本田「着いたぜ」

両津「本田の家も久しぶりだな…」

本田父「おう、しばらくぶりだな」

両津「親父さんもあいかわらずカワサキ党だな」

本田父「まあな、バイクはカワサキ、比例区は公明党よ」

本田「なに言ってるんだよ…」

両津「こいつは完全に信者だな」

イブ「両津さん、ひさしぶり」

両津「お、イブちゃんか、こっちに来てたのか」

イブ「ええ、最近はよく実家にもどってるわ」

本田父「とりあえずあがっていけ」

両津「うむ、こっちも話があってきたからな」

イブ「どうぞ、お兄ちゃんも」

本田「イブ、父さん大丈夫か？」

イブ「ええ、なんにもないけど？」

本田「そっか…」

父「まぁゆっくりしてけ」

両津「うむ、ところでちょっといいか？」

父「おう、ちょっとまて今やることがある」

両津「なんだと？」

　カンカーン！カーン！

父「なんみょう～ほうれんげ～きょ～～～なんみょ～～」

両津(なにっ！？)

父「ほうれんげ～～きょ～～～」

父「妙法れんげーきょーほうべんぽうだいじ～

　　せ～そーじゅうさんまいあんようにーき～」

両津(いきなりはじまったぞ！？)

父「ごしゃりほつしょーぶつちーえじんじんむーりょー」

父・イブ「ごーちーえーもんなんげーなんにゅういっさいしょうもんひゃくしーぶつしょふーのーうちー」

本田(イブまではじまった！？)

両津(イブちゃんもかよ…)

父・イブ「しょーいーしゃーがーぶつぞうしんごんひゃくまんのーくー」

両津(おい、本田！やめさせろ！)

本田「そんなこと言われても～～」

父・イブ「むーしょーしょーぶつじんぎょうしょーぶつむーりょうどうほうゆうみょうしょうじんみょうしょうふーもーんじょうじゅーじんじん
　
　　　　みーぞうーほうすいぎーしょーせついーしゅーなんげーしゃりほつごーじゅうびょうぶつちーらい」

両津「おおい！ちょっとやめろ！」

父・イブ「しゅーじゅーいんねんしゅーじゅーひーゆーこうえんごんきょうむーしゅーほうべんいんどうしゅーじょうりょうりーしょーぢゃく

　　　　　しょーいしゃーがーにょーらいほうべんちーけんはらみつかいいーぐーそくしゃりほつにょーらい」

両津「だめだ…ぜんぜんやめる気配がない…」

本田「毎日こうなんですよ…」

両津「マッハむかついた～～！！！」

本田「うわっ！」

父「うおっ！？」

イブ「きゃっ…」

両津「お前ら黙れ！！ぶんなぐるぞ！」

父「な、なんだ突然…」

両津「その無意味なお経はやめろ！！」

父「お経じゃない、唱題だ」

両津「どっちでもいい！！！」

両津「そんなわけわからんゲキョゲキョ言うのをやめろ！」

父「なにを言っている…これを毎日やらんと祝福が得られないじゃないか」

両津「そんなもの唱えて幸せになれるかバカ！」

本田「そうだよ父さん、イブも」

イブ「そんなことないわ、幸せになるためには唱題は必要よ」

両津「そうか…ならもう一度やってみろ、幸せになれるか確かめてやる」

父「おう、わかった」

父・イブ「ナンみょうほうれんげーきょーなんみょーほーれんげーきょー」

両津「喰らえ！」

　　ガゴン！

父・イブ「ぐえっ！」

両津「どうだ！不幸がおとずれたぞ！」

イブ「痛たた…」

父「お前が殴ったんじゃないか！！」

両津「ああ、そうだ」

父親「そんな不幸認められるか！」

両津「不幸も幸福も人が与えるもんなんだからいいんだよ」

父親「なんて奴だ…すぐ暴力に走ってはいかん、人は争うために生まれてきたわけではない」

両津「なんだと」

父「世界平和を実現するためには法華経の教えを広めねばならん」

両津「そんなもんで世界が平和になるかよ」

父「世界人類が創価学会に入れば可能だ」

両津「不可能だろそんなこと…」

父「なせばなる」

イブ「そうよ、お父さん、私達がんばろうね」

本田「イブ、創価学会に入っても不幸になるだけだよ…」

イブ「なに言ってるのよおにいちゃん、池田先生が言ってるんだから絶対大丈夫よ！」

本田「なんだよ、お前は実の兄より会ったこともない他人を信じるのか…」

イブ「池田先生はスゴイ人なのよ！」

両津(なぜこんなにも信じられるんだコイツら…)

両津「というわけで退散してきた」

中川「すっかり洗脳されてますね」

両津「なんなんだ宗教ってやつは…」

中川「人間はすぐ騙されますからね」

両津「あいつらの洗脳をとく方法はないのか？」

中川「むずかしいですね、人は一度信じたものはなかなか曲げないですから…」

両津「宗教ほどうさんくさいものなんてないだろ」

中川「先輩は昔宗教作ったりしてたじゃないですか」

両津「ああ、宗教は税金がかからないからな」

中川「先輩はお金教ですね…」

両津「そうだ、金がわしにとっての神だ」

両津「そもそも創価学会ってなんなんだ？」

中川「そうですね、日本で信者が公称1000万人と言われる国内最大の宗教です」

両津「そんなにいるのか！？」

中川「はい、でもそれは単に名前だけ入信してるだけであって実際活動する信者は2～300百万人くらいかと…」

両津「幽霊部員みたいなものか、それにしたって200万人は膨大だな」

中川「ええ、年間浄財も3000億円とも言われています」

両津「なんだと！？そんなに儲けているのか！」

中川「はい、新聞や書籍、年2回の財務、それが300万人ですから」

両津「一人平均10万ってとこか」

中川「そうですね、でも信者でももちろん貧富の差もありますから…」

両津「出す奴はとことん出すし出さない奴はそれなりだな」

中川「そういうことです」

両津「しかしその金なにに使ってるんだ？」

中川「会館を作ったり海外で大学を建てたりしてますね」

両津「ふむ」

中川「しかも海外の大学は無料なんです」

両津「なぜだ？」

中川「海外でも創価学会の信者を獲得するためです」

両津「して効果は？」

中川「まったくなしみたいですよ」

両津「なんだ、金の無駄遣いか」

中川「そうですね、日本のお金が海外に無駄に渡ってるだけです」

両津「もったいない話だな、日本が不景気なんだから日本に金をまわせばいいのに」

中川「僕もそう思います」

両津「しかし3000億円だ、それだけじゃまだまだ余るだろ？」

中川「はい、余りますね」

両津「残った金はどうしてるんだ？」

中川「それは……」

両津「うむ…ごくり……」

中川「僕もよくわかりません」

両津「がくっ！」

中川「あれだけお金を集めて財務状況を一切公開してないという…」

両津「まさに宗教の闇だな…恐ろしい…」

両津「しかしお前のところだっていっぱい儲けてるだろ」

中川「やはりそう来ますか…」

両津「一体そんなに金儲けしてどうするんだ？」

中川「…パトロールに行ってきます！」

両津「コラ！逃げるな！」

中川「別にいいじゃないですか！そんなことより本田さんをなんとかしないと」

本田「はぁぁぁ～～……」

両津「うっ…そういえばいたのか…忘れてた…」

中川「宗教は人間関係をおかしくしますからね」

両津「う～む、深刻な話だ…」

父・イブ・カドキ「なんみょーほーれんげーきょーなんみょーほーれんげーきょー」

両津「弟まで洗脳されている…」

本田「どうしたらいいんですか～？」

両津「めんどくさい、家族の縁を切れ」

本田「無茶ですよ～！」

両津「じゃあいっそ気にするな」

本田「そんなこと言われても…」

両津「とりあえずわしらだけでは無理な気がする、応援を呼ぼう」

本田「そうですね、そのほうがいいです」

部長「なに？わしの助けが必要？」

両津「本田の家族が創価学会にハマってしまってて…」

本田「助けてくださ～い」

部長「うむ、難しいな…創価学会に一度入ったとなると」

両津「部長でも無理なんですか？」

部長「わしも昔友人が創価学会に入っていてな」

両津「どうしたんですか？」

部長「わしは脱退するよう説得したが聞き入れてもらえなかった」

両津「部長の説教も効かないとは…恐るべし…」

部長「退転者には仏罰が落ちると脅されてるからな、なかなか難しい」

両津「そんなものあるわけないじゃないですか…バカらしい」

部長「しかし彼らはそれを信じているのだ…」

部長「しかし洗脳を解くのは不可能じゃない」

本田「ホントですか！？」

部長「うむ、みんなで根気よく説得すればいい」

両津「みんなですか？」

部長「宗教の勧誘方法は多人数対一人が多いだろう？」

両津「そうですね」

部長「人は大多数の意見に流されやすいからな、それで洗脳を行う」

両津「なるほど…」

部長「わしも強力するから両津、お前は人を集めろ」

両津「わかりました」

両津「部長、人を集めました」

部長「うむ、人数は多いほうがいい」

中川「本田さん僕等にまかせてください」

本田「ありがとうございます」

両津「まずはイブちゃんから落とす、本田呼び出せ」

本田「はい」

両津「本田一家を必ず創価から脱退させるぞ！」

ボルボ・左近寺・マリア・その他大勢「おー！」


両津「クソ創価信者共！ぶっ殺してやる！」前編　おわり

お前らのカーチャンとーちゃんもそうだったりしてな