長門「アナタは…誰?」 (3)

あれは…そうだこのクソ寒い、たしか二月くらいだったか…雨が降っていたっけか?その雨降る場所にあの嬢ちゃんはいたんだったっけか?。

虎鉄「嬢ちゃん、風邪ひくぞ?」

長門「平気」

無口な嬢ちゃんだこと…と当時は思ったもんだ。

長門「もう一度聞く…アナタは誰?」

虎鉄「俺は…元ヒーロー、ワイルドタイガーってんだよろしく」
長門「そう」

これから始まる物語は誰にも知られずに、ただの記録として残った物語…。

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虎鉄「なぁ嬢ちゃんよ…」

長門「なに?」

虎鉄「いや…あはは何でもねぇ」

気まずい…非常に気まずい。

虎鉄「雨…やまねえな」

長門「…」

沈黙…ひたすらに沈黙あぁ…苦手なんだよ、こういうのってあの時は思ったっけ…。

虎鉄「…」

ただ雨だけがザーっと降っている。

俺はただ…そろそろ母ちゃん達を迎えに行かなきゃなぁ…とかバニーちゃん早く迎えにこないかなぁ~とか取り留めのないことばかりを考えていた。

長門「…」

虎鉄「…」

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