シンジ「エヴァビーム?」 (28)

赤い海で綾波のグロテスクなオブジェを見ながら、
放心状態のアスカの隣で、体育座りしてたら
視界が白いもやで埋め尽くされ、気がつくと
公衆電話の前にいた
シンジ「・・・ここは・・・」

右手にはミサトの写真、右をみると使徒が、えーとあの全身タイツ名前なんだっけ、サリエルだっけか、が戦闘機と戦っていた
そこに猛スピードで車が来た

ミサト「乗って!!」
シンジ「あっはい」

車に乗り込んだ、
ミサト「初めまして、あなたがシンジくんね」
シンジ「・・・はい」

やはり・・・

ミサト「ごめんね、ちょっと遅れちゃって、」

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シンジ「あっ・・・あの」

ミサト「な~に」

シンジ「初対面なん・・ですよね、僕たち」
ミサト「ちょっと馴れ馴れしかった?」

シンジ「いや、その、初対面なのかなって、」

ミサト「多分そう、まあ初恋の人にでも似てたんじゃないシッシッシッ」

シンジ「そうかぁ・・・」

ミサト「笑いどころなんだけどなぁ」

これ・・・二回目だ、


途中N2爆弾に車を吹き飛ばされたりしながらNELFに到着した

ミサト「あっれ~おかしいなぁ」
ミサトさんが道に迷ってる、僕は知ってるんだけど、それだとおかしい事になるしなぁ・・・

シンジ「なっ、なんとな~く、こっちな気がします」

ミサト「おっ、シンジくんの勘をお姉さん信じてみましょう!」

エレベーターにつく

ミサト「凄いわ~、ギャンブル得意そうね、シンジくんは」
シンジ「いや、あのそんなことないです・・・」
ミサト「あとはポーカーフェイスだけね、」
途中で、リツコが乗って来た
驚いたことに、着てるのは白衣だ、前は水着だったのに、やっぱり前とは違うのかなぁ
リツコ「・・・この子がシンジくんね」

ミサト「そうよ」


シンジ「あっあの、」

ミサト「あっ紹介するわ、リツコ、NELF研究局長なのよ~、スッゴい怖いから注意してね」

シンジ「リツコさん、」

リツコ「そうよ、よろしくね、シンジくん」
シンジ「あの、僕ら、初対面です・・よね」
リツコ「・・・!!」

ミサト「またぁ、シンジくんの口説き文句なのそれ~」

リツコ「そっ、そうよ、私たち、初対面じゃないの」

そうかぁ、みんな、あの記憶は無いんだなぁ

ゲンドウ「久しぶりだな・・・シンジ」

シンジ「父さん・・・」

まっ僕にはそんなに久しぶりじゃないんだけどね、食べちゃったし、
えっとなんて言うんだったかな

ゲンドウ「これを見ろ」

エヴァだ、心なしかサラピンな感じがするなぁ、

ゲンドウ「シンジ、エヴァに乗って、使徒と戦え」

シンジ「なんだよ、なんで僕なんだよ、今更呼び出しといて、何を」

ゲンドウ「乗れ、でなければ帰れ」

あっ、さっきのセリフ、早すぎたかな

シンジ「そんな、無理だよ・・・」

ゲンドウ「・・・予備が使えなくなった、レイを呼べ」

ぐだぐだ言い合って包帯まみれで痛々しいレイが来た、

シンジ「綾波・・・」
この綾波はたしか死んだんだよなぁ、ミミズみたいなのを倒すときに、

レイ「シンジくん・・・」
綾波はつぶやくように、僕にだけ聞こえる声でそう言った
シンジ「!!」

綾波は僕のことを知ってるんだ、じゃあ綾波は・・・

大きい揺れが本部を襲う
がれきが綾波に降り注ぐ
綾波「キャア!!」

シンジ「綾波!!」

とっさに駆け寄ると、エヴァが手で庇ってくれた

ミサト「いける!!」

なんだかんだでエヴァに乗った、

あーLCLだ、飲み込まないようにして初心者を演出しよっと、

シンジ「うわっ、液体が」

リツコ「LCLよ、大丈夫、肺に入っても呼吸できるから、」

シンジ「うげぇ、気持ち悪い」

ミサト「我慢なさい、男の子でしょ!!」

はいはい

ここでリフトオフ

シンジ「さてと」
エヴァが歩きだす

ミサト「凄い!!よく歩き方がわかったわね!!」
しまった
シンジ「あっなんかぁ、歩けって思ったら自然とぉ~」

ミサト「バカっ、目の前に使徒が、」

お前のせいだろ、このポンコツヒステリー女は、たまに自分のミスを人のせいにしやがって

ミサト「応戦して」

ええっと前はどうやって倒したんだっけ、ああ・・暴走したんだった

初号機は、使徒に掴まれ腕を折られ、投げられる、

シンジ「いったぁ!」

ミサト「応戦するのよ」

シンジ「どうやって!!」

ミサト「エヴァビームよ!!」

シンジ「エヴァビームって・・・」

ミサト「心の力で念じるのよ!!ビーム出ろって、早くなさい、ビーム!ビーム!」

どうしよう、今回のミサトはおかしい、死ぬかも(笑)

ミサト「ビーム!ビーム!ビーム!ビーム!」

シンジ「そんなこと言ったって」

青葉「早くビームを打て!ビームだ!ビーム!ビーム!ビーム!ビーム!」

マヤ「勇気を出して!ビーム!ビーム!ビーム!」

日向「男にはビームを出さないとダメな時があるんだ!ビームを打て!ビーム!ビーム!ビーム!」

ゲンドウ「シンジなんでビームを打たない。ビーム!ビーム!ビーム!ビーム!」

何故か大合唱になり

ミサト「はい!B・E・A・M!BEAM!」

シンジ(ああもう、どうでもいい!出ろビーム、ビーム出ろ)

エヴァ「ウオオオォ!!」カッ

エヴァの目から光線が飛び出し、サリエルを貫いた、
サリエル「キエェ!!」断末魔を上げて十字架状に爆発する

シンジ(出たよ・・・ビーム・・・それにつよっ(笑))

一応検査の為に病院のベッドに横になる

シンジ(あっ、この天井は、前と同じだ、もしかしたら夢だったのかもしれない、エヴァビーム、本当は僕が暴走して、そうだよな、)

ミサト「凄かったわよ、シンジくん、エヴァビーム!!やったわね!」

ミサトが入ってくる
クソっ、あれは夢じゃないらしい

ミサト「検査も終わったし、どうするのシンジくんは?」

お前んとこに泊まるんだよって言えない

シンジ「一人で暮らします・・・」

ミサト「そんな中学生なのに・・」

シンジ「いいんです、なれてるから」ニコッ

ミサト「そんなの、良くないわ!そだ!」

きたきた、ミサトが書類を書き出したぞ、そうそう僕を住まわせるんだよな~

ミサト「シンジくん、これからはレイと暮らすのよ!!」

シンジ「えっえっ」

ミサト「さっきの女の子、おんなじパイロット同士!気が合うと思うの!」
ミサトの目が輝く

シンジ「あっミサトさんの家に・・」

ミサト「ダメダメ、あたしは、ペットいるし、彼氏も、キャッ////」ミサトが手を顔に置く

今回のミサトうぜえ、

シンジ「でっでも、女の子だし」

ミサト「あらあ、いやらしい事しちゃだめよ、シンジくん」

シンジ「そっそんな事・・・」

ミサト「ならよし!!決まった~!」

信用しすぎだろ、僕を、

ミサト「シンジくん、改めて紹介するわ、零号機パイロット、綾波レイよ」

レイ「碇くん・・・」

ミサト「ああ、レイは資料を読んで、シンジくんの事知ってるのね、そう彼が初号機パイロット碇シンジくん、ほらシンジ」

シンジ「どうも・・・」
初対面っぽく振る舞わないと・・・

レイ「私の事覚えてないの?」

綾波、空気読めよ、変な感じになるだろ、ミサトの目が点になってるぞ、

シンジ「ああ、覚えてるよ!大丈夫?あの時、転んだ傷痛くない?」

ミサトは一人納得し笑う、ああバカを騙すのちょり~

レイ「それじゃなくて・・・」

シンジ「綾波!!僕は君と暮らすことになったからよろしくね!」

レイ「あry
シンジ「よろしくね!」

綾波のアパートについた、相変わらずなんにもないへやだなぁ

シンジ「お、お邪魔します」

とはいえ、女の子の部屋だ、緊張するなぁ
綾波「おかえりなさぃ・・・」

顔が赤らんでる、僕も綾波も、ああ中学生の青春だなぁ

シンジ「・・・」

綾波「・・・・」

いきなり気まずいよ、なんだよ、これ、テレビもねぇ、漫画もねぇ、から時間潰せない、何か何か、

シンジ「あっ、僕夕飯つくるね」

ああ、料理出来て良かった、っと思ったら冷蔵庫にはサプリメント以外なんにもねぇ、ああ、
シンジ「・・・なんにもないね」

綾波「ごめんなさい」

シンジ「綾波は悪くないよ、ご飯とかどうしてるの?」

綾波「NELFから支給された物を食べてるわ」

無機質に努めてるなあ、綾波みたいに生きてたら、普通の人でも、無機質になるよ

シンジ「今日からは僕が作って、いいかな?」

綾波「悪いわ」

シンジ「作りたいんだよ、お願い」

綾波「そう」

シンジ「とりあえず、もうスーパーもやってないから、コンビニで買ってくるよ」

綾波「あっ・・・」

コンビニ行くだけで、寂しそうにしないでよ、

シンジ「綾波も来る?」

綾波「///」コクン

可愛いな、萌えた

とはいえコンビニじゃ限界あるわ、果物と野菜炒めようの袋しか買わなかった、
他にもあったけど高くて、主夫中学生の異名をもつ僕には買えなかった、給料はネルフから支給されるんだけど

シンジ「簡単だけど、野菜炒めでも作るよ」

綾波「私はネルフで食べてきたから、」

シンジ「わかった、僕の分だけ作るよ」

あー、料理いいなぁ、やっぱり、頭が冴えてくる

シンジ「そう言えば、綾波は前の記憶があるの?」

綾波「・・・あるわ」

シンジ「あの、綾波は、、、あの、どっちの綾波っていうか、うーん」

綾波「碇くん・・・私がクローンだって知ってるのね・・・」

ああ、初めに会った綾波か、ええい悲しそうな目に負けるな僕、

シンジ「あっと、どこまで記憶があるの?」
綾波「使徒を抱いて、N2で自爆して、視界が真っ白になって、気づいたらベッドに横になってた」

そうかぁ、良かったかも、あのデカくなった綾波の記憶まであったら僕どうしたらいいかわからないよ、
まっ今でもわからないんだけどね、どうしようまた気まずくなった、

綾波「碇くんは・・・」

シンジ「えっ、あっうん、何?」

綾波「私がクローンって知ってるのよね・・・」

シンジ「・・・うん」

綾波「私の事、嫌いになった?」

シンジ「そんな事ないよ!!」

デカくなった時は怖かったけど

綾波「嘘」

シンジ「どうして、そう思うの?」

綾波「私の事、避けてる、」

綾波がにじりよってくると、反射的に距離を取ってしまうシンジ、

綾波「私が怖いのね・・・」

シンジ「違うよ、人との距離感がつかめないから過剰反応してるだけだよ、僕怖がりなんだ」

よく自己観察出来るようになったよ、僕

綾波「・・・そう」

納得してない、泣きそうだよ、綾波
仕方ない、くっそ、勇気だせ、僕

シンジ「僕は綾波の事好きだよ、」綾波を抱きしめる、

綾波は少し驚いた顔をして、それからシンジの背中に手を回した
シンジ「今度は、必ず守るから・・・」

綾波はシンジの胸の中で泣き出した、それを黙って受け入れるシンジ
シンジ(今僕ちょっとカッコイい~)
そう思いながら、コンロの火を綾波が気づかないようにこっそり止めた

綾波の話ではエヴァビームは初号機しか出ないらしい、

シンジ「もうそろそろ寝ようか」

他にする事もないしね、

綾波「わかった、」
綾波がそのままベッドに横になり、ちょっと左による

シンジ「わかったって・・・」
布団は一つしかないよなぁ、シングルベッドに二人、うわぁ熱膨張しちゃったよ・・・

綾波が手で横の間スペースをポンポン叩いてる、ノリノリだよ、綾波、促されるまま横になる僕、

綾波「おやすみなさい、」
綾波が電気を消す
シンジ「えっあっと、そのおやすみっ!なぁさい?」
声が裏がえったりしちゃった、恥ずかしい・・・

目を閉じる綾波、誘ってるの?、ねえ、うわぁ熱膨張が止まらない、パンツがパンパンだよ、どうしよう、
それでは、かたじけないって胸を揉んだりしていいの?うわぁうわぁ、僕は僕は、って眠れるか!!

綾波の寝息が聞こえる、起こしちゃまずいよなぁ、でも、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ、

シンジはそうっと、胸に手を触れる

フニフニ

シンジ(や・・・柔らかい・・・)

綾波「んっ・・・」

ヤバい!起きた?起きた?寝たふりだ!寝たふり!僕なら出来るウオオオォ

シンジ「ぐーぐー」

綾波「・・・スウスウ」

良かった!寝た寝た、この手を二度と洗わないぞ、僕は、久しぶりに熱くなれた!
うおお!

胸を触った手を上に上げて泣いた

シンジ「綾波・・・僕が守るから・・・」

その手で熱膨張したあれに触れた

シンジ(間接パイズリ)

なんとなく自覚してるのは、冷めてるって事、
二回目で何がくるのか、わかってるからかな、あんなグロい世界に1ヶ月ぐらいいたからかな、自然とお腹もすかなかったから、
人間じゃなくなったんだなぁって思ってたしね、
ただ今回は、前回の経験を生かして、やれるようにやりたいと思う

まず、①綾波を自爆させない、②アスカにS2機関を搭載させ、アスカの自我と肉体の平穏を保つ、③トウジの安全を確保する
①はエヴァビームでなんとかなりそうだし、②はアスカにカヲルくんを食べさせよう③が難しいよな、トウジがパイロットに決まったらあのポンコツに秘密裏に乗せられるんだろ、
僕が知ってたら、あのアホの親父がいろいろ計画を変えて、未知の世界になりそうだし
あのアホはサードインパクトおこしたがってるし、なるべく一回目を主軸に進めていきたいしなぁ

シンジ「大人で、記憶残ってる人いたらやりやすいのに・・・はぁ」
チュンチュン

なんて思ってるうちに朝ですよ、これ中学生の辛い所ね、
綾波が起き出した、まだ5時なのに早いね、
どうしようかな、寝たふりしようかな、まだ学校に編入してないし、このまま寝ようかな、
綾波「おはよう碇くん」

シンジ「ぐーぐー」

綾波「・・・」ジー

予想外、凝視ですよ、 薄目あけてるのがバレてる? 起きるか、

シンジ「ふわぁ、よく寝たぁ~、おはよー、」背伸びする、うん完璧

なんとなく自覚してるのは、冷めてるって事、
二回目で何がくるのか、わかってるからかな、あんなグロい世界に1ヶ月ぐらいいたからかな、自然とお腹もすかなかったから、
人間じゃなくなったんだなぁって思ってたしね、
ただ今回は、前回の経験を生かして、やれるようにやりたいと思う

まず、①綾波を自爆させない、②アスカにS2機関を搭載させ、アスカの自我と肉体の平穏を保つ、③トウジの安全を確保する
①はエヴァビームでなんとかなりそうだし、②はアスカにカヲルくんを食べさせよう③が難しいよな、トウジがパイロットに決まったらあのポンコツに秘密裏に乗せられるんだろ、
僕が知ってたら、あのアホの親父がいろいろ計画を変えて、未知の世界になりそうだし
あのアホはサードインパクトおこしたがってるし、なるべく一回目を主軸に進めていきたいしなぁ

シンジ「大人で、記憶残ってる人いたらやりやすいのに・・・はぁ」
チュンチュン

なんて思ってるうちに朝ですよ、これ中学生の辛い所ね、
綾波が起き出した、まだ5時なのに早いね、
どうしようかな、寝たふりしようかな、まだ学校に編入してないし、このまま寝ようかな、
綾波「おはよう碇くん」

シンジ「ぐーぐー」

綾波「・・・」ジー

予想外、凝視ですよ、 薄目あけてるのがバレてる? 起きるか、

シンジ「ふわぁ、よく寝たぁ~、おはよー、」背伸びする、うん完璧

シンジ「朝ご飯つくるね、」

コンビニで買ったものだからインスタント味噌汁と缶づめの、薄ら寒い朝食だけど
無いよりはマシか、


ピンポーン、

綾波「誰かきた・・・」
綾波が怯えてる、お客さん少なそうだもんね、綾波は

シンジ「僕がでるよ」

ミサトさんだ、そういえばミサトさん朝にビール飲むんだよな、そんで車を運転してNELFに、あれ、コイツ飲酒運転じゃね?

ミサト「よっほー、新婚生活満喫してる?その年で女性と二人暮らしなんてやるわね~、このっこのっ」
シンジ「そんな、二人で住めっていったのミサトさんじゃないですか」

ミサトの鼻が動く、

ミサト「おっ、朝食ですか、二人の新婚ご飯にお呼ばれしちゃおっかな~」

ミサトがドカドカと入ってくる、

レイ「葛城三佐・・・」

ミサト「ういっす、レイ、テンション低いわね~、低血圧ですかー?それとも、始まっちゃったか、生理」

今回のミサトは前よりデリカシーがないな
レイ「違います、なんの用ですか?」

綾波が少しキツいように見える、あたり前か

ミサト「始まったらお姉さんにいいなさいよ、教えてあげるから、」

レイ「わかりました、用はそれだけですか」
もう殴っていいよ、綾波、
そう思いながらもミサトに味噌汁をだす僕
ミサト「違う違う、用はシンジくんにあるの、」

シンジ「僕にですか?」

ミサト「中学への編入届出しといたわ、今日から通ってね、」

シンジ「学校かぁ・・・」

ミサト「ダラダラ出来ると思った?残念でした、使徒なんていつくるか分かんないんだから、あなたはそれまでは中学生としてきちんと教育を受けるべきよ、
それに友達も出来るしね、レイも通ってんだから」

味噌汁をすすりながら言う、くっ正論だな、

ミサト「今日は送り届けるわ、校長への挨拶もあるし、でもお姉さんも忙しいから、次からは二人でいってね、質問は?」

シンジ「ないです」

ミサト「そうそう、レイとの二人暮らしはどう?」

綾波が不安そうにこっちを見てる

シンジ「不満は無いです」

綾波の顔が晴れる、かわいいな、もう、こんなに可愛かったかな

シンジ「でも、ちょっと狭いです、ベッドも一つですし、二人ですむにはちょっと・・・」

ミサト「そうよね、私も後から反省したわー、だから今二人で住めそうな家を探してるの、それまではちょっち我慢して、お願い!!」

シンジ「早くしてくださいよ」

ミサト「んじゃあ、外で車回しとくから、早めに下りてきてね、ごっつぁんでした」

ご飯をかきこみ手を合わせると、つまようじを片手に足早に降りていくミサト
ほとんどオヤジだな

二人残され、準備をしていると綾波が口を開く

綾波「碇くんは私と寝るのいや?」

シンジ「あのその・・そういう訳じゃ・・・」

綾波「そうなの?」

シンジ「そういう訳じゃないけど、ちょっと狭いかなってシングルベッドだしね、」
綾波「そう、私がもうちょっと詰めたら良かったかしら」

シンジ「いや、僕、寝相悪いし、いつか綾波を押し出しちゃうよ、のこった~のこった~、押し出し」摺り足して空中に突っ張る
無反応な綾波を前に、文字通り一人相撲しちゃった、恥ずかしい

つーか興奮して、眠れませんし、綾波さんいいにおいしすぎでしょ、
牛乳石鹸でそこまでいいにおいだす人、あなた以外いません、

学校についた、懐かしいな~、何ヶ月ぶりだろ、
引きこもってた期間もいれて、5ヶ月ぶりかな、
みんないるしね、こっから疎開やらなんやらで減ってくんだよな~、

おっ!トウジ、ケンスケいんじゃん、

トウジ~、元気してっか、本当に今だけだぞ、後から僕が、
ケージごと握りつぶして、再起不能になるんだからな、 HAHAHA
って冗談冗談、ちゃんと助けてやっから心配すんなって

シンジ「碇・・シンジです、・・・」

機械的な拍手を受けた後、座席に座る、あー懐かしい、
懐かしいついでに眠くなってきたなー、

女子「碇くんはエヴァパイロットですか?Y/Nっと」カタカタッターン!!

シンジ「Zzz・・・」

女子「って寝てるし、転校そうそう寝るって、凄い度胸、エヴァパイロットなのかも」

女子の間で碇=エヴァパイロットと言う噂でもちきりになった

ケンスケ「変な奴だな、転校生は、なっトウジ」

トウジ「・・・・・」

トウジに屋上に呼び出されて殴られる、

トウジ「すまんな、転校生、もしお前がエヴァパイロットやったら、わしはお前を殴らなあかんからな」

ケンスケ「悪いね、コイツの妹、あの戦闘でケガしちゃって」

シンジ「スマートに倒したじゃないか、」

トウジ「それでもケガしたんや」バキッ

んなあほな、お前の妹がわるいんやで

シンジ「もしエヴァパイロットやったらって、もし違うかったらどうすんだよ、」

トウジ「違うんか?」

シンジ「違わないけどさ、」
もう一発殴られる、

わかってたとは言え、ムカつくなー、助けんのやめよっかな、なんてね

倒れた僕を、綾波が覗き込んでる

綾波「召集」

シンジ「ああ、使徒か、」立とうとすると綾波が支えてくる、
綾波「大丈夫?」
あれっ綾波こんなに優しかったかな

綾波「理不尽すぎる、許せない」
トウジが出て行った所を睨む

シンジ「いいんだって、男の友情だよ、それより召集だろ、いこう」

ミサト「作戦を言いわたします、シンジくんがエヴァに乗ってエヴァビームを撃ってください以上」

なんと簡単な作業、こんなんで給料貰って、なんか悪いね、どうも

リツコ「ちょっと待って、せっかく用意したエヴァ専用武器が実戦で通用するかみたいわ、使ってくれないかしら、
これからどんなのがくるのか未知数だし、今後の為にも価値はあると思います」

うるせー、命がけなのはこっちだぞ、安全にやらせろ

ミサト「それもそうね、んじゃあ、ライフルで遠距離から牽制、効くようならそのまま倒して、効かなくて怪しい動きをみせたらエヴァビームで」

リツコ「近接武器も試して欲しいんだけど」

ミサト「作戦部長は私です、それに使徒との戦いは実験場ではありません、パイロットを危険にさらしてまでデータは欲しくありません」

リツコ「わかりました・・・」

ミサトがリツコに勝ったぞ、オイ、今回のミサトはもしかするとやるんかも、

ミサト「しばらくはライフルで攻撃よ、わかった?シンジくん」

シンジ「はい!!」

ミサト「よろしい!エヴァビームのタイミングは私に任せて、」

ますます頼もしい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月10日 (金) 23:14:09   ID: 59mqLfV7

続き早よ

2 :  SS好きの774さん   2014年01月15日 (水) 22:24:21   ID: 7pc3YjCy

ネルフって、NERVでしょw
間違ってます。

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