義妹「お邪魔じゃ、無いですか?」兄「……ああ」(236)

義妹「ただいま」

兄「おかえり」

義妹「あ……こたつ出したんですね」

兄「おう。父さんが良いって」

義妹「そうなんですか……最近、寒くなって来ましたしね」

兄「と言う訳だ、お前も一緒に入ろうじゃないか」

義妹「いいんですか?」

兄「当たり前だろ。このこたつは家族の物なんだから」

義妹「分かりました……じゃあ、着替えて、きますね」スタスタ

兄「おう」

義妹「……戻りました」

兄「おかえり。今日の夕飯は義母さんが作っておいてくれたから。飯時までゆっくりしようぜ」

義妹「……はい。では」

義妹「……」モジモジ

兄「……どうした?」

義妹「あ。なんでもありません……」カァ

兄(そう言って、義妹は俺の反対側の面に座り、こたつに潜った)

兄「……そう言うことね」

義妹「……あ、温かいです」

兄「外、寒かったろ」

義妹「ええ。そろそろマフラーが必要だなと」

兄「マフラーかぁ。今度買いに行く?」

義妹「えっ……いいんですか?」

兄「勿論。今週末はどう?」

義妹「わ、私は大丈夫ですが、兄さんの都合は」

兄「俺は大体暇だよ。サークル入ってないからさ」

義妹「……では。よろしくお願いします」

兄「そんなかしこまらんでもいいよ」

義妹「すみません……つい、癖で」

ワイワイ

兄「今年も後二ヶ月か」

義妹「……そうですね」モゾ

兄「その位置、テレビ見難くない?」

義妹「……はい」

兄「……移動したら?」

義妹「……」

兄(悩んでいるようだ)

義妹「……じゃ、じゃあ、移動します」

兄「うん」

義妹「それで……も、もし迷惑でなければ、なんですが……」

兄「うん」

義妹「……兄さんの、隣に行っても良いでしょうか」

兄「……その言葉を待ってた」

義妹「……え」

兄「迷惑な訳無いだろ。むしろありがたいくらいだ」

義妹「あ、ありがたい……?」

兄「そうです。まあつべこべ言わずに、こっち来なさい」

義妹「あ、はい……!」

義妹「……失礼します」モゾ

兄「どうぞ」

義妹「……はぁ。邪魔じゃないですか……?」

兄「うん。毎晩添い寝しにくる割に、随分緊張してるんだなぁ」

義妹「そ、それとこれとは……話が違います」

兄「そうか?」

義妹「そうです」

兄「そうか」

義妹「そうです」

一応前のやつ
http://blog.livedoor.jp/minnanohimatubushi/archives/1797192.html

兄「そろそろテストだっけ」

義妹「あと、一ヶ月です」

兄「あれ、まだそんなもんか」

義妹「とは言っても、期末ですから。範囲が……」

兄「簡単なとこなら。教えられるぞ」

義妹「……本当ですか?」

兄「うーん。二次方程式なら」

義妹「それ中学の範囲ですよ……」クスクス

義妹「……でも。兄さんと勉強はしてみたい……かも」

兄「予定がどんどん増えてくな」

義妹「……そうですね」

ワイワイ

兄「……テレビも面白く無いなぁ」ピッ

義妹「……」

兄「ミカン、食べるか」

義妹「あっ……駄目ですよ、食事前なのに」

兄「美味いぞ?」

義妹「でも……」

兄「ほら、剥いてやるから」

義妹「……要りませんっ」

兄「本当に?」

義妹「……はい」

兄「そっか、残念」ムキムキ

兄「こんな美味いのになぁ」モグモグ

義妹「……夕食、食べられなくなったらどうするんです」

兄「大丈夫大丈夫。義母さんの料理も美味いし」

義妹「それはそうですが……」

兄「ほら、あーん」

義妹「!? 何してるんです……!?」

兄「いや、食べたそうだったから」

義妹「そ、そんなこと……」

兄「……ほれほれ」プラプラ

義妹「あ、食べ物で遊んじゃ……」

義妹「……」

義妹「……あ、あー……ん」

パクッ

義妹「……美味しいです」モグモグ

兄「だろ?」ニコニコ

義妹「……」カァアア

兄「何をもじもじしてるのか」

義妹「今のは、卑怯です」

兄「そうか?」

義妹「はい。反則です」

兄「反則か」

義妹「だから、罰を与えます」

義妹「……」ギュッ

兄「……」

義妹「……暫く、動かないで下さい」

兄「……分かった」

義妹「……兄さんの体は……どうしてこんなに温かいんですか?」

兄「ずっと入ってたからじゃないか」

義妹「……そうですか」ギュッ

兄「うん」

義妹「……」

兄「……」

義妹「……静かですね……」

兄「……ああ」

義妹「……兄さん」

兄「ん」

義妹「……好き、です」

兄「……ああ、俺も」

義妹「……はぁ。いつ言っても……」

兄「緊張する?」

義妹「……はい。慣れる、のも……嫌ですけど」

兄「お前は可愛いなぁ」

義妹「……ん」

義妹「……もう、六時」

兄「だな」

義妹「ご飯の準備、しないと……」

兄「早くないか?」

義妹「そんなこと、ありません。いつも通りですよ?」

兄「そうか……」

義妹「……」ギュ

兄「……どうした?」

義妹「……その」

兄「……名残惜しい?」

義妹「……はい」

兄「……準備は、もう少し遅くてもいいんじゃないか」

義妹「……そう、ですよね」ギュッ

兄「……で」

義妹「……すぅ……すぅ」

兄「寝ちまったよこの子……」

兄「いつもそうだが……寝付きは良いんだよな……」ナデナデ

義妹「ん……」ピク

兄「しかし、抱き締められたままと言うのも……乙なものだが」

兄「……よっと」スルッ

義妹「……ん、ん……」スヤスヤ

兄「……悪いな。えっと、毛布毛布……」

義妹「……ん……」パチ

義妹「……あれ……」

兄「お、起きた」

義妹「兄さん……私……」

兄「夕食出来てるぞ。今起こそうと思ったんだ」

義妹「……あ……寝ちゃってたんですか……?」

兄「うん」

義妹「……はぁあ」ガク

兄「お、おい? 大丈夫か?」

義妹「大丈夫です……寝起きなだけです……」

義妹(折角、抱きついてたのに)

義妹(勿体無いことした……)

――

義妹「……すみません。私が当番だったのに」

兄「いいよ。鍋温めるだけだったし」

義妹「でも……やっぱり寝てしまったのは……」

兄「勿体無いことしたって?」

義妹「え、あ……違います!」カァ

兄「っはは。そっかそっか。それはまた後で、な」

義妹「また、後……?」

兄「うん。暇だし、こたつあったかいし」

義妹「……また、後……」

兄「おーい? 義妹?」

義妹「兄さん……大学はどうですか?」

兄「ん? 楽しいよ。講義は難しいけど」

義妹「講義……どのような」

兄「文系の筈なのになんでか芸術について学んだりしてる」

義妹「……そう言うものでは無いでしょうか」

兄「うん。そう言うもん」

義妹「……良いですね。楽しそうです」

兄「そうかなー」

義妹「私も……もう少し、年を取っていたら……」

兄「ん? ……ああ。今高一だから……どう頑張っても、同じ大学には居られないな」

義妹「……残念、です」

義妹「ご馳走様、でした」

兄「お粗末さま。洗い物、こっちに」

義妹「……駄目です。私が流します」

兄「いやいや任せろ」

義妹「いくら当番をぶっちしたからと言って……洗い物まで任せる訳にはいきません」

兄「律儀だなぁ……じゃ、一緒に洗おうか」

義妹「……え、と」

兄「相変わらず顔に出るな」

義妹「……」グルグル

兄(悩んでおられる)

ジャー

兄「ほい」

義妹「はい。……貸しを作ってしまいました」

兄「気にするなよ」

義妹「いいえ。私が居眠りしたのも問題ですし……この貸しは忘れません。兄さんが忘れても」

兄「貸し、ねぇ……」

義妹「はい。対価は支払います」

兄「へえ。じゃあ一緒に寝るとかは?」

義妹「寝る? ……いつも、そうしてるじゃないですか」

兄「……いや、そう言う寝るじゃなくてさ」

義妹「……? ……!!」

ガシャンッ!

兄「ちょ、ああ!?」

――こたつ

義妹「……ごめんなさい」

兄「……こちらこそ、申し訳ない。あのセクハラは良くなかった」

義妹「……変態」

兄「うぐっ」

義妹「でも……はぁ……」

兄「……どうした?」

義妹「……なんでもありません、変態兄さん」

兄「そ、その呼び名はどうなんだ」

義妹「高校生に、欲情するなんて……」

兄「悪かった俺が悪かった。なんでもするから」

義妹「……なんでもですか?」

兄「ああ」

義妹「……それ、では」

義妹「……き」

兄「き?」

義妹「キス……してください」

兄「……キス?」

義妹「く、繰り返さないで……」

兄「恥ずかしいなら言うなよ……」

義妹「で、でもっ……そうじゃないと……してくれない、気がして」

義妹「もう、付き合い始めて一年……経つのに。まだ……」

兄「……義妹。眼、閉じて」

義妹「え……」

兄「……したくないのか?」

義妹「あ、い、いえっ……」

兄「……」チュッ

義妹「……ん……」

兄「……悪かった」

義妹「……何が、ですか?」

兄「……その。お前とするのは……まだ早い気がして」

義妹「……そうなんですか?」

兄「俺にもよく分からん。女性との付き合いは、疎いんだ。すまん」

義妹「……謝らないでください」

兄「ああ……」

義妹「……あの」

兄「うん?」

義妹「も……もう一回、しませんか?」

兄「……いいのか?」

義妹「……はい」

兄「……」

義妹「今までしてこなかった分……たくさん、してください」

兄「……分かった」

義妹「……ん」チュッ

兄「はっ……」

義妹「はぁ……もっと、長く……」

兄「……」チュ

義妹「んん……」ギュウウ

義妹「兄さん……好き……好き」チュウ

兄「……っ」ムク

義妹「……!」ピクン

兄「っぷは……義妹……そろそろ、離れ……」

義妹「……駄目」ギュウ

兄「お、い……待てって」

兄(それ以上されると……限界が)

義妹「……知ってます」

兄「え?」

義妹「男性は……興奮すると、そう、なるんですよね?」

兄「え……」

兄「……なんのことだ? それより、早く――」

義妹「生理現象……」ギュウ

兄「っ……!」ムクムク

義妹「また……また、大きく……」カァァ

兄「……おい、義妹……!」

義妹「……はぁ……んっ」チュウッ

兄「んぐっ……んん!?」

兄(義妹の、舌――!)

義妹「……ん、っ……」チュ チュプ

兄(義妹の舌が、俺の口蓋を)

兄(駄目だ……くらくらする)

義妹「んん……!」ニュルッ

兄「……っ!」

義妹「……は、……ん」ジュプ チュウウ

兄「……はっ、は……」レロ

義妹「ぷは……はぁ……はぁ」

兄「はぁ……義妹……」

義妹「……兄、さん」トローン

兄「……」

義妹「……して、ください……」

兄「……本当に、いいのか?」

義妹「……」コクン

――寝室

ギシッ

義妹「……あの……兄さん」

兄「……どうした? やめたい?」

義妹「いえっ、そうじゃなくて……」

義妹「こう言う時は……どうすればいいのかと……」

兄「……じっとしてて」クイ

義妹「……はい」

パサ

義妹「……恥ずかしい、ですね」

兄「綺麗だよ」

義妹「ん……あっ」ピク

兄「……」モミ

義妹「や、……ぁ」ピクピク

兄「……ほんとに綺麗だ」

義妹「言わない、で……くっ……ください……」

兄「……」レロ

義妹「んんっ……!」ビクッ

義妹「あっ……胸、は」

兄「……はぁ、はぁ」レロ

義妹「あっ……んっ……やめ……!」

兄「……弱いのか」

義妹「……」コクコク

兄「……そうか」チュプ

義妹「やぁあっ……!?」ビクンッ!

兄「……」チュウ

義妹「や、あっ……すっちゃ……だめ……!」

兄「……」チュウチュウ

義妹「はぁっ……あっ……!」

兄「……ふぅ。面白い、な」

義妹「あ、うう……弱いって……言ってるじゃないですか……」

兄「可愛い」

義妹「……変態」

兄「……そう言うなって」クニ

義妹「あっ……!?」

兄「……凄いな。こんなに濡れるものなのか……」クニクニ

義妹「う、あっ、あ……! にいさっ……!」ビクビク

兄「はぁ……っ」レロー

義妹「っっ!」ビクンッ!

兄「」レロレロ グチュ

義妹「ん、んっ! あっ!」ギュウウ

兄(……気持ちいいのか?)

――

義妹「……はぁ……はぁ」トロン

兄「はぁ……義妹?」

義妹「ん……ずるい、です」キュ

兄「……やりすぎた」

義妹「はい……これ以上、されたら……その」

兄「……怖い?」

義妹「……はい」コクン

兄「そうか……」

義妹「だから、今度は……」カチャ

兄「……? お、おい……!」

義妹「私の……番、です」カチャカチャ

ジー…

義妹「……ズボン、脱がせますね」

兄「いや……自分で」

義妹「だ、だめ……ですよ」スルスル

兄「……なんで?」

義妹「……私だって、自分で脱げたのに」スルッ

兄「そりゃ……お前が、どうすればいいのかなんて言うから」

義妹「と、とにかく……後はこの、ぱ、パンツを……!」スルッ

ボロン

義妹「……っ!?」カァアアア

兄「おい……顔真っ赤」

義妹「なっ……なんで見えるんですかっ?」

兄「眼が慣れてきた……なあ、大丈夫か?」

義妹「なんでもありませんっ……ちょっと……びっくりしただけです」

兄「……見るのは、初めてか」

義妹「あ、当たり前でしょうっ!?」

兄「いや、悪い。そりゃそうだ。無神経だった」

義妹「ほんとに……兄さん、空気を……」

兄「悪かったって」ナデナデ

義妹「はぁ……いいです。兄さん……ですもの」サワ

兄「あふっ」ビク

義妹「……? ……」ツン

兄「っ……」

義妹「……ふふ」ツンツン

兄「お、おい……焦らすのは、やめろ……っ!」ビクビク

義妹「……さっきの仕返し、です」ニギ

兄「うお……!」

義妹「……気持ちいいんですか?」

兄「……ああ」

義妹「……握っただけなのに?」

兄「……意地が悪いな」

義妹「……ふふ。仕返しですもん」

兄「くう……」

義妹「……こすれば……いいんですか……?」サスサス

兄「う、あっ……んなの、どこで……」

義妹「お友達が……教えてくれました」コスコス

兄「その友達は……うあ……まず、いっ」ゾクゾク

兄「出るっ……!」ビクッ!

義妹「え……きゃ、あっ!?」ビクンッ!

兄「くっ……!」ビュルルッ

義妹「んっ……んんー……」

兄「……はぁ……はぁ」

義妹「……終わり、ました……?」

兄「あ……すまん。顔に……かかってる」フキフキ

義妹「ん……ありがとうございます……あの、それより……」

兄「……いや、これは」ビンビン

義妹「……まだ……出し足りません……よね?」

兄「……」

義妹「……兄さん」

兄「……」コクリ

ギシ

義妹「はぁ……」

兄「……義妹。抱かせてくれ」

義妹「……はい。兄さん」

兄「……挿れるぞ……?」ツプ

義妹「はい……」ドキドキ

兄「……んっ」グニュ

義妹「……っ!」ビクビク

兄「……き、つ……」

義妹「んっ! そのまま……!」

兄「ああ……無理するな……」

義妹「……は、いっ……!」ビクッ

兄「……はぁ……はぁ……」グチュ

義妹「……はぁ……」ギュウウ

兄「……全部、入った」

義妹「はい……」

兄「……大丈夫か? 痛くないか……?」

義妹「はい……大丈夫……ですから」

兄「……動くぞ」グチュ

義妹「んん……! あっ……!」ビクッ

兄「はぁっ……義妹っ……!」ズチュ ズチュ

義妹「あ……にい、さっ……んっ……!」

兄「……ッ」ズッ

義妹「ひっ……あ、んっ……んっ! ……!」

兄「駄目、だ……もうっ……!」ズチュズチュ

義妹「は、い……! ……出し、て……っ!」

兄「うあ……義妹っ……義妹っ!」ビクッ

義妹「兄さん……ん、ああっ!!」ビクンッ!

ビュクッ ビュクッ

兄「……っ!!」ビクビク

義妹「~~ッ……は……あ……っ」ビク

兄「……はぁ」ゴロン

義妹「はぁ……兄さん……」ギュッ

兄「……はぁ……はぁ……」ギュ

義妹「……気持ちよかったですか?」

兄「……当たり前だ」

義妹「……良かった……」

義妹「……大好きです。兄さん……」チュ

――

プラーン

義妹「……コンドームって……こんな風になるんですね……」

兄「……そんなまじまじと見られても」

義妹「あ……いえ、これは……社会勉強、と言うか……」

兄「……社会?」

義妹「と、とにかく! ……後学の為、です」

兄「そっか……あんまり変な知識身につけるなよ」

義妹「でも……兄さんの為ですし……」

兄「……お前なぁ」

ゴロン

義妹「……兄さん」

兄「ん」

義妹「私……幸せです。本当に」

兄「……なんだよ、恥ずかしいな」

義妹「ええ……でも、初めてが兄さんで……本当に良かったって。言いたくて」

義妹「大好きです。……ずっと、ずっと、愛しています」

兄「……俺も、愛してる」チュ

義妹「ん……ふふ」ニコニコ

兄「……照れるなー」ニコニコ

兄「……このまま、寝るか」

義妹「んー……でも。お風呂、入ってませんよ……?」

兄「……それもそうだな……だが……」ムラムラ

義妹「……? あ……えっと……」

兄「……いや、分かってる。風呂、沸かしてくる」ドサ

義妹「……に、兄さん」ギュ

兄「ん? 沸かしてくるだけだぞ」

義妹「そ、それは分かってます……それで……その」

兄「……うん?」

義妹「もし……良かったら」

義妹「……一緒に……入りませんか? ……なんて」

だが終わる

話が終わった後に出てきてくれる辺り良心的やな
支援ありがた

続けるかどうかは風呂入ってから考える

意外と残ってるもんですね
お風呂編 需要があるなら書く

兄「……風呂?」

義妹「はい……さ、流石に……駄目……ですか?」

兄「いや……俺としては大歓迎なんだけど……」

義妹「ほ、本当ですか!」パアアッ

兄「うん。義妹はいいの? ……って、誘ってきたんだから良いに決まってるか」

義妹「はい、はいっ。……ふふ……兄さんとお風呂……!」ワクワク

兄「……楽しそうで何より。じゃ、沸かしてくる」

義妹「いってらっしゃいませっ」

兄「……これでよし、と」ピッピッ

兄「あ。洗濯物取り込んどくか」

兄「……まさか半裸でこんな作業をする日が来ようとは……」

兄「……やっちまったなぁ」

兄「後悔が無い、とは言えないが……あいつも幸せそうだし」

兄「……一年間、あいつが高校生になるまで耐えただけ、よしとしよう。うん」

兄「……痛くねーのかな」

兄「ただいま」ガチャ

義妹「あ……おかえりなさい」

兄「……流石に寝てなかったか」

義妹「当たり前です……今日は暫く、眠れそうに無いですし」

兄「……それもそうか」

義妹「……お風呂が沸くまで、時間がありますね」

兄「そうだな……とりあえず」

義妹「……はい?」

兄「服、着ろ」

義妹「……あ」カァ

兄「調子は、どうだ。違和感は」

義妹「少し、……スースーしますね」

兄「スースー? 何処が?」

義妹「……それを……言わせるんですか?」

兄「……すまん。そう言うことか」

義妹「兄さんは……やっぱり。無神経、です」

兄「そのようだな……」

兄「でも、お前も、あれだ」

義妹「私が……どうかしました?」

兄「エッチなことには、積極的だよな」

義妹「ちっ……ち、違います、私は! 私は……」カアアアア

兄「キスして欲しいのあたりから思ってた」

義妹「あれは、仕方ないです……まだしたこと無かったし……」

兄「舌入れてきたり」

義妹「う……」

兄「何処で学んだんだ、あんなの」

義妹「……友達が、そうするべきって……」

兄「またか……付き合いは程々にな」

義妹「良い子なんですよ? 頭も良いし……」

兄「頭の良い奴は、変なのばっかりだからな」

義妹「偏見です……」

チンチロリンチロリン

兄「沸いたか」

義妹「そう、ですね……もう、入りますか?」

兄「義妹が入りたいなら」

義妹「……はい。パジャマ、持ってきます」スタスタ

兄「ああ。先に行ってる」

義妹「あ……入っててくださっても構いません」

兄「分かった」

兄「……風呂か」ヌギヌギ

兄「あんなことした後じゃあ、まともに入れる気がしないな」

兄「……いかん。いかん。また……」ムラムラ

兄「どうせ考えてることは同じだろうが」

兄「せめて、俺から手は出さないようにしよう……」ガララ

兄「……ふぅ。収まった」

ガチャ

義妹「……失礼します」

兄「おう。先に入ってた」

義妹「どうですか、湯加減は?」

兄「いつも通り。気持ちいいよ」

義妹「そうですか……」テレテレ

兄(……顔赤いな……俺もだろうが)

兄(しかし、一応バスタオルをつけてきたことは評価したい)

兄(……一応? 一応ってなんだ?)

兄(俺は何を考えて……)

義妹「――兄さん。兄さん。……どうしました?」

兄「……すまん。考えごとを」

義妹「そうですか……のぼせないでくださいね?」

兄「大丈夫だよ。そこまでヤワじゃない」

義妹「……ですね」

兄「うん……」

兄「……ふう」

義妹「あ……体、洗います?」

兄「ああ。義妹は入ってて」

義妹「いえ……その……」

兄「……洗ってくれるの?」

義妹「……」コクコク

兄「……頼んだ」

義妹「はい……ま、任せてください」

義妹「……で、では……」

兄「……」

義妹「……っと……」ゴシゴシ

兄「……うん。良い感じ」

義妹「ほんとですか? ……ふふ……」ゴシゴシ

兄「……気持ちいいよ」

義妹「良かった……」

兄「……お前は可愛いなぁ」

義妹「な……こんな時に、なんですか……」カア

兄「なんとなく、言いたかった」

義妹「変な人……」クス

義妹「……」ゴシゴシ

兄「……」

義妹「……っ」ムニュ

兄「……? おい……」

義妹「んっ……なんですか……?」ムニュムニュ

兄「いや、なんか感触が……」

義妹「……あ、えっと……こうした方が、喜ぶかなと……」

兄「こうした方って――」クルリ

義妹「……胸、で……」テレテレ

兄「……っ!?」ムラムラ

兄「ま、またありがちなことを……!」バッ

義妹「あ……すみません……嫌でしたか……?」シュン

兄「……そんなこと無いけど……出来れば、タオルでやってくれ」

義妹「……分かりました……」ゴシゴシ

兄「……」ムラムラ

義妹「……? 兄さん……」スッ

兄「え――おい、なんで前に……」

義妹「……やっぱり……大きくなってる」

兄「こ、これは……いや、違うんだ」ビンビン

義妹「……こ……興奮してくれたんですね」カァア

義妹「……次は、前を……」

兄「え!? いい、前は流石に」

義妹「駄目、です」

兄「……駄目って」

義妹「最後まで……やらせてください」

兄「……最後って?」

義妹「……言わせないで下さい」

兄「だが……」

義妹「だがもしかしもありません! ……えいっ」ムニュッ

兄「うお――!?」

義妹「私が……洗ってあげますから」ムニュムニュ

兄「お、い……抱きついてるだけじゃ、洗ったことに……」

義妹「ん……」ズルル

兄「っ……」ビクッ

義妹「……気持ちいいですか?」ムニムニ

兄「く……胸の、刺激が……!」

義妹「ん……兄さん……」チュッ

兄「んっ……ん!」ズニュ

義妹「は……ん……ん……」ギュウウッ

義妹「ぷは。……ふふ、兄さん、顔が赤いです」ニコニコ

兄「お前……キスする必要が、何処にある」

義妹「だって……気持いいじゃないですか。ね?」サスッ

兄「っ!?」ビクッ

義妹「ふふ……触っただけで……すぐ反応しますね、兄さんのお……ち、んちん……」カァ

兄「恥ずかしいならやめろって……」

義妹「うう……やめません。……兄さんの、だから」

義妹「兄さんのためなら、私……なんだってしますから」

兄「……義妹」ビク

義妹「はぁ……明るい所で見ると、すごく……」ドキドキ

兄「……ぐろいか」

義妹「……ん。大丈夫、です……」ニギ

兄「くぅ……」

義妹「えっと……こすって……」コスコス

兄「っ……二回目でも……これは……」

義妹「……そうだ……胸で挟むのも良いって……」ギュ

義妹「えい……んしょ……ん……。……」

兄「……俺は小さい方が好きだよ」

義妹「……」グス

義妹「……小さくてすみません……」コリッ

兄「うぁっ!?」

義妹「挟めないけど……ち、乳首なら……」コリコリ

兄「や、やばいっ……それ……!」ビクッ

義妹「……気持ちいいですか?」

兄「ああ……もう、出るッ!」ビクンッ!

義妹「わっ! わ、あっ……! 凄い……」

兄「うっ……あぁ……」ビュルッ ビュルルッ

義妹「ん……胸が、どろどろ……」

兄「ふぅ……悪い、またかけた」

義妹「いえ。気持ちよくなってくれたなら……良かったです」

兄「……よし。次、俺だな」

義妹「え……? でも、まだ」

兄「いいから。交代交代」ヒョイ

義妹「あ……タオル……」

義妹「……はぁ。仕方ない……ですね」

兄「……どうだ?」ゴシゴシ

義妹「ん……もうちょっと……弱くお願いします……」

兄「ああ。悪い」ゴシゴシ

義妹「ん……はぁ」

兄「……白いし、すべすべだな」

義妹「え……肌、ですか?」

兄「ああ。……やっぱり、綺麗だ」ピタ

義妹「あっ……さ、触ったら、駄目です」

兄「どうして?」

義妹「だって、洗わないと……んんっ」ビク

兄「……さっきはよくもやってくれたな」モミ

義妹「なっ……にいさ、んっ!」

兄「仕返しって奴だ」モミモミ

義妹「んぁ……んっ……」

兄「小さいって言ってたけど……十分ある方じゃないか?」

義妹「そう、ですか……?」

兄「ああ」クニッ

義妹「んやっ!」ビクンッ

兄「感度もいいし」クニクニ

義妹「だ、から……乳首は、弱いって……!」ビクビク

兄「可愛いなぁ」ムニムニ

義妹「――ッ!!」ビクンッ!

兄「ん。……あれ?」

兄「……イッたのか?」

義妹「はぁ……はぁ……」ガバッ

兄「うおっ!?」ドサッ

義妹「兄さん……私……もう……」ギュウウ

兄「お、おい、義妹……むぐ」プチュ

義妹「はぁ……ん……兄さん……兄さん……」チュウ チュウウ

兄「はっ、あっ……ま、て……ゴム、してない……!」

義妹「……大丈夫です……今日、安全日だから……」

兄「それは全く安心できないんだって……う、ああっ!」ビクッ

義妹「あ……んっ!」ズニュッ

義妹「あぁ……入りましたよ、兄さん……見えますか……?」

兄「お前……っ」ビクッビクッ

兄(駄目だ……完全にスイッチが)

義妹「動きますね……? ん……んん……!」ズチュズチュ

兄「はぁっ……やば……!」ビクッ

義妹「あっ……あっ……兄さんっ……兄さんっ!」ズチュッ! ズチュッ!

兄「んな激しく……動いたら……っ!」ビクビクッ

義妹「出してっ……! 兄さんのいっぱい……! 全部、全部私が……受け止めますから……!」キュウウウ

兄「駄目だ――もうっ!」ビクンッ!

義妹「はぁあ……っ!!」ドクッドクッ

兄「……はぁ……はぁ……」

義妹「ん……はぁ……兄さん……」ギュー

義妹「素敵でした……お腹の中……兄さんでいっぱいです……」

兄「……お前、ね」

義妹「はい……?」

ベチッ

義妹「いっ……痛っ……!」

兄「やりすぎだ、馬鹿……子供出来たらどうするんだよ」

義妹「そ、その時は……私が、責任持って」

ベチッ

義妹「あうっ」

兄「女のお前がどうやって責任持つんだ、全く」

――湯船

義妹「……反省します」

兄「はい。俺も反省」

義妹「……変なスイッチが、入ってたみたいです」

兄「だな。やっぱりお前、あれだ」

義妹「……なんですか?」

兄「むっつり」

義妹「な……!」カァア

兄「淫乱だと流石に可哀想だしな」

義妹「あ、あんまり変わりませんよぅ……」

兄「……まぁ、なんだ」

義妹「……はい」

兄「もう、やっちまったもんはしょうがない」

義妹「……はい」

兄「これからは気をつけるように。俺も、スイッチに極力触れないよう努力する」

義妹「これから……その……えっちを、するのは……?」

兄「……ゴムを必ずつけるなら、許す。……俺もしたい」

義妹「分かりました……ふふ。風呂場にゴムを持ち込めば」

兄「それは駄目だ」

義妹「……ね、兄さん」

兄「うん?」

義妹「そっちによっても……いいですか?」

兄「……もう勃たないぞ」

義妹「……傍にいるだけで、いいですから」

兄「……分かった」

義妹「……ありがとうございます」スイスイ

義妹「……ん」ギュッ

兄「……」ギュウ

義妹「……私。今日のことは忘れません」

兄「俺もだ。忘れようにも……忘れられないだろうな」

義妹「……兄さん」スッ

兄「ん」

チュッ

終わり

いやぁ眠気は強敵でしたね……
全体的に手抜きっぽくなってすまんね!
またネタが浮かんだらスレ立てるよ! この二人は無さそうだけど!

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