アスカ「日本のバレンタイン?」(584)

アスカ「男に媚びるなんてナンセンスね」

ヒカリ「あ、あはは…」

アスカ「大体日本の女はオクユカシサ?って言うの?アレがダメよ!」

アスカ「前時代的もいいとこよ!」

ヒカリ「まぁ、確かにアスカみたいな海外から来た人には理解しづらいかも…」

アスカ「それはともかくとして…」

アスカ「バレンタインがどうかしたの?ヒカリ」

ヒカリ「う、うん」

ヒカリ「アスカは碇君にあげるの?チョコ?」

アスカ「なっ!///」カァッ

アスカ「あ、あげる訳ないでしょ!?」

アスカ「それもバ、バカシンジに!?」

ヒカリ「あら、あげないの?」

アスカ「あ、あ、ありえないありえない!!」

アスカ「 天と地と万物を紡ぎ、相補性の巨大なうねりの中で、自らをエネルギーの凝縮体に変身させてたとしてもありえないぃぃ!! 」

ヒカリ「そこまで否定しなくても…」

ヒカリ(でも、この反応はもしかして…ふふっ♪)

アスカ「…な、なによ?ヒカリ、ニヤニヤしちゃって…」

ヒカリ「ううん!なんでもないの♪」

ヒカリ(アスカのことだから恥ずかしいのね♪)

ヒカリ「それよりアスカ」

アスカ「なによ…」

ヒカリ「頑張ってね♪わからないことあったら教えてあげるから!」

アスカ「は、はぁッ!?」

アスカ「ひ、ヒカリ、アンタ何か勘違いしてるみたいだけd」

ヒカリ「もーう♪わかってるから良いってば♪」

アスカ「だ、だからアタシh」

ヒカリ「はいはい♪わかってるわかってる!アスカは碇君にチョコはあげない。そうなんでしょ♪」

アスカ「ま、まぁそうだけど…シンジがどうしてもって言うなら…///」ゴニョゴニョ

ヒカリ「ふふっ♪」

アスカ「もうっ!ヒカリのばかっ!///」

___
__
_

リツコ「チョコの作り方?」

アスカ「そ、そう」

リツコ「珍しいわね。あなたがお菓子づくりに興味を持つなんて?」

アスカ「が、学校で!と、友達と交換することになったのよ!!」

リツコ「あら、そうなの……でも私で良かったのかしら?作り方は知っているけど実際には作ったことないし」

アスカ「……ミサトはアテにならないでしょ?」

リツコ「そうだったわね……」

アスカ「と、とにかく!お願い!教えてリツコ!!」

リツコ「……驚いたわ。アスカがお願いだなんて」

アスカ「そ、そうかしら」

リツコ「さては…シンジ君ね?」

アスカ「うぐっ…」

リツコ「図星かしら?」

アスカ「ちっ、ちが!学校の友達って言ってるでしょ!?」

リツコ「その反応をみる限り信憑性に欠けるわね」

アスカ「~~~!!」

アスカ「もういいわよ!!自分でなんとかするっ!!」

ドスドスドスドス

ウィーン プシュン

リツコ「…少しからかい過ぎたかしら?」

___
__
_

シンジ「さて、レタスも買ったし家に帰ろ」

シンジ「……」

シンジ「あ、明日の晩御飯何にしよう?」

シンジ「本屋でレシピ本でも見てこようかな……」

シンジ「ん?」

『バレンタインデーには手作りチョコを渡しちゃおう☆』

シンジ(バレンタイン、か…)

シンジ(手作りって言っても溶かして固めるだけなんだよな…)

シンジ(どうせ作るならブラウニーとか作らなきゃ手作りって言えないよねぇ)

シンジ(…久しぶりに今度お菓子作ってみようかな)

___
__
_

『バレンタインデーには手作りチョコを渡しちゃおう☆』

アスカ「……」ペラ

アスカ「……」ペラ

アスカ「……」ペラ

アスカ「……」パタン

アスカ「…ふぅ、なんだ案外簡単そうじゃない」

アスカ「しかも手作りって言っておきながら溶かして固めるだけなんて」

アスカ「手抜きもいいとこよね…」

アスカ(まあ、大して難しくなさそうだし、これならシンジにもちゃんとしたもの渡せる…かしら?)

ウィーン プシュン

\タダイマー/

アスカ「やっやば!シンジ帰ってきた!!」

シンジ「ただいまアスカ。…どうしたの?そんな慌てちゃって?」

アスカ「お、おかえりバカシンジ!!あ、慌ててなんかいないわよ!バカッ!!」

シンジ「なんだよそんなに怒って、ひどいじゃないか!」

アスカ「うっさい!怒ってなんかないわよっ!」

アスカ(リビングであんな本読むんじゃなかったわ…)

シンジ「どうせ、小腹がすいてチョコでも食べようとしてたんだろ!?」

アスカ「ちょっ!チョコ!?」

アスカ(やばっ!手作りチョコの本、読んでるのバレた!?)

シンジ「ん?どうかしたの?」

アスカ「い、いやなんでもないわ!そう、そうよ!!アンタが帰ってくるのが遅いせいでご飯が待ちきれなかったのよ!!」

シンジ「なんだ…やっぱりそうじゃないか…明日の晩御飯のレシピ見てたんだよ」

アスカ「そ、そう。それで今日のご飯はなに?」

アスカ(よしっ!気づいてないみたいね!)

シンジ「今日はハンバーグだけど…アスカ」

アスカ「な、なに?」



シンジ「その手に持ってる雑誌…なに?」

つかれた

アスカ「へっ…!?あっ!!」

シンジ「あ、それ本屋でみかけたやつだ」

アスカ(アアアアアア!!オワッタァァァァァァ!!!!)

シンジ「…アスカ、チョコ作るの?」

アスカ「ちっ、ちが!これはヒカリがっ…」

シンジ「委員長が?」

アスカ「そ、そう!ヒカリとバレンタインにチョコ渡しあう約束してるの!」

アスカ「だっだから!!」

シンジ「ああ、友チョコね」

アスカ「と、トモチョコ…?」

シンジ「…違うの?」

アスカ(ヤバい!トモチョコってなんだか知らないけど話あわせとかなきゃボロが出ちゃいそう!!)

アスカ「そ、そうよ!トモチョコ!トモチョコなのよ!!トモチョコなんだから!!!」

シンジ「あ、やっぱりね。仲良いもんね、アスカと委員長」

アスカ「そうそう!そうなのよ!し、親友よ!親友!!マブダチなのよ!!」

シンジ「ま、マブってアスカ……」

アスカ「ああもう!うるさいわねバカシンジのくせに!!」

アスカ「さっさとご飯の用意しなさいよっ!!」

シンジ「そ、そんなぁ……わかったよ…」

アスカ「じゃ!アタシ部屋戻ってるから準備できたら呼びなさいよ!?バカシンジ!」

シンジ「う、うん…」

アスカ(ふう…危ない危ない……シンジにバレたら意味ないのよね…しっかりしなさいアスカ……)

シンジ「?アスカ、なんか言った?」

アスカ「!!い、言ってないわよ!バカシンジ!!!」

___
__
_

シンジ「てなことがあったんだ」

ケンスケ「碇…」

トウジ「センセもあんなやつと一緒に暮らしてるなんて大変なやっちゃのう…」

ケンスケ「いやいやトウジ、言うべきところはそこじゃないだろ?」

シンジ「?」

トウジ「?」

シンジ「ケンスケ、どういうこと?」

ケンスケ「シンジ、お前…」

ケンスケ「それは式波がお前にチョコ作ってくれるフラグガン建ちじゃないかぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!」

シンジ「」ビクン

トウジ「」ビクビクン

シンジ「け、ケンスケ落ち着いて…」

トウジ「せ、せやでケンスケ…深呼吸や深呼吸」

ケンスケ「これが落ち着いていられるかぁぁぁぁ!!!!!」

ケンスケ「転入初日に同学年はおろか、後輩から先輩まで、そしてイケメンからクソブサイクのゴミどもまで、男子という男子がっ」

ケンスケ「告白しにいき全員玉砕!!」

ケンスケ「あの第三新東京市の難攻不落の絶対防衛線と言われている式波が!!!」

ケンスケ「シンジにチョコを渡すフラグがガンガンに建っていると言うのに!!」

ケンスケ「落ち着いていられるわけないじゃないかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

シンジ「」

トウジ「」

もうすぐ書き溜め切れるYO

ケンスケ「いや、確かに碇、お前は女子の間ではなかなかに好感触を持たれているのは確かだ」

シンジ「えっ、そうなの?」

ケンスケ「非常事態宣言の直後に来た『ワケアリ男子』、実態は全人類の存亡をかけた戦いを繰り広げている希望の星!!!!」

ケンスケ「その実体は!!なんとも中性的な顔を持つ美少年!!!!」

ケンスケ「そりゃ女子が夢中になるのも頷けるはなしだろ?」

トウジ「ま、まあそうやな」

ケンスケ「ちなみにいわゆる俺らみたいな常に馬鹿をやっている平均的な一般中学男子と比較してるからさらに評価は高くなっている」

シンジ「ぼ、僕はそんな気ないけどなぁ…」

ケンスケ「シンジ、お前がどうこうなんてどうでもいい!!それにしてもだ!!!!」

トウジ「さらっとセンセの意志を無視しよったでこいつ」

シンジ「ケンスケは一度ああなると収まらないから…」

ケンスケ「あの全人類攻略不可能と言われた、あの、式波!アスカ!ラングレー!からの!!」

ケンスケ「施しを受けるほどではないと思っていたのに!!!!」

トウジ「施しって…」

シンジ「それに僕にも少し失礼なことさらっと言ったよね」

ケンスケ「いや、シンジ…決してお前に対して失礼なことを言ったつもりはないんだ…」

リツコって料理出来たんだっけ?

>>31
いや詳しくは知らんがなんかリツコさんって作り方を知っていてもいざ試してみたらうまくいかないイメージ

リツコ「この調理法の通りに作ったのにうまくいかないわね……」


みたいな

シンジ「う、うんまあ言いたいことはわかるよ?」

シンジ「僕も今ケンスケに語られたことを少し疑問に思ってたから」

トウジ「確かになぁ…」

トウジ「あの式波がいくら仲のいいセンセだとしてもバレンタインにチョコはなぁ…」

シンジ「考えられないよね…」

ケンスケ「だから俺は驚いているんだよ…」

トウジ「しっかし、ケンスケの話がはずれているとは言え、あの式波がなぁ…」

ケンスケ「意外だよなぁ…」

シンジ「…そうかな?アスカって結構女の子っぽいところあると思うけど……」

シンジ「アスカが家に来た初日に裸を僕に見られた時とか女の子って反応だったけどなぁ…」

ケンスケ「!?」

トウジ「!?」

最近似たスレタイ見たような気がするけど同じ人?

>>35
はじめて書く

でもこの間のバレンタインのSS見て書きたくなった

ケンスケ「し、シンジお前……」

トウジ「センセそりゃ……」

ケン トウ「「おいしすぎるやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」」ズイッ

シンジ「う、うわぁ!」

___
__
_

アスカ「ま~た三バカどもが騒いでるわね…」

ヒカリ「男子って気楽そうでいいなぁ…」

アスカ「…わたしも鈴原ともっとおしゃべりしたい」ウラゴエ

ヒカリ「あ、アスカ!!何言ってるのよ!?」

アスカ「だってヒカリの顔にそう書いてあるんだも~ん♪」

ヒカリ「あ、アスカこそ碇ともっとおしゃべりしたいんじゃないの!?」

アスカ「ぶほっ」

アスカ「ひ、ヒカリ!!ななななに言ってるのよ!!」

アスカ「そんなことあるわけないじゃない!!」

アスカ「ただでさえ家でもいちいち『洗濯するから制服出せ』とか『ご飯前におやつは食べるな』とかうるさいのに……」

ヒカリ「うるさく感じるくらいにおしゃべりしてるんだ~?」

アスカ「ちょっ!ちょっとヒカリ!!やめてよ!!」

書き溜め切れた
落ちは決まってるけどこれより更に遅くなるわ

ヒカリ「で、どうなの?チョコ、作れそう?」

アスカ「え、ああ、まあなんとかなる…かな?」

ヒカリ「う~んそっか…アスカってお料理できたっけ?」

アスカ「ま、まあ人並みには?」

ヒカリ「……本当は?」

アスカ「全然出来ません…お米を研げません……」

ヒカリ「…そっか、じゃあ私と一緒に作る?」

アスカ「え!!いいの!?」

ヒカリ「アスカが良ければ、だけど…」

なんか展開がこの間読んだやつまんまになってきちゃったなあ

アスカ「う~ん……でも」

ヒカリ「私はいいよ?アスカ一人じゃ心配だし、むしろ味見とかお願いしたいし」

アスカ「そう言ってくれるのは嬉しいけど…」

アスカ「でもアタシ、一人でやってみたい」

ヒカリ「アスカ…」

アスカ「これはアタシの闘いだし、ヒカリが手伝っちゃうとなんかずるしたみたいに渡したとき思っちゃいそう…」

ヒカリ「…そっか♪」

ヒカリ「アスカがそこまで大事に考えてるなら私は応援するだけにしておくね?」

アスカ「うん!…でも、わからなくなったら教えてね?」

ヒカリ「もっちろん!!」

___
__
_

キーンコーンカーンコーン

シンジ(あの後ケンスケとトウジに散々詰められちゃったよ…)

シンジ(でも、あのアスカが僕にチョコなんてなぁ…考えられないよな)

アスカ「シンジ」

シンジ「あ、アスカどうしたの?今日のご飯はグラタンだよ?」

アスカ「悪いけどアタシ、今日ネルフに泊まってくから」

シンジ「えっ!?そうなの?シンクロテストの呼び出しとか?」

アスカ「ん~、まあそんなとこ」

シンジ「?なにかあったの?」

アスカ「なんでもいいでしょ?とにかく今日は帰らないから!!」

アスカ「じゃっ!!」

シュタタタタ

シンジ「…行っちゃった……」

シンジ「まあ、いいか…今日のグラタン、昨日読んだレシピ本のだから多分美味しくできるのになあ…」

レイ「碇君」

シンジ「あ、綾波どうしたの?」

レイ「弐号機の人、どうしたの?」

シンジ「なんか今日帰らないんだって」

レイ「そう…」

シンジ「綾波はなにか知らない?」

レイ「ごめんなさい…わからないわ…」

シンジ「…そっか、ごめんね?変なこと聞いちゃって…」

レイ「いい」

レイ「それより碇君」

シンジ「なに綾波?」

レイ「チョコレートってどうしたら作れるの?」

シンジ「ファッ!?」

レイ「?」

シンジ「ちょ、チョコ!?」

レイ「うん」

ファッ!?

シンジ「ど、どうして急に…」

レイ「本で読んだの…2月14日には女性が男性に義理でもいいからチョコレートを渡す習慣があるって」

シンジ「あ、ああ本ね」

レイ「うん」

シンジ(綾波もそういう本読むんだ…意外だな…)

シンジ「わかった、今日アスカいないから家で教えてあげるよ」

レイ「…ありがとう」

___
__
_

アスカ「さてと…宛てにしてたけど」

アスカ「まさか…ネルフに調理室があったなんて驚きね」

アスカ「ま、なんでもいいわ!!」

アスカ「ここならシンジに見られる心配もないし!」

アスカ「材料も揃えたし!レシピもあるし!とりあえず作ってみるっきゃ無いわね!!」



アスカ『材料も揃えたし!レシピもあるし!とりあえず作ってみるっきゃ無いわね!!』

リツコ「……」フフッ

マヤ「?センパイ、なんですかそれ」

リツコ「ネルフの調理施設の監視カメラの映像よ」

マヤ「映ってるのは…アスカですか?」

リツコ「そう、バレンタインに渡すチョコづくりの練習をはじめるところね」

マヤ「へぇ…アスカも可愛いところあるんですね♪」

リツコ「あら、あの年頃の女の子はみんな可愛らしいところがあるわ」

マヤ「そうですけど……でもあのアスカがバレンタインにチョコを、それも手作りなんて意外です」

リツコ「確かにそうね……だからこうして覗いてるのよ」

マヤ「流石のセンパイでもあんまりいい趣味とは言えませんよ」

リツコ「ミサトじゃないんだから一応引き際というものをわかってるつもりよ?」

ねむくなってきた

まとめにのってるかかまだ消えてませんように…zzz

マヤ「それにしても」

マヤ「アスカ…いったい誰にあげるんでしょう」

リツコ「あら、答えはわかっているんじゃなくて?」

マヤ「じゃあ、やっぱり」

リツコ「そう、シンジくんよ」

マヤ「やっぱりそうなんですか?」

リツコ「ええ、一昨日ネルフに来た時に私にチョコの作り方を聞いてきたのよ」

マヤ「そのときの反応から」

リツコ「そう、あれは鈍いで有名なシンジくんでもわかる位わかり易かったわ」

>>59
ミサト「エバーノートに書いたものを保存してあるからスレ落ちしても大丈夫だわ!!」

追いついた
これを見届けるまでは寝ても寝きれない

マヤ「あっ!始まるみたいですよ!!」

リツコ「本当ね、しばらく見てみましょうか」

___
__
_

アスカ「えーと、まずはチョコを細かく刻んで…」

アスカ「チョコを溶かして…」


アスカ「あつっ!!」

アスカ「やけどしちゃったわ…」

アスカ「とりあえず冷やさないと…」ツツッ

アスカ「あっ」


ドンガラガッシャーン


アスカ「……」

>>64
あなたは眠れないわ私が眠るもの

リツコ「やけどをした後焦って調理器具に引っかかるなんて」

マヤ「アスカって意外とドジっ子なんですね…」

ゲンドウ「…そこでなにをしている」

リツコ「!?」

マヤ「!?」

リツコ「い、碇司令…」

ゲンドウ「そこでなにをしていると言っているのだ」

マヤ「そ、その」

リツコ「アスカの珍しいシーンを見ていました」

マヤ「せ、センパイ!」

ゲンドウ「…それがどうしたと言うのだ」

リツコ「碇司令、アスカがバレンタインにシンジ君にチョコを渡そうとしているらしく…」

マヤ「せ、センパイ!?」

ゲンドウ「……」

リツコ「その様子を監視していました」

ゲンドウ「……そうか」

マヤ「せ、センパイ!私は業務に戻りますね!?」

ゲンドウ「…その必要はない」

マヤ「えっ?」

ゲンドウ「赤木博士、弐号機パイロットは今どこに」

リツコ「特別棟の第2調理施設にいます」

ゲンドウ「そうか…」

スタスタスタ

ウィーン

プシュン

マヤ「せ、センパイ!」

リツコ「どうしたのマヤ」

マヤ「なんで碇司令に正直に話したんですか!?」

リツコ「……じきにわかるわ」

マヤ「?センパイどういうことですか?」

___
__
_

アスカ「はぁ…我ながらここまで料理が出来ないとは……」

グッチャァ

アスカ「これをチョコと呼ぶには人類はまだ未熟すぎるレベルね…」

アスカ「流石に落ち込むわね…」

アスカ「シンジのやつなら簡単に感じるんだろうな…」

アスカ「はぁ…もう諦めようかしら……」

アスカ「よくよく考えればアタシがチョコを作ったところで料理のできるシンジにしてみたら…」

 シンジ『…だからなに?』

アスカ「とか思いそうだし…」

アスカ「だったら作らないほうがいいのかもしれないわね……」


ウィーン

プシュン


アスカ「!?」

アスカ「だ、誰!?」

アスカ(も、もしかしてシンジ!?)

ゲンドウ「…私だ」

アスカ「!!!!」

アスカ「い、碇司令!?」

ゲンドウ「…だから私だと言っている」

アスカ「し、司令がなんでここに…」

ゲンドウ「……」

アスカ「い、いえすみません!なんでもないです!!」

ゲンドウ「…そうか」

アスカ「…」

ゲンドウ「…」

アスカ「あ、あn」

ゲンドウ「なぜここにいる」

アスカ「へっ?」

ゲンドウ「…」

アスカ「い、一応許可はとってあるのですが…」

ゲンドウ「そうではない」

アスカ「へ?」

ゲンドウ「なぜここにいるのだ」

アスカ「で、ですから」


ウィーン

プシュン


冬月「碇…それではアスカ君がわからないだろう」

アスカ「ふ、副司令まで!?」

冬月「いやなに、碇のやつを司令室に呼び戻しに来ただけだ」

アスカ「そ、そうですか」

ゲンドウ「冬月、邪魔をするな」

冬月「邪魔はしとらんさ」

冬月「お前を戻しに来たのとお前の発する言葉を翻訳しとるだけだ」

ゲンドウ「……」

冬月「で?碇、この状況はどういうことだ?アスカくんが怯えているじゃないか」

アスカ「お、怯えてはないですけど…」

ゲンドウ「…」

アスカ「…」

ゲンドウ「…冬月先生」

ゲンドウ「あとは頼みます」

冬月「いや待て」

冬月「流石にこの状況を私にほっぽりだすのはどうかと思うがね?」

ゲンドウ「…」

アスカ(司令と副司令ってなんか親子みたいね…)

冬月「とりあえず碇、なぜここにいる」

ゲンドウ「…それは私が彼女に聞いた言葉だ」

冬月「だからなぜお前はアスカ君にそれを聞きに来たと聞いてるんだ」

ゲンドウ「…」

アスカ「…」

冬月「…」

ゲンドウ「……」

アスカ「……」

冬月「……」

ゲンドウ「………」

冬月「…碇」

ゲンドウ「……シンジにチョコレートを作ってやると聞いて確かめに」

アスカ「……は?」

冬月「碇、それは本当なのか?」

ゲンドウ「…ああ、そうだ」

冬月「……だそうだ」

アスカ「え、ちょっ、なんでそのこt」

ゲンドウ「本当なのか?」

アスカ「えっあ、はい…ソウデスケド…」

冬月「これで気は済んだかね?碇」

ゲンドウ「ああ…問題ない」

冬月「だそうだ、じゃましてすまなかったな」

アスカ「ふぇっ?は、はあ…」

ゲンドウ「ああ」

冬月「碇、お前のことではないぞ?」

ぼく、おちっこいきたい

冬月「さ、碇まだ委員会との会議の途中だろう帰るぞ」

ゲンドウ「ふっ問題ない」グラサンクイッ

冬月「やれやれ…何が問題ないだ、連中にお怒りを食らうのは私なんだぞ…」

冬月「じゃあ、アスカ君、頑張りたまえ」

アスカ「は、はい!ありがとうございます!」

アスカ「じゃ、じゃなくって!!」

冬月「なんだ、まだなにかあるのか?」

ゲンドウ「…なんだ」

アスカ「い、碇司令はどこでそれを!?」




アスカ『い、碇司令はどこでそれを!?』

マヤ「…まずいですねセンパイ」

リツコ「ああ…」

リツコ「マヤ、慌ててはダメよ?」

マヤ「流石センパイ!なにか策があるんですね!?」

リツコ「こういう時のためにネルフには自爆装置がついているのよ」

マヤ(アカン)



アスカ「司令はどこで知ったんですか?」

ゲンドウ「…」

アスカ「…」

ゲンドウ「…お前には関係ない」

冬月「碇…それではアスカ君は納得しないだろう?」

ゲンドウ「…」

アスカ「…」

冬月「…」

ゲンドウ「……」

アスカ「……」

冬月「……」

ゲンドウ「………」

冬月「…碇」

ゲンドウ「赤木博士から聞いた」

アスカ「!!」

アスカ「あのアマァッ!許さんッ!」

リツコ「おおおおおおおッッ!!?」

マヤ「……これは」

リツコ「まずいわね…マギが否認2、条件付き承認1で自爆プログラムが作動しないわ…」

マヤ「センパイ!!落ち着いてください!!相手は子供ですよ!?」

リツコ「アスカは少しからかう程度ならいいのよ…」

リツコ「ヒステリックさならネルフ一と言っても過言ではないわ…」

リツコ「人の域に留めておいた彼女が本来の姿を取り戻していく…」

リツコ「代償として古の生命は滅びる…」

リツコ「世界が終わるのよ…」

迷走しすぎや…

___
__
_

シンジ「―で、あとは冷やすだけっと」

シンジ「どう?これで終わりだけどどこかわからないところあった?」

レイ「大丈夫」

シンジ「そっか、なら僕は隣で見てるから今度は綾波一人で作ってみて?」

レイ「ええ」


ウィーン

プシュン

\タッダイマァ/


シンジ「あ、ミサトさんおかえりなさい」

ミサト「ただいま、シンジくん」

ミサト「あら、レイじゃない珍しいわね」

レイ「碇君に呼ばれました」

>>101
ほんまそれな、即興は難しいな

ミサト「あらあらぁ~、シンジくぅん♪見かけによらず大胆なのね♪」

シンジ「ち、ちがいますよ!ミサトさん!!」

レイ「?碇君、なにか間違っていたかしら?」

ミサト「ほらほら~レイもそう言ってるんだし、認めちゃいなさいよぉ~♪」

シンジ「だ、だから、わけがあるんですって!!」

シンジ「綾波が――」


___
__
_

アスカ「わかりました、司令」

アスカ「ありがとうございました」

ゲンドウ「問題ない」

冬月「さ、碇行くぞ」

ゲンドウ「ああ…」

ゲンドウ「……シンジを」

アスカ「?」

ゲンドウ「シンジを……よろしく頼む…」

アスカ「!!」

アスカ「…はいっ!!」



マヤ「司令って…やっぱりシンジくんのことが心配なんですね」

リツコ「それはそうよ子の事を思わない親などいないわ」

マヤ「なんか私、司令のことを誤解していました♪」

リツコ「そう、よかったわね…」

リツコ(シンジくんはユイさんの忘れ形見でもあるからなおさらね…)

風呂入ってくる

何!?

今から書くから待ってろ

___
__
_

シンジ「-ということです」

ミサト「なるほどにぃ~」

シンジ「ったく、ミサトさんはすぐ僕のことからかうんだから…」

ミサト「あはは…シンちゃんはからかい甲斐があるのよぉ~」

ミサト「ところでレイはなんでいきなりチョコを作ろうと思ったわけ?」

レイ「…もうすぐ」

レイ「もうすぐバレンタインがあるから…です」

ミサト「い、意外だわ…」

シンジ「み、ミサトさん!綾波に失礼ですよ!!」

ミサト「だ、だってあのレイが…ねえ…」

レイ「本で読んだんです」

ミサト「なるほど…本ねぇ……」

ミサト「事情はわかったわ」

ミサト「ところでレイ、作ったバレンタインチョコ」

ミサト「誰にあげるのかしらん♪」

シンジ「ちょっ!ミサトさん!!それは」

ミサト「べっつにいいじゃないのぉ~♪減るもんじゃないんだし」

ミサト「ねね、レイおねーさんに教えて♪」

シンジ「あ、綾波!嫌だったら別に言わなくていいからね!?」

レイ「どうして?」

レイ「べつに嫌じゃないわ」

ミサト「ほぉらシンちゃん!みたことか!!レイは嫌じゃないってよん♪」

シンジ「はぁ…いいですよわかりましたよミサトさん…」

シンジ「僕はあんまり人のこういう話得意じゃないんで部屋にいますね」

ミサト「はぁい!」

ミサト「ささ、レイ教えて教えて♪」

___
__
_

アスカ「さって!司令にも公認が出たし!!」

アスカ「いっちょやりますか!!」

アスカ「失敗なんかでへこたれるようなアスカ様じゃないわ!」

アスカ「絶対成功させてやるんだからっ!」

アスカ「っとその前に…」

アスカ「やっぱりヒカリにもアドバイスしてもらおう…」ピポパ

 アスカ『あ、もしもしヒカリー?』

マヤ「ふふっ微笑ましいですね」

 アスカ『うん、そうそう…』

リツコ「ええ、司令が私から聞いたということを忘れていてくれればさらに微笑ましく思うわ」

 アスカ『そうするのねー?分かったありがとー』ピ

マヤ「大丈夫なんじゃないですか?」

マヤ「だってあんなに楽しそうにやってますよ?鼻歌も歌ってますし」


\~~♪/


リツコ「そうだといいわね…」


アスカ『あ、そういえばリツコのやつだけはあとでお仕置きが必要よね…』ボソッ


リツコ「ほらみなさい」

マヤ「……」

シンジ「はぁ…」

シンジ(あのあと大変だったなぁ…)

シンジ(綾波とミサトさんが話し終わったと思ったら…)

ミサト『アスカも今日はいないみたいだしレイ、うちでご飯食べてっちゃえばぁ~』

シンジ「とか言い出すし…」

トウジ「なんやセンセ、朝から景気の悪そうな顔しとって」

シンジ「あ、トウジおはよ…なんでもないよ大丈夫…」

トウジ「そぉか?それならええけど、なんかあるならワイが聞いちゃるで!」

シンジ「はは、ありがと…」

もう寝ます
落としていいです
長々と引っ張ってすんませんした
完結させたらまたスレ建てますおやすみなさい

トウジ「ところでセンセ」

シンジ「ん?どうしたのトウジ?」

トウジ「昨日のあの話のあと式波とはどやったん?」

シンジ「ああ、それがね…」


ガラガラ

ピシャン


ヒカリ「あ、アスカおはよう!」

アスカ「あ~ヒカリ…おはよぉ…」

ヒカリ「なんか眠そうね?ちゃんと寝たの?」

アスカ「それが全然寝てないのよ…ふぁぁ…」

アスカ「ずっと試作して味見しての繰り返ししてたら朝になってて…」

ヒカリ「チョコ作りもいいけど体を大事にしないと、ね?」

アスカ「そうねぇ…ふぁぁ…」

ヒカリ「でもアスカ」

アスカ「なに~」

ヒカリ「好きな人のために何かするって、楽しいよね♪」

アスカ「!そっ、そうね!!」

ヒカリ「ふふっ♪碇君喜んでくれるといいね!」

アスカ「ま、影での努力も怠らない天才アスカ様に感動してむせび泣くくらいは喜ばせないとね♪」

ヒカリ「その調子その調子♪」

アスカ「……でも本当に喜んでくれるかしら」ボソッ

ヒカリ「…大丈夫よ、結果がどうなったとしてもアスカが頑張ったことは決して無駄にはならないわ」

ヒカリ「あたしが証人になってあげる!」

アスカ「ヒカリ……ありがと!!」ニコッ

ヒカリ「うんっ!」

ヒカリ(碇君に対してもこれくらい素直になればいいのになぁ…)

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

トウジ「な、なんやてぇ~!?」


ヒカリ「!?」

アスカ「あぁもううるさいわね…ふぁぁ…」

ヒカリ「す、ず、は、ら~?」

トウジ「い、いんちょ!」

ヒカリ「朝から大きな声出さないの!!」

トウジ「す、スマン!!堪忍してえや~…」

ヒカリ「ったくもう…」

ヒカリ「ごめんねアスカ?朝から騒いじゃってて…」

アスカ「別にいいわよ…気にしてない…」

トウジ「し、シンジ…それほんまなんか!?」ボソボソ

シンジ「う、うん…」

トウジ「式波のやつが家に帰らんのはネルフの事だとして、まさか綾波がセンセの家に…」

シンジ「まあ珍しいことだよね」

シンジ「昨日のこと僕自身も驚いてるし…」

トウジ「ケンスケの奴が聞いたら絶対こう言うで…」

ケンスケ「うらやましぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

トウジ「絶対そう言うで…って」


シン トウ「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」


ヒカリ「ちょっと碇君まで!!朝から大声出さないの!!」

ホモシンジ

カヲル「やぁ、シンジ君」

シンジ「だ、誰?なんで僕のことを知っているの?」

カヲル「君が知る必要はないさ」フッ

カヲル「僕はカヲル。渚カヲルだよ碇シンジ君」

シンジ「渚君…」

カヲル「カヲルでいいよシンジ君」ニコッ

シンジ「か、カヲル君…///」


こうですか?わかりません><

___
__
_

ウィーン

プシュン

シンジ「ふぅ…ただいまぁ」

シンジ「あれ?誰もいないのかな…?」

シンジ「でもアスカの靴はあるし…」

シンジ「アスカぁ~?」


シーン


シンジ「ゲームでもやってるのかな?」

シンジ「ただいまー…」

アスカ「」

シンジ「あれ、アスカ帰ってたんd」

アスカ「……」スゥ…スゥ…

シンジ「寝ちゃってる…」

シンジ「アスカ、こんなところで寝てたら風邪引いちゃうよ?」ユサユサ

アスカ「…ん」

シンジ「ほらアスカ、自分の部屋で寝てきなよ」

アスカ「…んー…ふぁぁ」トロン

アスカ(あれ、シンジがいる…)

シンジ「アスカー?起きてる?」ユサユサ

アスカ(夢か…)

シンジ「アスカ…まだ寝ぼけてるでしょ?疲れてるなら自分の部屋n」

アスカ「…シンジが連れてって」トロン

シンジ「えっ?」

アスカ「だっこぉ…」トロン

シンジ「えっちょっえぇ!?あ、アスカぁ!?」

アスカ「だっこぉ…だっこぉしてぇ…」トロン

シンジ「アスカ…やっぱりまだ寝ぼけてるんだ…」

アスカ「んん…むにゃ…だっこぉ…」

シンジ「……はぁ、しょうがないな…ったく」

アスカ「シンジぃ…だっこぉ…」トロン

シンジ「はいはいわかってるって…ほら持ち上げるよ?」

アスカ「うん……」トロン

アスカ「くー…くー…」

シンジ「あーあ、また寝ちゃったよ…」

シンジ「よっぽど疲れてたんだな、昨日のシンクロテスト…」

シンジ「でも、僕よりずっと軽いや…」

シンジ(それもそうか…アスカは女の子だもんね…)

シンジ(元気で、頭が良くて、高飛車なところあるけど、でも実は影で努力していて…)

シンジ(そんなアスカが、僕よりずっと軽い…)

シンジ(でも僕は、僕は何かできてるのかな…?)

ちょこちょこ書き溜めては張り付けてるから遅くなる
期待しないでね★

シンジ「よっこいしょっと」ドサッ

アスカ「う……ん…」スースー

シンジ「アスカ…頑張ってるんだな…」

シンジ「僕も……僕もみんなの力に…」

シンジ(でも、僕に出来る事ってあるのかな……)

シンジ「ん、あれは?」

『バレンタインデーには手作りチョコを渡しちゃおう☆』

シンジ(リビングにアスカが一昨日呼んでた雑誌が置いてあるや…)

シンジ「!!」

シンジ「……よし」

___
__
_

シンジ「今日もネルフ?」

アスカ「そっ」

シンジ「大変だね?僕は行かなくてもいいのかな…?」

アスカ「は、ハァ?アンタバカァ!?」

シンジ「だって、僕も一応パイロットだし…」

アスカ「アンタみたいなのが来たところで邪魔になるだけよ!」

シンジ「そ、それはそうだけど……」

アスカ「と、に、か、く!!」

アスカ「アンタは来なくていいの!!わかった?」

シンジ「う、うん…わかったよ…」

アスカ「ほんじゃもう行くわ!!」タッタッタッタ

シンジ「アスカ…頑張りすぎなんじゃないかな…」

アスカ(…危なかったわね、シンジがネルフに来たらアタシの作戦がパーだわ…)

アスカ「でも…」

アスカ「一度くらいはシンジにアドバイスしてもらわなきゃダメかしら…」

グッチャァァァ

アスカ「これは流石に……チョコじゃなくて…」

アスカ「いいえ!アスカ!!どんな姿形でもこれはれっきとしたチョコよ!!」

グッチャァァァ

アスカ「チョコ…よね?」

なんか投稿も進行ペースも遅くてすまんね

イオンから帰ってきたとこだがまだ続いてたんか
紫煙

はやくしろッッ!!
間に合わなくなっても知らんぞーッ!!

マヤ「センパイ、また覗き見ですか?」

リツコ「あら、失礼ね」

リツコ「事故にならないかどうか監視しているだけよ?」

マヤ「苦しい言い訳ですね…」

リツコ「理由なんてどうでもいいわ、今はアスカが最優先事項です」

マヤ「それは…確かに私も気になりますけど…」

リツコ「ふふっ…欲望に正直になりなさい、マヤ…」

マヤ「せ、せんぱぁい///」ウットリ

リツコ「マヤ…」

ウィーン

プシュン


ミサト「リツコぉ~?いるぅ~?」

リツコ「あらミサト」

マヤ「チッ」

ミサト「あ、いたいた」

リツコ「なにか用かしら?」

ミサト「なによぉ、用がなきゃ来ちゃ悪いってわけぇ?」

リツコ「そんなことは一言も言ってないでしょう?」

マヤ「悪いです」ボソッ

ミサト「あら、マヤちゃんも居たのね」

マヤ「はい、ずっとここにいました」

ミサト「相変わらず仲いいわねぇ~ふ・た・り・と・も♪」

マヤ「な、何言ってるんですか葛城三佐///」

マヤ「わ、私とせ、せ、センパイは清く正しいk」

リツコ「ミサトが思ってるようなことは決してないわ」

マヤ「け、決して!?」

ミサト「あら本当かしらぁん?」ニヤニヤ

リツコ「本当、嘘偽りなしの100パーセントの真実よ」

マヤ「そ、そこまで否定しなくても…」ボソッ

ミサト「はいはいわかったわよ、ったく、リツコは冗談通じないんだから」

リツコ「あなたの冗談にかまってるほど暇じゃないのよ」

ミサト「なにそれひっどぉい!」

リツコ「……で?なにしに来たの?」

リツコ「まさかあなたがなんの用もなしに私のところへ来るなんてことはないはずよ?葛城三佐?」

ミサト「あ、そうそうちょっち確認したいことがあって」

マヤ(ど、どどどうしよう…完全に二人の世界が出来上がってる…)

リツコ「なんの確認かしら?あなたに確認されるようなことは覚えはないはずだけれど」

ミサト「あんたじゃないわよ、レイのこと」

リツコ「レイ?あの子がどうかしたの?」

ミサト「んーまあどうかしたってほどでもないけどレイらしからぬというか…」

リツコ「レイらしからぬ?」

ミサト「そうそう、昨日ね――」

レイ「碇君」

シンジ「あ、綾波どうしたの?これから帰り?」

レイ「そう」

シンジ「そうなんだ?じゃあ僕も帰ろっかな、アスカもネルフに行っちゃったし」

レイ「そう」

シンジ「じゃあ行こっか」

レイ「あ……」

シンジ「?どうしたの?綾波?」

レイ「……碇君」

シンジ「うん?」

レイ「今日も…」

レイ「今日も手伝って」

シンジ「!!」

シンジ「あ、ああ!そういうことね!」

レイ「ダメ…?」

シンジ「い、いいよ!ぜ、全然!!」

レイ「そう…」

シンジ「う、うん!……じゃあ行こっか?」

レイ「ええ…」

なんかさあ、アスカとの絡みをやりたいのに風呂敷広げすぎて収拾つかなくなってね?

他人事みたいになんだがレイを出したのが間違いだったと
まあ気のすむまでやれやいいさ

>>226
だよなあ
でも俺綾波のほうが好きなんだよなぁ

収拾つかないからちょっとすっ飛ばして締めるかも

リツコ「…そう、あのレイが……」

マヤ「にわかに信じられませんね、あのレイが…」

ミサト「そうなのよ、だからリツコに訪ねてみたってワケ」

リツコ「なるほど…」

リツコ「残念ながら私もたった今初めて知ったわ」

マヤ「私もです、センパイ」

マヤ「でも、理由はどうあれレイが普通の年頃の女の子らしくなったってことですよね?」

リツコ「まあそうね」

マヤ「だったらそんなに問題視するようなことじゃないんじゃ…」

ミサト「別に問題視してるわけじゃないんだけど、あのレイがって驚きのほうがつよくてねぇ」

リツコ「しばらくは様子見ってことでいいのではないかしら?」

リツコ(シナリオ通りではないはず…司令がだまってはなさそうね…)

ミサト「ま、そういうことにしときましょうか♪」

ミサト「ところでリツコ」

リツコ「なにかしら?」

ミサト「そのモニターに映ってるのって、何?」

マヤ「こ、これはっ!!」

リツコ「これは、見た通りアスカよ」

マヤ「センパイっ!?」

ミサト「あ~アスカね…」

ミサト「じゃなくて!!なんでアスカが映ってるのよ!?」

リツコ「隠し撮りよ」

ミサト「隠し撮りって…あんたねえ!!」

リツコ「または盗撮とも言うわ」

マヤ「センパイ自覚あったんですか!?」

ミサト「まあ、いいわ…で、なんでアスカを隠し撮りしてるってぇの?」

リツコ「ああ、それはね」

マヤ「いいんですか!?センパイ!喋っちゃっても!?」

ミサト「マヤちゃん、私はあの子の保護者です。保護者の私には知る権利があるわ」

マヤ「で、ですが…」

リツコ「いいのよマヤ…」

リツコ「ミサトの言うとおりだわ…」

ミサト「さあ、リツコ白状してもらうわよ?」

リツコ「わかったわ」

リツコ「ですが葛城三佐」

ミサト「な、なによ…」



リツコ「この事は最重要機密です、今から話すことを口外したら…わかるわよね?」



ミサト「……わかったわ」

ミサト(この隠し撮りにいったいなんの意味があるというの…?)

リツコ(ミサトに話したことがバレたらアスカに何をされるかわかったものじゃないもの…)

リツコ(万全を期しておいて問題はないわ…)

リツコ「彼女、ネルフ直属汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン正規実用型2号機パイロット、式波・アスカ・ラングレーは」

ミサト「……」

マヤ「……」ソワソワ

リツコ「バレンタインにシンジ君にチョコを渡すため鋭意製作中なのよ」

ミサト「……」

ミサト「…はぁ?」

リツコ「そのためネルフにある調理施設を借用してシンジ君にバレないように練習しているというワケ」

ミサト「そ、それのどこが最重要なのよ…?」

リツコ「はぁ…ミサト、考えても御覧なさい?」

リツコ「ネルフ一ヒステリックと言っても過言ではない彼女が」

リツコ「プライベートをこうも覗き見されて何も反応しないと思うかしら?」

ミサト「そ、それは…」

ミサト「で、でもそれはあんたが勝手に…」

リツコ「いいえ、葛城三佐」

リツコ「あなたには聞かないという権利もあったわ」

リツコ「それを無視して自らすすんで自体に巻き込まれていった…」

ミサト「う、うぐ…」

リツコ「当然、デモもストライキも許されないわ」

リツコ「あなただけ無関係を貫くことはこの技術開発部技術局第一課所属のエヴァンゲリオン開発総責任者の私、赤木リツコが許しません」

ミサト「……」

ミサト「…わかったわよ、あたしも命は惜しいし」

リツコ「良い判断ね」

ミサト「ったく…で?進捗はどうなの?」

リツコ「…ご覧のとおりよ」

アスカ『わわっ!ああ!!』ドンガラガッシャーン

ミサト「…あっちゃ~」

リツコ「…無様ね」

アスカ「んー…いまいち湯煎からあげるタイミングがわかんないのよねぇ…」

アスカ「ヒカリに直接見てもらったほうがいいんでしょうけど…」

アスカ「でも一般人はネルフには入れないし…」

アスカ「どうしようかしら…」



リツコ「八方塞がりね」

ミサト「チョコなんて溶かして固めればいいんじゃないのー?」

マヤ「市販のチョコを溶かして固めても美味しくはできないんですよ」

リツコ「まあ、ミサトほどの味覚オンチなら問題ないでしょうけど」

マヤ「相手はお料理の上手なシンジ君ですもんね…」

ミサト「ちょっとぉ、あたしは味音痴じゃないわよ!」

リツコ「はいはい」

マヤ「センパイ!アスカが動きましたよ!!」

リツコ「なにやら電話をかけてるようね…」

ミサト「友達の、洞木さん?にかけてるんじゃないの?」

リツコ「いえ、あの妙に落ち着かない態度は…」

リツコ「まさか…」

アスカ「……」トゥルルルル…

アスカ(ヒカリと渡しあいっこするためにチョコを作ってるだけ…ヒカリと渡しあいっこするためにチョコを作ってるだけ…ヒカリと渡しあいっこするためにチョコを作ってるだけ…ヒカリと渡しあいっこするためにチョコを作ってるだけ…)

アスカ「……」トゥルルルル…

アスカ(シンジには関係ない…シンジには関係ない…シンジには関係ない…シンジには関係ない…)

アスカ「……」トゥルルルル…

アスカ(…出ないわね……いつもならすぐ出てくれるのに…)

アスカ「……」トゥルルルル…

アスカ「~~~っ!」トゥルルルル…

 シンジ『は、はい!碇ですっ!!』

アスカ「!!」

アスカ「ちょっとバカシンジ!!いつまで待たせる気よ!!」

 シンジ『わぁっ!ご、ごめ!アスカ!!い、今ちょっと!!』

アスカ「今ちょっとなんなのよ!?」

アスカ「だいたいアタシがかけたら1コール以内にとれって言ってるでしょ!?」

 シンジ『ご、ごめんって!!でも今手が放せないんだ!!』

アスカ「どういうことよ!?」

 シンジ『だ、だかrってわあぁぁぁ!?あ、綾波!?な、何してるの!?』

アスカ「ハァ!?いまどこにいるのよ!?」

 シンジ『い、今は僕ん家だよ!?だ、だから綾波!そ、そこはダメだって!!ああああ!!』

アスカ「なんで家にエコヒイキがいるのよ!?ちょっと聞いてるの!?」

 シンジ『そ、それは!だから!!ああ!!もうだめ見てられないや!!ごめんアスカ切るよ!!』ピッ

アスカ「あ、ちょ!バカシンジ!!」


ツーツーツーツー


アスカ「ったくなんなのよ!!」

アスカ「バカシンジのクセに!!」


リツコ「これは…」

マヤ「流石に…」

ミサト「間が悪すぎるわね…」

レイいらなくね?

>>269
それな
まじでミスったわ
なんかアニメとかみたいに全部同時進行で話進めていきたいなって思ってたら案の定これだよ

俺はお前ならできるってシンジてるよ

>>274
ごめんあのコピペおれもってないわ

>>274
「信じ」ると(碇)「シンジ」の掛詞だろ
これくらい理解できないとエヴァssではやってけないぞ

そろそろあとがき頼む

>>281
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで
「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。

シンジ「だ、だから綾波!!フライパンは使わないって!!」

レイ「そう」

シンジ「はぁ…一昨日はできてたじゃないか…」

レイ「そうね」

シンジ「…綾波は」

レイ「……」

シンジ「綾波はなんでチョコ作ろうと思ったの…?」

レイ「……」

シンジ「あっ!い、いやならいいんだ!!ご、ごめんね変なこと聞いt」

レイ「…感謝」

シンジ「…え?」

レイ「…バレンタインデーは」

シンジ「…」

レイ「日頃からお世話になっている人への感謝の気持ちを表す日だと聞いたわ」

シンジ「……」

レイ「…だから、感謝」

シンジ「綾波…」

レイ「私の感謝の気持ちを渡したい…」

レイ「…違う?」

シンジ「……それであってるよ、綾波」ニコッ

レイ「…そう」

シンジ(感謝の気持ちを表す日、か…)

シンジ「…そっか、じゃあ頑張らないとね?」

レイ「ええ」

シンジ「もう一回最初から教えるからちゃんと見ててね?」

レイ「わかったわ」

ゲンドウ「……」

冬月「碇、第一の少女が動いたようだぞ?」

ゲンドウ「ああ、問題ない…」

冬月「…お前のシナリオには書いてあるのか?」

ゲンドウ「……」

冬月「まったく、お前という男は…」

ゲンドウ「心配は要らない、じきに分かる」

冬月「分かるのが最悪のシナリオでなければいいのだがな…」

アスカルートだよ
締めはもう書いてある
後は締めまで広げた風呂敷畳んでいくだけ

アスカ『こうしちゃいられないわ!!』ボソボソ

アスカ『ネルフから家まで30分…!!』ボソボソ

アスカ『走れば15分ってとこか…』ボソボソ

アスカ『…よしっ!!』ダッ


リツコ「まずいわね…」

マヤ「えっ?」

ミサト「ちょ、ちょっとアスカが調理室から出てっちゃうわよ!?」

リツコ「…おそらく彼のところでしょうね」

マヤ「まさか…!」

ミサト「我が家が修羅場と化すか…」

リツコ「ミサト、こんなことがあろうかと用意しておいた
    あなたのネックレスと同型のカメラを持って急いで自宅に向かって頂戴!」

ミサト「はぁ!?なんで私がそんなことしなきゃならないのよ!」

リツコ「…最重要機密」

ミサト「ぐっ…」

ミサト「…はぁ、わかったわよ…」

リツコ「わかればいいのよ、あと任務が終わったらそのまま直帰していいわ、報告は不要よ」

ミサト「直帰って!わたしの家よ!!」

___
__
_


アスカ「どぅおりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」バン

シンジ「!?」

レイ「!!」ビクッ

アスカ「なにヤッてんのよ!?バカシンジぃぃぃ!!」

シンジ「あ、アスカ!?」

アスカ「アタシがいないのをいいことになにエコヒイキとチチクリあってんのよぉ!!」

アスカ「このエロシンジ!!ド変態!!」

シンジ「あ、アスカ!な、何言ってるんだよ!?」

シンジ「そ、それにチチクリあってるってなんd」

レイ「碇君」

シンジ「な、なに?綾波?」

レイ「…チチクリあうってなに?」

シンジ「!!~~~///」

アスカ「エコヒイキは黙ってて!!」

アスカ「エロシンジもなに顔赤くしてるのよ!?」

シンジ「し、してないよっ!!」

レイ「碇君がぽかぽかしてる…」

シンジ「あ、綾波も説明手伝ってよぉ!!」

ミサト「こちら【うさぎ】、目的地の目の前に到着したわ」

 リツコ『こちら【ロビン】了解、目的地への潜入以降は現場の判断に任せるオーバー』

うさぎ「了解、…あれ、マヤは?」

 ロビン『マヤには業務に戻るよう指示したわ、もうすぐ定期報告が迫っているもの」

うさぎ「…あんた、仕事ほっぽってなにしてるのよ…」

 ロビン『あら、あなたに言われたくないわ』

うさぎ「それもそうね…じゃあ行ってくるわ」

 ロビン『了解、健闘を祈る』ブツッ

ミサト「はぁ…保護者の私としては気がすすまないわ……」



ミサト(なるべく自然に、なるべく自然に……)

ウィーン

プシュン


ミサト「たっだいまぁ~」

シンジ「だ、だから言っただろう!?」

シンジ「綾波に料理教えていたんだって!!」

アスカ「ふん!どうだか!!」

ミサト(あっちゃ~…収まりそうにないわねこりゃ…)

ちょっとがっつり書き溜めてくるから落としてくれて構わないです
何度も言いますけど落ちはもう書いてあるんでまた建てます

 ④ヽ( ・ω・`)ノ④
 ④ヽ(・ω・`)ノ④
  ④(ω・`ノ④
   (・`④)

   (④  )ノ④
  ④ヽ(   )ノ④
  ④(  ´)ノ④
   ( ´ノ④

   ( ノ④ )
   ④´・ω)
  ④ヽ( ・ω・)④
 ④ヽ( ・ω・`)ノ④
 ④ヽ(・ω・`)ノ④
  ④(ω・`ノ④

   (・`ノ④ )
   (④  )ノ④
  ④ヽ(  ´)ノ④
  ④(  ´)ノ④
   ( ´ノ④

   ( ノ④ )
   ④´・ω)
  ④ヽ( ・ω・)④
 ④ヽ( ・ω・`)ノ④

>>340
完結はアスカもしれないよ

>>345
「信じ」ると(碇)「シンジ」の掛詞だろ
これくらい理解できないとエヴァssではやってけないぞ

なんで保守してるの…

どうやって進めようか迷ってるのになんか申し訳ないな

ここは高度な言葉遊びスレだったのか…

>>362
エヴァの呪縛ってなんだよ!!
説明しろよ!!

>>360
「信じ」ると(碇)「シンジ」の掛詞だろ
これくらい理解できないとエヴァssではやってけないぞ

>>363
部屋からでないで精神が成長しないんだろ

連投になったらすいません

今日中には終わらせるよ

(アカン)

あと50分じゃ終わらん

明日になってもいい
明後日になってもいい
自分の力でやり遂げろ
俺たちはお前の意識があるから保守できる

なんちゃってwww

これでいいかな

こんなこともあろうかとトリップを用意しておいたのさ!!
まだ、終ってはないけどだいぶ書き溜めたので貼り付けてきます

ミサト「ちょ、ちょっとあんたたちどうしたって言うのよ!?」

ミサト(まあわざわざ聞かなくても一部始終を見ていたからわかるんだけどね…)

アスカ「ミサト!?」

シンジ「あ、ミサトさん!!」

アスカ「ミサト聞いてよっ!バカシンジが!」

シンジ「ミサトさん、聞いてくださいよアスカが!!」

ミサト「ちょっとあなた達落ち着きなさい!?」

ミサト「そのままじゃわかる話もわからないってもんだわ!」

リツコ「あら、良い感じに修羅場ね…」

リツコ「これはミサトの保護者スキルの見せ所ね」

リツコ「さて、私も仕事をしないとね…」カチャカチャカチャッターン

リツコ「このミサトカメラ(仮称)からの映像を回して…」

リツコ「あとは報告だけね」

ガチャ トゥルルルル…

 『…なんだ』

リツコ「たった今そちらに映像を回しました」

リツコ「…碇司令」

ゲンドウ「……そうか」

ゲンドウ「ああ、問題ない」

ゲンドウ「よくやった赤木博士」ガチャン

冬月「…件の計画かね?」

ゲンドウ「…冬月、モニターを映せ」

冬月「まったく…私にはお前の考えていることがわからんよ…」ピッ

ゲンドウ「ふっ…今はそれでいい…」ニヤリ

ブォン パッ

 ミサト『ちょ、ちょっとあんたたちどうしたって言うのよ!?』

 アスカ『ミサト!?』

 シンジ『あ、ミサトさん!!』

ゲンドウ「…問題ない」

冬月「碇…これはなんだ?」

ゲンドウ「……」

冬月「見たところ、初号機パイロットと弐号機パイロットが映っているようだが」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「視点は……葛城三佐かね?」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「…穏やかそうな状況ではなさそうだが」

ゲンドウ「これも計画のうちだ…」

冬月「碇…勝手なことばかりしていると委員会から目を付けられるぞ?」

ゲンドウ「構わん」

ゲンドウ「…ユイに孫を見せてやらねばならんからな」ニヤリ

ミサト「…んで?この状況は一体何なわけ?」

アス シン「「だからそれは!!」」
アスカ「シンジが!」シンジ「アスカが!」

アスカ「なんですって~!?」

シンジ「だってそうじゃないかっ!!」

ミサト「はぁ~、もういい加減になさい…」

ミサト(今回はナニを想像したのか早とちりしたアスカが悪いんだけどねぇ…)

ミサト「…レイ」

レイ「はい」

ミサト「できるだけ詳しく、この状況を説明してくれる?」

レイ「はい」

このリツコは三号機に載ってたパイロットが噛み砕かれたあとの写メ撮るってミサトとこれはすごいみたいな話するなwww

リツコ「…なるほど、アスカとシンジ君に聞いたら収拾がつかないと踏んだのね」

リツコ「そして常に冷静を保った判断を下せるレイに話を振る…」

リツコ「さすが戦術作戦部作戦局所属と言ったところね」



レイ「―――ということです」

ミサト「なるほどね~…わかったわレイ、ありがと」

レイ「…いえ」

ミサト(これでやっと私が口を出せる状況ができたわ…)

ミサト(二人の保護者を買ってでたとはいえ、こんなに面倒くさいのは初めてよ…)

アスカ「なによ!バカシンジのくせに生意気ね!!」

シンジ「アスカだっていつもそうじゃないか!!大体この間だってね…」

ミサト「二人ともちょっち黙りなさい、話が逸れてるわ」

シンジ「だってアスカが!」

アスカ「なによ!人のせいにする気!?」

ミサト「い い 加 減 に し な さ い ! !」

シンジ「」ビクン

アスカ「」ビクン

レイ「」ビクッ

冬月「…お前の息子は、随分とたくましく成長したな……」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「それにしても葛城三佐は随分と慣れているな」

ゲンドウ「シンジの教育は彼女に一任してあるからな」

冬月「…なるほど、彼女は独身だというのに苦労しているんだな」

ゲンドウ「問題ない…」

冬月「いや碇…彼女にとっては大いに問題あるだろう…」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「…他の人間にはムリだからな」

冬月「私はお前を本当に子を持つ親なのか疑うときがあるよ…」

ミサト「話は全て聞かせてもらったわ、シンジくん」

アスカ「ほぉら見なさい!やっぱアンタが悪いんじゃない!!」

シンジ「なっ!!」

ミサト「アスカは黙ってなさい!今はシンジくんと話しているの!!」

アスカ「ったく…なんでなのよ…」ボソッ

ミサト「シンジくん」

シンジ「…はい」

 ④ヽ( ・ω・`)ノ④
 ④ヽ(・ω・`)ノ④
  ④(ω・`ノ④
   (・`④)

   (④  )ノ④
  ④ヽ(   )ノ④
  ④(  ´)ノ④
   ( ´ノ④

   ( ノ④ )
   ④´・ω)
  ④ヽ( ・ω・)④
 ④ヽ( ・ω・`)ノ④
 ④ヽ(・ω・`)ノ④
  ④(ω・`ノ④

   (・`ノ④ )
   (④  )ノ④
  ④ヽ(  ´)ノ④
  ④(  ´)ノ④
   ( ´ノ④

   ( ノ④ )
   ④´・ω)
  ④ヽ( ・ω・)④
 ④ヽ( ・ω・`)ノ④

メンゴさるさん引っかかってたわ
五分おきくらいに貼り付けてく


ミサト「確かにレイのお願いであるお菓子作りを教えてあげることは素晴らしいことだわ」

ミサト「それはあなたにしか出来ないことよ。…でもね」

ミサト「昨日は言い忘れてしまったけど、料理ができるシンジ君一人で料理をするならともかく」

ミサト「大人がいない時に火を使う、それも素人に料理を教えるのは流石に危ないわ」

ミサト「だって二人は子供だもの、万が一の時に大人がいないとダメでしょう?」

シンジ「…はい」

ミサト「それからレイも」

レイ「わかりました」

ミサト「今度からは大人が近くにいる時か、すぐに大人が来れるところにしなさい?」

ミサト「学校とか、ネルフとかでね」

ミサト「わかったかしら?」

シンジ レイ「「はい」」

ミサト(はぁ…やれやれだわ…まったく…)

保守

ミサト(問題はアスカね…)

ミサト「それからアスカ」

アスカ「…なによ」

ミサト「…あなたがレイとシンジくんに対してどんな感情を抱いているのかは私は知らない」

ミサト「でも冷静になって考えればこんなことにはならなかったはずよ?」

アスカ「そ、それは……」

リツコ「…ミサト、なかなかやるわね」

リツコ「正直もう少し手間取るかと思っていたわ」

リツコ「きっと、最初の頃のミサトだったらお手上げだったでしょうけど」

リツコ「あの年頃の子を育てていくうちにミサト自身も成長したのね…」

 ミサト『…あなたがレイとシンジくんに対してどんな感情を抱いているのかは私は知らない』

 ミサト『でも冷静になって考えればこんなことにはならなかったはずよ?』

リツコ「!!」

リツコ「これは!!」

リツコ(ミサト、なにを考えているの…!?)

リツコ(このままでは彼女が暴走してしまうわ!!)

 ミサト『…あなたがレイとシンジくんに対してどんな感情を抱いているのかは私は知らない』

 ミサト『でも冷静になって考えればこんなことにはならなかったはずよ?』

ゲンドウ「…!」

冬月「…!!これは…大きくでたな…」

ゲンドウ「……」

冬月「いいのか?碇、このままでは…」

ゲンドウ「かまわん」

ゲンドウ「…現場の指揮は彼女に一任してある」

ゲンドウ「私は彼女を信じるよ」

冬月「ふん、お前の口から信じるなんて言葉が出るとはな」

ゲンドウ「……」

冬月「…まあよい、シナリオのうちならなにも言うまい」

ミサト「この際だからハッキリ聞かせて貰うけど、アスカ…」

ミサト(ここらでアスカの気持ちを吐き出させないといけないわね…)

ミサト「あなた、二人のことどう思ってるの?」

アスカ「!?」

シンジ「!?」

レイ「……」

シンジ「ちょっ、ミサトさん!?」

ミサト「だってそうでしょう?」

ミサト「シンジ君のことはいつもバカにしているし」

ミサト「レイに至っては名前ですら呼ばない」

ミサト「あなた、二人のことが嫌いなの…?」

アスカ「……」

ミサト「アスカ、聞かせて…?」

人形SSといいアスカが追い詰められてる

リツコ「まずいわ!!」

リツコ「アスカの精神汚染グラフがおそらくマイナス値になってる!!」

リツコ「このままでは人に戻れなくなるわ!!」

リツコ「なにをやっているの!ミサト!!」



冬月「…!!」

ゲンドウ「!!」

冬月「これは……」

ゲンドウ「……」

冬月「…いいのか、碇」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「……冬月先生」

ゲンドウ「後を頼みます」スッ

>>421
あれどうなってるの今
まとめられるかな?




冬月「…まて、碇!!」

ゲンドウ「…予定を早める」

冬月「まだだ!もう少し後でも遅くはないだろう?」

ゲンドウ「……」

冬月「彼女を信じているんだろう?」

ゲンドウ「……」

冬月「なら判断を下すにはまだ尚早と言えよう」

ゲンドウ「…ああ」

ミサト「ね?アスカ…?」

アスカ「……」

シンジ(なにを言ってるんだミサトさん…)

シンジ(このままじゃアスカが逆上して終わりだよ…)

ミサト(私の勘があっていれば、今のアスカならきっと…!!)

ミサト「アスカ…」

アスカ「……」

アスカ「……」

アスカ「………わかんないのよ」ボソッ

ミサト「……」

アスカ「わかんないのよ!!」

ミサト「…なにがわからないの?」

アスカ「…ぜんぶ!!アタシのことも、シンジのことも、エコヒイキのこともみんなみんなわかんないのよ!!
    シンジはアタシと一緒に住んでて、それが当たり前で!!どんなにアタシがわがまま言っても全部受け止めてくれて!!
    ウジウジしてるけど優しくて!!それがアタシは当たり前だと思ってて!!でもシンジはエコヒイキと仲よくて!!
    アタシはいつも黙ってるエコヒイキのことがむかついて!!でもシンジはそんなエコヒイキのことも受け止めて!!
    アタシだけじゃないんだって思えて!!シンジがエコヒイキと仲良くしてるところを見るとなおさらむかついて!!
    だったらエコヒイキとだけ仲良くしてればいいのにアタシにも気を使ってきて!!
    アタシどうすればいいかわかんなくて!!」

ミサト「アスカ…」

アスカ「もう…全部わかんないのよ!!!!」

シンジ「あ、アスカ…」

アスカ「うっさい!!もうアタシに構うな!!」ダッ

ミサト「あ、アスカ!!」


ウィーン

プシュン

ミサト「シンジくん!!」

シンジ「は、ハイ!!」

ミサト「レイを家に送って行ってあげて!!」

ミサト「あたしはアスカを追うわ!」

シンジ「わ、わかりました!」

ミサト「たのんだわよ!!」ダッ


ウィーン

プシュン

リツコ「やってしまったわね、ミサト…」

リツコ「でも最悪の事態はまぬがれたかしら…」

リツコ「…あのアスカが自分の気持ちを口に出すとはね」



ゲンドウ「……」

冬月「……弐号機パイロットの本音か…」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「…計画に支障は?」

ゲンドウ「…修正範囲内だ、問題ない」

冬月「……なんとかなったのか…」

ゲンドウ「いや…ここからだ…」

冬月「…だな」

I know, I know I've let you down
I've been a fool to myself
I thought that I could
Live for no one else

___
__
_

シンジ「……」

レイ「……」

シンジ(まさか、アスカがあんなふうに思っていたなんて…)

シンジ(考えもしなかったな…)

レイ「碇君」

シンジ(僕は…僕はどうしたらいいんだ…)

シンジ(アスカの気持ち、僕の気持ち、綾波の気持ち…)

レイ「碇君」

シンジ(僕は…このままでいいんだろうか…)

シンジ(僕は…僕の気持ちは……)

レイ「碇君」

シンジ「!!」

シンジ「あ、綾波!?ど、どうしたの?きゅ、急に!?」

レイ「ずっと呼んでいたわ」

シンジ「そ、そっか…あはは…ごめん考え事してた…」

レイ「…そう」

シンジ「…で、なに?綾波」

レイ「もう、ここでいい」

シンジ「へっ?あっ」

シンジ(もう綾波の家の前だ…どんだけ考えこんでたんだ…僕…)

レイ「ここでいいから…」

シンジ「そ、そっか。な、なんか今日はごめんね?」

レイ「…いい」

シンジ「…うん、じゃあ……また学校で」

レイ「…ええ」

___
__
_

ミサト「…!!」

ミサト「…アスカ」

アスカ「……」

ミサト「…あなた、ああいう風に考えていたのね……」

アスカ「……」

ミサト「アスカ、シンジ君のこと……好きなのね?」

アスカ「」ビクッ

ミサト「いいじゃない、シンジ君」

アスカ「……」

ミサト「お料理もできて、お洗濯も完璧、女の子だったらパーペキよね」

アスカ「……」フフッ

ミサト「それでいてすごく優しいわ、…見ていて痛々しいくらいに」

アスカ「……」

ミサト「わたしはね、アスカ」

ミサト「あなた達に幸せになってほしいの」

アスカ「……」

ミサト「普通の中学生じゃないあなた達に…」

アスカ「……」

ミサト「ふふっ…おかしいわよね…」

ミサト「あなた達を普通の幸せとは程遠い、辛くて苦しい、命をかけた闘いを強いている大人が」

ミサト「あなた達の幸せを願っているなんて…」

アスカ「……ミサト」

ミサト「でもねアスカ、わかってちょうだい」

ミサト「今が例え苦しくて辛くても、後になればきっと幸せになれるわ」

ミサト「だからね、アスカ」

ミサト「今は、自分を信じて闘いなさい」

アスカ「!!」

ミサト「やっと顔を上げたわね」ニコッ

アスカ「…ミサト」

ミサト「…なあに?アスカ」

アスカ「アタシ、やってみるわ」

ミサト「そう…」

ミサト「思う存分やってみなさい」ニコッ

アスカ「うん!!」

冬月「……」ピッ

ブツン

ゲンドウ「…何をする」

冬月「…もういいだろう?」

ゲンドウ「……ああ」

冬月「やれやれ、なんとかなりそうだな…」

ゲンドウ「……ふっ、問題ない」



リツコ「…ふぅ」

リツコ「あとはもういいわよね…」

リツコ「ミサトは本当に良い母親になりそうね…」

リツコ「母さんもあんなだったかしら…?」

___
__
_

シンジ「少し早いですけど、これバレンタインです!」

シンジ「ブラウニーです、よかったら皆さんで是非」

ミサト「あらぁ~シンちゃんおいしそぉ♪」

リツコ「ええ、本当にまるでケーキ職人がつくったみたいだわ」

マヤ「わぁ~シンジくんすごい!!今度教えてもらってもいいかしら?」

シンジ「ええ、もちろんいいですよ!」

日向「シンジくん、俺たちもいいのかい?」

シンジ「もちろんです!みなさんのために作ってきたので!!」

青葉「いやぁ~わるいなぁ。あ、そうだホワイトデーには歌を作ってきてやるよ」

シンジ「結構です」

ワイワイ キャッキャ

ウィーン

プシュン


冬月「何しているんだね?君たち…」

ミサト「ふ、副司令!?」

ゲンドウ「…業務はどうした」

マヤ「ひっ…司令まで…」

ゲンドウ「…なにかね?」

マヤ「な、なんでもないです!!」

シンジ「…父さん」

ミサト「!?」

リツコ「!?」

マヤ「!?」

日 青「!?」

ゲンドウ「…なんだ」

シンジ「…あの、少し早いけど、バレンタインに作ってきたんだ」

ゲンドウ「…だからなんだ」

シンジ「そ、その、よ、良かったら…」

シンジ「食べて…?」

ゲンドウ「…いや、私は」

 ユイ『あなた…』

ゲンドウ「!!」

 ユイ『あなた…シンジを…』

シンジ「父さん…?」

冬月「どうした碇?」

ゲンドウ「いや…なんでもない…いただこう」

ミサト「!?」

リツコ「!?」

マヤ 日 青「「「!?」」」

シンジ「!!うん!」パァァ

シンジ「えっとね、これはブラウニーって言ってねっ!!」

ゲンドウ「…ああ」


ミサト「驚いたわね…」

リツコ「ええ…」

マヤ「まさか司令が受け取るとは…」

日向「司令、どうしちゃったんでしょうね」

青葉「いや、あれが本来あるべき親子の姿だろう、今までがおかしかったんだ」

ミサト「そうね…」

シンジ「それでね、作るときはね…」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「…すまないが、シンジくん」

シンジ「あ、はい。何ですか?」

冬月「これは…私も頂いていいのかね?」

シンジ「ええ、もちろんです!!みなさんのためにつくりましたから!!」

冬月「そうか…ありがとう。いただくとするよ」

シンジ「はい!!それでね、父さん…」

ゲンドウ「…ああ」



ミサト「なんかもう司令にベッタリね」

リツコ「司令も一歩踏み出してくれたのが嬉しいんでしょうね」

マヤ「司令もなんだか心なしか嬉しそうにしていますね」

日向「たしかに、よく見ると司令の口角が少し上がってるように見えるな」

青葉「いや、いつも通りだろ」

>冬月「…すまないが、シンジくん」
>シンジ「あ、はい。何ですか?」
>冬月「これは…私も頂いていいのかね?」

ダメって言われたらお前らどうしてる?

ウィーン

プシュン


アスカ「は~あ!やっとついたぁ!」

ミサト「お、アスカにレイも来たわねぇ~♪」

アスカ「なによミサト…猫なで声だして気持ち悪いわね…」

ミサト「いいからいいから♪」

ミサト「シンちゃんシンちゃん♪」


シンジ「そしたらね、そこから…」

ゲンドウ「…ああ」


ミサト「し、シンジく~ん?」

シンジ「え、あ、はいミサトさんなんですか?」

ミサト「アスカとレイも来たわよん♪」

シンジ「え?あ、本当だ!」

紫煙

シンジ「アスカっ!綾波も!」

アスカ「な、なによバカシンジ?」

レイ「なに?」

シンジ「はい、ふたりとも少し早いけどバレンタイン!」

アスカ「えっ?」

シンジ「僕からの感謝の気持ちだよ」ニコッ

アスカ「~~~///」カァァァ

アスカ「ば、ばっかじゃないの!?」

アスカ「しょうがないから受け取ってやるわよ!!」

シンジ「ははは…はい、アスカ」

アスカ「あ、ありがと…」

シンジ「はい、綾波も」

レイ「…ありがとう」

シンジ「どういたしまして!綾波!」

ねたのか?

おきとる

誰が?

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

>>479
ゾワゾワするからヤメレwwwww

ミサト「最近随分シンジ君積極的になったわよねぇ~♪」

ミサト(正確にはアスカが飛び出した後から…ね)

シンジ「ええ?そうですか?あはは…」


レイ「あの…」


ミサト「んー?どったのレイ?」

レイ「…私も」

レイ「…私も感謝を」

ミサト「?」

レイ「…バレンタインのチョコを作って来ました」

私怨

支援

アスカ「!?」

ゲンドウ「!?」

冬月「!?」

リツコ「!?」

マヤ「!?」

日 青「!?」

アスカ(え、エコヒイキ!?)

ゲンドウ(レイ…!!)

冬月(…どうするんだ、碇…このままでは本計画に支障がでるんではないか…?)

リツコ(随分と変わったのね…レイ)

マヤ(レイ、作れるようになったんだ…)ウルウル

日向(レイちゃんが…!!)

青葉(ありえん…!!でも…!!)ゴクリ

すまんの、もうちっとだけ続くんじゃ

構わん続けろ

思念

レイ「……」ゴソゴソ

レイ「…これです」

レイ「…良かったら」

レイ「…みなさんで」

アスカ「ちょ、ちょっと!!」

レイ「…なに?」

アスカ「あ、アンタはそれでいいの!?」

レイ「…何が?」

アスカ「だ、だってシンジにあげるんじゃないの!?」

レイ「…碇君?碇くんにもあげるわ」

アスカ「だ、だったら!!」

レイ「私はお世話になっている人全員に渡すもの」

アスカ「!?」

レイ「バレンタインとはそういうものだと知ったわ」

レイ「……」

アスカ「そ、それはそうだけど…」

アスカ「で、でも!」

ミサト「…アスカ」

アスカ「ミサト…?」

ミサト「レイはね、アスカ含めてネルフの人たち全員にチョコを作りたいって話していたのよ?」

シンジ「綾波…ありがとう」

レイ「…どう、いたし、まして……」

紫煙

___
__
_

キーンコーンカーンコーン

女子A「碇くぅ~ん!!」

女子B「私達チョコ作ってきたの!!」

シンジ「う、うわぁぁ!?」

女子C「ハイ!これ碇君♪」

マナ「シンちゃんあたしのも受け取ってぇ♪」

キャーキャーワーワー

マナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

トウジ「しっかしセンセはモテるのぉ…」

ケンスケ「よく言うよ…トウジも委員長からもらったくせに…」

トウジ「あ、あれはやな!!ち、違うんや!!」

ケンスケ「うるせえよ!!テメエだけもらいやがってくそが!!」

トウジ「な、なんやとぉ~!?」


シンジ「ちょ、ちょっと二人ともぉ!!喋ってないで助けてよぉ!!」

ケンスケ「うっさい!!お前はそのまま圧死してしまえばいいんだ!!」

トウジ「せやせや!!」

シンジ「お願いだよぉ!」

シェーン

シンジさんはモテモテだよ?

アスカ「な~に朝っぱらから盛ってんのよバカシンジ!!」

シンジ「あ、アスカぁ!!」

女子A「何よアンタ!いきなり入ってきて!!」

女子B「ば、ばか!!アンタこの人シキナミさんよシキナミさん!!」ボソッ

女子A「え、まじ!?ヤバ!!」ボソッ

女子ABC「し、失礼しました~」ダダダッ



アスカ「ったく、ほんっとに情けないわねバカシンジは!」

シンジ「あ、アスカ助かったよ…」

シンジ「ありがとうアスカ」ニコッ

アスカ「!!///」

アスカ「ち、ちょっとは男らしくしなさいよね!?///」

シンジ「あはは…頑張ってみるよ」ニコッ

アスカ「!?///」

アスカ(だ、だめだわ…最近のシンジの笑顔見ると…こう…なんか…///)

>>1めアスカ画像スレに顔出しておったな
サボりおって…


見つけたこれか

アスカ(忘れてたけど、…今日は決戦の日よアスカ!!)

アスカ(行くのよ!!アスカ!!)

アスカ「し、シンジ!!」

シンジ「どうしたの?アスカ」

アスカ「き、今日の放課後、ちょっと付き合って!!」

シンジ「!!」

シンジ「…わかった」

___
__
_

>>504
なにそのスレクッソワロタ

キーンコーンカーンコーン


アスカ「…!!」ガタッ

アスカ「し、シンジ!!」

シンジ「!!」ビクッ

シンジ「び、びっくりしたぁ…」

アスカ「あ、ご、ごめん…」

シンジ「ふふっ…いいよいいよ気にしないで」ニコッ

シンジ「それより放課後だけど?」

アスカ「あ、そ、そそうね!!」

アスカ「さっさと行くわよ!」

シンジ「え、ちょ!い、行くってどこに?」

アスカ「うっさい!黙ってついて来なさい!!」

さっさと行くわよ(性的な)

シンジ「…ここは?」

シンジ(公園かな?あんまり大きくないけど、ブランコとかもあるし…)

アスカ「……」

シンジ「…アスカ?」チラ

アスカ「……」

シンジ(アスカ…夕日に照らされて…綺麗だな…)

アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ「…ここはね」

シンジ「!」

アスカ「あの日、アタシが無様にも自分の心情を泣きながら吐き出した後来たところなの」

シンジ「……」

アスカ「あの後、アタシはもう涙で顔がぐちゃぐちゃで、前なんか見てなくて」

アスカ「なんであんなこと言っちゃったんだろうって後悔して…」

アスカ「ふふっ…アタシらしくないわよね、笑えちゃうわ」

シンジ「……」

アスカ「…どこをどう走ったのか、気がついたらこの公園についてた」

アスカ「別に期待はしてたわけじゃないつもりだったけど、心の底ではシンジが追いかけて来てくれると思ってたわ」

アスカ「でも来たのはミサト」フフッ

シンジ「……」

アスカ「正直、ミサトが来た時がっかりしたわ」

アスカ「シンジにも、期待してた自分にも」

アスカ「でもね、ミサトはアタシ達の幸せを願っていたって言った」

アスカ「今なら理解るの」

アスカ「あの時、シンジが来てたらまた感情にまかせて怒鳴ったりしちゃうって」

アスカ「だからミサトには感謝してるわ…」

シンジ「…うん」

続けて

アスカ「…シンジ」

シンジ「…なに?」

アスカ「……渡したいものがあるの」

シンジ「……うん」

アスカ「…流石のニブシンジもこれがどういう事かは…理解るわよね?」

シンジ「…なんだよそれ」

アスカ「ふふっ…なんでもないわ♪」

シンジ(……僕でもわかるよ…アスカは…これから…)

アスカ「……」スーハー

シンジ「……」

アスカ「…シンジ」

シンジ「……」

アスカ「アンタが好き」

シンジ「……」

アスカ「よ、よかったら…」

シンジ「……」

アスカ「…受け取って?」スッ


シンジ「アスカ……」


___
__
_

おい!アスカ画像スレに「ほ」とだけ書き込んだ奴は誰だ!!出て来い!!

___
__
_

シンジ「アスカ…僕も」

アスカ「…?」

シンジ「…僕も作ってきたんだ」

アスカ「えっ?」

シンジ「ほら…」ゴソゴソ

アスカ「あっ…」

シンジ「ブラウニー作った後、チョコ余っちゃって、それで…」

アスカ「余り物…ってことかしら?」

シンジ「…言い方が悪かったね、余ったけど、それはわざと多く材料買ってきたからって言うか…」

アスカ「いいわよ…そんな言い訳…」

シンジ「……」

シンジ「…アスカの為に特別に作ろうと思ったんだ」

アスカ「っ!?」

シンジ「言い訳みたく聞こえるかもしれないけど、これは本当だから…」

シンジ「僕の気持ちだから…」

アスカ「し、シンジ…それって…」

シンジ「……」

アスカ「……」

シンジ「…好きだよアスカ」

I know, I know I've let you down
I've been a fool to myself
I thought that I could
live for no one else~

アスカ「~~~///」

シンジ「大好きだ!」

アスカ「あ、あたしも…」

シンジ「アスカ…」

アスカ「……好きよ」 ボソッ

シンジ「……」ギュッ

アスカ「!!」ビクン

アスカ「し、シンジ!?」

シンジ「ご、ごめん…アスカがかわいくって…つい」ギュー

アスカ「…ばか」ギュ

シンジ「!!///」

俺「…」ギュッ

___
__
_

アスカ「……」ギュー

シンジ「……」ギュー

アスカ「……」ギュ~

シンジ「……」ギュッ

アスカ「シンジ、あったかい…」

シンジ「…アスカもあったかいよ」

アスカ「…ふふっ」

アスカ「ねえ、シンジ」

シンジ「…なに?」

アスカ「シンジのチョコ…食べていい?」

シンジ「うん、いいよ…おいしくなかったらごめんね?」

アスカ「ばか。シンジの気持ちが詰まったのがおいしくないわけないじゃん」

シンジ「…そうだね、じゃあアスカのチョコも食べていい?」

アスカ「…うん。で、でも、その…あたし初めて作ったからおいしくない…かも」

シンジ「…アスカ」

アスカ「な、なにシンジ…」

シンジ「 …アスカの気持ちが詰まったのがおいしくないわけないじゃん 」

アスカ「!!」

アスカ「…ばかしんじのばか」ギュー

シンジ「ふふっ」ナデナデ

シンジ「…食べよっか」

アスカ「うん…」

シンジ「じゃあ…」


アスカ「シンジから」シンジ「アスカから」

アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ シンジ「…ぷっ」

シンジ「…同時に食べようか?」

アスカ「…そうね」

アスカ「シンジのチ○コ…食べていい?」

シンジ「せーの」

アスカ「あむっ」パクッ

シンジ「んむっ」パクッ

アスカ「……」モグモグ

シンジ「……」モグモグ

シンジ「おいしいよ、アスカ」ナデナデ

アスカ「…シンジのもおいしいわ」ギュ

シンジ「…でもちょっと苦いかな?」

アスカ「…そ、それはちょっと失敗して……」

シンジ「でもおいしい」

アスカ「シンジのはちょっと甘いわ」

シンジ「はは…甘くしすぎちゃったかな?」

アスカ「……」

アスカ「シンジ、もう一個食べて」

シンジ「?…いいけど、もったいn」

アスカ「いいから食べて」

シンジ「う、うん…別にいいけど」

アスカ「あたしも食べて……」

シンジ「あむっ」パクッ

アスカ「んっ」パクッ

シンジ(どうしたんだろ?アスカ…)モグモグ

アスカ(……よしっ)モグモグ

私怨

アスカ「……///」チュ

シンジ「!!」

アスカ「んむ…ちゅ…」

シンジ「!!あ……あひゅか…」

アスカ「んちゅ……ちゅるっ…」

シンジ(アスカと…キスしてるんだ…)

アスカ「…ちゅ…んむ……ちゅぱ………ぷはぁ」

シンジ「…んっ…ちゅ……ぷはっ」

シンジ「あ、アスカっ!い、いきなりなにを…」

アスカ「これなら……」

シンジ「アスカ…?」



アスカ「これなら……苦くない、でしょ?」ニコッ



終われ

この落ちから書き始めたからホント苦労したわやっぱり綾波が一番可愛いよ
おやすみ

乙面白かった



鬱とか綾波エンドならなくて本当良かった

乙!

Love Asuka Shinji
Love Rei Shinji

乙!!

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