六花「この毛布ゆうたの匂いでいっぱい///」(297)

学校

一色「なぁ勇太」

勇太「なんだ一色」

一色「小鳥遊さんていつもベランダから勇太の部屋に入って来るんだろ?」

勇太「まぁな」

勇太「玄関から入ってくればいいものを、まったく・・・」

一色「それって勇太が部屋にいなくてもベランダからくるのか?」

勇太「基本そうだな、俺がいる時は降りてくる手伝いをしてやったりするけど」

勇太「俺が居なくてもベランダから勝手に侵入してくるな、六花は」

勇太「それがどうかしたのか?」

一色「勇太が部屋にいない場合、小鳥遊さんは勇太の部屋で一人でなにしてるのかなって思って」

勇太「別にゴロゴロしてるだけだろ、大概いつもそうだし」

勇太「以前は不可視境界線の探索だの言って部屋をあちこち荒らしまくってたこともあったけど、今じゃどこに何があるか完全に把握されてるしな」

勇太「おかげでエロ本ひとつおけやしない」

一色「それは気の毒だが、今はかわいい彼女がいるんだから贅沢ゆうなよ、このっ」

勇太「・・・まぁな」

一色「何がまぁなだ、顔赤くしやがって」

勇太「うるさいなもう」

一色「それでさっきの話しだが」

勇太「ん?六花が俺の部屋で何してるかって話か?」

勇太「それならさっき言った通り・・・」

一色「彼氏の家族が誰もいない、そして彼氏のベッドの上で一人きり・・・」

一色「それで何もないわけないだろ!、絶対何かあるに決まってるじゃないか!」

勇太「」びくっ

勇太「なんだいきなり、それこそあるわけないだろうが、そんなこと六花だぞ」

一色「・・・勇太、小鳥遊さんと付き合ってどの位経つ?」

勇太「あと一週間で丁度三ヶ月ってところだ」

一色「おお、ちゃんと付き合ってどの位経ったのか把握してるのか」

勇太「当たり前だろ」

一色「でもまだキスすらしてないんだろう?」

勇太「ま、まぁな、なかなか切り出せなくてな」

一色「じゃあ、いろいろヘタレな彼氏に対して溜まってるに決まってるだろ!いろいろと!」

勇太「ヘタレって言うな!」

勇太「とにかくないって!何がいろいろ溜まっているだ」

勇太「はい、この話しはこれで終わり!」

・・・

勇太の部屋

勇太(・・・)

勇太(あの時は一色に何もないとは言ったが、実際六花は俺の部屋で何してるんだろ?)

勇太(そういえば朝、勝手に侵入されて霧吹きで起こされたこともあったな・・・今ではいい思い出とも言えなくないが)

勇太(部屋を開けたら六花が勝手にゲームやってたとか漫画を読んでたとかはたびたびあったけど、それは六花もすぐ俺がくると知ってただろうし)

勇太(ホントに一人きりの時の六花が何をしてるのか俺は知らないのか?)

一色『彼氏の家族が誰もいない、そして彼氏のベッドの上で一人きり・・・』

一色『それで何もないわけないだろ!、絶対何かあるに決まってるだろうが!』

勇太「いやいやないない、そんな六花に限って」

勇太(ああでも六花も女の子なんだよなぁ・・あの時抱きしめた感触は今でもしっかり覚えてる・・・)

勇太(柔らかかった・・・付き合い始めてからはあの時の思い出に何度もお世話になったからな・・・)

勇太(・・・)

勇太(俺もそうなんだから、もしかして六花もそんなことないとは言い切れないのか?)

勇太(いや、でもなぁ)

勇太(まさか六花が俺のベッドの上で・・・)

天井コンコン

勇太「」びくっ

勇太(な、なんだ六花か、びっくりした)

勇太(合図返さないと・・・)

勇太(いや、まてよ・・・?)

勇太(今は母さんも誰もいないし帰りも遅い)

勇太(せっかくだから確かめてみるチャンスでもある)

天井コンコン

勇太(ここは無視してベッド下にでも隠れてみるか)ごそごそ

六花「ゆうたぁ~」

六花「ゆうたぁいないのぉ~?」

ロープするする、ドアがらっ

六花「ゆうた、いないぃ?」

勇太(無視無視)

六花「おかしい、さっきまでゆうたがいる気配がしたからきたのに・・・」

…さて、この物語にはまだ続きがあります。
主人公は誰ですかって?

それはこのSSを読み切ったあなた方1人1人です

今の世の中、たくさん辛いこともある。たくさん嫌なこともある。もう誰も信じられない、信じたくない。そう思っている人がたくさんいるでしょう。

私もかつてその1人でした。でもこのSSの「男」のように(というかモデルは作者自身だったり…)懸命に生きて、今では細々とですが暮らしています。

開けない夜は、ありません。

これが、このSSで伝えたかったことの全てです。

最後の最後に、登場人物たちからのメッセージをお聞き下さい。

男「おう!まあなにやら辛いこともあるが、生きてみようぜ!開けない夜は、ないってな!」

作者「ちょっ、俺のパクったな!」

女「やれやれね、この二人は…クスッ」

友「見てくれて、ありがとな!お前らも頑張れよ!…イテッ!」

作者「(友の頭をはたきながら)読者様にお前らとか言うな!失礼だろが!」

まあなにはともあれ…

全員「読んでくれてありがとう!」

ありがとうございました!(続編をもしかしたら投下するかも…ゴホンゴホン)

六花「急に消えたゆうたの気配、はっ!まさか闇の力に飲まれてしまったとでも・・・」

勇太(ねーよ)

勇太(それにしても感がするどいな音たてないように気を付けないと)

六花「ゆうたぁ・・・」

勇太(なんかさみしそうな声だ)

六花「何処か出かけちゃったのぉ~?」

勇太(すぐそこにいるんだがな)

六花「・・・」とてとて

勇太「・・・」

六花「・・・」がさごそ

勇太(本棚みてるのか?)

六花「んっ・・・」とてとて、ぽふっ

勇太(えっ、ベッドの上に横になってる?)

勇太(おいおいまさか一色の言う通り・・・)

六花「・・・」ぺらっぺらっ

勇太(なんだマンガ読んでるだけか)がくっ

~5分後

六花「おかしい15分近く経つのに、ゆうたまだ帰ってこない」がばっ

六花「もしやゆうたは管理局の襲撃を受けたんじゃ・・・」

勇太(さっきは闇の力に飲まれたとか言ってただろ・・・)

勇太(それに15分て、まだ5分しか経ってないけど)ケータイちらっ

勇太(もしかしてコンビニにでも行ってるのかと勘違いしてるのか?)

六花「ゆうた遅い!」

勇太(ちょっと機嫌悪そうだな)

六花「ゆうたが帰って来たらアイス奢ってもらう!」

勇太(確かにコンビニにアイス買いにいくことは多いけど、やっぱり勘違いしてるな)

勇太(仕方ないメールで知らせるか)

勇太(あと2時間後ぐらいでいいかな?)

ピロリン

六花「あっゆうたからのメール着信!」

勇太(やたら嬉しそうだなメール一つで、・・・なんか悪い気がしてきた)

六花「えっ、『六花へ、用事が出来て2時間ぐらい出かけてくる。家にきても俺はいないから気を付けて』って」

六花「そんなぁ、ゆうたぁ~」

六花「2時間後だなんて・・・」

勇太(やばい相当がっかりしてる時の声だ、完全に素だし)

六花「今日は家族もいなくて久しぶりにゆうたの部屋で二人きりになれるはずだったのにぃ・・・」

勇太(そういや今日は母さんたちが遅くなるって以前話したな)

勇太(あんなちょっと話したことを楽しみにしてたのか)

六花「はぁ~・・・」ぱふっ、ぐりぐり

勇太(この音俺の枕に顔埋めてるのか?・・・ま、まぁこれぐらいなら)

六花「・・・」ぐりぐり

六花「ゆうたぁ早く会いたいぃ」

勇太(これ以上いても特になさそうだし、怒られる覚悟でここからでようかな、かわいそうだし)

六花「・・・」ベッドキシキシ

勇太(この音、また足パタパタさせてんな)

勇太(あれやめて欲しいだよな、パンツちらちら見えちゃってこっちが恥ずかしいから)

六花「こんなことしても意味がない・・・ゆうたいないのに・・・」

勇太(・・・?)

六花「せっかく黒の下着付けてきたのに・・・ゆうたのばか」

勇太(えっ)

勇太(今なんて?)

勇太(あれ、わざとやってたの?)

勇太(やばいなんかめっちゃ恥ずかしくなってきた)

六花「はぁ、ここは一度帰還するべきか」

勇太(もう恥ずかしいからここで引き上げて下さい)

六花「しかしこれは・・・!」

勇太(ん?)

六花「んっと・・・」ばふっ

勇太(なんだろうこの音、布団?)

六花「この毛布ゆうたの匂いでいっぱい」すんすん

六花「ゆうたがいる時はさすがにここまで、ゆうたの毛布にくるまったりはできない」毛布ぐるぐる

六花「ここは状況を活かし、最善の行動を取るべき・・・」すーはーすーはー

六花「・・・」毛布ぎゅ~

勇太(・・・)

勇太(これは恥ずかしい)

六花「ゆうたに抱かれてるみたい」すんすん

六花「まるであの時みたいに」すんすん

勇太(六花・・・)

六花「ゆうたぁ・・・好き」すんすん

六花「私ゆうたのことが大好き」すんすん

勇太(六花・・・俺も大好きだ)

六花「・・・」

六花「でもゆうたはあれからぜんぜん抱きしめてくれない・・・」

勇太(えっ?)

六花「本当はキスだってしたいのに」

六花「私がもっと魅力的だったら・・・」

勇太(違う!六花は充分魅力的だ!)

勇太(俺がヘタレてるばっかりにこんな思いを六花にさせてたなんて・・・)

六花「・・・」

六花「やっぱり毛布じゃぜんぜん足りない」

勇太(恥ずかしがってる場合じゃない、今すぐここから出て抱きしめてやらないと)

六花「あの時はぜんぶもっと強かった」

六花「んっ・・もっとベッドに押し付けて・・」ギシギシ

勇太(・・・ん?)

六花「こんな感じで・・・んんっ・・違う・・ずっと強かった」ギシギシ

勇太(・・・六花?)

六花「ん・・・はぅ・・もっと胸をっ」ギシギシ

勇太(ちょっ、六花!?)

六花「はぁ・・あっ・・ゆ、ゆうたっ・・強く」ギシギシ

勇太(ど、どうしたら)

六花「ゆうたっ・・もっと強くっ」ギシギシ

勇太(恋人なんだし出ていいのか?
でもここで出たら六花はどう思う?
どうするべきなんだ俺は)

六花「んっ・・ゆうたの枕、挟んで・・あっ・・いいぃ」ギシギシ

勇太(と、とにかくこれ以上はまずい!)

六花「ゆうたぁっ!」ギシギシ

勇太(六花!)

樟葉「ただいま~」

六花「!?」ガタン

勇太「!?」

勇太(あ、危なく声出すところだった・・・)

樟葉「お兄ちゃんいる~?」

六花「あわわわ・・・」ガタンゴトン

勇太(そ、相当テンパってるな)

ドアがちゃ

樟葉「あれ六花さんだけ?」

樟葉「お兄ちゃんは?」

六花「う、うむ。樟葉よ、今ここにいるのは我だけだ」

勇太(いつのまにか、結構時間経ってたみたいだな)

六花「ゆうたは用事があるらしくまだ帰ってこない」

勇太(こうなったら仕方ない、取り敢えず適当なメールでも送って家から六花を出させないと)

樟葉「あれ?六花さんはこの家の合鍵とかお兄ちゃんからもらったんですか?」

勇太(さて、なんてメール送ったものかな・・・)

六花「?いや、そのようなものは受け取っていない」

勇太(アイスでも買ったことにして近くの公園に呼び出すか、それがいいだろう。途中コンビニ寄れば済むし)

六花「いつものようにベランダからゆうたの部屋に侵入した」

勇太(さてと、『今ミッションが完了した。邪王真眼に手土産がある。ICECREAMを入手したのでランデブーポイント、件の公園で待つ』こんなもんかな)

樟葉「はは・・・」

勇太(送信送信っと・・・)

樟葉「でもそうだといろいろおかしいですね」

樟葉「この家の鍵、開いてましたし、ちらっと見たかぎりだと多分お兄ちゃんの靴ありましたよ?」

勇太「!!」

六花「!?」

ピロリン

樟葉「どっか、隠れてたりしてるんじゃないですかね?・・・なんちゃって」

勇太(oh・・・)

六花「・・・」

樟葉「あっ六花さん、ケータイなりましたよ?・・・って六花さん?」

六花「・・・」パカっ

六花「・・・」

六花「・・・ゆうたからのメールだった」

樟葉「ど、どうかしたんですか?お兄ちゃんに何かあったんですか?」

六花「いや、先刻のメールはアイスを買ったので公園にて一緒に食べよう、といった内容だった」

樟葉「お兄ちゃん六花さんには優しいんですね、羨ましいな今から行くんですか?」

六花「これから我はゆうたが待ってると言う公園に向かう」

勇太(あ、危なかった。一時は心臓が止まるかと思った)

六花「が、その前にこの邪王真眼を発動し、大至急管理局の手先を見つける必要が出てきた」眼帯外し

勇太「」

樟葉「ど、どうしたんですか?いきなり?」

樟葉(六花さんが眼帯外してるところ初めて見た。焦ってる様にも見えるし、よくわからないけど非常事態ってことなのかな)

樟葉「よくわからないけどなんか手伝いましょうか?」

六花「し、心配ない。ここから先は私たちだけの闘い、樟葉は下がっていて」

樟葉(私たち?なんか六花さんの顔すごい真っ赤だけど大丈夫かな?)

樟葉「六花さんがそういうなら向こう行ってます。よくわからないけど頑張って下さい」

ドアがちゃ

六花「さ、最初から急に消えたゆうたの気配に疑問を持つべきだった」

六花「そ、それでも、ゆうたが何となく近くにいるような感じはずっとしていたのに」うるうる

六花「わ、わたし、あ、あんなことして、そ、それもぜんぶきかれ」ぽろぽろ

勇太「邪王真眼よ!よく我の隠蔽を見破った」だだっ

六花「や、やっぱり、ゆうたにぜんぶ・・・」ひっく

勇太「今のお前には言葉など不要だ」

勇太「邪王真眼よ!闇の炎に・・・抱かれて死ねっ!」ぎゅ~

六花「あっ・・・」

勇太「・・・」ぎゅ~

六花「・・・」ぐすん

六花「・・・」ぎゅ~

勇太「・・・」ぎゅ~

~10分後

六花「・・・」ぎゅ~

六花「じゃ、邪王真眼は最強」ぎゅ~

勇太「ああ、最強だ」ぎゅ~

六花「・・・だと思っていたが違った」ぱっ

勇太「えっ」

六花「邪王真眼はDFMの必殺技でやられてしまった」

六花「まさかこれ程の威力とは思わなかった・・・これからはDFMが最強、邪王真眼は二番目」

六花「ゆうた、私は最強となったDFMともう一度契約を結びたい・・・」

六花「・・・」

六花「ゆうた・・・」目閉じ

荒らしている方々へ。
一つ言わせてもらっていいですか?誤解されてるみたいなんで。

私はキャラたちを愛していますし、たとえそれが今回の作品の「男」「女」「友」というような、何人ものSS作家達に使われてきたものだとしても…ある程度のアイデンティティは持っています。

この物語を見てどう感じたか、どう思ったか、それはあなた方1人1人の自由です。そして、それは一生自分のものとなります。

私はいくら馬鹿にされても構いません。しかしこの物語を少しでも面白いと思ってくれた読者すまの、言うなれば私の「仲間」の感性を馬鹿にされるのは我慢できません。(作中でも「男」が似たようなことを言っていましたね?)


読者様へ。
必ず続編を書きますのでご心配なく。
真の芸術は初めは理解されないものです。

勇太「ああ・・分かった」ちゅっ

勇太「契約は完了した、もう目開けていいぞ」

六花「・・・」

勇太「・・六花?」

六花「それにしてもDFMの必殺技は恐ろしい」

六花「たくさん言いたいことがあったのにぜんぶ許してしまった」

勇太「・・・ほんとに悪かった、ごめん六花」

六花「それに何よりDFMの必殺技には呪いの特殊効果がある」

勇太「呪いの特殊効果?」

六花「恐ろしいことにDFMの必殺技をもう一度くらいたくなってしまう。しかも不可避、防御不能、その上前回より2倍の攻撃力を持つ」

勇太「はは・・すごいなそれは」

六花「ゆうた・・・その・・」

勇太「邪王真眼よ、我が必殺技の効果により、今一度闇の炎に・・抱かれて死ねっ!」ぎゅ~

六花「あぅ・・・ゆうた、ちょっと強すぎる」

勇太「前回の2倍の攻撃力を持つんだろ?少しぐらい我慢しろ」ぎゅ~

六花「そ、そうだった・・なら仕方ない」ぎゅ~

勇太「ところで六花」ぎゅ~

六花「なぁに?」ぎゅ~

勇太「この必殺技の呪いの効果は持続する、つまり次に抱きしめる時はさらに2倍の攻撃力を持つと言うことだ。この意味がわかるな?」ぱっ

六花「!・・だ、だめ!これ以上強くされたら死んじゃう!2倍の攻撃力はなし、それは取り消し!」

勇太「冗談だ」優しくぎゅ~

六花「あぅ・・ゆうた、さっきは最強の座を明け渡してしまったがいずれは邪王真眼がその座を取り戻すから」ぎゅ~

勇太「ああ、楽しみにしてるからな」なでなで

六花「それと・・・さっきの契約の儀式ももっとすること」

勇太「それは俺も思ってた」ちゅっ

六花「あぅ・・ゆうたぁ不意打ちはずるいぃ」

・・・

翌日帰宅後

勇太「はぁ~今日も疲れた~」ベッドどさっ

勇太「六花は用事があるとか言って先に帰ってってたけどなんだったのかな?」

勇太「そういえば今日は、昨日より母さんたち帰るの遅いのか・・・」

ピロリン

勇太「ん?六花からのメールか、珍しいな」

勇太「なんだ2時間ぐらい遅くなるのか、一体なにしてんのやら」

勇太「・・・」

勇太「・・・六花がいないと暇だな・・いっつもこの時間一緒にいるし」

勇太(昨日は意識しないようにしてたけど、あの時六花がこのベッドの上で・・・)

勇太(・・・)ちらっ

勇太(昨日は恥ずかしくて枕使えなかったが)

勇太「この枕で昨日六花が・・・」ごくっ

勇太「・・・」すんすん

勇太「六花の匂いがする・・・」

勇太「昨日の六花可愛いかったなぁ」むらっ

勇太(まずい、すごくむらむらしてきた)

勇太(ああでも当分六花も帰って来ないし)

勇太(いやでもこんな時間から)

勇太「うんこれ以上はやめとこう」

勇太「ああでも・・はぁ・・はぁ・・・六花・・」枕ぎゅ~

勇太「六花っ・・六花っ・・・ああやっぱり我慢する方がずっと無理だ」枕ぎゅ~

勇太「ああくそっ」ドン

「・・・」びくっ

勇太「・・・」

勇太「・・・」

勇太「ええぇ~?・・・マジで?」

勇太「・・・」

勇太「た、確かに泣きたくなるほど恥ずかしいな」

勇太「おい出て来い六花」覗き込み

六花「・・・ゆうた、顔が真っ赤」がさこそ

勇太「・・・お前も充分顔真っ赤だぞ」

六花「ゆうた、恥ずかしいの?」

勇太「そんなこと聞かないでくれ、正直恥ずかしすぎて死にたい・・・」

六花「・・・」

六花「ふむ、このままではまずい。やはりここは言霊ではなく新技にてゆうたを救うとしよう」

六花「はぁぁぁっ!、エターナル・アバロンスマッシュ!」ぎゅ~

勇太「・・・なんだそれは」

六花「敵に向かってダイブするアバロンスマッシュの裏・最終奥義、昨日勇太のおかげで編み出すことが出来た」ぎゅ~

六花「・・・」ぎゅ~

勇太「・・・」

勇太「・・・」

勇太「・・・」ぎゅ~

六花「おお!ゆうたの魔力が回復した、やはり今や邪王真眼の方が最強!」ぎゅ~

勇太「一日天下だったな・・・」

勇太(しかし抱きつかれてまたむらむらしてきたな、なんとか我慢しないと)

勇太(下手すると、六花が嫌がっても無理やり襲っちゃいそうだ)

六花「・・・」

六花「ゆ、ゆうた!」

勇太「な、なんだ?」

勇太(俺より顔が真っ赤だけど、どうしたんだ?)

六花「わ、私は新たなる力を得て再び最強の座に返り咲くことができた」

六花「そ、それによりDFMと、さ、さらにより強力な契約を結ぶことが可能になった」

勇太「それって・・・」

六花「そのぉ・・あのぉ・・」もじもじ

六花「ゆ、ゆうた、わ、わたしと次の契約を結んで?」上目遣い

勇太「」がばっ

・・・

翌日学校

一色「なぁ勇太」

勇太「なんだ一色」

一色「こないだ言ったことなんだけどさ」

勇太「こないだ?」

一色「ほら小鳥遊さんが一人でいる時何してるのかって話ししただろ?」

一色「あれ、お前ほんとに気にならないのか?」

勇太「ああアレか、あの話しをした後だな、ベッド下に隠れて確かめた」

一色「で、どうだった?枕に顔埋めるぐらいのことはしてたのか?」

勇太「いろいろあってだな、ベッド下に隠れてたことがバレたり、翌日やりかえされたりでそれはもう大変なことになった」

一色「いろいろってなんだよ、詳しく教えろよ友達だろ?・・・って勇太?なんとなく顔つきが違うような・・・」

一色「ま、まさかあんなにヘタレだった勇太がここ2日で大人に?」

勇太「・・・」

一色「おい!なんで今、目を逸らした!」

勇太「あの時の会話があったからこそ俺たちは先に進むことができた。一色には感謝してる」

一色「そ、そんな爽やかな顔で言うな、勇太の裏切りものぉ~」

本当は契約シーン書きたかったけどエロは無理
書けん
これで終わる

…さて、この物語にはまだ続きがあります。
主人公は誰ですかって?

それはこのSSを読み切ったあなた方1人1人です

今の世の中、たくさん辛いこともある。たくさん嫌なこともある。もう誰も信じられない、信じたくない。そう思っている人がたくさんいるでしょう。

私もかつてその1人でした。でもこのSSの「勇太」のように(というかモデルは作者自身だったり…)懸命に生きて、今では細々とですが暮らしています。

開けない夜は、ありません。

これが、このSSで伝えたかったことの全てです。

最後の最後に、登場人物たちからのメッセージをお聞き下さい。

勇太「おう!まあなにやら辛いこともあるが、生きてみようぜ!開けない夜は、ないってな!」

作者「ちょっ、俺のパクったな!」

六花「やれやれね、この二人は…クスッ」

一色「見てくれて、ありがとな!お前らも頑張れよ!…イテッ!」

作者「(一色の頭をはたきながら)読者様にお前らとか言うな!失礼だろが!」

まあなにはともあれ…

全員「読んでくれてありがとう!」

ありがとうございました!(続編をもしかしたら投下するかも…ゴホンゴホン)

ふぅ~シコりましたw これにて早漏です!
実は、オナニーしたらセックスの話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は今夜のオカズなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのオナネタで挑んでみた所存ですw
以下、チンコ達のみんなへのメッセジをどぞ

チンコ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと包茎なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

アナル「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

金玉「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

乳首「見てくれありがとな!
正直、オナニーでイった私の気持ちは本当だよ!」

陰毛「・・・ありがと」モサ

では、

チンコ、アナル、金玉、乳首、陰毛、俺「皆さんありがとうございました!」



チンコ、アナル、金玉、乳首、陰毛「って、なんで糞俺が!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に射精

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