ほむら「まどかが夏風邪を引いたですって!」(115)

ほむら「というわけで看病にきたわ」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら「病気の時は心細いもの、私がしっかりついていてあげるわね」

まどか「うぇひひ、でもうつしちゃわないかな?」

ほむら「私にうつす事であなたが治るなら本望よ」

まどか「それは私がいやだよ……コホッコホッ」

ほむら「い、いま風邪薬を……」

まどか「あ、お薬なら飲んだから大丈夫だよ」

ほむら「そ、そう……」

ほむら「そうだわ、風邪に効くっていう事を色々ためしてみましょう」

まどか「え?」

ほむら「まどかが少しでも早く治るならそれに越したことはないわ」

まどか「あ、ありがとうほむらちゃん」

ほむら「えっと、確かネギを首に巻くとかあったわよね」

まどか「それって効果があるの?」

ほむら「わからないわ、でも先人の知恵と考えればきっと何かあるはずよ」

ほむら「これでよしっと」

まどか(ネギの匂いがすごくするよ……)

ほむら「そういえばネギをお尻に座薬のように入れても効果があるとか……」

まどか「そ、そんなの絶対おかしいよ!」

ほむら「で、でも本当に効果があるならまどかのためにも!」

まどか「それだけは絶対にダメだからね!」

ほむら「そう……」

まどか「あ、ごめんね、心配してくれてるのに」

ほむら「いえ、何もすることがないというのはいいことよ」

ほむら「薬とかおかゆとかもお父様がもうしているみたいだし」

ほむら「それだけまどかが回復に向かっているということなのだから」

まどか「でもお部屋で一人は心細かったからお話し相手になってくれるだけでもとっても嬉しいなって」

ほむら「私で良ければどんな話し相手にもなってみせるわ!」

ほむら「せめて濡れタオルぐらいは変えさせてもらうわね」

まどか「うん、ありがとう」

ほむら「これでどうかしら?」

まどか「ひんやりしてて気持ちいい」

ほむら「それはよかったわ」ナデナデ

ほむら(そういえば風邪には卵酒が効くんだっけ……)

ほむら「待っていてまどか」

まどか「え?」

ほむら「風邪によく聞くと有名な飲み物を作ってくるわ」

まどか「う、うん……」

まどか(病気の時の飲み物ってポカリスエットとかかな?)

まどか(粉タイプのものとかがあるからそれを作るってこと?)

ほむら「というわけでできたわ」

まどか「早かったねほむらちゃん」

ほむら(日本酒……まどかは未成年だけどお薬代わりだからいいわよね……)

ほむら「さ、飲んでみて」

まどか(なんだか黄色くてケーキの素みたいな感じ……甘いのかな?)

ほむら「もしかしたら飲みにくいかもしれないけどきっと風邪に効くはずだから!」

まどか「うん、ありがとうほむらちゃん」

まどか「ん……」

まどか(甘くない……これってなんだろう)

まどか(でもほむらちゃんがよく聞くって言ってたし……わざわざ作ってくれたんだもんね)ングング

ほむら(身体がぽかぽかして風邪に良いって聞いたけど……大丈夫よね)

まどか「……なんだかフワフワしてきた……」

ほむら「え?じゃ、じゃあ横に……」

まどか「うん……でもぽかぽかする……」

ほむら(効果があったってことかしら?)

まどか「……」ポケー

ほむら(顔が少し赤いけど大丈夫かしら……)

まどか「……暑い」ヌギ

ほむら「ちょ、ちょっとまどか、風邪なのに服を脱いじゃダメよ!」ガシ

まどか「あーつーいー」

ほむら(まどかはどうしてしまったというの!?)

まどか「……」ジィー

ほむら「どうしたのまどか?」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんちょっと添い寝してほしいなって」

ほむら「え、えぇ、私で良ければ」

ほむら(ま、まどかと添い寝!?)

まどか「うぇひひ、白くてすべすべの肌だよねほむらちゃんって」

まどか「うぇひひ」

ふにふに

ほむら「ちょ、ちょっとどこを触っているの!?」

まどか「ほむらちゃんを触ってるんだよ?」

ふにふに

ほむら「あ、ちょ、まどか、やめ」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんの肌がひんやりしてて気持ちいい」ギュゥ

ほむら(もしかしてまどかはお酒に酔ってるの?)

ほむら(あの詢子さんの娘であるまどかが卵酒で?)

まどか「……喉乾いた」

ほむら(チャンス!)

ほむら「なら水を持ってきてあげるわ」

まどか「うーん、いいよ、のどが渇いてもほむらちゃんがいるし」

ほむら(抜け出せなかった……あれ?私がいると喉が潤う?そんなわけないわよね……)

まどか「うぇひひ」ギュゥ

ほむら(嬉しいけど、酔っ払ってしまっているまどかを何とかしないと……)

ほむら(ただでさえ風邪なのにこんなに動いたら……)

ペロ

ほむら「ひゃん!」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんの汗で水分補給」

ほむら「え、塩分が多いし水分補給としては汗は……ってそうじゃなくて汗なんて汚いからやめなさい」

まどか「えーそんなことないのにー」

まどか「うぇひひ、じゃあこっち」

チュゥ

ほむら「!?」

まどか「うぇひひ、こっちは塩分なんてないよね」

チュッ

―――――
―――

まどか「ん、んーあれ?朝の6時?なんだかちょっと頭が痛いや」

まどか「でも風邪は治ってるのかな?喉も変な感じがしないし」

まどか「ほむらちゃんにが看病に来てくれてありがとうって言わなきゃ」

ほむら「くー……くー……」

まどか「え?なんで裸のほむらちゃんがいるの……」

まどか「ね、ねぇほむらちゃん起きて」ユサユサ

ほむら「ん……まどか、そこは飲み物が出る場所じゃ……」

まどか「飲み物?よくわからないけど起きてほむらちゃん」

ほむら「んん……あれ?まどかが……っ///」

まどか「え?ど、どうしちゃったのほむらちゃん」

【まどか☆マギカ】巴マミ×キュゥべえスレ3.5 【キュゥマミ】
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

ほむら「お、覚えてないの?」

まどか「うん、なんだかほむらちゃんの風邪薬を飲んでからよく覚えてないんだけど」

ほむら「そ、そう……ならいいわ、気にしないで」

まどか「で、でも……」

ほむら「何もなかったわ、だから気にしないで」

まどか「う、うん……」

ほむら「そ、それじゃあお泊りみたいになっちゃったけどかえ……クシュッ」

まどか「ほむらちゃん、もしかして風邪うつっちゃったの?」

ほむら「い、いえ、違うから気にしな……クシュッ」

まどか「ど、どうしよう、そうだ……ほむらちゃんが巻いてくれたこのネギをほむらちゃんに……」

SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
エーベルージュ
センチメンタルグラフティ2
Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
初恋ばれんたいん スペシャル
ファーランド サーガ1、2
MinDeaD BlooD 4
【シヴァンシミター】WOG【クリムゾンクルセイド】
アイドルマスターブレイク高木裕太郎

ほむら(全裸で首にネギを巻くってすごい変態みたいじゃない……)

まどか「あ、あと暖かくしないと……えっと、ほむらちゃんの服は……」キョロキョロ

まどか「あ、脱ぎ散らかしてある……それにタイツが破れちゃってる」

ほむら「その……あなたが眠った後で魔女に襲われたのよ」

まどか「そっか、それでタイツがぼろぼろに……」

ほむら(ある意味間違ってないわよね)

まどか「なんだか引き裂かれたみたいになってるね」

ほむら「えぇ、接近戦が得意な魔女だったのよ」

まどか「そんな大変だったのに看病に戻ってきてくれたの?」

ほむら「え?えぇ、まどかが心配だし……クシュッ」

ほむら(どこにも出かけてなんていないけど……)

まどか「ありがとうほむらちゃん」

ほむら「気にしないで」

まどか「ところでどうして裸になってたの?」

まどか「破けたタイツを脱ぐのはわかるけど……」

ほむら(魔女に脱がされたとはいえないわね)

ほむら「その……いまは乾いているけど濡れていたのよ」

ほむら「しっとりする程度だったから床が濡れることはなさそうだったけど気持ち悪いし」

まどか「そっか、ちゃんと乾いてるし着ないとね」

ほむら「えぇ」

まどか「あれ?でもほむらちゃんの下着がどこにもない……」

――――――――
まどか「うぇひひ、ほむらちゃんの下着は没収だよ」

ほむら「や、返してよまどかぁ」
――――――――

ほむら(まどかのポケットにあるとはいえない……)

ほむら「ないのならしょうがないわ……クシュ」

まどか「そ、そうだね、急いで服をきて暖かくしないと」

まどか「はい、これを着て」

ほむら「えぇ、ありがとう」

まどか「あと横になって、パパには言っておくから今日は私の家で安静にね?」

ほむら「ありがとう……」

まどか「おかゆとか作ってもらってくるね!」

まどか「あ、パパ、あのね、ほむらちゃんに私の風邪がうつっちゃったみたいで」

知久「え?あ、そ、そうかい……まぁそうだねうん」

まどか「?どうかしたの?」

知久「う、うん、おかゆを作っておくよ、ほむらちゃんに食べさせてあげなさい」

まどか「うん」

知久「あと……せめて今日はほむらちゃんが汗をかくようなことはさせないようにしてあげるんだよ」

まどか「?」

まどか「気分はどう?ほむらちゃん」

ほむら「えぇ、大丈夫よ、魔法少女だからこの程度どうってことはないわ」

ほむら「むしろここにいて迷惑になっていることのほうが心配よ」

まどか「迷惑なんかじゃないよ!」

ほむら「そう言ってもらえると気が楽だわ」

まどか「昨日だって看病に駆けつけてくれたりすごく嬉しかったもん」

まどか「そんないつも優しいほむらちゃんが……私は……」

まどか「うぇひひや、やっぱりなんでもないよ」

ほむら「そう」

まどか「ってほら、早く横になってほむらちゃん」

ほむら「えぇ」

ほむら(昨日襲われた時言ってたっけ)

――――――――
まどか「うぇひひ、いっつも優しくて格好良くてほむらちゃんの事が大好き」ギュゥ

ほむら「そ、そう言ってくれるのは嬉しいけど」

まどか「うぇひひ、友達としてじゃなくて本当に大好きだよ」

まどか「というわけで、ほむらちゃんをたべちゃえー」ギュゥ

ほむら「ってちょっと待ってまどか」
――――――――

ほむら(酔っぱらいの力には抵抗できないものね……)

まどか「あれ?ほむらちゃんすごく顔が真っ赤になっちゃってる……どうしよう、濡れタオル用意しないと」

ほむら(今日は存分にまどかに甘えようかな……)

眠くなるまでの暇つぶし終わり!
お酒は二十歳になってから
おやすみなさい

知久「まどか、おかゆができたよ」

まどか「あ、ありがとうパパ」

ほむら「ありがとうございます」

知久「……まどかのことをよろしく頼むよ」

ほむら「あ、はい……」

ほむら(ちょうど押し倒されてタイツを破かれたあたりで様子を見にきてたものね……)

まどか「パパったら昨日はそうだけど今日はお世話をするのは私なのに……」

まどか「ふーふー」

まどか「はいほむらちゃんあーん」

ほむら「あーん」

まどか「美味しい?」

ほむら「えぇ、とても美味しいわ」

ほむら「ところでまどか、食べ終わった後でよければ膝枕をして欲しいのだけど」

まどか「膝枕?いいよ」

ほむら「ふふっありがとう」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんも甘えたくなっちゃう時ぐらいあるもんね」

ほむら「えぇ、まどかに甘えたいのよ今日は」

ほむら(色々と奪われたしね)

まどか「はい、どうぞ」ポンポン

ほむら「ありがとう」ポス

まどか「うぇひひ」ナデナデ

まどか(あれ?ほむらちゃんの頭で潰されてポケットに違和感が感じる……)

まどか「ごめんね、ポケットに何か入ってたみたい、邪魔だから出しちゃうね」ゴソゴソ

ほむら(まどかのポケットの中……あ!)

まどか「……え?これってもしかしてほむらちゃんの……じゃ、じゃあもしかして」

ほむら「え、えっと……その……お酒に弱いのねまどか」

まどか「ご、ごめんねほむらちゃん、本当にごめんね」

ほむら「い、嫌じゃなかったから気にしないで///」

まどか「え?い、嫌じゃなかったって……」

ほむら「これ以上言わせないで、熱が上がっちゃうわ///」

まどか「うぇひひ///」

これで許してください!

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