ハルトマン「トゥルーデ!中に出すよ!」 (32)

ルッキーニ「ううっ」
ハルトマン「おい!ちゃんとトゥルーデらしく振る舞えよ!大体お前がシャーリーを引き留めておかないからトゥルーデがああああああ!」
ルッキーニ「助けて、シャーリー」
ハルトマン「ああん……トゥルーデぇ……」ヘコヘコ

続くのかそうじゃないのかをはっきりさせるのは
カールスルラント軍人としてうんぬんかんぬん

ルッキーニ「いやぁぁぁ…もうムリだよぉ…」

エーリカ「トゥルーデ…トゥルーデ…」

ルッキーニ「うじゅっ…うじゅっ…」

エーリカ「あぁッ…もうッ…」

ルッキーニ「ふぅぁっ…」

エーリカ「トゥルーデぇぇ!!」ギュゥゥゥ

美緒「…終わったか?」

エーリカ「はぁ…はぁ…あれ…?ルッキーニ?」

美緒「私だ」

エーリカ「少佐だったのか」

美緒「また騙されたな」

エーリカ「まったく気づかなかった」

美緒「暇を持て余した」

エーリカ「ウイッチ達の」

エーリカ・美緒「「遊び」」

ペリーヌ「うぅ…」

ペリーヌ「うぅん…」


ペリーヌ「はっ!」ガバッ


ペリーヌ「…夢ですのね」

ペリーヌ「朝から疲れる夢を見てしまいましたわ…」

ペリーヌ「……」

ペリーヌ「少佐が出ていらしたこと以外はどうしようもない内容でしたわね…」

ペリーヌ「なんでまたハルトマン中尉とルッキーニ少尉なんかの…」

ペリーヌ「はぁ…着替えて部屋を出るといたしましょう」

501基地 宿舎廊下

いい加減に起きろー!!

ペリーヌ「バルクホルン大尉は朝から大変ですわね…」

ルッキーニ「ようペリーヌ!おはよう!」

ペリーヌ「あら、おはようございます」

ルッキーニ「あっはっはっ!今日はいい天気だなー!」スタスタ

ペリーヌ「……?」

ペリーヌ「なんでしょう。なにかこう、違和感が?」

ルッキーニの事だけ誰もファーストネームで呼ばないよな

ペリーヌ「……?」

起きろー!それでもカールスラント軍人かッ!!

ペリーヌ「…はて?」

エーリカ「起きろトゥルーデ!起床時間だぞ!!」

ペリーヌ「毎朝0ハルトマン中尉も大変ですわねぇ」

ペリーヌ「……」

ペリーヌ「え゛っ!?」

バルクホルン「うーん…あと5時間…」

エーリカ「何を言ってるんだー!!起きろー!!」

バルクホルン「まだ眠いよー…」

ペリーヌ「え!?…あれ!?」

ペリーヌ「どういうことですの!?」

宮藤「おはようございますペリーヌさん」

ペリーヌ「ひぇっ!なんだ…宮藤さんですのね」

宮藤「あっ…すみません、何かご迷惑でしたか?」オドオド

ペリーヌ「……宮藤さん?」

宮藤「またバルクホルン大尉が起きてこないんですね、ハルトマン中尉も毎朝大変ですね」

ペリーヌ「宮藤さん?あなた何かいつもと?」

宮藤「いけない!リーネちゃんを食堂に待たせっぱなしだ!ペリーヌさんまた後で!」トテテテテ

ペリーヌ「あっ!?宮藤さん!」

ペリーヌ「おかしい…おかしいですわ!」

ペリーヌ「今の宮藤さん、まるでリーネさんのような…」

ペリーヌ「……ルッキーニさんはシャーリー大尉のように…」

ペリーヌ「ハルトマン中尉とバルクホルン大尉…宮藤さんはリーネさんのように…」

ペリーヌ「ということは…」

サーニャ「……」フラフラ

ペリーヌ「…サーニャさん?」

サーニャ「ふぇ…?」クルッ

サーニャ「何だ…ツンツン眼鏡ですか…」

ペリーヌ「……やっぱり」

サーニャ「悪いですけど…これからエイラの部屋で寝るんで…また今度です…」フラフラ

ペリーヌ「なんとまぁ…」

バタンッ

『エイラぁ…寝ましょう…』

『サーニャ…自分の部屋で寝ないと駄目なんだゾ』

『エイラぁ…私のこと嫌いになっちゃったのぉ…?』

『そんなことあるわけないダロ?』


ペリーヌ「なんともまぁ」

ペリーヌ「ということはリーネさん宮藤さんのように」

ペリーヌ「シャーリー大尉はルッキーニさんのように…少佐は…」

ペリーヌ「少佐は…?」

501基地 外

ペリーヌ「少佐は…!少佐は何処に!?」トテテテテ

シャーリー「うにゃぁ…zzzz」

ペリーヌ「…シャーリー大尉が木の上で寝ていますわね」

シャーリー「うぅん…あれ?ペリーヌ?」

ペリーヌ「おはようございます大尉」

シャーリー「う~ん…もう少し寝ようかな…」

ペリーヌ「はぁ」

ルッキーニ「ふんふふ~ん♪テクテク」

シャーリー「おっ!ルッキーニ!」ピョン


ペリーヌ「跳んだ!?」

ルッキーニ「おっ!シャーリー!」

シャーリー「ルッキーニー♪」ギュッ

ルッキーニ「あははは!くすぐったいぞシャーリー!」キャッキャッ

ペリーヌ「…なにか、見てはいけないようなものを見た気がしますわ」スタスタ

501基地 食堂

ペリーヌ「少佐が見当たりませんわ…」

リーネ「あっ!ペリーヌさんおはようございます!」

ペリーヌ「…おはようございますリーネさん」

リーネ「誰か探しているんですか?」

ペリーヌ「…えぇ、少佐を探しているのですけど」

リーネ「坂本さんかぁ…芳佳ちゃん見かけた?」

宮藤「うぅん、見てないや」

リーネ「そっか…あ、でももうすぐ朝ごはんできますんできっと待っていれば来ますよ!」

ペリーヌ「そうですわね、ここで待っているとしますわ」

リーネ「もうすぐ出来ますから待っていてくださいね!芳佳ちゃん仕上げにかかろう!」

宮藤「うん!」

ペリーヌ「しかし…なんで隊の皆の性格が入れ替わっているのかしら…」

ヨシカチャン オナベミテクレル?
ウン! ペターン
オォウ、ヨシカチャンノマナイタ…


ミーナ「あら?早いのねペリーヌさん」

ペリーヌ「おはようございます中佐」

ペリーヌ(中佐は普通の様ですわね…)

ミーナ「早起きとは感心感心!はっはっはっ!!」

ペリーヌ「…前言撤回ですわ」

ミーナ「うん?何か言った?」

ペリーヌ「いえ、別に」

ミーナ「朝の書類仕事で腹が減ってしまってね!宮藤さん?まだ出来ない?」

宮藤「あ、すぐ出来ます!」

ミーナ「そう、よろしく頼むわね!」

ペリーヌ「……はぁ」

エーリカ「おはようミーナ」

ミーナ「おはよう、トゥルーデは?」

エーリカ「先程起こしてきたからじきに現れるだろう」

ミーナ「トゥルーデには困ったものね」

エーリカ「まったくだ、あいつはカールスラント軍人としての誇りが無い!」

ペリーヌ「…なんだか頭が」

ルッキーニ「おはようさーん」

エーリカ「なんだ、ロマーニャか」

ルッキーニ「なんだって事はないだろーハルトマン」

エーリカ「そう言われたくなければ軍人らしく生活態度を改めるんだな」

ルッキーニ「あいかわらず堅いなぁ」

エーリカ「なんだと?」ガタッ

ミーナ「その辺にしておきなさい」

リーネ「ごはん出来ました!」

ルッキーニ「待ってました!」

エーリカ「はしたないぞロマーニャ」

シャーリー「シャーリー参上!」

宮藤「シャーリーさんおはようございます」

シャーリー「おはよう芳佳ー」

ペリーヌ「わたくし…食欲が」

リーネ「大丈夫ですかペリーヌさん?」

バルクホルン「エイラー、まだ着かないの?」

エイラ「もうすぐ着くからナ」

エーリカ「何をやっているんだトゥルーデ!エイラを困らすな!」

バルクホルン「大丈夫大丈夫、エイラも嫌がっていないし」

エーリカ「エイラが断れると思っているのか!ほらしっかり立て!」

バルクホルン「あー、エイラー」

エイラ「あ、中尉、ワタシなら大丈夫だかラ…」

ペリーヌ「もう…なにがなんだか…」プルプル

宮藤「そういえば坂本さん遅いね」

リーネ「本当だね、特訓してるのかな?」

トゥルーデ!ロマーニャ!イイカゲンニシロォォ!!
チョッ!?ナンデアタシマデ!!フラウガオコッター

ミーナ「ペリーヌさん?顔色が優れないようね」

美緒「おはようみんな」

リーネ「おはようございます坂本さん!」

ミーナ「美緒遅かったわね」

美緒「えぇ、鍛錬に身が入りすぎてしまってね」

宮藤「ペリーヌさんが探していましたよ」

ペリーヌ「少佐…?」

美緒「あら?私に何か用かしら?」

ペリーヌ「あっ…あっ…?」

美緒「うふふ、どうかした?私の顔に何かついてるのかしら?」

ペリーヌ「…きゅう」バタッ

ペリーヌサン!?ヨシカチユマホウ!!
ドウシタノ!?ペリーヌ!!シッカリシロ!!

ペリーヌ「あぁ…皆さん普段のままが一番なのがよーく分かりましたわ」

ペリーヌ「昨日までの世界に…帰りたいですわ…」


ペリーヌ!大丈夫か!?

ペリーヌさん!お願い!!

ペリーヌ「あぁ…わたくしを呼ぶ声が…でもあの世界に戻るのはイヤですわ…」

ペリーヌ!しっかりしろ!

ペリーヌ「あれ…少佐の声?」



美緒「ペリーヌ!目を開けろ!」

宮藤「ペリーヌさん!神様、お願い!」パァァァァ

ミーナ「…ッ」

ペリーヌ「あ…れ…?」

宮藤「意識がっ!」パァァァァ

美緒「ペリーヌ!私だ!分かるか!?」

ペリーヌ「少…佐…?」

宮藤「はぁ…はぁ…よかった」

バルクホルン「よくやった宮藤」ギュッ

ミーナ「ペリーヌさん、あなたはネウロイの攻撃を喰らって意識不明だったのよ」

ペリーヌ「わたくしが…?」

ルッキーニ「ウジュァー!ベリーヌ゛ー!ごめんなさいー!!」

エーリカ「私とした事が…本当にゴメン」

エイラ「中尉とルッキーニが衝突したときにオマエ攻撃をかばったんだゾ?無茶するなよナ」

サーニャ「でも、エイラも大声あげてたじゃない?」

エイラ「うわー!サーニャぁ!言うなヨー!」

シャーリー「なんにせよ回復して何よりだな」

ペリーヌ「なんにせよ…戻ってこれてなによりですわ」

バルクホルン「戻る?」ナデナデ

ペリーヌ「いえ…なんでもないですわ」

人には人の個性がある

それは無理に変えるべきではなく

尊重し、育てていくものである
           --ドナイ・シテ・マンネン

ペリーヌ「少佐はいつもの通りが一番凛々しくて素敵ですわ」


こんな意味不明な話が出来上がったのも
エロが無かったのも全部>>1のせいです

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