせい!」

ー下着屋
ろり婆「みてみぃ!ほれほれ!幼女にブラジャーという…ふぇ?勇者は変態じゃないぞ!うちも大人!ロリババアじゃ!まて!警備員は呼ぶな!」

ーコスプレ屋 モノズキ

ろり婆「じゃじゃーん!CCさくらの制服!これは買いじゃな!ふふ、色々なプレイもお楽しみ頂けるぞ!しかし100000ロリか……いやー!買うー!買うのー!!!」

ーレストラン 美知子

勇者「もぅいやだ…」ガク

ろり婆「ふわふわハンバーグセットと…あ、ドリンクバーはついとるか?」

ー静かな一本道 ヒトリシズカ

勇者「しんどい…」

ろり婆「どうしたどうした情けないぞ!」

勇者「うぜぇ…お前のせいで昨日の疲れがとれてないんだよ」

ろり婆「うちが素っ裸でベットインしたから朝までムラムラして眠れんかったんじゃな!遠慮せんでよいのに!」

勇者「残念。それに気づいたのは朝だ。今までで一番死ぬほど嫌な目覚めだったわ」

ろり婆「またまたー、このムッツリさん!」ヒジツンッ

勇者「あーうぜえええ!!!」

ろり婆「まあまあ」

勇者「なんか最近ストレスが半端ねぇ…」

ろり婆「うちの体で」

勇者「それ!やたらエロ攻めしてくるのやめろ!きもいんだよ!」

ろり婆「だって…全然うちのことみてくれないもん…」ボソ…

勇者「ろり婆はー桜山でー偽勇者にー」

ろり婆「うわあああああ!!!」

勇者「ふん…」

ろり婆「うぅ…」グス

勇者「いいか、今日はもう話しかけるな。一日休みだ」ナデナデ

ろり婆「わかった…」グス

勇者「…………」テクテク

ろり婆「…………」テクテク

ー 一時間後

勇者「…………」テクテク

ろり婆「…………」テクテク

ー 一時間後

勇者「…………」テクテク

ろり婆「お前さん…」

勇者「…………」キッ!

ろり婆「う……」

ー 一時間後

勇者「…………」テクテク

ろり婆「っお前さん!」

勇者「あ?」ギロリ

ろり婆「うぅ……」

勇者「…なんだよ」ハァ…

ろり婆「だいぶ前に…そのー…うんこ踏んだぞ…」

勇者「うおおおおお!?そういうのは言えよ!!!あああうぜええええ!!!うわ、べっとりカチカチじゃねーか!!!」

ろり婆「ふふ…」クスクス

勇者「くそーーー!!!」

ー政策実験町 トクニロ・リィタ

勇者「うわ、なんだこの町は…」

ろり婆「無職、とくに若いニート達を減らすために作られた実験的な町じゃ」

勇者「隣国のお偉いさん達は何やってんだよ」

ろり婆「馬鹿者!これでもこの政策は中々成功しとるぞ。様々なオタク達をここに住まわせ働かせる。周りには同志が多いのでコミュニケーションもとりやすい!誰も夢を笑うことがないので一生懸命働ける!働かんやつは強制送還じゃが、今んとこほぼない。犯罪抑止にもなるしの」

勇者「わーすごーい」ボウヨミ

ろり婆「そろそろお前さんの国でも」

勇者「やめろ!俺たちの国を汚すな!この勇者が許さん!」

デブ氏「あのー」

勇者「うわぁ…て、いたっ!」アシフミ

ろり婆「失礼じゃろ!」ボソ

デブ氏「二人はどちらからいらしたんですか?お困りでしたら僕が案内しますよ?」

勇者「な、なんだってーーー!!!」

ろり婆「ふふ、ここに来たら一年間、週一で徹底的な教育を受けねばならんからの。最後に試験に合格できたら永住おっけいじゃ」

デブ氏「詳しいね。えらいえらい」ナデナデ

ろり婆「気安くふれるでない!うちはロリババアじゃぞ!」

デブ氏「まさか…そんな!」

勇者「マジなんだなーそれが」

デブ氏「うひょおおお!!!こんなところにリアルロリババアがいらっしゃるなんて!!!」

ガリ氏「なに!?リアルロリババアだと!?」

ガヤガヤザワザワ…ドドドド…

メガネ氏「是非!写真をとらせてください!」

ろり婆「ダメじゃ!」バッテン

カシャカシャ!

ろり婆「あぁ!!!」

バンダナ氏「うひょおおお!!!」ズザー!

ろり婆「やめんか!スカートの中は…!」

リュック氏「はぁはぁおぱんちゅ…」カシャカシャ

ろり婆「うやあああああ!!!」

勇者「弱点はロリババアか。いや、それ以前にやっぱ、皆リアルロリは我慢できないみたいだな。いくら教育されてるとはいえ隔離されてるし。ま、とりあえずこれで俺の国は安心だな!」

ろり婆「うぎゃあああああ!!!」タタタタタ!!!

オタクタチ「待ってくれえええええ!!!!」「ロリババアなら何やっても合法だよな!?」「うおおお捕まえろおおお!!!」ドドドド!!!

勇者「さてと、宿はどこだ?」

氷結洞窟 ストロングゼロ

勇者「防寒着買ってて良かった」

ろり婆「いやーうちもすっかり忘れておったわい、ここのこと」

勇者「はぁ…キモいのいないだろうな」キョロキョロ

ろり婆「さぁ?とりあえず出るまで二日はかかるの」

勇者「はぁ!?」

ろり婆「へくちっ!あーさぶいさぶい」

勇者「マジ?」

ろり婆「うん!」ニコッ

勇者「うぜえええええ!!!」

ろり婆「ウダウダ言ってても仕方ない。一生懸命歩くのじゃ!」

勇者「あーだりぃ」

ー数時間後

ろり婆「今日はここらで休むか!」

勇者「いや、まだいける」

ろり婆「ダメじゃ。夜んなると寒さは増し、強風が吹き荒れる」

勇者「夜かどうかなんてわかんねーよ」

ぐっ~

ろり婆「もうすぐ5時、日暮れも近いぞ」

勇者「なんだその機能は!」

ろり婆「頑丈にテント張って、魔法もかけておくか」

勇者「めんど」

ー数時間後

勇者「寒すぎて寝れん」ぎゅう

ろり婆「ん…」

勇者「今日だけはお前の存在に感謝する」

ろり婆「ありがと…」ぎゅ

勇者「ん、どうした?」

ろり婆「こんっこんっ…!」

勇者「まさか…風邪ひいたのか?」

ろり婆「いひひ、ごめんね?」

勇者「熱もあるじゃねーか」

ろり婆「そうか…では離れて寝るぞ」

勇者「……」ぎゅう!

ろり婆「勇者…?」

勇者「おやすみ」

ろり婆「ダメじゃ、うつるぞ…ここで二人とも風邪をひいては…」

勇者「温かいからいーの」スヤ…

ろり婆「ばか…」ぎゅうっ

ー翌日

勇者「ほら、おぶるぞ」

ろり婆「ごめんね。おいてっていいよ?」

勇者「こんな時に冗談言ってる場合か!」ヨイショ

ろり婆「こんっこんっ…!」

勇者「絶対今日中にここから出してやるからな!」

ろり婆「うん…」

ー数字間後

勇者「く…そぉ…」フラ

ろり婆「…………」スヤスヤ

勇者「こんなとこで、休んでなんて…」ガクガク

男「旅のもの」

勇者「あ?」

男「私は旅商人。お困りなら手をかそう」

勇者「薬…ないか?」

男「ありますよ、風邪薬ですね?」

勇者「そうだ、金ならいくらでもやる!」

男「お代は結構」

勇者「は?」

男「いくら旅商人とはいえ困っている人からお金は頂けません」

勇者「あんたいい人だな。助かる」

男「特効薬です。すぐ飲ませてあげて下さい」

勇者「ありがとう」

ろり婆を優しく寝かせる。

ろり婆「ん…?」

勇者「ほら、薬だ。飲め」

ろり婆「んくんく…」

勇者「ぐあ!?」カランカラン…

ろり婆「勇…者?」

男が勇者の頭を後ろから鷲掴みにし、何かをしている。

勇者「ぐあああああ!!!」

ろり婆「勇…!うあああああ!!!」

ろり婆の体に激痛が走る。

勇者「ぐああああああ!!!!!」

ろり婆「うぅ!あぁ!勇…者ぁ…!!!」

男「確かに頂いたぞ」

勇者「がぁ…」ドサッ

ろり婆「貴様…!」

男「また…会えますよ」

勇者「…………」

ろり婆「…………」ガク

勇者「おい!ろり婆!」

ろり婆「ん…」

勇者「大丈夫か?」

ろり婆「う、うむ…」

勇者「あのやろう、何しやがった!」

ろり婆「わからん…じゃが、風邪は治っとるみたいじゃ」

勇者「ちっ!」

ろり婆「歩けるか?」

勇者「は?もう少し休めよ」

ろり婆「んにゃ、風が少し暖かい。外が近い証拠じゃ」

勇者「あいつがやったのか?あー!うぜぇ!わけわかんねー!」

ろり婆「考えても仕方ない、とりあえず出るぞ」

勇者「お前よく冷静でいられるな…」

ろり婆「ふふ、ロリババアじゃからの!」

勇者「あっそ」

ーフラワーロード

ろり婆「もう少しで花の王都、ガーデンフィールズじゃ」

勇者「こっちの王都は国境から近いんだな」

ろり婆「昔の名残じゃの」

勇者「へー。戦争起きたら即やられそう」

ろり婆「ふふ、戦争など起きんわ」

勇者「どーかな」

ろり婆「勇者がおるから大丈夫!」

勇者「俺が起こしたら?」

ろり婆「うちが止める!!!」

勇者「そりゃかなわねーや」

ろり婆「ふっふっふ!」

勇者「ふっ」

見てくれている人達、ありがとう(・ω|

ー花の王都 ガーデンフィールズ

勇者「花だらけでいい匂いだな」

ろり婆「一年中お花が咲いてて暖かい街なんじゃ」

勇者「ふーん」

ろり婆「さ、行くぞ!」ウキウキ

勇者「そうだな、はやく宿で休もう」

ーはるじおんの家

勇者「誰ん家だよここ」

ろり婆「うちの友達の家!」ピンポーン

???「はーい」トトト、ガチャ

ろり婆「がおっしゅ!」

はる「あー!!!ろり婆!!!」ダキツキー!

勇者「まさか…」

はる「がおっしゅ!はるじおんだよー!はるさん、て呼んでね!」

ろり婆「もちろんロリババアじゃ!」

はる「さ、上がって上がって!」

勇者「うお、引っ張るな…ないでください!」ズルズル

ーそして

はる「本当にひっさしぶりー!いやー何年ぶりかねー」

ろり婆「うんと…あ!それよりもお願いがあるんじゃ!」

はる「どしたの?」

ろり婆「まぁ、色々あってうちらの身体検査をお願いしたい!」

はる「いいよー」

ろり婆「あとこれ、なおしてほしいんじゃ。勇者にもらった大切な服」

はる「うむ!うちにまかせんしゃい!」

ろり婆「頼むぞ!」

はる「痛いの痛いのとんでけー!!!はいなおった」

ろり婆「うおおおお!!!さすがじゃの!ありがとう!!!」

はる「ふふん、うちは天才じゃからな!」

勇者「まてまてまて!何が起こった!んですか?」

はる「気軽に話してくれて構わんぞ!」

ろり婆「はるはな、生き物も無機物もなおすことに関しては天才なんじゃ!」

勇者「凄すぎるわ!」

はる「とりあえず裸になろうか」

勇者「は!?いや…マジっすか?」

はる「うそうそ!上だけでいいよ。それと普通に話してくれんか、うちが嫌じゃ」

勇者「…………」ムス

はる「ちなみにーこれは伊達眼鏡!うちちっこいからすーぐバカにされるんじゃ。だから雰囲気だそうと思って、仕事中はつけてるの!」

勇者「へー」

はる「じゃ、いくぞ」サワサワ

勇者「つめたっ!」

はる「さて、下は元気かな?」ススス

ろり婆「こらー!!!」

はる「はっはっはっ!やっぱり聞いてた。うん、異常はないよどこにも」

勇者「え?」

はる「ちゃんと、視たから」

ろり婆「はるは少しでも触れたら異常を感知できるからな」

勇者(世の中には凄い人っているもんなんだな…)

はる「健康健康、実によろしい!さて、次はろり婆!」

ろり婆「やぁ!勇者の前でふにふにしないでー!」フニフニフニフニ

はる「ありゃ、無反応」フニフニフニフニ

勇者「うん」

はる「ちぇっ、つまんないやつじゃな…」ボソ

ろり婆「じゃろ?むしろ病気なんじゃないかといつも心配じゃ…」ボソ

勇者「聞こえてるぞババア共」

はる「この子恐いっ!」

はる「はい、紅茶。それと」

ろり婆「エッグタルトー!!!」キラキラ

はる「相変わらず好きだねー」

ろり婆「うーん!うまちぃー!」シアワセー

はる「じゃろ?はるさんのお菓子はがおっしゅうまちぃじゃ!」

勇者「ぐはあっ!」

ろり婆「突然どうした勇者!?」

勇者「っ…体が…意識が…!」

はる「まさか毒!?一体誰が…!!!」

勇者「…………」ガクッ

はる「うし、勇者といえど一発じゃったな」

ろり婆「ありがとーはるー」

はる「うん、じゃあ!さっそくはじめますか!」

ろり婆「おー!!!」

ー夜

勇者「ん?どこだここ…」

下から声が聞こえる…

ろり婆「できたー!!!」

はる「おーやるじゃん!」

ろり婆「うち天才!」

はる「いや、うちのが天才!」

ろり婆「いーつもハンバーグ爆発させて怒られてたのは誰かなー?」

はる「いーつもタルト焦がして泣いてたのは誰かな?」

ろり婆「うちはお料理なら負けん!」

はる「うちはお菓子作りなら負けん!」

ろり婆「うちはお掃除なら負けん!」

はる「うちはお裁縫なら負けん!」

ろり婆「うちは!」

はる「うちは!」

勇者「うちうちうるせえええええ!!!」ドーン!!!

ろり婆「お、おはろー勇者君」

はる「うちのベッドくんかくんかしちゃった?」

勇者「してねーよ!で、薬盛ったのどっちだ」

ろり婆「いや、あれは…そのー」

はる「まぁ落ち着け。それには愛があったんじゃ」

勇者「は?」

ろり婆「勇者!はっぴぃばーすでーあいらぶゆーじゃ!」パーン!

はる「おめっとさーん!」パーン

勇者「何で俺の誕生日しってんだ」

ろり婆「王様にお前さんの個人情報を聞いたわけではない!」

勇者「…………」

はる「とにかく、飾りつけとか色々して、サプライズする為にうちが寝かせたの、ごめんね!」

勇者「はぁ…」

ろり婆「うちもごめんなさ…ふぇ?」ナデナデ

勇者「ろり婆、はるさん、ありがとう」

はる「うむ、中々素直でよい子ではないか!」

ろり婆「ふふ、みてみて!このご馳走もケーキも全部、はるに手伝ってもらいながら、うちが作ったの!」

勇者「頑張ったな、すごく美味しそうだ!それにその服」

ろり婆「特別な日だから!」フフン

勇者「ほんと似合ってる。改めてはるさん、ありがとう」

はる「どーいたしまして」ニコツ

勇者「食べていい?お腹すいた」

ろり婆「もちのろんじゃ!」

はる「じゃ、うちがお茶いれるから二人とも座ってて」

ろり婆「はーい!」

ーそしてそして

Wババア「はっぴぃばーすでーとぅー勇ー者ー♪」パチパチパチパチ!

勇者「ふー」ロウソクケシ

ろり婆「おめでとー!!!はい、プレゼント!」

勇者「お前のぬいぐるみかよ!」

ろり婆「こっそり作ってたの…大事に愛してね?」

勇者「ははは…」

ろり婆「ひゅーひゅー!からの?」

Wババア「かんぱぁい!!!ふふふ!」

勇者「ははは…」

ろり婆「勇者!あーん」

勇者「やめろ!」

はる「うらやましいねぇー」ホノボノ

ーはるさんのベッド

勇者「なんで一階にある診療所のベッドで寝たらダメなんだ?」

はる「菌つくからー」

勇者「何でソファーで寝たらダメなんだ」

はる「寝るところじゃないからー」

勇者「何で床で」

はる「だまらっしゃい!」ぎゅう!

勇者「あーうぜえ!あつい!せまい!何で間に挟まれて寝なきゃいけねーんだよ!」

ろり婆「まぁまぁ、今日だけは浮気を許してやろう」ぎゅう!

はる「良かったね!」ぎゅう!

勇者「うぜえ!く…動けん…苦しい…」

はる「うちらいい匂いでしょ?」

勇者「だまれ」

ろり婆「可愛い坊や。おやすみ、ちゅ」

勇者「おま!あれ…?」スャ

はる「ふふふ」

ろり婆「むふふ」

勇者「…………」スャー

ー翌朝

ろり婆「うぅー…」ウルウル

はる「元気でね」ウルウル

ろり婆「はるー!!!」ダキツキー

はる「ろり婆ー!!!」ダキツキー

勇者「色々とお世話になりました。色々と」

はる「うむ。いつでも遊びにこいよ!」グス

ろり婆「またね、またきっと会おうね!」グス

はる「もちのろんじゃ!いひひ」

勇者「ここに、残っていいんだぞ」

ろり婆「一緒に行くわい!」

はる「ろり婆のこと、頼むぞ」

勇者「…はい」

ろり婆「じゃあ…行くね」

はる「うん、体に気をつけてね」

ろり婆「ありがとう!バイバイ!」

はる「バイバイ!」

勇者「ふっ」

はる「勇者もバイバイ!」

勇者「…………」テヲフリフリ

ー街中

勇者「そういえば、俺、王様に会わなくていいのか?」

ろり婆「よいよい、話はしておる」

勇者「俺としても助かるけど…本当にいいのか?」

ろり婆「大丈夫!うちが保証する!」

勇者「ふーん…」

ろり婆「あ!ちょっとお買い物してでかけない?」

勇者「パス」

ろり婆「ぷぅ…あ!綺麗なお花!」トテトテ

勇者「おい!」

写真屋「写真、いかがかね?」ヌッ

勇者「うおっ!びっくりした!」

ろり婆「とってとってー!」トテトテ

勇者「えー…」

写真屋「じゃあ二人とも、噴水の前に」

ろり婆「ほら、行くぞ!」グイー

勇者「はいはい…」ズルズル

写真屋「そうそう、もうちょっと寄り添って…お兄さんもっと笑って!…いいねー。はい、じゃあいくよー、アへ顔ダブルピース!」

ろり婆「ピース!!!」ダキツキー

勇者「へへへ」ニガワライ

ー果物と野菜の花道 イロトリドリ

じっちゃん「やぁ、旅のお二人さん」

勇者「はい?」

じっちゃん「果物狩りはいかがね?」

ろり婆「おぉ!果物狩りとな!」

勇者「おい、なんか怪しいだろ。俺達は一回」ヒソヒソ

ろり婆「うひひくすぐったい、あいた!」チョップ

勇者「行くぞ。悪いな、じいさん。最近十万ロリも馬鹿が無駄使いして…」

じっちゃん「大丈夫じゃ。金ならいらん。今年は豊作での」

勇者「あん時と同じ…」

ろり婆「大丈夫じゃ!ここの人達は一生懸命この国の食べ物を育てておる、偉い人達じゃからな!」

勇者「まぁ、ぼちぼち人いるし王都も近いけど…」

ろり婆「人間不信の勇者…」ジトー

勇者「はいはいわかりました。是非よろしくお願いします」

じっちゃん「じゃあまずは苺狩りをやるか!」

ろり婆「わーい!」

ー苺ハウス

じっちゃん「そうそう、へたごと優しく取るんじゃよ」オシリサワサワ

ろり婆「この苺ハウス、血に染まるぞ?」キッ!

勇者「男はみなロリコン…俺は違うぞ」ボソ

ーブドウ畑

ろり婆「く、難しい」キャタツデヨロヨロ

じっちゃん「おぉ、危ない危ない」ガシッ…オムネサワサワ

ロリ婆「ロリババア回し蹴り!!!」ズシャア!

じっちゃん「ぐはぁ!」イレバポーン

勇者「年寄りは労れ…か」ボソ

ーリンゴ林

ロリ婆「勇者みてー!ちっちゃいリンゴー!」

勇者「ちっさ!こんなんあるのかよ」

じっちゃん「ふふ、わしの自慢作…ロリンゴじゃ!」

二人「うわー…」ドンビキー

ーチェリー畑

ロリ婆「あまー!」ウマチィー

じっちゃん「味はまるで幼女の匂い、そして見た目は幼女のちく」

ロリ婆「ロリババアフック!!!」

じっちゃん「快感っ!」イレバポーン

じっちゃん「婆さんや、ただいま」

ばっちゃん「お帰りじいさんや。おや?可愛いお客さん達」

ろり婆「がおっしゅ!」

勇者「突然お邪魔してすみません」
   (ロリババアじゃなくて良かった…)

じっちゃん「すっかり夕方になっちまて、泊めてやっても構わんかの?」

ばっちゃん「ええ、ええ。大歓迎ですとも」

じっちゃん「っしゃ!」

勇者「ありがとうございます。一晩お世話になります」
  (婆さんはまともそうだな…)

ーそしてそして

ろり婆「ほう!そのような隠し味が!」

ばっちゃん「ちょっぴり甘くなるのよ?」フフ

ろり婆「ふむふむ」

じっちゃん「で、どこまでやった?見た目は子供でも歳上なんじゃろ?ぐひひ」ヒソヒソ

勇者「ほんっとゲスだなじいさん」

じっちゃん「たわけ!この青二才が!今のうちに、正直に素直に生きんと後悔するぞ!」

勇者「充分真っ直ぐ生きてます」

じっちゃん「かっー!つまらん!一発やってみぃ!世界が変わるぞ。きっとお前さんにとっても」

勇者「いやいや、あいつ体は子供だからな。じいさんマジでイカれてるぜ」

じっちゃん「ばれなきゃいいんじゃ…ぐひひ」

勇者「目がこええよ…」

じっちゃん「やれやれ。ならわしがあの子を説得してやろう」

勇者「何の説得だよ!それ以上冗談ならんこと言うと」

ドスッ

勇者「婆さんの包丁がそろそろ刺さるぞ。ついに十本目だ」

ばっちゃん「でね、これはこれと合わせると…」フフ

ろり婆「うまちぃ!ふむ。料理は奥が深いのー!」

ろり婆「ほうほう、これが薪を焚いて暖める風呂か。いい湯加減じゃー」

じっちゃん「ほれようみぃ。丸見えじゃろ?ハァハァ…わしらは薪を焚いている。つまり法に反してはおらん」ヒソヒソ

勇者「まったく、ここまで清々しい変態がいたとは」

ろり婆「あつっ!勇者!熱いぞ!」

勇者「へーい」

じっちゃん「しんぼうたまらん…ありがとう、勇者よ」ハァハァ…

【勇者は老人の心を救った】

勇者「もういいだろ、そろそろ帰れ」

じっちゃん「勇者、お前さんが帰れ。わしは一発」

勇者「焚くぞ」

じっちゃん「なら一緒に」

勇者「じいさんや」

じっちゃん「!?」

ばっちゃん「わしじゃ」

じっちゃん「婆さん…!?」

ろり婆「?」

じっちゃん「せーふ…」

ばっちゃん「今日のところは目をつぶってやろう…じゃが」

じっちゃん「勇者…じゃな?」

ばっちゃん「ふふ、勇者は好きにさせてもらうぞ。ぐひひ」

じっちゃん「ぐひひ」

勇者「あ?させるかよ」

ばっちゃん「!?」

勇者「じいさんとばあさんで薪割りだ」フフフフ…

じっちゃん「うあああああ!!!」タタ…!

ろり婆「な、なんじゃ!?」ザバッ

ー寝室
ろり婆「…」スヤ

ー居間

勇者「へー…二人の出会いは転がるメロンか」

ばっちゃん「ロマンチックじゃろ?」

勇者「どこがだよ」

じっちゃん「そして二人は宿で」

勇者「やめろ生々しい!てかはやすぎだろ」

ばっちゃん「ほほほ」

じっちゃん「人との出会いは一期一会。急がんとしまいじゃよ」

勇者「いやいや…」

ばっちゃん「それとわしら実はな、魔族なんじゃ。内緒じゃぞ?」

勇者「はあああああ!?何を突然!」

じっちゃん「しかも魔族は女の方が年とるの遅くての」

勇者「まさか婆さん元ロリババア?え?待てよ。じゃあまさかあいつ…」

じっちゃん「勇者よ!細かいことなど気にせず、目の前にいるあの子を真っ直ぐ愛してやってくれ」

勇者「いや、愛してくれって」

ばっちゃん「ふふ、あの子嫌いかい?」

勇者「いや、別にそんなことはねえよ」

じっちゃん「すまんすまん!わしら急かしたな!ははは!ゆっくり、ゆっくりでいいから。もう少しよう見てやってほしい」

勇者「まぁ…考えてはみるよ。ゆっくり」

ばっちゃん「ありがとう」

勇者「なんでばあさんがお礼言うんだよ。ていうかマジで二人とも魔族なの?」

ばっちゃん「ほうじゃ」

勇者「いや、魔族ってもう…あ…れ?」スヤ

じっちゃん「お休み、勇者。そしてさようなら」ニコッ

ー翌日 野菜と果物の花道。イロトリドリ

ろり婆「二人はたくさんの果物を残し、どこへ消えたのか…礼ぐらい言いたかったの」

勇者「あ、思い出した…耳鳴り峠の幽霊だ」

ろり婆「そういえば似てたような…」

勇者「夢…?」

ろり婆「この果物」

勇者「うーん…」

迷い森 ループロード

ろり婆「まて」

勇者「どうした」

ろり婆「この気配…」

勇者「敵か…」

ろり婆「お菓子の匂い!」

勇者「……」

ろり婆「こっちか…」フラ

勇者「待て。幻という可能性は?」

ろり婆「わかっとるわい!」

勇者「まて」

ろり婆「どうした?」

勇者「この気配…」

ろり婆「敵か…」

勇者「まさか…えびマヨ!?」フラ

ろり婆「おーい」

勇者「ふ、この俺が海老につられるわけ…」フラ

ろり婆「いかん!このままでは…対幻魔法発動!」

…………

ろり婆「…て勇者?」キョロキョロ

ーえびマヨの家

勇者「こ、これは!!!」

勇者「こ、これは!!!」

勇者「ん?」

勇者「ん?」

勇者「うおおおお!?」

勇者「うおおおお!?」

ーお菓子の家

ろり婆「これは、ダミー!くっ、勇者はどこじゃ」

ーえびマヨの家

勇者「いやー上手いな、これ」

勇者「な、めっちゃうめえ」

勇者「がっ!!!」ゴッ!

???「くくく」

盗賊A「へっ、ちょろいぜ」

盗賊B「くくく、こいつめっちゃ金持ちだぜ!」

ろり婆「やれ、貴様らの仕業か」ザッ

盗賊A「あぁん!?」

盗賊B「ひはっ!金が自分から歩いてきたぜ!」

盗賊C「はい、捕まえたー」ウシロカラグアー!

ろり婆「……」キッ!

盗賊C「ひ、ひいいいいい!!!」ガクブル

盗賊A「どうした!?」

ろり婆「今なら許してやる。奪ったもん置いて失せろ」

盗賊B「ざけんな!幻魔法!!!」

ろり婆「貴様程度の魔力じゃ無駄じゃ」

盗賊B「きかない!?」

ろり婆「夢よ届け!流れ星!覇☆夢星ー!!!」

【無数の星が盗賊達に降り注ぐ!!!
 盗賊達を倒した!!!】

A盗賊「お、親父がお前を許さないだろう…」ガク

ろり婆「ふん。おい、お前さん…あっ!怪我しとるじゃないか」

グオオオオオオオ!!!

ろり婆「!?」

【マッシュボア・トリュフが現れた!】

ろり婆「ほうか、全部お前さんの仕業か」

トリュフ「グオオオオオオオ!!!」ドドドド!!!

ろり婆「覇☆夢…星ー!!!」ドッ!

トリュフ「グオオオオオオオ!!!」

ろり婆「ほう!やるではないかお前さん!」

【マッシュボア・トリュフの幻影魔法!!!しかしろり婆には効かない!!!】

ろり婆「ふっふっふっ!残念じゃったな!きかんわ!」

トリュフ「グオオオオオオオ!!!」ドドドド!

ろり婆「いくぞ!はあああああ…!!!」タタタタ!

訂正:夢よ輝け

夢よ輝け!は☆むすたー!

今日は22:30からBS11でロリババア!!!

あ…ゆめよかがやけながれぼしはむすたーだ
よく間違うなー

今夜の録画楽しみー
一回見たけど

勇者「ん…?この匂い」ハッ

ろり婆「今晩はキノコとモンスターのバーベキューじゃ」

勇者「おお…美味…そう…だな」

ろり婆「安心せい。高級食材で有名なモンスターの肉じゃ」

勇者「そうか。いつの間にどうやって…ていうか俺」

ろり婆「まーた幻覚にやられてたぞ」

勇者「なぜ…」ズーン

ろり婆「まぁそう気を落とすな、食って元気だせ!」

勇者「どうも」

ろり婆(しかしいくら攻撃特化の勇者といえど、あの程度の幻覚魔法にかかるとは…)

勇者「お前の作った料理のがうまちぃだな…」

ろり婆「ま、マジか!!!」

勇者「ああ、ほら食ってみ」アーン

ろり婆「あむ。むぐむぐ…ふふ、確かにうちのがうまちぃじゃな!」エヘン

勇者「お世辞だけどな」

ろり婆「もー!お前さんというやつはー!!!」

勇者「はっはっはっ!冗談だよ」

ろり婆「もうお前さんの言葉は信用せん!」プイ

勇者「愛してる」マガオ

ろり婆「え…?」ドキ

勇者「信用しないんだろ?くく…」

ろり婆「ほんっと意地の悪いやつじゃの!!!」

勇者「はっはっはっ!」

ろり婆「ばーかばーか!もう晩御飯抜きじゃ!」

勇者「卑怯だぞ!」

ろり婆「自分でとってきんしゃい!」

勇者「ご…」

ろり婆「ん?」

勇者「とってくる」ヨイショ

ろり婆「意地っ張り!子供か!」

ーお菓子の街 ロリポップペロペロ

ろり婆「ついに、きたー!!!」

勇者「甘い匂いが少しきつい」

ろり婆「なにをゆう!これぞおとめの香りじゃぞ!」

勇者「じゃあ俺女の子苦手だわ」

ろり婆「お前さん、モテないタイプじゃろ」

勇者「学校でのあだ名、殺し屋リュウだったしな」

ろり婆「すまん…」

勇者「いや、いい。女には元々あんまり興味ないし」

ろり婆「そっち系か…」

勇者「違うわ!」

ろり婆「ふーん。さて、宿屋にいくか」

勇者「お、今日はゆっくり休むんだ」

ろり婆「んにゃ、明日の朝に備える」

勇者「は?」

ろり婆「朝五時には有名店、ペロリスに並ぶぞ」

勇者「ふざけんな、一人で並べ」

ろり婆「うち可愛いからまた誘拐されちゃうー」クネクネ

勇者「やった!」グッ!

ろり婆「いいんじゃな!うちが売り物になっても…!」ウルウル

勇者「うぜぇ…ったよ、並べばいいんだろ、並べば」

ろり婆「ありがとー愛してるー!」ダキツキ

勇者「うぜえええええ!!!」

ろり婆「とりあえず、美味しいコロッケ食べに行こっか?」

勇者「お、いいね」

ろり婆「こっちこっちー♪」トテテ

勇者「こけ」

ろり婆「はうっ!」ズテッ!

勇者「んなよ…て、遅かったか」

ー朝四時半、ろり婆起床……せず。

勇者「あー目覚ましうるっせえええええ!!!」ペチ

ろり婆「いたっ!うちは目覚ましじゃないぞ……むにゃむにゃ」

勇者「はやくとめろー……」ホッペツネー

ろり婆「うにゃ~……あ!そうじゃ!今日は!」ガバッ!

勇者「ああああああ…」

ろり婆「起きんか!行くぞ!」ユサユサ

勇者「殴るぞ蹴るぞ投げるぞ引きずり回すぞ…」

ろり婆「殺し屋リュウか!」チョップ

勇者「目覚ましとめろおおお!!!」

ー五時 有名お菓子屋さん ペロリス

勇者「うわ…もう人いる…」

ろり婆「ここに並ぶ人達を皆、ペロリストと呼ぶ」

勇者「どうでもいいしくっつくな」

クスクスカワイー

ろり婆「ちとさむいもーん」スリスリ

ヤーンカワイイー、オヤコカナー、エーハンザイシャダヨー

ろり婆「良かったの、大注目じゃ」

勇者「良くねーよ」

ー七時

勇者「あー…うぜえええええ!!!」

イヤ、コワーイ…ナンダナンダ…クスクス

勇者「殺すぞ貴様ら」ギロ

ろり婆「やめんか!警察呼ばれるじゃろ」

勇者「こいよ、殺してやる!ふはははははは!!!」

クルッテル…コワーイ…

ー九時 開店

勇者「…………」

ろり婆「美味しい美味しいペロリスエッグタルトー♪カスタードにバニラビーンズにちょっぴりの生クリーム!ふふふ♪」ルンルン

勇者「二度と行列には並ばん…」

ー公園

ろり婆「今日はありがとう。はい、あーん」

勇者「あ?先食えよ。並ぶほど食いたくて楽しみなんだろ?」

ろり婆「一緒に並んでくれたお前さんに、先に食べてほしいのじゃ」

勇者「いいよ」グイッ

ろり婆「あむ。むくむぐ」シアワセー

勇者「俺はお前の、その呑気な幸せ顔が見れただけでまむ」モグモグ

ろり婆「ふふ、今日はかっこつけさせんぞ」ペロリ

勇者「ん。うまちぃ。並んだかいがあったな」

ろり婆「じゃろー?またいつか並ぼうね!」

勇者「それだけは死んでも嫌だ」キッパリ

ーチリチリサバンナ パンダコッタ

勇者「あちー」

ろり婆「はうー…」

【ライオンパンダが】

勇者「勇者ドリルパアアアンチ!!!」

【エレファントパ】

「勇者ドリルキッーーーーーク!!!」

ろり婆「朝のストレスをモンスターに八つ当たりすな!かわいそうじゃろ!」

勇者「そこらじゅうに寝てるし数匹殴ってよくね?」

ろり婆「だんだん凶暴になっとる…暑さのせいか?」

勇者「すーはー…すーはー…大丈夫。悪かった」

ろり婆「水でも…あれ?」

勇者「どうした?」

ろり婆「もしかして水…尽きた?」

勇者「さっき公園で…」

ろり婆「ふふふ」

勇者「ははは、て、マジかあああ!!!」

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ!!!」ビクッ

勇者「次の街までどれくらいだ?」

ろり婆「うーん、ふふふ、三時間かの?」ウィンク

勇者「…………」ガクッ

ー 一時間後

勇者「喉渇いてきた…」トボトボ

ろり婆「やめい…ゆーな」トボトボ

勇者「よし」ちゅ

ろり婆「!?」

勇者「…………」********

ろり婆「ん…んん…!ん、んん!」*******

勇者「はぁ…はぁ…ちょっぴり甘かった」

ろり婆「ぷはっ!はぁ…はぁ…」ドキドキ

勇者「でも意味ねー!!!」

ろり婆「と、突然何するんじゃこんなところで!」

勇者「水分補給?へへ…」

ろり婆「うわ…すまん。全部うちが悪かった…正気にもどってくれ」

勇者「へへへ…」ちゅー

ろり婆「あ、後で後で!!!ここはやー!!!」

ー砂漠の入口、オアシスの町 ユルシ・テ・ヒヤシンス

勇者「水!水!うまー!!!」

ろり婆「生き返ったー!!!」

勇者「なぁ、俺今日お前にさ」

ろり婆「ささ、さぁ宿へゆくぞ!!!ゆっくりやや休め勇者よ!」

勇者「お、おう」

ー宿

勇者「……」スヤ

ろり婆「ふぁーあ…」

勇者「んん…」ゴロリ

ろり婆「お疲れ様、お休み…」ホッペニチゥ

ー夜

勇者「さぶっ!」ガバッ!

ろり婆「……」スヤ

勇者「自分だけ毛布被りやがってくそ…!」

『勇者の回想』
ろり婆「ん…んん…!ん、んん!」

勇者「ゴクリ…いやいやあれー?おっかしーなーおれ、突然何考えてんだ」

ろり婆「ゆうにゃー…」ムニャムニャ

勇者「…………」唇にちゅ

ろり婆「……」スヤ

勇者「…………」ちゅ、ちゅちゅ、ちゅー

ろり婆「……んん」

勇者「!」ビクッ!

ろり婆「……んにゃ?」

勇者「……」スースー

ろり婆「お布団…」ユウシャニカブセー

勇者「……」ドキドキ

ろり婆「ふふ……」ダキツキ、スヤー

勇者(…どうした、俺!?)

ついに人消えたなー笑

誰か暇な方! 52 から読んで頂けないでしょうか?
途中途中、夜中のテンションで行き過ぎた見苦しい文章もありますが、楽しんで頂けたら嬉しいです。

とりあえずロリババアをひろめたい!
世界に!!!

ー翌朝

ろり婆「お前さん、昨日夜中」

勇者「なななななにもしてない!」ギクッ

ろり婆「は?いや、寒くはなかったか?うちが毛布を」

勇者「あ、あぁ!大丈夫だったよ!」

ろり婆「そか」

勇者「それより砂漠用の日除け服と水を買わんとな」

ー商店 ソレカレーナン

【ろり婆の愛の魔法のかかったキラキラお星さまポーチ
 →水×99】

勇者「79戻せ」

ートテモラクダ貸出し所

勇者「これに乗って砂漠越えるのか!」ワクワク

ろり婆「お前さんも男の子じゃなー。そんなにワクワクウキウキしおって」

勇者「そう言うお前はもう乗ってるじゃねーか!」

ろり婆「このトテモラクダさんは、とっても頭よくて大人しいんじゃよ」

勇者「ふーん」ヨイショ

ろり婆「操作はこれじゃ」

勇者「なんだその工作は」

ろり婆「ラクダさんスイッチ、あ。歩いて」ノソノソ

勇者「なんかうぜえ!!!」

ガングロ娘「ほい、にいちゃんにも」

勇者「どうも…段ボール!?」

ガングロ娘「なるべく安くっす」

ろり婆「まずは歩くことだけを考えるんじゃ」

勇者「歩く…」ノソ

ガングロ娘「歩いた…!!!」オドロキ

勇者「ラクダさんスイッチ、い。は?」イッタンテイシ

ガングロ娘「はじめてにしてはやるわね…」ニヤリ

ろり婆「さ!出発じゃー!!!」

ガングロ娘「おー!!!」

勇者「さっきからチョイチョイうぜえええええ!!!」

ー熱風砂漠 ラ・ハサトー・ザデ

勇者「あっつ…」

ろり婆「お風呂はいりたーい。ラクダクサーイ」

勇者「水」

ろり婆「ん」ポイッ

勇者「おっと、あぶねえ。んくんく…」

ろり婆「はうー…」

ゴゴゴゴ…

勇者「何だ?」

ろり婆「あれは名物灼熱砂竜巻じゃ」

勇者「冷静に言ってる場合か」

ーーろり婆「ろりばばあおでこびーむ!!!」カッ!

チュイィンッ!!!チュドーン!!!

ろり婆「おけおけおっけーい!」ーー

ろり婆「みたいな?」

勇者「やってみろ」

ろり婆「無理じゃ。しんどい…」

ゴゴゴゴ…!

勇者「やれやれ、なら俺が…!」

ろり婆「?」

勇者「あれ、魔法が使えない」

ろり婆「はあ!?」

勇者「病気か…?」

ろり婆「まーたまに魔法使えなくなる人はおるからの…うーむ」

勇者「なおるのか?」

ろり婆「うむ。主な原因は疲労やストレスじゃからの」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

勇者「うおおおおお!!!そろそろヤバイ!!!」

ーーラクダ「ラクダスイッチの絶対押してはいけないスイッチを押すんだ!」

ろり婆「ラクダさん!しかし…この絶対押してはいけないスイッチは!!!」

ラクダ「いいんだ。俺は長く生きすぎた…」

ろり婆「うちには無理じゃ!絶対押してはいけないスイッチを押すなど!」

ラクダ「君には幸せになってほしい」ニコ

ろり婆「ラクダさん…!」ポチ

ラクダ「ありがとう」

ろり婆「約束。必ず…生きて帰ってきて」

ラクダ「ああ、この戦いが終わったら結婚しよう…!」ダッ!!!

ろり婆「ラクダさん!」

ラクダ「うおおおおお!!!!!」ダッダッダッダッ…!!!ーー

ろり婆「ラクダさああああん!!!」

勇者「うぜえええええ!!!」

ー想い出の街 キナコチッス

勇者「あー何とか生きてついた…」

ろり婆「ありがとう、ラクダさん達」テヲフリフリ

勇者「なんだか心地いい夕空…」

ろり婆「温泉に入るぞ!」

勇者「ん。そーだな。ゆったり入るかー」

ー丘の上の宿ナノバナ 勇者の間 温泉

ろり婆「うわーいい眺めー!お前さんも見てみ!」

勇者「ん」

ろり婆「この街は夕方が十五時間もあっての。こっちが紅葉を楽しめて、反対は砂漠を楽しめるんじゃ。その夕景色は絶景でのー。たくさんの人達が思い出を作りにくるんじゃ」ススス…

勇者「よ!よるな!」ザザ…!

ろり婆「うちらも」ススス…

勇者「俺達は男と女だ!いいか?よるな!」ザザ…!

ろり婆「よいではないかー♪」ススス…ピト

勇者「うおっ!離れろ!」バシャバシャ

ろり婆「ふっふっふっ!追い込んだぞ!これで逃げれまい!」ギュウ

勇者「…………」

ろり婆「お前さん…?本当にどうした?!どこか具合でも悪いのか?!」

勇者「大丈夫だから離れろ」セナカムケ

ろり婆「本当にか?」

勇者「お前が離れたら大丈夫」

ろり婆「……」

勇者「……」

ろり婆「……」サワ

勇者「うおおおおお!!!」ザザザザザザットニゲル!!!

ろり婆「お前さん…」

勇者「あ?何だよ!もうこっちくんなよ!」ドキドキ

ろり婆「…ごめんなさい」

勇者「…明日から、風呂別々な」

ろり婆「うん、わかった…」

勇者「寝泊まりする部屋も」

ろり婆「それは嫌じゃ!」

勇者「ダメだ。殴るぞ」

ろり婆「なんなら今」ウシロカラギュッ

勇者「だから、おま!!!」バシャバシャ!

ろり婆「お前さんの好きにしてよいぞ…?」サラニギュウ

勇者「!!!」

ろり婆「勇……者あああああ!!!」ビクッ!

勇者「…………」ハナヂドバー

ろり婆「だだだ大丈夫かー!!!」ザバァ!

ー勇者の間 ろり婆の膝枕

勇者「俺、おかしくなったな」

ろり婆「お前さんはおかしくない」

勇者「今までこんなことなかった」

ろり婆「人は皆、旅をすれば変わるもんじゃ」

勇者「はぁ…」

ろり婆「うちに恋心抱くのが、そんなに嫌か?」

勇者「恋心て…そうなのかこれ?」

ろり婆「ふふふ」

勇者「俺が幼女に恋するとか、はっ!笑えるわ」

ろり婆「うちはロリババアじゃ!」プン

勇者「くそ…」

ろり婆「ま、認めたくなければ認めんでよい」

勇者「え?」

ろり婆「うちはいつまでも待つぞ」

勇者「……」

ろり婆「少し進めたから…うちは今満足じゃ」

勇者「ろり婆」

ろり婆「ん?」

勇者「あー」

ろり婆「ふふ、どした?」

勇者「うぜえ」

ろり婆「な、なぜじゃー!」

勇者「ふ…ちょっと、散歩にでも行くか」ヨイショ

ろり婆「大丈夫か?」

勇者「あぁ、大丈夫。まだ反対側の景色見てないし、見に行こう」

勇者はろり婆の手を優しく握る。

ろり婆「勇者…」

勇者「俺達も、いや、俺達は誰にも負けない思い出を作るぞ!」

ろり婆「うん!」

ー紅葉山

ろり婆「そーばーにいーたいー♪とーなーりにーいてー♪」

勇者「うぜえ…なぜ手を繋いで歩く」

ろり婆「嫌か?」

勇者「別に…」

ろり婆「じゃあ腕に抱きつくー!」

勇者「やめろ!歩きづらい!」

ろり婆「ふふふ」

勇者「ぶんぶん腕振るな」

ろり婆「いちいちうるさいやつじゃのー。この景色とシチューエーションをもっと楽しまんか!」

勇者「シチュエーションな」

ろり婆「もしかしたら!」キリッ

勇者「もしかしなくてもな」

ー中腹 観光名所、大滝シリオモミジ

勇者「まるで紅葉の滝だな」

ろり婆「きれー」ウットリ

グラサン「紅葉饅頭茜咲はいらんかねー!!!」

ろり婆「いるいるー!」トテトテ

グラサン「久しぶりっす姉御!」

ろり婆「がおっしゅ!」

グラサン「お代は結構ですんでどうぞ」

ろり婆「よい、ちゃんと払うわ」

グラサン「いやいやそんな!」

ろり婆「儲かっとるか?」

グラサン「ええ、おかげさまで。らっしゃっせー!!!」

ろり婆「観光名所じゃと、こうして人も多いしの」

グラサン「まいどありっした!!!へへ、仰る通りで」

ろり婆「じゃが、それとうちは別」

グラサン「勘弁してくださいよ!俺は姉御に」

ろり婆「そんなに義理を果たしたいと申すなら、うちからお金を受け取れば済む話じゃ」

グラサン「はぁ…ほんっと姉御には敵わねーっすわ。でも、まけるぐらいはさせてくだせぇよ!」

ろり婆「うむ。いくらじゃ」

グラサン「じゃあ二百ロリで!」

ろり婆「ほい」

グラサン「あざっす!」

ろり婆「ほいじゃあ元気での!」

グラサン「お気をつけて!」テヲフリフリ

勇者「何話してたんだ?」

ろり婆「ん?そりゃ口説かれてたんじゃ」

勇者「え」

ろり婆「うそうそ!」フフフ

ー山頂

勇者「次の街はあれか」

ろり婆「うむ。それに魔族の領地までもう少しじゃ」

勇者「なぁ、魔族ってもういないんだよな?」

ろり婆「ほうじゃの…もしかしたらどこかにいるかもしれんぞ!」ガオー

勇者「ふーん」

ろり婆「まぁ、魔族の領地には魔王と凶悪な魔物しかおらんらしいがの」

勇者「魔族って、実際どんな見た目なんだろうな。教科書にはえらく凶悪に書かれてたけど」

ろり婆「そう人間と変わらんのではないか?」

勇者「なんでそう思うんだ?」

ろり婆「生きているという話や噂がない。それはつまり、人間と変わらぬ見た目で生き続けておるか、絶滅したかじゃ」

勇者「なるほどね。じゃあ、人間みたいかもしれないし、生きてるってことも考えられるわけか」

ろり婆「そうなるの」

勇者「それで、その魔族の王様、魔王が攻めてくるんだよな」

ろり婆「みたいじゃの」

勇者「みたいって…」

ろり婆「多分、現在進行形で魔王軍結成中らしいぞ」

勇者「多分かよ!しかも遅いわ!もっとはやく攻めてこい!」

ろり婆「なんとなく魔王の復活が感知された時点で勇者召還じゃからの。先手必勝じゃ!」

勇者「その曖昧な情報も感知もミスなら完全に無駄足じゃねーか!俺、何で二つ返事で返したんだろ…」ズーン

ろり婆「相手が王様で緊張とかしてたのではないか?」

勇者「お前見て一瞬解けたけどな」

ろり婆「可愛すぎたじゃろ!いやっふぅ!てなったじゃろ!」

勇者「心の中でまず、ロリババアて何だよ!てツッコんで、王様もツッコめよ!てさらにツッコんだわ」

ろり婆「こほん。ロリババアとは」

勇者「うぜえ!何回も聞いたわ!夜中に耳元で囁かれ続けた時はぶん殴ってやろうかと思ったわ!」

ろり婆「もぅ、勇者のツッコミ上手!今晩うちの」

勇者「やめろ、ヘドがでる」

ろり婆「昨日お風呂で元気な生徒が一人、勢いよく起立してたよね?」フフフ

勇者「例え下手くそか」

ろり婆「やぁ…こんな所で…体が熱くなってきちゃったよぅ…!!!」クネクネ

勇者「うぜえええええ!!!」

ろり婆「人来たぞ」

クスクス…

勇者「てめぇ…」ワナワナ

ろり婆「まてまて、うちのせいではないじゃろ!顔がこわいぞ!」ダッ!

勇者「まてごらあああああ!!!」ダダダ…!

ろり婆「ふえぇぇぇぇぇ!!!!!」ダダダ…!!!

☆訂正☆ 召還→召喚

召還 よびもどすこと
召喚 よぶこと

召還→還→還る(かえる)で覚えよう!

召喚→喚→喚ぶ(よぶ)で覚えよう!

ーキャンプ場 ヤキニクヤイテモヤマヤクナ

ろり婆「ばんばんばん♪ばんさ」

勇者「で、晩御飯何?」

ろり婆「ハンバーグ!」

勇者「キャンプ場で!?」

ろり婆「なに、材料ならあるぞ」ガサゴソ

【腐った生肉】

ろり婆「ありゃ」

勇者「ありゃ、じゃねーよ。もったいねーな」

ろり婆「これ、あの高級肉の残りか。お肉さん、ごめんなさい」

勇者「めっちゃ前じゃねーか!しかももったいなすぎる…」ガク

【人の手】

ろり婆「うーん…これじゃない」ガサゴソ

勇者「俺は何も見てない俺は何も見てない俺は何も見てない…」

ーそしてそして

ろり婆「まずは玉葱を微塵切りにします。勇者が」

勇者「嫌」

ろり婆「はい」

勇者「てめえを微塵切りにするぞ」

ろり婆「うちにやらせて、ただ待つだけか。うわー…ひくわー…ないわー…」ドンビキー

勇者「あー!うぜえ!!!かせ!うおおおおお!!!」トトトトトト!!!

ろり婆「おぉ!はやい!はや…ふぇぇぇぇ…!」グス

勇者「離れてろよ!何のために俺にやらせた」トトトトトト!

ろり婆「ふぇ…でも、上手だね」エヘヘ

勇者「お前にいつも微塵切りだけやらされてるからな、微塵切り専門勇者になっちまったよ!はい終わり!」トトトトトト…ト!

ろり婆「お疲れ様!次に玉葱をボウルにいれてー、挽き肉どーん!お醤油、お酒をちと入れて、塩コショウ少々、卵二つにパン粉!ここに牛乳少し入れてもいーけど、今日はないからなし!」

勇者「へーすごーい」

ろり婆「こねこね♪あなたとうちの愛もこねこね♪体もついクネクネしちゃうのー♪」クネクネ

勇者「うぜ」

ろり婆「こねこねの次はー?」

勇者「空気抜く、だっけ?」

ろり婆「ぺったんぺったん♪うちのおむねもぺったんぺったん♪誰がぺったんこじゃあああ!!!」

勇者「わぁ!おもしろーい」

ろり婆「次のやつはハートにして、その次はお星さまにしてー」

勇者「あ、忘れてた。コンロ借りてくる」

ろり婆「お願いします!いってらっしゃーい!」

ろり婆「さて、油をひいて中火で両面に焼き目をつけたらー?フタをして、中まで火を通しまーす!」

勇者「ふーん」

ーそして

ろり婆「完成じゃ!!!」ババーン!

勇者「米も炊けたぞ!」ババーン

ろり婆「うわ…ちと焦げとるではないか」

勇者「いやーお前のレッスンに夢中でで忘れてたわー」

ろり婆「もぅ、勇者のお馬鹿さん!」ツン

勇者「ははは。はい、じゃあ」

ろり婆「いただきまーす!!!」

勇者「いただきます」

ろり婆「勇者、ハートをあーん」

勇者「一口でかい。それに人いるからやめろ」

ろり婆「半分あーん」

勇者「ハートが真っ二つ」

ろり婆「はぅっ!!!しまった…」ズーン

勇者「はっはっはっ!!!」

ろり婆「うぅー…」ウルウル

ーそしてそして

ろり婆「こうして、星を見て寝るのもよいな」

勇者「……」

ろり婆「寝たふりすな!」チョップ

勇者「てめ…!」

ろり婆「せっかくこんなにロマンチックなんじゃぞ」

勇者「確かに星は綺麗だな。星は」

ろり婆「どーいう意味じゃ!」ガサゴソ

勇者「おい!この寝袋は一人用だ!やめろ!破れる!」

ろり婆「密着24時…」ぎゅ

勇者「わけわかんねーこと言ってねーで…くっ!動けん!」

ろり婆「おやすみ、お前さん」

勇者「朝、人に見られたら最悪だ。はやくでろ!」

ろり婆「うるさいお口じゃのー」ちゅ、ちゅー

勇者「……!!!」

ろり婆「あの時のお返しじゃ、ふふ」ガサゴソ

勇者「……」

ろり婆「んじゃ、あらためてお休みー」

勇者「寝れるかよ…」ボソ

ろり婆「…やっぱり一緒の寝袋がいい…ダメ?」ゴソ

勇者「ダメ。絶対ダメ」

ー聖斗平野

【モッタイナイオバケが現れた!】

勇者「お前に客人だ」

ろり婆「これか」

【腐った生肉】

勇者「何でまだもってんだよ!」

ろり婆「棄てるの忘れとった!」テヘ

勇者「かせ!」

【勇者は腐った生肉を投げつけた!】ベチャッ

ろり婆「鬼っ!」

勇者「はっはっはっ!」

【モッタイナイオバケは腐った生肉を食べている!これは…腐っている!モッタイナイオバケは毒を受けた!】

勇者「なんという精神…!」

ろり婆「呪われるぞ!」

勇者「光魔法!勇者ライジングスラッアアアアアアシュ!!!」ズバアアアアシュ!

【しかしモッタイナイオバケには効かない!】

勇者「あれ?」

ろり婆「お前さん、魔法使えたのか」

勇者「人間としての魔力は一応ある。多分、中程度の魔法は使える」

【モッタイナイオバケは様子をみている】

勇者「あれ、こいつ悪いやつじゃないじゃん」

ろり婆「今さらか!モッタイナイオバケは腐った食材や残飯につられてやってくるモンスターじゃ。害はないが大層申し訳ない気持ちになる。精神体みたいなもんで攻撃は効かんが、ちゃんと謝れば消えるぞ」

勇者「じゃあ謝るか!悪いのは俺達だしな」

ろり婆「勇者……うん!」

勇者「ごめん」

ろり婆「軽っ!おい!お前さん!」

勇者「俺が…悪かった。ははっ、あんなに美味しい食べ物を残すなんてどうかしてるよな…」

モッタイナイオバケ「ワザトジャナインダヨネ」

勇者「それでも俺は…!食べ物を…粗末にした。それは事実だ!」

モッタイナイオバケ「ユウシャハチャントワルイトミトメテアヤマッタ」

勇者「こんな俺を許してくれるのか…!?」

モッタイナイオバケ「コレカラハタイセツニオイシクタベテネ…」パアアアア…

勇者「約束する!!!」

モッタイナイオバケ「アリガ…トウ」スウウウウ…

勇者「モッタイナイオバケーーー!!!」

【モッタイナイオバケは毒で倒れた!】

ろり婆「色々と本当にごめんなさい。天国で幸せになってください」

勇者「モッタイナイオバケーーー!!!うおおおおお!!!」

ろり婆「モッタイナイオバケにここまで感化するとは、相当魔力が弱まっとるな。これは深刻かもしれん…」

ー幸せの街 アスタリスク

勇者「ここが最後の街?」

ろり婆「うむ」

勇者「なんか普通に幸せで、普通な街だな」

ろり婆「平和で何よりではないか!」

勇者「すぐそこに魔族の領地あるんだろ?」

ろり婆「ここから半日はかかるし結界もあるからの、安心じゃ」

勇者「俺だったら不安だわ」

ろり婆「そんなことより最後の街じゃ。しっかり楽しんで、しっかり休め!」

勇者「一日お前に付き合うよ」

ろり婆「そうか!なら有り難く付き合え!」

勇者「有り難くはない」

ー星の宿ラトス 温泉

勇者「ふー…」

ろり婆「がおっしゅ!」ガララ

勇者「入ってくんなよくそババア!」

ろり婆「よいではないか!」

勇者「沈めるぞ」

ろり婆「かけ湯してードボーン!」バッシャーン!

勇者「ぶほっ!てめこのやろう!」

ろり婆「ぷふー…いい湯じゃー」

勇者「……」ザバ

ろり婆「肩まで浸かって一万数えたら上がってよいぞ」カタツカミ

勇者「知らん、て!ひっつくな!」

ろり婆「やらんと前にひっつくぞ!」

勇者「ちっ!いーちーまん!はい」ザバ

ろり婆「ズルはいけまちぇんねー」マエカラダキツキー

勇者「や…め…ろ…」

ろり婆「すごく…おっきぃ…」テレ

勇者「いい加減調子のんなよ?」ツネー

ろり婆「やっ!痛い痛い!どこツネっとるんじゃ!」

勇者「はっ!そうだ…!お前に憎しみを抱けばエロスも恋も恐くない!!!」

ろり婆「な、なぜそうなる!」ビクッ

勇者「この勇者が魔族を討つ……」

ろり婆「うちはロリババアじゃ!」

勇者「魔族だろ?俺は知ってるぞ」

ろり婆「何を」

勇者「魔族って女のが歳とるの遅いらしいなー」

ろり婆「な…」

勇者「正直に言えっ!!!」

ろり婆「!」ビクッ

ー幸せの街 アスタリスク

勇者「ここが最後の街?」

ろり婆「うむ」

勇者「なんか普通に幸せで、普通な街だな」

ろり婆「平和で何よりではないか!」

勇者「すぐそこに魔族の領地あるんだろ?」

ろり婆「ここから半日はかかるし結界もあるからの、安心じゃ」

勇者「俺だったら不安だわ」

ろり婆「そんなことより最後の街じゃ。しっかり楽しんで、しっかり休め!」

勇者「一日お前に付き合うよ」

ろり婆「そうか!なら有り難く付き合え!」

勇者「有り難くはない」

ー星の宿ラトス 温泉

勇者「ふー…」

ろり婆「がおっしゅ!」ガララ

勇者「入ってくんなよくそババア!」

ろり婆「よいではないか!」

勇者「沈めるぞ」

ろり婆「かけ湯してードボーン!」バッシャーン!

勇者「ぶほっ!てめこのやろう!」

ろり婆「ぷふー…いい湯じゃー」

勇者「……」ザバ

ろり婆「肩まで浸かって一万数えたら上がってよいぞ」カタツカミ

勇者「知らん、て!ひっつくな!」

ろり婆「やらんと前にひっつくぞ!」

勇者「ちっ!いーちーまん!はい」ザバ

ろり婆「ズルはいけまちぇんねー」マエカラダキツキー

勇者「や…め…ろ…」

ろり婆「すごく…おっきぃ…」テレ

勇者「いい加減調子のんなよ?」ツネー

ろり婆「やっ!痛い痛い!どこツネっとるんじゃ!」

勇者「はっ!そうだ…!お前に憎しみを抱けばエロスも恋も恐くない!!!」

ろり婆「な、なぜそうなる!」ビクッ

勇者「この勇者が魔族を討つ……」

ろり婆「うちはロリババアじゃ!」

勇者「魔族だろ?俺は知ってるぞ」

ろり婆「何を」

勇者「魔族って女のが歳とるの遅いらしいなー」

ろり婆「な…」

勇者「正直に言えっ!!!」

ろり婆「!」ビクッ

勇者「俺を油断させて殺すつもりか?」

ろり婆「そんなことするか!」

勇者「なら正直に全て話せ」

ろり婆「……」

勇者「どうしても話さんなら、俺はここでお前を殺す」クビツカミ

ろり婆「殺すとかいうな!!!」

勇者「なら話せ」

ろり婆「……」グス

勇者「あ?泣いても俺は容赦せんぞ」グッ

ろり婆「うちは…お前さんが好きじゃから…」グス

勇者「話さんと大嫌いになるぞ」ググ…

ろり婆「っ!!!」

勇者「ちっ!」テヲハナス

ろり婆「けほっこほっ!」

勇者「……頼むから話してくれ」

ろり婆「……うちが」

勇者「……」

ろり婆「うちが魔王じゃ……」

勇者「……はぁ」タメイキ

ろり婆「……」

勇者「で?目的は?」

ろり婆「世界平和の維持……」

勇者「は!?」

ろり婆「嘘じゃないぞ!」

勇者「じゃあ最初から正直にそう話せよ!」

ろり婆「正直に話したとて絶対信じてくれんし!うちのこと……嫌いになるじゃろ……」

勇者「あー!そんなくだんねーことかよ!!!」

ろり婆「くだらんとはなんじゃ!」

勇者「確かにすぐ信じるのは難しい。でもな、嫌いにはならねえよ…なれるかよ」

ろり婆「うちを殺そうと思ったのはなぜじゃ?」

勇者「なぜって、もしお前が魔王で、この最後の街で勇者が死んだら世界はどうなる?」

ろり婆「そういうことか…」

勇者「はぁ…とりあえず、ごめんな。怖かったろ」ギュ、ナデナデ

ろり婆「うん、ありがとう…それと、うちの方こそごめんなさい」

勇者「ん。それで、詳しく聞かせてくれよ。お前の目的」

ろり婆「うむ」

勇者「のぼせない程度に、星を見ながらゆっくり話してくれ」

ろり婆「おぉ…綺麗な星空」

勇者「今さらかよ」

ろり婆「ずっとお前さんを見てたからな」フフ

ろり婆「それは遠い遠い昔のことじゃ。
人間と、魔族、この世界には二つの種族が生きておった。
魔族は人間を遥かに凌ぐ魔力をもち、とても歳をとるのが遅かった。
それは人間からすればとてもよくないことじゃった。
そう、言うまでもない。
人間は力で勝ることもなく、繁殖力も劣るからじゃ。

そこで一部の人間達は、沢山の魔族を犠牲にして勇者を造った。
幸いにも平和だったその世界は勇者の誕生により、一夜にして地獄へと変わることになる。
勇者は、まるで玩具で遊ぶ子供のように、次々と魔族を虐殺したのじゃ。
そしてそれを合図に、人間達の進軍も始まった。

うむ。もちろん魔族も黙ってはおらぬ。
それに対して魔族は、最も魔力の強い者を魔王とし、魔王を中心にして、勇者と人間達に立ち向かった。

戦いは次第に激しさを増し、多くの命が、多くの心が失われた。
そして一年が経つ頃、最後は魔王と勇者による一騎討ちが相討ちという結果に終わり、ようやく魔族と人間達による戦争は終わりを迎えたのじゃった。
その時世界は半分を失い、魔族は絶滅の危機に瀕しておったがのう…」

勇者「俺が習った歴史では、『魔王によって世界が滅びかけた時、一人の勇者が救ってくれた』だったぞ」

ろり婆「それも世界平和維持の為じゃ。こんな話聞いた後に旅にでても、あんまし魔王倒す気ならんじゃろ。それに、人間が悪い、魔族が悪い。うちにそう決めつけるつもりはなくとも、必ずどちらか一方が悪いとこだわり、争う人達がでてくる。それが元でまた戦争になるやもしれんからの」

勇者「もしこの世界に魔族が生き残ってたらそれこそ」

ろり婆「安心せい。魔族はほとんど生き残ってはおらん。生きとるものは皆事情を理解し、平和を望んでくれとるよ」

勇者「でも、話を聞くかぎり、最初に喧嘩ふっかけたのは人間達だろ?」

ろり婆「まぁ、続きを聞け、お前さん。
こほん。その休戦の時、魔族達は新しい魔王を決め、すぐに人間達を襲った。
なぜなら魔族達は知っておったのじゃ。勇者の量産計画をな。
こうして次に、魔族が人間達を大量に虐殺することになった」

勇者「人間が絶対悪じゃねーか!」

ろり婆「黙って聞け。それはな、二人の魔族と人間によって全て仕組まれたことじゃったんじゃ。
その二人は最終的に世界を自分達のものとし、新しく世界を作り変えようとしておった。
じゃが、それに気付いた一人の勇者が王様に密告し、自ら魔王の元へ向かい伝えた。
その後、魔王と勇者は子供を作り、その子を平和の証として、戦争を再び終結させたのじゃ。
子供に勇者の魔力を喰らう魔法を与えてな」

勇者「まさか…」

ろり婆「そう、うちじゃ」

ろり婆「お母さんはうちを産むと同時に亡くなってしもうての。
うちは、お父さんにその話を何度も聞かされ、平和について説かれた。
同時に、生き残っている勇者と、子孫を残した勇者と、その子孫の勇者の魔力も少しずつ喰らった。ややこしい!
そしてお父さんが亡くなってからは、一人で勇者の魔力を喰らい続けた。あ、魔力を喰ろうても勇者は死にはせんからな。
で、両国の王様の協力の元、今のシステムをつくった。名付けて!勇者平和貢献システム!」

勇者「そのまんまじゃねーか!」

ろり婆「まぁまぁ。そのシステムはな、残り少なくなった勇者の子孫を産まれた時から観察し、成人したところで共に世界を歩き、今の平和な世界を見せる。そして、最後にこの話を伝えて、魔力を喰らい、望む未来に協力してあげるのじゃ」

勇者「悪い勇者は?」

ろり婆「途中で記憶も喰ってぽいじゃ。ちなみに、今も生きている元勇者もいるぞ!バーのマスターじゃったり、饅頭売りじゃったり」

勇者「勇者からの転職がそれってどうなんだ?」

ろり婆「みんなそれぞれ、世界を歩いて見つけた叶えたい夢、そして、自ら望んだ未来じゃから」

勇者「そっか」

ろり婆「そしてなんと!ついに!お前さんで最後の勇者となる!ぱんぱかぱーん!!!」

勇者「マジで!?」

ろり婆「うむ。記念すべきラストユウシャじゃ!かっこいい!」

勇者「でもなんの感動もない」

ろり婆「うちみたいにヤバイくらい生きてきたわけじゃないしの」

勇者「それで、俺の力ここで喰うのか?」

ろり婆「んにゃ。一応うちの家についてからかの」

勇者「どこだよお前ん家て」

ろり婆「魔王城」

勇者「あ、そっか」

ろり婆「可愛いお口から頂こうかしら、それとも下のお口から」

勇者「このまま歴史は隠すのか?」

ろり婆「ん?ほうじゃの、今んとこ悲しい話、魔族が絶滅してからじゃの。さらに悲しい話、魔族は子作り禁止なんじゃぞ。夜の絆創膏ありならよいがの」

勇者「魔族のみなさん、お疲れ様です!そしてありがとう!あなた達のおかげで平和を満喫できています!!!僕は幸せです!!!」

ろり婆「うむ。いい心掛けじゃ!」

勇者「で、勇者の力ってどうやってわかるんだ?」

ろり婆「産まれた赤ちゃんに勇者ペーパーを舐めさせて、青なら勇者、赤なら違う。一応、小中高と身体検査に混ぜとるぞ」

勇者「アルカリと酸性かっ!!!今まで気づかんかったわ!!!」

ろり婆「うちのベロでもわかるよ?試してみる?」ペロ

勇者「その手にのるか。とっとと洗ってとっとと上がるぞ」

ろり婆「体と体で洗お~!ねーねー」ヒッツキー

勇者「くたばれ、エロティカル大魔王!!!」チョップ!

俺達の心もいつだって冒険してるじゃないか!

ふぇぇ…夜中のテンションで後悔したから途中から真剣にに書きました。ょぅ…

ー星の架け橋 ミルキィウェイ

ろり婆「はじめてーの?」

勇者「崖から人を突き落とす殺人」ズズズ…

ろり婆「落ちる落ちる死ぬー!!!」ヤメテー

勇者「しかし何だ、このえげつない崖は」

ろり婆「これはうちの家、魔族の領地を囲む崖じゃ。向こうまで666mあるんじゃよ。ちなみに、うちの両親が作ったんじゃぞ」エヘン

勇者「お前の両親とは戦いたくないな…」

ろり婆「で、あの石板に勇者が触れたら星の架け橋がかかりまーす。渡れるのはここだけじゃ」

勇者「よし」

???「勇者ーーー!!!」

ろり婆「この声はまさか…!!!」ビクッ!

偽「やっと見つけたぞ勇者!!!」

ろり婆「に、にににに偽勇者!」

勇者「下がってろ」

ろり婆「うむ」コクッ

勇者「どうも、クソヤロウ」

偽「俺はお前を殺す!!!」

勇者「は?」

偽「死ねーー!!!」ダダダ…!

勇者「どうしたこいつ!?このババアが欲しいんじゃないのか!?」

ろり婆「やめい!なぜうちを盾にする!!!」ジタバタ

偽「はっ!俺はお前を殺したくてたまらねぇ!!!憎い憎い憎い!!!」ダダダ!

勇者「……」

ろり婆「そういえばお前さん、勇者魔法使えんのじゃろ?下がっておれ」

勇者「いや、大丈夫。お前が下がってろ。むしろ崖から落ちろ」

ろり婆「ふにゃー!こんな時にまでお前さんはー!!!」プンプン

勇者「今日のあいつの獲物はどうやら俺だ。憎いだろうがなんだろうが、受けてたつ!」

ろり婆「大丈夫か?」

勇者「ああ、下がってろよ」

偽「ひはっ!きたきたきたきたきたーーー!!!」ダダダ!

ろり婆「無茶はするなよ…」

偽勇者の拳を片手で受け止める勇者。

勇者「いいね。久しぶりに本気で喧嘩できそうだ」ギリリ

勇者「ああああらあああああ!!!」

勇者の渾身の一撃!!!
偽勇者は数メートル吹き飛んだ!!!

勇者「くー、とばねーな今日は」

偽「くひっ、くひはあああああ!!!」カッ!

偽勇者の口から魔法が放たれた!!!
しかし勇者はそれを片手で払い飛ばした!!!

勇者「いった!こいつ口からビームでたぞ!」

ろり婆「うぇー…げろ?」

勇者「やめろ」

偽勇者「…………」ブツブツ
   セイリュウ スザク ビャッコ ゲンブ
勇者「穹龍…朱凰…星虎…甲核…」

ろり婆「おいおい大丈夫か!」

勇者「黙ってろ!これは俺の喧嘩だ!そして俺のオリジナル魔法なめんな!くらえええええ!!!四聖!雷牙炎爪獣激刹!!!(シセイライガエンソウジュウゲキサツ)」ズガシャアラアアア!!!

雷と炎が激しく入り混じりながら、獣の如く偽勇者に襲いかかる!!!

勇者「っしゃあ!」

偽「あ?」

しかし偽勇者には効かなかった!

勇者「何!?馬鹿な…」

ろり婆「この違和感、そしてこの感覚…まさか奴は!!!」

勇者「だったら、この拳で黙らしたらあああああ!!!勇者、天襲…うんたらきっーーーーく!!!!!」

偽「死ねええええ!!!蝕導裂穿!!!(ショクドウレッコウ)」シュバッ!!!

勇者「な…!!!」サッ、ズザザザ!!!

勇者の左脇腹をかすった!!!
傷は少し深く、血が溢れる。

勇者「ちぃっ!!!」

偽勇者「くははははは!!!蝕導裂穿!!!蝕導裂穿!!!蝕導裂穿!!!」

勇者「何でこいつ俺の魔法使えるんだ!!!ぐあ!!!」

勇者の右足をかすった!!!
同じく血が溢れる!!!

ろり婆「勇者!!!」

勇者「ちっ!動き悪いな、なまったか?」ダダダ!

偽勇者「はああああああああ!!!」

勇者「ああああああらああああ!!!」

勇者と偽勇者の激しい肉弾戦が繰り広げられる!!!
勇者の一撃一撃は全て流されているが、偽勇者の一撃はひとつひとつ確実に勇者を捉えている!!!

勇者「ははははは!!!やるようになったじゃ…………っ!!!」

勇者は顔面に一撃くらい、大きく殴り飛ばされた!!!
勇者は二度地面をはね、地に伏せた!!!

偽「殺せる!!!殺せる!!!殺せるぞおおおおおお!!!」

勇者「はぁ…はぁ…」

ろり婆「お前さ…」

勇者「来るなああああ!!!」

ろり婆「!」ビクッ!

勇者「お前が来ていいのは俺が屍になった時だ。いいか、ちゃんと教会につれてけよ…」ヨロ…

ろり婆「なにをふざけたことを!」

勇者「ま、死ぬつもりはないけどな!うっそっぴー!ははははは!!!」

ろり婆「頭大丈夫か…?」

勇者「ひでえこと言うなババア…ふぅ、休憩終わり」コキコキ

偽「恨め死者よ!憎め鬼よ!地獄の王よ!俺に従えええええ!!!!!奴をバラバラに引き裂く力をよこせえええええ!!!!!鬼葬唸骸…!!!!!(キソウテンガイ)」

偽勇者の詠唱に呼応し、大地は唸り、崖から禍々しい黒煙が立ち上がる。
その黒煙に突如紅の稲妻が落ちると、無数の棘を備えた歪な刀を造り上げた!!!
偽勇者がその刀を手に持つと、棘が容赦なく手に突き刺さり、血が滴り落ちた!!!
まるで刀が血を吸っているようにもみえる…!!!

勇者「懐かしい技、オリジナルにアレンジしちゃって。やっぱお前、才能あると思うぞ!お前が勇者って名乗っても、俺は文句ねーわ。変態狂人じゃなけりゃな」

偽勇者「その肉引き裂いてやらあああああ!!!」ダダダ…!!!

勇者「変態狂人じゃないお前と…正直、真剣に戦ってみたかったな」

勇者は右拳を己の左胸に当てる!!!
勇者の右手に光が集まる!!!

勇者「命の煌めき!!!」

勇者は光の剣をつくりだした!!!
しかし!!!

勇者「ちっ…」

光の剣は砕け散った!!!勇者の体に無数の棘が食い込む!!!

偽勇者「最後に華咲かせてやるぜ勇者」

勇者「させるかよ…!!!」

刀を引き下ろし肉を引き裂こうとする偽勇者を勇者は蹴り飛ばした!!!
勇者の体から大量の血が噴き出す!!!

ろり婆「もう…嫌…!!!もうやめて!!!勇者っ!!!」

勇者「うっせぇババア!!!これは俺の喧嘩だっつったろ!!!!死ぬまでやんだよ!!!絶対勝つから笑って見てろ!!!その泣き顔うぜえんだよ!!!」ヨロ…

ろり婆「大馬鹿者!!!」グス

偽「なぜお前は諦めない?」

勇者「あ?会話できんのかよ!!!そうだなー…愛かな、へへ」

偽「は?」

勇者「俺にはな、叶えたい夢があって、届けたい願いがあんだよ」

偽「ははははは!!!くだらん!!!勝利だけを求めればいい!!!俺はお前の命がほしい!!!」

勇者「新手のホモかこいつ…おい!俺に勝てたら姫たんやるよ!」

ろり婆「な!ロリババアを勝手に賭けるな!!!」プンプン

偽「いるか、あんな餓鬼」

勇者「お前…あいつを弄んで飽きたらポイかよ!!!」

偽「そーだなー、死にかけのお前の前で************して*********して*******するのも面白そうだ」

ろり婆「っ……!!!」ゾゾッ…!

勇者「き、さまああああああ!!!!!!!」グググ…!!!

偽「そうだ!!!怒れ!!!憎め!!!お前の強さはそれだああああああ!!!!自分の為じゃねぇ!!!他人なんてくだらないものの為に戦うのがお前だ!!!全力でこい!!!これが最期だああああああ!!!」

偽「願いを砕け!!!夢を喰らえ!!!」

勇者の下に巨大な魔法陣が描かれ、風が渦を巻く!!!
そして、上空には巨大な漆黒の門が雲を割き現れた!!!

勇者「夢に届け願い星!!!」

勇者は右拳を後ろに退き、左手を地につけた!!!
そのまま身を低く屈め、鋭い眼光は敵を逃がさない!!!

偽「世界よ!!!俺に従えええええ!!!!!」

勇者「駆け抜けるは流星が如く…!!!」

偽「ナイトメア・フォリス!!!!!」
勇者「覇☆夢……星あああああ!!!!!」

漆黒の扉から放たれた、破壊と創造の力を秘めし無数の閃光が、勇者を捉えたかのようにみえた!!!
しかし、勇者の姿はそこに非ず、ろり婆が一瞬遅れて気付いた時には、勇者の一撃が偽勇者に食らいついていた!!!

勇者「はああああああ!!!!!!」

偽勇者「まだ…だああああ!!!」

勇者の渾身の力に押される偽勇者だが、両足を大地から浮かせることなく耐えている!!!
そして!!!崖っぷちでギリギリ耐えた!!!

勇者「はぁ…はぁ…」

勇者の体から溢れんばかりの血が滴り落ちる!!!
一方、偽勇者の体は崖へと吸い込まれていく!!!

偽「く…そ…」フワ…

勇者「うおおおおお!!!!!」

偽勇者の右手を勇者はとっさに掴んだ!!!
しかし、勇者の体も崖へと吸い込まれていく!!!

ろり婆「ふにゅ!!!」ガシ!

ろり婆が勇者の足を掴み、二人は落下を免れた!!!

ろり婆「離すなよ!!!うーんしょ!!!」ズズ…ズズ…ズズ…

勇者「もう少しだ、耐えろよ変態狂勇者!」

偽「勇者……」

偽勇者の左手が勇者の頭を掴んだ!!!
勇者の全身に凄まじい衝撃が走る!!!

勇者「ぐああああああ!!!」

ろり婆「何をした…!!!」

偽勇者「はぁ…結局、何一つ勇者に勝てなかったな…でもまぁ…いいか。俺は満足した。ありがとう、勇者。そして姫、すまなかった。最高に気持ちよかったけど」

勇者「おまっ…この変態っ…!!!」

偽勇者は勇者の手を強く払った!!!
そして。

偽「来世で会おう!さようなら!」ニコ

偽勇者の姿は暗闇に消えた。

ロリババアアームズ!!!ヨウエン、ツルペタボディ!!!モエー!!!ポポンッカッ!

???「まさか。ただの人間になった勇者も倒せないとは」

勇者「誰だ!」

ソロ「はじめまして勇者。魔族のソロと申します」

ろり婆「お前…お母さんの側近の一人か」

ソロ「ええ。過去、あなたの母上と共に、多くの人間を殺しました」

ろり婆「して何の用じゃ」

ソロ「様子を見に来たんですが、せっかく勇者の力を与えたというのに偽者は所詮偽物でしたね」

勇者「全部貴様の仕業か」

ソロ「ええ、簡単に説明致しましょうか。まずはじめに、闘いの街ラウンド・ワンにて偽勇者が普通の人間の中でも、最も勇者に近い魔力をもつ人間だということがわかりました。その後私は彼に接触し、欲望を増幅させ、少し魔族の力を与えてあげました。」

ろり婆「それで桜山の時、異常に興奮しとったわけか」

ソロ「ええ。あなたが恋愛なんてものに振り回されて抵抗しないのは笑えましたよ。あ、私常に無表情ですけど、笑ってるんですよ?今も。あーそれにしても。あなたの御両親にあのあられもない姿!見せてあげたかったですねー」

勇者「とりあえずこいつぶっ飛ばせばいいんだな?」

ろり婆「今のお前には無理じゃ。とりあえず応急処置するからじっとせい」

勇者「大丈夫、偽勇者が勇者の力を返してくれたからな。余裕で勝てる」

ろり婆「無理じゃ。勇者の力は昔よりも遥かに弱まっとる」

ソロ「そう、それはつまり私に勝てるかどうかも怪しいということ」

勇者「はっ!やるだけやってみりゃあいいんだよ!」ヨロ…

ろり婆「いいから、大人しくせい」

ソロ「やれやれ。続けますよ?その後、私は氷結洞窟ストロング・ゼロにてあなたから勇者の力を奪いました」

勇者「で、今さら偽勇者けしかけたんだろ?人を弄びやがって…許さん!!!」

ろり婆「だーもう!!!動くな!」ペチ

勇者「いたっ!ビンタはないだろ!」

ソロ「ほんと…うっとうしい…」ボソ

勇者「一発、一発殴らせて!お願い!」

ろり婆「そのままねんねしとけ!聞き分けない子じゃな!ここはうちに任せろ」

ソロ「ほぅ、魔王様、やる気ですか?」

ろり婆「貴様、元よりうちらの命を狙っとるんじゃろ?」

ソロ「ええ。世界を手に入れる為にね。それに実験も終わりましたし、後片付けしませんと」

勇者「だーかーら、俺が」ヨロ

ろり婆「ううううううう!!!」ゴゴゴゴ…!!!

勇者「ろり…婆?」ゾクッ…

ろり婆「うううううあああああああああああああ!!!」ゴゴゴゴ…!!!

ソロ「こ!これこそ我々が求めし力!なんと美しく気高い力だ…!!!」

ろり婆の髪は紫に染まり、瞳は紅く宝石のように輝いた。

ソロ「さーてと、いきますよっ!!!」スッ!

勇者「はやっ!」

ろり婆「で?」

ろり婆はいつの間にかソロの背後をとっていた。

ソロ「まいったなー。さすが魔王と勇者の混血。それに加え多くの勇者の力を蓄えている。まさに芸術と言える美しく気高き力!!!」

ろり婆「戯言はよい。来るなら来い」

ソロ「ペドフィリア…」ボソ

勇者「ペドフィリア…?」

ろり婆「戦争で魔族が使っていた魔法じゃ。己の体を魔物化する魔法。その代償は命」

勇者「命……」

ソロの体はやや大きくなり、黒と白の鎧の様なものに包まれ、背中には四本の突起が生えた。
美しくも恐怖心を煽る見た目に変化した。

ソロ「ピアノ・ソロ…!!!ううううう…!!!」

ろり婆「やつは自我を失う。お前さん、離れてろ」

勇者「わかった」

ソロ「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ドッドッドッドッ…!!!

魔王「魔王として、直ぐに楽にしてやろう」

ソロ「ウオ…」

ピアノ・ソロは突然ろり婆の前で静止する。
そして、ゆっくりと膝をつき倒れた。

ろり婆「…………」テヲアワセル

ソロ「ツヨ…スギル……………ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

ピアノ・ソロは塵となって消滅した。

勇者「これがお前の本気……魔王の真の力……」

ろり婆「ゆーーーしゃーーー!!!」トテトテトテトテ!!!

勇者「お前、強いな」

ろり婆「うん!」

勇者「あいつ死んだのか?」

ろり婆「そうじゃ。あのまま放っておいても苦しんで死ぬだけじゃからの」

勇者「本当、強いな…」ナデナデ

ろり婆「ありがとう。うちは勇者の優しさ、大好きじゃからな。大切にするんじゃぞ!」

ろり婆/魔王 (ほしぞら・のぞみ)
7/7生まれ 8才(???歳)
130cm 28kg
好きな食べ物:エッグタルト
嫌いな食べ物:辛いもの
cv:沼倉愛美(妄)

称号【エロティカル大魔王】

勇者 (ハナブサ・ユウ)
2/6生まれ 20歳
170cm 64kg
好きな食べ物:えび
嫌いな食べ物:トマト
cv:俺(うそうそ)

称号【微塵切り専門勇者】

※上もコレもあくまで設定です?

ー魔王城

勇者「表札に星空って書いてんぞ、星空さん」

ろり婆「なに、細かいことは気にしたらまけじゃ!」ギィ…ゴゴゴ…

奥からピアノの音色が聴こえる…

勇者「誰かいんのか?」

ろり婆「なに、細かいことは」

勇者「うぜえ!」

大きい玄関の中央にある大きい階段を登り大きい扉を開くと、大きい通路が奥まで続いていた。
奥まで歩いて大きい扉を開くと…

ろり婆「たっだいまー!!!」

しろ「ん。帰ってきたか」

勇者「またロリババアかよっ!!!」

かよっ!!!
カヨッ!!!
カヨッ!!!
……ヨ!!!

しろ「どうした?」

ろり婆「気にしなくていいよ。こほん。お前さん、紹介するぞ!うちの親友!」

しろ「そして家族でもある、しろじゃ」

勇者「はじめまして。勇者と申します」ペコリ

しろ「うむ。して、ろり婆。早速話をするか?」

ろり婆「もう全部済んだよ!それよかお腹空いたー!」ダキツキー

しろ「なら夕飯にするか」

ろり婆「わーい!しろと一緒に料理じゃー!!!」ピョンピョン!

勇者「……」

しろ「そうかしこまらんでよい。風呂でも先に入って待っておれ。風呂の用意は出来とる」

勇者「ありがとう、しろさん」

しろ「うむ」

ろり婆「えー!勇者はうちの実家のお風呂にうちと一緒に入るのー」

勇者「変な言い回しするな!一人で入るに決まってんだろ」

しろ「ほいじゃあ、案内しようか」

ろり婆「ぷぅー」

ー風呂

勇者「でかっ!!!ひろっ!!!うひょー!!!すげー!!!」

しろ「すまん。シャンプーきれとった」ぬ

勇者「うおおおおお!!!はずかし!」

しろ「……」ジー

勇者「ちょ、しろさん。勘弁してくれ」カクシ

シーーローー!!!

勇者「ほら、呼んでる。声がきこえるよ」

しろ「うむ。足元のキモい虫、気を付けろよ」

勇者「うおおおおお!!!うお、うおおおおおお!!!まっ待ってしろさん!!!」

スベッテ、ドテッ

【甘い匂いと柔らかい感触が勇者の全身を駆け抜けた。そして唇と唇が…んっ!!!】

しろ「……」フイ

勇者「あー…えと…」

ろり婆「ちょちょちょー!!!どゆことー!!!何で全裸でしろさんに腰ふってんのー!!!勇者のあほー!!!変態ー!!!エロティカルコシフリマスター!!!浮気者ー!!!」

勇者「振ってねーよ!!!落ち着け!!!これは誤解だ!!!ラッキースケベなんだ!!!」ガバッ!ドゲザ!!!

しろ「おやおや、これは新種のバナナかの…?」ツン

勇者「あふっ…ちょ!しろさん!ややこしくなるから!いいか…」ピタ

ろり婆「どうした、言い訳続けてみい!!!」グス

勇者「い、いやああああああ!!!!!キモい虫が俺の足にキスしたああああああ!!!!!」ダッ!!!

ろり婆「待て!全裸でバナナを携えどこへゆく!!!今日は変態の遠足じゃないぞ!!!」ダッ!

しろさん「…さて、こやつをどうやって逃がそうか」ムムー…

虫「……」ウネウネワシャワシャ

ろり婆「うぇ……」

イヤアアアアア!!!!

ヒトンチヲゼンラデハシルナーーー!!!

ウオオオオオ!!!キモイー!!!

トマレーハンザイシャーーー!!!

ー晩餐会

勇者「……」ボロボロ

ろり婆「ぷんっ!」

勇者「俺の晩御飯、床におかれたバナナ一本だけ?」

ろり婆「しろと、キスまでしたようじゃのう…」

勇者「偶然……はい、さっせん」

ろり婆「次ははるをまっぱにひんむく気か?」

勇者「いえ、そんなこと考えてません」

ろり婆「ほれ、腹が減ったなら自分のバナナでも食ってみるか?」ツカミ

勇者「いい加減調子のんなよババア!!!このバナナで*****を******してやろうか!!!」

ろり婆「ななななな!ご褒美!?」

勇者「うぜええええええ!!!てかもういいわ!!!下ネタいいいわ!!!俺は!!!飯が食いたいんだよ!!!」

ろり婆「……」ちゅ

勇者「しろさん!見た!?」

しろ「んにゃ」メヲカクシ

勇者「お前な!!!」

ろり婆「本当に反省しておるか?」

勇者「え…!うん。そりゃあもう心から!!!しろさんもごめんなさい!!!」ドゲザ

しろ「うむ。ふぁーすとちゅうをラッキースケベて奪われたこと、許してやろう」

勇者「う……」ズーン

ろり婆「やれやれ、お前さんというやつは」

勇者「だからあれは!!!」

ろり婆「……」ちゅ

勇者「いい加減にしろっ!!!ての!!!」サッ

ろり婆「これは前菜じゃ。メインディッシュは、ベッドのなかで」ウィンク

勇者「いらねーよ!!!」

しろ「お腹すいた…」ボソ

勇者「うんまあああああい!!!!」ガツガツ!

しろ「うむ。うまちぃじゃ!また上達したの」

ろり婆「いひひ」テレテレ

勇者「ほんっと、お前の料理大好きだ!!!」ムシャムシャ!

ろり婆「ありがと…」テレテレ

しろ「はにゃ~ん」クネクネ

ろり婆「もう!からかわないでよぅ…」テレテレ

しろ「しかし、ろり婆に恋人ができて良かったわい」

勇者「っ!!!ごほっげほっ!!!」

ろり婆「もぅ…はい、水飲んで」

勇者「ありがとう、んくんく…」

ろり婆「残念。うちらはまだ、お付き合いしとらんよ」

しろ「なに、ぬねの!?」

勇者「しろさん、突っ込みづらいからあんまりボケないでもらえる?」

しろ「……」アホゲシュン…

勇者「ごめんなさい!しろさんのボケもっとみたいです!」

しろ「こほん。して、お付き合いもせずちゅーとな?」

勇者「まるでお父さんに怒られてるみたい…」ボソ

しろ「ん?」

勇者「俺は、俺はろり婆を愛してますよ!」

ろり婆「っ!!!ごほっげほっ!!!」

勇者「おいおい…ほら、水」

ろり婆「ありがとう。んくんく…ぷはー!」

勇者「これから一生一緒に生きていきたい。心からそう思っています」

ろり婆「なに、ぬねの!?」

勇者「なぁ、呪われた装備は外れないんだよな?」

ろり婆「勇者…!」

勇者「しろさん、俺にはな。叶えたい夢、届けたい願いがあるんだ」

しろ「ほう」

勇者「ろり婆の夢を叶えたい、そして、俺のこの想いをろり婆に受け取ってほしい!」

ろり婆「ゆーしゃー……」ジワ

勇者「俺と結婚しろ」

ろり婆「ぐす…」コク

しろ「うんうん」ぱちぱちぱちぱち…

勇者「俺はロリババアが大好きだー!!!朝から晩までいちゃいちゃしてー!!!」

ろり婆「ふぇ!?」ビクッ

勇者「だからしろさん、ろり婆は貰うよ」

しろ「ふ、物好きめ。後悔しても知らんぞ?」

勇者「はっ!後悔なんてしてたまるかよ!うおー!やったぞおおおおおおおお!!!」セイカイハコロンビア

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ!!!」ウワァァァァン

しろ「幸せになれよ、ふふ」ボソ

ーしろさんの部屋

【劇的!!改造イエヲコワシマス】

勇者「ははは!また劇的に壊しおる!」

ろり婆「お風呂いってくるねー!」

勇者「うい」

しろ「わしの下着、漁るなよ…」スス…

勇者「さりげなくティッシュおいてくれなくていいから」

ー風呂

ろり婆「ふゅー」

しろ「ふゅー」

ろり婆「ふふ、もぅ!」

しろ「ねぇ、勇者のどこにほれたの?」

ろり婆「んー。すぐ怒るし喧嘩っ早いし口悪いけど、芯は真っ直ぐで優しくて愛があって正義感のあるところ!」

しろ「へー」

ろり婆「子供の頃なんか、いじめっ子を成敗しすぎてさ、ついたあだ名が殺し屋リュウ!」

しろ「ひどーい!ふふふ」

ろり婆「可笑しいでしょ?ふふ。でもね、小中高、勇者の学校からいじめが消えたんだよ!」

しろ「本当に?どれだけ強いのよ勇者」

ろり婆「一緒に旅してても強かったよー!なんだかんだ言っていっつも助けてくれるし!」

しろ「ふーん、かっここいね!」

ろり婆「でも酷い事もいっぱいされた!ぬめぬめのスライムに投げつけられたり、生乳ふにふにされたり、サバンナの真ん中でいきなりディープキスしてきたり、最近なんか乳首ツネられたんだから!!!」プンプン

しろ「勇者すごい変態じゃない!」

ろり婆「それが、最初、勇者はすごい無欲な人だったんだよ。何もいらないっ!て感じの人」

しろ「でも、のぞみと旅して変わったんでしょ?」

ろり婆「うん。そうみたい。ある日突然欲情してきた!」

しろ「欲情って!ふふふ」

ろり婆「うちに恋してくれたし、まぁチャラにしてあげる!」

しろ「私は許せないから後でおしおきする!」

ろり婆「ほどほどにね」

しろ「忘れられない夜にしちゃお」

ろり婆「ちょっとー!!!うちのダーリンに何する気ー!!!」

しろ「ダーリンて!ふふふ」

ろり婆「もう!さきったら!からかわないでよ!!!」

しろ「ごめんなさい。ほら、頭洗ってあげるからおいで」ザバ

ろり婆「やったー!!!久しぶりー!!!」ザバ!

ーろり婆の部屋

勇者「このベッド、しろさんの匂いする」

ろり婆「ロリババア耳たぶはむはむ!」ハムハム

勇者「はひゃ…や、やめろ!」

ろり婆「お前さんがハニーの隣でしろに欲情するからじゃ!」

勇者「は、ハニー?とりあえず誤解しないでほしい」

ろり婆「言うてみあなた」

勇者「いつも通り勇者かお前さんにしてくれ。で、しろさんの匂いがするってことは」

ろり婆「ことは?」

勇者「ずっとこの部屋を、いや、このお城をピカピカにして、ずっと、お前の帰りを待ってたってことになるよな。て」

ろり婆「うん。すっごく嬉しい!」

勇者「しろさん、優しい人なんだな」

ろり婆「うん!うちらの大好きなお姉ちゃんじゃ!」

勇者「お前末っ子ではるさんが次女だろ?」

ろり婆「なぜわかった…!」

勇者「そりゃわかるよ!ははは!」

ろり婆「どういう意味じゃー!はっきり言え!それと一応言っとくがな、うちが一番歳上なんじゃぞ!」

勇者「ロリババアかあいいー」ぎゅう

ろり婆「ふにゅう!」

勇者「いい匂い」

ろり婆「ん……」

勇者「しろさんの匂い」

ろり婆「ロリババア首ペロペロ!」

勇者「んふ…ごめんなさい!やめて!」

ろり婆「正直に、しろと重なったときどうじゃった?」

勇者「やさしい甘い匂いがして、唇も体もとっても柔らかくて、気持ち良かった」

ろり婆「ふにゃー!!!変態変態変態!!!」

勇者「いたいいたい!ひっかくな!」

ろり婆「急に狼になりおってからに!」プン!

勇者「それも含めて、人を愛するといいうことを教えてくれたのはお前だ。ありがとう」ナデナデ

ろり婆「もぅ…ズルい人」

勇者「ろり婆」ちゅ

ろり婆「ん」ちゅ、ちゅ

ー朝食

しろ「昨日はお楽しみじゃったかな?」

ろり婆「いっぱい抱き合っていっぱいキスした」

勇者「やめろ生々しい!!!」

しろ「勇者もよく我慢できるのう」

勇者「ま、帰ってか…いやいや!これからずっといるから」

しろ「帰ったらさっそく」

勇者「やめろ!朝飯が不味くなる!」

ろり婆「しろ、ジュースおかわり!」

しろ「はいはい」

ーエントランス

勇者「結局俺の力、喰わないのか?」

ろり婆「うちとお前さんが生にゃんにゃんしなければ大丈夫じゃろ」

しろ「ふふ…」

勇者「しろさん、もしかして下ネタ大好き?」

しろ「そんなことないわ!わしもええ歳したロリババアというだけじゃ」

勇者「何だよいい歳したロリババアて!」

ろり婆「もぅ二人とも!そんなことよりも!」

勇者「これからのことか…」

ろり婆「ねぇしろ、この城にはもういなくていいんだよ?」

しろ「うーん」

勇者「やっぱ思い入れがあるか…」

しろ「うむ。わしら三人の思い出がいっぱいつまっとる」

ろり婆「たまに、三人で帰ってこよ?ね、それでいいでしょ?」

しろ「………」

ろり婆「お願い!!!」

しろ「わかった。わしは、はるのとこへ行こう」

ろり婆「よかった…」

勇者「こんなところで一人は寂しいもんな」ボソ

しろ「勇者、お前さんも一緒に四人で集まるぞ」

ろり婆「よっ!モテモテ!」

しろ「なんじゃ、その嫌そうな顔は」

勇者「別に嫌じゃないよ、お誘いありがとう」フフ

しろ「うむ!」

ろり婆「で、うちらはどうする?」

勇者「とりあえず王都に帰って、仕事と家探しだな」

ろり婆「新婚生活のはじまりー!!!」ダキツキー

勇者「はいはい。じゃあ、帰るか」

ろり婆「うん!!!帰ろー!!!」

俺の夢に恥なんてねえ!!!
…モシカシテダケドー

ー花の都 ガーデンフィールズ

はる「しろー!!!ろり婆ー!!!」ダキツキー

しろ「突然で悪いが、今日から一緒に住んでよいか?」

はる「あったり前田のクラッカーぱーんじゃ!うちら家族だもん!」

しろ「ありがとう」

ろり婆「しろ、泣いてる?」

しろ「泣いてなどおらん!」グス

はる「よしよーし」ナデナデ

勇者「うぅ…」グス

ろり婆「お前さんも、本当に感情豊かになったの」

勇者「ほっとけ…!」グス

はる「みんな、今日は泊まるよね!」

ろり婆「餅のローン二十六年!!!」

勇者「うぜえ!!!なぁ、ろり婆」

ろり婆「ん?」

勇者「この街に住もうか」

ろり婆「良いのか!?」

勇者「別に王都にこだわりあるわけじゃないし」

はる「じゃあ!これからはいつでも会えるんだね!」

しろ「やったー!!!」ピョン

勇者「あのーはるさん。申し訳ないんだけど…」

はる「なんじゃ!」

勇者「家見つかるまで居候させて下さい!!!」アタマサゲ

はる「あったり前」

勇者「それはもういい。ありがとう、さすがはるさん!」

ろり婆「よーし!今日は宴じゃー!!!」

はる「がおっしゃあ!!!さー入って入ってー!!!さっそくパーリィの準備するよー!!!」

しろ「そうそう、勇者とろり婆結婚したよ」

はる「うぇ!?えええええ!!!?」

勇者「ども」

はる「じゃあ結婚式もやっちゃおー!!!」

ろり婆「がおっしゃあ!!!」

勇者「マジで?」

しろ「ふふ!良かったねー!」

こうして

勇者とロリババアの

少しエッチでハチャメチャな旅は

栞を挟むことになりました。

おわり!

訂正『旅』やのうて『物語』やわ。
落ちまでミスってもうたわ。

第ロクショウ 番外編

【ロリババアだらけのお泊まり会】

ろり婆「がおっしゅ!」

はる「がおっしゅ!」

しろ「がおっしゅ」

勇者「怪しい団体みたい」

はる「我ら!愛くるしくてちゅっちゅしたくなる!」

ろり婆「名付けて!ロリババア団」

しろ「じゃ」

勇者「適当か!!!」

はる「まぁまぁ、カフェオレどうぞ」

勇者「ありがとう」

ろり婆「しろー」ダキツキー

しろ「どうした」

ろり婆「お花が売れないー」スリスリ

しろ「むう…花屋は難しいからな」

勇者「まず『愛の花屋ロリババア』って店名がアウトだと思います」

はる「まるでエロい店じゃな」

勇者「なんでだよ!まずな、皆してロリババアて何ですか?て聞いてくんだよ。そして何とも言えない顔して帰ってくんだよ!」

ろり婆「オタクは増えたよね」

勇者「嬉しくねーよ!助けてしろさん!」

しろ「わしか」

勇者「この二人は駄目だ」

ろり婆「どういう意味じゃ!!!」

はる「かみつくぞ!!!」ガルル…

しろ「ほうじゃのう…メイド服」

勇者「駄目だこりゃ。あーもういい!ちょっと変えてくる!!!」ダッ!

ろり婆「今!?」

はる「いってらっしゃーい」

ろり婆「ちっ!」

しろ「ふふ…」クスクス

ろり婆「ぷぅ!笑わないでよ」

はる「で、その店名、どうやって決めたの?」

しろ「わしも気になる」

ろり婆「ふっ!聞いて驚け!」

ー回想

ろり婆「お花屋さんを開こう!」

勇者「えー」

ろり婆「下がお店で上が家!素敵ではないか!」

勇者「キモい虫湧きそう。却下」

ろり婆「却下撤回。名前はどーする?」

勇者「強制かよ!嫌だっつってんだろ!」

ろり婆「はるの脱ぎたてパンツ被せるぞ」

ー現在

はる「ちょっと待って!うちがお風呂に入ってる時に何言ってんの!?」

ろり婆「いやー」メソラシ

しろ「被せたのか?」

ろり婆「うん」

はる「うがああああああ!!!」ガオーッ!

ろり婆「うそうそごめんなさい!!!」

ー回想

勇者「はぁ…………で、店名は?」

ろり婆「愛してる!!!」ダキツキ

勇者「あくまで(仮)。やるとしたらの話だ」

ろり婆「ぷぅ!じゃー愛の蜜?」

勇者「エロい店か!!!」

ろり婆「うむぅ…」

勇者「花屋敷雲雀丘」

ろり婆「堅いわ!」

勇者「うーん…」

ろり婆「あ!愛の花屋ロリババアは?」

勇者「ロリババアを世界に広める気か!」

ろり婆「ダメ?」

勇者「却下でファイナルアンサー」

ろり婆「うぅ…勇者とお花屋さんしたいよぅ」ウルウル

勇者「店名はアウト」

ろり婆「お願い…」ちゅ

勇者「…おま」

ろり婆「ゆーしゃー…」ウルウル

勇者「ったく、しょーがねーな…」

ろり婆「というわけじゃ!」

しろ「あほじゃろ」

はる「バカップル」

ろり婆「えーそうかな?」テレテレ

しろ「ほめとらん」

勇者「はぁ…はぁ…」

しろ「おかえり」

はる「はやかったね、本当に変えてきたの?」

勇者「勇者の速さで変えてきたよ…」ハァハァ

はる「うちらに欲情してんの?」

勇者「ぶっとばすぞババア!しんどいんだよ!」

しろ「ゆっくり帰ればよいのに」

勇者「それは…」チラッ

ろり婆「で、何に変えたんじゃ!」プンプン

勇者「あ?『お花やさん ほしぞら』だよ」

はる「やっぱりバカップル」

ろり婆「愛してるー!!!ちゅー」

勇者「こんなとこでやめろ!!!」

しろ「ひゅーひゅー」

勇者「後、これ」

はる「おお!気がきくではないか!!!」

【グチャグチャのケーキ】

しろ「あほじゃろ」ヤレヤレ

勇者「もったいねー!!!」

モッタイナイオバケ「ユーシャー…」

ーグチャグチャでも美味しかったよ!

はる「今日の晩御飯はオムライスにしよう!」ウデマクリ

しろ「お前さんは座っとれ」

はる「しろ!うち成長したよ?!」

しろ「はるには食後のデザートを頼みたい」

はる「しょーがないなー。て、プリン作ってあるわ!!!」

ろり婆「さすが!わーい!!!」

勇者「またかあああああ!!!」トトトトトト…!!!

ーそしてそして

はる「久しぶりに二人きりで話そうか」ススス

勇者「…………」

はる「ふふ」スッ

勇者「助け」ちゅ

はる「これでロリババアとのキッス、コンプリートだね」ニコッ

ろり婆「あーーーーー!!!ひどーーーーーい!!!」

はる「ありゃ、見てたの」

ろり婆「うちのダーリンに手えださないでよー!」ウルウル

はる「ごめんごめん、うちも誰かとキスしてみたくて」

ろり婆「……」ウルウル

はる「ごめんなさい…」

ろり婆「もぅ、一回だけなら許してあげる」

はる「ありがとー!ちゅー!」

ろり婆「ん!んーんん!!んー!!!」バタバタ

勇者「うわぁ……」

しろ「すまんの。はるは昔っからイタズラっ子なんじゃ」

勇者「はぁ」

しろ「今回は好きな人に意地悪しちゃう男の子の乙女バージョンかの」

勇者「え?俺のこと」

しろ「人として好きじゃからじゃれてみた、て感じかの」

勇者「俺の気持ち考えてほしいわ…」

しろ「ろり婆のエッグタルトにカラシ塗ったり、ケーキに豆板醤混ぜたり、抹茶アイスにワサビぬったり、大変じゃったわい」

勇者「お疲れ様です。て、ろり婆ばっかじゃねーか!」

しろ「そりゃ、わしにそんなことすればどうなるか…ふふふ」ニコッ

勇者(めっちゃ怖い…)

しろ「はる、ご飯できたぞ」

はる「んにゃ…」ネムネムー

ろり婆「ゆーしゃ、はーと。できたー!」

はる「ちょっと!うちのオムライス、バーカはないでしょ!」

ろり婆「べー」

はる「ろり婆のオムライスにあほってかいちゃる!」

はるさんが握って飛び出たケチャップが、しろさんの顔面に直撃した!!!

しろ「…………」

はる「あやー…ごめんちゃい」

しろ「さてと」

はる「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」

ろり婆「いいきみー」クスクス

はる「ぐぬぬ…」

しろ「二人とも、もうやめなさい」フキフキ

ろり婆「なんでうちもー!」

しろ「やり返したら一緒。昔からそう言ってるでしょ」

ろり婆「はーい…」

ろり婆「で」デコピン!

はる「あいたっ!」

しろ「今回悪気はなかったにしても、これからは悪戯とかちょっかいだすのはやめなさい」

はる「はーい…」

ろり婆「ふふふ!あむっ。からっーーー!」

はる「ははは!ひっかかったー!それチリケチャップー!!!」

ろり婆「ケチャップ二つあるのおかしいと思ったー!もう許さん!うにゃああああああ!!!」ガアッ!

ドタンバタン!!!

しろ「食べ物を前にやめなさい!!!いい加減にしないと本当に怒るよ!!!」

勇者(ふぇぇ…辛いよぅ……)

ー風呂

勇者「ふー」

ろり婆「ただいまー」ガチャ

勇者「お帰りくださーい」

ろり婆「なんでー!!!」

勇者「あほか、ここはるさん家だぞ」

はる「呼んだ?」ヒョコ

勇者「うおおおおお!!!」ザバッ!

ろり婆「喜びすぎ」ジトー

勇者「いや、ばっかじゃねーの!?」アセアセ

ろり婆「一回だけでも四人で入りたかったの。だめ?」

勇者「駄目に決まってんだろ!!!」

しろ「ろり婆はな、嬉しいんじゃよ。こうして皆で集まるのが」ヒョコ

勇者「ホワイトさんまで!!!」

しろ「誰じゃ」

勇者「てかお前、さっきキスで怒ってたじゃねーか!!!」

ろり婆「これはうちのお願いじゃからいいの!」

はる「寒いからはいるよー」カケユシテ、チャポン

勇者「いやいや…」

ろり婆「うちもー!!!」

しろ「ちゃんとかけ湯しなさい」ロリバァニ、ザバー

ろり婆「よいしょー」チャプ

しろ「ふー」カケユシテ、チャポ

勇者「狭いわ!!!」

はる「ふーん」サワサワ

勇者「あふん…はるさん!!!」

ろり婆「やめろー!!!」

しろ「痛い痛い、はる!やめんか!」

はる「いい経験になった、ありがとう勇者」

勇者「痴漢に感謝されたくねーよ!!!」

ろり婆「勇者の喜び上手!!!」

勇者「もうわけわからん!!!上がって入り直す」

ろり婆「らめえええええ!!!」ぎゅーーー!!!

勇者「らめえええええ!!!」

しろ「諦めろ。わしは背中向けといてやるから」

はる「じゃあうちは大開きゃ、あいたっ!!!」

しろ「でこぴんではすまなくなるぞ?」

はる「うーい」オデコスリスリ

222ならアニメ化決定。

勇者、ろり婆、しろさん、はるさん、の順で布団を敷いて、結構ギュウギュウで寝ている。

ろり婆「やっぱり皆で寝るの好きー」

勇者「またこうしてお泊まりしような」

はる「かー」スヤ

しろ「ほんと、寝るのだけは早いの…」

ろり婆「ゆうにゃー」ダキツキー

勇者「暑いから離れろ」

ろり婆「ムラムラする?」ヒソ

勇者「上空二千十四フィートから三点ドロップかますぞ」

ろり婆「ちゅ、ふふふ」

しろ「こほん」

勇者「お、おやすみなさい」

…………

ろり婆「プー…」

しろ「子供か!はやく寝なさい」

…………

勇者「……」スヤ

はる「…ろり婆、起きてる?」ヒソ

ろり婆「うん…」ヒソ

しろ「……」スヤ

ー翌朝

勇者「ん…?」

ろり婆「にひひ…!」

はる「くくく…!」

しろ「ふふふ…!」

勇者「ふぁ…どうした?」

ろり婆「もう駄目!あーはっはっはっはっ!!!」

はる「か、鏡みてきてみ!はっはっはっはっ!!!」

しろ「ふふふ!!!お腹いたーい!」

勇者「また落書きしやがったなああああああ!!!今日は誰だああああああ!!!」

ろり婆「逃げろーーー!!!」キャー

Q:時系列わけわかめ
A:四人暮らし→お互い二人暮らし→久しぶりに四人揃ってのお泊まり会

Q:回想の時のしろさんは?
A:お花やさんの話をしている時にしろさんがいないのは仕事だから。

質問があれば答えます…多分。

Q:時系列わけわかめ
A:四人暮らし→お互い二人暮らし→久しぶりに四人揃ってのお泊まり会

Q:回想の時のしろさんは?
A:お花やさんの話をしている時にしろさんがいないのは仕事だから。

質問があれば答えます…多分。

何回も読み返して修正して投稿してるのにそれでも改めて読み返すと何回も間違えてるというロリババアパラドックス。恐ろしい!

【誕生!勇者王。殺し屋リュウ】

ー四年生

たかし「ヤバイよヤバイよ!」

勇者「どうしたの?元四年最強くん」

たかし「き、きたー!!!」サッ

大阪「六年最強大阪や!」

徳島「五年最強徳島!」

福岡「三年最強福岡…」サッ

山口「二年最強山口…」サッ

高知「一年最強高知だよ!」

勇者「体育館裏行くか…」

ー体育館

勇者「下級生のみんなは真似しないでね」テヲパンパン

大阪「強…!動くことさえ許さんとは!!!」

徳島「まるで殺し屋…!!!」

勇者「みんな!いじめや暴力はやめようね!」

ー中学一年入学式

福島「中三トップの福島だ。殺し屋くん。在校生代表して、三年全員が挨拶させてもらう」ニヤリ

ガヤガヤ…!!!

勇者「…………」ニヤリ

ーそして

福島「馬鹿な…!!!瞬きさえも許さぬだと…!?」ガク

勇者「皆さん大変ご迷惑をおかけしました」ペコリ

ー高校一年、体験入部初日。美術部にて。

島根「殺し屋リュウ!!!俺はこの学校を仕切る島根だ!!!」

勇者「粘土楽しい」

島根「先こうですら文句は言わせねえ。女校長含め女教師全員ひぃひぃ言わせてやったぜ!!!」

勇者「確か校長六十七歳だよね。あなたは熟女や年上が好きなんですね」

島根「生意気な口だ。周りをよく見ろ殺し屋リュウ!」

勇者「なんだってー。全校生徒だけでなく先生たちまで僕を睨んでいるー」

島根「この学校に危険分子などいらぬ!この学校のルールを思い知れ!消えろおおおおお!」

勇者「きゃーこわーい」

島根「全校生徒よ!先こう供よ!!!俺に元気をわけてくれえええええ!!!!!」ゴゴゴゴ…!!!

勇者「くらえ。ビーナス石膏浣腸」グサ

島根「ぐあああああ!!!!!肛門から脊髄を伝い脳を揺るがすほどの衝撃がああああああ!!!」

勇者「大丈夫ですか?」

島根「ははは…元気を集めている間を狙う卑劣さ…さすが殺し屋」ガク

勇者「粘土続けよ」

【出会いは桜の花弁と友に】

ー勇者が産まれる前、まだロリババア達がロリの頃、とーても昔のお話だよ。

パパ「のぞみ!今日からお前にお友達、いや、家族が増えるぞ!」

のぞみ(現、ろり婆)「ふぇ?」

さき(現、しろ)「はじめまして。えがお・さきです」

みらい(現、はるじおん)「がおっしゅ!にじいろ・みらいだよー!」

パパ「訳あって二人を家が引き取ることになったんだ。みんな、仲良くするんだぞ!」

二人「はーい!」

パパ「じゃ、パパは仕事に行ってくるよ」スタスタ

のぞみ「……」サッ

みらい「がおー!!!」

さき「やめなさい!こわがってるでしょ!」

みらい「ごめんね?怖くないよー」オイデー

さき「お名前のぞみちゃんだよね」

のぞみ「……」コク

さき「よろしく!」ニコッ

のぞみ「よ、よろしく…」

みらい「よろしくー!」アクシュ!

のぞみ「うん…」

みらい「もー!!!ほら、一緒に遊ぼー!!!」オテテグイー

のぞみ「わっわっ!」オットットッ

さき「楽しいよー!」クルクル!

のぞみ「ふふ…」ニコー

ーおままごと

さき「トマトとんとんとん!はいどうぞ!」

のぞみ「わーおいしそー!」

みらい「おかしもどーぞー!」

のぞみ「ありがとう、み、みらいちゃん!」

みらい「にひひ!」

さき「いいなー!私もさきちゃんて呼んでー!」

のぞみ「さきちゃん!」

さき「のぞみちゃん!」

二人でにこっー!

ーおっかけっこ

みらい「がおー!!!」トテトテ!

のぞみ「きゃー!!!」パタパタ!

さき「おーにさーん!こっちだよー!」ヒョコ

みらい「がおー!!!」トテトテ

のぞみ「こっーちーだよー!!!」オテテフリフリ

みらい「もー!!!」

さき「ふふふ!」

のぞみ「にひひ!」

ーおふろ

のぞみ「じょーずー!」

さき「でしょー!」ワシャワシャ

みらい「うちはさきの体洗ったげるー!」ゴシゴシ

さき「頭先に洗ってよー!ふふふ!やだあくすぐったーい!」ケラケラ

のぞみ「にひひひひひ!やめてさき!くすぐらないでー!」

みらい「わ!こっちくるな泡おばけー!!!」ペタペタ

のぞみ「まてー!!!」ペタペタ

さき「わたしもー!」ペタペタ

パパ「危ないから走らない!」

ーベッド

のぞみ「ぎゃー!!!」

みらい「のぞみこわがりー!」クスクス

さき「んん…」ネムネム

ガチャ

のぞみ「にゃーーー!!!」ビクッ

パパ「こらっ!はやく寝なさい!」シッー

ーすごーく時がたち…

のぞみ「ごーはーんー」アシパタパタ

さき「もう!ちょっとは手伝ってよ!」

のぞみ「お腹空いて動けなーい」アシパタパタ

みらい「うわっ!」ボンッ!

のぞみ「また爆発させたー!!!」ケラケラ

さき「もー!どうやったら爆発するのー!」

のぞみ「しょうがないにゃあ…いいよ!手伝ってあげる!」ガタッ

みらい「うち頑張るからいーよいーよ」

さき「みらいはデザートをお願いします」

みらい「はーい…」シュン

のぞみ「大丈夫!いつかきっと上手になれるよ!にひひ!」ニパッ!

みらい「のぞみー!!!」ぎゅう!

ーさーらーに時がたち…

さき「これからの私たちに必要なのは威厳だと思います」

のぞみ「人間達子供扱いしてくるもんねー。うちらのが年上なのにー」

みらい「じゃあロリババアになろう!」ポンッ!

さき「なにそれ?」

みらい「ん?見た目は子供でも中身は大人ってこと!最近見つけたお父さんの本に書いてたの!」

のぞみ「それ採用!!!」

みらい「んじゃあ、新しくあだ名もつけよう!」

のぞみ「それたのしそー!!!じゃあうちロリババア!」

さき「そのまんまじゃない!ふふふ」クスクス

のぞみ「さきはしろでー!みらいはー、うーん…」

みらい「なになにー?」

さき「ちょっと、私もそのまんまなんだけど」

のぞみ「あ!はるじおん!綺麗なお花!」

みらい「それ採用!!!」

さき「えー!私もお花がいい!変えてよ!!!」

ろり婆「はるー♪」

はる「ろりばあー♪」チラッ

しろ「し、しろ…」ズーン…

はる「それではさっそく!この本に喋り方とか書いてあるから、みんなでお勉強しよー!!!」

ろり婆「おー!!!」

しろ「ちょっと!これエロ本じゃない!!!お父さん…」

ろり婆「お、おぉ…おおお!!!」

しろ「こら!見ちゃだめー!!!」

はる「いいじゃんいいじゃん!」ケラケラ

しろ「ちょっとみらい!どこさわってんの!!!」ヤッ

ろり婆「ぐひひ、まずはしろでお勉強ー」サワサワ

しろ「いやあああああ!!!!!」

【誕生日ってさ、いいよね】

しろ「明日は休みじゃろ」

ろり婆「うん」

しろ「勇者を一日借りるぞ」

ろり婆「いいよ」

勇者「良くねーよ!勝手に決めんな」

ろり婆「浮気はしないでね…」ジトー

勇者「しねーよ。てか行かねーよ!」

しろ「行くぞ」ズルズル

勇者「助けてお巡りさん!幼女に誘拐される!」

ーはる家

勇者「……」

はる「きゃーえっち!」カクシ

勇者「パジャマじゃねーか!」

はる「今日明日休みだからいーの」

勇者「だらしない…」

しろ「勇者」

勇者「なに?」

しろ「来週何があるかな?」

勇者「ろり婆の誕生日」

はる「正解!当然だよね」

勇者「それで呼んだのか」

しろ 「うむ。プレゼントやパーティの内容を一緒に考えるぞ」

勇者「まて、俺今日」

はる「泊まり」

勇者「嫌だよ!こえーよ!それに」

しろ「安心せい」

はる「ろり婆なら大丈夫!」

勇者「めっちゃ心配なんだけど」

はる「さてと」

勇者「待てよ」

はる「待ちません!どーしたもんかね」

しろ「やはりお菓子パーティ、おかパがよいじゃろう」

勇者「ご飯は?」

しろ「お前さんが何か作ってやれ」

はる「お菓子はうちらに任せんしゃい!」

勇者「俺、微塵切り専門勇者だから飯つくれません」

しろ「はぁ…ならわしが教えてやろう」タメイキ

勇者「どうも」

はる「爆発料理はやめてね」

勇者「さすがにねーよ」

しろ「さて、献立を考えるのは後にして、プレゼントをどうするかじゃ」

はる「明日ぶらつきながら決めたらいいんじゃない?」

しろ「ほうじゃな。そうするか」

勇者「あれ?俺泊まる必要なくね?」

しろ「今夜の晩ご飯で練習するぞ」

勇者「それでも泊まる必要なくね?」

はる「お前さん、たまにはババアのわがままに付き合え」ヤレヤレ

勇者「いつも黙って付き合ってるわ。ババアのわがままに」

はる「誰がババアじゃー!!!」プンプン!

勇者「うぜえええええ!!!!!」

ー夜

勇者「うおおおおお!?」チュドーン!!!

はる「にひひ!ほらやっぱり爆発したー!!!」

勇者「なんでだよ!一体何が起こった!」

しろ「けほっけほっ」

ろり婆「焦げくさっ!!!」ビクッ

はる「やっぱり来た」

ろり婆「えへへ、来ちゃった…」テヘペロ

しろ「晩御飯は勇者が作ってくれるから少し待ってろ」

ろり婆「え…モザイクでてこない?」

勇者「いやーどーだろ」メソラシ

ろり婆「美味しくなかったら朝までお楽しみじゃからな!」

勇者「それむしろご褒美じゃん」

ろり婆「愛し合いたいじゃん?」

はる「ここうちの家じゃん?」

ろり婆「へい、ふぉーぴーしちゃう?」

しろ「するわけないじゃん?」

勇者「…………」

しろ「少し想像したな?」

勇者「してません」ギクッ

ろり婆「ムッツリ勇者」

勇者「ふあああああ!!!ロリババア共と朝までやりてー!!!もうちゅっちゅしてペロペロして思いっきり喘がせてーーー!!!くんかくんかすーはーすーはー、はむはむしちゃうぞー!!!」

ろり婆「勇者はね。こうやってたまに壊れるの。一緒に旅して大変でした」

はる「うんうん。可哀想に…」カタポンポン

しろ「原因は間違いなくお前さん達じゃな」

勇者「できたぞおおおおお!!!!!」ジョウズニデキマシター!

ろり婆「この煮込みハンバーグ、ハンバーグがソースと同化しつつあるぞ」

勇者「こ、こほん。ハンバーグ、好きなんだろ?」

ろり婆「うん!ありがとう!勇者!」ニコッ

勇者「えへへ」ニヘラー

しろ「デレデレしおって」

はる「ほら、はやく冷めないうちに食べよう!」

勇者「うーい。いただだだだだ、何すんだよ!」ホッペツネー

ろり婆「あーんして!」

勇者「あー…」ピタッ

しろ「……」ジトー

はる「……」ジトー

勇者「……」

ろり婆「あむ!ふふ。お前さん、うまちぃじゃ!」

勇者「ありがとう」ニヘラー

はる「ちっ!ガキ共がイチャイチャしやがってよ!」

しろ「いやーん!はるさん激おこー」

勇者「悪かったな。やらんと、ろり婆がうるせえんだよ」

ろり婆「うちのせいか!!!」

はる「俺らにも挨拶しろや」

勇者「は?」

しろ「あーんせえや糞ガキ」

勇者「キャラ崩壊してるぞ」

ろり婆「勇者、あーん!」

勇者「あむ。ふふふ」ニヘラー

はる「悔しいよーしろー!!!うええええん!」

しろ「もぅ、勇者がろり婆を独り占めするから…」グス

勇者「…二人はろり婆と家族で、誰よりも愛してるもんな。俺が悪かった!本当にごめんなさい!」

ろり婆「二人とも…」ウルウル

勇者「ろり婆、あーんしてあげて」

ろり婆「うん!あーん」グス

はる「勇者がいい!」プイ

しろ「男にあーんされてみたいの!」プン

ろり婆「ガーン!!!」

勇者「それが本音か!!!」

ろり婆「ふぇぇぇぇぇ…!!!」ダダダ…!

はる「ごめんね。こうでもしないと帰ってくれないから…」

しろ「ちと、やりすぎたがの…」

勇者「ひでえ……後でちゃんと謝れよ」

ー翌日 商店街

勇者「で?」

はる「うーん、とりあえずぬいぐるみ見に行く?」

ろり婆「どうじゃ?」

勇者「それでいいんじゃね」

【大人のおもちゃ屋シングルベッド】

勇者「ここは違う」

はる「なんで?」

勇者「ここにぬいぐるみはありません」

しろ「まぁ、とりあえず一本買っとけ」

勇者「何をだよ!」

【おもちゃ屋ヌイグルミモアルヨ】

勇者「これは?」

はる「はんっ、センスなっ」

勇者「ちっ!この…!」ワナワナ

しろ「このウサギ可愛い…」ボソ

勇者「しろさんと一緒、真っ白なウサギだな」

しろ「うわっ!びっくりしすぎて髪の毛が真っ白に」

勇者「それは最初から。ふっ。いつものお礼に買うよ」

しろ「よいよい!礼を受けとるほど」

勇者「ほら、かせよ」

しろ「あ…」ドキ

はる「ずるーい!!!」

勇者「はるさんにも、いつものお礼に何か買うよ。いや、買わせてほしい」

はる「なんかこわい」

勇者「何でだよ!」

はる「んー…うち、ぬいぐるみは特に興味ないから、後で!」

勇者「ほーい」

【髪飾り屋ウフンイヤンアハン】

はる「勇者ー!このシュシュ!これ買って買って買ってー!!!」

勇者「子供か!」

はる「あ、でも…」

勇者「なんだよ?」

はる「このはるじおんのヘアゴムね、とても大切なものなの…」

ロリババアパラドックス警報。
四行目。

ろり婆→しろ

ーすごくすごくすごーく昔

ママ「みらい。ママ達は、どうしても行かなくちゃならない所があるの」

みらい「行かないで!みらいも行くー!」ポロポロ

ママ「ごめんね」ナデナデ

みらい「ママがいないとみらい、ずっと泣くよ!」ポロポロ

ママ「ママだって、気持ちは同じよ。あなたと離れたくない」ポロポロ

みらい「じゃあ!」

ママ「でもね、パパは今もあなたの為に頑張ってくれてる。だからママも頑張れー!て、応援に行かなくちゃいけないの」

みらい「だーかーらー!!!」

ママ「危ないところなの!お願い!さきちゃんとここで待ってて」ぎゅ

みらい「ママー」ポロポロ

ママ「みらい」ちゅ

みらい「うぅ…」グス

ママ「約束」

みらいの小さな手にはるじおんのヘアゴムを握らせる。

ママ「必ずパパとママは一緒に帰ってくる。そしたら、一緒に誕生日パーティしよう!これは少し早いけど、パパとママからのプレゼントよ」

みらい「ほんと?」

ママ「ゆーびきーりげんまん!」ユビキリ

みらい「うっそつーいたらオーバケーがくーるぞ!」

ママ「ふふ、約束!」ナデナデ

ー現在

勇者「大切って、ろり婆にもらったのか?」

はる「ううん!何でもない!にひひ」グス

勇者「?」

しろ「はる…」

ーはるの家

勇者「しろさん、話って?」

しろ「今から、二人にも話したことのない話をお前さんにする」

勇者「どうして急に…」

しろ「さあの、自分でもわからん。ただ、ちと苦しいんじゃ…」

ウサギのぬいぐるみをギュッと抱き締め、悲しい表情を浮かべるしろさん。

勇者「わかった。俺で良かったら聞くよ」

しろ「ありがとう」

ーすごくすごくすごーく昔

森が繁る丘の上に立つ少女と、その家族。

さき「……」

少女の虚ろな瞳に映るのは、燃える故郷と親しい人達の姿。

お父さん「確かに戦争は終わった。でも、憎しみが終わったわけじゃない」アタマポンポン

さき「?」

お母さん「ほら、よく見なさい、さき。よーく見ておくのよ」

さき「嫌…!嫌っ!!!」クビフリフリ

お母さん「…さきは今、これを見てどう思ってる?」ナデナデ

さき「すごく恐い!とても悲しい…」ポロポロ

お父さん「そうだ。この景色とその気持ちを絶対に忘れてはいけない」

さき「どうして?」グス

お父さん「この景色と、今の気持ちを忘れずに優しく生きられれば、きっとこんなことは二度起こらない」

さき「ほんと!?」

お父さん「ああ。そして、それはお前達子供にしかできないことなんだ」

さき「どうして?」

お母さん「お母さん達、大人の心の中にはもう、悪いお花が咲いちゃったから」

さき「わたしは?」

お父さん「お前の心にはまだ、お花は咲いてないよ。今は小さな種なんだ。だから優しさや愛情で、いつか綺麗な、笑顔の花を咲かせてほしい」

お母さん「ふふ、まだ少し難しいかな?さきには」

さき「そんなことないよ!私優しい人になる!一生懸命綺麗なお花育てる!!!」

お父さん「ありがとう。さすが私達の自慢の娘だ!」ぎゅう

お母さん「うん。あなたならきっと咲かせられるわ!」ぎゅう

コッチニモイルカモシレナイゾ!ヨクサガセ!

お父さん「そろそろ行こう」

さき「どこに?」

お母さん「とりあえず、みらいちゃんのところへ」フフ

さき「やった!」

ー数ヵ月後 みらいの家

さき「帰ってこないね…」

みらい「おなかすいた…」

さき「今日で三日?」

みらい「うん」

突然、ガチャリと扉が開いた。

星空「良かった!生きてた!」

さき「おじさん、誰?」

星空「君達のお父さん、お母さんのお願いで迎えにきたんだ!はじめまして!にじいろ・みらいちゃんに、えがお・さきちゃん!」

ー現在

しろ「それからわしらの両親は帰ってくることなく、わしらはずっとろり婆と暮らしてきた」

勇者「しろさん…」

勇者は力強くも優しく、しろさんを抱き締めた。

しろ「駄目だよ…」グス

勇者「ばれなきゃいいんだよ」

しろ「うぅ…うあああああん!」ポロポロ

勇者「……」ナデナデ

ーそして…

勇者「落ち着いた?」

しろ「うむ。すまんかったの…」グス

勇者「誰もいない時なら、いつでも俺の胸かすよ」

しろ「ふ、かっこつけおって」

勇者「にひひ」ニカッ

しろ「ふふふ」ニコッ

勇者「…それとさ」

しろ「ん?」

勇者「きっと、咲いたんだと思うよ。綺麗な笑顔の花」

しろ「どうして?」

勇者「俺はろり婆と平和な世界を旅してきたからな!」

しろ「勇者……ありがとう」

勇者「さすがしろさん!すげー!!!」

しろ「別にわしが世界を作ったわけではないぞ」フフフ

勇者「よっ!ロリババアの女神!」

しろ「もぅ、からかいすぎじゃ!」フフフ

ーろり婆の家

はる「がおっいたっ!」ゴンッ

ピンポーン

はる「はるじおんだよー。鍵を開けておくれー」オデコサスサス

シーン……

はる「のぞみー!!!あけろー!!!」ドンドンドンドン!

ろり婆「うっさあああああい!!!!!」ガチャ!

はる「あぶなっ!」サッ

ろり婆「何の用!!!のぞみは今、がおっしゅおこふぁいな」

はる「ごめんごめん。代表して謝りにきたの」ぎゅう

ろり婆「ぷぅ!!!」

ーリビング

ろり婆「ぷんぷん!ぷん!」

はる「昨日はごめんね。悪気はなかったの」

ろり婆「なんであんなことしたの!!!」

はる「それはお願い。聞かないで」

ろり婆「やっぱり!うちを除け者にして楽しんでたんだ!もういい!!!」

はる「のぞみ…違うって」

ろり婆「それに今勇者はさきとイチャイチャしてるんでしょ!!!もう勇者なんかとは離婚してやる!!!」

はる「それはだめっ!!!!!」

ろり婆「!」ビクッ

はる「いい?これだけは信じて!うちらは誰よりもあなたを大切に思っているし、愛してるの!それこそ勇者よりもずっとずっとずっーと!!!」

ろり婆「みらい…」

はる「ほら、エッグタルトいっーぱい!買ってきたの!一緒に食べよ?」

ろり婆「カラシは?」ジトー

はる「今日はさすがにイタズラしてません…」

ろり婆「お茶用意する!」トテトテ

はる「ありがとう」

ろり婆「あ!お皿とかもうちが用意するからゆっくりしててね」

はる「はーい」

ーはるの回想

のぞみ「ねーねー!それなに?」

みらい「うちの宝物!」

のぞみ「なんでそれで髪の毛くくらないの?」

みらい「今はくくれないから」

のぞみ「何でくくれないのに持ってるの?」

みらい「もう!いいでしょ!お母さんとお父さんからの誕生日プレゼントなの!」

のぞみ「いーなー!なんてお花?」

みらい「はるじおん!」

のぞみ「ふーん。好きなの?」

みらい「うん!大好き!」

のぞみ「待ってて!!!」タタタ!

ー夜

さき「のぞみは?」

みらい「まだ帰ってきてない」クビフリフリ

さき「大変!」タタタ!

みらい「待って!うちも!」タッ

さき「みらいは危ないからから待ってなさい!」

のぞみ「おーい!!!」トテテテ…!

みらい「のぞみ!!!」

さき「どろどろの傷だらけじゃない!」

のぞみ「にひひ!はい!」

みらい「うちに?」

のぞみ「はるじおんの花束!うち、みらいのことだーいすきだから!!!」ニコッ

みらい「うわー!ありがとう!!!」

さき「ほら、お風呂いくよ!」テヲグイッ

のぞみ「痛いの、やー!」ズルズルズル…

みらいは受け取った小さな花束を、ふわりと大切に抱き締めました。

ロリババアエクストラミラクルスペシャルガオッシュパラドックス警報。

お母さんお父さん→ママ、パパ

ろり婆「がおっしゅうまちぃ!!!」パンパカパーン!

はる「ふふ」

ろり婆「はる、食べないの?」

はる「うん。うちは一個でいいよ」

ろり婆「もう一個食べなさい!」

はる「はいはい。んじゃ頂きます」

ろり婆「んー!おいしーね!」シアワセー

はる「うん、うまちぃ!!!」ニコッ

ー夕暮れ時 ろり婆の家の前

はる「ほら、行くよ」

ろり婆「待って!はい!!!」

はる「これ…」

ろり婆「お花やさんだったら、いつでもプレゼントできるでしょ!」フフン

はる「はるじおんの花束…」

ろり婆「にひひ!」

はる「これ渡すためにお花やさんはじめたの?」

ろり婆「うん!それとね、うち、はるのおかげでお花大好きになったんだよ?」

はる「気づかなかった…」グス

ろり婆「はる!?花粉症!?」

はる「ちがうよぅ…もぅ!」ポロポロ

ろり婆「泣かないで!」ナデナデ

はる「のぞみぃ…ありがとう!!!うあああああん!!!」ポロポロ

ろり婆「えー!なんで泣くの!そんなに嬉しかったの!?」

はる「当たり前田の花火ひゅーどーん!だよー」ポロポロ

ろり婆「ツッコミづらい!」

茜色に染まる大きなはるじおんの花束は、嬉し泣きするはるに抱かれてキラキラ輝いていました。

ーそしてそして

勇者「はるさん…」

ろり婆「しろ…」

二人「目、真っ赤」

ーそしてついに迎えたろり婆の誕生日!!!

三人「おめでとう!!!」クラッカーパーン!

ろり婆「うへへ、ありがとうございます」テレテレ

勇者「はい、誕生日プレゼント」

はる「えー!!!普通ケーキと一緒にだすじゃろ!!!」

勇者「いいんじゃね?別に」

ろり婆「なーにっかなー♪」ガサガサ

【大人のバナナ!スイッチひと】

勇者「あああああらああああ!!!!!」ハルニベチコーン!

はる「んにゃ!!!」

勇者「いつの間に買っていつの間にすり替えたクソババア?あ?てかよく買えたな!!!」ブイイイイイ…!

はる「いやー…えへへ」テヘペロウィンク

勇者「ご丁寧に電池まで入れやがって!」ブイイイイイ…!

はる「あっ!あっ!あっ!あっ!ほん、ほほ、ほんひで、こ、こへはらめええええええ!!!」ビクンビクン!!!

勇者「下手な芝居はやめろ。文字通り喰らえ!」ズボ

はる「んんんんんん!!!」ブブブブブ!!!

しろ「ほぅ、これが罵りドSプレイか…」

勇者「違う!メモるな!」

ろり婆「……」カチーン

勇者「しっかりしろ!こっちが本物だ!!!」

ろり婆「……」ガサガサ

【初めてのロリバ】

勇者「てめえいくつ仕込んでんだよ!」ムナグラガシッ

はる「んー!んー!」クビフリフリ

しろ「……」フイ

勇者「ほぅ、てめぇらそんなにエロいことがしてーのか…」

はる「ぷはぁ!しまった!勇者のやる気スイッチが!」

勇者「…………」ユラー

しろ「お、おーい。わしじゃ、わし。しろさんじゃ。落ち着け。な?な?すまんかった」アトズサリ…

勇者「うがああああああ!!!」グワッ!

しろ「やっ!勇者!ハレンチじゃぞ!ちょっと!服の中に入らないでよ!やぁっ!おへそペロペロしないでー!!!」バタバタ

はる「これはヤバイ!さすがにヤバイぞ!ろり婆!!!」ユサユサ

ろり婆「タノシミニシテタノニー」ポケー

しろ「それはさすがにだめっ!ね?いい子だから…」アトズサリ…

勇者「ひひひひひひ!!!」ブイイイイイン!ブイイイイイン!ブイイイイイン!!!

はる「アウトオオオオオオ!!!」ガシッ

ドタバタドタバタ!!!

ろり婆「カオス…」ポツリ

ーそしてそして

ろり婆「ふおおおおおお!!!」キラキラ

勇者「ふっ」

ろり婆「CCさくらの杖ー!!!」

勇者「旅の途中、泣く泣くCCさくらの服を十万で買ったからな。こうなったら揃えてしまえと、この桜杖トゥルー・ハート・ラブ、六万ロリ(税込)を合わせてフルコンプだ!!!」ズババーン!!!

ろり婆「でも…」

勇者「ふっふっふっ。お嬢ちゃん、カードとぬいぐるみをお望みかい?」スッ

ろり婆「愛してるー!!!ちゅ」ダキツキー

勇者「はっはっはっ!これはあの二人からだ」ナテナデ

ろり婆「はるありがとう!愛してるー!!!ちゅ」ダキツキー
ろり婆「しろありがとう!愛してるー!!!ちゅ」ダキツキー

しろ「本当にこれで喜ぶとは…」

はる「ちょーうけるー」パリポリ

ろり婆「あ!ずるーい!うちもお菓子食べるー!!!」

はる「おかパスタート!!!」クラッカーパーン!

勇者「俺に向けてパーン!するな!」

ろり婆「スタート!!!」クラッカーパーン!

勇者「だからやめろ!!!」

しろ「さ!人生ゲームするぞ」ワクワク

勇者「はえーよ!!!」

ろり婆「勇者ー!ポッキリーゲームしよ♪」

勇者「やるか!!!」

はる「ほふはふほんへー」

勇者「なんて!?ポテチでアヒル口するな、可愛いくねえよ!ズガーン!して歯茎から出血させるぞ」

しろ「一通りお疲れ様じゃ」カタポン

勇者「俺で遊ぶな。構うな」

しろ「ロリババアだらけのツイスターゲームやるぞ!」ワクワク

はる「のぞむところじゃ!」

ろり婆「ほほふほほほひゃ!」

勇者「アヒル口真似せんでいい」

ろり婆「ちょっと待って!エッグタルトどこ!?」バーン!!!

ありがとう。
君も可愛いよ

【湯煙は二次元で常に敵】

ろり婆「明日は久しぶりに温泉でも行くか!」

勇者「どこの?」

ろり婆「温泉街ぬくぬく」

勇者「どこそれ、二次元?」

ろり婆「うちらはただ真っ直ぐに旅をしたからな。お前さんが知らんだけで、他にもいくつか街はあるんじゃよ」

勇者「へー」

ろり婆「なんて都合のいい設定なんでしょう!」

勇者「やめろ!」

ろり婆「いぇーい!みてるー?」ピースピース

勇者「だからやめろ!!!」

ー温泉街 ぬくぬく

勇者「おぉ、あちこちに湯煙が。それに、防寒服いらないぐらいあたたけえ」

ろり婆「この街は季節によっては地獄じゃが、地熱によって常に温かいんじゃ。そして、地熱や温泉の蒸気を利用した、がおっしゅうまちぃな料理もたくさんあるぞ!」

勇者「久しぶりに説明ありがとう」

ろり婆「うちは今日、その中でも!温泉ラーメンなるものが食べたい!」

勇者「ほーほー」

ろり婆「このぬくぬくごちそうガイドによると、温泉の蒸気で蒸した、甘いキャベツなどの旬な野菜たち!そして同じく、蒸した後にサッと炭火で炙った肉厚チャーシュー!さらに!ぷるぷるとろりんあまあま温泉卵を乗せた!これぞまさしく!ラーメンという劇場に響きわたる、食材たちの奏でるシンフォニア!!!お好きな野菜三種と醤油、味噌、豚骨からスープをお選びくださうへへへへへ!!!」ジュルリ

勇者「おおおおお…!」ジュルリ

ろり婆「うちは醤油!!!」

勇者「俺は味噌!!!」

ろり婆「一口交換しようね!」ワクワク

ーラーメン屋 四条

勇者「また行列か…」

ろり婆「まぁまぁ」

勇者「ふっ」ダッコ

ろり婆「ちょ、勇者!恥ずかしいではないか!」

勇者「俺には今!この行列さえも愛おしく感じる幸せがある!!!」ぎゅう

ろり婆「ふにゅぅ…」テレテレ

勇者「いい匂い…」スンスン

ろり婆「ラーメン?!それともうち?!」

ーそして

勇者「こ、これは!!!」

ろり婆「食べることさえも躊躇させる美しい盛り付け!!!」

勇者「しかし、芳ばしくも優しい薫りが食欲を引きずり出す!!!」ジュルリ

ろり婆「いただきます!…んっ!」ビクン!

勇者「あぁ!!!」ビクンビクン!

ろり婆「うま…ちぃ…」ウットリ

勇者「それぞれのスープに合わせたこの絶妙な太さ。絡み合うスープと麺はまるで、恋人そのものだ!歯応えは柔らかくも確かな抵抗をみせる…そう!例えるなら、駄々をこねる幼女!そしてトドメに、逆にこちらが吸い込まれる様な錯覚を覚える喉ごし!あぁ…なんという美味しさだ…たった一口で完敗だよ…」ウットリ

ろり婆「そうか…!そうかこれが!これがラーメンという劇」

四条「お客様、黙ってお食べなさい」シッー

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3588851

再編集。初めての方はどうぞ。
て、pixiv登録してないと見れないか…

ろり婆「ありがとうなのじゃ!」

本当に!?やったー!
他にも広めていくよー!

ー最高級旅館 オゴソカ 最上級貸し切り家族温泉

ろり婆「あったか極楽じゃー」ヌクヌク

勇者「ろり婆!ちゅー!」ガバッ!

ろり婆「ん!んんっ!いきなり!?あん、ちょっと…こんなところで…んあっ!」ビクンビクン!

勇者「大丈夫。貸し切りだから」フニフニ

ろり婆「んん…ゆうにゃあ…」トローン

勇者「もう無理」

ろり婆「え!もう!?」

勇者「チェックインするぞ」

ろり婆「お、おいでやすー…」ポ

ーお風呂上がり

勇者「のぼせた…」フラ

ろり婆「そりゃそうなるわ。ほい」

勇者「ありがとう。やっぱ風呂上がりはコーヒー牛乳に限るよな!!!」

ろり婆「んにゃ!苺ミルクじゃろ!!!」

勇者「くー!うめえー!!!」

ろり婆「ういー。うまちぃ」

勇者「そこはババアなんだな」

ろり婆「ぷぅ!」

ー卓球

ろり婆「ロリババアサイクロンマキシマムドライブ!!!」ビュウウウウウ!!!

勇者「ばか!こんなところで竜巻だすな!うわあああああ!!!!!」

ろり婆「いやーん!浴衣がはだけちゃうー!!!」クネ

ーぬいぐるみきゃっちゃー

勇者「これは無理だな。ハサミとハサミの間が空きすぎている。撫でるだけのセクハラキャッチャーだ」

ティロリロティロリロ♪ウィーン…ガッ!

勇者「なんだって!!!ぬいぐるみのパンツの中にハサミを入れて掴むパンツゲットだと!?」

ろり婆「がおっしゃあ!!!あ、パンツは可愛いくないから帰ったら切ろ」

勇者「あるある」

ーマミムメモの間

勇者「うおおおおお!!!!!」キラキラ

ろり婆「なんというご馳走!!!」キラキラ

勇者「いっただっきまーす!!!」

ろり婆「勇者!」

勇者「ん?」モグモグ

ろり婆「あーん」

勇者「魚の目玉じゃねーか!何でよりにもよってそれを選んだ!」

ろり婆「ふ、それは栄養があるからじゃ!」ドヤァ

勇者「お前が食え」

ろり婆「む、むり…」フイ

ー夜中

ろり婆「んっ!んっ!んっ!あぁっ!」

勇者「のぞみ!」

ろり婆「

ー翌日 土産屋 あすなろ

ろり婆「お土産♪お土産♪」ルンルン

勇者「しろさんはこの美肌饅頭がいいんじゃないか?」

ろり婆「これ!巨乳饅頭」

勇者「ふふふ…!それ採用」

ろり婆「はーるーはー♪」

勇者「木刀でいいんじゃね?」

ろり婆「本気で泣くぞ」

勇者「うーん…」

ろり婆「これ!貧乳ラムネ!」

勇者「お前もひどいやつだな」

ろり婆「うーん…」

勇者「うーん…」

ろり婆「もう巨乳饅頭でいっか」

ーそしてそして はるの家

しろ「……」

はる「……」

勇者「……」

ろり婆「くふっ…!」

しろ「わー巨乳になっちゃった♪えへ」オムネニオマンジュウ

ろり婆「はっはっはっはっ!あいた!」デコピン!

しろ「どうゆうこと?これ」

ろり婆「勇者が喜ぶだろって」

勇者「違う!言ってない!こいつがあいたっ!」デコピン!

しろ「同罪じゃ」

はる「見て!おっぱいメガネ!」

勇者「必死にネタ考えてたのかよ!!!」

ろり婆「にひひ…!おなかかいたい…!」

勇者「そこまで面白くねーよ!」

しろ「わしも食いたかったわ、温泉ラーメン」タメイキ

はる「今度みんなで行けばいい!」

しろ「そうじゃな」フフ

ろり婆「はい!」

しろ「おお!温泉プリンとな!」

はる「おいしそー!」ナデナデ

勇者「あとこれは俺から」

しろ「遊園地のチケット…」

はる「堂々と浮気!?」

ろり婆「お前さん!いつの間にー!」ポカポカ

勇者「やめろ!これはババア三人でいたたたたた」

しろ「ババアじゃと?」ホッペツネー

勇者「お姉さん方、三人で楽しんで頂きたく、帰りにこっそり購入致しました」

はる「ありが九匹でありがきゅー♪」ダキツキー

勇者「うぜえ」

ろり婆「勇者…」

勇者「楽しんでこい」

ろり婆「うん!」

しろ「……」

はる「あれ、これ小さい子用の遊園地…」

しろ「ばかはるっ!」シッー!

勇者「マジ?」

ろり婆「本当だ」

しろ「泣くな泣くな!気持ちは嬉しかったぞ!」アセアセ

勇者「泣いてないもん!」グス

はる「あるある。大丈夫。誰にでもよくあることじゃ」ポンポン

勇者「泣いてないもん…」グス

ろり婆「勇者!」

勇者「なんだよ…」グス

ろり婆「情けないぞ!笑え!」

勇者「ろり婆…」

ろり婆「返金してもらって、買い直せばよいではないか!」

勇者「っ!そうだよな!その手があったか!ありがとう!!!」

はる「返金不能だよね?」ヒソ

しろ「後でわしらがうまくやろう」ヒソ

【勇者な一日】

今朝、ロリババア達三人は旅行に出掛けました。

ー商店街 イベントステージ

勇者「行け!そこだ!!!」

ウルトライダーZ「くらえ!ロケットゼペリオンキッーク!!!」

敵「ぐ!ぐおああああ!!!」ドカーン!!!

勇者「うしっ!あーおもしろかった!」

勇者「さてと、買い物買い物」

ー青果店 プライスレス

おばさん「あら勇者くん!」

勇者「どうも!」

おばさん「あら、今日は一人?」

勇者「ええ、まぁ」

おばさん「今日はトマトが安いわよ!」

勇者「前から苦手って言ってるじゃないですか。意地悪だなーおばさんは」

おばさん「ふふふ、冗談よ!じゃがいもが今日は安いわ」

勇者「でも、まだまだ料理できないんですよねー」

おばさん「じゃあ何できたの!?まさか冷やかしっ!?」

勇者「違いますよ!今日は果物買おうと思って来たんです」

おばさん「じゃあこのトマト」

勇者「いりません!」

ー魚屋 セセラギ

おっさん「るぁっしゃあ!!!」

勇者「どうも!」

おっさん「今日らサアマが安いっさ!!!」

勇者「じゃあサンマ一匹ください」

おっさん「あらやっどあらぁ!!!」

勇者「え、このえびサービスですか?いつもありがとうございます!!!」

おっさん「うん。またきてね」

ー揚げ物屋 カリアゲ

ころも「ユウーくーーん!!!」タタタ!

勇者「うぜえ」

ころも「今日は奥さんいないんだねー」ダキツキー

勇者「離れろ。指を一本一本揚げるぞ」

ころも「こーろーしーやー」

勇者「やめろ!てかお前のせいでそのあだ名になったんだぞ!」

美人ころもママ「ふふ。ユウ君、今日もイケメンね」

勇者「ありがとうございます。そして、挨拶が遅れてすみません。こんにちは!おばさんも綺麗ですよ」

美人ころもママ「やだもー!ユウくんったら!」バシコンッ!

カリアゲころもパパ「いたい」

ころも「で、今日は何買うの?」

勇者「んー、いつものいっ…いや、二個くれ」

ころも「あいよ!激辛メンチカツ2つね!!!」

勇者「激辛じゃないので頼む」

ころも「なんでやねん!」

勇者「なにがやねん」

美人ころもママ「ねー。ユウくんはロリコンなの?」

勇者「突然何を!」

カリアゲころもパパ「あの子もいないし、いい機会だ。はっきり言いなさい」

ころも「二人ともユウくんが心配なんだよ」

勇者「俺は…ロリコンだから、とかじゃなくて、ただ、大好きなんですよ。あいつのことが」

美人ころもママ「ふーん」ニヤニヤ

カリアゲころもパパ「ふっ。そうか。幸せにしてやれよ!」オヤユビグッ

勇者「はい」

ころも「揚がったよ!はい、どうぞ」

勇者「ありがとう。それじゃ、失礼します」ペコリ

ころも「またきてねー!!!」テヲフリフリ

ー宝石店 キミノココロハダイアモンド

強盗さん「警察でも何でもきてみろやあああ!!!この人質がどうなってもいいならなー!!!」

人質姉さん「たすけてー!!!」

強盗くん「兄貴!はよう逃げましょうや!」

強盗さん「いや、あいつがくるまで…」

勇者「俺のことか?」

強盗さん「貴様!!!いつの間に後ろに!!!」

人質姉さん「きゃー!!!」ニゲー

勇者「人に迷惑かけるな。逮捕されて牢屋で暮らしたって、なんにも楽しくないぞ」

強盗さん「あの日、貴様にさえ出会っていなければ!!!」

ー回想

強盗さん「死にたくなけりゃ、ここにある花を全部よこせ!!!」

勇者「うちの店で強盗とはバカなやつだ」

強盗さん「はんっ!この改造魔法銃が見えねえのか!?」

勇者「撃ってみ」

強盗さん「え?」

勇者「カモンベイベー」ヘヘヘイ

強盗さん「おちょくりやがって餓鬼があああああ!!!!!」バシュウ!!!

勇者「バーリア」

強盗さん「なん…だと!?」

強盗くん「兄貴!花は頂きやした逃げぐぽげらああああ!!!」オソトニドゲシャア!

勇者「あいつの大事な花に触れんな!!!」

強盗さん「に!逃げるぞ!」ダッ

強盗くん「へい!」

亀海「動くな!!!」ガシ!

強盗くん「警察!?兄貴!」

勇者「お前もでてけ」

強盗さん「くぱあああああ!!!」オソトニドゲシャア!

左京「はい。逮捕です」

強盗さん「くそおおおおお!!!」

勇者「改めて思うけど。女に告白するために花屋に強盗して逮捕とか、かっこ悪すぎだろ」

強盗さん「うるっさあい!!!」

強盗くん「くらえ!!!」バシュウ!

勇者「バーリア、パートツー」

強盗くん「やっぱり効きやせんよ兄貴!!!」

強盗さん「ちっ!いいか貴様!!!」

勇者「なに」

強盗さん「許してください!!!」ドゲザ

強盗くん「あーーーにきぃ!!!」

勇者「俺が許しても法が許さない」

強盗さん「なあんてな!!!」グサッ

勇者「それは残…今日の晩飯のサンマあああああ!!!」

強盗さん「へへ!このサンマ、生で食ってやるぜ!!!はじゅるしゃふがりゅもしゃ!!!」ガツガツ

強盗くん「さすが兄貴!悪党すぎるぜ!!!」

勇者「貴様だけは絶対に許さん!!!リボルユウシャイン!!!」シャキーン!

強盗さん「すいあせんっしたあああああああ!!!」ドゲザー!!!

強盗くん「あああああああっにっきいいいいいい!!!」

勇者「ターキッシュ・アンゴラ・バン!!!」

強盗さんは球体の魔法に包まれた!!!
そして!!!球体の中で大爆発が起こる!!!

強盗くん「あにっ!」

亀海「逮捕だ」テジョウカシャリ

左京「そして君もやりすぎです」カタポン

勇者「事情聴取中にスカートの中盗撮してんのばらすぞ」

左京「な、なぜそれを!!!」ギクッ

強盗さん「これからはまともに生きよう…」グス

強盗くん「うぁーーーーーっにきぃーーーーー!!!」ゴウキュウ

勇者「うるっせえええええ!!!!!」

ー二人の愛の巣

勇者「さて、買い直したサンマ焼いて、メンチカツ…は食べちゃったから、うーん」

勇者「あ!冷蔵庫にキャベツと玉ねぎがあるから味噌汁作ろう!」

【勇者はしろさん開発!!!試作型携帯できる会話機器!!!名付けて!!!もしもしろさんを取り出した!!!】

プルルルル、プルルルル、プルルルル、ガチャ

勇者「もっしろー」

ろり婆「あっ!あっ!あっ!やめて!勇者!んあっ!きかないでえええええ!!!」

ピッ

勇者「自分で何とかしよう」

勇者「サンマちゃんは、スイッチ一つで焼ける。味噌汁ちゃんは…」

ーそして

勇者「しまった!なぜ俺は玉ねぎを微塵切りに…」ズーン

勇者「まぁいい!キャベツ…も微塵切りじゃねーか!ちきしょー!!!俺はバカだったのかー!!!」

勇者「ははは、まあいい。えっと…味噌と本ダシ…どれくらいだ?」

ーそしてそして

勇者「あ!ご飯炊けてない!スイッチ押し忘れたあああああ!!!!!」

ーそしてそしてそして

勇者「味噌汁濃いな…うん、サンマはうまちぃ」

ーそしてそしてそしてそして

勇者「ろり婆…しろさん、はるさん…」ハァハァ

ピロリロリンリン♪ピロリロリンリン♪

勇者「うおっ!ちょま」

ピロリロリンリン♪ピロリロリンリン♪ピロリ、ピッ

勇者「はい!もしもしろー!」

しろ「お前さん、すまんかった」

勇者「うぇっ!?」ギクッ

しろ「さっきのもしもしろ」

勇者「あ、あー!全然いいよ!俺も大した用事じゃなかったし」

はる「うふんいやんあはぁん、いたっ!!!」

しろ「んじゃ、声も聞きたいじゃろーし、ろり婆に代わるぞ」

ろり婆「もしもしろー!!!」

勇者「おう、どうした」

ろり婆「その…ううん!やっぱりなんでもない!!!」

プツッ、ツーツー

勇者「?」

勇者「あ!明日…!」

―二人の愛の巣

勇者「さて、買い直したサンマ焼いて、メンチカツ…は食べちゃったから、うーん」

勇者「あ!冷蔵庫にキャベツと玉ねぎがあるから味噌汁作ろう!」

【勇者はしろさん開発!!!試作型携帯できる会話機器!!!名付けて!!!もしもしろさんを取り出した!!!】

プルルルル、プルルルル、プルルルル、ガチャ

勇者「もっしろー」

ろり婆「あっ!あっ!あっ!やめて!勇者!んあっ!きかないでえええええ!!!」

ピッ

勇者「自分で何とかしよう」

勇者「サンマちゃんは、スイッチ一つで焼ける。味噌汁ちゃんは…」

―そして

勇者「しまった!なぜ俺は玉ねぎを微塵切りに…」ズーン

勇者「まぁいい!キャベツ…も微塵切りじゃねーか!ちきしょー!!!俺はバカだったのかー!!!」

勇者「ははは、まあいい。えっと…味噌と本ダシ…どれくらいだ?」

―そしてそして

勇者「あ!ご飯炊けてない!スイッチ押し忘れたあああああ!!!!!」

―そしてそしてそして

勇者「味噌汁濃いな…うん、サンマはうまちぃ」

―そしてそしてそしてそして

勇者「ろり婆…しろさん、はるさん…」ハァハァ

ピロリロリンリン♪ピロリロリンリン♪

勇者「うおっ!ちょま」

ピロリロリンリン♪ピロリロリンリン♪ピロリ、ピッ

勇者「はい!もしもしろー!」

しろ「お前さん、すまんかった」

勇者「うぇっ!?」ギクッ

しろ「さっきの」

勇者「あ、あー!全然いいよ!俺も大した用事じゃなかったし」

はる「うふんいやんあはぁん、いたっ!!!」

しろ「んじゃ、ろり婆に代わるぞ」

ろり婆「もしもしろー!!!」

勇者「もしもしろー」

ろり婆「あのね」

勇者「おう、どうした」

ろり婆「その…ううん!やっぱりなんでもない!!!」

プツッ、ツーツー

勇者「?」

勇者「あ!明日…!」

【水着=下着 それはつまり】

ろり婆「洗濯物、ちゃんと干してね!」

勇者「うい」

ろり婆「ご飯本当に大丈夫?わからなかったらもしもしろするんじゃぞ!」

勇者「あい」

ろり婆「……」ジトー

勇者「大丈夫だから行ってこい」

ろり婆「心配…」

勇者「気をつけてな」ちゅ

ろり婆「ん」

勇者「それと、二度と帰ってこなくていいから」

ろり婆「えーーー!!!」

勇者「嘘」

ろり婆「もう!久しぶりにひどいぞお前さん!」プンプン!

勇者「ははは!!!」

はる「イチャイチャしすぎ!!!」

しろ「いつまで待たすんじゃ」

勇者「すいません…」

はる「いってらっしゃいのちゅーは?」

勇者「したじゃん」

はる「うちらにも」

ろり婆「だめー!!!」

勇者「ほっぺなら」

ろり婆「えーーー!!!」

勇者「嘘」ナデナデ

ろり婆「ぷぅ!」

勇者「ははは!!!」

しろ「さ、行くぞ」

ー神秘の街 スフィア
屋内プール ハシャギ・ナハレ

ろり婆「すごーーー!!!」

はる「プール内の外壁と床に水槽を併設し、まるでお魚たちと泳いでる様な気分に!!!」

しろ「しかも、施設内の壁にまで水槽を併設し、まるで気分は竜宮城」

ろり婆「天井からは温かな陽射しが差し込み、室内をキラキラと輝かせているぞ!!!」

はる「さてと」

ろり婆「およっああん!」

しろ「まずは準備体操」

ろり婆「ちょっと!くい込んだじゃん!」

しろ「よい子のみんな集まれー。ロリババア体操、はーじまーるよー」

よい子のみんな「はーい!!!」ドドドド!!!

はる「!?」

ーそしてそして、流れるプール

ろり婆「うひひひきもちー」プカー

はる「水死体やりまーす」

しろ「モノホンにするぞ」

はる「やめまーす」

ろり婆「やんっ!誰!?お股のライン、スススってなぞったの!」

はる「うち」

ろり婆「お前だったのか」

はる「暇をもて余した」

二人「ロリババア達の遊び」

しろ「勇者の気持ちが少しわかった気がする」

ー休憩

しろ「あちちっ」

はる「大きなフランクフルトを頬張るしろちゃん、すごくえっち」

しろ「歯に青のりついとるぞ」

ろり婆「はっはっはっはっ!ひーひひひ!けっさくー!!!」ケラケラ

はるさん「あんたお口にエビ3匹もついてるよ」

ーうおーたーすらいだー

しろ「この丸いのに三人も乗って、本当に大丈夫なの…」オソルオソル

はる「建物の外にも出るんだって」

ろり婆「公開殺人!?」

しろ「あほか」

はる「おぉ!さっそく順番きたぞ!!!」

ろり婆「ドキドキ」

しろ「やっぱりやめ」

シュオオオオオオ!!!グオギャアアアア!!!ウオッリャシャアアアアアアイ!!!バシャアン!!!

ろり婆「お、おもろー!!!」ドキドキ

はる「がおっしゃあ!もっかい行くぞー!!!」ワクワク

しろ「も、もう嫌…」ヨロ…

ろり婆「ごー!!!」グイー

しろ「いやあああああ!!!」クビフリフリ

ー特設プール サーフィンゾーン

ろり婆「すごー!!!」キラキラ

はる「へい!へへへい!」ノリノリ

ナンダアノヨウジョ!!!プロジャネ!?イヤ、エロクネ!?

しろ「無駄な才能…」

ーふかーいプール 飛び込み台

ろり婆「いいいやっふー!!!」

バチャーン!!!

はる「さ、しろちゃんもとびこもーねー」

しろ「やめて!本気で怒るよ!!!」

はる「ここまで登ったからには!!!」

イッショニ

しろ「やっ」

ドボーン!!!

ー子供プール

はる「仕方ない。しろちゃんはここでいたたたたた!!!」ホッペツネー

ー再び流れるプール

しろ「ふー」ウキワボートデプカー

ろり婆「やん!誰!?うちのちぃぱいフニフニしたの!」

はる「うち」

しろ「もう!うっとおしい!」

はる「それ」ヒックリカエシ、バチャーン!!!

しろ「もーーー!!!」ザバッ!

ろり婆「逃げろー!!!」キャッキャッ

ー温泉 スパウォー

しろ「あー…気持ちいい…」ユッタリ

はる「でしょ?」フニフニサワサワ

しろ「死ぬ?」

はる「こ、怖い…」

ろり婆「うわーなにこれー!まわるー!!!」クルクル

はる「うちも!!!」ザバ!

しろ「もぅ、いつまでも子供なんだから…」

ー風呂上がり

はる「くっー!たまらんのう!風呂上がりのフルーツオレは!!!」

ろり婆「うむ、やはり苺ミルクが最強じゃ!」

しろ「ぷはっー!牛乳うまちぃー!!!」スルリ

ろり婆「いやん!しろちゃんが裸に!」スルリ

はる「もう!二人ともタオル巻くの下手ね!!!」スルリ

しろ「……ふふ」

ーレストラン 曇り空

ろり婆「すき焼き!」

しろ「お風呂上がりに!?」

はる「ここは海鮮丼でしょ!」

しろ「賛成」

ろり婆「じゃあこれにする…」

しろ「お酒!?」

ろり婆「樽で」

はる「やるー」コノコノ

しろ「ふざけないで、はやく決めなさい」

ろり婆「んじゃこれ」

しろ「デザートじゃない!!!」

ろり婆「にひひ!」クスクス

はる「ピンポン押したぞ」

ろり婆「えー!!!」

ピロリロリンリン♪ピロリロリンリン♪

ろり婆「勇者だ!!!」

はる「ふざけてふざけて!」

ピロリロリンリ、ピッ

ろり婆「あっ!あっ!あっ!やめて!勇者!んあっ!きかないでえええええ!!!」

はる「くひひひひ…!!!」クスクス

ろり婆「切られちった」テヘ

男店員「こほん。ご注文は?」

しろ「!!!」

ー宿泊部屋

ろり婆「ひー」ゴロゴロ

はる「まー」ゴロゴロ

しろ「……」カタカタ

ろり婆「オフなのに仕事やめてー」

はる「パソニャン、そんなにカタカタしちゃってー。奥歯ガタガタいわしたろかー!」ガオー

しろ「今、電話って、あんまり普及してないでしょ?もしもしろを早く完成させて、みんなに幸せになってほしいの」

はる「ロストテクノロジーを再現してどうすんの?昔の人達が自分達でぶっ壊したもんまた直して、何の意味があんの?」

しろ「ただ再現してるわけじゃないのよ。ロストテクノロジーを進化させて、平和ある未来を作る。それが今の私にできること。もしもしろはその第一歩!」パタム

はる「さすがしろさん!」

ろり婆「ありがとー!」ナデナデ

しろ「ふふ」

はる「ま、直すだけなら、いつでもうちに任せてよ!」

しろ「失敗したくせに」

はる「う…天才にもできないことはあるんだよ…ははは」

ろり婆「あ!」

しろ「どうしたの?」

ろり婆「勇者に聞きたいことがあるの。でも、さっき…」

しろ「私がかけるよ」

ろり婆「ありがとー!!!」ダキツキー

プルルルル…プルルルル…プルルルル…プルルルル…ガチャ!

勇者「はい!もしもしろー!」

しろ「お前さん、すまんかった」

勇者「うぇ!?」

しろ「さっきの」

勇者「あ、あー!全然いいよ!俺も大した用事じゃなかったし」

はる「うふんいやんあはぁん、あいた!」デコピン

しろ「んじゃ、ろり婆に代わるぞ」

ろり婆「もしもしろー!!!」ドキドキ

勇者「もしもしろー」

ろり婆「あのね」ドキドキ

勇者「おう、どうした」

ろり婆「その…ううん!やっぱりなんでもない!!!」ドキドキ

ピッ

はる「どったの?」

ろり婆「にひひ!なーんでーもなーいったらなーんでーもなーい♪」

しろ「?」クビカシゲ

ー翌日 無事帰宅

ろり婆「ただいまー!!!」

勇者「のぞみ!!!」ダキツキ!

ろり婆「にゃんにゃんする時にしか本名呼ばないのに…まさか玄関で!?」

勇者「あほか」チョップ

ろり婆「ふにゃっ。ちょっと!血を吸うわよ!!!」シャー

勇者「ほら」

ろり婆「おお!お前さん、花束作れるようになったのか!!!」

勇者「今日は結婚記念日だからな」

ろり婆「勇者…覚えてたのか!!!」

勇者「ごめん。正直、昨日のお前の電話で思い出した」

ろり婆「構わん!ユウ!!!」ちゅー

勇者「ん!んん!」

ろり婆「にひひ!」ニコー

勇者「は、恥ずかしい…」テレ

ろり婆「さ!忘れないうちに、メモを書いて貼るぞ!」トテトテ

勇者「おう。荷物もつよ」

ろり婆「ありがとう!!!」

ピンポーン♪ガチャ!!!

はる「忘れてたー!!!ごめん!!!」

しろ「ケーキとエッグタルト買ってきたぞ!」

勇者「はるさん!しろさん!」

ろり婆「二人とも帰らなかったの!?」

しろ「うん。本当にごめんなさい。情けないことに、帰り道で二人の結婚記念日を思い出したの」

勇者「情けないことに俺も昨日思い出しました」

ろり婆「情けないことにうちも昨日思い出した」

はる「情けないというより馬鹿じゃろ!!!」

勇者「カレンダーにも書いてなかったからな。本当、お互い馬鹿だよ。はっはっはっ!」

しろ「笑えんわ…」タメイキ

ろり婆「えへへ」テレ

しろ「照れるな」

はる「やれやれあー!!!」ガガーン!

勇者「どうした!?」ビクッ

はる「ジュース買い忘れた…」ズーン

勇者「そんなことかあ!!!よし!俺が買ってくるからみんなゆっくり休んでろ!!!」ダッ!

ろり婆「勇者…!!!」

しろ「どうした?」

ろり婆「お財布持って行ってない…」

はる「勇者のあほーーー!!!」

しろ「勇者のばかーーー!!!」

勇者「いきなり何だ!?ん……あれ?あ、財布か!!!ちきしょー!!!」タタタ!!!

勇者がろり婆と結婚して、のんびり数年がたちました。
二人は結婚した後、花やさんを開き、とても幸せに暮らしています。
はるさんとしろさんが暮らす、王都ガーデンフィールズで。

さて、これはそんなある日のお話。
物語は、突然の嵐によって、またページをめくることになります。

ー星の架け橋 ミルキィウェイ

崖に花束を投げ入れる勇者。

勇者「受けとれ。俺じゃなく、ろり婆が包んでくれた花束だ。偽勇者、そしてソロさん。あと数年は花を手向けてやるから感謝しろよ」テヲアワセル

勇者「来年は絶対二人でくるから。じゃあな」

それは突然。勇者の目の先で、爆音、地響きと共に、巨大な光の柱が天まで伸びた。

勇者「なん…!?あれは…魔王城の方か!」タッ!

ー魔王城 星空

勇者「!!!」

魔王城のあった場所には、大きなクレーターがあり、モクモクと煙を上げている。

勇者「あいつの家が…うそだろ」

???「これは、我々魔族からの挑戦状だ」

勇者「あ?」

勇者が振り向くと、そこには男が一人いた。
いや、まだいる。
勇者を囲むように、次々と人が現れた。

勇者「何だ貴様ら。魔族からの挑戦状ってどういうことだ」

イサナ「私の名はイサナ。この組織のリーダーだ。我々は、人間達に復讐する為に集いし者。やがてこの世界を、我々魔族のものとする」

勇者「……」

イサナ「すでに魔王の身は我々が預かった。後は勇者、お前が死ねば」

勇者は男を殴り飛ばした!!!

勇者「あいつの家をぶっ壊しただけじゃなく、さらっただと?」

イサナ「くっ!殺せ!!!」

魔族達が一斉に勇者に襲いかかる!!!

勇者「すっーはっー……待て!!!」

ピタッ!!!

イサナ「何だ、命請いか!」

勇者「短期は損気。あいつにくどいほど説教されたの思い出した」

イサナ「なに?」

勇者「答えろ。人間達に復讐する。この世界を魔族のものにする。それはつまり、昔の戦争の復讐をするってことか?」

イサナ「そうだ」

勇者「何で今さら」

イサナ「今なら確実に勝利できるからだ」

勇者「今なら?」

イサナ「もうすぐ我々は、魔王の力と歴代勇者の力を手に入れる。そうなれば、人間達がいくら数を揃えても、我々魔族に勝つことはできん」

勇者「んで、とりあえず邪魔な俺は殺す」

イサナ「そうだ。そして、魔王城を破壊したのは、新しい魔王城を築いたからでもある」

勇者「はぁ…」

イサナ「何だその溜め息は」

勇者「復讐なんてやめた方がいい。きっと歴史を繰り返すだけだぞ」

イサナ「安心しろ。人間は一人残らず抹殺する。二度と歴史が繰り返されることはない」

勇者「魔族の中にも平和を望む人達がいるんだろ。その人達の想いはどうする」

イサナ「この世界が魔族のものになれば、やがてそいつらも満足するだろう」

勇者「それはどうかな」

イサナ「お前は何が言いたい?」

勇者「俺は、魔族と人間。お互いもっと話し合って、仲良くしてほしい。そうするべきだと思う。そして平和な世界を」

イサナ「ははははは!!!甘い!甘すぎるわ!!!」

勇者「笑いたきゃ笑え」

イサナ「いいか。餓鬼一人がいくら夢を見たところで、世界も人も変わらないんだよ」

勇者「俺一人で変えるつもりはない」

イサナ「それでも」

勇者「変えられる。絶対に。だから、考えを改めて、協力してほしい」

イサナ「我々は生半可な想い、覚悟でここに立っているわけではない!!!」

勇者「なら、その想いを受け止める」

イサナ「死ぬつもりか?」

勇者「死ぬつもりはない。受け止めて受け止めて受け止めて、あんた達の想いをこの体で感じる!」

イサナ「餓鬼が。いっちょ前にカッコつけやがって」

勇者「こい」

イサナ「いいだろう。我々の憎しみ、悲しみ、その身で思いしれ!!!」

再び、魔族が一斉に勇者を襲う!!!

ー夢と平和の国境街塔 フューチャーアカデミア

地下21階

研究員「しろさん!大変です!!!」

しろ「どうした?」

研究員「大勢の警察が、この街の制圧を始めました!」

しろ「なんじゃと?皆のもの!急いでここから出るぞ!ここを知られる訳にはいかん!」

ーエントランス

しろ「……」

刑事「見つけた。あんたがしろか」

しろ「なぜわしの写真を……」ボソ

刑事「いいか!全員聞け!この世界に魔族は実在する!!!そう、こいつが魔族だ!恐らくこいつの部下たちも魔族だろう!」

ざわざわ…

刑事「こいつらは、我々人間を影からずっと支配してきた!歴史を改変してまでな!!!」

ざわざわ…!

しろ「違う!わしらは!」

刑事「黙れ魔族!これを見ろ!!!」

しろ「それは!」

刑事「これは世界の裏側に関する資料と、その研究レポート!この街の地下21階にあったものだ!」

しろ「なぜじゃ…」

手錠をはめられた一人の女性が、公の前に蹴り飛ばされた!!!

刑事「こいつが吐いてくれたんだよ」

女性「すみません…」

しろ「大丈夫か?お前さんが謝る必要はない」

女性「う!うう!!やめて…ください!」

しろ「その足をどけろ!」

刑事「なら真実を話せ」

しろ「…いいじゃろう」

女性「ダメです!!!」

しろ「良い。時が来ただけじゃ。共に、イバラの道を進まねばならぬ時がな」

ー花の王都 ガーデンフィールズ

はるの家。
大勢の警察が武器を手に、はるを囲んでいる。

泣き虫王「下手に動くと死ぬぞ」

はる「親しき仲にも礼儀あり、知らんのか?」

泣き虫王「王様に向かって口答えするな!」ビンタ

はる「女にまで手をあげるとは…随分とおちたな!泣き虫王様!」

泣き虫王「生意気な口をききやがって!」

はる「あっかんべー」

泣き虫王「これ以上俺を怒らせると、二度とこの街に住めなくなるぞ?お前の家族達も一緒にな」

はる「いいよ、別に」

泣き虫王「くのやろう!!!」ガシッ

はる「やめろ!!!」バタバタ

泣き虫王「おい!みんな喜べ!今日は特別だ!こいつをおもちゃにするぞ!手伝え!!!」

後ろから羽交い締めにされるはる。

はる「泣き虫変態!!!」

泣き虫王「例え魔族と言えど、力で勝るわけではない」

はる「なら魔法でぶっとばす」ニヤリ

泣き虫「お前の家族、全国指名手配にしようかな?」

はる「やってみ。そん時は家帰るだけ」

王様「ふ、どこまで強がれるかな」サワサワ…

はる「容赦はせんぞ?覚悟しろ?」

王様「俺は子供の頃から、その、偉そうなお前の口を塞いでやりたかったんだ!!!」ちゅっちゅっ

はる「おぇー…」

王様「俺の宝刀でな!!!」ヌギヌギ

このあと無茶苦茶

ー勇者サイド

イサナ「まだ耐えるか…」

勇者「余…裕…へへ」フラ

魔族あ「リーダー…」

イサナ「何だ?」

魔族あ「いえ…すみません」

イサナ「貴様、感化されたのか?」

勇者「遠慮はいらん!もっとこい!!!」

イサナ「ふん」

勇者「何だよ」

イサナ「血で前が見えてないだろ?」

勇者「この体で受け止められれば、見える見えねえ関係ねえよ」フラ…

イサナ「そうか。ならそろそろ、死を受け止めろ」

勇者「だから死ぬ気はないっ…て」バタ

魔族か「待ってください!」

魔族さ「私も、待ってほしいです」

イサナ「どうしたお前達。その府抜けた覚悟はなんだ!!!」

勇者「府抜けた覚悟…?違うね。一発一発、確かに俺は感じたぜ」

イサナ「ならやはり貴様に」

魔族た「感化とか、そんなんじゃないです。この人を見てると…なんだろう?」

勇者「しーあわっせはー、あーるいってこーない」

魔族た「?」

勇者「だーかーらはーしってつっかみっとれー」

イサナ「ははははは!!!死の恐怖で狂ったか!!!」

勇者「それそれ。笑え!もっと笑え!ほら、みんなも!」

魔族な「いや、全然おもしろくない…」

勇者「ま、まー歌っただけだからな…」ズーン

クスクス…

勇者「ほふく前進で迫ってくるゾンビ」ズズズ…

ふふふ…

勇者「生まれたてのゾンビ」ガクガク

ははははは!!!

イサナ「おい!お前達、正気か!?」

勇者「一緒に笑えた。人間と魔族。違っても笑えたぞ!」フラ

イサナ「……」

勇者「憎しみ合うことだけじゃない。こうやって、笑い合うこともできるんだよ」スッ

イサナ「勇者…」

勇者「共に平和な世界を、いや、いっぱい笑える世界を、目指してもらえないでしょうか?僕、馬鹿なんで色々教えて下さい」ペコリ

イサナ「な、なに!?」

勇者「今さらですけど、殴ったり、生意気な口きいてすみませんでした。張り合うために偉そうにしました」

イサナ「それは嘘だろ!!!」

勇者「こんな僕ですけど、協力してくださるなら、握手してください」スッ

イサナ「はぁ…まずはその血をふけ」

魔族は「ほら、お姉さんが手当てしてあげる」

勇者「ありがとうございます。おぉ…あったかい」

魔族ま「この人の治癒魔法はすごいからね!」

勇者「僕の友達にも」

魔族は「はるさん、でしょ?」

勇者「ご存知でしたか」

魔族は「まぁね…はい!おしまい!」

勇者「はや!!!お、おお!だいぶ良くなった!」シャキーン!

イサナ「なら、とっとと立て」スッ

勇者「イサナさん…」ガシッ、スク

イサナ「魔王は世界の裏側にいる」

勇者「え?」

イサナ「それと、しろ、はるにも危険が迫っている」

勇者「わかりました。ありがとうございます」ペコリ

イサナ「少しだけ、考えなおしてみるよ」

勇者「少しって、頑固親父だなあいた!」

イサナ「お前はその生意気な口をどうにかしろ!次はゲンコツじゃすまさんぞ」

勇者「にひひ!努力します!」

イサナ「行ってこい、勇者」

勇者「はい!」ダッ!タタタタ…!!!

イサナ「ありがとう」ニコ

ー花の王都 ガーデンフィールズ はるの家

勇者「はるさ…!え?」

はる「おう、がおっしゅ!勇者!」

勇者「何この屍の山、て、王様!?」

はる「生きてるよ!やだなもー!王様は、うちを********しようとしたので、ちょうどさっきこらしめました!」

勇者「後々大丈夫?そもそも、何で王様がはるさん家に」

はる「ん?昔からの知り合いだから」

勇者「えー」

はる「うちは昔から王様とお話したり、時にサポートしながら、この国の平和を見守ってきたんだよ」

勇者「わーすごーい」

はる「なにその胡散臭そうな顔!!!ていうか、あんた何したの?中々にボロボロじゃん!おいで!」

勇者「いやーカクカクシカジカチデジカで」

はる「なに!?」ぎゅう

勇者「何でぎゅってすんの?」

はる「痛いの痛いのとんでけー!はいなおった」

勇者「さすがはるさん!完璧に回復した!」テレレレッテーン♪

はる「よし!じゃあろり婆を助けに行こう!!!」

勇者「おう!!!」

はる「と、その前に」ガシ

泣き虫王「ひぃ!」

はる「やっぱり起きてたー」ニコ

泣き虫王「もうしませんもうしませんからあああ!」ウワアアアン!!!

はる「全部話しなさい。爪を一枚一枚剥がされたくなかったらね」ニコ

泣き虫王「話します話します話します話します話しますー!!!!!」

勇者(何があったか想像したくない…)

はる「ほう。隣国の王様に脅されたと?」

泣き虫王「めっちゃ恐かった!!!もう別人だった!!!」

はる「んで、うちとしろをとっつかまえようとした」

泣き虫王「うんうん!!!」コクコク

はる「うちをぴーーーしようとしたのは?」

泣き虫王「あ、いや、ほへま」

はる「さてと」

泣き虫王「ごめんなさい!!!」ドゲザ

はる「二度と、うちに逆らわないように!どっちが恐いかよく考えてね!」ウィンク

勇者「王様に土下座させた…」ボソ

はる「さ!行くぞ勇者!」

勇者「はい!」

はる「どしたの?」

勇者「いえ、なんでもありません!」

ー王城牢屋

しろ「お」

勇者「しろさん大丈夫!?」

しろ「ゆーしゃあ…わたし…いっぱい汚されちゃったよぅ…」ジワ

はる「そんな冗談言ってる場合じゃないよ。うちらの家、魔王城ぶっ壊された」

しろ「え?」

勇者「ごめんなさい!しろさん!守れなかった…」ドゲザ

はる「それと、ろり婆が誘拐された」

しろ「……」フラ

勇者「しろさん!!!」

ー勇者とろり婆の家

勇者「しろさん、目が覚めた?」

しろ「ん…ここは?」

勇者「俺ん家だよ」

しろ「そうじゃ!ろり婆を助けに行かんと!」ガバ!

勇者「今日はもう遅いから、明日行くことにした」

しろ「わしのせいか…すまん」

勇者「違うって」ナデナデ

しろ「お前さんこそ、はやく助けたくて仕方ないんじゃないか?」

勇者「俺も成長したからね。今は冷静だよ」

はる「さっき自分殴って血まみれになってたくせに」

しろ「もぅ…」ぎゅ、なでなで

勇者「ありがとう、しろさん。でも、俺は…二人にとって大切なろり婆も家も守れなかった」グス

しろ「いい歳した男が泣くな」

勇者「守るって決めたのに!!!くそ!!!」

はる「悔しいのはあんただけじゃない。うちらも一緒。その気持ちだけで充分じゃ。ありがとう」なでなで

しろ「ありがとう」ぎゅ

勇者「それでさ…」グス

はる「ん?」

勇者「世界の裏側ってどうやって行くんだ?」

しろ「本来ならフューチャーアカデミア21階にある、魔法陣を利用する。しかし、今は制圧されて立ち入り禁止じゃ」

勇者「21階なんてあったのか」

しろ「隠しフロアじゃ。それとまず、世界の裏側について話しておこうか」

地下21階…ボソ

しろ「世界の裏側では、バラバラになった大地が空に浮かんでおり、残された大地は草木も育たぬ酷い土壌汚染。そして、海は渇れ、ポツリポツリと湖ができとる」

勇者「何だよそれ。デタラメすぎるだろ」

はる「でも現実。昔の戦争の爪痕」

しろ「ちなみに、わしの仕事は、その世界の裏側の調査と研究、同時にロストテクノロジーの再現、進化じゃ」

勇者「元に戻すために?」

はる「そうそう。んで、うちはロストマジックの研究と、ろり婆のもつ歴代勇者の力を使って、どうにか大地を落とせないか考えてるの」

勇者「ロストテクノロジー、ロストマジックって何?」

しろ「ロストテクノロジーは、戦争で失われた科学技術のことじゃ」

はる「ロストマジックは、主に戦争で使われた危なすぎる魔法。その中でも、良い事に使える魔法を研究してるの。そうそう、勇者のお話でもうひとつ目標ができたよ」

勇者「なに?」

はる「魔族を人間にする」

勇者「人間を魔族にするんじゃなくて?」

はる「そうしたらまた、危ない魔法増えちゃうでしょ」

勇者「そっか。にしても、今まで当たり前に医者とか何かの修理してると思ってたから、本当びっくりだ。たまにしろさんが一週間くらいいないのも、仕事だったからか」

しろ「勇者には、別に話してもよかったがの」

勇者「何で言ってくれなかったんだよ」

しろ「なんとなく、かの?みんなに秘密にしてきたことじゃから」

勇者「よし!次からは俺にもできることあったら言ってくれ!魔族と約束したからな!」

しろ「うむ。必要な時、力を借りるとしよう」

はる「うちも!」

勇者「それで…どうやっていくの?」

はる「そ・れ・は」

しろ「知り合いのとこへゆく」

勇者「知り合い?」

はる「うん。アミスコットにいるの」

しろ「そこから、海の終わりまでボートで行き、後は歩きじゃ」

勇者「了解」

はる「よし、じゃあご飯にするよ!」

しろ「わしがつくる」

勇者「ろり婆…ご飯食べてるかな…」ボソ

281さんありがとう!
僕は日常でうまちぃ使ってます(笑)

さて、半分寝るまでかくぞ!!!

ー夕飯後

勇者「俺、自分家で寝るよ」

しろ「一人で行く気か?」

勇者「さすがにそんなことしないよ」

はる「じゃあ約束。ゆーびきーりげーんまん、うっそつーいたーらおーばけがくーるぞ!ゆーびきった!」

勇者「何だよその歌」

はる「ん?はるさん流指切りげんまん!」

勇者「うぜ」

はる「なんでじゃ!!!」

勇者「ははは!んじゃ、おやすみなさい」

しろ「おやすみ」

はる「おやすみ!!!」

ー二人の愛の巣

勇者は、ろり婆にもらった『ろり婆ぬいぐるみ』を見つめ、旅の日々を思い出している。

勇者「俺はお前のおかげで変われた。毎日が楽しかった。たくさん助けてもらったし、色んな事を教えてくれたよな」

ぬいぐるみを抱き締める。

勇者「初めて会ったときは、こんなにお前が愛しくなるなんて、思いもしなかったよ」

ぬいぐるみの髪を優しく撫でる。

勇者「お前の笑顔を守る…そう決めたんだ」

勇者の目の先には、初めてガーデンフィールズに訪れた時に撮った、写真が飾られている。
満面の笑みを浮かべるろり婆と、苦笑いする勇者。

勇者「俺は必ず勝つ!!!」

ー翌日、リゾー島 アミスコット

勇者「あー!!!もう夕方じゃねーか!!!」

しろ「仕方ないじゃろ」

はる「んにゃーーー!!!」

しろ「着いたぞ」

チリンチリン!

???「はぁい!」ボインボイン

ガチャ!

勇者「…………」

爆乳「あら!しろっち!はるっち!と、勇者!!!」ボイン

勇者「と!?…て、よく覚えてたな俺のこと」

爆乳「ええ。魔王、のんたんと一緒だったからね!さ、入って」ボインボイン

はる「お邪魔しまんじゅう!」

しろ「お邪魔します」ペコリ

ーテンションハウスのリビング

ハゲ「うおおお!!!しろたんにはるたん!!!お久しブリ大根!!!」ウヒョー

勇者「あ、ハゲ」

ハゲ「誰がハゲどぅあああああ!!!!!ハゲってネームだけどぅん!!!」

勇者「うぜえええええ!!!て、二人とも夫婦だったのか!?テンション似てると思ってたけど」

ハゲ「俺、イケてるハゲだからな。モテんのよ」キラン

爆乳「素敵なハゲ!!!」キラボイン

はる「二人とも、改めてがおっしゅ!!!今日は用があってきた」

爆乳「むむ、私にはわかるわ。どうやら深刻な話みたいね!いやんして待ってて!すぐお茶入れるから」

勇者「いやんしてってなんだよ!どうすりゃいいんだよ!」

ハゲ「いやん」クネ

はる「いやん」クネ

しろ「いやん」クネ

勇者「…………」

しろ「冗談じゃ」

勇者「冗談言ってる場合か!!!」

はる「こんな時だからこそ、お前さんにはいつも通りに、笑っててほしい」

勇者「二人の方が辛いのに」

しろ「ふふ、ロリババアは強いのよ?」ウィンク

勇者「その笑顔が…」ボソ

はる「ん?」

勇者「いや、何でもない。ありがとう」

ー晩ごはん。すごいご馳走だ!

ハゲ「遠慮せずお食べ!!!事情はよくわかった。しかし、腹が減ってはにゃんにゃんもできぬからな!!!」

爆乳「いやんだもぅ!!!」ボインツッコミ

勇者「二人は、しろさん達とどうゆう関係なんだ?」

はる「二人とももちろん魔族で、うちらの親戚みたいな感じかな」

しろ「出会ったときから親身にしてくれた、優しい人達じゃ」

爆乳「ありがと!いやん、ほんとかわゆいわ~!!!」ボインクネボインクネ

ハゲ「ほんと可愛いよね!!!」コッソリオムネサワ

しろ「ハゲ」ギロリ

ハゲ「ちがう!!!心がすべったんだ!!!」

爆乳「ハゲ!また手えだしたのね!!!」ボインパンチ!

ハゲ「幸せふるふる!ハピネぐはあ!!!」

勇者「突然失礼だけど、二人は子供つくれないことを、どう思ってんの?」

爆乳「それは…」ボイン…

しろ「勇者」

勇者「ごめんなさい!ただ知りたかったんだ、現実を」

ハゲ「平和の為なら、私達は頑張るよ!!!のんたんに一生懸命お願いされたからね!!!」

爆乳「のんたんは、数年に一回、世界中の魔族を一人一人訪ねてるんだよ!本当に偉い子なの!だからこそ、協力しようって、ね?」ボイン?

ハゲ「うむ!」テカリン

勇者「あいつ、ずっと…」

しろ「うむ、誰よりも頑張っておる」

はる「泣き言も言わずにね」

勇者「はるさん」

はる「ん?」

勇者「魔族を人間にする魔法、はやく、絶対に完成させよう!!!俺、何でも頑張るから一緒に!!!」

はる「もちのろんじゃ!!!一緒にやろう!勇者よ!」

俺「そんで俺、決めた!!!あいつと花やさんしながら、魔族と人間が共に、平和で幸せな世界にしてみせる!!!」

しろ「うむ、良い決意じゃ!ここにいる皆も協力するぞ!いつでも頼れ!」

勇者「ありがとう!!!」

おっと!重大なミスを放置するとこだった!
倒れたしろさんを介抱するため、はるの家に行きました。
二人の家ではありません。
二人の、家では、ありませんはちじゅうえん!

んで、上で作者が参加してるけど、追い出して勇者つれてきてね。

ー夜、ハゲの部屋

勇者「ひっつくなハゲ!!!」

ハゲ「男が二人、それはつまり」ススス…

勇者「やめろ!おーるおっけいか!心が死ぬ!アッーーー!!!」

ーハゲと爆乳の寝室

勇者「しろさん、はるさん」

はる「ん…どったの?」ネムネム

勇者「一緒に寝たい」

はる「無理だよぅ…」

爆乳「ハゲに何かされたのね?」ボイン?

勇者「怖い目にあいました」

爆乳「変わってあげる」ボイン

勇者「夜分遅く、御迷惑おかけしてすみません」ペコリ

爆乳「あらやだなんていい子!!!」フニュウ

しろ「後でろり婆に浮気報告しよ」

勇者「やめて」

ー数分後

オーイェス!!!オーイェス!!!ウオオオオオン!!!!!

勇者「悪夢だ…」

はる「あれはきっと、二人なりの心の整理だよ。きっと…すごく心配なんだろうね」

勇者「複雑すぎるわ」

しろ「ねぇ…」

勇者「なに?」

しろ「お願い…」

勇者「何で俺の手を胸に!?」

しろ「気持ちよくして…?」トローン

はる「寝ぼけてるだけだから、気にしないでいいよ…くぁ…むにゃむにゃ」スャ

勇者「寝ぼけてるだけって…ちょ!しろさん!下はアウト!うそん!力つよっ!あかんて!起きて!!!しろさん起きて!!!」

はる「うーちゃい!」ウラケンバシッ!

勇者「いてっ!」

しろ「ふふ…」スャ

勇者「あっ…これが、しろさんの…いやいやいやいや!!!こんな時にー!!!」

しろ「……」スャスャ

勇者「無理。もう下で寝よう」ガバッ

ウオオオオオン!!!!!ウオオオオオン!!!!!

勇者「あーはやくいつもの日常に戻りたい。ろり婆…はやくお前に会いたいよ…」グス

ー翌朝、お外の浜辺

しろ「勇者、昨日眠れなかったのか?」

はる「あんたが寝ぼけて勇者の手をパンツの中に」

勇者「やめろ!!!」

しろ「わ、私そんなことしたの…?」

勇者「……」シセンソラシ

しろ「最後まで…した?」

勇者「すぐに下に降りて寝ました」

しろ「そう…ごめんね?」

勇者「いえ、こちらこそすみませんでした」

ハゲ「おーい!!!」ズズ…ズズ…

爆乳「これが!用意しておいた、緊急用ボートよーーーん!!!」ボッイーン!!!

勇者「アヒルボートじゃねーか!!!」

ハゲ「大丈夫!!!これはなんとぅ!!!一漕ぎでめっ、ちゅあああ!進むのさ!!!」

勇者「…………」

はる「はよう乗れ」

勇者「本当に大丈夫?方角は?」

ハゲ「そのレーダーに矢印が映ってるだろう!?」

勇者「わーふあん」

ハゲ「大ー丈ー夫!!!昔、集めたことあるからね!!!七つのドラゴ」

勇者「やめろ!!!」

しろ「急ぐぞ」

勇者「わかってるよ」

爆乳「それじゃ!」ボイン!

ふたり「よーーーい?」ボインレディ?

はる「どんぐりわっしょーい!!!」
しろ「どんぐりわっしょーい」

勇者「それはやってんの?世界共通なの?」

ーカルピス海

勇者「楽チンで速いな」

しろ「う…酔う…」

はる「よーしよし」スリスリ

勇者「なぁ、陸地に着いたらどこ行くんだ?」

はる「ほい」カポッ

勇者「取れた!?」

はる「このレーダーは、しろが設置したマーカーを目指してんの」

しろ「わしが、緊急時に備えて幾つか設置したんじゃ…」

はる「なんとなく名付けられたフォルトゥーナにね」

勇者「何となく名付けられたって…で、そのフォルトゥーナってどんな所?」

はる「初代魔王と初代勇者が相討ちに終わったところで、残ってる大地の中でも、一番大きな大陸にあるの」

勇者「あ、あれか!空に浮かぶ大地って!こわっ!」

はる「てことは、そろそろだね」

勇者「結構早いな」

はる「三時間か」

勇者「え!?そんなたってたの!?」

はる「うん。うちが魔法でサポートしてるから、そんなに疲れてないでしょ?」

勇者「サポートしてくれてたんだ、ありがとう、はるさん」

ーカルピス海の果て

勇者「助かった。急な崖があると思ったら、結構緩やかな坂道だった」

しろ「この道を一時間くらいかの?歩けばフォルトゥーナじゃ」

はる「てな訳で、とりあえず腹ごしらえ」

勇者「ん、了解」

しろ「おーナマコだらけのお弁当…」

勇者「う…」

はる「好き嫌いは、めっ!」ムリヤリオクチニ

勇者「あむ!んー!んー!……ん?」

しろ「うま…ちぃ?」クビカシゲ

はるさん「ほっ」

勇者「俺を毒味に使ったな?」

ー宿命の跡地 フォルトゥーナ

ドラゴン・ロードを抜けた一行の前に、大きな赤色の城が現れた。

勇者「趣味悪ぃ城」

はる「いつの間に建てたんじゃ」

しろ「相当魔力の強い魔族がおるみたいじゃぞ」

勇者「どうでもいい。ぶっとばすだけだ」

ー魔城 ラグナロク

勇者「でてこい…あれ」

それは一瞬だった。
勇者達は、バラバラに魔法空間に転移された。
夕日が照らす浜辺に勇者はいる。

勇者「は?また幻覚か!?」

トリオ「いや、ここはレガリア様の魔法空間のひとつだ」

勇者「ふーん。で、お前をぶっ飛ばせば出られるのか?」

トリオ「そうなるかな?」

勇者「なら話ははやい。行くぜ!ムキムキマッチョ!!!」

トリオ「俺の名はトリオだ!熱く拳で語り合おう!!!」ムキッ!

ー月明かりの照らす、草原。

デュオ「やっほい!デュオやよ!ボインで背の高いロリババア!よろちくりん!」ケイレイ

しろ「同じくロリババア、しろじゃ」

ー朝焼けの照らす雲の上

はる「おちーーーーーない?」

カルテット「僕はカルテット」

はる「やだ僕っ子!?がおっしゅ!!!うちは、はるじおんだよ!!!」

ートリオワールド

トリオ「がははははは!!!」

勇者「ちっ!筋力じゃ勝てねーな」ケホッケホッ

トリオ「どうした!さあ、立て!!!」

勇者「勇者!ビーーーム!!!」カッ

トリオ「がははははは!!!」

勇者「魔法が弱すぎたか」

トリオ「いや違う!俺の筋肉の栄養になったのさ!!!」

勇者「は?」

トリオ「俺の能力はドーピング!!!魔力や魔法を筋肉の栄養にする!!!」

勇者「ドーピングは反則だろ」

トリオ「がははははは!!!」

勇者「うぜえええええ!!!!!」

トリオ「熱く奏でよう!!!筋肉の!!!戦歌を!!!」ドドドド…!!!

勇者「あああああらあああああ!!!」

トリオ「胸筋ドラム!!!!!」

勇者「かたっ…」

勇者の腹部に強烈な一撃!!!

勇者「う…うぷ」ドサ

ドラム「君の筋肉は音痴だな」

勇者「あぶね、ナマコ吐くとこだった」ヨロ

トリオ「じゃあ!お腹はやめてあげ…よう!!!」

勇者の左胸に…当たらない!!!
勇者はかわした!!!

勇者「金的ならどうだあああああ!!!」キーン!

トリオ「おうっ…!!!」

勇者「次に顔面!!!あああらあああ!!!」

勇者の渾身の一撃!!!

トリオ「ぐっ!卑怯だぞ…!!!筋肉以外を狙うのは…!!!」

勇者「え?顔面には筋肉あるじゃん。下はたまたま。タマタマなだけに」

トリオ「ふざけるな!!!うおおおおおおおいしょっ!!!」

トリオは勇者を背負い投げた!!!
しかし、勇者は空中で体を翻し、何とか着地した!!!

勇者「余裕」ニヤリ

トリオ「スピードドーピング!!!」

トリオの足がムキムキになった!!!

勇者「いいだろう、スピード勝負、受けてたつ!!!」ザッ!

トリオは一気に距離を詰める!!!

勇者「よっ!」

跳び上がり、攻撃をかわす勇者!!!
背中に回ると、空中で回し蹴りを放つ!!!

トリオ「!!!」

しかし、トリオは身をかがめ、それを避けた!!!
すかさず、着地した勇者の首を左手で掴む!!!

トリオ「パワードーピング」

トリオの筋肉はさらに、ムキムキになった!!!

トリオ「ぬにくひぬむによつくねぬひみもぬすらをねくかけつちむのむいけせし!!!!!」

勇者の体を、目に止まらぬ速さで拳が貫く!!!
何度も!何度も!!何度も!!!

勇者「!!!」

勇者の口から血が滝のように流れる!!!
しかし……消えた!?

トリオ「何!?」

勇者「それは残像だあああああ!!!」

金ボールを守るトリオ!!!
が、勇者の蹴りは、トリオの鳩尾に食い込んだ!!!

勇者「もう一発!!!」

勇者は左足に魔力を込め、跳び上がる!!!
そして、体を一回転させ、強烈なかかと落としを決めた!!!

トリオ「ぐぬふっ!!!」

すぐに距離をとる勇者!!!
トリオの鼻からは血が滴り落ちている!!!

トリオ「いいいいいいい音を奏でるじゃないか!!!いいぞ、熱くなってきた!!!」

勇者「だろ?」

トリオ「さらにマッチョ!!!テクニカルドーピング!!!」

トリオの顔面に、血管が浮かび上がる!!!

トリオ「ムキムキムキムキ!!!」ドドドドド!!!

勇者「ムキムキうるっせえええええ!!!!!」

勇者は上空高く跳び上がった!!!

勇者「くらえ!諸刃の一撃だ!!!」

勇者は魔法を使い、急降下する!!!

勇者「ウルトライダーZ勇者スペシャシャルバージョンキィッーーーーーク!!!!!」

トリオは勇者の一撃を胸筋で受け止める!!!
衝撃で砂浜が少へこんだ!!!

トリオ「ムキムキーーー!!!」

勇者は右足が折れたところで、左足を使い、距離をとった!!!

勇者「くそ!!!ムキムキすぎんだろ!!!」

トリオ「ムキムキムキムキムキムキ!!!」ドドドドド!!!

勇者「ちっ!一発耐える!!!」

トリオの渾身の一撃が勇者の胸にささる!!!!
が、勇者はトリオの腕にしがみつき、耐えた!!!

勇者「へへ…直接貴様の体に魔力を流す!どこまで耐えられるかな?」

トリオ「ムキムキムキムキーーーーー!!!」

トリオの体に勇者の魔力が激走する!!!

勇者「はあああああ!!!!!」

トリオ「ムキラッチュアアアアア!!!」

トリオは勇者から離れた!!!

トリオ「はぁ…はぁ…人間の癖に…やはり勇者なだけあって強い!!!」

勇者「へへ…正気に戻ったかムキムキ」

トリオ「トリオだ!!!しかし、問題はない。もう貴様に勝ち目はないのだからな!!!」

【はるさん特製!ロリババア饅頭!!!】

勇者「いただきます!!!あむ!」

トリオ「こんな時に!?」

勇者「ぶっ!くっ…わざとトマト味にしやがったなあのクソババア!!!」

勇者の傷は完全に癒えた!!!

勇者「世の中には、天才がいるんだよ!!!覚えておけ!!!」シャキーン!

トリオ「俺は筋肉の天才だ!!!」

勇者「は?」

トリオ「ようし!こうなったら、ファイナルムキムキマッチョだ…!!!」

勇者「暑苦しいネーミング」

トリオ「ペドフィリ」

勇者「それだけはさせん!!!」

トリオは勇者の拳をガードした!!!

トリオ「ふん!!!」

勇者「命を捨てることだけはやめろ!」

トリオ「勝利こそ命であり、筋肉なのだ!!!」

勇者「わけわかんねーよ!!!」

勇者はトリオの攻撃をヒラリとかわした!!!

勇者「俺は目の前で、命を捨てた男を見た。同じことは繰り返させん!」

トリオ「なら止めてみろ!!!」

勇者「当然だ!!!」

勇者は一瞬で間合いを詰める!!!

勇者「連拳連蹴!!!」

隙を一切与えない、激しい拳撃、蹴撃が、徐々にトリオの体を浮かしてゆく!!!

トリオ「う!!!動けんだと!?」

勇者「歯ぁ食いしばれよ」

勇者は拳に力を込める!!!

勇者「受けとれ!これが!!俺の魂の!!!拳だ!!!!あああああらあああああ!!!!!」

勇者は全力でトリオを殴り落とした!!!
トリオは砂浜にめり込んだ!!!

トリオ「フルコンボだムキ…がはっ!!!」

勇者「奥義、英勇劇」

トリオ「さ…最高の筋肉戦歌だったぜ…!!!」ウィンク

トリオは親指を立て、その後、気絶した。

勇者「はい。俺の勝ち」

勇者の前に扉が現れた。
その扉を開ける。

その先にいたのは…!

ーデュオワールド

デュオ「……」ジッー

しろ「なんじゃ?わしは急いどるんじゃ」

デュオ「だっこしてよろし?」

しろ「は?」

デュオ「おほーかあいいー!!!」ヒョイ

しろ「これ、やめんか!」パタパタ

デュオ「やめてーあーげるっ!!!」

デュオはしろを高く放り投げた!!!

しろ「やれやれ、何がしたいんじゃ」トッ

突然、デュオの姿が変わっていく!!!
そ!その姿は…!!!

しろ「わし?いやしかし、黒いぞ」

くろ「どうも!くろだよ!」

しろ「何をした」

くろ「えへへ!あたしの能力は、トレースなんだほい!」

しろ「そういうか」

くろ「見た目も!魔法も!完全コピーやよ!ししし!」

しろ「性格は正反対みたいじゃがの」

くろ「ふーん。しろくんの魔法、面白いねー」

しろ「しろさんじゃ」

くろ「自分は相手の動きがゆっくり見えて、相手からは自分の動きが速く見えるんだーすごー」

しろ「使いこなせるかな?」

くろ「うーん?わからんほい!」

しろ「さて、これ以上時間を無駄にしたくない。とっとと…」

しろはとっさに後ろに跳んだ!!!

しろ「終わらせるぞ」

くろ「ありゃ、当たらなかった」

しろ「……」

しろは軽快にくろに近付く!!!

くろ「いっひゃあ!はっやーい!!!」

くろはしろの一撃をかわす!!!

しろ「ほう」

くろ「ほいにゃ!」

しろはくろの一撃をかわす!!!

しろ「ふむ。これはキリなさそうじゃな」

くろ「トレースだかんね!!!」フーラフーラクルリ!

しろ「うーん…」

くろ「考えてる暇!あたえないよ!!!」

くろの激しい連続攻撃も、しろは静かにかわしきった!!!

しろ「わしが、わし自身を越えるしかなさそうじゃな」

くろ「どーやって!?あん!もう!よけるなー!!!」

しろ「ふふ」

しろの一撃がくろに命中した!!!

くろ「いたっ!!!なんしたとよ!!!」

しろ「ん?さあの」

くろ「うりゃくりゃのりゃー!!!グルグルパーンチ!!!」

しろ「子供か」

くろ「くー!!!当たんない!!!」プンスカ

しろ「やれ、可哀想じゃから教えてやるか」

くろ「ほんと!?」

しろ「その魔法は使っとらん」

くろ「ががーん!!!」

しろ「原理は知っとるしの。うまいこと動きを合わせればいいだけじゃ」

くろ「うお!あぶねー!!!」サッ

しろ「さらに、このしろさんステップで」

くろ「くろさんステップ!!!」

二人でぴょんぴょんぴょんぴょん…!!!

しろ「すまん。そんなもんない」

くろ「ががーん!!!」

しろ「ふふ」

くろ「ムカつき虫ー!!!こーなったら!!!ファルサ・ウェリタス・クラヴィス!!!」

くろは鍵をひとつ、具現化した!!!
それを、自分の胸に差し、回す!!!
すると、眩い光がくろを包み込んだ!!!

くろ「あたしのが歳上ってこと、忘れてない?」

しろ「おお……」

くろさんは大人になった!!!

くろ「ふふふ!!!凄いだろー!!!」

しろ「あんまり胸大きくない…嘘でしょ?」ズーン

くろ「ほんとだ。ちっさ!!!」ムニムニ

しろ「もう怒った!!!」

くろ「うぇ!?ちょちょいのちょい!あたしのせいにしないでよ!!!」

しろ「やつあたり」

くろ「ががーん!!!」

しろ「ゆくぞ…」タッ!

くろはしろの一撃を受け止めた!!!

くろ「あたしのこの魔法は、トレースの強化!!!勝ち目はないよん!!!」

突然、しろは爆発した!!!

しろ「!!!」

くろ「元気爆発!!!なあんてね?」

しろ「ふん」

煙を払い飛ばすしろ!!!

くろ「おお!かっこいい!!!」

しろ「効かんわ。まっぱにする勢いで」

しろは大爆発した!!!

しろ「!!!」

爆煙から飛び出すしろ!!!
しろは何とか避けきった!!!

くろ「元気大爆発ー!!!それそれそれそれー!!!」

しろ「くっ!」

少しずつしろは、爆発に巻き込まれていく!!!

くろ「便利やね!しろぺろの魔法!助かるわー!!!」

しろ「わしはキャンディーか」

しろはアホ毛を…抜いた!?

くろ「うそー!!!取れんのそれ!?」

しろ「あほげつまようじ」シャキーン!

元気大爆発を華麗に避けるしろ!!!

しろ「ふん、もう慣れたわ」

くろは攻撃をとっさにかわす!!!
服が少し破れた!!!

くろ「いやん!胸が少し見えちった!!!」

しろ「あほか」

ーカルテットワールド

はる「落ちない!?ねぇ、落ちない!?」

カルテット「……」コクッ

はる「じゃあ!遠慮なく!すっー」

はるは息を大きく吸い込む!!!

はる「があおっしゃあーーー!!!」

はるの叫びは凄まじい衝撃を生み出し、カルテットに襲いかかる!!!

カルテット「……」

カルテットはスルリとかわすと、ヴァイオリンを具現化し、音楽を奏で始めた!!!

はる「落ち着くー…て、こら!!!」

突如地面から生えた鋭い氷がはるを襲う!!!

はる「うおととととと!?」

カルテット「踊ってよ。僕の曲に合わせて」

はる「こう?て、あぶなっ!!!踊れるか!!!」

カルテット「血のドレスを纏って、華麗に舞え…」

はる「うわあ…」ドンビキー

次々と鋭い氷がはるに襲いかかる!!!
はるは上手に躍りながらかわす!!!

はる「その音楽!もらうぞ!!!」

はるは音楽を…つ、掴んだ!?
確かに!はるの小さな手には音符が握られている!!!

カルテット「何したの?」

はる「悪いことだよ!ひぇっひぇっひぇっ」

カルテット「僕の音楽を悪いことに使わないでよ」

はる「あんたが一番悪いことに使ってるでしょ!くらえ!がおっしゅぼーる!!!」

ぽぽぽーい!と音楽を投げる!!!
音楽は空中で弾ける!!!

カルテット「ん!嫌な…音」

はる「あんたが演奏するたび、うちは投げるよ?」

カルテット「じゃあ、どっちが上手に踊れるか勝負だね」

~~~♪♪♪

はる「避けて投げる!!!避けて投げる!!!」

カルテット「ははは!楽しいよはる!」

はる「ロリババアダンスィン!!!」

カルテット「すごいすごい!」

はる「えへへ。あぶなっ!」

カルテット「ここから段々激しくなるよ」

音楽に勢いが増す!!!
荒々しい曲調だ!!!

はる「そろそろうっとおしい!!!」

はるは躍りをやめた!!!
鋭い氷がはるに襲いかかる!!!

はる「がおっしゃあああああ!!!!!」

はるを中心に、衝撃が波状にひろがる!!!
氷は割れ、カルテットのヴァイオリンの弦が弾けた!!!

カルテット「痛っ!」

はる「大丈夫!?」

カルテット「っ!俺の音楽を汚すな!!!」

はる「!」ビクッ

カルテットは、トランペットを具現化した!!!
そして、演奏が始まると、先程よりも、さらに大きく鋭い氷がはるに襲いかかる!!!

はる「大きいぼーる頂き!!!」

はるは、氷に覆われた大空のステージを、華麗に滑る!!!

カルテット「う、美しい!!!君の舞はなんて美しいんだ!!!音は汚いのに」

はる「一言余計じゃ!!!」

はるは大きながおっしゅぼーるを投げた!!!
カルテットはシンバルを具現化すると、音と音を相殺した!!!

カルテット「やっぱり下品な音」

はる「さっきから、がおっしゅムカつくんですけどー」

カルテット「それだ。がおっしゅが汚いんだ」

はる「うちのアイデンテテテイなんですけどー」

カルテット「僕の音楽を汚さず、ただ、踊ってみてくれないか?」

はる「ぷぅ!」

カルテット「攻撃はしない」

はる「悪いけど、時間がないの」

カルテット「お願い!一度だけ!!!」

はる「しょうがあるなー。いいよ!一回だけね」

カルテットは再びヴァイオリンを具現化した!!!
そして、時に穏やかで、時に元気な明るい音楽を奏ではじめた…
はるはそれに合わせ、自由に踊る。
カルテットも瞳を閉じ、自由に演奏している。
二人はまさに、パーフェクトハーモニーしている!!!

…やがて、演奏が終わる。

カルテット「ありがとう。楽しかったよ」

はる「うん、また一緒に遊ぼうね!じゃあ、急いでるから先に進ませて」

カルテット「あ?俺は満足してねーよ」

はる「ふぇ?」

カルテットはギターを具現化した!!!

カルテット「俺を満足させたら、だしてやらあああ!!!」

無茶苦茶な演奏に続いて、ツララがはるを目指し、風を切る!!!

はる「んにゃ!!!」

とっさに避けるはるの体を、ツララがかすめる!!!

はる「どうしたの!?カルテット!!!」

カルテット「いいから踊れよ!!!好きなんだろ!?」

はる「がおっしゃあ!!!」

ツララを砕き、カルテットの体に衝撃がはしる!!!

カルテット「くはっいいね!!!最高にきたねー音だ!!!」

はる「あんた二重人格?」

カルテット「いえ、違います」

カルテットはハープを具現化し、悲しげな演奏をはじめた!!!
はるの上から大きな雹が降ってくる!!!

はる「いたたたたた!!!」

カルテット「さぁ、気分はいかが?どんより?」

はる「がおーがおーがおーがおーがおっしゅだるま!!!」ガオッシャー

はるは大きな音だるまさんを両手で持ち上げ、ハープに叩きつけた!!!

カルテット「きゃ!」

はる「むむ、静かな音楽だから威力が足りない」

カルテット「てめえ!!!やりやがったな!!!」

はる「んにゃーもう!!!わけわかんない!!!」

カルテット「みんなもういいよ。最後は僕が相手する。大人しくしてて」

はる「?」

カルテット「僕は双子の姉の方。よろしくね」

はる「???」

カルテットは巨大なパイプオルガンを具現化した。

カルテット「さあ、奏でよう!勝利の喜びの音楽を!!!」

はる「まだ決着ついてないんだけど」

カルテットの滑らかな指の動き!!!
それに合わせてオルガンが歌い出す!!!

ー王の間

勇者「ろり婆!!!」

ろり婆は、奥にある玉座に座っている。

ろり婆「遅かったな、勇者」

勇者はふと、目の前に王様の死体があることに気付いた。

勇者「ろり婆…お前がやったのか?」

ろり婆「ふふ」ニヤリ

勇者「いや、違うな。誰だてめえは!」

ろり婆「我が名はレガリア」

勇者「正体を現せ!!!ろり婆はどこだ!!!」

ろり婆「魔王の体は我が頂いた」

勇者「は?」

ろり婆「結局、歴代勇者の力を奪うことは叶わなかった。なので、体ごと頂いた」

勇者「ふざけんな!今すぐ返せ!!!」

ろり婆「落ち着け。冥土の土産に、面白い昔話をひとつしてやろう」

勇者「いらん」

ろり婆「つまらんやつだ」

勇者の全身から血が噴き出す!!!

勇者「!?」

ろり婆「今のはお前の未来だ」

勇者「幻覚…!?」

ろり婆「さて、改めて問おう。聞きたくはないか?魔王の体に宿る、勇者の力を喰らう魔法の話を」

勇者「どんだけ聞かせたいんだよ」

ろり婆「それは罪に血塗られた魔法」

勇者「は?」

ろり婆「よく聞け。魔王の父親は人殺しだ」

勇者「ふーん」

突如、勇者の頭にイメージが流れ込んできた!!!

勇者「これは……!」

ろり婆「あまりにも聞き分けがないので、直接見せてやる。感謝しろ」

ーイメージが、勇者の目にはっきりと映る!!!

まずはじめに、今よりも幼いのぞみが、父親らしき人物に抱かれ、共に笑っている映像が映る。

そして次に映ったのは、どこかの研究施設だった。
人間の入った容器が、いくつも並んでいる。

のぞみ父「もう少しだ…」

のぞみの父親がスイッチを押すと、一つの容器が血に染まった。

勇者「う…これは…」

ろり婆「魔王の父親は、捕らえた多くの勇者を犠牲にし、研究を行っていた」

台の上に乗せられ、鎖に縛られた男の姿が映る。

勇者「うぷ…」

勇者は目を背けた。

ろり婆「時にひどい、まるで拷問の様な人体実験も行った。そして」

のぞみ父「はぁ…はぁ…」

全身血に染まる、のぞみの父親。

ろり婆「自らの体をも実験体にした。その影響で、人間の命を失う」

勇者「どういうことだ…」

ろり婆「魔族に等しい寿命を得たのだ。娘は当たり前の様に感じ、気付きもしなかったみたいだがな」

のぞみの父親が、眠る幼き娘に手を伸ばす。
次の瞬間、のぞみの体に魔法陣が描かれ、光が視界を覆った。

ろり婆「こうして、完成した勇者の力を喰らう魔法は、今の魔王の体に無事宿された。そして、時を見計らい、父親は行方をくらませた」

勇者「なぜ」

ろり婆「娘に、自分が人間ではなくなったことを気付かれる前に、いや、その恐怖から逃げたんだろう」

のぞみの父親は、ボロボロの小さな部屋で、質素な食事をしている。
そこへ。

男「見つけたぞ、勇者」

のぞみ父「お前は誰だ?」

レガリア「レガリア。遠い昔、世界を手にしようと目論み、死刑にされた男の一人だ」

のぞみ父「地獄から迎えに来たのか?」

レガリア「いや、我は生きている」

のぞみ父「そんなバカな話があるか」

レガリア「我は、魔力だけを喰らい、人の体を転々とすることで、生きながらえる魔法を完成させていた」

のぞみ父「いくら天才魔術研究者と言えど」

レガリアは、のぞみの父親の首を掴み、体を持ち上げた。

レガリア「昔話はもういい。お前には、勇者の力を喰らう魔法の造り方を教えてもらう」

のぞみ父「断る!!!」

そこから、のぞみの父親に対する、ひどい拷問が始まった。

ろり婆「勇者は結局、死ぬまで話すことはなかった」

勇者「ろり婆は数年前、『お父さんは死んだ』、そうはっきり言っていた。つまり、全部嘘の話だな!」

ろり婆「阿呆が。子供一人に死を偽ることなど容易いことだ」

勇者「……」

ろり婆「諦めて聞け。それから、我は一人研究を続けた。勇者の記憶を奪い取ったが、大事なところは消されていて、使い物にならんかったからな」

勇者「で?どうせ無理だったんだろ」

ろり婆「ああ。いかなる手段をもってしてもな。お前一人の力を奪うことしか出来なかった」

勇者「数年前、裏で糸を操っていたのはお前か」

ろり婆「そうだ」

勇者「本当、クズはクズだな」

ろり婆「勇者、余興は楽しんでもらえたか?」

勇者「あ?胸くそ悪ぃわ、死ね」

ろり婆「そうか」

ろり婆は勇者に手を向ける。

ろり婆「では、そろそろ殺してやろう」

勇者「偉そうに。だからお前が死ね!」

ろり婆「感謝しろ。こうして少しでも楽しませて、長く生かしてやったんだ」

勇者「あー!うぜえ!!!」

勇者は叫ぶ!!!

勇者「起きろーーーろり婆!!!」

ろり婆「さらば、最後の勇者」

勇者の全身から血が噴き出す!!!

勇者「起きろって、ロリババアーーー!!!」

ろり婆「中々しぶといな」

勇者「あ?これケチャップだからな。痛くねーよ」

勇者の片目が潰れる!!!

ろり婆「そうか。なら、我の玩具にでもなって楽しませろ」

勇者「つあああああああっ!!!起きろっつんてんだろーーーのぞみーーー!!!」

勇者の右手が宙を舞う。

勇者「いい加減にしないと、殴るぞ蹴るぞ投げるぞおおおおおおお!!!!!」

ろり婆「感謝しろ。次はゆっくり痛みを与えてやる」

ろり婆は勇者に近づく!!!

ろり婆「内臓でも引きずりだして食わせてみるか」

勇者「起きろよ!!!なあ!!!こんな終わり方、俺は嫌だ!!!」

勇者の腹にろり婆の手が刺さる!!!

勇者「ぐっ、がはぁ!!!……あきらめたく……な」

ろり婆「勇者…」

勇者「ろり婆!?」

ろり婆「ゆう…し…」

勇者はろり婆の唇を奪った!!!

勇者「……」

ろり婆「っ!勇者!!!」

勇者「おせえよ…」

ろり婆「あ…ああ…」ポロポロ

勇者「ごめ…げん…い」フラ

ろり婆「勇者!!!」

勇者の体を支える、ろり婆。

勇者「たすけ……た……に」ガクガク

ろり婆「勇者!!!勇者!!!」ポロポロ

勇者の口から、血が溢れる!!!

勇者「の……のぞ……あが!!!」ビクン

ろり婆「絶対に死なせない!!!」グス

レガリアの意識が語りかける…!!!

レガリア「魔王、これは命を奪われた勇者達の怨み。償いも許されぬ呪いだ」

ろり婆は勇者の腕を拾い、切り口につけた。
しかし、すでに勇者に息はない。

レガリア「勇者は、その犠牲者の一人となった」

ろり婆は魔法で何かを具現化しようとしている!!!

レガリア「それでも、勇者に背負わせる気か?」

ろり婆の手にエッグタルトが現れる!!!

レガリア「罪に血塗られた力の宿命を!!!」

ろり婆「宿命なんてもん、うちらにはない!今日も明日も未来も、毎日一緒に作り上げるものじゃ!!!」

レガリア「それでも過去は変わらぬぞ」

ろり婆「構わん。一生背負ってやる!!!」

レガリア「その覚悟、自信、いったいどこから」

ろり婆「うちは、生半可な覚悟で魔王をやってきたわけではない。たくさんの人達と出会い、その一人一人の想いに触れて生きてきたからこそ、今のうちがここにいる。皆と一緒に生きているのじゃ!!!」

レガリア「なるほど、感謝しろ。その覚悟だけは認めてやろう」

ろり婆「安心しろ勇者。戦いが終われば、また、うちが背負ってやる」

ろり婆は勇者の口にエッグタルトを突っ込んだ!!!

勇者「!!!」ドクン

勇者の体が癒えていく!!!
一方、ろり婆は微笑を浮かべ、気を失った!!!

勇者「!!!」

勇者の体に命が溢れてゆく!!!

レガリア「その体、頂くぞ!」

レガリアの本体だろうか?
黒い靄が勇者に襲いかかる!!!

勇者「あああああああ!!!」

しかし、黒い靄は、勇者の輝きに跳ね返された!!!

勇者「っ!」

そして勇者は意識を取り戻した!!!

レガリア「こうなったら」

レガリアは王様の死体に入り込んだ!!!

レガリア「感謝しろ、王よ。再び体を頂く」

レガリアと勇者、同時にゆっくりと立ち上がる!!!

勇者「のぞみ!!!」

ろり婆は眠っている。

勇者「良かった……」

レガリア「命とは、つくづく我を楽しませてくれる」

勇者「お前、命を何だと思ってやがる!」

レガリア「神が与えし、至高の好奇心!!!」ニヤリ

勇者「用はお前の遊び道具か」

レガリア「そうなるな、感謝しろ」

勇者「感謝しろ!!!貴様に命の価値、温もり、重さ、全てをこの拳で教えてやる!!!」

レガリア「いいだろう。許可しよう」

勇者「王様には悪いけど、もう一度死んでもらうぞ」

レガリア「ふ……」ニヤリ

ーデュオワールド

くろ「おほお!!!しゅごいね!あほげつまようじ!!!」

しかし、くろの攻撃は当たらない!!!

しろ「鞭にもなるしの」ヒュパアン!

くろ「いたっ!ほんとなんで!?なんでパワーアップしたのに勝てないのん!?」

しろ「さあの」

くろ「くううううう!!!」ジダンダ

しろ「落ち着け」

くろ「超元気!!!ニッコリビックバアアアアアン!!!!!」

くろを中心に、大きな爆発が巻き起こる!!!

くろ「ふん、消しとんだか!!!ふはははははーい!!!」

しろ「下」

くろ「いつのねぬにな!?」

しろ「落ち着け。お前さんは、魔法に頼りすぎじゃ」

しろのじゃんぴんぐでこぴん!!!

くろ「わーおつきさまきれー」ピヨピヨ

しろは着地と同時に、ふわりと体を翻して、くろの背後に回った!!!

くろ「あえ?いない?」

背後から、しろの掌底突きが決まる!!!

デュオ「ふにゅう!!!」ズザザー

しろ「ロリババアのとっておき、うさぎさんのおひるね」

デュオ「く、くそー……よよ?」

しろ「ん?どうした」

デュオは消えた!!!
同時に、魔法空間も解けた!!!

しろ「あ!勇者…のぞみ!!!」

ーカルテットワールド

カルテット「曲名は、クレスケンス・ルーナ」

音楽に合わせ、激しい吹雪の竜巻がはるを襲う!!!
はるはグルグルと舞い上がる!!!

はる「やあああああ!!!」

カルテット「ここで一旦、落ち着いた曲調になるよ」

竜巻の先は、地面を目指す!!!

はる「がおっしゃあ!!!」

はるは竜巻を衝撃で消し去ったが、勢いに負け、地面に叩きつけられた!!!

カルテット「そして!喜びと共に、メロディーも最高潮に!!!」

はるの周りを囲むように竜巻が現れる!!!

はる「がおっしゅいったー!!!回復魔法、痛いの痛いのとんでけー!!!うし、治った!」

カルテット「冗談だろ?」

はるは大きく息をすいこむ!!!
まだ!まだ!!もういっちょ!!!

はる「があああああおっしゃあああああ!!!!!」

今までにない、凄まじい衝撃が、カルテットを吹き飛ばした!!!
巨大なパイプオルガンもバラバラに砕け散った!!!

はる「があおっしゃあ!!!これぞ!ロリババアのとっておき、がおがおがおーがおがお!!!」ガオー

カルテット「きゅー……」ピヨピヨ

と、突然。カルテットの姿が消え、魔法空間も解けた!!!

はる「ん?あぁ!勇者!!のぞみ!!!」

ろり婆「よく聞け。魔王の父親は人殺しだ」

勇者「ふーん」←どうでもいい感が溢れててワロタ


頑張れ

ありが九匹でありがきゅう!
パパ、僕がんばる!

がおっしゅ!

ー王の間

勇者「と、その前に。世界を変えるって、どうするつもりだったんだ?」

レガリア「なぜ今さらそれを聞く」

勇者「いい方向に変えるなら、協力する」

レガリア「はっはっはっはっはっ!!!!!お前の大切な人を拐い、王様を含め、多くの人間を殺してきた男だぞ?!」

勇者「お前の理想を、嫌々引き継いでやる。そういう意味だ。ぶっ飛ばすのに代わりはない」

レガリア「ふん、まぁいいだろう。教えてやる。感謝しろ」

勇者「俺がぶちギレる前にとっとと言え」

レガリア「我は世界を変え、神になりたかった」

勇者「は?」

レガリア「新しい命がみたかったのだ」

勇者「新しい命?」

レガリア「そうだ。しかし、それはすでに果たされてしまった」

勇者「感謝しろ。それはどういうことか聞いてやる」

レガリア「そこで眠っている今の魔王だ。魔王と勇者の間に生まれた命。それも新たな命といえよう」

勇者「で、ヤケクソになって、世界を魔族のものにしようとしたのか」

レガリア「阿呆が。それも嘘だ」

勇者「イサナさん達、同じ魔族を騙したのか」

レガリア「勇者、お前が邪魔だったからな」

勇者「あーくっそムカつく!!!人を道具みたいに思いやがって!!!」

レガリア「それは違う。彼らは研究材料だ」

勇者「だいたい一緒じゃねーか!!!」

レガリア「聞け。我の理想はまだ終わってなどいない。我は必ず、歴代勇者の力を、新しい命に変えてみせる」

勇者「勇者の力を喰らう魔法を欲したのは、その為か」

レガリア「そうだ。今、お前の中にあるその力、必ず奪い返す」

勇者「ゾンビがどうやって奪い返すつもりだ?俺がずっと殴るの我慢してるの、感謝しろよ」

レガリア「ゼノ・ペドフィリア!!!」

王様の体はおぞましい姿へと変貌していく!!!
するどい牙に角、大きな翼を生やしたその姿は、悪魔そのものだ!!!

勇者「ぶっ飛ばす前に言っておく。お前の理想は引き継げん。それと、お前の理想はちっさすぎる」

爆食音鬼「何?」

勇者「喋れんのかよ!!!」

爆食音鬼「これは我が造った、完全なるペドフィリアだ。自我を失うこともなく、死ぬこともない」

勇者「何でそれを、ソロさんやトリオさんに教えなかった」

爆食音鬼「何度も同じことを言わせる気か?いいか!自分の事だけを考えて生きればいい!自分の命、人生は、自分だけのものだ!!!」

勇者「俺は全部あいつと半分こだ」

爆食音鬼「お前は甘く、幼稚な人間だな」

勇者「自分勝手で、器の小さい奴にだけは言われたくないね」

爆食音鬼「勇者。最後にひとつ、忠告してやる。感謝しろ。一度愛を手にすれば、いつか必ず後悔する日がくる」

勇者「は?」

爆食音鬼「我がそうであったように…」ボソ

>>313さん、がおっしゅ!!!
がおっしゅ、はやっちゃえ~♪

爆食音鬼は雄叫びをあげた!!!

勇者「うるっせ…!!!」

上部にあるステンドガラスが、次々と割れていく!!!
そして

デュオ「あれ?」
カルテット「ここは…」
トリオ「……」

爆食音鬼の手に、三人の魔族が握られている!!!

勇者「トリオさん!と、誰?それに、いつの間に…!!!」

爆食音鬼「……」ニヤリ

勇者「人質のつもりか…くそ!」

しろ「勇者…のぞみ!!!」
はる「勇者!!のぞみ!!!」

勇者が振り向くと、しろさんとはるさんがそこにいた!!!

勇者「しろさん!はるさん!」

しろ「のぞみ!!!大丈夫!?」

はる「怪我は…特にないみたいだね。じゃあこの血は」

勇者「俺だよ。ろり婆は無事だ、安心してくれ」

はる「きゃ!血まみれ!!!すぐ怪我を治し…してないじゃん!!!」

勇者「まー色々あったんだよ、後で話す」

しろ「して、あいつが黒幕か」

勇者「キャラ作り完璧だな…」ボソ

はる「おい!!!人質なんて卑怯だぞ!化け物!!!」

爆食音鬼「うるさいのが増えたな」

はる「うるさいとはなんじゃー!!!うちらは、勇者と愉快な仲間達じゃ!!!」

勇者「センスない!!!」

デュオ「はようどげんかしてーーー!!!何このこわいのーーー!!!」バタバタ

しろ「どう助ける」

勇者「うーん…」

アーン

カルテット「うそ…」

バクッ

はる「カルテット!!!」

爆食音鬼は三人を飲み込んだ!!!

しろ「ひどい…!」

勇者「まだだ!!!」

しろ「勇者?」

勇者「あいつはモグモグしていない。丸飲みだ。消化する前に吐き出させればいい!」

はる「じゃあ、みんなには悪いけど、思いっきり腹を殴るぞ!!!」

しろ「勇者、まずはろり婆を部屋の外へ」

勇者「俺が?」

はる「うちらの身長考えてよね!!!」

勇者「あ、そっか。でも」

しろ「わしらなら大丈夫じゃ」

はる「ロリババアはがおっしゅ最強!!!」

勇者「ふん、はなっから心配なんてしてねーよ」

勇者はろり婆を抱え、部屋の外へ走り出た!!!

爆食音鬼「アルス・マグナ・ペドフィリアス」

爆食音鬼の姿が、おぞましく進化していく!!!

はる「さーてと、あれどうする?」

王魔龍、爆食闇鬼、爆誕!!!(バクショクアンキ)

しろ「なに、可愛いもんじゃのもんじゃ焼きじゃ」フフ

はる「にひひ!」

爆食闇鬼「グルオオオオオ!!!」

爆食闇鬼は巨大な口から、闇の魔法を放った!!!
床が、いや、城が破壊されていく!!!

しろ「あやつ滅茶苦茶か!!!」オトト

はる「崩れるよ、どうする!?」アワワ

しろ「はる、守ってくれ」

はる「もう、しょうがあるなー」エヘン

ー廊下

勇者「うおおお!?崩れてる!?」

勇者はスピードをあげた!!!

勇者「こうなったら外に出るしかないな!!!」

勇者は駆ける!!!

勇者「二人なら、大丈夫だよな…」

ーやがて、城は完全に崩壊した…

しろ「ふー」アタマフルフル

はる「いやー、うちのがおっしゅばりあーがなかったら、ヤバかったねー」

勇者「おーい!!!」

しろ「のぞみは!?」

勇者「大丈夫、むこーーーーーに寝かせてる」

はる「とりあえず、一安心」

爆食暗鬼「ウオガアアアアア!!!!!」

勇者「はるさん」

はる「うい」

勇者「しろさん」

しろ「ん」

勇者「いくぞ!!!」

刹那、勇者の姿は爆食闇鬼の前にあった!!!
しかし、闇の障壁に攻撃を阻まれている!!!

はる「あれはえーてぃーふ」

爆食闇鬼「我が、勇者の力の対策を、していないと思ったか?」

勇者「思ってねーけど、びっくりだよ!!!」

勇者は間合いをとる!!!

しろ「お前さん、一人でいくな。さっきのカッコいいやりとりはなんじゃ」

勇者「はい。ごめんなさい」

はる「コンビーフネーションじゃ!!!」

勇者「わー美味しそう。コンビネーションな」

しろが脱兎の如く駆ける!!!

はる「勇者、うちのがおーにのって!!!」

勇者「がおーってなんだよ!!!」

しろ「白銀兎月!!!」(ハクギントゲツ)

しろのアホ毛が大きなハンマーに変わる!!!

しろ「ぺったんこー!!!」

しろの一撃と、闇の障壁がぶつかりあう!!!
その隙を爆食闇鬼は逃さない!!!
爆食闇鬼の巨大な口から闇の魔法が放たれた!!!

しろ「く!うさぎさんのにくきゅう!!!」

しろさんは、具現したうさぎの肉球により、直撃を免れた!!!

しろ「きゃあああああ!!!」

はる「勇者!!!」

勇者「だからどうすんだよ!!!」

はる「うちの叫びと同時に、もう一度突っ込め!!!」

勇者「だ、だいたいわかった!!!」

はる「いくぞ!!!」

はるは大きく息を吸う!!!

はる「があおっしゃあああああ!!!」

勇者「あああああらああああ!!!」ダッ!

勇者は流星の如く、闇の障壁に突っ込んだ!!!

勇者「耳があああああ!!!」

はる「がーーーおーーーーー!!!」

勇者は闇の障壁を打ち破った!!!

しろ「いっけえ!!!」

しかし、勇者は爆食闇鬼に捕らえられてしまった!!!

勇者「がぁ!!!」

爆食闇鬼「感謝しろ。このまま握り潰してやる」

はる「さき、大丈夫!?」

はるはしろの傷を癒す!!!

しろ「ありがとう」

はる「アホ毛貸して!」

しろ「ほぇ?」

はる「えい」

ぶちっ

しろ「いったー!!!」

はる「めんご。取り方があるんだね」

はるは勇者のもとに跳んだ!!!

はる「ぐるぐるがおっしゃあ!!!」

音の衝撃が、ドリルの様に、闇の障壁に突き刺さる!!!

爆食闇鬼「無駄だ」

しろ「隙あり!!!」デコピン!

爆食闇鬼の足の小指に衝撃が走る!!!
はるは障壁を突破した!!!

はる「白紫音!!!」(シロジオン)

しろのアホ毛、あほげつまようじに音波を纏わせることで、その切れ味は、さらに増した!!!
それを一気に降り下ろし、爆食闇鬼の右腕を切断する!!!

はる「おままごとすらっしゅ…!!!」

勇者「どんなネーミングセンスだよ!!!」

勇者の一撃が爆食闇鬼の右角を砕く!!!

しろ「はあああああ!!!」

その隙に、しろの一撃が爆食闇鬼の腹部を狙う!!!
しかし、爆食闇鬼は空高く飛び上がって避けた!!!

爆食闇鬼「こざかしい!!!」

爆食闇鬼は大きく口を開け、魔力を溜めている!!!

勇者「俺に任せろ!!!」ザッ!

爆食闇鬼の巨大な口より、垂直に放たれた凄まじい威力の魔法を、勇者は受け止める!!!

勇者「このまま…押し返してやらあ!!!」

勇者の両手から、魔法が放たれる!!!
そして、徐々に爆食闇鬼の魔法を押し戻していく!!!

しろ「みらい、うちにがおーして!!!」

はる「おっけー!!!」

はるのがおーに乗り、しろは空を翔ぶ!!!

しろ「高…ううん!」クビフリフリ

しろは、爆食闇鬼の背中に、ふわりと乗った!!!

しろ「お月見、兎の舞!!!」

一瞬!!!爆食闇鬼の翼は切り取られた!!!
そして、爆食闇鬼は地面に叩きつけられた!!!

勇者「あっぶね!!!教えろよ!!!…ん?」

しろ「きゃあああああ!!!」ヒュー

勇者「しろさん!!!」

勇者はしろさんをジャンピングキャッチした!!!

しろ「ありがとー」ウルウル

勇者「無茶しすぎ」

はる「ぽぽぽーい!!!」ポイポイ

はるはがおっしゅぼーるを、たっくさん!爆食闇鬼に投げている!!!

爆食闇鬼「ええい!うっとおしいわー!!!」

爆食闇鬼はついにキレた!!!
さらに、一瞬にして傷が癒えた!!!

勇者「きりないな」

はる「どうする?」

しろ「閃いた!」

勇者「ん?」

しろ「三人で、同時に突っ込むぞ」

勇者「しろさんにしては、無謀な作戦だな」

しろ「ふ、わしらなら絶対にやれる」

はる「余裕のよっちゃんじゃ!!!」

勇者「そういう真っ直ぐな作戦、俺は嫌いじゃないよ」トンットンットハネル

はる「むしろ、大好きだよね!」ニヒヒ

勇者「じゃあ…行くぞ!!!よーい?」

三人「どんぐりわっしょーーーい!!!」

風を切って駆け抜ける!!!

はる「がおっしゅ!!!」

勇者「勇者!!!」

しろ「ふぇ!?えと、ロリババア!!!」

勇者、はる「パアアアアアアンチ!!!!!」

難なく障壁突破!しかし!!
爆食闇鬼は、三人を食らおうとしている!!!

はる「ロリババアッパーヘッドガオッシャア!!!おまけにでこぴん、あとビーム」

爆食闇鬼「ぐぬふ!!!」

強烈な頭突きとデコピンが、爆食闇鬼の口を塞ぐ!!!
あとビームで少し焼いた。

勇者「アブソリュートエクスタシー!!!」キラン

爆食闇鬼「体が…動かぬ!!!」

爆食闇鬼は身動きがとれない!!!

しろ「おいで!うさぎちゃん!!!」

真っ白な、桜色の瞳のうさぎが、しろの目の前に、ぽんっと召喚された!!!

しろ「ぴょんぴょんおどって♪桜嵐月光演舞!!!」ピョンピョン (オウランゲッコウエンブ)

うさぎさんは踊るように、目にも求まらぬパンチにキックを、爆食闇鬼の腹部に撃ち放つと、ぽんっと消えた!!!

爆食闇鬼「ぐぼあらあああああ!!!」

口から飛びでた三人のうち、女の子二人を勇者はキャッチした!!!

勇者「ごめん。トリオさん。わかってくれ」

はる「なにおっぱいの感触楽しんでんの?」ジトー

勇者「楽しんでねーよ!!!ぬるぬるで不快だわ!!!」

しろ「はる、頼むぞ」

はる「うい!」

はるは三人の診察、治療をはじめた!!!

しろ「わしが時間を稼ぐ、一気に決めろ」

勇者「おう」

しろは、爆食闇鬼と近接戦闘に入った!!!

爆食闇鬼「おのれえええええ!!!うぐあああああああ!!!!!!」

爆食闇鬼の力は弱まってきている!!!

勇者「現れろ!創造と破壊の扉!!ソムニア・フォリス!!!」

勇者の前に、ソムニア・フォリス(夢の扉)が具現される!!!

勇者「星空を駆ける希望よ!!!」

風が!大地が!勇者に呼応する!!!

勇者「笑顔咲く、虹色の未来を切り開け!!!」

天(ソラ)が!世界が!勇者に呼応する!!!

勇者「勇者終極奥義!!!」

ソムニア・フォリスが門を開く!!!

勇者「超新星☆覇夢星ああああああああああ!!!!!!!!!!」(チョウシンセイ、ハムスター)

夢の扉より放たれる、命の煌めき!!!

爆食闇鬼「負けるわけにはいかんのだ!!!」

爆食闇鬼の前に魔法陣が現れる!!!

爆食闇鬼「ウグルアアアアアア!!!!!」

勇者の魔法を防ぎつつ、さらに姿を進化させる!!!
命葬骸龍!爆食獄龍帝!降臨!!!

しろ「うそ…じゃろ…」

爆食獄龍帝「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!」

断末魔にも聞こえる、身の毛もよだつ雄叫びをあげながら、魔法陣より、深怨の闇を放った!!!

勇者「歴代勇者の力!なめんなよ!!あああああらあああああ!!!!!」

激しいぶつかり合いに、しろもはるも、まともに目を開くことができない!!!

はる、しろ「勇者!!!」

勇者の力が押されていく!!!

爆食獄龍帝「グア"ラ"ガア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!」

勇者「く……そがあああ!!!」

その時、勇者の両手に、小さな手が重なる。

勇者「おま…!」

ろり婆「一緒なら勝てるじゃろ?」フフ

ろり婆の髪は紫に染まり、瞳は紅く輝く!!!

勇者「もちのろんだ!!!」

ろり婆「にひひ!!!」ニカッ

闇が!光に消えていく!!!

爆食獄龍帝「グオ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"!!!!!」

勇者、ろり婆「はああああああああああ!!!!!」

爆食獄龍帝「!!!!!」

そしてついに!爆食獄龍帝は光にのまれた!!!

レガリア「我は…」

光の中で彼は見る。
幼い娘と妻の笑顔を…

レガリアは、笑顔で光に消えた。

勇者「はぁ…はぁ…」ガクッ

ろり婆「大丈夫か!?」

勇者「うぜえ」

ろり婆「ロリババアチョップ」チョップ

勇者「いてっ」

ろり婆「いつまで『うぜえ』言うつもりじゃ!うちら結婚して、何年目じゃと思うとる!!!」

勇者「忘れた」

ろり婆「んもーーー!!!」ポカポカ

しろ「二人とも」

はる「ずっと変わんないね」フフ

勇者「ロリババアの皆さん!突然ですが、勇者より、ひとつ提案があります!」

ラストは明日…てか今日書くとして、時系列をまとめてみよう…かな、えへへ

レガリア(魔族)と妻(人間)との間に子供(女の子)産まれる。

それはお互いの種族でも禁忌とされていて、子供は処刑されてしまう(魔族に)

牢獄から脱走し、最初は復讐の為、勇者を造る(悪い人間そそのかして)

戦争になり、約一年後(だよね?)、初代勇者と魔王の相討ち、世界が半分失われたことで休戦。

レガリアは勇者から新しい命を造る研究をはじめる。
妻は研究材料の勇者造りをはじめる。

勇者造りバレて再び戦争。

お互いの企みが知られ、二人は捕まって死刑になるが、レガリアはオリジナルの魔法で、人の体を転々とし、この先生き長らえていくことになる(おろちまるちゃうよ)

ろり婆生誕。母は死亡。
戦争の本当の終わり。

ろり婆が一歳の間に、はる、しろが産まれる。
この時から、小さな争いがすこーしづつはじまる。

ろり婆2才。勇者の力を喰う魔法を得る。

ろり婆4才、しろ、はるは三才。三人の出逢い。少しして、のぞみ父は偽装死

六才になったろり婆は、世界で平和活動に勤しむようになり、二人も協力。
やがて、小さな争いは終わることになる。この時、のぞみ父は死んでいる。

ろり婆九才の頃。うぜえ好きな勇者生誕。

勇者成人。のぞみちゃんは、勇者に少し好意を抱きながら、共に冒険!

ソロ。偽勇者そそのかし、実験台にする。

ソロさん、偽勇者死亡。

ラブエンド♪

番外編。

数年後、勇者の力を奪う魔法大体完成したので、レガリアの再復讐?開始。
結局失敗(原因は、のぞみ父が、【勇者の力を喰う魔法】を、魔王と勇者の混血にしか、つまり、ろり婆にしか使えないようにつくっていたから)

そして……

レガリアとその妻は、世界を手に入れて、世界を実験台に、新しい命を造ることを計画した。最終目的は娘を生き返らせること。怖いけど悲しいね。レガリア一家の皆さん、ごめんなさい。

これで…あってるかな?何かぬけてるかな?その時その時の思い付きで、おもちゃ箱からおもちゃ散らかしたから、自分でもわけわかめ(笑)

星空 希望、英 勇、虹色 未来、笑顔 咲。
主要メンバーの名前を漢字にしたらこうなります。というところで、さようなら。

ろり婆「なに?」

勇者「あれを落とす」オソラユビサシ

しろ「いやいや」

はる「さすがに今はまだ、無理」

勇者「はん!勇者なめんなよ!!!」

勇者は落下をイメージし、魔法を発動する!!!

勇者「とりあえず、見えてる範囲を落とす!!!」

ゴゴゴ…

ろり婆「ふぇ…うそ」

勇者「あああああらあああああ!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴ……!!!

勇者「しゃおらっ!!!へへ!」

しろ「あほー!あんなもん、そのまま落ちたら、大地震どころじゃすまんぞ!それに、落下の衝撃で割れたらもともこもない!!!」

勇者「あー…」

はる「にゃんでこの子はこんなに馬鹿なの!?」

ろり婆「お前さんはいつも、後先考えなさすぎじゃ!!!」

勇者「ちょ、調節してみるよ!!!」

勇者は、全身全霊をかけて魔法を発動する!!!

勇者「ちっ!さっきの戦いで魔力が…!!!」

しろ「仕方ない、わしらも力を貸してやる!」

はる「うちら、がおっしゅおこなんだからね!後でおしおきだよ!」

ろり婆「いつもいつもいつも、やることなすこと、ぜーんぶ!無茶苦茶滅茶苦茶すぎいいい!!!」

勇者「ごめんなさーーーい!!!」

ハゲ「やれやれ。俺の、出番みたいだな」

勇者「薄毛!!!」

ハゲ「誰が薄毛どぅあああああ!!!ハゲどぅっあああああい!!!」

勇者「なんだハゲか」

ハゲ「誰がハゲ…!まぁ、いい」

イサナ「心配になってきてみたら、お前は何をふざけている」

勇者「イサナさん!!!魔族の皆さんも!!!」

爆乳「若者の乳拭いも大人の仕事…」ボイン…

勇者「乳拭いってなんだよ!!!」

しろ「もぅ…無理ぃ!!!」

ぽち「あっしらも力を貸しやずぜ!姉御三姉妹!!!」

はる「おぉ!ぽち!!!」

タマ「元勇者として、力をお貸しします」

しろ「たま!!!」

勇者「誰だよ!!!」

ろり婆「饅頭売りと、バーのマスター、二人とも元勇者じゃ!」

トリオ「ムキムキかい?」

勇者「いきなり何だよ!!!て、トリオさん!大丈夫?」

トリオ「ありがとう、ムキムキだから大丈夫だ!!!俺はさっきの戦いで、君に惚れた!!!だから、力を貸そう!!!」ガシッ!

勇者「うぜえ!!!ケツ触んな!!!離れろ!!!」

トリオ「おや!!!イサナさん!!!」

イサナ「私からも離れろ」

デュオ「しろりん!!!」ウシロカラダキツキ

しろ「しろりん?」

デュオ「はぁ…はぁ…しろりん…」ギュウ…

しろ「え!ええ!?」

デュオ「うっそだよーん!ノリにのっただけ!!!いひひ!」

しろ「もう!こんな時にふざけないで!」

カルテット「はるじおん…」

はる「はるでいいよ!」

カルテット「ふふ、はる!!!」

はる「カルテット!!!」

二人は一緒に笑う!!!

勇者「がおっしゃあ!!!なんか盛り上がってきたあああ!!!」

勇者の手に重なる、ろり婆、はるじおん、しろの手。
そこに、絆の力が溢れていく!!!

みんな「はあああああ!!!!!」

大地はゆっくりと下降する!!!

勇者「あああらあああああ!!!!!」

多少の揺れはあったものの、大地は、なんとか無事、元に戻った!!!

勇者「がおっしゃあ!!!みんなありがとー!!!」

大歓声が巻き起こる!!!

ろり婆「うんうん、いい話!」

はる「でもこれ、一部なんだよね」

勇者「次からは、ロリババアに従って、きちんと協力させてもらうよ」

しろ「いい子じゃ。ひとつひとつ、みんなで乗り越えていこう」

イサナ「勇者。お前の茶番はさておき、情熱は確かに伝わったぞ」

勇者「茶番て…ゾンビギャグのことか…思い出したくもない…」ズーン

イサナは握手を求める!!!

イサナ「魔族を代表して誓おう。今から魔族は、勇者に協力を惜しまないことを、ここに約束する!」

勇者はイサナと固い握手を交わす!!!

勇者「ありが、だからケツさわんな!!!ぶっとばすぞ!!!」

ろり婆「うちのダーリンに手えだすな!!!」

爆乳「え!?魔王様、結婚してたの!?」ボインリアリ?

ろり婆「あれ、言ってなかったかの?えへへ」テレテレ

イサナ「魔王様…」ズーン

ろり婆「まぁよい!それと、これからうちを魔王様と呼ぶのはやめろ!うちは」

ー夢と平和の国境街塔 フューチャーアカデミア 屋上

亀海「下の騒ぎも、世界各所の騒ぎも、ようやく落ち着いたみたいです!!!」

左京「そうですか。どうやら向こうも、全て終わったみたいですよ」

亀海「これで、一安心ですね」

左京「ええ。しかし、真実の歴史が明かされた以上、この平和が続くかどうか」

亀海「大丈夫っすよ!」

左京「なぜ、そう思うのですか?」

亀海「なぜって…いや、こんなに夕日が綺麗…だからですかね?へへ」

左京「君らしくない台詞ですねえ」

亀海「君らしくないって…そんな言い方」

左京「しかし、今の僕も、君と同じ思いです」

亀海「あの勇者なら」

左京「あのロリババア、いえ、魔王なら」

亀海「平和な未来をつくれる!!!そう思いますよね!?」

左京「ええ。私達も、これから忙しくなりますよ」

亀海「構いませんよ!ロリコン係はいつも暇ですから!!!」

左京「ふふふ」

亀海「ところでー、左京さん」

左京「はい?」カラダソラシ

亀海「頭に被ってる、そのー」

左京「おやおや僕としたことが。これは、いつもの悪い癖でして」

亀海「いい年した大人が、頭に幼女パンツなんて被ってちゃ、カッコつきませんよ!!!」

左京「君の言う通りですね。では、これは君にあげましょう」

亀海「え!いいんすか!?」

左京「どうぞ」スッ

亀海「よっしゃあ!!!」

ー遠い未来、透き通る青空の下

色とりどりのお花が揺れる、お花畑。

のぞみ「みてみて!!!綺麗なお花畑でしょ!」

みらい「苦労したよー。こんなだだっ広い大地を、お花畑にしろなんてさー」

さき「それに、大きくなったんだよ?私達」

のぞみ「人間になれたからね!ほら!ちょー可愛い少女になりました!!!」クルクル

みらい「ごめんね。間に合わなくて」

のぞみ「いいって、大丈夫!ほんと、ロリババアが大好きだったから!!!」ネコロビ

さき「すごい変態だったもんねー」ネコロビ
のぞみ「きゃー言わないでー」ハズカチー

みらい「懐かしいなー」ネコロビ

のぞみ「ねー」

さき「今、幸せ?」

のぞみ「うん!もちのろんだよ!」

みらい「うちもがおっしゅ幸せ!!!」

さき「わたしも!!!」

三人は一緒に笑う。

のぞみ「すっー…ゆーーーしゃーーー!!!」

風が吹き、花びらが舞う!

のぞみ「これからも!ずっーーーと!!愛してるからねーーー!!!」

のぞみの涙を拭うように、はるじおんの花びらが、優しく、頬に触れる。

のぞみ「ありがとおーーーーー!!!!!」

みらい「ありがきゅーーーーー!!!!!」

さき「ありがとおーーーーー!!!!!」

三人の『ありがとう』は、青空を越えて、勇者のもとへ、羽ばたきました。

おしまい、うわあああああ!!!

がおっしゅ!

第8章
伝説のロリババアSS feat はるじおん

ろり婆救出後。
魔族と人間は、再び、お互いに歩みよる努力を、少しずつ始めました。
そんなある日、はるじおんの物語は、突然はじまります。

ーはるの家

まいあ「すみません!!!」ガチャ!

はる「はーい、ちと待っててねー」トトト…

一階の診療所に降りるはる。

はる「どうしました?」

まいあ「あいが!女の子が死にそうなんです!!!」

はる「とりあえず落ち着いて、詳しく話してもらえるかな?」

まいあ「あたし達、ある日病気で両親を失った、一人の女の子を引き取ったんですけど、でも、その子も病気で、最近悪化してきたんです!!!」

はる「それで、症状は?」

まいあ「血を吐くようになって!病院に連れてったけど、その…お金なくて…すごく難しい病気だって言われて!!!」

はる「よし、引き受けるよ!家はどこ?」

まいあ「ありがとうございます!!!家は、お菓子の街です!」

はる「え!そこから来たの!?それに、何でここに!?」

まいあ「とある病院で出会った女の子が、教えてくれたんです!どんな病気も治してくれるって…あ!これ!!!」

まいあは、一枚のくしゃくしゃの紙を、はるに手渡した。

ーー久しぶり、はる。
突然で悪いけど、君に無理を一つ、お願いするかもしれない。
それでも、この子達をどうか、助けてあげてほしい。
君ならきっと助けられると信じてる。僕からよろしくお願いする。
カルテットーー

はる「カルテット!」

まいあ「知り合いですか?」

はる「うん!とにかく引き受けるから、急ごう!!!」

まいあ「はい!ありがとうございます!」ペコリ

はる「大丈夫?疲れてない?ここで休んでてもいいよ?」

まいあ「ううん!一緒に行きます!」

はる「無理はしないでね」

まいあ「はい!」

ーお菓子の街 ロリポップ・ペロペロ

とある借家。

はる「少し距離はあれど、隣街だったのが幸いしたね」

まいあ「あいは…」

はる「うん。もう大丈夫だよ」

ゆめ「ありがとうございます!!!今は、これぐらいしか用意できないですけど…」

はる「いーよいーよ」

ゆめ「そんな!受け取ってください!」

はる「んー、じゃあ、お腹空いた!」

ゆめ「え?」

はる「ご飯作って!」

まいあ「えと…」

はる「がおっしゅ!はるじおんだよ!自己紹介が遅れたね」

まいあ「あたしは、さとう・まいあです」

ゆめ「かなえ・ゆめです」

はる「まいあ!ゆめ!うん、覚えた!」

まいあ「あの、はるじおんさん!!!」

あい「うーん…」

はる「しっ!今はゆっくり寝かせてあげて。お話は、向こうでしよ?」

ーリビング

はる「とにかく、うちが材料買ってくるから、それで美味しいご飯作って!!!」

まいあ「そんなの駄目ですよ!!!」

はる「うちのが小さいんだし、気軽に話してよ」

ゆめ「はるじおん」

はる「はるさん」

ゆめ「はるさんは、何者なの?」

はる「魔族でロリババア!!!」ドヤァ

ゆめ「魔族なの!?それと、ロリババアって何!?」

はる「あーえと…んにゃあ!めんどい!!!細かいことは、気にしない気にしない!うちは怖い人でも、悪い人でもない!あと、年上!それだけ覚えてて」

ゆめ「じゃあ次に、何でタダで助けようとしてくれるの?」

はる「ん?困ってる人は助けずにいられない、素敵な人だから!」エヘン

ゆめ「ちゃんと答えてください!後で、お金いっぱい請求するつもりですか!?」

はる「そんなことしないよ。うちね、昔助けられなかったの。あの子と同じ病気の男の子を。間に合わなかった」

ゆめ「だからって…」

はる「それと、うちにはね、両親がいないの。同じく、両親のいない友達二人と一緒に、まるで、家族のように暮らしてきた。なんか、重なってみえるんだよね…」

まいあ「確かに、あたし達三人とも、両親はいません…」

ゆめ「まいあ!」

まいあ「あ、ごめん!!!」

ゆめ「もう…」

はる「ごめんね」

ゆめ「何であなたが謝るんですか?」

はる「信じて」テヲアワセ

ゆめ「え?」

はる「今日だけでもいい。うちを信じて!」オネガイー

ゆめ「……」

はる「お願い!!!」イッショウケンメイ

まいあ「ゆめ、この人悪い人じゃないよ」

ゆめ「でも、前みたいに…また騙されたら…」

はる「がおっしゃあ!!!よし、買い物行ってくるぞ!!!」ガタ!

ゆめ「ええ!?ちょっと!」

はる「あっかんべー!何言われても帰ってくるからね!!!」タタタ!

ゆめ「ちょっと待って!」

バタン!

まいあ「なんか…すごい人」

ゆめ「もう!わけわかんない!まいあ!!!」

まいあ「ごめん!でも、あいの病気治ったしよかったじゃん!」

ゆめ「それはそうだけど…」

ー 一時間後

悪いやつ「おらぁガキ共!!!いるんじゃろ!!!出てこいや!!!」ドンドン!

悪いやつ2「なんやったら、その体で金はろうてもろうてもええんやで!!!」ガンガン!

悪いやつ「はよ出てこいゆうとるじゃろ!!!今日が最後や!!!」ガチャガチャ!!!

ゆめ「はぁ…」スク

まいあ「だめ!ゆめ!行くならあたしが行く!!!」

ゆめ「まいあ…」

はる「ロリババアひざかっくん!!!」

悪いやつ「あふん!」

悪いやつ2「なんじゃこのガキャア!!!」

はる「何のようじゃ?」

悪いやつ「金だよ金!!!」

はる「いくら?」

悪いやつ「こんだけや。はん!まさか嬢ちゃん、はろうてくれるんか?」

はる「やっす。ちと待っとれ」

ー二十分後

わるいやつ2「遅いわクソガキ!!!ポリ呼んだんちゃうやろな!!!ええか、わしらはポリも黙る」

はる「ほれ」ポイ

わるいやつ「こいつマジでもってきおったで!!!」

はる「ついでに受け取れ!!!ロリババアビンタガオッシュスペシャルイッタリキタリバージョン!!!」

二人とも「ぶげらららららら!!!!!ぶげらっちゅお!!!」ドシャア!

はる「あ、もっしろー。泣き虫王様?今、悪いやつ成敗したから、警察はやくよこして。場所は……あ?文句あんの?」

ゆめ「そ、外で何が起こってるの?」

まいあ「さぁ…?」

はる「ただいまー!!!」ガチャ、バタン

まいあ「悪い人達は…?」

はる「がおっしゅまろにーで縛ってる。すぐ警察くると思うし、お金もうちが払ったから心配しなさんな!」

ゆめ「めちゃくちゃ……もう、わけわかんない!!!」

はる「勇者の悪影響かな?」

まいあ「勇者と知り合いなの!?」

はる「勇者と王様は、うちの下僕。さらに魔王は家族」

まいあ「す、すげーーー!!!」キラキラ

はる「さ!今日はパッーとすき焼きじゃ!!!勇者の話も、たっぷり聞かせてやる!」

ゆめ「どーにでもなーれ、ふふふ」

ー夜

あい「んん…」トテトテ

ゆめ「あいー!!!」ぎゅう!!!

あい「ゆめ、おはよ?」

まいあ「もう元気になったの!?」ぎゅ、すりすり

あい「うん、お腹空いたー」

はる「うちもお腹すいたー」

あい「誰!?」

はる「がおっしゅ!はるじおんだよー!はるさん、て呼んでね!」

あい「が、がおっしゅ!まごころ・あい、じゅっさいです!」

はる「かぁいい~」はにゃあん

まいあ「あの人が、あいの病気治してくれたんだよ!」

あい「ありがとうございます!」ペコリ

はる「どういたしますか!?」

あい「ふぇ?」

はる「勇者もしろもいないから突っ込みが…!!!」

ーばんばんばんばん晩餐会?

まいあ「え!じゃあ、あの騒動の時!」

はる「うん。世界を我が物にしようとする敵、爆滅獄龍帝と激闘してた」

まいあ「すっげーーー!!!かっこいいーーー!!!」キラキラ

ゆめ「……」ジトー

はる「嘘ではないぞ!お肉いただき!」

ゆめ「はぁ……」

はる「うーん!うまちぃ~!」クネクネ

あい「うまちぃ~!」クネクネ

ゆめ「変なこと真似しないの」

はる「いっぱい食べて、いっぱい真似するんだよ!」

あい「はーい!!!」

ゆめ「はぁ…とりあえず、改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました」ペコリ

まいあ「ありがとうございました」ペコリ

あい「ありがとうございました」ペコリ

はる「うむ!お礼を言えるのは偉いことじゃ!!!お金はもう、ほんっとに!気にしないでね」

ゆめ「そうゆうわけにもいきません」

はる「うーん……じゃあ……あ!」

ゆめ「なんですか?」

はる「次、敬語使ったら、お肉禁止だからね。うちに、色々聞かせて」

ゆめ「何をで、でんがな」

はる(面白い子!!!)クスクス

ゆめ「ふん」フイ

はる「みんなは今、どうやって生活してるの?」

まいあ「あたしはお菓子屋さん、ゆめはお花やさん、あいは家でお留守番だよ。絶対外にでない!誰がきてもでない!そう約束してお留守番させてる」

はる「よし決めた!お肉いただき!」

あい「はるさん、ずるー!!!」

はる「まだあるから大丈夫!にひひ!」

ゆめ「決めたって何を?」

はる「こほん。皆、うちに住め!!!」

ゆめ「え?」

はる「これも運命、愛巡り逢い!!!」

ゆめ「いやいや、そんないきなり!」

はる「あいを学校に行かせてやらんとな」

ゆめ「それはそうだけど…」

はる「確かに、うちらは今日出逢ったばかりじゃ。しかし、こうして同じ鍋…すき焼きをつついて!この後一緒に寝る」

ゆめ「泊まるの!?」

はる「うむ。そしてそれはつまり!!!うちらはもう、家族じゃ!!!」ドーン!!!

まいあ「ぶっとんだ!!!」

はる「なに、なんの心配もいらん!」

ゆめ「心配だらけなんだけど…」

はる「おせっかい…ありがた迷惑だよね…?」ウルウル

まいあ「はるさん!!!」

はる「ふぇ?」

まいあ「そんなことないよ!!!あたし、はるさんのお手伝いしたい!!!」

ゆめ「えーーー!?」

まいあ「恩返しにもなるじゃん」ウィンク

ゆめ「う、うーん…」

まいあ「ゆめ」

ゆめ「ん?」

まいあ「きっと大丈夫!」ニカッ

ゆめ「まいあ……」

はる「どうする?」

ゆめ「え?断ってもいいの?」

はる「もちのろっくんろーるじゃ」

ゆめ「……あい」チラ

あい「はるさん!!!お肉入れて!!!」

はる「いっぱい食べて、ボインになれよ!」

あい「うん!!!」

ゆめ「……」

はる「どうする?」

ゆめ「何でこんなに急なの?」

はる「何事もはやい方がいい!でしょ?」

ゆめ「……」

はる「約束」

ゆめ「何を?」

はる「絶対に。あなた達を、傷つけるようなことはしない。このはるさん、にじいろ・みらいが責任をもって、あなた達を幸せにしてみせる!!!」

ゆめ「どうしてそこまで…」

はる「言ったじゃん!はるさんは、困ってる人を放っておけない素敵な人だって!それに」

ゆめ「それに?」

はる「ゆめ、まいあ、あい。うちはみんなのことが、大好きになっちゃった!」ニカッ

ゆめ「うぅ…」ジワ

はる「お願い!!!あなた達の人生、少しだけうちに預けて!」

ゆめ「はるさん…」ポロポロ

はる「な、泣かないで!!!」ナデナデ

ゆめ「うわあああああん!!!」ポロポロ

まいあ「ゆめ……」グス

あい「ゆめ、泣かないで」ナデナデ

ゆめ「はるさん!お願いします!私たちを、助けてください…!」グス

はる「ん。はるさんにまかせんしゃい」ぎゅ

ゆめ「ありがとう、ございます…!」ポロポロ

まいあ「はるさん!!!」ダキツキ

はる「ふふ。すごく、頑張ってきたんだね…」ぎゅ

まいあ「ありがとう…!」ポロポロ

はる「ん。いい子いい子」ナデナデ

ーお風呂

はる「わしゃわしゃんぷーいい香り♪乙女の心は石鹸の香りなのー♪」ワシャワシャ

あい「ねー、はるさんは何してる人?」

はる「ん?世にはびこる悪の組織を、誰も知らないところで、やっつけてる!!!」ワシャワシャ

あい「すごー!!!」アシパタパタ

はる「バナナ怪人アシスベリマスとの激闘は、そりゃもう!!!」ワシャワシャ

あい「聞かせてー!!!」

はる「まず、皮むいて…」

ーみんなで雑魚寝

はる「ぎゅぎゅうのぎゅう」ぎゅう

あい「牛タンは恋の味」

ゆめ「ちょっとはるさん!変なこと教えないでよ!」

はる「すや…」

ゆめ「もう!」

はる「にひひ!」クスクス

あい「にひひ!」クスクス

まいあ「すっかり仲良しさんだね」

あい「うん!はるさん面白くて大好き!!!」

はい「はにゃあ~ん!かあいい~!」ぎゅ

ー翌日

はる「なかなかそれなりに、申し訳程度に歩くよ!!!」

ゆめ「意味わかんない……」

はる「荷物は、うちの家に送られるので心配ご無用!この家のことも、王様が済ませてくれたから安心して」

まいあ「すげーーー!!!」

はる「いい?疲れたら、ちゃんと言うこと!これは約束してね!」

あい「はーい!」

はる「あ、待てよ。ハム車使うか」

ゆめ「ハム…?」

はる「うん。最近、街と街の交通手段として始めたの。大人しいモンスター、はむちぃに乗って、移動するんじゃ」

あい「すごー!!!」

ゆめ「何がすごいのかわからない」

はる「もっしろー、泣き虫王様?昨日はありがとう!それでね、今日もお願いがあるの!至急、ハム車手配して!うん、はち会うまでは歩くから…」

まいあ「なにあの機械!王様と話してるのかな!?」ワクワク

ゆめ「やっぱり怪しい人に見えてきた」

はい、て誰ですか?
はい。それは、はるさんです。
これはアシスベリマスの仕業です。

ー花の王都 ガーデンフィールズ

あい「ありがとう!ぽちゃりん、とら、あいりす!」なでなで

ゆめ「可愛い…」なでなで

まいあ「めっちゃでかいけどね」なでなで

ーはるの家

ゆめ「お邪魔します」ペコリ

まいあ「はるさんは、一人暮らしなの?」

はる「うん。今はね」

あい「わーすごー」

はる「家は二階だよ、おいで」

ーリビング

はる「はい!はるさん特製エッグタルト!!!」

まいあ「おおお!!!はるさん、お菓子作り得意なの!?」

はる「ふふん!はるさんは、お菓子作りの天才でもあるのです!」エヘン

あい「うまちぃー!!!」

はる「でしょ?お茶も用意するから待っててね」

まいあ「うーん!うまちぃ!!!」

ゆめ「美味しい…!」

ーそしてそして

はる「さっそくだけど、これからについて、話そうか」

ゆめ「何でもします!!!」

まいあ「あたしも!!!」

あい「あいも!!!」

はる「凄いやる気…!まずは、みんなの好きなことや、好きなもの、教えてもらえる?」

あい「あいは絵を描くのが好き!!!」

はる「はにゃあ~ん。いっぱい描いていいよー」

まいあ「あたしは苺を、世界で、一番なによりも愛しています!!!あと、お菓子作りが大好きです!!!」

はる「よし!はるさんが色々教えてあげよう!!!」

ゆめ「私は本を読むのが好きです!あと、お花が大好きです!」

はる「うちもお花大好き!うむ!よーーーし決めた!!!あいはお絵描き!ゆめはろり婆のお花やさんへ!まいあは」

まいあ「あたしははるさんの手伝いがしたい!平和な未来の為の研究!!!」

はる「気持ちは凄く嬉しいけど、結構危ないから」

まいあ「あたしは、決心してここにきたんです!はるさんみたいな人になりたいから!!!」

はる「な、なんて純粋で真っ直ぐで眩しい子!!!」

まいあ「どんな危険も覚悟します!!!お願いします!!!」

はる「がおっしゃあ!!!わかった!お手伝いしてもらおうじゃないの!!!」ガオー

ー翌日

勇者「お邪魔……しました」

はる「お邪魔させます」ズズズ…

勇者「ひっぱるな!この人たち、どちらさんだよ!」

ろり婆「まさか……隠し子!?」

はる「うん。勇者との」

ろり婆「どういうことー!!!」ユサユサ!

勇者「あーうぜえ!なんで信じるんだよ!!!」

ゆめ「あのー……」

はる「紹介するね!この二人は勇者と魔王だよ」

勇者「はじめまして、勇者です」ペコリ

ろり婆「貴様らの命、この魔王がいただたたたたた!」ホッペツネー

まいあ「本物の勇者と魔王だーーー!!!うおーーー!!!はじめまして!さとう・まいあです!」アクシュブンブン!

勇者「ななななんてげげんげんげんき」アクシュブンブン!

ゆめ「はじめまして。かなえ・ゆめです」ペコリ

あい「……」ガクガクブルブル

ゆめ「あい?」

あい「魔王って、人間食べるんでしょ?」ガクガクブルブル

ろり婆「うぐるあああああ!!!」ガオー!

あい「ひゃあ!!!」

勇者「やめろ、クソババア」チョップ

ろり婆「ふにゃ!クソババアとはなんじゃ!!!」

はる「怖くないよー」

あい「ほんと?」ウルウル

ろり婆「だって、あなたと身長、同じくらいじゃん」

あい「本当だ!!!」

勇者(か、可愛い……)

ろり婆「お名前は?」

あい「まごころ・あいです!はじめまして!」ペコリ

ろり婆「んやー!ちょー良い子!らぶちぃー!」ぎゅう

勇者「子供が子供に抱きつく。うん、素晴らしい光景かな」

はる「ロリババアだよ、変態さん」

ろり婆「改めまして、うちはロリババア、ろり婆ね!」ウィンク

ゆめ「あの…ロリババアって何ですか?」

ろり婆「ロリババアとは!!!」

まいあ「勇者は本当に勇者なんですか?」

勇者「おう。しかも、今の俺には歴代勇者の力が宿っている」

まいあ「かっこいい!!!」キラキラ

勇者「ふふん」

ろり婆「なに隙を見て口説いてんの!!!」

勇者「口説いてねーよ!」

ろり婆「あんた何歳?」

まいあ「あたしとゆめは、二十歳。あいは十才」

ろり婆「ふーん、勇者より年下か。うちら、夫婦だからそのへんよろしく」

まいあ「勇者と魔王、夫婦なの!?すげーーー!!!」

はる「あのー、盛り上がってるとこ悪いけど、本題に入っていい?」

ろり婆「なにかね?」

はる「あのね。ゆめを、この子を雇ってほしいの!お願い!!!」

ゆめ「突然、無理をお願いしてすみません」ペコリ

ろり婆「いいよ」

ゆめ「ほぇ?」

ろり婆「ね、勇者」

勇者「俺も構わないよ」

ゆめ「そんなに簡単に決め、ええ!?」

ろり婆「落ち着け。花は好きか?」

ゆめ「はい!」

ろり婆「ふーん。で、好きな花は?」

はる「面接!?」

勇者「何描いてるの?」

あい「バナナ怪人、アシスベリマス!!!」

勇者「へ、へー」

あい「いひひ!」

勇者「ははは…」

まいあ「夫婦ってことは、夜、あの幼い体を…」

勇者「子供の前でやめろ!!!」

あい「?」

ろり婆「よし、採用。いいでしょう!さっそく、明日から働いてもらいますよ」

ゆめ「ありがとうございます!」ペコリ

はる「まー、これで一安心?」

ー月日は流れ…

まいあ「はるさん、これ?」

はる「それそれ」

勇者「鎖で固定する必要性は?」ガチャ…

はる「逃げないように」ギュイーン!!!

勇者「うおおおおお!!!なんだそのでかい丸カッターは!!!」ガチャガチャ!

はる「うそうそ」

まいあ「本物はこちら!」パパーン!

勇者「飴?」

はる「うん!パーティグッズ作ってみたの!効力は一時間だよ!安心してね」

勇者「まず何の魔法か教えろ」

まいあ「はいあーん」

勇者「んーーー」

はる「まいあ」

まいあ「イェス、ボス」ムニュ

勇者「な!?おまえ!!!」

まいあ「隙あり」

勇者「!!!」

はる「吐かせないよ、ふふふ」クチフサギ

まいあ「ふふふ」

勇者「!!!」ドクン

まいあ「おお!?」

勇者「え?え?」ススス…

はる「かわいっ!」

まいあ「あーはっはっはっはっ!!!」

勇者「俺ちっさ!!!」ガーン!!!

はる「可愛いねー?」ぎゅう

勇者「やめろはなせ!クソババア!!!」バタバタ

まいあ「あたしも!!!」ぎゅう

勇者「離れろ!!!」バタバタ

ーそして

あい「だれ?」

勇者「おかえり、あい」

あい「男の子?女の子?」

勇者「男の子」

あい「なんでワンピースきてるの?」

勇者「それはね。勇者の妖精さんだからさ」

あい「えーーー!!!」

勇者「嘘だよ」

ーお花やさん ほしぞら

勇者「ただいま」

ろり婆「!?」

勇者「えへ!」ウィンク

ろり婆「勇者らぶちぃー!!!」ぎゅ!

勇者「ははは……」

ゆめ「何その格好」

勇者「お疲れ様、ゆめ」

ゆめ「きもっ……」

勇者「違う!これは、はるさんの仕業なんだ!!!俺の趣味じゃない!!!」

ゆめ「ふーん」ジトー…

勇者「ゆめ、信じてくれ!」

ゆめ「……」ダッコ

勇者「おい!離せ!」

ゆめ「かわい…」ぎゅ

勇者「む、胸……」

ろり婆「勇ー者?」

勇者「いいか?これは、浮気ではない!決して浮気ではないんだ」マガオ

ゆめ「ふふ…」ぎゅう

勇者「ゆめ、そろそろおろし…」グングン…!

ゆめ「!?」

勇者「戻った…けど…」

ゆめ「最低!!!」ビンタ!!!

ろり婆「変態!!!」チーン!!!

勇者「俺が……何したっていうんだ……」バタッ

ーとある日

ゆめ「はるさん!!!」

はる「ん?」

ゆめ「また、あいに変なこと教えたでしょ!!!」

はる「さ、さあ?」メソラシ

ゆめ「全部のプリンに、いっぱい醤油がかかってるのよ!!!」

はる「!!!」タッ!

ゆめ「逃がしません!」ダキツキ!

あい「うえーまずー」

まいあ「せっかく作ったのに……」ズーン

ー別の日

ゆめ「はい、はるさん!誕生日おめでとう!!!」

はる「おお!素敵なはるじおんの花束!!!」

まいあ「いつもありがとう!!!」

はる「美味しそうなケーキ!!!」

あい「はるさんの顔描いたよ!!!」

はる「みんな、ありがとー!!!」ポロポロ

勇者「玄関にプレゼント置いて、このまま帰るか」ヒソ

ろり婆「そうだね」ヒソ


さて、ここで突然ですが。
物語が白い蝶になって、春紫苑を飛び立つ日がやって来ます。


はる「え?わかった!すぐ行く!!!」

ゆめ「もしもしろ?どうしたの?」

はる「仕事!しばらく出るけど、お留守番お願いね!」

まいあ「了解!気をつけてね!」

はる「うん!急いで、荷物まとめなきゃ!」

あい「あい、手伝うよ!」

はる「ありがとう!」

さて、そんなある日のこと。
の方がいいね。


第九章 伝説のロリババアSS feat しろ

ー幸せの街 アスタリスク

しろ「どう?」

はる「だいたいいけそう…かな?

しろ「じゃあ、お願い。手伝って」

はる「もちろん手伝うけど。これ、どこで見つけたの?」

しろ「前に降ろした大地のひとつで、偶然見つけたの」

はる「多分とんでもないもんだよ、これ」

ー数日後

はる「なんとか直ったけど……ロボットだよね」

しろ「動くの?」

はる「さぁ?」

しろ「お願い」

はる「スイッチどこ?」

しろ「さぁ?」

はる「えー」

しろ「だって!設計図も何もないんだもん!」

はる「うーん……プラグとか、エネルギー供給の為のもんも、見当たらないないしね」

しろ「どうしよっか。よくよく考えたら兵器……かもしれないし」

はる「壊す?」

しろ「この女の子を?」

はる「やめてよ……」

しろ「可愛い顔……」

はる「余計壊し辛くなるじゃん!」

しろ「ごめんごめん!」

はる「中身も人間に近い構造だったし、食わすか」

しろ「何を?」

はる「ちょい待ち」タタタ…

はる「ガリボリくん!」チャチャーン!

しろ「正気?」

はる「ひとかけら砕いて、喉の……奥へ……えい!」

ウィィ…!

しろ「!!!」

はる「おぉ!!!これも口に突っ込め!!!」

ガリボリガリボリガリボリ……ウィィィィン!!!

しろ「あ、目が開いたよ!」

はる「もしもーし!見える?聞こえる?」

ロボッ子「ここはどこですか?」

しろ「お、おぉ……」

はる「ここは、さきの家!あなたはだあれ?」

ロボッ子「わかりません。データが一部、消去されています」

はる「一部消去?」

しろ「何かあったのかな……?」

ロボッ子「あなた達は誰ですか?」

はる「がおっしゅ!はるじおんだよ!はるさん、て呼んでね!」

ロボッ子「はるさん」

しろ「えがお・さき」

ロボッ子「えがお・さき」

はる「ずる!!!自分だけ本名!!!」

しろ「えー……」

ロボッ子「それで、私は誰ですか?」

はる「ふぇ!?えーと……えーーー」

しろ「かるみあ!かるみあ・らてぃふぉりあ!!!」

はる「ちょ!さき!?」

かるみあ「かるみあ・らてぃふぉりあ」

はる「あーあ、勝手に名付けちゃった。これでさきちゃん、この子のお母さんだね」

しろ「お母さんて…だって!仕方ないじゃない!」

かるみあ「お母さん」

しろ「わお」

がおっしゅ!

かるみあ「お腹空きました」

はる「ふむう……どうやら、食べ物を魔力か何か、エネルギーに変えて、動いてるみたいだね」

しろ「まるで人間じゃない」

はる「とりあえず、うちもお腹空いてきたので!ご飯つくってー!!!」

しろ「はいはい」

ーリビング

かるみあ「……」モグモグ

しろ「お口ついてる」フキフキ

はる「おかーさん」ニヤニヤ

しろ「からかわないで!」

かるみあ「間もなく、満腹になります」

はる「間もなく、デザートを所望します」

かるみあ「デザート?」

はる「うん。必ず、ご飯の後に食べなきゃいけない、甘ーいもの!」

かるみあ「デザートを所望します」

しろ「変なこと教えないでよ!!!」

はる「ゆめそっくりー」

しろ「その、ゆめちゃん達はみんな元気?」

はる「うん、これ写真」

しろ「いいなー……羨ましい」

はる「独身一人暮らしババあいた!!!」

しろ「デザートなし」

はる「ごめんよーゆるしてー」オデコスリスリ

しろ「まったくもう!」

かるみあ「デザート」

しろ「はいはい、用意しますよ!」

ー翌朝

はる「本当に大丈夫?」

しろ「うん、この子は任せて。みらいは、はやく帰ってあげて」

はる「ありがとう。アミスコットのホテル子ちゃん、よろしくね!」

しろ「偶然て言ってるでしょ!!!私の好きなお花のひとつなの!!!」

はる「はいはい!んじゃね!」テヲフリフリ

しろ「気をつけてね!」テヲフリフリ

かるみあ「気をつけて」テヲフリフリ

ーそして

しろ「かるみあは、何も覚えてないの?」

かるみあ「基礎的な単語や、会話プログラムなど、必要最低限のデータしかありません」

しろ「そう」

かるみあ「……」

しろ「買い物でも行こうか?」

かるみあ「わかりました」

ー肉屋 プロテイン

しろ「こうやって、お金を払って買い物するのよ」

かるみあ「勉強しました」

にいさん「しろさん、いつも可愛いから今日もサービス!!!」

しろ「いつも悪いの。ありがとう」

にいさん「えへへ…」

かるみあ「サービス?」

にいさん「オマケってことだよ!」

かるみあ「オマケ……」

にいさん「サービスは嬉しいもんだ!な、しろさん!!!」

しろ「まあの。申し訳なく思うが」

にいさん「ほっぺにちぅしてくれたあいた!」デコピン

しろ「あほか」

かるみあ「サービスは嬉しいもの」

ー公園

かるみあ「あむ…もぐもぐ」

しろ「美味しい?」

かるみあ「はい。これは?」

しろ「ちゅーりっぷ」

かるみあ「花?あれ???」

しろ「あー…名前が一緒なだけで、それは、小さい骨つき唐揚げ」

かるみあ「わかりました」

ー八百屋 初葱ミク

女の子「しろさん!ありがとうございました!」

かるみあ「サービスは?」

女の子「え?」

しろ「かるみあ。サービスは強制ではない。心遣いというか、うーん……」

かるみあ「心遣い」

ーしろの家

しろ「カレーの作り方、教えてあげる」

かるみあ「カレー?辛いのですか?」

しろ「うん。駄洒落って訳じゃないんだけど、まいっか」

かるみあ「駄洒落……猫が寝転んだにゃー」

しろ「!?」

ーほうほう、それでそれで?

かるみあ「辛さは24.5モサモサですね」モグモグ

しろ「モサモサ!?ふふ、なにそれ!!!」

ーお風呂

しろ「あ、明日、シャンプー買わなきゃ」

かるみあ「シャンプー?」

しろ「うん、これね。頭洗うやつ」

かるみあ「似たようなものが、胸か」

しろ「ださなくていいからね!!!」

ーお風呂上がり

しろ「お風呂上がりはアイスー!!!」

かるみあ「私、アイス好きです」

しろ「むむ…抹茶かチョコか……」

かるみあ「……」ジトー

しろ「かるみあはどっちがいい?」

かるみあ「どちらでも構いません」

しろ「じゃあ、じゃんけんしよ!私が勝ったら抹茶!かるみあが勝ったらチョコね!」

かるみあ「わかりました」

しろ「いーんじゃん、ほい!やったー!!!抹茶!!!」

かるみあ「はじめから抹茶を」

ー数日後、街中

しろ「あれ?かるみあ?」キョロキョロ

ー人気のない路地裏

あほ「こいつが噂のロボか」

ばか「間違いないよ。抵抗しないし」

あほ「やるだけやって売るか、ひひ!」

ばか「商品に傷をつけたら、値段が下がる」

かるみあ「敵意察知。自己防衛機能作動します」

あほ「は?」

ー肉屋

にいさん「いや、見てねーけど……」

突然、大きな爆発音!!!

しろ「なに?!まさか……!!!」

ー路地裏

ばか「ひが……かあちゃ……」ガクガク

あほ「死ぬ!!!し!!!あああ!!!」ボキ

警察「動くな!!!」

かるみあ「敵意察知。攻撃します」

しろ「待て!!!」

かるみあ「お母さん」

警察「しろさん!知り合いですか!?」

しろ「うむ。すまん」

エーシロサンノシリアイー?ヤッパリマゾクハ…コワーイ…

しろ「かるみあ」

かるみあ「はい」

しろ「もうやめなさい」

かるみあ「敵意を察知しましたので攻撃しました」

しろ「やりすぎよ。二人とも、死んじゃう」

かるみあ「死ぬ?敵意の排除。それが自己防衛機能の最終目的です」

警察「しろさん……この子は?」

しろ「みなさん!!!大変御迷惑をおかけしました!!!今回だけは、どうかお許しください!!!」ペコリ

ザワザワ……!!!

しろ「ごめんなさい!お詫び等は、後日しっかり致します!色々事情がありまして、今日のところは、少し時間をください!どうか!お願いします!!!」ペコリ

警察「しろさん……」

しろ「お願いします!!!かるみあを連れていかないでください!!!」

警察「わかりました。こいつら、指名手配犯ですし、今日のところは」

しろ「ありがとうございます!!!」

救急「うわ……ひどい!急げ!!!」

ドタドタ!

しろ「本当にごめんなさい!」ペコリ

ーしろの家

しろ「かるみあ」

かるみあ「はい」

しろ「もう、あんなことしちゃ駄目よ?」

かるみあ「なぜですか?」

しろ「例え、どんな理由があっても、他人を傷つけるのは良くないことなの。私も、何度か他人を傷つけたことあるけど、後悔ばかりよ」

かるみあ「しかし、敵意は排除するものです」

しろ「駄目!いい?命は、一番、大切にしなさい」

かるみあ「命は一番大切に」

しろ「そう。命は、たった一つしかないからね。そして、私達には心がある」

かるみあ「命は一つ。そして、心がある」

しろ「嬉しいとか、悲しいとかね」

かるみあ「嬉しい、悲しい」

しろ「私は今、とっても悲しい。あなたが、他人を傷つけたから」

かるみあ「どうして、お母さんが悲しいのですか?」

しろ「私は、あなたの事を思って、すごく悲しいの」

かるみあ「私の事を思って?」

しろ「うん。あなたのことが大切で、大好きだから」

かるみあ「大切で大好き」

しろ「これが、愛情よ」ぎゅ

かるみあ「愛情」

しろ「それに、傷つけられた人達だって悲しいのよ」

かるみあ「どうしてですか?」

しろ「痛いし、怖いもん!それは、傷つけられた人達にしか、わからないことだけど。でも、私達はそれを、知っておくことができる」

かるみあ「傷つけられたら悲しい、痛いし怖い」

しろ「うん。この話を忘れないでね」

かるみあ「記憶しました」

しろ「約束。命を大切にして、他人を思いやること」

かるみあ「命を大切にして、他人を思いやる」

しろ「約束!」

かるみあ「約束」

しろ「よし!じゃあ、明日は一緒に、ごめんなさいをしに行こうね」

かるみあ「なぜですか?」

しろ「悪いことした後はごめんなさい!いい?」

かるみあ「悪いことした後はごめんなさい」

しろ「うん。良い子!」なでなで

ー街中

しろ「許してもらえて良かったー」

かるみあ「お母さん、ごめんなさい」

しろ「うん。偉い偉い」なでなで

かるみあ「……」

しろ「よし!ご褒美にプレゼントを買ってあげる!」

かるみあ「プレゼント?」

しろ「プレゼントも、思い遣り、愛情よ」

かるみあ「プレゼントは、思い遣り、愛情」

ーお花屋 ペチュニア

しろ「この種にしよっか」

かるみあ「センニチコウ?」

しろ「うん。苺みたいな可愛いお花が咲くのよ!」

かるみあ「苺みたいなお花」

しろ「帰ったら、一緒に植えようね」

かるみあ「はい」

ーしろの家

しろ「お花を育てるってことは、命を育てるってこと」

かるみあ「命を育てる」

しろ「お花が咲いたら嬉しい!枯れたら悲しい!大切なことを、二つも教えてくれるのよ」

かるみあ「お花すごいです」

しろ「まぁ、このお花は枯れる前に、ドライフラワーにするけどね」

かるみあ「ドライフラワー?」

しろ「うん、綺麗に咲いたままにできるの」

かるみあ「ドライフラワーすごいです」

しろ「きゃ!!!」

かるみあ「虫」

しろ「き、気持ち悪い……」

かるみあ「排除……」

しろ「……」ジトー

かるみあ「しません。命は大切に」

しろ「そう!偉いね、いい子!!!」ぎゅう!

かるみあ「虫がお母さんの足に」

しろ「きゃあああああ!!!」タタタタタ!!!

かるみあ「お母さんは虫が嫌い」

ー数週間後

かるみあ「芽が」

しろ「やったね!かるみあ!」なでなで

ーさらに数週間後

かるみあ「お母さん、咲きました」

しろ「これはまだつぼみ、もうちょっと!」

ーえ?また数週間後かい!?

かるみあ「お母さん!咲きました!」

しろ「綺麗……!今、どんな気持ち?」

かるみあ「気持ち?」

しろ「あ……えと」

かるみあ「ぽかぽかお日様陽気?」

しろ「!」

かるみあ「嬉しい」フフ

しろ「本当!?」

かるみあ「はい」

しろ「かるみあー!!!」ぎゅう

かるみあ「お母さん?」

しろ「よし!さっそくドライフラワーにして……」

ちゃちゃーん!完成!!!

かるみあ「腕飾り」

しろ「チクチクしない?」

かるみあ「大丈夫です」

しろ「もう一個、予備で大切に持っておきなさい」

かるみあ「わかりました」

しろ「よーし!今日はご馳走にしよう!」

かるみあ「アイスがいいです」

しろ「いやいや、それはデザートだから」

かるみあ「デザートを所望します」ジトー

しろ「だーめーでーす!」

かるみあ「じゃあ、オムライスがいいです」

しろ「ようし、それなら任せなさい!!!」エヘン!

ーそれからそれから

ろり婆「がおっしゅ!!!」

しろ「のぞみ!!!」ぎゅう!

ろり婆「にひひ!元気?!」

しろ「うん!とりあえず上がって!」

ーしろの家

ろり婆「この子が、かるみあ?」

かるみあ「はじめまして。かるみあ・らてぃふぉりあです」ペコリ

ろり婆「すご!人間と変わらないね」

しろ「うん。はい、クッキー」

ろり婆「エッグタルトはー」

しろ「ありません!」

ろり婆「ぷぅ!そうそう、うちはろり婆ね!」ウィンク

かるみあ「ろり婆」

ろり婆「ロリババアのろり婆!ロリババアって言うのはね」

かるみあ「その情報は、はるさんより教わっています」

ろり婆「あらそう」サクサク

しろ「それ、かるみあが作ったのよ?」

ろり婆「……」サク…

しろ「どうしたの?」

ろり婆「がおっしゃうまちぃがおっしゅ!!!」ガタ!

かるみあ「がおっしゃうまちぃがおっしゅ?」

ろり婆「がおっしゃ!すごく!うまちぃ!美味しい!がおっしゅ!すごく!」

かるみあ「すごくが二つあります」

しろ「気にしないで。変なこと覚えないでいいから」

かるみあ「わかりました。お母さん」

ろり婆「人妻!?」

しろ「ちがーーーう!!!」

ろり婆「知ってるけど」

しろ「ですよね、ぷん!」フイ

ろり婆「かるみあー」

かるみあ「なんでしょうか?」

ろり婆「お茶」

かるみあ「かしこまりました」

しろ「ちょっと、かるみあはお手伝いロボットじゃないのよ」

ろり婆「にひひ」クスクス

かるみあ「どうぞ」

ろり婆「ありがとー!」なでなで

ー魔王城ほしぞら 跡地

ろり婆「お疲れさん!イサナ!」

イサナ「魔王様、お疲れ様です」

ろり婆「うちはロリババアじゃ!!!」プンプン

イサナ「ろ、ロリババア様……」

しろ「はぁ……」ヤレヤレ

イサナ「その子は?」

かるみあ「はじめまして。かるみあ・らてぃふぉりあです」ペコリ

しろ「ロボットだけど、娘みたいな存在です」

イサナ「ロボットか。うむ、可愛い子だな。イサナだ。よろしく」なでなで

かるみあ「お母さん、ここは?」キョロキョロ

しろ「ん?ここはね、今建設中の街。数年後、魔族と人間が仲良く暮らす街になる予定よ」

イサナ「今のところ順調ですよ。人間達との衝突もありません」

ろり婆「そうか。任せっきりで悪いな」

イサナ「いえ、こんなにいい仕事を任されて、逆に感謝してますよ」

ろり婆「うむ、それならよい。んじゃ!うちは皆さんに、挨拶に行ってくるぞ!」トテトテ

イサナ「まだ小さいのに、ほんと、すごい人だ」

しろ「私達も頑張らなくちゃね」

かるみあ「…………」

ーしろの家

ろり婆「この子、明日借りてくよ」

しろ「え?なんで?」

ろり婆「巨大ロボットに改造してー!!!それからー」キラキラ

しろ「のぞみ?」ゴゴゴゴ…!!!

ろり婆「じょ、冗談だよ!さき、こわいよ?」

しろ「で?」タメイキ

ろり婆「あいちゃんと、友達になれたらいいなーって!」

しろ「あー、それいいかも!」

ろり婆「でしょ!?」

しろ「かるみあ。明日、少し出掛けておいで。旅は、いい経験になるし」

ろり婆「はむ車だから、そんなに疲れないし」

かるみあ「わかりました」

ろり婆「可愛いロリババアには旅をさせよ!」ウンウン

かるみあ「私はロリです」

しろ「お泊まりは何日くらい?」

ろり婆「うーん、まぁ。一週間くらい?」

しろ「わかった。かるみあをよろしくね?」

ろり婆「ふ!任せておけ!!!」ウィンク

ー数日後

デュオ「おっかえりー!くろりん!!!」

しろ「鍵は?」

デュオ「さぁ?」

しろ「ふーん……」

デュオ「顔が怖いよ、くろまる!?」

しろ「わしは、しろじゃ!!!」

デュオ「とりあえずくつろいで、さささー」

しろ「わしの家じゃ!!!ったく!して、何の用じゃ」

デュオ「ロボットを発見した場所の近くに、こんなものが!!!」

しろ「こんにゃくか」

デュオ「あや、こっちだった」

しろ「なんじゃこれは」

デュオ「箱?」

しろ「ば!爆発せんじゃろな!!!」

デュオ「たぶん」

しろ「む」

デュオ「ん?」

しろ「なぜスイッチを押しとる……」

デュオ「うぎゃーーー!!!」タタタ!

しろ「きゃーーー!!!」タタタ!

ー外

しろ「ば、爆発はせんみたいじゃな……」ドキドキ

デュオ「戻る?」ドキドキ

しろ「う、うむ……」

ー中

しろ「お?箱が開いとるぞ」

デュオ「あーびっくらこいたべ」

しろ「これは、かるみあの資料!?」

デュオ「なんだ!残ってたじゃん!!!」

しろ「な……」

デュオ「わーお……」

ー数日後

勇者「しろさん、緊急の話って?」

しろ「まずは、かるみあについて話そう」

勇者「何かわかったのか?」

しろ「うむ。どうやらかるみあは、大陸を浮かした張本人らしい」

勇者「マジで!?」

しろ「人間と魔族を、地上と空に別ける計画。その実験があれみたいじゃ」

勇者「実験て……」

しろ「作った本人らにしても、想像以上の力じゃったらしい。それに、結局上でも、争いは続いたみたいじゃ」

勇者「かるみあがボロボロだったのはそういうことか……」

しろ「さて、緊急の話をするぞ」

勇者「今からかよ」

しろ「これじゃ」

勇者「何このサイコロ」

しろ「調べたところ、電波が発信されておった」

勇者「どこに?」

しろ「お前さんが降ろした大地、かるみあがいた場所じゃ」

勇者「それで?」

しろ「かるみあの力を移した機械を、見つけた」

勇者「移した?」

しろ「推測じゃが、かるみあの力の争奪戦の中、移したんじゃろ。とりあえず、移したという事実は、この資料に書いておる」

勇者「それ、かるみあの近くにあったんだよな?」

しろ「なぜかはわからんがな。ま、とにかく、その移したやつを壊してくれ」

勇者「えええええ!?」

しろ「頼れるのは、歴代勇者の力を宿したお前さんだけじゃ!」

勇者「こえーよ!!!」

ー古の遺跡

勇者「これ?」

デュオ「あたしじゃないよ!!!」

勇者「誰だっけ」

デュオ「お姉さんロリハバア、デュオやよ!改めてよろしくー!!!」ケイレイ

勇者「何でいるの?」

デュオ「ほい」タッチ

勇者「うおおおおお!?」

勇者「よよ?」

しろ「どうじゃ?」

デュオ「無理みたい」

勇者「何今の!?何で俺に!?」

デュオ「あたしの魔法、トレースなんだよん!!!できなかったけど……」シュン

しろ「なら仕方ない、勇者一人に任すしかないな……」

勇者「これ、壊せばいいんだろ?」

しろ「やってくれるか?」

勇者「おう。この、でっかい剣を空に飛ばしてドーンだろ?俺一人で余裕」

デュオ「よっ!勇者イケメン!!!」

勇者「へへ、見てろ!」

ゴゴゴゴ…!!!

勇者「はああああああ!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

勇者「あああああらああああ!!!」

ズガーン!!!!!

デュオ「飛んでったーーー!!!」

しろ「おっと危ない」ヒョイ

勇者「おい!!!瓦礫が!!!」

トリオ「ムキムキトランポリン!!!」

勇者「トリオさん!!!」

トリオ「いけ、勇者!!!」

勇者「勇者!重圧粉砕魔法!!!グラヴィティ・コア・デストロイヤアアアアア!!!!!」

雲も消し飛ぶ大爆発!!!
太陽の光さえも凌ぐ閃光!!!
その衝撃は、大地の唸り!!!

勇者「うし!」

~~♪~~♪

しろ「ん?」

勇者「はるさんか?」

しろ「………」

勇者「どうしたんだよ」

しろ「かるみあが爆発する……」

ー時は巻き戻り、かるみあがガーデンフィールズに到着した日

はるの家!

ろり婆「あいーいる?お友達つれてきたよー」

あい「?」ヒョコ

かるみあ「はじめまして。かるみあ・らてぃふぉりあです」ペコリ

あい「はじめまして、まごころ・あいです」ペコリ

まいあ「うおー!!!ロボきたー!!!」

ゆめ「もう、まいあ。まずは挨拶」クビツカミ

まいあ「はじめまして!さとう・まいあだよ!」

ゆめ「はじめまして。かなえ・ゆめです」

はる「がおっしゅ!おつかれー!ささ、上がってー」

ろり婆「エッグタルト食わせろー!!!」トトトト!!!

ーリビング

ろり婆「さすがはる~うまちぃ~」トロ~ン

まいあ「婆さん!あたしも作ったよ!!!」

ろり婆「誰が婆さんじゃ!!!ん?これはストロベリーエッグタルト!?」

まいあ「まいあ特製の創作スイーツです!!!」エヘン

ろり婆「おぉ!あーーーむ!!!んん~!うまちぃ~!!!」ぎゅう!

まいあ「でしょ?えへへー」テレテレ

ゆめ「かわいい……」ジトー…

かるみあ「?」

ゆめ「あーん」

かるみあ「自分で食べれます」

ゆめ「がーん!!!」

はる「ふふふ」

あい「かるみあ!後で一緒に遊ぼう!!!」

かるみあ「わかりました」

ゆめ「はるさん、カメラどこだっけ?」

はる「多分向こうかな?」

まいあ「かーるみあ」ヒョコ

かるみあ「なんですか?」

まいあ「変形して!!!」キラキラ

かるみあ「わかりました」ウィン、ガチャ!

ろり婆「人差し指がフォークに!?」

まいあ、あい「すごーーー!!!」キラキラ

あい「見て!かるみあ!」

かるみあ「下手ですね」

あい「がーん!!!」

かるみあ「あ、ごめんなさい」ペコリ

あい「うぅ…かるみあは?」

かるみあ「お母さん」

あい「うま!!!かるみあのお母さんなの?」

ろり婆「そう、しろさんだよ!」アタマニアゴノセ

あい「しろさん?」

ろり婆「うん!いつか、あいも会う日が、くると思うよ」

あい「今はどこにいるの?」

ろり婆「お仕事でね、遠いところ」

あい「そうなんだ」

ろり婆「それにしても、二人とも上手だねー」

あい「見て!絵本書いたの!」

ろり婆「とっとこ、はむちぃ。どこかで聞いたことあるような……」

ゆめ「ふふ、可愛いな……」カシャ、カシャ

はる「夢、あいの写真撮るの好きだね」

まいあ「お母さん?」

ゆめ「私が?」

まいあ「ぽい!」

ゆめ「ぽいって……じゃあ、まいあもお母さんね」

まいあ「にひひ!」

ゆめ「ふふふ」

はる「ふふ」

まいあ「はるさんは、あたしたちのお母さん!」

はる「ありがとう」

ゆめ「はるさん」ぎゅう

はる「もう!あまえんぼさんだなー」なでなで

まいあ「さやえんどうサンダー!?」

ゆめ「何よそれ」ジトー

はる「それは、さやえんどう伯爵の必殺技だね!!!」

ゆめ「はいはい」

あい「かるみあ、楽しい?」

かるみあ「楽しい?」

あい「おりがみ、楽しくない?」

かるみあ「楽しい……」

あい「?」

かるみあ「嫌な気持ちではないです。とても温かくて、元気な気持ち。これが、楽しい?」

あい「うん!それが楽しい!!!」ニヒヒ

かるみあ「楽しい!」ニヒヒ

ろり婆「良かった、仲良しになって」

ゆめ「のんたん」

ろり婆「ん?」

ゆめ「はるさんに、料理させて大丈夫?」ヒソ

ろり婆「たまにさせないと、怒るの」ヒソ

チュドーン!!!

はる「なんでぇ!?」

ゆめ「けほっこほっ」

まいあ「はるさんまたー?ごほっごほっ」

はる「???」

ろり婆「みらい、一緒にやりなおそ?」

はる「のぞみー……」ウルウル

かるみあ「できました」

あい「すごー!!!」

かるみあ「はい、どうぞ」

あい「くれるの!?ありがとう!!!」

まいあ「みせてー」

あい「まいあ見て!ちょうちょ!!!」

まいあ「なんというクオリティ!!!」

ゆめ「ふふ」カシャカシャ

チュドーン!!!

ろり婆「えーーー」

はる「あれーーー」

あい「こげくさー!!!」

かるみあ「はるさんの料理は爆発料理」

はる「がーん!!!」ガクッ

ろり婆「諦めるな!!!何度でもやり直せばいいじゃないか!!!俺がずっとそばにいるよ!!!」オテテ、スッ!

はる「まさし!!!そうだよね!!!私にはあなたがいる!!!」アクシュ!

熱く抱き合いー!!!

ゆめ「一応撮っとこ」カシャ

ーお星さま、きらきら!素敵な夜

ゆめ「そして、パイナップル太郎は、鬼に容赦なく、お尻ペンペンしました」

あい「……」スヤ

かるみあ「ゆめ、続きは?」

ゆめ「あれ?まだ起きてたの?」

かるみあ「寝ましょうか?」

ゆめ「え?うん、子供ははやく寝た方がいいと思うよ」

かるみあ「スリープモードに入ります」スヤ

ゆめ「寝た……の?」なで

かるみあ「……」スヤ

ゆめ「ふふ」カシャ、カシャカシャ

ー下の診療所

ろり婆「もっしろー」

しろ「どうしたの?」

はる「三人でお話しよー」

しろ「別にいいけど、かるみあは寝た?」

ろり婆「うん。あいともすっかり仲良しだよ!」

しろ「そう、良かった」

はる「さき!うち今日、やっと料理できたよ!」

しろ「ついに!?」

はる「のぞみとゆめのおこげー」

しろ「おこげ?どうせ、おかげでしょ」

ろり婆「正解はえち」

しろ「切るよ。おやすみ」

はる「あーーーさきちゃーーーん!」

ろり婆「あーあ、みらいがふざけるから」

はる「のぞみが止めの一撃かましたんじゃない!!!」

ろり婆「原因はみらいでしょー!!!」

はる「はるさんぷんぷんですよ!!!」

ろり婆「魔王は世界滅ぼすレベルのぷんぷんですよ!!!」

~~♪~~♪ピッ

はる「なんですかー?」

しろ「つまんないことで、子供みたいな喧嘩はしないように。おやすみ」

ろり婆「……」

はる「……」

ろり婆「ここで一緒に寝よっか?」

はる「そだね」

そして、どのタイミングでコメントがきても気にしない、大きな心、器がロリババアにはある。
それに、コメントがあれば、影でニヤニヤしてるんだよ。
大きなありがとうを、小さなおててで、大好きなあなたに……

みんなの心にロリババアはいる。
おーるふぉーわん、なのじゃ!

ーそして、運命の日はやってきた。

かるみあ「私、もうすぐ爆発します」

突然の一言だった。

あい「えーーー!!!」

ろり婆「ロボジョーク?」

かるみあ「ジョークではありません。ごめんなさい。急いでこの場を離れます」

ゆめ「ちょっと、どういうこと?」

かるみあ「ダミーが破壊されました。それはつまり、私を狙う人が現れたということ。よって、私の力が悪用される前に、自爆プログラムが起動しました」

まいあ「意味わかんない!それ止めれないの!?」

かるみあ「不可能です。残り、五分、五十五秒です。急ぎます」タタタ

ろり婆「みらい、かるみあ!とにかく外へ出て!」

ー外

はる「だめ!さきにも止め方わからないって!」

かるみあ「残り、四分、十二秒です。街を走って離れます」

ろり婆の髪が紫に染まり、瞳は紅く、宝石のように輝いている!!!

ろり婆「しっかり掴まって!かるみあ!みらい!」

ろり婆は、空高く跳んだ!!!

ゆめ「うそ……!」

まいあ「あれが、魔王の力……?」

ー辛種草原

かるみあ「残り、一分、四十四秒です」

はる「確かに、勇者の力に近い力を感じる。けど!」

ろり婆「充分!やってみるしかない!!!」

かるみあ「お母さん?」

かるみあの脳裏に、ふと、しろさんの笑顔が浮かんだ。

ろり婆「大丈夫!泣かないで。うちが、必ず助けるから!!!」

ろり婆は、かるみあの体から、何かを具現化しようとしている!!!

かるみあ「私、泣いているの?これは?」

はる「それは涙。悲しいときに流れるもの」

かるみあ「涙……はるさんも泣いています」

はる「……」なでなで

ろり婆「いけ……そう!!!」

かるみあ「カウント十に入ります。全機能、停止します」ガクン

はる「のぞみー!!!」

ろり婆「うう……!!!うぐあああああああ!!!」

かるみあの体から、エッグタルトを具現すると同時に、かるみあは爆発した。

ー夜、はるの家、診療所

しろ「かるみあーーー!!!」ガチャ!

はる「さき!?」

勇者「っ…………」

ろり婆「お前さんが、一生懸命走ってくれたのじゃな」なでなで

しろ「かるみあは!?ねぇ!!!」

かるみあ「お母さん、ここです」ヒョコ

しろ「かるみあ!!!」ぎゅう!!!

かるみあ「痛いです」

しろ「ぶ、ぶじ……よ……うわあああああん!!!」

はる「結局爆発はしたんだけどね、直せる範囲で良かったよ」

かるみあ「データにも、損傷はありませんでした」

ろり婆「ほんと、すごい奇跡だよ。愛だね、愛」

しろ「ふた……ありが……うわあああああん!!!」

はる「よーしよーし」なでなで

ろり婆「で、勇者」

勇者「み……水……」

ろり婆「ん」ちゅ

勇者「水をよこせやあああああ!!!げほっ!ごほっ!」

ろり婆「にひひ!すまんすまん」

ゆめ「どうしたの?て、勇さん、と、誰?」

勇者「ゆめ……水」

ゆめ「わかりました」トトト

あい「かるみあ直ったの!?」トテトテトテ

まいあ「良かったー……ん?誰?」タタタ

しろ「わしは……グス……しろさんじゃ」

あい「かるみあのお母さんだ!!!」

まいあ「えーーー!?」

はる「とりあえず、上に行こうか。立てる?」

しろ「うん……」グス

かるみあ「お母さん……」ぎゅう

勇者「あー生き返ったーーー」

しろ「勇者、ありがとうね」ほっぺにちぅ

勇者「ひほはん!?」

ろり婆「勇者、こちらへ」ニコ

勇者「行きません」ニコ

ろり婆「ゆめ」

ゆめ「前にお風呂覗いたこと、皆に言いますよ?」

勇者「言ったよ?今言ったよ」

まいあ「勇者のイメージが……」

勇者「まいあ!違うんだ!ラッキースケ」

ろり婆「勇者!!!」

勇者「はい!!!」

ろり婆「今度……デートして」

勇者「え?」

ろり婆「にひひ!久しぶりにー!!!」ダキツキ

勇者「もちろん、いいけど」テレ

かるみあ「ひゅーひゅー」

あい「勇者プレイボーイ!!!」

ゆめ「はるさん!またあいに!!!」

はる「な、なんのことやら」

ゆめ「もう!」

しろ「ふふ、賑やかになったな」

かるみあ「ふふ」

しろ「かるみあ!?」

ろり婆「かるみあ、よく笑うようになったよ」

ゆめ「あうー写真……」

しろ「嬉しいなー」フフ

まいあ「ねーしろさん!」

しろ「ん?」

まいあ「ロリババアだから白髪なの?」

しろ「え?」

はる「そう、ババあいた!」

しろ「生まれつきです!!!」

勇者「なー、腹減った」

ろり婆「よし!任せんしゃい!」

あい「任せんしゃい!」

かるみあ「任せんしゃい」

はる「任せんしゃい!!!」

勇者「はるさんはマジでやめて」

はる「まか……マカロン……茹でるくらいなら……」グス

勇者「茹でるな、食わせろ」

あい「はい、どーぞ!!!」

勇者「即席ラーメンかよ!!!」

あい「この卵、あいがしたの!」

勇者「かあいいー、上手にできたねー」なでなで

ろり婆「いやー、はるん家なんもなかったわ!はっはっはっ!」

しろ「わしは構わん」ズズ…

まいあ「デザートもあるからね!まいあ特製!いちごショートカスタードケーキ!!!」

勇者「いちごショートカスタードケーキ?」

あい「まいあ特製いちごショートカスタードケーキはね!ケーキの生クリームをカスタードにしたケーキなの!!!うまちぃなの!!!」ピョンピョン

しろ「かっわいいー……」

あい「それでね!それでね!」

勇者「おいこらぁ!!!」

あい「ふぇ!?」ビクッ

勇者「ごめん、驚かしたな。はるさあああああん!!!」

はる「何?今からバスタイムなの」ヒョコ

勇者「ラーメンかと思ったら……パスタじゃねーーーかーーー!!!」

はる「えへへ」パサッ

勇者「あ……」

はる「見る?」

勇者「見ちゃったよ!!!下から上まで!!!」

ゆめ「ほんと、最低」

ろり婆「ねー」

はる「あい、はやくおいでー」

かるみあ「あい?まだですか?」ヒョコ

しろ「勇者、今チラ見したな」

勇者「いえ」

まいあ「勇者ってロリコンなんだ」

勇者「うん!!!大好き!!!」

ゆめ「うわー……」

しろ「また壊れたな」

ーお風呂

かるみあ「ふいー」

あい「ふいー」

はる「ういー、いい湯」

あい「はるさんクソババア!」

はる「こら!勇者の真似して、汚ない言葉使わないの!!!」

かるみあ「四日前の午後三時、二十六分、三秒に、はるさんがろり婆と喧嘩している時に、口にしました」

はる「それは消えてほしかった……」ガク

あい「クソバ」

はる「はるさんが悪かったから、やめてー!!!」

ー夜中、下の診療所

ろり婆「真夜中の、ちょっとえっちな」

はる「楽しいロリババア会議、第一夜」

しろ「じゃ」

勇者「ナース服着る必要は?」

ろり婆「この会議には、通常ロリババアしか参加できません」

はる「しかし、あなたは特別参加を認めてあげます」

しろ「ただし、ロリババアになりきることが条件じゃ」

勇者「しろさん、今日はのりのあいたっ!」

しろ「違反すると、デコピンと」

はる「がおっしゃ!」ペチン!

ろり婆「ぺろ」

しろ「シッペとペロペロの刑です」

勇者「なんでじゃ!ペロペロはいらんわ!」

はる「んー何か、足りない……あ!」

ろり婆「こばやしせ」

【はるさんのつくったぱーちぃぐっず!ろりぺろきゃんでー!!!】

勇者「あうとじゃな」

はる「うん。この商品名で、商品化失敗した」

勇者「あほじゃろ。て、前に食わされたキャンディーではないか!」

ろり婆「何だかんだで楽しそうだよね」ヒソ

しろ「ロリババアと時の流れは恐ろしい」ヒソ

勇者「絶対に嫌じゃ!」

はる「正直二十後半の男性の、のじゃロリ口調はきもい」

勇者「お前らがやれっつったんあいた!いて!やめろ!!!」

はる「はい、あーん」

勇者「ふん」プイ

はる「やれやれ、こうなったら、お口であーんしてやろう。んーーー」

勇者「え?」

ろり婆「いや、うちがベロの上にのせて」ペロ

しろ「わしは……し、しし、下のあ」

勇者「しろさん、もう無理しなった!って!やめ、うぜ」

はる「隙あり!!!」

ろり婆「うちが口で口を塞ぐ!!!」

しろ「うわ……ひどい」

勇者「あ……あ……」ススス

しろ「おぉ、中々に可愛いではないか。おいでおいでー」

勇者「いかんわ!」

ろり婆「ショタジジイ?」

ーお着替えもするのじゃ!

ろり婆「うん!似合ってるよ!CCさくらのコスプレ!」

勇者「ほえ~!て、いつの間にウィッグ買いやがったのじゃ」

はる「くひひひひ…!!!」クスクス

しろ「か、可愛い……!!!ふふふ……!!!」クスクス

勇者「なんて辱しめじゃ!!!」

ろり婆「勇者らぶちぃ~!」ぎゅう

勇者「とっととはじめ、しろさん!写真撮影は禁止じゃ!」

しろ「一枚だけ!」オネガイ

勇者「こう?」テレ

しろ「あら、可愛いポーズ!はい、笑ってー」

勇者「えへへ!」ニコ

しろ「ありがとう。次、わしらも撮って!」

勇者「はーい。三人集まって」

三人「きゃっきゃきゃっきゃ」

勇者「いいよ、可愛いね。天使が三人も降臨しちゃったぞ」

ろり婆「やだもー、カメラマンさんったらん!」

勇者「じゃあ、いくよー!ロリ?」

三人「ババア!!!にひひ!」ニコ

勇者「いいね!いい笑顔、天使の微笑みまで頂いちゃいました!」

はる「もう!カメラマンさんったら、本当お上手なんだからん!嬉しいからサービスしちゃう!」クネ

勇者「いいよ!みんなとてもセクシーだ!!!女神になっちゃったかな?あははは!」

しろ「うふふ!じゃあ次は、水着になっちゃおうかなー?」

ろり婆「やん!マーメイド!?」

はる「しろたんったら、だ・い・た・ん!」

勇者「萌えーーー!!!て、いい加減にしろやクソババアどもーーー!!!」

ろり婆「お疲れ様でーす!」

勇者「撮影終了の挨拶はいらん!黙ってクビになれ」

ゆめ「もう!さっきからうるさい!!!何時だと思ってるの!?」プンプン

はる「す、すいません……」ペコリ

しろ「夜分遅く、御迷惑をおかけしました」ペコリ

ろり婆「おやつ抜きは勘弁してください」ペコリ

ゆめ「だれ、この可愛い子」ジトー

勇者「……」フイ

ろり婆「勇者のゆうちゃん!かわいいでちょ?」

ゆめ「ぶふ!」クスクス

勇者「くそ……」ズーン

ろり婆「さて、そろそろこの危険なエッグタルトの使い道を、真剣に話し合おう」

はる「やっぱり、持ち上げたんなら、降ろすのに使おう」

しろ「しかし、この資料よりも遥かに危険な力じゃぞ」

はる「その辺は、うちが頑張って調節するよ」

しろ「なら、装置はわしが頑張って、何とかしよう」

ろり婆「うちは何しよ」

しろ「いつも通りでいいよ」

はる「うちらより、頑張ってるからね」

ろり婆「そんなことないよ!それに……!」

勇者「俺と一緒に、必要な時に手伝おう」

ろり婆「でも……本当にそれでいいの?」

はる「うちらは、それぞれの仕事を頑張ればいい!!!」ガオー

しろ「みんなで協力しながらね」ウィンク

勇者「俺、全力を尽くすよ!」

ろり婆「うちもじゃ!!!」

はる「よーし!じゃあ、明日からさっそく、研究だー!」

しろ「うむ。共に力を合わせ、頑張ろう!!!」

ろり婆「ロリババア?」

三人は手を重ねる。そして。

三人「ふぁいっおーーー!!!」

元気よく!同時に手をあげた!!!

勇者「俺も、人間と魔族が仲良くなれるよう、もっとがんばろう」ボソ

しろ「勇者」

勇者「ん?」

はる「我らロリババア、勇者と志は同じということを、忘れるな!」

勇者「一生忘れねーよ」

ろり婆「では、ロリババアと!」

勇者「勇者の誓いを!」

ろり婆「夢と希望の虹の先に!!!」

しろ「笑顔咲く!!!」

はる「未来はある!!!」

勇者「勇気を胸に、駆け抜けろ!!!」

ろり婆「愛くるしくて!ちゅっちゅしたくなる!!!」スチャ!

はる「ロリババア団!!!」ザザッ!

しろ「よ」シャキーン!

勇者「台無し」カシャ


数年後、無事、大地を降ろすことに成功した、ロリババア団なのでした。
めでたしめでたし?

しろじおん時系列。

花の王街に訪ねてくるまいあ

お菓子の街
はるさん、ゆめ達との出逢い、あいの病気完治

再び花の王都
ゆめ達とろり婆達の出逢い
↓数ヵ月後
はる、しろのいる幸せの街へ
↓数日後
かるみあやっほい

数ヵ月、しろとかるみあの幸せな毎日
↓そんなある日
ろり婆が、新しい街建設の視察?様子見にくる。
↓翌日
かるみあはろり婆と、花の王都へ出発
↓翌日
花の王都到着。あいと、かるみあはお友達に
↓翌日
勇者が王都(故郷)から帰還(お仕事、ていうかロリババアのお使い)
かるみあと出会う
この話は後で書きます。え?勇者忘れてたわけじゃないよ?ほんとだよぅ…

その間、しろはデュオと装置発見

勇者緊急召喚、しろさん家へ出発

到着後、装置破壊へ。え?これ罠!?

かるみあ「爆発する」
ろり婆、勇者の力を喰らう魔法を応用するも、かるみあ爆発
(理由)かるみあ爆発→力に衝撃、誘爆→大爆発の予定だったから、結局かるみあは爆発した。

勇者、しろさん抱き抱えてダッシュ!!!

夜。全員集合。かるみあは助かった!
一回直したことあるから、二度目の修復はめちゃはやかった、はるさん天才

真夜中の、ちょっとえっちなロリババア会議。第一夜、開催。

こんな感じ?

第十章 さよならの前に、ありがとう!

がおっしゅしゅっおが!!!

ー心の王都 プレセア (勇者の故郷、旅立ちの王都)

勇者「もっしろー」

ろり婆「ろっりばー」

勇者「うぜえ」

ろり婆「で、どうじゃった?」

勇者「新しい王様、いい人だったよ。全面的に協力してくれるって」

ろり婆「それは良かった」

勇者「明日には、帰るから」

ろり婆「そう。楽しみにね!」

勇者「なにを?て、おい……切りやがった」

ー翌昼 自宅

勇者「あーYダッシュは、やっぱしんどいな……」ゴロゴロ

ろり婆「うおっ!はや!!!まだお昼じゃぞ!」ビクッ

勇者「おかえりー!ろり婆ー!!!ちゅー!!!」タタタ!

かるみあ「こんにちは」ヒョコ

勇者「う、うおおお!?」

ろり婆「うわーはずかちぃー」

勇者「迷子?」

ろり婆「なんでやねん」ペチ

かるみあ「はじめまして。かるみあ・らてぃふぉりあです」

勇者「かりふらわーらりるれろ?え?ごめん、もっかい!」

かるみあ「かるみあ・らてぃふぉりあです」

勇者「か、かるみらる……かる……」

かるみあ「馬鹿なんですか?」

ろり婆「はっはっはっはっ!馬鹿だってー!!!あいた!」

勇者「こほん。俺は賢い勇者だ。よろしく」なでなで

かるみあ「か・る・み・あ・です」

勇者「おっけー、かるみあな」

ろり婆「手えだすなよ」ジトー

勇者「だすか!!!で、ご関係は?」

ろり婆「しろの娘じゃ!!!」

勇者「しろさんの!?え……ええ!?」

ろり婆「お前さんとの子じゃ」

勇者「え……ハゲの家に泊まった時……俺、下に降りたよな……あれ?」

ろり婆「ハゲの家に泊まった時?」

勇者「いや、何でもない」

ろり婆「かるみあ、少し待っててね?」ニコ

勇者「やめろ!トイレ掃除だけは嫌だ!!!」

ろり婆「心も過去も、ぜーんぶ、綺麗にしよーねー」ズズズ

勇者「やめろ!やめてくれ!!!嫌だー!!!」

ろり婆「子供か」

ー昼食後

勇者「あー!やっぱお前の料理が、いっちばん、うまちぃだわー!」

ろり婆「ふにゅう」テレテレ

かるみあ「デザートを所望します」

ろり婆「デザートね……ないや」

かるみあ「エラーが発生しました」

勇者「デザートで!?」

ろり婆「勇者、買ってきて」ウルウル

勇者「はぁ……ったく、しょうがねーな」スクッ

ーお菓子屋 アリス

勇者「お」

あい「あ!勇者ー!!!」トテトテ、ダキツキー

勇者「ぐはぁ!!!」

あい「大丈夫!?」

勇者「今日も可愛いね」なでなで

まいあ「おーい、あたしもいるよ?」

勇者「よ!まいあ!」

まいあ「がおっしゅ!勇者はおつかい?」

勇者「なぜわかった」

まいあ「ん?かるみあが遊びに来てるでしょ?」

勇者「なるほど、昨日一緒にいたんだな」

あい「かるみあは、あいの親友なの!!!」ニコー

勇者「そうなんだー」ニヤニヤ

まいあ「そうそう、かるみあはアイスが好きだよ!」

勇者「アイスか。さんきゅ」

あい「お礼は体でいいよ!!!」ドヤァ

勇者「あいを、あんまりロリババアに近づけないように」

まいあ「うーい」

勇者「あ、お土産後で持っていくから」

ーただいま!

勇者「どうだ?塩ソフトクリーム」

かるみあ「しょっぱいけど甘い。その丁度いいバランスが美味しいです」ペロペロ

勇者「よかった」

かるみあ「一口どうぞ」

勇者「え?」

かるみあ「思い遣りです」

勇者「ありがとう。あむ。うん、うまいな!」

ろり婆「警察よんでいい?」

勇者「お前を恋泥棒として、逮捕してもらおうか」

ろり婆「やん!勇者お上手!!!」ぎゅう!

勇者(ちょろいな)

ー晩御飯の準備!

勇者「今日の晩飯なに?」

ろり婆「シちゅー」ちゅ

勇者「!」

かるみあ「シチュー、ちゅー、駄洒落?学習しました」

勇者「そんなの覚えなくていい!」

かるみあ「シちゅー」ちゅー

勇者「やめて!しろさんにお仕置きされる!」

ー二人はお風呂だよ

~~♪~~♪ピッ

勇者「もっしろー」

しろ「もっくちゅん!」

勇者「大丈夫?」

しろ「すまんすまん」

勇者「風邪?」

しろ「んにゃ」

勇者「健康には気をつけて下さい」

しろ「うむ。ありがとう」

勇者「それで、どうしたの?」

しろ「家に帰ってきたのか?」

勇者「今日帰ってきたよ」

しろ「そうか、お疲れ様」

勇者「いえいえ。で、帰ってきたらかるみあがいたんだけど」

しろ「おー。どうじゃ?めんこいか?」

勇者「うん、可愛い。それに、しろさんに何か似てるなーって思った」

しろ「私、かわいい?」

勇者「急に素に戻るのやめて」

しろ「可愛いくないのか……」

勇者「しろさんは!世界で!一番!可愛いです!!!」

ろり婆「へー」

勇者「あ」

やめて!!!ご、ごめんなさい!!!それは入らないって!!!あーーーーー!!!

しろ「ありゃりゃ……」

ろり婆「おやすみ!さきちゃん!」

しろ「お、おやすみなさい」

勇者「いい加減にしろクソババア!!!」

ろり婆「やぁ!かるみあがお風呂で待ってるのにぃ!!!らめぇーーー!!!」

かるみあ「新しい石鹸まだですか?」ジトー

勇者「うお!?ちょ!タオル巻きなさい!!!」

しろ「やれやれ、相変わらずじゃな」

ツーツー……

ー翌日 はるの家

勇者「いやー悪い。結局昨日、お土産渡すの忘れてた」

はる「はるさん、ぷんぷんですか!?」

勇者「だろうね。はい、はるさんにはこれ」

はる「夜のお料理が上手になる本。本!?お土産本なの!?」

勇者「あと、これ」

はる「リンゴカステラ!!!」キラキラ

勇者「みんなで食べて」

ゆめ「ありがとうございます」

勇者「ゆめはこれ」

ゆめ「可愛いクシ……きも」

勇者「なんでだよ!泣くぞ!!!」

あい「あいは!あいは!」

勇者「はい」

あい「ありがとうございます!これなに!?」

勇者「心の万華鏡。その時の気持ちによって、見えるものが違うらしいぞ。光に向けて覗いて、くるくるしてみ」

あい「ぴんくきらきらー!!!」クルクル

勇者「で、起こすべきか否か」

まいあ「いちごー……」スヤ

勇者「が好きなんだろ?ほら、いちご柄のパンツだ……なんでだよ!!!」ペシッ!

ろり婆「にひひ!」クスクス

勇者「やはりお前か」

ゆめ「最低」ジトー

勇者「ゆめ、お兄さんはね。まともな人だよ。全部ロリババアが悪いんだ」

ろり婆「はい」

勇者「貸せ!ったく!まいあ、ちょっと起きろ」ユサユサ

まいあ「んにゃほい……?」ネムネム

勇者「ちょうどいい。これでヨダレ拭け」

まいあ「おぉ!いちご柄のミニタオル!」

勇者「うんうん」

まいあ「勇者ありがとう!!!」ニコッ

かるみあ「私は?」

勇者「まさか、家族が増えてるとは思わなかったから、これで許してくれ。自分用に買ったものだけど」

かるみあ「はむちぃのキーホルダー」

ろり婆「何その隠れた趣味!?」

勇者「ほっとけ!!!」

はるさんの!がおっしゅ3分くっきんぐー!!!

はる「テレビをご覧の皆様、がおっしゅ!!!マジで三分しかないので、さっそくですが、まず、材料を切っていきます」

勇者「俺が」

はる「次に、切った材料を、よーく混ぜ合わせます」

しろ「わしが」

はる「よーく混ざったら、鉄板に油をしいて」

勇者「俺が、芸術的に丸く落とす」

はる「片面、しっかり焼けるのを待ちましょう。と、その間に」

ろり婆「うちが、美味しそうにエッグタルトを食べます。いただきます。あむ、もむもむ。うん。すごく濃厚で、優しい甘さが女性にはたまりませんね。なめらかな舌触りと、とろけるような食感。鼻を駆け抜ける、カスタードの香り。合格です。がおっしゅうまちぃです」

はる「片面焼けたら?」

しろ「わしがひっくり返す」

はる「そして」

ろり婆「うちが美味しそうにプリンを食べます。いただきます。あむ、ぶふっ!こほっ!けほっ!うん。これは間違いなく、また、あいが醤油をかけましたね。絶対に諦めない前向きな努力と、そのチャレンジ精神だけは、誉めてあげましょう」

はる「で、上手に焼けたら」

勇者「俺が皿に移して」

しろ「ソースとマヨネーズ、さらに、鰹節の粉と青のりをかけて、最後に刻み紅生姜をパラリ。はい、出来上がり。完成じゃ」

はる「それでは」

ろり婆「うちが、さっそく食べてみましょう。いただきます。ふーふー、あむ、もむもむ」

はる「いかがでしょうか?」

ろり婆「ふつーのお好み焼きですね」

はる「なるほど。では!今週はここまで!」

ろり婆「来週は、ビーフストロガノフデスイレイザーをご紹介致します」

はる「お楽しみに!まった来週ー!!!ばいばーい!!!」


終!!!

切った材料と、卵に粉ね、あと水か。

ーデパート まねきはむ

これは、ろり婆が、幸せの街に出掛けた日の話です。

あい「ひろ!きれ!おっきぃ!!!」

勇者「これが、新しくできたデパートか」

ゆめ「パンフレットによりますと、自然を大切にした、まるで、お花畑のようなデパートらしいです」

勇者「確かに、綺麗な花がいっぱいだな」

あい「あれなに!?」

勇者「動く階段、エスカレーター」

ゆめ「すごい……」

あい「いこ!!!」キラキラ

勇者「まずは一階まわってな」

ー可愛い雑貨屋 ふぇれっと

あい「これ可愛い!」

ゆめ「ふふ、可愛いお皿だね」

あい「何か買って頂けないでしょうか!」

ゆめ「それどこで覚えたの?もぅ、おねだりじょうずね」なでなで

あい「んふふ、これがいい!」

ゆめ「コップかー……んー」

あい「お願い!」

ゆめ「どーしよっかなー、ふふ」

あい「勇者!!!あれ?」

ゆめ「ん?」

あい「勇者いないよ?」

ゆめ「お店の外で、待ってると思うよ」

あい「勇者ー!コップ買ってー!!!」トテトテ

ゆめ「いない?」

ー屋上

勇者「うい、もしもしもしろもし?」

ゆめ「ふざけないでください。どこにいるんですか?」

勇者「ん?屋上」

ゆめ「なんで勝手に一人で行くんですか!」

勇者「いやー、俺の悪い癖、かな?ははは」

ゆめ「一番年上なんですから、しっかりしてください」

勇者「うっ……」

ウルトライダーZO・X(ゼットオークロス)だーーー!!!きゃー!!!わー!!!

勇者「あぁ!電池が!」ピッ

ー雑貨屋

ゆめ「嘘つかな……!もう!」

あい「勇者は?」

ゆめ「今から説教に行きます」

ー屋上

ゆめ「へー。こういうのが好きなんだ」

勇者「かっこいいだろ!」

ゆめ「案外、子供なんですね」

勇者「いやいや、これはね。勇者として、子供達と仲良くなる為の勉強さ!うおー!そこだ!いけー!!!」

ゆめ「勇者を言い訳に使わないでください」

勇者「あいは?」

ゆめ「今、メリーゴーランド二週目に突入しました」

勇者「写真は?」

ゆめ「撮りたかったですよ!こんなのあるって聞いてないですもん!」

勇者「ははは!それは悪かった。俺も知らなかったから」

ゆめ「はぁ……」ガックシ

勇者「ゆめ」ダキヨセ

ゆめ「きも!どさくさに紛れて何を!」

勇者「子供がお前の後ろにいる」

ゆめ「あ……」

勇者「こんにちは!俺は勇者だ!だっこしてやろうか!」

ぼっちゃん「ほんと!?」

勇者「よいしょ。一緒に応援するぞ!」

ぼっちゃん「うん!頑張れー!!!」

ママス「あらま!ぼっちゃん!」

ぼっちゃん「お母様!ここだよー!」

勇者「こんにちは」

ママス「誘拐よーーー!!!」

勇者「な!?違う!!!」

捕まえろ!!!抵抗するな!!!こら!!!おとなしくしろ!!!

勇者「話を聞け!!!たすけ、ゆめ!!!」

ゆめ「もー、しょうがないなー」

ーミニくるくるカップティーヌ

あい「おもしろー!!!」クルクル

勇者「はっはっはっはっ!」クルクル

ゆめ「う……」クルクル

ーミニコースター

あい「これは子供が乗るものだから」イヤイヤ

勇者「ん?さては、恥ずかしいんだなー、お前」なでなで

あい「違いますー」

勇者「なら一緒に」

係員「無理です」

ープリクラ ケツプリアス王妃

あい「なにこれ?」

勇者「ファミリアランドパークとか、キナコチッスにある、想い出写真撮影機、プリクラだ!」

あい「写真撮るの!?」

勇者「おう、記念写真だ。ゆめ、これで我慢してくれ」

ゆめ「勇さんがいなければ」

勇者「わかった。外で待ってるよ」

ゆめ「冗談です」フクツカミ

あい「はやくはやく!!!」

勇者「お金いれて、フレームとか選らんで」

あい「これがいい!」

勇者「はい!次はあのカメラ見て!すまいる!」

あい「ぴーす!」

ゆめ「ちょっと!触らないでって」

勇者「あーあ、ゆめちゃん怒り顔」

あい「にひひ!」クスクス

ゆめ「ぷぅ」

勇者「ほら!まだチャンスはあるぞ!」

ーそしてそして

勇者「あい、可愛いく落書きしてくれ」

あい「すごー!!!」キラキラ、カキカキ

勇者「これを、しろさんが発明したって聞いたときが、俺は、一番びっくりだったよ」

ゆめ「誰ですか?」

勇者「純白の天使?」

ゆめ「ふーん」

ーフードコート アツギ

あい「勇者、浮気楽しい?」

勇者「ぶっ!ん、んん、ごほっ!げほっ!」

ゆめ「はるさんでしょ」ジトー

あい「昨日ね、勇者が浮気しないように見てて!って」

勇者「してません!!!」

あい「でも、パパとママみたい!!!」ニヒヒ

ゆめ「あい……」

勇者「パパか……」

ゆめ「あい、こんなパパいりませんよ」

勇者「ゆめ、子供つくろうか」

ゆめ「ちょっと!やめてくださいよ!こんなところで変な冗談言うの!」

あい「子供ってどうやっ」

勇者「まず、パンを二枚に切ります。それから、具を挟んでー」

あい「それサンドイッチ!!!」

勇者「はっはっはっはっ!」

あい「もう!」

勇者「パパって、呼んでくれて嬉しかったから、スペシャルカスタードデリシャスビッグオニウマクレープを買ってやろう!」

あい「やったー!!!勇者浮気上手!!!」

勇者「それは違う!!!ほんとやめて!!!」

ゆめ「ふふふ」クスクス

ー子供服 ヨウジョノオミアシ

勇者「これ似合うな、可愛いぞ」

ゆめ「やー!こっちも可愛いー!」

勇者「これは?」

二人「可愛いー!!!」

あい「ながーーーい!!!」

ー靴屋 オドルパンスト

ゆめ「本当にいいんですか?」

勇者「いいよ」

ゆめ「浮気ですよ?」

勇者「これはボーナスだ」

あい「ボーナス?」

勇者「お仕事頑張った人に、たまーに、お金となすびをあげるんだよ」

あい「なすびいらない!!!」

勇者「にひひ!なすびは嘘だ」

ゆめ「勇さん、これ」

勇者「お、似合ってるよ」

ゆめ「ほんと?」

勇者「それにするか」

ゆめ「うん……」コクッ

ー本屋

あい「勇者!これ買って頂けないでしょうか?」

勇者「おねだり上手だなー、いいよ」なでなで

ゆめ「こら、それはあたしが買ってあげるから貸しなさい」

勇者「二人とも」

ゆめ「勇さんは、お人好しすぎます!これは、自分達で買います」

勇者「そうか。俺、お人好しかー……」

ゆめ「ごめんなさい。気にさわりましたか?」

勇者「いや。昔は喧嘩上等、ろり婆の話は無視、置いていくのもしょっちゅうだったのになーて」

ゆめ「性格悪かったんですね。可哀想に」

勇者「う……」

ー映画館 ボッタクリシネマ

ゆめ「うわ……すごい人混み」

あい「人がゴミみたい!」

勇者「やめなさい」

ゆめ「本当に観れるんですか?」

勇者「この!特別試写会チケットがあるからね!」

ゆめ「はるさんが、王様に頼んでお願いしてくれたんですよね?」

勇者「前に、王様に土下座させたとこ、見たことあるよ」

ゆめ「え……」

勇者「すいま、押すな!!!すいません、これ!!!」

はる「うち、ちゃんと!お願いしたんだからね!!!」

ゆめ「?」キョロキョロ

勇者「いくぞー」

ー上映後

あい「おもしろかったー!!!」

勇者「王様に、映画館の話を持ちかけてみるかな」ノビー

あい「勇者!!!スタンプあるよ!!!」

勇者「ひっぱるな!ととと!」

ー帰り道

ゆめ「囲まれましたよ」

勇者「ごめん。裏切者だって、今も俺を恨んでる人達がいるんだ」

モヒカン「うひひひ!」

勇者「あー殴りたい!!!ボッコボコにしたい!!!」

ゆめ「あいがいるんですよ」

あい「ゆうしゃあ……」ギュッ

勇者「わっーてるよ。しっかり掴まれ!!!」

勇者は二人を抱き抱え、屋根に跳んだ!!!

勇者「あい!このまま夜空の散歩だ!!!」

あい「ええ!?」

勇者「やっほーーー!!!」


後日。男が女性と子供を誘拐して、屋根を駆けていったと、小さな騒ぎになりました。

はる「まーたうちの仕事増えたよ」

勇者「ごめんなさい」

ーはるの家

ろり婆「世界は平和」ズズ

しろ「いいこといいこと」ズズ

はる「ぐぼふ!げほっ!ごほっ!」

しろ「もー」

はる「そうめんがうちの中を……いやん」ポッ

ろり婆「ひっひっひっひっ!鼻からそうめん!!!」

はる「ちくしょー……」ティッシュ、フーン!

しろ「はふー。ごちそうさま」

はる「はや!」

まいあ「婆さん達!できたよ!」

ろり婆「婆さんやめろー!!!」

まいあ「まいあ特製!スイカアイス!スイカボー!!!」テテーン!

しろ「やったー!!!」

ろり婆「うちもはやく食べごほ!げふ!くちゅん!」

はる「くくくく……!!!鼻からダブルそーめん!はっーはっはっ!!!」

勇者「何やってんだよ、ほら」

ろり婆「ちーん!!!」

ゆめ「じゃ、出掛けてくるね」

まいあ「アイス食べて行きなよ。ちょうどできたよ」

あい「やったー!!!」トトトト!

かるみあ「デザートを所望します」トトトト

まいあ「勇者も」ズボ

勇者「ぷはっ!殺す気か!!!気に口に突っ込むな!!!」

ゆめ「うん!さすがまいあ!美味しい!」

まいあ「いやーはっはっはっ!」

ろり婆「かっらー!!!」

まいあ「あ、それハズレだ!」

ろり婆「ハズレって何!?」

まいあ「一個だけ唐辛子入り」

しろ「もし、あいに当たったら、どうするつもりじゃった」

まいあ「え?赤丸ついてるでしょ?」

ろり婆「わー本当だ!て、こらーーー!!!」

勇者「はるさんの悪知恵だな」

はる「えへへ」テレテレ

さて、今日はしろさんの誕生日です。

ー幸せの街 アスタリスク

あい「今日はお泊まりー!!!」

ゆめ「ここが幸せの街」

まいあ「あ!ケーキ屋さんみっけ!」

勇者「行くな」クビツカミ

まいあ「婆さん行ったよ」

勇者「おいこらクソババア!戻ってこい!」

ろり婆「誰がクソババアじゃー!!!」

はる「誰がクソババアじゃー!!!」

勇者「はるさん、うぜえ。うるさい。重い。背中から降りて」

ーしろの家

しろ「大丈夫か?みんな寝られるかの?」

ろり婆「勇者とうちは宿屋に行こうか?にゃんにゃんにゃあー」

勇者「行かん」

はる「ま、何とかなるでしょ」

しろ「ちょっと!それ楽しみにとっといたクッキーバニラ!!!」

はる「まーまー。うーん!うまちぃ!!!」

しろ「うがあああああ!!!」ガオー

はる「うにゃ!しろちゃん!やぁ!」

ゆめ「私達、買い物に行くね」

まいあ「晩御飯の!」

しろ「もう少し、ゆっくり休んで行けばいいのに」

ゆめ「街が見てみたいから」

はる「うち、一緒に行くよ」ヨイショ

まいあ「行こ行こ!!!」

しろ「気をつけてな」

ーかるみあのお部屋

あい「一緒に絵本つくろ!!!」

かるみあ「いいですよ」

あい「交代で絵を描いてくの!」

かるみあ「わかりました」

ーかきかき

あい「あ!」

かるみあ「どうしました?」

あい「お話考えてない!」ガーン

かるみあ「私が、考えて描いてますので、心配しないでください」

あい「ありがとう!かるみあ」

かるみあ「ふふ」

ーかきかきかきかき

あい「できた!」チャチャーン!

かるみあ「タイトルは世界の終結と再生」

あい「どういう意味?」

かるみあ「世界の終わりと始まりです」

あい「そんな内容だったの!?」

かるみあ「全ては、この人参の妖精さんから……」

ーこねこね

あい「できた!人参の妖精さん!!!」テテーン!

かるみあ「あいの好きな、フェアリーハートのデフォルメフィギュア」テテーン

あい「すご!!!それ粘土!?」

かるみあ「いえ、特別な素材です」

あい「目からビームだしてたもんね」

かるみあ「どうぞ」

あい「ありがとう!!!あいの人参の妖精さん、どーぞ!!!」

かるみあ「さっそく、机に飾りましょう」

あい「かるみあの机すごいねー」

かるみあ「日々、研究と発明をしていますから」

あい「ふーん」

かるみあ「はい」

あい「なにこれ?」

かるみあ「ボタンを押してみてください」

あい「えい」ポチ

かるみあ「うわー」ボン!

あい「かるみあの腕がとれたーーー!!!」

かるみあ「冗談です」ガチャリ

ー商店街

ゆめ「はるさん、しろさんは何が好きなの?」

はる「うどん」

ゆめ「うどん!?」

はる「じゃからー……どうする?」

まいあ「苺うど」

ゆめ「却下します」

はる「んー……天ぷらうどんでいいんじゃない?天ぷら揚げ揚げして」

ゆめ「じゃあ、それで」

まいあ「あ!たい焼き!たい焼きあるよ!」ダッ!

はる「ゆめ!行くぞ!」タタタ!

ゆめ「しょ……しょーがないな……」

ーしろの家

まいあ「はい!たい焼き!!!」

しろ「晩御飯の買い出しでは、なかったのか?」

ゆめ「あはは……」

勇者「あいー!かるみあー!たい焼きだぞー!おりてこーい!!!」

ーくっきんぐ!

ゆめ「えーと、うどんのダシは」

ろり婆「うちに任せい!」

ゆめ「野菜は」

まいあ「あたしに任せい!」

ゆめ「ありがとう。じゃあ、私は揚、はるさん!!!やめて!!!」

ーリビング

はる「ゆうしゃあー」ダキツキー

勇者「ひっつくな!」

しろ「……」スヤ

はる「しーろー」ダキツキー

しろ「……」スヤ

はる「うし。さきと言えど、一発じゃったな」

勇者「さぁて、作戦開始だ」

あい「あいあいさ!」

かるみあ「ほいほいさ」

ー夜が?キターーー!!!

かるみあ「お母さん、お母さん」ユサユサ

しろ「ん?」ネムネム

かるみあ「ご飯ですよ」

しろ「はあい……うわ!」

あい「部屋の飾りつけ!あい達がしたんだよ!」ニヒヒ

しろ「二人とも、すごい!すごい!」なでなで

はる「うちと勇者もな!」

しろ「ありがとー!」なでなで

勇者「癒される……」

ゆめ「そして」

まいあ「あたし達が!」

ろり婆「天ぷらうどんを作りました!うさぎの天ぷら入りでーす」

ゆめ「嘘はやめてくださーい」

しろ「みんなありがとー!」

勇者「さ!飯だ飯!みんなお腹空いただろ!」

ろり婆「お前さん、海老天が食いたいだけじゃろ」ジトー

勇者「おう!」

しろ「ふふ、一本あげる」

勇者「いいよ!いいよ!」

はる「いただき祭り!」

あい「わっしょい!わっしょい!」

ゆめ「こら!ふざけないの!はるさん、お母さんでしょ!」

はる「いたじゅるだもむもむ、はふっはふぅー」

しろ「いただきます。ふーふー、ずず……ずるる」

まいあ「どう?どう?」

しろ「がおっしゅうまちぃ!」ニカッ!

ゆめ「!」カシャ

まいあ「どっからだしたの?」

かるみあ「おいしい」ズズ

あい「うまちぃ!」

かるみあ「うまちぃ……ふふ!」

ゆめ「うふふ」カシャカシャ

ろり婆「ゆめ、ちゃんと食べなさい!」

ゆめ「はーい……」

勇者「お前、鼻に天カスついてるぞ」

ろり婆「てへぺ……とどかない!」

ーはっぴぃ!ろりばばあすでい!

かるみあ「お母さん、お誕生日おめでとうございます」

しろ「そのケーキ、かるみあが作ったの!?」

かるみあ「はい」

しろ「いつの間に!?」

かるみあ「ついさっき、パッと、完璧に」

あい「触手がいっぱい出てきたよ!」

しろ「触手!?」

ろり婆「はっーーーぴぃーーー♪」

はる「ろーーりばばあーーー♪」

二人「すどぅいーーー♪」

勇者「うぜえええええ!!!」

真っ暗!

ゆめ「え!?まだ蝋燭に」

かるみあ「作戦通りです。ふ!」

あい「口から火がでた!」

まいあ「あいた!よく前が見えない……」

かるみあ「まいあ、ありがとうございました。こちらです」

あい「鼻が光ってる!」

しろ「ねぇ、いい?」

かるみあ「どうぞ」

しろ「ふーーー」

ろり婆「おめでたいけど見えない!!!」

まいあ「あーそっか、つけないといけないのあいた!」

かるみあ「スイッチはあそこです」

あい「目も光った!!!」

まいあ「くらえ!」ポチ

勇者「では!改めて!」

みんな「しろさん、お誕生日おめでとう!!!」クラッカーパーン!

しろ「ありがとう!にひひ!」

ゆめ「!」カシャ

まいあ「食べよ食べよ!!!」

勇者「勇者!ケーキ切り分け!!!」ズバシャア!

まいあ「すげー!!!どうやったの!?」キラキラ

勇者「愛、かな」フフ

ろり婆「あ!!!」

勇者「どうした!!!」

はる「蝋燭消す前に歌うんじゃった……」ガク

しろ「あほじゃろ」

ー妖精の町 メイプルメルヘン

はるさん一家は、はるさんの誕生日プレゼントで、勇者夫婦にもらった、旅行券を使い、旅行に、き、ま、し、た。

あい「妖精さんいる!?」キョロキョロ

はる「いるんじゃない?精霊はいるみたいだし」

ゆめ「え?精霊っているの?」

はる「勇者なら、確か、力を借りれるはずだよ。勇者の力に共鳴、て感じで。まぁ、実際はまだ、良くわかってないことだらけなんだよね」

まいあ「やっぱ勇者すげー!!!」

あい「ねーねー、今からどこ行くの?」

はる「あいをね、悪ーい魔女に、渡しにいくのさ!ひぇっひぇっひぇっ!」

あい「ひゃあ!!!」ガクブル

ゆめ「嘘よ、嘘」

まいあ「まずは、腹ごしらえ!」キラキラ

ゆめ「目指すはスイーツ食べ放題よ!」キラキラ

あい「ご飯は?」

はる「今日のお昼だけ、と・く・べ・つ!」ウィンク

あい「やったー!!!」キラキラ

ースイーツヘブン カロリーオフィス

の前

ゆめ「あい。このお店は、健康を第一に考えた、スイーツ食べ放題店だから、いっーぱい!食べなさい!」

あい「はーい!!!」

はる「勇者とろり婆のおかげで、無料だしね!」

あい「勇者と婆さん!太っ腹ー!!!」

まいあ「さぁてと、行きますか!」

???「お?あれは……」

ーませーいらっしゃいー

あい「うーまーちぃっ!!!」

まいあ「ここに住みたーい!!!」

ゆめ「うへへ……」

はる「むしゃもむはじゅるわふわふもむ、んくんく!ぷひゃー!!!」

ゆめ「怪獣みたい」

はる「はるさん!怪獣じゃまむ、もむはひゅふふ、もむもむ、むしゃ!もむもむ」

まいあ「はるさん、せめて顔中のクリームは拭いてね」

はる「ぷはっ!おい!店長を呼べ!!!」

ゆめ「え!?」

うえいとれす「まりーかしこー」ペコリ

まいあ「どうしたの……?」ヒソ

はる「ふふふ……」

妖精「お待たせしました。当店、店長です」

はる「がおっしゅ!!!久しぶりじゃな」

妖精「うふん、本当に」

あい「よ、妖精さん……?」

妖精「の、コスプレした女の子じゃよ」

ゆめ「かあいい……」カシャ

はる「こやつも魔族じゃぞ」

まいあ「ふぇ!?」

はる「うちが唯一」

妖精「負けた相手。うふん」

はる「フェアリー・ハート!久方ぶりに勝負じゃ!!!」

あい「えーーー!!!」

妖精「そう。わしは、フェアリーハートの原作者じゃ。はい、どうぞ」

あい「ありがとうございます!うわぁ!!!可愛い!!!」

はる「ファンがいると予測して、あらかじめ、素敵で可愛いサイン色紙と、小さな花束を用意しておくとは、さすがじゃの」

妖精「わしに勝てると思うてか」スッ

はる「まさか……!」

妖精「ほうじゃ。未発売の商品、フェアリーハートエンジェルポーチじゃ」

あい「いいの!?ありがとうございます!やったー!!!」

妖精「いやーすまん、はるじおん。実はな、そなたが来ることは、ロリババア大魔王からのお手紙で、知っておったのじゃよ」

はる「あんにゃろー!!!」

妖精「なに、そなたの為じゃ」

はる「理由はなんであれ、とにかく勝負じゃ!!!」

妖精「うふん。厨房へ参れ」クルッスタスタ

まいあ「なにこれ……あむ、もむもむ」

ゆめ「さぁ?ぱく、もむもむ」

ー妖精さんの厨房

ハゲ「俺もいるぜ!!!」キラッ

はる「ハゲ!」

あい「ハゲだーーー!!!」

ハゲ「だれがハ……!まぁいい。さっき、はるるんを見かけてな!」

はる「は?はるるん?奥さんは?」ジトー

ー観客席(普通のテーブル)

ゆめ「あのー……」

爆乳「ボインちゃん!って、よんで?」ボイッス!

まいあ「でかー」モミモミ

爆乳「いやん!あはん!うふん!!!搾乳されちゃうん!!!」ボインニュボインニュ!

ゆめ「子供の前でやめて!」

あい「はい!ボインさん!」

爆乳「あら可愛いぺったん子!ありがとうね、一緒に食べよ?」ボイン?

ゆめ「変なこと教えないでね」

ーキャメラは再び、妖精さんの厨房へ

ハゲ「さぁ!いよいよ始まろうとしています!!!第六回!お花と妖精のロリババアクッキング勝負!イン、マイ、ドリイイイイイイイイッムゥ!!!」

ゆめ「何あのテンション」ジトー

ハゲ「虹色コーナー!!!いつも天真爛漫!!!踊る花びら!!!はあああああああるずぃおんっ!!!!!」

はる「がおっしゃあ!!!」ガオー

ハゲ「妖精コーナー!!!どんな時も、冷静沈着!!!勝利を微笑む、妖艶妖精!!!フゥェエエエエエエアッ、リィ!ハアアアアアト!!!」

妖精「うふん」

はる「おいハゲ!あいつの紹介の方が、長いではないか!!!」

ハゲ「どぅあああああれが!!!」

あい「ハゲー!!!ハゲー!!!」ケラケラ

ゆめ「やめなさい!」

ハゲ「ふ、俺はイケてるハゲだから、子供に優しいのさ」投げっちゅ

あい「おえー……」

ハゲ「ぐぬ……と、とにかく!さっそくはじめるぞ!?」

爆乳「よーーーい?」ボヨン?

うえいとれす、ぱてぃすぃえ達「どんぐりわっしょおおおおおい!!!」

あい、まいあ「どんぐりわっしょーい!!!」

ゆめ「甘いものの食べ過ぎかな?頭痛い……」

妖精の一人称、わらわにしよう!
喉にひっかかってたもんがとれたわい!
あと、妖精の村ね、ここ。

ハゲ「今回挑戦して頂く料理は!?なんとぅ!生姜焼きとサラダと味噌汁だ!!!これは!難易度のひじゅよーーーーに、高い闘いだ!!!」

はる「はん!余裕のよっちゃんの孫じゃ!」

ハゲ「おぅっとぅ!!!さっそく両者共に、肉の下準備に突乳しとぅああああ!!!」

妖精「うふん」ヌリヌリ

ハゲ「妖精さん!肉をハチミツにつけているぞう!?さすがパテゥスィエどぅああああ!!!意味あるの、これ?」

妖精「意味など、食うてみればわかるもんじゃ」

ハゲ「一方!はるるんは肉に、砂糖をひとつまみかけているぞぅ!?その指ペロペロチュパチュパしたいよおおおおお!!!」

はる「きもいわ!!!これはな、ひとつまみの砂糖を馴染ませることで、肉を柔らかーく、しよるんじゃ!」

審査員:ハゲェハゲェハゲェ……!

ハゲ「おおっとぅ!?これは12ハゲェです!!!」

妖精「小賢しいポイント稼ぎなどしおって。そんなんじゃから、わらわに勝てんのじゃ」

はる「うーちゃい!お前もハゲてしまえ!これは!ろり婆の愛じゃ!!!」

妖精「ふん」スッ

ハゲ「妖精さん!?それは!?それは!?そーれーはー!?」

妖精「林檎や生姜、あらゆる野菜をミックスした、特別なタレじゃ」

ハゲ「ひゃーーー!!!タレをもっていたーーー!!!」

はる「卑怯じゃぞ!!!お前さん、ずるしたな!!!」

妖精「わらわは日々、こつこつと料理の研究をしておるのじゃ。この、ミニ冷蔵庫の中を、とくと見よ」ガチャ

はる「な!なんという数のタレ……!」ガクッ

ハゲ「はるるんダアアアアアアアアアッン!こーれは立ち上がれないか!?」

はる「ま、まだじゃ……」フラ

ハゲ「た、立ちぴんこおおおおお!!!」

会場:わあああああ!!!!!

ハゲ「はるるんは健気に、薄口醤油、みりん、練り生姜を合わせたぞ!!!これは……まさかぁ!!!」

はる「そうじゃ。家庭でも」

妖精「簡単に作れる……生姜焼き!」

はる「ふ」ニヤリ

ハゲ「おおおおおっとぅ!!!冷静沈着妖艶妖精さんの顔に、焦りが見えたかあああああ!?」

妖艶「ふふふ、余興としては楽しませてもろうたぞ」トトトトト

ハゲ「これ、はっ!!!まるで野菜が踊っている!!!お湯を沸かしている間に野菜達と舞踏会をはじめとぅあああああ!!!」

はる「うちも負けん!!!」シャク、シャク、シャク

ハゲ「ぎこちないのが萌える」

はる「ここで勇者奥義!微塵切り専門の涙!!!があおっしゃあああああ!!!!!」トトトトトトトト!!!

ハゲ「な、なあああああああああんだってぇ!?キャベツの大演奏会が始まったぞおおおおお!!!」

妖艶「成長したな、はるじおん」

はる「これは、勇者から受け継がれた、微塵切りの技術を応用した、勇者千切りじゃ!!!」

妖精「そんなもの、恐るるに足らん」

ハゲ「あ……あ……」ガクブル

はる「な……なんじゃと」

ハゲ「豪華な海鮮を!!!味噌汁の具に選んだああああああ!!!」

はる「くっ……!」

妖精「山と海の、愛の昼ドラ定食。これが、わらわの作戦じゃ」ニヤリ

はる「ふぇぇ……」プルプル

ハゲ「はるるん、泣きながら、洗ったもやしを鍋に入れています……」グス

妖精「さぁて、そろそろ肉を焼こうかの」

はる「うちも!!!」

チュドーーーン!!!

ハゲ「おおっとぅ!!!ここで両者大爆発!!!なぜどぅあああ!!!」

ゆめ「諦めないで……!」

チュチュドドーン!!!

まいあ「あたし達、信じてるから……!」

チュドン!!!チュドーーーン!!!

あい「はーるさーーーん!がーーーんばれーーーーー!!!」

カッ!!!ビュウウウウウオウッン!!!

ハゲ「何だ!あの、俺の頭より眩い光は!!!そして、彼女を包む、芳ばしい生姜とお肉の香りは……!!!」

妖精「こ、これは……!!!」

はる「ありがとう。みんなの気持ち、届いたよ……」フフ

妖精「っ!きゃあああああ!!!」

チュチュチュチュドーン!!!!!

ハゲ「妖精さん!吹っ飛んだああああああ!!!」

はる「最後に。味噌、ほんダシ。そして、しろに教えてもらった、笑顔の真心を味噌汁に入れて……」

ハゲ「ごくり……」

会場:ドクン……ドクン……ドクン……ドクン……

はる「盛り付けて、ほら。完成」ニコッ

審査員:ザワザワッショイ!エラヤッサエラヤッサ!!!

はる「家族の定食。これが、私の全てよ」ドーン!!!

ハゲ「そそそそそそれでは、ししんしんしささ審査の」ガクブル

妖精「いらぬ。わらわの完敗じゃ!おほほほほほ!!!」

ハゲ「わらっ……た?」

妖精「うふん。そなたの強さ、勝因、それは」

爆乳「家族の絆……そうね?」コツッコツッ、トッ

はる「ふふっ」コクッ

妖精「ありがとう、楽しかったぞ!」ニコッ

はる「うむ。うこちらこそ、ありがとう!にひひ!」

ハゲ「両者!!!熱い抱擁!!!俺を間に挟んでえええええ!!!」

はる「ゆめ、まいあ、あい。一人前しか……ないけど、えへへ。うちの愛を!たーんと!!召し上がれ!!!」にこっ!!!

ゆめ、まいあ、あい「ごめんなさい。おなかいっぱいです」

おまけさーびす

ー牛乳温泉 チチクサイ

ゆめ「はぁ……気持ちいい」

あい「お肌すべすべになるね!」

まいあ「みて!母乳全快!!!」フフン

ゆめ「あほらしい」

ここで、わらわが説明してやろう。
一本の竹から、勢いよく牛乳温泉が出とるのじゃが、まいあはその横に立って、まるで、母乳全快の用に見せておるのじゃ。

ゆめ「もう一回言うね。あほらしい」

あい「母乳全快!!!」

ゆめ「やーめーなーさい!」

はる「ういー。牛乳プリン、買ってきたぞー」

あい「すご!!!桶に入ってる!!!」

まいあ「まるでプリンの宝船やー」

はる「まいあもプリンもうまちぃ!!!」

まいあ「うへへ」テレテレ

あい「あったかうまうまー!!!」

ゆめ「本当、美味しい!」

まいあ「もう一個」

はる「晩御飯、食べれなくなるでしょー」

まいあ「子供じゃないし、大丈夫です!」

ゆめ「ん!カラメル部分は黒ゴマなんだ!んー!美味しい!!!」

まいあ「はーるさーん」ダキツキー

はる「あーつーいー」

あい「おーねーがーいー」ダキツキー

はる「ううー……あついってばー」

ゆめ「はーるーさーんー」ダキツキー

はる「んにゃあああああ!!!」ザバァ!!!

三人「……」ウルウル、オネガイ

はる「はぁ……あと、一つずつね」

まいあ「やったー!!!ありがとう!!!」

あい「ほっぺにちゅーしたげる!!!」ちゅ

ゆめ「わたしも!」ちゅ

まいあ「あたしもあたしも!」ちゅ

はる「はるさん、モテ期到来?」

桶に入ってる、て、桶プリンやないぞ!
桶に入って、運ばれてきたんに、驚いとるんや

いや、小さい木の桶に入ってる方がおもしろい!
それでいこう!

ー恋桜の町 チェリードゥーティ

さくら花蝶園にて、おでーとなのじゃ!

ろり婆「にひひ!勇者とおデート♪」

勇者「手をぶんぶんするな。恥ずかしい」

ろり婆「今日は、愛称で呼びあうのなしで!」

勇者「のぞみ」

ろり婆「んやぁ」テレテレ

勇者「のーぞみ」

ろり婆「ふにゃあ」テレテレ

勇者「のーぞーみ!」

ろり婆「はにゃあ~ん!」トローン

しろ「人前で恥ずかしくないのか?」

勇者「うわ!でた!!!」

しろ「わしゃ、オバケか」

ろり婆「なんまいだーなんあいた!」

勇者「かるみあ、こんにちわん!」ぎゅう

かるみあ「こんにち、わんわん」

勇者「可愛い……」なでなで

しろ「……」ジトー

勇者「こ、こほん。どうしてお二人がここに?」

しろ「今日はかるみあに、美味しい誕生日ケーキのお礼じゃ」

かるみあ「ちなみに、私達は今、心の王都プレセアを目指して、旅をしている途中です」

ろり婆「え?なんで?」

しろ「プレセアの王に呼ばれての」

勇者「仕事?」

しろ「うむ」

勇者「俺、呼ばれてない」

しろ「わしに責任のあることじゃからな」

勇者「?」

しろ「必要とあらば呼ばしてもらおう。んじゃの」テヲフリフリ

かるみあ「お母さん、ちょちょちょうちょ」トテトテ

二人「可愛い~……」

ー赤花畑

勇者「おーきれー。赤い花に、赤い蝶か」カシャカシャ

ろり婆「うひゃひゃ!うひゃ!うひゃ!」

勇者「何気持ち悪い声……気持ち悪っ!!!」ビクッ!

ろり婆「ふぇぇ……キモいよぅ……」

勇者「顔に蜜を塗りたくったんだな。ほんっと、馬鹿なやつだなー」カシャカシャ

ろり婆「とってぇ……」

勇者「知らね」スタスタ

ろり婆「ふぇ!ま……おい、おいて……ふぇぇ……」フラフラ

勇者「はっはっはっはっ!」カシャ

ー白花畑

ろり婆「やーん!白いお花に白いちょうちょ!!!」キラキラ

勇者「キモいんじゃなかったのか?」カシャ

しろ「こら!何で私のアホ毛に塗ったの!?」

かるみあ「ごめんなさい。間違えました」フフ

しろ「そんなわけ……!いやー!!!」トテトテ

勇者「かるみあも悪戯っ子だなー」カシャカシャ

ろり婆「アホ毛ベトベトだね。なんまいだー」

ー虹色花畑

勇者「お……おお!?でか!」カシャ

ろり婆「ここは、珍しい蝶のコーナーだね」

勇者「き、きもい!あー!お前の頭にーーー!!!うおーーー!!!」ダダダ!

ろり婆「まてまてー!」キャッキャッ

ー幼虫展示室

勇者「う、うおぇ……」

ろり婆「みて!このサナギ金ピカ!」

勇者「お、おお……おぇ……」カシャ

ろり婆「やれやれ」

勇者「う、後ろみてみ……」ガクブル

ろり婆「あ……あ……」

勇者「うぷ……」

ろり婆「うじゃうじゃうじゃうじゃ……」ガクブル

勇者「いやーーー!!!」ダダダ!

ママ、ヘンナヒトイルー。シッ!ミチャイケマセン!

ー喫茶 オルゴール・キッス

勇者「あーーー落ち着く」

ろり婆「素敵なオルゴールの音色に」

勇者「このさくらティー」

ろり婆「そして桜タルト!」

二人「幸せ~」

勇者「あーんして」

ろり婆「もぅ。ユウくんったら!あーん」

勇者「あむ、うん!美味しいね!」

ろり婆「うちもうちも!」

勇者「のぞみ、あーん」

ろり婆「あむ!んふふ!あい、らぶ?」

二人「ゆーーー!にひひ!」

~~♪~~♪

勇者「はーい!もしろー。おう。まいあか。え?お土産な、忘れてないよ。はいはい、ケーキと、タルトと、プリンと、シュークリームと……あほか!多いわ!!遠慮を覚えろ!!!」ピッ

ろり婆「何だかんだ言ってー、買って帰るんでしょ?」ニヤニヤ

勇者「かーいーまーせん!」プイ

ー桜商店街 モモイロハルカ

ろり婆「なんと!屋根は大きな千年桜で、できています!」

勇者「伝説の桜よりは、迫力不足だけど」カシャカシャ

ろり婆「綺麗だよねー!そしてこれが!この商店街の中心にある、名所!永縁の空色桜!!!」

勇者「永遠?」カシャカシャ

ろり婆「永遠の良縁!それが永縁の空色桜!!!」

勇者「いいな、永遠の良縁か」カシャ

ろり婆「うちらは」

勇者「のぞみ。俺はいつまでも、お前を愛してるよ」ダキヨセ

ろり婆「こんな日がくるなんて……」ジワ…

勇者「泣くなよ」なでなで

ろり婆「昔のこと、思い出したら……」ポロポロ

勇者「あん時は色々と、ごめんな」ぎゅう

ろり婆「謝らないで。ユウくんはうちのこと、最後にはちゃんっと、愛してくれたから」グス

勇者「のぞみが頑張ったから、俺は自分の気持ちに気付けたんだ」

ろり婆「ふぇぇ……嬉しい!幸せいっぱいだよぅ……!!!」ポロポロ

マスター「失礼。お二人さん、写真、お撮りしましょうか?」

勇者「たまさん!よろしくお願いします!」

マスター「喜んで。では、その涙を笑顔に変えてください」ニコッ

ろり婆「にひひ!」

カシャ!

ろり婆「愛しとるぞ!勇者!!!」トビツキ!

勇者「勇者になってるぞ!にひひ!」クルクル

マスター「いつまでもお幸せに」フフ

ー翌日 はるさん家

勇者「はぁはぁ……きなこちっすー」

まいあ「お土産は!?」トタトタ

勇者「ほら……大丈夫かな?」

あい「おー!美味しそう!!!」

勇者「よかった……ぐちゃぐちゃ……じゃなくて」

ゆめ「おかえりなさい。のんたんは?」

勇者「お土産の為に、ダッシュしてきたから……まだ向こう。あー!しんど!!!」

まいあ「お疲れ様です!ありがとう勇者ー!!!」ダキツキー

勇者「ひっつくな」

あい「お疲れ様です!ありがとう勇者ー!!!」ダキツキー

勇者「そういえば、はるさんは?」なでなで

ゆめ「プレセアに出掛けました。仕事だって」

勇者「そうか。いい加減離れなさい!」

ゆめ「本当に、わざわざお土産の為に、ダッシュしてきたんですか?」

勇者「わざわざって、お前らが食べたいって言うから」

まいあ「ありがひゃくー!!!」ダキツキー

あい「ありがせんー!!!」ダキツキー

勇者「うぜえええええ!!!」

ゆめ「二人とも、やめなさい!ユウさん、疲れてるのよ!」

勇者「ふぃー。じゃあな!」

ゆめ「え!?もう行くんですか?」

勇者「おう!勇者なめんなよ!」ダッ!

まいあ「勇者かっけー!!!」キラキラ

あい「いってらっしゃーい!!!」

ゆめ「ありがとうございましたー!!!」

ー夜 チェリードゥーティにある宿

勇者「…………」

ろり婆「お前さんもバカじゃな」

勇者「バ……ゆ……な」

ろり婆「バカなぐらい、お人好し」

勇者「家族……だからな」ゴロン

ろり婆「いい子いい子」なでなで

勇者「明日、プレセアに向かうぞ」

ろり婆「なんで?」

勇者「しろさんだけじゃなく、はるさんも仕事らしい」

ろり婆「なんと」

勇者「だから、お手伝いに行くぞ!」キラン!

ろり婆「もちのろんじゃ!」キラン!

ー心の王都プレセア 勇者の家

勇者「ただいま」

母「おかえり!」

勇者「悪い。お昼食べたらまた、すぐ行く」

ろり婆「こんにちは。お久しぶりです」ペコリ

母「こんにちは、のんちゃん!いらっしゃい!」

ろり婆「勇者、今日はゆっくりしなさい。うちが一人で行く」

母「のんちゃん。ゆうくんは、人助けが好きなの知ってるわよね?」

ろり婆「はい……でも!」

母「お母さんは、ゆうくんの顔が見れただけで十分嬉しい!ありがとう。それに、ゆうくんの幸せが、私たちの幸せだから」

勇者「母さん……」

母「あなたのやりたいことを、やりたいように、精一杯やりなさい!」

勇者「おう」

母「お母さんもお父さんも、ずっと応援してるからね!」

勇者「ありがとう」

母「さ!二人とも!中に入って、お昼食べなさい!すぐ用意するから」

勇者「……母さん!やっぱ今日、泊まって帰るわ!」

母さん「あらそう。ふふ。じゃあ、夜御飯はご馳走にしよう!」

ろり婆「お母さん、いつまでも優しい人じゃな」ボソ

母「そうそう!のんちゃんも同じだからね!たとえ、私たちより年上でも、ずっと!私たちの大切な娘よ」

ろり婆「勇者のお母さん……」ジワ

父「そうだぞ!パパって呼んでね!」ヒョコ

勇者「帰ってたのかよ」

父「今日は休み!おいで!のんちゃん!!!」

ろり婆「パパー!ふぇぇ……!!!」ダキツキ!

父「おほふ!」ニヤニヤ

勇者「遺伝だったのか……」

ー王城

王様「勇者よ。よく来てくれた」

勇者「はっ」

王様「頼みをひとつ、聞いてくれるか?」

勇者「もちろんです。その為に今日は来ました」

王様「俺、来月結婚するんだよ!!!」ガタッ!

勇者「は?」

王様「おい!警備みんな下がれ!命令だぞ!しっしっ!」

勇者「おーい、王様ー」

王様「ほら、堅苦しいのなしなし。年近いし、気軽にして。この平和は、勇者のおかげでもあるしな」

勇者「まぁな!あーしんどかった!て、結婚すんの!?」

王様「そうそう!でさ、その前に問題をひとつ、片付けておきたくて」

勇者「問題?」

王様「この町のどっかの地下でさ、権力者達が、闇のゲームしてんだよね」

勇者「それ、髪の毛ツンツンの人に任せたらいいじゃん」

王様「それでさ、いくら王様でも、無理なもんは無理なんだよ」

勇者「で、俺か」

王様「頼む!」ドゲザ

勇者「わかったから!土下座はやめてくれ!」

王様「本当か!!!」パァ!

勇者「へへ、久々に喧嘩できる!!!」

王様「おいおい、やりすぎないでくれよ。滅茶苦茶にしてほしいけど」

勇者「で、どこ?」

王様「それは、ロリババア☆スター、ロリババア☆ガオン、ロリババア☆キャロットに聞いてくれ」

勇者「誰だよ!怪しすぎるぞ!」

王様「彼女達はロリババア団だよ!知らないのか?今、世界で人気なんだ!ファンクラブもあるぞ!!!」

勇者「あいつらなにやってんだよ!!!」

ろり婆「頼れるリーダー!夜空を駆け抜ける希望!!ロリババア☆スター!!!」きらーん!!!

はる「がおっしゅ!いつも元気に挨拶!!描く未来は虹色!!!ロリババア☆ガオン!!!!!」がおー!!!

しろ「あなたの心に、笑顔咲かせます!みんなのアイドル!!ロリババア☆キャロット!!!」ぴょーん!!!

勇者「ずっと玉座の後ろで待機してたの?あほなの?」

ろり婆「我ら!愛くるしくて!」

はる「ちゅっちゅしたくなる!」

しろ「ロリババア団!!!」

三人「じゃ!!!」シャキーン!!!

勇者「うぜえええええ!!!!!」

王様「いやっほう!!!結婚式も頼むぜ!!!」ピョンピョコピョンピョコ!

ろり婆「うむ!任せておけ!ファンクラブナンバーツーよ!」

勇者「ワンは?」

はる「泣き虫王様」

勇者「無理矢理押し付けたな」

しろ「喜べ。ナンバーゼロは、お前さんじゃ。渡すのが遅れてしもうたが、はい」スッ

勇者「いらんわあああ!!!」ペチッ!

ろり婆、王様「ひどい!!!」

勇者「もはや世界征服じゃねーか!!!ロリババアに征服される世界とか、ふざ、けんなあああ!!!」

王様「俺は、いいと思うぜ」

勇者「よくねーよ」

王様「実は俺、ロリババアと結婚するんだ」

勇者「はあ!?いやいや、まずいだろ!!!国民大激怒!!!クーデター起こるぞ!!!」

王様「過去に、魔王と勇者が結婚して、世界を平和にしたようにな!!!」キラキラ

勇者「時代が違う。やめておけ」

???「あなたさん自身が、この時代で、勇者と魔王で結婚したではありませんか」

勇者「う……て、誰だ!」

せせら「はじめまして、勇者様。ロリババアの、ひとしずく・せせらです」

勇者「可愛い!!!それと、ろり婆達よりも身長が大きいな」

せせら「人間の年で言えば、十七になりますからね」ニコッ

勇者「負けたよ、王様」フッ

ろり婆「どういう意味じゃー!!!」

勇者「俺が言えることじゃないけどさ、人間の方が早く死ぬんだぞ。いいのか?」

せせら「承知のうえです」ニコッ

ろり婆「うちもうちも!」

王様「せせらー!!!」ぎゅう!

勇者「二人の出会いは?」

王様「お見合いさ!」

勇者「お前らの仕業か」

はる「世界は!ロリババアの手の中にある!!!」ニギッ!

勇者「人間達はきっと、魔族による政略結婚だと思うだろうなー」

しろ「あ、争いが起こりえるな……」

勇者「だろ?」

せせら「私は、人間達を信じています」ニコッ

ろり婆「なんくるないさー!!!」

勇者「どーでもいーやー!あはははは!」

せせら「それで、ロリババア団の皆さん。場所は突き止められましたか?」

はる「司令。うちが見つけました」

勇者「司令!?」

せせら「お疲れ様です。ロリババア☆ガオン」

しろ「敵はやはり、フューチャーアカデミア事件によって流出した、ペドフィリアと勇者の創り方を記した、数少ないデータを用いて、違法な実験をしているもようじゃ」

勇者「めっちゃ深刻な事態じゃねーか!よくふざけてたな!」

王様「そうか……こちらも、ガーデンフィールズの王と共に、色々と対策にあたっているんだが」

しろ「一度流出したデータを、完全消滅させるのは不可能じゃろうな」

ろり婆「とにかく!今は見つけた汚物を、消毒じゃ!」

王様「よろしくな!勇者」

勇者「ああ、任せろ」

せせら「お気をつけて」

勇者「これは?」

【勇者は手作りチョコを手に入れた!!!】

勇者「え?」

せせら「疲れたときは、甘いものを食べるのが、良いらしいですよ!」ニコッ

勇者「ありがとうございます、へへ」

ろり婆「うーわーきー」

勇者「お前が一番だよ」なでなで

ろり婆「ひゃあ」テレテレ

ー骨董品屋 イコム・パンティーク

皆、スーツとグラサンでやって来ました。

勇者「確かに、骨董品屋さんは入りづらくて、いい隠れみのだ」

はる「金持ちがきても、怪しくないじゃろ」

ー店内

はる「王様のパンティは染みだらけ」

店長「どうぞ、奥の階段へ」

勇者「染みパンティ?」ヒソ

しろ「それだけ、王様は汚れた人間じゃという、皮肉じゃな」ヒソ

ろり婆「何色かな?何色かな?あいたっ!」ヒソ

ー殺死悪武(コロシアム)

勇者「ひろ!!!」

はる「戦争の時の、避難場所跡じゃ」

勇者「なるほど。それで突き止められたのか」

しろ「その資料を見つけるのに、苦労したわい」

かるみあ「お母さん、受付は済ませました」

勇者「かるみあ!何でこんな危ないところに!」

かるみあ「スーツ&グラサンですから、問題はありません」

勇者「いや、そういう意味じゃ」

しろ「スキャンして、実験場所を突き止めてもらったのじゃ」

かるみあ「奥に進むと、酒蔵があります。そこに飾ってある絵の後ろに、隠し扉のスイッチがあります」

しろ「ありがとう。かるみあは、王様のとこで待ってなさい」

かるみあ「わかりました」

ろり婆「気を付けてな」なでなで

勇者「それで、作戦は?」

ろり婆「お前さんがバトル。うちらは潜入じゃ」

勇者「っしゃあ!!!」

アナウンス「出場選手は、コロシアムの中へどうぞ」

勇者「さっそくか!みんな、気を付け、いないし!!!」

ー受付の奥

警備「あ?何でお前らみたいなガキが、う……なんだ……ねむ」バタッ

しろ「悪いの。ねんねしとけ」

ーコロシアム内

司会「ルールは簡単。サバイバルデスマッチ。みんなで殺しあえ。金持ちを楽しませろ。勝者には、一生遊んで暮らせる金をやる」

勇者「葬式テンションかよ、盛り上がらねーな」

グサ

勇者「おいおい」

ズバ!

勇者「マジの殺しあいじゃねーか……」

ゴロゴロ……

勇者「ちっ!ふざけんなあああああああ!!!」

司会「どうしました?勇者」

勇者「!?」

司会「みなさん。勇者を殺したら特別ボーナスですよ」

勇者「はんっ!よーく見たら、みんなイカれてるじゃねーか」

司会「ええ。彼らに意識はありません。あるのは闘争本能のみ」

勇者「なんのつもりだ!!!」

司会「裏切り者の公開処刑」

勇者「全部罠か……!!!」

司会「ええ。あなたに人が、殺せますか?」

第十一章 これでおしまい?

勇者「なに、気絶させりゃいい」

司会「彼らは、死ぬまであなたを襲います」

勇者「じゃあ、操ってるお前をぶっとばせばいいな!」

司会「残念。私も操り人形、ただのコマです」テヲフリフリ

勇者「なら、逃げる!!!」

司会「いいんですか?」

天井に、巨大なモニターが現れる!

司会「頭いいですね、あなたの友人は」

勇者「ゆめ、まいあ、あい!!!」

司会「あなたの両親は、王城に匿われていて手を出せませんでしたが、あの三人は間に合いました」

ゆめ、まいあ、あいが、牢に囚われている!!!

司会「そして現在、花の王都から、戦軍がこちらへ進行しています」

勇者「戦軍?」

司会「緊急時警察は、緊急戦闘部隊軍、略称、戦軍として、戦場に向かいます」

勇者「それはつまり……」

司会「人間同士の戦争を起こすということです。全ての元凶は、勇者と魔王の反逆」

勇者「こっちには魔族の味方がいる」

かるみあ「無駄ですよ」

勇者「かるみあ!お前……!」

かるみあ「魔族の中に、特殊な魔力を流し込む」

勇者「おい、どうした!」カタツカミ

かるみあ「その力の研究に苦労はしましたが、今回の作戦に、支障はきたさない完成度です」

勇者「何言ってんだよ。お前も操られてんのか?」

かるみあ「私はその力を、魔王の種と呼称することにしました。」

勇者「おまえ……」

かるみあ「ふふ。ご覧ください」

モニターの画面がかわる!!!

ー酒蔵

しろ「う、うううううあああああ!!!」

はる「ぐううううう!!!」

ろり婆「この霧か!妙な魔力を込めおって!みらい!さき!しっかりして!ねぇ!」

ーコロシアム

かるみあ「魔王の種は、擬似的なペドフィリアです。魔族も、材料としては重宝致しますから、殺しはしません」

勇者「かるみあ!どうした!俺の声を聞け!!!」

かるみあ「さて、この世界に残された悪意に勝てる正義は、実質、勇者と魔王だけ。もう一度問いますよ?」

勇者「なんでだよ……」

かるみあ「あなたに人が殺せますか?」

ー花の王城 地下牢

ゆめ「どういうこと、これ。どうなってるの?」

まいあ「わかんない。もしもしろは壊されたし」

あい「うう……」グス

ゆめ「あい、泣かないで」なでなで

まいあ「あのーすいません!ここから出してくださーい!」

警「……」

まいあ「だせ!!!怒るぞ!!!」ガチャガチャ

警「まいあ」

まいあ「うぇ!?」

警「驚かないでください。かるみあですよ、かるみあ」

あい「意味わかんないよ!うわああああん!!!」

警「泣かないで、あい」

あい「だってー!!!」

警「明日には死ねるから、ふふ」

まいあ「どうしたの……?」

ゆめ「何でそんなひどいこと言うの!それに!ちゃんと説明しなさい!」

警「思い出したんですよ。私のすべきこと」

ゆめ「思い出した?」

警「魔王と勇者の力の完全排除。及び、人間と魔族の完全離別、そして統制。最終目的、争いのない世界をつくること」

ゆめ「は?」

警「気に入りませんでしたか?」

まいあ「ふざけんな!」

警「どうしますか?」

ゆめ「どうしますかっ……て」

ガチャリ

警「私に残された僅かな良心で、あなた達を出してあげます。頑張ってください」ドサッ

まいあ「か、かるみあ?」

ゆめ「まいあ!近づいちゃだめ!」

まいあ「この人死んでる……」

あい「いやあ……」

ゆめ「何が起こってるの?」

ー町中 雨が降っている……

ゆめ「人がいない……?」

あい「怖いよ……」

カルテット「見つけた」

あい「ひゃあ!!!」

ゆめ「誰!あ、あなたは」

まいあ「病院で、あたし達にはるさんを紹介してくれた、女の子!」

カルテット「このままでは風邪をひいてしまう。はるの家に行こう」

ーはるの家

カルテット「改めまして、僕はカルテット。魔族だ」

まいあ「どうも」

カルテット「驚かないの?」

まいあ「うん、馴れた」

ゆめ「教えて。何が起こっているのか」

カルテット「まずは、少し前の日の話をしよう」

ー数週間前 古の遺跡

デュオ「うーん……まだ上に、何かあるみたいだねー」

しろ「かるみあの時とは、また、違う電波なんでしょ?」

デュオ「うん!今は微弱だけど、波うってるから、誰か調整してる可能性もあるにゃ!」

カルテット「それで、僕にこの波長を再現してほしいと?」

デュオ「お願い!できるでしょ!?ねねね!!!」

カルテット「危険じゃないの?」

デュオ「たーーーーーぶん?」

カルテット「ふざけんなよ!やれるかそんなもん!」

しろ「頼むカルテット!サンプルが欲しい!!!」

カルテット「……わかった。やってみるよ」ヤレヤレ

そして数日後、サンプルを研究していたしろは、人間にだけ、何らかの影響を及ぼすことを、突き止めた。

ー現在

カルテット「はるは君たちに、念のため、魔法をかけててくれたんだろう。今のところ、君たちに影響はないみたいだ」

まいあ「よかったー……さすがはるさん!」

カルテット「でも、その電波に操られた人たちは今、戦争を起こそうとしている」

ゆめ「戦争……!?」

カルテット「そう。そして、魔族に力を借りようにも、みんな、この雨にやられて苦しんでいる」

ゆめ「カルテットは?」

カルテット「偶然にも、屋内にいたからね。イサナさんが止めてくれなければ、僕も、デュオと同じようにやられていただろう。レインコートを着て、皆の避難を手伝ったよ」

まいあ「カルテット、少し濡れてるよ?大丈夫?」

カルテット「ごめん。実は僕も、段々おかしくなってきている。だから、はやく君達に、このことを伝えたかったんだ……」ガクガク

ゆめ「大丈夫!?」

カルテット「僕は、帰るよ。いいかい?君達は、決してここから出ないように。きっと、勇者達が助けに来てくれるだろう」フラ

まいあ「カルテット!」

カルテット「くるな!!!大人しくしてろ……」

ーコロシアム

勇者「くそ!」

かるみあ「避けないでください。三人とも、死にますよ?」

ろり婆「勇者!」

勇者「ろり婆!」

しろ「か……かるみあ……?」フラ

はる「うぐ……ああ!!!」ジタバタ

かるみあ「可哀想に」

ろり婆「どうなってるの……?」

勇者「かるみあが壊れた。人間操って、悪いことしようとしてる」

ろり婆「あの電波、かるみあか!」

勇者「電波?」

ろり婆「うん。まさか、こんな大事になるなんて」

かるみあ「あれは、人間の統制の為に、造られた機械です」

勇者「それ、俺に効いてないぞ」

かるみあ「勇者だからか、バカだからか」

勇者「どうすりゃ直る?はるさん、無理だし……くそ!!!」

はる「勇者……」

勇者「はるさん!」

しろ「助けて……」

勇者「しろさん!」

ろり婆「かるみあ!なんでこんなひどいことするの!」

かるみあ「私に悪意はありません。プログラムですから、ふふ」

勇者「とにかくやめてくれ!!!頼む!!!これ以上みてられない……」

ろり婆「……そうじゃ!」

勇者「ろり婆?」

ろり婆「はる、しろ、すまん!」

勇者「おい!置いてくつもりか!?」

ろり婆は勇者を連れ、風のようにその場を去った!!!

かるみあ「あー、あれを使う気ですか。まぁ、止めますけど」

しろ「み……あ……」ガクガク

かるみあ「情けない母親」アシデグリグリ

しろ「やめ………ぐああ!」

かるみあ「どうしました?痛いですか?苦しいですか?」

しろ「……」

かるみあ「二人とも、気を失ったみたいですね。それでは私も、でかけようかな?ふふ」

ー町中

勇者「おい!どこ行くんだよ!!!」

ろり婆「上!上に行く!」

勇者「は?」

ろり婆「大丈夫。お前さんの両親達は、せせらが守ってくれる」

勇者「それは助かるけど、上に行く理由は?」

ろり婆「上から電波が出とるんじゃ」

勇者「なるほど。でもその前に、人質にとられたゆめ達を助けないと!」

ろり婆「人質!?」

【勇者達は、操られた人達に囲まれた!!!】

ろり婆「それは、はやく助けてやらんとな!勇者、一気に駆けるぞ!!!」

勇者「ああ。花の王都まで競争だ!!!」

ー翌日 はるの家

ゆめ「どうする?外、見張られてるみたいよ」

まいあ「ぶっとばすか」

ゆめ「あいのこと考えて」

あい「……」スヤ

ガチャン!

勇者「ゆめ!まいあ!あい!」

ゆめ「ユウさん!!!」ダキツキ!

勇者「もう、大丈夫だ」なでなで

ろり婆「あー良かった。家にいたんだね」

まいあ「婆さんも!」

ろり婆「婆さんはやめろっての。みんな、出発する準備をしろ」

勇者「え!連れてくのかよ!」

ろり婆「一緒の方が安全じゃろ」

勇者「まぁ……」

ろり婆「シャワー浴び終わるまでが、準備時間だからね」

勇者「シャワーてこんな時に!?」

ろり婆「この雨は、うちもちとキツい……お前さんも、風邪ひかんよう、タオルで拭いとけ」

勇者「あー、それは無理だな。みんな、出てくるなよ!これから大人の喧嘩だ」

バタン!

ゆめ「ユウさん!!!」

まいあ「ゆめ。あいが起きる前に、上で待ってよう」

ゆめ「……わかった。私があいを抱っこする」

ーフューチャーアカデミア

勇者「はぁ……はぁ……」

ゆめ「ユウさん、休んだ方が……」

ろり婆「しゃーない!ここで休むぞ!」

勇者「いやいや……」

ろり婆「うちも限界じゃ。それに、警察は、ほぼみんな戦争に向かっとるから、他よりは、安心して休めるじゃろ」

勇者「だから戦争になる前に」

まいあ「休んで、お願い!あたしたちが、見張りでも何でもするから!」

ゆめ「お願いします!!!」ペコリ

あい「勇者、無理しないで」ウルウル

勇者「はぁ……ったよ」

ー八十四階 宿泊部屋

ゆめ「二人とも、すぐ寝ちゃった」

あい「!」

まいあ「あたし達にできることって、なんだろね」

あい「かるみあが呼んでる!」

ゆめ「え!?」

あい「声が聞こえるの!助けてって!」

ゆめ「行っちゃだめよ!」

あい「なんで!?行く!!!」

まいあ「行かせないよ」ぎゅ!

あい「離して!まいあ!」

ゆめ「シッー!あい、落ち着いて」

あい「だって……」

まいあ「そもそも、どこに呼んでるの?」

あい「一番うえにいるって!」

まいあ「まっさかー、定番、罠だよ」

あい「でも!んー!!!」ジタバタ

まいあ「わかったわかった!あたしが行ってくる!」

ゆめ「ちょっと、勝手な行動は駄目だって!」

まいあ「死亡フラグだろうがなんだろうが受けてたつ!」

ゆめ「だめ!行っちゃだめ」

まいあ「あい!お願いね!」ツキトバシ

あい「うわ!」

ゆめ「きゃ!ちょっと、まいあ!」

ー屋上

かるみあ「あれ?あいは?」

まいあ「ん?さあ、どこでしょう」

かるみあ「私、あなたのこと嫌いなんですよねー」ジトー

まいあ「はいはい」

かるみあ「ふん、つまんない人」

まいあ「助けてほしいんでしょ?あたしの愛で!助けてあげる!!!」

かるみあ「無理無理。ここから落ちて死ね。ふふ」

まいあ「悪い子だな、お仕置きしようか」

かるみあ「あら、まさかのまさか」

かるみあ「あたしは、普通の人間じゃないよ!」

かるみあ「私を痛めつける気ですか?」

まいあ「んにゃ、朝まで踏ん張る!」

かるみあ「ふふふ!おかしな人ー!」

まいあ「お菓子、好きだからね!」

かるみあ「本当つまんない人」ジトー

まいあ「よっ!」ユビパッチン

かるみあ「すごーーーい!!!」キラキラ

まいあは、無数のいちごを具現した!!!

まいあ「この、凄まじい数のいちご!全部潰してみな!」

かるみあ「あなたで、ジャムを作ってあげる」

まいあ「あいたたたー、痛い子だ」

かるみあ「そういうあなたは、甘い人♪」

数百個のいちごが蒸発した!!!

まいあ「わー。かるみあちゃんすごーい」

かるみあ「ありがとう!」ニコッ

まいあ「よっ!」ユビパッチン

まいあは無数のいちごを具現した!!!

かるみあ「いつまでもつかしら?ふふ」

まいあ「あたしの賞味期限は、百歳です!」ユビパッチン

ー夜

ゆめ「あい、寝た?」

あい「……」スヤ

ゆめ「まいあ……!」タッ!

ー再び屋上

かるみあ「お腹空いた」

まいあ「あたしも……」ユビパッチン

かるみあ「じゃじゃーん!」

まいあ「び、ビスケット!」

かるみあ「あー美味しい。エネルギー補給は大事ですよ?」サクサク

まいあ「くそー……」ぐ~

かるみあ「あれ?いちごが減ってきましたよ?」

ゆめ「まいあ!」

かるみあ「こんばんは。ゆめ」

ゆめ「かるみあ……」

まいあ「あいは!?」

ゆめ「疲れて寝てる」チラッ

かるみあ「ふふ」ニコッ

ゆめ「あいを呼んで、どうするつもりだったの?」

かるみあ「さぁ」クビカシゲ

ゆめ「ふざけないで!」

しろ「ほうじゃ。悪さがすぎるぞ」

かるみあ「お母さん!」ビックリ

しろ「母は強し」

はる「荒治療だったけどね」

かるみあ「んー、雨は今、降らせないですしね。どうしましょ?」

まいあ「はるさん!」ぎゅ!

はる「ごめんね」なでなで

かるみあ「お母さん」

しろ「なに?」

かるみあ「ラグナロクの下です」

しろ「?」

かるみあ「お母さん」フフ

しろ「かるみあ!」

かるみあは消えた!!!

ゆめ「消えた……?」

はる「とりあえず、行ってみますか」

しろ「うむ」

ゆめ「え!今の話、信じるの?」

しろ「娘を信じるのは、母として当然のことじゃ」

ゆめ「でも、今のかるみあは」

しろ「あの子が最後に見せた笑顔。あれは、いつものかるみあだった」

ゆめ「しろさん……」

まいあ「ラグナロクって?」

はる「気にしなくていーよ!あと、うちらのこと、二人には内緒にしてね!」ウィンク

まいあ「なんで?一緒に」

はる「いーの!二人はちゃんっと!ろり婆と勇者の話を聞いて、いい子にしてなさい!」

ゆめ「はるさん!」

はる「うちらより、ろり婆と勇者と一緒にいるほうが安全だから」

ゆめ「そうじゃなくて」

しろ「上と下、別れた方が得策じゃ」

はる「で、うちらは下担当」

しろ「それだけのことじゃ」

はる「ろり婆と勇者のこと、うちらの代わりに支えてあげてね!」

ゆめ「納得できません!」

しろ「じゃあの」タッ!

ゆめ「ちょっとしろさん!」

はる「いい?絶対に内緒だからね!」タッ!

まいあ「はるさん!」

ゆめ「どうして?どうして一緒に行かないの?」

まいあ「わかんないよそんなの」

ゆめ「二人、怒るよきっと」

まいあ「そりゃそうだろうね」

ゆめ「はぁ……」

ー翌日 地下二十一階

ろり婆「警備もおらんとは、なめられたもんじゃの」

あい「これ何?」

勇者「世界の裏側に行く魔法陣だよ」

あい「世界の裏側?」

ろり婆「何があっても、うちらの側から離れるなよ」

あい「わかった!」

ー世界の裏側 古の遺跡

勇者「久しぶりにきたな」

まいあ「おー」

勇者「どうやって上に行くんだ?」

ろり婆「みんな、うちに集まれ」

勇者「で?」

ろり婆「実はな、かるみあの中にあった力は、普段、うちの中に保管してある」

勇者「喰ったのかよ!大丈夫か?」

ろり婆「うむ。それでは、さっそく行くぞ!ロリババアエレベーター!!!」

魔法陣が足元に展開され、徐々に上昇していく!!!

勇者「おい!!!お前!!!」

ろり婆「三人のこと!何があっても護れよ!勇者!!!」オテテフリフリ

勇者「ばか野郎!お前はどうする気だ!」

ろり婆「うちは、お仕事ー!」

ゆめ「まさか、はるさんとしろさんの所へ!?」

勇者「どういうことだよ」

まいあ「いや……それはその」

あい「婆さん、見えなくなっちゃった……」

勇者「あー!くそババア供がー!!!わけわかんねーんだよ!!!」

ー天空の大陸 フィンドル

あい「高!」

勇者「危ないからこっちきなさい!」

ゆめ「さむい……」

勇者「そりゃ、空の上だからな」ダキヨセ

かるみあ「ようこそ。お部屋、暖まってますよ?」

あい「かるみあ!!!」

かるみあ「こちらです」トトト!

あい「待って!」トトト!

勇者「あい!」

まいあ「追いかけよう!」

ー宿命の跡地 フォルトゥーナ

瓦礫の山となった、ラグナロク

はる「下ってどこー?かるみあちゃーん、どこ情報よそれー?ないよー?」

しろ「これは……骨が折れるね。よいしょ」

ろり婆「手伝おうか?」

はる「うやー!!!のぞみ!!!」ビックリ

ろり婆「最近はやってるの?勇者と魔王を除け者にする遊び」

しろ「二人には、なるべく幸せな毎日を……」

ろり婆「二人にだって、それぞれ新しい家族できたでしょ!!!ゆめ達の気持ち、考えてる!?」

はる「当たり前でしょ!!!」

ろり婆「辛いよ、きっと」

はる「後で……謝る」

ろり婆「いい?とりあえず、もう、除け者にしないでね」

はる「わかった」

しろ「はい」

ろり婆「じゃ!手伝いますよ!」

はる「お願いします!」

ろり婆「絶対に、かるみあ助けようね!」

しろ「うん。ありがとう!」

ろり婆「じゃあ、二人とも下がって!」

しろ「うん」

ろり婆「ロリババア……エレベーター!!!」

はる「おお!瓦礫が浮いている!!!」

しろ「見つけた!あれだ!」

ろり婆「とん……でけー!!!」

ズガーン!!!

しろ「さすがのぞみ!」

はる「やるー」

ろり婆「ふふん!行くよ!!!」

ー巨大な研究施設 エントランス

かるみあ「どうぞ」

あい「あったかーい!」

勇者「どういうつもりだ?」

かるみあ「安心してください。今は、正常です」

ゆめ「ほんとに?」

かるみあ「はい。まいあ、嫌いなんて言って、ごめんなさい。本当は大好きですよ」

まいあ「あたしは、ずっと大好きだよ!にひひ!」

かるみあ「ふふ。じゃあ、勇者、ついてきて下さい」

勇者「お、おう。三人とも、大人しく待ってろよ」

ー通路

かるみあ「私の中には今、ウィルスが入っています」

勇者「ウィルス?」

かるみあ「はい。あの爆発事件の日、同時にウィルスが送られてきていたんです。ウィルスは、少しずつ私の体を蝕んでいきました」

勇者「気づかなかったのか?」

かるみあ「はい。すみません。そしてウィルスは、もう一人の人格を、私の中に形成しました。記憶も、自由に変えられていたみたいです」

勇者「今は」

かるみあ「抑えることに成功しました。しかし、長くはもちません。着きました。ここです」

ー第三十二研究室

勇者「でか……あの電波装置を、壊せばいいんだな」

かるみあ「はい。しかし、気を付けてください」

勇者「?」

かるみあ「この施設が、私達を造ったんです」

勇者「は!?」

かるみあ「つまり、施設が敵として、あなたを排除しにかかります」

勇者「じゃあ、ぶっ壊して三人とこ戻っ……かるみあはどうするんだよ」

かるみあ「お母さん達が、きっと助けてくれます」

勇者「本当に?」

かるみあ「はい。必ず」

勇者「よし、じゃあ行くぞ!」

かるみあ「くっ……!させませんよ!」

勇者「遅いわ!勇者!おでこびーむ!!!」

ズガアアア!!!ゴゴゴゴ……!!!

ーエントランス

ゆめ「な、なに!?」

ー巨大な研究施設 エントランス

かるみあ「どうぞ」

あい「あったかーい!」

勇者「どういうつもりだ?」

かるみあ「安心してください。今は、正常です」

ゆめ「ほんとに?」

かるみあ「はい。まいあ、嫌いなんて言って、ごめんなさい。本当は大好きですよ」

まいあ「あたしは、ずっと大好きだよ!にひひ!」

かるみあ「ふふ。じゃあ、勇者、ついてきて下さい」

勇者「お、おう。三人とも、大人しく待ってろよ」

ー通路

かるみあ「私の中には今、ウィルスが入っています」

勇者「ウィルス?」

かるみあ「はい。あの爆発事件の日、同時にウィルスが送られてきていたんです。ウィルスは、少しずつ私の体を蝕んでいきました」

勇者「気づかなかったのか?」

かるみあ「はい。すみません。そしてウィルスは、もう一人の人格を、私の中に形成しました。記憶も、自由に変えられていたみたいです」

勇者「今は」

かるみあ「抑えることに成功しました。しかし、長くはもちません。着きました。ここです」

ー第三十二研究室

勇者「でか……あの電波装置を、壊せばいいんだな」

かるみあ「はい。しかし、気を付けてください」

勇者「?」

かるみあ「この施設が、私達を造ったんです」

勇者「は!?」

かるみあ「つまり、施設が敵として、あなたを排除しにかかります」

勇者「じゃあ、ぶっ壊して三人とこ戻っ……かるみあはどうするんだよ」

かるみあ「お母さん達が、きっと助けてくれます」

勇者「本当に?」

かるみあ「はい。必ず」

勇者「よし、じゃあ行くぞ!」

かるみあ「くっ……!させませんよ!」

勇者「遅いわ!勇者!おでこびーむ!!!」

ズガアアア!!!ゴゴゴゴ……!!!

ーエントランス

ゆめ「な、なに!?」

ーラグナロク地下研究施設

はる「こんなのあったなんてね」

しろ「多分今までは、強力な魔法で隠してたんだと思う」

ろり婆「レガリアは、ここで研究してたのかな?」

はる「レガリア?」

ろり婆「あの、もぐもぐぱんけーき」

しろ「爆食……滅……とりあえず、私達が倒した、あの人のことよ」

はる「あー」

ろり婆「にしても広いねー」ガチャ

はる「誰かいるー?」

しろ「やめてよ、きゃー!!!」

はる「うおー!?」

ろり婆「あれは……ロボット?」

しろ「え?生きてない?ゾンビじゃない?」

ろり婆「うん」コンコン

キュピーン!!!

ろり婆「起きたーーー!!!」

はる「逃げるよ!!!」

ー天空の巨大研究施設

勇者「逃げるぞ!」

ゆめ「え?」

あい「後ろになんかいるーーー!!!」

勇者「ああらあ!!!ロボットだよ!」ドガシャアアアアア!!!

まいあ「逃げるって、どうやって下に降りるの?」

勇者「あ……」

ゆめ「変な冗談はやめてくださいよ……」

勇者「降りれねーーー!!!」

あい「えーーー!!!」

ーラグナロク地下研究施設

しろ「そういえばさ!」

ろり婆「なに!?」

しろ「勇者達、降りる時どうするの!?」

ろり婆「あ……」

しろ「うそでしょーーー!?」

はる「あほーーーーー!!!」

ろり婆「とにかく走れーーー!!!」

ー巨大研究施設内のどこか

勇者「勇者イケメンキッーク!!!」ズガシュオオオ!!!

勇者「勇者モテモテキッーク!!!」ズギュウウウウン!!!

勇者「勇者ハードボイルドキッーク!!!」ズイヤアアアアアン!!!

あい「勇者つよー!!!」キラキラ

勇者「しっかり、掴まってろよ」

ゆめ「自分で言ってて、むなしくないんですか?」

勇者「うっせえ!」

まいあ「ねえ、なんで外に逃げないの?」

勇者「外は寒くて、空気薄いからだ」

ー第六実験場

勇者「広いところに出たな」

かるみあ「あい」

あい「かるみあ!」

勇者「お前、悪いかるみあだな」

かるみあ「ふふ」

ゆめ「後ろ!」

まいあ「ありゃ、囲まれた」

勇者「かるみあ以外のロボット全滅させたら、俺らの勝ちだろ」

あい「かるみあ!」ジタバタ

勇者「こら!ゆめ、あいを頼む」

ゆめ「わかりました」

かるみあ「勇者」

勇者「なに」

かるみあ「勇者の相手は魔王、いかがですか?」

勇者「は……」

次の瞬間!勇者は壁を突き破り、隣の部屋に投げだされた!!!

勇者「いつつ……」

ゆめ「ユウさん!」

かるみあ「初代魔王のレプリカですよ」

魔王「……」

勇者「ゆめ!まいあ!あい!」

まいあ「あたし達、自分の身は自分で守る!!!」

ゆめ「あいも私達が守るから!!!」

勇者「俺は魔王の相手しろってか?それは駄目だ!!!」

ゆめ達の姿は、ロボットに囲まれて見えない!!!

魔王「……」

勇者「ちっ!すぐに終わらせて、助けてやるからな!!!」

ーラグナロク地下研究施設 とある部屋

しろ「あ!この資料見て!」

はる「ん?」

しろ「かるみあと、大地を浮かせる計画の資料よ!」

はる「おおお!!!なになに……」

しろ「やっぱり、かるみあを直したのは……」

はる「間違いじゃないよ!」

しろ「みらい……」

はる「ワクチンプログラムを、さきが作ってくれたら、かるみあは治るね」

しろ「それに、この資料があれば、大地を降ろす機械も造れそう」

はる「かるみあ、この事を伝えたかったのかな」

しろ「かるみあ……お母さんが絶対に!助けてあげるからね!」

ー研究施設内のどこか

ろり婆「みらいー!さきー!どこー!ふぇぇぇぇ!!!」トトトトトト!

ロボット達「排除します」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!

ーとある部屋

しろ「初代魔王のレプリカに魔族を、初代勇者のレプリカに人間達を、統制させるつもりだったのね」

はる「そのリーダーが、かるみあってわけか」

しろ「てことはさ」

はる「ん?」

しろ「今、そのレプリカは起動してるってことかな」

はる「だとしたら、まずいかもね」

ー第0実験所

ろり婆「その見た目、勇者?」

初代「シードの命により、魔族を排除する」ウィィン

ろり婆「ふーん」

初代「初代勇者、参る」チャキ

ロボット達「排除します」

ろり婆「絶対絶命、てやつかな?」

ろり婆の髪は紫に染まり、瞳は紅く、宝石のように輝いている!!!

ろり婆「勇者よ!!!この魔王が相手だ!!!」

ーとある部屋

しろ「きゃ!何今の振動!!!地震?」

はる「んにゃ、のぞみかも。てか、ここ壊されたらたまんないよ!」

しろ「急いで探そう!」

ー第六実験場

かるみあ「あい、おいで」

ゆめ「何であいばっかり」

かるみあ「友達だからです」

まいあ「しろさん、お母さんは?」

かるみあ「親なんて必要ありません」

あい「そんなこと言っちゃだめ!」

かるみあ「親は自分勝手な生き物です。自分の理想を押し付け、愛だの何だのと言い訳する、醜い生き物です」

ゆめ「かるみあ!!!」

かるみあ「偽物の命を創って、未来の平和なんてものを押し付けて……所詮、ただの道具なんですよ、私は」

まいあ「あんた、誰?」

かるみあ「シード。ですが、これは私の名前ではありません。理想の、計画の名前です」

あい「シード?」

かるみあ「平和の種。馬鹿馬鹿しくて笑えますよ」

まいあ「いい名前じゃん!あたしは好きだよ」

かるみあ「だから、私の名前では」

ゆめ「かるみあ・らてぃふぉりあ。それじゃダメなの?」

かるみあ「親に頂いた名前などいりません。そうだ!あい、私に名前をつけてくださいよ!」

あい「かるみあはかるみあだよ?」

まいあ「くく、そりゃそうだよね」

かるみあ「はぁ……あい、あなたは理解してくれないのですね」

あいに魔法が放たれる!!!

ゆめ「あい!!!」

まいあ「うそ……でしょ?」

あい「?」

かるみあ「な……」

ゆめ「あい!あいー!!!」ぎゅ!

まいあ「何で無事なの!?」ぎゅ!

かるみあ「魔法が効かない……?」

ゆめ「!」

かるみあ「なら、直接命を摘むまでです」

ロボット達「排除します」

ゆめ「まいあ、あい、頼める?」

まいあ「いいよ。久しぶりに暴れておいで!」

ゆめ「うん。そうさせてもらう!」

ー第四実験場

魔王「魔王義。絶刀」

勇者「おせえよ!!!疾風迅雷!!!」

勇者の一撃が魔王に食らいつく!!!

勇者「射心電針!!!」

凄まじい雷激が、魔王の体を駆け巡る!!!

魔王「王牙」

勇者「何!?」

勇者は距離をとるが、間に合わない!!!
暗焔の刃が勇者を切り裂いた!!!

勇者「いったーーー!!!」

魔王「魔王義。ゲヘナ・ブラスト」

第四実験場は、爆炎に包まれた!!!

勇者「ちっ!マジでこいつロボットかよ!」

勇者は、爆炎を手のひらに集め、魔王に投げつけた!!!

魔王「魔王義。真空重圧」

爆炎は魔王に効かない!!!
勇者は真空空間に捕らえられた!!!

勇者「勇者なめんなよ!!!」

真空空間は消しとんだ!!!

勇者「天地氷懐!!!青蒼!!!」(ブルーサファイア)

第四実験場と魔王は、瞬時に凍てついた!!!

勇者「はん!」

魔王「命の紅玉」

魔王の前に、紅い球が具現される!!!

魔王「邪血を吐き捨て、命を吸い尽くせ」

紅い球が勇者に襲いかかる!!!

勇者「無に帰せろ!!!雷鳴旋風爆炎氷嵐!!!一撃必殺槍!!!」

勇者の投げた、一筋の閃光!!!
紅い球を貫き、魔王を貫いた!!!

勇者「俺、強すぎ」

魔王は爆発した!!!

勇者「所詮、レプリ」

魔王「終極魔王義」

魔王の残骸が、最後の復讐をする!!!
勇者の体に、異変が起こりはじめた!!!

勇者「な、なにを……した」

魔王「永久呪魂」

勇者「ぐぅ……がぼっ!!!」

勇者はおびただしい血を吐いた!!!

魔王「お前の心臓に、呪いの鎖を絞めた。やがて、お前は死すことになる」

勇者「ざ!ざけんな……!ぐ、くそ!!!がぁ!!!」

ー第0実験場

ろり婆「ふぅ……」

しろ「うわ!なにこれ!!!」

ろり婆「みらいー!さきー!」トテトテ

はる「ぎゃー血まみれ!!!」

ろり婆「いやー、一回、体真っ二つにされかけてさー」

しろ「え……」

ろり婆「応急処置したんだけど」フラ

はる「すぐ治してあげる!!!」ガシッ

ろり婆「痛かったよー!!!」

しろ「体真っ二……え?え?」

ろり婆「はじめて自分の内臓みたよ」

しろ「やめて!!!」

ろり婆「エッグタルトがころころと」

しろ「もぅ!嘘ついたね!!!」

ろり婆「えへへ……」

はる「肺がひとつ潰れてるじゃない!!!よく平気だったね」

ろり婆「なあに、痛みを消せば、ちょろいもんよ」

しろ「無茶しないでよ……」ポロポロ

ろり婆「ありがとう、お姉ちゃん」なでなで

はる「うちもうちも!」

ろり婆「えー……」ジトー

はる「何その嫌な顔!!!」

ろり婆「いたいいたい!ごめんちゃいお姉ちゃん!!!」

しろ「ふふふ」クスクス

はる「大好きなーゆめー、まいあー、あいー、そして?」

しろ「かるみあ!」

ろり婆「にひひ!」

はる「はやく助けに行こうね!」

二人「おー!」

はる「はい、治った」

ろり婆「はや!!!」

ー第六実験場

ゆめは、戦斧を可憐に振り、戦っている!!!
まいあは、無数のいちごを自在に操り、戦っている!!!

かるみあ「わーつよーい」

ゆめ「昔、よく喧嘩したの思いだすね」

まいあ「ね、いつもあたしが勝ってたけど」

ゆめ「だって、ずるいもん!」

まいあ「にひひ!」

かるみあ「これは予想外」

ゆめ「天華夢想!!!」

花吹雪の中、舞うように、次々と敵を斬り倒してゆく!!!

まいあ「苺収穫祭!!!からの!」

巨大な苺が、ゴロゴロと敵を押し潰してゆく!!!

まいあ「苺御茶会!!!」パパーン!

あい「おいしそー!!!」キラキラ

かるみあ「強すぎません?普通の人間の魔力じゃないですよ」

まいあ「実はねー、勇者に近い魔力をもってるんだよ!」エヘン

かるみあ「へーそうなんだー」パチパチ

ゆめ「あーもう!きりない!」

かるみあ「ふぁーいとー」

まいあ「ありがとー!!!」

ゆめ「まいあ!」

勇者「ソムニア・フォリス!!!」

破壊と創造の閃光が、圧倒数の敵を、駆逐した!!!

ゆめ「ユウさん!」

勇者「へへ……」フラ

かるみあ「あれ?勇者、もしかしてー……魔王の呪い、受けたんですか?」

勇者「さぁ?」

かるみあ「あなたほどの魔力なら、普通、防げません?」

勇者「俺、攻撃と微塵切り専門勇者だかがほっ!ごほっ!」

あい「きゃー!!!」

ゆめ「ユウさん!ユウさん!!!」タタタ!

勇者「大丈夫。これ、チリソースなんだ」

ゆめ「ふざけてる場合ですか!」

まいあ「くっ、守りきれるかな……」

かるみあ「ふふ」

ろり婆「まていっ!!!」

かるみあ「おや」

ろり婆「頼れるリーダー!夜空を駆ける希望!!ロリババア☆スター!!!」キラーン!

はる「がおっしゅ!いつも元気に挨拶!!描く未来は虹色!!!ロリババア☆ガオン!!!!!」がおー!

しろ「あなたの心に、笑顔咲かせます!みんなのアイドル!!ロリババア☆キャロット!!!」ぴょーん!

ろり婆「我ら!愛くるしくて!!!」スチャ!

はる「ちゅっちゅしたくなる!!!」シャキ!

しろ「ロリババア団!!!」ザシュ!

三人「じゃ!!!」ドーン!!!

ロボ達「いやっほう!!!」わーわー!!!

かるみあ「は?」

ゆめ「何でみんなこんなときにふざけてられるんですかーーー!!!」

あい「かっこいい!!!」キラキラ

まいあ「こっちみてー!!!」キラキラ

ろり婆「勇者よ、せせらに貰ったチョコを食え!」

勇者「は?」

ろり婆「食べんしゃい」

勇者「えーと、これか……あむ、ぶふっ!トマト味じゃねー……あれ?」

ろり婆「どうせ勇者のことじゃ!突っ込むしか脳がないと思ったから、高度な治癒魔法が込められておる!」

勇者「とりあえず後で、殴る蹴る投げるからな」

かるみあ「あのー?」

しろ「かるみあ、いや!シード!」

かるみあ「なにくそババア」

はる「誰がくそババアじゃー!!!」

しろ「みらい、ややこしくなるから黙ってて。こほん。シード。改めて、あなたにお願いをしにきました」

かるみあ「お願い?」

しろ「私の、娘にならない?」

勇者「えーーー!!!」

あい「えーーー!!!」

ゆめ、まいあ「え?」

かるみあ「私を、何に利用するつもりですか?」

しろ「利用?そんなことしないよ」

かるみあ「嘘つきな大人の、あまーい嘘にはのりませんよ」

しろ「嘘じゃないよ」ニコッ

かるみあ「それに私は、あなた達を傷つけたんですよ?」

ろり婆「何だかんだ言って、本気でみんなを傷つけてないでしょ」

ゆめ「それに、あいを友達として、必要とした」

かるみあ「それがなんですか?」

しろ「心があるってこと」

かるみあ「心?私に?」

しろ「かるみあと一心同体なら、わかるはずよ」

かるみあ「心……」

はる「愛だよ、愛!」

かるみあ「愛?私にそんなものはありません!」

まいあ「あの時、あいに、魔法が効かなかったんじゃなくて、当てられなかったんだよね」

かるみあ「違う!!!」

しろ「心のままに、どーんと、ぶつかってきなさい!私達はあなたと一緒に、悩んであげることができるんだから」ニコッ

かるみあ「やめて……」

しろ「人はそうやって、誰かと一緒に、悩みながら生きていくものなのよ」

かるみあ「やめて!!!親なんていらない!……友達もいらない!なにもいらない!!!」

あい「シード!」ぎゅ

かるみあ「あい……?私はかるみあでは、ないんですよ?」

あい「うん!だから、シードとは今日からお友だち!!!」ニコッ

かるみあ「あい……」ポロポロ

しろ「ほら、さっそくお友だちできたよ」ぎゅ

かるみあ「…………」ポロポロ

しろ「私、考えたの。かるみあと一心同体なら、あなたにだって心はあるはず。だから、ちゃんとお話ししてみようってね」

かるみあ「うぅ……」ポロポロ

しろ「娘になってほしい!てのは、正直勢いだったけど、本心でもあるのよ」

かるみあ「私……どうしたの?」ポロポロ

かるみあ(それは、嬉しいからです)

かるみあ「嬉しい……」グス

かるみあ(私達の命は、確かに偽物かも知れません。しかし、この心は本物です)

かるみあ「本物の心……」

かるみあ(私の中にある心、これはきっと、あなたの両親から、あなたに対する贈り物です)

かるみあ「まさかそんな」

かるみあ(あなたに、平和な世界で笑っていてほしかったんだと、そう思いますよ)

かるみあ「パパ……ママ……」ポロポロ

ー幸せの町 アスタリスク

あれから、一年と少し経ちました。

かるみあ「お花を、買いに行きませんか?」

つつじ「お花を?どうして?」

かるみあ「お花を育てるということは、命を育てるということ」

つつじ「命を……育てる」

かるみあ「お母さんが、私に教えてくれたことです」

つつじ「ふーん。楽しそうだし、いいよ!」

あい「おーい!」テヲフリフリ

かるみあ「あい。どうしてここへ?」

あい「にひひ!実はね!しばらく学校休みなの!」

つつじ「一人で来たの?」

あい「ううん!みーんな、いるよ!」

つつじ「ふーん」

あい「どこ行くの?」

つつじ「お花やさん」

かるみあ「お花を育てるということは」

あい「それ何回も聞いたー」

つつじ「ふふふ!」

あい「ねぇ!お花やさんに行く前に、お茶しない?」

つつじ「ママ、全然お小遣いくれないから……」

かるみあ「つつじは、何でも買いすぎなんです」

つつじ「だってー!!!」

あい「今日は、あいちゃんがおごりましょう!」エヘン

つつじ「やったー!あい、だーいすき!」ぎゅ!

かるみあ「やれやれ」

こんな感じで、また、当たり前に幸せで、当たり前に平和な日常が戻ってきました。

つつじ「ほら!行くよ!かるみあ!」テヲフリフリ

かるみあ「あい、私と割り勘しましょう」

あい「いいよいいよ」

ずっと、続きますよね?

つつじ「ねえ!三人で手を繋いで歩こう!」ニコッ。

あの透き通る青空のように。

あい「にひひ!何食べる?何食べる?」

どこまでも。

かるみあ「じゃあ、アイス!アイスが食べたい!!!」ニコッ

二人「えー……」

おわり?休憩?


誰か、ロリババアといちゃいちゃするSS、書いていいですよ。

あ、壊したロボットは、勇者が可哀想。なんかごめん。ということで。
その後、直したり、一緒に働いてます。

やっぱ寝る前に一個書こ

ー遊園都市 T・ファミリアランド

ろり婆「ほら!みんなならんで!」

キャッキャキャッキャ

知らん人「はい、撮りますよー」

カシャ!

勇者「ありがとうございます」

しろ「んじゃ、わしら」

ろり婆「ロリババア団の」

はる「イベントがあるから、よろぴく!」ウィンク

勇者「うぜえ」

ーファミリアランドパーク

あい「遊園地だー!!!」

勇者「えと、ババア共のイベントは、何時だっけ?」

ゆめ「私達が招待されている、ミッドナイトセクシーロリババアパンティーは、午後七時ですね」

勇者「行きたくねー!!!」

まいあ「ちびっこ共!いくぞー!!!」

つつじ「まずはジェットコースター!」

かるみあ「観覧車」

あい「それは早すぎ!」

ー急流すべり

勇者「じゃ、行ってこい」

まいあ「こい!勇者!」

勇者「やめろ!並びたくない!」

つつじ「計算によると、約四十二分だね」

勇者「いーやーだ!」

あい「だーめ!」

かるみあ「行きますよ」

勇者「助けて!幼女達に誘拐される!」

ゆめ「あほらしい……」

ーお化け屋敷

勇者「ちびっこ達は、ちびっこ達で行ってこい」

あい「はーい!」

つつじ「お化け屋敷?お化けいるの?」

かるみあ「うじゃうじゃ」

つつじ「ふーん」

勇者「俺は、ここで待ってる」

まいあ「いいの?年下の美女二人と、いちゃいちゃお化け屋敷!やらないの?」

ゆめ「いちゃいちゃしません」

勇者「並びたくありません」

まいあ「こい!勇者!」

勇者「だからやめろ!離せ!やだー!」

ーミニレーシングサーキット

ロストテクノロジーから生み出されたデカヨンクに乗って、競争するのだ!ここにしかないぞ!

勇者「あいは、俺と乗ろうな」

あい「いいよー!」

まいあ「こい!かるみあ」

かるみあ「私、あなたのこと嫌いなんですよねー」

まいあ「かるみあ!?」

かるみあ「冗談です」

つつじ「あの時はごめんなさい」

ゆめ「つつじは、私と一緒ね」ぎゅ

つつじ「いいの?」

ゆめ「ん?なんで?」

つつじ「なんでもない」

ーレッツサーキット!ボインレディ?

プッ……プッ……プッ……ドングリワッショーイ!!!

勇者「うおおおおお!!!」

あい「はやー!」

まいあ「負けないよ!」

かるみあ「まいあ、安全運転でお願いします」

ゆめ「え?え?うわうわ」

つつじ「私がハンドルきるから、ゆめはアクセルとブレーキを!」

勇者「お?まいあ、やる気か?」

まいあ「ふふふ、負けませんよ兄貴!」ニヤリ

かるみあ「まいあ、前」

まいあチーム。曲がりきれずクラッシュ。

勇者「ははははは!!!」

あい「おほほほほほ!!!」

ゆめ「ふっふっふっ!」

勇者「腕を組んで走っているだと!?」

つつじ「うりゃー!!!」

あい「ドリフト!?」

勇者「く!こうなったら!」

ゆめ「ちょっと!ぶつけないでくださいよ!」

勇者「勝ちゃあいいんだよ!勝ちゃあな!」

あい「ひっひっひっ!」

ゆめ「あい!悪い顔やめなさい!」

つつじ「ここだっ!」

勇者「何!?かわされ……」

勇者チーム、ララクラッシュ。

ゆめ「勝ったー!!!」

つつじ「いぇーい!!!」

ー昼食

つつじ「勇者!思い遣り!」ズボッ!

勇者「あふ!ふつあふ!あふつつ!!!」ジタバタジタバタ

まいあ「つつじ、熱々のたこ焼きを口に突っ込まれたら、熱いでしょ?」

つつじ「ごめんなさい」

勇者「ええよええよ、かまへんかまへん」なでなで

まいあ「こうするのよ。ふーふー、はい。あーん?」

あい「あむ!」

あい「あつつつつつ!!!」

ゆめ「もぅ、中は熱々のままなのよ。水飲みなさい」

勇者「はっはっはっはっ!」

あい「ぷー」

かるみあ「デザートを所望します」

ゆめ「かるみあ。お口についてる」フキフキ

かるみあ「ありがとうございます。デザートを所望します」

勇者「俺が、買ってきてやるよ」ヨイショ

ゆめ「持ちきれないでしょ?一緒に行きます」

まいあ、あい「ひゅーひゅー」

ゆめ「やめなさい!」

かるみあ「これが恋、恋愛です」

ゆめ「違います!」

つつじ「私も恋愛する!一緒に行く!」

勇者「変なことばっか覚えて」だっこ

つつじ「降ろせー!!!」

勇者「恥ずかしいのか?可愛いやつめ」ぎゅう

つつじ「助けてー!!!」ジタバタジタバタ

ゆめ「変態」

勇者「違う!よーし、行くぞ!」

ゆめ「危ないから走らないでください!」

ガードメン「誘拐だー!!!」タタタ!

勇者「違いますよ!なんでいつも!ゆめ!ゆめー!!!助けてくれー!!!」

ゆめ「はぁ……」

ー四段メリンゴーランド

あい「一番上!!!」

まいあ「ふふ、見下してやろう、愚民共」

ゆめ「魔王の真似はやめなさい」

勇者「林檎のハム車、うーん。らぶちぃかな」

かるみあ「ちょっと、王子は私のものよ!」

つつじ「いいえ!この私めのものよ!」

勇者「俺を間に挟んで何やってんだ」

あい「動いたー!」

まいあ「ぎゅ!て掴まるんだぞ!」ぎゅ!

あい「あいをぎゅってしてどうすんの!もう!」ケラケラ

ゆめ「ふふふ」カシャカシャ

勇者「その為に一人で乗ったのか」

ー観覧車

あい「うひゃー!!!」アシパタパタ

つつじ「おおー!!!」アシパタパタ

勇者「くぁ……しんど」

ゆめ「ふふ、お疲れ様です」

かるみあ「キス?」

ゆめ「しません」

まいあ「ほっぺならいーじゃん」ちゅ

勇者「おおおお前な!軽すぎんだろ!!!」

ゆめ「喜びすぎ……」ジトー

ープリクラ

勇者「俺、やっぱいい」

まいあ「なんで?」ムニュ

勇者「胸が……」

ゆめ「嫌ですけど……狭いですし」ムニュ

つつじ「何この固いの?」

勇者「らめえええええ!!!」タタタタタ!!!

まいあ「悪戯がすぎたね」ケラケラ

ゆめ「ふふふ」クスクス

ーミッドナイトロリババアパンティー

ろり婆「頼れるリーダー!

以下略。

ろり婆「勇者は?」

かるみあ「だいぶお疲れのようで、部屋で休んでいます」

しろ「食べ放題だからね!いっぱい食べなさい!」

つつじ「もめももいひー!!!」ニコッ

ゆめ「何でみんなバニーなの?」カシャ

はる「こらジジイ!おさわり厳禁ゆーてるやろー!!!」

まいあ「やれやれだねー」

あい「かるみあ!あれ!あれとって!」

かるみあ「行け。触手二号」

あい「ありがとー」

しろ「自分で取りに行きなさい」なでなで

あい「はーい」

はる「つつじ!あれとって!」

つつじ「行け!触手五号!」

しろ「やめんしゃい」デコピン

はる「あいた!なんでうちー?」ウルウル

ろり婆「みんぬみめしぬなむ!!!」

しろ「飲み込んで話そうね」

ー勇者のいる部屋

ろり婆「ん、んんー!ん!」ちゅー

勇者「あーうぜえ!普通に起こせ!てか、なんでバニーなんだよ!!!」

ろり婆「いいよ?」

勇者「ムラムラするけど、今日は駄目。てか、飯!」

ろり婆「うちちちちいたいいたい!耳引っ張るな!」

勇者「飯をよこせ!」

ろり婆「ふ、カモン!!!」ユビパッチン

カラカラカラカラ……

勇者「おおおおお!!!」

ろり婆「特別に、部屋に用意させたぞ」

勇者「ありがちゅ!いただきまーす!!!」

ろり婆「やん!うちを食べてー!!!」

勇者「でてけえええええ!!!」

ろり婆「なんでぇ!?」ビクッ!

勇者「あむ!はじゅるはふはふ、もむ!んくんく、っは!あむがじゅ、もむもむ、うんめえええええ!!!」

―色とりどりのお花が揺れる、お花畑

私が思い出したもの。

つづじ「なんかこのお花畑……懐かしい気がする」

かるみあ「懐かしい?」

つつじ「うん、記憶はないんだけど。心に……」

かるみあ「ぽかぽか?」

つつじ「うん……」

かるみあ「思い出しました。ひとつだけ、残っていた記憶があります」

つつじ「ほんと!?」

かるみあ「転送します。おでこ、こっつんしてください」

つつじ「こう?」

かるみあ「しかし、ロックがかかってるんですよ」

つつじ「ほんとだ」

かるみあ「うーん……」

つつじ「シード」

かるみあ「シード」

つつじ「あ」

かるみあ「ロック解除できました」

つつじ「これは」

かるみあ「お花畑、そして」

つつじ「パパとママ……」

かるみあ「そういうことでしたか」

つつじ「?」

かるみあ「私の、いえ、あなたの力が悪用されようとした時、私は自爆しました」

つつじ「うん」

かるみあ「しかし、ろり婆とはるさんによって、この体は修復され、記憶も無事でした」

つつじ「???」クビカシゲ

かるみあ「遠い未来、良心ある人が助けてくれることを、あなたの両親は、信じていたのではないでしょうか」

つつじ「そうなのかな……?」

かるみあ「爆発まで、僅かですが時間がありました」

つつじ「なんで私自身は、あなたの体に入っていなかったの?」

かるみあ「最悪、体を失っても、あなたが失われることがないからです。あなたの意識は種になって、爆発後に転送されてきました」

つつじ「でも、私悪い子だった」

かるみあ「あなたの意識に、手を加えられた痕跡がありましたよ」

つつじ「じゃあ結局私は、悪い人にいいように操られてたってわけか……」

かるみあ「そうかもしれません。でも」

つつじ「今は、一緒にここにいる。お母さん達と、おねえちゃんと!」

かるみあ「お姉ちゃん?あなたの方が」

つつじ「いいの!かるみあおねえちゃん!にひひ!」

それは、大切な家族との笑顔でした。

―色とりどりのお花が揺れる、お花畑

私が思い出したもの。

つづじ「なんかこのお花畑……懐かしい気がする」

かるみあ「懐かしい?」

つつじ「うん、記憶はないんだけど。心に……」

かるみあ「ぽかぽか?」

つつじ「うん……」

かるみあ「思い出しました。ひとつだけ、残っていた記憶があります」

つつじ「ほんと!?」

かるみあ「転送します。おでこ、こっつんしてください」

つつじ「こう?」

かるみあ「しかし、ロックがかかってるんですよ」

つつじ「ほんとだ」

かるみあ「うーん……」

つつじ「シード」

かるみあ「シード」

つつじ「あ」

かるみあ「ロック解除できました」

つつじ「これは」

かるみあ「お花畑、そして」

つつじ「パパとママ……」

かるみあ「そういうことでしたか」

つつじ「?」

かるみあ「私の、いえ、あなたの力が悪用されようとした時、私は自爆しました」

つつじ「うん」

かるみあ「しかし、ろり婆とはるさんによって、この体は修復され、記憶も無事でした」

つつじ「???」クビカシゲ

かるみあ「遠い未来、良心ある人が助けてくれることを、あなたの両親は、信じていたのではないでしょうか」

つつじ「そうなのかな……?」

かるみあ「爆発まで、僅かですが時間がありました」

つつじ「なんで私自身は、あなたの体に入っていなかったの?」

かるみあ「最悪、体を失っても、あなたが失われることがないからです。あなたの意識は種になって、爆発後に転送されてきました」

つつじ「でも、私悪い子だった」

かるみあ「あなたの意識に、手を加えられた痕跡がありましたよ」

つつじ「じゃあ結局私は、悪い人にいいように操られてたってわけか……」

かるみあ「そうかもしれません。でも」

つつじ「今は、一緒にここにいる。お母さん達と、おねえちゃんと!」

かるみあ「お姉ちゃん?あなたの方が」

つつじ「いいの!かるみあおねえちゃん!にひひ!」

それは、大切な家族との笑顔でした。

やっぱ楽しいから書いちゃう!
もう、長編は書かないけど…

第十二章
なんだかんだで、だらだらと続いちゃう、の、巻きじゃ!

やっぱ楽しいから書いちゃう!
もう、長編は書かないけど…

第十二章
なんだかんだで、だらだらと続いちゃう、の、巻きじゃ!

やっぱ楽しいから書いちゃう!
もう、長編は書かないけど…

第十二章
なんだかんだで、だらだらと続いちゃう、の、巻きじゃ!

うわ…エラーで大変なことに

☆真夜中の、ちょっとえっちな楽しいロリババア会議 第二夜

ーろり婆ん家

ろり婆「頼れるリーダー!夜空を駆ける希望!!ロリババア☆スター!!!」きらりん!!!

はる「がおっしゅ!いつも元気に挨拶!!描く未来は虹色!!!ロリババア☆ガオン!!!!!」がおっしゃあ!!!

しろ「あなたの心に、笑顔咲かせます!みんなのアイドル!!ロリババア☆キャロット!!!」ぴょーん!!!

デュオ「悲しみなんて吹っ飛ばせ!元気大爆発!!ロリババア☆ビックバン!!!」どかーん!!!

カルテット「奏でる喜びのメロディ。一緒に楽しく踊ろう、人生を。ロリババア☆ポップ」はーい

ろり婆「我ら!」シャッ!

はる「愛くるしくて!」スバッ!

しろ「ちゅっちゅしたくなる!」クルッ!

デュオ「ロリババア団!」シャキーン!

カルテット「じゃ」ペコリ

せせら「ロリババア団よ!世界の平和の為に!!愛をかけて戦え!!!夢を掴む、その日まで!!!!!」

勇者「なんか増えててうぜえええええ!!!王妃様まで何やってんだよ!!!」カシャカシャ

せせら「ふふふ!プレセアにも、映画館を建てることになりましてね?」

ろり婆「ロリババア団の映画撮って、記念上映」

勇者「ロリババアに恐怖を感じてきた」

せせら「勇者は、敵の魔王役をよろしくお願いしますね?」

勇者「やだよ。でないからね?」

カルテット「僕も嫌です。恥ずかしい」

デュオ「衣装似合ってるよ!カルテットちゃん!!!」ぎゅう!

カルテット「離れろ!うぜえんだよ!!!」

はる「もう!勇者!!!」

勇者「俺の影響じゃない。お前らのせい」

カルテット「勇者……」トテトテ、カクレ

勇者「可愛い……」カシャ

ろり婆「ろりこんゆーしゃ」ジトー

勇者「いつかアイアンメイデンに入れてやる」

しろ「ちなみに、さっそく明日から撮影開始じゃ」

勇者「最近休みすぎだろ。働けババア共」

せせら「お給料、特別手当てなら任せてください」ニコッ

勇者「新たな税金の無駄使い!!!」

ろり婆「ちなみに、ウルトライダーユウシャも特別出演するぞ!」

勇者「ウルトライダーユウシャ!?」

はる「今シーズンから始まる、新ヒーローじゃぞ!しかも!勇者のイメージ回復の為に、名前に勇者が入っているのだ!!!」

勇者「でる!だしてくれ!!!カルテットもでるぞ!」

カルテット「え……」

しろ「ちょろいな」ニヤリ

ろり婆、はる「むふふふ!」クスクス

ー翌日、撮影開始

かるみあ「撮影、編集、全て私にお任せください」

あい「あいは人質の女の子役!」

ゆめ「なんで私、こんな……」

勇者「可愛い魔女さん」カシャ

まいあ「勇者見て!」

勇者「お前はただの苺の着ぐるみじゃねーか!!!」

まいあ「これは仮の姿!本当の姿は……」ガサゴソ

勇者「目の前で着替えるな!あっちいけ!」

妖精「魔王よ。おはようさん」

勇者「誰だよ」

妖精「ロリババアの妖精じゃ」

勇者「ロリババアの妖精!?そんなのいたの!?」

はる「がおっしゅ!」

妖精「がおっしゅ」

勇者「やっぱり知り合いか」カシャ

ー 一ヶ月後

妖精「うふん!」

ろり婆「まさか、ロリババアに裏切りものがいたとはな……」

妖精「いでよ!わらわの美しき、しもべたちよ!!!」

ゆめ「ふふふ。ババアなんて、永遠に枯れてればいいのよ」

妖精「ぐはっ!」

まいあ「にひひ!たーっくさんの苺を、食べさせてあげる!!!」

はる「エブリデイがパラダイスだと……!?」ジュルリ…

デュオ「ガオン!誘惑に負けちゃだめだよ!!!」ジュルリ…

ー数ヵ月後

勇者「ははははは!!!くそババア共!どうした!この子を助けるのではなかったのか!!!」

あい「たすけてー!!!ロリババア団ー!!!」

しろ「くっ!魔王、なかなか手強い……」フラ…

カルテット「ここで、終わってしまうの?」ガクッ

ウルトライダーユウシャ「諦めるな!!!」

勇者「き、貴様は!!!」

ウルトライダーユウシャ「立てるか?」

ろり婆「ああ。共に戦おう!!!」ニヤリ

勇者「おのれーーー!!!」

ろり婆「魔王よ!覚悟しろ!!!」シャキーン!

勇者「来い!!!最終決戦だあああああ!!!」ドーン!!!

ー妖精さんのお店。カロリーオフィス

完成した映画の舞台挨拶から数日後。

みんな「かんぱーい!!!」

つつじ「なかなか面白かったよ!」

ろり婆「じゃろ?」エヘン

つつじ「あれ?勇者魔王、魔王勇者、あれ?」

勇者「空想物語、作り物だからな」

つつじ「なるほど!」

ゆめ「本当、恥ずかしかったー……」

まいあ「ゆめのファンクラブできたらしいよ」

ゆめ「嘘でしょ!?私、一般人だよ!嫌!絶対に嫌!!!」

しろ「おめでとう。これで有名人、いや、わしと同じく、みんなのアイドルじゃな!」フフ

ゆめ「嬉しくありません!」

妖精「はい、どうぞ」

あい「ありがとうございます!やったー!!!」

はる「あい、何もらったの?」

あい「フェアリーハートラブリー折り畳み傘!」

はる「よかったねー!」なでなで

ろり婆「勇者、あーん!」

勇者「人前でやめろ」

デュオ「カルテット、あーん!」

カルテット「デュオ、最近あなたは、僕を何だと思っているんですか?」

デュオ「妹?」

カルテット「お断りします」

ゆめ「あの、王妃様」

せせら「何かしら?」

ゆめ「あの人、本当に王様なんですか?」

せせら「そうよ。ね?ダーリン!あーん」

王様「愛してるよ、ハニー!あむ!」

まいあ「すっげーーー!!!」

かるみあ「サイン、頂きました」

まいあ「あたしも!」

あい「あいも!」

つつじ「私も!」

王様「俺、人気者!!!ふぅ!」

勇者「王様はロリコン、て売り込むか」

王様「お前にだけは言われたくないぜ!」ヤレヤレ

ーいちごの里 ラブベリ

ゆめ「わー綺麗!」カシャ

まいあ「やっーーーーーほっい!!!」ピョイン!

しろ「やめんか、恥ずかしい」

あい「しろさん、連れてきてくれてありがとう!」

しろ「うむ」

つつじ「苺狩り?苺をたくさんやっつけたらいいんだね!」

かるみあ「収穫してください」

しろ「じゃ、さっそく行くぞ」

ー苺畑 もぎもぎふるーつ

まいあ「うお!うおりゃあああああ!!!」ドドドド…!!!

ゆめ「んー?」クビカシゲ

しろ「こうするんじゃ」プチッ

ゆめ「こう?」プチッ

しろ「ふふ、上手上手」パチパチ

つつじ「あい、見て!」

あい「それ苺パンツ」

かるみあ「つつじ。恥というものを覚えてください」

まいあ「あーーー!!!」

しろ「どうしたまいあ」

まいあ「とっていい量越えた……」ガク

ゆめ「はやっ!」

しろ「よいよい。わしに任せい」

まいあ「しろさんありがとう!」

ゆめ「もー」

しろ「きゃ!」ダキツキ

ゆめ「どうしたのしろさん!」

しろ「ミミズ……」ガクプル

ゆめ「ふふ」カシャ

しろ「ひゃあ!足に!!!」

ゆめ「しろさん!こけるこける!」

つつじ「お母さん見て!ちっちゃいくも!」

しろ「きゃーーー!!!」トトトトト!

つつじ「?」

かるみあ「お母さんは、虫が苦手なんです」

ゆめ「蜘蛛は駄目。ポイしなさい!」

つつじ「ぽい!」ポーイ

まいあ「ん?ぎゃあああああ!!!」タタタタタ!

つつじ「ししししし!」ケラケラ

あい「つつじは悪戯っ子だなー」

つつじ「あいー。頭にくもいるぞ」

あい「やっ!ひゃあ!とってとって!」アタフタアタフタ

ゆめ「嘘よ、嘘」

つつじ「ししししし!!!」ケラケラ

あい「もう!怒りんごまつり!!!」プンプン

ゆめ「なにそれ」ジトー

ー苺の家 おやつときとき

まいあ「じゃじゃーん!!!まいあ特製!!!いちごパイ!いちごマフィン!いちごプリン!いちごアイス!いちごミルク!」

つつじ「まいあすっごーーー!!!」キラキラ

まいあ「さぁ、オヤツタイムだ!」カッコツケ

しろ「いちごアイス!いちごアイス!」

かるみあ「いちごアイス!いちごアイス!」

ゆめ「可愛い」カシャカシャ

まいあ「ゆめちゃん!」

ゆめ「ゆめちゃん?」

まいあ「プリンをどうぞ!」

ゆめ「ありがとう」フフ

あい「うまちぃー!!!」

しろ「あー。わしゃ、しあわせじゃ」

まいあ「ありがとう!白髪さん!」

しろ「白髪さん言うな!し・ろ・か・み・じゃ!」プンプン

かるみあ「アイスのおかわりを所望します」

まいあ「はい、どーぞ」

かるみあ「いちごチョコアイス!?」キラキラ

まいあ「まいあにぬかりなし!」

しろ「よぅこんだけ作ったわ。うむ。チョコとの相性もよいよい、うまちぃじゃ!」

ー宿屋スターミヤ 温泉

つつじ「お母さん上手ー」

しろ「ふふ、まあの」ワシャワシャ

あい「この浮いてる苺の葉っぱ、意味あるの?」

まいあ「なになに。乙女よ!気分を楽しめ!だって」

あい「わけわかめこんぶのり」

ゆめ「誰!?次から次へと、あいに変なこと教えてるのは!」

あい「にひひ!」

かるみあ「はるさん863回、まいあ150回、ろり婆88回、勇者64回、お母さん46回。私の記憶にある統計です」

ゆめ「はるさん多すぎ!!!しろさんまで……」

まいあ「まぁまぁ」カタポン

ゆめ「まいあも何教えたの!!!」

まいあ「あーおっぱい洗おうかな」メソラシ

ゆめ「何でおっぱい限定!?」

あい「揉むと大きくなるんだって!」フニフニ

ゆめ「やめなさい!なりませ、ひゃっ!まいあ!やめて!もぅ!」

まいあ「あーはっはっはっはっ!!!」ケラケラ

かるみあ「ゆめは平均的なサイズです。揉む必要はありません」

ゆめ「やめて恥ずかしい」

つつじ「向こう楽しそー」アシパタパタ

しろ「流すよー」シャワー

つつじ「ぶふー」

しろ「ふふふ」シャワー

あい「しろさんまだー?」

しろ「もう少し待ってねー」

ゆめ「私も頭洗お」ザパァ

まいあ「おっぱいは、あたしが洗ったげる」ザパァ

ゆめ「ひつこい」デコピン

まいあ「あいたっ!」

あい「まいあ自業自得」ジトー

ゆめ「えらいえらい!!!かしこいねー」なでなで

まいあ「ちっくちょー」オデコスリスリ

ー部屋は二階だけ。壱号室。

まいあ「夕焼けいちご畑、なんて素晴らしい景色なの!!!」キラキラ

かるみあ「まいあ、ご飯きましたよ」

まいあ「なんだ、いちごじゃないのか」ガックシ

しろ「当たり前じゃ」

ゆめ「きゃー!なんて素晴らしい地鶏料理なの!!!」キラキラ

あい「ゆめ、良かったね!」ニコッ

ゆめ「うん!」ニコッ

つつじ「野菜嫌いなんだよねー」ホッペフクラマシ

しろ「命はもれなく、ありがたく頂きなさい」

かるみあ「味覚を切ればいいのでは?」

つつじ「その手があったか!」

しろ「命はもれなく、ありがたく、美味しく頂きなさい」

つつじ「ちぇっ」

しろ「では!みんな一緒に」

みんな「いただきまーす!!!」

ゆめ「うふ、うふふ!もう、幸せ~」クネクネ

あい「黒豆あげる」

まいあ「もー」

つつじ「あい!ずるいぞ!もれなくありがたくおいしく頂きなさい!」

しろ「あいは好き嫌いしない、良い子だよね?」

あい「かも……しれないけどー」

ゆめ「がんばれ!」

あい「むー……あむ!」

ゆめ「えらいえらい」カシャ

あい「へへっ」ニヤリ

つつじ「あー!野菜うまちぃー!」

しろ「ふふふ」

かるみあ「きらいでも。みんなとぱくり。おいしいね」

ゆめ「俳句!?」

まいあ「季語ないからあうとー」

かるみあ「ぷぅ」

しろ「かるみあ、上手にできました」なでなで

かるみあ「ふふふ!」

やっぱり季語はいらなくていいんだね

ー夜

つつじ「枕投げ大会!よーいぷふ!」ポスッ

あい「隙あり!」

つつじ「くぬー!!!くらえ!!!」

ズガーン!!!

あい「あわわ……」ガクブル

しろ「あー!壁に穴が!!!」

お隣さん(お前)「え?え?」

しろ「ごめんなさい!ごめんなさい!」ペコペコ

ー部屋、移ります。お金も払いましたよ……

しろ「一生枕投げ禁止、いい?」

つつじ「えー」

あい「はーい……」

しろ「つつじ」

つつじ「気をつけるから別にいいでしょ」

しろ「つーつーじ」ジトー

つつじ「たまたまじゃん!」

かるみあ「つつじ。悪いことしたら」

つつじ「うるさい!うるさい!うるさーい!!!」

しろ「つづじ、落ち着いて」

つつじ「お母さんなんて大嫌い!!!」

しろ「つつじ!」

つつじ「だから親なんていらないって言ったでしょ!!!」ダッ!

しろ「どこ行くの!待ちなさい!」

ゆめ「まいあ!」

まいあ「追いかけよう!」

かるみあ「つつじ……」

あい「かるみあ!いこう!」

がおっしゃがおっしゅ!

ー森の中

あい「見つけた!」

つつじ「うわっ!」

あい「もー」

つつじ「くるな!そもそもあいのせいでしょ!」

あい「むっ!……そうだよね。ごめんなさい」ペコリ

つつじ「なんですぐ謝るの」

あい「はやくごめんなさいした方が、楽しいよ!!!」ニコッ

つつじ「でも……たまたまだし」

あい「一緒にごめんなさいしよ!」

つつじ「あい、一回謝まったじゃん」

あい「つつじと一緒に謝りたいの。あいのせいだしね、にひひ」

つつじ「むー…………わかった!!!一緒なら、謝る……」

あい「あと、お母さんは大嫌いになっちゃだめ」

つつじ「私に両親の記憶はないの。あるのは、平和の為の命令。プログラムだけなの。あいとは違うの!」

あい「あいも、あんまり覚えてないよ。お母さんも、お父さんのことも」

つつじ「なんで?」

あい「お母さんもお父さんも病気でね、あいは孤児院、てとこにいたの」

つつじ「孤児院?」

あい「親のいない子供達がいる場所」

つつじ「ふーん」

あい「でも、あいも病気だったから、追い出されちゃった。にひひ」

つつじ「大丈