P「大学の時に、そんな親しくもない相手なのに、いきなり家出したから泊めてと来た子がいるんですが」
P「さすがに男の独り暮らしには入れられないと言っても、今日はもう夜中で実家に帰ることもできない、近くに友達はいないしお金もないから他に泊まることもできない」
P「なにかあったら俺のせいだよ?って脅されてしぶしぶその日だけのつもりで泊めたら最後、なかなか出ていかないんですよ」
P「そうこうしているうちに大学ではその子と同棲しだしたとか噂を流されまして、強制的に追い出したら捨てられたって騒ぐとか言う始末」
P「当時はまだその子の本性に気づいていなくて、同時に彼女の家庭の不和とか、男に騙された経験とかを嘆くものですから、ここで追い出したら男が廃るとか本気で思っちゃってずるずると……」
P「で、気づいたら俺の部屋にどんどん彼女の私物が増えていってて、もうこのまま付き合っちゃおうかとかも思ったんですが、なんとなく嫌な予感があったので、最後の一線だけは越えないようにしてたんですよ」
P「光熱費食費ぐらいは入れて欲しかったんですが、相手の男に騙されたってのがバイト先の上司に無理矢理関係を持たれたって話だったので、しばらくバイトなんて無理って言うんですよ」
P「そこはこれから克服していこうとは言ってはおいたんですけど、いっこうにバイトする気配はありませんでしたね」
P「仕方ないから、光熱費や食費はいいかあ、大変だなあって思ってたんですけど、そんなある日気づいたんです。彼女の分も食費光熱費出しているだけでは説明がつかないくらい財布の中の金が少ないって」
P「結果から言えば抜かれてたんですね。通りで彼女はバイトにもいかないのに私物が増えていくわけですよ。通帳、カードはさすがに大事に保管してたんで大丈夫でした」
P「それを彼女に問い詰めたら、あなたは私の彼氏なんだからいいでしょ?って本気で言ってるみたいで、もうそれでこの子は駄目だって気づきました」
P「後は友人に協力してもらったり、彼女の親呼んだりしてなんとか解決しましたよ」
P「いやー、あれは修羅場だったなあ」ハッハッハ
小鳥「笑ってますけど、大分壮絶ですね……でも」
小鳥(今の、押し掛けた後上手くやればそのままいけたんじゃ……)
産業
>>2
P
押し掛け
弱い
小鳥「恥を知りなさい!」プルプル
はよ
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