憧「ホ別3万、その他オプションは応相談でどう?」(130)

京太郎「お金ないんでやめときます」

憧「あ、はい」

カン

荒稼ぎして穏乃に貢いでる

初瀬「じゃあはい、これ」

憧「どうも~」

初瀬「それにしても、最初あこに声かけられた時はびっくりしたよ」

憧「でも初瀬だって最初はびっくりしてたのに、すぐホイホイついてきたじゃん」

初瀬「だって、それは……///」

憧「まぁいいや、また今度よろしくね!」

憧「できれば他の娘とかも紹介してくれると嬉しいかな」

憧「じゃあねー」

初瀬「あ、あこ、ちょっと!」

憧(これで8万……まだまだ足りないよ……)

憧(そもそも、100万貯まるまで続けられるのかな……)

憧(ううん、迷っちゃダメ)

憧(このまましずを放ってなんて置けない)

憧(もっとペースを上げないと)

憧(できればそう……大口の客を掴んで……)

憧「……」ピピッ

憧「あ、もしもし、ハルエ?」

憧「じつはちょっと紹介して欲しい人が……」

~10日前~

憧(なんか最近、しずが付き合い悪いなー)

憧(全国前でナーバスになってるのかも……)

憧(どうにかして何時もの元気なしずに戻って欲しいな……)

憧「ん?あれは……」

憧(しず……と、玄?)

憧(あんな林の中に、何しに行くんだろ?)

憧(ちょっと、ついて行ってみよ)

憧(ここからなら見つからないか……)

憧(でもどうしよ、声かけたほうがいいかな……)

憧(…………もうちょっと覗いてみよ)

玄「じゃあ、しずちゃん」

穏乃「は、はい……」ジー

玄「うんうん、ちゃんとジャージ1枚だけで来たみたいだね!」

玄「いいつけを守れる子は大好きだよ!」

穏乃「ううっ……」

憧(!……なにっ、あれっ!)

憧(ジャージの下……素っ裸じゃない!)

憧(いつもホットパンツとTシャツ着てるハズなのに……)

憧(何がどーなってるの!?)

玄「んー、今日はどうしよっか」

玄「最近ただのエッチがマンネリ化してきたし……」

玄「あ、そーだ!」ピコーン

玄「しずちゃん、今日は自分でしてみてよ!」

憧(はああぁぁぁぁぁぁ!?)

憧(ちょっと玄、何言ってるのアイツ!)

穏乃「自分でなんて……そんなの……」

玄「あれ? もう忘れちゃったのかなー?」

玄「ま、別に私は法に則って行動してもいいんだけどね」

穏乃「……っ、ご、ごめんなさい!」

穏乃「ちゃんとする……しますからそれだけは……」

玄「うん、じゃあ早速態度で示してもらいたいな」

穏乃「うぅ……」

憧(って、なにしずもおっぱじめちゃってるのよ!?)

憧(玄の言うことなんて聞かなくても……)

憧(あ……まず両手で乳首いじるんだ……)

憧(って、違う違う違う!)

憧(ど、どうしよう、どうしたらいいの!?)

穏乃「はぁ……はぁっ……」クリクリ

玄「ふぅーむ、なるほどなるほど、なるほどー」

玄「しずちゃんはいっつもおっぱいを弄ってるから、敏感だったんだね!」

穏乃「あ、あぁうう……」クニクニ

玄「うーん、いい感じだよ!」

玄「そうだ! 今度ビデオカメラ持ってきて、しずちゃんがイクまで撮っててあげるよ」

穏乃「い、いやっ! それは!」

玄「あれ、今『イヤ』って聞こえたきがするのは気のせいかなぁ?」

穏乃「ち、違い……ます…」

穏乃「その……ありがとう、ございます……」

玄「そうだよね、変態さんのしずちゃんは、カメラを向けられるだけで濡れちゃうんだもんね」

玄「ウレシイに決まってるよ、うん!」

玄「あ、ほらほら、手が止まってるよ」

穏乃「うあぁ……あ、はぁ……くぅ」クリクリビクンッ

憧(しず……)ハァハァ

憧(あ、やば、あたし……濡れてる)クチュ

憧(ああ、しず…じす……)クチュクチュ

穏乃「ああ……ああぁう…」クリクリクチュクチュ

玄「おー、ノってきたノってきた」

玄「その調子だよ、しずちゃん」

穏乃「あ……あ、あ、ああ……」ビクビク

穏乃「ああっ、あぅぁ……」ガクガク

憧(ああ、ダメッ、しずぅ……)クチュクチュクチュ

玄「はーい、すとっぷ!」

憧(え!?)ビクッ

穏乃「ぅえ!? え?」

玄「夢中になってるしずちゃんも可愛いけど、とりあえずここで一旦中断だよ」

玄「はいそこ、手を動かさないように!」

穏乃「え……そんな…」ガクガク

玄「続きはウチでしてあげるから、ジャージの前を閉めてね?」

穏乃「うぅ……」ジー

玄「じゃ、行こっか」

玄「あ、そうだ」

玄「帰りにかき氷でも食べてこーよ」

玄「しずちゃんも汗かいちゃったでしょ?」

穏乃「……それよりも、その、早く帰って続きを……」ボソッ

玄「ん~?」

穏乃「っ! た、食べたいです……かき氷」

玄「よーし、じゃあ行こっか」

玄「あ、家に着くまで敬語は使っちゃダメだよ?」

今日試験

眠い

お休み

なんでまだ残ってるんだ(驚愕)

再開できるのは昼過ぎになる

いや俺のはもう完結してるだろ

憧「……」ハァハァ

憧「なん……だったの、あれ」

憧「穏乃が……玄に……」

憧「……確かめなきゃ」


*************************


憧「ねぇ、玄」

玄「うん? 何かなあこちゃん」

憧「ちょっと話があるんだけど、いい?」

玄「良いけど、ここじゃ話せないこと?」

憧「うん……」

玄「……わかったよ、じゃあ場所移そうか」

玄「で、何かあったの?」

憧「……何があったもなにも」

憧「どうして!?」

玄「え?」

憧「どうしてしずとあんなことしてたの!?」

玄「!」

玄「あぁ……なるほど、なるほど……」

玄「昨日のアレ、見ちゃったんだ」

憧「質問に答えてよ!」

憧「なんであんなことして……うぅん、穏乃にさせてたの!?」

玄「あー、あれは、なんと言ったら良いのやら」ウムム

憧「ふざけないでよ!」

玄「落ち着いてよ憧ちゃん、別にからかってるわけじゃなくて……」

玄「簡単に言うと、しずちゃんが壊してしまった物の弁償の代わりに、私の奴隷になってもらってるんだ」

憧「は……どれ…え?」

玄「あ、落ち着いてくれた? じゃあゆっくり話すね」

玄「この間しずちゃんがうちに遊びにきた怜、うちの旅館に代々伝わる花瓶を壊しちゃったんだ」

玄「それがとっても高価なものでね、青磁ってわかる?」

玄「うちの旅館が出来たばっかりの頃、お忍びで来た偉い人がうちのサービスに感動したみたいでね」

玄「『絆の証だ』って言って置いていったんだって」

玄「今はもう蔵にしまわれてたんだけど、しずちゃんがうっかりそれを壊しちゃって」

玄「まぁ本物かどうかはわからないんだけど、お客様から頂いた品には違いないから」

玄「どうしようか悩んだんだけど、しずちゃんが『なんでもするし、何年かかっても弁償するから秘密にしてくれ』って」

玄「仕方ないから、誠意を見せてもらうために私の奴隷になってもらうことにしたの」

憧「え……なにそれ……」

憧「い、いくら位するものなの……?」

玄「うーん、仮に本物だったらなんだけど」

玄「100万は下らないんじゃないかっておじいちゃんが言ってたなぁ」

憧「ひゃ、ひゃくまん……」

玄「まぁ本物かどうかわかんないけどね」

玄「お客様から頂いたものだって理由で大切にしてきたから、特に鑑定とかしてもらってないし」

玄「だから弁償とかは特にしてもらわないで、しずちゃんの躰だけで事を収めることにした……ってこと」

玄「わかってもらえたかな?」

憧「そんなの……おかしいよ……」

玄「だって、しずちゃんが言い出したんだよ? 『なんでもするから』って」

玄「それにずっとってわけじゃないし、すごく良心的な条件だと思うけどな」

憧「いつまで……しずは玄の……奴隷、なの?」

玄「一応、しずちゃんが卒業するまでってことになってるかな」

憧「卒業までって……! あと2年以上もあるじゃない!」

玄「そうだよ? それが?」

憧「いくらなんでも長すぎるよ!」

憧「そんなにあればバイトで100万ぐらい稼げるし……」

玄「ほんとに稼げるの?」

玄「学校行きながら勉強して、麻雀やって。この辺ってそんなにいいバイトないよ?」

玄「それを、毎日ちょっとの時間だけえっちなことすれば済むってことにしたんだよ?」

玄「しずちゃんも気持ちよくなれるし、別に損はしてないんじゃないかなぁ」

玄「あ、でもたまにちょっと酷いことしちゃったりするけどね」テヘッ

憧「……っ!」グッ

憧(しずが、毎日玄に……)

憧(そんなの……そんなの絶対に許せないっ……!)

憧「…………払う」

玄「え?」

憧「100万……誰かが払えばいいんでしょ……」

憧「私が払うって……言ってんの……!」

玄「……本気?」

憧「本気よ! 絶対玄の顔に札束叩きつけてやるんだから!」

玄「ふぅーん……そっか」

玄「払ってくれるって言うなら、別に何も文句ないよ」

玄「じゃあしずちゃんは、憧ちゃんが全額返済してくれるまで私の奴隷ってことで」

玄「期待してるから、頑張ってね!」

憧「言われなくても……」

玄「あっ、別に時間はかかっちゃってもいいんだけど」




玄「あんまり待たせると、しずちゃんが私無しじゃ生きられないカラダになってるかも……ね?」




憧「……っ! うるさい! 100万ぽっちすぐに稼いできてやるわよ!」

**************************

憧(とは言ったものの……)

憧(ほんとにこの辺って、時給のいいバイトがない……)

憧(どうしよ……)

憧(今日、しずと玄一緒に帰ってたよね……)

憧(こうしてる間にも、しずが玄に…………)

憧「うぅ…!」ブルブルッ

憧(どんな手段を使っても……少しでも早く、お金用意しなくちゃ……)

憧(でも、どうしたら……)

憧(私に出来ること……)

憧(…………しずみたいに、カラダで……?)

憧「無理っ! 絶対無理!」

憧「汚いおっさんに良いようにされるくらいなら……玄を殺して私も死ぬ…」

憧「…………あれ?」

憧(もしかしたら……オヤジ相手じゃなくても何とかなる…?)

憧(初瀬……そうだ、初瀬)

憧(あの子、たまに私のこと、なんか火照った顔で見てた……)

憧(どうしよう……連絡とってみようか?)

憧(しず以外に抱かれるなんて、嫌に決まってるし、同性でうまくいくかどうかわからないけど……)

憧(オヤジにヤられるより……)

*****************************

~そして現在~

咏「いやぁ、突然『指導して欲しい人がいる』って言われたからビックリさ」

咏「どうしてもって頼み込まれるもんだから旅行ついでに来てみたけど」

咏「まさか、ベッドの方の指導とはねぃ、知らんけど」ニヤニヤ

咏「しかも、こっちにお金払えって言うんだから、さらにビックリ」

憧「ワガママ言って申し訳ありません……」

憧「でも、このへんだとお客さんも少なくて……」

憧「いてもあんまり景気が良くない人ばっかり……」

憧「その点、三尋木プロなら、お金の心配もないですし……何より安心できますから」ニコッ

咏「あー、憧ちゃん、だっけ」

咏「私のことは、咏って呼ぶようにしないとダメだぜ?」

憧「はい……咏さん」

咏「んじゃあ、立ち話もなんだし、ヤることやりに行きますかー」フリフリ

憧(掴んだ……でっかいカモ!)

憧(この人を私に夢中にさせれば、100万なんてあっという間のはず……)

憧(待っててね……しず!)

************************

憧「ああぁ!……も、もうダメっ……許してぇ!」

咏「ほーらほら、まだこれ東場の3局だよ?」クチュクチュ

咏「こんなとこで値を上げるなんて、だらしのない子だねぃ」クチュクチュ

憧「こ、これ以上は……追加料金を……」

咏「うん? そんなに時間……って、やば、もう2時間たってる……」クチュクチュクリクリ

咏「ねぇ憧ちゃん、延長っていくら?」クチュクチュコリコリ

憧「え、えんちょ……うはっ……あぁ! 一時間っ……1万ですぅ」

咏「やっぱそんなもんか……じゃあ」

咏「10万プラスで払うわ」

憧「……ぁぇ?」

咏「いやぁ、思ったより具合がよくってねぃ、知らんけど」

咏「今まで抱いた娘の中で、間違いなく一番だよ?」

咏「ちょっとおねいさん、夢中になっちゃった♪」

憧「そ、そんな……無理ですよ……」

咏「知らん知らん、わっかんねー」

咏「はい、再開ー」グチュグチュ

憧「あああ! ムリッ、無理ですっ! 死んじゃう、ぁぁ……よぉお!」

咏「あはぁ、いいねいいね、その顔サイッコー」クチュクチュ

咏「あぁ、いい買い物したわコレ」グチュ

憧(1時間以上さんざん焦らされて、それが終わったら休まず連続でイかされて……)

憧(あと10時間なんて……壊れちゃうよぉ……)

憧(でも、これで、おかね…………)

憧(しずぅ……)

***************************


咏「ふぅ、さすがに完徹はしんどいわー、知らんけど」ツヤツヤ

咏「あ、じゃあ憧ちゃん、お金置いとくよ? ここの代金ももう一泊分払っとくから、好きなだけ寝てて良いし」

咏「初回で飛ばしちゃったんで、イロ付けておいたからねぃ、また近いうちによろしくー」ガチャ

憧「」グッタリ

憧(わたし、まだいきてる……?)

憧(ああ、起きてお金確認しなきゃ…)ムクリ

憧「……20万」

憧(すごい……さすがトップクラスのプロ)

憧(尋常じゃないくらい羽振りが良い……)

憧(これなら、100万なんてすぐに……)

憧(あぁ……でも)

憧「こんなの続けてたら……絶対死ぬ……」バタッ

憧(今28万、あと72万で目標金額……)

憧(三尋木プロ以外の人ともヤれば、夏前には終わるはず……)

憧(がんばれ……頑張るんだ……)クタッ

***************************


宥「ねぇ、最近憧ちゃん疲れてない……?」

憧「え?」

宥「バイト始めたみたいだけど、なんのお仕事してるの?」

憧「うん、ちょっと……家庭教師みたいな感じかな」

憧「やっぱり、相手の学力上げなきゃいけないプレッシャーがさ」

宥「そっかぁ、憧ちゃんお勉強得意だもんね」

宥「でも、あんまり無理しちゃダメだよ?」

憧「わかってるって、大丈夫」

憧(それにしても……)

穏乃「それロン! 8000だね!」

灼「やられた……」ガクッ

憧(しずが全然落ち込んでるように見えない……むしろ元気に見える)

憧(しずって、あそこまで演技うまかったっけ……)

憧(……いや、そんなこと気にしてる余裕はないんだ)

憧(明日また三尋木プロが来る……)

憧(ちょっと怖いけど、特殊なプレイをたくさんつけて、明日でまたガッポリ稼ぐ)

憧(正直しんどいけど、それに見合うリターンがある……)

憧(もうちょっとだけ我慢してね……しず……)

*********************

憧「なんだか久しぶりな気がするね」

初瀬「うん……そうだね…」

憧「どうしたの? これからヤるのに、なんか元気ないじゃん」

初瀬「そ、それがさ……」

娘1「あ、ほんとに新子さんだ」

娘2「ホントの話だったんだ……」

憧「え?」

憧「ね、ねぇ初瀬……この人たち、誰?」

初瀬「っごめんね、前に『他の娘も』って言われたから、ちょっと声かけたら、こんなに……」

憧(え、嘘でしょこれ? 5、6……7人もいるじゃないっ)ガクガク

初瀬「みんな、中学で憧に気があった娘たちでさ……」

初瀬「で、でも、お金はちゃんと人数分払うから心配しないで!」

憧「いや、ちょっとこれはそういう問題じゃ……」ブルブル

娘3「え、なに、ここまで来てドタキャンはなしだよ?」

娘4「大丈夫ですよ、新子さん。絶対に乱暴にはしませんから……」

憧「い、いや……来ないで」ガクブル

娘5「こういうシチュも……そそるね……」ジュル

娘6「じゃあ、イこっか?」

憧「いやっ、やめて、お願っ……んむぅ!?」

初瀬「ごめんね、でもあこがかわいすぎるのが悪いんだよ……」

***************************


憧(あれ……ここ……どこ……)

憧(あ、そっか)

憧(あれからそとでやられたあと……あとから来た3人にホテルに連れてかれて)

憧(あいつらは……帰ったのか)

憧(体中ベトベト……アソコがヒリヒリする)

憧(あぁ、そうだ…お金……)ゴソゴソ

憧「あれ……これ……」

憧(そっか……3万が10人で30万……)

憧(貯まったなぁ……)

憧(……30万?)

憧「!!」ガバッ

憧(76万貯まってるから……これで106万!)

憧「やった……やったよ、しずぅ……」

憧(これで、これでしずを……)

***********************


憧(これで100万返済して……6万余っちゃうな)

憧(そうだ、今度しずと一緒に買い物に行こう!)

憧(そこでしずに何か買ってあげるんだ!)

憧(えへへ……あ、そうだ)

憧(明日また三尋木プロが来る予定だったけど、もうする必要もないし、断っちゃおう)

憧(三尋木プロには悪いけど、これもビジネスだもんね)ピピッ

憧(あー、大変だったけど、これでやっとしずが玄から解放されるんだ……)

憧(そりゃ、花瓶壊したしずも悪いけど、やっぱり玄は許せない)

憧(全力で札束ビンタしてやる)

憧「って、あ……し、しず!」

穏乃「ん?……おぉ、憧じゃん」

憧「良かった、ちょうど会いたいと思ってたの!」

穏乃「え……うん、それは良かった、けど」

憧「……あ、あのねしず」

憧「もしかして、これから玄のとこ、行こうとしてた?」

穏乃「!?」

穏乃「あ、そうなんだよ」

穏乃「ちょっと、用事があってさ……」

穏乃「だからちょっと急いでて……もう行くから、また」

憧「待って!」

穏乃「え?」

憧「……もう、行かなくていいんだよ」

穏乃「どういう、こと?」

憧「しずの借金は、全部私が払うから」

憧「もう、しずが玄に躰を好きに指せる必要はないの」

穏乃「!?…………え、なんで、憧が……そのこと…」

憧「もう、玄の言うことなんて聞かなくていいんだよ」

憧「だから、しず……今日は一緒に帰ろ……ね?」

穏乃「ごめん、憧、それはできないや……」

憧「え……なんで?」

憧「あ、お金のことなら気にしないで! このために稼いだんだから、むしろ使ってもらわないと困るっていうか」

穏乃「違うんだよ……私……」




穏乃「玄さんのこと、好きだから」



憧「……は?」

穏乃「確かにきっかけは弁償の代わり……って感じだったけど」

穏乃「私、前から玄さんのことが好きだったんだ」

穏乃「だからいまの状況は、その、嫌じゃないどころか……嬉しいっていうか……」

憧(え、なにこれ、どういうこと、わけわかんない)

穏乃「そ、そういうわけだからさ! 憧は心配しないでね!」

穏乃「で、できればこのことは秘密にしてほしいなー、なんて」

穏乃「じゃ、じゃあね!」タッタッタッタ

憧「」

憧「……ウソ」

**********************


憧「……」トボトボ

憧(私……何のために頑張ってたんだろ)

憧(しずはもうとっくに、心も体も玄のもので……)

憧(それを勘違いして、一人で空回りして……)

憧「バカみたい……」

咏「ホントにねー」

憧「!?」バッ

咏「いよっ」フリフリ

憧「三尋木……プロ…?」

咏「あー! なんでいつもみたいに『咏さん』じゃないんだ?」

憧「……もう、しないってメールしたはず、ですけど」

咏「うん、そういうのが来てたね、知らんけど」

憧「だから、もうあなたとは……あなたとだけじゃなく、こういうことはしません」

咏「へぇ、用が済んだらそこでポイッってわけ?」

憧「もともとそう言う、ビジネスライクな関係だと思ってましたけど」

咏「ま、大抵はそうだよねぃ」

咏「でもさ、もし私が憧ちゃんと離れたくないって言ったら?」

憧「知りませんよ、ほかの娘をあたってください」

憧「私はもう、つかれました……」

咏「ふぅん」ピピピ

咏「コレ、なんだか分かるかい?」

憧「?」

憧「っ!?」


憧「こ、これっ!」

憧(この間やったSMの……!)

咏「ねー、これいくらくらいで売れると思う?」

憧「!」

憧「まさか……あんた……」ブルブル

咏「別に、言ってみただけだよ」

咏「ただ」

咏「憧ちゃんが、もしほんとに『終わり』にするって言うなら……わっかんねーけど」

憧「そ……んな」ガクッ

咏「ちゃんと今までどおり……それ以上払ってあげられるよ?」

咏「だからさ、憧ちゃん」

咏「これからも、よろしくね?」




前半戦 カンッ!

ちなみにここまでの流れは、総合スレでどっかの誰かが書きなぐった物そのまんま

ホント総合はネタの宝庫だぜ!

続きはまた今度

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