比奈「荒木比奈の、オープニングトーク」 (25)


デデデデン!

比奈「荒木比奈の、オープニングトーク」

比奈「『年末の思い出』」

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比奈「ちょっと、大きなフリマというか何というか……そういうアレに出た時の話なんスけど」

比奈「いつもよりちょーっとオシャレして行ったらエラいことになりまして」

比奈「自分がアイドルやってるってこと、すっかり忘れてたんスよねえ……」タハハ・・・


ブーッ ブブブーッ


比奈「え? や、やだなーまだ全然仕事してない時の話っスよー」

比奈「…………多分」ボソ


ブブブブーッ


比奈「ちょっ、そこはフツー聞こえてないってのが定石っスよ」アセアセ


テレテテー テーテーテーレーテ

テレテレテレテレ!


デッ! デッ!


比奈「デビュー特別企画、『目指せ! シンデレラNO.1!』」

比奈「デビューしたての新人アイドルが明日のトップアイドルを目指し、アイドル力をアップするべく精一杯頑張る番組」

比奈「目指せ! シンデレラNO.1! パーソナリティーの荒木比奈でス」

比奈「ほ、本当っスよ? もう今は色々大変で全然!」

比奈「徹夜なんてもってのほかっス!」

比奈「…………本当っスよ、本当ってことにしておくべきっスよぉ……」

かわいい

比奈「それじゃ、まずは自己紹介からっスね」

比奈「神奈川県出身の20歳、たまーに漫画描いたりとかしてまス。恥ずかしながら……」テヘヘ

比奈「おかげさまで他にいっぱい頑張ることが出来ましたんで、今はあんまり」

比奈「ええもう、全く時間無くなっちゃいまして。カッツカツでやってまス」

比奈「……あ、やってない! やってないスよ今は!」

比奈「そんな事はどうでもいいんで! とにかく荒木比奈の『目指せ! シンデレラNO.1!』最後まで聞いて頂けると嬉しいっス!」



デーッ デデーッ デレッデン!


比奈「『特訓、思い出トークで昨日の自分自身と向き合おう』」

比奈「昨日あった思い出についてトークをして自分自身を見つめ直し、自分の魅力を再発見するコーナーっス」

比奈「うーん、自分の魅力でスか……」

比奈「昨日どころか今さっき、っていうより今もそんなのあるかかなり疑わしいっスからねえ……」

ブブーッ

比奈「いや、そりゃアイドルやらせてもらってるくらいスから無いって言ったら、イヤミかもしれないんスけど……」タハハ

比奈「でもホント、ステージ出たら髪ぼっさぼさの日陰者な自分は相変わらずそこにいるので。衣装なんかもまだやっぱり全然恥ずかしくて……」

比奈「ホント、心境はシンデレラのそれでスよ。魔法使いさんのお陰っス」

比奈「えっと、昨日の思い出っスね。って言っても、そんな公共の電波に乗せてお送りできるようなことはとてもじゃあないっスけどしてないもんだから……」エヘ

ブブーッ

比奈「何、えへじゃないって? うーん、何かあったかなあ……。私は杏ちゃんほど図太くないでスし……って、あんまし身内の話はよくないっスね。ま、先に売れてる娘だからいっか」

比奈「あ、そうだ。やっぱり漫画の話に尽きるっスね、こういう時は」

比奈「今でもそりゃあ腕がなまったらイヤなので、定期的に描いてるんス」

比奈「事務所の小さい娘達からリクエストもらってみたりとか、あと神崎蘭子ちゃんってみんな知ってまスよね、今期のシンデレラガールの」

比奈「あの娘もよく絵を描くんで、練習に付き合ってあげたりとか。……あ、コレあんまり口外しない方がいいんだっけ」

比奈「ま、いいっスよね。怒った蘭子ちゃんはとてもかわいいので需要もありまスし」

比奈さんCDかすばらしい
支援

比奈「ってなワケで、私の魅力は『だらしなくても頼れるお姉さん』ってことで。どうスか?」

・・・。

比奈「え、ダメ? ……あう、結構自分で言ってて恥ずかしかったんスけど……」

キンコンカンコンキンコンカーン

比奈「え、合格? 『お姉さん』の方?」

ブブーッ

比奈「て、照れてる方スか……」

ピンポーン

比奈「話には聞いてたっスけど、辱めるの好きっスねえ……」ジト

ブブーッ

比奈「……ウソはつくだけ無駄っス」プイ

かわいい

かわいい

是非全員分やってくれ


デーッ デデーッ デレッデン!


比奈「レッスン、『演技力を磨け! アドリブシチュエーション!』」

比奈「このコーナーでは、アイドル活動に必要な演技力を身に付ける為に、用意されたお題のシチュエーションに合わせてアドリブで演技に挑戦するっス」

比奈「それでは、最初のお題」


デデデデン!


『ねぼけ眼で目一杯甘える』

比奈「えっと……」

比奈「え、これマジでやらないと駄目でスか?」

ピンポンピンポーン

比奈「なんかアダルティーなニオイもするしでスね……」

ブブーッ

比奈「なに、そこは健全な方向で? いや分かってまスよ? 公共の電波に乗せるんスから」

比奈「…………うう……」

比奈「…………分かりました、分かったっス。やりまス、やりまスよぉ。リアルな話、お仕事でスから」

比奈「ただ、もうちょーっと覚悟の時間をね……?」

ブブーッ

比奈「ひでえ話っス」

比奈「……はい、分かりました。やりまス!」

比奈「えー、コホン」


シャララン


比奈『あ、髪ボサボサ…。適当になでてくれまス? いえいえ、イマイチでも、こうして修正してくれまスから♪』

比奈『私、だらしない子なんで見放されたら困るっスよー。なのでまた明日も起こしにきて欲しいっスー』

比奈「…………」

比奈「…………やっぱ今のカットの方向で」

キンコンカンコンキンコンカーン

比奈「いやそう言われてもね。リテイクなら受け付けまスんで、ね?」

キンコンカンコンキンコンカーン

比奈「そう言わずにほら、テイク2」

ブーッ ブブーッ

比奈「え、生放送? え、ちょ、聞いてないっス……」

比奈(何がキツいって……)

比奈(これ大体同じ事をプロデューサーに言ってるんスよぉ……)


パー パー パーパーパパラパ

比奈「……何はともあれ、エンディングでス」

比奈「色々あったっスけど、一人の仕事なんて珍しかったんで充実はしてたと思いまス」

比奈「こんな私でスから、一人で話す方がかえってやりやすかったのかも……なんて」タハハ

比奈「何より人前に出ないで済みまスからねえ。絶対アイドルが言っちゃいけない言葉でスけど」

比奈「それでは最後にプチコーナー、普通の言葉に魔法をかけてかわいく言っちゃおう『シンデレラワード』でお別れでス」


タララタッタッタン


比奈「ま・る・ペ・ン♡」

比奈「……今のもカットで」

ブブーッ

比奈「でぇースよねぇー」

比奈「い、以上、荒木比奈でした! バイバイ!」

おしまい

モバマスがあと3年くらい続いてたら声付くかね
あと先輩としおみーらへんやろうと思うけど、皆さん嫁で思い思いに書いちまえばいいと思う

比奈さんホント好き
めっちゃ可愛かった乙

乙!
先生可愛いなぁ

気が向いたら嫁で便乗するんよー

しおみー書いてくれなんでもしまむら

>>19
ん?

>ちょっとオシャレしていったら

オシャレしてない時の方が性的な方にやばいんですがそれは

乙、素晴らしい

だらしない方も好きです

これは良いな
全キャラ頼む

おつ

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