ほむら「今日はポッキー&プリッツの日よ」杏子「ふーん」(150)

ほむら「11月11日だから全てが棒ってことね」ポリポリ

杏子「ふーん」ポリポリ

杏子「で、今日ポッキーやプリッツを買うといいことでもあるのか?」ポリポリ

ほむら「知らないわ」ポリポリ

杏子「なんだよそれ」ポリポリ

ほむら「思う存分分けあって盛り上がれって言われているわ」ポリポリ

杏子「ふーん」ポリポリ

ほむら「はい、プリッツ」

杏子「お、ありがと」

杏子「んじゃあたしもほれ」

ほむら「どうも」

杏子「……」ポリポリ

ほむら「……」ポリポリ

杏子「何が盛り上がるんだ?」ポリポリ

ほむら「知らないわ」ポリポリ

杏子「まぁこんな夜に二人並んでぼんやりしながらスティック菓子クッてるってのも奇妙な話だな」ポリポリ

ほむら「そうね」ポリポリ

杏子「……」ポリポリ

ほむら「……」ポリポリ

杏子「盛り上がらねぇなぁ」ポリポリ

ほむら「どうやって盛り上がれっていうのよ」ポリポリ

杏子「そう言われるとなにもないけどさ」ポリポリ

ほむら「時期的には七五三ってことで幼い頃の写真でも見せ合ったりする?」ポリポリ

杏子「いや、写真はあんまり残ってないな」ポリポリ

ほむら「奇遇ね、あまり外に出ることもなかったおかげで私もあまりないわ」ポリポリ

杏子「なんだよそれ、提案しといて自分の写真はないのかよ」ポリポリ

ほむら「小さい頃の杏子を見て笑えば盛り上がるでしょう?」ポリポリ

杏子「お前だけな」ポリポリ

ほむら「それにしてもポッキー&プリッツっていうけどポッキー側のちからが強すぎるわよね」ポリポリ

杏子「まぁ食いやすいしな」ポリポリ

ほむら「確かに粉がつくものねプリッツって……」ポリポリ

杏子「まぁその粉がついた指を舐めると案外美味しいんだけどな」ポリポリ

ほむら「女の子としてそれはどうなのかしら」ポリポリ

杏子「お前は知らないけどあたしは別に行儀なんていまさらだろ」ポリポリ

ほむら「それもそうね」ポリポリ

杏子「そこで肯定されるとそれはそれで複雑なんだが……」ポリポリ

ほむら「……」

杏子「……」

ほむら「なくなったわね」

杏子「なくなったな」

ほむら「……」

杏子「……」

ほむら「コンビニに行ってプリッツとポッキーを買いましょう」

杏子「別にそこまでスティック菓子にこだわらなくてもいいんじゃ……」

ほむら「なんとなくよ」

ほむら「お菓子ばかり食べていると太りそうね」ポリポリ

杏子「案外太らないもんだよ」ポリポリ

ほむら「あなたが言うと説得力があるわね」ポリポリ

杏子「というかお前は少しは太ったほうが良くないか?」ポリポリ

ほむら「失礼ね、病院食だってちゃんと栄養とか考えられてるんだから」ポリポリ

杏子「でもあんまり動けない奴って前提で食わされてそうだしなぁ」ポリポリ

ほむら「それにしても盛り上がらないわ」ポリポリ

杏子「まぁ二人だしな」ポリポリ

ほむら「つまり他にも人がほしいってことね」ポリポリ

杏子「んー別にどっちでもいいけど」ポリポリ

ほむら「まぁでも誰かを尋ねるのはいいと思うわ」ポリポリ

杏子「そうだな、こんな時間に迷惑かと思わなくもないけど」ポリポリ

ほむら「だって寒いし」ポリポリ

杏子「あぁ、寒いしな」ポリポリ

ほむら「私の家の空調が壊れてしまったし」ポリポリ

杏子「極寒だったな」ポリポリ

ほむら「暖房にしても冷たい風をひたすら送風してくるのには困ったわ」ポリポリ

杏子「確かにな」ポリポリ

ほむら「一番迷惑がかからなさそうなのはマミの家ね」ポリポリ

杏子「一人暮らしだしな」ポリポリ

ほむら「だからといってマミの家にただ乗り込むっていうのも気がひけるわ」ポリポリ

杏子「でもだからってこうやっていると凍えるぞ?」ポリポリ

ほむら「私はすでに寒さを感じないようにしているわ」ファサ

杏子「でもそれって寒さを感じるように戻した途端に霜焼けで大変なことにならないか?」ポリポリ

ほむら「……」ポリポリ

杏子「……」ポリポリ

ほむら「……寒いわね」ポリポリ

杏子「結局寒さを感じるようにするのかよ」ポリポリ

ほむら「こういう時は運動をしてあたたまるとか?」ポリポリ

杏子「汗かいたらその後余計に寒くなるぞ」ポリポリ

ほむら「それもそうね……」ポリポリ

杏子「素直にマミの家にでも行ってみるとかさ」ポリポリ

ほむら「でも突然押しかけるのって」ポリポリ

杏子「んーそういえばポッキー&プリッツ日っていうならそれを理由にお祝いみたいに行くとかさ」ポリポリ

ほむら「なるほど、それで盛り上がってそのまま流れにのろうってことね」ポリポリ

ピンポーン

マミ「はい?」

ほむら「おめでとうマミ」ポリポリ

杏子「おめでとうマミ」ポリポリ

マミ「佐倉さんと暁美さん?」

ほむら「ほら、ポッキーを食べなさい」ポリポリ

杏子「プリッツもどうだ」ポリポリ

マミ「え?え?」

マミ「あ、ありがとう二人共」ポリポリ

ほむら「何を言ってるのよマミ、今日はポッキー&プリッツの日よ?」

杏子「ポッキーとプリッツを食べないで今日を過ごす奴なんていないだろ?」

マミ(え?そ、そうなの!?)

ほむら「病院でも今日だけはポッキーが食事に出て楽しみだったのが懐かしいわ」

杏子「うちも親父が奮発してプリッツ買ってきてさぁ」

マミ(え?え?そんな日があったの!?)

ほむら「とにかく今日は食べましょう、いっぱい買ってきたわ」

杏子「だな、頬に貯めるもよし、1本ずつ食べてもよし」

マミ「そ、そうね!あ、玄関じゃ寒いでしょう、中に入りなさい」

ほむら(話がわかるわね、さすがマミ)

杏子(ちょろいな)

マミ(ど、どうしよう、ポッキーもプリッツも今家にないわ……)

ほむら「やっぱりポッキーの食べやすさは人気の秘密よね」ポリポリ

杏子「チョコをけちってるわけじゃなく食べやすさの追求だしな」ポリポリ

マミ(ど、どうしよう、勝手にこの子たちが持ってきたお菓子を食べるわけにも)オロオロ

マミ(かといってここで違うお菓子を食べるのも……)オロオロ

ほむら「どうかしたのマミ」ポリポリ

杏子「魔女の気配ならねぇぞ?」ポリポリ

マミ「そ、そうね……」

ほむら「もしかして私達が買ってきたポッキーを食べるのに遠慮しているの?」

杏子「なんだ、もしそうなら気にせず食えよ、いつも食わせてもらってるしな」

マミ「佐倉さん、暁美さん……あ、ありがとう!」

ほむら(こ、こんなに感謝されると騙しているみたいで心苦しいわね……)

杏子(ま、まぁ嘘は言ってないし……)

マミ「ふふっ美味しいわね」ポリポリ

ほむら「そ、それはよかったわ!どんどん食べましょう!」

杏子「そ、そうそう!」

ほむら「……」ポリポリ

杏子「……」ポリポリ

マミ「せ、せっかく皆で食べているなら何か会話とか……」ポリポリ

ほむら「話題がないのよ」ポリポリ

杏子「特に無いんだよな」ポリポリ

マミ「で、でも記念日なのよね?何かこうパーティみたいにしてみるとか」ポリポリ

ほむら(記念日って言っても勝手に言ってるだけのようなものなんだけど……)

ほむら「じゃあ杏子の口をあけてどれだけ入るかチャレンジとか」

杏子「食い物で遊ぶんじゃねぇ!」

マミ(怒るところはそこなの!?)

ほむら「そう言うけど人間は何気なく食べ物で遊んでしまうものよ」ポリポリ

ほむら「例えばこのポッキー……チョコの部分だけ舐めて見るなんて言うのはある意味遊びよ」ポリポリ

杏子「じゃ、じゃあ私はたまに食べ物で遊んでたっていうのか……」ズーン

マミ(どうして落ち込むの!?)

ほむら「人は気が付かない間に過ちを犯しているものよ」ポリポリ

ほむら「そういえばポッキーといえばポッキーゲームというものがあったわね」ポリポリ

マミ「ごほっけほっ……と、突然何を言ってるのよ」

ほむら「ポッキーの話題でもと思って」ポリポリ

杏子「あーあれだろ?どっちのポッキーが折れるかみたいな」ポリポリ

ほむら「それは多分違うわ……」

杏子「じゃあどういうゲームなんだよ」ポリポリ

ほむら「そうねぇ、説明してもいいけど……マミが実際にやってみせてくれるんじゃない?」ポリポリ

マミ「な、何を言ってるのよ!」

杏子「どういうゲームなんだよマミ」ポリポリ

ほむら「ちなみにポッキーゲームはとても盛り上がるわよ杏子」ポリポリ

杏子「ちょうどいいじゃん」ポリポリ

マミ「だ、だからって……」

杏子「なんだよマミ、そんなに難しいゲームなのか?」ポリポリ

マミ「そ、そうじゃないけど……」

ほむら「難しくはないしルールもとても簡単よ」ポリポリ

杏子「それで盛り上がるならいいじゃねぇか」ポリポリ

マミ「だ、ダメよ絶対にダメよ!」

杏子「?」

ほむら「残念ねぇ」

マミ「そ、そんなに言うなら暁美さんが鹿目さんとでもしたらいいじゃない!」

ほむら「マミ、ここにまどかはいないわよ」ポリポリ

マミ「うぐ……」

ほむら「それにまどかとポッキーゲームなんて今更恥ずかしくもなんともないわ」ファサ

マミ「え!?」

ほむら「嘘に決まっているでしょう」ポリポリ

マミ「あ、暁美さん!あ、あんまり人をからかわないの!」

ほむら「先輩なのに初心ねぇ」ポリポリ

マミ「って人にそんなこと言いつつ顔が赤くなってるわよ暁美さん」

ほむら「え?う、うそ!」

杏子「わけわかんねぇんだけど」ポリポリ

杏子「そうだ、マミとほむらがやればいいんじゃねぇの」

マミ「え!?」

ほむら「は!?」

杏子「二人共ルールわかってるんだろ?簡単なルールなら見ればわかるし」

マミ「そ、それはちょっと……」

ほむら「そ、そうそう……」

杏子「ん?なんだよ、盛り上がるならいいじゃねぇか」

ほむら『マミ、一つ提案があるわ』

マミ『何かしら?』

ほむら『あと残り少ないポッキーとプリッツを一気に食べてしまいましょう』

マミ『なるほどね、それで話を流そうってことね』

ほむら『えぇ、杏子はこのまま適当に言っても納得しないわ』

マミ『太りそうで嫌だけど……しょうがないわね』

杏子「……」

ほむら「……」ホムホム

マミ「……」ホムホム

杏子「なんだよお前ら……」

ほむら「これがポッキーゲームよ」

マミ「机においてあるポッキーを素早く多く食べるのよ」

杏子「なんだよそれ……別に盛り上がらないじゃん……」

ほむら「と、とにかくまたポッキーとプリッツがなくなってしまったわね」

マミ「そ、そうね!買いに行きましょう」

杏子(まだポッキーとプリッツ食うのかよ)

マミ「近くのコンビニのポッキーとプリッツが売り切れているなんて……」

杏子「まぁ買い占めたからな」

ほむら「そうね」

マミ「あなた達ねぇ……」

ほむら「向こうのコンビニまでいきましょう」

杏子「あっちはかってないしなー」

店員「ありがとうございましたー」

マミ「案外遠かったわね」

ほむら「そうね」

まどか「あれ?ほむらちゃん、マミさん、杏子ちゃんも」

ほむら「ま、まどか!?どうして着物を着て……」

まどか「あ、えっとタツヤが七五三だったから私も一緒にってママが」

マミ「家族の方は見えないけど一人でいてもいいのかしら?」

まどか「うぇひひ、なんだかポッキーを食べたくなっちゃって」

ほむら「え?ぽ、ポッキー?」

まどか「あれ?ポッキーがないや……」

ほむら「え、えーと」

マミ「よ、よかったら食べる?」

まどか「あれ?どうしてそんなに?」

杏子「今日はポッキー&プリッツの日だからな」

まどか(ポッキー&プリッツの日ってなんだろう……)

まどか「えっと、どんなことをするの?」

杏子「ん?とりあえずさっきマミとほむらはポッキーゲームをしたな」

まどか「え、えぇ!?」

ほむら「ご、誤解よ!」

マミ「そ、そうよ!」

まどか(こ、こんなに慌ててるってことは……ほ、本当に)ドキドキ

杏子「って外で喋ってると寒いな……」

ほむら「そうね……」

まどか「あ、ごめんね止めちゃって」

マミ「もし良ければ少し私の家にでも来る?」

まどか「うーん、じゃあ少しお邪魔します」

マミ「さてと……」

マミ(今思うとどうしてこんなにポッキーとプリッツを買い占めたのかしら……)

ほむら「大量のポッキーとプリッツね」

ほむら(多すぎないかしらこれ……)

まどか(ポッキー&プリッツの日っていっぱい買わないといけないのかな?)

杏子「よーし食うかー」

杏子「さっきはいきなりマミとほむらがいきなりポッキーゲームを始めてさぁ」

杏子「全然食えなかったんだよなー」

ほむら「だ、だからあれは!」

マミ「ち、ちがうのよ!」

まどか(そ、そんなに何度もポッキーゲームしてたの!?)

杏子「何箱も使ってさぁ」

まどか(そ、そんなに何度も何度も!?)ドキドキ

杏子「そうだ、あたしもさっき見てルールはなんとなく分かったし一緒にやってみるかまどか」

ほむら「な、何をうらやまじゃなくて何を言ってるのよ杏子!」

マミ「そ、そうよ佐倉さん!」

まどか「え?えぇ!?あ、え、えっと……そ、そろそろ帰るね!」ダッ

杏子「ん?突然まどかはどうしたんだ?」

ほむら「ああもう!夜道にまどか一人なんて危ないじゃない!」ダッ

ほむら「マミ、杏子の誤解を解いておいて、まどかはなんとかするから」

マミ「え!?」

杏子「?」

まどか「お、思わず走って飛び出しちゃった……」

まどか「わわっ」コケッ

まどか(あ、あれ?転んでない……)

ほむら「はぁ追いついた……着物なんだから走ると転ぶわよ」

まどか「あ、ありがとうほむらちゃん」

ほむら「送って行くわ」

まどか「え?で、でも」

マミ「コホン、えっとまずは佐倉さんの勘違いについてなのだけど」

杏子「ん?」

マミ「いえ、勘違いではないわね、私達が嘘をついたのだから」

杏子「何がだ?」

マミ「暁美さんと私がしたあれはポッキーゲームじゃないわ」

杏子「え?そ、そうなのか!?」

マミ「えぇ、ちょっと言いづらい内容のゲームだからごまかそうとしてしまったの」

杏子「ふーん」

ほむら「杏子はポッキーゲームのことを知らなくて私が冗談を言ったのよ」

ほむら「だからあの子が言ってるのは勘違いよ」

まどか「う、うん」

ほむら「だ、だからマミとポッキーゲームなんてしていないわ!」

まどか「う、うんわかったよほむらちゃん」

ほむら「……もしかしてマミとの関係をごまかすために言ってるとか思ってない?」

まどか「え?お、思ってないよ?」

ほむら「……」

まどか「あ、あはは」

ほむら「わ、私が好きなのはマミじゃなくて!」

まどか「え?」

杏子「じゃあどんなゲームなんだ?」

マミ「そ、それは……えっと、言わないとダメ?」

杏子「なんだよ気になるじゃん」

杏子「あ、ポッキーもあるし実践してみてくれよ、できるんだろ?」

マミ「わ、わかったわ」

杏子「ん?お、おい、なんだよそんなに近づいてきて」

マミ「い、行くわよ……」

杏子「お、おいおいな、なんなんだよ」





ほむら「寒いわ……」ポリポリ

杏子「あぁ……」ポリポリ

ほむら「何で昨日あんなこと言っちゃったのかしら……」ポリポリ

杏子「あぁ……」ポリポリ

ほむら「大量のポッキーがまだあるし……」ポリポリ

杏子「はぁ……」ポリポリ

ほむら「まどかに次あったらどんな顔を見せればいいのよ……」ポリポリ

杏子「あたしだってマミに次どんなつらして会えばいいんだよ……」ポリポリ

さやか「ん?あれ?ほむらじゃん、今日学校休んでたのにどうしてこんなところにいるの?」

さやか「てか杏子もいるけどなんか元気ないよ二人共」

ほむら「あらさやか、ポッキー食べる?」

さやか「え?あ、ありがと」

杏子「ようさやか、プリッツ喰うかい?」

さやか「いや、甘いのとしょっぱいので2本一気に渡されても困るんだけど……」

さやか「というかなんでポッキーとプリッツそんなに持ってるの?」

ほむら「昨日の残骸よ」

杏子「昨日はポッキー&プリッツの日だからな」

さやか「……あー11月11日だもんね」

ほむら「そしてマミの家にもいけず、私の家も極寒、まどかに顔も合わせられない」

杏子「やっぱほむらの家で毛布にくるまって……」

さやか「えっと、よく状況が飲み込めないんだけど」ポリポリ

さやか「そういえば今日まどかがほむらがいないせいで上の空になってたよ」

ほむら「そ、そう」ピク

さやか(なんかあったのかな?)

さやか「そういえばマミさんもなんか変な感じが……」

杏子「へ、へー」ピクピク

さやか(何したんだろうこの二人……)

ほむら「はぁ……」

杏子「絶望しそうだ……」

さやか「何縁起でもないことを……ほら、ポッキーとプリッツのお礼にこれあげる」

ほむら「千歳飴?」

杏子「いいのか?」

さやか「甘い飴でもなめて元気だしなって」

ほむら「まぁ飴を舐めても私の部屋の空調もポッキー&プリッツの日も帰ってはこないわ」ペロペロ

杏子「あぁ、あの過ちはもう消せないんだ……」ペロペロ

さやか(っていいながら食べてるし)

さやか「で、あんたの部屋の空調がどうしたのさ」

ほむら「暖房にしても冷たい風を最大にして送風してくれるわ」

さやか「あーそれで暖かい部屋を探していたと」

杏子「そういうことだ」

さやか「なんで杏子までそれで困ってるのかよくわかんないけど」

さやか「じゃあうちに来る?」

ほむら「さやか、あなたが私を救ってくれるなんて……」

さやか「失礼しちゃうなぁ……」

杏子「いやー助かるね」

さやか「ただしまどかとマミさんに何をしたか教えてね」

ほむら「そ、それはちょっと……」

杏子「い、言えないな……」

ほむら「ポッキーは美味しいわね」ポリポリ

杏子「プリッツもいいって」ポリポリ

ほむら「ポッキー&プリッツの日とかいってはしゃぐんじゃなかったわ……」ポリポリ

杏子「どうしてあんなことに……」ポリポリ

ほむら「全ては11月11日をポッキー&プリッツの日なんていって盛り上げようとしたのが悪いのよ」ポリポリ

杏子「そうだよな、普通の日だもんな」ポリポリ

ほむら「暇だったのと空調が壊れたからって無理やり乗っかったのがまずかったわ……」ポリポリ

杏子「あぁ……」ポリポリ

ほむら「でもやっぱり」ポリポリ

杏子「ポッキーとプリッツはうめぇな」ポリポリ

さやか「おーい、二人共おいてっちゃうぞー」




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