小鳥「…プロデューサーさん、この名前の横のDとかCってなんですか?」(323)



P「ちょっ!?こっ小鳥さん!人の手帳勝手に見ないで下さいよ!」

小鳥「スミマセン、ツイツイ、メニハイッチャッテ」

P「もう…」

小鳥「それで?それで?DとかCって何ですか?」

P「ええっと…それは…」

小鳥「言えないような事なんですか?」

P「…出来れば…言いたくは無い…ですねぇ」

小鳥「じゃあ、私にだけ教えてくださいよぉ~」

P「えぇ~」

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765プロ事務所前/

春香「ふぅ…しかし、みんな終わりで移動のタイミングが合うなんておもしろいですねぇ」

伊織「そうね!こ~んな事中々無いんじゃない?」

律子「本当ね、みんなビルの前でバッタリ!」

響「なんか自分楽しくなっちゃったぞ!」

真「ボクもボクも!」

やよい「うっうー!嬉しいですー!」

雪歩「全員揃うのって…」

美希「夏以来なの!」

千早「みんな忙しくなってきたものね…」

亜美「だからこそ嬉しいんじゃーん!」

真美「DA☆YO☆NEー!」

貴音「まこと素晴らしい偶然です」

あずさ「この後みんな予定無いのなら、ご飯でも食べに行かない?」

一同「いいですねー!」

律子「それじゃあ、小鳥さんやプロデューサーも…」ガチャ…

765プロ事務所内/

小鳥「えーっ!?じゃあ、プロデューサーはアイドルの子達を犬か猫で分けてるんですか!?」

一同「!!!???」

P「何だか微妙に人聞きの悪い…」バタン…

P「ん?今、扉開きました?」

小鳥「え?さぁ…誰か来たんですかね…?」ブルル

小鳥「あ…メール…(律子さんから…)」

●律子さん sub:Re: 本文:電話を通話状態にして、そのままその話を続けてくだたい

小鳥「…焦りが…(ピポパ)えぇっとですねぇ…」

765プロ事務所屋上/

亜美「りっちゃんどうすんの!?どうすんの!?」

律子「待って!今、PCに繋いで、スピーカーにするから!」

伊織「急いで!律子!」

律子「わかってる!あー電話来た!ちょっと出て!」

響「あぁ!まかせろ!…今、ピヨ子が話し始めてる!」

律子「よし、繋がった!…録音開始…」


小鳥『それで、プロデューサーさん…犬と猫ですけど』

P『えぇ…まぁ正直言うと〝お前何様なんだよ〟って話なんですけど…』


美希「来たのっ!もっもっと!ボリューム上げて欲しいの!」

真「ボクちょっと、人数分の飲み物買ってくるね!」タッ

雪歩「真ちゃん!私も手伝うよ!」タッ

春香「千早ちゃん!そっち持って!」

千早「わかったわ!律子!ベンチ持って行くから、ココに!」

真美「ひびきん!携帯のマイク部分にこのテープ貼っておいて!」

あずさ「みんなすごいわねぇ~」

やよい「カッコイイですぅ!」

小鳥『そもそも、犬と猫ってどういう事ですか?』

P『アイドル達の性格を大きく二つに分けた場合と申しますか…』

小鳥『犬っぽい、猫っぽいでしょうか?』

P『なっ何となくですよ?暇な時に考えてみただけの落書きを…』

小鳥『それじゃあ…一人ずつ検証していきましょう!』

P『ええーっ!?』

小鳥『言わないと、みんなに教えて質問攻めにさせますよ?』

P『おのれ…』


響「今、みんなで聞いてるのにな…」

美希「小鳥はしたたたかなの…」

春香「〝た〟が一個多くなかった?」


小鳥『それじゃあ…最初は、春香ちゃーん!』


春香「わっ私!?」

小鳥『…春香ちゃんは…Dですか』

P『ええ…DはDog…犬ってことなんですけど…』


亜美「はるるん、犬かぁ言われてみるとっぽいかも→」

春香「え?そっそう?」


小鳥『性格が犬って言われてもよくわからないんですが…』

P『春香はですね、大きく・多く・誰よりも動いてリーダーシップを得るタイプなんですよ』

小鳥『あぁ~頑張る犬』

P『頑張る犬です。』


春香「頑張る犬!?」

律子「春香、私正直納得だわ」

春香「えええっ!?」

P『春香は動き回るんですが、それで生まれた行動や発言を気にし過ぎなんですよね』

小鳥『自分の言葉にって事ですか?』

P『ええ、それがストレスになってしまうんです』


伊織「そうね…そう言われるとそうかも…」

春香「嘘!?そうかなっ!?私ってそうかなっ!?」

千早「春香、少し落ち着いて…」


小鳥『なるほど…確かに犬が反省する感じに似てますかね…』

P『最近は自分なりの解決方法見つけたみたいなんですけどね』

小鳥『え?なんですか?』


春香「えっ!?」

響「春香は知らないのか?」

真美「自分の事なのに?」

春香「わっわかんない…」

P『あいつ自身の黒い部分って、ストレス発散になってると思うんです。』

小鳥『黒い部分って』

P『高圧的な部分と申しますか、ドSな所です』


春香「    」

千早「春香…」

伊織「春香…」

春香「ちっ違っわわっ私…そっそんな…」(/////////)

あずさ「春香ちゃん、だっ大丈夫だから、ね?」


小鳥『ダークな部分ってちょっと想像つかないんですけど…』

P『以前、TV局の楽屋で春香が俺の肩揉んでくれたんですね』

小鳥『肩揉みですか?』

P『えぇ…でも、微妙に下手で痛くって…顔しかめちゃったんですけど…』

小鳥『あー痛いんですよねー』

P『そしたら、鏡越しに春香の顔が見えたんですけど…めっちゃ悪い笑顔で』

千早「春香?」

伊織「あんたね…」

春香「違うの!ぐっと堪えてるみたいな顔が良いとか思ってないから!」(/////////)


P『悪い笑顔がまた、可愛いんですよね~』


春香「えっ!!いっ今…かっかかかっ」

やよい「可愛いって言いましたよ~よかったですね春香さん!」

春香「…うっうう…」ブワッ

亜美「はるるん泣いた!」

春香「なんか…これ…生の声過ぎてダイレクトに響くんだもん…」

真「これは、気を引き締めていかなくちゃだね…」ゴクリ

小鳥『なるほどねー…それじゃあ次は…千早ちゃんですね!」


千早「へっ!?わッ私!?」

あずさ「うふふ…なんだかドキドキしますね」どたぷ~ん

貴音「悪戯心に胸が躍りますね」どたぷ~ん

千早「くっ…」

伊織「こんな所で…」


小鳥『千早ちゃん…え?D…dogですか?』

P『え?意外ですか?』

小鳥『私、千早ちゃん犬っぽいって思った事無くて』

P『そうですか?俺は、最初からそう思ってましたけど…』

小鳥『千早ちゃん自分から積極的に物事に関わったりしなかったり…だから猫かと』

P『あぁ…確かにそう言った所も、以前はありましたね。今はもうそんな事ありませんけど』


千早「………………」(/////////)

伊織「もう、真っ赤ね…」

律子「自分の事話されてるってだけでも、恥ずかしいのね」

亜美「千早お姉ちゃんってば、可愛いんだからぁ」


小鳥『犬って…一匹狼とかそういうことでしょうか?』

P『そんな事ありませんよ、千早は確かにいきなり仲良くなったりはしませんけど…』

P『自分自身で見つけた相手にはとことん心開きますよ?』

P『そういう相手をもっと多く見つけられたら、千早の人生は豊かなものになると思うんです』

小鳥『うんうん、確かにそうですね』

P『それには俺と千早の間の信頼関係がもっと良いものにならないとですけど…』

千早「………………………」(/////////)プルプル

響「うわっ千早!頭のてっぺんまで真っ赤だぞ!大丈夫か!?」

真美「このままだと、茹であがっちゃうYO?」

真「戻りましたー!お菓子とかも買って来たよー!」ガチャ

雪歩「ハァハァ…早いよぉ…真ちゃん…」

あずさ「おかえりなさい二人とも」

真「どうなりました?」

律子「春香が終わって、今千早の事喋ってるわ…冷たいのあったら千早の頭に乗せてくれる?」

雪歩「え?じゃあ…ロックアイス買って来ましたから…」ガラン

千早「………………」(/////////)ジュー


P『それに、一匹狼どころか…ふふっ』

小鳥『え?なんですかその笑い』

P『いや…千早って結構、甘えん坊ですよ?』

千早「………………」(/////////)ジュウウウウ

真美「氷がすごい勢いで溶けてる!」

真「大丈夫なの千早?」

律子「あーあー…首まで真っ赤になっちゃって…」


小鳥『甘えん坊?…どんなエピソードが?』

P『エピソードって…あぁそうだ、以前に野外のライブ会場で…』


千早「!だっ駄目!」(/////////)ガタッ

亜美「おおっ!?初リアクション!」

伊織「どんなエピソードなのかしら~?にひひっ」

安直だけど犬千早って言葉もあるくらいだし千早は犬な気がする

P『そこが節電をテーマにしたライブで、楽屋は薄暗くってしかもその日結構な雷雨でして』

P『雷が割と近くに落ちたんですよ、そしたら半袖シャツの端っこキュッて摘まんで』


千早『あっ…すっすみません…驚いてしまって…あの…その』(/////////)

千早『…このまま…居て貰っていいでしょうか?プロデューサー…』(/////////)


小鳥『かぁ~わいい~♪』

P『もの凄ぇ可愛かったですとも!』


千早「なぁっ!?わっ!?え?」(/////////)ボーンッ

やよい「千早さんが爆発しましたぁ!」

雪歩「氷溶けちゃいましたね…」

律子「真、あっちで春香と一緒に寝かしといて」

真「了解~」

千早「~~~~~~~っ」(/////////)

小鳥『それじゃあ…続いて伊織ちゃん!』


伊織「!来たっ!?」

律子「でも、伊織は…」

美希「でこちゃんは決まってるの…」

伊織「何よ!って言うか、でこちゃん言うな!」


小鳥『伊織ちゃんは…C、catって事は』

P『はい、猫ですね』


美希「やっぱりなの」

真美「全員納得だよね~」

伊織「そっそうなの?」

真「なんて言ったらいいかなぁ?すんごい高級なセレブ猫?」

響「やっぱりそういうイメージさぁ、毛並み良さそうな猫?」

律子「懐きそうも無い生意気な猫?」

伊織「アンタ達のイメージは聞いてないわよ!」

亜美「へぇ~じゃあ兄ちゃんのは聞きたいんだ~」ニヤニヤ

伊織「なっ!?ちっ違っ」(/////////)

律子「あっ喋り始めるわよ!」


小鳥『すいません、お茶切れちゃって』

P『いえ、俺の分までありがとうございます』

小鳥『それで、伊織ちゃんは納得の猫ですが…』


伊織「…小鳥まで…」

>>18 犬千早はプロデューサーへのデレだから、小鳥は気づかなかった的なイメージ

P『えぇあいつは猫ですね、しかも〝自分自身を特別だと自覚している〟猫です。』

小鳥『自分自身を…?』

P『自信満々なのは毎日態度に見せてますが、その分努力家です』

P『常に頭の中では一歩先の成長した自分をイメージしてる…負けない姿勢を持ってるんです』


亜美「あーいおりんが手を抜くって考えられないもんねぇ」

真「想像つかないね」

伊織「うぅ…これ本当やばい…恥ずかしいなんてもんじゃないわ」(/////////)


小鳥『なるほど…あれ?でも、それって犬の性格っぽくありません?』

小鳥『こう、コツコツ頑張るって感じの犬?』

P『ここで、最初に言った特別を自覚してるっていうのが出てくるんですけど』

P『伊織が良い仕事をしたとして、俺なら…その日の事だけを褒めたりしません』

小鳥『?どういう事ですか?』

P『良い仕事を続けていける事について褒めますね。積み重ねを重点的に褒めます。』

小鳥『それは…』

P『伊織本人が努力を重ね、更に自らを特別だと理解しているからです。』

P『「良い仕事が出来るのは努力した自分が居るからだ」それを周りの人を通して納得するんです』

P『他者を通して自分を評価するのは、猫の特徴だと思うんです。』

小鳥『他者を通して自分を見る…なるほど…確かに前の二人の子とは違う考えですね…』


律子「ふむふむ…」メモメモ

伊織「…コイツ…そんな風に見ててくれたんだ…」

あずさ「担当が違っても、こうしてしっかり見ててくれてるなんて嬉しいわね?」

伊織「…そうね…」(/////////)

響「雪歩~伊織にも氷必要さ」

伊織「いらないわよ!」(/////////)


P『ただ…』


一同「!?」

小鳥『ただ、なんですか!?』

P『え?いや…最近変化がみられるというか…』


伊織「え?」


P『竜宮のリーダーとしての反動なんでしょうか…妙に俺に我儘を言うように』

小鳥『その我儘エピソードをkwsk!』キラリ☆


伊織「ちょっ!待って駄目!消して!きっ聞いちゃ駄目っ!」(/////////)


P『えっと…クーラーが直に当たると嫌だからって俺のジャケット着たり』

小鳥『おおっ包まれ状態!』

P『ツツマレ?』

小鳥『失礼、続けて下さい!おいしいです!』

P『はぁ…』

亜美「ふぅ~ん、そんなら大きめのタオルでも何でも事務所にあると思うんだけどなぁ?」

伊織「何よ…そんな…」(/////////)

あずさ「あらあら~」

伊織「あずさまでぇ!」(/////////)


P『ソファに座ってると俺の膝の上に乗っかって来たり…』

小鳥『ぴよぉおお!』

P『やよいとかには普通にしてたんで…』


伊織『なっ何よ?私にはさせらんない訳でもあるの?』(/////////)


P『…って』

小鳥『ぴよぉおおん!』(/////////)


伊織「…うぁ…うっ…」(/////////)プルプル

真「…なんか…ごめん」

伊織「謝らないでよぉおおお!」(/////////)ボーン

響「雪歩、やっぱり要るみたいだぞ。氷」

真美「一人…また一人と倒れていく…」

やよい「伊織ちゃん大丈夫かなぁ?」

亜美「これも兄ちゃんの甘い言葉が悪い!スイーツだよ!」


小鳥『続きまして…やよいちゃん!』


やよい「わっ私ですか!?」

真「やよいかぁ…」

貴音「やよいはどちらでしょうね?」

やよい「楽しみですー♪」


伊織「…やよいは…」

千早「…高槻さんは」


伊織・千早「「…天使…」」ガクッ

律子「根性は認めるけど安静にしてなさいね」

P『やよいは…まぁD、犬ですね』

小鳥『モフモフしたい小型犬ですよね』

P『それは見た目じゃないですか…』

小鳥『では、やよいちゃんのどういった所が犬なんでしょうか?』

P『やよいはですね、純朴で素直です。以前、話ついでにクイズとか出してたんです。』

小鳥『あぁ、よくやってましたね』

P『やよいにクイズ出したまま、俺は営業とか送り迎えとかに出てしまって』

P『でも、三日ぐらいしてやよいが嬉しそうに答えを言いに来るんですよ』

小鳥『天使ですか?』

P『天使ですね。』


伊織・千早「「…ウヘヘ…」」

真「ある意味最高に幸せなんだろうけど…この人達」

P『一つの問題に固執して悩んでしまうというのは長所でもあり短所でもありますから…』

P『そこをうまくコントロールしてあげられれば、もっともっとスピード上げてやれますね』

小鳥『ノンストップで行ってみーましょ♪』

P『小鳥さん赤信号です。』

小鳥『すいません。』



貴音「誉れ高い…」ナデナデ

響「あー貴音!自分もナデナデしたいぞ」ナデナデ

やよい「えへへ…なんだかくすぐったいですー」

律子「(なんだ天使か)」

真「(なんだ天使か)」

P『それにやよいが懸命に頑張る姿は人の支持を得ます。』

小鳥『そうですね…やよいちゃんが頑張ってると周りの動きが違いますもんね』

P『自然と人を元気にする…本当すごい子ですよ、やよいは』


やよい「…プロデューサーさん…うっ嬉しいですぅ…」ジーン

あずさ「やよいちゃんが頑張ってるのはみーんなわかってるからねー」ギュウ

やよい「ん~うっうー!私、もっともーっと頑張ります!」

一同「(なんだ天使か)」

小鳥『続きまして…響ちゃん!いってみましょう!』


響「うぉっ…じっ自分か…」ゴクリ

真「なんか…小鳥さんがラジオDJみたいな話し方してる気がするんだけど…」

律子「調子に乗って来ちゃったのね…」

雪歩「春香ちゃんが復活しましたぁ」

春香「ただいま…」

真「おかえり春香、まだ顔赤いけど大丈夫?」

春香「大丈夫!次の人の為にベンチも空けなくちゃね!」ジッ

響「自分もあぁなるのか…?」ゾッ


伊織「…うぅ…」(/////////)

千早「…ダメ…」(/////////)

P『響は…D・dogです』

小鳥『響ちゃんの犬は…まぁわかるんですけど…どういうタイプなんでしょう?』

P『響は…何と言うか目標とかが明確に分かってなくても努力できるんですよね』

小鳥『そっそれは…あぁ、伊織ちゃんと同じく一歩ずつ進む的な…』

P『いえ、猪突猛進してくタイプです。どっかで行き止まりにぶち当たりそうで怖いんですけどね』


響「…なんか自分のだけ…駄目な感じがするんだけど…」ズーン

春香「そっそんな事無いよ!大丈夫!大丈夫!」アワワ

響「でも…猪突猛進って…馬鹿って事だろ?」ジワッ

真「違うって!真っ直ぐ進むってカッコイイよ!響!」

小鳥『ええ~…えーとこう…響ちゃんの良い所というか…そのぉ…』

P『?猪突猛進良い所じゃないですか?響なりのエンジンの動かし方なんですから』

小鳥『あ…褒め言葉だったんですか…』


響「…えへ…」パァアアア

春香「単純だなぁ…」

真「いいんだけどね…」

P『伊織は細かい目標を決めてましたけど、響はそういったのが無くても大丈夫な理由があるんです』

小鳥『細かい目標が要らない理由…?』

P『アイツがよく言ってる…』

小鳥『あぁ!「完璧」ですか?』

P『はい、そうです。「完璧」になろうとする練習や生き方は…細かい目標を持つよりも難しいです』

P『これでいいと自分で思ってしまったらそれ以上の成長はしなくなる』

P『自分に甘いままだと…中途半端でおわってしまいます』

小鳥『自分で決めた勝手な完璧はカッコ悪いですもんね…』

P『それに響は失敗しても回復するのが早いですから…どんどん自分の思う完璧を目指してほしいです』


響「…くぅ~ナマシィニイソーサン!」ブルブル

春香「え?何?ナマ?」

響「ん?あぁ今すんごく嬉しいって言ったのさ」


P『後は…イメチェンとかさせたいですね』


響「ふぇっ!?」

小鳥『イメチェンですか~例えばどんな風に?』

P『響は…髪をおろすだけでも違うと思うんです』

小鳥『おおっ?ポニーテールをやめる!?』

P『どっちかっていうと…俺がリボン解きたい』

小鳥『ぴよぉおん!』(/////////)


響「…へ?」(/////////)

春香「何と言う大胆発言。」

真「俺がリボンを解きたい」キラッ

美希「キャー真くんもハニーもカッコイイの!」

律子「響が止まったわ」


小鳥『どっ…どういったシチュエーションで解きたいですか?』


真「小鳥さんが切り込んだ!」

律子「調子に乗ると怖いもん無しなのね、この人…」

P『んー…海の上に浮かぶコテージ風の室内、夕暮れで薄暗くなり…小さな灯りと茜色の空に…』

P『先程まで元気よく遊んでいた響の肌はオレンジに染まっていた…』

小鳥『プロデューサーさん…出来るっ!』カッ

P『近づくと何故か不安気に見上げる響…頬に触れゆっくりとリボンに手を伸ばし…シュルリ、パサリと…』


響『…あっ…うぅなんか…恥ずかしい…ぞ…』(/////////)


小鳥『ぴよぉおおおん!』(/////////)

響「………………ふぁっ」(/////////)バタッ

亜美真美「「うひゃあ…」」(/////////)

真「これは恥ずかしい…」(/////////)

律子「大の大人の妄想話を聞かされるとは…」(/////////)

あずさ「響ちゃん大丈夫?」

響「う~ん…」(/////////)

雪歩「救護班到着です!」シュタッ

春香「頼もしいなぁ…」


P『あはは…そういうグラビアもいいなぁ…』

小鳥『さすがです、プロデューサーさん…』


律子「五人中三人が再起不能…」

春香「私は復活しただけだから、四人撃墜だよ」

真「スゴイなプロデューサー…」

春香「むしろ、やよいがすごい」

やよい「?」モグモグ

小鳥『さて…前半戦最後の一人…貴音ちゃーん!」


貴音「来ましたか…望む所です」

春香「戦みたいになってきたね…」

律子「死屍累々よ最早…」


小鳥『さて…貴音ちゃんは…C!catですかぁ…ううむ』

P『えぇ…と言いましても、暫定的というか』

小鳥『暫定的?』

P『貴音は慕ってくれているのはわかるんですけど…』


貴音「もちろんです…あなた様…」


P『実態が掴めない…んですよねぇ…』


貴音「…はて…?」

小鳥『とっぷしーくれっとですね』

P『はい…ミステリアスな部分が多過ぎて、信頼は貰えてるんでしょうけど…』

P『今は問題無いんです、それは貴音本人の能力が高いし、色んな現場もこなせるからなんですが』

P『これから先の…もっと彼女の根幹に関わる何かを理解出来ないと…う~ん』


貴音「…あの方も悩んでらっしゃったんですね…」

亜美「何だか あだると なお話しですな」


P『あっでも貴音は表情から思考や感情が読みやすいですね』

小鳥『あぁ~確かにそうかもしれませんね…』

P『コロコロ表情が変わって、大人っぽい貴音も子どもっぽい貴音も可愛いんですよね。』


貴音「まぁ…」(/////////)ポッ

真「甘々だね」

小鳥『表情豊かですよね、貴音ちゃんって』

P『そうですね、アイツに意味ありげに微笑まれるとドキっとするんですよ』

小鳥『ほほぅ!ではそんな貴音ちゃんエピソードは?』

P『さっきから、エピソード重視になってません?』

小鳥『それはプロデューサーさん目線が面白いからでしょうね!』

P『面白いって…貴音は…』


亜美「何か思い当たるエピソードある?お姫ちん?」

貴音「…はて?」


P『以前、旅雑誌の撮影で小江戸・川越を訪れた時、余った時間で人力車に乗ったんです』

小鳥『いいなぁ~素敵ですね!』

P『初夏の良い季節でしたからね~風も気持ち良かったです。』

貴音「確かにあれは素晴らしいものでした。」

真「いいなぁ…」

律子「絵になったでしょうね」


P『それで、降りる時になって…先に俺が降りまして、自然に貴音をエスコートって言うか』

P『手をスッと差し伸べたんですね』

小鳥『ヒュゥ♪ジェントルメェン』

P『茶化さないで下さい…て言うかそれ、茶化してるんですか?』

小鳥『失礼しました、続けてください。』

P『ゴホン…まぁそれで、俺の手を取って貴音が降りて…』


貴音『…ありがとうございます…あなた様…』ニコリ


P『何とも言えない、幸福感というか…貴音に一生仕えるのも悪くないなんて思える程でしたね』

小鳥『ぷっプロデューサーさんのっ執事って事でありますかっ!?』

P『へ?執事?』


貴音「誉れ高い…」(/////////)

律子「小鳥さんの妄想が割り込んで来て恥ずかしい…」(/////////)

真「…お姫様扱いされたら堪らないね…」(/////////)

真美「兄ちゃんカッチリした格好させたら似合いそうだよね」(/////////)

美希「ミキ的には!たっタキシードとか着て欲しいの!」(/////////)

春香「妄想暴露大会になるから、落ち着こう美希」(/////////)


P『執事ですか…まぁ…それもありでしょうかね?貴音様?…なんちゃってww』


貴音「はぅ…あなた様はいけずです…」(/////////)

小鳥『ふぁああ…楽しい…』

P『仕事もちゃんとやって下さいね?』

小鳥『もちろんですよ!では続きまして!雪歩ちゃーん!』


雪歩「わっ私ですか!」

春香「雪歩か…犬っぽい気がするけど…」

真「そうだろうね」

雪歩「…どっちにしても…私が倒れたら後はお願いね…」

真美「ここは野戦病院か」

P『雪歩はDの犬ですね』

小鳥『ここは…まぁ納得ですかね…』

P『というか、雪歩は100%犬だと思います。主体性が薄くて臆病に見えますけど』

P『認める…というか安心する相手には懐きますし、今は自信を積み上げてる段階ですかね』


雪歩「プロデューサー…」(/////////)

千早「…見ててくれてるのね…」

春香「おおっ千早ちゃん復活!?」

千早「何とかね」

亜美「兄ちゃんって本当良く見てるよね」

真「すごいよね」


小鳥『男性恐怖症も抑えられてきましたしね」

P『そこは嬉しいですね、雪歩が自信持って顔を上げて街歩いたらみんな振り向きますよ。』

雪歩「はぅっ!」(/////////)

真美「絶対だよねー」

雪歩「えっえぇ?でも、わッ私なんてぇ~」(/////////)

律子「雪歩、シャベルは置いてね?ね?」


P『雪歩は自身の行動や失敗を振り返る犬の鑑ですね…まぁ改善案は必要ですけど』

小鳥『改善案というと?』

P『穴は掘らないで欲しい。』


雪歩「ごっごめんなさいぃいい!」(/////////)

春香「改善案っていうか、お願いだね」

やよい「頑張りましょう!」

雪歩「うん…頑張る」

小鳥『雪歩ちゃんのエピソードは無いんですか?』

P『そうですね…少し前に子供の頃の話をしたんですよ』

小鳥『プロデューサーさんの…ですか?』

P『俺の話もしましたけど、今の流れは普通雪歩のでしょう?』


真「プロデューサーの子供の頃かぁ…」

美希「きっと優しくて、とんでもなく世話焼きって感じなの」

やよい「プロデューサーお母さんみたいですー!」

春香「…おかんP」

亜美「『もぉー朝よ!早く支度しなさい!』」(裏声)

千早「ブップッククク…」(/////////)プルプル

律子「脱線しないの、今は雪歩の話」

雪歩「…………」(/////////)

あずさ「雪歩ちゃん静かになっちゃったわね…」

真美「もしかして、恥ずかしエピソード?」

雪歩「そっそ…その…えっと…」(/////////)


P『なんでも、雪歩小さい頃男の子にスカート捲られたらしいんです』

小鳥『あ~されたでしょうねぇ雪歩ちゃんは…』

P『ここで『小鳥さんは?』って聞かないのは優しさだと思って下さい』

小鳥『ぴよぉ…』

P『まぁそれで、雪歩が男の子はどうしてそういうことするのかって聞くもんですから』

P『男の子だからさ…って誤魔化したんですけど』

小鳥『誤魔化せてますか?それ』

P『う~ん…じゃあ訂正して誤魔化そうとしたんですけど…そしたら…』


雪歩『…じゃあ…プロデューサーも…スカート捲りたくなるんですか…?』


小鳥『ぴぃよぉおおおおおおんっ!!』(/////////)

P『直ぐに自分の発言に気づいて、穴掘りだしましたけど…すっげぇ可愛かったですねぇ…』

春香「雪歩ぉ駄目ぇええ!穴はっ!今掘るとプロデューサーさん達にバレちゃうからぁあああ!」ガシッ

千早「なんてっ力なの…」グググ

亜美「ゆきぴょん落ち着いてぇ!」ギュウ

雪歩「…アナ…ホッテ…ウマッテ…」

真「雪歩?聞こえてる?やばい!目の焦点が合ってない!」ガシッ

真美「何コレ?バーサク?」ズルズル


小鳥『…たっ例えばですけど…雪歩ちゃんのどんな格好でスカート捲りたいです…?』


律子「本当にぃ!この人はぁ!今、それどころじゃないってのにぃい!」ギュウ

美希「ここで放り込んでくるなんて…何考えてるの」ガシッ

春香「いや…丁度いいかもしれない…よ…」

美希「?…春香どういうことなの?」

春香「プロデューサーさんの妄想でも何でもいいから雪歩が止まるまで聞かせよう!」


P『…恰好はいつもので…そうですね…捲るんじゃなくて、自らたくし上げさせたい』


雪歩「!!」(/////////)ビクッ

律子「この変態プロデューサーがぁ…」(/////////)

真「たくし上げさせたい」キリッ

雪歩「…マコトチャ…ハワワ…」(/////////)

亜美「もぉー!まこちん!ゆきぴょんが混乱しちゃうでしょー!?」

真「はははっごめんごめん」


小鳥『マジっすか…半端ねぇぜ…プロデューサーさん!』(/////////)


P『こぅ…スカートの外側を持つんじゃなくて…前を掴んでフルフルと震えながらたくし上げして…』


雪歩『プップロデューサー…もっもぉ…我慢できませぇん…』(/////////)プルプル


小鳥『ぴぃよっしゃあああああ!』

P『何が我慢出来ないんだぁ?んんっ?ってドヤ顔で聞きたい』

雪歩「ハッハハ…ハワァ…」クラッ

真「おっと…オーバーヒートしたみたいだね…」

やよい「雪歩さん…」

あずさ「大丈夫よ、気を失っただけだから…」

律子「とりあえず、防犯ブザーとか通報の準備は怠らない必要があるわね」

伊織「身内から逮捕者はキツイわね…」

真美「おぉっ!いおりん!おかえりっ!」

亜美「大ジョブ?いおりん…まだフラフラしてない?」

伊織「雪歩を止める騒ぎで起きたのよ…」

あずさ「伊織ちゃんこっち座って、ね?」

やよい「伊織ちゃん、お水飲む?」

伊織「ありがと、あずさ、やよい…」ストッ

真「雪歩寝かせてきたよ…うわ言でたくし上げって言ってるんだけど…」

律子「完全に悪夢見てるじゃないの…」

伊織「さて…後半戦?とやらも始まって…後は…」

春香「亜美と真美…あずささんと真と美希もか」

伊織「それと、律子ね…」

律子「え!?嘘!わっ私もっ!?無い無い!」

伊織「…小鳥よ?…」

律子「…やだなぁ…」


小鳥『楽しさ自分史上MAX!!続いてはぁ~美希ちゃぁん!』


美希「!!…ついにミキの番が来たのっ!」

春香「あぁ…犬とか猫とか正直見失い始めてた…」


P『美希は、猫ですよ。』

小鳥『そうですよねー』

P『…………』

小鳥『え?』

P『え?』

小鳥『え?じゃなくって!説明!美希ちゃんの!』

P『必要無いくらい、あいつは猫でしょう?』


美希「はっ…ハニー…ひどいの…グスッ」

あずさ「あぁ美希ちゃん泣かないで…よしよし」ギュウ

美希「あずさぁ~…」


伊織「まぁ美希が猫ってのはわかるけど…」

律子「縁側で寝てる猫よね、寝子ってくらいだし」

美希「うぅぅぅぅ…」


小鳥『説明してくださいよ!』

P『あぁはい、わかりました。美希は…気の向く時しか動かない猫です。』

P『好きな時に好きなだけ、気まぐれに…』


美希「ハニー…」


P『でも、その気まぐれで…沢山の人を魅了するんですよね…』


美希「ハニー!」パァアア

伊織「単純…」

亜美「いおりんもでしょ?」

伊織「何よ!」(/////////)


P『動かす為にはご褒美が必要だったりしますけど…』

P『美希は時々目標自体、達成する事こそがご褒美だったりするんですよね』

小鳥『目標達成がご褒美…?』

P『例えば…まぁまぁの出来、70点を俺が目標と伝えるとあいつは勝手に80点100点に変えるんです』

小鳥『目標を高く持つことは良い事じゃないですか』

P『えぇそうなんですよね、これは俺が慎重というか臆病なだけかもですけど…はははっ』


美希「そんなこと無いの!」

真「そうだよね、臆病なんてそんな訳無いのに…」

あずさ「私達の事優先で考えてくれて…いっつも自分は後回しで…」

伊織「律子もだからね!?」

律子「えっ!?私も!?」

亜美「そうだよ~ヤバい時はちゃんと言ってよ?」

律子「わっ…わかったわよ…」


小鳥『臆病じゃありませんよ、皆わかってますから』

P『あはは、ありがとうございます。』

小鳥『美希ちゃんは、自分で目標を高く変えて…それに挑戦して…』

P『もちろん、乗り越えられればそれは自信になります。美希は予想を越えたいんですよね』

小鳥『予想を越えたい…』

P『美希のキラキラしたいって言う感覚の持ち方はアイツ特有です』

P『色んな段階や壁をあっと言う間に飛び越えてゆく…見る前に飛ぶ、カッコイイ奴ですよ』


律子「待ちなさいって!美希!」ガシッ

美希「離して!律子 さん!今すぐハニーを抱きしめにいくの!」バタバタ

春香「今行ったら、聞いてた事バレちゃうから」グイッ

美希「ハニー…うぅ…」ズルズル


小鳥『なるほどぉなるほどなっ』

P『小鳥さんのキャラがわかりません』

小鳥『お次は、真ちゃん!行ってみよう!』


真「うぁ…来た、ドキドキする」

伊織「真はおバカな犬ね。」

真「なにぃ!?」

律子「喧嘩しないの」


P『真は犬ですねぇ』

小鳥『あれですかね、こう狩猟犬とかドーベルマン的な』


真「へへっ…でも、やっぱり可愛いのがいいなぁ…」

やよい「真さんは可愛いです!」

真「やよい…ありがとね」


P『そうですか…?真はそこまでキリっとした印象無いんですよねぇ』


真「………」ズーン

春香「コメント!コメントして真!私達もいじり辛いからっ!ねっ!?」


P『真は自分ルールを持ってて進んでるのは分かるんですけど、具体性に欠けてたり…』

小鳥『そっそんな事…』

P『まこまこりんでも?』


真「……………」プルプル

真美「やヴぁいよぉ→まこちん泣きそうだよぉ→」オロオロ


小鳥『あ、いや…でも…』

P『必要な努力より、こう…猛進になりがちで…思い描いたモノと違うと落ち込んだり、拗ねるし』


真「………………」プルプル

あずさ「真ちゃん、大丈夫よ?大丈夫だからね?ね?」

千早「プロデューサーが…こんな事言うなんて…」

伊織「いっ意外よね…」

亜美「いおりんがさっき、いじめるから~まこちん泣いちゃったじゃぁん」

伊織「いっいじめてないわよぉ!」


P『可愛くなりたいなんて…』


真「…ふぇ…」ジワッ


P『充分可愛いっつーの、ねぇ?』

小鳥『え?』


真「…え?」


P『言っときますよ、えぇ、真が可愛くなりたいって頑張ってる姿こそ!可愛いんですよ!』

P『以前、ヘアアレンジの練習で真が鏡の前で四苦八苦しながら髪の毛いじってる時』

P『上手く出来なくて溜め息混じりでこう言ったんですよ!』


真『…ハァ…やっぱりボクじゃあ…可愛くなんないよなぁ…』


P『抱きしめてやりたくなるくらい、可愛かったんですよ!』


真「…ふぁ…うぁあぁん…」(/////////)ポロポロ

あずさ「あらあら…よしよし」ナデナデ

律子「落として上げるって感じかしらね?」

いつもの格好って白いワンピースみたいな奴かな?


小鳥『え?えっと…真ちゃんは可愛いでOKですか?』

P『?はい、そうですね』

小鳥『でっでも、具体性に欠けてるとか不必要な努力とか、こうマイナスなイメージとか』

P『別にアスリートじゃないんですから、欠けてる部分在ってもいいじゃないですか』

小鳥『へ?まっまぁ…そうですね…』

P『純粋な能力じゃなくて、真の真っ直ぐなところが魅力的なんですよ』


真「グスッ…うぁ…ヒック…ヴ…うでじい…」(/////////)

春香「嬉しい?って言ったの?」

真「グスッ…」(/////////)コク

律子「ほら、真…ベンチで休んでなさい」

真「ヴぁい…」(/////////)


P『後、抱きしめたいって言いましたけど真の身体って彫像みたいに綺麗ですよね』


真「ヴぁぁあああああああい!」(/////////)バンザーイ

>>68 そうです


??『――――ヴァァァァァイ!』

P『?何だ?』

小鳥『さぁ…?何でしょう?』


真「モゴ…んんー!」(/////////)ガムテ

伊織「静かにしなさいよ!」

千早「プロデューサーの方にも聞こえてたわよ」

やよい「876プロの愛ちゃんみたいでしたー」


小鳥『いいですねー他に抱き締めたくなるアイドルって…誰です?』ニヤニヤ

P『えー…そうですね…』


律子「小鳥さんのブチ込み番外編!?」

春香「きっ気になる…」

美希「当然ミキなの!」

真美「ぬふっふっふー♪それは」

亜美「どぉかなぁー?」


P『…部門に分けてもいいですか?』

小鳥『!!いいですとも!』


伊織「ぶっ部門?」

貴音「どういう事でしょう?」


P『力一杯抱き締める部門なら…千早ですね』


千早「なっ…」(/////////)ガタッ

真美亜美「「きゃぁー☆」」

春香「力一杯って…」(/////////)


小鳥『勿論…妄想してくれるんですよ…ね?』

P『…既に』


伊織「大変な変態ね」

律子「あぁ…もうこの人達は…」


P『千早がネガティブに落ち込みまくってるんです。』

小鳥『「私なんて…」な感じですね』

P『そうです、何を言っても否定的で自らを卑下してしまうんです』


千早『私なんて…私の歌なんて…誰も聞いてない…必要としてくれてない!』

P『そんな事無い!』

千早『嘘っ!嘘…つかないで下さい、プロデューっ」ガバッ

P『嘘じゃない…』ギュッ

千早『あっ…』(/////////)ギュウ

P『お前が…如月千早が俺の人生には必要だ…』


P『千早の肺の空気が全部抜け出るくらい!強く抱き締めてやりたいです!』ムハー

小鳥『ぴよぉおおおおおおん!』(/////////)


千早「はっ…くっくう…あがっ」(/////////)プルプル

春香「…最早プロポーズだよね」

千早「ぷろぽっ!?」(/////////)ボーン!


亜美「千早お姉ちゃん、まさかの本日二度目の退場ー!」

律子「日に二度もなんて…体調おかしくなるわよ…」

伊織「部門って事は、後何人爆発するのよこれ…」

真美「何ソレ怖い」


P『思わず抱き締める部門なら…あずささんかなぁ』

小鳥『おおっ!?』


亜美「おおっ!?あずさお姉ちゃんキタ━━━!!」

あずさ「あっあらあら」(/////////)


小鳥『ならばこの流れで、あずささんいきましょう!妄想はその後たっぷりと!』

P『いいですよー。あずささんはDの犬です』

小鳥『…COWの牛じゃないんですか…?』

P『小鳥さんセクハラです、それ』


あずさ「ん、いやん…」(/////////)どたぷ~ん

春香「…千早ちゃんが気絶してて良かっ」

千早「くっ」

春香「…無意識でも?」


P『あずささんは周囲の和を気にしてるんですよね』

小鳥『みんなのお姉さんですもんね』

P『なんだかそのせいもあってか、一番後ろでニコニコしてるのが定位置になりつつあったんです』

小鳥『あーそうだったかもしれませんね』

P『副リーダーというか、自分を後回しにというか…だからこそ』

P『律子が竜宮小町として、前にグイッと引っ張って行ってくれたのは嬉しかったですね』


あずさ「…本当にありがとう…律子さん」

律子「いっいや…そんな私は」(/////////)

伊織「そうね…ありがと、律子」

亜美「りっちゃん愛してれぅ」

律子「ちょっ…アンタ達ねぇ…グスッ…」(/////////)


P『後…意外だったのが、時々自制が効かない時があるみたいなんですよ』


あずさ「えっ…?」

やよい「じせいがきかないってどういうことですかぁ?」

春香「え?ええっと…こう暴走というか、わぁーっとなっちゃうっていうか」のヮの アセアセ

律子「あずささんが…?」


小鳥『あずささんがそんな事…』

P『…ここだけの話ですよ?』

小鳥『えっえぇ…勿論他言は致しません』


美希「みんな聞いてるの…」


P『以前、伊織が持って来てくれた「ゴージャスセレブプリン」を…』


あずさ「だめぇっ!!」(/////////)

伊織「…あずさ?」

あずさ「ごめんなさい…」(/////////)


小鳥『そういえば…綺麗さっぱり無くなって…え?でもあずささんが犯人?』

P『あの時あずささんの指先に生クリームみたいなのが付いてて、様子もおかしかったですし』


亜美「あずさお姉ちゃん…」

あずさ「許してぇええ…」(/////////)

春香「(可愛いってかエロい)」


律子「自制が効かないってこういう事…」

あずさ「ごめんなさい!うぅ…」(/////////)

真美「だから、あの後怒涛の差し入れラッシュだったんだね…」

やよい「罪滅ぼしですかぁ」

一同「!?」


小鳥『わかりました。墓まで持って行きましょう』


律子「たるき亭で酔ったら喋っちゃいそうね、この人」

伊織「まぁ全員に知れ渡ったんだから、もういいじゃないの」

あずさ「はぁ…恥ずかしいわ…」(/////////)

貴音「ふふ…」


小鳥『ではでは…765プロ抱擁賞〝思わず抱き締めたい〟部門受賞 三浦 あずささんについて』

P『設立した覚えが無いんですけど?その賞』


美希「らっ来年度はミキが獲るの」メラメラ

春香「一年更新なの?」


P『まぁ…妄想っていうか…』

小鳥『え?もしかして実話ですか?』

P『あっいや…えーと』


一同「…」ジーッ

あずさ「あっ…あらあら?」

伊織「どっどういうこと!?流石に勘弁ならないわよっ!?」

春香「あずささん!?」

律子「待って!話し始めるわよっ!?」


P『765プロに入った当初の頃は、迷子になったあずささん探しが割と俺のメインというか』

小鳥『あぁ~それに一日奔走してましたもんねぇ』

P『そんな時、やっと見つけたのにほんの少し目を離しただけで再び迷子になってて…』

小鳥『いっイリュージョン…』

P『本当ですよ…それで見つけたんです、そしたら車通りの多い所でフラフラしてて』

小鳥『危ない!』

P『そう思って、手を引いて…その…思わず』

小鳥『抱き締めちゃったんですね!』

P『はい…』


P『危ないっ』グイッ

あずさ『えっ?』ギュッ   ブォーン パパァッー!

あずさ『あ…』

P『だっ大丈夫ですかっ!?あずささん!』

あずさ『はっはい…大丈夫です…あっあの…』(/////////)

P『え?…あっだぁっ』バッ

P『すっすいません…』(/////////)

あずさ『いえ…』(/////////)


P『帰り道の恥ずかしい事…顔から火の如し』(/////////)

小鳥『ぴよぉおおおんっ!』(/////////)


美希「ミキも明日から迷子になるのっ!」

春香「方向音痴のコツはっ!?」

あずさ「…………」(/////////)カァ

真美「色っぽいってこういう事を言うんっすなー」


小鳥『くぅうう…抱き締めたいで賞も楽しいんですが…そちらは後日!また別口で!』

P『別でやる気ですか?』

小鳥『それでは続いて、双海姉妹の可愛い方!亜美ちゃん!』

P『え?』


真美「ちょっピヨちゃん!?」


P『あっあの…何ですか今の』

小鳥『?知らないんですかプロデューサーさん、ネットではこういう見分け方があるんですよ』

小鳥『可愛いのが亜美・可愛いのが真美って』

P『あぁ…そうなんですか…何いきなり真美を悪く言うのかと』


真美「びっくりした…」ポン

真美「?…亜美」

亜美「終わったら…ピヨちゃんの脇腹プヨプヨしに行こうZE☆」

真美「亜美…うんっ!」

律子「どうしよう、初めて双海姉妹のイタズラ怒る気にならないわ」

春香「泣くまでやりましょう」

P『亜美は…というか二人ともCの猫ですんで』

小鳥『イタズラ子猫ちゃんですよねーきゃわわわっ』


亜美「んっふっふ~覚悟しとけよぉピヨちゃん!」


P『亜美は…発想が柔軟なんですよね』

小鳥『仕掛けるイタズラが日に日に恐ろしく巧妙になったりしてますもんね』

P『そっちもなんですが…あー…小鳥さんクイズです』

小鳥『いきなりっ!?』


律子「とっ唐突ね…」

伊織「なんでまた…」

P『攻略に最低一時間はかかる迷路があります。スタート地点に亜美が、ゴール地点に真美が居ます』

小鳥『はぁ…はい』

P『あと三十分以内に二人が合流するにはどうすればいいでしょうか?』

小鳥『え?えぇっと…』


春香「えぇっと…あぁ!わかった!スタートとゴールから同時に出発すれば真ん中で合流出来る!」

律子「あぁ…なるほど…ん?」

真美「んっふっふ~」

亜美「いやぁ…はるるんは、ながれいしとしか言いようが無いね」

春香「え?えへへ~いやぁそれほどでも」(/////////)

律子「流石ね、〝さすが〟」


小鳥『あぁ!スタートとゴールから真ん中に向かって行くんですね?』

P『…小鳥さん…流石です』

小鳥『えへへ』(/////////)

P『でも、それだと…真ん中で合流出来る可能性は低いですよね?』

小鳥『え?』


P『最低一時間かかる迷路ですから』

小鳥『あっ』

P『迷路の中でスレ違いになってしまったら、三十分以内に確実にというのは…』

小鳥『じゃっじゃあ!どっどうやって!?』


亜美「そんな迷路に入らないで、別の場所で合流すればイーじゃん?」

春香「え?えええっ!?それアリなのっ!?」

亜美「アリだよ~三十分以内に集まんなきゃいけないのに、何迷路で遊んでんの?」

春香「うぐっ…」(/////////)


P『別の場所で合流するんです、〝迷路を通って合流しろ〟とは言ってません。』

小鳥『えー…そんなのアリですかぁ?』


小鳥『って言うか、それと亜美ちゃんとどう繋がりが?』

P『ええ、先程言いましたがこうしたクイズをやよいにも出してまして』

小鳥『あぁ…亜美ちゃんにも出してたんですね』

P『さっきの問題、亜美は即答でしたよ。』

小鳥『うっそ…亜美ちゃんすごい…』


亜美「んっふっふ~」

貴音「双海亜美、天晴れです。」ナデナデ

亜美「褒めたまえ、さぁもっともっと」

P『亜美は盲点ブレイカーなんですよ』

小鳥『もっ盲点ブレイカー?』

P『はい、問題の盲点に囚われずに本質を見抜く力です』

小鳥『本質を見抜く…ですか…』

P『さっきの問題なら迷路に惑わされないという事です』

P『自分の問題を解決するのにも重要な力ですね…多角面から問題を観れるんです』


亜美「…褒められてる?」(/////////)

律子「そうね、ベタ褒め」

亜美「んっふっふ~」(/////////)


P『まぁイタズラとかそういうのも、亜美なりの息抜きなんでしょうかね?』

小鳥『そうなんですね…じゃあ~亜美ちゃんとのエピソードなんかお願いしたいですね』

P『亜美とのですか…えーと…』


伊織「小鳥はエピソードが聞きたいだけなんじゃないの?」

律子「多分そうよ…」

春香「(妄想の材料かな)」

あずさ「亜美ちゃんは何かエピソードで思い当たる事ってあるの?」

亜美「えー?何だろう?イタズラかなぁ…」


P『あー…亜美達ってよくお菓子ねだりますよね?』

小鳥『そうですねぇ、私のとっておきチョコ食べられた時は…くぅう…』

P『以前、とんでもないものをねだられて?頼まれたかな?』

小鳥『何ですか?何をねだられたんですか!?』

P『いやぁ…』


亜美『ねぇねぇ兄ちゃん!今度亜美ね!披露宴のゴンドラに乗りたぁい!』



小鳥『はいぃ?』


亜美「     」

伊織「…亜美?」(/////////)

律子「あっあんたね…」(/////////)

あずさ「あらあら、大胆ね~」(/////////)

亜美「ちっ違うよ!そっそれ話した時は全然違う意味で!」(/////////)


小鳥『亜美ちゃんったら!そんな逆プロポーズみたいな事を!?』


亜美「あうあうあ~!違うんだってばぁー!」(/////////)

やよい「けっ結婚…」(/////////)

真美「………」


P『やっぱりそういう風に聞こえますよね?』

小鳥『ずるい!私だって乗りたい!』

P『いやぁ、そういうんじゃなくてですね』

小鳥『それは…私が一生乗れないとかそういう事ですか…?』ジワッ

P『違います!大丈夫!大丈夫ですよ!』

小鳥『うぅうう…』

P『まぁその、双海姉妹を取り上げた看護士さんの結婚式にアイツらがサプライズゲストで出たんです』

小鳥『へぇ~楽しそうですね』

P『ええ…でも新郎新婦が出てきたゴンドラにこっそり乗って登場したらしくて…』

小鳥『そいつは最高だな!ジョージ!』

P『誰がジョージだ、誰が』


亜美「そう!コレ!こんな風にもう一回登場したいってこと!」(/////////)

伊織「ふ~んそうなの~」ニヤニヤ

律子「ドライアイス一杯で旦那さんと腕組まなくていいのぉ?」ニヤニヤ

亜美「もうっ何さぁ!」(/////////)


P『びっくりしましたけどね~』

小鳥『いいんじゃないですか?一緒に乗ってあげればぁ~』

P『亜美と結婚って、アイツまだ子供…』


亜美「…子供じゃないもん…」(/////////)

春香「(かわいい…)」


小鳥『それではそれでは、双海姉妹のやっぱり可愛い方!真美ちゃ~ん!』


真美「…………」

律子「まっ真美?」

真美「ん?何?」

伊織「アンタの番よ?」

真美「うん、聞いてるよ?」

春香「落ち着いてるなぁ…(何か怒ってる?)」

P『真美は他者の発想を得てアレンジする力に長けてると思うんです』

小鳥『他者って…この場合は亜美ちゃんですか?』

P『ずっと一緒ですからね、でもプロデュースが変わってきて…自分から作り出す事に…』

P『何か難しさを感じてるみたいだなって、苦しいけど乗り越えて欲しい所ですね』

小鳥『双海姉妹の真美。じゃなくって…って事でしょうか?』

P『まぁ、そうですね。自己採点がちょっと低めなのも気になります。』


真美「………」

やよい「まっ真美?えっと…」

真美「………」

やよい「あぅ…」ショボン

伊織「ちょっとぉ…」

春香「大丈夫だよ…」

伊織「え?」

春香「プロデューサーさんの言葉を聴こう…」


P『勿論、ゼロから創る力も重要ですけど…そうなると俺要らなくなっちゃいますので』

P『真美のどんな所をこれから伸ばしてやれるか…楽しみです。』ニッコリ

小鳥『猫は猫ですけど…ちょっと犬な感じもしますね』

P『あーそうかもしれませんね、それ書いたの結構前ですから…変化はしてますよ』

小鳥『途中で変わっちゃう事なんてあるんでしょうか?』

P『三つ子の魂百までなんて言いますけど、物事に取り組む姿勢とか意識の話ですから』

P『変わるのなんて、一瞬で十分かもしれません。』

P『真美が変わったら…きっともっと…素敵になる、えぇ絶対に』


真美「………………」(/////////)ポロポロ

春香「…絶対みーんな素敵になるんだから…ね?」ナデナデ

真美「うん…うん…グスッ…」(/////////)

律子「プロデューサーは気づいてたのね…」

伊織「え?コレ聞いてるのを!?」

律子「違うわよ…真美が何か抱えてるのを」

亜美「…真美、亜美達はさ、ひとりでもすんごいんだからさ…」

真美「うん…」

亜美「だから…さ…グスッ…一緒になったらもっとすんごいんだからね?」

真美「うん…わかってるよぉ…」(/////////)ギュッ

亜美「だーい好きだよ…」(/////////)

真美「私も…だーい好き…」(/////////)ギュウ


小鳥『楽しみですね…』

P『はい、とっても』

小鳥『…えっと…エピソードの方を…』

P『欲しがりさんだなぁーこの人…』


律子「良い話してたのに…」

春香「台無しですね…」

亜美「えへへ~」

真美「あはは~、後でイタズラしに行くからいいよぉ」

伊織「ガッツリやってきなさい!伊織ちゃんが許すわ!」

亜美真美「「ラジャー!!」」


P『う~ん…あぁ披露宴のゴンドラの話した後に真美が…』


真美「うぁあああああ!ダメ!兄ちゃんその話ダメ!」(/////////)

亜美「真美?」


P『真美が〝兄ちゃんっていつ結婚すんのー?〟って』

小鳥『言葉の暴力!』バン

P『ねぇ!?こちとら、彼女も居ないってのに!嫁さんなんて出来るかっ!』

小鳥『…居ないんだ…ヨシ』


春香「居ないんだ…」

伊織「ふっ…ふーん…」

あずさ「うふふ」

真美「………」(/////////)

亜美「真美がミノムシみたいになって動かなくなっちゃったんだけど」

律子「今になってこの順番が回ってきたことに恥ずかしさを感じてるのよ」

P『結婚観の話になって…〝どんなお嫁さんが理想〟みたいな話ですけど』

小鳥『そこんところを詳しくっ!!』

P『え?真美の話はいいんですか?』

小鳥『うぁあ…えっと…後日!是非ともお願いしますぅ!』


伊織「何言ってんのよ!今聞きなさいよ!」

律子「伊織?」

伊織「あっ…」(/////////)


P『まぁそれで、結婚なんてするかもわかんねぇのに話す話題じゃねぇよって』

P『そしたら真美が…』


真美『そしたらさ…真美がお嫁さんになってあげるよ…』(/////////)

P『真美がぁ?お前…子供のくせに何を』

真美『すぐだよ…子供が大人になっちゃうなんて…すぐなんだかんね?』(/////////)


P『そう言って、すぐ走り去っちゃって』

小鳥『ぴよぉおおおん!』(/////////)

P『まぁ多分、パパと結婚するぅ的なサービスですよね、HAHAHAHA』

小鳥『真美ちゃん…可哀想に…』


真美「うあぁあ!兄ちゃんのバカー!!」(/////////)


P『…はぁ…でも真美がお嫁に行く時は…泣くんだろうな俺…』


真美「…にっ兄ちゃんの…ばかぁ…」(/////////)プルプル

律子「罪な人ね…プロデューサー」

貴音「正にいけずです…」

美希「真美にも亜美にも誰にも、ハニーは渡さないのっ!!ミキがお嫁さんなのっ!!」

亜美「独占禁止法だよぉ!ミキミキ!」

真美「おっお嫁さんとか冗談に決まってるじゃん!」(/////////)

亜美「え?そうなの?」

真美「うぁ…えっと…もう!亜美ぃ!」(/////////)

亜美「んっふっふ~」ニヤニヤ

律子「ふぅ…これで全員終わったわね…被害も甚大だけど…さっ撤収よぉ!」スッ ガシッ

律子「え!?」

伊織「…そうはいかないわよぉ?律子…」

春香「そうですよぉ…まだ…一人残ってるじゃないですか」

律子「いや…いやぁ…お願いよぉ…」(/////////)


小鳥『はぁ…名残惜しいですが…最後の一人となりました。』

小鳥『ローソンの本気!りっちゃんはカワイイデスヨ!秋月 律子ぉおお!』

P『選手の入場みたいになってますね』


律子「この人は!本当に本当にもうっ!」(/////////)

亜美真美「「りっちゃんはカワイイデスヨ!!」」

律子「うるさぁい!」(/////////)


P『律子は…多分Dの犬だと思うんです、あーでもうーん』

小鳥『悩んじゃいますか』

P『アイドルの頃はまず間違いなく犬だったんですけど、プロデュース業を始めてから』

P『別の目線を持つようになったからかな?変わった気がします。』

P『律子は企画立案もしますから、客観的に観る力があるんだと思います。』

小鳥『りっちゃんはカッコイイデスヨ!』


律子「ぐぬぅうう…」(/////////)

美希「律子 さんから、蒸気が発生してるの」

春香「プロデューサーさんには恥ずかしいし、小鳥さんには腹立ってるしで温度は上がる一方だね」


P『疑問とかも自分の中で解決しないで、誰かと意見を交換してより良い答えを求めますから』

P『誰よりもアイドルの気持ちを理解できるプロデューサー…いいなぁ…羨ましいですよ』


律子「…そんな…私はまだ全然…」


P『だからこそ、律子がちょっとテンパってる時とかは超可愛い。』

>>107

パPだろ


律子「どわああああああっ!!」(/////////)

伊織「にひひっ」

亜美「待ってました。」

あずさ「音量を上げたいんだけど、どうしたらいいのかしら?」

春香「あ、ここですよ」カチカチ

律子「ちょっとぉ!」(/////////)


小鳥『カモン!恥ずかしエピソード!』

P『恥ずかしいかどうかは、律子に聞かせないとわかりませんよ?』

P『まぁ…恥ずかしいと…思いますけど…』(/////////)


小鳥『それで?どんなのなんです?』

P『えっと…夕立が降ったんですよその日…』


律子「消してぇ!お願いよぉおお!プロデューサーの馬鹿ぁ!」(/////////)

真「そうはさせないよ…」ガシッ

律子「ちょっ真ぉ!?」

春香「おかえりー真、大丈夫?」

真「うん…なんとかね…少し落ち着いたよ。」

響「自分もだぞ…」ギュッ

律子「響ぃー!アンタ達離しなさいよぉおお!」(/////////)

響「ダメだぞ、妄想に巻き込まれた自分と同じくらいのダメージは負ってもらうぞ」

律子「やだぁあああ!」(/////////)


小鳥『夕立…?』

P『えぇ…びしょ濡れになって事務所戻って、誰も居ないと思ったんです…』

小鳥『まっまさか…』

P『ついたての向こうに…律子が…下着姿で…』

小鳥『プロデューサーさん!』

P『本当申し訳ない…』(/////////)


律子「うぁああああ…」(/////////)○| ̄∟

伊織「にひひっ横着するからよっ」

律子「誰も居なかったし、すぐジャージに着替えればいいと思ったのっ!」(/////////)


小鳥『どっどうでした?その時の律子さん…』


律子「おい!鳥!ふざけんなよっ!」(/////////)

あずさ「律子さん落ち着いて…言葉使いおかしくなってるから、ね?」


P『…律子ってこんなに胸大きんだって思いました…』


やよい「プロデューサー!めっ!ですっ」

貴音「後で叱らなければなりませんね…」ゴゴゴ

亜美「お姫ちん、怖いよ…」

真美「…やっぱりおっぱいか…」ムスッ

美希「ハニーってばしょうがないの」


P『後…髪解いてて…濡れてるから少し首筋に貼り付いてるのが…なんかもう…綺麗で』


律子『うわぁっ!ぷっプロデューサー殿っ!?あっあっち向いて下さい!!」(/////////)


P『あーマジで目に焼き付いてるってこの事です…』(/////////)

小鳥『ぴよぉおおおおおおおおおん!!』(/////////)


律子「          」

真「あ、やばい律子が息してない」

響「うわぁ!?律子ぉ大丈夫かっ!?」

春香「心が強制的に閉じたのかもね…」

伊織「はぁー…これで、全員ね…」

あずさ「やっぱり自分の話をされると恥ずかしいわね…」(/////////)

貴音「ですが、同時に嬉しい気持ちも広がりました」

やよい「プロデューサーの顔見るのちょっと恥ずかしいかもですー」(/////////)

伊織「え」

春香「あ」


真「無理っ!恥ずかしくって顔なんて見れないよ!」(/////////)

響「へっ変態プロデューサーめ…」(/////////)

伊織「絶対変な事口走りそう…」(/////////)

亜美「うぁ…ダメだよ恥ずかちすぎるぅ…」(/////////)

雪歩「ぅん…たくし…上げ…」(/////////)

あずさ「そうよね…聞いてる事を知らないんだものね…」(/////////)

真美「あー兄ちゃんのばかぁ…」(/////////)

貴音「こっこれは演技力が計られますね…」(/////////)

千早「ぷっぷろぽぉ…」(/////////)

やよい「元気よくあいさつ出来るかな…」(/////////)

律子「        」(/////////)

春香「うぅぅ…どうしようー!」(/////////)

小鳥『じゃあじゃあ!私はどっちですか?』

P『鳥のBですっ!』

小鳥『ぴよぉ…』


おわり。

初SSでした読んでいただいた皆様本当にありがとうございました。

>>111 パP最高!

小鳥さん書くとなると、即興なのでペースは落ちてしまいますが

よろしゅうございますか?

///重ねすぎて邪魔すぎんよー

>>141 やっぱりそうですかね?読み直して改めて多いなと自分でも思いました。

小鳥「はぁ…」ピーピーピー

小鳥「ん?」

P「何の音ですかね…」

小鳥「あぁ私の携帯の充電が切れたみたいです。」カチカチ

P「そうでしたか。」

小鳥「…あっあの…プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「あっアイドルの子達の…その…えっと…」

P「?」

小鳥「(これは…面と向かって聞くのは恥ずかしいな)」(/////////)

小鳥「(でもでも、犬なのかしら?猫なのかしら?聞いておきたい…)」

P「どうしました?小鳥さん?」

小鳥「あっ!?えっ!?あれ?えっと!」アタフタ

小鳥「あああああのっ!私の事どう思いますか!?」(/////////)

P「……え?」(/////////)

小鳥「……(うわああああああ!?言い間違えたぁああ!!)」(/////////)


結局(/////////)多用します。

P「こっ」

小鳥「ちっちち違います!本当に!あのっ犬か猫か聞きたくってっ!」(/////////)

P「あっ…あぁ…そっそうでしたか…」

小鳥「はっはい…」

P「えっと…小鳥さんはDで犬かなって思います。」

小鳥「そっそうですか、えっと」


P「どう表現したらいいか、わからないんですけど…」

P「事務所に来ると、ニコニコしてる小鳥さんが、一日の元気くれる気がして」

P「失敗したり落ち込んだりしてる人に優しく寄り添ってくれる…」

P「そんな風に765プロ全部包み込める…素敵な人かなって」

小鳥「(犬か猫かだけでよかったんだけど…嬉 しにそう)」(/////////)チラ


P「………」(/////////)ポリポリ

小鳥「あっ…あり、ありがとうございます。」(/////////)

P「いえ、勝手にペラペラと失礼しました。」

小鳥「…(平静装ってるけど、まだちょっと顔が赤い…」

P「えっ!?」バッ

小鳥「あっ」


P「小鳥さん!何で面と向かって聞くんですかぁ!?」

小鳥「あっいやぁ、気になってしまって」

P「あーもうっ!恥ずかしいついでに言いますけどね!」(/////////)

小鳥「え?」

P「小鳥さん、ちょっと仕事中の独り言抑えてくださいね!」

小鳥「ぴっぴよっ!?」

P「『ひびたかは王道過ぎるか』とか『やよたかっ…コレだ』とか!」

P「よくわかりませんが、不健康な感じがしましたからね!?」

小鳥「ぴよおおおおっ!?そっそんなこと喋ってたんですか私!?」(/////////)

P「自覚なかったんですかっ!?」


小鳥「すっすいません…自重します。(恥ずか しぬ)」(/////////)

P「後…」

小鳥「ぴよっまだありますか!?」

P「その…事務仕事の大変さは俺もわかりますけど…背伸びする時とかの…」


小鳥『…んっ…んんぅ…っはぁっ…よし』ノビーン


P「なんかもう、せくち→で…ってすいませんコレは俺が変なだけですね…」(/////////)

小鳥「ぴよぉおおおおおおおおおっ!!」(/////////)

小鳥「(無自覚って残酷…)」(/////////)

P・小鳥「「………………あの」」

P・小鳥「「あっ!どうぞ!」」


P「…えっと、小鳥さん」

小鳥「はい…」

P「その…混乱して訳の分からない事喋ってしまった気もしますが…」

小鳥「あはは…はい…」

P「…小鳥さんは、みんなの背中を見守ってくれている」

P「優しくて、大切な存在です。いつも…ありがとうございます。」ペコ

小鳥「…はっはい…私の方こそいつも…助けてもらって…グスッ」

小鳥「今日みたいに…プロデューサーさんとお話しいっぱい出来ると、楽しくって」

小鳥「プロデューサーさんも、私にとって大切な存在です。」

小鳥「ありがとうございます…えへへ…」ニコリ


P「…あはは…なんか…くすぐったいですねぇ…」(/////////)

小鳥「本当に…」(/////////)   ガタン


小鳥「…?」クルリ

亜美「んもぅ!真美!ダメじゃん!」

真美「ごめーん!こんな所にまな板があるなんて」


小鳥「…ちょっ」(/////////)


亜美「まぁいいや、ぴよちゃんの分の録音は…完了したからさっ♪」

真美「そしたら後はずらかるだけだねぇー」


小鳥「まっ待ってぇえええ!!」(/////////)

P「…録音…?え?ええっ!?」


音無 小鳥 おわり

>>1 翌日のお話し書きました。

書き溜めた分だけでも、19時半頃から始めたいと思います。

よろしくお願いします。

翌日/765プロ事務所

P「おはようございまーす」ガチャ

一同「!!!」ザワッ

P「…?おはよ」

春香「おっおはようございます!プロデューサーさん!」

春香「今日寒いですね!冬ですよ!冬!」

P「そうだな、もう12月になるんだもんな」

伊織「そっそうね!こんなに寒いとジャンバルジャンが羨ましいわ」

P「ジャンバルジャン…あぁ伊織の家で飼ってる 犬 か」

一同「!!!!」ガタタタッ

P「?」

春香「伊織…何で自ら地雷原に飛び込んで行くの…」ヒソヒソ

伊織「そっそんなつもり無かったわよ…」ヒソヒソ


P「えぇっと…今日は、響と真…それと雪歩の三人のレッスンか」

響「!」

真「!」

雪歩「!!」


春香「わんわん大行進…」

伊織「何言ってんのよ…」

春香「しかし…これこのままだとやっぱりダメかな?」

伊織「…えーと黙ったままでって事?」

春香「うん…」

伊織「今の現状わかって言ってるの?春香」

伊織「律子がまだ立ち直れず、千早がベッドで泳ぎの練習かってくらいジタバタしてんでしょ?」

春香「うん、それと冷水シャワーを頭から浴びてるって…」

伊織「アイツに『ぜーんぶ聞いてましたぁ録音もばっちりです』なんて言ってみなさい…」

春香「どうなるか予想もつかないね…」

伊織「それに…あの三人だって…全然…」チラ

春香「あー…そうだねぇ…」チラ


P「今日はダンスレッスンで…響?」

響「!…なっなにさ…」(/////////)

P「いや…リボンずっと押さえて…どうした?解けそうなのか?」スッ

響「サーッ!」(/////////)ドゴッ

P「おふっ!」

響「なっ何する気さ!?リボン解いて!こんな朝から!しかも事務所だぞ!」(/////////)

P「なっなんの…話…だよ…」ピクピク

響「もっとムードっていうかっ!後、責任とか!そっそれにじっ自分はっ初めてだし」(/////////)

P「責任?はじめて?」

春香「はーい!響ちゃん!落ち着こう!今日はアレかなー?いぬ美と喧嘩しちゃったのかな!?」ガバッ

響「むー!」モガモガ

伊織「ほっほら!響も気合入ってんのよ!」ササッ

P「…そうか…(腹殴られたのはなんでなんだ…)」

P「んじゃ…真」

真「ひゃっ!はひゃい!」(/////////)

P「…菊池 真ちゃーん?」

真「ははっはいっ!」(/////////)

P「なんで、お前はお前でソファに正座してるんだ?」

真「ここっこれはっ!ボクなりの決意の形と言うか!」

P「決意?」

真「ボクはボクらしく!自分の長所と短所に向き合って行こうって!決めたんです!」

P「おっおぉ…うん、いい心構えだな。やっぱり真はカッコイイな」ニッ

真「っ!!…そっそれでプロデューサーにギュッっと抱き締mっンモガッ」

春香「そうだねー!真!『自転車』の歌い出しにクッション使うのもいいかもねー!」ボフン

真「もごっ!」ボフボフ


伊織「いやぁー!春香のお菓子はおいしいわねー!ほらアンタも食べなさいよ!」ズイッ

P「おぅ、サンキュー」アーン パクッ サクサク

伊織「     」

春香「…人が一生懸命作ったクッキーで何を「ハイ アーン」してるの?」ボソッ

伊織「あっアイツがかっちぇに…」(/////////)

春香「ふーん…」


P「雪歩、おはよう。今日のレッスン…だ…けど…」

雪歩「…………………」サッ

P「え?」

雪歩「アナ…ホッテ…ウマッテ…タクシ」ジャキン

P「ちょっ」

春香「雪歩!シャベルは置いて!二人じゃ無理だから!」グイ

雪歩「あっ」

P「何なんだ!?どうしたんだお前たち!?」

雪歩「…プロデューサー……はわぁっ!!」(/////////)

P「雪歩?…(初めて会った頃よりも…警戒されている気がする…)」

雪歩「あの…えっと…わたっ私…」(/////////)

P「…雪歩、大丈夫だ…」ナデナデ

雪歩「ひょぇっ!?」(/////////)

P「怖いモノに慣れろなんて言ったって難しいよな…ちょっとずつでいいから」ナデナデ

P「でも、これだけは約束する…俺は雪歩の事傷つけたりしないから…な?」ナデナデ

雪歩「…はっはぃい……」(/////////)ナデナデ

春香「…………」

伊織「春香、顔が怖い」

春香「えっ」


P「まぁ、三人ともレッスンはしっかりな?次のライブのド頭なんだから」

響「…わっわかってるさ…」(/////////)

真「はい!がっがんばりまふ!」(/////////)

雪歩「…はいぃ…」(/////////)

P「よし…それじゃあ」

伊織「ねぇプロデューサー」

P「どうした?伊織」

伊織「律子からメール来て、少し熱があるから午後からの出勤にして欲しいって」

P「え?…なんで律子俺の方に連絡しないんだ?」

春香「(発熱の原因がプロデューサーさんとは言えないからですよー)」

P「わかった、竜宮は…夜に生放送の番組か」

伊織「えぇだから、打ち合わせとリハーサルが午後一で本番までの間でミニコーナーの収録ね」

P「おぉ…良く把握してるな、助かるよ」

伊織「っ…べっ別にこんなの普通でしょ!?」

P「はははっ、みんな伊織みたいだったら…それはそれでう~ん…」

伊織「どーいう意味っ!?」

P「冗談だよ…亜美とあずささんが事務所に来たら、タクシーでTV局に向かってくれ」

伊織「わかったわ」


P「衣装とかは局にそのまま届くから…まぁ、あずささんが迷子になってたら俺が探すから」

伊織「ぜっ絶対連れて行くわ!私が!」

P「え?…まぁそれが一番いいけど…じゃあ春香」

春香「あっはい!」

P「春香は今日、インタビューだな?」

春香「そうです。高校生アイドルが読む文学特集とかで」

P「うん、インタビュー先から連絡入るからそれまで事務所待機で頼む」

春香「わかりました」

P「俺はこの後、美希とやよいのファッション雑誌の撮影に顔出して…」

伊織「アイツら二人で同じ雑誌なの?」

P「ん?あぁ、美希とやよいに冬服着せてさらに対談型インタビューってことらしい」

春香「へぇ~あの二人ってどんな話するんだろう?」

P「そろそろ、行かなきゃ…よし!それじゃみんな今日一日しっかりな!」ガチャ バタン


春香「…ふー…」

伊織「やっぱり変な感じになったわね…」

響「…あぁ~もうっ自分何口走ってるさっ!?」

真「もう、ボクはボクがわからない…」

雪歩「…ナデナデ…」

春香「…他のみんなは大丈夫かな…」


某スタジオ

P「おはようございます」

スタッフ「あっおはようございまーす!765プロさんの楽屋右奥ですんでー」

P「ありがとうございます。」


コンコン

美希『はーいなの』 ガチャ

P「おはよー」

美希「ハニー!!」ガバッ

P「うぉおっ!」バタン

美希「ハニーおはようなのっ!」

P「おはようじゃねぇよ…事務所以外でハニーって呼んじゃ駄目だって」

美希「ここは楽屋だよ?ミキとやよいと・ハ・ニ・ー・だ・け…」

P「おはよう、やよい」

美希「ハニーはいけずなの…」プルプル


P「なんでだよ」

やよい「プロデューサー!!おっはようございまーす!!」ガルーン

P「よしっやよい!」スッ

やよい「はい!プロデューサー!」サッ

P・やよい「「ハーイ!ターッチ!イェイ!」」パチン

美希「…やよいの方がハニーと通じ合っている気がするの…」

やよい「?美希さんとプロデューサーも仲良しですよ!?」

美希「やよいは天使なの…やよい!美希とも!」スッ

やよい「はい!です!」サッ

美希・やよい「「ハーイ!ターッチ!イェイ!」」パチン

P「和む…」


P「それじゃあ、先に美希の撮影だな」

美希「行ってくるのー!ハニーちゃんと見ててね?あはっ☆」タッタッタッタ

P「わかったわかった…」

やよい「それじゃあプロデューサー、私も着替えてきます!」

P「あぁ、俺は一足先にスタジオに居るからな」


カメラマン「はーい自由にポーズとってー」パシャピピーッ

美希「ねぇねぇブーツがとっても可愛いの、ココ撮ってあげてね?」


P「…あいつは…(まぁカメラさんに任せるか…)」

スタッフ「コーヒーどうぞ」

P「あ、ありがとうございます、いただきます」

P「美希はケープコートかぁ…大人っぽくみえるな」

やよい「プロデューサー」


P「ん?やよい…おぉ~」

やよい「?プロデューサー…?」

P「ピンクのボアコート、可愛いな似合ってるぞ」

やよい「!…ありがとうございます…」(/////////)

P「?どうし…」美希「ハニー!!」ドーンッ

P「うわっ」バシャッ

P「熱っつぅ!」バタバタ

美希「あっごっごめんなのハニー!」

P「熱ぅ…ハッ 美希やよい!?怪我はっ!?」

やよい「だっ大丈夫です」

美希「美希も」

P「じゃあ、衣装に飛んだりしてないか?」

やよい「それより火傷してませんかプロデューサー?」

美希「ごめんなの、コーヒー持ってるの気づかなかったの…」

P「俺は大丈夫だ。美希もあんまり気にするな?でも、飛びつくのが危険だってのはわかったろ?」

美希「はいなの…」

やよい「でも、でも…スーツが…」

P「確かに…コーヒーだらけ…」

美希「あっ!別のスタジオで男性誌の撮影やってたの!借りられないか聞いてくるの!」タッ

P「ちょっと美希そんな事しなくて」

美希「お友達のスタイリストさんが居たの!お願いしてくるのー!」タッタッタ

P「…お願いって…何故かうまくいきそうなのは、アイツの性格か人徳か…」

やよい「美希さん、とっても優しいですから」

P「まぁ…なぁ」

やよい「おしぼりありましたから、拭きましょう!プロデューサー!」

P「ん?」

やよい「脱いでください!」

P「え」

美希「ハニー!借りて来たの!」

P「おぅ…」(/////////)

やよい「プロデューサー背中大きいですね~」フキフキ

美希「ひょぁっ!?何してるのやよいっ!?」

やよい「?プロデューサーの背中拭いてます…けど…?」

P「もっもういいから、やよい、な?」

やよい「そうですね…」スンスン

P「やよいちゃん!?」(/////////)

美希「匂い嗅いでどうするのっ!?」(/////////)

やよい「コーヒーの匂いがしないか、確かめたんですが…」

やよい「私…なっ何かしてしまったんですかぁ?プロデューサー…」ショボーン

P「お願いだぁ…やよい…お前は清らかなまま居ておくれぇ…ウウゥ」

美希「やよい…侮れないの…ダークホースなの…」


美希「やよい…侮れないの…ダークホースなの…」

P「じゃあ、美希服貸してくれ…ってモデルが着るような服が俺着れるのか?」

美希「あはっ☆ハニー、スタイルいいけどモデルさんの服はさすがに貸してくれないの」

P「ん?じゃあ何を…」

美希「スタイリストさんのお友達に聞いたら車にこんなのがあったの!」

P「こんなの…」


P「…これって、執事服…?」

美希「ハニー!!カッコイイのー!」ギュウ

P「美希っ!」

美希「ハニーはそういうカッチリした格好が似合うの!」ムハー

P「いや、他のあっただろ?絶対あっただろ?」

美希「確かにあったの…だが断るの」ギン

P「目が怖いよ…美希ぃ」

やよい「…はぁ…」

P「ん?やよい?どうした?」

やよい「あっ…えっとプロデューサーが恰好良くて…うっぅー…」(/////////)モジモジ

P「…おっおぉ…ありがとな」(/////////)

美希「…むぅ~美希もハニーカッコイイって言ったの!!」

P「…あぁわかったって!ありがとよ!」

美希「えへへ~」


P「…俺、今日このまま?」

美希「スタイリストさんが楽屋の外で写真撮らせてって」

P「なんで!?」

美希「美希はカメラマンさんにカメラを借りてくるの」

P「何する気だお前は」

美希「写真集だって作りたいくらいなの!」

P「普段の仕事以上に乗り気じゃないか?美希」

○○劇場

P「何故かスタイリストさんにバシャバシャ写真撮られた…」

P「まぁコート着てれば周りからわからないし…勿論コートはPコート!」 ヒュゥウウウ

P「…よーし切り替えろ…早く貴音の所に行かなきゃ」


コンコン

貴音『はい、どうぞ…』 ガチャ

P「おはよう、貴音」

貴音「…あなた様?」クイ

P「…まぁ疑問に感じるよな、この格好…実は」

貴音「美希とぶつかってこぉひぃをこぼし、着替えを拝借したのですね?」

P「エスパーっ!?」

貴音「とっぷしーくれっとです…ふふふっ」


P「まぁそういう事なんだけど…」

貴音「大変お似合いです、あなた様」

P「ぐっ下手なコスプレだろこんなもの…」(/////////)

貴音「まぁ、それでは私の演劇だって、時代を超えたこすぷれというものです」

P「ヴェニスの商人と俺のコスプレを一緒にするなよ…」

貴音「ふふ…今回の舞台とても楽しみです。」

P「法学者の才女・ポーシャなんて大きな役…緊張してないか?」

貴音「あなた様、本日はまだ制作発表をするだけですよ?」

P「ははは、それもそうだな、来週からは稽古の連続だからな」

貴音「はい、このぽぉしゃという女性は本当にお強いのですね…」

P「そうだなぁ裁判に男装して乗り込んで、しかも逆転してしまうんだから…」

貴音「いえ…そこもですが…愛の為に自ら運命を切り拓いてゆく様は…」

貴音「同じ女性として…尊敬いたします。」

P「なるほどな…それで、今日の衣装はどうなったんだ?」


貴音「はい、監督は女性用のどれすを御用意してくださいました」

P「結局ドレスになったのか」

貴音「舞台上で男装して出て来た時の新鮮さを失いたくないとの事でございました」

P「制作発表でドレス姿で出て、舞台では男装でキリっとした格好にさせる…いいね」ニヤ

貴音「監督も同じような事を申されておりました」 コンコン

貴音「はい、どうぞ」

スタッフ「失礼します。ヘアメイクさん到着しましたので準備お願いします」

P「それじゃあ、貴音。俺は外で待ってるから」ガチャ

貴音「はい」


貴音『あなた様、お待たせいたしました…』

P「ん、入るぞ」ガチャ

P「…………」

貴音「…あなた様?どうでしょうか?」

P「んっ?おぉ…あー…すまん、上手い事言えないが…その、見蕩れてしまった」(/////////)

貴音「!…まぁ…」(/////////)ポッ

P「うん、すごいな絵画の中から出てきたみたいに華やかで綺麗だ」

貴音「ありがとうございます。あなた様」

ヘアメイク「そっそれじゃ失礼しま~す…」(/////////)ソソクサ

P「あ…いやっ違う!待って何か誤解されてませんか!?待ってぇ!!」

貴音「…?」


貴音「…あなた様お疲れの様ですが…」

P「あぁ、大丈夫だよ。誤解は解けた…はずだ」


貴音「そろそろ、始まるようです。」

P「おぅ、見てるからな」

貴音「あなた様、お待ちください」

P「ん?」

貴音「足元が見えない為、階段で手を引いていただけますか?」

P「あぁそうか、わかった」


P「よし、はい貴音」スッ

貴音「ありがとうございます、あなた様」キュ

P「一段ずつ…な…」バシャバシャバシャ

P「え?」バシャ バシャバシャバシャ

記者「四条貴音だ…前を歩いてるのは誰だ?…執事?」

記者2「ヴェニスの商人に執事なんて出て来たっけ?」

P「なっ…これ…」(/////////)

貴音「…あなた様?堂々となさってくださいね?」


P「貴音…お前…」(/////////)

貴音「うふふ」

P「この…スゥー…ハァー…えぇい後でな」コッコッコ

記者「おぉ…優雅だ…」バシャバシャ

記者2「良い演出だな…」

P「…どうぞ、貴音様」スッ

貴音「ありがとうございます」

P「それでは、失礼致します。」


P「…たーかーねー…」

貴音「あら、あなた様…面妖なお顔」

P「怒ってる顔だよこの顔は!なんだよ!さっきの!」

貴音「いたずら…でございます。」ニコ

P「イタズラかよっそんなレベル越えてるよっ」

貴音「写真の出来上がりが楽しみです。」

P「写真?」

貴音「はい、あなた様の素敵な姿が映っております。」ニコニコ


P「んがっ」(/////////)

貴音「凛とした空気を纏ったあなた様は、まるで本物の執事のようでございます」

P「なっ…なんだよ…褒め殺しか…?」(/////////)

貴音「あなた様…あなた様が傍に居て私を支えてくださるから高みを目指せるのです。」

P「ん?あぁ…支えられてるなら、嬉しいけど」

貴音「そんなあなた様を、私は時々自慢したくなるのです」

P「そっそうか…」(/////////)

貴音「照れて…いらっしゃいますか?」

P「照れてるよ…」(/////////)

貴音「照れたお顔も…素敵です」

P「くっ…いけずはお前だろ…」(/////////)

貴音「うふふ」

とりあえず本日分はここまでとさせていただきます。

明日、残り半分を書きます。

ありがとうございました。

P「くっ…いけずはお前だろ…///」

このくらいですかね?

わかりました。

これから>>209 くらいで書きます。

ありがとうございました。

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3669843.png
(小鳥さんを忘れてしまって…すまぬ…すまぬ)

>>1です

コッペパン・フランスパンに見えますね→(/////////)

自分でもちょっと多いと思っていたので、「///」こちらに統一します。

コッペパンは今だけの幻です。


>>222 ありがとうございます!!感激です!!コッペパンとパPの存在感!!素敵です!!


後日談・後半は本日20時頃開始を予定しております。

よろしくお願いします。


午後/TV局

伊織「あっプロデューサーって…うわぁ」

P「うわぁって伊織…ひどいな」

伊織「だってアンタ何よその格好、うちの新堂じゃあるまいし…」

P「コーヒーこぼした後、美希が持って来て…拒否権が無かったんだよ」

伊織「ふーん…そんなことより!あずさも来ないし!亜美も遅れるとかってどうなってんの!?」

P「え?あずささんはともかく、亜美もか?」

伊織「理由は知らないけど、直接TV局に来るって…もう」

P「律子が休むと、ガタガタだな…ウチは」

伊織「誰かさんが頼りないからかしらね~こんな恰好して」

P「うっ…すまん…とっとりあえず、楽屋に行こう伊織」

伊織「そうね…これ以上アンタがジロジロ見られない内にね」

P「…もうやだ…///」


P「もしもし?あずささん?…えぇ…それ事務所の近くですね?事務所見つけた?」

P「じゃあ事務所で待っていてください!迎え行きますから!」

伊織「あずさ見つかったの?」

P「奇跡的に事務所に辿り着いたらしい、運がある」

伊織「運の基準絶対おかしいわね」

P「それじゃあ、迎えに行ってくる」

伊織「待ちなさいよ」

P「ん?何だ?」

伊織「喉が渇いたの、オレンジジュースが飲みたいわ」

P「…何か、本当に執事扱いしてないか?」

伊織「よくわからないけど、自宅に居る気分だわ」

P「完全に使役してるなそれ…買ってくる」

伊織「お願いね」


P「はい、オレンジジュース」

伊織「ありがと…100%でしょうね?」

P「あぁもちろん…やっぱり家では態度が違うんだな…」

伊織「アンタだって、その服着てるといつもよりも従順な感じよ?」

P「なんだそりゃ、いや…衣装に引っ張られてるのか」

伊織「…まっあり得ないけどクビになったら、私の執事にしてあげる♪にひひっ光栄でしょう?」

P「…………」

伊織「なっ何よ…」

P「………」スッ

伊織「ちょっと何よ!?いきなりしゃがみこんで!?」


P「大変光栄でございます、伊織お嬢様。」キュ

伊織「なっ手っ何を///」

P「この身を粉にして、お嬢様の為に尽くします。」

伊織「えぇっ!?///」

P「お嬢様?」キョトン

伊織「あっアンタね急に、にゃっにゃにを///」

P「いやぁ、もしもの時はお願いしようかなって」ニヤニヤ

伊織「こっのっ!バカァ!!///」バシバシ

P「痛いっ伊織お嬢様!ごめんなさいっ!」

伊織「うるさぁあい!!///」バシビシ ゴッ


765プロ事務所

P「…痛たた…伊織め…膝は痛いよ…」ガチャ

P「戻りましたーあずささん居ますか?」

春香「…おっお帰りなさいプロデューサーさん…」

P「うん、そうだよね、この格好は…」ピロリーン

P「…春香ちゃん?」

春香「保存して…ヨシ」

P「おい春香…」

春香「あぁはい。あずささんでしたら」

P「そうじゃない。写真を何故撮った?」

春香「やよいが天使の格好で来たらどうしますか?」

P「永久保存」

春香「それと同じ事です」

P「後、やよいは恰好関係なく天使だから」

春香「失礼しました。」


P「まぁいいや…美希とかにも撮られたし…」

春香「もちろん、メールで送られてきましたよ」

P「じゃあ事情知ってるんだな?」

春香「はい。災難でしたね」

P「美希が面白がって執事服を持ってくる所まで含めてな」

春香「似合ってますよ?プロデューサーさん」

P「ありがとよ…ってあずささん早く連れて行かなきゃ」

春香「あずささんなら、ソファに…ありゃ?」

P「…寝てる…」

春香「あずささーん!起きて下さーい!プロデューサーさん来ましたよ」

P「あずささん!打ち合わせ始まっちゃいますから、行きますよー?」

あずさ「んっ…んぅ?」ポケー

春香「(えろい)」

P「(えろい)」


P「ほら、起きて…あずささん」

あずさ「…はい。あにゃた…」ポー

P「…へ?」

春香「あずさ…さん?」

あずさ「………ハッ!ぷっプロデューサーさん…いっ今のは///」カァ

P「あずささんも寝惚けるんですねぇ」ニヤニヤ

春香「なんだか、いいものを見た気がします」ニヤニヤ

あずさ「んもぅ!!二人とも!!///」


P「…あの…あずささん?」

あずさ「…………」ジトー

P「いや…その…ごめんなさい」

あずさ「何に謝ってるんですか?」

P「え?かっ…からかったからです…多分」

あずさ「…とっても恥ずかしかったんですからね///」

P「すみません…」

あずさ「(でも昨日の事を思い返して眠りが浅かったのよね…)」

P「(まだ不機嫌なのだろうか?外を見てばかりだ…)」

あずさ「(さっき見た夢は…プロデューサーさんが旦那様で…///)」

P「(顔が赤くなって…)」

あずさ「(でも今日も私が迷子になるから迷惑を…)」ズーン

P「(今度は落ち込み始めた!?目まぐるしいな…)」


あずさ「…ごめんなさい、プロデューサーさん…」

P「え?何であずささんが謝るんです?」

あずさ「迎えに来てくれたのに、寝てるし怒るし…失礼ですよね」

P「失礼って…俺にそんな事感じなくていいんですよ?」

あずさ「でもそもそも私が迷子に…」

P「親しき仲にも~って言うのは重要だとは思いますけど…」

P「失礼とか以上に、あずささんの色んな表情見れるの…俺、嬉しいですよ?」

あずさ「…///」

P「こんな表情するんだとか、考え方が違うのって嬉しいんですよ。」

P「あずささんが、あずささんで居てくれるのが大事なんです」

あずさ「そっそうですか…ありがとうございます…///」

P「それに迷子の時だって…ふふ」

あずさ「なっなんですか?どうして笑うんです?///」

P「いえ、昨日色々と思い出す機会がありましてね」

P「あずささんとの迷子の思い出は、こんな風に車内で話してるのを色濃く思い出すんです。」

あずさ「あっ…そうですね、私もそうかもです」

P「渋滞に捕まって収録遅れそうになったなぁとか、お腹が空いて入ったレストランの料理とか」

あずさ「そうでしたね、おいしいもの一杯食べましたね。」


P「俺は峠のビーフシチューが№1なんですけど、あずささんは?」

あずさ「あのビーフシチューおいしかったですね~私は裏路地の台湾料理でしょうかね」

P「ありましたね!因みに検索かけてもどっちのお店見つからなかったんですよ」

あずさ「本当に口コミだけなんですね~うふふ、また食べたくなってきました」

P「…ほらね?」

あずさ「え?」

P「あずささんと居ると、トラブルがトラブルじゃなくなるんです。」

P「トラブル以上の幸せが心に残るんです、こんな楽しい事あずささんの隣じゃなきゃ味わえません」

P「俺とあずささんは違う人間で、考えの違いで生まれる差異は解り合える為のものなんですよ」

あずさ「…プロデューサーさん…///」

P「また、迷子になっても俺が迎えに行きますからね?」

あずさ「…はい、お願いします…うふふ///」

午後/TV局

P「よし、それじゃあ、あずささんと伊織は楽屋で待機。」

伊織「亜美から連絡あった?」

あずさ「亜美ちゃんどうしたのかしら?」

P「メールは来てた。タクシーに乗って向かってるらしい。」

伊織「遅れる原因は?私が聞いても教えないし」

P「聞いたけど答えない…」

伊織「何よそれ」

あずさ「怪我とか体調が悪いのかしら?」

伊織「…昨日のだと思う?」ヒソヒソ

あずさ「…それなら、真美ちゃんの方じゃない?」ヒソヒソ

伊織「亜美から遅れるって連絡あったのが…美希のメールの後なのよね…」ヒソヒソ

あずさ「亜美ちゃんどうしたのかしら…?」ヒソヒソ

P「ん?」トカチツクチテ♪トカチツクチテ♪

P「メール来た…着いたみたいだな、玄関に迎えに行ってくる」

伊織「首根っこ掴まえて、引っ張ってきてね」

あずさ「だめよ、ちゃんとゲージに入れないと…」

P「本気で猫扱いはやめてあげてください。」


P「ん?いない…何処に…」トカチツクチテ♪トカチツクチテ♪

P「あ?『ここどーこだっ』って…何だこれ…教会?あー」


/TV局

P「何処かで見たと思ったら、局内のセット部屋じゃねーか」

P「おーい亜美!?居るのはわかってんだぞー出てこーい」

P「今出てくれば、律子への告げ口は50%OFFにしといてやるー」

亜美「ちょっちょっちょ!それはずるいよ!兄ちゃん!」

P「ん…?」

亜美「そういうのってヒドイと思うな!バンジョ→ってもんがあってもいいんじゃない!?」

P「恩情って言いたいのか…というか何で、こんな所に居るんだ」

亜美「だってさ→りっちゃんお休みだから、普段中々出来ない局内かくれんぼをさ」

P「違う違う」

亜美「え?」ビクッ

P「俺が言いたいのは、なんで 真美 がここに居るんだ?って事だ」


亜美?「なっ何言ってんの→兄ちゃんってば、亜美だよ→?」

P「…真美だろ?」

亜美?「ちっ違うもん…」

P「…そこの机の後ろか、亜美!」 ビクッ ガタタッ


亜美「ちょっと→?真美~全然引っかからないじゃんか」

真美「真美のせいじゃないよぉ~」

P「全く、入れ替わりとは…懐かしい事するな」

亜美真美「「んっふっふ~」」

P「散々『ど~っちだ』ってやられたからな、ちょっとやそっとじゃもう間違えないからなっ」

亜美「そっか~」

真美「ちぇ~久しぶりだから、上手くいくと思ったのにねぇ?」

P「急にどうしたんだ?イタズラ…か?これ?」


亜美「なぁに!なんとなく、昔話でもしたくなったのさ」

真美「まぁりっちゃんが居ないってのが、最大の理由だよね→」

P「事細かに報告を上げよう」

亜美「裏切るのか→!?」

真美「ハッ!あ…あの兄ちゃんの目…妄想中のぴよちゃんでもみるかのように冷たい目だ…残酷な目だ…」

亜美「『可哀想だけど、りっちゃんの説教を食らう運命なのね』ってかんじの!」

P「正座コースだな」

真美「うわぁんごめんなさい→」

亜美「やだよ→ゆるちて~兄ちゃん」

P「じゃあ、正直に遅れた理由を言え。余裕があったけど、まず事務所に来いよ」

亜美「だって、兄ちゃんがおもろい恰好してるのが悪い!」

真美「そうだよ→そんな恰好してたら、イタズラしない方が失礼だよ!!」


P「お前等のイタズラに対するプロ根性なんなんだよ…」

亜美「『イタズラする』と心の中で思ったのなら!!」

真美「その時スデに行動は終わっているんだっ!!」

P「そのジョジョ推しも気になるんだけど…」

亜美「ぴよちゃんが事務所に持って来てたの読んでたら面白くって」

P「…小鳥さんも交えて、説教だなコレは」

真美「しまったぁっ!」

P「ほら、そろそろ打ち合わせだから、行くぞ?」

亜美「あっ待って兄ちゃん!」

真美「え?ほっ本当にするの?亜美?///」

亜美「だって、こんなチャンス無いよ→?」

真美「わっわかった…///」

P「おい、何を」

亜美「そんじゃ、兄ちゃん目つぶって!」

P「今からイタズラしようとしてるヤツの前で目瞑んの?」

真美「大丈夫…イタズラって訳じゃ無いから…」

P「…わかったよ…」スッ


亜美「ちょっと待っててね…」パサ

真美「んしょ…曲がってない?」パサ

亜美「うん、オッケ→!私のは?」

真美「ばっちし!」

P「…なぁ、まだか?」

亜美「それじゃあいっくよ→」

P「?」

亜美真美「「ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱーん、ぱぱぱっぱぱぱっぱぱぱっぱぱぱっぱぱぱっーん!!」」

P「は?…結婚行進曲?」パチッ

亜美「えへへ~///」

真美「あはは…///」

P「…レースのヴェール?それに花束って…え?」

亜美「結婚式ごっこ~!」

真美「まっ真美達が…おっお嫁さん…///」

亜美「どうした~真美?元気が無いぞ~?」

真美「うるさいな…むぅ///」

P「…ふふふっ…なんだよそれ…」

亜美「え~反応違~う」

真美「わっ笑わないでよ~兄ちゃん!」

P「すまんすまん…可愛いよ二人とも」ナデナデ

亜美「んっふっふ~///」ナデナデ

真美「わっ…あぅ…///」ナデナデ


P「このヴェールはどうしたんだ?」

亜美「あみまみちゃんの小道具さんに借りたの」

P「局違うじゃねぇかよ…それで遅れたのかっ!?」

亜美「イタズラに思いを乗せて…」

P「全然かっこよくないから」

真美「花は、出演祝いの要らないのを、ちゃんと下さいって言って貰って来たよ」

P「まぁ、一日でえらい量が消費されてるからな…」

亜美「兄ちゃん、まだ続きがあるのです」

P「え?続きって」

亜美「んしょ」ギュ

真美「…///」ギュ

P「なんだよ…二人して腕組んで…あぁ…新婦の父親役?」

亜美「んも→っ!違うよ!兄ちゃんは亜美達のパPでもダディでも無いでしょう!?」

真美「まっ真美達がお嫁さんだから…兄ちゃんは…お婿さん///」

P「…お前ら二人の?」

亜美「そうだっよ→」

P「いや、それ重婚… 真美「っし新婦!真美とぉ!!///」

P「え? 亜美「亜美ぃ!」

亜美真美「「これからも兄ちゃんに甘えて・イタズラする事を誓いますか?」」

亜美真美「「誓いま→っす!!」」

P「なんだそりゃ」

亜美「新郎!兄ちゃん!」

P「え?」

真美「新郎なの!!兄ちゃんは!」

P「あぁ、はいはい」

亜美真美「「これからも」」ババッ

亜美「亜美と」ピース

真美「真美を///」ピース

亜美真美「「甘やかす事を誓いますか!?///」」ニコニコ

P「…はははっ…はい、誓う誓う」ナデナデ

亜美「えへへ///」ナデナデ

真美「……///」ナデナデ

P「…叱る方は、律子が黙ってないし…」

亜美「ぎょわぁ~」

真美「りっちゃん軍曹が来るよぉ~」

夕方/TV局

伊織「やっと来たわね~打ち合わせは私達だけでしちゃったわよ…って真美?」

真美「やっほーいおりん♪」

P「イタズラ仕掛けて遅れたんだと」

伊織「アンタ達ねぇ!!」

亜美「ひゃぁ~ごめんなさ~い」

伊織「…まぁいいわ」

亜美「あれ?意外とすんなり」

伊織「…さっき律子から『熱が下がったからそっち向かう』って連絡来たから」ニヤリ

亜美「なぁっんだってぇええ!?」

真美「真美!そろそろお家帰るね!!」ガターン

亜美「ずるいぞ!真美!一人だけ逃げる気か!!」

真美「…一回亜美が怒られれば、私の時はちょっと怒りが減ってそう…」

亜美「なんて考え方するのっ!ひどすぎるよ!」

P「律子がここに来るまで俺は残るし、真美を一人で帰らせるわけにもいかないし」

真美「…つまり?」

P「律子がお前等二人を、説教する時間はある」

真美「うぁうぁうぁ~」orz

亜美「一人で逃げようとするからだよ!」

伊織「平等に叱られなさいね、アンタ達」

夕方/TV局

コンコン

P「はい」 ガチャ

律子「おはようございまっ…え?」

P「おぉ律子、体調はどうだ?」

律子「…………もしかしら、まだ熱があるかも…」

P「え?大丈夫かよ…」

律子「だって、プロデューサー殿が…執事に…???」

P「あぁ、忘れてた。えっと説明するとな――」


律子「そうですか…美希が…」

P「着慣れると…違和感無くなるから不思議」

律子「見てる方は違和感アリまくるんですが…」

P「まぁ、今日も後少しだし…我慢しよう」

律子「そっそうですね…///」

P「竜宮の三人はリハーサルに向かった、真美もそれを見学してる…打ち合わせで…」


律子「(昨日の今日で…本当この人こういう恰好似合うわね…)」

律子「(シャンとしてて…かっこいいかも…///)」

P「変更点はそれで…律子…おい律子?」

律子「え!?はっはい!?///」

P「やっぱりお前、まだ体調悪いんじゃないのか?」

律子「だっ大丈夫です!!すみません!!」

P「本当かよ…」

律子「あの…プロデューサー…ちょっと質問があるんですが…」

P「ん?なんだ?」

律子「プロデューサーはアイドルの子達それぞれに対応を変えてますか?」

P「え?どういうことだ?」

律子「その…接し方というか…あの…」

P「うーん…千早と亜美真美とでは、話し方や説明の仕方は変えてる…と思う」

律子「思う?」

P「ほぼ無意識だからな…順序良く説明するとか、ご褒美ちらつかせるとか」

P「それが律子の悩み…なのか?」


律子「その…元アイドルという部分の利点は分かっているんです。」

律子「あの子達の気持ちがわかる、レッスンの辛さや、ファンに届いたっていう喜び」

P「うん、舞台に立っていない俺にはわからないものも、律子なら理解してる」

P「その辺りを頼りにしてる奴等だって居るんじゃないのか?」

律子「そうなんですけど…このままでいいのか…って」

P「…何か変わりたいのか?」

律子「感情に流されてる部分は無いかって…私がやってきたアイドルとしての活動と」

律子「今、あの子達がしている仕事は…最早別物です」

律子「私の方法論じゃなくて、あの子達が考えて産み出した方が上手くいきそうな気がして」

P「…竜宮の人気が高まる程に、自分のプロデュースが正しいかどうか不安になった?」

律子「…はい…」

P「台無しにしてしまわないか…二の足を踏んでしまうってところか?」

律子「そうです…」


P「りっちゃんかーわいいー」

律子「なっ!///こっこっこっちは真面目に話してるんです!!///」

P「わかってるって、でもな律子…失敗を想定するなよ」

律子「え?でも…リスクは当然」

P「あるけど、失敗をしても…取り戻せる力があの子達にあるって…信じろ」

律子「あっ…」

P「…永遠に続けられる訳じゃ無い…でも、みんな今を輝いて、今を走ってるんだ」

P「律子は…みんなと走っていた道から、まるで一人だけ外れたように言うけど」

P「今でも…律子はみんなと同じ道を走ってる」

律子「今も…私は…」

P「みんなお互いを信じてるし、自分の事も信じてるんだ。」

P「これからどんな道を走るのか、どんな風に輝くのか…失敗なんて考える暇の無いくらい」

P「美しい未来が待ってる。どんな形になろうと未来はきっと素晴らしいと信じろ」

律子「プロデューサー…」

P「それでも、不安だって言うのなら…俺も居るし…あー扉の外の奴等も居るし」

律子「え?」クル

ガチャ

伊織「…はっ入り辛いったらないわ…///」

あずさ「ごめんなさいね…///」

亜美「リハ終わったら、すんごい真面目な話してるんだもん…」

真美「りっちゃんたら…可愛いんだから!!」

律子「いっいつから…///」

亜美「あの…プロデューサー…ちょっと質問があるんですが…の辺りから」

律子「ほぼ全部じゃないのっ!///」

伊織「いい!?私達は仲間なんだから!一人で抱え込んでんじゃないわよ!」

あずさ「みんなで素敵なトップアイドル目指しましょうね」


亜美真美「「ひとりでは出来ないこと♪仲間となら出来ること♪」」

「乗り越えられるのは♪Unity is strength♪」

「空見上げ手をつなごう♪この空はつながってる♪世界中の手・を・と・り♪」

「The world is all one !! The world is all one !!Unity mind.」


律子「あははっ…もぅ…///」

亜美「りっちゃん照れてるぅ」

律子「亜美!…そういえばアンタ打ち合わせ遅刻したんだって?」

亜美「ひぃっ!まっまっ真美もっ」

真美「亜美ぃ!ちょっと、待って」

律子「二人ともこっちおいで?…叱ってあげるのも私の役目だから」ニコニコ

亜美真美「「笑顔が怖い…」」ゾゾッ


夕方/765プロ事務所

P「…千早も体調悪いのか…」

春香「えっえぇ…(しまった…私と小鳥さんの会話を)」

小鳥「そっそうらしいです…(聞かれてしまった…)」

P「うん、俺この後書類仕事ぐらいなんで、ちょっと様子見てきます」 ガチャ

春香小鳥「「(ごめんね、千早ちゃん…熱上がる)」」

春香「いってらしゃい…」

小鳥「千早ちゃんによろしく…」 バタン


春香「お見舞いは熱冷まシートにしよう…」

小鳥「そうしてあげて…」

夕方/千早のマンション

ピーンポーン

P「…寝てたら悪いな…うーんでも顔くらい…」

P「一応メールはしたんだけど…返信来ないし…」ガサッ

ガチャ

千早「はい…」

P「おぅ、ちはy」バターン!!

P「…千早さん…さすがにそれは傷つくよ…」 ガチャ

千早「ごごっごめんなさい!プロデューサー!!びっくりして!!///」

P「びっくり?…あぁそっか、この格好だもんな」

千早「恰好?…!なっ何ですかその恰好!?」

P「え?」

千早「え?」

P・千早「「…………」」


千早「あっ、上がって下さい…」

P「あぁうん…体調はどうだ?熱とかは…」

千早「えっと…大丈夫です、明日には治ります」

P「今は?」

千早「…少し」

P「んーと?」ピトッ

千早「ひゃっ///手がっちゅめたっ///」

P「…確かにちょっと熱あるな…何か食べたか?」

千早「え?今日は…まだ何も///」

P「朝からか?」

千早「…すみません…」

P「あはは…実は俺も…昼食べてなくて」ガサッ

千早「プロデューサー…」

P「スープなら、食べられるかと思って…チキントマトとクリームどっちがいい?」

千早「あっ…じゃあクリームを」

P「おう…あと、小さめのパンとかあるから…一緒に食べよう」

千早「はい」ニコ


千早「…ん…」モグモグ

千早「おいしいです、プロデューサー」

P「そっか、よかった」

P「しかし…みんなちょっと体調崩してるのかもな」

千早「え?みんな…?」

P「いや、なんか律子も熱出てたぽいし、響や真…雪歩も朝会った時変だったな」

千早「そうなんですか…(…プロデューサーが原因です)」

P「急に寒くなったからな、千早もこれ以上悪化しないように気をつけろ?な?」

千早「はい、わかりました」

P「うん…あっ…千早」

千早「はい、なんですか?」

P「えっと…その…///」

千早「どうしたんですか…プロ(ハッ!え!?まさか!?)」


P『お前が…如月千早が俺の人生には必要だ…』


千早「はわっ!!///」

P「どうした?」


千早「いっいいえ!なんでもありません!話の続きをどうぞ!!///」ズイッ

P「そっそうか…俺の話し方って他の子達によって変わってるかな?」

千早「?…えっとそれぞれに話し方というか、トーンが変わってると思いますけど」

P「やっぱりそうなのっ!?」

千早「えぇ…高槻さん達には学校の先生ぽく…我那覇さんには兄の様に…」

千早「萩原さんには怖がらせないように、でも自信を持って…接しているように見えます」

P「…千早って良く見てるんだな」

千早「あっいえっコレはその…すみません…勝手に…///」

P「いや、いいんだ…ありがとな」

千早「…わっ…私には…どういう風に…その」

P「ん?千早にか?」

千早「はい」

P「目標を明確に提示して…迷わせないようにあんまり余計な情報は伝えない…って感じ」

千早「へぇ…そうなんですか…」

P「だと思うんだけど…あれ?なんかごめん」

千早「?どうして謝るんですか?」


P「いや…自分でもちょっと偉そうな事言ってるかなって」

千早「そんな事ありませんよ…気にし過ぎです、ふふふっ」

P「そっそうか…まぁ千早は仕事に対して真面目だし」

千早「歌えるなら…嬉しいですし」

P「うん、真美とか美希みたいにご褒美欲しがらないし」

千早「ご褒美」ピクッ

P「うん?」

千早「…―ですか?…」ゴゴゴゴゴ

P「えっ!?何っ!?」

千早「真美や美希にどんなご褒美をあげたんです?」ゴゴゴゴゴ

P「えっえ?…オフの日に買い物付き合ったり?とかですぅ…」

千早「……………」ゴゴゴゴゴ

P「千早さん?」

千早「わたっしも…今度…その…いいですか…?///」

P「…買い物?」

千早「……///」コク

P「あっあぁ!いいぞ!買い物な!うん!」

千早「ほっ本当ですか!?///」パァアアア

P「おう、今度のオフ合わせて行こうな?」

千早「はいっ!///」


P「それじゃあ、事務所戻るな」

千早「はい、今日はありがとうございました。」

P「おにぎりとかもあるから明日の朝食べるんだぞ?」

千早「はい、プロデューサー」

P「やばそうになったら、連絡する事。いいな?」

千早「はい…」

P「…独り暮らしで体調崩すと、心細いよな?」

千早「あっ…えっと…///」

P「メールでも電話でも、寂しくなったらかけてきていいから」ナデナデ

千早「はひゃいっ!!///」ナデナデ

P「うん、じゃあな」 ガチャ

千早「はい…ありがとうございました、プロデューサー///」

P「もう布団戻れって、熱上がるぞ?」

千早「そうですね…(プロデューサーのせいです///)」

夜/765プロ事務所前

P「おっ春香、帰るのか?」

春香「プロデューサーさん!えぇ電車も終わるの早いですし」

P「じゃあ、駅まで送ってやるよ。車動かしてくる」

春香「本当ですか!やったぁ!」


春香「はぁー暖かい…駅までの道のりも寒くって…」

P「十代が言う台詞かね…」

春香「むぅ何歳だろうが寒いものは寒いんですよ~」

P「まぁな…事務所もオンボロエアコンだけじゃ寒いんだよな…」

春香「暖かくしないと、響ちゃんが『自分これから冬眠するぞ!』とか言いだしますよ?」

P「すごい困るな」

春香「困りますね~」


P「みんな体調管理はしっかりしないとな…」

春香「あっあぁ~そうですね…(今回のはまた特殊だけどね…)」

P「今日はみんな変だったな…」

春香「えっと千早ちゃんの様子どうでした?」

P「あぁ熱がまだ少しあったな、夕食食べられたからすぐ回復するだろ」

春香「よっ良かったぁ(今は熱が上がってるんだろうなぁ)」

P「今日のインタビューどうだった?」

春香「あっはい!ばっちりです!」

P「高校生が読む文学だっけ?」

春香「文学と言っても、私は詩集を…こんな」ガサゴソ

春香「ポストカードみたいになってる、写真+詩みたいな本を紹介して」

P「へぇ…ポエムというと雪歩だけど、春香も読むんだな」

春香「ちょっとずつ読めるというか、一言でズガンとくるのがあるからですかね」

P「詩を読んで、ズガンって効果音使うのか?」

春香「来ますよ!読んでる時の自分の心境と合うと、ズキュウウゥンと」

P「ジョジョ読んだろ、春香」

春香「待ってる間…暇になっちゃって…///」

P「どうしよう…読み直したくなってきた…」

春香「あははっ」ワタシハートブー♪


春香「あっ千早ちゃんから…『プロデューサーさんが執事の格好をしてる理由を教えて』って」

P「あっ説明するの忘れたっ!」

春香「もう『765プロの専用執事になった』でいいですか?」

P「横着しないで春香ちゃん!!///意味わからないし!!///」

春香「うふふっ///」

P「専用執事ってなんだよ…」

春香「きっと、送り迎えやサポートをしてくれて…仕事のアドバイスも…」

P・春香「「今とあまり変わらない…?」」


春香「プクッあははははっ///」

P「俺って執事だったのか…」

春香「頼りになりますもんねぇ!プロデューサーさん!」

P「ありがとう…」


春香「これから、もっと忙しくなってくんでしょうね…」

P「そうだな、頑張んなきゃな」

春香「はいっ!…えっとプロデューサーさん」

P「ん?なんだ?」

春香「今日…みんな様子がおかしかったとは思うんですけど…」

P「ん?あぁそうだな」

春香「多分もうちょっとだけ、変だと思いますから」

P「どういう事だ?」

春香「心が落ち着くまで、見守って欲しいなってことです」

P「?…まぁ…よくわからないけど、わかった…俺は何もしなくていいのか?」

春香「そうですね!いつも通りで、大丈夫です」

P「そうか…」

春香「はい!」

P「釈然としないな…」

春香「ふふふっ」


春香「送ってくれてありがとうございました。」

P「おう、気を付けて帰れよ」

春香「はい、プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「おやすみなさい」

P「あぁ、おやすみ、また明日な」 バタン…ブロロォォ


春香「さぁっ明日からも頑張るぞー!」


夜/765プロ事務所

P「戻りましたー」

小鳥「おかえりなさい、プロデューサーさん」

P「あ、小鳥さん、ただいま…あの」

小鳥「はい」

P「なんで、正座してるんですか?」

小鳥「仕事サボってジョジョ読んでた罰です」

P「律子か…」

小鳥「もう許してピヨ…プロデューサーさんが許可するまでって…」

P「もう、崩していいですよ」

小鳥「ぴよぉおお…足がぁ」ビリビリ


P「これで…終わりっと…お疲れ様でした」

小鳥「お疲れ様です、今日の分ようやく終わりましたね」

P「ちょっと溜め込んでいたので、昨日今日で片付きました。」

小鳥「あっそうだこれやよいちゃんから、スーツ!クリーニングから返ってきましたよ」

P「わぁ助かった~帰り道もこれかと思いましたよ…」

小鳥「スピード仕上げの所に頼んで持って来てくれたんですって!やよいちゃん」

P「ちょっと着替えてきますね」

小鳥「この後、TVで竜宮小町ですよ~」


TV[竜宮小町の皆さんでした~…CMの後は]

P「うん、完璧ですね…良かった」

小鳥「三人とも可愛く映ってましたねぇ!」

P「生放送にも慣れてきましたかね?」

小鳥「みんなすごーい♪」


P「いやぁまだまだ、これからですよ!」

小鳥「楽しみですね!…楽しみと言えば、765プロ抱擁賞の話!私まだまだ話足りません!」

P「え~」

小鳥「一杯付き合って下さいよ~」ピヨピヨ

P「え~」

小鳥「一緒に妄想しましょうよ~」ピヨピヨ

P「なんですかその誘い文句は…わ~かりました行きますよ」

小鳥「やったぁー♪」

P「明日もあるんですから、軽くですよ?」

小鳥「はぁーい」

小鳥「(これも、録音しておくピヨ…)ふふふ」ニヤリ


おわり

後日談にもお付き合いいただきありがとうございました。

楽しく書くことができました。

読んでくださったみなさん、レスしてくれたみなさん

本当にありがとうございました。

乙でした。もう書かない場合は
HTML依頼どうぞ
HTML化依頼スレッド Part5

>>277 ありがとうございます。依頼してきます。

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