衣「藤田の誕生日?」(84)



衣「ふんふふ~ん♪」トテトテ

藤田(ん?)

藤田(あれは衣じゃないか)

藤田(くぅ~w相変わらず可愛いなぁ!衣は)

藤田(ちょっと声かけようか)

藤田「お-い、衣!」

衣「ん?」

衣「お前は藤田じゃないか。何か用か?」

藤田(いつみても癒されるな~)

藤田「いや、ちらっと衣の姿が見えたから声をかけてみただけだ」

衣「そうか。お前暇なんだな」

藤田「ひ、暇じゃないぞ!今日だって私の誕生日だし……」

衣「誕生日?」

浅野さん

藤田「そうだ、お前も私の誕生日を祝ってくれないか?」

衣「衣が?」

藤田「どうだ?」

衣「お前を祝ってくれるものは他にいないのか?」

藤田「……」

藤田「……うん」

衣「あっ……(察し)」

カツ丼さんは名前忘れがち

衣(衣も透華達と仲良くなるまでは一人ぼっちの寂しい誕生日だったなぁ……)

衣(藤田もこの年で友達がいないのは辛いであろう)

衣(仕方がない、大人の衣がひと肌脱ぐのだ!)

衣「うむ!かわいそうな藤田のために衣が祝ってやろうではないか!」

藤田「こ、衣……!」ウルウル

衣「せっかく藤田の誕生日だからな!食べたいものを言ってみるがいい!」

藤田「ありがとうな、衣」

藤田「……そうだな。私は衣が作ったカツ丼が食べたいな」

衣「カツ丼だな、じゃあ食材を用意してくるから藤田は家で待機しておれ」

藤田「あぁ!じゃ、これ私の家までのルート記してあるから」サッ

衣「うむ、楽しみにしてるがいいぞ」

藤田「あぁ~、はやく衣が作ったカツ丼を食べたいな♪」ランランラン

龍門淵家

衣「透華ー!」

透華「なんですの?」

衣「今から藤田のためにカツ丼作りに行くからいろいろと手伝ってほしいのだ!」

透華「藤田プロ?なら、龍門淵レストランで働く一流シェフを送りつけますわ!」

衣「それじゃダメ!」

透華「はぁ」

衣「衣が作らないと藤田が喜ばぬ!」

衣「とりあえず食材運びとか手伝ってくれ!」

透華「わかりましたわ。その他もろもろ手配しておきますわ」

衣「頼んだぞ!」

衣「じゃあ衣はスーパー行って食材集めてくる♪」

スーパー

衣「勢いでここまでやってきたけど……」

衣「衣はカツ丼を作ったことがないから何買えばいいかわからない……」

衣「どうしよ……透華ぁ……」ウルウル

ウワーン!フジタノバカー!

蒲原「ん?あれは」

なぜワハハがでてくる
嫌な感じしかしねぇ

支援支援

「ワッハッハ、お困りのようだな」

衣「そ、その声は――」

蒲原「久しぶりだな、衣」

衣「さ、智美!」

衣「どうしてここに?」

蒲原「ワハハ、実は鶴賀の皆でカツ丼パーティをやろうと思ってな」

蒲原「美味しい食材を求めたらここのスーパーにたどりついてしまったんだ」

衣「カツ丼……そうだ!」

衣「実はだな――」カクカクシカジカ

―――
――


蒲原「なるほど」

蒲原「藤田プロの誕生日を祝うために一人で食材を買いに来たが何買えばいいのかわからなくて泣いてたのか」

衣「な、泣いてなどおらぬ!」

加治木「どうした蒲原」

モモ「あ、あれは龍門さんとこのこどもさんっす」

衣「衣は子供ではない!」

あとキャップと池田とゆみちんが来たら呼んで

ってゆみちんもう居たわ

カツ丼食いてー

加治木「なるほど……天江が藤田プロのためにカツ丼を作ってあげるのか」

モモ「でも子供ひとりで揚げ物は危険じゃないっすか?」

衣「だから衣は子供ではない!」

蒲原「……いいこと思いついた」

蒲原「なぁ衣」

衣「?」

蒲原「私達も藤田プロの誕生日に参加させてもらえないか?」

蒲原(そうすれば、衣の手伝いもできるしカツ丼も食べれるしな)

衣「智美達が手伝ってくれるのか!?」

蒲原「あぁ。どうせ祝うなら人数も多いほうがいいだろ?」

衣「うむ!じゃあよろしく頼むぞ!」

蒲原「ワハハ、まかせろ」

モモ「人数多いほうがいいならもっと呼ぶっすよ!」

加治木「そうだな。祝い事は大人数のほうが楽しいからな」

加治木「よし、清澄、風越あたりにでも連絡してみるか」

しえん

ピポパ

加治木『もしもし』

久『あら、ゆみじゃない。久しぶりね」

加治木『そうだな。ところで今暇か?』

久『デートのお誘いかしら?』クスクス

加治木『ち、違う!』

イチャイチャ ラブラブ

モモ「むっ……!」

モモ「先輩、かわってほしいっす!」ガシッ

加治木「おい、やめろモモ」

モモ『先輩にこれ以上近づくなっす!今度密会したらお尻ぺんぺんっすよ!』ガチャッ

モモ「フゥー……フゥー……!!」

加治木「はぁ……」

蒲原「ワハハ、清澄は無理そうだな」

モモ「先輩も先輩っすよ!あんな女にホイホイ誘われて……!!」

加治木「ご、誤解だモモ!私と久は――」

モモ「ふんだっす!」プンプン

蒲原「ダメだこりゃ」

しえ

カツ衣かと思ったらワハ衣だった

蒲原「仕切り直して、次は風越に電話してみよう」

ピポパ

美穂子「はい、福路です」

蒲原「ワハハ、みっぽか?」

美穂子「あら、鶴賀の部長さん?」

蒲原「実はだな――」カクカクシカジカ

美穂子『まぁ……藤田プロの誕生日なんですか』

蒲原『みっぽも一緒にこないか?』

美穂子『そうですね……でも、風越のみんなを置いて私一人だけ参加するなんて……』

蒲原『そうか……残念だな』

美穂子(蒲原さんには悪いけど今回は――)

文堂「キャプテン!」

美穂子「あら、文堂さん」

文堂「私達のことは気にせず藤田プロの誕生日会に行ってきてください!」

美穂子「聞こえてたのね……」

未春「そうです!たまにはキャプテンも部活のことは忘れて羽を伸ばしてきてください!」

深堀「ふんす!」

美穂子「みんな……」ウルウル

蒲原『みっぽ……いい仲間を持ったな』

美穂子『……はい!』

華菜『ということで、私とキャプテンは参加することにしたし!』

華菜『はやく迎えにくるし!』

ガチャッ

揃ったな!

うむ

蒲原「みっぽ達くるってさ」

衣「わーい♪」

ハギヨシ「衣様」サッ

衣「な、なんだハギヨシ。驚かすでない!」

ハギヨシ「申し訳ございません」

ハギヨシ「透華様の命令で食材その他もろもろは準備しておきましたので目的地へ向かいましょう」

衣「え?でも衣が食材集めるっていったのに」

ハギヨシ「今回は時間省略のため私達で用意しておきました」

ハギヨシ「さ、みなさん行きましょう」

蒲原「じゃあ、私はみっぽ達を拾ってから向かうよ」

~そして藤田の家に到着~

藤田「衣まだかな……」ワクワク

ピンポーン

藤田「きた!」

ガチャッ

藤田「待ってたぞ、衣!」

衣「うむ!」

蒲原「ワハハ」

池田「来たし!」

しえ

藤田「……ん?」

衣「藤田、お前を祝うためにみんなでやってきたぞ!」

美穂子「こ、こんにちは」

モモ「お邪魔するっす」

加治木「よろしく」

藤田「あ、あぁ衣の友達か。さぁ、上がってくれ」

藤田(なんだ……衣と二人きりで遊べないんだ)ショボーン

衣「じゃ、さっそく台所をかりるぞ!」

支援なのよー

駄目だ
適当に書き始めたからせっかく6人登場させたけどオチが浮かばん
やっぱりワハ衣考えた人は偉大だな

グルーポンカツ丼落ちで
いいんだろうが
早くかけよ

衣は旨く作って
蒲原グルーポンカツ丼落ちでいんだよ
早くしろ

衣「まずは何をすればいいのだ?」

美穂子「うふふ、とりあえずお米を研ぎましょうか」

衣「何それ?」

美穂子「こうするのよ?」ジャー

美穂子「よいしょ、よいしょ」ガシャガシャ

衣「わー、衣もやるー♪」

池田「おい天江、華菜ちゃんは腹が減ってるからはやく作れよ」

モモ「私と先輩は玉ねぎきっておくっす!」

加治木「そうだな、モモ頑張ろうな」

ワイワイガヤガヤ

蒲原「ワハハ、みんな楽しそうだな」

蒲原「私は油でも温めておくか」

カチッ ゴォォォ

蒲原「火事にならないように気をつけよう」

あぁ………

モモ「先輩、涙が止まらないっす!」

加治木「モモ、こういう時は口に箸をくわえて、食いしばれば大丈夫だ」ガサゴソ

加治木「こういう風にな」

加治木「んぐっ!」

モモ「せ、先輩……」

モモ(なんか先輩のイメージが崩れたっす……)

加治木「ほが、ほほほはへひへひへはひひ(ほら、モモも試してみればいい)」

モモ「え、遠慮するっす……」

衣「美穂子、次は何をすればいいのだ?」

美穂子「次はね――」

華菜(天江のやつキャプテンにべたつきやがって……むかつくし!)

美穂子「玉ねぎは加治木さん達が切ってくれてるし、卵でも割っておきましょうか」

衣「ふむ、卵を割るのか……なかなか難しそうだな」

華菜「おい天江」

衣「?」

華菜「この華菜ちゃんがお手本を見せてやるからよく見てろだし!」

華菜「卵はなぁ……こうやって――」

コンコン 

華菜「片手で割るのが一流なんだよ!」パカッ

衣「おお!」

美穂子「まぁ、華菜すごいわ!」

華菜「ふふん!決まったし!」

支援

支援

衣「衣もやるー!」

コンコン

グチャッ

衣「あれ……?」

美穂子「あら」

華菜「ぷぷぷ、天江のやつ殻まで容器に入れちゃってるし!」

衣「も、もう一回!」

コンコン

グチャッ

衣「……なんで?」

支援

華菜「ぎゃはははだし!何度やっても天江じゃ片手割りなんて出来ないし!」

天江「……」グスッ

天江「うわああああああああん!衣だって頑張ってるのに!!」ダッ

美穂子「きゃっ」ドン

華菜「華菜ちゃん大勝利だし!にしし!」

加治木「ほうひは(どうした?)」

モモ「先輩、箸くわえたままじゃ何言ってるかわかんないっす」

加治木「ほふはは(そうだな)」スチャッ

ゴホンッ

加治木「何があった?」

美穂子「実は――」

支援

加治木「なるほどな」

モモ「風越の大将さんが龍門さんをいじめちゃったんっすね」

美穂子「華菜、反省しなさい!」

華菜「ごめんだし……」

蒲原「で、衣はどこにいったんだ?」

藤田「おそらく外だな」

美穂子「外……誘拐されないか心配だわ」

加治木「仕方ない、カツ丼作りは一旦中止して天江を探そう」

モモ「先輩に賛成っす」

蒲原「そうだな」

藤田「あぁ」

華菜「え、華菜ちゃんはカツ丼はやく食べたいし」

美穂子「華菜!」

華菜「じょ、冗談ですよキャプテン……」

支援

ちゃんと火を消して行けよ…

支援

衣「ぐすっ……」

衣(衣はただ藤田のためにカツ丼作りたかっただけなのに……)

コロモードコダー

イルナラヘンジシロー

ハヤクデテクルッス-

衣「!!」

衣(今のは藤田達の声だ……)

衣(みんな探しにきてくれたんだ……)

美穂子「見つからないわ……」

モモ「もう暗くなってきたっす」

藤田「はやく見つけないとな」

華菜「くんくん」

美穂子「どうしたの、華菜?」

華菜(天江の匂いはこっちだし……!)

華菜「みんな、ついてくるし!」ダッ

蒲原「ワハハ、あいつはまるで犬だな」

支援

衣(お腹へった……)グゥ~

ガサガサ

衣「!?」

華菜「いたし!」

支援

衣「風越の大将……」

美穂子「こ、ここにいたのね……」

藤田「心配したんだぞ、衣」

衣「うぅ……」

華菜「おい」

衣「?」

華菜「さっきはその……ゴメンだし」

華菜「キャプテンとイチャついてるとこ見て嫉妬してしまったし……」

華菜「許してくれ!」

衣「風越の大将……」

衣「……う、うむ!」

衣「衣はいつまでも根に持つこどもじゃないからな!」

衣「もう許したぞ!」

華菜「天江……」

華菜「ありがとうな!」

衣「ふっ」

華菜「へへ」

衣、華菜「はっはははははははは!!」





美穂子「一件落着ね」

加治木「あぁ

支援

衣「えへへ」グーギュルギュルギュル

衣「!?」

華菜「ぎゃはは!天江のやつ屁こいてるし!」

衣「ち、違う!これはお腹の音だ!屁ではない!!」

蒲原「安心しろ。私もお腹の音がなりそうだ」グギュルギュル

蒲原「ほらな?」

衣「……うん!」

支援

藤田「じゃ、さっさと家に戻ろうか」

モモ「そっすね。私もお腹ペコペコっす!」

加治木「急いで帰ろう」

華菜「おい、天江!藤田プロの家まで競争するし!」

衣「ふん!衣が勝つに決まっておる!」

華菜「よーい、ドンだし!」ダッダッダッ

衣「あ、待って~」タタタタ

蒲原「ほらみんなも走るぞ~、ワッハッハ!」ダッダッダッ

美穂子「うふふ」ダッダッダッ

加治木「仕方ないな」ダッダッダッ

モモ「あ、先輩待ってほしいっす!」

藤田「やれやれ」ダッダッダッ

―――
――

下レスコンマ偶数でハッピーエンド 奇数でバッドエンド
はい

バット!

バッドエンドなんてあるのかよ…

溶き卵の状態で冷蔵庫に入れないでおくと雑菌が繁殖して食中毒になる

いやこれは…火事じゃないか…

~藤田の家~

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

衣「……なんだこれは」

華菜「い、家が燃えてるし……!」

藤田「うわあああああああああああああああああああ!!」

蒲原「」

おわり

は?

え?

わかりづらいと思いますが火を消さずに衣を探しにいったため藤田プロの家は火事になりました

なんもかんも>>72が悪い

わかりづらいんじゃない、そうじゃないんだ

全員殺すエンドは僕にはできませんでした……

俺が予言した通りの結果に…

>>80
お前つまんねーよ死ね

呼ばれてもいないのに池田ァ!が来るとか言い出した時点で嫌な予感はしてた

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