ミサト「ネルフLINEつくるわよ!!」シンジ「LINE…ですか?」(101)

ミサト「はい、これ」

シンジ「なんですか?これ」

ミサト「シンちゃんとアスカの新しい携帯端末よ」

アスカ「いいわよ。前ので十分だわ」

ミサト「そう?こっちのほうが色々と使い勝手がいいのよ?ほら、こうして画面に」

シンジ「すごい!画面に触れただけで反応するんだ!」

ミサト「どう?すごいでしょ」

ミサト「あと、LINEって言うアプリもいれておいたから使ってね~」

ミサト「そんじゃ、仕事に行ってきます!」

バタンッ

シンジ「新しい携帯かぁ」

アスカ「確かに使いやすいわね」

シンジ「そういえば、ミサトさんが言ってたLINE?ってなんなんだろ」

アスカ「このみどりのアイコンのことじゃない?」

シンジ「う~ん……なんだかよくわからないや」

アスカ「要はメールの代わりに使えってことでしょ」

ネルフLINE

シンジ『てすと』

アスカ『グーテンモーゲン♪』

ミサト『どう?使い心地は?』

アスカ『楽ちんってとこかな』

ミサト『どんどん使いこなしてね!』


シンジ「ミサトさん早速返事くれたね」

アスカ「せっかくだから、もう少し書き込んでみる?」

ネルフLINE

アスカ『バーカシンジー。バーカ!ばーか!』



シンジ「なっ!なんだよ!アスカ!ひどいじゃないか!」

アスカ「だって、他に思いつかなかったんだもん」

シンジ「くっ…」

ネルフLINE

シンジ『お?やるか?タイマンはる?』


アスカ「ほう…言ってくれるじゃない!」グイッ

シンジ「やめてよ!LINEで売られた喧嘩はLINEで勝手よ!」

ネルフLINE

アスカ『こういう時だけ、強気になるなんて本当にバカで弱虫ね!』

シンジ『うるせー!ドイツに帰れ!』


アスカ「なによ!」ギロッ

シンジ「悔しかったらLINEで返しなよ!」

アスカ「ちっ」


ネルフLINE

アスカ『現実でもこれくらい強気だといいだけどねー』

シンジ『ビールとウィンナーの食い過ぎで脳みそまでボイルされちゃった?』

アスカ『バカシンジのくせに偉そうに!!』

シンジ『偉そう?どう考えてもアスカの方が普段、偉そうだけど?』

シンジ『自☆称☆←(これ重要)エリートパイロット?だもんね^^;』

アスカ「むかつく…むかつく…むかつく……」ウルウル

ネルフLINE

アスカ『自称じゃないわよ!実力でここまで上がってきた。正真正銘のエリートパイロットよ!!』

シンジ『そうなんだ。うん、そうだといいね?』

アスカ『そうだといいね?じゃなくてそうなのよ!』

シンジ『はい?(´゚д゚`)』

アスカ『はい?じゃないわよ!!いい加減にしなさいよバカスンジ』

シンジ『スンジってwwww何?なにそれ??wwwwwスンジwww』


アスカ「もう!!!!!!なによ!!バカシンジ!!!」シクシク

アスカ「ごらぁあ!!」ドスッ

シンジ「うっ…」

シンジ「なにするんだよ!アスカ!」

アスカ「私はエリートパイロットなの!」ウルウル

シンジ「わかったから!落ち着いて!ね?」

アスカ「知らない!!」フンッ

シンジ「アスカ!どこ行くんだよ!」

アスカ「ちょっと、散歩」グスッ

シンジ「遅いな~。アスカ」

ピロリン

シンジ「?」

ネルフLINE

マヤ『お昼休みですよ~♪』

リツコ『知ってるわ』

マヤ『すいません(*^_^*)。つい、活用したくなって』

日向『今日は何を食べようかな』

青葉『そういやぁ、今日の日替わりメニューってなんだっけ?』


シンジ「ネルフLINEって言うだけあって、ネルフの人も使ってるんだ。」

シンジ「父さんも使ってるのかな」

ネルフLINE

アスカ『コンビニなう』

アスカ『アスカさんが画像を送信しました』

マヤ『アスカは今日、学校休みだもんね(#^.^#)いいなー』

シンジ『僕にも何か買ってきてよ』

アスカ『いや』

シンジ『もしかして、さっきの事。まだ、怒ってる?』

ミサト『あれは、シンちゃんが悪い』

青葉『脳みそまでボイルって、ねぇ(笑)』

日向『シンジくんも痛いとこつくね』

マヤ『ちょっと!掘り返してどうするんですか!ヾ(*`Д´*)ノ"』

リツコ『シンジくん、ちゃんと謝ったら?』

シンジ『アスカ!ごめん!』

アスカ『いや』

シンジ『そんな……』

シンジ『ごめんなさい!!アスカ!アスカのこと傷つけてごめん!』


アスカ「バカシンジ…」

ネルフLINE

アスカ『謝られてばかりで鬱陶しいから許してあげる』

アスカ『それで、何買ってきてほしいの?』

シンジ『えっと……』

シンジ『ぼんwれすwwwハムwwwwww』

アスカ『え?どういう意味?』

シンジ『あ、ごめん。ただ、ハムが食べたかっただけなんだ。』

シンジ『決して、アスカの足が太ももがボンレスハムに見えたわけじゃないよ』

アスカ『あんたねぇ……いい加減にしてよ!』

シンジ『何が?(´・ω・`)』

アスカ『むかつくからやめてって言ってるの?』

シンジ『What's?』

青葉『Why?』

日向『Do you understand?』

アスカ『もう!!意味がわからん!!!』

アスカ『今から、殴りに向かうから。それじゃ』


シンジ「え?え?嘘……」

ネルフLINE

日向『逃げるんだ!シンジくん!』

青葉『今の彼女なら殴るだけじゃすまないぞ!』

マヤ『殴られて当然です!あんなひどいこと言ったんですからヽ(`Д´)ノプンプン』

リツコ『アスカにはシンジくんを打つ権利があるわ』

シンジ『どうしてだよ!物理的ダメージを与えた覚えはないですよ!』

最後のシ者『大丈夫。僕が守ってあげるから』

ミサト『だれ?』

青葉『誰かが招待したからここに書き込めるんでしょ?』

日向『君は何ものなんだい?』

最後のシ者『答える気はないよ』

シンジ『僕のこと、守ってくれるの?』

最後のシ者『最後のシ者さんが動画を送信しました』

動画:

アスカ「離しなさいよ!!誰なのよ!!!」

カヲル「碇シンジくんを殴ろうだなんて、リリンの最底辺のクズがよくもまぁ」

アスカ「なによ!アンタまでそういうこというの」

アスカ「もう、最悪よ」ウルウル

カヲル「シンジくん!僕がセカンドを処理するから!心配しないでね!」ニコッ

ネルフLINE

青葉『なんだ?悪戯か?』

日向『本物のアスカに見えたが』

シンジ『あの、僕は本当に大丈夫なんでしょうか』

碇パパ『大丈夫だ。問題ない』

ミサト『司令!』

碇パパ『セカンドのパイロットは現在拘束中だ。恐喝および殺人未遂の疑いをかけられている』

冬月『当然の報いだな』

数時間後

ネルフLINE

マヤ『今日は早くに帰れそうですね!みさなん!最後までがんばりましょう!(*‘ω‘ *)』

シンジ『お勤めご苦労様です』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

シンジ『え?』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

リツコ『今度は何?』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

マリ『マリがスタンプを送信しました』

ミサト『やめなさい!!皆の迷惑でしょ!!』

マリ『(/ω・\)チラッ』

シンジ『誰?』

マリ『久しぶり!わんこ君!(`・ω・´)ゞ』

青葉『シンジくんの知り合い?』

シンジ『マリって名前のクラスメイトはいないです』

日向『最後のシ者といい、このLINEには変なのがいっぱいいますね』

マヤ『マリはネルフ関係者なの?(・・?』

マリ『オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ』

マヤ『ひどいです(>_<)』

マリ『ヨシヨシ( ^・ェ・^)/(; ; )グシュ』

マヤ『(*´ω`*)』

シンジ『マリとマヤの文字が似てて鬱陶しいです』

青葉『俺も同意権だな』

リツコ『まったく子供じゃないんだから』

マヤ『すいません……』

マリ『よ~しこうなったら!』

ミサト『スタンプ連投したら、メンバーから外すわよ』

マリ『(´・ω・`)』

シンジ『そういえば、アスカ大丈夫なのかな』

アスカ『シンジ』

シンジ「あ!アスカ!」

アスカ『脅したりなんかしてごめんなさい』

アスカ『ごめんなさい』

アスカ『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
     ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
     ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい』

シンジ『更生してくれてなによりだよ』

日向『相当酷い目にあわされたんでしょうね』

シンジ『綾波もLINEしてるのかな』

綾波レイ『います』

シンジ『やっぱりいるんじゃないか!せっかくだから、なにか話そうよ!』

綾波レイ『なにを?』

シンジ『何をって』

シンジ『わからないぁ』

綾波レイ『そう』

綾波レイ『綾波レイがスタンプを送信しました』

シンジ『え?』

綾波レイ『ごめんなさい。まつがえた』

綾波レイ『間違えた』

数日後、アスカの乗った3号機は使徒に汚染されいていたために
シンジくんの手によって華麗に成敗されたのであった。

シンジ『なんだよ!父さんは結局何もわかってなかたんだ!!』

シンジ『父さんの嘘つき!!!』

碇パパ『使徒殲滅が我々の仕事だ』

青葉『やはり、LINEも荒れますね』

ミサト『無理もないわ……シンジくんは自分の手でアスカを傷つけてしまったんですもの』

マヤ『アスカ、早く元気になってほしいです(´;ェ;`)ウゥ・・・』

シンジ『しね!糞じじい!!が!!』

碇パパ『糞で結構だ』

シンジ『そんな!性格だから!!母さんにも逃げられるんだ!!』

碇パパ『おい!馬鹿野郎!!お前はとんだ馬鹿野郎だ!』

シンジ『あぁあ、ボケ老人の相手するのだりぃいなぁああ!!!』

冬月『冬月がスタンプを送信しました』

シンジ『あ、父さんのことです。すいません』

碇パパ『ダミープラグを使わせたのは紛れも無い、お前自信だ。』

シンジ『使っても使わなくても同じだよ!』

碇パパ『使徒はエントリープラグそのものに寄生していた。』

碇パパ『3号機からプラグを抜き取ればすんだものを』

碇パパ『これだから、ガキは』

シンジ『は?』

シンジ『は?』

シンジ『は?』

シンジ『は?』

シンジ『は?』

日向『さすがのシンジくんも言い返せね無いようですね』

リツコ『無様ね』

ここからQネタバレ入ります

そして、更に時は経ち

14年後 ヴンダー

シンジ「なんだよ……みんなして…」

シンジ「こんなものまで付けて…」

シンジ「僕のことなんか、必要ないって…」

サクラ「食事もってきましたよー。」

サクラ「まだ、元気ないんですか?」

シンジ「当然だよ。アスカにはガラス越しに殴られるし」(LINEの件があるからなんともいえないけど)

シンジ「みんな、僕に冷たいし…無視するし」

サクラ「みなさん、今はいっぱいいっぱいなんですよ。わかったげてください」

サクラ「そうだ!これ!プラグ内に入ってた備品です。」

シンジ「これは……僕の携帯」

サクラ「一応、お返ししますね」

シンジ「そういえば、LINEってまだ使えるのかな?」

シンジ「見てみよう」

ネルフLINE

ミサト『シンジくんを何としても取り戻すわよ!!』

リツコ『初号機を、でしょ?』

ミサト『初号機も大切だけど!シンジくんも大切よ!』

アスカ『LINEのお返しをまだしてないから、取り戻したら絶対ぶんなぐる!!!』

マヤ『でも、現時点でシンジくんを取り込んだ初号機がどこにあるのかもわかりませんし』

日向『そもそも、LINEでこそ会話できますが、
    我々も幽閉から逃れるために各地へ散らばっているわけですし』

ミサト『では、合流しましょう!』

青葉『合流って…何をするおつもりですか?』

ミサト『きまってるじゃない!シンジくんを救ってネルフをぶっ潰すのよ!!』

リツコ『正気?どうやって、ネルフに対抗しようっていうの?』

ミサト『わかんないわよ!そんなの!それでも!戦うしかないじゃない!』

日向『僕は付いていきますよ』

青葉『俺も』

マヤ『私も』

リツコ『本当に、無様ね』

リツコ『散らばってるネルフ関係者に消臭をかけてみるわ』

ミサト『リツコ!』

リツコ『表向きは青い海を取り戻すとでも言っておけばいいでしょう』

マヤ『それ!賛成です!』

ミサト『では、このLINEもこれで最後にします』

ミサト『合流地点、現時刻から三週間後、座標○○○』

ミサト『以上、みんな。また会いましょう』

グループが解散されました。

メンバーは誰もいません

シンジ「ミサトさん…」

ピリリン

シンジ「?」

シンジがヴィレLINEに招待されました

シンジ「なんだろ?」

アスカ『おかえり♪』

マヤ『おかえりなさい(*´ω`*)』

マリ『おかえり!わんこ君!(`・ω・´)ゞ』

日向『おかえりなさい』

青葉『おかえり!』

リツコ『久しぶりね』

ミサト『おかえりなさい!!シンジくん!!!』



シンジ『ただいま!』


おわり

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