アルミン「掘りごたつを設置する」(326)

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訓練兵団 今は使われていない小屋

キース「ここならばどうだ?アルレルト訓練兵」

アルミン「はー…」

アルミン「十分だと思います」

アルミン「しかし、この場所を使用させていただいて、本当によろしいのですか?」

キース「うむ、これで訓練兵の士気も上がるというのなら安いものだな」

アルミン「ありがとうございます。必ずご期待に応えてみせます!」

翌日

ライナー「で、どういうことだ?アルミン」

ジャン「いきなりじゃねぇか」

ベルトルト「せっかくの休日なのにね」

コニー「ホントだぜ~」

アルミン「あはは、ゴメンゴメン」

アルミン「実は教官から、談話室の設計を頼まれてさ」

ライナー「談話室だと…?」

ベルトルト「話す場所…てことだよね?」

アルミン「そうそう」

アルミン「実は教官に兵士の士気を高める方法を相談されてさ」

ジャン「マジか?」

アルミン「うん、あの人はハゲだけど人一倍優しい人なんだ」

アルミン「調査兵団の団長をしていた時もあるし」

アルミン「一人でも一人前の兵士が増えて死なないように願ってるんだよ」

コニー「サラッとひどいことも言ってるよな」

アルミン「それで僕が考えたのが談話室の設置なんだ」

ライナー「談話室の設置か…」

ベルトルト「それで、この小屋を使用してもいいってなったわけだね」

アルミン「そういうこと」

ジャン「なんだよ面倒だな。なんで俺がそんなこと」

コニー「いいんじゃね?訓練ばっかりじゃつまんねーしな」

アルミン「さすがコニー」

アルミン「この作業は結構時間がかかると思うんだ」

アルミン「単純に別の作業で気を紛らわせる効果もあると思うよ」

ライナー「なるほどな」

アルミン「それに…もちろんみんなにとってもいいことがあるかもね」

ベルトルト「ん?」

ジャン「は?なんだよ?」

ライナー「む?」

コニー「?」

アルミン「ふふふ」

ライナー(そういや、エレンの奴がいないな…)

ライナー「なあ、アルミン」

アルミン「なに?」

ライナー「エレンはどうしたんだ?」

ライナー「こういう話はまず、親友のエレンからじゃないのか?」

アルミン「ああ、エレンね。もちろん話すよ、後からね」

ベルトルト「後からだって?」

ライナー(なにやら、アルミンの陰から瘴気が出てる気が…)

アルミン「まず、この作業は基本的に僕らが共同でやるとされてるんだ」

アルミン「だから、教官の監視はないと考えて問題ない」

ライナー「ほう…」

ジャン「…」ピク

アルミン「で、もうすぐ寒くなってくるし…」


アルミン「やっぱり、暖房器具の設置が一番いいと思うんだ」

ベルトルト「それは…確かにね」

コニー「なんだよ、暖炉でもつくるの?」

アルミン「まあ、それもいいけど…」

アルミン「掘りごたつがいいんじゃないかな」

ライナー「掘りごたつ…だと?」

ジャン「どんなのだよ…それ」

アルミン「えっとね…ほらここ見て」

アルミン「ここに大きめの穴があるでしょ?」

ジャン「ああ」

アルミン「元々はここから床下にいけるわけなんだけど、ここを改造して…」

アルミン「壁でしきれば、ちょうど椅子に座るような形で床に座れるでしょ?」

ベルトルト「うん、そうだね」

アルミン「後は、上に毛布みたいな物と、机を置けば…」

アルミン「楽な形でくつろげるってわけさ」

アルミン「もちろん、足下は暖房器具を設置して密閉してるから暖かいって寸法だね」

コニー「おお~それは気持ち良さそうだな~」

ライナー「悪くないな」

ベルトルト「訓練のあとで、冷え切った体を癒せるね」

ジャン「いいじゃねぇか…でもよ…」

ジャン「それが、俺たちにとっていいこと…てわけじゃないよな?」

アルミン「もちろんだよ」ニコ

アルミン「いいかい?掘りごたつは足が…というより、下半身がすっぽり入るわけだから…」


アルミン「下から丸見えっていうね…特典が」

ジャン「…」

ライナー「特典…て」

ベルトルト「つ、つまり…」ゴク

コニー「え?え?」

アルミン「女子を呼んで…僕らはその下で…彼女らの生足を見る」

ライナー「……」

ライナー「……」

ライナー「…いい」

アルミン「よし、決まりだね」ニコ

ジャン「おい…てことはうまくいけばミカサとかも…」

アルミン「かもね」ニコ

コニー「え?意味がわかってないのは俺が馬鹿だからか?」

ベルトルト「そうだね」

コニー「おい!ひでーよ!」

ジャン「でもよ、こんな穴の中に潜んでたらバレるだろ?」

アルミン「ここは床下にいけるわけだから…隠し通路みたいなものをつけて」

アルミン「それを開閉式にすればばれないよ」

ライナー「成程…外の床下から潜入できるようにするわけか」

アルミン「うん、そういうこと」

ベルトルト「でも、うまく女の子の生足見れるかい?」

ベルトルト「ただでさえ、これから寒くなってくるのに…」


アルミン「そこは大丈夫だよ」

アルミン「基本的に談話室の使用時間は男女で別れるだろうから…」

アルミン「寝間着でくる子もいると思うよ」

アルミン「ここを暖かくしておけばなおさらね」

アルミン「だから、うまくいけばショートパンツ姿とか見れるかもね」

ライナー「く…それでも十分だが…」

ライナー「そこ止まりか…」

アルミン「さすがに、女子しかいなくても、下着姿にはならないよ」

ジャン「だよな…」

ベルトルト「というより、アニは多分ロングパンツしか履かないだろうしね」

アルミン「まあ、普通ならね」

ジャン「ん?」

ライナー「ん?」

ベルトルト「なに?」

コニー「…意味わからん」シクシク

アルミン「まあ、そこでエレンの出番というわけさ」キリ

ジャン「あの野郎か…」

ライナー「親友を餌にするとは…アルミン…」

アルミン「それはそれ、これはこれさ」キリ


数日経過

女子寮

「ねえねえ、聞いた~?」

「うん、あの話って本当なの?」

「うんうん、男子たちが例の古い小屋に駆り出されてるって話」

「なんかくつろげる部屋にしてるんだってさ~」

「暖房器具とか、ソファとか机とか設置して、けっこう本格的らしいよ」

「へ~~たのしみ~~~」

ザワザワ

クリスタ「すっかり、あの話題で持ちきりだね」

サシャ「ですね」

ユミル「談話室…だっけか?そんなんの何がいいんだ?」

クリスタ「噂では掘りごたつがあるらしいよ」

ユミル「なんだそりゃ?」

クリスタ「詳しくはわかんないけど…とにかくすごいんだってさ」

ユミル「はあ…」

アニ「……なんだか、いきなり活気づいたね」

ミーナ「うん、だね」

ミーナ「アニはこういうの苦手なんじゃない?」

アニ「そうでもないよ…」

ミーナ「ひょっとして…少し楽しみとか?」

アニ「寒いのは苦手だしね」

アニ「私はか弱い乙女だから」

ミーナ「…」ププッ

アニ「…蹴られたい?」

ミーナ「だ、だって…アニがか弱いとか…」

アニ「ま、どうせわかってもらえないよ…」

アニ「まったく…」


女子寮 外

エレン「いてぇ…肩凝った…」

ミカサ「エレンは無理し過ぎだと思う」

ミカサ「もっと休むべき」

エレン「いや…訓練よりも談話室づくりがな…」

ミカサ「肩を揉んであげる」

エレン「マジか?サンキュー」

アニ「…ふん…」

ミーナ「どうしたの、アニ?窓の外見ちゃって…」

ミーナ「誰かいるの?」

アニ「なんでもないよ、誰かいても関係ないし」


ミーナ「んん?」チラ

ミーナ(あ、ミカサとエレンだ…)


エレン「痛いって、ミカサ…力入れ過ぎだ…!」

それから、何日も経過

談話室の小屋

ライナー「よし、いよいよ完成だな!」

ベルトルト「そうだね」

ライナー「予想以上に疲れたが……」

ベルトルト「いい気分転換になったかな」

ライナー「まあな…」

アルミン「よし、ほとんど当初の予定通りに完成したかな」

ライナー「おお、アルミンか」

ジャン「完成までの道のり思い出したくないんだが…」

ジャン「掘りごたつ複数設置に、暖炉までつくって、家具も設置とか…」

ジャン「他にも照明器具の設置や、貯蔵庫の確保まで…」

コニー「訓練兵団の男子で交代でしてたもんな…」

アルミン「さすがに訓練の後だし、きつかったよね」

アルミン「でも苦労が今、報われたんだよ」

アルミン「最初に予定してた計画も順調にいきそうだし…」

ライナー「ああ」

アルミン「これだけ苦労した後だと、罪悪感も薄くなってるんじゃない?」

ベルトルト「成程…隠し通路の設置が一番きつかったからね…」

ライナー「あれは、きつかったな…」

ジャン「これで大っぴらに計画実行できるわけだな!」

アルミン「うん、まあね」

コニー「ところで、エレンには話してないよな?」

コニー「あいつ、普通に談話室の設計を手伝ってくれてただけだし…」

ライナー「確かに…前にエレンをうまく使うみたいなこと言ってなかったか?」

アルミン「そうだね。エレンの出番はまだ先かな」

ジャン「あんな奴必要ねぇだろ」


アルミン「とにかくまずは…完成を祝して、計画がうまくいくか試さないとね」ニコ

その日の夜

ガヤガヤ


「わ~~~広い~~」

「すご…これ男子が作ったの…?」

「やる~~」

ユミル「ほーほほ~~」キョロキョロ

クリスタ「わ~~暖かい」

ユミル「暖炉とか粋じゃねぇか…」

アニ「…」キョロキョロ

ミーナ「掘りごたつってあんなのなんだ…早く入ってみたい」

アニ「暖炉はもうついてるみたいだね」

ミーナ「こたつももう使えるみたいだよ」

アニ「ふ~ん」

ミーナ「ストレス解消とかにもいいかも」

アニ「私はストレスとかはあんまり…」

アニ「ミーナと一緒にいればけっこう解消になるしね」

ミーナ「アニ~~~大好き~~」ダキ

アニ「暑苦しいって…」

ハンナ「すごい良いところに変わったわね」

フランツ「そうだね」

フランツ「古い小屋だったからね…」

ハンナ「まあ、私達にとっては思い出の場所だけど…」カア

フランツ「う、うん…そうだね…ここが談話室になるのは違和感あるけど…」

ハンナ「うん…」

フランツ「ところで、今日は女子の時間だけど僕が入ってもよかったのかな?」

ハンナ「いいんじゃない?誰も文句言ってないし…」

サシャ「ミカサ、エレンは呼ばなかったんですか?」ハムハム

ミカサ「誘ったけど、談話室作りで疲れたから寝るって言っていた」

サシャ「そういえば、談話室作りも人一倍がんばってる感じでしたもんね」ハグハグ

ミカサ「うん、エレンは一生懸命」

ガヤガヤ

隠し通路

ジャン「うわ…やべ、ドキドキしてきた…!」

ベルトルト「うん…」ドキドキ

コニー「で、でもさ、掘りごたついっぱいあるし…どれに誰が入ってるかわかるのかよ?」

ジャン「今、ライナーとアルミンが外の窓から確認してるってよ」

アルミン「お待たせ」

ライナー「おう」

ベルトルト「そ、それで…どうなんだい?」

アルミン「今日は初日だし、大胆な格好してる人はさすがにいなかったと思うけど…」

アルミン「そこのこたつにいるのが、A,B,C子達だね」

ジャン「ほう…」

コニー「おお~あいつらとはあんま接点ないけど…」

ライナー「あいつらはパジャマか?ドキッとするものがあるな…」

ベルトルト「この行為自体が変態的だけど…クルものがあるよね」

ジャン「ああ、わかる…こうぐっとな…パジャマに萌える日がくるとは…」

アルミン「じゃあ、みんなの本命を確認しに行く?」

アルミン「誰がいいの?」

ジャン「俺の本命は…ミカサしかねぇよ…」

ベルトルト「ぼ、僕は…アニかな…」

コニー「俺は…特にいねぇんだけど…う~ん」

ライナー「俺は、やはりクリスタだな」

アルミン「予想通りだね。ちゃんとチェックしてあるよ」

ジャン「アルミン、お前は?」

アルミン「僕は……今聞いた子全員見たいかな」

ジャン「なんだよ、それ」

アルミン「だって今聞いた子は、みんな女子の中でも可愛い子達ばかりだし…」

アルミン「君たち面食いだよね」

ジャン「く…確かに一目ぼれだが…」

ベルトルト「ぼ、僕は違うよ…!アニの内面に惹かれてるんだ…!」

ジャン「何言ってやがる、あのデカい胸とか尻に惚れたんだろ?」

ジャン「顔も恐いけど、美人じゃねぇか?」

ベルトルト「い、いや…それもあるというだけで…!」

ベルトルト「ジャンこそ、ミカサの整った顔立ちや、均整のとれたスタイルに目を奪われたんだろ?」

ジャン「だからそう言ってんじゃねぇか」

ベルトルト「それは、本当の恋とは言えないよ!」

ジャン「なんだと…!?」


アルミン「はいはい、趣旨変わってきてるよ」パンパン

ライナー「今はそのくらいにしとけ、お前ら」

ジャン「わ、わかったよ」

ベルトルト「うん…」

コニー「で、どこのこたつ下に行けばいいんだ?」

アルミン「あの右のところだね、さっきみんなあの辺で話してたから…」

アルミン「あのこたつが一番確率高いかな」


クリスタ「うあ~~暖かいよ、ユミル」

ユミル「どれどれ…おお、マジだ」


ライナー「おお、いきなり女神か…!」

アルミン「それと、ユミル…か」

ライナー「クリスタはロングスカートか…」

アルミン「ユミルはハーフパンツだね」

コニー「なんか、知り合いだと…」

ジャン「興奮のレベルが違うな…!」

ベルトルト「いいね…!」

アルミン「愛について語ってた男の発言じゃないね…」


クリスタ「あ~~癒される~~」

ユミル「クリスタ、もっとこっち来いよ」チョイチョイ

クリスタ「え、どうして?」

ユミル「引っ付いた方が、もっと暖かいだろ~~」ギュウ

クリスタ「キャ~~~」


ライナー「お、お、み、見えないか…!」ギンギン

アルミン「う~~~難しいね…パンツ見るのは…」

ベルトルト「ああ…残念だ…」

コニー「ていうか、クリスタはもちろんだけど…」

コニー「ユミルも何気に良い脚してるよな…」

ジャン「脚長いよなあいつ…引き締まってるし、当たり前だが…」

アニ「入らせてもらうよ」

ミーナ「はーい」

クリスタ「あ、アニにミーナ…」

ユミル「おらおら、クリスタ~~」ギュウギュウ

クリスタ「ユミル~~苦しい…」


ベルトルト「あ、アニだ…!」

ジャン「もう一人はミーナの奴か」

ベルトルト「でも…アニはやっぱりロングパンツか…」シュン

ライナー「まあ、あいつが生足出す姿は想像できないが…」

ベルトルト「でも見てよ…ズボン越しからでもわかる綺麗な脚を…!」

アルミン「あ~わかるね…」ギンギン

ベルトルト「だよね」

ジャン「ミーナはスカートだな…なんとか、見えないか…?」

コニー「もう少し…もう少し…!」

ライナー「う~む…クリスタよりも短いスカートだが…見えないな」

アルミン「ミニスカートとまではいかないからね…」

クリスタ「ミカサ、こっちに入ったら~~?」

アニ「…」


ジャン「なに?ミカサだと?」

ベルトルト「あ、ジャンが元気になったよ」

アルミン「上も下もね」


ミカサ「それじゃあ、遠慮なく…お邪魔します」

アニ「邪魔するなら、帰ってほしいけどね」

ミカサ「…」

ミーナ「アニ!駄目よ、そういうこと言ったら!」

アニ「冗談さ」

ジャン「うひょ~~~!!ミカサだ、ミカサ!」

ライナー「ミカサもスカート…か」

ベルトルト「でも…見えないね…」

ジャン「いいんだよ、そんなことは!あのひざ下が拝めるだけで幸せだ…」

アルミン「ジャン…どんだけ好きなのさ…」

コニー「しかし、ミカサもいい脚してるよな~~」

コニー「成績上位者の女はそのまま、容姿に直結してないか?」

アルミン「確かに、それはあるね」

ライナー「初日にいきなり天使のスカート姿も見れたし…満足だが…」

ライナー「少し物足りないな…」

アルミン「そっちに関しては色々考えてあるよ」

アルミン「期待しててよね」

ライナー「マジか…?」

ベルトルト「期待してるよ」

アルミン(まあ、別の意味で裏切られるかもしれないけどね…)

アルミン(どうなるかは…僕にもわかんないや)テヘ

ミーナ「ミカサ、エレンは今日呼んでないんだ?」

ミカサ「疲れたと言っていた。だから今日は来ないと」

ミーナ「そっか、残念。ね、アニ?」

アニ「なんで私に聞くんだい?」

ミーナ「別に~~」

ミカサ「…アニは今日もエレンと組んでいた」

アニ「…あいつが組みたいって言うからね」

ミカサ「そう、エレンは強くなるのに必死」

ミカサ「だから、それ以上の感情はない」

アニ「……」

クリスタ「……なんだか変な空気…」

ユミル「だな…」

クリスタ「ね、ねえ…」

ミカサ「なに?クリスタ」

クリスタ「ミカサとエレンて…付き合ってるの?」


ミカサ「…」

ミカサ「付き合ってはいない…」

クリスタ「あ、そうなんだ…」

ミーナ「へえ~~」

ミカサ「でも、私たちの絆は誰よりも深い」

ミーナ「でも、付き合ってないんだよね?」

ミカサ「…」

ユミル「ん?…なんかドロドロしてないか…?」

クリスタ「そっかそっか~付き合ってないんだ~」

ユミル「あれあれ?クリスタ…?」

アニ「…」


アルミン「…なんか色々変なことになってるよ」

ジャン「おい…ありゃどういうことだ…?」イライラ

ベルトルト「アニ…」

ジャン「なんかイラつくなあの野郎…!」ギリギリ

ミカサ「…ん」

ミカサ「…」ガバ

アルミン「…!?」

ライナー「…!?」

クリスタ「ど、どうしたの?いきなりこたつの布団めくって…」

ミカサ「…」

ミカサ「…今、ジャンの声が聞こえたような気がした…」

アニ「ジャン?」

ユミル「まさか、なわけないだろ…」

ミカサ「……気のせいだったみたい」

ジャン「……」

ライナー「……」

コニー「…おい…」

ベルトルト「寿命縮んだよ…」

アルミン「隠し扉を閉めてないと終わってたね…」

アルミン「とにかく今日は、もう帰ろう」

ライナー「そ、そうだな…」

数日後

サシャ「暖かいですね、疲れも吹っ飛びます」パクパク

クリスタ「サシャの場合は、その食べてる物の影響が強そうだけど…」

ユミル「しかし、本当にいい所だな」

ユミル「男共もたまには良い事するじゃねぇか」


ライナー「…」

ジャン「…」

アルミン「…」

ライナー「なあ、アルミン」

アルミン「なに?」

ライナー「俺が言いたいこと、わかるか?」

アルミン「うん、まあだいたい」

ジャン「奇遇だな。俺もわかる気がするぜ」

ライナー「物足りん」

ジャン「やっぱりか…」

アルミン「やっぱりね…」

ライナー「なんというか…クリスタを下から眺められて嬉しいんだが…」

ライナー「やはり、パンツを見たいし生足も堪能したい…」

アルミン「正直だね…」

ジャン「俺もクリスタのもそうだが、ミカサが見たい」

アルミン「AやB子達の下着は拝めたじゃないか」

ライナー「いや、まあ悪くはなかったが…」

ジャン「まあ、見てもな…素材がな…普通だしな」

アルミン「普通じゃ嫌なんだ…」

ジャン「最低ラインでユミルってところじゃねぇか?」

ライナー「何気にスタイルいいしな。顔もそばかすだが、悪くないな」

アルミン「やっぱり面食いだね、二人共…」

ライナー「何言ってる、俺たちは今危険な橋を渡ってるんだぞ?」

ライナー「なら、とびきり上玉の女子に狙いを定めるのは当然じゃないか」

ジャン「おお、いいこと言うじゃねぇかライナー」

アルミン「最初は僕の案だったんだけど…すっかりノリノリだね」



アルミン「でもさ、パンツとか見れたとしてもそれで満足?」

ライナー「どういうことだ?」

ジャン「満足に決まってるじゃねぇか。なんの為にこんな危険おかしてんだよ」

アルミン「いや、そうじゃなくて、そのあとのことでさ」

ライナー「どういうことだ?」

アルミン「やっぱり人間ってより強い刺激を求めると思うんだ」

アルミン「だからさ…」

ジャン「だから?」

アルミン「この際、夜のおかずも見つけようってことさ」キリ

ライナー「…」

ジャン「…」

アルミン「あれ?どうしたの?」

ライナー「なんか今、いいこと言うんじゃないかと思った俺が馬鹿だった」

アルミン「ひどいな…重要なことだよ?」

アルミン「予定調和の刺激も重要だけど、イレギュラーな刺激も人間の行動意欲の向上に一役買ってるんだからさ」

ジャン「イレギュラーな刺激ねぇ」

アルミン「例えば…あっちの掘りごたつがいいかな」

ササササ

フランツ「いや~暖かいねハンナ」ホッコリ

ハンナ「そうね、フランツ」ホッコリ

フランツ「今日もかわいいよハンナ」

ハンナ「もう!フランツったら…!」


ジャン「なんであの二人のところに来たんだ?」

アルミン「ねえ、二人に聞きたいんだけど…」

ライナー「ん?」

アルミン「ハンナはどう思う?外見的に」

ジャン「ハンナか?」

ライナー「そうだな…」

ジャン「顔もスタイルも特別良いってわけでもないんじゃねぇか?」

ライナー「確かにな。客観的に見たらだが」

アルミン「なるほどなるほど…」

アルミン「じゃあ、A子達と大差ないってことだね」

ジャン「まあ…そうなるか」

アルミン「でも、知り合いだからハンナの下着見れたら興奮するよね」

ライナー「それはもちろんだ」キリ


アルミン「それで、それがミカサとかアニとかクリスタなら…」

アルミン「余計に興奮するんじゃない?」

ジャン「お、おう…ミカサはもちろん絶対だけどな…」

ジャン「アニやクリスタも…ハンナ以上に見てみたいな…」ゴク

アルミン「これが予定調和の刺激だね」ニコ(まあ、なんの根拠もないけど…)

ライナー「ほ、ほう…なるほどな…!」

アルミン「約束されたより強い刺激が、目の前にあるとやる気が出てくるでしょ?」

ジャン「ああ…出てくるな」


アルミン「うんうん、わかってくれたみたいだね」

アルミン「それで、イレギュラーな刺激だけど…」チラ

フランツ「ハンナ、こっちおいでよ」イチャイチャ

ハンナ「や~だ~フランツ、こんなところで駄目よ」イチャイチャ


ジャン「なんかイチャついてるな」イライラ

アルミン「そのいらつきもイレギュラーな刺激だけど…」

アルミン「もしかしたら、見えるかも…ていうのもイレギュラーの刺激なんだよね」

ライナー「ぬ?」


ハンナ「フランツったら~~」ガバッ

ジャン「うお!」

ライナー「見えた…!」

アルミン「緑…と」

前のところまで行けなくてすみません。また投下します

確かにそうですね。コピペ面倒で…
こっちに残りも、続きも書いていきます。

ジャン「い、いいな…」ウズウズ

ライナー「ああ…」

アルミン「けっこう意外な色だったね」

アルミン「あの二人、談話室が出来上がる前はこの小屋で色々やってたらしいよ」

ライナー「お、おい…それってまさか…」

ジャン「あれだよな…」

アルミン「うん、だね。しかも今でもここでやってるとか…」

ジャン「ま、まじか…!?」ドキドキ

アルミン「ね?興奮するよね?」

アルミン「で、その立場がミカサ達だったら…」

ジャン「…」

ライナー「おい、こいつ気失ってねぇか?」

アルミン「まあ、刺激的だったんじゃない?」

アルミン「でも、予定調和の方はともかく、イレギュラーはどう転ぶかわからないよ」

アルミン「だからイレギュラーなわけだけど…」

ライナー「しかし、うまく転ばす為のダイスは持ってるんだろ?」

アルミン「うん、まあね」ニコ

翌日

エレン「おっす、アニ」

アニ「…あんたか」

エレン「なんか機嫌悪くないか?」

アニ「別にそんなことないさ」

エレン「そっか…?」

アニ「ところで…」

アニ「あんた、昨日の自主練の時、全力で攻撃してきただろ?」

エレン「え?お、おう…」

アニ「少しは加減しなよ。あんたのパンチは恐いんだ」

エレン「お前に加減……て」

アニ「…なんだい?」

エレン「加減なんか必要ないだろ?男より全然強いんだからな」

アニ「…」

アニ「あんたは私を男と思ってるんだね」

アニ「蹴っていいかい?」

エレン「え…なんで!?」

ドカッ グワッ


エレン「イテ~~…」

アニ「ふん…」

エレン「あ、そうだ、アニ…」

アニ「…なんだい?」

エレン「俺がアニのこと男っぽいって思うのはな…格好とかもあると思うぞ」

アニ「ああ…」

エレン「いつもパーカーとかTシャツに長ズボンだし…」

アニ「せめて、ロングパンツって言ってよ…」

エレン「ああ、それそれ。とにかく、男みたいな格好してるから…」

エレン「たまには女の子みたいな格好してもいいんじゃね?」

アニ「…」

アニ「ま、考えとくよ」

エレン「おう!アニはさ…その…あー」

アニ「なに?」

エレン「あ、いや…なんでもねぇ…じゃな」タタッ

アニ「ちょっと中途半端に言いかけるんじゃ…て、行ったし…」

アニ「女の子らしい格好ね…」

アニ「どんなのが良いのか、聞きそびれたね…」


エレン「えっと…ん?あれは…クリスタか?」

クリスタ「んしょんしょ…あれ?エレン…?」

エレン「クリスタ…て何?その荷物…」

クリスタ「談話室のクリーニングに使う道具を買ってきたの」

クリスタ「そういうのは、女子の担当で私やサシャやユミルが今回だったから」

エレン「あの二人は?」

クリスタ「新しい照明器具や暖房器具を持ってもらって…談話室に行ってるよ」

エレン「大変そうだな…手伝おうか?」

クリスタ「いいよ、エレン達は談話室の設計でがんばったんだから…」

クリスタ「これは女の子の仕事だよ」

エレン「そうか?」

クリスタ「うん、せっかくの休みなんだし、遊んだりしてよね」

エレン「ああ…」

エレン「…」ジーーー

クリスタ「…?どしたの、エレン?」

エレン(白いワイシャツに…ロングスカートか~)

エレン(アニよりも女の子っぽい格好だよな…)

エレン「いや、クリスタって女の子だよな…て」

クリスタ「え…!私、男の子だと思われてたの!?」

エレン「いや、そうじゃなくてさ…なんていうか」

エレン「やっぱり、私服は女の子の格好だよなってこと」

クリスタ「ああ…そういうこと」

クリスタ「当たり前のことだと思うけど…」

エレン「いや、まあ…そうだけどさ…」

クリスタ「……??」(エレンは何が言いたいんだろう)

エレン(まあ、それは置いといても…)

エレン「クリスタって…やっぱ可愛いな」

クリスタ「ええ…!?何、突然…?」

エレン(しまった…つい言っちゃった…)

エレン「い、いや…男子の間でもそう言われてるしさ」

クリスタ「あ…そうなの…?」

エレン「うん…まあ本当に可愛いとは思うけどな」

クリスタ「…くす」

エレン「…?」

クリスタ「エレンもそういうこと言うんだ」クスクス

エレン「な、なんだよ…どういう意味だ?」

クリスタ「エレンは女の子に興味ない…ていうより、二の次と思ってた」

エレン「二の次って…」

クリスタ「だって巨人駆逐って話でよくジャンとも争ってたし…」

エレン「それは…そうだけどさ…」

エレン「俺だって男だしな」

エレン「男子寮でのその手の会話にも参加したりするぜ」

クリスタ「あ、うん。そうだよね。ごめんね」

エレン「いや、謝らなくていいけどさ」


クリスタ「あ、そうだエレン。一つ聞いていいかな?」

エレン「ああ、いいぜ」

クリスタ「ミカサとは…付き合ってないの?」

エレン「ミカサと?」

エレン「それって…恋人同士かってことだよな?」

クリスタ「うん」

エレン「いや…付き合ってないよ」

クリスタ「そうだよね、家族だもんね。兄妹みたいな関係だしね」

エレン「ま、まあそんな感じだな…あはは」

クリスタ「ふ~ん、そっか」

クリスタ「でも、二人がそういう関係って思ってた人は多いと思うよ」

エレン「一緒にいる期間も長いしな…」

クリスタ「これから大変かもね、エレン」

エレン「???」

クリスタ(けっこう女子寮でも話題に挙がるしね、エレンは…)

クリスタ「あ、つい話し込んじゃった。そろそろ行くね」

エレン「おう、またな」


夕方 女子寮近く

エレン「なあ、ミカサ」

ミカサ「なに?エレン」

エレン「…」ジーーーー

ミカサ「……」

ミカサ「…」カア

ミカサ「エレン、そんなに見つめないでほしい…」

エレン「あ、悪い…」

ミカサ「嫌というわけではないけど…」

エレン(こいつも結構地味な格好してるんだよな…)

エレン(スパッツとかのこともあるし…機能性重視してんのかね)

エレン(まあ、スカート履くこともあるし…アニよりは女の子らしいかな)

ミカサ「ねえ、エレン」

エレン「なんだ?」

ミカサ「まだ、女子の時間に談話室に来る気はないの?」

エレン「それか…少し恥ずかしいしな…」

ミカサ「問題ない。フランツも来ている」

エレン「まあ、フランツはな…う~ん、ハンナがいるから大丈夫なんだろうけど」

ミカサ「エレンには私がいるから問題ない」

ミカサ「むしろ、他の女子と一緒に行動する方が心配」

エレン「はあ…」

エレン「まあ、男子が使えるときには行ってるんだけどな」

ミカサ「女子の時間にも来てほしい」

エレン「アルミンは来ないのか?」

ミカサ「誘おうとしたけど…なぜかいないの」

エレン「ジャンは?」

ミカサ「?ジャンもあまり見ない」

ミカサ「でもこの前談話室で、ジャンの声が聞こえたような…」

エレン「ん?」

ミカサ「姿はなかったから、気のせいだと思う」

同じころ 男子寮

アルミン「さてと次の計画についてだけど」

ジャン「よし、こっからが本番だよな」ギンギン

ライナー「クリスタ、クリスタ」ギンギン

ベルトルト「アニ…!」ウズウズ

コニー「お前ら恐いぞ…」

アルミン「ここから、いよいよエレンを投入するんだけど…」

アルミン「その前に、一度おさらいしようか」

ベルトルト「おさらい…?」

アルミン「まず、ジャンはミカサが大本命だよね」

ジャン「ああ、もちろんだ」

アルミン「で、ライナーはクリスタがいいと…」

ライナー「そうだな、クリスタのパンツとか見たら死ぬかもしれん…」

アルミン「まあ、こたつの下から拝むのって普通より興奮するしね」

アルミン「それで、ベルトルトがアニだね」

ベルトルト「うん、そうだよ」

アルミン「うん、わかった。三人共ホントお目が高いね」

アルミン「僕から見ても、その三人は訓練兵の中でもトップクラスだと思う。」

アルミン「クリスタはもう言わずもがなだよね。人気が実際1位だし」

アルミン「ミカサは東洋人の独特の奇麗さがあるし、スタイルもいいしね」

アルミン「アニは巨乳だし、怒った顔は恐いけど、実は美人だしね」

ライナー「わかってるな、アルミン」

ジャン「ミカサ、ミカサ、ミカサ」

ベルトルト「アニのあのズボン越しからでもわかるスレンダーな脚で、蹴られたいって思ってる人は増加中だよ、きっと」

ベルトルト「彼女と格闘訓練を組んだ人から順にね…」

アルミン「まあ、まず君が蹴られたい人一号だろうね」

ライナー「クリスタもかなりのものだぞ?」

ライナー「クリスタは華奢な身体だが、胸は結構あるんだ」

アルミン「まあ、たしかに膨らんでるよね」

ライナー「俺は何度か乗馬訓練で抱き着いてもらって、確認してるからな」

ジャン「なんてことしてんだ…」

ライナー「アニと比べるとあれだが、それでも訓練兵の平均より大分大きいんじゃないか?」

ベルトルト「それはすごいね…」

ジャン「ま、ミカサには勝てないけどな…」

ジャン「なんせ、あの綺麗な黒髪に艶のある唇…それと対照的な鋭い眼光…」

ジャン「スタイルも抜群だろ?服越しからでもわかるじゃねぇか…」

アルミン「胸もあるしね」

ジャン「ああ」

コニー「なんかすげぇな、お前ら…」

アルミン(コニーが少し引いてるように見えるね)

アルミン「さて、おさらいはこのくらいにして…」

アルミン「次の計画だけど…」

アルミン「楽しみは後に取っておいた方が良いと思うんだ」


ライナー「なに?どういうことだ?」

アルミン「ほら、食べ物でも自分の一番好きなものは後に残すってあるでしょ?」

ベルトルト「それがどうかしたの?」

アルミン「だから、今回のターゲットはその3人じゃなくてさ…」

ここから、新しい分ですかね。短いですが

数日経過

エレン「はあ…承諾したはいいものの…」

エレン「どうすりゃいいんだよ…」

エレン「まあ、アルミンの頼みでもあるし…」

エレン「やるだけやってみるか」


エレン「おーい、サシャ」

サシャ「おや、エレンじゃないですか」

サシャ「どうかしましたか?」

エレン「ああ、サシャに言いたいことがあってさ」

サシャ「なんですか?」

エレン「サシャって食べ物すきだよな?」

サシャ「もちろんですよ!」


エレン「じゃあさ、俺のパンあげるよ」

サシャ「え?」

エレン「サシャの気のすむまでの期間もって行っていいぜ」

サシャ「ほ、本当ですか!?」

エレン「ああ」(これはいやだ…唯でさえ飯少ないのに)

サシャ「エレン…ありがとうございます!」

エレン「その代わりお願いがあってさ…」

サシャ「なんですか?水汲みとかなら、任せてください!」

エレン「いや、水汲みじゃなくてさ…」

エレン「…」

エレン「サシャって、スカートとか持ってる?」

サシャ「え…はい、持ってますけど…」

エレン「そっか、ならその中で一番短いスカート履いてきてほしいんだけど…」

サシャ「は…?」

エレン「その姿見せてくれないか?」

サシャ「…」

エレン「…」ドキドキ



サシャ「…」ハア

エレン「ため息…?」

サシャ「エレン…私をそんな風に見てたんですか?」

エレン「いや…」

サシャ「少しがっかりですよ」

サシャ「私が食べ物で餌付けすれば、何でもする女だとでも思ってたんですか?」

エレン「…」

サシャ「みくびらないでくださいよ…」

エレン「…」

サシャ「エレンはそんな人ではないと思ってたんですけどね」

エレン「じゃあ、俺の頼みは却下ってことか?」

サシャ「当たり前じゃないですか…!」

エレン「…そっか」

サシャ「…」

エレン「安心した」

サシャ「え?」

エレン「いや…一部の男子が言ってたらしいんだけどさ」

エレン「サシャは餌付けすれば、エロイことでも平気でしてくれるような奴だって」


サシャ「な、なんですかそれ…」

サシャ「エレン、誰が言ってたんですか?」

エレン「それは俺も知らない…」(アルミンからの又聞きだしな)

サシャ「それで…エレンもしてみたくなったんですか?」

エレン「ああ」

サシャ「ああ…て」

サシャ「エレン、いくら私でも怒りますよ」

エレン「まあ、俺はサシャを信じてたよ」

エレン「そんなことする奴じゃないって」

サシャ「…」

エレン「でも、いきなりこんなことして、気分害したなら謝るよ」

エレン「ごめん」

サシャ「…」

サシャ「まあ、エレンの気持ちはわかりましたし…」

サシャ「エレンがそんなことする人じゃないというのもわかってますからね」

エレン「サシャ…」

サシャ「ところで…」


エレン「なんだ?」

サシャ「パンはくれないんですか?」ジュルジュル

エレン「…」(こういうところはサシャだ…)

エレン「まあ、悪いことしちゃったし…一回分くらいなら…」

サシャ「ホントですか!?ありがとうございます!」


物陰

アルミン「よしよし、サシャの警戒心を煽ってからの解除…」

アルミン「成功て感じかな…エレンはわかってないだろうけど」

ちょっと回想

アルミン「エレン、実はさ…」

エレン「なんだよ、アルミン」

アルミン「実は、男子たちの間でさ、サシャが悪く言われてるらしいんだ」

エレン「サシャが?」

アルミン「サシャは餌付けさえすれば、ヤラせてくれるとか色々」

エレン「なんだよそれ…」

エレン「サシャはそんなやつじゃないだろ…」

アルミン「うん、いくらなんでもそんなことありえないと思うんだ」

アルミン「でさ、エレンがお願いしてみてほしいんだけど」

アルミン「ミニスカート履いてほしいっていうお願いで…」

エレン「俺がか?」

アルミン「うん。エレンは女子の間でも下心が薄いって思われてるはずだから」

アルミン「僕がやるよりもいいと思うんだ」

エレン「そうか…わかった」

アルミン「僕が言ったことは秘密でお願いね」

今日はこんなところで。

>>1です 再開します

レス等、ありがとうございます!

アルミン「今度は、確かユミルだね」

アルミン「エレン、頼んだよ」クスクス


別の場所

エレン「えっと…ユミルは、と…あ、いた」

ユミル「…」スタスタ

エレン「おーい、ユミル!」

ユミル「ん?なんだよ、お前かよ…」

エレン「なんだよ、機嫌悪そうな顔して」

ユミル「なんでお前と会って、機嫌良くしないといけねぇんだ」

エレン「はあ…まあ、そっかな」

ユミル「納得すんなよ」

エレン「…」

ユミル「…」

ユミル(こいつ、なんで私に声かけてきたんだ?)

ユミル(そもそも、男で私に話しかける奴なんていないけどな)

ユミル「そういやお前、談話室の設置かなりがんばってたらしいじゃねぇか」

エレン「誰に聞いたんだよそれ…」

ユミル「ミカサがうざいくらい言ってたな」

エレン「ミカサかよ…買い被りだっての」

ユミル「ま、ミカサは言い過ぎだとしてもな…」

エレン「ん?」

ユミル「他にもクリスタとかも言ってたからな」

エレン「ほんとかよ?」

ユミル「ああ、まあ私も実際みたし」

エレン「何回も行ったとは思うけどさ…」

エレン「そんな大したもんじゃねーよ」

ユミル「…」

エレン「…」(そういや、ユミルはアニと服装似てるよな)

エレン(性格は違うけど…ジーンズとか好んで履きそうなところは一緒か…)

エレン(まあ、ユミルの女の子らしい格好は見てみたいな、そう考えると)

エレン「な、なあユミル」

ユミル「なんだよ?」

エレン「話変わって悪いんだけどさ…」

ユミル「ああ…」

エレン「ユミルって…服とか買ったりすんの?」

ユミル「は?」

エレン「いや、だから…」

ユミル「お前、喧嘩売ってんのか?」

エレン「売ってねぇよ…!」

ユミル「この服見えねーのか!?買ってるに決まってるだろ!」

エレン「そうじゃなくてな…女の子らしい服というか…」

ユミル「はあ?女の子らしい…?」

エレン「そうだよ、今のお前ジーンズじゃん」

ユミル「それがなんだよ?」

エレン「だから、生足の見える格好とかさ…」

ユミル「…」

エレン「…」

ユミル「…」

エレン「…」

ユミル「そうか…喧嘩売ってるんだな」

エレン「だから、売ってねぇっての!」

ユミル「じゃあ、なんでそんなこと言いだしやがった!」

エレン「だから、見てみたいからだよ!」

ユミル「はあ!??」

エレン「ユミルのそういう格好も見てみたいなって思ってさ…」

ユミル「…」

ユミル「マジでいってんのか…!?」

エレン「あ、ああ…」

ユミル「私かよ…もっと他にいるだろ…アニとか」

エレン「いや、ユミルもかわいいと思うけどな…」

ユミル「んなっ!?」

ユミル(こいつ今、なんていいやがった…?)

ユミル(かわいい?私が…!?)

ユミル(こいつ、なんの冗談だ…いや、本気か…?)

ユミル(こいつはウソがつけるような性格じゃねぇだろうし…)

ユミル「…」

ユミル「お前、ホントに見たいのかよ…?」

エレン「え、見せてくれるのか?」

ユミル「ば、バカ言ってんじゃねぇよ!だれが…!」

エレン「あ…やっぱ無理か…」

ユミル「とにかく、この話はここまでだ!じゃな!」タタ

エレン「あ、おいユミル…!」

物陰

アルミン「さすがエレン」

アルミン「ユミルに対しては、女の子らしい格好見てみたくないってエレンには言っただけだけど…それだけで成功したかな、あれは…」

アルミン「ふふふ、楽しみだな~」


女子寮

サシャ「…エレンからパンのお裾わけの約束」

サシャ「…でもただもらうだけだと悪いですかね…」


サシャ「…」

サシャ「まあ、エレンにならいいですかね…」

ユミル「…」

ユミル「あいつなんて言ってたっけ?」

ユミル「生足が見たいとかなんとか…」

ユミル「よりによって、あの巨人駆逐馬鹿からそんな言葉…」

ユミル「あとかわいいとか……」

ユミル「…」

ユミル「ち、ちがうぞ…別にエレンがどうってわけじゃ…」

ユミル「ま、まあ別に嫌いでもないけど…談話室作りがんばってたらしいしな」

ユミル「そういう意味では恩があるのか…?」

その日の夜 談話室

ライナー「それで、アルミン。計画はどうなんだ?」

アルミン「うん、まあサシャとユミルがうまくいったんじゃないかな」

ジャン「あの二人か…」

ベルトルト「どっちも美人だと思うんだけど…女の子らしい格好が想像つかないというか…」


コニー「だよなー」

アルミン「うん、だから楽しみでもあるんだよ」

今はここまでで

>>1です 再開しますね

談話室内

ガヤガヤ

エレン「やっぱり、ここは落ち着くよな~」

エレン「作った甲斐があるというか」

ミカサ「うん、今日はエレンがいるから、より特別」

エレン「…ん~」

エレン「あ、そうだ、ミカサ」

ミカサ「なに?エレン」

エレン「お前、俺が談話室作りがんばってたとか言いふらしてるらしいな」

ミカサ「うん。事実だから問題ない」

ミカサ「あと、あなた自身が言ってるわけじゃないから、さらに問題ない」

エレン「ばか、そんな理屈通るかよ」

エレン「俺ががんばったって認めるのは、お前やアニに勝負で勝った時だからな」

ミカサ「さすがエレン」

エレン「本当にわかってるか?」アヤシイ


ミカサ「大丈夫」

エレン「そうか?」

エレン「ところでさ、俺が入ってもホントに問題ないのか?」

エレン「ざっと見たところ、ほとんど女子じゃねぇか、あたりまえだけど」

ミカサ「フランツも毎回来てるみたいだから、大丈夫」

エレン「フランツが?ふ~ん」

エレン「そういえば、アルミンとかも来てないのな」

ミカサ「確かに…」

エレン「来るなって言ってるわけじゃないだろ?」

クリスタ「もちろん、そんなこと言ってないよ」

エレン「あ、クリスタ」

クリスタ「お邪魔しま~す」

ミカサ「アルミン達を誘ったの?」

クリスタ「声はかけてみたよ。アルミンやライナー、ジャン達にも」

クリスタ「みんながんばってくれたから、女子の時間にもぜひ来てって」

エレン「それで?」

クリスタ「気が向いたらっていう感じだったかな」

エレン「あれ、意外だな」

ミカサ「そうなの?」

エレン「まあ…」

エレン(ライナーはいつもクリスタ、クリスタって言ってるし…)

エレン(ジャンもミカサ、ミカサって言ってるもんな~)

クリスタ「でもエレンが来てくれたし、他のみんなもそのうち来てくれるかな」

エレン「ああ、そうだな」



アルミン「やるね、エレン…」

ライナー「自然とミカサとクリスタの間に入ってやがる…」

ベルトルト「アニは近くにいないみたいだね」ヨカッタ

アルミン「向こうの掘りごたつから、ずっと様子を伺ってるみたいだけどね」

ベルトルト「」

ライナー「おい、ベルトルトが止まったじゃねぇかよ…」

アニ「…」ジー

ミーナ「アニ…エレンの所が気になるんだ?」

アニ「そんなんじゃないさ」

ミーナ「ホントに?」

アニ「ただ、あの馬鹿もやっと顔出したかって話だよ」

ミーナ「ずっと心待ちにしてたもんね?」

アニ「…」



ジャン「くそ…エレンの奴…!」

コニー「いや、俺たちも呼ばれてたんだから、行けばいいんじゃね?」

ジャン「行ったとしても、ミカサが振り向くことはないんだよ…!」

ベルトルト「ああ…アニ…」

アルミン「悲しいね、本命が居る人は」

ライナー「おい、ユミルが来たみたいだぞ…」

ベルトルト「サシャも…かな?」

クリスタ「あれ?ユミル遅いよ~って…」

ユミル「……よ、よう、クリスタ…」

クリスタ「ユミル…その格好…」

ユミル「…」

エレン「あれ、ユミル…」

ユミル「……」

アルミン「…」

ジャン「ああいうの…なんて言うんだ?」

アルミン「ホットパンツ…かな」

ライナー「脚が太ももまで丸見えじゃねぇか…!」

コニー「うわー…みなぎってくるわ~」

ベルトルト「ああ…予想外にこれは…」

アルミン「いいね…すごくいい」


ユミル「おい、エレン…」

エレン「な、なんだ…?」

ユミル「なんか、感想とかねぇのかよ…?」

エレン「ああ、そうだな…」

エレン「想像以上って言ったらあれだけど…綺麗だな…」

エレン「脚も長いし…スタイル良いなユミル」

ユミル「…ま、まあ…スタイルはな、少しばかり自信もあんだよ…」

クリスタ「うわ~綺麗だよ、ユミル~」

ユミル「お、おうありがとな、クリスタ」

クリスタ「でも、エレンに見せるつもりで履いてきたんだ?」


ユミル「い、いや、そういうわけじゃ…!」

クリスタ「そっか~」クスクス

ユミル「く…とにかく、こたつ入るからな!この格好少し寒いし…」ガボ

エレン「お、おい!俺の隣に入ってくんのかよ…!」

ユミル「うっせ!エレンのくせに、私のクリスタと隣同士に座ってんじゃねぇよ!」

エレン「いや…別に…」

クリスタ「ユミル、かわいい」クスクス

アルミン「ユミル…良い脚してたね」ジュルリ

ライナー「そうだな…」

コニー「あいつ、あんなに美人だったんだな~」

アルミン「いつも露出が少ない服だったからね」



ミカサ「エレン、感心しない…」

エレン「なにがだよ…?」

ミカサ「…ユミルとくっついているのは駄目」

エレン「別にくっついてないだろ…?」

ミカサ「くっつきそうになっている…」

ユミル「そういうのはミカサが決めることじゃねぇだろ?」

ミカサ「…」ギロ

ユミル「…ッ」(こいつの目つき人間のそれじゃねぇよな…)

クリスタ「二人とも落ち着こうよ~」


アニ「…なんだい、あれは…」

ミーナ「意外な伏兵登場って感じよね~」

アニ「…」ソワソワ

ミーナ「興味ないふりして、必死に何話してるか探ろうとするアニなのでした」

アニ「」ドカドカ

ミーナ「あう…」バタ

ユミル「ところでよ…」

エレン「ん?」

ユミル「お前って、好きな服装とかってあるのか?」

エレン「好きな服装?」

クリスタ「エレン、この前そういう話に参加するって言ってたよね」

ミカサ「本当?エレン」

エレン「ん…まあ…」

ユミル「どんなのが好きなんだ?」

エレン「どんなって言われてもな…」

エレン(そういや、この前アルミンと行った店の店員の格好は可愛かったかな…)

エレン(ショップで見ただけだが、バニーガール?とかの衣装もよかったか…)

ユミル「こいつけっこうマニアックなのが好きなんじゃねぇか?」

エレン「な、なにいってんだよ…!」ドキ

クリスタ「え~~~」

ミカサ「エレン…マニアックな趣味を…」

エレン「ち、違う…勝手に決めつけんな!」

ユミル「ま、それはいいとしてさ、今度買にいかねぇか?」

ユミル「お前の好きなやつでいいからよ」

エレン「は?」

クリスタ「え?」

ミカサ「え?」


サシャ「エレーン!」

エレン「ん?あ、サシャ?」

今はここまで また投下しますね

>>1です。 今日は少しだけ更新です

クリスタ「あ、サシャ!」

ミカサ「どうしたの、その格好…」


サシャ「じゃーーん!どうですか?」

エレン「おーーーミニスカートか~」

サシャ「どうですか?けっこういい感じじゃないですか?」

エレン「そうだな~」

ユミル「…」



アルミン「タイトスカートみたいなやつかなあれ…」

ライナー「おおーけっこう可愛いんじゃないか…」

ジャン「あのサシャが…」

ベルトルト「あれ、スリットも入ってるよね…」

コニー「サシャって外見は美人だろ」

アルミン「そうだね」

アルミン「ひざ上15㎝くらいあるかな…なかなかがんばったね、サシャ」

ライナー「よっしゃ、そろそろ床下に行こうぜ」ゴクリ

アルミン「そろそろ頃合いだね」

クリスタ「でも、どうしたのサシャ。本当にその格好…」

サシャ「いや~~~話すと照れるんですが…」

エレン「おい、待てよ。今言わなくてもさ…」

サシャ「え、駄目ですか?」

ミカサ「サシャ、私が許可する。話して」

エレン「なんでお前が許可するんだよ!」

ユミル「なんだよ?聞かれたらマズイことなのか?」

エレン「い、いや…別にそういうわけじゃないが」

サシャ「う~ん、話してもいいんですが…」

サシャ「エレンには明日パンもらう約束がありますからね」

エレン「そ、そうだよ。だから、言うなよ」

サシャ「わかりました」

クリスタ(あ~~~凄く話聞きたい!)

ユミル(まあ、ミカサが黙ってねぇだろ)

ミカサ「わかった、サシャ。明日私の朝食全部あげるから」

ミカサ「話して」

サシャ「ほ、ほんとうですか!?」ジュルリ

エレン「おい!ミカサ!」

サシャ「う~~~ん、困りましたね…」

ミカサ「お願いサシャ。それ程隠さなければならないことでもないはず」

サシャ「それはそうですが」

エレン「おい、サシャ~~」

サシャ「まあ一言で言うなら、エレンが履いてきてって言っただけですよ」

ユミル「はあ?」

クリスタ「え?」

ミカサ「…」

エレン「ちょ、おい…!そこで止めるなよ…!続きがあるだろ…」

サシャ「あ、そうでした」

ユミル「て・め・え~~!」ガシ

エレン「ぐわっ!痛いっての、ユミル!!」

ユミル「お前、私にも生足が見てみたいとか言ってたよな~~」ギリギリギリ

エレン「そ、そんな露骨に言ってねぇし…!」

ユミル「それが、サシャにも似たようなこと言ってただ~~!?」

エレン「お、おちつけ、ユミル…!」

ミカサ「エレン、それはどういうこと?」

ミカサ「今のは聞き捨てならない」

エレン「いや…その前に助けてくれ…」

クリスタ「…」

クリスタ「エレン、そういうのはよくないと思うよ」

クリスタ「エレンはもっと女の子に対して一途だと思ってたのに」

エレン「どういうことだよ……いててて!」

エレン「ていうかクリスタ、少し機嫌悪い…?」

クリスタ「別に…」

アニ「…」イライラ

アニ「あの馬鹿は本当に…」

ミーナ「楽しそうだけどね~~」

ミーナ「エレンて結構モテるみたいだね」ニヤニヤ

アニ「何ニヤニヤしてるんだい?」

ミーナ「そういえば、エレンから女の子らしい格好すればいいみたいなこと言われたんだよね?」

アニ「…まあ…」


ミーナ「エレンのあの様子だと、すぐ恋人できちゃうかもよ?」

アニ「…」

床下

アルミン「ミカサとクリスタはいつもの格好だから、パンツ見れないかな…」

ジャン「二人ともロングスカートかよ…」

ライナー「それと比較してサシャは…」

コニー「かなり短いよな…」

ベルトルト「しかもスリット入ってるからね…」


アルミン「タイトスカートだから、ぴっちりしてるから見えそうで見えないね…」

ベルトルト「でも、良い脚だね…山育ちだからかな?傷も目立つけど…」

コニー「そんなの気にならんくらい引き締まってるよな~」イイ

ジャン「案外色白なんだな」


ライナー「で、あっちがユミルか…」

アルミン「ホットパンツだから、生足見放題だね」

ベルトルト「適度に日焼けしてるのがいいね」

ジャン「脚長いなユミルの奴…エレンより背高いんだっけか」

エレン「あの~ユミルさん?…そろそろ離してくれませんか?」

ユミル「うっせ、お前は首絞められ続けてろ」

エレン「いや、絞まってないし…抱き着いてるだけ…ぐえっ!」

ユミル「これで満足か~~~!?」

エレン「あががががが…!」


ミカサ「エレン…は私の元に帰るべき」

クリスタ「もう、エレンは…」

サシャ「いえ、でも私のことを信じてくれたエレンはかっこよかったですよ」

エレン「え?」

サシャ「この格好はそのお礼といいますか…」テレテレ

エレン「そ、そうなのか…あ、ありがとな…」

サシャ「いえいえ」テレテレ

ユミル「…」

ミカサ「…」

クリスタ「…」

クリスタ「そういえば、この前私にも可愛いって言ってくれたよね?エレン」

エレン「え…あ、ああ…」

今日はここまでです。続きは明日かな

>>1です 再開します。 レスありがとうございます

クリスタ「ありがとね、エレン」

ユミル「おまえ、クリスタにもそんなこと言ってたのか…?」

サシャ「あ~、でもクリスタ本当に可愛いですもんね~~~~」

ミカサ「…」

エレン「言ったことは事実だけどさ…」

ユミル「こいつは…」

ミカサ「エレン…それは許されないけど…」

ミカサ「私と夫婦になるなら許す」

エレン「な、なに言ってるんだよミカサ…!」

ユミル「てめぇもちょっと照れてるんじゃねぇよ」

エレン「バ…誰が…」

サシャ「顔赤いですね、エレン」アハハハ

クリスタ「ほんとだ!」

床下

アルミン「う~んこれは…」

ジャン「おい…なんだありゃ…」

ライナー「エレンの奴…羨ましいな…」


ベルトルト「それに引き替え僕たちは…」

コニー「なにやってるんだろうな…」

アルミン「まあ、エレン程とはいかなくても、あそこに行けば普通にはもてなされると思うよ」

アルミン「場の雰囲気によっては、王様ゲームとかしたりしてさ…」

ライナー「おお…それも悪くないな」

ベルトルト「うん、いいね…」

アルミン「でもそんないつでもできることは、後にすればいい」

アルミン「この誰もがしていないことをするのに意味があるんじゃないか」キリ

ジャン「それは…そうだな。何としてもミカサのパンツを拝むぞ」

コニー「いや、俺別に王様ゲームとかでいいんだけどな…」

アルミン「とにかく、今やめちゃうとせっかく作ったのにもったいないよ」

ライナー「結局そこだよな…」

ユミル「なあクリスタ、おまえエレンと仲良かったっけ?」

クリスタ「え…どうだろう…」

ユミル「可愛いとか言われたって、ずいぶん話すんだな」

クリスタ「それは偶然なんだけどね、特別仲がいいというのはないかも」

エレン「だよな~~」

ユミル「ほほう、なるほどな…」ウンウン

クリスタ(ユミル、安心してるのかな?)

サシャ「はいはーい!」

ユミル「なんだよ、芋女」

サシャ「私、エレンとは仲いいですよ!」

ユミル「…」ピク

ミカサ「…」ピク

サシャ「たまにご飯とか分けてもらってますし…」

サシャ「明日もパンもらえますからね」

エレン「あのな…サシャ。秘密もらしたんだから明日のはなしだ」

サシャ「え~~そんな…」

エレン「ミカサからもらえるだろう」

サシャ「う…そうですけど…」

サシャ「じゃあ、談話室にくるときは、毎回こういうミニスカートの格好で来ますから!」

エレン「はあ?お前、ご飯わけてもらえるからって、そういうお願いは断るっていってただろ…」

サシャ「誰でもってわけじゃないですよ。エレンになら見せてあげます!」

エレン「…ま、マジでか…」

サシャ「はい!」

ミカサ「エレン」

エレン「な、なんだ…?」

ミカサ「見たいと思ってるでしょう?」

エレン「うぐ…」

ユミル「エレン、てめぇ…!」

エレン「いや、そ、そこは男だしさ…サシャ可愛いしな…」アタフタ

クリスタ「エレン、色々口走ってるよ」

サシャ「いや~~可愛いだなんてそんな…」テレテレ

クリスタ(サシャがこんな表情見せるなんて…)

ミカサ「でも、無駄。私とエレンの絆には到底及ばない」

ミカサ「そうでしょ、エレン?」

エレン「え…まあそうかもな」

エレン「一緒に住んでた期間も長いし…」

ミカサ「そう、私とエレンの絆が一番」

ユミル「近すぎて、家族って認識の方が大きいけどな」

ミカサ「…」ギロ

ユミル「そうだろ、エレン?」

エレン「ん、まあ家族だよな」

ミカサ「エレン…」

ミカサ「じゃあ、私がサシャのような格好をするのは見たくない?」

エレン「ミカサのか…?」

ミカサ「うん」

エレン「いや、見てみたいな」

ユミル「は?」

サシャ「え?」

クリスタ「え?」

ミカサ「エレン!」

ユミル「どういうことだよ?家族なんだろ?」

エレン「いや、そうだけど…血つながってないしさ…」

エレン「ミカサはその…えっとな…」

ミカサ「?」

エレン「やっぱり、美人だしな…」

ユミル「な…!」

クリスタ「…」

サシャ「エレン…」

ミカサ「エレン…!」カアア

ユミル「てめぇは~~~!」ギリギリギリギリ

エレン「いて~~~!ユミル、やめろよ!」

床下

ジャン「お、おい…ユミルの奴、ハミパンしてないか?」

アルミン「あ、ホントだ…!」

ライナー「うおおお!」

ベルトルト「いいね」

コニー「同じく…」


アルミン「ホットパンツだから、けっこう丸見えになるね…」

アルミン「色は…黒かな」

ライナー「大人びた感じのやつ履いてんだな」ムクムク

ベルトルト「く…僕にはアニがいるのに…」ムクムク

ジャン「俺にはミカサが…!」ムクムク

アルミン「あ、サシャも股開いてるよ…」

アルミン「やっぱりこたつの中は、安心感があるのか大胆になるね」

ジャン「サシャは何色だ…?」

アルミン「縞々のパンツだね…いい…」

コニー「縞々か~~サシャがね~~」

今日はここまでで

>>1です 再開していきます

アニ「あの馬鹿…あれじゃ女たらしじゃないか」

ミーナ「まあ、エレンのことだから意味わかってないっていうか…」

ミーナ「悪気はないんだろうけど…」

ミーナ「どうするの、アニ~~~?」

アニ「…」



ミカサ「エレン、今度談話室に来るとき、私はサシャみたいな格好をしてくる」

ミカサ「なので、エレンも必ず談話室に来てほしい」

エレン「え…ああ。わかったよ」

ミカサ「あるがとう、喜んでもらえるように頑張る」

エレン「ミカサ、お前は普段がんばってくれてるんだからさ」

エレン「別にそんなことで頑張らなくていいぜ?」

エレン「その気持ちだけで十分だっての」

ミカサ「エレン…」

ミカサ「でも、平気。これは労力の内に入らないから」

エレン「そうか?なら、いいけど…」

クリスタ「…」

ユミル「おい、なんか雰囲気が…」

サシャ「ちょっと腹立たしいのは気のせいでしょうか…」

ジャン「ち、ちくしょう…!エレンの奴…!」

ジャン「ミカサと楽しげにしゃべりやがって…!」

アルミン「でもこれで、ミカサのミニスカート姿を拝めるね」

ライナー「ああ、楽しみだな」

ベルトルト「うん、楽しみだね」

コニー「ミカサのか~~~」

コニー「楽しみだけどさ…ちょっと洒落にならなくなってきてないか?」


ジャン「何言ってんだよ!いよいよトップクラスの奴だぞ!」

コニー「いや、まあそうだけどさ」

ライナー「兵士なら、やらねばならん時があるもんだ」

ベルトルト「うん、確かにね」

アルミン「うん、そうだね。いよいよってところだね」

翌日

エレン「ふああ、眠い…」

クリスタ「エレン、おはよう」

エレン「ん?クリスタか…おはよう」

クリスタ「眠れなかったんだ?」

エレン「まあ、少しな…」

クリスタ「昨日はモテモテだったもんね?」

エレン「んな…」

クリスタ「だから興奮して眠れなかったんでしょ?」

エレン「違うって…」

クリスタ「冗談だよ」クスクス

エレン「まったく…」

クリスタ「でも、昨日は楽しかったよね」

エレン「そうだな…」

クリスタ「アルミン達も来ればいいのにね」

エレン「だな~~」

エレン「サシャやユミルの脚拝めるって言ったら、来るかな…」

クリスタ「エレンもそういうこと言うんだね」クスクス

エレン「ま、まあそりゃ…な…」

クリスタ「うん、男の子だもんね?」

エレン「クリスタ、なんか馬鹿にしてない?」

クリスタ「そんなことないよ」

クリスタ「でさ…その、えーと…」

エレン「なに?」

クリスタ「私もミニとか持ってるんだけど…」

エレン「え、はあ…」

クリスタ「見たい…とか思ってくれてない?」

エレン「クリスタ…の?」ゴク

クリスタ「うん…」

エレン「…」

エレン(普段天使や女神って言われてる子だもんな~)

エレン(ちまっこくて、凄く可愛いと思うし…)

エレン「そりゃあ、見てみたいな」

クリスタ「え?ほ、本当?」

エレン「ああ」

クリスタ「そっか~~ありがとう」

エレン「でも、どうしたんだよ急に…」

クリスタ「昨日楽しかったし、私もちょっと参戦してみようかなって思ったんだ」

エレン「参戦?どういうことだ?」

クリスタ「エレンはまだ知らなくていいんじゃないかな」クスクス

エレン「どういう意味だよ…」

クリスタ「じゃあ、私先に食堂行ってるね」タタタ

短いですが、今日はここまでです。すいません。
もうじき終わる感じですかね。

>>1です 更新していきます

エレン「あ、行っちまった…でもまあ、可愛かったな…なんか」

アニ「なに言ってんだい、あんたは」

エレン「あ、アニ…!」

アニ「可愛いとか…」

エレン「き、聞いてたのかよ…!」

アニ「こんなところにいたら、聞いてくれって言ってるようなものだろ?」

エレン「そ、そうだな、確かに…」

アニ「…」

アニ「あんたさ」

エレン「ん?」

アニ「クリスタのそういう姿、見てみたいんだ」

エレン「あ、いや…」

アニ「全部聞こえてたんだから、白状しな」

エレン「お、おう。そうだよ…」

アニ「…そう」

エレン「アニ…?」

アニ「なんでもないよ、それじゃあね」スタスタ

エレン「あ、アニ…!」

エレン「行ったか…なんだったんだ?」

物陰

アルミン「なんだかわからないけど…次回以降非常に楽しみだね」

アルミン「フフフフ…」


それから談話室 女子の時間の日

談話室の外

ジャン「そ、それで…?ミカサとかミカサとかミカサとかのパンツが見れんのか?」

ライナー「落ち着けジャン。全部ミカサになってるぞ」

ベルトルト「でも、どうなの?」

アルミン「おそらく、例の3人見れるんじゃないかな」

アルミン「これもエレンのおかげだね」

ライナー「うむ、まったくだな」

ジャン「ち…!」

コニー「う~ん」

ベルトルト「どうしたの、コニー?」

コニー「なんか、冷めてしまったというか…」

コニー「罪悪感あるから、俺これ以上はやめとくわ」

アルミン「…」

ジャン「な、なんだと…」

ライナー「盟約を破棄するのか…!?」

コニー「盟約って…なんだそれ?」

コニー「悪い、みんな。俺談話室行ってくるわ…もちろん秘密は話さないからさ」

ベルトルト「あ…本当に向かって行った…」

ジャン「まあ、話さないんならいいけどな…」

アルミン(賢い選択かもね、コニー)

アルミン(本命がまだいない君にとっては、女の子と仲良くしてる方が有意義だろうし…)

アルミン(そこから、恋が芽生えるかもしれないからね)

談話室の中

エレン「…」

ユミル「…」

エレン「なあ…」

ユミル「なんだよ?」

エレン「なんで、さっきから引っ付いてんの…?」

ユミル「別にいいだろ…」ギュー

エレン「いや、これはさすがに恥ずかしいぞ…」

ユミル「うるせー」

サシャ「嫌な予感がするからじゃないですかね」ハグハグ

エレン「どういうことだよ…」

サシャ「たらしのエレンのことですから…」

サシャ「他の子にもアプローチしてるんでしょう?」

エレン「いや、してねーし…アプローチって…」

ユミル「とにかくお前は、私にこうされてればいいんだよ」

エレン「うう…」

ユミル(こいつが他の女に目を向けるのが心配で仕方ねぇ…)

ユミル(私こんなチョロイ女だったか…?いや、元々はこいつのせいだな…)

ユミル(こいつが、生足見たいとか言うからだ…)

ここまでで。

>>1です 更新します。レスありがとうございます。

ガチャ

コニー「よ、よう…」

エレン「ん?」

ユミル「あん?」

サシャ「おや、コニーじゃないですか」

コニー「お、俺も混じってもいいかな?」

ユミル「なんでそんな遠慮してんだ?」

コニー「いや、別によ…」

コニー(サシャもユミルもこの前の格好だな…なんか罪悪感が…)

エレン「よう、コニー!やっと来たのかよ」

コニー「ああ…」

エレン「ライナーとかはいねぇのか?」

コニー「なんか都合が悪いらしいぜ…」

コニー「悪いけど、入らせてもらうな」ガボ

コニー「おお~あったけ~~!」

サシャ「男子の時間には来てるんでしょう?」

コニー「まあ、そうだけどな」

コニー「やっぱ女子の時間に来るのは、暖かさが違うんだよな~」

サシャ「はあ、そんなもんですか」

ユミル「こいつ、何気にエロ坊主だったんだな」

コニー「うるせーよ、お前だってさっきからエレンに引っ付いてるじゃねーか」

ユミル「こ、これは別に引っ付いてるわけじゃねぇよ…!」

コニー「どう見ても引っ付いてるじゃねぇか、見た目とは違って惚れっぽいっていうのか?こういうの…」

サシャ「あ、コニーが賢いことを言ってる気がしますね」

エレン「そうだな」

ユミル「ほ、惚れっぽいだと…!?」」

エレン「おいおい、落ち着けっての…」

サシャ「まあ、楽しいのはいいことですけどね」ハグハグ



ライナー「なあ…」

ジャン「ん?」

ライナー「コニーの奴も普通に溶け込んでないか?」

ジャン「いいじゃねぇか、あいつは秘密の花園を拝めなくなったんだからよ」


ベルトルト「秘密の花園か…そうだね」

ベルトルト「というより、なかなかみんな来ないね」

ジャン「今日来るのか?」

アルミン「そうだね…あ、来たみたいだよ」

ミーナ「ほら、アニ。行ってきなよ~」エイエイ

アニ「そんなに押さなくても、行くって」


ユミル「ん?て…」

エレン「アニ?あ……」


アニ「……しばらくだね」

エレン「…」

サシャ「何か、挨拶が違う気がしますけどね…」



ジャン「な、なんと…!」

ライナー「これは驚いた…あのアニが…!」

アルミン「あれはえっと…」


アルミン「フレアーミニ?かな…」

アルミン「ひざ上20cmくらいありそうだね」

ライナー「なんでそんな名称知ってるんだ…」

ジャン「ユミルとは違った感じだな…同じ生足でも…」

アルミン「うん、ユミルは適度に日焼けした健康的な脚が魅力だけど…」

アルミン「アニは白さが売りかな…。女性のラインを保ちつつ引き締まってるのもいいね」

アルミン「言い方を変えるなら、ユミルが有名芸術家の至高の絵画とするなら…」

アルミン「アニは同じく丹精込められた、有名なガラス工芸品て感じかな」

ライナー「あんまり意味わからないがな…」

アニ「…」

エレン「…」

ユミル「…」

アニ「ねえ…」

エレン「な、なんだ?」

アニ「なんとか言いなよ」

エレン「なんとかって…?」

アニ「ほら、色々あるだろ?感想とか…」

エレン「あ、ああ…感想…ね」

アニ「…」

エレン「…」

ユミル「…」


エレン「か、可愛いと思うぞ…うん」

アニ「…あんたってボキャブラリーあんまりないよね」

エレン「は、はあ…?」

アニ「可愛いとか、美人とかしか言わないじゃないか…」

アニ「もっと具体的にはないのかい?」

エレン「ぐ、具体的にかよ…?」

ユミル「おい、エレン…!」ギリギリ

エレン「いてぇよ、ユミル…!」


アニ「…」

エレン「そうだな…」

エレン「アニって、脚がすげぇ綺麗なんだな…まあ、あれだけ鍛えてるし当たり前かもだけど…」

アニ「…」

エレン「あと、薄着だからかスタイルがいいのがわかるな…まあこっちも訓練のときに密着してたりしたから、何となくわかってたけど」

アニ「…」

アニ「まあ、それで納得しとくよ」

エレン「お、おう…?」

アニ「こたつ、入るよ」ガボ

コニー「おお~アニも加わるのかよ~」

コニー「エレン、ホントお前すげぇよな~」

エレン「ん?なにがだ?」

コニー「お前の周りに女子集まって来てるしさ~」

エレン「ん?そうだっけ?フランツもだろ」

コニー「あいつはハンナとべったりだからよ~」

サシャ「コニー詳しいですね」

ユミル「お前、女子の時間にはいなかったのに、やけに詳しくないか?」

コニー「い、いや…なんでもねぇ…」

ユミル「あ~ん?」

コニー(あ、あぶねぇ…)

アニ「そんなことよりさ」

ユミル「なんだよ?」

アニ「なんであんたはエレンと引っ付いてるんだい?」

ユミル「ああ?これか…?」

ユミル「こいつが馬鹿なことするから、仕置きをだな」

エレン「仕置きかよ…」

ユミル「そうだよ」ギリギリギリ

エレン「ゆ、ユミル…マジで苦しい…!」

アニ「仕置き…ね。ふ~ん」

アニ「そうやって、理由つけて牽制してるってわけだね」

ユミル「ああ!?」

コニー「お~い、空気が悪いぞ~」

サシャ「私、蚊帳の外になってませんか?エレンのこと好きなんですけどね」

ユミル「…」

アニ「…」


エレン「お、おい…いきなりなんだよ…!」

サシャ「事実ですよ?嫌いなわけないじゃないですか」ハムハム

エレン「ま、まあ…そっか…?そういうことなら俺もサシャのこと好きだしな」

サシャ「ですよね」

エレン「ああ」

ドカ

エレン「痛っ!脛蹴るなよ、アニ!」

アニ「私っていう証拠は?」

エレン「いや、位置的なものと…こんな痛い蹴りお前くらいしか…」

エレン「ていうか靴とか履いてないのによくそんな蹴りできるな…」

アニ「まあね、鍛えてるしね」

エレン「くそ、うらやましいぜ」

アニ「だったら、一日も早く私から吸収するんだね」

エレン「わかってるよ」

今はここまでですかね。

>>1です 書きます

サシャ「なんですかね、これは…」

ユミル(くそ…こいつら共通の話題があったな、そういえば…)

ユミル(しかも、エレンの奴の食い付き率100%な話題じゃねぇか…!)

アニ「なんだい、ユミル?」

ユミル「なんでもねぇよ…」ギュウ

エレン「な、なあユミル…さすがに離れてくれよ…」

ユミル「なんだよ」

エレン「恥ずかしいって言ったろ…他の連中も見てるしな」

ユミル「ふん」ギュウ

エレン「お、おい…さらに抱き着くなよ…」

サシャ「エレンも抵抗しないっていうのは、まんざらでもないんですね」

エレン「あ、いや…」

アニ「あんた…」

エレン「なんでアニも睨んでくるんだよ…?」

ユミル「なんだよ、嫉妬でもしてんのか?」

アニ「…」

サシャ「…」

コニー「こ、恐いここ…」ビクビク




アルミン「それにしても、さっきからベルトルトが止まったままだね」

ライナー「ホントだな、おい」ドンドン

ベルトルト「…」

ベルトルト「はっ!」


ジャン「お、生き返ったか」

ベルトルト「はあはあ…ついアニの生足に見とれてて…」

ライナー「そんなことだろうと思った」

ベルトルト「僕はもう我慢できないから、床下に行ってくるね」タタタ

アルミン「行っちゃったね」

ライナー「クリスタはまだか……む?」

クリスタ「みんな…」

サシャ「おや、クリスタじゃないですか!」

ユミル「クリスタ!…な…」

アニ「…」

エレン「クリスタ…」


クリスタ「えへへ」



ライナー「み、み、ミニスカート…クリスタの…!」

ジャン「おお…こいつはいいな…!」

アルミン「短い…!ひざ上20はあるねきっと…」

アルミン「あのスカートの種類は…プリーツスカート…かな?」

ライナー「だから、なんでそんな詳しいんだ、お前は」


クリスタ「えへへ…たまにはこういう格好もいいかなって…」

ユミル「お、おういいんじゃねぇか…?」

ユミル(やべぇ…破壊力抜群だろ…)

エレン「は~~~」

クリスタ「どう、エレン?」

エレン「そ、そうだな…」

ちょい、休憩

エレン(クリスタもミニスカートかよ…はやってんのか?)

エレン(服も薄着だし…)

エレン「あ、脚が眩しいな…いいと思うぜ…」

エレン「あと、クリスタって小さい身体のイメージがあったけど…結構胸とか大きいんだな…」

クリスタ「え…そう?ありがと♪」

クリスタ「でもエレン、やっぱりそういうところ見てるんだね、エッチ」

エレン「え、あ、すまん…」ドキドキ

ユミル「おい」ギリリ

エレン「いてぇ…首しまってるっての…!」

アニ「…」ドス

エレン「う!アニ、腹を蹴るなよ!」

サシャ「エレンはたらしの極みですね」ハグハグ

エレン「サシャまで、そんな冷たい視線送るなよ…」

クリスタ「楽しそう」クスクス

コニー「同情するわ、エレン…」




ライナー「さて、俺は床下に行ってくるぞ」

アルミン「ライナーのアレが立体起動してるね」

ジャン「み、ミカサはまだか…?」

アルミン「どうだろうね…あ、あれかな?あの格好は…」

ジャン「おお!?」


ミカサ「エレン、お待たせ」

エレン「あ…ミカサか」

すみません、今はここまで



ジャン「わ、ワンピースだと~~~~!」

ライナー「可愛いな、ミカサの奴…」

アルミン「しかもスカート部分がかなり短いよ…25㎝くらいかな、ひざ上…」

ジャン「………」

ライナー「ライナー、どうした?」

ジャン「もう床下に行ってくるぞ!」ダダダ

ライナー「おい、そんな興奮して走るな!ばれるぞ!」

アルミン「そろそろ頃合いだね。僕も行こうかな」

アルミン(いよいよ本命の3人だね…ふふふふ)

アルミン(今夜のおかずにも困らなそうだね)

>>1です 更新してます

エレン「ミカサ…お前、そんな服持ってたのか…?」

ミカサ「うん」

ミカサ(本当はエレンの為に買ったのだけど)

エレン「似合ってるな。ジャンの馬鹿も超美人だって連呼してるけど」

エレン「これは…確かに…」

ミカサ「エレン…そんなに美人だと思ってくれてるの?」

エレン「いや、美人だとは思ってたけどさ…」

エレン「それ以上に思い直したと言うか…」

ミカサ「エレン、この場で少し恥ずかしい…」テレテレ

エレン「あ、ご、ゴメン…」ドキドキ


ユミル(なんかいい雰囲気になってないか?)

アニ(ミカサの奴もあんな格好で来るなんて…エレンの奴がドキドキしてるじゃないか)

サシャ(ミカサ可愛いですね、負けてられないですね)

クリスタ(ミカサ綺麗…どうなっちゃうんだろ)ドキドキ

コニー「なんか色々居づらくなってるかな…」

ミカサ「では、私も入らせて」

エレン「おう、ど、どうぞ」


床下

ジャン「す、すげぇ…」

ベルトルト「まさに楽園を覗いてるんだね、僕達…」

ライナー「これは…いいもんだな…クリスタ、結婚してくれ」

アルミン「そうそうたるメンバーだもんね」

ジャン「ミカサの生足…ああ、生きててよかったぜ…」

ベルトルト「アニの脚…ああ、踏まれたい、もしくは蹴られたい」

アルミン「変態だ」

ライナー「クリスタの脚…結婚しよ」

アルミン「こっちもある意味変態だね」

アルミン「まあ、下から覗いてる時点で十分変態だけどさ」

ミカサ「エレン、この女たちはなに?」

エレン「女たちって…仲間だろ?」

ミカサ「そういう意味じゃなくて」

ミカサ「なぜ、ここのこたつに密集いてるの?」

ユミル「なんでって…別によ…」

アニ「答える義務はないね」

サシャ「私はエレンにごはんもらえるかもしれないと思ってですね」

ミカサ「本当にそれだけ?」

サシャ「え、いや~~なんと言いますか」テレテレ

エレン「なんで赤くなってんだよ」

クリスタ「あわわわわ、大変なことになってるよ…」


ミカサ「クリスタはエレンが目的ではないの?」

クリスタ「私?」

ミカサ「ええ」

クリスタ「私は…エレンのまだそんなに仲良くないし…」

ミカサ「そう、仲良くない」

クリスタ「だから、少し仲良くなれたらいいかな?って」

ミカサ「成程、理解した」

エレン「つまり、親睦深める為ってことか?」

クリスタ「そうだよ」

ミカサ(クリスタは少し様子を見ても大丈夫かもしれない)

ミカサ(サシャも恐いけど…まだ彼女は餌付けできる)

ミカサ(危険なのはこの二人…)

ユミル「で、アニはなんでここにいるんだよ?」

アニ「この馬鹿が女の子らしい格好しないと、私を女子と認めないって言うからね」

エレン「そこまで言ったか?」

アニ「大体そんな感じだろ」

ユミル「なら、もう見せたじゃねぇかよ、ミーナの所行けよ。寂しそうだぞ」

アニ「…」チラ

ミーナ「ねえねえ、フランツとハンナってさ」

ハンナ「ええ、なに?」

フランツ「うん?」

ミーナ「ここの談話室が出来上がる前にさ…」ウシシシ

フランツ「な…!」

ハンナ「ちょ、ちょっとミーナ…!」

フランツ「というか、なんでそのこと知ってるんだい?」

ミーナ「この小屋の近くを通りかかった時に、ハンナちゃんの喘ぎ声が聞こえて…」

ハンナ「ちょ、声が大きいから…!」

フランツ「それ以上は駄目だよ!」

ミーナ「じゃあ、お二人のなれ初めえを聞かせてよ~たっぷりと」

ハンナ「うう…」

フランツ「わ、わかったよ…」

ミーナ「やった♪参考にするから~」


アニ「なんか楽しそうだけど?」

ユミル「…」

今日はここまでです。それでは~

>>1です 更新します

ミカサ(アニもユミルも危険…最悪の場合は…)

床下

アルミン「アニもミカサもクリスタも…」

アルミン「みんなスカート短すぎ…」

ベルトルト「アニの下着…」ムクムク

ライナー「何色だ…!?」ドキドキ

アルミン「ピンクだね。フレアーミニだから、少し脚動かすだけで丸見えになるよ」

ジャン「くそ…普段あんな怖い顔してる女が…」

ベルトルト「いい…すごくいい…」

ライナー「クリスタはどうだ…?」ドキドキ

アルミン「クリスタは予想通りというか…」

アルミン「白だね」

ライナー「純白か…!まさに天使だ!」

ベルトルト「天使だね…白か…すごくいい」

ジャン「女神だな…いいじゃねぇか…」

アルミン「二人共こたつの中だけに無防備に脚組み替えたりしてるしね」

アルミン(うんうん、至福至福…)エヘヘ

サシャ「芋は本当においしいですね」ハグハグ

エレン「お前、それ食糧庫から調達してんの?」

サシャ「ええ、そうですよ」

エレン「勇気あるな~今度俺も行ってもいいか?」

サシャ「もちろんですよ」

エレン「しかし、お前の食べ物に対する執念はすごいな」

サシャ「ええ、そうですね」ハグハグ

サシャ「でも、食べ物でなんでもするっていうわけじゃないですよ」

エレン「そう言ってたな、正直かっこいいと思ったぜ」

サシャ「いや~~~」ニコニコ

ミカサ「…サシャは食べ物でなんでもしてくれると思っていた…」

エレン「いや、普通に考えたら、なんでもは無理だろ。前にも言ったし…」

ミカサ(これでは、餌付けできないかもしれない…)

アニ「よくそんなくだらない話で盛り上がれるね、あんたたちは」

エレン「サシャとはこういう会話があってると思うんだがな」

サシャ「ですね」

アニ「色気のかけらもないよね…芋の話しって…」

クリスタ「餌付けされないっていう話しは少し色気あるかな?」

ユミル「んなことどうでもいいけどよ」

エレン「なんだよ?」

ユミル「なに雰囲気つくってんだ?あ~?」

エレン「なんだよ、雰囲気って…」

コニー「雰囲気ってあれだろ?フインキって言ってしまう言葉のことだろ?」ハハハ

ユミル「とりあえず、お前は黙っとけよ。馬鹿に見えるぞ」

コニー「」

ミカサ「コニー、今のは仕方ないと思う」

アニ「仕方ないね」

クリスタ「だ、大丈夫だよ…エレンも時々そういう時あるらしいし…」

エレン「おい、さらっとキツイこと言わないでくれよ…」

床下

ジャン「み、ミカサは何色のパンツだ…?」ドキドキドキドキドキドキ

ライナー「ドキドキし過ぎだ、落ち着けよ」

アルミン「ねずみ色かな~、スポーツパンツみたいなやつじゃないかな」

ベルトルト「おおお~なんていうか、予想通りという感じかな」

ジャン「逆にいいな…そそるわ…くそうエレンの奴…!」

ジャン「あんなミカサにチヤホヤされて…うらやましい…!」

アルミン「エレンなら、ミカサに頼めばいくらでも見せてもらえそうだしね」

ジャン「」

ライナー「し、しかし、こういう風に見るのがよりそそるんだろ?」

ベルトルト「そ、そうだよ」

アルミン(本命のいる人は本当に大変だね。こういうのはもっと楽に考えたらいいのに)

アルミン(ベルトルトや、ライナーもはっきり言ってかなりモテてるはずなんだけどね)

アルミン(というより、成績上位10名くらいの面子は全員一目置かれてて当たり前だし)

アルミン(ただ、見た目もいい二人だけど、問題がある。それは背が大きすぎることかな)

アルミン(ライナーは横も大きいから、なかなか彼氏にとはならないのかも…)

アルミン(あと二人はホモ疑惑とかもあるらしいし、そういう意味では今一歩なのかな)

アルミン(ジャンは身長も丁度よくて、けっこう2枚目だ)

アルミン(ただ、正直すぎる性格が難なのかな…惜しいね非常に)

アルミン(僕は彼らに比べたら、微々たるものでしかないけど…)

アルミン(母性本能をくすぐられるとかで、かわいいって言われてるらしい)

アルミン(実際、もう既に告白されてたりするんだ)フフン

アルミン(やっぱりそういう余裕があると、楽しみ方も違うね)ヘヘヘ

ジャン「くそ…エレンめ、エレンめ」イライラ


ミカサ「…」

エレン「?どうした、ミカサ?」

ミカサ「ううん、なんでもない」

ミカサ(また、ジャン…というより男の声が聞こえたような)

ミカサ(気のせい…いえ前にもこんなことが)

ミカサ「…」

アニ「どうしたんだい?固まって」

ミカサ「いいえ、なんでもない」

床下

ライナー「ところで今夜はもう解散しようぜ」

ベルトルト「そうだね、満足したし…これでおかずにも困らないし」

アルミン「うん、行こうか」

ジャン「くそ…くそ」

今はここまでです。それでは~

>>1ですけど、更新していきますね

数日後

ガヤガヤ

床下

ライナー「最近ここが俺たちの定位置になってるな」

ベルトルト「君はクリスタが来たら、そっちにいくじゃないか」

ベルトルト「僕はアニ一筋だからね」

ライナー「今日もアニはミニスカか…」

ベルトルト「うん、すごくいい、本当にいい」

ライナー「エレンがいるけどいいのか?」

ベルトルト「それは言わない約束だよ」

アニ「…」

エレン「でよ、お前のあの足技だけどさ…」

アニ「ん、ああ…」

エレン「やっぱすげー強烈だよな」

エレン「あれくらったら、大抵の男はやられるぜ」ハハハ

アニ「ねえ」

エレン「なんだ?」

アニ「こういう場所なんだからさ…」

アニ「格闘訓練以外の話にしないかい?」

エレン「まずかったか?」

アニ「そうじゃないけどさ…もう少しこうさ…」

エレン「?」

アニ「…あんたに期待しても駄目だったね」ハア

エレン「ため息つかないでくれよ…」


ライナー「なんかいい感じじゃないか?」

ベルトルト「…言わないでよ…」

アルミン「そうだね、いい感じだね」

ライナー「アルミン…」

アルミン「やっぱりなんだかんだで、二人は仲良いよね」

アルミン「アニはリードしてる方かもね」

ライナー「アルミン、お前…楽しんでるな…」

アルミン「まあね」

ベルトルト「…アニの下着丸見えだよ…」

ライナー「あ、逃避し始めた」

アニ「あんたさ」

エレン「なんだ?」

アニ「…最近、やけにモテるよね?」

エレン「そ、そうか…?」


アニ「そうじゃないか、なにかあったの?」

エレン「いや…別に何もないと思うんだけど…」

アニ「恋愛に興味持ち出して、とりあえず身近な子を堕とそうとしてるとか?」

エレン「そ、そんなんじゃねぇよ…!」

アニ「…」

エレン「ていうか、なんでそんなこと聞くんだよ?」

アニ「別に」

エレン「別にじゃなくてさ…」

アニ「別にって、言ってるだろ」ドコ

エレン「いて…腹蹴るなっての…」

アニ「まったく…」

ミーナ「おお~、アニさんちょっといい雰囲気ですな」

フランツ「本当だね…」

ハンナ「あの二人はあやしいと思ってたんだけど」

ハンナ「あ、そういえば…ミーナも彼氏できたんだって?」

ミーナ「う、うん…彼氏ってわけでもないかもだけど…」

フランツ「へーよかったね」

ミーナ「うん、以前告白したんだけどね」

ハンナ「OKもらえたわけね」

エレン「な、なあアニ…あのさ…」

アニ「なんだい?」

エレン「いや…脚が…あたってる…」

アニ「……?」

エレン「いや、だからあのな…」

アニ「…」

アニ「ああ、そういうことかい。あんたのお腹蹴ってるけど…そういえばあたってるね」クス

エレン「な、なんか嫌な予感するんだけど…」

アニ「…」グリグリ

エレン「!…お、おいアニ…何するんだよ…!」

アニ「なんだい?口に出して言ってみな」

エレン「え…な、何言って…」

アニ「…」グニ グニ

エレン「お、おい…!」

アニ「エレン、あんた…これされるのうれしいんじゃないの?」

エレン「そんなわけあるかよ…!」

アニ「あんたのこれは、大きくなってるみたいだけどね」

エレン「いや…それは、あの…!」

アニ「あんたでもそんな顔するんだね」クス

ライナー「おい…あれは…」

アルミン「あははは」

ベルトルト「アニが…アシでナニを…」

ライナー「アニのパンツも見えまくりだな…鼻血がでそうだ…」

ベルトルト「」

アルミン「まったくあの二人は…」

エレン「違うって…大きくなんてなってねぇよ…」

アニ「ふ~ん、しらばっくれるんだね」グニグニ

エレン「ちょ…うあ…ホントに…アニ…」

アニ「動くんじゃないよ。あんたは証明しないとね」

エレン「くう…」



クリスタ「エレン、アニ。ここいい?」

ユミル「おう」

アニ「いいんじゃない?エレンも喜ぶよ」グニグニ

エレン「あ、あ、アニ…まずいっての…!」

クリスタ「?」

ユミル「?」

ユミル「ていうか、エレンお前…なんでアニと二人でこたつ入ってんだ」ガシ

エレン「ユミル…苦しい…!」

アニ「…」ギュウギュウ

エレン「あ、アニ…」

クリスタ「ねえ、二人って…付き合ってるの…?」

アニ「そう見えるかい?」

クリスタ「…!」ムッ

クリスタ「べ、別に見えないよ…!」

アニ「見えるってさ、エレン」

アニ「夜、二人で会ったりもしてるしね、そう見られても仕方ないかもね」

ユミル「お前…どういうことだ…!」ギリギリ

エレン「あがががが…」

エレン「じ、自主練に参加してるだけだって…アニが意味ありげに言ってるだけだ…」

アニ「…」グニグニグニ

エレン「うわ…アニ…ま、まずいから、ほんと…!」

ユミル「どした、エレン?さっきから変だぞ?」

クリスタ「なんだか、ドキドキしてくるんだけど」

エレン「いや…なんでもねぇよ…うん」

アニ「…」クス グニグニ

エレン「くっ……」

アルミン「まさに、こたつの下でのエロスだね」

ライナー「俺たちには丸見えだけどな…」

ベルトルト「アニ、下着下着下着…」

アルミン「ベルトルトがもうこの世界にいない感じだね…」

ライナー「本格的にNTRくらった印象か…」

ジャン「お、おい…あの二人なんてことしてんだよ…」

ジャン「しかも、クリスタ達もいるのにな…」

ミーナ「おお~いい感じに修羅場ってます」

フランツ「エレンも災難だな~」

ハンナ「私達みたいにお互いしか見てないなら、あんなことにはならないのにね」

フランツ「そうだね、愛してるよハンナ」

ハンナ「私もよ、フランツ」

イタイチャイチャ

コニー「おっす」

ミーナ「あれ、なんか珍しい人が」

コニー「こっち来てもいい?」

フランツ「いいよ、もちろん」

ハンナ「ええ」

コニー「助かるぜ、向こうちょいと恐くてさ~主にミカサとかが…」

コニー「ほとぼり冷めるまで離れてるぜ」

ミーナ「じゃあ、トランプでもしようか、みんなで」

フランツ「そうだね」

ハンナ「賛成」

休憩します。すいません

すみません、今日はここまでにしておきます。それではまた~

>>1です。 更新します。

ミカサ「エレン」

エレン「あ、ミカサ…」

ミカサ「また、私以外の女と仲良くしている」

エレン「え…?」

クリスタ「すっごい直接的な言葉…」

ユミル「なんか直だな…」

ミカサ「エレン、私というものがありながら、浮気をしている」

ミカサ「これは許されない…」

エレン「な、な、何言ってんだよ…ミカサ…!」

アニ「…」

アニ「あんた、何赤くなってんの?」グニグニ

エレン「うわ…アニ…!洒落にならんて…も、もう…」

アニ「…?」

ミカサ「アニ…私のエレンに何かしてるの?」

アニ「私の?は?」ピク

エレン「くく…」(い、イキそうだ…こんな、脚でされてイッたなんて知れたら…)

床下


アルミン「なんだか、修羅場になってるね」

ライナー「ミカサの奴…すごい積極的になってるな…アニもだが…」

アルミン「多分、あせってるんだよみんな…」

ライナー「まあ、俺のクリスタは蚊帳の外みたいで安心した」

アルミン「でも、エレンのこと好きになりつつあるかもね」

ライナー「そ、そんなわけは…!」

ジャン「ミカサ…なんで、なんで…」シクシク

ベルトルト「アニの下着はピンクだったね、ははは今日も綺麗だね」

アルミン「あの二人みたいにならないようにね」

ライナー「な、ならねぇよ…!」

エレン(やべぇ…色々と限界だ…!)

エレン「わ、悪い…ちょっとトイレ行ってくるな!」

アニ「あ…ちょっと待ちなエレン!」

ミカサ「エレン…!」

クリスタ「行っちゃったね」

ユミル「じゃあ、私もトイレに…」

アニ「あんたは待ちな…」

ミカサ「ユミル、それは許されない。削がないといけない」

ユミル「ちっ…!」

床下

アルミン「エレン出て行ったね…ちょっと安心したかな」

ライナー「だな…」

ジャン「ミカサ…こたつに入ってきたぞ…!昨日と違うが短めのスカートか…!」

ジャン「すげぇ興奮するぜ!」ギンギン

ベルトルト「今のうちに、アニの脚をもっと堪能しておかないと…!」ギンギン

アルミン「あ、まずいよ。そんなに乗り出したら…」

ライナー「息を吹き返したと思ったらこれか…」

ミカサ「……」

ミカサ(やはり、聞こえる…これは…)

ミカサ「アニ」

アニ「なんだい?」

ミカサ「やはり、おかしい…」

アニ「あんたもそう思ってたんだ?実は私もなんだよ」

ミカサ「じゃあ、あなたも…?」

アニ「別のこたつでも聞こえてたね、微かに…」

クリスタ「どうしたの?」

ユミル「なんだ?」

ミカサ「じゃあ、やっぱり…」

アニ「おそらく…だね」

ミカサ「私がやる…いい?」

アニ「お好きにどうぞ」

ガバッ

クリスタ「ど、どうしたの!?」

ユミル「お、おい…なんだよ…!」

ジャン「……」

ベルトルト「あ、あははは…」

ミカサ「…」

アニ「…」

クリスタ「??」

ユミル「ん?」

ミカサ「おはよう、ジャン」

ジャン「お、おはよう…ミカサ…」

ミカサ「そんなところで、何をしているの?」

ジャン「いや…こ、これは…こたつの…設置の点検というか…なんというか…」

アニ「…ベルトルト…」

ベルトルト「あ、アニ…」

アニ「ふー……」

ベルトルト「…あ、あはははははは…」タラタラ

アルミン「これは…大ピンチだね…」

ライナー「お、終わった…」

ミーナ「なんだろ?向こう何かあったのかな?」

ハンナ「さあ?」

フランツ「君の番だよ、コニー?」

コニー「…」(やべぇ…!!!)


その頃

エレン「は、はやくトイレ行かないと…!」

サシャ「エレン、ここにいましたか!」

エレン「サシャ…?」

サシャ「さ、行きましょう」グイグイ

エレン「え、おい…どこにだ…?」


サシャ「食糧庫ですよ」

エレン「ええ?食糧庫?」

サシャ「この前、一緒に行くって約束したじゃないですか」

エレン「え…あ、ああ…そういやしたっけ…」

エレン(なんでいまなんだ~~~~!)

食糧庫の中

サシャ「ここには芋とか以外にも牛肉とか品薄な物もあるんですよ」

エレン「へ~すごいな…牛の方はとらないんだな」

サシャ「さすがに私でもそんなことしませんよ、今は」

エレン「いや、芋盗んでる時点で泥棒だからな…」

エレン(ていうか…食糧庫でサシャと二人きりかよ…しかも今の俺のこの状態で…)ムラムラ

エレン(サシャって可愛いもんな……いやいや違う違う…!)

エレン(くそ…アニの奴覚えてろよ…!仕返ししてやるからな…!)

エレン「…!」

ガバッ

サシャ「え、エレン…!ど、どうしたんですか…!」

エレン「静かにしろって…!」ギュウ

サシャ「な、な、な…!」カアア

サシャ(エレン一体何考えてるんですか~~~!)

サシャ(ま、まさかエレンがこんなに積極的だなんて……!)

エレン「教官がいるんだよ…!見つかったらまずいだろ」

サシャ「あ、そういうことですか…」

サシャ(なんだかがっかりしたような…)

エレン(不可抗力とはいえ…サシャと密着してるんだよな…)

エレン(やばい…理性ちょっとだけ緩みそう…)

…………

エレン「ふう…行ったか…」

サシャ「あの…エレン」

エレン「なんだ、サシャ?」

サシャ「あ、いえ…胸揉んでますよ…?」

エレン「え…?あ、す、すまん…!」バッ

サシャ「……」

エレン「ち、違うんだよ…別にワザとじゃ…」アタフタ

サシャ「…これは、お嫁にもういけませんね」

エレン「ええ…?」

サシャ「エレンがもらってください」

エレン「なに言ってんだよサシャ~~~」カアア

サシャ「冗談ですよ」クスクス

エレン「じょ、冗談かよ…ビックリしたぜ…」

サシャ「でもエレン、ちょっと様子が変ですよね。いつもとは違うというか…」

エレン「え…あ…実はさ…」カクガクシカジカ

サシャ「…へえ…そんなことが…」

エレン「あ、ああ…」

エレン(ていうか、俺は何話してんだ?さっきアニにされたこと話すとか…なんか雰囲気で軽く話してしまったけど…)

サシャ「エレンは私に、惚気たと解釈してよろしいんですか?」

エレン「そ、そういうわけじゃねぇよ…第一、アニとは別に…」

サシャ「何もないのに、そんなことしてたんですか?」

エレン「あ、いや…」

サシャ「エレンは今、色々限界なんですよね?」

エレン「え…?」

サシャ「お手伝いしてあげましょうか…?」

エレン「え…サシャ…?」

談話室の外


ユミル「おお~~すげぇな~~ここから、こたつの下まで行けるのかよ」

クリスタ「……」

アニ「ずいぶん巧妙に作ってるじゃないか、感心するよ」

ミカサ「…どうしよう」

ユミル「そうだな…」

クリスタ「……」

ライナー「あ…いや…その…」ビクビク

ベルトルト「アニ…あの…」

ジャン「ううう…」

アルミン「……」

ここまでです。次の更新で終わりですかね。それでは~~

>>1です。更新していきます。

ユミル「最初からだよな~?」

ライナー「うぐ…」

アルミン「そ、そうだよ…」

ジャン(アルミンの奴も動揺してやがる…)

アニ「目的とかは想像できるけど…あんたらの口から言いな」

アルミン「…」

ジャン「あ、アルミン……」

ベルトルト「ど、どうしよう…」

ライナー「言うしかないだろ…俺たちは兵士なんだからな…」

ベルトルト「全然格好良くないよ、それ…」

アルミン「あのさ、こんなこと頼める立場じゃないんだけど…」

アルミン「できれば…他の女子には…内緒にしててくれないかな…?」

ミカサ「アルミン、それは勝手過ぎる」

アニ「あんたにそんなこと頼める権利あると思うのかい?」

アルミン「うん、わかってるよ」

アルミン「そこをなんとかダメかな?質問には答えるし、罰も受けるから…」

アニ「…」

ユミル「…」

アニ「…まあ、あんたらのことを他の子に話してもいいことは薄そうだしね…」

アニ「とりあえず、さっきの質問に答えな。それからだよ」

アルミン「うん……もう、わかってると思うけど、君たちの脚を眺めたかったから…」



ミカサ「…」

ユミル「…」

アニ「…」

クリスタ「…」

アルミン「あとは、下着とかも覗く目的があったかな…」

ジャン「お、おいアルミン…そんなはっきり言ったら…」

ベルトルト「どんな制裁があるかわからないよ…」

アルミン「もう遅いよ…覚悟決めないとね」

アニ「ずいぶん、気持ち悪いことしてたんだね」

ベルトルト「うう…」

アニ「とりあえず、私の半径500m以内に近づいてほしくないね」

ライナー「500mかよ…!広すぎる…」

ミカサ「ジャン…」

ジャン「み、ミカサ…!違うんだぜ!コニーの奴も最初はメンバーだったんだ!」

ジャン「あとエレンの奴も…!」

アルミン(うわ~それ、完全に逆効果だよ、ジャン…)

ミカサ「そう…コニーが…」

ジャン「ああ…!」

ミカサ「ジャン」

ジャン「な、なんだ…!?」

ミカサ「人に押し付けたりして、反省の色もない…死んで」

ジャン「」

アルミン「あ、死んだ…」

ミカサ「アルミン…」

アルミン「なに?ミカサ…」

ミカサ「あなたも最低…」

アルミン「う…」(ミカサに言われても、この言葉は効くな~)

ミカサ「私自身はアルミンに見られても、それ程嫌ではない。許してあげることもできる」

ミカサ「でも、こんな大きなことをしでかしたのは許されない。他の女の子にも失礼極まりない」

アルミン「うん…ゴメン…」

アニ「コニーがメンバーだったってのは本当かい?」

アルミン「うん。まあね、でも彼は途中で罪悪感があるからってやめたんだ」

ユミル「けっ、同じだっての…!」

ミカサ「エレンは…?」

アルミン「エレンはね…」

ユミル「あ、あいつはずっと私達といたし…そんなことする余裕なんて…」

ミカサ「ユミルがエレンを庇うのが納得できないけど、私もそう思う」

ユミル「な…別に庇ってなんてねぇよ…」

アニ「どうせあんたがそそのかしたんだろ?」

アルミン「う…鋭いね…」

アニ「やけに女の子らしい格好がどうとか、ユミル達にもミニスカートがどうとか言ってるなとは思ってたんだ」

アルミン「そうだよ…エレンは全く知らないよ」

ユミル「や、やっぱりな」ホッ

ミカサ「エレン、私は信じていた」


クリスタ「最低…」

アルミン(あ、クリスタがしゃべりだした…)

クリスタ「最低だよ、みんな…わざわざミニスカート姿にして、下から覗いてたんだ…」

ミカサ「ということは、私たちの下着は丸見えになっていた確率が高い」

ライ ベル ジャン「ビクッ!」

ユミル「どういう制裁を科すんだよ?」

アニ「そうだね、とりあえずは…」

ビュン バシーン
ライナー「ごはー!」ゴロゴロゴロ

ジャン「ライナーが、飛んだー!」

アルミン「うわー…今までで一番痛そう…」

アニ「一撃づつ刈り取っていこうかね」

ミカサ「いい一撃だった」

アニ「次はベルトルトだね」

ベルトルト「は、はい…!」

アルミン(なんだかちょっと嬉しそう…)

ビュン ズゴガガーン

ベルトルト「ぎゃーーーー!」ゴロゴロゴロゴロ

アルミン「断末魔の叫びみたいだ…」ビクビク

ジャン「ま、待ってくれ…俺はあんな変態じゃねぇ…蹴られて喜ぶ趣味なんて…」

アニ「なに言ってんだい、この変態」

アニ「私たちのパンツや、ミカサのパンツで抜いてたんだろ?」

ジャン「うぐうぐぐ…!」

ユミル「とりあえず、死ね」

クリスタ「死んで、ジャン」

ビュン ズギャーーーーーン


ジャン「…!」バタ

アルミン「もう蹴りの音じゃないよね…」

アニ「さて、ラストはアルミンだけど…」

アルミン「僕だけど…?」

アニ「あんたは首謀者らしいし、キツイ制裁が必要だね」

アルミン「なにその理屈…」

アニ「安心しな。蹴らないでいてあげる。ミカサも望んでないだろうし」

ミカサ「…」

ユミル「じゃあ、どうすんだよ?」

アニ「ミーナにあんたがやったことを話すよ」

アルミン「…え?」

ミカサ「ミーナに?」

クリスタ「え?え?」

ユミル「どういうことだよ…」

アニ「アルミン…付き合ってるんだろ?」


アルミン「…………」タラタラタラタラタラ

アニ「やっと、あせった顔になったね、アルミン」

ミカサ「なるほど、よくわかった。すごくいいことだと思う」

クリスタ「どうなっちゃうんだろ~~~わくわくするね♪」

ユミル「ていうかこいつ…彼女いるのにあんなことしてたのかよ…救えねぇな…馬鹿なんじゃねぇか…?」

アルミン「あの…アニ…それは勘弁してほしいというか…」

アニ「さて、今日は解散にしてあげるよ…まあ、明日からあんたらは地獄だろうけどね」

アルミン「……」タラタラ

談話室の入り口付近

ミカサ「明日からの制裁は決めてあるの?」

アニ「談話室でウェイターでもさせたらいいんじゃない?」

クリスタ「それいいかも♪」

ユミル「死ぬほどこきつかってやる、あいつら…」

ミカサ「うん、それがいい」


エレン「あれ、みんななんで外に出てるんだ?」

サシャ「おや、なにかあったんですか?」

ミカサ「エレン…と…サシャ?」

アニ「…なんで二人同時にここに来てるんだい?」

ユミル「お前トイレいったんじゃなかったっけ…?」


エレン「あ…いや…サシャとは途中で一緒に会っただけで…」ポリポリ

サシャ「いや~~~」

アニ「…本当にそれだけかい?あんたがトイレに行った理由は…」

クリスタ「…?」

サシャ「アニ、エレンから聞きましたよ!大胆ですね、あなたも」

エレン「お、おい…サシャ!」

アニ「エレン…あんたって奴は…」ギリ

サシャ「でも、残念でしたね。私の方が一歩リードしてるみたいですね」エッヘン

アニ「な、なんだって…?」

ユミル「おい!私を蚊帳の外にするな!」

ミカサ「エレン…妻は私なんだから、私と色々するべき」


エレン「妻ってなんだよ…!」

クリスタ「エレン、照れてるよ」

エレン「て、照れてない!」

ワイワイ

アルミン(あれから、少し日付が過ぎました…僕たちはあれ以来、談話室でウェイターとしてこき使われたり、荷物持ちや水汲みやらされたりしています)

ベルトルト(きつい仕事だけど、アニの役に立ってると思うと幸せになれるよ。ただ、あれからほとんど口聞いてくれないんだ、まあアニは照れ屋だからね。アハハハハハ)

ライナー(クリスタの俺を見る目が汚物を見る目よりもひどいんだが……天使とか女神とかもう一度言おうものなら、本当に一生人間として扱ってくれない気がするぜ…兵士とはいえこれは辛い…)


ジャン(ミカサが俺を幽霊かなにかだと思ってるらしい。すれ違っても、素通りなんだよな…。まあ、俺はお前をいつでも見守ってるから、そんなに照れなくてもいいんだぜ?俺の心はお前の物だからよ。)

アルミン(僕の見たところ、二人くらい現実から離れてる人がいるけど、まあしょうがないかな。彼女たちが許してくれる日もくるでしょう。)


アルミン(あとそれから、コニーは制裁はみんなから殴られるだけで留まりました。罪悪感に免じてということみたいです。フランツとハンナは相変わらず二人の世界に行ってます。)

アルミン(ミーナにはしっかりと行きわたってました。あははは。もうミーナは信じられないという表情でした…彼女から告白してくれたからね…。さすがに僕も3日3晩へこみました。なんとか別れずにやってますけど、身体は許してくれないし、キスもさせてくれません…なんか距離がかけ離れてる気がします…いつかは名誉挽回できるかな…)

アルミン「それで、エレンはというと…」


ユミル「なあ、エレン」

エレン「ん?」


ユミル「なんで、サシャの奴と付き合ってんだ?」

エレン「いや…別によ…まあ、色々あってな…」

エレン(食糧庫でのことが…原因かな…)

ユミル「ったくよ…」

ミカサ「エレン、これは許されない。絶対だめ」

エレン「ミカサも落ち着けって…家族の絆が変わるわけじゃないだろ…?」

ミカサ「家族…妻…うん、確かに…でも」

アニ「…」グニグニグニ

エレン「うわ…アニ…やめ…//」

アニ「馬鹿…馬鹿」グニグニ

サシャ「エレン、私の前でよくみんなと仲良くできますね」

エレン「うう…すまん…」

サシャ「まあ、ここは恋人の余裕を見せておきましょう」

クリスタ「えへへ、今日もこたつは気持ちいいね」

クリスタ「あの穴もうないのよね?」

ミカサ「大丈夫、完全に塞いでるから」

クリスタ「よかった。でもいいな~私も彼氏ほしいよ」

エレン「ライナーはどうだ?あいつクリスタのこと…」

クリスタ「絶対に嫌」

エレン「そ、そうか…?」

ミカサ「そういえば、まだエレンには話してなかった」

エレン「なにをだ?」

ミカサ「実は、アルミン達が」



アルミン(とまあこんな感じで、エレンは現在サシャと付き合ってます。ライバルもまだまだ減らなさそうなので大変だろうけど、がんばってね。しかし、彼女できて余裕があったのにまさかこんな形になるなんて…いい教訓になったよ…彼女らも他の女子には言わないでいてくれたし…なんだかんだで良く話すメンバーが全員開拓地に飛ばされたら、おもしろくないってことなんだろう。これなら、この先ゆるしてもらえるチャンスもあるよね♪)


おわり

これにて終了です。見てくれた方ホントにありがとうございました~。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月05日 (水) 02:39:34   ID: 6RKl8s__

制裁が甘いな。
全員開拓地でいいのに。

2 :  SS好きの774さん   2014年11月05日 (水) 02:40:50   ID: 6RKl8s__

制裁甘いな。
全員開拓地でいいのに。

3 :  SS好きの774さん   2014年11月05日 (水) 02:43:52   ID: 6RKl8s__

制裁甘いな。
全員開拓地でいいよ。

4 :  SS好きの774さん   2015年10月16日 (金) 20:37:47   ID: XHObfgbp

成績上位組&アルミンを失うのは兵団的に中々のことだからね無理でしょ

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