少女「18.44m先に全力で。届けっ!」【安価】 (143)

ザワザワ…

男「……」

男 (今日は教室が落ち着かないなあ。何でだ?)

ガララッ

女教師「おはよーう」

生徒「おはようございます!」

女教師「今日は昨日も言った通り。転入生が入ってきます」

男 (あ、だから皆ソワソワしてたのか)

女教師「さ、挨拶して」

少女「……」スッ

ザワッ!

男 (うおっ、外人か? 眼が碧くて金髪だ…)

男 (見た目はメチャクチャ可愛いけど…)

少女「ええと。ご紹介に与りました…」

生徒 (日本語ペラペラやん!!)

少女「北小学校の少女です。あ、今は東小学校ですね」

少女「そんな私が一番好きなものはーー」


少女「野球です!!」





↓直下コンマの下一桁で【少女】の野球能力が決まります。

1,2,3→凡才 4,5,6→天才 7,8,9→超人
0→化け物

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408285955

女教師「じゃあ仲良くしてね皆ー!」

少女「……」ニコニコ

男 (……はぁ。小四の春に転入生ねー、これは色々起こりそうな予感)


ーー俺のそんな予感は。見事ヒット。


転入から数日後



ガララッ

男「おいすー」

男子a「あ、おい男!」

男「んー?」

男子a「聞いたかよ! あいつの噂!」

男「あいつ?」

男子a「転入生だよ!」ユビサシッ


少女「ーー」 女子a「ーー」


男「……ああ。なんかあったの?」

男子a「いやそれがな。北小の方のリトル(少年野球)では、凄い化け物だったんだって!」

男「ば、化け物?」

少女「ーー」ニコニコ

男「あいつが? ……へえ」

男a「そんでまた、転校先のうちの町のリトルに入るかもって。噂だぜ!」



↓2 少女が入ろうとしているリトルの名前

男「リトルっていうと、昆陽里リトルか」

男子a「おう。なんだよ、野球やってないのによく知ってたなー男!」

男「まあな」

男 (有名っちゃ有名だからな。あのリトルは…)

少女 (さて。放課後にでも観に行こうかなー、リトル)


放課後


少女「それじゃあねー!」フリフリ

女子「バイバイ少女ちゃん!! また明日!」フリフリ

少女「……ふう。ちょっとそこのあなた?」

男子b「お、俺?」

少女「昆陽里リトルってどの辺か分かるかな。道を教えてくれれば良いんだけど」

男子b「ああそれだったらーー



↓直下コンマ下一桁で昆陽里リトルの状態が決定。

1,2,3→普通 4,5,6→強い 7,8,9→弱小
0→チームすら出来てないレベル

ちょっと話をまとめたりもしたいのでここまで。
明日の夜に、それはもうがっつりと。
初戦終了後まで書き上げたいと思っとります。
すいません。おやすみなさい。

スタスタ…

少女「ええと。確かこの辺だったような…」

少女「……いやまさか。あれじゃないよね」

少女 (それっぽいグラウンドがあるけど、もう何年も使ってないような。雑草だらけだし…)

「なんだい君は」

少女「!?」クルッ

監督「まさかこのリトルに入ろうって子供か? ん?」

少女「そ、そうですけど」

監督「ほーん…」

ジロジロ

少女 (誰この人! いやここの監督なのはわかるけど。なんか怖いよ!)

監督「……まあいい。さっさと帰りたまえ」

少女「え?」

監督「帰れといったんだ。このリトルはもうおしまいさ」

少女「そんな…」

少女 (また野球が出来ると思ったのに!)


このまま黙って帰るのも癪だけど。
どうするか ↓2

少女「あ、あの。待って下さい!」

監督「うん?」

少女「何かあったんですか? おしまいだなんて…」

監督「ふん! どうしたもこうしたも…!」

監督「皆少し向こうにある他のリトルにうつったんだ! わしの所はつまらんと言ってな!」

少女「他のリトル?」

少女 (もう一つあったんだ。リトル…)

監督「ああ、そこに入りたいというのなら止めておけよ。あそこは男しかとらんからな」

少女「……男、だけですか」

監督「ああ! 女子は貧弱だとかなんとかで…」


ピキピキピキ…!


監督「……ん? ピキピキ?」

少女「女子は貧弱、ね。ふふっ…言うじゃん」

監督「ど、どうした?」

少女「ええと、監督さん。私久々にキレちゃった!」

監督「へぇ?」

少女「倒そうよ。その…何とかリトルをさ!!」

少女「試合申し込んで勝ったらさ、またこっちに皆来るよ!」

監督「いやだからな。子供は野球といったら皆そこに流れていくんじゃ…」

監督「今更うちに部員なんて…」

少女「うーん」


どうしようか。 ↓2

監督 (しかしこの子供は。なんちゅう目をしとるんだ…純粋で、ただ野球がしたいっていうのが嫌というほど伝わってきおるわい)

少女「と、とにかく監督! 私が同級生なりなんなり! 誘いますから!」

少女「諦めないで下さい…!」

監督「…!」

少女「そ、それじゃあ!」

タタタッ

監督「……ふん」

監督 (どうせ無理じゃ。老いぼれに妙な夢を見せるでない、子供が…!)


少女 (またマウンドに立ちたい! 立つためには、やっぱり私が頑張らなきゃ!)

少女「よしっ! 明日から学校で勧誘開始だ!」



↓コンマの下一桁で【少女】の運が決定

1,2,3→メンバー集めに大苦戦 4,5,6→初日に一人か二人
7,8,9→捕手だけ見つける 0→一気に大勢勧誘成功

翌日 【勧誘初日】

ガララッ

男「おはーー

少女「男君!! 私と野球やろうよ!」グイッ

男「ちょっ、近いって!」

少女「ねえねえ!」

男「何で野球なんだよ…」

少女「私ね! 昆陽里リトルで野球やりたかったのに人数が足りないの!」

男「……へえ」

少女「後はまあ、個人的な私怨とかあるわけだけどもね。とにかく一緒にやろっ!」

男 (日本語ペラペラやな…)

男「こ、こほん。悪いな、俺はもう他のリトルに入ってるんだわ」

少女「あ、そうなの」プイッ

男 (えっ。軽くない!?)

少女「あっ、ねえねえ君君ー!」

男 (さっそく別のターゲットかよ…。何か負けた気がする…)


少女「さあ! 昆陽里リトルで私と汗を流そうよ!」

「えっと。野球、ちょっと興味があるな…」

少女「ほんとっ!?」


↓2 引っ掛かったキャラの名前・ポジション・性別

誠子「でも、やったことないし。何も知らないんだ…」

少女「ああ、良いよ良いよ! 君は髪型がショートカットだから、ポジションはショートね!!」

誠子「えっ?」

少女「よし。私と一緒にもっと一杯人集めるよー!」グイグイッ

誠子「あ、あぁ! ちょっと待ってってば少女ちゃん…!」ヒッパラレ

誠子 (ど、どうしよう…。不安だ…)

少女 (えへっ! まずは一人!)



↓コンマの下一桁でこの日の成果が決定。

偶数→後一人追加 奇数→誠子だけ
0→元昆陽里リトルの奴と接触

キーンコーンカーンコーン

誠子「あっ。朝休みが終わっちゃったよ…」

少女「大丈夫だって。まだ放課後があるじゃん!」

誠子「う、うん」

ガララッ

女教師「はい席についてー。今日の朝はお説教からでーす!」

ペラッ

女教師「この廊下に貼ってあった【野球やりたいkidsは少女まで】って書かれたビラは何ですかー?」

少女「あっ」アセダラー

誠子 (勝手に掲示はまずいよ少女ちゃん…!)

男 (熱心だなー)


放課後


少女「さあ誠子ちゃん! もう上級生の階に上がる勢いで勧誘を!」

誠子「え、えぇ!?」

「あの…。ビラ見たんすけど」

少女「おっ!」クルッ

誠子 (まだ懲りずに貼ってたんだ…)


↓2 引っ掛かったキャラの名前・ポジション・性別

将美「野球はやったこと無いっすけど。柔道やってるっす!」

誠子 (可愛い顔に似合わない喋り方…。しかも柔道…)

少女「わお! ジャパニーズ柔道!」キャッキャ

将美「じゃ、じゃぱにーず柔道?」

少女「まあ大歓迎だよ!! スポーツ経験者が入ってくれるのは嬉しい!」

少女「それじゃあ二人とも。今日はもう人は良いから、グラウンドに行ってボールに慣れよっか!」

誠子「うん。そうだね」

将美「ちょっと楽しみっす!」

少女 (早く私の球を取ってくれる人。見つけなきゃだし…)


放課後 昆陽里リトル・グラウンド


誠子「……あれ? 少女ちゃんは…」

将美「さっき家に帰ってグローブ持ってくるって言ってたっすよ」

誠子「そ、そうだっけ?」

将美 (おとなしそうな子っすね…。大丈夫かな)


ダダダッ


少女「おまたっ!!」


↓直下コンマの下一桁で誠子の、↓2の下一桁で将美の【野球能力】が決定。

1,2,3→平凡 4,5,6→素質有り 7,8,9→秀才
0→化け物

将美「早かったすね…」

少女「ほい二人とも!」

ポスッ

誠子「わわっ!」

少女「そのグローブは二人にあげるよ。家に居るときとかも、時々着けて慣れて欲しいな!」

誠子「い、いいの?」

将美「凄く高そうな、良質なグローブっぽいけど…」

少女「大丈夫大丈夫! 気にしないでよ!」

誠子「あ、ありがとう少女ちゃん!」

将美「大事にするっす!」

少女「えへへっ。気に入って貰えたら何よりだよ!」

少女「……とまあ、雑談はさておき」


ピリッ


誠子 (な、何…? 今肌がチリチリって…)

将美「……」ゴクッ


少女「二人にはまず。私の【球】を座って受けて欲しいの!」

少女「誠子ちゃんはショート決定だけどね?」

誠子 (な、何でなんだろう…)


少女マウンドに移動中…。


少女「ーーふう!」

少女「じゃあまずは誠子ちゃんから受けてね!」

誠子「え、構えかたとかは…」

少女「前につき出してくれればいいよ! それじゃいっくよー!」

誠子「ひ、ひぃ!」ビクビク

少女 (ふう、はあ。久々の投球だから、緊張するな!)ワクワク



↓直下コンマの下一桁で少女の【球速】が決定。

1,2,3→120km/h 4,5,6→115km/h 7,8,9→110km/h
0→130km/h

↓2のコンマ下一桁で少女の【変化球】が決定。

1,2→カーブ 3,4→チェンジアップ 5,6→フォーク
7,8→スライダー 9,0→制球力は無いけど全部




スッ


将美 (うわっ。ピッチャーの投球なんて生で見るの初めてっすけど…)

誠子 (な、何であんなに足が上がって…!)


少女 (ほらっ! 行くよ誠子ちゃん!)


少女「ーーそれェッ!」シュッ


ギュルンギュルン!


誠子 (は、はやーー)





スッパァン!



シュゥゥ…


将美「んなっ!?」ビク

少女「えへ! ふぅ…」

誠子「く、くぅぅ…!」ジンジン

誠子 (手首が砕けるかと思った…!)

少女「いやー。久し振りに投げたけど、気持ちいいね!」

将美「は、速かったすね…」

少女「ん? まだ肩が出来てないから、マックススピードでは無いよ!」

誠子「えっ…!?」

少女「誠子ちゃん。二球目いける?」

誠子「ご、ごめんなさい! 痛くて出来ないよ…!」

少女「……そっか。仕方ないね…」

少女 (前のチームでもキャッチャー潰すからって、なかなか投げさせてくれなかったもんなあ…)

将美「あ、あのうちは…」

少女「ーーよし。じゃあ次は将美ちゃんね!」

将美「ヒェッ…!」


この時の球速【102km/h】
少女の最大球速【115km/h】

少女「それじゃあいっくよー!」スッ

将美「わーっ! タ、タンマで…!」

少女「それェッ!」シュッ


ギュルンギュルン!


将美「だ、だから速いってーー




スッパァン!



シュゥゥ…


少女「ふう。どうかな?」

将美「くっ! ……ってあれ?」

誠子「い、痛くないの?」

将美「う、うっす。あんまり…」

少女「わあ…! さっすがジャパニーズ柔道ガール!!」パァ!

少女「私の、私だけの女房!!」ダキッ

将美「わ、ちょっ…!」ダキツカレッ

誠子「凄いね清原さん!」

将美「あ、あはは…」

将美 (本当はちょっと痛いけど…)

少女「あははっ!!」

将美 (少女さんが嬉しそうだから。まあ、我慢するっすよ!)




監督「……ほう」

監督「こりゃあ。見せてくれるかもしれんな」

監督「夢を…全国を…!」


少女「じゃあ次はキャッチボールをーー」


監督「あの子達なら!」



↓2 翌日。何かイベントを起こそう。

翌日 【勧誘二日目】

校長室


少女「せ、先生? 話っていうのは…」

女教師「ああ、あのね。昨日の飲み会であなたの野球ビラについて、校長先生に話したら…」

校長「ーーふふん。元高校球児の血が騒いでな…!」

将美「高校野球っすか…」

誠子「あ、あの。甲子園には行ったんですか?」

校長「ああ。行ったとも」

少女「え!?」

校長「あの夏は忘れられないのう…」

誠子「凄いですね…!」

校長「……といってもわしはほぼ応援団長に徹していたがな! がははっ!」

少女 (ああ…)

誠子 (行っただけ…)

将美 (っすね)

女教師「下手だったからスタメンになれなかったんですね」キッパリ

校長「本当の事を言うな!」

少女「あははっ!」


少女「それで。話があるんですよね、校長先生」

校長「ん、ああそうじゃよ。君達には動画をプレゼントしようと思ってなあ」

少女「ビデオですか?」

校長「うむ。君が倒そうとしているリトルの、練習試合の時の動画じゃ」



↓2 ライバルリトルの名前

少女「ええと。そういえばそのリトルの名前って…」

校長「なんじゃ、倒す相手の名前も知らんかったか!」

誠子「少女ちゃん…」

少女「え、えへへ」テヘペロ

校長「……ふう。【星川ティターンズ】じゃよ」

将美「げっ! 少女さんそこに喧嘩売るんすか!?」

少女「え。何かまずいの?」

将美「……いえ。何でもないっすよ」

少女「?」

誠子「で、でもそこのリトルの試合を観れるって私達にとって大きなプラスだよね!」

女教師「そうね。プレイの参考にもなるんじゃない?」

少女「あ、ありがとうございます校長先生!」

校長「うむ。頑張れよ、少女くん。期待しているぞ」

少女「はい!!」

少女 (家に帰ったらこれは観るとして。今日も勧誘しないとね。あと六人…!)


↓直下コンマ下一桁で【勧誘】の結果が決定。

1,2,3→三人入る 4,5,6→五人入る
7,8,9→四人入る。
0→九人揃う。

ごめんなさい。眠いのでここまでです。
初戦まで書きたかったのですが、いかんせん来るのが遅すぎました。
本当展開も書き込みも亀で申し訳なくおもいます。
また明日の夜に。今度はもっと早く来ます!
その時もまた安価に御協力お願いします!

寝る前にキャラの安価しておきます。

今回の勧誘で入ったメンバーは五人です。【現在 昆陽里リトル:8人】

↓ ↓2 ↓3 ↓4 ↓5 にキャラの名前・ポジション・性別をお願いします。

某野球漫画のように、人数が多いのであまり喋らないキャラが若干名出ますが、ご了承下さい。
それと、セカンドが川崎と島谷で被っているので、
どちらかを空いているポジションに入れます。
それでは。

放課後


男「さて。帰るかなー」

男子a「おい男ー!」

男「んー?」

男子a「一緒に帰ろうぜ!」

男「ああ」

男「……」チラッ


少女「君達どうだい? 野球ってとっても面白いんだよ!!」

広美「そ、そうなの?」

宗治「ちょっと興味あるな…」


誠子「あ、あの…野球、どうですか?」

彰史「あん?」

敬「野球ねえ…」


将美「うっす! うちらと一緒に野球、やろう!」

明雄「……」


男「よくもまあ。やるもんだなあー」

男子a「すっげえ。まだやってたんだ、勧誘…」

男 (……)



少女 (ふふっ! あと一人でやっと…!)ウキウキ

誠子 (野球が出来るね! 少女ちゃん!)

将美「燃えてきたっす!」ブオンブオン

誠子「ま、将美ちゃん…。そのポニーテール回すのやめて…」


↓ 入ってきた五人の中から【二人】選んで下さい。
  その二人はよく話に入ってくる、所謂レギュラとなります。

【敬 明雄 宗治 彰二 広美 の中から二人】

↓ もう一人だけ。敬を除いた四人の中からお願いします。


↓2のコンマ下一桁で敬の【野球能力】が決定。

1,2,3→平凡 4,5,6→才能有り 7,8,9→秀才
0→化け物

昆陽里グラウンド

ピヨピヨ…


少女「うーん!」ノビノビ

少女「この絶好の野球日和!!」

誠子「8人になったから、やっと練習が出来るね!」

将美「いや。まずはポジションっすよね」

少女「そうだね。えーとじゃあ、勘で決めよっかな!」

誠子「えっ…」


【結果:昆陽里リトル】

(投) 少女
(捕) 清原 将美
(一) 島谷 敬
(二) 川崎 宗治
(三) 高橋 彰史
(遊) 小坂 誠子
(左) 矢部 明雄
(中) ーー
(右) 赤星 広美


将美「こ、これで良いんすかね…?」

少女「さっ! まずはキャッチボールから始めよ!」

敬「えーっ! 俺はさっさとバッティングがしたいぜ!」

誠子「……打てないよ君じゃ」ボソッ

敬「な、何をォ!?」ガッ

宗治「ま、まあまあ敬…」


↓コンマ下一桁で宗治の【野球能力】が決定。

1,2,3→平凡 4,5,6→才能有り 7,8,9→秀才
0→化け物

少女「ーーえいっ!」シュッ


バヒュン!



スッパァン!【球速:109km/h】



将美「だから痛いっすて!! 何でキャッチボールでそんな速いんすか!」

少女「いやあ。肩慣らしってやつ?」

将美「手首が砕けるから止めて!」


誠子「い、行くよ広美ちゃーん」ポーン

ポスッ

広美 (少女さんが相手じゃなくて良かったって。つくづく思うわ…)ポーン


敬「いくぞ宗治! 俺の豪速球を見せてやるッ!」ポン

宗治「小坂さんより遅い球じゃないか…」ポスッ

敬「う、うるせえやい! じゃあ宗治。お前が今度投げろ!」

宗治「ほいっと」シュッ


ポスッ!


敬「うわっ! 速ぇ…」

宗治「キャッチボールはよく父さんとやってるからな」

敬「悔しい…! アホの宗治に負けたなんて!」

宗治「うん?」ピキッ




監督「順調に人が集まってるな…」

監督「あの小娘は、どうやら人を惹き付ける何かがあるようだな」

監督「どれ。後一人…昆陽里ナインが出来上がったならば、わしが指導するとするか」

「あ、あの!」

監督 (さっそくか!)

「ビラを見て来たん…ですけど…」

監督「び、ビラなんか貼ったかのう…?」



↓2 急ぎ足なのは堪忍してな!
  新しいキャラの名前と性別(ポジションはセンター固定)

スタスタ…


少女「ほらもう一丁ォ!」スッ

将美「ヒィ!」


「おーい。諸君!!」


誠子「あ、あれ?」

敬「何だよあのおっさん…。俺らの練習を止めやがって」

宗治「ユニフォーム着てるし。ここの監督さんじゃないか?」

少女「ーー! 監督!」

監督「よくもまあ。数日足らずで9人集めおったな…」

誠子「9人…?」

監督「ああ。しっかり9人だ。糸井!」

真緒「はい! え、ええとあの…真緒糸井です!」

将美 (何で名前と名字が逆なんすか…)

少女「あ、新しい人…! じゃあ空いてるセンターが埋まったんだ!」

監督「ああ! 今日からわしが昆陽里リトルを指揮する!」

監督「二週間後の対【星川ティターンズ】戦までに。お前らを鍛えるぞ!」

敬「に、二週間後に試合かよォ!?」

宗治「そんなのいつ決めたんですか…!」

監督「ついさっきだよ。何事も速いほうが良いだろう。なあ?」

少女「ーーあははっ!!」


少女「その通りだよ。監督…!」

誠子「で、でも少女ちゃん…」

将美「うちらはまだド素人っすよ…」

少女「大丈夫だって! 皆が得点を稼いで私がアウト3つを取ればいい!!」

少女「それで勝てるよ!」

真緒 (……三振を、取ればいいって)



↓ コンマ下一桁で真緒の【野球能力】が決定。

1,2,3→平凡 4,5,6→才能有り 7,8,9→秀才
0→化け物

夕方 昆陽里グラウンド


カーカー…

少女「ハァ…ハァ…」

将美「も、もう帰ってもいいすか」ハァハァ

少女「そうだね。そうしよっか」

監督「……ふむ」

監督 (何時間も休まずに何十球、いや何百球か…)

監督 (スタミナ、球速、コントロール…。全て小学生とは到底思えない優れものだ)

カキーン

誠子「あわわ!」タタタッ

カキーン

誠子「ああっ!」タタタッ

監督 (他の子供にも影響を大きく与えている…。正にエースに相応しいな)

監督 「……勝てる!」



カキーン…



カキーン!



真緒「ふん…」

真緒「自分の天性の才能を振りかざして威張るなんて。私の嫌いな人間の典型的な例だ!!」


カキーン!


誠子「わー!」ヨロヨロ…



真緒「……努力して。絶対に努力して、その生意気な顔を…!」


少女「ーー」


真緒「歪めてやるから…!」




↓2 少女の家族構成

少女家


ガチャッ!

少女「ただいまー!!」

兄1「お帰りー」

少女「あれ? 皆は?」

兄1「川原にキャッチボールだとさ。まったく…」

少女「うわあ…」

少女 (相変わらずの野球キチガイ一家だなあ。私以外皆キチガイ!)

兄1「やれやれみたいな顔してるけどよ。お前も大概だぞ…」

少女「んー?」



↓兄1の年齢・名前(名字無し)

↓2 兄2の年齢・名前

↓3 兄3の年齢・名前

↓4 父の氏名(名字、名前含む)

リビングへ移動…


直人「で。飯はどうする?」

少女「んー?」クツロギ

直人「ここに。ほっともっとの美味しい弁当があるが」

少女「ちょっ…なにそれ!? 二日連続父の味に触れてないんだよ私!」ガバッ

直人「俺もだよ。つうかほっともっとも親父の飯もそんな味変わらないだろ」

少女「味とかじゃなくて…!」

ガチャッ!

直人「あっ。親父が帰ってきた…」

少女「ッ!」ダッ


正一[48]「ハッハッハ! 直人ー、少女ー、帰ったぞォ!!」←元メジャーリーガー

有[14]「へへっ。今日もまた球速が上がってたぜ!」←中二。最高球速142km/h

一郎[16]「……カレー食いたい」←高一。エースで四番


少女「来やがったな…野球キチガイめ!」←小四。化け物。

正一「んー? 随分と少女が膨れてるなあ。おい直人、お前なんかセクハラでもしたのか」

直人「ち、違うよ! 親父がまたほっともっとの弁当を買ってくるから…!」←元高校球児。フリーター

正一「なんだと!? ほっともっとは美味しいだろうが!」

少女「それにしたって連日はキツいよ!!」

正一「なんて子供だ! 天国の母さんは毎日食べても良いって言ってたぞ!」

一郎「そりゃあ、外人の感覚だからね」モグモグ

有「食えればどの飯も一緒だろ。いいから食おうぜ…ッてイチロー速いなァ!」


少女 (もうやだこの家族…)


↓2 少女は飯を食べてから寝るまでの間暇だ。
  何をしようか。

少女「よいしょっと…」トントン

有「靴なんて履いて…。お前どっかいくの?」

少女「ちょっとリトルのグラウンド借りてバッティングー」

有「へえー!」

少女「……お兄ちゃんも来る?」

有「いかねえェよ。小学生のバッティングなんて見てて面白くねえし」

有「つうかお前ピッチャーだろうが。余計なトレーニングはピッチャーに不要だぞ」

少女「 あーらら。お兄ちゃんったら忘れちゃった?」

有「あん? なんだよ…」

少女「お兄ちゃんの球をこの世で一番最初に打ったのって…」

有「それがなんだって…ーー

有「ーーッッ!?」ハッ!

少女「ふふん!」


ガチャッ バタン!


有「……」プルプル

一郎「どうした」ヒョコッ

有「いや。何か腹が立っただけ…!」

一郎「いや。だから何故そうなったのか聞いてる」モグモグ

有「なんでもねえェ…ってイチローまた何か食ってやがるなァ!?」

一郎「……ぷっちんプリンだ」スッ

有「俺のーーッッッ!?」



↓直下コンマ下一桁で少女の【トレーニング中のイベント】が決定。

1,2,3→トスバッティングをしながら少女の過去を回想
4,5,6→トスバッティングをしながら有の過去を回想
7,8,9→怪我をする
0→新しい能力を会得

夜 昆陽里グラウンド

ヒョイッ

カキーン!

少女「それっと!」ヒョイッ

カキーン!

少女「ふうー。やっぱり投げるのと同じくらい! 打つのも楽しい!」

少女「欲を言えば。相手ピッチャーが欲しかったけどね…」

少女「……それはしょうがないか。それいっ!」ヒョイッ



カキーン!


カキーン…


↓2 怪我をした経緯・体の箇所

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