「終わらない恋物語を終わらせる」(オリジナル) (18)

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・駄文

・オリジナル

・とてつもなく遅すぎる更新 他

このSSには注意すべき事項がいっぱいありすぎて
まいっちゃいます。

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わたくしの名前は 海林道竹〈うみばやし みちたけ)

不運な高校一年生だ。

幸せの定義や内容があいまいなものだから

自分自身そう思うのはどうかと思ってはいるが、事実なのだ。

道端で十円玉を拾おうとしたら車にはねられたり、

徹夜明けで自信満々のテストが先生の鼻かみに使われて紛失もした。

「アタイのパンティ返しなさいよ!!」

「返さないと愛人にするわよ!!」

と身に覚えがないのにニューハーフのお方に町中追いかけられた記憶も

まだ新しい・・・。

それほどのレベルの不偶が物心ついたときからはほぼ毎日起きるため、

警戒心は人一倍に強いと、わたくし自身そうおもっている。


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「海林道竹は 終わらない恋物語を 終わらせる」






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        ①



わたくしは朝の通学路を歩いているところだ。

不運なことが起きることは十分承知しているので毎日細心の注意を払って

登校するのはもう慣れた。

そうしているうちにパターンが理解してきたため、不運なことを回避する能力を

身についてしまったようだ。

しかし油断は禁物。

昨日は突然マンホールが暴水して、その上に乗っていたワンちゃんが

空高く舞い上がったことを思い出して

緊張感を高める。




最後の曲がり角をしっかりと確認して曲がる。

しかしとうとうわたくしは出合ってしまった・・・。






一人の男子が電柱にかくれている包丁を持った女子に狙われている


・・・という突っ込みどころ満載な状況に。





包丁系女子「 <・> <・> 」

あぁアカン。生きてるのに瞳孔が開いてる。不思議。




ここからの距離的に考えて、あの包丁系女子は止められそうだ。 

彼女は真後ろのわたくしにまだ気づいてはいない。

とりあえずここは声をかけるだけでいいだろう。

そうだなぁ・・・ここはひとつ冗談をつけて彼女を

落ち着かせてみよう。


海林「先生、今回は公道で調理するということですが」

海林「どういった料理をおつくりになるんですか?」ヌッ


包丁女子「!?」ヒュンッ ザク

海林「カフッ・・・!」


刺された・・・













包丁女子「・・・・・・どこの誰だか知りませんが・・・・・・アナタも私の邪魔するんですかぁ・・・・・・」

包丁女子「私もいけませんねぇ・・・・・・今日こそあの人を私のものにしようしたのに・・・・・・」

包丁女子「早くもみつかってしまうなんて・・・・・・ウフフフフ」ニッコリ


海林「あ、あのすいません・・・?出来ればこのおなかに刺さってる包丁をぬいて
 
   もらえると・・・・・・ありがたいのですg」ズンッ

海林「うぐぅ・・・・・・!」

包丁女子「うふふ…そんなこと無理ですよ」


海林「な…なんで・・・?」

包丁女子「私の計画がばれたからです。

     ・・・・・・ふーん、初めて刺しちゃったけど、人って結構頑丈なんですね」

包丁女子「いい加減死んでくださいよっと」グググ…

海林「・・・・・・」



海林「フーッ もうしょうがないな・・・・・・」ガシッ

包丁女子「えっ!?(私の手が掴まれた!?)」

グルッ

包丁女子「キャアッ!!」ビターン

そのまま回り込んで壁に押さえつける。

たぶんこれで動けないはずだ。


包丁女子「クッ…放せ!! 放せえぇ!!」ジタジタ

海林「コラコラ、朝から大声出すのは近所迷惑だからやめなさい」

包丁女子「ッ・・・・・・! なんであなた刺されたのにそんなピンピンして・・・」

海林「こういう時のために防刃ベストを毎日着るのは
   (わたくしの)常識じゃない」

包丁女子「」

にしてもこのままじゃ埒があかないな。

幸い、まだ人は通ってない。女子をぶつのは趣味じゃないが

仕方がない。

海林「当て身」ビシィ!

包丁女子「グ・・・・・・」ガク



海林「やっとこ落ち着いた・・・・・・」


海林「まったくかったく… 一人の女をここまでにさせるなんて…
   
<アイツ>はどこまで罪深いんだ・・・・・・」


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男(包丁女子に狙われたお方)「ヘックシ!!」


男「・・・・・・?(誰かがうわさしてるのかなぁ…

  それにしてもさっきの叫び声は何だったんだろう・・・・・・?)」


ツンデレ「ハルオ!! なにぼさっと歩いてるのよ!!

     アタシと一緒に遅刻させる気!?」


春夫(男)「あ…! あぁ…ごめん…

      ていうかもうすぐそこじゃん…」
     

ツンデレ「フンッ!」

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プロフィール< 海林 道竹(うみばやし みちたけ)>

16歳 A型 身長はやや高い

風貌:根暗の上に学帽をかぶっている。おかげで顔が見えない。
   ちなみに制服は学ラン。

性格:いろいろと残念で変わった性格。
   自分は不運な人間だと思っているし事実だし。
   一人称は「わたくし」。学帽をかぶっているのは
   彼の学校では彼一人らしい。


今日はここまでです。
 
とち狂った文章力ですが何とか完成
出来るように頑張りたいです。




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<過去>

少年「わぁ 見てよ! 雪がこんなに積もってる!!」

少女「本当だね! 電柱柱がちょっと埋まっているわ!」

少年「よし!公園まで競争だ!
あそこもきっと積もってるにちがいない!!」タッタッタッタ

少女「あっ! ちょっとまってぇ!!」タッタッタッタ


・・・私たちの故郷はあまり雪が降らなかった

あのとき一度だけ降った大雪の日。


ねぇ…あなたは覚えているの…?あの日の約束を…


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包丁女子「……」

包丁女子「…ハ! ここは…」ギシ

包丁女子「あれっ!? 縄で手を縛られている!?」

海林「やっと起きたか…」



包丁女子「!…。 アナタは…よくも私を邪魔しましたね…」

海林「まったくかったく… そういうセリフは
   わたくしも言いたいところだよ なぜ刺したし」


海林「まぁいいや… ここは学校近くの廃屋だ」

海林「あの後でそのまま登校しちゃお互いにデメリットしかなかろう
   と思って」

海林「それともそのまま『すいやっせん!!登校途中に包丁を持った女子
   に襲われやした!!』と言ってごまかしたほうが良かったかな?」



包丁女子「…警察に通報したんですね…
     だからそんな余裕で…」

海林「待っちょ」

海林「そんなことはしてない めんどくさいから」

海林「それより、事情をはなしてくれねえかな
   いろいろあやふやだと気持ち悪いだろ」

海林「『長奈(おさな)なじみ』さん 」

なじみ「!! どうして私の名前を…!」

ちょっと休憩

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